JP2011003739A - フォトダイオードアレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】印加電圧を増加させることなく、各フォトダイオードからの出力を増加することが可能なフォトダイオードアレイの提供。
【解決手段】アレイの構造は、半導体基板1Nとキャパシタ用電極E2との間に絶縁層Lを介してキャパシタC1が形成されている。また、N型の半導体基板1NとP型の第1半導体領域1PAとの間に、PN接合が構成されることで、フォトダイオードD1が形成され、半導体基板1Nは第1電極E1に電気的に接続され、第1半導体領域1PAは、第2半導体領域1PBを介して、表面電極E3に接続されている。これらのフォトダイオードD1とキャパシタC1とは並列に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガイガーモードで動作する複数のフォトダイオードを備えたフォトダイオードアレイに関する。
アバランシェ・フォトダイオード(以下、APD)は、電圧を上げるとノイズも増えるため数百倍の増倍率が限度とされているが、APDのブレークダウン電圧以上の逆バイアス電圧を加えると、1フォトンが入射しても放電現象を起こすようになる。この状態を「ガイガーモード」といい、増倍率が100万倍程度になるので、入射したフォトンが1つであっても、これを信号としてカウントすることができる。
しかしながら、通常のAPDでは、1つのAPDに1つのフォトンが入射しても、複数のフォトンが入射しても、1つの信号としてカウントされ、フォトンの数を検出することはできない。
一方、フォトンカウンティング用光半導体素子「MPPC」(登録商標)では、APDを小さい画素に分割し、これらの画素を2次元的に並列接続して光検出面を構成している。MPPCでは、あるAPD画素がフォトンを検出してガイガー放電したとき、その画素のクエンチング(Quenching)抵抗の働きにより、パルス状の信号を得る。それぞれのAPD画素が各々フォトンをカウントするため、同じタイミングで複数個のフォトンが入射した時においても、総出力パルスの出力電荷量あるいは信号強度に応じて、入射したフォトン数が判明する。
このようなフォトダイオードアレイは、例えば、下記特許文献1に記載されており、優れた特性を発揮する。
国際公開第WO2008/004547号パンフレット
しかしながら、上述のAPD画素からの出力は、更に大きくすることが期待されている。単に、各APD画素への印加電圧を上昇させても出力は大きくなるが、この場合にはノイズが増加してしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、印加電圧を増加させることなく、各フォトダイオードからの出力を増加することが可能なフォトダイオードアレイを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係るフォトダイオードアレイは、複数のフォトダイオードを第1導電型の半導体基板に形成してなるフォトダイオードアレイにおいて、個々のフォトダイオードは、前記半導体基板の一方の表面側に形成された第2導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域内に形成されこの第1半導体領域よりも高い不純物濃度を有する第2導電型の第2半導体領域と、前記半導体基板に電気的に接続された第1電極と、前記第2半導体領域上に形成された表面電極と、を備え、個々のフォトダイオード毎に、前記第1半導体領域の外側の前記半導体基板上に、絶縁層を介して形成されたキャパシタ用電極と、前記表面電極に、その一方端が連続し、前記第1半導体領域上の絶縁層の表面に沿って延びた抵抗層(クエンチング抵抗)と、を備え、前記キャパシタ用電極と前記表面電極とは電気的に接続されており、前記個々のフォトダイオードの前記抵抗層の他方端は、共通の信号線に電気的に接続されていることを特徴とする。なお、抵抗層とは、これが接続される表面電極よりも抵抗率が高く、キャパシタを構成するキャパシタ用電極よりも抵抗率が高いものである。
この構造では、半導体基板とキャパシタ用電極との間に絶縁層を介してキャパシタが形成されている。また、第1導電型の半導体基板と第2導電型の第1半導体領域との間に、PN接合が構成されることで、フォトダイオードが形成され、半導体基板は第1電極に電気的に接続され、第1半導体領域は、第2半導体領域を介して、表面電極に接続されている。これらのフォトダイオードとキャパシタとは並列に接続されている。
このようなフォトダイオードアレイにおいては、個々のフォトダイオードをガイガーモードで動作させる場合、個々のフォトダイオードからの出力の利得は、そのダイオードの寄生容量に比例して増加するが、この利得は、当該フォトダイオードに対して、並列にキャパシタを接続しても増加する。すなわち、各フォトダイオードに十分な大きさのキャパシタを並列接続すれば、利得を増加させることが可能である。キャパシタは、フォトダイオードの表面電極から延びて、低不純物濃度の第1半導体領域の外側の半導体基板表面上に設けられており、キャパシタの容量が、絶縁層の厚みに依存して決定され易い構造になっており、絶縁層の誘電率を大きくするか、厚みを薄くすることで、容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。また、キャパシタ容量と増倍率は、絶縁層に依存するので、入射したフォトンに応じて発生する光電子の増倍率が安定する。
また、この構造の場合、フォトダイオードの表面電極と、キャパシタのキャパシタ用電極を同時に形成することもできるので、製造方法が容易となるという利点もある。更に、個々のフォトダイオードに接続された抵抗層の他方端は、半導体基板の表面に沿って共通の信号線に電気的に接続されている。複数のフォトダイオードは、ガイガーモードで動作しており、各フォトダイオードは、共通の信号線に接続されているので、複数のフォトダイオードに同時にフォトンが入射した場合、複数のフォトダイオードの出力は全て共通の信号線に入力され、全体としては入射フォトン数に応じた高強度の信号として計測される。
表面電極の形状は、環状であってその内側に第1開口が形成され、表面電極に接続されるキャパシタ用電極と、当該表面電極との間に第2開口が形成されており、第1開口及び第2開口をそれぞれ介して、第1半導体領域内部に光が入射可能とされていることが好ましい。これにより、表面側から光が入射する場合の開口率を上昇させ、フォトンの検出精度を高めることができる。
また、キャパシタ用電極は、第1半導体領域上にも絶縁層を介して形成されていることが好ましい。すわなち、キャパシタ用電極が、PN接合が形成される第1半導体領域上にも形成されている場合、キャパシタの容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。
また、特定のフォトダイオードにおいて、表面電極の形状は環状であって、キャパシタ用電極は、表面電極の第1の箇所に連続して延びており、表面電極の第1の箇所とは異なる第2の箇所に連続して延びた第2キャパシタ用電極を備え、第2キャパシタ用電極は半導体基板上に絶縁層を介して形成されていることとすることができる。表面電極は、環状であるため、異なった箇所から複数の電極を延ばし、そのキャパシタの容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。
また、第2キャパシタ用電極に接続された特定のフォトダイオードと対を成して共通の前記信号線に接続された別のフォトダイオードは、その第1キャパシタ用電極の先端を延長し、その第1半導体領域上の絶縁層上を這って、前記半導体基板の直上に至り、絶縁層を介して形成された第3キャパシタ用電極を備え、前記第2キャパシタ用電極によって形成されるキャパシタの容量に対して、前記第3キャパシタ用電極によって形成されるキャパシタの容量は、誤差±10%以内で等しく設定されている。この構造の場合、信号線に対して高密度にフォトダイオードとキャパシタを配置することができるが、これらのキャパシタ容量が等しいため、対をなすフォトダイオードの増倍率を等しくすることができる。
本発明のフォトダイオードによれば、印加電圧を増加させることなく、各フォトダイオードからの出力を増加することが可能である。
フォトダイオードアレイの斜視図である。 図1に示したフォトダイオードアレイのII−II矢印断面図(a)と、その回路図(b)である。 フォトダイオードアレイの全体の回路図である。 別の実施形態にかかるフォトダイオードアレイの斜視図である。 図4に示したフォトダイオードアレイのV−V矢印断面図である。 更に別の実施形態にかかるフォトダイオードアレイの斜視図である。 図6に示したフォトダイオードアレイのVII−VII矢印断面図である。 フォトダイオードアレイをパッケージ内に収納した光検出装置の縦断面図である。
以下、実施の形態に係るフォトダイオードアレイについて説明する。なお、説明において、同一要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、フォトダイオードアレイの斜視図であり、図2は、図1に示したフォトダイオードアレイのII−II矢印断面図(a)と、その回路図(b)である。図3は、フォトダイオードアレイの全体の回路図である。
このフォトダイオードアレイ10は、複数のフォトダイオードD1(図3参照)をN型(第1導電型)の半導体基板1Nに形成してなる。
個々のフォトダイオードD1は、半導体基板1Nの一方の表面側に形成されたP型(第2導電型)の第1半導体領域1PAと、第1半導体領域1PA内に形成されこの第1半導体領域1PAよりも高い不純物濃度を有するP型(第2導電型)の第2半導体領域1PBとを有する。更に、フォトダイオードD1は、半導体基板1Nに電気的に接続された第1電極E1と、第2半導体領域1PB上に形成された表面電極E3とを有している。第1半導体領域1PAの平面形状は四角形であり、第2半導体領域1PBは第1半導体領域の内側に位置し、平面形状は四角形である。また、第1半導体領域1PAの深さは、第2半導体領域1PBよりも深い。なお、図1中の半導体基板1は、N型の半導体基板1Nと、P型の半導体領域1PA,1PBの双方を含んだものを示している。
また、このフォトダイオードアレイ10は、個々のフォトダイオードD1毎に、第1半導体領域1PAの外側の半導体基板1N上に、絶縁層L(図2参照)を介して形成されたキャパシタ用電極E2と、表面電極E3に、その一方端が連続し、第1半導体領域1PA上の絶縁層Lの表面に沿って延びた抵抗層(クエンチング抵抗)R1とを備えている。なお、図1では、構造の明確化のため、図2に示した絶縁層Lの記載を省略している。
また、キャパシタ用電極E2は、本体部としてのキャパシタ用電極E21と、接続部としての配線電極E22からなる。半導体基板1N上に位置する本体部のキャパシタ用電極E22(E2)と、第1開口を有する環状の表面電極E3とは、配線電極E22を介して電気的に接続されている。個々のフォトダイオードD1に接続される抵抗層R1の他方端は、必要に応じて抵抗層R1に連続した配線電極を介して、共通の信号線TLに電気的に接続されている。
図1においては、列方向に隣接する一対のフォトダイオード(半導体領域1PAの直下の領域)は、共に、抵抗層R1を介して、行方向に延びる信号線TLに接続されており、1つの信号線TLには、複数対のフォトダイオードが、それぞれ抵抗層R1を介して接続されている。この行方向に延びる信号線TLは、列方向に沿って複数本整列しており、個々の信号線TLに対しても、同様に複数対のフォトダイオードが、それぞれ、抵抗層R1を介して接続されている。図1に示される各信号線TLは、最終的には全て接続され、回路的には1本の信号線TLとして、図3に示すような回路を構成する。
なお、抵抗層R1とは、これが接続される表面電極E3よりも抵抗率が高く、また、キャパシタを構成するキャパシタ用電極E2よりも抵抗率が高いものである。具体的には、抵抗層R1は、ポリシリコンからなり、残りの電極は全てアルミニウムなどの金属からなる。なお、半導体基板1がSiからなる場合には、電極材料としては、アルミニウムの他に、AuGe/Niなどもよく用いられる。また、Siを用いた場合におけるP型不純物としてはBなどの3族元素が用いられ、N型不純物としては、N、P又はAsなどの5族元素が用いられる。なお、半導体の導電型であるN型とP型は、互いに置換して素子を構成しても、当該素子を機能させることができる。これらの不純物の添加方法としては、拡散法やイオン注入法を用いることができる。
絶縁層Lの材料としては、SiO又はSiNを用いることができる。また、キャパシタC1の容量を大きくするために、キャパシタ用電極E22の直下の絶縁層Lの厚みを、その周囲よりも薄くしてもよい。厚みを薄くするためには、例えば、絶縁層Lの該当箇所のドライエッチングを行うか、或いは、該当する箇所にマスクをして絶縁層を基板全面に形成した後、このマスクを剥離してから、再度、絶縁層を基板全面に形成すればよい。絶縁層の形成方法としては、これがSiOからなる場合には、熱酸化法やスパッタ法を用いることができる。
上述の構造の場合、半導体基板1Nとキャパシタ用電極E22(E2)との間に絶縁層Lを介してキャパシタC1(図2(b)参照)が形成されている。また、N型の半導体基板1NとP型の第1半導体領域1PAとの間に、PN接合が構成されることで、フォトダイオードD1(図2(b))が形成されている。半導体基板1Nは、基板裏面に形成された第1電極E1に電気的に接続され、第1半導体領域1PAは、第2半導体領域1PBを介して、表面電極E3に接続されている。これらのフォトダイオードD1とキャパシタC1とは並列に接続され、抵抗層R1はフォトダイオードD1に対して直列に接続されている(図2(b)参照)。
このようなフォトダイオードアレイにおいては、個々のフォトダイオードをガイガーモードで動作させる。ガイガーモードでは、フォトダイオードのブレークダウン電圧よりも大きな逆方向電圧をフォトダイオードのアノード/カソード間に印加する。すなわち、アノードには(−)電位V1を、カソードには(+)電位V2を印加する。なお、これらの電位の極性は相対的なものであり、一方の電位をグランド電位とすることも可能である。
なお、アノードはP型の半導体領域1PAであり、カソードはN型の半導体基板1Nである。このフォトダイオードは、アバランシェフォトダイオードとして機能し、フォトダイオードに光(フォトン)が入射すると、基板内部で光電変換が行われて光電子が発生し、図2(a)に示したP型半導体領域1PAのPN接合界面の近傍領域AVCにおいて、アバランシェ増倍が行われ、増幅された電子群は電極E1に向けて流れる。この構造の場合、個々のフォトダイオードD1からの出力の利得は、そのフォトダイオードD1の寄生容量(PN接合容量)に比例して増加するが、この利得は、当該フォトダイオードD1に対して、並列にキャパシタC1を接続すると増加する。すなわち、本実施形態では、各フォトダイオードD1に十分な大きさのキャパシタC1が並列接続されており、利得は増加する。キャパシタC1の容量は、フォトダイオードの接合容量よりも大きい。
キャパシタC1は、フォトダイオードD1の表面電極E3から延びて、第2半導体領域1PBに対して、相対的に低不純物濃度の第1半導体領域1PAの外側の半導体基板1Nの表面上に設けられている。高濃度半導体基板1NのN型不純物濃度は、低濃度半導体領域1PAのP型不純物濃度よりも高く、キャパシタC1の電極間間隔は、絶縁層Lの厚みによって原則的には決定される。このように、キャパシタC1の容量は、絶縁層Lの厚みに依存して決定され易い構造になっており、絶縁層Lの誘電率を大きくするか、厚みを薄くすることで、その容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。また、この構造では、キャパシタC1の容量と増倍率は、絶縁層Lに依存するので、入射したフォトンに応じて発生する光電子の増倍率も安定する。
また、この構造の場合、フォトダイオードD1の表面電極E3と、キャパシタC1のキャパシタ用電極E2を、例えばスパッタ法又は蒸着法によって、同時に形成することもできるので、製造方法が容易となるという利点もある。もちろん、パターニングはリフトオフ法で行ってもよいし、エッチング法で行ってもよい。なお、電極に連続するポリシリコンの抵抗層R1も、リフトオフ法もしくはエッチング法でパターニングすればよい。
更に、上述のように、個々のフォトダイオードD1に接続された抵抗層R1の他方端は、半導体基板1Nの表面に沿って共通の信号線TLに電気的に接続されている。複数のフォトダイオードD1は、ガイガーモードで動作しており、各フォトダイオードD1は、共通の信号線TLに接続されているので、複数のフォトダイオードD1に同時にフォトンが入射した場合、複数のフォトダイオードD1の出力は全て共通の信号線TLに入力され、全体としては入射フォトン数に応じた高強度の信号として計測される。信号線TLには、信号読み出し用の電圧降下が生じる負荷抵抗を接続してもよい。
図1に示す表面電極E3の形状は環状であって、その内側に第1開口が形成されている。表面電極E3に接続されるキャパシタ用電極E21と、表面電極E3との間には隙間(第2開口)が形成されている。本体部のキャパシタ用電極E21の形状はL字型であり、直線的な接続部の電極E22の一端に連続している。矩形環状の表面電極E3の2辺に対向するように、L字型のキャパシタ用電極E21が、概ねL字型の隙間を開けて配置してある。第1半導体領域1PA内部には、これらの第1開口及び第2開口をそれぞれ介して、光が入射可能とされている。これにより、表面側から光が入射する場合の開口率を上昇させ、フォトンの検出精度を高めることができる。
なお、上述の構造は、表面入射型のフォトダイオードアレイの構造であり、半導体基板の厚みを薄くして、裏面側の電極E1を透明電極としたり、半導体基板1Nの別の位置(例えば基板表面側)に配置すれば、裏面入射型のフォトダイオードアレイとして機能させることもできる。もちろん、このような変形は、他の実施形態においても適用することができる。
図4は、別の実施形態にかかるフォトダイオードアレイの斜視図である。図5は、図4に示したフォトダイオードアレイのV−V矢印断面図である。
この実施形態に係るフォトダイオードアレイは、図1に示したフォトダイオードアレイと比較して、キャパシタ用電極E2の形成領域のみが異なり、他の構成は、図1に示したものと同一である。なお、同図では、説明の明確化のため、表面の絶縁層Lの記載を省略しているが、実際には図5に示すように絶縁層Lが存在する。
本実施形態におけるキャパシタ用電極E2は、図1に示した本体部としてのキャパシタ用電極E21と、拡張キャパシタ用電極E23とからなる。本体部としてのキャパシタ用電極E21は、図5に示した高不純物濃度の半導体基板1Nの直上に絶縁層Lを介して位置する部分である。拡張キャパシタ用電極E23は、L字型のキャパシタ用電極E21の内側の2辺に連続し、表面電極E3のとの間に介在して、表面電極E3に連続している。
換言すれば、キャパシタ用電極E2の拡張キャパシタ用電極E23は、低不純物濃度の第1半導体領域1PA上に絶縁層Lを介して形成され、キャパシタC1’を構成している。すわなち、キャパシタ用電極E2が、PN接合が形成される第1半導体領域1PA上にも形成されている場合、元々のキャパシタC1(図5及び図2(b)参照)に、拡張分のキャパシタC1’の容量が加わり、キャパシタ容量として増加させ、増倍率を向上させることができる。回路図としては、キャパシタC1とキャパシタC1’の合成キャパシタを新たなキャパシタC1として表現した場合、図3に示したものと同一となる。尤も、拡張キャパシタ用電極E23の直下の半導体領域1PAの不純物濃度は低いため、キャパシタ電極間の距離は、絶縁層Lのみの厚みではなく、その下の第1半導体領域1PAの厚みも加えたものとなり、容量の増分は僅かである。
図6は、更に別の実施形態にかかるフォトダイオードアレイの斜視図である。図7は、図6に示したフォトダイオードアレイのVII−VII矢印断面図である。
この実施形態に係るフォトダイオードアレイは、図1に示したフォトダイオードアレイと比較して、キャパシタ用電極E2の形成領域のみが異なり、他の構成は、図1に示したものと同一である。なお、同図では、説明の明確化のため、表面の絶縁層Lの記載を省略しているが、実際には図7に示すように絶縁層Lが存在する。
図1に示したものと同様に、表面電極E3の形状は矩形の環状であって、キャパシタ用電極E2は、表面電極E3の第1の箇所に接続部E22を介して連続して延びており、本体部であるキャパシタ用電極E21が高濃度の半導体基板1Nの直上に絶縁層Lを介して位置している(キャパシタC1)。更に、本実施形態では、表面電極E3の第1の箇所とは異なる第2の箇所に連続して延びた第2キャパシタ用電極E24を備えている。第2キャパシタ用電極E24は、第1半導体領域1PA上の絶縁層Lを這って、半導体基板1Nの直上に至るが、絶縁層Lを介して形成されている。主として、第2キャパシタ用電極E24と半導体基板1Nとの間に、絶縁層Lを介して、付加的なキャパシタC1”が形成されており、この付加的なキャパシタC1”は、電極E21によるキャパシタC1とは並列に接続されている。表面電極E3は、環状であるため、異なった箇所から複数の電極を延ばし、キャパシタの容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。
また、第2キャパシタ用電極E24に接続されたフォトダイオードと列方向に対を成すフォトダイオードは、第3キャパシタ用電極E25に接続されている。すなわち、第3キャパシタ用電極E25は、図1に示したL字型のキャパシタ用電極E21の先端を延長したものであり、L字型であって、第1半導体領域1PA上の絶縁層Lを這って、半導体基板1Nの直上に至り、絶縁層Lを介して形成され、付加的なキャパシタC10が形成されている。この付加的なキャパシタC10は、電極E21によるキャパシタC1とは並列に接続されている。この構造であっても、キャパシタの容量を増加させ、増倍率を向上させることができる。また、列方向に並ぶ一対のフォトダイオードに接続される各キャパシタ用電極の形状は、これらの間の信号線TLに対して、非対称であって、相似でもないが、上述の構造とすることにより、フォトダイオード毎のキャパシタの総容量を等しくすることができる。
上記構造の場合、信号線TLに対して高密度にフォトダイオードD1とキャパシタC1、C1”、C10を配置することができるが、これらのキャパシタ総容量(C1+C1”=C1+C10)が、誤差±10%以内で等しい(C10=C1”×100±10%)ため、対をなすフォトダイオードの増倍率を等しくすることができる。なお、ここでは便宜上、キャパシタの符号と容量は同一符号を用いて記載している。なお、回路図としては、キャパシタC1とキャパシタC1”又はC10の合成キャパシタを、新たなキャパシタC1として表現した場合、図3に示したものと同一となる。
図8は、フォトダイオードアレイをパッケージ内に収納した光検出装置の縦断面図である。
この光検出装置は、金属円筒の下端部が断面L字型となるように外側に折れ曲がることで、リップ部を構成したステム16と、ステム16の外表面に、内側表面が固定された側管としての金属製のキャップ体15とを備えている。キャップ体15は、管軸AXを有する円筒形の一端を塞いだハット型を有しており、このキャップ体15の頂部にはガラス製の入射窓20が取り付けられている。ステム16とリード(ピン)12,14との間には、ガラス製のハーメチックシール17が介在しており、これらからなる容器の内部は密閉状態とされている。リードピン12は、ボンディングワイヤ18を介して、上述のフォトダイオードアレイ10の信号線TL(図1参照)に電気的に接続され、リードピン14は、取り付け部材としての金属製の支持台11を介して第1電極E1(図2(a)参照)に電気的に接続され、これらの間に逆バイアス電圧が印加される。
なお、支持台11上には、フォトダイオードアレイ10が固定される。また、リードピン13は、ステム16及びキャップ体15に電気的に接続されている。
また、支持台11、リードピン12,13,14、ステム16、キャップ体15は、コバールからなる。
入射窓20を介して、光(フォトン)21が入射すると、これはフォトダイオードアレイ10のいずれかの画素(フォトダイオードD1)の開口内に入射し、増倍されて、信号としてリード12から取り出される。
本発明は、微弱光を検出するフォトダイオードアレイに利用することができる。
1N・・・半導体基板、E2・・・キャパシタ用電極、L・・・絶縁層、C1・・・キャパシタ、1PA・・・第1半導体領域、D1・・・フォトダイオード、E1・・・第1電極、1PB・・・第2半導体領域、E3・・・・表面電極。

Claims (5)

  1. 複数のフォトダイオードを第1導電型の半導体基板に形成してなるフォトダイオードアレイにおいて、
    個々のフォトダイオードは、
    前記半導体基板の一方の表面側に形成された第2導電型の第1半導体領域と、
    前記第1半導体領域内に形成されこの第1半導体領域よりも高い不純物濃度を有する第2導電型の第2半導体領域と、
    前記半導体基板に電気的に接続された第1電極と、
    前記第2半導体領域上に形成された表面電極と、
    を備え、
    個々のフォトダイオード毎に、
    前記第1半導体領域の外側の前記半導体基板上に、絶縁層を介して形成された第1キャパシタ用電極と、
    前記表面電極に、その一方端が連続し、前記第1半導体領域上の絶縁層の表面に沿って延びた抵抗層と、
    を備え、
    前記第1キャパシタ用電極と前記表面電極とは電気的に接続されており、
    前記個々のフォトダイオードの前記抵抗層の他方端は、共通の信号線に電気的に接続されている、
    ことを特徴とするフォトダイオードアレイ。
  2. 前記表面電極の形状は環状であってその内側に第1開口が形成され、
    前記表面電極に接続される前記第1キャパシタ用電極と、当該表面電極との間に第2開口が形成されており、
    前記第1開口及び前記第2開口をそれぞれ介して、前記第1半導体領域内部に光が入射可能とされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォトダイオードアレイ。
  3. 前記第1キャパシタ用電極は、前記第1半導体領域上にも絶縁層を介して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォトダイオードアレイ。
  4. 特定の前記フォトダイオードにおいて、
    前記第1キャパシタ用電極は、前記表面電極の第1の箇所に連続して延びており、
    前記表面電極の形状は環状であって、前記表面電極の前記第1の箇所とは異なる第2の箇所に連続して延びた第2キャパシタ用電極を備え、前記第2キャパシタ用電極は前記半導体基板上に絶縁層を介して形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフォトダイオードアレイ。
  5. 前記第2キャパシタ用電極に接続された前記特定のフォトダイオードと対を成して共通の前記信号線に接続されたフォトダイオードは、その第1キャパシタ用電極の先端を延長し、その第1半導体領域上を絶縁層を介して這って、前記半導体基板の直上に至り、絶縁層を介して形成された第3キャパシタ用電極を備え、前記第2キャパシタ用電極によって形成されるキャパシタの容量に対して、前記第3キャパシタ用電極によって形成されるキャパシタの容量は、誤差±10%以内で等しく設定されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフォトダイオードアレイ。
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