JP2011003983A - 通信システム、制御ノード選択装置、制御ノード選択方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、制御ノード選択装置、制御ノード選択方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】制御ノードの障害/回復に伴うルート先制御ノードの動的選択制御を容易に行う。
【解決手段】DRA100−1が、S/P−GW300、DRA100−2〜100−3から送信されてきた制御要求信号の転送先のPCRFを選択し、制御要求信号がDRA100−2〜100−3から送信されてきた場合、制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRFが利用可能になったと判断した後、その加入者識別情報が、セッション処理の開始から終了までの間を管理するセッション管理テーブルになくなった場合、リレー解除信号をDRA100−2〜100−3へ送信し、DRA100−2〜100−3が、経路管理テーブルに記憶されたPCRFが利用可能ではないと判断してから、DRA100−1からリレー解除信号が送信されてくるまでの間、送信されてきた制御要求信号をDRA100−1へリレーする。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信制御を行う制御ノードを選択する通信システム、制御ノード選択装置、制御ノード選択方法及びプログラムに関する。
近年、無線通信システムにおいて、加入者に対するポリシー機能や課金機能等を有する通信制御を行う制御ノードであるPCRF(Policy and Charging Rule Function)が複数存在する場合、その複数のPCRFのうちから1つのPCRFを選択する制御ノード選択装置であるDRA(Diameter Routing Agent)が設けられているシステムが考えられている(例えば、非特許文献1参照。)。
図16は、一般的な通信システムの一形態を示す図である。
図16に示した通信システムには、DRA1000と、PCRF2000と、S/P−GW3000と、HSS4000と、UE5000と、eNodeB6000と、MME7000とが設けられている。なお、ここでは、転送方式として、Proxy方式とRedirect方式とのどちらの方式が用いられても良い。
DRA1000は、S/P−GW3000から送信されてきた制御要求信号であるCCR(Credit−Control−Request)信号の転送方式としてProxy方式が用いられる場合、当該CCR信号をPCRF2000へ転送する制御ノード選択装置である。また、CCR信号の転送方式としてRedirect方式が用いられる場合、DRA1000は、S/P−GW3000から送信されてきたCCR信号をPCRF2000へ転送せず、当該CCR信号に対する応答信号であるCCA(Credit−Control−Answer)信号を生成し、当該CCA信号をPCRFの選択結果を示すPCRF選択結果情報を含めてS/P−GW3000へ送信する。
PCRF2000は、転送されてきたCCR信号等に基づいて、UE5000に対するポリシー機能や課金機能等を有する通信制御を行う制御ノードである。
S/P−GW(Serving−Gateway/Packet Data Node−Gateway)3000は、ユーザパケットのルーティング、ポリシーの適用、各加入者用のパケットフィルタリング、サポートの課金、合法的傍受およびパケットスクリーニングなどを行うゲートウェイ装置である。また、S/P−GW3000は、DRA1000へCCR信号を送信する。また、S/P−GW3000は、CCR信号を送信したDRA1000からCCA信号が送信されてきた場合、当該CCA信号に含まれるPCRF選択結果情報に基づいて、CCR信号をPCRF2000へ送信(転送)する。
HSS(Home Subscriber Server)4000は、UE5000を識別するための加入者識別情報、UE5000へ提供するサービスの内容等の加入者に関する情報を記憶する加入者情報収容装置である。
UE(User Equipment)5000は、加入者が利用する端末装置である。
eNodeB6000は、無線基地局である。
MME(Mobility Management Entity)7000は、HSS4000に記憶された情報に基づいてUE5000の認証やUE5000のページング処理、UE5000の位置登録や着信時の端末呼び出し、ハンドオーバーといったモビリティ管理を行う局舎内装置である。
図17は、図16に示したPCRF2000と、S/P−GW3000と、HSS4000との間におけるデータの流れを説明するための図である。
図17に示すように、S/P−GW3000からのポリシー要求に対して、PCRF2000は、HSS4000から加入者データ(加入者情報)を取得して処理を行う。
上述したようなPCRFは一般的に複数存在する。そのため、その複数のPCRFのうち、どのPCRFを用いて通信制御を行うかを選択するためにDRAが必要となる。
近年では、そのDRAが複数存在する通信システムも普及している。
図18は、DRAが複数存在する通信システムの一形態を示す図である。
図18に示した通信システムには、DRA1000−1〜1000−3と、PCRF2000−1〜2000−3と、S/P−GW3000とが設けられている。なお、Redirect方式でCCR信号を転送する場合、S/P−GW3000とRCRF2000−1〜2000−3とも接続する。
DRA1000−1〜1000−3は、S/P−GW3000から送信されてきたCCR信号の転送方式としてProxy方式が用いられる場合、当該CCR信号をPCRF2000−1〜2000−3へ転送する。このとき、DRA1000−1〜1000−3は、PCRF2000−1〜2000−3のうち1つのPCRFを選択してCCR信号を転送する。また、CCR信号の転送方式としてRedirect方式が用いられる場合、DRA1000−1〜1000−3は、S/P−GW3000から送信されてきたCCR信号をPCRF2000−1〜2000−3へ転送せず、当該CCR信号に対する応答信号であるCCA(Credit−Control−Answer)信号を生成し、当該CCA信号をPCRFの選択結果を示すPCRF選択結果情報を含めてS/P−GW3000へ送信する。
PCRF2000−1〜2000−3は、転送されてきたCCR信号に基づいて加入者の制御を行う。
S/P−GW3000は、CCR信号をDRA1000−1〜1000−3へ送信する。
図19は、図18におけるCCR信号の転送ルートの一例を示す図である。ここでは、CCR信号の転送方式として、Proxy方式が用いられる場合を例に挙げる。
図19に示すように、DRA1000−1〜1000−3がPCRF2000−1をCCR信号の転送先として選択している場合、S/P−GW3000から送信されたCCR信号は、DRA1000−1〜1000−3を経由してPCRF2000−1へ転送される。つまり、DRA1000−1〜1000−3は、S/P−GW3000から送信されてきたCCR信号をPCRF2000−1へ転送する。なお、CCR信号の転送方式として、Redirect方式が用いられる場合は、CCR信号は、DRA1000−1〜1000−3を経由せず、S/P−GW3000からPCRF2000−1へ送信(転送)される。
3GPP TS29.213 V8.2.0(2008−12)
図20は、図19に示した状態でPCRF2000−1に障害が発生した場合のCCR信号の転送ルートの一例を示す図である。ここでは、CCR信号の転送方式として、Proxy方式が用いられる場合を例に挙げる。
図20に示すように、PCRF2000−1に障害が発生した場合、DRA1000−1〜1000−3は、PCRF2000−1は利用できないと判断する。そのため、DRA1000−1〜1000−3はそれぞれPCRF2000−1以外のPCRFをCCR信号の転送先として選択する。
ある1人の加入者から送信されたCCR信号は、1つのPCRFで処理する必要がある。しかしながら、図20に示すように、DRA1000−1はPCRF2000−2をCCR信号の転送先として選択し、DRA1000−2〜1000−3はPCRF2000−3をCCR信号の転送先として選択してしまうと、1人の加入者から送信されたCCR信号が、複数のPCRFで処理されてしまう。このような処理が行われてしまった場合、各加入者に対するCCR信号の処理が正常に行われない。
つまり、CCR信号のルート先であるPCRFに障害が発生した場合、代替えとなるPCRFを動的に正しく選択することができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信システム、制御ノード選択装置、制御ノード選択方法及びプログラムを提供することである。
本発明の通信システムは、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードと、該複数の制御ノードのうち前記加入者ごとに経路管理テーブルにあらかじめ記憶された制御ノードを前記制御要求信号の転送先として選択する複数の制御ノード選択装置とから構成される通信システムにおいて、
前記複数の制御ノード選択装置は、主制御ノード選択装置と従属制御ノード選択装置とからなり、
前記主制御ノード選択装置および従属制御ノード選択装置は、前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断し、
前記主制御ノード選択装置は、前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けて記憶するセッション管理テーブルを有し、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索し、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、前記制御要求信号が、前記従属制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、該制御要求信号に含まれる前記加入者識別情報と前記経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を前記従属制御ノード選択装置へ送信し、
前記従属制御ノード選択装置は、さらに、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記主制御ノード選択装置から前記リレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記主制御ノード選択装置へリレーすることを特徴とする。
また、本発明の制御ノード選択装置は、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置であって、
前記制御要求信号の前記転送先の制御ノードを選択するルーティング部と、
前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードを経路管理テーブルにあらかじめ記憶して管理する静的ルート管理部と、
前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する対向ノード状態管理部と、
前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶して管理し、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する監視セッション管理部とを有し、
前記ルーティング部は、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記監視セッション管理部が検索した制御ノードが利用不可能であると前記対向ノード状態管理部が判断した場合、前記対向ノード状態管理部が利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記監視セッション管理部が検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する。
また、本発明の制御ノード選択装置は、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置であって、
前記制御要求信号の前記転送先の制御ノードを選択するルーティング部と、
前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードを経路管理テーブルにあらかじめ記憶して管理する静的ルート管理部と、
前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する対向ノード状態管理部とを有し、
前記ルーティング部は、前記対向ノード状態管理部が、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記制御要求信号の転送をリレーする他の制御ノード選択装置であるリレー制御ノード選択装置から前記リレーを解除する旨を示すリレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記リレー制御ノード選択装置へリレーする制御ノード選択装置。
また、本発明の制御ノード選択方法は、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードと、該複数の制御ノードのうち前記加入者ごとに経路管理テーブルにあらかじめ記憶された制御ノードを前記制御要求信号の転送先として選択する複数の制御ノード選択装置とから構成される通信システムにおいて、前記複数の制御ノードから1つの制御ノードを前記制御要求信号の転送先の制御ノードとして選択する制御ノード選択方法であって、
前記制御ノード選択装置が、前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する処理と、
前記複数の制御ノード選択装置のうち主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶する処理と、
前記主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する処理と、
前記主制御ノード選択装置が、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する処理と、
前記主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号が、前記複数の制御ノード選択装置のうち当該主制御ノード選択装置以外の制御ノード選択装置である従属制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、該制御要求信号に含まれる前記加入者識別情報と前記経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を前記従属制御ノード選択装置へ送信する処理と、
前記従属制御ノード選択装置が、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記主制御ノード選択装置から前記リレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記主制御ノード選択装置へリレーする処理とを有する。
また、本発明のプログラムは、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置に実行させるためのプログラムであって、
前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する手順と、
前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶する手順と、
前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する手順と、
前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する手順と、
前記制御要求信号が、前記複数の制御ノード選択装置のうち当該制御ノード選択装置以外の他の制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードをあらかじめ記憶する経路管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と前記対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を該制御要求信号を送信してきた他の制御ノード選択装置へ送信する手順とを実行させる。
また、本発明のプログラムは、
通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置に実行させるためのプログラムであって、
前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードをあらかじめ記憶する経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する手順と、
前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記制御要求信号の転送をリレーする他の制御ノード選択装置であるリレー制御ノード選択装置から前記リレーを解除する旨を示すリレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記リレー制御ノード選択装置へリレーする手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、主制御ノード選択装置が、制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、加入者固有に付与された加入者識別情報と、制御要求信号の転送先である制御ノードとを、セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶し、制御要求信号が送信されてきた際、セッション管理テーブルにて制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードをセッション管理テーブルから検索し、送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報がセッション管理テーブルに存在しない場合、または、検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、検索した制御ノードを転送先の制御ノードとして選択し、制御要求信号が、従属制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、制御要求信号に含まれる加入者識別情報と経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、セッション管理テーブルに加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を従属制御ノード選択装置へ送信し、従属制御ノード選択装置が、経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、主制御ノード選択装置からリレー解除信号が送信されてくるまでの間、加入者から送信されてきた制御要求信号を主制御ノード選択装置へリレーする構成としたため、制御ノードの障害/回復に伴うルート先制御ノードの動的選択制御を容易に行うことができる。
本発明の通信システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示したマスターDRAの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した経路管理テーブルが記憶している加入者ごとのCCR信号の転送先の情報の一例を示す図である。 図2に示した対向ノード状態管理部が管理している情報の一例を示す図である。 図2に示したセッション管理テーブルが記憶している加入者ごとのセッション識別情報とCCR信号の転送先の情報との対応付けの一例を示す図である。 図1に示したスレーブDRAの内部構成の一例を示す図である。 図6に示した対向ノード状態管理部が管理しているDRAの情報の一例を示す図である。 図1に示したマスターDRAにおける制御ノードの通常選択処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したマスターDRAにおける制御ノードの新規の迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したマスターDRAにおける制御ノードのすでに迂回中の迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したマスターDRAにおける制御ノードの迂回済みのルートのさらなる迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したスレーブDRAにおける制御ノードの通常選択処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したスレーブDRAにおけるリレー選択の開始処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したスレーブDRAにおけるリレー選択の継続処理を説明するためのシーケンス図である。 図1に示したスレーブDRAにおけるリレー選択の解除処理を説明するためのシーケンス図である。 一般的な通信システムの一形態を示す図である。 図16に示したPCRFと、S/P−GWと、HSSとの間におけるデータの流れを説明するための図である。 DRAが複数存在する通信システムの一形態を示す図である。 図18におけるCCR信号の転送ルートの一例を示す図である。 図19に示した状態でPCRFに障害が発生した場合のCCR信号の転送ルートの一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、DRA100−1〜100−3と、PCRF200−1〜200−3と、S/P−GW300とから構成されている。なお、ここでは、転送方式として、Proxy方式とRedirect方式とのどちらの方式が用いられても良い。また、Redirect方式で後述するCCR信号を転送する場合、S/P−GW300とRCRF200−1〜200−3とも接続する。
S/P−GW300は、図18に示したS/P−GW3000と同じものであり、制御要求信号であるCCR信号をDRA100−1〜100−3へ送信するゲートウェイ装置である。なお、このCCR信号には、信号の種別を示す信号種別(例えば、リソースの生成を要求する生成要求、リソースの状態の変更を要求する変更要求、リソースの削除を要求する削除要求等)と、処理されるセッション固有に付与されたセッション識別情報と、加入者固有に付与された加入者を識別できる情報である加入者識別情報とが含まれている。また、S/P−GW300は、CCR信号を送信したDRA100−1〜100−3から後述するCCA信号が送信されてきた場合、当該CCA信号に含まれるPCRF選択結果情報に基づいて、CCR信号をPCRF200−1〜200−3へ送信(転送)する。
PCRF200−1〜200−3は、図18に示したPCRF2000−1〜2000−3と同じものであり、転送されてきたCCR信号に基づいて加入者の制御を行う制御ノードである。
DRA100−1〜100−3は、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号の転送方式としてProxy方式が用いられる場合、当該CCR信号をPCRF200−1〜200−3へ転送する制御ノード選択装置である。このとき、DRA100−1〜100−3は、PCRF200−1〜200−3のうち1つのPCRFを選択し、選択したPCRFへCCR信号を転送する。また、CCR信号の転送方式としてRedirect方式が用いられる場合、DRA100−1〜100−3は、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号をPCRF200−1〜200−3へ転送せず、当該CCR信号に対する応答信号であるCCA(Credit−Control−Answer)信号を生成し、当該CCA信号をPCRFの選択結果を示すPCRF選択結果情報を含めてS/P−GW300へ送信する。
また、DRA100−1は、DRA100−1〜100−3のうちでマスターとなることがあらかじめ設定されている主制御ノード選択装置(CCR信号をリレーするリレー制御ノード選択装置)であり、DRA100−2〜100−3が選択しているPCRFに障害が発生した場合、DRA100−2〜100−3経由のCCR信号をリレーする。
図2は、図1に示したDRA100−1の内部構成の一例を示す図である。
図1に示したDRA100−1には図2に示すように、ルーティング部110と、静的ルート管理部111と、対向ノード状態管理部113と、監視セッション管理部114とが設けられている。なお、図2には、図1に示したDRA100−1に具備された構成要素のうち、本形態の特徴となる構成要素のみを示した。
静的ルート管理部111は、加入者ごとにCCR信号の転送先のPCRF200−1〜200−3を管理する。また、静的ルート管理部111には、経路管理テーブル112が設けられている。
経路管理テーブル112は、加入者ごとにCCR信号の転送先のPCRF200−1〜200−3をあらかじめ記憶する。
図3は、図2に示した経路管理テーブル112が記憶している加入者ごとのCCR信号の転送先の情報の一例を示す図である。
図2に示した経路管理テーブル112には図3に示すように、加入者識別情報と、PCRF識別情報と、リレー先DRA識別情報とが対応付けられて記憶されている。
加入者識別情報は、加入者固有に付与された加入者を識別できる情報である。例えば、電話番号であっても良いし、電子メールアドレスであっても良い。
PCRF識別情報は、当該PCRF識別情報と対応付けられた加入者識別情報が付与された加入者から送信されてきたCCR信号のデフォルトの転送先のPCRF固有に付与されたPCRFを識別できる情報である。
リレー先DRA識別情報は、当該リレー先DRA識別情報と対応付けられた加入者識別情報が付与された加入者から送信されてきたCCR信号が、他のDRA(マスター)へリレーされる場合の当該DRA固有に付与されたDRAを識別できる情報である。
図3に示したものを例に挙げて説明すると、加入者識別情報「090XXXXXXXX@aaa.ne.jp」と、PCRF識別情報「200−1」と、リレー先DRA識別情報「100−1」とが対応付けられて記憶されている。これは、加入者識別情報が「090XXXXXXXX@aaa.ne.jp」である加入者から送信されてきたCCR信号は、PCRF識別情報が「200−1」であるPCRFへ転送されることを示している。さらに、PCRF識別情報が「200−1」であるPCRFに障害が発生した場合、加入者識別情報が「090XXXXXXXX@aaa.ne.jp」である加入者から送信されてきたCCR信号は、リレー先DRA識別情報が「100−1」であるDRAへリレーされることを示している。
ルーティング部110は、S/P−GW300またはDRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号をPCRF200−1〜200−3のうち1つのPCRFへ転送する。この転送先の選択・決定については、後述する。
対向ノード状態管理部113は、PCRF200−1〜200−3が利用可能であるかどうかを判断して管理する。対向ノード状態管理部113は、PCRF200−1〜200−3に障害が発生している場合は、PCRF200−1〜200−3は利用不可能であると判断する。また、対向ノード状態管理部113は、PCRF200−1〜200−3に障害が発生していない(障害から回復した)場合は、PCRF200−1〜200−3は利用可能であると判断する。このPCRF200−1〜200−3の障害発生を検出するには、一般的に障害検出に用いられる方法を用いても良く、PCRF200−1〜200−3が正常に動作しているかどうかが判断できれば良い。例えば、PCRF200−1〜200−3から所定の信号が送信されているかどうかを監視することにより、当該信号が送信されていない場合、信号を送信していないPCRFに障害が発生したと判断するものであっても良い。また、対向ノード状態管理部113からPCRF200−1〜200−3へ何らかの要求信号を送信し、その要求信号に対する応答信号がPCRF200−1〜200−3から返信されてこない場合、当該PCRF200−1〜200−3に障害が発生したと判断するものであっても良い。
図4は、図2に示した対向ノード状態管理部113が管理している情報の一例を示す図である。
図2に示した対向ノード状態管理部113では図4に示すように、PCRF200−1〜200−3が利用可能かどうかが管理されている。PCRF識別情報とその状態とが対応付けられて管理されている。
図4に示したものを例に挙げて説明すると、PCRF識別情報「200−1」と、状態「利用不可」とが対応付けられて管理されている。これは、PCRF識別情報が「200−1」であるPCRFは、障害が発生しており利用ができないことを示している。また、PCRF識別情報「200−2」と、状態「利用可」とが対応付けられて管理されている。これは、PCRF識別情報が「200−2」であるPCRFは、障害が発生しておらず利用ができることを示している。
監視セッション管理部114は、CCR信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報とCCR信号の転送先である制御ノードとを、当該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けて加入者ごとに管理する。また、監視セッション管理部114には、セッション管理テーブル115が設けられている。
セッション管理テーブル115は、CCR信号に含まれるセッション識別情報とCCR信号の転送先である制御ノードとを、当該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けて加入者ごとに記憶する。
図5は、図2に示したセッション管理テーブル115が記憶している加入者ごとのセッション識別情報とCCR信号の転送先の情報との対応付けの一例を示す図である。
図2に示したセッション管理テーブル115には図5に示すように、セッション識別情報と、加入者識別情報と、迂回先PCRF識別情報とが対応付けられて記憶されている。
セッション識別情報は、処理中のセッションを識別できる情報であり、送信されてきたCCR信号に含まれてくるものである。
加入者識別情報は、加入者固有に付与された加入者を識別できる情報である。
迂回先PCRF識別情報は、当該迂回先PCRF識別情報と対応付けられたセッション識別情報が付与されたセッションを処理しているPCRFの識別情報である。
図5に示したものを例に挙げて説明すると、セッション識別情報「0123456789」と、加入者識別情報「090XXXXXXXX@aaa.ne.jp」と、迂回先PCRF識別情報「200−2」とが対応付けられて管理されている。これは、加入者識別情報が「090XXXXXXXX@aaa.ne.jp」である加入者から送信されてきたCCR信号に含まれるセッション識別情報が「0123456789」であるセッションをPCRF識別情報が「200−2」であるPCRFが処理していることを示している。また、セッション識別情報「1111234567」と、加入者識別情報「080XXXXXXXX@aaa.ne.jp」と、迂回先PCRF識別情報「200−2」とが対応付けられて管理されている。これは、加入者識別情報が「080XXXXXXXX@aaa.ne.jp」である加入者から送信されてきたCCR信号に含まれるセッション識別情報が「1111234567」であるセッションをPCRF識別情報が「200−2」であるPCRFが処理していることを示している。
また、監視セッション管理部114は、送信されてきたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを転送先の制御ノードとしてセッション管理テーブル115から検索する。
また、CCR信号に含まれる加入者識別情報とセッション管理テーブル115にて対応付けられたPCRFが利用不可能であると対向ノード状態管理部113が判断した場合、監視セッション管理部114は、そのPCRFの迂回先PCRF識別情報と当該セッション識別情報と加入者識別情報との対応付けをセッション管理テーブル115から削除する。
以下に、ルーティング部110におけるCCR信号の転送先を選択・決定する処理について説明する。
ルーティング部110は、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号を、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、経路管理テーブル112からPCRF識別情報を検索し、検索したPCRF識別情報が付与されたPCRFへ転送する。また、ルーティング部110は、S/P−GW300、DRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号を、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、セッション管理テーブル115から迂回先PCRF識別情報を検索し、検索した迂回先PCRF識別情報が付与されたPCRFへ転送する。なお、S/P−GW300、DRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号に含まれる加入者識別情報がセッション管理テーブル115に存在しない場合、対向ノード状態管理部113が利用可能であると判断したPCRFを転送先の制御ノードとして選択して、当該CCR信号を転送する。
また、ルーティング部110は、CCR信号の転送方式として、Redirect方式が用いられる場合、CCR信号をPCRF200−1〜200−3へ転送せず、当該CCR信号に対するCCA信号を生成し、当該CCA信号をPCRFの選択結果を示すPCRF選択結果情報を含めてS/P−GW300へ送信する。
また、ルーティング部110は、経路管理テーブル112にて加入者識別情報と対応付けられているPCRFが利用不可能から利用可能になった(障害から回復した)と対向ノード状態管理部113が判断した後、セッション管理テーブル115に当該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、CCR信号のリレーを解除する旨を示すリレー解除信号をCCR信号をリレーしてきたDRA100−2〜100−3へ送信する。
また、DRA100−2〜100−3は、DRA100−1〜100−3のうちでマスターであるDRA100−1のスレーブとなることがあらかじめ設定されている従属制御ノード選択装置であり、DRA100−2〜100−3が選択しているPCRFに障害が発生した場合、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号をDRA100−1へリレーする。
図6は、図1に示したDRA100−2の内部構成の一例を示す図である。なお、図1に示したDRA100−3の内部構成もDRA100−2の内部構成と同じである。
図1に示したDRA100−2には図6に示すように、ルーティング部120と、静的ルート管理部121と、対向ノード状態管理部123とが設けられている。なお、図6には、図1に示したDRA100−2に具備された構成要素のうち、本形態の特徴となる構成要素のみを示した。
静的ルート管理部121は、図2に示した静的ルート管理部111と同じものであり、加入者ごとにCCR信号の転送先のPCRF200−1〜200−3を管理する。また、静的ルート管理部121には、経路管理テーブル122が設けられている。
経路管理テーブル122は、図2に示した経路管理テーブル112と同じものである。
対向ノード状態管理部123は、PCRF200−1〜200−3が利用可能であるかどうかを判断して管理する。対向ノード状態管理部123は、PCRF200−1〜200−3に障害が発生している場合は、PCRF200−1〜200−3は利用不可能であると判断する。また、対向ノード状態管理部123は、PCRF200−1〜200−3に障害が発生していない(障害から回復した)場合は、PCRF200−1〜200−3は利用可能であると判断する。このPCRF200−1〜200−3の障害発生を検出するには、一般的に障害検出に用いられる方法を用いても良く、PCRF200−1〜200−3が正常に動作しているかどうかが判断できれば良い。例えば、PCRF200−1〜200−3から所定の信号が送信されているかどうかを監視することにより、当該信号が送信されていない場合、信号を送信していないPCRFに障害が発生したと判断するものであっても良い。また、対向ノード状態管理部123からPCRF200−1〜200−3へ何らかの要求信号を送信し、その要求信号に対する応答信号がPCRF200−1〜200−3から返信されてこない場合、当該PCRF200−1〜200−3に障害が発生したと判断するものであっても良い。これは、図2に示した対向ノード状態管理部113と同様の方法で判断・監理するものである。
また、対向ノード状態管理部123は、DRA100−1が利用可能であるかどうか、およびDRA100−1がCCR信号をリレーしている状態であるかどうかを判断して管理する。この利用可能かどうかの判断は、PCRF200−1〜200−3が利用可能であるかどうかの判断と同様の方法で判断・管理するものである。
図7は、図6に示した対向ノード状態管理部123が管理しているDRAの情報の一例を示す図である。
図6に示した対向ノード状態管理部123では図7に示すように、DRA100−1が利用可能かどうか、またDRA100−1がCCR信号をリレーしている状態であるかどうかが管理されている。
図7に示したものを例に挙げて説明すると、DRA識別情報「100−1」と、状態「利用可&リレーOFF」とが対応付けられて管理されている。これは、DRA識別情報が「100−1」であるDRAは、利用ができ、また、CCR信号をリレーしている状態ではないことを示している。
なお、図1に示したDRA100−1〜100−3は、図2を用いて説明したDRA100−1が有する機能と、図6を用いて説明したDRA100−2が有する機能との双方の機能を兼ね備えたものであってもかまわない。
以下に、本形態における制御ノード選択方法について説明する。
まずは、マスター(主制御ノード選択装置)であるDRA100−1における通常選択処理について説明する。
図8は、図1に示したDRA100−1における制御ノードの通常選択処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300またはDRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号がルーティング部110にて受信されると(ステップS1)、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ迂回選択先要求が行われる(ステップS2)。これは、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115に記憶されているかどうかの検索を要求するものである。
すると、監視セッション管理部114にて、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される(ステップS3)。ここでは、PCRF200−1〜200−3に障害が発生していない状態での通常選択であるため、当該加入者識別情報はセッション管理テーブル115から検索されない。そのため、「レコード無し」の応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力される(ステップS4)。
続いて、ルーティング部110から静的ルート管理部111へ静的ルートが要求される(ステップS5)。これは、ステップS1にて受信されたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報の経路管理テーブル112からの検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部111にて、当該加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報が経路管理テーブル112から検索される(ステップS6)。そして、ステップS5の要求に対する応答として、検索されたPCRF識別情報が静的ルート管理部111からルーティング部110へ出力される(ステップS7)。
その後、ステップS7にて静的ルート管理部111から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部110から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部113へ要求される(ステップS8)。
すると、対向ノード状態管理部113にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS9)。ここでは、PCRFには障害が発生していないため、「利用可」の応答が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS10)。
そして、当該PCRF識別情報が付与されたPCRFがCCR信号のルート先(転送先)として決定(選択)される(ステップS11)。
また、当該CCR信号がDRA100−2〜100−3からリレーされてきたものである場合、CCR信号に含まれる加入者識別情報がセッション管理テーブル115に存在しない(DRA100−1がCCR信号をリレーしていない)旨を示すリレー解除信号がルーティング部110から当該CCR信号をリレーしてきたDRA100−2〜100−3へ、その後送信される。
次に、マスター(主制御ノード選択装置)であるDRA100−1における新規の迂回選択処理について説明する。つまり、経路管理テーブル112に記憶されているPCRFに障害が発生し、迂回が必要である場合の選択処理について説明する。
図9は、図1に示したDRA100−1における制御ノードの新規の迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300またはDRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号がルーティング部110にて受信されると(ステップS21)、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ迂回選択先要求が行われる(ステップS22)。これは、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115に記憶されているかどうかの検索を要求するものである。
すると、監視セッション管理部114にて、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される(ステップS23)。ここでは、新規の迂回選択であるため、当該加入者識別情報はセッション管理テーブル115から検索されない。そのため、「レコード無し」の応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力される(ステップS24)。
続いて、ルーティング部110から静的ルート管理部111へ静的ルートが要求される(ステップS25)。これは、ステップS21にて受信されたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報の経路管理テーブル112からの検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部111にて、当該加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報が経路管理テーブル112から検索される(ステップS26)。そして、ステップS25の要求に対する応答として、検索されたPCRF識別情報が静的ルート管理部111からルーティング部110へ出力される(ステップS27)。
その後、ステップS27にて静的ルート管理部111から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部110から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部113へ要求される(ステップS28)。
すると、対向ノード状態管理部113にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS29)。ここでは、PCRFには障害が発生しているため、「利用不可」の応答が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS30)。
対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ「利用不可」の応答が出力されてくると、CCR信号のルート先(転送先)として他のPCRFを選択する必要があるため、ルーティング部110から対向ノード状態管理部113へ迂回ルートが要求される(ステップS31)。これは、ルーティング部110から対向ノード状態管理部113へ、「利用可」となっているPCRF識別情報の検索を要求するものである。
すると、対向ノード状態管理部113にて、「利用可」となっているPCRF識別情報が検索される(ステップS32)。そして、ステップS31の要求に対する応答として、検索されたPCRF識別情報が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS33)。
なお、ステップS31〜S33の処理は、静的ルート管理部111を介して行われるものであっても良い。例えば、ステップS31の要求はルーティング部110から静的ルート管理部111へ要求され、静的ルート管理部111によって対向ノード状態管理部113から利用可能なPCRF識別情報が取得され、取得されたPCRF識別情報が静的ルート管理部111からルーティング部110へ出力されるものであっても良い。
続いて、当該CCR信号に含まれるセッション識別情報および加入者識別情報と、ステップS33にて対向ノード状態管理部113から出力されてきたPCRF識別情報との登録が、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ要求される(ステップS34)。
登録が要求された監視セッション管理部114にて、当該セッション識別情報と加入者識別情報とPCRF識別情報とが対応付けられてセッション管理テーブル115に登録される(ステップS35)。
そして、登録が成功した旨を示す応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力され(ステップS36)、当該PCRF識別情報が付与されたPCRFがCCR信号のルート先(転送先)として決定(選択)される(ステップS37)。
次に、マスター(主制御ノード選択装置)であるDRA100−1におけるすでに迂回中の迂回選択処理について説明する。
図10は、図1に示したDRA100−1における制御ノードのすでに迂回中の迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300またはDRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号がルーティング部110にて受信されると(ステップS41)、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ迂回選択先要求が行われる(ステップS42)。これは、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115に記憶されているかどうかの検索を要求するものである。
すると、監視セッション管理部114にて、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される(ステップS43)。ここでは、すでに迂回中であるため、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される。そして、検索された加入者識別情報と対応付けられてセッション管理テーブル115に記憶されている迂回先PCRF識別情報が取得され、取得されたPCRF識別情報がステップS42に対する応答として監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力される(ステップS44)。
その後、ステップS44にて監視セッション管理部114から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部110から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部113へ要求される(ステップS45)。
すると、対向ノード状態管理部113にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS46)。ここでは、PCRFに障害が発生していないため、「利用可」の応答が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS47)。
続いて、当該CCR信号に含まれるセッション識別情報および加入者識別情報と、ステップS44にて監視セッション管理部114から出力されてきたPCRF識別情報との登録が、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ要求される(ステップS48)。
登録が要求された監視セッション管理部114にて、当該セッション識別情報と加入者識別情報とPCRF識別情報とが対応付けられてセッション管理テーブル115に登録される(ステップS49)。
そして、登録が成功した旨を示す応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力され(ステップS50)、当該PCRF識別情報が付与されたPCRFがCCR信号のルート先(転送先)として決定(選択)される(ステップS51)。
次に、マスター(主制御ノード選択装置)であるDRA100−1における迂回済みのルートのさらなる迂回選択処理について説明する。つまり、迂回中であり、現在選択しているPCRFに障害が発生し、さらに迂回が必要である場合の処理について説明する。
図11は、図1に示したDRA100−1における制御ノードの迂回済みのルートのさらなる迂回選択処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300またはDRA100−2〜100−3から送信されてきたCCR信号がルーティング部110にて受信されると(ステップS61)、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報に基づいて、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ迂回選択先要求が行われる(ステップS62)。これは、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115に記憶されているかどうかの検索を要求するものである。
すると、監視セッション管理部114にて、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される(ステップS63)。ここでは、すでに迂回中であるため、当該加入者識別情報がセッション管理テーブル115から検索される。そして、検索された加入者識別情報と対応付けられてセッション管理テーブル115に記憶されている迂回先PCRF識別情報が取得され、取得されたPCRF識別情報がステップS62に対する応答として監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力される(ステップS64)。
その後、ステップS64にて監視セッション管理部114から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部110から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部113へ要求される(ステップS65)。
すると、対向ノード状態管理部113にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS66)。ここでは、PCRFには障害が発生しているため、「利用不可」の応答が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS67)。
続いて、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報を指定した、加入者識別情報および加入者識別情報と対応付けられているセッション識別情報と迂回先PCRF識別情報とのセッション管理テーブル115からの削除が、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ要求される(ステップS68)。
削除が要求された監視セッション管理部114にて、当該加入者識別情報とセッション識別情報とPCRF識別情報とがセッション管理テーブル115から削除される(ステップS69)。
そして、削除が成功した旨を示す応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力される(ステップS70)。
続いて、CCR信号のルート先(転送先)として他のPCRFを選択する必要があるため、ルーティング部110から対向ノード状態管理部113へ迂回ルートが要求される(ステップS71)。これは、ルーティング部110から対向ノード状態管理部113へ、「利用可」となっているPCRF識別情報の検索を要求するものである。
すると、対向ノード状態管理部113にて、「利用可」となっているPCRF識別情報が検索される(ステップS72)。そして、ステップS71の要求に対する応答として、検索されたPCRF識別情報が対向ノード状態管理部113からルーティング部110へ出力される(ステップS73)。
なお、ステップS71〜S73の処理は、静的ルート管理部111を介して行われるものであっても良い。例えば、ステップS71の要求はルーティング部110から静的ルート管理部111へ要求され、静的ルート管理部111によって対向ノード状態管理部113から利用可能なPCRF識別情報が取得され、取得されたPCRF識別情報が静的ルート管理部111からルーティング部110へ出力されるものであっても良い。
続いて、当該CCR信号に含まれるセッション識別情報および加入者識別情報と、ステップS73にて対向ノード状態管理部113から出力されてきたPCRF識別情報との登録が、ルーティング部110から監視セッション管理部114へ要求される(ステップS74)。
登録が要求された監視セッション管理部114にて、当該セッション識別情報と加入者識別情報とPCRF識別情報とが対応付けられてセッション管理テーブル115に登録される(ステップS75)。
そして、登録が成功した旨を示す応答が監視セッション管理部114からルーティング部110へ出力され(ステップS76)、当該PCRF識別情報が付与されたPCRFがCCR信号のルート先(転送先)として決定(選択)される(ステップS77)。
次に、スレーブ(従属制御ノード選択装置)であるDRA100−2における通常選択処理について説明する。なお、DRA100−3における通常選択処理についても同様である。
図12は、図1に示したDRA100−2における制御ノードの通常選択処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号がルーティング部120にて受信されると(ステップS81)、ルーティング部120から静的ルート管理部121へ静的ルートが要求される(ステップS82)。これは、ステップS81にて受信されたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報の経路管理テーブル122からの検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部121にて、当該加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報およびリレー先DRA識別情報が経路管理テーブル122から検索される(ステップS83)。
そして、検索されたリレー先DRA識別情報が付与されたDRAの状態取得が静的ルート管理部121から対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS84)。
すると、ステップS84に対する応答が対向ノード状態管理部123から静的ルート管理部121へ出力される(ステップS85)。ここでは、通常選択処理であるため、DRAはリレーを行っていない状態(リレーOFF)である旨が応答として出力される。
そして、ステップS82の要求に対する応答として、ステップS83にて検索されたPCRF識別情報が静的ルート管理部121からルーティング部120へ出力される(ステップS86)。
その後、ステップS86にて静的ルート管理部111から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部120から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS87)。
すると、対向ノード状態管理部123にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS88)。ここでは、PCRFには障害が発生していないため、「利用可」の応答が対向ノード状態管理部123からルーティング部120へ出力される(ステップS89)。
そして、当該PCRF識別情報が付与されたPCRFがCCR信号のルート先(転送先)として決定(選択)される(ステップS90)。
なお、ステップS11、S37、S51、S77、S90の処理の後、CCR信号の転送方式がProxy方式である場合、決定されたPCRFへ当該CCR信号が転送される。また、CCR信号の転送方式がRedirect方式である場合は、当該CCR信号に対するCCA信号を生成し、当該CCA信号が決定(選択)されたPCRFを示すPCRF選択結果情報を含めてS/P−GW300へ送信され、S/P−GW300から当該PCRFへCCR信号が送信される。
次に、スレーブ(従属制御ノード選択装置)であるDRA100−2におけるリレー選択の開始処理について説明する。なお、DRA100−3におけるリレー選択の開始処理についても同様である。
図13は、図1に示したDRA100−2におけるリレー選択の開始処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号がルーティング部120にて受信されると(ステップS91)、ルーティング部120から静的ルート管理部121へ静的ルートが要求される(ステップS92)。これは、ステップS91にて受信されたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報の経路管理テーブル122からの検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部121にて、当該加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報およびリレー先DRA識別情報が経路管理テーブル122から検索される(ステップS93)。
そして、検索されたリレー先DRA識別情報が付与されたDRAの状態取得が静的ルート管理部121から対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS94)。
すると、ステップS94に対する応答が対向ノード状態管理部123から静的ルート管理部121へ出力される(ステップS95)。ここでは、まだリレー選択が開始されていないため、DRAはリレーを行っていない状態(リレーOFF)である旨が応答として出力される。
そして、ステップS92の要求に対する応答として、ステップS93にて検索されたPCRF識別情報が静的ルート管理部121からルーティング部120へ出力される(ステップS96)。
その後、ステップS96にて静的ルート管理部111から出力されてきたPCRF識別情報が付与されたPCRFの状態を取得するために、ルーティング部120から当該PCRF識別情報を指定した状態取得が対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS97)。
すると、対向ノード状態管理部123にて当該PCRF識別情報に基づいて、PCRFの状態が検索される(ステップS98)。ここでは、PCRFに障害が発生しているため、「利用不可」の応答が対向ノード状態管理部123からルーティング部120へ出力される(ステップS99)。
続いて、CCR信号のリレールートとしてDRAを選択する必要があるため、ルーティング部120から静的ルート管理部121へリレールートが要求される(ステップS100)。これは、ルーティング部120から静的ルート管理部121へ、当該CCR信号に含まれる加入者識別情報を指定してリレールートとなるリレー先DRA識別情報の検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部121にて、当該加入者識別情報と対応付けられているリレー先DRA識別情報が経路管理テーブル122から検索される(ステップS101)。
そして、検索されたリレー先DRA識別情報が付与されたDRAの状態取得が静的ルート管理部121から対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS102)。
そして、ステップS102に対する応答が対向ノード状態管理部123から静的ルート管理部121へ出力される(ステップS103)。ここでは、まだリレー選択が開始されていないため、DRAはリレーを行っていない状態(リレーOFF)である旨が応答として出力される。
すると、静的ルート管理部121から対向ノード状態管理部123へ、DRA状態の変更が要求される(ステップS104)。具体的には、ステップS101にて検索されたDRAの状態の「リレーOFF」から「リレーON(CCR信号のリレー(転送)を行っている)」への変更が要求される。
その要求に応じて、対向ノード状態管理部123にてDRAの状態が「リレーOFF」から「リレーON」へ変更され(ステップS105)、応答が対向ノード状態管理部123から静的ルート管理部121へ出力される(ステップS106)。
すると、ステップS100に対する応答として、ステップS105にて状態が変更されたDRA識別情報が、静的ルート管理部121からルーティング部120へ出力される(ステップS107)。
そして、当該DRA識別情報が付与されたDRAがCCR信号のルート先(転送先)として決定され(ステップS108)、決定されたDRAへCCR信号がリレーされる。
次に、スレーブ(従属制御ノード選択装置)であるDRA100−2におけるリレー選択の継続処理について説明する。なお、DRA100−3におけるリレー選択の継続処理についても同様である。
図14は、図1に示したDRA100−2におけるリレー選択の継続処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、S/P−GW300から送信されてきたCCR信号がルーティング部120にて受信されると(ステップS111)、ルーティング部120から静的ルート管理部121へ静的ルートが要求される(ステップS112)。これは、ステップS111にて受信されたCCR信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報の経路管理テーブル122からの検索を要求するものである。
すると、静的ルート管理部121にて、当該加入者識別情報と対応付けられているPCRF識別情報およびリレー先DRA識別情報が経路管理テーブル122から検索される(ステップS113)。
そして、検索されたリレー先DRA識別情報が付与されたDRAの状態取得が静的ルート管理部121から対向ノード状態管理部123へ要求される(ステップS114)。
すると、ステップS114に対する応答が対向ノード状態管理部123から静的ルート管理部121へ出力される(ステップS115)。ここでは、リレー選択がすでに行われているため、DRAはリレーを行っている状態(リレーON)である旨が応答として出力される。
そして、ステップS112の要求に対する応答として、検索されたDRA識別情報が静的ルート管理部121からルーティング部120へ出力される(ステップS116)。
そして、当該DRA識別情報が付与されたDRAがCCR信号のルート先(転送先)として決定され(ステップS117)、決定されたDRAへCCR信号がリレーされる。
次に、スレーブ(従属制御ノード選択装置)であるDRA100−2におけるリレー選択の解除処理について説明する。なお、DRA100−3におけるリレー選択の解除処理についても同様である。
図15は、図1に示したDRA100−2におけるリレー選択の解除処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、マスターであるDRA100−1から送信されたリレー解除信号がルーティング部120にて受信されると(ステップS121)、ルーティング部120から対向ノード状態管理部123へDRAの状態変更が要求される(ステップS122)。これは、ルーティング部120からDRA100−1のDRA識別情報を指定して、対向ノード状態管理部123が管理しているDRA100−1の状態の変更を要求するものである。
DRA100−1の状態の変更を要求された対向ノード状態管理部123にて、DRA100−1の状態が変更される(ステップS123)。具体的には、DRA100−1の状態が「リレーON」から「リレーOFF」へ変更される。
すると、変更できた旨を示す応答が対向ノード状態管理部123からルーティング部120へ出力される。
そして、ステップS121にて受信されたリレー解除信号に対する応答信号が、ルーティング部120からDRA100−1へ送信される(ステップS125)。
このように、複数のDRA100−1〜100−3が存在するシステムにおいて、PCRFに障害が発生した等の原因により、当該PCRFが利用できなくなった場合、DRA100−1〜100−3が代わりのPCRFを個々に選択するのではなく、代表となるマスターDRAが選択し、それ以外のスレーブDRAは、CCR信号をマスターDRAへリレーする。これにより、PCRFの障害/回復に伴うルート先PCRFの動的選択制御を容易に行うことができる。
なお、上述したDRA100−1〜100−3の処理は、目的に応じて作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を記述したプログラムをDRA100−1〜100−3にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをDRA100−1〜100−3に読み込ませ、実行するものであっても良い。DRA100−1〜100−3にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク(登録商標)、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、DRA100−1〜100−3に内蔵されたROM、RAM等のメモリやHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、DRA100−1〜100−3内のCPUにて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
100−1〜100−3 DRA
110,120 ルーティング部
111,121 静的ルート管理部
112,122 経路管理テーブル
113,123 対向ノード状態管理部
114 監視セッション管理部
115 セッション管理テーブル
200−1〜200−3 PCRF
300 S/P−GW

Claims (20)

  1. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードと、該複数の制御ノードのうち前記加入者ごとに経路管理テーブルにあらかじめ記憶された制御ノードを前記制御要求信号の転送先として選択する複数の制御ノード選択装置とから構成される通信システムにおいて、
    前記複数の制御ノード選択装置は、主制御ノード選択装置と従属制御ノード選択装置とからなり、
    前記主制御ノード選択装置および従属制御ノード選択装置は、前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断し、
    前記主制御ノード選択装置は、前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けて記憶するセッション管理テーブルを有し、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索し、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、前記制御要求信号が、前記従属制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、該制御要求信号に含まれる前記加入者識別情報と前記経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を前記従属制御ノード選択装置へ送信し、
    前記従属制御ノード選択装置は、さらに、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記主制御ノード選択装置から前記リレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記主制御ノード選択装置へリレーすることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記主制御ノード選択装置は、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、該制御ノードと前記セッション識別情報と前記加入者識別情報との対応付けを前記セッション管理テーブルから削除することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記従属制御ノード選択装置は、前記主制御ノード選択装置が利用可能かどうかを管理し、利用可能である主制御ノード選択装置へ前記制御要求信号をリレーすることを特徴とする通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムにおいて、
    前記従属制御ノード選択装置は、前記主制御ノード選択装置を監視し、該主制御ノード選択装置から所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該主制御ノード選択装置が利用可能かどうかを判断することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記制御ノード選択装置は、前記制御ノードを監視し、該制御ノードから所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該制御ノードが利用可能かどうかを判断することを特徴とする通信システム。
  6. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置であって、
    前記制御要求信号の前記転送先の制御ノードを選択するルーティング部と、
    前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードを経路管理テーブルにあらかじめ記憶して管理する静的ルート管理部と、
    前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する対向ノード状態管理部と、
    前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶して管理し、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する監視セッション管理部とを有し、
    前記ルーティング部は、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記監視セッション管理部が検索した制御ノードが利用不可能であると前記対向ノード状態管理部が判断した場合、前記対向ノード状態管理部が利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記監視セッション管理部が検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する制御ノード選択装置。
  7. 請求項6に記載の制御ノード選択装置において、
    前記ルーティング部は、前記制御要求信号が、当該制御ノード選択装置と接続された他の制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、該制御要求信号に含まれる前記加入者識別情報と前記経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと前記対向ノード状態管理部が判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を前記制御要求信号を送信してきた他の制御ノード選択装置へ送信する制御ノード選択装置。
  8. 請求項6に記載の制御ノード選択装置において、
    前記監視セッション管理部は、前記検索した制御ノードが利用不可能であると前記対向ノード状態管理部が判断した場合、該制御ノードと前記セッション識別情報と前記加入者識別情報との対応付けを前記セッション管理テーブルから削除することを特徴とする制御ノード選択装置。
  9. 請求項6に記載の制御ノード選択装置において、
    前記対向ノード状態管理部は、前記制御ノードを監視し、該制御ノードから所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該制御ノードが利用可能かどうかを判断することを特徴とする制御ノード選択装置。
  10. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置であって、
    前記制御要求信号の前記転送先の制御ノードを選択するルーティング部と、
    前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードを経路管理テーブルにあらかじめ記憶して管理する静的ルート管理部と、
    前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する対向ノード状態管理部とを有し、
    前記ルーティング部は、前記対向ノード状態管理部が、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記制御要求信号の転送をリレーする他の制御ノード選択装置であるリレー制御ノード選択装置から前記リレーを解除する旨を示すリレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記リレー制御ノード選択装置へリレーする制御ノード選択装置。
  11. 請求項10に記載の制御ノード選択装置において、
    前記対向ノード状態管理部は、前記リレー制御ノード選択装置が利用可能かどうかを判断し、
    前記ルーティング部は、前記対向ノード状態管理部が利用可能であると判断したリレー制御ノード選択装置へ前記制御要求信号をリレーすることを特徴とする制御ノード選択装置。
  12. 請求項11に記載の制御ノード選択装置において、
    前記対向ノード状態管理部は、前記リレー制御ノード選択装置を監視し、該リレー制御ノード選択装置から所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該リレー制御ノード選択装置が利用可能かどうかを判断することを特徴とする制御ノード選択装置。
  13. 請求項10に記載の制御ノード選択装置において、
    前記対向ノード状態管理部は、前記制御ノードを監視し、該制御ノードから所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該制御ノードが利用可能かどうかを判断することを特徴とする制御ノード選択装置。
  14. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードと、該複数の制御ノードのうち前記加入者ごとに経路管理テーブルにあらかじめ記憶された制御ノードを前記制御要求信号の転送先として選択する複数の制御ノード選択装置とから構成される通信システムにおいて、前記複数の制御ノードから1つの制御ノードを前記制御要求信号の転送先の制御ノードとして選択する制御ノード選択方法であって、
    前記制御ノード選択装置が、前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する処理と、
    前記複数の制御ノード選択装置のうち主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶する処理と、
    前記主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する処理と、
    前記主制御ノード選択装置が、前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する処理と、
    前記主制御ノード選択装置が、前記制御要求信号が、前記複数の制御ノード選択装置のうち当該主制御ノード選択装置以外の制御ノード選択装置である従属制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、該制御要求信号に含まれる前記加入者識別情報と前記経路管理テーブルにて対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を前記従属制御ノード選択装置へ送信する処理と、
    前記従属制御ノード選択装置が、前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記主制御ノード選択装置から前記リレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記主制御ノード選択装置へリレーする処理とを有する制御ノード選択方法。
  15. 請求項14に記載の制御ノード選択方法において、
    前記主制御ノード選択装置が、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、該制御ノードと前記セッション識別情報と前記加入者識別情報との対応付けを前記セッション管理テーブルから削除する処理を有することを特徴とする制御ノード選択方法。
  16. 請求項14に記載の制御ノード選択方法において、
    前記従属制御ノード選択装置が、前記主制御ノード選択装置が利用可能かどうかを管理する処理と、
    前記従属制御ノード選択装置が、利用可能である主制御ノード選択装置へ前記制御要求信号をリレーする処理とを有することを特徴とする制御ノード選択方法。
  17. 請求項16に記載の制御ノード選択方法において、
    前記従属制御ノード選択装置が、前記主制御ノード選択装置を監視する処理と、
    前記従属制御ノード選択装置が、前記主制御ノード選択装置から所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該主制御ノード選択装置が利用可能かどうかを判断する処理とを有することを特徴とする制御ノード選択方法。
  18. 請求項14に記載の制御ノード選択方法において、
    前記制御ノード選択装置が、前記制御ノードを監視する処理と、
    前記制御ノード選択装置が、前記制御ノードから所定の信号が送信されているかどうかに基づいて該制御ノードが利用可能かどうかを判断する処理とを有することを特徴とする制御ノード選択方法。
  19. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置に、
    前記制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する手順と、
    前記制御要求信号に含まれるセッション処理固有に付与されたセッション識別情報と、前記加入者固有に付与された加入者識別情報と、該制御要求信号の転送先である制御ノードとを、該セッション処理の開始から終了までの間、対応付けてセッション管理テーブルに記憶する手順と、
    前記制御要求信号が送信されてきた際、前記セッション管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と対応付けられた制御ノードを前記セッション管理テーブルから検索する手順と、
    前記送信されてきた制御要求信号に含まれる加入者識別情報が前記セッション管理テーブルに存在しない場合、または、前記検索した制御ノードが利用不可能であると判断した場合、利用可能であると判断した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択し、そうでない場合は、前記検索した制御ノードを前記転送先の制御ノードとして選択する手順と、
    前記制御要求信号が、前記複数の制御ノード選択装置のうち当該制御ノード選択装置以外の他の制御ノード選択装置から送信されてきたものである場合、前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードをあらかじめ記憶する経路管理テーブルにて該制御要求信号に含まれる加入者識別情報と前記対応付けられている制御ノードが利用可能になったと判断した後、前記セッション管理テーブルに該加入者の加入者識別情報がなくなった場合、その旨を示すリレー解除信号を該制御要求信号を送信してきた他の制御ノード選択装置へ送信する手順とを実行させるためのプログラム。
  20. 通信を行う加入者から送信されてきた制御要求信号に基づいて通信制御を行う複数の制御ノードのうち、前記制御要求信号の転送先として1つの制御ノードを選択する制御ノード選択装置に、
    前記加入者ごとに前記制御要求信号の転送先の制御ノードをあらかじめ記憶する経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能であるかどうかを判断する手順と、
    前記経路管理テーブルに記憶された制御ノードが利用可能ではないと判断してから、前記制御要求信号の転送をリレーする他の制御ノード選択装置であるリレー制御ノード選択装置から前記リレーを解除する旨を示すリレー解除信号が送信されてくるまでの間、前記加入者から送信されてきた制御要求信号を前記リレー制御ノード選択装置へリレーする手順とを実行させるためのプログラム。
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