JP2011002990A - 家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】家電機器の動作状況に細かく対応して、動作状況に応じて外部サーバへ送信する情報を選択することができる家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法を提供する。
【解決手段】家電機器1に関する情報を収集する外部サーバ3へ通信ネットワーク4を介して送信する情報を選択するための条件が規定された定義ファイルを記憶する記憶部2cと、家電機器1から送信された情報を解析し、定義ファイルと比較して外部サーバ3へ送信する転送情報を抽出する制御解析処理部2bと、制御解析処理部2bにおいて抽出された転送情報を通信ネットワーク4を介して外部サーバ3へと送信する処理を行う転送処理部2eとを備える。
【選択図】図3
【解決手段】家電機器1に関する情報を収集する外部サーバ3へ通信ネットワーク4を介して送信する情報を選択するための条件が規定された定義ファイルを記憶する記憶部2cと、家電機器1から送信された情報を解析し、定義ファイルと比較して外部サーバ3へ送信する転送情報を抽出する制御解析処理部2bと、制御解析処理部2bにおいて抽出された転送情報を通信ネットワーク4を介して外部サーバ3へと送信する処理を行う転送処理部2eとを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、外部ネットワークに接続されて家電機器の情報を送信する家電制御装置とこの家電制御装置を備えるネットワーク家電システム及び情報送信方法に関する。
近頃の家電機器の多くは、家電機器内で生じた事象や動作の履歴を事象が発生した時刻とともに記憶することができるようにされている。また、家庭内にある複数の家電機器が無線、或いは、有線にて家電制御装置と接続され、さらにこの家電制御装置がインターネットを介して外部サーバと接続されることによって、この外部サーバに各家電機器の状態に関する情報が送信されるネットワーク家電システムも構築されている。このようなネットワーク家電システムは、家電機器の処理実行の証明や、不具合の解析、利用状況の把握等のために各家電機器に関する情報を収集するとともに、例えば利用者の携帯情報端末を用いて外部から、例えば、照明やエアコンといった家電機器の操作を行うこともできるようにされている。
このようなシステムを、例えば、家電機器に対する故障検出及び故障予測に利用した例が、例えば、以下の特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の機器管理システムにおいては、管理装置(上述の「外部サーバ」に該当)が被管理機器(上述の「家電機器」に該当)の取得可能な機器状態情報の中から取得すべき機器状態情報及び当該機器状態情報の検出間隔を被管理機器へ通知し、被管理機器が通知された機器状態情報を通知された検出間隔で取得する。その結果、管理装置により被管理機器の取得する機器状態情報及びその検出間隔を任意に変更することができ、被管理機器に対する故障検出および故障予測に好適な機器状態情報を収集して被管理機器の故障検出および故障予測を正確に行うことができる、とされる。
しかしながら、従来のネットワーク家電システムや上記特許文献1に開示されている機器管理システムでは、以下の点に配慮されていない。
すなわち、従来のネットワーク家電システムにおいては、利用者による外部からの制御(遠隔制御)を的確に行うために、例えば、制御される家電機器に関する情報を漏らさず外部サーバへ送信することとされていた。但し、この外部サーバに数多くの家電機器(家電制御装置)が接続されると、送られてくる情報量が膨大なものになってしまい、外部サーバへ掛かる負荷は深刻なものである。
また、上記特許文献1に記載の機器管理システムにおいては、管理装置が被管理装置に対して取得可能な機器状態情報の中から取得すべき機器状態情報及び当該機器状態情報の検出間隔を被管理機器へ通知することで、管理装置(外部サーバ)へ送信される情報の量を制限している。
但し、このような方法では、管理装置から指定される一定周期での情報の収集となるため、本来必要な異常時の情報のみではなく正常な動作に関する情報も集め続けることになる。また、情報の収集間隔を変更するときには管理装置側から変更指示を行う必要があり、被管理装置側の状態の変化に合わせて自動的に適切な収集方法に変更することができない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、家電機器の動作状況に細かく対応して、動作状況に応じて外部サーバへ送信する情報を選択することができる家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、家電制御装置において、家電機器に関する情報を収集する外部サーバへ通信ネットワークを介して送信する情報を選択するための条件が規定された定義ファイルを記憶する記憶部と、家電機器から送信された情報を解析し、定義ファイルと比較して外部サーバへ送信する転送情報を抽出する制御解析処理部と、制御解析処理部において抽出された転送情報を通信ネットワークを介して外部サーバへと送信する処理を行う転送処理部とを備える。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、ネットワーク家電システムにおいて、通信機能を備える家電機器と、家電機器と接続され、家電機器に関する情報を収集する外部サーバへ通信ネットワークを介して送信する情報を選択するための条件が規定された定義ファイルを記憶する記憶部と、家電機器から送信された情報を解析し、定義ファイルと比較して外部サーバへ送信する転送情報を抽出する制御解析処理部と、制御解析処理部において抽出された転送情報を通信ネットワークを介して外部サーバへと送信する処理を行う転送処理部とを備える家電制御装置と、通信ネットワークによって家電制御装置と接続され、家電制御装置によって選択された家電機器に関する情報を受信し収集する外部サーバとを備える。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、情報送信方法において、家電制御装置が、通信機能を備える家電機器の動作が記録された動作履歴情報を取得するステップと、家電制御装置が保持する定義ファイルと動作履歴情報とを比較するステップと、動作履歴情報に記録されている情報が、定義ファイルに規定された転送条件が充足されているか否か解析するステップと、転送条件を満たしていた場合に、定義ファイルに基づいて動作履歴情報から外部サーバへ転送する情報を抽出するステップと、抽出された転送情報を通信ネットワークを介して前記外部サーバへと送信するステップとを備える。
本発明によれば、家電機器の動作状況に細かく対応して、動作状況に応じて外部サーバへ送信する情報を選択することができる家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態におけるネットワーク家電システムSは、家Hにある家電機器1と、この家電機器1と接続される家電制御機器2と、家電機器1に関連する情報を記憶格納する外部サーバ3と、から構成される。家電制御装置2と、外部サーバ3とは例えば、インターネット等の通信ネットワーク4を介して互いに接続されている。
家電機器1は、例えば冷蔵庫、エアコン、洗濯機、照明装置、或いはテレビといった家H内、或いはその外部に設置される機器の総称である。家電機器1は、図1に示すように、その内部に外部機器である家電制御装置2からの要求を受信する受信部1aと、受信した要求の内容を解析する機器解析処理部1bと、家電機器1の動作の履歴等を記憶する記憶部1cと、家電制御装置2へ情報を送信する送信部1dとから構成されている。このうち、受信部1a及び送信部1dが家電機器1が備える外部機器との通信を可能にする通信装置としての役割を果たす。
家電機器1と家電制御装置2とは、宅内通信ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されている。そのため、家電機器1は、家電制御装置2と接続されてその運転を制御され、また、家電機器1に関する情報を家電制御装置2へ送信することができる。ここで、宅内通信ネットワーク5としては、例えば、有線または無線方式を用いたLAN(Local Area Network)等を用いることができるが、その方式については特に限定されない。
なお、家電機器1については、図1に示すネットワーク家電システムSには1つしか表わされていないが、家電制御装置2には2以上の家電機器1が接続されていても構わない。また、図1においては家Hも1つ(1軒)しか表わされていないが、家Hについても通信ネットワーク4に何軒接続されていても良い。
家電制御装置2は、家Hの内外にある家電機器1と接続されてそれら家電機器1の制御を行う。また、家電制御装置2は通信ネットワーク4と接続されており、通信ネットワーク4を介して外部サーバ3と接続されている。従って、家電制御装置2は、家電機器1の情報を通信ネットワーク4を介して外部サーバ3へ送信し、或いは、外部サーバ3から後述する定義ファイルを受信したりすることが可能とされている。
図2は、家電制御装置2の内部構成を示すブロック図である。家電制御装置2は、家電機器1或いは外部サーバ3からの情報を受信する受信部2aと、受信した情報の内容を解析する制御解析処理部2bと、家電機器1に関する情報の中から外部サーバ3へ送信する情報を選択するために用いる定義ファイルを記憶する記憶部2cと、家電機器1に関する情報を取得する情報取得部2dと、外部サーバ3へ情報を送信する転送処理部2eと、外部サーバ3から定義ファイルを取得する定義ファイル取得部2fと、家電機器1或いは、外部サーバ3へ情報を送信する送信部2gとを備える。
外部サーバ3は、家電制御装置2から送信されてきた情報を受信して、家電機器1や家電制御装置2の機器情報、動作履歴情報等、或いは、これらの機器を使用するユーザID等といった情報を一元的に管理する。また、家電機器1の利用者が外部サーバ3にアクセスすることで家電機器1の利用状況等を閲覧し、指示することも可能とされている。
外部サーバ3は、図1に示すように、その内部に家電機器1に関する情報や家電制御装置2からの要求を受信する受信部3aと、受信した要求の内容を解析するサーバ解析処理部3bと、家電機器1の動作の履歴等を記憶する記憶部3cと、家電機器1、或いは、家電制御装置2へ情報を送信する送信部3dとから構成されている。このうち、受信部3a及び送信部3dが通信装置としての役割を果たす。
図3は、家電機器1と、家電制御装置2と、外部サーバ3との間で家電機器1の動作履歴情報等の情報が外部サーバ3に保存されるまでの流れを示したフローチャートである。ここでは、図1または図2に示した家電機器1、家電制御装置2、外部サーバ3の内部に設けられた各部の働きも併せて説明する。また、以下では家電機器1の例として洗濯機を挙げて説明を行う。但し、図3においては家電機器1と表わす。
まず家電機器(洗濯機)1に電源が投入される(ST1)。ここでは、特に家電制御装置2への電源投入について触れないが、両者に電源が投入されることによって両者の間に通信が確立する。
また、洗濯の運転が開始されると(ST2)、洗いが開始され(ST3)、次にすすぎが開始される(ST4)。すすぎが終了すると、脱水が開始される(ST5)。これら家電機器(洗濯機)1の運転状態が変更したことを示す情報を、以下、「状態変化情報」と表わす。これまでのネットワーク家電システムにおいては、これら各家電機器1の状態変化情報が全て外部サーバ3に送信されていたため、外部サーバ3の負荷が大きくなることが多かった。本発明の実施の形態におけるネットワーク家電システムSにおいては、家電機器1が正常に運転されている限り、例えば、上述した運転開始(ST2)から洗い(ST3)へと状態が変化した場合の情報は、家電制御装置2、外部サーバ3へは送信されない。正常な運転状態を示す情報を送信しないことで、外部サーバ3へ送信する情報量を減らすことができ、外部サーバ3の負荷軽減に資する。
換言すれば、家電機器1の運転状態について異常が発生した場合に、初めてその状態変化情報が外部サーバ3へと送信されるために、家電機器1から家電制御装置2へと送信される。ここでは、脱水が開始されたものの(ST5参照)、脱水時において衣類の片寄りが発生したため、脱水運転にエラーが生じた場合を例に挙げて説明する。
エラーが発生すると(ST6)、すなわち、脱水運転の途中で家電機器(洗濯機)1の運転が止まってしまった状態を機器解析処理部1bがエラーであると判断すると、エラーの状態を示す状態変化情報が送信部1d及び宅内通信ネットワーク5を介して家電制御装置2へと通知される(ST7)。
脱水時に衣類が片寄ることによって生ずる脱水ができなくなった状態を示す状態変化情報を受信した家電制御装置2は、制御解析処理部2bにおいてその内容を確認する(ST8)。その上で、家電機器(洗濯機)1からの状態変化情報に応じた定義ファイルを取得し、その定義ファイルを参照して転送条件を変更する(ST9)。
なお、ここで、「定義ファイル」とは、後述する、家電機器1から送信された動作履歴情報の中から外部サーバ3へ転送する情報を記述したファイルを示す。また、予め定義ファイルを取得しておくのは、家電機器1から送信される状態変化情報の解析により外部サーバ3へ転送するか否かの判定を行えるようにするためである。
通常衣類が片寄って脱水が止まってしまった場合、洗濯機の使用者がその衣類の片寄りを直して、再度脱水を開始させると考えられる。従って、図3に示す家電機器(洗濯機)1においても、再度脱水が開始されるように示されている(ST10)。
家電機器(洗濯機)1は、エラーが生じて一旦運転が止まった状態から、再度脱水が開始されたという状態変化に関する情報を家電制御装置2へと送信する(脱水通知)(ST11)。家電制御装置2は、受信した脱水通知を転送処理部2e、送信部2gを介して外部サーバ3へと送信する(ST12)。
家電機器1の状態変化情報を外部サーバ3へと送信した家電制御装置2は、さらに、家電機器1から動作履歴情報を取得する(ST13)。ここで、「動作履歴情報」とは、家電機器の動作状態等を特定するための情報である。例えば、本発明の実施の形態のように家電機器1が洗濯機であるとすると、洗濯槽、或いは、脱水槽の回転位置に関する情報、振動に関する情報、或いは、エラーとなった回数、といった情報のことである。
なお、動作履歴情報としてどのような情報を定義するかは、全くの自由であり、家電機器1は予めその記憶部1cにいずれかの情報を記憶するようにされている。
この動作履歴情報を外部サーバ3に収集し、解析することによって、家電機器1に関する様々な情報を取得することができるとともに、例えば、利用者の遠隔操作による家電機器1の操作を行う際に有益な情報を利用者に対して提供することができる。
制御解析処理部2bは、情報取得部2dを介して家電機器(洗濯機)1に対して動作履歴情報の取得要求を行う(ST14)。動作履歴情報取得要求を受けた家電機器(洗濯機)1は、機器解析処理部1bが記憶部1cから該当する情報を入手し、送信部1dを介して家電制御装置2へと送信する(ST15)。家電制御装置2では、受信した動作履歴情報を基に外部サーバ3へ送信する情報を抽出し、選択して転送する(ST16)。
図4は、制御解析処理部2bが記憶部2cに記憶されている定義ファイルに基づいて家電機器(洗濯機)1から送信された動作履歴情報とを比較して、外部サーバ3へ送信する情報を選択する流れを示したフローチャートである。
まず、制御解析処理部2bが家電機器(洗濯機)1から動作履歴情報を取得する(ST16a)。さらに制御解析処理部2bは、定義ファイルに記載されている転送条件を確認する(ST16b)。転送条件とは、動作履歴情報の中で家電機器1の状態に応じて外部サーバ3へと送信することが求められている情報のことである。すなわち、転送条件としてa,b,cといった3つの情報を転送するように定められている場合に、この3つの情報が動作履歴情報の中に存在することが家電制御装置2から外部サーバ3へと動作履歴情報を送信するための条件となる。
図5は、定義ファイルの内容を示す一例である。ここでは、家電機器(洗濯機)1に「衣類片寄り」による<異常>が発生した場合に、どのような内容の動作履歴情報を転送情報として外部サーバ3へと送信するのかを示している。この定義ファイルでは、『状態変化通知(状態変化情報を示す)が脱水中から脱水完了までの間に、家電機器(洗濯機)1内のEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)に記憶されている動作履歴情報の「すべて」を外部サーバ3へと転送情報として転送する』、ということを意味している。
図5に示す定義ファイルでは、家電機器(洗濯機)1から送信されたEEPROM内の動作履歴情報については、その全ての情報を外部サーバ3へと送信するようにされているので、特に転送条件は設けられていないに等しい。この外部サーバ3への<送信情報>部分が、例えば、「特定の家電機器を指定」と定義されている場合には、家電制御装置2は転送条件に合致するようにその指定された家電機器に関する情報のみを抽出して外部サーバ3へと送信することになる。
転送条件が確認されたら、制御解析処理部2bは次に、上述したステップ9において既に取得している定義ファイルとこの動作履歴情報とを比較して(ST16c)、動作履歴情報の中に転送条件を満たす情報が含まれているか確認を行う(ST16d)。その結果、転送条件を充足したと判断できる場合には(ST16dのYES)、定義ファイルに基づいて動作履歴情報の中から転送される情報を抽出する(ST16e)。
一方、転送条件が充足されない場合には(ST16d)、制御解析処理部2bは、送信されてきた動作履歴情報が転送条件を充足することのできる定義ファイルを外部サーバ3から取得するように、定義ファイル取得部2fに対して外部サーバ3へ転送要求を送信することを指示する(ST16f)。
転送要求を受信した外部サーバ3では、サーバ解析処理部3bで該当する定義ファイルを記憶部3cから入手し、送信部3d、通信ネットワーク4を介して家電制御装置2へと送信する。外部サーバ3から適切な定義ファイルを取得した家電制御装置2は(ST16g)、記憶部2cに記憶させるとともに、転送処理部2eにて改めてこの定義ファイルを用いて動作履歴情報から外部サーバ3へと送信するべき情報を抽出する(ST16e)。
制御解析処理部2bにおいて、動作履歴情報から定義ファイルに基づいて外部サーバ3へと送信される情報が抽出されると、転送処理部2eにおいて外部サーバ3へと転送情報を送信するための準備を行い(ST16h)、送信部2g、通信ネットワーク4を介して外部サーバ3へと転送情報が送信される(図3のST17参照)。
この間、家電機器(洗濯機)1は適宜脱水が完了することになる(ST18)。このように家電機器(洗濯機)1の状態がさらに変化して状態変化情報、ここでは脱水完了通知が家電機器(洗濯機)1から家電制御装置2へと送信される(ST19)まで、家電機器(洗濯機)1から家電制御装置2への動作履歴情報の送信(ST15)、定義ファイルに基づく転送情報の抽出(ST16)、外部サーバ3への転送情報の送信(ST17)が繰り返し行われる。
なお、状態変化情報が脱水中から脱水完了までの間に、転送情報を家電制御装置2から外部サーバ3へと送信するのは、上述した図5に示す定義ファイルの一例に示すとおりである。従って、いずれの間に転送情報を家電制御装置2から外部サーバ3へと送信するかについては、定義ファイルを変更することによって任意に設定することができる。また、予め定められた状態変化情報を受信したことをもって外部サーバ3への転送情報の送信を終了するのではなく、例えば、予め設定された時間内に限って送信する、或いは、家電制御装置2が最初に家電機器1から動作履歴情報を受信してから何度動作履歴情報を受信したかに基づいて、すなわち、家電制御装置2の動作履歴情報の受信回数を基に定義ファイルを定めても良い。
脱水完了通知を家電機器(洗濯機)1から受信した家電制御装置2は、さらに外部サーバ3へと脱水完了通知を送信する(ST20)。
以上説明したように、家電機器から外部サーバへと送信される情報を、家電制御装置において、定義ファイルに基づいて家電機器から送信された情報の中から選択抽出することによって、外部サーバへ送信する情報量を大きく減らすことができる。しかも、定義ファイルは、外部サーバが必要とする情報に基づいて定義されていることから、定義ファイルに従って外部サーバへと家電機器の情報を送信すれば、外部サーバ3は必要にして十分な情報を漏れなく収集することができる。
従って、家電機器の動作状況に細かく対応して、動作状況に応じて外部サーバへ送信する情報を選択することができる家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法を提供することができる。
従って、家電機器の動作状況に細かく対応して、動作状況に応じて外部サーバへ送信する情報を選択することができる家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法を提供することができる。
なお、上述の説明においては、家電機器から送信された動作履歴情報が定義ファイルに定義されている転送条件に合致しない場合に家電制御装置が外部サーバ3へと定義ファイルの取得要求を行っているが、例えば、定期的に定義ファイルの取得要求を出し、家電制御装置に記憶されている定義ファイルを更新するように設定しても良い。また、例えば、家電制御装置の電源が投入されるたびに外部サーバ3へ定義ファイル取得要求を出して定義ファイルの更新を行うようにしても良い。
なお、この発明は、上述実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 …家電機器
2 …家電制御装置
2a…受信部
2b…制御解析処理部
2c…記憶部
2d…情報取得部
2e…転送処理部
2f…定義ファイル取得部
2g…送信部
3 …外部サーバ
4 …通信ネットワーク
5 …宅内通信ネットワーク
H …家
S …ネットワーク家電システム
2 …家電制御装置
2a…受信部
2b…制御解析処理部
2c…記憶部
2d…情報取得部
2e…転送処理部
2f…定義ファイル取得部
2g…送信部
3 …外部サーバ
4 …通信ネットワーク
5 …宅内通信ネットワーク
H …家
S …ネットワーク家電システム
Claims (5)
- 家電機器に関する情報を収集する外部サーバへ通信ネットワークを介して送信する情報を選択するための条件が規定された定義ファイルを記憶する記憶部と、
前記家電機器から送信された情報を解析し、前記定義ファイルと比較して前記外部サーバへ送信する転送情報を抽出する制御解析処理部と、
前記解析処理部において抽出された転送情報を前記通信ネットワークを介して前記外部サーバへと送信する処理を行う転送処理部と、
を備えることを特徴とする家電制御装置。 - 前記家電制御装置は、さらに、
前記家電機器から情報を取得する情報取得部と、
前記記憶部に記憶されている前記定義ファイルを更新、或いは新たな定義ファイルを追加するために前記外部サーバに対して前記定義ファイルを取得する定義ファイル取得部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の家電制御装置。 - 通信機能を備える家電機器と、
前記家電機器と接続される請求項1または請求項2に記載の家電制御装置と、
通信ネットワークによって前記家電制御装置と接続され、前記家電制御装置によって抽出、選択された前記家電機器に関する情報を受信し収集する外部サーバと、
を備えることを特徴とするネットワーク家電システム。 - 家電制御装置が、通信機能を備える家電機器の動作が記録された動作履歴情報を取得するステップと、
前記家電制御装置が保持する定義ファイルと前記動作履歴情報とを比較するステップと、
前記動作履歴情報に記録されている情報が、前記定義ファイルに規定された転送条件が充足されているか否か解析するステップと、
前記転送条件を満たしていた場合に、前記定義ファイルに基づいて前記動作履歴情報から外部サーバへ転送する情報を抽出するステップと、
前記抽出された転送情報を通信ネットワークを介して前記外部サーバへと送信するステップと、
を備えることを特徴とする情報送信方法。 - 前記転送条件が充足されていない場合には、前記外部サーバに対して前記動作履歴情報を前記外部サーバへ送信することのできる転送条件を備える新たな定義ファイルを送信するように前記家電制御装置の定義ファイル取得部が前記外部サーバへ要求するステップと、
前記要求に応じて適切な定義ファイルを前記家電制御装置が取得するステップと、を備え、
前記家電制御装置は、前記新たな定義ファイルに基づいて前記動作履歴情報から外部サーバへ転送する情報を抽出することを特徴とする請求項4に記載の情報送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009145158A JP2011002990A (ja) | 2009-06-18 | 2009-06-18 | 家電制御装置、ネットワーク家電システム及び情報送信方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018205855A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 日立アプライアンス株式会社 | 家電機器システム、家電機器の診断方法、及び端末機器 |
CN112242939A (zh) * | 2019-07-18 | 2021-01-19 | 东芝生活电器株式会社 | 家电设备以及信息处理系统 |
CN113096305A (zh) * | 2020-01-09 | 2021-07-09 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种共享洗衣机系统的控制方法 |
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- 2009-06-18 JP JP2009145158A patent/JP2011002990A/ja active Pending
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