JP2011003561A - 太陽光発電装置、その製造に用いられる太陽光パネル及び太陽光発電モジュール - Google Patents
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- Y02E10/52—PV systems with concentrators
Abstract
エネルギー変換効率の高い太陽光発電装置、及びその装置で用いられる太陽光発電パネル及び発電モジュールを提供する。
【解決手段】
使用する発電セルの間に透光領域Ztを設け、その面積がモジュール面積の10%以上、50%以下と成るようにした、両面型発電モジュール、又は片面型発電モジュールを用いる。
両面型発電モジュールは、基板の表裏に発電セルを設けたものであり、これを用いるときはモジュールの後背部に反射部材を設ける。
片面型発電モジュールを使用する場合は、その後背部に光散乱層を介して従来公知の発電モジュールを設ける。
【選択図】図1
Description
太陽光発電モジュールとは、複数の発電セル、即ち、各種の電極層、光電変換層等から成る光電変換素子を直列に接続し、封止材で封止、固定したものを言う。
太陽光発電パネルとは、上記太陽光発電モジュールの表面を保護材で被覆したものを言う。
太陽光発電装置とは、太陽光発電パネルを他の部材と組み合わせて実用的な発電装置としたものを言う。
更に以下の説明においては、煩を避けるため、これらを夫々発電モジュール、発電パネル及び発電装置と言うこととする。
又、従来の発電モジュールは、多数のセルをできるだけ稠密に配置する必要があるため、相互に短絡が生じない程度の最小間隙を介して配置されていた。
又、セルの形も一般的には正方形であった。
以下の説明においては、受光面側のセルをメインセル、陰側のセルをアシスタントセルと呼ぶこととする。一実施例において、発電モジュールには、一枚の基板の表裏両面にメインセルとアシスタントセルが、基板の中心面に対し鏡映対称の形に設けられる。
又、他の実施例においては、メインセルとアシスタントセルとは、互いに別の基盤に設けられる。この場合、アシスタントセルの配置は、公知の発電モジュールのそれと同一である。
アシスタントセルの空隙は、このメインセルと同一か、若しくは公知の発電モジュールのものと同一である。
これらのセルの透光領域Ztを透過した光は、乱反射部材で反射され、アシスタントセルに投射される。
乱反射部材としてはアルミニウム製のルーバーなどを用いることが推奨される。
発電セル1−1は、基板1bの表裏両面に、メインセル1mと、アシスタントセル1aを設けて成る。
メインセル1m及びアシスタントセル1aは公知の太陽電池である。これらのセルは例えばpn接合型その他、如何なるタイプのものであっても良い。
4m及び5mは、メインセル列の出力端子であり、4a及び5aはアシスタントセル列の出力端子である。
これらのセルでは、発電モジュールの表面のみならず、裏面からの入射光も電力に変換されるものである。
透光領域Ztの面積は、発電モジュール10−1の有効面積の10%以上50%以下、望ましくは15%以上30%以下である。
保護層としては、強化ガラスやアクリル樹脂が推奨される。
この発電パネル20−1は、後に説明するように、反射部材と合わせて、発電装置を構成するため用いられる。
この発電セル1−2も公知の発電セルであり、如何なる形式のものであっても良い。
この場合も、発電セル1−2の間には、透光領域Ztが設けられる。
透光領域Ztの面積は、発電モジュール10−2の表面積の10%以上50%以下、望ましくは15%以上30%以下である。
この発電パネル20−2は、後に述べるように、光散乱板を介して公知の発電パネルと組合せ、発電装置を構成するものである。
即ち、発電パネル20−2の透光領域Ztを透過した光は、光散乱板により散乱せしめられ、公知の発電パネルの上に均一に投射され、電気エネルギーに変換されるものである。
図5において、発電モジュール10Qは、多数の方形の発電セル1Qを方形格子状に配列して成るものであり、図6に示されているのは、多数の円形の発電セル1Dを亀甲格子状に配列して成る発電モジュール10Dである。
いずれの場合も、セルの間には透光領域Ztが設けられ、その全面積は、発電モジュールの表面積の10%以上50%以下、望ましくは15%以上30%以下とされる。
透光領域Ztの面積が10%以下であったり、50%以上であったりすると、発電効率が従来公知の発電装置以下となる。
特に、これら方形又は円形セルの中心部に丸孔等の透光孔を空けておくことが推奨される。
図7は平面図、図8は断面図であり、図中、32は架台、34はアルミ製などの反射部材である。
発電パネル20−1の透光領域に入射した光は凹凸に富んだ反射部材34により乱反射され、放電セル1−1の裏面に投射され、ここで電力に変換される。
又更に、上記の反射部材34と共に発電セル1−1と保護板7−1との間に光散乱層を設けることも推奨される。
図中、20−1は前記の両面型発電パネル、42は建物の屋根、44は天窓、46はルーバー型の反射部材である。
このルーバー型の反射部材46は、その角度の調整が可能であり、その角度を太陽の高度に応じて常に極大電力が得られるよう自動調節することにより、効率の良い発電が可能となる。
而して、図中、50は発電装置、52は公知の発電モジュール若しくは発電パネルであり、10−2は図3に示した片面型の発電モジュール、1−2は発電セル、2−2は封止材、3はワイヤ、4、5は出力端子、6−2は保護層である。
而して、54は、発電モジュール10−2の保護板兼用の光散乱板である。これは例えば、透明な媒体中に屈折率が媒体とは異なった微粒子を分散させたものであり、入射した光を微粒子により反射又は屈折させ、光を散乱させるものである。
このため、透過領域Ztを透過した光は、この光散乱板54により散乱せしめられ、公知の発電パネル52に照射され、効率良く電力に変換される。
1a アシスタントセル
1b 基板
1m メインセル
10−1 両面型発電モジュール
10−2 片面型発電モジュール
2−1 封止材
2−2 封止材
20−1 両面型発電パネル
20−2 片面型発電パネル
30 発電装置
32 反射部材
3 ワイヤ
3a ワイヤ
3m ワイヤ
40 発電装置
42 ルーバー型反射部材
4a 出力端子
4m 出力端子
5a 出力端子
5m 出力端子
50 発電装置
52 公知の発電パネル
54 保護板兼光散乱板
6−1 保護板
6−2 保護板
7−1 保護板
7−2 保護板
Claims (12)
- 直列に接続した複数の発電セル(1−1、1−2)を、面積比で10%以上50%以下の隙間(以下、透光領域Ztと言う。)を介して配列し、透明な封止材(2−1、2−2)で封止して成る太陽光発電モジュール(10−1、10−2)。
- 透光領域Ztの面積比が、15%以上30%以下である、請求項1に記載の太陽光発電モジュール(10−1、10−2)。
- 発電セル(1−1)が、基板(1b)の表裏に夫々メインセル(1m)及びアシスタントセル(1a)を有する両面発電セル(1−1)である、請求項1又は2に記載の太陽光発電モジュール(10−1)。
- 発電セル(1−2)が、基板の一表面にのみ発電セルを有する片面発電セルである、請求項1又は2に記載の太陽光発電モジュール(10−2)。
- 発電セル(1−1、1−2)が、方形板状発電セル(1Q)である、請求項1又は2に記載の太陽光発電モジュール(10Q)。
- 発電セル(1−1、1−2)が、円板状発電セル(1D)である、請求項1又は2に記載の太陽光発電モジュール(10D)。
- 請求項1ないし4の何れか一に記載の太陽光発電モジュール(10−1、10−2、10Q、10D)の表裏両面に夫々透明な表面保護板(12)を接着して成る太陽光発電パネル(20−1、20−2)。
- 請求項1ないし4の何れか一に記載の太陽光発電モジュール(10−1、10−2、10Q、10D)を複数個整列させ、並列に接続し、その表裏両面に夫々透明な表面保護板(6−1、6−2、7−1、7−2)を接着して成る太陽光発電パネル(20−1、20−2)。
- 請求項5又は6に記載の両面発電型太陽光発電パネル(20−1)の受光面とは反対側に、反射部材(34、42)を設けて成る、太陽光発電装置(30、40)。
- 反射部材が凹凸反射面を有する乱反射部材(34)である、請求項7に記載の太陽光発電装置(30)。
- 反射部材が、ルーバー型反射部材(42)である、請求項7に記載の太陽光発電装置(40)。
- 請求項4に記載の片面型発電モジュール(10−2)と、その受光面側に設けられる透明な保護板(6−2)と、片面型発電モジュール(10−2)の受光面とは反対側に、光散乱層(54)を介して設けられる従来公知の発電モジュール(52)と、から成る太陽光発電装置(50)。
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