JP2011005039A - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Shigehiro Omori
慈浩 大森
Kazutoshi Sadamitsu
和俊 貞光
Shinichi Hoshino
伸一 星野
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Abstract

【課題】ユーザ自らがデータを峻別することなくデータの選択的な移動或いはバックアップを可能とし、もって作業負担の削減と記憶媒体の削減の両立を図ること。
【解決手段】本発明では、被検体の関心部位の画像を生成するとともに、画像のデータを保存する記憶部と、この記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除するデータ管理部とを備えた医用画像診断装置において、データ管理部は、記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除候補データとし、設定日時が到来したとき、その削除候補データを削除する自動削除処理を実行するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体の関心部位の画像を生成する医用画像診断技術に係り、特に、記憶部に保存された画像データのうちユーザにより指定された画像データを削除する機能を備えた医用画像診断装置に関する。
超音波診断装置やX線CT装置などの医用画像診断装置は、疾患の早期発見などに極めて有益な情報を提供し、今日の医療においては不可欠なものとなっている。
医用画像診断装置は、画像の動画化や高精細化などの各種の要求に応えられるよう日々進歩しており、これに伴って取り扱うデータ(特に画像データ)は急速に増加する傾向にある。このため、例えば超音波診断装置を対象として、記憶部に日々保存される膨大な画像データを自動的に加工・整理し、ユーザが意図する画像を容易に再生できるようにした技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−55403号公報
医用画像診断装置の記憶部は、ハードディスクなどを用いて構成され、保存可能なデータは有限である。このため、記憶部の空容量を確保するため、記憶部から画像データなどの各種データを随時取り出して他の記憶媒体に移動(コピー)させる必要がある。また、記憶部の不具合によるデータ破損に備えてバックアップを行うことも重要である。
ところが、記憶部に保存されるデータには、実際に診断で用いられたデータのように所定期間管理が必要とされるデータとそうでないデータ(例えば、診断で用いられた関心領域以外の未利用データ)が含まれるのが通常である。
データの移動やバックアップに際し、管理が必要なデータとそうでないデータを峻別すると、データの移動ないしバックアップに用いられる記憶媒体の数或いは容量(すなわちコスト)を削減できる。しかしながら、この場合は、多くの作業時間を必要とするだけでなく、必要なデータまで失うリスクを伴う。一方、管理が必要なデータとそうでないデータを峻別することなく全てのデータを移動ないしバックアップするとなれば、データ峻別の作業時間は削減されるもの、必要な記憶媒体の数或いは容量が増大することになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザ自らがデータを峻別することなくデータの選択的な移動或いはバックアップが可能となり、もって作業負担の削減と記憶媒体の削減の両立が図られる医用画像診断装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る医用画像診断装置では、被検体の関心部位の画像を生成するとともに、画像のデータを保存する記憶部と、この記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除するデータ管理部とを備えた医用画像診断装置において、前記データ管理部は、記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除候補データとし、設定日時が到来したとき、その削除候補データを削除する自動削除処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ自らがデータを峻別することなくデータの選択的な移動或いはバックアップが可能となり、もって作業負担の削減と記憶媒体の削減の両立が図られる。
本発明に係る医用画像診断装置の第1実施形態を示す機能ブロック図。 図1のデータ管理部にて実行される使用容量の予測処理の結果を示す図。 図1のデータ管理部にて実行される削除候補データの容量算出処理の結果を示す図。 図1のデータ管理部にて実行される実効的な使用容量の予測処理の結果を示す図。
本発明に係る医用画像診断装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る医用画像診断装置の第1実施形態を示す図である。
本実施形態の医用画像診断装置は、被検体(図示省略)に超音波を投射して得られる反射波情報を用いて、超音波画像を生成する超音波診断装置1である。
超音波診断装置1の超音波プローブ2は、電気信号をタイミング信号とし、内蔵する圧電振動子から被検体に超音波を投射すると共に反射波を受信してこれを電気信号(反射波信号)に変換する。信号送受信部3は、超音波プローブ2に電気信号を送信して超音波を発生させ、超音波プローブ2で生成される反射波信号を受信するとともに超音波の時間遅延処理に基づく電子フォーカスなどを行う。
信号処理部4は、信号送受信部3から反射波信号を受信して輝度情報などを保有する画像信号を生成する。画像データ生成部5は、信号処理部4から画像信号を受信し、この画像信号をA/D変換して画像データを生成する。記憶部6は、画像データ生成部5から画像データを受信してこれを蓄え、画像データ処理部7は、記憶部6に蓄えられた画像データからMPR画像や3次元立体画像などを生成する。
表示制御部8は、入力部9に設けられる操作デバイス(トラックボールやスイッチ)の操作に応じて出力される要求信号を受け、表示部10に超音波画像やROI(Region Of Interest)を表示し、また、超音波画像のズーム倍率調節、直交3断面画像/3次元立体画像の切り替え、静止画/動画の切り替えなどの各種の表示処理を行う。
データ管理部11は、記憶部6に保存されるデータ(主に画像データ)のうちユーザが削除要求したデータをその削除要求を受けたタイミングで削除する手動削除処理を実行し、記憶部6の空容量を確保する。なお、データ管理部11に対するデータの削除要求は、入力部9を用いて行われる。
また、データ管理部11は、「自動削除処理」及び「記憶部の状態予測処理」を実行する。以下、データ管理部11にて実行されるデータの自動削除処理及び記憶部の状態予測処理を、ストレスエコー法による心臓検査に適用した例に基づき説明する。
[自動削除処理]
ストレスエコー法は、被検体(患者)をジョギングなどで運動させ、超音波診断装置を用いて運動前後(心臓に負荷を与える前と後)の心臓壁運動を比較観察して心臓機能を診断する方法であり、現在広く採用されている検査方法である。
ストレスエコー法による心臓機能の検査では、フルディスクロージャー法(長時間波形記憶法)により、先ず安静時の心臓壁運動に関わる画像データが取得される。なお、この画像データは、超音波プローブ2→信号送受信部3→信号処理部4→画像データ生成部5を経て取得され、記憶部6に保存される。
記憶部6に保存された画像データは画像データ処理部7により処理され、例えば、心臓の左右の心房と心室を示す「4腔断面像」、左右何れか一方の心房と心室を示す「2腔断面像」、心臓の長軸方向の断層像を示す「長軸像」及び短軸方向の断層像を示す「短軸像」が生成される。
運動後においても同様であり、「4腔断面像」、「2腔断面像」、「長軸像」及び「短軸像」の各画像が生成される。よって、計8つの画像が生成される。
生成された各画像は表示制御部8により、表示部10に表示される。ユーザは、表示部10に映し出された画像を見ながら、心臓壁運動の運動前後の比較観察(診断)に適当と思う任意の画像を選択(Best Loop選択)することとなる。
ここで、フルディスクロージャー法により取得される画像データは、通常数十秒(数十回の心拍分)の大きいサイズのデータである。一方、診断に用いられる画像データは、1つの画像につき1心拍程度の画像データであり、合計8心拍程度の画像データとなるのが一般的である。すなわち、記憶部6に保存される画像データは、診断で用いられず将来的に管理を必要としない画像データが大半を占めるのが一般的である。
データ管理部11は、ユーザにより指定されたデータ削除条件に合致する画像データを自動削除処理にて記憶部6から削除する。ユーザが指定可能なデータ削除条件は、例えば「画像データ」及び「処理内容」により構成され、GUI(Graphical User Interface)を用いて選択される。
[データ削除条件の指定例]
<画像データ> <処理内容>
Best Loopの処理データ 残す
Best Loopの生データ 残す
Best Loop以外の処理データ 削除する
Best Loop以外の生データ 削除する
注1)処理データ:「4腔断面像」、「2腔断面像」、「長軸像」及び「短軸像」に関する画像データ。
注2)生データ:「4腔断面像」、「2腔断面像」、「長軸像」及び「短軸像」とされる前の画像データ。
データ管理部11は、かかるデータ削除条件の指定例に基づいて、記憶部6に保存された画像データのうちユーザが指定した画像データ(「削除する」を指定した「Best Loop以外の処理データ」及び「Best Loop以外の生データ」)を削除候補データとする。そして、データ管理部11は、「設定日時」が到来したとき、記憶部6に保存されている削除候補データを削除する自動削除処理を「設定期間」が経過するまで継続して行う。
「設定日時」は、例えば、毎週○×曜日、毎月○×日のように定義され、日々蓄積された「Best Loop以外の処理データ」や「Best Loop以外の生データ」などの削除候補データは設定日時の到来とともに記憶部6から自動的に削除される。なお、自動削除処理は、ユーザの要求を受けたタイミングで有効とすることもでき、以下、「設定日時」というときは、このユーザの要求を受けたタイミングも含む。
また、「設定期間」は、「○×日間」という期間に基づく定義のほか、記憶部6の空容量(保存可能な容量)を指標とした定義(例えば、空容量が20%以下となったときに自動削除処理の実行を開始し、空容量が80%以上となったときに自動削除処理の実行を停止する。)など、多彩な方法で定義可能に構成される。
[記憶部の状態予測処理]
データ管理部11にて実行される記憶部の状態予測処理を、「使用容量予測処理」、「空容量予測処理」、「削除候補データの容量算出処理」、「実効的な使用容量予測処理」及び「実効的な空容量予測処理」に分けて説明する。
(使用容量予測処理)
データ管理部11は、記憶部6のデータの保存履歴に基づいて、過去の1日あたりに保存されたデータの平均量(Xav)、最大量(Xmax)及び最小量(Xmin)を算出する。なお、データの保存履歴は、何時、如何なるデータが記憶部6に保存されたかを示す情報であり、データ管理部11の内部メモリに格納される。
Figure 2011005039
このとき、データ管理部11は、1日当たりのデータの保存量を「基準量」と比較し、基準量と所定の相違があるデータの保存量は予測通常使用容量(AN,av)、予測最大使用容量(AN,max)及び予測最小使用容量(AN,min)の算出用データから除外する。
「基準量」は、例えば、記憶部6の過去のデータの保存履歴に基づいて、1日あたりのデータの保存量の標準偏差(σ)を計算し、「平均値±3σから外れる保存量」などのように統計的指標を用いて定義される。この基準量は、曜日依存性を有し、例えば最も患者数が多くなる曜日については「平均値±4σから外れる保存量」とされ、他の曜日については「平均値±3σから外れる保存量」とされる。
使用容量予測処理の結果は、予測通常使用容量(AN,av)、予測最大使用容量(AN,max)及び予測最小使用容量(AN,min)ならびに日付(現在からN日経過後の日付)を主な内容とし、ユーザに報知される。例えば、使用容量予測処理の結果は、超音波診断装置1の起動時に或いはユーザの要求を受けたときに、データ管理部11と表示制御部8の協働により表示部10に表示される。図2はデータ管理部11にて実行される使用容量予測処理の結果(表示例)を示したものである。
(空容量予測処理)
データ管理部11は、使用容量予測処理の結果を用いて、記憶部6の空容量を予測する。すなわち、データ管理部11は、記憶部6の最大空容量をAとして、現在からN日経過後の記憶部6の予測通常空容量(A−AN,av)、予測最小空容量(A−AN,max)及び予測最大空容量(A−AN,min)を算出する。
また、データ管理部11は、予測通常空容量(A−AN,av)、予測最小空容量(A−AN,max)及び予測最大空容量(A−AN,min)の算出結果を用い、予測通常空容量(A−AN,av)がゼロとなる日付(現在の日付+N)、予測最小空容量(A−AN,max)がゼロとなる日付ならびに予測最大空容量(A−AN,min)がゼロとなる日付を算出する。
空容量予測処理の結果は、予測通常空容量(A−AN,av)がゼロとなる日付、最小空容量(A−AN,max)がゼロとなる日付、最大空容量(A−AN,min)がゼロとなる日付を主な内容とし、ユーザに報知される。例えば、空容量予測処理の結果は、データ管理部11と表示制御部8の協働により、使用容量予測処理の結果(図2)と共に表示部10に表示され、予測通常空容量(A−AN,av)がゼロとなる日付(10月18日)や予測最小空容量(A−AN,max)がゼロとなる日付(10月15日)は、言わばハイライト化や別枠表示などにより他の日付と区別が付くように表示される。
(削除候補データの容量算出処理)
データ管理部11は、現時点で記憶部6に蓄積されている「Best Loop以外の処理データ」や「Best Loop以外の生データ」などの削除候補データの容量を算出する。すなわち、自動削除処理が実行された場合に記憶部6から削除されることになるデータの全容量を算出する。
削除候補データの容量算出処理の結果は、例えば、超音波診断装置1の起動時に或いはユーザの要求を受けたときに、データ管理部11と表示制御部8の協働により表示部10に日付(現在の日付+N)と共に表示される。図3はデータ管理部11にて実行される削除候補データの容量算出処理の結果(表示例)を示したものである。
(実効的な使用容量の予測処理)
データ管理部11は、自動削除処理を実行した場合の記憶部6の使用容量を「実効的な使用容量」として算出する。すなわち、データ管理部11は、過去のN日間をサンプリング期間とし、このサンプリング期間に記憶部6へ保存された削除候補データの容量を予測通常使用容量(AN,av)から減算して、現在からN日経過後の記憶部6の実効的な予測通常使用容量(AN,av,eff)とする。
例えば、現在から10日後の実効的な予測通常使用容量(AN,av,eff)は、過去のある任意の基準日(例えば、記憶部6にデータが最初に保存された日)から10日間(サンプリング期間)に至って記憶部6に保存された削除候補データの容量を予測通常使用容量(AN,av)から減算して得る。現在から20日後の実効的な予測通常使用容量(AN,av,eff)は、過去のある任意の基準日から20日間(サンプリング期間)に至って記憶部6に保存された削除候補データの容量を予測通常使用容量(AN,av)から減算して得る。なお、減算される削除候補データは、ユーザがデータ削除条件の指定によって特定した「Best Loop以外の処理データ」や「Best Loop以外の生データ」などである。
同様にして、データ管理部11は、サンプリング期間にて記憶部6へ保存された削除候補データの容量を予測最大使用容量(AN,max)及び予測最小使用容量(AN,min)から減算し、それぞれ実効的な予測最大使用容量(AN,max,eff)及び実効的な予測最小使用容量(AN,min,eff)とする。
実効的な使用容量予測処理の結果は、例えば、超音波診断装置1の起動時に或いはユーザの要求を受けたときに、データ管理部11と表示制御部8の協働により表示部10に日付(現在の日付+N)と共に表示される。図4はデータ管理部11にて実行される実効的な使用容量予測処理の結果(表示例)を示したものである。
(実効的な空容量予測処理)
データ管理部11は、自動削除処理を実行した場合の記憶部6の空容量を「実効的な空容量」として算出する。すなわち、データ管理部11は、記憶部6の最大空容量をAとして、(A−AN,av,eff)、(A−AN,max,eff)及び(A−AN,min,eff)で得られる空容量を、それぞれ現在からN日経過後の記憶部6の実効的な予測通常空容量、実効的な予測最小空容量及び実効的な予測最大空容量として算出する。
実効的な空容量予測処理の結果は、データ管理部11と表示制御部8の協働により、使用容量予測処理の結果(図4)と共に表示部10に表示され、実効的な予測最小空容量(A−AN,max,eff)がゼロとなる日付(10月21日)などは、言わばハイライト化や別枠表示により他の日付と区別が付くように表示される。
次に、効果を説明する。
本実施形態の超音波診断装置1において、
(1)データ管理部11は、記憶部6に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除候補データとし、設定日時が到来したとき、その削除候補データを削除する自動削除処理を実行する。すなわち、記憶部6に保存されたデータを他の記憶媒体に移動させ或いはバックアップするとき、既にユーザによって指定されたデータ(削除候補データ)がデータ管理部11の自動削除処理により記憶部6から削除された状態となる。すなわち、ユーザ自らがデータを峻別することなく、ユーザが必要と思うデータ(削除候補データ以外のデータ)のみを選択的に移動させ或いはバックアップさせることが可能となる。故に、データの移動やバックアップに伴う作業負担の削減と記憶媒体に関わるコスト削減の両立が図られる。
(2)データ管理部11は、記憶部6の空容量を指標として自動削除処理の開始と停止を行う。このため、記憶部6の空容量確保が必要なタイミングと同期して自動削除処理が実行され、突然の保存不能状態の発生を防止できる。また、記憶部6の空容量確保が必要でないときは、自動削除処理の実行を禁止して全てのデータを保存しておくことができるようになる。
(3)データ管理部11は、記憶部6のデータの保存履歴に基づいて、記憶部6の将来の使用容量を予測して報知するとともに、自動削除処理を実行した場合に記憶部6から削除される削除候補データの容量を報知する。このため、ユーザは、自動削除処理を手動で有効とする場合などにおいて、そのタイミングを容易に判断できるようになる。
(4)データ管理部11は、予測通常使用容量(AN,av)、予測最大使用容量(AN,max)及び予測最小使用容量(AN,min)の3種類の予測による使用容量を算出し、これらを日付と共に報知する。このため、ユーザは記憶部6の将来的な使用容量を一定の不確実性を考慮して予想可能となり、例えば、予測最大使用容量(AN,max)に基づいて安全側の予想が可能となる。
(5)データ管理部11は、記憶部6の最大空容量(A)から予測通常使用容量(AN,av)、予測最大使用容量(AN,max)、予測最小使用容量(AN,min)を減算し、それぞれ予測通常空容量(A−AN,av)、予測最小空容量(A−AN,max)、予測最大空容量(A−AN,min)として、これらを日付と共に報知する。このため、ユーザは記憶部6の将来的な空容量を一定の不確実性を考慮して予想可能となり、例えば、予測最小使用容量(A−AN,max)に基づいて安全側の予想が可能となる。
(6)データ管理部11は、予測通常空容量(A−AN,av)、予測最小空容量(A−AN,max)、予測最大空容量(A−AN,min)がゼロとなる日付を報知する。このため、ユーザは記憶部6に保存されているデータの移動が必要なタイミングを一定の不確実性を考慮して予想可能となり、例えば、予測最小空容量(A−AN,max)がゼロとなる日付に基づいて安全側の予想が可能となる。
(7)データ管理部11は、自動削除処理によって記憶部6から削除候補データが削除されたと仮定した場合の実効的な予測通常使用容量(AN,av,eff)、実効的な予測最大使用容量(AN,max,eff)及び実効的な予測最小使用容量(AN,min,eff)を算出し、これらを日付と共に報知する。このため、より高い信頼性の下で(4)の効果を得ることができる。
(8)データ管理部11は、自動削除処理によって記憶部6から削除候補データが削除されたと仮定した場合の実効的な予測通常空容量(A−AN,av,eff)がゼロとなる日付、実効的な予測最小空容量(A−AN,max,eff)がゼロとなる日付、実効的な予測最大空容量(A−AN,min,eff)がゼロとなる日付を報知する。このため、より高い信頼性の下で(6)の効果を得ることができる。
(9)データ管理部11は、記憶部6のデータの保存履歴に基づいて、1日当たりのデータの保存量を基準量と比較し、基準量と所定の相違があるデータの保存量は予測通常使用容量(AN,av)、予測最大使用容量(AN,max)、予測最小使用容量(AN,min)の算出に用いない。このため、例えば健康診断日などで大量のデータが記憶部6に保存される日などを除外し、平均的な日を基礎として予測通常使用容量(AN,min)などを得ることができる。従って、より高い信頼性の下で(1)〜(8)の効果を得ることができる。
以上、本発明に係る医用画像診断装置を1つの実施形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、本実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載の発明の要旨を逸脱しない限り設計の変更や追加等は許容される。
例えば、本発明を超音波診断装置に適用する例を示したが、X線CT装置やMRI装置など、被検体の画像データを保存する記憶部を備えた医用画像診断装置であれば適用できる。
データ管理部は、ユーザにより「データの削除条件の指定」を受けたデータを削除候補データとする例を示した。このデータの削除条件の内容は特に制限されず、例えば以下のように設定してもよい。
・解析結果があるもの(例えば、Wall Motion TrackingのTracking結果のあるもの)は、Tracking結果の画像のみを残して、元画像は削除する。
・切り出しを行った画像がある場合は、切り出された画像のみを残して、残りの画像(切り出しの元画像)は削除する。
・静止画及び動画で計測を実施していないものは削除する。
・再保存画像がある場合は、元画像は削除する。
・関心領域が設定された静止画や動画の画像データについては、関心領域の画像データのみを残して、関心領域以外の画像データは削除する。
・削除禁止マークがついている画像は、上記条件に関わらず削除しない。
更に、データ管理部は、ユーザにより「データの削除条件の指定」を受けたデータを削除候補データとするのではなく、手動削除処理の実行履歴を記憶しておき、その手動削除処理で削除したデータと同種のデータを自動削除処理の削除候補データとするようにしてもよい。
1……超音波診断装置, 2……超音波プローブ, 3……信号送受信部, 4……信号処理部, 5……画像データ生成部, 6……記憶部, 7……画像データ処理部, 8……表示制御部, 9……入力部, 10……表示部, 11……データ管理部.

Claims (23)

  1. 被検体の関心部位の画像を生成するとともに、画像のデータを保存する記憶部と、この記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除するデータ管理部とを備えた医用画像診断装置において、
    前記データ管理部は、記憶部に保存されたデータのうちユーザが指定したデータを削除候補データとし、設定日時が到来したとき、その削除候補データを削除する自動削除処理を実行することを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記データ管理部は、設定日時が到来したとき、設定期間が経過するまで自動削除処理を継続することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記データ管理部は、記憶部の空容量を指標として自動削除処理の開始と停止を行うことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記データ管理部は、自動削除処理を実行した場合に記憶部から削除される削除候補データの容量を報知することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記データ管理部は、記憶部のデータの保存履歴に基づいて、記憶部の将来の使用容量を予測して報知することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の医用画像診断装置。
  6. Figure 2011005039
  7. Figure 2011005039
  8. Figure 2011005039
  9. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から予測通常使用容量を減算し、その結果を予測通常空容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項6に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から予測最大使用容量を減算し、その結果を予測最小空容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項7に記載の医用画像診断装置。
  11. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から予測最小使用容量を減算し、その結果を予測最大空容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項8に記載の医用画像診断装置。
  12. 前記データ管理部は、予測通常空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項9に記載の医用画像診断装置。
  13. 前記データ管理部は、予測最小空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項10に記載の医用画像診断装置。
  14. 前記データ管理部は、予測最大空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項11に記載の医用画像診断装置。
  15. 前記データ管理部は、過去のN日間をサンプリング期間とし、このサンプリング期間にて記憶部に保存された削除候補データの容量を予測通常使用容量から減算し、その結果を実効的な予測通常使用容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項6に記載の医用画像診断装置。
  16. 前記データ管理部は、過去のN日間をサンプリング期間とし、このサンプリング期間にて記憶部に保存された削除候補データの容量を予測最大使用容量から減算し、その結果を実効的な予測最大使用容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項7に記載の医用画像診断装置。
  17. 前記データ管理部は、過去のN日間をサンプリング期間とし、このサンプリング期間にて記憶部に保存された削除候補データの容量を予測最小使用容量から減算し、その結果を実効的な予測最小使用容量として日付と共に報知することを特徴とする請求項8に記載の医用画像診断装置。
  18. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から実効的な予測通常使用容量を減算して、その結果を実効的な予測通常空容量とし、この実効的な予測通常空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項15に記載の医用画像診断装置。
  19. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から実効的な予測最大使用容量を減算して、その結果を実効的な予測最小空容量とし、この実効的な予測最小空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項16に記載の医用画像診断装置。
  20. 前記データ管理部は、記憶部の最大空容量から実効的な予測最小使用容量を減算して、その結果を実効的な予測最大空容量とし、この実効的な予測最大空容量がゼロとなる日付を報知することを特徴とする請求項17に記載の医用画像診断装置。
  21. 前記データ管理部は、記憶部のデータの保存履歴に基づいて、1日当たりのデータの保存量を基準量と比較し、基準量と所定の相違があるデータの保存量は予測通常使用容量の算出に用いないことを特徴とする請求項6に記載の医用画像診断装置。
  22. 前記データ管理部は、記憶部のデータの保存履歴に基づいて、1日当たりのデータの保存量を基準量と比較し、基準量と所定の相違があるデータの保存量は予測最大使用容量の算出に用いないことを特徴とする請求項7に記載の医用画像診断装置。
  23. 前記データ管理部は、記憶部のデータの保存履歴に基づいて、1日当たりのデータの保存量を基準量と比較し、基準量と所定の相違があるデータの保存量は予測最小使用容量の算出に用いないことを特徴とする請求項8に記載の医用画像診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017520029A (ja) * 2015-04-03 2017-07-20 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド カルマンフィルタに基づく容量予測方法、システム及びコンピュータ機器

Cited By (1)

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JP2017520029A (ja) * 2015-04-03 2017-07-20 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー (ベイジン) カンパニー リミテッド カルマンフィルタに基づく容量予測方法、システム及びコンピュータ機器

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