JP2011003129A - プリント回路板設計支援プログラム、プリント回路板設計支援方法、およびプリント回路板設計支援装置 - Google Patents
プリント回路板設計支援プログラム、プリント回路板設計支援方法、およびプリント回路板設計支援装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】調査対象端子選択手段1bにより、グリッドアレイパッケージ部品の電源端子が1つずつ調査対象端子として選択される。次に、接続経路探索手段1cにより、選択された調査対象端子といずれかのグランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路が探索される。すると、経路重複判断手段1eにより、新規の接続経路と既存の接続経路との間の経路の重複の有無が判断される。接続経路の重複が検出された場合、経路再探索手段1fにより、第2のバイパスコンデンサの位置が変更され、第2のバイパスコンデンサで接続された端子間の、新規の接続経路と重複しない第2のバイパスコンデンサを介した接続経路が再探索される。そして接続経路更新手段1gにより、接続経路記憶手段1dの内容が更新される。
【選択図】図1
Description
さらに上記課題を解決するために、上記プリント回路板設計支援プログラムを実行するコンピュータが有する機能と同様の機能を有するプリント回路板設計支援装置が提供される。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るプリント回路板設計支援装置の機能を示すブロック図である。プリント回路板設計支援装置1は、グリッドアレイパッケージ部品を搭載するプリント回路板の設計支援処理を実行するものである。プリント回路板設計支援装置1は、部品情報記憶手段1a、調査対象端子選択手段1b、接続経路探索手段1c、接続経路記憶手段1d、経路重複判断手段1e、経路再探索手段1f、および接続経路更新手段1gを有する。
接続経路探索手段1cは、部品情報記憶手段1aを参照し、選択された調査対象端子といずれかのグランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索する。
経路再探索手段1fは、接続経路の重複がある場合、第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、第2のバイパスコンデンサで接続された端子間の、新規の接続経路と重複しない第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索する。
なお、グリッドアレイパッケージ部品には、BGA部品やLGA部品がある。以下、BGA部品の例を用い、端子に接続するバイパスコンデンサの配置状況を説明する。
図3は、バイパスコンデンサの配置処理状況を示す第1の図である。図3には、プリント配線板の上面および下面と平行な平面(X−Y平面)に、BGA部品の端子、ビア、バイパスコンデンサ、および配線のラインを投影した図が示されている(図4,図5も同様)。
7)は、端子46に接続するためのバイパスコンデンサの配置場所の探索状況を示している。この例では、ビア42の下に新たなビア49を設け、ビア42とビア49とに接続される位置が、バイパスコンデンサの配置場所の候補となっている。
以上のようなバイパスコンデンサの位置の移動や、配線の接続関係の変更操作を、手作業で行う場合、非常に手間がかかる。本実施の形態では、バイパスコンデンサの位置の移動や配線の接続関係の変更がプリント回路板設計支援装置によって自動で実行される。そのため、バイパスコンデンサの配置およびBGA部品の端子に接続するビアの形成位置の決定作業が容易となる。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に示した機能に対して、バイパスコンデンサの配置に有用な機能を追加したプリント回路板設計支援装置である。第2の実施の形態に係るプリント回路板設計支援装置は、例えばコンピュータにプリント回路板設計支援プログラムを実行させることで実現できる。
(1)プリント回路板設計支援装置は、BGA部品とパスコンの関連性を明確化するデータ構造のデータベースを有する。このデータベースには、BGA部品とバイパスコンデンサは、部品間の関連性に加え、BGA部品の端子とバイパスコンデンサとの関連性が登録される。
(4)プリント回路板設計支援装置は、BGA部品ごとにグループ化されたパスコンを、さらに電源電圧値ごとに分類したサブグループを構成する。そして、サブグループごとのバイパスコンデンサを表すオブジェクトを、BGA部品の周囲に仮配置して表示する。
(7)プリント回路板設計支援装置は、一般にBGA部品内部に設置する、配線用にビアをなるべく設置しない十字境界部への配置の可否を制御する。
(9)プリント回路板設計支援装置は、BGA部品を構成する電源電圧を認識し、それらの電源端子群に適正な数のパスコンが接続されていることを検査する。
図10は、プリント回路板設計支援装置の機能を示すブロック図である。プリント回路板設計支援装置100は、プリント回路板DB110、ユーザインタフェース部120、部品配置演算部130、および配置結果判定部140を有する。
図11は、プリント回路板DBのデータ構造例を示す図である。プリント回路板DB110には、部品情報111、基板情報112、層情報113、ネット情報114、および関連性情報115が格納される。
部品端子情報は、部品に設けられた端子の端子番号、端子の位置、その端子に入出力される信号名などである。端子の位置は、例えば部品のローカル座標系における座標で示される。部品がBGA部品の場合、各端子について、電源端子か、信号端子か、グランド端子かの識別情報が、部品端子情報に含まれる。さらにBGA部品の電源端子については、電源電圧を示す情報も部品端子情報に含まれる。
基板情報112は、プリント配線板に関する情報である。基板情報112には、プリント配線板の層構成や、基板サイズなどが含まれる。またプリント配線板に形成するビアの位置、ビアの径などの情報が基板情報112に含まれる。
ネット情報114は、プリント配線板上の配線に関する情報である。例えばネット情報114には、各配線を流れる信号の信号名、電圧値などが含まれる。またネット情報114には、BGA端子からビアへの引き出し配線に関する情報も含まれる。
図12は、部品情報内の部品端子グループ情報の例を示す図である。部品端子グループ情報111aは、部品名、電源種、グループ、および端子番号の欄が設けられたテーブル構造となっている。各欄の横方向に並べられた情報が、1つのグループに関する部品端子グループ情報である。なお図12の例では部品端子グループ情報111aがテーブル構造となっているが、他のデータ構造であってもよい。
[ステップS15]十字境界部配置可否設定部134は、BGA部品の十字境界部にバイパスコンデンサを配置するか否かの指示を、ユーザインタフェース部120を介して受け取る。そして、十字境界部配置可否設定部134は、指示に応じて、接続情報記憶部131内の十字境界部内のビア作成可能位置に、調査済みまたは未調査のフラグを設定する。
まず、ステップS11に示す配置条件入力受け付け処理について詳細に説明する。入力される配置条件には、まず、ビアの作成位置に関する条件がある。ビアの作成位置の条件には、端子から半格子シフトしてビアを配置する指示と、端子の直下にビアを配置する指示とがある。
[ステップS31]ユーザインタフェース部120は、仮配置場所を指示する配置条件の入力を受け付ける。そしてユーザインタフェース部120は、バイパスコンデンサ仮配置部121に、仮配置場所の指示を渡す。
このようにして、BGA部品の電源端子に付与されたグループに従い、BGA部品とリンク関係を持つバイパスコンデンサが、グループごとに分類して仮配置して表示される。このような仮配置を行うことで、BGA部品に対し、手動でバイパスコンデンサを配置する場合に、配置指示がし易くなる。すなわち、仮配置されたバイパスコンデンサのオブジェクトは、マウスポインタで指定することで、設計者が任意に移動できる。そして、バイパスコンデンサがBGA部品上に移動されると、移動された位置がそのバイパスコンデンサの配置場所として決定される。
次に端子優先順決定処理の詳細を説明する。
[ステップS41]端子優先順決定部132は、BGA端子リストを作成する。具体的には、端子優先順決定部132はプリント回路板DB110のBGA部品の部品情報111を参照し、そのBGA部品の端子識別子を取得する。そして、端子優先順決定部132は、取得した端子識別子を並べ、BGA端子リストを作成する。作成されたBGA端子リストは、接続情報記憶部131に格納される。
図21は、BGA端子リストの並べ替え状況を示す図である。図21に示すように接続情報記憶部131には、BGA端子リスト131aが格納されている。BGA端子リスト131aは、バイパスコンデンサの配置対象となるBGA部品の端子識別子を並べたものである。各端子の電源種は、部品端子グループ情報111aで判別できる。そこで端子優先順決定部132によって、電圧の低い端子の識別子が上位となるように、BGA端子リスト131aがソートされる。
図22は、配線の優先引き出し方向の例を示す図である。なお本実施の形態では、完全な放射状ではなく、図22に示すようにBGA部品210の中心から四隅への方向を、優先引き出し方向とする。このように配線の引き出し方向を統一することで、バイパスコンデンサを整然とならべ、より多くのバイパスコンデンサの配置が可能となる。
[ステップS51]優先配線方向決定部133は、BGA部品を1つ選択する。
次に十字境界部の配置可否設定処理について説明する。十字境界部への配置の可否は、設計者からの操作入力によって指定される。
[ステップS61]十字境界部配置可否設定部134は、十字境界部への配置可否入力を受け付ける。具体的には、十字境界部配置可否設定部134は、配置条件設定画面250における十字境界部配置可否の指示内容を、ユーザインタフェース部120を介して取得する。
次に、バイパスコンデンサ配置および配線処理について説明する。
第3の状態は、仮接続したバイパスコンデンサ85のもう片方の端子に接続可能なビアの探索状況を示している。この例では、右側のビア86が接続先として選択されている。
第2の状態は、ビア作成候補位置のビアにバイパスコンデンサ93を仮接続した状態を示している。
[ステップS74]接続関係決定部135は、バイパスコンデンサの接続が必要な端子か否かを判断する。具体的には接続関係決定部135は、関連性情報115においてバイパスコンデンサが関連づけられている端子であれば、バイパスコンデンサの接続が必要と判断する。また接続関係決定部135は、部品情報111を参照し、選択した端子が電源端子であればバイパスコンデンサの接続が必要と判断する。なお接続関係決定部135は、部品情報111を参照し、選択した端子が信号端子である場合にもバイパスコンデンサの接続が必要と判断するようにしてもよい。バイパスコンデンサの接続が必要な端子であれば、処理がステップS75に進められる。バイパスコンデンサの接続が必要な端子でなければ、処理がステップS80に進められる。
図32は、BGA部品の端子とバイパスコンデンサとの関連性表示画面の例を示す図である。ユーザインタフェース部120のバイパスコンデンサ手動配置部122は、BGA部品210の端子とバイパスコンデンサ261〜273との関連性情報に基づいて、端子とバイパスコンデンサ261〜273との間を接続する関連線を表示する。関連線は、端子の位置とバイパスコンデンサの位置とを両端とする線分である。これにより関連性が目視上で容易に理解でき、バイパスコンデンサを手動で配置する際に、間違いのない配置を支援できる。
[ステップS91]バイパスコンデンサ手動配置部122は、設計者からの関連線表示命令を示す操作入力を受け付ける。
[ステップS101]充足性判定部141は、電源電圧種ごとの端子数をカウントする。例えば充足性判定部141は、部品情報111内の部品端子グループ情報111aを参照し、電源種ごとの端子番号の数をカウントする。
[ステップS111]接続条件検証部142は、接続条件違反の検出の指示を、ユーザインタフェース部120を介して受け取ると、プリント回路板DB110の関連性情報115(図13に示す)から、BGA部品の接続条件を読み込む。
第3の実施の形態は、バイパスコンデンサの配置位置の検索を2部グラフのマッチング技術を拡張することで、高速な処理を実現したものである。2部グラフとは、頂点の集合が2分割され、辺がその2つの部分集合の間を結ぶものに限られるグラフである。端子の集合とビア作成候補位置の集合とでマッチングを行うことで、端子とビア作成候補位置との組を作成できる。なお第3の実施の形態におけるプリント回路板設計支援装置に必要な要素は、図10に示した第2の実施の形態と同様である。ただし、第3の実施の形態では、接続関係決定部135が2部グラフを用いてバイパスコンデンサの配置および配線の決定処理を行う。そこで、図10に示す各要素の符号を用いて、第3の実施の形態の処理を説明する。
図37は、BGA端子リストのデータ構造例を示す図である。BGA端子リスト310は、BGA部品の各端子に関する調査状況を示す情報の登録領域である。BGA端子リスト310は、BGA部品ごとに設けられる。各BGA端子リスト310には、BGA部品に設けられた端子数分のレコードが登録できる。各レコードは、配列P[n1]で表される。n1は、1以上端子数以下の整数の値を採るインデックスである。
なお、「リンク」とは、所定のデータへの関連付けを示す情報である。リンクにより関連付ける先のデータが配列の1要素であれば、配列の名称とインデックス値とにより、リンク先となるデータが示される。
調査済みフラグは、端子へのバイパスコンデンサの配置可否に関する調査を行ったか否かを示すフラグ情報である。例えば未調査であれば調査済みフラグに「0」が設定され、調査済みであれば調査済みフラグに「1」が設定される。
図38は、ビア作成候補位置リストのデータ構造例を示す図である。ビア作成候補位置リスト320は、BGA端子のビア作成候補位置に関する調査状況を示す情報の登録領域である。ビア作成候補位置リスト320は、BGA端子ごとに設けられる。各ビア作成候補位置リスト320には、プリント配線板におけるBGA端子が実装される領域内のビア作成候補位置の数分のレコードが登録できる。各レコードは、配列V[n3]で表される。n3は、1以上ビア作成候補位置数以下の整数の値を採るインデックスである。
次に調査要素リストについて説明する。
図40は、仮接続関係リストのデータ構造例を示す図である。仮接続関係リスト340は、端子とビア作成候補位置との間、および2つのビア作成候補位置間の仮接続関係を示す情報の登録領域である。仮接続関係リスト340には、全端子数に電源端子数を加算した数分のレコードが登録できる。各レコードは、配列L[n7]で表される。n7は、1以上登録可能レコード数以下の整数の値を採るインデックスである。
図42は、バイパスコンデンサ配置位置検索処理の手順を示すフローチャートである。以下、図42に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、図42では、1つのBGA部品に対するバイパスコンデンサの配置位置検索処理を示しているが、プリント回路板に搭載されるすべてのBGA部品に対して同様の処理が実行される。
[ステップS124]接続関係決定部135は、ビアとバイパスコンデンサとの割り付けが可能と判断した場合、処理をステップS125に進める。接続関係決定部135は、割り付け不可能と判断した場合、処理をステップS126に進める。
[ステップS126]接続関係決定部135は、すべての端子を調査済みか否かを判断する。具体的には、接続関係決定部135は、現在調査対象となっている端子が、BGA端子リスト310の最下位のレコードで示される端子であれば、すべての端子が調査済みであると判断する。すべての端子が調査済みであれば、処理がステップS127に進められる。未調査の端子があれば、処理がステップS121に進められる。
[ステップS133]接続関係決定部135は、調査済み要素リスト330中の配列F[記録数+1]に配列P[a]へのリンクを記録する。
[ステップS135]接続関係決定部135は、仮接続関係リスト340の配列Lへのレコードの記録数Lnを記憶する(RAM102内に格納する)。
[ステップS138]接続関係決定部135は、ステップS134でリンク先が選択できたか否かを判断する。選択している端子のレコードに配列Pvが関連付けられており、その配列Pvに未処理のリンクが登録されている場合、そのリンクで示されるビア作成候補位置リスト320中の配列V[b](bは、選択した配列のインデックス値)が選択される。リンク先が選択されていれば、処理がステップS139に進められる。リンク先が選択されていなければ、処理がステップS186(図46に示す)に進められる。
[ステップS151]接続関係決定部135は、配列V[b]のレコード内の割り付けられた端子へのリンクVlにリンク先の設定がないか、あるいはVlで示されたリンク先が、選択中の端子を示す配列P[a]であるか否かを判断する。いずれかの条件が満たされた場合、処理がステップS155に進められる。いずれの条件も満たされない場合、処理がステップS152に進められる。
[ステップS154]接続関係決定部135は、ステップS153の実行の結果、選択中の配列P[a]にビア作成候補位置の割り付けが可能となったか否かを判断する。割り付けが可能となった場合、処理がステップS155に進められる。割り付けが不可能な場合、処理がステップS132(図43に示す)に進められる。
[ステップS171]接続関係決定部135は、配列V[d]のレコードにおける調査済みフラグVfをオンに設定する。また接続関係決定部135は、調査済み要素リスト330の配列F[記録数+1]に、配列V[d]へのリンクを記録する。
[ステップS181]接続関係決定部135は、ステップS177で取得した配列P[g]で示される端子について、ビアとバイパスコンデンサとの割り付け可否判断処理を再帰的に実行する。
[ステップS186]接続関係決定部135は、インデックス値が記録数Lnより大きい配列Lのレコードをクリアする。また接続関係決定部135は、インデックス値が記録数Mnより大きい配列Mに示される配列P、配列Vのリンクを元に戻す。さらに接続関係決定部135は、インデックス値が記録数Mnより大きい配列Mのレコードをクリアする。そして接続関係決定部135は、ビアとバイパスコンデンサとの割り付け可否判断処理の結果として「ビア割り付け不可」を返す。その後、処理が終了する。
図47は、割り付け情報設定処理の手順を示すフローチャートである。以下、図47に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS192]接続関係決定部135は、選択したリンクのリンク先に対して、他からのリンク(古いリンク)が存在する場合、その古いリンクのリンク元をクリアする。具体的には、接続関係決定部135は、仮接続関係リスト340の配列Lが割り付けられたリンクLlとリンクLcとのそれぞれのリンク先のレコードを参照する。リンク先は、BGA端子リスト310内の端子を示す配列P[j](jは、該当端子のインデックス値)、もしくはビア作成候補位置リスト320内のビア作成候補位置を示す配列V[k](kは、該当端子のインデックス値)のいずれかである。
まず、バイパスコンデンサが優先順でソートされる。
図48は、優先順でソート後のバイパスコンデンサテーブルの例を示す図である。バイパスコンデンサテーブル360は、部品配置演算部130により、バイパスコンデンサ配置位置検索処理を実行する際に接続情報記憶部131に格納される。図48に示すように、バイパスコンデンサテーブル360には、バイパスコンデンサ名と電圧値との欄が設けられている。バイパスコンデンサ名の欄には、バイパスコンデンサの識別名が設定される。電圧値の欄には、各バイパスコンデンサの電圧値が設定される。
図49は、BGA端子リストの一例を示す図である。BGA端子リスト311には、BGA部品の端子と、その端子の周囲の引き出しビア作成候補位置へのリンクとを有するレコードが登録される。
ビア作成候補位置へのリンクには、各レコードに1〜4個のデータフィールドが設けられている。端子の位置により、ビア作成候補位置の数が1〜4のいずれかになる。例えば、BGA部品の角にある端子は、ビア作成候補位置が1箇所しかないため、ビア作成候補位置へのリンクを登録するフィールドも1つだけとなる。
バイパスコンデンサで接続可能な他のビア作成候補位置へのリンクには、周囲のビア作成候補位置の座標が設定される。なおリンク先のビア作成候補位置のインデックス値を設定した配列Vを、他のビア作成候補位置へのリンクとすることもできる。
(以下図42参照)
[No.1(ステップS121)]低電圧が優先され、+0.75Vの端子「D6」を示すP[14]が選択され調査が開始される。その後、D6→B4→B2→信号端子の順で調査されることとなる。
[No.2(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
[No.3(ステップS123)]ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.4(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.5(ステップS132〜S137)]端子「D6」の配列P[14]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[14]が設定される。配列P[14]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「C5」を示す配列V[16]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.6(ステップS138)]端子「D6」に対応する配列P[14]の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「C5」を示す配列V[16]が選択できたため、当該ステップでは「YES」と判定される。
[No.7(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.8(ステップS140)]配列V[16]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[16]が設定される(配列F[2]=V[16])。
[No.9(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.10(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[14]が設定される(Ll=P[14])。また、Lcには、配列V[16]が設定される(Lc=V[16])。
[No.11(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.12(ステップS157)]配列V[16]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「A5」を示す配列V[15]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに2が設定される(Fn=2)。
[No.13(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.14(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.15(ステップS171)]配列V[15]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[3]のレコードに、配列V[15]が設定される(F[3]=V[15])。
[No.16(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.17(ステップS174)]配列V[15]のレコード内のVp[1]が端子「B6」を示す配列P[13]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.18(ステップS176)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.19(ステップS184)]配列L[2]のレコード内のLlにP[13]が設定され(Ll=P[13])、LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。配列L[3]のレコード内のLlにV[16]が設定され(Ll=V[16])、配列LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。
[No.20(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
《バイパスコンデンサ配置位置検索処理》
(以下図42参照)
[No.21(ステップS124)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.22(ステップS125)]端子「D6」からビア作成候補位置「C5」への配線、ビア作成候補位置「C5」からビア作成候補位置「A5」への配線、ビア作成候補位置「A5」から端子「B6」への配線を示す情報が設定される(D6→C5→A5→B6)。
[No.23(ステップS126)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.24(ステップS121)]低電圧が優先され、+1.2Vの端子「B4」を示す配列P[7]が選択される。
[No.25(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
[No.26(ステップS123)]ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.27(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.28(ステップS132〜S137)]端子「B4」を示す配列P[7]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[7]が設定される。配列P[7]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.29(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.30(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.31(ステップS140)]配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[8]が設定される(配列F[2]=V[8])。
[No.32(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.33(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[7]が設定される(Ll=P[7])。また、Lcには、配列V[8]が設定される(Lc=V[8])。
[No.34(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.35(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「C3」を示す配列V[9]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに2が設定される(Fn=2)。
[No.36(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.37(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.38(ステップS171)]配列V[9]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[3]のレコードに、配列V[9]が設定される(F[3]=V[9])。
[No.39(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.40(ステップS174)]配列V[9]のレコード内のVp[1]が端子「D4」を示す配列P[8]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.41(ステップS176)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.42(ステップS184)]配列L[2]のレコード内のLlにP[8]が設定され(Ll=P[8])、LcにV[9]が設定される(Lc=V[9])。配列L[3]のレコード内のLlにV[8]が設定され(Ll=V[8])、配列LcにV[9]が設定される(Lc=V[9])。
[No.43(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
《バイパスコンデンサ配置位置検索処理》
(以下図42参照)
[No.44(ステップS124)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.45(ステップS125)]端子「B4」からビア作成候補位置「A3」への配線、ビア作成候補位置「A3」からビア作成候補位置「C3」への配線、ビア作成候補位置「C3」から端子「D4」への配線を示す情報が設定される(B4→A3→C3→D4)。
[No.46(ステップS126)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.47(ステップS121)]+1.5Vの端子「B2」を示す配列P[1]が選択される。
[No.48(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
(以下図43参照)
[No.49(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.50(ステップS132〜S137)]配列P[1]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[1]が設定される。配列P[1]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「A1」を示す配列V[1]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.51(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.52(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.53(ステップS140)]配列V[1]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[1]が設定される(配列F[2]=V[1])。
[No.54(ステップS151)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.55(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[1]が設定される(Ll=P[1])。また、Lcには、配列V[1]が設定される(Lc=V[1])。
[No.56(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.57(ステップS157)]配列V[1]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「C1」を示す配列V[2]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに2が設定される(Fn=2)。
[No.58(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.59(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.60(ステップS171)]配列V[2]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[3]のレコードに、配列V[2]が設定される(F[3]=V[2])。
[No.61(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.62(ステップS174)]配列V[2]で示されるビア作成候補位置「C2」の周囲にグランド端子がない。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.63(ステップS175)]配列F[3]のレコードに格納されている配列V[2]が参照され、配列V[2]のレコード内の調査済みフラグVfがクリアされる。また配列F[3]のレコードがクリアされる。
[No.64(ステップS157)]配列V[1]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに2が設定される(Fn=2)。
[No.65(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.66(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.67(ステップS171)]配列V[8]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[3]のレコードに、配列V[8]が設定される(F[3]=V[8])。
[No.68(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.69(ステップS174)]配列V[8]で示されるビア作成候補位置「A3」の周囲にグランド端子がない。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.70(ステップS175)]配列F[3]のレコードに格納されている配列V[8]が参照され、配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがクリアされる。また配列F[3]のレコードがクリアされる。
[No.71(ステップS157)]配列Fのレコードの記録数Fnに2が設定される(Fn=2)。
[No.72(ステップS158)]未調査の他のビア作成候補位置がないため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.73(ステップS159)]Ln(=0)より大きいインデックス値の配列Lのレコードがクリアされる。
[No.74(ステップS132〜S137)]配列P[1]のレコード内の配列Pv[2]から、ビア作成候補位置「C1」を示す配列V[2]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.75(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.76(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.77(ステップS140)]配列V[2]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[3]のレコードに、V[2]が設定される(F[3]=V[2])。
[No.78(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.79(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[1]が設定される(Ll=P[1])。また、Lcには、配列V[2]が設定される(Lc=V[2])。
[No.80(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.81(ステップS157)]配列V[2]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「A1」を示す配列V[1]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに3が設定される(Fn=3)。
[No.82(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.83(ステップS160)]配列V[1]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定されている。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.84(ステップS157)]配列V[2]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「E1」を示す配列V[3]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに3が設定される(Fn=3)。
[No.85(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.86(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.87(ステップS171)]配列V[3]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[4]のレコードに、配列V[3]が設定される(F[4]=V[3])。
[No.88(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.89(ステップS174)]配列V[3]で示されるビア作成候補位置「E1」の周囲にグランド端子がない。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.90(ステップS175)]配列F[4]のレコードに格納されている配列V[3]が参照され、配列V[3]のレコード内の調査済みフラグVfがクリアされる。また配列F[4]のレコードがクリアされる。
[No.91(ステップS157)]配列V[2]のレコード内の配列Vv[3]のビア作成候補位置「C3」を示す配列V[9]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに3が設定される(Fn=3)。
[No.92(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.93(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.94(ステップS171)]配列V[9]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[4]のレコードに、配列V[9]が設定される(F[4]=V[9])。
[No.95(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.96(ステップS174)]配列V[9]のレコード内のVp[1]が端子「D4」を示す配列P[8]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.97(ステップS176)]配列V[9]のレコード内のVlにP[8]のリンクが設定されているため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.98(ステップS177)]配列V[9]のレコード内のVcに設定されている配列V[8]のレコードが参照され、そのレコード内のVlに設定されている配列P[7]が取得される。
[No.99(ステップS181)]配列P[7]で示される端子「B4」を調査対象としたビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が再帰的に実行される。
(以下図43参照)
[No.100(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.101(ステップS132〜S137)]端子「B4」を示す配列P[7]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[5]のレコードにP[7]が設定される。配列P[7]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=1が設定される。配列M[1]にB4→A3→C3→D4のリンク関係が設定され、BGA端子リスト311とビア作成候補位置リスト321における該当するリンク関係がクリアされる。配列Mの記録数Mnに1が設定される(Mn=1)。
[No.102(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.103(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.104(ステップS140)]配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[6]のレコードに、V[8]が設定される(配列F[6]=V[8])。
[No.105(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.106(ステップS155)]配列L[2]のレコード内のLlに、配列P[7]が設定される(Ll=P[7])。また、Lcには、配列V[8]が設定される(Lc=V[8])。
[No.107(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.108(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「C3」を示す配列V[9]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに6が設定される(Fn=6)。
[No.109(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.110(ステップS160)]配列V[9]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.111(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「A1」を示す配列V[1]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに6が設定される(Fn=6)。
[No.112(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.113(ステップS160)]配列V[1]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.114(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[3]のビア作成候補位置「A5」を示す配列V[15]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに6が設定される(Fn=6)。
[No.115(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.116(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.117(ステップS171)]配列V[15]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[7]のレコードに、配列V[15]が設定される(F[7]=V[15])。
[No.118(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.119(ステップS174)]配列V[15]のレコード内のVp[1]が端子「B6」を示す配列P[13]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.120(ステップS176)]配列V[15]のレコード内のVlにP[13]のリンクが設定されているため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.121(ステップS177)]配列V[15]のレコード内のVcに設定されている配列V[16]のレコードが参照され、そのレコード内のVlに設定されている配列P[14]が取得される。
[No.122(ステップS181)]配列P[14]で示される端子「D6」を調査対象としたビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が再帰的に実行される。
(以下図43参照)
[No.123(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.124(ステップS132〜S137)]端子「D6」を示す配列P[14]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[8]のレコードにP[14]が設定される。配列P[14]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「C5」を示す配列V[16]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=2が設定される。配列M[2]にD6→C5→A5→B6のリンク関係が設定され、BGA端子リスト311とビア作成候補位置リスト321における該当するリンク関係がクリアされる。配列Mの記録数Mnに2が設定される(Mn=2)。
[No.125(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.126(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.127(ステップS140)]配列V[16]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[9]のレコードに、V[16]が設定される(配列F[9]=V[16])。
[No.128(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.129(ステップS155)]配列L[3]のレコード内のLlに、配列P[14]が設定される(Ll=P[14])。また、Lcには、配列V[16]が設定される(Lc=V[16])。
[No.130(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.131(ステップS157)]配列V[16]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「A5」を示す配列V[15]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに9が設定される(Fn=9)。
[No.132(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.133(ステップS160)]配列V[15]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.134(ステップS157)]配列V[16]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「E5」を示す配列V[17]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに9が設定される(Fn=9)。
[No.135(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.136(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.137(ステップS171)]配列V[17]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[10]のレコードに、配列V[17]が設定される(F[10]=V[17])。
[No.138(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.139(ステップS174)]配列V[17]のレコード内のVp[1]が端子「F6」を示す配列P[15]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.140(ステップS176)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.141(ステップS184)]配列L[4]のレコード内のLlにP[15]が設定され(Ll=P[15])、LcにV[17]が設定される(Lc=V[17])。配列L[5]のレコード内のLlにV[16]が設定され(Ll=V[16])、配列LcにV[17]が設定される(Lc=V[17])。
[No.142(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
[No.143(ステップS182)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.144(ステップS184)]配列L[6]のレコード内のLlにP[16]が設定され(Ll=P[16])、LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。配列L[7]のレコード内のLlにV[8]が設定され(Ll=V[8])、配列LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。
[No.145(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
[No.146(ステップS182)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.147(ステップS184)]配列L[8]のレコード内のLlにP[8]が設定され(Ll=P[8])、LcにV[9]が設定される(Lc=V[9])。配列L[9]のレコード内のLlにV[2]が設定され(Ll=V[2])、配列LcにV[9]が設定される(Lc=V[9])。
[No.148(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
《バイパスコンデンサ配置位置検索処理》
(以下図42参照)
[No.149(ステップS124)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.150(ステップS125)]端子「B2」からビア作成候補位置「C1」への配線、ビア作成候補位置「C1」からビア作成候補位置「C3」への配線、ビア作成候補位置「C3」から端子「D4」への配線を示す情報が設定される(B2→C1→C3→D4)。
[N0.151(ステップS126)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.152(ステップS121)]電源端子へのバイパスコンデンサの配置が終了したため、信号端子である端子「D2」を示す配列P[2]が選択される。
[No.153(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
[No.154(ステップS123)]ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.155(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.156(ステップS132〜S137)]端子「D2」を示す配列P[2]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[2]が設定される。配列P[2]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「C1」を示す配列V[2]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.157(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.158(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.159(ステップS140)]配列V[2]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[2]が設定される(配列F[2]=V[2])。
[No.160(ステップS151)]配列V[2]のレコード内のVlにP[1]が設定されており、これは調査対象のP[2]とは異なる。そのためこのステップでは「NO」と判断される。
[No.161(ステップS152)]配列V[2]のレコード内のVlに設定されているP[1]が取得される。
[No.162(ステップS153)]配列P[1]の端子が、配列V[2]のビア作成候補位置以外を使えないか調査するため、ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.163(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.164(ステップS132〜S137)]端子「B2」の配列P[1]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[3]のレコードにP[1]が設定される。配列P[1]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「A1」を示す配列V[1]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。配列M[1]にB2→C1→C3→D4のリンク関係が設定され、BGA端子リスト311とビア作成候補位置リスト321における該当するリンク関係がクリアされる。配列Mの記録数Mnに1が設定される(Mn=1)。
[No.165(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.166(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.167(ステップS140)]配列V[1]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[4]のレコードに、V[1]が設定される(配列F[4]=V[1])。
[No.168(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.169(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[1]が設定される(Ll=P[1])。また、Lcには、配列V[1]が設定される(Lc=V[1])。
[No.170(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.171(ステップS157)]配列V[1]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「C1」を示す配列V[2]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに4が設定される(Fn=4)。
[No.172(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.173(ステップS160)]配列V[2]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.174(ステップS157)]配列V[1]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに4が設定される(Fn=4)。
[No.175(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.176(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.177(ステップS171)]配列V[8]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[5]のレコードに、配列V[8]が設定される(F[5]=V[8])。
[No.178(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.179(ステップS174)]配列V[8]で示されるビア作成候補位置「A3」の周囲にグランド端子がない。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.180(ステップS175)]配列F[5]のレコードに格納されている配列V[8]が参照され、配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがクリアされる。また配列F[5]のレコードがクリアされる。
[No.181(ステップS157)]配列V[1]のレコード内の配列Vv[3]のビア作成候補位置の選択が試みられるが、該当するリンクがないため選択できない。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに4が設定される(Fn=4)。
[No.182(ステップS158)]配列Vvが選択できないため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.183(ステップS159)]Ln(=0)より大きいインデックス値の配列Lのレコード(L[1])がクリアされる。
[No.184(ステップS132〜S137)]配列P[1]のレコード内の配列Pv[2]から、ビア作成候補位置「C1」を示す配列V[2]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.185(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.186(ステップS139)]配列V[2]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.187(ステップS132〜S137)]配列P[1]のレコード内の配列Pv[3]から、ビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.188(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.189(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.190(ステップS140)]配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[5]のレコードに、V[8]が設定される(配列F[5]=V[8])。
[No.191(ステップS151)]配列V[8]のレコード内のVlにP[7]が設定されており、これは調査対象のP[1]とは異なる。そのためこのステップでは「NO」と判断される。
[No.192(ステップS152)]配列V[8]のレコード内のVlに設定されているP[7]が取得される。
[No.193(ステップS123)]配列P[7]の端子が、配列V[8]のビア作成候補位置以外を使えないか調査するため、ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.194(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.195(ステップS132〜S137)]端子「B4」の配列P[7]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[6]のレコードにP[7]が設定される。配列P[7]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。配列M[2]にB4→A3→A5→B6のリンク関係が設定され、BGA端子リスト311とビア作成候補位置リスト321における該当するリンク関係がクリアされる。配列Mの記録数Mnに2が設定される(Mn=2)。
[No.196(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.197(ステップS139)]配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.198(ステップS132〜S137)]配列P[7]のレコード内の配列Pv[2]から、ビア作成候補位置「C3」を示す配列V[9]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.199(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.200(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.201(ステップS140)]配列V[9]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[7]のレコードに、V[9]が設定される(配列F[7]=V[9])。
[No.202(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.203(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[7]が設定される(Ll=P[7])。また、Lcには、配列V[9]が設定される(Lc=V[9])。
[No.204(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.205(ステップS157)]配列V[9]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「A3」を示す配列V[8]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに7が設定される(Fn=7)。
[No.206(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.207(ステップS160)]配列V[8]のレコード内の調査済みフラグVfがオンであるため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.208(ステップS157)]配列V[9]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「E3」を示す配列V[10]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに7が設定される(Fn=7)。
[No.209(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.210(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.211(ステップS171)]配列V[10]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[8]のレコードに、配列V[10]が設定される(F[8]=V[10])。
[No.212(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.213(ステップS174)]配列V[10]のレコード内のVp[2]が端子「D4」を示す配列P[8]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.214(ステップS176)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.215(ステップS184)]配列L[2]のレコード内のLlにP[8]が設定され(Ll=P[8])、LcにV[10]が設定される(Lc=V[10])。配列L[3]のレコード内のLlにV[9]が設定され(Ll=V[9])、配列LcにV[10]が設定される(Lc=V[10])。
[No.216(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
(以下図44参照)
[No.217(ステップS154)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.218(ステップS155)]配列L[4]のレコード内のLlに、配列P[1]が設定される(Ll=P[1])。また、Lcには、配列V[8]が設定される(Lc=V[8])。
[No.219(ステップS156)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.220(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[1]のビア作成候補位置「C3」を示す配列V[9]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに8が設定される(Fn=8)。
[No.221(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.222(ステップS160)]配列V[9]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定されている。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.223(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[2]のビア作成候補位置「A1」を示す配列V[1]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに8が設定される(Fn=8)。
[No.224(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.225(ステップS160)]配列V[1]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定されている。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.226(ステップS157)]配列V[8]のレコード内の配列Vv[3]のビア作成候補位置「A5」を示す配列V[15]が選択される。この際、配列Fのレコードの記録数Fnに8が設定される(Fn=8)。
[No.227(ステップS158)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.228(ステップS160)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.229(ステップS171)]配列V[15]の調査済みフラグVfがオンに設定される。この際、配列F[9]のレコードに、配列V[15]が設定される(F[9]=V[15])。
[No.230(ステップS172)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.231(ステップS174)]配列V[15]のレコード内のVp[1]が端子「B6」を示す配列P[13]である。この端子はグランド端子であるため、このステップでは「YES」と判断される。
[No.232(ステップS176)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.233(ステップS184)]配列L[5]のレコード内のLlにP[13]が設定され(Ll=P[13])、LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。配列L[6]のレコード内のLlにV[8]が設定され(Ll=V[8])、配列LcにV[15]が設定される(Lc=V[15])。
[No.234(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
(以下図44参照)
[No.235(ステップS154)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.236(ステップS155)]配列L[7]のレコード内のLlに、配列P[2]が設定される(Ll=P[2])。また、Lcには、配列V[2]が設定される(Lc=V[2])。
[No.237(ステップS156)]配列P[2]で示される端子D2は信号端子である。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.238(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
《バイパスコンデンサ配置位置検索処理》
(以下図42参照)
[No.239(ステップS124)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.240(ステップS125)]端子「B2」からビア作成候補位置「A3」への配線、ビア作成候補位置「A3」からビア作成候補位置「A5」への配線、ビア作成候補位置「A5」から端子「B6」への配線を示す情報が設定される(B2→A3→A5→B6)。
図54は、バイパスコンデンサ配置処理途中における配置状況を示す第3の図である。図53と比較すると分かるように、バイパスコンデンサの配置が変更され、新たに信号端子である端子「D2」からの放射方向の引き出し配線が設定されている。なお図54では、信号端子からの引き出し配線を接続するビア作成候補位置を二重丸で示している。
[No.241(ステップS126)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.242(ステップS121)]端子「F2」を示す配列P[3]が選択される。
[No.243(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
(以下図43参照)
[No.244(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.245(ステップS132〜S137)]端子「F2」を示す配列P[3]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[3]が設定される。配列P[3]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「E1」を示す配列V[3]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.246(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.247(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.248(ステップS140)]配列V[3]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[3]が設定される(配列F[2]=V[3])。
[No.249(ステップS151)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.250(ステップS155)]配列L[1]のレコード内のLlに、配列P[3]が設定される(Ll=P[3])。また、Lcには、配列V[3]が設定される(Lc=V[3])。
[No.251(ステップS156)]配列P[2]で示される端子D2は信号端子である。そのため、このステップでは「NO」と判断される。
[No.252(ステップS185)]処理結果として「ビア割り付け可能」が返される。
《バイパスコンデンサ配置位置検索処理》
(以下図42参照)
[No.253(ステップS124)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.254(ステップS125)]端子「F2」からビア作成候補位置「E1」への配線が設定される(F2→E1)。
[No.255(ステップS126)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.256(ステップS121)]端子「D4」を示す配列P[8]のレコードには、Plにリンクが設定されている。そのため配列P[8]に対する処理はスキップされ、端子「F4」を示す配列P[9]が選択される。
[No.257(ステップS122)]配列P、配列Vの調査済みフラグがクリアされ、配列F、配列L、配列Mの内容がクリアされる。
(以下図43参照)
[No.258(ステップS131)]このステップでは「YES」と判断される。
[No.259(ステップS132〜S137)]端子「F4」を示す配列P[9]のレコードの調査済みフラグPfがオンに設定される。配列F[1]のレコードにP[9]が設定される。配列P[9]のレコード内の配列Pv[1]から、ビア作成候補位置「E3」を示す配列V[10]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.260(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.261(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.262(ステップS140)]配列V[10]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[2]のレコードに、V[10]が設定される(配列F[2]=V[10])。
[No.263(ステップS151)]配列V[10]のレコード内のVlに配列P[8]が設定されており、これは調査対象の配列P[9]とは異なる。そのためこのステップでは「NO」と判断される。
[No.264(ステップS152)]配列V[10]のレコード内のVlに設定されている配列P[8]が取得される。
[No.265(ステップS153)]ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.266(ステップS131)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.267(ステップS186)]このステップでの処理対象となる情報がまだ設定されておらず、このステップはスキップされる。
(以下図44参照)
[No.268(ステップS154)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.269(ステップS132〜S137)]配列P[9]のレコード内の配列Pv[2]から、ビア作成候補位置「E5」を示す配列V[17]が選択される。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.270(ステップS138)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.271(ステップS139)]このステップでは「YES」と判定される。
[No.272(ステップS140)]配列V[17]のレコード内の調査済みフラグVfがオンに設定される。配列F[3]のレコードに、V[17]が設定される(配列F[3]=V[17])。
[No.273(ステップS151)]このステップでは「NO」と判定される。
[No.274(ステップS152)]配列V[17]のレコード内のVlに設定されている配列P[15]が取得される。
[No.275(ステップS153)]ビアとバイパスコンデンサの割り付け可否判断処理が行われる。
(以下図43参照)
[No.276(ステップS131)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.277(ステップS186)]このステップでの処理対象となる情報がまだ設定されておらず、このステップはスキップされる。
(以下図44参照)
[No.278(ステップS154)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.279(ステップS132〜S137)]配列P[9]のレコード内の配列Pv[3]の選択が試みられるが、該当するリンクが無いため選択に失敗する。配列Lへのレコードの記録数Ln=0が設定される。
[No.280(ステップS138)]このステップでは「NO」と判定される。
[No.281(ステップS186)]このステップでの処理対象となる情報がまだ設定されておらず、このステップはスキップされる。
(以下図42参照)
[No.282(ステップS124)]このステップでは「NO」と判断される。
[No.283(ステップS126)]配列P[13]、配列P[15]は既にリンク設定済みのため処理対象ではない。従って、このステップでは「YES」と判断される。
[No.284(ステップS127)]BGA端子リスト311とビア作成候補位置リスト321で示される割り付け関係に従って、ビア作成候補位置へのビアの作成、端子からビアへのライン接続、バイパスコンデンサの配置が決定される。決定内容は、図55で示した配線状況のままとなる。すなわち、ビアが作成されるのは、E1、C1、A3、C3、E3、A5、C5、E5の位置である。引き出し配線が作成されるのは、F2−E1、D2−C1、B2−A3、B4−C3、D4−E3、B6−A5、D6−C5、F6−E5である。バイパスコンデンサが配置されるのは、A3−A5、C3−E3、C5−E5の位置である。F4の位置の信号端子は、引き出しに失敗している。
図56は、調査済みフラグの設定状況を示す第1の図である。本実施の形態では、調査済みフラグを設定した端子およびビア作成候補位置が、調査済み要素リスト330の配列Fで管理されている。図56の格子内の数値(丸付きの数値を除く)は、端子「D6」にバイパスコンデンサの配置を決定した直後の調査済みフラグが設定された端子およびビア作成候補位置を示している。各数値は、その位置を示す配列Fのインデックス値である。すなわち、配列F[1]に端子「D1」へのリンクが設定され、配列F[2]にビア作成候補位置「C5」へのリンクが設定され、配列F[3]にビア作成候補位置「A5」へのリンクが設定されている。
図60は、調査済みフラグの設定状況を示す第5の図である。図60の格子内の数値(丸付きの数値を除く)は、端子「D2」からの引き出し配線探索終了時において調査済みフラグが設定された端子およびビア作成候補位置を示している。各数値は、その位置を示す配列Fのインデックス値である。
ここで第3の実施の形態に示す配線技術を用いれば、バイパスコンデンサの配置を伴わずに、端子からの引き出し配線の決定処理のみを実行させることができる。その場合、すべての端子からの引き出し配線を、効率的な処理が確実に実行することが可能となる。
[ステップS213]接続関係決定部135は、端子に割り付けられるビアの調査処理を行う。この処理の詳細は後述する。
[ステップS221]接続関係決定部135は、選択した端子の縦横半格子分ずれた位置の周囲の4つのビア作成候補位置について、他の端子に割り付けられているか否かを調査する。なお接続関係決定部135は、選択した端子からビア作成予約がされているビア作成候補位置については調査しない。また接続関係決定部135は、調査済みフラグがオンに設定されているビア作成候補位置についても調査しない。接続関係決定部135は、調査したビア作成候補位置に対して、調査済みフラグをオンに設定する。
[ステップS224]接続関係決定部135は、調査対象位置がある場合、調査対象位置が空いているか否かを判断する。「空いている」とは、いずれの端子からもビア作成予約が設定されていないことである。空いている場合、処理がステップS228に進められる。空いていない場合、処理がステップS225に進められる。
[ステップS226]接続関係決定部135は、リストアップした端子それぞれを調査対象として、端子に割り付けられるビアの調査処理を再帰的に実行する。これは、別の位置にビアを作成予約できるかどうかを調査するための処理である。
このようにして、BGA部品の各端子からの引き出し配線によるビアへの接続が可能となる。
(付記1) グリッドアレイパッケージ部品を搭載するプリント回路板の設計支援処理をコンピュータに実行させるプリント回路板設計支援プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択し、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索し、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断し、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、
接続経路の重複が検出された場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索し、
再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とするプリント回路板設計支援プログラム。
前記電源端子を選択する際には、電源電圧値の低い前記電源端子を優先的に選択することを特徴とする付記1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記部品情報記憶手段を参照して、接続先の前記電源端子の電源電圧値で前記バイパスコンデンサを分類し、前記バイパスコンデンサを表すオブジェクトを、分類されたグループごとにまとめて画面表示する処理を実行させることを特徴とする付記1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
(付記7) 前記部品情報記憶手段には、前記電源端子に接続するバイパスコンデンサが予め登録されており、
前記コンピュータに、さらに、
前記電源端子を含む前記グリッドアレイパッケージ部品を示すオブジェクトにおける前記電源端子と、前記電源端子に接続する前記バイパスコンデンサを示すオブジェクトとを線分で接続して表示する処理を実行させることを特徴とする付記1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
前記接続経路記憶手段を参照し、前記電源端子の電源電圧ごとに、バイパスコンデンサが接続された前記電源端子の割合を計算させ、計算結果を表示させることを特徴とする付記1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
前記コンピュータに、さらに、
前記部品情報記憶手段を参照し、前記接続経路記憶手段に格納された前記接続経路が、前記バイパスコンデンサの搭載条件を満たしているか否かを判定する処理を実行させることを特徴とする付記1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
前記コンピュータが、
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択し、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索し、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断し、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、
接続経路の重複が検出された場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索し、
再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する、
ことを特徴とするプリント回路板設計支援方法。
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択する調査対象端子選択手段と、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索する接続経路探索手段と、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断する経路重複判断手段と、
接続経路の重複がある場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索する経路再探索手段と、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、接続経路の重複が検出された場合、再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する接続経路更新手段と、
を有することを特徴とするプリント回路板設計支援装置。
1a 部品情報記憶手段
1b 調査対象端子選択手段
1c 接続経路探索手段
1d 接続経路記憶手段
1e 経路重複判断手段
1f 経路再探索手段
1g 接続経路更新手段
Claims (10)
- グリッドアレイパッケージ部品を搭載するプリント回路板の設計支援処理をコンピュータに実行させるプリント回路板設計支援プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択し、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索し、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断し、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、
接続経路の重複が検出された場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索し、
再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とするプリント回路板設計支援プログラム。 - 前記再探索で得られた接続経路と重複する他の既存の接続経路が検出されるごとに、前記他の既存の接続経路上の第3のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第3のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と前記再探索で得られた接続経路とのいずれとも重複しない前記第3のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索することを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
- 前記部品情報記憶手段には、前記電源端子の電源電圧値が予め登録されており、
前記電源端子を選択する際には、電源電圧値の低い前記電源端子を優先的に選択することを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。 - 前記部品情報記憶手段には、前記電源端子の電源電圧値と、前記電源端子に接続する複数のバイパスコンデンサとが予め登録されており、
前記コンピュータに、さらに、
前記部品情報記憶手段を参照して、接続先の前記電源端子の電源電圧値で前記バイパスコンデンサを分類し、前記バイパスコンデンサを表すオブジェクトを、分類されたグループごとにまとめて画面表示する処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。 - 前記接続経路の探索では、前記端子から前記第1のバイパスコンデンサへの配線の優先検討方向が予め決められており、前記端子から前記優先検討方向に配線接続される位置に前記第1のバイパスコンデンサを配置する接続経路を最優先で探索することを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。
- 前記部品情報記憶手段には、前記電源端子に接続するバイパスコンデンサが予め登録されており、
前記コンピュータに、さらに、
前記電源端子を含む前記グリッドアレイパッケージ部品を示すオブジェクトにおける前記電源端子と、前記電源端子に接続する前記バイパスコンデンサを示すオブジェクトとを線分で接続して表示する処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。 - 前記コンピュータに、さらに、
前記接続経路記憶手段を参照し、前記電源端子の電源電圧ごとに、バイパスコンデンサが接続された前記電源端子の割合を計算させ、計算結果を表示させることを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。 - 前記部品情報記憶手段には、バイパスコンデンサの搭載条件が定義されており、
前記コンピュータに、さらに、
前記部品情報記憶手段を参照し、前記接続経路記憶手段に格納された前記接続経路が、前記バイパスコンデンサの搭載条件を満たしているか否かを判定する処理を実行させることを特徴とする請求項1記載のプリント回路板設計支援プログラム。 - グリッドアレイパッケージ部品を搭載するプリント回路板の設計支援処理をコンピュータで実行するプリント回路板設計支援方法であって、
前記コンピュータが、
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択し、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索し、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断し、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、
接続経路の重複が検出された場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索し、
再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する、
ことを特徴とするプリント回路板設計支援方法。 - グリッドアレイパッケージ部品を搭載するプリント回路板の設計支援処理を実行するプリント回路板設計支援装置であって、
前記グリッドアレイパッケージ部品の複数の端子の位置、および前記端子が電源端子かグランド端子かを示す属性が格納された部品情報記憶手段を参照し、前記グリッドアレイパッケージ部品の前記電源端子を1つずつ調査対象端子として選択する調査対象端子選択手段と、
前記部品情報記憶手段を参照し、選択された前記調査対象端子といずれかの前記グランド端子との間の第1のバイパスコンデンサを介した新規の接続経路を探索する接続経路探索手段と、
既に配置が決定された第2のバイパスコンデンサを介して接続される前記端子間の既存の接続経路を記憶する接続経路記憶手段を参照し、前記新規の接続経路と前記既存の接続経路との間の経路の重複の有無を判断する経路重複判断手段と、
接続経路の重複がある場合、前記第2のバイパスコンデンサの位置を変更し、前記第2のバイパスコンデンサで接続された前記端子間の、前記新規の接続経路と重複しない前記第2のバイパスコンデンサを介した接続経路を再探索する経路再探索手段と、
接続経路の重複が検出されなかった場合、前記新規の接続経路を前記接続経路記憶手段に格納し、接続経路の重複が検出された場合、再探索の対象となった前記既存の接続経路を前記接続経路記憶手段から削除し、再探索で得られた接続経路と前記新規の接続経路とを前記接続経路記憶手段に格納する接続経路更新手段と、
を有することを特徴とするプリント回路板設計支援装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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