JP2011005176A - 耳介装着具及び生体信号測定装置 - Google Patents

耳介装着具及び生体信号測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、感度を向上する。
【解決手段】本発明は、耳介の付け根に沿って形成された支持板2の末端部分に基準電極3が設けられ、耳ポケットに保持可能な構造とされる検出電極6が設けられようにしたこれにより、検出電極6と該耳ポケットの表面との接触面積を確保しつつ、骨に対向する表面に当接されるので、ある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は耳介装着具及び生体信号測定装置に関し、例えば生体内におけて生じ伝わる波動を電気信号として取得する分野などに適応して好適なものである。
従来、脳波等の生体信号を取得する装置は、多数の電極が設けられたヘッドギア等を被験者に装着させることにより、該被験者の頭部に多数の電極を接触させ、該多数の電極から生体信号としての電気信号を取得するものがある。
このような装置では、多数の電極を頭皮に接触するように装着させなくてはならず煩雑な作業を強いるばかりでなく、多数の電極を装着した状態で長時間拘束させるため、被験者に不快感を与えるなどの負担を強いることになる。
そこで、外耳道に挿入されるスプリング状の電極を用いて脳波等を取りだす外耳道電極ユニットが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−67911公報
ところで上述した外耳道電極ユニットは、外耳道に挿入されるものであるため、該外耳道の内径よりも小さい範囲に位置するよう設計される。従って、スプリング状の電極を外耳道に挿入した場合、スプリング状の電極と外耳道の内面との間には隙間が形成され、該隙間が生体内に伝わる波動を電気信号として取り出す際の感度を極端に悪くする要因となってしまう。
また外耳道の奥の方には神経が集中しており、外耳道に挿入する電極では、例えば睡眠時における寝返りの際に枕との接触で奥の方まで入ってしまうことが想定し得る。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上し得る耳介装着具及び生体信号測定装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、耳介装着具であって、耳朶に配される基準電極と、耳介周辺の骨に対向する表面に配される検出電極と、基準電極及び検出電極を支持する支持体とを有する。
また本発明は、生体信号測定装置であって、耳朶に配される基準電極と、耳介周辺の骨に対向する表面に配される検出電極と、基準電極及び検出電極を支持する支持体とを有する耳介装着具と、基準電極と、検出電極との電位差を生体信号として増幅するアンプとを有する。
これにより、耳介装着具が装着者の耳介に装着される際、基準電極が耳朶に配され、検出電極が耳介周辺の骨に対向する表面に配されるので、装着者に伝わる波動を、空気層を介することなく直に生体信号として取得することが可能となり、また耳介周辺の骨に対向する表面に検出電極が配されるので安全性も確保することができる。
以上のように本発明によれば、耳介装着具が装着者の耳介に装着される際、基準電極が耳朶に配され、検出電極が耳介周辺の骨に対向する表面に配されるので、装着者に伝わる波動を、空気層を介することなく直に生体信号として取得することが可能となり、またまた耳介周辺の骨に対向する表面に検出電極が配されるので安全性も確保することができ、かくしてある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上し得る耳介装着具及び生体信号測定装置を実現できる。
第1の実施の形態における生体信号測定装置の構成を示す略線図である。 基準電極の構成を示す略線図である。 ぜんまいばねロッドの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態における生体信号測定装置の装着状態を示す略線図である。 第1の実施の形態における信号処理部の回路構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における生体信号測定装置の構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における生体信号測定装置の装着状態を示す略線図である。 第2の実施の形態における信号処理部の回路構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における脳波測定結果を示す略線図である。 第3の実施の形態における生体信号測定装置の構成を示す略線図である。 第3の実施の形態における信号処理部の回路構成を示す略線図である。 第3の実施の形態における脳波測定結果を示す略線図である。 他の実施の形態における生体信号測定装置(1)の構成を示す略線図である。 他の実施の形態における生体信号測定装置(2)の構成を示す略線図である。 他の実施の形態における生体信号測定装置(3)の構成を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序とする。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
4.他の実施の形態
<1.第1の実施の形態>
[1−1.生体信号測定装置の構成]
図1(A)及び(B)に示すように、第1の実施の形態における生体信号測定装置1は、耳介の付け根に沿って配される支持板2、耳朶に装着される基準電極3、コネクタ4、耳介に引っ掛け可能なぜんまいばねロッド5及び検出電極6によって構成される。
支持板2は、例えばプラスチック材でなり、耳介の付け根に沿って配されるよう弓状に形成される。この支持板2は、生体信号測定装置1が耳介に装着された場合、末端部分が耳朶近傍に位置するように形成される。
支持板2の末端部分の表面2A側には、基準電極3が取り付けられる。この基準電極3は、例えば金属材の導電体でなり、図2に示すように、支持板2の末端部分とクリップ3Bの一端部分とが鋲3Cで固定される。
基準電極3には、クリップ3Bの他端側に設けられた連結部3Dを介して電極板3Aが設けられる。この電極板3Aは、耳朶と同程度の表面積のコイン形状でなり、支持板2に対して連結部3Dを支点として離間する方向又は接近する方向へ回転可能に連結される。
一方、支持板2(図1)の先端部分には、コネクタ4を介してぜんまいばねロッド5、及び例えば導電性のプラスチックでなる検出電極6からなる検出ユニット7が取り付けられおり、該検出ユニット7は、支持板2に対して脱着自在である。
ぜんまいばねロッド5は、図3に示すように、信号線5A、シールド5B、線状ばね5Cを例えばゴム等の弾性材でなるチューブ5Dが覆うように構成される。信号線5Aは、一端に検出電極6が接続され、他端にコネクタ4が接続される。
シールド5Bは、信号線5Aを覆うように網目状に形成された金属材でなり、外部から進入する電波等のノイズを信号線5Aから遮蔽する。このシールド5Bは、一端がコネクタ4に接続され、該コネクタ4を介して接地される。
線状ばね5Cは、例えば円弧状に形成されており、ぜんまいばねロッド5全体をその形状に合わせて該円弧状に形成させる。また線状ばね5Cは、所定の力が加えられた場合、元の形状に戻ろうとする付勢力を生じる。
このようにぜんまいばねロッド5は、コネクタ4と検出電極6とを信号線5Aを介して接続し、シールド5Bにより外部からのノイズを遮蔽すると共に、線状ばね5Cにより外部からの力に対してその形状を維持し続けるような付勢力を生じさせる。
検出電極6は、例えばその先端が丸い略円錐形状でなり、耳介の耳輪脚と下対輪脚との間の窪み部分(以下、これを耳ポケットとも呼ぶ)にその先端が嵌り、また先端が耳ポケットに嵌められた際に錐面が耳ポケットの表面に当接する程度に形成される。
支持板2の内部には、信号処理部(図示せず)が搭載され、該信号処理部には、基準電極3と、コネクタ4及び信号線5Aを介して検出電極6とが接続される。
ところで、生体信号測定装置1が装着者の耳介に装着される際、まず、支持板2に対して検出電極6が離れるようにぜんまいばねロッド5が伸ばされる。そして支持板2の末端部分が耳朶付近に位置するように該支持板2が耳介の付け根に当接されると共に、ぜんまいばねロッド5が船状窩と対向する付け根部分(上側付け根)に当接される。
続いて基準電極3が電極板3Aとクリップ3B及び鋲3Cとで耳朶を挟むようにして固定される。このとき電極板3A、クリップ3B及び鋲3Cが耳朶と接触するように固定されるので、該電極板3A、クリップ3B及び鋲3Cが電極として機能するようになされている。なお、電極板3Aは、耳朶程度の大きさのコイン形状であるため、装着者に対して耳朶に挟むときには持ちやすくさせることができるようになされている。
一方、検出電極6は、その先端が耳ポケットに当接される位置に嵌るように配置される。検出電極6が耳ポケットに配された際、ぜんまいばねロッド5は、付勢力により支持板2を耳介の付け根に押し付ける。
このようにして生体信号測定装置1は、図4(A)に示すように、基準電極3が耳朶に固定され、またぜんまいばねロッド5が上側付け根に当接され、さらに検出電極6が耳ポケットに嵌るように固定されるので、これら3点支持により装着者の耳に固定される。
また生体信号測定装置1は、装着者の耳介に装着された際に支持板2と検出電極6とが近づく方向に付勢力が生じるようにぜんまいばねロッド5が形成されている。そのため生体信号測定装置1は、装着者の耳介に装着された際、ぜんまいばねロッド5の付勢力で支持板2を耳介付け根に押し付けるように固定されるので、装着者の耳から外れることを防止することができる。
さらに生体信号測定装置1は、ぜんまいばねロッド5が変形することにより、装着者に対して容易に脱着させることができると共に、複数の装着者における耳介形状の個人差による耳ポケットの位置の差にも対応することができる。
ところで生体信号測定装置1は、検出電極6を耳ポケットに固定させるだけでなく、ぜんまいばねロッド5を変形させることにより、図4(B)に示すように、検出電極6を外耳道に挿入させ得るようになされている。この場合も生体信号測定装置1は、ぜんまいばねロッド5の付勢力で支持板2を耳介付け根に押し付けるように固定されるので、装着者の耳介から外れることを防止することができる。
[1−2.信号処理部の構成]
図5において、支持板2に設けられた信号処理部30の構成を示す。この信号処理部30は、差動アンプ31、フィルタ32、A/D(Analog/Digital)変換部33、解析部34、メモリ35及び通信部36を含む構成とされる。
信号処理部30は、これら各部31〜36に対して、例えば支持板2に設けられる操作部から測定開始命令を受けた場合には電池等の電源電圧を供給し、該操作部から測定停止命令を受けた場合には電源電圧の供給を遮断するようになされている。
差動アンプ31は、支持板2の末端部分に設けられた基準電極3と、コネクタ4、信号線5Aを介して接続される検出電極6との電位差を生体信号として増幅し、該増幅した生体信号をフィルタ32に与える。
フィルタ32には、測定対象とすべき周波数帯域が設定される。フィルタ32は、設定される周波数帯域以外の信号成分を除去し、該除去した生体信号をA/D変換部33に与える。
この実施の形態では、測定対象とすべき周波数帯域は脳波に対応する周波数帯域とされ、該脳波に対応する周波数帯域以外の信号成分が除去された生体信号(以下、これを脳波信号とも呼ぶ)がA/D変換部33に与えられる。
ちなみに脳波に対応する周波数帯域には、デルタ波(1〜3[Hz])、シータ波(4〜7[Hz])、アルファ波(8〜13[Hz])、ベータ波(14〜30[Hz])、ガンマ波(31〜64[Hz])、オメガ波(65〜128[Hz])、ロー波(129〜512[Hz])、シグマ波(513〜1024[Hz])があるが、これら一部又は全部が測定対象とすべき周波数帯域として、所定の操作部で変更可能に設定される。
A/D変換部33は、脳波信号をディジタルデータ(以下、これを脳波データとも呼ぶ)に変換し、該脳波データを解析部34に与える。
解析部34は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びCPUのワークメモリであるRAM(Random Access Memory)を含む構成とされる。このROMには、解析処理を実行させるプログラムなどが記憶される。
解析部34は、測定の開始命令を受けた場合、ROMに格納されるプログラムをRAMに展開し、該プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされており、A/D変換部33から与えられる脳波データをメモリ35に記憶する。
また解析部34は、A/D変換部33から与えられる脳波データに基づいて、ノンレム睡眠又はレム睡眠のステージを判定し、その判定結果を脳波データに関連付けるようになされている。
なお、ステージの判定は、例えば、単位時間当たりのデルタ波、シータ波又はアルファ波などの出現率や、所定の出現率が持続する期間などを要素として判定される。
通信部36は、例えば無線通信により、解析部34から与えられる脳波データやメモリ35に記憶された脳波データを操作部からの命令に応じて、所定の外部機器に送信し得るようになされている。
[1−3.動作及び効果]
以上の構成において、生体信号測定装置1は、耳介の付け根に沿って形成された支持板2の末端部分に基準電極3が設けられる。また生体信号測定装置1は、柔軟性を有する線状の部材でなるぜんまいばねロッド5を介して支持板2と連結され、かつ耳ポケットに保持可能な構造とされる検出電極6が設けられる。
そして生体信号測定装置1は、装着者の耳介に装着された際、基準電極3が耳朶に配され、検出電極6が耳ポケットに嵌るようにして当接されて固定されるので、接触面積が確保されて一定の測定感度を維持することができる。これにより生体信号測定装置1は、装着者に伝わる波動を、空気層を介することなく直に生体信号として取得することが可能である。
また検出電極6は、側頭骨と対向した耳ポケットと当接するようにして固定されているので、例えば睡眠時における寝返りの際に枕と接触した場合においても、装着者に対してほとんど痛みなどを与えることなく、より安全性を向上することができる。
また生体信号測定装置1は、従来のような外耳道電極ユニットと比較して、検出電極6が外耳道を塞ぐことがないので、装着させている間に音が聞こえ難いといった不便を強いることなく、装着者にとって快適な装着感を提供することができる。
さらに生体信号測定装置1は、側頭骨と対向し、また筋肉がほとんどない耳介の耳輪脚と下対輪脚との間の窪みである耳ポケットの表面に検出電極6を配させるようにした。これにより生体信号測定装置1は、検出電極6により脳波を測定する場合、筋電位の影響をほとんど受けることがないので、精度よく脳波を測定することができる。
さらに生体信号測定装置1は、検出電極6が耳ポケットの表面に当接する程度に形成されているので、検出電極6が装着された際、該耳ポケットの表面との接触面積を大きくすることができるので、より測定感度を向上することができる。
また生体信号測定装置1は、睡眠時に枕との接触を減らすことができ、睡眠の阻害の程度を大幅に緩和することができる。
以上の構成によれば、耳介の付け根に沿って形成された支持板2の末端部分に基準電極3が設けられ、耳ポケットに保持可能な構造とされる検出電極6が設けられるようにした。これにより生体信号測定装置1は、検出電極6と耳ポケットの表面との接触面積を確保しつつ、骨に対向する表面に当接されるので、ある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上することができる。
<2.第2の実施の形態>
[2−1.生体信号測定装置の構成]
図6(A)、(B)及び(C)に示すように、第2の実施の形態における生体信号測定装置51は、支持板52、基準電極53、第1検出電極54、第2検出電極55、上フック部56及び下フック部57によって構成される。
支持板2は、例えばプラスチック材でなり、耳介の付け根に沿って配されるよう弓状に形成される。この支持板2は、生体信号測定装置51が耳介に装着された場合、耳介の上側付け根と髪の生え際との間から該耳介の付け根に沿って乳様突起と対向する位置までの長さ程度に形成される。
支持板52の末端部分は、例えばビニールにより覆われた信号線53Eを介して基準電極53が設けられる。この基準電極53は、例えば金属材の導電体でなり、第1の実施の形態における基準電極3の電極板3A、クリップ3B及び連結部3Dと同様の形状でなる電極板53A、クリップ53B及び連結部53Dにより構成される。
支持板52の当接面52Aには、生体信号測定装置51が耳介に装着された際に装着者の乳様突起と対向する表面(以下、これを乳様突起対向面とも呼ぶ)と当接する位置に第1検出電極54が設けられる。
また支持板52の当接面52Aには、生体信号測定装置51が耳介に装着された際に、耳介の上側付け根と髪の生え際との間から乳様突起対向面の上方までの表面(以下、これを耳上面とも呼ぶ)と当接する位置に第2検出電極55が設けられる。
さらに支持板52には、生体信号測定装置51が耳介に装着された際の耳介側の先端部分に、例えば金属材の針金をゴム等の弾性体で覆うように形成された上フック部56が設けられる。
上フック部56は、屈曲点56A及び56Bで折り曲げられた略「Z」字状に形成される。屈曲点56Aは、耳介の上側付け根に沿うように曲げられる。また上フック部56の屈曲点56A及び56B間は、支持板52の長さ方向に沿い、生体信号測定装置51が耳介に装着された際に屈曲点56Bが三角窩と耳甲介との間に位置する長さ程度に形成される。
一方、支持板52には、生体信号測定装置51が耳介に装着された際の耳介側の末端部分に、例えば金属材の針金をゴム等の弾性体で覆うように形成された下フック部57が設けられる。
下フック部57は、屈曲点57A及び57Bで折り曲げられた略「Z」字状に形成される。下フック部57における支持板52との接着部分から屈曲点57Aまでの部分は、生体信号測定装置51が耳介に装着された際に屈曲点57Aが耳朶の下方に位置する長さ程度に形成される。屈曲点57Aは、耳介の下側付け根に沿うように曲げられて形成される。
下フック部57の屈曲点57A及び57B間は、支持板52の長さ方向に沿い、生体信号測定装置51が耳介に装着された際に屈曲点57Bが耳甲介に位置する長さ程度に形成される。
さらに上フック部56及び下フック部57は、支持板52の背面52Bから当接面52Aへ向かう方向(図5(C)のA方向)に若干湾曲して形成される。
支持板52の内部には、信号処理部(図示せず)が搭載され、該信号処理部には、基準電極53、第1検出電極54及び第2検出電極55が接続される。
ところで、生体信号測定装置51が装着者の耳に装着される際、まず、上フック部56及び下フック部57が互いに離れるように引っ張られる。そして支持板52が耳介の付け根に位置し、上フック部56の屈曲点56Aが耳介の上側付け根に位置し、さらに下フック部57の屈曲点57Aが耳朶下方に位置するように移動される。
続いて上フック部56の屈曲点56Bが三角窩と耳甲介との間に当接されるように配置され、下フック部57の屈曲点57Bが耳甲介に当接されるように配置される。
このとき上フック部56は、屈曲点56Bを支点として、上フック部56が元の形状に戻ろうとする力により支持板52を引き付ける。また下フック部57は、屈曲点57Bを支点として、下フック部57が元の形状に戻ろうとする力により支持板52を引き付ける。
従って支持板52は、図7に示すように、上フック部56及び下フック部57により耳介方向に引っ張られることにより、第1検出電極54及び第2検出電極55がそれぞれ乳様突起対向面及び耳上面に一定の押し付ける力で当接されるようにして固定される。
続いて基準電極53の電極板53Aとクリップ53Bとで耳朶を挟むようにして固定される。このとき電極板53A及びクリップ53Bが耳朶と接触するように固定されるので、該電極板53A及びクリップ53Bが電極として機能するようになされている。なお、電極板53Aは、耳朶程度の大きさのコイン形状であるため、装着者に対して耳朶に挟むときには持ちやすくさせることができるようになされている。
このようにして装着された生体信号測定装置51は、上フック部56の屈曲点56Bが三角窩と耳甲介との間に当接され、また下フック部57の屈曲点57Bが耳甲介に当接され、さらに支持板52が耳介の付け根に当接されて固定される。
また生体信号測定装置51は、上フック部56及び下フック部57が元の形状に戻ろうとする力により支持板52を耳介に押し付けるように固定されるので、装着者の耳から外れることを防止することができる。
さらに生体信号測定装置51は、上フック部56及び下フック部57が変形することにより、装着者に対して容易に脱着させることができる。また生体信号測定装置51は、上フック部56及び下フック部57が屈曲点56B及び57Bで屈曲されているので、該屈曲点56B及び57Bが設けられていない場合と比してより安全でかつ装着者により痛みを与えないようになされている。
[2−2.支持板に設けられた信号処理部の構成]
図8において、支持板52に設けられた信号処理部60の構成を示す。この信号処理部60は、差動アンプ61、フィルタ62、A/D変換部63、解析部64、メモリ65及び通信部66を含む構成とされる。
信号処理部60は、これら各部61〜66に対して、例えば支持板52の表面に設けられる操作部から測定開始命令を受けた場合には電池等の電源電圧を供給し、該操作部から測定停止命令を受けた場合には電源電圧の供給を遮断するようになされている。
差動アンプ61は、基準電極53と、第1検出電極54及び第2検出電極55との電位差を生体信号としてそれぞれ増幅し、当該増幅した生体信号をフィルタ62に与える。
フィルタ62には、測定対象とすべき周波数帯域が設定される。フィルタ62は、設定される周波数帯域以外の信号成分を除去し、当該除去した生体信号をA/D変換部63に与える。A/D変換部63は、脳波信号を脳波データに変換し、該脳波データを解析部64に与える。
解析部64は、CPU、ROM及びCPUのワークメモリであるRAMを含む構成とされる。このROMには、解析処理を実行させるプログラムなどが記憶される。解析部64は、測定が開始命令を受けた場合、ROMに格納されるプログラムをRAMに展開し、該プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされている。
解析部64は、A/D変換部63から与えられる脳波データをメモリ65に記憶する。また解析部64は、A/D変換部63から与えられる脳波データに基づいて、ノンレム睡眠又はレム睡眠のステージを判定し、その判定結果を脳波データに関連付けるようになされている。
通信部66は、例えば無線通信により、解析部64から与えられる脳波データやメモリ65に記憶された脳波データを操作部からの命令に応じて、所定の外部機器に送信し得るようになされている。
[2−3.測定結果]
次に生体信号測定装置51によって測定された第1検出電極54での脳波データに対して周波数解析を行い、該脳波データにおけるアルファ波、デルタ波、シータ波及びベータ波の割合を図9(A)のグラムに示す。
また生体信号測定装置51によって測定された脳波データの比較のために、該生体信号測定装置51の基準電極53を基準電極とし、装着者の額に検出電極が配され、該基準電極と検出電極との電位差に基づいて脳波データが測定された。そして該脳波データにおけるアルファ波、デルタ波、シータ波及びベータ波の割合を図9(B)のグラムに示す。
図9(A)及び(B)からも明らかなように、乳様突起対向面に第1検出電極を配した場合と、額に検出電極を配した場合とで、ほぼ同様の割合の脳波周波数成分が検出されていることがわかる。
このことから、生体信号測定装置51は、装着者の耳朶に基準電極53が配され、乳様突起対向面に第1検出電極54が配される構成においても、額に検出電極を配した場合と同様に脳波を精度よく検出することができる。
なお、生体信号測定装置51は、耳上面に配された第2検出電極55についても、額に検出電極を配した場合と同様に脳波を精度よく検出することができる。
[2−4.動作及び効果]
以上の構成において、生体信号測定装置51は、耳介の付け根に沿って形成され、装着された際に耳介の付け根と髪の生え際との間の表面と対向する当接面52Aを有する支持板52が設けられる。
また生体信号測定装置51は、支持板52の末端部分に信号線53Eを介して基準電極53が設けられる。さらに生体信号測定装置1は、支持板52の当接面52A上の乳様突起と対向する部分に第1検出電極54が設けられ、支持板52の当接面52A上の耳介の上側付け根と髪の生え際との間の表面と対向する部分に第2検出電極55が設けられる。
そして生体信号測定装置51は、装着者の耳介に装着された際、基準電極53が耳朶に配され、第1検出電極54が乳様突起対向面に当接され、さらに第2検出電極55が耳上面に当接されるので、接触面積が確保されて一定の測定感度を維持することができる。これにより生体信号測定装置51は、装着者に伝わる波動を、空気層を介することなく直に生体信号として取得することが可能である。
また第1検出電極54及び第2検出電極55は、側頭骨と対向した表面と当接するので、例えば睡眠時における寝返りの際に枕と接触した場合においても、装着者に対してほとんど痛みなどを与えることなく、より安全性を向上することができる。
また生体信号測定装置51は、外耳道電極ユニットと比較して、第1検出電極54及び第2検出電極55が外耳道を塞ぐことがないので、装着させている間に音が聞こえ難いといった不便を強いることなく、装着者にとって快適な装着感を提供することができる。
さらに生体信号測定装置51は、側頭骨と対向し、また筋肉がほとんどない乳様突起対向面及び耳上面に第1検出電極54及び第2検出電極55を配させるようにした。これにより生体信号測定装置51は、第1検出電極54及び第2検出電極55により脳波を測定する場合、筋電位の影響をほとんど受けることがないので、精度よく脳波を測定することができる。
また生体信号測定装置51は、睡眠時に枕との接触を減らすことができ、睡眠の阻害の程度を大幅に緩和することができる。
また生体信号測定装置51は、三角窩と耳甲介との間に当接される屈曲点56Bを有し、耳介の上側付け根に沿うように屈曲点56Aで曲げられて支持板52の上部に連結される線状の部材でなる上フック部56が設けられる。
また生体信号測定装置51は、耳甲介に当接される屈曲点57Bを有し、耳介の下側付け根に沿うように屈曲点57Aで曲げられて支持板52の下部に連結される線状の部材でなる下フック部57が設けられる。
これにより生体信号測定装置51は、装着者の耳介に装着される際、屈曲点56B及び57Bを支点として、支持板52を耳介に押し付けるようにして固定されるので、装着者の耳から外れることを防止することができる。
以上の構成によれば生体信号測定装置51は、耳介の付け根に沿って形成され、耳介の付け根と髪の生え際との間の表面と対向する当接面52Aを有する支持板52と、耳朶に配される基準電極53と、当接面52Aに設けられる第1検出電極54及び第2検出電極55を有する。これにより生体信号測定装置51は、第1検出電極54及び第2検出電極55と乳様突起対向面及び耳上面との接触面積を確保しつつ、骨に対向する表面に当接されるので、ある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上することができる。
<3.第3の実施の形態>
[3−1.生体信号測定装置の構成]
図10に示すように、第3の実施の形態における生体信号測定装置71は、基準電極72、検出電極73、該検出電極73を耳ポケットに押さえ付ける押付部74によって構成される。
基準電極72は、例えば金属材の導電体でなり、第1の実施の形態における基準電極3の電極板3A、クリップ3B及び連結部3Dと同様の形状でなる電極板、クリップ及び連結部により構成される。
検出電極73は、例えば板状の導電体でなり、耳輪脚及び下対輪脚に沿って耳ポケットに当接され、その上から押付部74に押し付けられる。
押付部74は、例えば粘土材でなり、検出電極73を耳ポケットの表面と挟むようにして該耳ポケットの形状にかたどられる。これにより押付部74は、検出電極73を耳ポケットに当接させる。
押付部74の内部には、信号処理部(図示せず)が搭載され、検出電極73と、柔軟性を有する信号線72Aを介して基準電極72とがそれぞれ接続される。
[3−2.信号処理部の構成]
図11において、押付部74の内部に設けられた信号処理部80の構成を示す。この信号処理部80は、差動アンプ81、フィルタ82、A/D変換部83、解析部84、メモリ85及び通信部86を含む構成とされる。
差動アンプ81は、基準電極72と検出電極73との電位差を生体信号としてそれぞれ増幅し、当該増幅した生体信号をフィルタ82に与える。
フィルタ82には、測定対象とすべき周波数帯域が設定される。フィルタ82は、設定される周波数帯域以外の信号成分を除去し、当該除去した脳波信号をA/D変換部83に与える。A/D変換部83は、脳波信号を脳波データに変換し、該脳波データを解析部84に与える。
解析部84は、CPU、ROM及びCPUのワークメモリであるRAMを含む構成とされる。このROMには、解析処理を実行させるプログラムなどが記憶される。解析部84は、測定が開始命令を受けた場合、ROMに格納されるプログラムをRAMに展開し、該プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされている。
解析部84は、A/D変換部83から与えられる脳波データをメモリ85に記憶する。また解析部84は、A/D変換部83から与えられる脳波データに基づいて、ノンレム睡眠又はレム睡眠のステージを判定し、その判定結果を脳波データに関連付けるようになされている。
通信部86は、例えば無線通信により、解析部84から与えられる脳波データやメモリ85に記憶された脳派データを操作部からの命令に応じて、所定の外部機器に送信し得るようになされている。
[3−3.測定結果]
次に生体信号測定装置71によって測定された脳波データに対して周波数解析を行い、該脳波データにおけるアルファ波、デルタ波、シータ波及びベータ波の割合を図12(A)のヒストグラムに示す。
また生体信号測定装置71によって測定された脳波データの比較のために、該生体信号測定装置71の基準電極72を基準電極とし、装着者の額に検出電極が配され、該基準電極と検出電極との電位差に基づいて脳波データが測定された。そして該脳波データにおけるアルファ波、デルタ波、シータ波及びベータ波の割合を図12(B)のヒストグラムに示す。
図12(A)及び(B)からも明らかなように、耳ポケットに検出電極73を配した場合と、額に検出電極を配した場合とで、ほぼ同様の割合の脳波周波数成分が検出されていることがわかる。
このことから、生体信号測定装置71は、装着者の耳朶に基準電極72が配され、耳ポケットに検出電極73が配される構成においても、額に検出電極を配した場合と同様に脳波を精度よく検出することができる。
[3−4.動作及び効果]
以上の構成において、生体信号測定装置71は、耳朶に配される基準電極72と、耳ポケットの表面に当接される検出電極73と、信号線72Aを介して基準電極72を支持するとともに検出電極73を支持する押付部74が設けられる。
そして生体信号測定装置71は、装着者の耳介に装着される際、基準電極72が耳朶に配され、粘土材でなる押付部74が検出電極73を挟むようにして耳ポケットの形状にかたどられる。
これにより検出電極73は、耳ポケットとの接触面積が確保されて一定の測定感度を維持することができる。これにより生体信号測定装置71は、装着者に伝わる波動を、空気層を介することなく直に生体信号として取得することが可能である。
また検出電極73は、側頭骨と対向した耳ポケットと当接するようにして固定されているので、例えば睡眠時における寝返りの際に枕と接触した場合においても、装着者に対してほとんど痛みなどを与えることなく、より安全性を向上することができる。
また生体信号測定装置71は、外耳道電極ユニットと比較して、検出電極73が外耳道を塞ぐことがないので、装着させている間に音が聞こえ難いといった不便を強いることなく、装着者にとって快適な装着感を提供することができる。
また生体信号測定装置71は、睡眠時に枕との接触を減らすことができ、睡眠の阻害の程度を大幅に緩和することができる。
以上の構成によれば、耳朶に配される基準電極72と、耳ポケットの表面に当接される検出電極73と、信号線72Aを介して基準電極72を支持するとともに検出電極73を支持する押付部74が設けられる。これにより生体信号測定装置71は、検出電極74と該耳ポケットの表面との接触面積を確保しつつ、骨に対向する表面に当接されるので、ある一定の測定感度を維持しながら安全性を向上することができる。
<4.他の実施の形態>
なお上述した第1の実施の形態においては、支持板2に信号処理部30が設けられた場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば基準電極3及び検出電極6からそれぞれ所定のケーブルを介して別体に設けられた信号処理部と接続するようにしてもよい。また第2及び第3の実施の形態においても信号処理部60及び80がそれぞれ支持板52及び押付部74に対して別体に設けられるようにしてもよい。
さらに上述した第1、第2及び第3実施の形態においては、解析部34、64、84が、測定の開始命令を受けて脳波データをメモリ35、65、85に記憶するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、測定開始時点から所定の期間(以下、これをキャリブレーション期間とも呼ぶ)にA/D変換部33、63、83から与えられる脳波データのレベルの平均と、非接触レベル閾値とを比較する。
そして、このレベル平均が非接触レベル閾値を下回る場合、解析部34、64、84は、検出電極が非接触の状態であるとして、生体信号測定装置1、51、71を再装着すべきことを、例えば支持板2、52及び押付部74に取り付けられたスピーカ(図示せず)を介して通知するようにしてもよい。
さらに上述した第1の実施の形態においては、検出電極6が、先端が丸い略円錐形状の導電体でなり、耳ポケットにその先端が嵌り、また先端が耳ポケットに嵌められた際に錐面が耳ポケットの表面に当接する程度に形成されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、検出電極はこの形状に限定されるものではない。
例えば図1との対応部分に同一符号を付した図13(A)に示すように、生体信号測定装置101は、検出電極6に代えて、耳ポケットに対して若干大きな球状の導電体でなる検出電極106が設けられる。
生体信号測定装置101が装着者の耳介に装着される際、検出電極106が耳ポケットに対して若干大きな球状に形成されているので、該耳ポケットを広げるようにして検出電極106が挿入されて耳ポケットに嵌められる。
従って検出電極106は、耳ポケット周辺部位が元の状態に戻ろうとする力が加えられ、その力により耳ポケットに固定されて移動が抑制されると共に、耳ポケットの表面に密着されて接触面積が大きくなり、生体信号の検出感度を向上させることができる。
なお、検出電極は、耳ポケットを広げるようにして装着され、装着された際に耳ポケット周辺部位が元の形状に戻ろうとする力が加えられ固定される形状であれば、例えば半球形状や円錐形状等であってもよく、その形状は問わない。
また別例として、検出電極は、耳ポケットに対して若干大きな弾力性を有する網状構造でなる導電体であってもよい。その一例として、図1との対応部分に同一符号を付した図13(B)に示すように、生体信号測定装置111は、検出電極6に代えて、検出電極116が設けられる。
この検出電極116は、板状の導電性金属をその形状が略円形となるように平織りされ、その大きさが耳ポケットに対して若干大きい。
生体信号測定装置111が装着者の耳介に装着される際、検出電極116が耳ポケットに対して若干大きな球状に形成され、かつ弾力性を有しているので、該検出電極116がつぶされるようにして挿入されて耳ポケットに嵌められる。
従って検出電極116は、元の形状に戻ろうとする力が耳ポケットに対して加えられ、その力により耳ポケットに固定されて移動が抑制されると共に、耳ポケットの表面に密着されて接触面積が大きくなり、生体信号の検出感度を向上させることができる。
なお、検出電極は、耳ポケットに対して若干大きな弾力性を有する網状構造であれば線状また板状の導電体が丸められて形成されてもよく、また板状の導電体が編まれて形成されていてもよい。好ましくは、耳ポケットに装着された際、耳ポケットの表面に対する接触面積が大きくなるように細い線状又は板状の導電体が用いられるのが好ましい。
さらに上述した第1の実施の形態においては、コネクタ4、ぜんまいばねロッド5及び検出電極6からなる検出ユニット7が設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、ぜんまいばねロッド5の長さ及び形状がそれぞれ異なる検出ユニットを支持板2に対して交換できるようにしてもよい。
上述した第1の実施の形態における生体信号測定装置1は、多少の個人差が合った場合でもぜんまいばねロッド5の弾性変形によって検出電極6が耳ポケット又は外耳道に嵌められることができた。しかしながら、例えば大人と子供のように耳介の形状が大きく異なるような場合にはその個人差を吸収できない場合がある。
このような場合、ぜんまいばねロッド5の長さ及び形状が異なる検出ユニットを装着者に合わせて交換させることにより、より装着者の耳介の形状にフィットした快適な装着感を与えることができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、支持板2に対してコネクタ4、ぜんまいばねロッド5及び検出電極6からなる検出ユニット7が1つ設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、支持板2に対して複数の検出ユニットが設けられるようにしてもよい。
例えば図1との対応部分に同一符号を付した図14に示すように、生体信号測定装置121は、検出ユニット7に加えて、コネクタ124、ぜんまいばねロッド125及び検出電極126からなる検出ユニット127が設けられる。
この生体信号測定装置121は、生体信号測定装置1と同様に、装着者の耳介に装着される際、基準電極3とぜんまいばねロッド5と検出電極6とにより装着者の耳介に固定される。
また生体信号測定装置121は、ぜんまいばねロッド125を検出電極126が支持板2から離れるように広げられ、国際式10/20法により定められる例えば左中心C3に配置される。このとき検出電極126は、ぜんまいばねロッド125が元の形状に戻ろうとする付勢力により頭皮方向に押え付けられることにより固定される。
この場合、信号処理部30は、測定開始命令を受けた場合、基準電極3と検出電極126との電位差を生体信号として増幅し、測定対象とすべき周波数帯域が設定された脳波データをメモリ35に記憶する。
これにより生体信号測定装置121は、検出ユニット127を追加するといった簡易の構成で、脳により近い測定位置での脳波を検出することができ、より検出精度を向上することができる。
なお検出電極126が配される位置は、国際式10/20法により定められる左前頭極Fp1、右前頭極Fp2、左前頭F3、右前頭F4、右中心C4、左頭頂P3、右頭頂P4等が適応されるほか、装着者の任意の位置が適応される。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、片方の耳介に生体信号測定装置1、51、71を装着させ、脳波を測定するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば図1との対応部分に同一符号を付した図15に示すように、両方の耳介に生体信号測定装置1及び131をそれぞれ装着させ、脳波を測定するようにしてもよい。
この場合、生体信号測定装置1及び131の少なくとも一方に設けられた信号処理部(図示せず)に、生体信号測定装置1の基準電極3及び検出電極6と、生体信号測定装置131の基準電極133及び検出電極136の信号を入力させる。
信号処理部は、生体信号測定装置1の基準電極3と生体信号測定装置131の検出電極136との電位差、又は生体信号測定装置131の基準電極133と生体信号測定装置1の検出電極6との電位差を脳波信号として検出する。
このように生体信号測定装置1及び131では、基準電極3及び133に対してそれぞれ反対の耳介に固定された検出電極136及び6との電位差を脳波信号として検出する。従って生体信号測定装置1及び131では、基準電極3及び133と検出電極136及び6との距離が長くなることにより、脳波信号の信号レベルが大きくなり、検出精度を向上することができる。
さらに上述した第2の実施の形態においては、第1検出電極54及び第2検出電極55が設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、第1検出電極54又は第2検出電極55の一方だけが設けられるようしてもよい。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、測定対象が脳波とされたが筋電位としてもよく、また脳波と筋電位とを交換できるようにしてもよい。なお、筋電位を測定対象とする場合、フィルタ32、62及び82に対して、筋電位に対応する周波数帯域を設定し、該フィルタ32、62及び82がその周波数帯域以外の信号成分を除去するようにすればよい。
また上述した第2の実施の形態においては、下フック部57の屈曲部57Bに放射温度センサが設けられるようにしてもよい。このとき下フック部57は、若干湾曲した形状になっており、屈曲部57Bが外耳道周辺に位置することから、該屈曲部57Bに放射温度センサが設けられた場合、外耳道内の深部体温を測定することができる。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、所定のケーブルを介して頭部、眼窩周辺、あご等に電極を配置するようにしてもよい。この場合、所定のケーブルとして、第1の実施の形態におけるぜんまいばねロッド5の構成を適応することが考えられる。これにより、脳波、REM睡眠観測用のEOG(眼電信号)、頤筋のEMG(筋電信号)を測定することができる。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、基準電極53に赤外線センサを設けるようにしてもよい。これにより装着者の脈拍も同時に測定することができる。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、基準電極として基準電極3、51,71が設けられるようにした場合について述べたが本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる基準電極を設けるようにしても良い。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、検出電極として検出電極6、第1検出電極54、第2検出電極55、検出電極73が設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる検出電極を設けるようにしても良い。
さらに上述した第1、第2及び第3の実施の形態においては、支持体として支持板2及びぜんまいばねロッド5、支持板52及び信号線53E、押付部74及び信号線72Aが設けられるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる支持体を設けるようにしても良い。
本発明は、医用産業やゲーム産業などにおいて利用可能性を有する。
1、51、71……生体信号測定装置、2、52……支持板、3、53、72……基準電極、4……コネクタ、5……ぜんまいばねロッド、6、73……検出電極、7……検出ユニット、30、60、80……信号処理部、31、61、81……差動アンプ、32、62、82……フィルタ、33、63、83……A/D変換部、34、64、84……解析部、35、65、85……メモリ、36、66、86……通信部、54……第1検出電極、55……第2検出電極。

Claims (6)

  1. 耳朶に配される基準電極と、
    耳介周辺の骨に対向する表面に配される検出電極と、
    上記基準電極及び上記検出電極を支持する支持体と
    を有する耳介装着具。
  2. 上記支持体は、
    上記付け根に沿って形成され、末端部分に上記基準電極が設けられる本体部と、
    上記検出電極と上記本体部とを連結する柔軟性を有する線状の部材と
    でなり、
    上記検出電極は、
    耳介の耳輪脚と下対輪脚との間の窪みに保持可能な構造とされる
    請求項1に記載の耳介装着具。
  3. 上記検出電極は、網状構造でなる
    請求項2に記載の耳介装着具。
  4. 上記支持体は、
    上記付け根と髪の生え際との間の上記表面と対向する面を有し、
    上記検出電極は、上記面に設けられる
    請求項1に記載の耳介装着具。
  5. 三角窩と耳甲介との間に当接される端を有し、耳介の上側付け根部分に沿うように曲げられて上記支持体の上部に連結される線状の部材でなる上フック部と、
    耳甲介に当接される端を有し、耳介の下側付け根部分に沿うように曲げられて上記支持体の下部に連結される線状の部材でなる下フック部と
    をさらに有する請求項4に記載の耳介装着具。
  6. 耳朶に配される基準電極と、耳介周辺の骨に対向する表面に配される検出電極と、上記基準電極及び上記検出電極を支持する支持体とを有する耳介装着具と、
    上記基準電極と、上記検出電極との電位差を生体信号として増幅するアンプと
    を有する生体信号測定装置。
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