JP2011004049A - 映像監視装置 - Google Patents

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隆宏 平松
Takeshi Mio
武史 三尾
Masao Wakabayashi
正男 若林
Koichi Nakajima
宏一 中島
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Abstract

【課題】映像の再生や記録を制限するための手段としてパスワードを用いることなく、許可されていない人物が不正に操作を行うことができない映像監視装置を提供する。
【解決手段】映像を受信する映像受信部11と、ユーザの指示を受ける操作部13と、ユーザを識別する入力個人識別情報を取得する個人識別情報入力部14と、操作部13の操作を許可するユーザを識別するための予め登録されている操作許可個人識別情報と、個人識別情報入力部14により取得される入力個人識別情報との認証を行う操作認証処理部15と、操作認証処理部15によってユーザが認証された場合に、操作部13が受けた指示に基づき映像受信部11を制御する制御部16とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、認証手段を用いて映像の再生や記録などを制限する映像監視装置に関するものである。
従来の映像監視装置では、操作部によりパスワードを入力する構成をとることによって、操作を許可されているユーザ以外の人物が映像の再生または検索を行うことができないように制限していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−132669号公報
しかしながら、この特許文献1に開示される従来の映像監視装置では、映像の再生や記録を制限するための手段としてパスワードを用いていたため、このパスワードの入力が煩雑であるという課題があった。また、本来、再生や記録を許可されていない人物が不正にパスワードを取得した場合、このパスワードを用いて不正に操作を行うことができてしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、映像監視装置の映像の再生や記録を制限するための手段としてパスワードを用いることなく、本来、映像の再生や記録を許可されていない人物が不正に操作を行うことができない映像監視装置を提供することを目的とする。
この発明に係る映像監視装置は、映像を受信する映像受信部と、ユーザの指示を受ける操作部と、ユーザを識別する入力個人識別情報を取得する個人識別情報入力部と、操作部の操作を許可するユーザを識別するために予め登録されている操作許可個人識別情報と、個人識別情報入力部により取得される入力個人識別情報との認証を行う操作認証処理部と、操作認証処理部によってユーザが認証された場合に、操作部が受けた指示に基づき映像受信部を制御する制御部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、IDカードから読み込んだ個人識別情報を用いて操作を許可するユーザを識別することにより、入力が煩雑なパスワードを用いることなく映像監視装置の操作を適切に制限することができ、操作を許可するユーザ以外の人物が不正に操作を行うことができないようにすることができる。
この発明の実施の形態1に係る映像監視装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2における認証処理部に予め登録されている操作許可個人識別情報と権限レベルを示す図である。 この発明の実施の形態3に係る映像監視装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る映像監視装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る映像監視装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る映像監視装置の構成を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る映像監視装置の構成を示す図である。
映像監視装置は、図1に示すように、カメラ1及び監視映像記録装置2から構成される。
カメラ1は、監視映像を撮像するものである。このカメラ1により撮像される監視映像が、監視映像記録装置2に送信される。
監視映像記録装置2は、カメラ1から送信される監視映像を記録するものであり、図1に示すように、映像受信部11、映像記録部12、操作部13、カードリーダ(個人識別情報入力部)14、操作認証処理部15及び制御部16から構成される。
映像受信部11は、カメラ1から送信される監視映像を受信するものである。この映像受信部11は、操作部13により制御部16を介して操作される。この映像受信部11により受信される映像は映像記録部12に送信される。
映像記録部12は、映像受信部11から送信される監視映像を記録するものである。この映像記録部12は、操作部13により制御部16を介して操作される。
操作部13は、ユーザからの操作を受け付けて、映像受信部11及び映像記録部12を制御部16を介して操作するものである。この操作部13は、例えば本体に備え付けられたボタン、赤外線リモコン送信部と赤外線リモコン受信部の組み合わせ、表示装置にメニュー画面を表示しマウスなどの入力器を用いてメニュー選択するGUI(Graphical User Interface)などにより構成される。この操作部13により受け付けられるユーザの操作内容を示す操作情報は、制御部16に送信される。
カードリーダ(個人識別情報入力部)14は、個人を識別するための入力個人識別情報が記録されたIDカード3から、この入力個人識別情報を読み出すものである。このカードリーダ14により読み出される入力個人識別情報は、操作認証処理部15に送信される。
操作認証処理部15は、操作部13の操作を許可するユーザを識別するための操作許可個人識別情報を予め登録しており、この予め登録される操作許可個人識別情報とカードリーダ14から送信される入力個人識別情報との認証を行うものである。この操作認証処理部15による認証に成功したか否かを示す認証結果は、制御部16に送信される。
制御部16は、操作認証処理部15による認証結果に基づいて、映像受信部11及び映像記録部12の操作を制限するものである。この制御部16は、操作認証処理部15から送信される認証結果から、ユーザの認証に成功したと判断した場合には、操作部13がユーザからの操作を受け付けるように制御を行い、操作部13から送信される操作情報に基づいて、映像受信部11及び映像記録部12の制御を行う。一方、制御部16は、操作認証処理部15から送信される認証結果から、ユーザの認証に失敗したと判断した場合には、操作部13がユーザからの操作を受け付けないように制御を行う。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、監視映像記録装置2の不図示の電源が投入され、操作認証処理部15による認証が行われていない状態において、監視映像記録装置2に接続されるカメラ1は監視映像を撮影し、監視映像記録装置2の映像受信部11に送信する。次いで、監視映像記録装置2の映像受信部11はカメラ1から送信される監視映像を受信し、映像記録部12に送信する。次いで、映像記録部12は、映像受信部11から送信される監視映像を不図示の記録媒体に記録する。このとき、制御部16は、操作部13がユーザからの操作を受け付けないように制御する。
上記のような状態において、カードリーダ14は、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14から読み出される入力個人識別情報は操作認証処理部15に送信される。次いで、操作認証処理部15は、カードリーダ14から送信される入力個人識別情報と予め登録される操作許可個人識別情報との認証を行う。この操作認証処理部15により認証に成功したか否かを示す認証結果は制御部16に送信される。
次いで、制御部16は、操作認証処理部15から送信される認証結果に従い、操作部13の動作を制御する。ここで、制御部16は、操作認証処理部15から送信される認証結果から認証に成功したと判断した場合には、操作部13に対して、ユーザの操作を受け付けるように制御する。
次いで、操作部13は、監視映像の再生・記録などのユーザからの操作を受け付ける。この操作部13により受け付けられるユーザの操作内容を示す操作情報は制御部16に送信される。次いで、制御部16は、操作部13から送信される操作情報に従い、映像受信部11や映像記録部12の動作を制御する。
一方、制御部16は、操作認証処理部15から送信される認証結果から認証に失敗したと判断すると、操作部13に対して、ユーザからの操作を受け付けないように制御する。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、IDカード3から読み込んだ入力個人識別情報と操作認証処理部15に予め登録される操作許可個人識別情報を用いて認証を行い、認証に成功したユーザのみに対して操作部13による操作を許可するように構成したので、権限を与えられたユーザのみが確実に、簡単な操作により操作可能とすることができる。
なお、この発明の実施の形態1に係る映像監視装置では、個人識別情報入力部としてカードリーダ14を用いて、IDカード3から個人を識別する入力個人識別情報を読み出すように構成したが、カードリーダ14の代わりに指紋読み取り装置や静脈パターン読み取り装置や虹彩読み取り装置などの他の入力個人識別情報を読み出す装置を用いて構成しても構わない。
また、この発明の実施の形態1に係る映像監視装置では、カードリーダ14及び操作認証処理部15を監視映像記録装置2の内部に設けるように構成したが、カードリーダ14もしくは操作認証処理部15を監視映像記録装置2の外部に設けて、監視映像記録装置2と接続するように構成しても構わない。
実施の形態2.
この発明の実施の形態1に係る映像監視装置では、操作認証処理部15により認証されるユーザに対して、一律に、操作部13による操作を許可するように構成したものであるが、この発明の実施の形態2に係る映像監視装置は、認証されるユーザ毎に許可する操作の範囲を設定するように構成したものである。
この発明の実施の形態2に係る映像監視装置は、図1に示す、この発明の実施の形態1に係る映像監視装置と同等の構成であり、以下、図1を参照して説明する。
図2はこの発明の実施の形態2における操作認証処理部15に予め登録されている操作許可個人識別情報と権限レベルの関連づけを示す図である。
ここで、図2に示す、操作許可個人識別情報a1は、操作が許可されたユーザaを識別するための個人識別情報である。また、権限レベルa2は、ユーザaに許可する操作内容を示す情報である。以下、操作許可個人識別情報b1、権限レベルb2、操作許可個人識別情報c1、権限レベルc2についても同様である。
図2に示すように、操作認証処理部15では、操作許可個人識別情報a1〜c1とユーザa〜cに許可する操作内容である権限レベルa2〜c2とを予め関連付けて登録している。ここで、例えば、ユーザaの権限レベルa2が1レベルの場合は、映像監視装置の電源断、監視映像の記録開始及び監視映像の記録停止の操作が許可され、権限レベルa2が2レベルの場合は、権限レベルa2が1レベルで許可される操作に加えて記録画質の設定変更の操作が許可され、権限レベルa2が3レベルの場合は、全ての操作が許可されるように定義している。また、制御部16は、監視映像記録装置2の電源投入直後の状態では、権限レベルa2〜c2を1レベルに設定して、映像監視装置の電源断、監視映像の記録開始及び監視映像の記録停止の操作のみ許可されるように操作部13を制御する。
操作認証処理部15は、予め登録される操作許可個人識別情報とカードリーダ14から送信される入力個人識別情報との認証を行い、認証に成功した場合には、この操作許可個人識別情報に関連付けられる権限レベルを抽出し、この抽出した権限レベル及び認証に成功したことを示す認証結果を制御部16に送信する。
制御部16は、操作認証処理部15から認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合には、操作認証処理部15から送信される権限レベルに従って、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御する。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、カードリーダ14は、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14から読み出される入力個人識別情報は操作認証処理部15に送信される。次いで、操作認証処理部15は、予め登録される操作許可個人識別情報とカードリーダ14から送信される入力個人識別情報との認証を行う。
ここで、例えば、操作認証処理部15は、操作許可個人識別情報b1と入力個人識別情報との認証に成功した場合には、この操作許可個人識別情報b1に関連付けられる権限レベルb2を抽出する。この操作認証処理部15により認証に成功したことを示す認証結果及び抽出された権限レベルb2は制御部16に送信される。次いで、制御部16は、抽出した権限レベルb2に従って、操作部13において操作可能とする範囲を設定する。例えば、権限レベルb2が2レベルである場合、映像監視装置の電源断、監視映像の記録開始と記録停止及び記録画質の設定変更の操作を許可されるように操作部13を制御する。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、IDカード3から読み出した入力個人識別情報により認証に成功したユーザのみに対して、予め登録された範囲の操作を許可するように構成したので、権限を与えられたユーザのみが確実に、簡単な操作により、それぞれの権限に応じた操作を可能とすることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態2に係る映像監視装置では、操作認証処理部15により認証されるユーザに対応する権限レベルに従って、ユーザに許可する操作内容を設定するように構成したものであるが、この発明の実施の形態3に係る映像監視装置は、監視映像記録装置2が監視映像を表示する機能を有する場合に、操作認証処理部15により認証されるユーザに対応する権限レベルに従って、ユーザに許可する監視映像の閲覧操作内容を設定するように構成したものである。
図3はこの発明の実施の形態3に係る映像監視装置の構成を示す図である。
図3に示すように、この発明の実施の形態3に係る映像監視装置は、図1に示す、この発明の実施の形態1に係る映像監視装置の構成に、映像表示部17を追加したものである。
以下、図1に示す、この発明の実施の形態1に係る映像監視装置と同一または同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
映像表示部17は、映像受信部11で受信した直後の監視映像や映像記録部12に記録された監視映像を表示するものである。この映像表示部17は、操作部13により制御部16を介して操作される。
なお、この映像表示部17は、図示しない液晶モニタなどの表示装置と接続して、この表示装置に監視映像を表示させるように構成しても良いし、あるいは映像表示部17に液晶モニタなどの表示装置を含むように構成しても良い。
操作部13は、ユーザからの操作を受け付けて、映像受信部11及び映像記録部12を制御部16を介して操作し、さらに、映像表示部17を制御部16を介して操作する。
制御部16は、操作部13から送られる操作情報に基づいて、映像受信部11及び映像記録部12を制御し、さらに、映像表示部17を制御する。
操作認証処理部15では、操作許可個人識別情報a1〜c1とユーザa〜cに許可する監視映像の閲覧操作内容である権限レベルa2〜c2を予め関連付けて登録している。例えば、ユーザaの権限レベルa2が1レベルの場合は、監視映像を表示することはできず、権限レベルa2が2レベルの場合は、映像受信部11で受信した直後の監視映像の閲覧が許可され、権限レベルa2が3レベルの場合は映像受信部11で受信した直後の監視映像及び映像記録部12に記録された監視映像の閲覧が許可されるように定義している。また、制御部16は、監視映像記録装置2の電源投入直後の状態では、権限レベルa2〜c2を1レベルに設定して、映像を表示することができないように操作部13を制御する。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、カードリーダ14は、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14から読み出される入力個人識別情報は操作認証処理部15に送信される。次いで、操作認証処理部15は、予め登録される操作許可個人識別情報とカードリーダ14から送信される入力個人識別情報との認証を行う。
ここで、例えば、操作認証処理部15は操作許可個人識別情報c1と入力個人識別情報との認証に成功した場合には、この操作許可個人識別情報c1に関連付けられる権限レベルc2を抽出する。この操作認証処理部15により認証に成功したことを示す認証結果及び抽出された権限レベルc2は、制御部16に送信される。次いで、制御部16は、抽出した権限レベルc2に従って、操作部13において閲覧操作可能とする範囲を設定する。例えば、この権限レベルc2が3レベルである場合、映像受信部11で受信した直後の監視映像及び映像記録部12に記録された監視映像の両方の閲覧操作が許可されるように操作部13を制御する。
以上のように、この発明の実施の形態3によれば、IDカード3から読み出した入力個人識別情報により認証に成功したユーザのみに対して、予め登録された範囲の監視映像の閲覧操作を許可するように構成したので、権限を与えられたユーザのみが確実に、簡単な操作により、それぞれの権限に応じた監視映像の閲覧を可能とすることができる。
また、この発明の実施の形態3に係る映像監視装置では、操作認証処理部15は、3レベルなどの上位権限レベルに対応する閲覧操作の可能範囲が1レベルなどの下位権限レベルに対応する閲覧操作の可能範囲を包含するように定義したが、それぞれの権限レベルが独立するよう構成しても良い。例えば、カメラ11が図示しない3台のカメラ11a、カメラ11b及びカメラ11cで構成されている場合、権限レベルa2〜c2が1レベルの場合には、カメラ11aの監視映像のみが閲覧操作可能であり、権限レベルa2〜c2が2レベルの場合には、カメラ11bの監視映像のみが閲覧操作可能であり、権限レベルa2〜c2が3レベルの場合には、カメラ11cの監視映像のみが閲覧操作可能とするように構成しても良い。
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4に係る映像監視装置の構成を示す図である。
図4に示すように、この発明の実施の形態4に係る映像監視装置は、図3に示す、この発明の実施の形態3に係る映像監視装置の構成からカードリーダ14を削除し、ユーザの入退室を管理する入退室管理装置4と、監視映像記録装置2が設置される領域を区切る部屋5と、部屋5への入退室をするための扉6と、扉6に取り付けられ、部屋5への入退室を制限する電子錠7と、カードリーダ(個人識別情報入力部)14aとを追加したものである。
なお、図4において、入退室管理装置4は部屋5の中に設けるように構成しているが、部屋5の外に設けて構成してもよい。
以下、図3に示す、この発明の実施の形態3に係る映像監視装置と同一または同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
カードリーダ(個人識別情報入力部)14aは、この発明の実施の形態1〜3におけるカードリーダ14と同等のものである。このカードリーダ14aは、部屋5の外側に取り付けられ、ユーザが部屋5に入室する際に使用するものである。このカードリーダ14aによりIDカード3から読み出される入力個人識別情報は、入退室管理装置4に送信される。
入退室管理装置4は、カードリーダ14aから送信される入力個人識別情報に基づいて、ユーザの部屋5への入退室を管理するものである。この入退室管理装置4は、図4に示すように、入退室認証処理部15b及び電子錠制御部18から構成される。
入退室認証処理部15bは、部屋5への入室を許可するユーザの入室許可個人識別情報を予め登録しており、この予め登録される入室許可個人識別情報とカードリーダ14aから送信される入力個人識別情報との認証を行うものである。この入退室認証処理部15bにより認証に成功したか否かを示す認証結果は電子錠制御部18に送信される。また、入退室認証処理部15bはユーザの認証に成功した場合には、入力個人識別情報を監視映像記録装置2の操作認証処理部15aに送信する。
電子錠制御部18は、入退室認証処理部15bから送信される認証結果に従い、扉6に取り付けられている電子錠の開閉を制御するものである。この電子錠制御部18は、認証結果から入退室認証処理部15bが認証に成功したと判断した場合には、電子錠7を解錠し、認証結果から入退室認証処理部15bが認証に失敗したと判断した場合には、電子錠を解錠しない。
監視映像記録装置2の操作認証処理部15aは、この発明の実施の形態1〜3における操作認証処理部15と同等のものであり、予め登録された操作許可個人識別情報と入退室認証処理部15bから送信される入力個人識別情報との認証を行う。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、カードリーダ14aは、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14aから読み出される入力個人識別情報は入退室管理装置4の入退室認証処理部15bに送信される。次いで、入退室認証処理部15bは、予め登録される入室許可個人識別情報とカードリーダ14aから送信される入力個人識別情報との認証を行う。この入退室認証処理部15bにより認証に成功したか否かを示す認証結果は電子錠制御部18に送信される。また、入退室認証処理部15bはユーザの認証に成功した場合には、入力個人識別情報を監視映像記録装置2の操作認証処理部15aに送信する。
次いで、電子錠制御部18は、入退室認証処理部15bから送信される認証結果から入退室認証処理部15bが認証に成功したと判断した場合には、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠する。
その後の処理は、この発明の実施の形態1〜3に係る映像監視装置と同様であり、その説明を省略する。
一方、電子制御部18は、認証結果から入退室認証処理部15bが認証に失敗したと判断した場合には、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠しない。
以上のように、この発明の実施の形態4によれば、入退室管理装置4に接続されるカードリーダ14aから読み出される入力個人識別情報により認証に成功したユーザのみに監視映像記録装置2が設置される部屋5への入室を許可するように構成したので、権限を与えられたユーザが簡単な操作により、監視映像記録装置2が設置される部屋5に入室することができる。また、監視映像記録装置2と入退室管理装置4による認証処理を1つのカードリーダ14aから読み出される入力個人識別情報に基づいて行うことができるので、コストを軽減することができる。
なお、この発明の実施の形態4に係る映像監視装置では、入退室認証処理部15bは、ユーザの認証に成功した場合に、操作認証処理部15aに入力個人識別情報を送信するように構成したが、カートリーダ14aと操作認証処理部15aとも直接接続させて、カードリーダ14aが操作認証処理部15a及び入退室認証処理部15bに入力個人識別情報を送信するように構成しても構わない。
また、この発明の実施の形態4に係る映像監視装置では、操作認証処理部15aは制御部16に認証結果を送信するように構成したが、入退室認証処理部15bと制御部16を直接接続させて、入退室認証処理部15bが制御部16に認証に成功したか失敗したかの認証結果を送信するように構成しても構わない。この場合、監視映像記録装置2には操作認証処理部15aは不要であり、制御部16は、入退室認証処理部15bから送信される認証結果に基づいて、操作部13の操作可能範囲を設定し、制限を行う。
実施の形態5.
この発明の実施の形態4に係る映像監視装置では、入退室管理装置4はカードリーダ14aから送信される入力個人識別情報を用いて、監視映像記録装置2が設置された部屋5への入室を許可するように構成したものであるが、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置は、入退室管理装置4に、部屋5に在室しているユーザを在室ユーザ一覧に登録させることにより管理させて、この在室ユーザ一覧を用いて監視映像記録装置2の権限レベルを設定するように構成したものである。
図5はこの発明の実施の形態5に係る映像監視装置の構成を示す図である。
図5に示すように、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置は、図4に示す、この発明の実施の形態4に係る映像監視装置の入退室管理装置4に、部屋5に在室しているユーザを把握する在室確認部19を追加し、部屋5の内側に、部屋5から退室するためのカードリーダ(個人識別情報入力部)14bを追加したものである。
以下、図4に示す、この発明の実施の形態4に係る映像監視装置と同一または同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
カードリーダ(個人識別情報入力部)14bは、この発明の実施の形態1〜3におけるカードリーダ14と同等のものである。カードリーダ14bは、部屋5の内側に取り付けられ、ユーザが部屋から退室する際に使用されるものである。このカードリーダ14bによりIDカード3から読み出される入力個人識別情報は入退室管理装置4の入退室認証処理部15bに送信される。
入退室認証処理部15bは、部屋5への入退室を許可するユーザを識別する入退室許可個人識別情報を予め登録しており、この予め登録される入退室許可個人識別情報とカードリーダ14a,14bから送信される入力個人識別情報との認証を行う。入退室認証処理部15bにより認証に成功したか否かを示す認証結果は電子錠制御部18に送信される。また、入退室認証処理部15bは認証に成功した場合には、入室または退室するための認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を在室確認部19に送信する。
在室確認部19は、入退室認証処理部15bから送信される入力個人識別情報を、保持する在室ユーザ一覧に登録または削除することにより、部屋5に在室しているユーザを管理するものである。この在室確認部19は、入退室認証処理部15bからユーザが入室するための認証に成功したことを示す認証結果を受信すると、同時に受信する入力個人識別情報を在室ユーザ一覧に登録する。また、入退室認証処理部15bからユーザが退室するための認証に成功したことを示す認証結果を受信すると、同時に受信する入力個人識別情報を在室ユーザ一覧から削除する。この在室確認部19により入力個人識別情報が登録または削除された在室ユーザ一覧は監視映像記録装置2の操作認証処理部15aに送信される。
操作認証処理部15aは、在室確認部19から送信される入力個人識別情報と予め登録される操作許可識別情報との認証を行う。この操作認証処理部15aにより認証に成功したか否かを示す認証結果は制御部16に送信される。また、操作認証処理部15aにより認証に成功した場合には、在室確認部19から送信される在室ユーザ一覧に登録されるそれぞれの入力個人識別情報から、対応する操作許可個人識別情報を検索し、この検索される複数の操作許可個人識別情報に関係付けられる権限レベルを検索する。この操作認証処理部15aにより検索される複数の権限レベルは制御部16に送信される。
制御部16は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合、操作認証処理部15aから送信される複数の権限レベルのうち最も低い権限レベルに基づいて、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御を行う。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、ユーザが部屋5に入室する場合では、カードリーダ14aは、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14aから読み出される入力個人識別情報は入退室管理装置4の入退室認証処理部15bに送信される。次いで、入退室認証処理部15bはカードリーダ14から送信される入力個人識別情報と予め登録される入退室許可個人識別情報との認証を行う。この入退室認証処理部15bにより認証に成功したか否かを示す認証結果は電子錠制御部18に送信される。また、入退室認証処理部15bにより認証に成功した場合には、入退室認証処理部15bはユーザが入室するための認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を在室確認部19に送信する。
次いで、電子錠制御部18は、入退室認証処理部15bから送信される認証結果から入退室認証処理部15bが認証に成功したと判断した場合には、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠する。
次いで、在室確認部19は、入退室認証処理部15bからユーザが入室するための認証が成功したこと示す認証結果を受信した場合には、同時に送信される入力個人識別情報を在室ユーザ一覧に登録する。この在室確認部19により入力個人識別情報が登録された在室ユーザ一覧及び入力個人識別情報は操作認証処理部15aに送信される。
次いで、操作認証処理部15aは、在室確認部19から送信される入力個人識別情報と予め登録される操作許可識別情報との認証を行う。この操作認証処理部15aにより認証に成功したか否かを示す認証結果は制御部16に送信される。また、この操作認証処理部15aにより認証に成功した場合、次いで、操作認証処理部15aは、在室確認部19から送信される在室ユーザ一覧に登録されるそれぞれの入力個人識別情報に対応する操作許可個人識別情報に基づいて、権限レベルを検索する。この操作認証処理部15aにより検索される複数の権限レベルは制御部16に送信される。
次いで、制御部16は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合、操作認証処理部15aから送信される複数の権限レベルのうち最も低い権限レベルに基づいて、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御を行う。
一方、ユーザが部屋5から退室する場合には、カードリーダ14bは、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14bから読み出される入力個人識別情報は入退室認証処理部15bに送信される。次いで、入退室認証処理部15bはカードリーダ14bから送信される入力個人識別情報と入退室許可個人識別情報との認証を行う。この入退室認証処理部15bにより認証が成功した場合には、入退室認証処理部15bは、この認証に成功したことを示す認証結果を電子錠制御部18に送信すると共に、ユーザが退室するための認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を在室確認部19に送信する。
次いで、電子錠制御部18は、入退室認証処理部15bから送信される認証に成功したことを示す認証結果に従い、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠する。
次いで、在室確認部19は、入退室認証処理部15bからユーザが退室するための認証が成功したこと示す認証結果を受信した場合には、同時に送信される入力個人識別情報を在室ユーザ一覧から削除する。この在室確認部19により入力個人識別情報が削除された在室ユーザ一覧及び入力個人識別情報は操作認証処理部15aに送信される。
次いで、操作認証処理部15aは、在室確認部19から送信される入力個人識別情報と予め登録される操作許可識別情報との認証を行う。この操作認証処理部15aにより認証に成功したか否かを示す認証結果は制御部16に送信される。また、この操作認証処理部15aにより認証に成功した場合、次いで、操作認証処理部15aは、在室確認部19から送信される在室ユーザ一覧に登録されるそれぞれの入力個人識別情報に対応する操作許可個人識別情報に基づいて、権限レベルを検索する。この操作認証処理部15aにより検索される複数の権限レベルは制御部16に送信される。
次いで、制御部16は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合、操作認証処理部15aから送信される複数の権限レベルのうち最も低い権限レベルに基づいて、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御を行う。
以上のように、この発明の実施の形態5によれば、入退室管理装置4において部屋5に在室しているユーザを管理し、在室しているユーザの中で最も低い権限レベルに従って操作部13の操作可能範囲を設定するように構成したので、実施の形態4の効果に加え、複数のユーザが在室する場合にも、適切な権限レベルで操作部13の操作可能範囲を設定することができる。
なお、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置では、在室管理部19が管理する在室ユーザ一覧を用いて権限レベルを設定するように構成したが、現在部屋5に在室しているユーザの権限レベルより低い権限レベルを持つユーザが認証された際に、制御部16は、権限レベルを変更する代わりに、映像表示部17に現在の権限レベルより新規のユーザの権限レベルが低いことを示す情報を表示させるように構成しても良い。
実施の形態6.
この発明の実施の形態5に係る映像監視装置は、入退室管理装置4が管理する在室ユーザ一覧を用いて権限レベルを設定するように構成したものであるが、この発明の実施の形態6に係る映像監視装置は、部屋5に所定の権限レベルを有するユーザが所定の人数以上在室している場合に、当該権限レベルに従って操作部13の操作可能範囲を設定するように構成したものである。
この発明の実施の形態6に係る映像監視装置は、図5に示す、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置と同等の構成であり、その説明を省略する。
制御部16は、操作認証処理部15aから送信される認証結果からユーザの認証に成功したと判断した場合において、操作認証処理部15aから送信される複数の権限レベルから、所定レベル以上の権限レベルを有するユーザが、所定人数部屋5に在室すると判断した場合、この権限レベル基づいて、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御を行う。
次に、この映像監視装置の動作について説明する。
操作認証処理部15aは、新規のユーザの認証に成功した場合に、在室確認部19から送信される在室ユーザ一覧に登録されるそれぞれの入力個人識別情報に対応する操作許可個人識別情報に基づいて、権限レベルを検索する。この操作認証処理部15aにより検索される複数の権限レベルは制御部16に送信される。
ここで例えば、制御部16は、ある権限レベルを有するユーザが三人以上いる場合に、当該権限レベルに設定すると定義した場合において、部屋5に権限レベルが3レベルであるユーザが一人、権限レベルが2レベルであるユーザが一人、権限レベルが1レベルであるユーザが一人在室している場合には、権限レベルが2レベル以上であるユーザは二人、権限レベルが1レベル以上であるユーザは三人在室していることになるので、権限レベルを1レベルに設定して操作部13を制御する。
ここで、さらに権限レベルが3レベルである新規のユーザが部屋5に入室した場合には、権限レベルが2レベル以上であるユーザは三人在室していることになるので、制御部16は権限レベルを2レベルに設定して操作部13を制御する。
その後、権限レベルが2レベルであるユーザが部屋5から退室した場合には、権限レベルが3レベルであるユーザは二人、権限レベルが1レベルであるユーザは一人在室していることになるので、制御部16は権限レベルを1レベルに設定して操作部13を制御する。
それ以外の動作は、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置の動作と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態6によれば、所定の権限レベルを有するユーザが所定人数以上在室している場合に、その所定の権限レベルに従って、操作部13の操作可能範囲を設定するように構成したので、安全性を向上させることができる。
実施の形態7.
この発明の実施の形態5〜6に係る映像監視装置では、入退室管理装置4が管理する在室ユーザ一覧を用いて、監視映像記録装置2の権限レベルを設定するように構成したものであるが、この発明の実施の形態7に係る映像監視装置は、新規のユーザの権限レベルと監視映像記録装置2の制御部16により設定された権限レベルに応じて、扉6に取り付けられる電子錠7の開閉を制御するように構成したものである。
図6はこの発明の実施の形態7に係る映像監視装置の構成を示す図である。
以下、図5に示す、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置と同一または同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
入退室認証処理部15bは、カードリーダ14a,14bから送信される入力個人識別情報と予め登録される入退室許可個人識別情報との認証を行い、ユーザが入室するための認証に成功した場合には、この入力個人識別情報を操作認証処理部15aに送信し、ユーザが退出するための認証に成功した場合には、この入力個人識別情報及び認証に成功したことを示す認証結果を在室確認部19に送信するものである。
操作認証処理部15aは、入退室認証処理部15bから送信される入力個人識別情報に対応する操作許可個人識別情報に対応付けられる権限レベルを検索し、入室しようとしている新規のユーザの権限レベルと制御部16により設定されている権限レベルとを比較し、両者が同等か、新規のユーザの権限レベルが制御部16により設定されている権限レベルよりも高い場合には、操作認証処理部15aは認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を在室確認部19に送信する。一方、認証処理部15aは、新規のユーザの権限レベルが制御部16により設定されている権限レベルよりも低いと判断した場合には、認証に失敗したことを示す認証結果を在室確認部19を介して電子錠制御部18に送信する。
在室確認部19は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合には、同時に受信される入力個人識別情報を在室ユーザ一覧に登録する。この在室確認部19により入室する新規のユーザの入力個人識別情報が登録された在室ユーザ一覧は操作認証処理部15aに送信されるとともに、操作認証処理部15aから受信した認証結果を電子錠制御部18に送信する。また、入退室認証処理部15bから認証に成功したことを示す認証結果を受信した場合には、同時に受信される入力個人識別情報を在室ユーザ一覧から削除する。この在室確認部19により退出するユーザの入力個人識別情報が削除された在室ユーザ一覧は操作認証処理部15aに送信されるとともに、入退室認証処理部15bから受信した認証結果を電子錠制御部18に送信する。
次に、上記のように構成される映像監視装置の動作について説明する。
まず、ユーザが部屋5に入室する場合では、カードリーダ14aは、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14aから読み出される入力個人識別情報は入退室管理装置4の入退室認証処理部15bに送信される。次いで、入退室認証処理部15bはカードリーダ14aから送信される入力個人識別情報と予め登録される入退室許可個人識別情報との認証を行う。この入退室認証処理部15bにより認証に成功した場合には、入退室認証処理部15bは入室しようとしている新規のユーザの入力個人識別情報を操作認証処理部15aに送信する。
次いで、操作認証処理部15aは、入退室認証処理部15bから送信される入力個人識別情報を用いて認証を行う。具体的には、操作認証処理部15aは、入退室認証処理部15bから送信される入力個人識別情報に対応する操作許可個人識別情報に基づいて、入室しようとしている新規のユーザの権限レベルを検索する。次いで、操作認証処理部15aは、入室しようとしている新規のユーザの権限レベルと制御部16により設定されている権限レベルとを比較し、両者が同等か、制御部16により設定されている権限レベルの方が低い場合には、操作認証処理部15aはユーザの認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を在室確認部19に送信する。
次いで、在室確認部19は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を受信すると、この入力個人識別情報を在室ユーザ一覧に登録する。在室確認部19は認証結果を電子錠制御部18に送信すると共に、在室ユーザ一覧を操作認証処理部15aに送信する。次いで、電子錠制御部18は、在室確認部19から認証に成功したことを示す認証結果を受信すると、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠する。
一方、操作認証処理部15aは、制御部16により設定される権限レベルが入室しようとする新規のユーザの権限レベルより高いと判断した場合には、認証に失敗したことを示す認証結果を在室確認部19を介して電子錠制御部18に送信する。次いで、電子錠制御部18は、在室確認部19から送信される認証結果から、ユーザの認証に失敗したと判断した場合には、扉6に取り付けられた電子錠7は解錠しない。
一方、ユーザが部屋5から退室する場合には、カードリーダ14bは、ユーザによってIDカード3を読み込ませられることにより、このIDカード3から入力個人識別情報を読み出す。このカードリーダ14bから読み出される入力個人識別情報は入退室認証処理部15bに送信される。次いで、入退室認証処理部15bはカードリーダ14bから送信される入力個人識別情報と予め登録される入退室許可個人識別情報との認証を行う。この入退室認証処理部15bによりユーザの認証が成功した場合には、入退室認証処理部15bはこの入力個人識別情報及び認証に成功したことを示す認証結果を在室確認部19に送信する。
次いで、在室確認部19は、操作認証処理部15aから認証に成功したことを示す認証結果及び入力個人識別情報を受信すると、入力個人識別情報を在室ユーザ一覧から削除する。在室確認部19は認証結果を電子錠制御部18に送信すると共に、在室ユーザ一覧を操作認証処理部15aに送信する。次いで、電子錠制御部18は、在室確認部19から認証に成功したことを示す認証結果を受信すると、扉6に取り付けられた電子錠7を解錠する。
次いで、操作認証処理部15aは在室確認部19から送信される在室ユーザ一覧から、部屋5に在室しているユーザの入力個人識別情報に対応する操作許可個人情報を検索して、この検索される操作許可個人識別情報に関連付けられる権限レベルを検索し、検索される複数の権限レベルを制御部16に送信する。
次いで、制御部16は、操作認証処理部15aから送信される複数の権限レベルのうち最低の権限レベルに従って、操作部13の操作可能範囲を設定し、制御する。
それ以外の動作は、この発明の実施の形態5に係る映像監視装置の動作と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、この発明の実施の形態7によれば、監視映像記録装置2の現在の権限レベルより低い権限を有するユーザの入室を拒否するように構成したことにより、複数のユーザが在室する場合にも、適切な権限レベルで操作部13の操作可能範囲を設定することができる。
1 カメラ、2 監視映像記録装置、3 IDカード、4 入退室管理装置、5 部屋、6 扉、7 電子錠、11 映像受信部、12 映像記録部、13 操作部、14,14a,14b カードリーダ(個人識別情報入力部)、15,15a 操作認証処理部、15b 入退室認証処理部、16 制御部、17 映像表示部、18 電子錠制御部、19 在室確認部。

Claims (12)

  1. 映像を受信する映像受信部と、
    ユーザの指示を受ける操作部と、
    前記ユーザを識別する入力個人識別情報を取得する個人識別情報入力部と、
    前記操作部の操作を許可するユーザを識別するための予め登録されている操作許可個人識別情報と、前記個人識別情報入力部により取得される入力個人識別情報との認証を行う操作認証処理部と、
    前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像受信部を制御する制御部と
    を備えた映像監視装置。
  2. 前記映像受信部により受信される映像を記録する映像記録部を備え、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像記録部を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像監視装置。
  3. 前記映像受信部により受信される映像または前記映像記録部に記録される映像を表示する映像表示部を備え、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像表示部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の映像監視装置。
  4. 前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザの権限レベルに従って、前記操作部の操作可能範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の映像監視装置。
  5. ユーザを識別する入力個人識別情報を取得する個人識別情報入力部と、
    部屋への入室を許可するユーザを識別するための予め登録されている入室個人識別情報と、前記個人識別情報入力部により取得される入力個人識別情報との認証を行う入退室認証処理部と、
    前記入退室認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記部屋への入室を制限する電子錠を解錠する電子錠制御部と、
    映像を受信する映像受信部と、
    前記ユーザの指示を受ける操作部と、
    前記入退室認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部の操作を許可するユーザを識別するための予め登録される操作許可個人識別情報と、前記入退室認証処理部から送信される入力個人識別情報との認証を行う操作認証処理部と、
    前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像受信部を制御する制御部と
    を備えた映像監視装置。
  6. 前記映像受信部により受信される映像を記録する映像記録部を備え、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像記録部を制御する
    ことを特徴とする請求項5記載の映像監視装置。
  7. 前記映像受信部により受信される映像または前記映像記録部に記録される映像を表示する映像表示部を備え、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記操作部が受けた指示に基づき前記映像表示部を制御する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の映像監視装置。
  8. 前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記制御部は、前記操作認証処理部によって前記ユーザが認証された場合に、前記ユーザの権限レベルに従って、前記操作部の操作可能範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のうちいずれか1項記載の映像監視装置。
  9. 前記部屋に在室しているユーザを管理する在室確認部を備え、
    前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記制御部は、前記在室確認部により管理されるユーザの権限レベルのうち最も低い権限レベルに従って、前記操作部の操作可能範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7記載のうちいずれか1項記載の映像監視装置。
  10. 前記部屋に在室しているユーザを管理する在室確認部を備え、
    前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記制御部は、前記入退室認証処理部が新規のユーザの認証を行った際、前記新規のユーザの権限レベルが、前記在室確認部により管理されるユーザの権限レベルより低い場合に、前記映像表示部に前記新規のユーザの権限レベルが低いことを示す情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項7記載の映像監視装置。
  11. 前記部屋に在室しているユーザを管理する在室確認部を備え、
    前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記制御部は、前記在室確認部により、所定の権限レベルのユーザが、所定の人数以上在室していると確認される場合に、当該権限レベルに従って、前記操作部の操作可能範囲を設定する
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のうちいずれか1項記載の映像監視装置。
  12. 前記部屋に在室しているユーザを管理する在室確認部を備え、
    前記操作認証処理部には、前記ユーザによる前記操作部の操作可能範囲を設定する権限レベルが前記操作許可個人識別情報に関連付けられて登録され、
    前記入退室認証処理部は、新規のユーザの認証を行う際、新規のユーザの権限レベルが、前記制御部により設定される権限レベルよりも低い場合には、認証しない
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のうちいずれか1項記載の映像監視装置。
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