JP2011001098A - 収納スペース付きヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、ヒンジの耐久性に優れ、収納スペースの蓋が不用意に開いてしまうこともなく、的確に操作でき、衛生上の問題もなく、さらに外観にも優れた収納スペース付きヒンジキャップを提案するものである。
【解決手段】容器本体の開口部に取り付けるヒンジキャップであって、ヒンジキャップ本体とオーバーキャップからなり、該ヒンジキャップ本体は容器本体に嵌合する下蓋と、該下蓋にヒンジで連結し、容器の開口部を閉止する開閉蓋とからなり、該開閉蓋は上部に収納部を有し、前記オーバーキャップが該収納部を覆うように該開閉蓋に回転可能に嵌合し、オーバーキャップに設けた開口部を前記収納部の排出口に一致させることにより、収納部に収納した収納物を取り出せるようにしたことを特徴とするヒンジキャップである。
【選択図】図1

Description

本発明は、収納容器の開口部に取り付けて使用するヒンジキャップに関し、内容物に関連した収納物を収納するスペースを持ったヒンジキャップに関する。
ヒンジによる開閉機構を有するヒンジキャップは、液体や粒状物などさまざまな内容物を収納する容器の蓋として、広く用いられている。ヒンジキャップは、開閉蓋と容器本体に取付けたベース部分がヒンジで連結されているため、開閉蓋を開いたときに、誤って蓋を紛失することもなく、片手で容易に開閉が可能であり、また注出口の形状を任意に設計できるなど、優れた特徴を有している。
一方、容器本体の内容物に関連した物品を容器と共に保存したい場合がある。例えば、医薬品の容器に、使用上の注意書を添付する場合や、調味料の容器に、レシピを添付する場合などであるが、単におまけを添付する場合などもある。
容器本体に収納した内容物に関連した収納物を収納するスペースを持った容器がいくつか提案されている。こうした例としては、粒状ガムを収納する容器に捨て紙を収納する収納スペースを設けた例が多く見られる。最も簡単な構造としては、蓋の内側に捨て紙の束を直接接着したチューインガム容器が開示されている(特許文献1参照)。また容器本体の外側に凹陥部を設けて、この凹陥部に捨て紙の束を収納するようにした粒ガム用容器が提案されている(特許文献2参照)。
容器の蓋の内部に、捨て紙を収納できるようにした容器としては、ヒンジキャップの上部に補助収納室を設け、補助収納室用にヒンジ開閉蓋を設けた補助収納室付き容器が提案されている(特許文献3参照)。また同様にして、蓋体に設けた収納スペースの上蓋をスライド式とした付加物付容器が提案されている(特許文献4参照)。
実用新案登録第3101914号公報 特開2008-213857号公報 特開2005-313983号公報 特開2006-123944号公報
特許文献1に記載されたチューインガム容器は、捨て紙が蓋の内側すなわち本体収納部内に存在するため、通常の容器を立てた状態では問題がないものの、容器を倒したような場合には、チューインガムと捨て紙が直接触れ合い、衛生上好ましくない。また特許文献2に記載された粒ガム用容器は、捨て紙が容器本体の外部に露出しているので、別の意味で衛生上好ましくない上に、容器の外観上も問題がある。
また特許文献3に記載された補助収納室付き容器は、容器本体のヒンジ蓋の開閉方向と補助収納室の蓋の開閉方向が殆ど同じであるため、開こうと思わなかった方の蓋が開いてしまうなど誤った操作を招く可能性が大であり、使い勝手が悪い。また特許文献4に記載された付加物付容器は、上蓋がスライド式であるため、容器を持ち歩いている場合などに、上蓋が不用意に開いてしまう恐れがある。また上蓋の開封方向に本体蓋のヒンジがあるため、ヒンジに水平方向の力がかかり、ヒンジが破損したり、機能が低下する可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、従来の上記の問題を解消し、ヒンジの耐久性に優れ、収納スペースの蓋が不用意に開いてしまうこともなく、的確に操作でき、衛生上の問題もなく、さらに外観にも優れた収納スペース付きヒンジキャップを提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、容器本体の開口部に取り付けるヒンジキャップであって、ヒンジキャップ本体とオーバーキャップからなり、該ヒンジキャップ本体は容器本体に嵌合する下蓋と、該下蓋にヒンジで連結し、容器の開口部を閉止する開閉蓋とからなり、該開閉蓋は上部に収納部を有し、前記オーバーキャップが該収納部を覆うように該開閉蓋に回転可能に嵌合し、オーバーキャップに設けた開口部を前記収納部の排出口に一致させることにより、収納部に収納した収納物を取り出せるようにしたことを特徴とするヒンジキャップである。
また、請求項2に記載の発明は、前記下蓋と前記開閉蓋が、互いに嵌合して開閉蓋の回転を規制する回転防止機構を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップである。
本発明に係るヒンジキャップは、容器本体の内容物を収納するスペースと、ヒンジキャップ内に設けた収納物を収納するスペースとが、ヒンジキャップの開閉蓋によって隔離されており、また収納物は、オーバーキャップによって覆われているため、外部に露出せず、従って衛生上の問題が生じない。また容器の外観上もすっきりしたものになる。
また開閉蓋の開閉は、ヒンジによって上方に開くものであり、収納部の開閉はオーバーキャップの水平回転によるものであるため、両者の開閉動作の方向が異なり、従って両者を混同する恐れがなく、誤操作を招くことがない。
収納部の開閉動作は、オーバーキャップの回転によるため、開閉蓋のヒンジを痛める恐れがなく、ヒンジキャップの耐久性に悪影響を及ぼすことはない。なお下蓋と開閉蓋が、互いに嵌合して開閉蓋の回転を規制する回転防止機構を有する場合には、オーバーキャップと開閉蓋の嵌合が多少きつくて、オーバーキャップの回転抵抗が強い場合であってもヒンジキャップの耐久性に悪影響を及ぼすことがない。
本発明に係るヒンジキャップの一実施態様を容器本体に装着した状態を示した斜視図である。 図1に示したヒンジキャップのヒンジを開いた状態を示した斜視図である。 図1に示したヒンジキャップのオーバーキャップを取り外した状態を示した斜視図である。 図1に示したヒンジキャップと容器本体の断面説明図である。
図面に従って、本発明に係るヒンジキャップについて詳細に説明する。
図1〜4は、本発明に係るヒンジキャップの同一の実施態様について、これを容器本体に装着した状態で示したものである。以後の説明は、特に指定しない限り、図1〜4を平行して参照しながら行う。
本発明に係るヒンジキャップ2は、容器本体1の開口部に取付けて使用する。容器本体1としては、ガラスびん、プラスチック容器、金属缶、紙容器などが使用される。ヒンジキャップ2の材質としては、熱可塑性合成樹脂が用いられる。具体的には、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル系樹脂、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ABS樹脂等である。
ヒンジキャップ2は、ヒンジキャップ本体5とオーバーキャップ6とからなる。ヒンジキャップ本体5は、下蓋3と開閉蓋4とからなる。下蓋3は、容器本体1の開口部に嵌合して強固に固着されるような構造となっている。通常は、打栓機などによって容器本体1の開口部に取り付けられる。開閉蓋4は、下蓋3とヒンジ部9によって連結しており、通常は一体の部品として成形される。開閉蓋4は、下蓋3に嵌合するとともに、容器の開口部に嵌合して、容器の開口部を閉止し、内容物13がこぼれないようにする。
この実施態様においては、開閉蓋4が容器本体の開口部に直接嵌合するようになっているが、下蓋に抽出口や取出し口を設け、開閉蓋4は、この下蓋の開口部に嵌合するようにしても良い。
下蓋3と開閉蓋4の嵌合は、単に平面同士が向き合うのではなく、いんろう構造のように、互いに嵌合する構造とするのが好ましい。これは、後に説明するオーバーキャップ6を開閉する際に、開閉蓋4に回転力がかかるため、この回転力がヒンジ部9の耐久性に悪影響を与えるのを防止するためである。
この開閉蓋4の回転を防止するために、図2に示したように、下蓋3と開閉蓋4に互いに嵌合する回転防止機構12を設けても良い。このようにすると、オーバーキャップ6と開閉蓋4の嵌合がきつくて、オーバーキャップ6の回転抵抗が強い場合であっても、オーバーキャップ6の開閉に伴う回転力がヒンジ部9に悪影響を及ぼす恐れがなくなる。
なお、この回転防止機構12は、図2に示したような構造に限らず、下蓋3と開閉蓋4の嵌合によって開閉蓋4の水平回転が規制されるような構造であればどのような構造であっても良い。
図3に示したように、開閉蓋4の上部には周壁14によって区画された収納部7が設けられており、この中に、収納物8を収納することができるようになっている。オーバーキャップ6は、収納部7を覆うように開閉蓋4に回転可能に嵌合するので、オーバーキャップ6を回転させて、オーバーキャップ6に設けた開口部10を収納部7の排出口11に一致させることにより、収納部7に収納した収納物8を取り出せるようになっている。
オーバーキャップ6の外周には、回転させる際に手が滑らないように、縦筋状のローレット15のような滑り止めを設けることが好ましい。また、オーバーキャップ6を回転させたとき、開口部10と排出口11が一致した時点で、位置決めをしやすいように、例えば、オーバーキャップ6に設けた突起(図示せず)が嵌合する、位置決めノッチ16を開閉蓋4に設けるなどの位置決め機構を設けることが好ましい。
本発明に係る収納スペース付きヒンジキャップは、上述したような数々の効果を有するものであるから、本発明に係る収納スペース付きヒンジキャップを用いた容器は、さまざまな用途に対して好ましく使用することができる。その内容物と収納物の組み合わせ例を挙げれば、粒状ガムとその捨て紙、医薬品やサプリメントの錠剤とその使用上の注意書、調味料とそれを用いたレシピ、コーヒーゼリーとガムシロップやミルクの小袋等である。
1・・・容器本体
2・・・ヒンジキャップ
3・・・下蓋
4・・・開閉蓋
5・・・ヒンジキャップ本体
6・・・オーバーキャップ
7・・・収納部
8・・・収納物
9・・・ヒンジ部
10・・・開口部
11・・・排出口
12・・・回転防止機構
13・・・内容物
14・・・周壁
15・・・ローレット
16・・・位置決めノッチ

Claims (2)

  1. 容器本体の開口部に取り付けるヒンジキャップであって、ヒンジキャップ本体とオーバーキャップからなり、該ヒンジキャップ本体は容器本体に嵌合する下蓋と、該下蓋にヒンジで連結し、容器の開口部を閉止する開閉蓋とからなり、該開閉蓋は上部に収納部を有し、前記オーバーキャップが該収納部を覆うように該開閉蓋に回転可能に嵌合し、オーバーキャップに設けた開口部を前記収納部の排出口に一致させることにより、収納部に収納した収納物を取り出せるようにしたことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記下蓋と前記開閉蓋は、互いに嵌合して開閉蓋の回転を規制する回転防止機構を有することを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
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