JP2011004299A - 放送受信装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】視聴者の存在が検出されない状態で録画された放送番組を、視聴者の存在が検出された時に自動で表示することにより情報を確実に伝達すること。
【解決手段】放送受信装置はスタンバイ状態であったとしても緊急警報の起動制御信号を検出可能である。緊急警報の起動制御信号の検出により、番組配列情報の取得に必要な回路部と緊急警報放送の録画に必要な録画再生部への給電が行われる。形状認識装置を用いて、視聴者の存在について判定し(S3)、視聴者が検出されない場合、緊急警報放送を録画する(S4)。形状認識装置が視聴者の存在を検出した場合、未視聴の緊急警報放送に係る録画情報を検出し、視聴者の操作無しに自動的に緊急警報放送を表示する(S5)。離席等により視聴者が装置の近辺にいない状況で発生した緊急警報放送を記録し、視聴者を検出した際に未視聴の記録情報を再生する。これにより、視聴者は緊急警報放送を確実に視聴できる。
【選択図】 図2
【解決手段】放送受信装置はスタンバイ状態であったとしても緊急警報の起動制御信号を検出可能である。緊急警報の起動制御信号の検出により、番組配列情報の取得に必要な回路部と緊急警報放送の録画に必要な録画再生部への給電が行われる。形状認識装置を用いて、視聴者の存在について判定し(S3)、視聴者が検出されない場合、緊急警報放送を録画する(S4)。形状認識装置が視聴者の存在を検出した場合、未視聴の緊急警報放送に係る録画情報を検出し、視聴者の操作無しに自動的に緊急警報放送を表示する(S5)。離席等により視聴者が装置の近辺にいない状況で発生した緊急警報放送を記録し、視聴者を検出した際に未視聴の記録情報を再生する。これにより、視聴者は緊急警報放送を確実に視聴できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、緊急警報放送等の特定の放送番組を受信して情報記録が可能な放送受信装置及びその制御方法に関する。
緊急警報放送を受信可能な各種の装置が提案されている。緊急警報放送とは地震や津波等の災害が発生した際、通常放送とは別に送出される放送である(非特許文献1参照)。緊急警報放送受信機は視聴者に情報を確実に伝達する必要があるため、他の放送を受信している際や表示装置の電源がオフ状態の時でも確実に情報を伝達できるよう構成されている。例えば、特許文献1に開示された受信機では、通常放送視聴中に緊急情報を受信した際には通常放送から緊急放送に切り替えて表示を行い、電源がオフの時に緊急情報を受信した場合、表示装置に電源を供給して緊急放送番組を表示させるように構成されている。さらには、緊急情報を電源オフの状態で受信した際、緊急度が低いと判断した場合には緊急情報を記録し、次回に視聴者が電源を投入したときに緊急情報を再生する技術が開示されている。
ARIB TR-B14 第四編 地上デジタルテレビジョン放送PSI/SI運用規定
しかし上述の従来技術では、視聴者自らが装置への電源投入操作を行った場合に緊急情報を表示させるため、視聴者が電源を投入するまでは、電源のオフ時に受信した緊急情報を視聴者に伝達することができないという問題があった。つまり緊急性を要する情報の速やかな伝達ができないことがあった。このため、視聴者が電源を投入する操作をしなくても、人物の存在が検出された場合には、緊急性を有する情報を速やかに伝達する方法が好ましい。
そこで本発明は、視聴者が不在の時に録画した放送番組を、視聴者の存在を検出した時に自動的に表示することで、必要な情報を速やかに伝達することを目的とする。
そこで本発明は、視聴者が不在の時に録画した放送番組を、視聴者の存在を検出した時に自動的に表示することで、必要な情報を速やかに伝達することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、放送波を受信して放送番組を解析し、特定の放送番組を録画する機能を有する放送受信装置であって、視聴者の存在を検出する認識手段と、前記放送番組を録画する録画手段と、前記放送番組を前記録画手段で録画した後、前記認識手段が視聴者の存在を検出した場合、前記録画手段で録画した放送番組に係る画像を表示手段に対して自動的に表示させるように制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、視聴者が不在の時に録画した放送番組を、視聴者の存在を検出した時に自動的に表示することで、必要な情報を速やかに伝達することが可能になる。
本発明に係る各実施形態を以下に説明する。図1は本発明を適用した放送受信装置の構成例を示すブロック図である。放送受信装置は放送波を受信して放送番組を解析し、特定の放送番組を録画する機能を有する。ここで特定の放送番組には緊急警報に係る番組が含まれ、以下では緊急警報放送を例にして実施形態を説明するが、他の放送番組への適用が可能である。
映像処理部は、映像メモリ1、表示コントロールプロセッサ2を備える。映像メモリ1は、表示装置3に出力するための表示用データや、表示コントロールプロセッサ2の作業データを保持する。また映像メモリ1は、後述する映像及び音声デコードプロセッサ7の符号化映像データや復号化映像データ、メインプロセッサ11の作業データ、入出力制御プロセッサ10の作業データ等のデジタルデータを保持する。表示コントロールプロセッサ2は制御用のメモリを内蔵している。該プロセッサ2は映像メモリ1の制御信号の発生、映像データに係る画像処理、グラフィック描画処理及び合成処理の他、メモリコントローラとして、他のプロセッサから映像メモリ1へのアクセス制御を行う。表示装置3は、表示コントロールプロセッサ2の制御下で映像メモリ1から読み出される表示データを受信して画像表示を行う。つまり表示コントロールプロセッサ2は復号後の映像信号を表示装置3に出力して画像表示を行うための表示制御手段としての機能を有する。
放送波4の受信及び信号処理部は、チューナ復調回路5、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6、映像及び音声デコードプロセッサ7を備え、変調されたトランスポートストリームの受信及び復調処理を行う。チューナ復調回路5は放送波4を受信する放送受信手段を構成し、トランスポートストリームを出力する。暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6はテレビ放送信号を解析してデータを分離する機能を有する。暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6は制御用のメモリを内蔵しており、多重化されたトランスポートストリームから番組配列情報、符号化映像データ、符号化音声データを分離する。映像及び音声デコードプロセッサ7は受信したテレビ放送信号から映像信号と音声信号を復号する復号化手段を構成し、制御用のメモリを内蔵している。該プロセッサ7は複数のフォーマットの符号化映像データ及び符号化音声データを復号し、映像データを表示コントロールプロセッサ2、映像メモリ1に出力し、音声データを後述の音声コントロールプロセッサ12、音声メモリ13に出力する。なお、音声コントロールプロセッサ12及び音声メモリ13を用いて音声信号処理部が構成され、スピーカ8は音声コントロールプロセッサ12の制御下で音声メモリ13からの音声データを受けて音声を出力する。
不揮発性記憶装置9は、各プロセッサが実行する制御プログラムを保持する。つまり、表示コントロールプロセッサ2、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6、後述の入出力制御プロセッサ10、音声コントロールプロセッサ12によって実行される制御プログラムが不揮発性記憶装置9に記憶されている。また不揮発性記憶装置9は、後述のメインプロセッサ11が実行するアプリケーションプログラムを保持する。そして不揮発性記憶装置9は、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6の出力する番組配列情報を記憶する。不揮発性記憶装置9に符号化映像データや符号化音声データを書き込み、またこれらのデータを読み出すことで録画や再生が行われる。なお、不揮発性記憶装置9の実施形態については半導体バッファメモリと磁気記録デバイスで構成される場合と、半導体メモリのみで構成される場合がある。
入出力制御プロセッサ10は不揮発性記憶装置9とともに放送番組の録画(及び再生)手段を構成し、不揮発性記憶装置9を制御する。入出力制御プロセッサ10は制御用のメモリを内蔵しており、不揮発性記憶装置9を用いた録画及び再生を制御し、録画済の放送番組を管理する。入出力制御プロセッサ10は前回に装置の電源がオン状態になった時点から未視聴の緊急警報放送の情報が不揮発性記憶装置9に記録されているか否かを判定する。入出力制御プロセッサ10はさらに、後述の複合入出力装置16の制御も行う。
装置の全般的な制御を司るメインプロセッサ11は、不揮発性記憶装置9に保持されるアプリケーションプログラムを解釈して実行し、また各プロセッサに係る制御プログラムを管理する。該制御プログラムは表示コントロールプロセッサ2、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6、入出力制御プロセッサ10、音声コントロールプロセッサ12が実行する制御プログラムである。
音声コントロールプロセッサ12は音声出力手段としてのスピーカ8の音声制御を担当する。音声コントロールプロセッサ12は制御用のメモリを内蔵しており、音声メモリ13の記憶データに関する音声合成加工を行い、音声信号をスピーカ8に出力する。なお音声メモリ13は、音声コントロールプロセッサ12の制御下で音声データを保持する。
ヒューマンインターフェース部14は、ユーザからの操作指示を受け付け、これを各プロセッサが扱えるコードに変換する。変換後のコード情報は後述の複合入出力装置16に送信される。なおユーザ操作についてはリモートコントローラや装置本体等に設けられた各種の操作要素を用いて無線又は有線通信により行われる。
本装置はインターネット15を利用したネットワーク通信によって外部装置との間で情報を送受することができる。例えば複合入出力装置16は、インターネット15を介して複数のサーバ及び情報端末装置等から番組の映像音声データ、プログラムデータ等を受信し、又はこれらの装置に対してデータを送信するための通信機能を有する。複合入出力装置16は入出力制御プロセッサ10の制御下に置かれ、ヒューマンインターフェース部14に関する入力処理及びインターネット15に関する通信処理等の制御を行う。
視聴者の存在に関する認識処理部は、認識メモリ17、形状認識装置18、撮像装置19を備える。撮像装置19は映像データを出力し、形状認識装置18を介してデジタル化した撮像データを認識メモリ17が保持する。形状認識装置18は、撮像装置19による映像出力をデジタル化する処理や、認識メモリ17に格納した撮像データを読み出して特定の形状を調べて、表示装置3の前方に人がいるか否かを判断するための認識処理を行う。撮像装置19は主として表示装置3の前方領域を撮像し、撮像後の映像データを形状認識装置18に出力する。なお、本発明の適用上、視聴者の存在を検出する認識手段及び方法の如何は問わない。
電源制御部20は、必要に応じて各回路部への電源供給及び電源遮断を行い、装置の待機電力を必要最低限に抑える。電源制御部20は、メインプロセッサ11等からの情報に基づいて動作状況を把握しており、緊急警報放送を受信できるように待機状態での電源管理を行っている。電源制御部20は図示しない電源部から、符号1乃至3や、符号5乃至14及び16に示す各構成要素に対して選択的に給電するように制御を行う。
図2及び図3は本発明の第1実施形態に係る処理例を説明するフローチャートである。図2は受信処理の一例を示し、図3は表示処理の一例を示す。
以下、図2に示す受信処理をS1乃至7のステップに従って説明する。受信開始時に装置はスタンバイ状態にあり、チューナ復調回路5は、緊急警報放送の起動制御信号によって起動可能である。
以下、図2に示す受信処理をS1乃至7のステップに従って説明する。受信開始時に装置はスタンバイ状態にあり、チューナ復調回路5は、緊急警報放送の起動制御信号によって起動可能である。
S1では、電源制御部20によって選択的に給電されたチューナ復調回路5が、緊急警報放送の起動制御信号を受信したか否かについて判定される。その結果、起動制御信号の受信時にはS2に進むが、当該信号を受信しない場合はS1の判定処理が繰り返される。
S2で緊急警報放送が受信されるが、その際、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6は番組配列情報を受信し、緊急警報放送の受信の準備を行う。S3にて、電源制御部20により選択的に給電された形状認識装置18は、撮像装置19による撮像データに基づき、視聴者の存在について有無を判定する。その結果、形状認識装置18が人物を検出した場合、S5に進むが、未検出の場合、S4に進む。
S5にて、緊急警報放送の表示及び音声出力処理が行われる。つまり、チューナ復調回路5による受信後、電源制御部20によって選択的に給電された映像及び音声デコードプロセッサ7と表示コントロールプロセッサ2に従って処理された画像データに基づいて表示装置3が放送画像を表示する。一方、映像及び音声デコードプロセッサ7及び音声コントロールプロセッサ12に従って処理された音声データに基づいてスピーカ8が放送音声を出力する。なお、表示コントロールプロセッサ2が緊急警報の放送番組を表示装置3によって表示する際には当該放送番組の映像に対して、番組配列情報に含まれる番組情報に関する映像を合成して表示させる。なお当該放送番組は番組配列情報の中に特定の情報を含んでおり、その映像に合成される番組情報に関する映像の有無は当該番組情報の内容により決定される。
次のS7にて緊急警報放送の表示について終了判定が行われ、表示の終了と判定された場合、一連の処理が終了する。表示が未終了の場合、表示終了時点までS7の判定が繰り返される。
前記S3にて形状認識装置18が人物を検出しない場合、S4に進んで緊急警報放送の録画処理が行われる。つまり、不揮発性記憶装置9と入出力制御プロセッサ10への選択的な給電が電源制御部20によって行われ、緊急警報放送に係る映像及び音声データが不揮発性記憶装置9に保存される。この場合、映像及び音声デコードプロセッサ7、表示コントロールプロセッサ2、表示装置3、音声コントロールプロセッサ12、スピーカ8には給電されない。次のS6にて緊急警報放送の録画について終了判定が行われ、録画終了と判定された場合、一連の処理が終了する。録画が未終了の場合には録画終了時点までS6の判定が繰り返される。
次に図3のフローチャートを用いて、表示処理について説明する。処理の開始時に装置はスタンバイ状態にある。S8にて、電源制御部20によって選択的に給電された形状認識装置18が人物を検出するとS9に進むが、未検出の場合、人物を検出するまでS8の判定が繰り返される。
S9にて、未視聴とされる緊急警報放送の録画データが存在するか否かを、不揮発性記憶装置9に保存したデータに基づいて入出力制御プロセッサ10が判定する。選択的に給電可能な入出力制御プロセッサ10により、前回の電源投入時から未視聴の緊急警報放送の録画データが存在することが検出されるとS10に進むが、未検出の場合、一連の処理が終了する。すなわち、前記S8にて形状認識装置18が人物を検出した場合であっても、前回の電源投入時から未視聴の緊急警報放送の録画データが不揮発性記憶装置9内に保存されていないことが判明した場合には、画像表示及び音声出力は行われない。
S10では、録画済の緊急警報放送に係る画像表示及び音声出力の処理が行われる。つまり、電源制御部20により選択的に給電された映像及び音声デコードプロセッサ7と表示コントロールプロセッサ2に従って処理された画像データに基づいて表示装置3が放送画像を表示する。一方、映像及び音声デコードプロセッサ7と音声コントロールプロセッサ12に従って処理された音声データに基づいてスピーカ8が放送音声を出力する。次のS11にて緊急警報放送の表示について終了判定が行われ、表示終了と判定された場合、一連の処理が終了する。表示が未終了の場合には表示終了時点までS11の判定が繰り返される。
以上のように、本装置はスタンバイ状態であったとしても視聴者を検出することが可能な形状認識装置18を備えており、人物を検出することで緊急警報放送の再生に必要な構成部に対して電源制御部20によって選択的に給電してこれらを起動させることができる。そして、形状認識装置18が視聴者を検出しない状況で緊急警報の起動制御信号が検出された場合、装置がスタンバイ状態であったとしても不揮発性記憶装置9に緊急警報放送のデータを記録できる。その後、形状認識装置18によって視聴者が検出され、入出力制御プロセッサ10によって未視聴の緊急警報放送の録画データが存在すると判明した場合、視聴者による操作無しにその目前で緊急警報放送を自動的に表示できる。
次に本発明の第2実施形態を説明する。図4は第2実施形態における受信処理例を示すフローチャートである。図4のフローチャートと、第1実施形態に係る図2のフローチャートとの相違点は、S3のステップで人物の存在が検出されない場合、S15に進んで緊急警報放送を表示してからS4の録画処理が行われることである。つまり、S3で形状認識装置18が人物を検出しない場合、S15に進む。ここで、S5と同様に緊急警報放送の表示及び音声出力が行われた後でS4に進む。なお、重複回避のため、ステップS1乃至7の説明は省略する。本例ではS4での表示後にS5で録画処理が行われるが、緊急警報放送の表示と録画を同時に並行して行えることは勿論である。
次に本発明の第2実施形態を説明する。図4は第2実施形態における受信処理例を示すフローチャートである。図4のフローチャートと、第1実施形態に係る図2のフローチャートとの相違点は、S3のステップで人物の存在が検出されない場合、S15に進んで緊急警報放送を表示してからS4の録画処理が行われることである。つまり、S3で形状認識装置18が人物を検出しない場合、S15に進む。ここで、S5と同様に緊急警報放送の表示及び音声出力が行われた後でS4に進む。なお、重複回避のため、ステップS1乃至7の説明は省略する。本例ではS4での表示後にS5で録画処理が行われるが、緊急警報放送の表示と録画を同時に並行して行えることは勿論である。
第2実施形態によれば、表示装置3の正面には居なかったがその近傍に居た視聴者は緊急警報放送を視聴できるという利点が得られる。なお、第2実施形態に係る表示処理のフローチャートについては第1実施形態の場合と同じであり、よってその説明を割愛する。
次に本発明の第3実施形態を説明する。図5は第3実施形態における受信処理例を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートと、第1実施形態に係る図2のフローチャートとの相違点は、人物の有無についての判定結果の如何に係わらず、装置が受信動作、表示動作、録画動作を順次に行うことである。処理の開始時に装置はスタンバイ状態にある。S20にて、緊急警報の起動制御信号が検出されるとS21に進む。該信号が未検出の場合、S20の判定が繰り返される。
S21にて装置が緊急警報放送を受信した後、S22で緊急警報放送の画像表示及び音声出力を行う。そしてS23に進み、緊急警報放送の録画処理が行われる。S24にて録画終了の判定が行われる、録画終了時点で上記一連の処理が終了するが、録画が未終了の場合、S24の判定が繰り返される。
なお、第3実施形態に係る表示処理のフローチャートについては第1実施形態の場合と同じであり、よってその説明を割愛する。
なお、第3実施形態に係る表示処理のフローチャートについては第1実施形態の場合と同じであり、よってその説明を割愛する。
次に本発明の第4実施形態を説明する。装置のスタンバイ状態において、図1に示すチューナ復調回路5に加え、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6についても、電源制御部20の制御下で不図示の電源部から同時に給電が可能である。装置が緊急警報放送を受信した後に、電源制御部20は、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6とチューナ復調回路5の双方に対して給電し続けるように制御する。暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6が番組配列情報の監視することで、その後に続く臨時ニュース番組に係る番組配列情報の取得が可能になる。
臨時ニュース番組の番組配列情報が検出された場合、電源制御部20は、入出力制御プロセッサ10と不揮発性記憶装置9に給電を行うように制御する。これによりスタンバイ状態で、緊急警報放送に続く臨時ニュースの録画が可能となる。
臨時ニュース番組の録画終了後、形状認識装置18が人物を検出した否かについて判定される。その結果、人物が検出された場合、前回の電源投入時から未視聴の臨時ニュース番組の録画データが存在するか否かについて判定が行われる。つまり不揮発性記憶装置9と入出力制御プロセッサ10によって未視聴の臨時ニュース番組が録画されていることが判明した場合、臨時ニュース番組に係るデータが読み出され、画像表示及び音声出力が行われる。
臨時ニュース番組の録画終了後、形状認識装置18が人物を検出した否かについて判定される。その結果、人物が検出された場合、前回の電源投入時から未視聴の臨時ニュース番組の録画データが存在するか否かについて判定が行われる。つまり不揮発性記憶装置9と入出力制御プロセッサ10によって未視聴の臨時ニュース番組が録画されていることが判明した場合、臨時ニュース番組に係るデータが読み出され、画像表示及び音声出力が行われる。
尚、上記処理例を示すフローチャートの図示は省略するが、例えば、図2のS2の後、暗号解読デマルチプレクスプロセッサ6及びチューナ復調回路5への給電を続行し、番組配列情報を監視する。そして臨時ニュース番組に係る番組配列情報が取得された場合、S4にて当該番組についても録画処理が行われる。また、S5では、緊急警報番組と併せて臨時ニュース番組の画像表示及び音声出力が行われる。
第4実施形態によれば、録画した緊急警報放送を、該放送に関連する臨時ニュースと併せて再生することで、視聴者に対して緊急警報放送とそれに続く臨時ニュースをまとめて提示できる。これにより視聴者が状況を把握する上で一助とすることができ、利便性が向上する。
2 表示コントロールプロセッサ
3 表示装置
5 チューナ復調回路
6 暗号解読デマルチプレクスプロセッサ
7 映像及び音声デコードプロセッサ
9 不揮発性記憶装置
10 入出力制御プロセッサ
11 メインプロセッサ
18 形状認識装置
19 撮像装置
3 表示装置
5 チューナ復調回路
6 暗号解読デマルチプレクスプロセッサ
7 映像及び音声デコードプロセッサ
9 不揮発性記憶装置
10 入出力制御プロセッサ
11 メインプロセッサ
18 形状認識装置
19 撮像装置
Claims (10)
- 放送波を受信して放送番組を解析し、特定の放送番組を録画する機能を有する放送受信装置であって、
視聴者の存在を検出する認識手段と、
前記放送番組を録画する録画手段と、
前記放送番組を前記録画手段で録画した後、前記認識手段が視聴者の存在を検出した場合、前記録画手段で録画した放送番組に係る画像を表示手段に対して自動的に表示させるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする放送受信装置。 - 前記制御手段は、前記放送番組が受信された後、前記認識手段によって視聴者の存在が検出されない場合、当該放送番組を前記録画手段で録画させるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記制御手段は、前記放送番組が受信された後、前記認識手段によって視聴者の存在が検出されない場合、前記放送番組に係る画像を前記表示手段に表示させるとともに、当該放送番組を前記録画手段で録画させるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の放送受信装置。
- 放送波を受信する放送受信手段と、
前記放送受信手段で受信した放送信号を解析する解析手段と、
前記放送受信手段で受信した放送信号から映像信号と音声信号を復号する復号化手段と、
前記復号化手段で復号した映像信号を前記表示手段に出力する表示制御手段と、をさらに備え、
前記放送受信手段及び前記解析手段が給電されている状態で前記放送番組を検出した場合、前記録画手段への給電が行われて当該放送番組が録画されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の放送受信装置。 - 前記録画手段として、前記放送番組に係るデータを記憶するための記憶手段及び該記憶手段を制御する入出力制御手段を備え、
前記放送番組の録画が終了した後、前記認識手段によって視聴者の存在が検出され、かつ前記入出力制御手段が前記記憶手段に記憶された未視聴の前記放送番組に係るデータを検出した場合、前記制御手段は未視聴の当該放送番組を前記表示手段に表示させるように制御することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の放送受信装置。 - 前記解析手段は前記放送信号から番組配列情報を分離し、前記表示制御手段は、当該放送番組を前記表示手段によって表示する際にはその映像に対して、前記番組配列情報に含まれる番組情報に関する映像を合成して表示させることを特徴とする、請求項4に記載の放送受信装置。
- 前記放送受信手段は、緊急警報放送の起動制御信号によって起動可能であることを特徴とする、請求項4に記載の放送受信装置。
- 前記番組配列情報は緊急警報放送に関連する情報を含むことを特徴とする、請求項6に記載の放送受信装置。
- 緊急警報放送に続く臨時ニュース番組を示す番組配列情報が前記解析手段によって検出された場合、前記録画手段は当該臨時ニュース番組を録画し、
前記臨時ニュース番組の録画が終了した後、前記認識手段によって視聴者の存在が検出された場合、前記表示制御手段は、録画済みの前記臨時ニュース番組を緊急警報放送に係る情報と併せて前記表示手段に表示させるように制御することを特徴とする請求項6に記載の放送受信装置。 - 放送波を受信して放送番組を解析し、特定の放送番組を録画する機能を有する放送受信装置の制御方法であって、
前記放送番組を録画する録画ステップと、
前記録画ステップの後で視聴者の存在を検出する認識ステップと、
前記認識ステップにて視聴者の存在が検出された場合、前記録画ステップで録画した放送番組に係る画像を自動的に表示させる表示ステップと、を有することを特徴とする放送受信装置の制御方法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103873923A (zh) * | 2012-12-12 | 2014-06-18 | 联想(北京)有限公司 | 一种视频处理方法及系统 |
JP2021078035A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 日本電気株式会社 | 無線システム |
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2009
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