JP2011001050A - 小型衛星内における運動量制御システムに基づくコントロールモーメントジャイロスコープ - Google Patents

小型衛星内における運動量制御システムに基づくコントロールモーメントジャイロスコープ Download PDF

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Abstract

【課題】宇宙船のための自己保持運動量コントロールシステム(MCS)を提供する。
【解決手段】MCSは、20000RPMを超える回転速度の小型のジャイロスコープローターを備える。MCSは、単一のエンクロージャー内に堅く取り付けられた少なくとも3つのコントロールモーメントアセンブリ(CMA)115を備え、各CMAは、各CMAの長手方向軸が、他の全てのCMAに直交するように、または他のCMAに逆方向で平行になるように取り付けられる。MCSのサイズをさらに小さくするために、電子機器パッケージがMCSエンクロージャー内に含まれる。各CMAをエンクロージャーに固定するために複数の衝撃吸収装置60が用いられ、CMAに作用する発射の負荷を低減し、より小さなロータースピンベアリングを使用できるようにする。CMAおよび支持構造を取り囲むMCSエンクロージャーは、密封シールされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、小型衛星内における運動量制御システムに基づくコントロールモーメントジャイロスコープに関する。
本願は、2009年6月18日に出願された米国仮出願第61/218291号の利益を享受し、またこの米国仮出願は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明はアメリカ空軍により付与された契約FA9453−08−0247に基づく政府の支援によりなされた。政府は本発明に関し一定の権利を有する。
小型衛星における改良された姿勢機敏性(agility)は、データ収集速度を改善し、データを地上に伝達するために利用できる時間を増加させることによりその価値を増加させる。データを収集または伝達するために、衛星が1つの姿勢から他の姿勢に移行するときに時間遅れが存在するからである。移行時間が長くなれば、データ収集および伝達のために利用できる時間は短くなる。
機敏な小型衛星における現在の技術水準は、1°/秒より小さい動作速度を許容する。小さな衛星におけるよりよい機敏性は、合成される大きな口径の撮像、移動する地上部隊の追跡、ミサイル追跡、戦術的撮像、宇宙優性(space superiority)および宇宙情勢感知(space situational awareness)のような従来達成されていない新しい任務を可能にする。これらの新しい任務は、2°/分およびそれより早い動作速度を必要とするかもしれない。
本技術分野において、反作用ホイールアセンブリ(RWA)が、小さな衛星において姿勢を制御するために、および2°/分またはそれより早い動作速度を生成するために用いられている。しかし、RWAは、本来的に小さいトルク生成能力そ備え、また、小さな衛星をこの動作速度に加速するのに60秒かかり、これは非常に長い。
コントロールモーメントジャイロスコープ(Control Moment Gyroscopes; CMG)は、許容できる高速度を達成するために、現在のところ、高いトルク(すなわち1N−m以上のトルク)を供給することができる非消耗性のアクチュエータである。しかし、そのサイズ(約16インチの直径)、相対的に大きな質量、および電力消費により、これらの装置は、歴史的に、小型衛星(すなわち400kg未満)への使用には不向きであった。最小限として、3つのジャイロが衛星の姿勢を制御するのに用いられる。それゆえ、CMGのサイズは問題である。従って、十分な姿勢の機敏性を提供するための十分なトルクを発生させると同時に、低消費電力でありより小さい寸法のCMGへの需要がある。
この発明の概要は、非限定的な概念の選択を紹介するために提供されるものである。本明細書による実施形態は、本明細書で開示される主題の新規な様々な特徴の例示であり、また実施形態は多数存在しうる。本明細書では、明確さおよび簡潔さのための特定の例示的なシステムに限定して議論する。
宇宙船の姿勢を制御する装置が提供される。本装置は、エンクロージャー内に堅固に取り付けられる少なくとも3つのコントロールモーメントアセンブリ(control moment assemblies, CMAs)を含み、各CMAは、各CMAの長手方向軸が、互いに対して直交または逆平行になるような向きで取り付けられる。各CMAは、第1軸を中心に回転する運動量ローターと、モーターおよび非鉄製モーターステータを備えるスピンモーターとを有する。非鉄モーターローターは第1軸を中心に回転し、また、非鉄モーターローターは第1端部および第2端部を備え、この第1端部は運動量ローターに同軸に取り付けられる。本装置は、また、第2端部がジャーナルされる第1軸と同軸のベアリングを含む。
また、宇宙船のための自己保持型運動量コントロールシステムが提供される。自己保持型運動量コントロールシステムは、密封シールされるエンクロージャー、密封エンクロージャーに隣接する(adjoined)区画、およびエンクロージャー内に堅固に取り付けられる少なくとも3つのコントロールモーメントアセンブリ(CMA)を有する。各CMAは、各CMAの長手方向軸が、互いに直交または逆平行となる向きに取り付けられる。電子的パッケージは、エンクロージャーに取り付けられた分離区画内に取り付けられ、この電子的パッケージは、命令および制御信号を少なくとも3つのCMAと相互伝達し、また、少なくとも3つのCMAに動力供給するように構成される。また、少なくとも3つのCMAをエンクロージャーに固定する複数の衝撃分離装置が含まれる。
以下に、本発明を添付図面とともに説明する。図面では同様の参照符号は同様の要素を表す。添付図面は以下のとおりである。
衛星運動量コントロールシステムの例示的な実施形態の機能ブロック図である。 衛星運動量コントロールシステムの例示的実施形態の分解図である。 複数のコントロールモーメントジャイロ機構アセンブリ(CMA)の取り付け構造の例を示す図である。 例示的なMCSコントロールエレクトロニクス(Control Electronics)(MCE)の機能ブロック図である。 例示的なMCSコントロールエレクトロニクス(Control Electronics)(MCE)の機能ブロック図である。 例示的なCMAの断面図である。 例示的なCMAの分解図である。 例示的なトルクモーターアセンブリ(Torque Motor Assembly, TMA)の分解図である。 例示的なシグナルモージュールアセンブリ(Signal Module Assembly)の分解図である。 ジンバル角度位置電位差計の簡略化した図である。 ジンバル角度位置電位差計のジンバル位置に対する出力電圧の例示的なプロットである。
以下の詳細な説明は本来的に単なる例示であり、本発明を限定したり本発明の応用および用途を制限したりするものではない。さらに、前述の発明の背景または以下の詳細な説明に示されるいかなる理論によって本発明を境界付ける意図はない。
以下の開示は、小型宇宙船のための運動量コントロールシステム(MCS)を説明する。衛星のように、空間内で物体の姿勢を完全に制御するためには少なくとも3つのジャイロスコープが必要であることは広く知られている。ジャイロスコープは、ジンバル内で運動量ローターを回転させ、ローター内に角運動量を形成することにより作動する。ニュートンの運動の第1法則により、ローターは、外力が速度の方向または大きさを変化させるエネルギーを付与するまで、一定速度を維持しようとする。逆に、堅固に取り付けられた回転ジャイロに力を付与することにより、ジャイロスコープは、ジャイロスコープが固定されている衛星の姿勢を変化させる等しく反対向きの反力を形成する。少なくとも3つのジャイロスコープを同時に用いることにより、衛星の姿勢を任意の所望の姿勢に変化させるための反力が三次元で形成される。歴史的に、これは、飛行コンピュータからそれぞれのジャイロスコープへ3つの明瞭なジンバル速度コマンドを通信することにより行われてきた。
本明細書で開示する主題は、過去のシステムに対して低消費電力である、高トルク運動量コントロールジャイロスコープシステムを提供する。従来のCMAのジャイロスピンモーターの鉄製モーターステータを、モーターステータ内側および外側直径のところでローターに統合された永久磁石と相互作用する非鉄モーターステータに交換することにより、運動量ローターは、従来のシステムの現在のスピードよりも少なくとも4倍の回転スピードで駆動しうる。回転スピードは、23,000rpmより上の範囲とできる。スピードの増加により、ローターのサイズを同様のファクターである約4分の1に小さくでき、小さいサイズのローターで同一の慣性力を生成できる。ローターの質量が小さくなると、より小さい支持構造を使えるようになる。非限定的な非鉄モーターステータの例は、セラミックモーターステータである。
さらに、CMAにおけるサイズの減少は、複数の衝撃吸収材を用いることにより達成し得、複数の衝撃吸収材は、CMA上の発射負荷を減らすために、車両フレームからCMAを吊り下げて分離する。CMAローター上の低減された発射負荷は、小さなロータースピンベアリングの使用を可能にし、CMA内のこれらのスピンベアリングにより引きずりトルクを低減し、さらに、消費電力を低減する。また、低減された発射負荷は、いくぶん小さく軽量のCMG支持構造の使用を可能にする。
図1は、運動量コントロールシステム(MCS)100の例示的な実施形態の機能ブロック図である。MCS100は、運動量交換サブシステム(MES)ベース52およびMCSコントロール電子機器(MCE)シャシー54を介して宇宙船構造10に取り付けることができる。MESベース52とMCEシャシー54は一緒にしてMESベース/MCEシャシー(MBEC)50と言及される。
図1に示される具体的な実施形態において、MBEC50は好ましくは、MES110が取り付けられる密封シールされたエンクロージャーに組み込まれる。MES110は、4つの実質的に同一のコントロールモーメンタムアセンブリ(CMA)115、CMAを固定する単一の支持構造105、および複数の衝撃吸収部60および取り付けポイント61を有する。MES110内の各CMAはCMGを含む。MES110は、単一の支持構造105を介して、複数の衝撃吸収部60によりMBEC50に固定される。この目的に好適な例示的な非限定的な衝撃分離器60に関する追加的な情報は、ハネウェル社の米国特許第5918865号明細書、第5332070号明細書、および第7182188号明細書に記載されている。これらの特許文献は参照により全体が本明細書に組み込まれる。
他の実施形態において、少なくとも3つのCMA115がMES110内に取り付けてもよく、または、冗長性およびバックアップ目的で4つより多くのCMAが存在してもよい。本明細書では、好ましくはMBEC50内に取り付けられるが、MES110は、宇宙船構造10に直接固定してもよく、または、宇宙船の適当な媒介サブ構造物に固定してもよい。非限定的な例示のMBEC50の物理構造は、図2により詳細に示されている。例示的な非限定的な、単一支持構造105の例は図3に明瞭に示されている。
図2は、例示的なMBEC50の分解図である。上述したように、MBEC50は、好ましくは、密封シールされたエンクロージャーを備え、これは、圧力下の環境で真空を保持し、または真空環境下で圧力状態を維持することができる。圧力状態にするのであれば、好ましくはヘリウムガスが加圧ガスとして用いられる。MBEC50は、MESベース52、MCEシャシー、およびカバー56を含む。上述したように、MES110は、3つまたはそれ以上のCMA115を備えることができる。図1は、4つのCMA115を備える例示的な実施形態を示している。しかし、当業者は、バックアップ、冗長性、特異性の回避、および他の目的のために任意の数のCMAを用いることができるが、少なくとも3つのCMA115が必要であることを認識するであろう。CMA115の好ましい実施形態は以下に説明される。
いくつかの実施形態において、MESベース52は、運動量コントロール電子機器(Momentum Control Electronics; MCE)モジュール201を収容することができ、この一実施形態が以下に説明される。図4は、MCE201の例示的な機能ブロック図である。MCE201は、MES110の駆動を制御するように構成され、電力調整電子機器モジュール202、入出力電子機器モジュール204、アレイステアリング法則および制御電子機器モジュール206、ジンバル駆動電子機器モジュール208、およびローター駆動電子機器モジュール211を備えることができる。
電力調整電子機器モジュール202は、宇宙船が発電した電力をMCS100電子機器が必要とするレベルに変換する。たとえば、いくつかの実施形態において、28VのDC電力が、12vおよび5VのDC電力に変換される。電力調整電子機器モジュール202は、また、宇宙船内の他のシステムから発生し得る電気ノイズをフィルターする。
入出力電子機器モジュール204は、本技術分野で知られているモーター駆動部、サーミスタ、エンコーダ等のようなMCS100内の様々なコンポーネントおよびサブコンポーネントに伝達される内部のアナログ信号およびデジタル信号のための信号調整を提供する。入出力電子機器モジュール204は、宇宙船に搭載される機能性モニタ(図示せず)に出力信号を提供することもできる。
CMGアレイステアリング法則および制御電子機器モジュール206は、コンピュータで読取り可能な媒体に記録された命令を実行し、プロセッサで実行されるとき、MES110内のCMAのジンバル運動を調整し、宇宙船を回転させる所望の合成トルクを生成する。命令は、宇宙船(または操作者)から供給されるトルクコマンドを処理し、また、応答は、個別に調整されたジャイロ速度命令を生成し、およびジンバル駆動電子機器モジュール208およびローター駆動電子器機器モジュール211を介して各CMA115に同時に供給する。CMGステアリング法則および制御電子機器をMCS自身の中に併合することにより、MCSのサイズおよび重量は、他の冗長的な電子機器部品が排除されるのでさらに減少する。ステアリング法則は、また、宇宙船のレベル集積化(spacecraft level integration)および必要な試験を減少させる。ステアリング法則、特異性回避ロジックおよびそれに関する信号処理に関する追加的な開示は、米国特許出願第11/291706号明細書および米国特許第6128556号明細書に記載されており、これらは参照によりこれらの全体が本明細書に組み込まれる。
ジンバル駆動電子機器モジュール208は、各CMA内のジンバルモーターローターを介してジンバルモーターシャフト232の回転速度を制御することにより、様々なCMA115のジンバル位置を制御する。いくつかの実施形態において、ジンバルモーター233は、50:1のハーモニックドライブ237(図7参照)を備える2相電気モーターとすることができる。
ローター駆動電子機器モジュール211は、運動量ローター410を制御し、一定のスピードを維持し、それゆえ一定の慣性力を維持する。これを実装するため、ローター駆動電子機器モジュール211は、好ましくは、負帰還フィードバックループを用いて実装され、これは、運動量ローター410(図5参照)に連結されているロータースピンモーター412への電力を制御することにより運動量ロータースピードを約23,000rpmに維持する。
いくつかの実施形態において、CMGアレイステアリング法則および制御電子機器モジュール206、ジンバル駆動電子機器モジュール208、およびローター駆動電子機器モジュール211は、CMA115毎に単一のコントローラ212(図4)内に統合することができる。このような実施形態において、各コントローラ212は、飛行コンピュータからトルク命令を受信し、関連するCMA115にジンバル速度命令を生成する。他の実施形態において、複数のCMA115は、全てのCMAコントローラを単一のプログラム可能な論理装置に組み合わせることによりフィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array;FPGA)のような単一のコントローラ212により制御できる。コントローラを組み合わせることにより、飛行コンピュータからの単一のトルク命令入力が、別々のジンバル速度命令を各CMA115に生成できるようになる。また、コントローラを統合することは、空間および電力の消費を低減する。コントローラ212は、任意の適当なコントローラとすることができ、また、低いバンド幅のコントローラ、バンドパスコントローラ、または高バンド幅のコントローラとすることができる。すべてのあるいはいくつかのコントローラ212は、1つまたはそれ以上のプロセッサ(図示せず)と共に動作することができる。このプロセッサは、任意のタイプのプロセッサとすることができ、また、単一のプロセッサ、連係する複数のプロセッサ、並列プロセッサ、一般的なプロセッサ、または特定の目的のプロセッサとすることができる。当業者は、プログラム可能な論理デバイス、コントローラ、およびプロセッサはそれぞれコンピュータで読取り可能な記憶媒体の例であることを認識するであろう。
MES110は、単一のMBEC50内に統合される。このような構成は、空間を節約するだけでなく、すべてのCMAが複数の操作ではなく一度の操作で排気状態にされる(すなわち大気ガスが除かれる)ことを可能にする。さらに、単一のMBEC50は、ガスポート51(図2参照)を介してヘリウムまたは他の不活性ガスがMES内に封入されることを可能にする。不活性ガスは、MBEC50内に対流を形成することによりCMA115内の熱の集積を緩和する。熱の集積は、限定するわけではないが摩擦、太陽放射、モーターの損失、ベアリングの引きずり、および伝導を含む多数の熱源から生じる。
図5は、組み立てられたCMA115の側面図および側面断面図を示す。各CMA115は、内側環状ジンバルアセンブリ(IGA)210、トルクモジュールアセンブリ(TMA)230、および信号モジュールアセンブリ(SMA)260を有する。CMA115は、IGA210およびTMA230の外部構造、TMA230とIGA210の出力との間のハーモニックドライブ、およびIGA210およびSMA260を接続する柔軟なケーブル導管または柔軟なスプライン270、を介して統合される。柔軟なスプライン270は、好ましくは、CMA115の長手方向軸(C)に沿う小さな収縮および拡張を許容するためのバネ状の構成を一端に備える単一の鋼鉄バーから形成される。
非限定的な例示的な実施形態において、CMA115の全長は約11.25インチであり、また、最も幅のあるところで約4インチの直径である。当業者は、様々な運動量およびトルクの要求に適合させるためにCMA115のサイズを変更できることを認識するであろう。
図6はCMA115の分解図を示している。3つの主要な部品(IGA210、TMA230、SMA260)が説明される。以下では説明されないが、ハウジング、インターフェース、リング、およびリテーナのような様々な構造的な部品は、参照および完全さのために参照符号が付されている。これらの構造的な部品は、単一の支持構造105へのトルクの伝達を支援する。
図5および図6を参照すると、IGA210は、ロータースピンモーター412を有し、これはさらに運動量ローター410、スピンモーターローター411、スピンモーターステータ413および他の構造的部品を有する。スピンモーターローター411は、運動量ローター410に取り付けることができ、あるいは、運動量ローター410内に組み込むことができる。スピンモーターローター411は、スピンモーターステータ413により駆動される。運動量ローター410は、スピンベアリング421内に回転可能に搭載され、またこれは、CMA115の長手方向軸(C)に垂直に配置される軸(A)を中心に回転する。いくつかの実施形態として、ロータースピンモーター412は、非鉄モーターステータを備える3相4極DCモーターとすることができる。
スピンベアリング421の少なくとも1つは、ダイアフラム420により所定位置に保持される。ダイアフラム420は環状の金属ディスクであり、これは、環状ダイアフラム420の中心を通るように機械加工された穴(図示せず)を通るスピンベアリング421を受け入れる。ダイアフラム420は、横方向に所定位置に堅固にスピンベアリング421を保持する。しかし、スピンベアリング421の長手方向の運動は、軸Aに沿った長手方向における環状ダイアフラム420の屈曲により可能になる。ダイアフラム420は、製造に際して異なる厚さおよび異なる材料を選択することにより、物理的に調整される(たとえば硬化される)。ダイアフラム420は、それゆえ、運動量ローター410のための長手方向の振動分離装置として機能し、また、熱拡散に対処する。運動量ローター410は、23000rpmでまたはそれ以上の回転速度で回転するので、振動およびその高調波が非常に高周波で存在し、それゆえ小さなサイズの環状ダイアフラム420で吸収できる。
例示的な図示の実施形態において、運動量ローター410は、約4インチの直径および約2.5インチの厚さであるが、用途に応じて必要なサイズにすることができる。従来の運動量ローターは、H=Iωで示される適切な角運動量(H)を生成するために、4インチの直径よりも有意に大きく、6000rpm付近の角速度で回転していた。
それゆえ、運動量ローター410の寸法(すなわち慣性モーメント(I))を減らしつつ同一のレベルの角運動量を維持するためには、それに比例して角速度(ω)を増加させなければならない。一例として、運動量ローター410の直径(すなわちその質量)が4のファクターで減少すれば、より大きな角速度(たとえば23000−24000rpm)を生成する同様のファクターで角速度を増加させる必要がある。当業者は、必要な角速度の増加分は、運動量ローター410およびスピンモーターローター411の具体的な幾何形状および材料構成に依存することを理解するであろう。運動量ローター410自身は、チタンまたは鋼鉄のような任意の適当な金属物質から形成することができる。
従来のローター駆動モーターの鉄製モーターステータにおける逆起電力(EMF)の自然発生により、従来のスピンモーターは高い速度では指数関数的により多くの電力を必要とするので、従来、必要とされる大きな角速度を達成するのは困難であった。逆起電力は、導体モーターステータとステータからの磁場発生源との間の相対的な運動により発生する磁場の変化により、導体中の電子の循環流れ(すなわち渦電流)から、電気モーター内で発生する。
渦電流はスピンモーターローター411の回転の反対方向に磁場を生成し、それにより、スピンモーターローター411を駆動するスピンモーターステータ413により形成される電場を部分的に相殺する。それゆえ、より小さなローター質量で必要とされるレベルまで角速度を増加させるのに必要な電力は、鉄製ローターモーターステータ内に発生する渦電流を克服するために指数関数的に増加する。このような大きな電力要求により、従来のCMAスピンモーターを使用することは実際的でない。
逆起電力を最小化するため、モーターステータ巻線(419)としてリッツワイヤを使用することができる。リッツワイヤは、特に、個別に絶縁された小さなワイヤが、物理的に、巻線自身に生じる逆EMFを最小化するように配置されるケーブルから構成される。モーターステータの回りのリッツワイヤの巻きつけは、任意の適当な方法で行うことができる。例示的な巻線は、米国特許第7061153号明細書に記載されており、この特許文献の全体が照により本明細書に組み込まれる。
図7は、例示的なTMA230の分解図であり、TMA230はジンバルモーター233およびハウジングアセンブリ、50:1ハーモニックドライブ237および電子エンコーダ235/231を含む。ジンバルモーター233は、ジンバル駆動電子機器モジュール208からのトルク命令を受け取り、応答において、軸Cを中心にジンバルモーターのシャフトを回転させる。この回転は、安定状態回転軸Aから離れて、運動量ローター410を回転させる。安定状態軸からの運動は、運動量ローター410の回転軸および軸Cに垂直な方向にジャイロスコープのトルクを生成し、これの反作用として衛星を回転させる。ジンバルモーター233は、ジンバルモーターステータ238およびジンバルモーターのシャフトに取り付けられるジンバルモーターローター236を有する。
また、TMA230は光学エンコーダ231/235を備え、これは、トルクモーターのシャフトに固定される。光学エンコーダディスク231は、SMA260に隣接して、ジンバルモーターシャフト232の端部に接続される。光学エンコーダディスク231は、ジンバルモーター233の位置に較正され、ジンバルモーター233の絶対角度位置および速さを測定し、これらは360°ごとに21ビット内の精度とすることができる。光学エンコーダは、運動量ローター410の軸Aに較正されてもよい。
光学エンコーダは、エンコーダ電子機器モジュール235およびガラス光学エンコーダディスク231を有し、ガラス光学エンコーダディスクにはユニークにエンコードされた不透明パターンが刻まれている。光源(図示せず)は、光学エンコーダディスクに光を通す。ジンバルモーターシャフトが回転するとき、光源はユニークにエンコードされたパターンによりブロックされる。1つまたはそれ以上の光源(269)は、影が光源を通過するときに、ユニークにエンコードされたパターンにより形成される影を読み、それにより、ジンバルモーター233の位置を追跡する。光学エンコーダは、ジンバル駆動電子機器モジュール208に位置フィードバックを提供する(図1D参照)。
ジンバルモーターシャフト232の光学エンコーダディスク231から反対側でIGA210に近接する端部は、ハーモニックドライブ237であり、ハーモニックドライブ237は、IGA210のジンバルを駆動する。いくつかの非限定的な実施形態において、ハーモニックドライブ237のギア比は50:1である。しかし、異なるサイズの運動量ローター410においては、異なるギア比が有用となりうる。ハーモニックドライブ237は、回転するローターを安定状態軸Aから駆動し、所望の誘導トルクを形成するのに用いられる。誘導トルクは、その後、トルクモーターステータ238を通ってトルクモーターハウジング239に伝達され、その後、CMA115の様々なハウジングおよび支持部品を通り、単一の支持構造105に至り、分離器60を通り宇宙船10に到る。
図8はSMA260の分解図である。SMA260は、電力を伝達し、且つロータースピンモーター412およびジンバルモーター233への信号を制御するための単一フィラメントスリップリングアセンブリ262を収容する(図3および図4参照)。単一フィラメント263は、任意の好適な物質で構成することができる。いくつかの実施形態においてこの物質は金である。
SMAは電位差計510(図9参照)を含み、電位差計510は、粗いジンバル位置指標を提供し、CMA115の初期化の間にジンバル角度変化を決定するために、一次の位置センサとして用いられる。また、電位差計510は、ジンバルモーター233のためのジンバル位置指示のバックアップとしてい用いることもできる。電子差計510は、二重抵抗回路520/530を有する。各抵抗回路520および530に沿う電圧は、5VDC電源522/524から距離とともに線形に変化し、また、機械的にスライド可能な2つのタップ540/560のうちの1つにより決定され、タップ540/560は、各抵抗回路520および530に沿うタップの電流位置に関連する電圧をピックオフする。スライド可能なタップは、ジンバルモーターシャフト232の位置に対して較正される。このようにして、電圧はジンバルモーター233の角度位置により変化する。
図9から分かるように、各抵抗回路520/530は、ジンバルモーターシャフト232の回転に適合するように円形に形成されている。各抵抗回路520/530は、ジンバル駆動電子機器モジュール208への接続を可能にするように他方から180°に位置する円においてギャップを備える。この二重トラック設計は、1次タップまたは二次タップのいずれかが、電圧を読み、ジンバルモーターシャフト232の360°の全回転の位置指標を提供することを補償する。
図10は、一次トラック530および二次トラック520に沿う全ての点における電位差計からの線形の電圧出力を示している。この実施形態において,電圧出力は0−5VDCである。スライド可能なタップ540および560は、地点1から始まり時計回りに移動し、二次タップが2.5VDCよりいくぶん低い電圧を検知しているときに、一次タップ540はゼロ電圧を検知する。地点5において、二次タップは最大電圧の5VDCを検知し、一次タップは、2.5VDCよりもいくぶん低い電圧を検知する。地点4において、二次タップは、ゼロ電圧を検知し線形に増加し始める。地点3において、一次タップ540は、最大電圧を検知し、二次タップは2.5VDCよりいくぶん低い電圧を検知する。この電圧のサイクルは、ジンバルモーター233の回転とともに続きまたは逆になる。出願人による開示を読めば、当業者は、一次および二次のタップにより検知される電圧をジンバルモーターシャフト232の角度位置を示すように処理できることを認識するであろう。
IGA210およびSMA260は、可撓性のスプライン270(図5および6参照)により接続される。可撓性のスプライン270は、IGA210のジンバルリング423を、SMA260のスリップリングシャフトに接続し、ジンバルリング423およびスリップリングシャフト264が同一の速度で回転する。上述したように、可撓性のスプライン270は、機械的なバネ状に切断加工された1つの端部を備え、これは、熱膨張による可撓性およびエンコーダ取り付け制限を可能にする。
上述の本発明の主題は、説明のためだけに提供されており、本発明を限定するためのものではない。出願人により図示および説明された例示的な実施形態から逸脱することなく、また、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、上述の本発明の主題に対して様々な修正および変更が可能である。

Claims (3)

  1. 宇宙船の姿勢を制御するための装置であって、前記装置は、
    エンクロージャー(50)と、
    前記エンクロージャー(50)内に取り付けられる、少なくとも3つのコントロールモーメントアセンブリ(115)(CMAs)とを有し、各CMA(115)は長手方向軸(C)を備え、各CMA(115)の長手方向軸(C)が、互いに対して直交または逆平行の一方になるように前記エンクロージャー(50)に配置され、
    前記装置はさらに、各CMA(115)内に統合され、且つ第2軸(A)を中心に回転するように構成される運動量ローター(410)と、
    モーターローター(411)および非鉄モーターステータ(413)を備えるスピンモーター(412)と、を有し、前記非鉄モーターステータ(413)は、前記モーターローター(411)の前記第2軸(A)を中心とする回転を誘導するように構成され、前記モーターローター(411)は第1端部および第2端部を有し、前記第1端部は前記運動量ローター(410)に同軸に固定され、
    前記装置はさらに、前記第2軸(A)と同軸のベアリング(421)を備え、前記ベアリング内に前記第2端部が取り付けられる、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記ベアリング(421)は、可撓性の金属環状ダイアフラム(420)を備える平面ベアリングである、装置。
  3. 宇宙船のための自己保持運動量コントロールシステムであって、
    密封シールされるエンクロージャー(52)と、
    前記密封エンクロージャー(52)に隣接する区画(54)と、
    前記エンクロージャー(52)内に堅く取り付けられる少なくとも3つのコントロールモーメントアセンブリ(CMA)(115)と、を有し、各CMA(115)は、各CMA(115)の長手方向軸(C)が、互いに直交または逆平行の一方になるように配置され、
    前記システムはさらに、前記密封エンクロージャー(54)に隣接する区画内に取り付けられる電子機器パッケージ(201)を有し、前記電子機器パッケージ(201)は、前記少なくとも3つのCMA(115)と命令および制御信号を相互伝達し、また、前記少なくとも3つのCMA(115)に電力を供給し、
    前記システムはさらに、少なくとも3つのCMA(115)の各々を前記エンクロージャー(52)に連結する複数の衝撃分離装置(60)を有する、システム。
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