JP2011007341A - プレート式熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のプレート2の積層体からなり、積層方向に隣り合う上記プレート2相互がロウ材によって接合されたプレート式熱交換器1であって、上記プレート2の外縁部に、上記積層体の積層方向に加えられた圧縮状態を保持すると共に該積層体を一体化し得る係合手段6を設けるようにしたものである。
【選択図】図1
Description
また、この発明に係るプレート式熱交換器の製造方法は、積層体を構成するプレートの外縁部に、該積層体を積層方向に圧縮したときに係合してその圧縮状態を保持すると共に該積層体を一体化する係合手段を設け、予め上記積層体を圧縮して上記係合手段を係合させた後、加熱炉でロウ付するようにしたものである。
また、この発明のプレート式熱交換器の製造方法によれば、予め積層体を圧縮して係合手段を係合させ、圧縮状態が保持された状態で一体化した後、加熱炉でロウ付するようにしたので、重りの重量を削減、ないしは不要にすることが出来る。また、加熱炉に対してより多くの積層体を収容できるので、生産性が向上するだけでなく製品1個当りの使用エネルギーを低減できる。さらに、重りの削減により被加熱物全体の熱容量が減少するので、昇温、冷却時間を短縮でき、生産性が向上する。
以下、本発明の実施の形態1によるプレート式熱交換器及びその製造方法について図1及び図2を参照して説明する。図において、プレート式熱交換器1は、プレス成形された複数のプレート2(2A、2B、・・・、2G)が積層され、積層方向に隣り合うプレート2相互がロウ付によって接合され一体化された積層体からなっている。図の最上部のプレート2A(積層方向に隣り合う一方のプレート)の外縁部には爪状のフック片からなる係合体3が下方に向かって突出され、その係合体3の先端部には、図の下側に隣り合うプレート2B(他方のプレート)と結合するための鉤状の係止部3aが内側に折り曲げられて形成されている。そして、プレート2B側には上記係合体3の係止部3aを係止するための台形状の切り起しからなる係合部4が外方に突出するように設けられている。
次に、この発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器及びその製造方法について、図3を参照して説明する。なお、各図を通じて同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図において、各プレート2(2A〜2H)の外縁部には積層方向に交差する方向の鍔状部7が形成されており、係合器5(5A、5B、・・・、5G)を構成する係合体3は、例えば上から2番目の一方のプレート2Bの鍔状部7から、その上側の他方のプレート2Aの鍔状部7の方向に伸びるように切り起された台形状で、その上辺に爪状の係止部3aが内向きに突出されている。そして、係止部3aを係止する係合部4は他方のプレート2Aの鍔状部7に形成された凹部上面によって構成されている。なお、図3では係合器5が図の右手前側の辺のみに図示されているが、周囲四辺に適宜配設できることは勿論である。その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
Claims (8)
- 複数のプレートの積層体からなり、積層方向に隣り合う上記プレート相互がロウ材によって接合されたプレート式熱交換器であって、上記プレートの外縁部に、上記積層体の積層方向に加えられた圧縮状態を保持すると共に該積層体を一体化し得る係合手段が設けられていることを特徴とするプレート式熱交換器。
- 上記係合手段は、積層方向に隣り合う一方の上記プレートの外縁部に突設され、その先端部に鉤状の係止部が設けられた係合体と、他方のプレートの外縁部に設けられ上記積層体に対する積層方向への加圧状態で上記係止部に係合する係合部とからなる係合器が、上記積層体の周方向及び積層方向にそれぞれ複数配設されたものからなることを特徴とする請求項1記載のプレート式熱交換器。
- 上記係合体は、爪状のフック片からなり、上記係合部は上記プレートの外縁部に突出形成された切り起しからなることを特徴とする請求項2記載のプレート式熱交換器。
- 上記プレートの外縁部に上記積層方向に交差する方向の鍔状部が形成され、上記係合体は、上記一方のプレートの鍔状部から上記他方のプレートの鍔状部の方向に伸びるように切り起された台形状で、その上辺に爪状の係止部が形成されてなり、上記係合部は上記他方の鍔状部に形成されていることを特徴とする請求項2記載のプレート式熱交換器。
- 上記プレートの外縁部に上記係合体と、上記係合部が所定間隔で交互に設けられ、積層方向に隣り合う一方の上記プレートと他方の上記プレートで、上記係合体と上記係合部の設置位置が逆に設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載のプレート式熱交換器。
- 積層体を構成するプレートの外縁部に、該積層体を積層方向に圧縮したときに係合してその圧縮状態を保持すると共に該積層体を一体化する係合手段を設け、予め上記積層体を圧縮して上記係合手段を係合させた後、加熱炉でロウ付することを特徴とするプレート式熱交換器の製造方法。
- 上記係合手段は、上記積層体の積層方向に隣り合う一方のプレートの外縁部に設けられた係合体と、他方のプレートの外縁部に設けられ上記積層体に対する積層方向への加圧状態で上記係合体に係合する係合部とからなる係合器を、上記積層体の外周部に複数配設したものであることを特徴とする請求項6記載のプレート式熱交換器の製造方法。
- 上記プレートと、ロウ材を交互に積層して上記積層体を得た後、積層方向に加圧し上記係合手段を係合させることを特徴とする請求項6または請求項7記載のプレート式熱交換器の製造方法。
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Cited By (3)
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2009
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