JP2011003349A - シール部材およびマイクロ波加熱炉 - Google Patents

シール部材およびマイクロ波加熱炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2011003349A
JP2011003349A JP2009144181A JP2009144181A JP2011003349A JP 2011003349 A JP2011003349 A JP 2011003349A JP 2009144181 A JP2009144181 A JP 2009144181A JP 2009144181 A JP2009144181 A JP 2009144181A JP 2011003349 A JP2011003349 A JP 2011003349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
shaft
seal portion
gas
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009144181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5281493B2 (ja
Inventor
Moko U
孟鋼 于
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Industry Co Ltd filed Critical Takasago Industry Co Ltd
Priority to JP2009144181A priority Critical patent/JP5281493B2/ja
Publication of JP2011003349A publication Critical patent/JP2011003349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5281493B2 publication Critical patent/JP5281493B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

【課題】軸部材の熱変形を許容しながら、回転する軸部材の周囲からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制可能なシール部材およびマイクロ波加熱炉を提供することを課題とする。
【解決手段】シール部材4は、挿通孔209bと軸部材70との間の隙間からのマイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制する。軸部材70は、軸本体701とフランジ部700とを有する。シール部材4は、導体製であって、壁部材209とフランジ部700との間に介装され、壁部材209の表面において挿通孔209bの周囲に固定される環状のホルダ43と、導体製であって、ホルダ43の内周面に配置され、軸本体701に径方向に摺接する環状の第一マイクロ波シール部40と、導体製であって、フランジ部700に軸方向に摺接する環状の第二マイクロ波シール部41と、ホルダ43の内周面に配置され、軸本体701に径方向に摺接する環状のガスシール部42と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、マイクロ波およびガスの漏洩を抑制するシール部材およびマイクロ波加熱炉に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、マイクロ波加熱炉の加熱室には、ヒータや熱電対やローラやスターラなど、種々の部材が外部から挿入されている。このため、各挿入部材の周囲を介して、加熱室から外部にマイクロ波が漏洩するおそれがある。
特開2008−282628号公報
そこで、各挿入部材の周囲には、マイクロ波の漏洩を抑制するために、シール部材が配置されている。特許文献1には、電熱ヒータからのマイクロ波の漏洩を抑制するシール部材が開示されている。特許文献1のシール部材は、ヒータと、マイクロ波加熱炉のハウジングに穿設されたヒータ挿通孔と、の間の隙間を封止している。ヒータとハウジングとは共に不動体である。
これに対して、スターラは、加熱室にマイクロ波を拡散させるため、常時回転している。すなわち、スターラの回転軸と、ハウジングに穿設された回転軸挿通孔と、の間の隙間は、回転体と不動体との間に区画されている。このため、特許文献1のシール部材を、回転軸と回転軸挿通孔との間の隙間からのマイクロ波の漏洩の抑制に、転用することは困難である。
加えて、スターラの回転軸は、加熱室からの伝熱により熱膨張する。とりわけ、回転軸の軸方向の膨張量は大きい。このため、シール部材を配置する場合、回転軸の軸方向の熱膨張量を考慮する必要がある。
また、被処理物の種類、用途などによっては、加熱室を所定のガス(例えば不活性ガスなど)雰囲気とし、被処理物にマイクロ波を照射する場合がある。この場合、マイクロ波の漏洩のみならず、ガスの漏洩も抑制する必要がある。
本発明のシール部材およびマイクロ波加熱炉は上記課題に鑑みて完成されたものである。本発明は、軸部材の軸方向の熱変形を許容しながら、回転する軸部材の周囲からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制可能なシール部材およびマイクロ波加熱炉を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のシール部材は、導体製の壁部材を貫通する挿通孔と、該挿通孔に軸回りに回転可能に挿通される軸部材と、の間の隙間からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制するシール部材であって、前記軸部材は、前記挿通孔に挿通される軸本体と、該軸本体から径方向外側に張り出すと共に該挿通孔に対して軸方向にずれて配置されるフランジ部と、を有し、導体製であって、前記壁部材と該フランジ部との間に介装され、該壁部材の表面において該挿通孔の周囲に固定される環状のホルダと、導体製であって、該ホルダの内周面に配置され、該軸本体に径方向に摺接する環状の第一マイクロ波シール部と、導体製であって、該フランジ部に軸方向に摺接する環状の第二マイクロ波シール部と、該ホルダの内周面に配置され、該軸本体に径方向に摺接する環状のガスシール部と、を備え、該軸部材が熱変形する際、該第二マイクロ波シール部と該フランジ部とが摺接した状態で、該軸本体が該第一マイクロ波シール部および該ガスシール部に対して軸方向に変形することにより、該軸部材の少なくとも軸方向の該熱変形を許容しながら前記隙間からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制することを特徴とする(請求項1に対応)。
ここで、「環状」とは、「筒状」を含む概念である。また、「熱変形」とは、熱膨張および熱収縮のうち、少なくとも一方をいう。
本発明のシール部材によると、第一マイクロ波シール部と、ガスシール部と、第二マイクロ波シール部と、が軸部材に摺接している。このため、軸部材の回転を許容しながら、ガスシール部により、ガスの漏洩を抑制することができる。並びに、軸部材の回転を許容しながら、第一マイクロ波シール部および第二マイクロ波シール部により、マイクロ波の漏洩を抑制することができる。
また、本発明のシール部材によると、二つのマイクロ波シール部(第一マイクロ波シール部、第二マイクロ波シール部)が配置されている。このため、より確実にマイクロ波の漏洩を抑制することができる。
また、本発明のシール部材によると、挿通孔を包囲してホルダが配置されている。ホルダは導体製である。このため、第一マイクロ波シール部の径方向外側からのマイクロ波の漏洩を抑制することができる。
また、本発明のシール部材によると、第一マイクロ波シール部およびガスシール部と、軸本体と、は径方向に摺接している。言い換えると、第一マイクロ波シール部およびガスシール部の内周面と、軸本体の外周面と、が摺接している。これに対して、第二マイクロ波シール部と、フランジ部と、は軸方向に摺接している。言い換えると、第二マイクロ波シール部の軸方向端面と、フランジ部の軸方向端面と、が摺接している。
軸部材が熱変形する場合、径方向および軸方向のうち、変形量が大きいのは軸方向である。この点、本発明のシール部材によると、第二マイクロ波シール部とフランジ部とが摺接した状態を確保しながら、第一マイクロ波シール部およびガスシール部の径方向内側を、軸部材が軸方向に伸縮することができる。すなわち、第一マイクロ波シール部、第二マイクロ波シール部、ガスシール部が軸部材に摺接したまま、軸部材は軸方向に熱変形することができる。このため、軸部材の軸方向の熱変形を許容しながら、マイクロ波およびガスの漏洩を抑制することができる。
また、本発明のシール部材によると、挿通孔を包囲してホルダが配置されている。また、ホルダの内周面に、第一マイクロ波シール部およびガスシール部が配置されている。このため、挿通孔と軸部材との間の隙間の大きさによらず、マイクロ波およびガスの漏洩を抑制することができる。したがって、挿通孔と軸部材との間の隙間の大きさを設定する際、過度に、マイクロ波、ガスの漏洩や、軸部材の径方向の熱変形を考慮する必要がない。よって、軸部材の外周面や挿通孔の内周面の面精度を、過度に向上させる必要がない。また、軸部材や壁部材の製造コストを削減することができる。
(1−1)好ましくは、上記(1)の構成において、前記壁部材と前記第一マイクロ波シール部と前記第二マイクロ波シール部とは、電気的に接続され、該第一マイクロ波シール部および該第二マイクロ波シール部は、該壁部材を介して、電気的に接地されている構成とする方がよい。本構成によると、導体製の壁部材と第一マイクロ波シール部と第二マイクロ波シール部とにより、マイクロ波の通過を抑制することができる。
(1−2)好ましくは、上記(1)の構成において、前記ガスシール部は、オイルシールである構成とする方がよい。本構成によると、軸部材に対するガスシール部の摺動抵抗が小さくなる。また、より確実にガスの漏洩を抑制することができる。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、さらに、導体製であって、前記ホルダと前記第二マイクロ波シール部との間に介装され、該ホルダに固定されるブラケットを有し、該第二マイクロ波シール部は、該ブラケットに固定される構成とする方がよい(請求項2に対応)。
本構成によると、ブラケットは導体製である。このため、第一マイクロ波シール部と第二マイクロ波シール部との間において、マイクロ波の漏洩を抑制することができる。また、第二マイクロ波シール部と壁部材とを、ブラケット、ホルダを経由する導通経路により、電気的に接続することができる。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記軸部材は、上下方向に延在し、前記フランジ部は、前記挿通孔に対して上方にずれて配置され、該フランジ部の下面は、前記第二マイクロ波シール部の上面に、重力を利用して摺接している構成とする方がよい(請求項3に対応)。
本構成によると、第二マイクロ波シール部にフランジ部が上方から引っ掛かった状態で、軸部材が回転している。また、第二マイクロ波シール部には、フランジ部の自重の少なくとも一部が加わっている。このため、フランジ部が第二マイクロ波シール部から離間しにくい。したがって、フランジ部と第二マイクロ波シール部との間に、隙間が発生しにくい。
(4)好ましくは、上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記第二マイクロ波シール部と前記軸本体との間には、該軸本体の径方向の前記熱変形を許容可能な隙間が区画され、前記第一マイクロ波シール部および前記ガスシール部は、該軸本体の径方向の該熱変形を許容可能に、弾性的に変形する構成とする方がよい(請求項4に対応)。
本構成によると、第一マイクロ波シール部、第二マイクロ波シール部、ガスシール部が軸部材に摺接したまま、軸部材は径方向に熱変形することができる。このため、軸部材の径方向の熱変形を許容しながら、マイクロ波およびガスの漏洩を抑制することができる。
(5)また、上記課題を解決するため、本発明のマイクロ波加熱炉は、炉殻と、該炉殻の内部に区画され前記マイクロ波を用いて被加熱物を加熱する加熱室と、該炉殻を貫通する回転軸挿通孔と、を有するハウジングと、回転軸と、該回転軸の軸方向一端に配置され該加熱室において該マイクロ波を拡散させるファンと、を有するスターラと、を備えてなるマイクロ波加熱炉であって、さらに、上記(1)ないし(4)のいずれかのシール部材を備え、前記壁部材は前記炉殻であり、前記挿通孔は前記回転軸挿通孔であり、前記軸部材は前記回転軸であることを特徴とする(請求項5に対応)。
本発明のマイクロ波加熱炉によると、スターラの回転軸周囲からのマイクロ波およびガスの漏洩を、抑制することができる。すなわち、不動体である回転軸挿通孔と、回転体である回転軸と、の間の隙間からのマイクロ波およびガスの漏洩を、シール部材により、抑制することができる。また、スターラの回転軸の軸方向の熱変形を許容しつつ、マイクロ波およびガスの漏洩を抑制することができる。
本発明のシール部材およびマイクロ波加熱炉によると、軸部材の軸方向の熱変形を許容しながら、回転する軸部材の周囲からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制することができる。
本発明の一実施形態であるマイクロ波加熱炉の長手方向一部の斜視図である。 図1のII−II方向断面図である。 同マイクロ波加熱炉のアプリケータ上壁付近の斜視図である。 同マイクロ波加熱炉のアプリケータ上壁付近の分解斜視図である。 図2のアプリケータ上壁付近の拡大図である。 図5の枠VI内の拡大図である。
以下、本発明のマイクロ波加熱炉の実施の形態について説明する。なお、以下の説明は本発明のシール部材の説明を兼ねるものである。
<マイクロ波加熱炉の構成>
まず、本実施形態のマイクロ波加熱炉の構成について説明する。図1に、本実施形態のマイクロ波加熱炉の長手方向(左右方向)一部の斜視図を示す。図2に、図1のII−II方向断面図を示す。
図1、図2に示すように、マイクロ波加熱炉1は、ローラーハースキルンタイプの加熱炉である。マイクロ波加熱炉1は、ハウジング2と、ローラ3と、シール部材4と、電熱ヒータ5と、マイクロ波発生装置6と、スターラ7と、スターラ駆動部8と、を備えている。なお、マイクロ波加熱炉1の左側が、上流側(搬入側)に相当する。また、マイクロ波加熱炉1の右側が、下流側(搬出側)に相当する。
[ハウジング2]
ハウジング2は、ハウジング本体20と、加熱室21と、駆動側ケース29aと、従動側ケース29bと、を備えている。
ハウジング本体20は、外壁200と、断熱材201と、アプリケータ209と、を備えている。このうち、外壁200およびアプリケータ209は、本発明の炉殻に含まれる。外壁200は、ステンレス鋼製(SUS製)であって、薄肉の角筒状を呈している。外壁200は、左右方向に延在している。外壁200は、電気的に接地されている。断熱材201は、セラミックファイバー製あるいは耐火煉瓦製であって、厚肉の角筒状を呈している。断熱材201は、外壁200の内側に配置されている。
ハウジング本体20には、ローラ挿通孔202と、アプリケータ取付孔203と、ヒータ挿通孔204と、ガス流入孔205と、ガス流出孔206と、が穿設されている。これらの孔は、各々、左右方向(マイクロ波加熱炉1の長手方向)に所定間隔ずつ離間して、複数配置されている。また、これらの孔は、後述する加熱室21と、加熱室21の外部と、を連通している。
ローラ挿通孔202は、ハウジング本体20の前壁および後壁に、多数配置されている。前壁の多数のローラ挿通孔202と、後壁の多数のローラ挿通孔202と、は前後方向に対向している。
ヒータ挿通孔204は、ハウジング本体20の前壁および後壁に、多数配置されている。前壁の多数のヒータ挿通孔204は、前壁の多数のローラ挿通孔202を挟んで、上下二段に配置されている。後壁の多数のヒータ挿通孔204は、後壁の多数のローラ挿通孔202を挟んで、上下二段に配置されている。前壁の多数のヒータ挿通孔204と、後壁の多数のヒータ挿通孔204と、は前後方向に対向している。
ガス流入孔205は、ハウジング本体20の前壁に、所定数だけ配置されている。ガス流入孔205には、ガス流入管90が接続されている。ガス流出孔206は、ハウジング本体20の前壁に、所定数だけ配置されている。ガス流出孔206には、ガス流出管91が接続されている。ガス流入孔205とガス流出孔206とは、後壁のローラ挿通孔202を挟んで、上下方向に対向して配置されている。アプリケータ取付孔203は、ハウジング本体20の上壁に、所定数だけ配置されている。
アプリケータ209は、SUS製であって、有底角筒状を呈している。アプリケータ209は、下方に開口している。アプリケータ209は、アプリケータ取付孔203に伏設されている。アプリケータ209は、導波管取付孔209aと、回転軸挿通孔209bと、を備えている。導波管取付孔209aは、アプリケータ209の前壁に配置されている。回転軸挿通孔209bは、アプリケータ209の上壁に配置されている。
加熱室21は、断熱材201の内側に区画されている。すなわち、加熱室21は、断熱材201および外壁200により、外側から二層に囲まれている。
駆動側ケース29aは、SUS製であって、前方に開口する箱状を呈している。駆動側ケース29aは、ハウジング本体20の後壁に伏設されている。駆動側ケース29aは、電熱ヒータ5の後端、ローラ3の後端、を外部から遮断している。
従動側ケース29bは、SUS製であって、後方に開口する箱状を呈している。従動側ケース29bは、ハウジング本体20の前壁に伏設されている。従動側ケース29bは、電熱ヒータ5の前端、ローラ3の前端、を外部から遮断している。
[電熱ヒータ5]
電熱ヒータ5は、加熱室21に熱を供給している。電熱ヒータ5は、炭化ケイ素製(SiC製)であって、円筒状を呈している。電熱ヒータ5は、前後方向に延在している。電熱ヒータ5は、左右方向に並んで、加熱室21に、多数配置されている。多数の電熱ヒータ5は、後述するローラ3を挟んで、上下二段に配置されている。電熱ヒータ5の前後方向両端は、各々、ヒータ挿通孔204を介して、加熱室21からハウジング本体20の外部に突出している。
[マイクロ波発生装置6]
マイクロ波発生装置6は、加熱室21にマイクロ波Mを供給している。マイクロ波発生装置6は、マグネトロン60と、導波管61と、を備えている。マグネトロン60は、アプリケータ209の前方に配置されている。マグネトロン60は、2.45GHzのマイクロ波Mを発生する。
導波管61は、マグネトロン60と、アプリケータ209内部と、を連通している。すなわち、導波管61の一端は、マグネトロン60に連結されている。一方、導波管61の他端は、導波管取付孔209aに連結されている。
[ローラ3]
ローラ3は、SiC製であって、円筒状を呈している。ローラ3は、前後方向に延在している。ローラ3は、左右方向に並んで、加熱室21に多数配置されている。ローラ3の前端は、ローラ挿通孔202を介して、加熱室21からハウジング本体20の外部に突出している。ローラ3の後端は、ローラ挿通孔202を介して、加熱室21からハウジング本体20の外部に突出している。ローラ3は、モータ(図略)の駆動力により、軸回りに回転可能に支持されている。
被加熱物Wは、回転するローラ3により、図1に白抜き矢印で示すように、加熱室21を左側から右側に向かって搬送される。搬送中、被加熱物Wは、マイクロ波Mおよび電熱ヒータ5により、所定の温度パターンで加熱される。被加熱物Wが加熱される際、加熱室21には、所定のガスG雰囲気が形成されている。ガスGは、ガス流入孔205を介して、ガス流入管90から加熱室21に流入する。また、ガスGは、ガス流出孔206を介して、加熱室21からガス流出管91に流出する。
[スターラ7]
図3に、本実施形態のマイクロ波加熱炉のアプリケータ上壁付近の斜視図を示す。図4に、同マイクロ波加熱炉のアプリケータ上壁付近の分解斜視図を示す。図5に、図2のアプリケータ上壁付近の拡大図を示す。
図3〜図5に示すように、スターラ7は、回転軸70と、ファン71と、を備えている。回転軸70は、SUS製であって、軸本体701と、フランジ部700と、を備えている。軸本体701は、丸棒状を呈している。軸本体701は、上下方向に延在している。軸本体701の上端付近には、フランジ部700が一体的に形成されている。ファン71は、SUS製であって、ファンボス710と、四枚の羽根711と、を備えている。ファンボス710は、円筒状を呈している。ファンボス710は、回転軸70の下端に固定されている。四枚の羽根711は、ファンボス710の外周面に、周方向に略90°ずつ離間して、配置されている。
[スターラ駆動部8]
スターラ駆動部8は、モータ80と、ギアボックス81と、フレキシブルカップリング82と、第二ブラケット84と、を備えている。第二ブラケット84は、アルミ製であって、後方から見てL字板状を呈している。第二ブラケット84は、四本のボルト840を介して、後述する第一ブラケット45の立壁に、固定されている。
ギアボックス81は、第二ブラケット84の底壁の上面に固定されている。モータ80は、ギアボックス81の上面に固定されている。フレキシブルカップリング82は、第二ブラケット84の下方に配置されている。フレキシブルカップリング82は、ギアボックス81から下方に突出する回転軸(図略)と、スターラ7の回転軸70と、を傾動可能に連結している。
モータ80の駆動力は、モータ80の駆動軸(図略)、ギアボックス81のギア(図略)、ギアボックス81から突出する回転軸を介して、スターラ7の回転軸70に伝達される。この駆動力により、スターラ7の四枚の羽根711が、回転軸70の軸回りに回転する。
[シール部材4]
図5に示すように、シール部材4は、アプリケータ209の上壁の上面に配置されている。シール部材4は、回転軸挿通孔209bを上方から覆っている。また、シール部材4は、回転軸70に摺接している。図6に、図5の枠VI内の拡大図を示す。図3〜図6に示すように、シール部材4は、第一マイクロ波シール部40と、第二マイクロ波シール部41と、オイルシール42と、ホルダ43と、サポート44と、第一ブラケット45と、を備えている。オイルシール42は、本発明のガスシール部に含まれる。第一ブラケット45は、本発明のブラケットに含まれる。
ホルダ43は、SUS製であって、円筒状を呈している。ホルダ43は、回転軸挿通孔209bを上方から塞いでいる。ホルダ43は、全周溶接により、アプリケータ209の上壁に固定されている。図6に示すように、ホルダ43の内周面には、小径部430と大径部431とが形成されている。大径部431は、小径部430の上方に連なっている。
第一マイクロ波シール部40は、オイレスグライトロンSE(製造元:オイレス工業株式会社、「グライトロン」は同社の登録商標)製であって、円筒状を呈している。第一マイクロ波シール部40は、ホルダ43の小径部430に収容されている。第一マイクロ波シール部40の内周面は、軸本体701の外周面に摺接している。
オイルシール42は、四フッ化エチレン樹脂製であって、円筒状を呈している。オイルシール42は、ホルダ43の大径部431に収容されている。オイルシール42の内周面は、軸本体701の外周面に摺接している。
サポート44は、SUS製であって、リング状を呈している。サポート44は、ホルダ43の下面に固定されている。サポート44は、下方から、第一マイクロ波シール部40を保持している。
第一ブラケット45は、SUS製であって、後方から見てL字板状を呈している。第一ブラケット45の底壁には、貫通孔450が穿設されている。第一ブラケット45の底壁は、四本のスクリュー451を介して、ホルダ43の上面に、固定されている。
第二マイクロ波シール部41は、銅製であって、リング状を呈している。第二マイクロ波シール部41は、第一ブラケット45の底壁と、回転軸70のフランジ部700と、の間に介装されている。第二マイクロ波シール部41の上面は、フランジ部700の下面に、フランジ部700の自重が加わった状態で、摺接している。
<シール部材4の動き>
次に、シール部材4の動きについて説明する。図2に示すように、マイクロ波Mは、マグネトロン60から、導波管61を介して、アプリケータ209の内部に供給される。供給されたマイクロ波Mは、スターラ7の四枚の羽根711に反射することにより、加熱室21に拡散される。
図6に白抜き矢印A1で示すように、マイクロ波は、回転軸挿通孔209bの内周面と、軸本体701の外周面と、の間の隙間を介して、アプリケータ209から漏洩しようとする。しかしながら、回転軸挿通孔209bの上端は、ホルダ43、サポート44、第一マイクロ波シール部40により、封止されている。このため、マイクロ波は、ホルダ43、サポート44、第一マイクロ波シール部40により、反射される。仮に、マイクロ波が、これらの部材の上方に漏洩しても、これらの部材の上方には、第一ブラケット45、第二マイクロ波シール部41が配置されている。このため、漏洩したマイクロ波は、第一ブラケット45、第二マイクロ波シール部41により、反射される。
また、加熱室21のガスも、マイクロ波同様に、図6に白抜き矢印A1で示すように、回転軸挿通孔209bの内周面と、軸本体701の外周面と、の間の隙間を介して、アプリケータ209から漏洩しようとする。しかしながら、回転軸挿通孔209bの上端は、ホルダ43、サポート44、第一マイクロ波シール部40により、封止されている。また、第一マイクロ波シール部40と第二マイクロ波シール部41との間には、オイルシール42が介装されている。このため、ガスの漏洩は封止される。
<作用効果>
次に、本実施形態のマイクロ波加熱炉1の作用効果について説明する。本実施形態のマイクロ波加熱炉1は、シール部材4を備えている。第一マイクロ波シール部40と、オイルシール42と、第二マイクロ波シール部41と、は回転軸70に摺接している。このため、回転軸70の回転を許容しながら、オイルシール42により、ガスGの漏洩を抑制することができる。並びに、回転軸70の回転を許容しながら、第一マイクロ波シール部40および第二マイクロ波シール部41により、マイクロ波Mの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、二つのマイクロ波シール部(第一マイクロ波シール部40、第二マイクロ波シール部41)が配置されている。このため、より確実にマイクロ波Mの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、回転軸挿通孔209bを包囲してホルダ43が配置されている。ホルダ43はSUS製である。このため、第一マイクロ波シール部40の径方向外側からのマイクロ波Mの漏洩を抑制することができる。
また、シール部材4によると、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42と、軸本体701と、は径方向(水平方向)に摺接している。言い換えると、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42の内周面と、軸本体701の外周面と、が摺接している。これに対して、第二マイクロ波シール部41と、フランジ部700と、は軸方向(上下方向)に摺接している。言い換えると、第二マイクロ波シール部41の上面と、フランジ部700の下面と、が摺接している。このため、回転軸70が軸方向(上下方向)に熱膨張する場合、第二マイクロ波シール部41とフランジ部700とが摺接した状態を確保しつつ、回転軸70は、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42の径方向内側を、下方に伸張することができる。また、回転軸70が軸方向に熱収縮する場合、第二マイクロ波シール部41とフランジ部700とが摺接した状態を確保しつつ、回転軸70は、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42の径方向内側を、上方に収縮することができる。すなわち、第一マイクロ波シール部40、第二マイクロ波シール部41、オイルシール42が回転軸70に摺接したまま、回転軸70は軸方向に熱変形することができる。このため、回転軸70の軸方向の熱変形を許容しながら、マイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、軸本体701の外周面と第二マイクロ波シール部41の内周面との間、軸本体701の外周面と貫通孔450の内周面との間、軸本体701の外周面とサポート44の内周面との間に、各々、隙間が区画されている。並びに、オイルシール42、第一マイクロ波シール部40は、径方向に弾性変形可能である。このため、第一マイクロ波シール部40、第二マイクロ波シール部41、オイルシール42が回転軸70に摺接したまま、回転軸70は径方向に熱変形することができる。このように、シール部材によると、回転軸70の径方向の熱変形を許容しながら、マイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、回転軸挿通孔209bを包囲してホルダ43が配置されている。また、ホルダ43の内周面に、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42が配置されている。このため、回転軸挿通孔209bと軸本体701との間の隙間の大きさによらず、マイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制することができる。したがって、回転軸挿通孔209bと軸本体701との間の隙間の大きさを設定する際、過度に、マイクロ波M、ガスGの漏洩や、回転軸70の熱変形を考慮する必要がない。よって、回転軸70の外周面や回転軸挿通孔209bの内周面の面精度を、過度に向上させる必要がない。また、回転軸70やアプリケータ209の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、第一マイクロ波シール部40と、第二マイクロ波シール部41と、ホルダ43と、第一ブラケット45と、アプリケータ209とは、電気的に接続されている。また、アプリケータ209は、外壁200に、電気的に接続されている。また、外壁200は、電気的に接地されている。このため、外壁200とアプリケータ209とシール部材4とにより、いわゆるファラデーケージを形成することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、ガスシール部としてオイルシール42が配置されている。このため、回転軸70に対するオイルシール42の摺動抵抗が小さくなる。また、より確実にガスGの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4には、ホルダ43が配置されている。このため、第一マイクロ波シール部40およびオイルシール42を、所定の位置に、正確に配置することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4には、SUS製の第一ブラケット45が配置されている。このため、第一マイクロ波シール部40と第二マイクロ波シール部41との間において、マイクロ波Mの漏洩を抑制することができる。
また、本実施形態のマイクロ波加熱炉1のシール部材4によると、第二マイクロ波シール部41にフランジ部700が上方から引っ掛かった状態で、回転軸70が回転している。また、第二マイクロ波シール部41には、フランジ部700の自重が加わっている。このため、フランジ部700が第二マイクロ波シール部41から離間しにくい。したがって、フランジ部700と第二マイクロ波シール部41との間に、隙間が発生しにくい。
<その他>
以上、本発明のマイクロ波加熱炉の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、マイクロ波加熱炉1に電熱ヒータ5を配置しない形態で実施してもよい。すなわち、熱源としてマイクロ波Mのみを用いるマイクロ波加熱炉1として、本発明のマイクロ波加熱炉を具現化してもよい。
また、各部材の材質も特に限定しない。外壁200、アプリケータ209、第一マイクロ波シール部40、第二マイクロ波シール部41、ホルダ43、第一ブラケット45は、導電性を有していればよい。これらの部材は、例えば、アルミニウム、鉄、カーボンにより形成してもよい。
また、マグネトロン60から発射されるマイクロ波Mの周波数は、2.45GHzの他、800MHz〜30GHzであってもよい。また、加熱室21に供給するガスGの種類も特に限定しない。例えば、窒素ガス、アルゴンガス、一酸化炭素ガスなどであってもよい。
また、本発明のシール部材は、ローラ3の周囲に配置してもよい。こうすると、ローラ3の回転を許容しつつ、ローラ3の周囲からのマイクロ波MおよびガスGの漏洩を抑制することができる。また、本発明のシール部材は、マイクロ波加熱炉1の他、電子レンジなど、マイクロ波を用いて被処理物に処理を施す各種のマイクロ波処理装置に組み込んでもよい。
また、ガスシール部の種類は特に限定しない。オイルシール42の他、メカニカルシール、パッキン、Oリングなどであってもよい。また、ガスシール部の材質も特に限定しない。材質の少なくとも一部に、ニトリルゴム、スチロールゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、エチレンプロピルゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴムなどを用いてもよい。
また、第一マイクロ波シール部40、第二マイクロ波シール部41の材質は特に限定しない。例えば、導電性フィラー(カーボンフィラーや金属フィラーなど)を含有する樹脂などの導電性樹脂製、または鉄、銅、SUSなどの金属製、あるいはカーボン製などとしてもよい。
1:マイクロ波加熱炉、2:ハウジング、3:ローラ、4:シール部材、5:電熱ヒータ、6:マイクロ波発生装置、7:スターラ、8:スターラ駆動部、20:ハウジング本体、21:加熱室、29a:駆動側ケース、29b:従動側ケース、40:第一マイクロ波シール部、41:第二マイクロ波シール部、42:オイルシール(ガスシール部)、43:ホルダ、44:サポート、45:第一ブラケット(ブラケット)、60:マグネトロン、61:導波管、70:回転軸、71:ファン、80:モータ、81:ギアボックス、82:フレキシブルカップリング、84:第二ブラケット、90:ガス流入管、91:ガス流出管、200:外壁、201:断熱材、202:ローラ挿通孔、203:アプリケータ取付孔、204:ヒータ挿通孔、205:ガス流入孔、206:ガス流出孔、209:アプリケータ、209a:導波管取付孔、209b:回転軸挿通孔、430:小径部、431:大径部、450:貫通孔、451:スクリュー、700:フランジ部、701:軸本体、710:ファンボス、711:羽根、840:ボルト。
G:ガス、M:マイクロ波、W:被加熱物。

Claims (5)

  1. 導体製の壁部材を貫通する挿通孔と、該挿通孔に軸回りに回転可能に挿通される軸部材と、の間の隙間からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制するシール部材であって、
    前記軸部材は、前記挿通孔に挿通される軸本体と、該軸本体から径方向外側に張り出すと共に該挿通孔に対して軸方向にずれて配置されるフランジ部と、を有し、
    導体製であって、前記壁部材と該フランジ部との間に介装され、該壁部材の表面において該挿通孔の周囲に固定される環状のホルダと、
    導体製であって、該ホルダの内周面に配置され、該軸本体に径方向に摺接する環状の第一マイクロ波シール部と、
    導体製であって、該フランジ部に軸方向に摺接する環状の第二マイクロ波シール部と、
    該ホルダの内周面に配置され、該軸本体に径方向に摺接する環状のガスシール部と、
    を備え、
    該軸部材が熱変形する際、該第二マイクロ波シール部と該フランジ部とが摺接した状態で、該軸本体が該第一マイクロ波シール部および該ガスシール部に対して軸方向に変形することにより、該軸部材の少なくとも軸方向の該熱変形を許容しながら前記隙間からのマイクロ波およびガスの漏洩を抑制することを特徴とするシール部材。
  2. さらに、導体製であって、前記ホルダと前記第二マイクロ波シール部との間に介装され、該ホルダに固定されるブラケットを有し、
    該第二マイクロ波シール部は、該ブラケットに固定される請求項1に記載のシール部材。
  3. 前記軸部材は、上下方向に延在し、
    前記フランジ部は、前記挿通孔に対して上方にずれて配置され、
    該フランジ部の下面は、前記第二マイクロ波シール部の上面に、重力を利用して摺接している請求項1または請求項2に記載のシール部材。
  4. 前記第二マイクロ波シール部と前記軸本体との間には、該軸本体の径方向の前記熱変形を許容可能な隙間が区画され、
    前記第一マイクロ波シール部および前記ガスシール部は、該軸本体の径方向の該熱変形を許容可能に、弾性的に変形する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシール部材。
  5. 炉殻と、該炉殻の内部に区画され前記マイクロ波を用いて被加熱物を加熱する加熱室と、該炉殻を貫通する回転軸挿通孔と、を有するハウジングと、
    回転軸と、該回転軸の軸方向一端に配置され該加熱室において該マイクロ波を拡散させるファンと、を有するスターラと、
    を備えてなるマイクロ波加熱炉であって、
    さらに、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のシール部材を備え、
    前記壁部材は前記炉殻であり、前記挿通孔は前記回転軸挿通孔であり、前記軸部材は前記回転軸であることを特徴とするマイクロ波加熱炉。
JP2009144181A 2009-06-17 2009-06-17 シール部材およびマイクロ波加熱炉 Expired - Fee Related JP5281493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144181A JP5281493B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 シール部材およびマイクロ波加熱炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144181A JP5281493B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 シール部材およびマイクロ波加熱炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011003349A true JP2011003349A (ja) 2011-01-06
JP5281493B2 JP5281493B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=43561170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009144181A Expired - Fee Related JP5281493B2 (ja) 2009-06-17 2009-06-17 シール部材およびマイクロ波加熱炉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5281493B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50127756U (ja) * 1974-04-03 1975-10-20
JPS52118255U (ja) * 1976-03-05 1977-09-07
JPS5637491U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09
JP2003068444A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Toshiba Corp 真空マイクロ波解凍機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50127756U (ja) * 1974-04-03 1975-10-20
JPS52118255U (ja) * 1976-03-05 1977-09-07
JPS5637491U (ja) * 1979-08-31 1981-04-09
JP2003068444A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Toshiba Corp 真空マイクロ波解凍機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5281493B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3050939A1 (en) Externally heated carbonization furnace
JP5281493B2 (ja) シール部材およびマイクロ波加熱炉
JPH01305289A (ja) キルン等の回転シリンダー装置用の密封装置
JP6177544B2 (ja) 熱処理装置および炉内攪拌ファンの駆動軸の形成方法
JP2008077068A (ja) 画像形成装置におけるローラ用の温度制御システム
JP5634756B2 (ja) 防爆構造誘導加熱装置
CN216518751U (zh) 一种工业窑炉用高温循环风机装置
JP6881793B1 (ja) マイクロ波処理装置、及びマイクロ波処理方法
JP5283001B2 (ja) ロータリーキルンのシール構造
JP5374249B2 (ja) マイクロ波漏洩抑制部材およびハイブリッド式加熱炉
JP5410156B2 (ja) マイクロ波漏洩抑制部材およびマイクロ波加熱炉
JP2014040988A (ja) ロータリーキルンのシール構造およびロータリーキルン
JP3115855U (ja) 加熱装置
JP2022113557A (ja) 真空ポンプ
WO2020040180A1 (ja) 熱処理装置
JP2011220649A (ja) 加熱装置
JP2005265322A (ja) バッチ式ロータリーキルンオーブン
JP2011106775A (ja) ロータリーキルン
JP2010127320A (ja) 振り子式ゲートバルブの加熱装置
CN112610989B (zh) 烹饪设备
CN216306714U (zh) 窑体密封装置和回转窑
KR102540308B1 (ko) 회전축 밀폐장치
JP6753360B2 (ja) 加熱炉用断熱壁構造
CN210602740U (zh) 一种受热均匀的热处理炉
JP5340827B2 (ja) マイクロ波漏洩抑制部材およびハイブリッド式加熱炉

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5281493

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees