JP2011000543A - 脱硫装置および排ガスの冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入口ダクト5で、吸収液を噴霧せずに、入口ダクト5から排ガスが導入される排ガス導入部6内のスパージャパイプ9の上から吸収液用スプレーノズル31により、吸収液を噴霧する。縦横に並んで多数配置されるスパージャパイプ9の略全てが各吸収液用スプレーノズル31の噴霧範囲のいずれかに入るように、吸収液用スプレーノズル31を配置する。略全てのスパージャパイプ9に吸収液が適切な液量かつ適切な噴霧圧で噴霧される状態となることで、排ガスを十分に増湿冷却することが可能となる。さらに、スパージャパイプ9を詰まらせる石膏を十分に洗い流して詰まりを解消できる。
【選択図】図1
Description
このような、排煙の脱硫装置の一種として、排ガス中に含まれる亜硫酸ガス(SO2)を、石灰石(CaCO3)を溶解または懸濁した水溶液(亜硫酸ガス中和剤スラリー溶液)からなる吸収液と接触させて、吸収液中に反応吸収するものが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、吸収塔1には、補給用の吸収液(吸収剤としての石灰石)を吸収塔1内に供給するための供給ラインが接続されている。
また、後述のようにガスライザ10の表面に付着する石膏や、ガスライザ10からスパージャパイプ9に落下した石膏の塊りを洗い流すために、スパージャパイプ9の上にスプレーノズル18が配置されるとともに、ガスライザ10の周囲にスプレーノズル19が配置されている。そして、これらスプレーノズル18,19には、配管を介して後述のように吸収液から石膏を分離した際のろ液が供給されて、間欠的に噴霧される。
また、蒸発等により減少する吸収液貯留部4の水分を補給するために工業用水等の水が補給水として吸収塔1内に供給されるが、上記ガス冷却部17において、補給水もスプレーノズル14から噴霧され、導入される排ガスを冷却してから吸収塔1に流入し、最終的に吸収液貯留部4に至るようになっている。
なお、吸収塔内の部材には、排ガスや吸収液が金属に対して腐食性を示すことから、例えば、合成樹脂を用いたFRP(繊維強化プラスチック)あるいは炭素鋼に合成樹脂をライニング(ガラスフレークライニング)したものが多く用いられており、高温の排ガスがそのまま導入されると、FRP製あるいはガラスフレークライニング製の部材が熱による影響を受けてしまうので、排ガスの冷却が必要となる。
また、高温の排ガスが導入されることによる水分の蒸発により吸収塔内に吸収液内の石膏に基づく石膏スケールが発生するが、吸収液の噴霧により冷却とともに排ガスが増湿され、石膏スケールの発生が防止される。
そこで、例えば、上述のように、スパージャパイプの上やガスライザの周囲に、スプレーノズルを配置し、上述の石膏を分離した際のろ液を噴霧することが行われる場合があった。
また、ろ液をスパージャパイプ上に噴霧してもそれが間欠的で液量が少ないことから、スパージャパイプの上や内部に落下した石膏を完全に洗い流すことができず、スパージャパイプの詰まりを解消するのには不十分なものであった。
なお、吸収液貯留部における吸収液の液面は、略一定となるように管理されており、例えば、蒸発量等により失われる水分量より多くの工業用水をスプレーノズルから噴霧するようなことはできない。
したがって、循環使用される吸収液を噴霧する液量が多くなっても、吸収液貯留部における吸収液の液面高さへの影響がほとんどないことから、ガス分散管に十分な液量で連続的に吸収液を噴霧することが可能となる。
また、ガス分散管部分に吸収液を噴霧しているので、入口ダクト部分で吸収液を噴霧した場合よりも、吸収液貯留部と排ガス導出部との連通部分(例えば、ガスライザ外表面)での石膏の付着を減少させることができる。
また、この際に、吸収液用スプレーノズルにおける噴霧圧を0.5〜2.0kgf/cm2(ゲージ圧である)とすることにより、確実に吸収液を微小な液滴として所定範囲に噴霧して、排ガスの増湿冷却やガス分散管における石膏の除去を行うことができるとともに、吸収液の循環に必要な動力のコストが高くなるのを防止することができる。
すなわち、吸収液用スプレーノズルから噴霧される吸収液により、排ガス導入部のガス分散管より少し上の位置では、排ガスが十分に冷却されるが、それより上の部分では、冷却が不十分となる虞があり、ダクト部分で冷却を行うことで、排ガス導入部の上部の温度を確実に許容範囲内に収めることができる。なお、冷却に補給水を用いることで噴霧可能な液量が少なくなるが、従来のように排ガス導入部内で石膏が塊りとなるのを抑制することができる。
図1は本発明の実施の形態の脱硫装置を示す概略図である。
この例の脱硫装置の特徴は、排ガスの冷却機構および冷却方法にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、この実施の形態の特徴部分について主に言及し、それ以外の部分については、図2と同一の符号を付して簡潔に説明するに留める。
また、排ガス導入部6には、入口ダクト5が接続され、排ガス導出部8には、出口ダクト7が接続されている。
また、下段デッキ2の下面側から上段デッキ3の上面側までガスライザ10が設けられ、ガスライザ10により吸収液貯留部4の吸収液Kの液面より上側の上部空間4aと排ガス導出部8とが連通されている。
なお、図示していないが、従来と同様に、吸収液に酸素を供給する機構と、吸収剤を供給する機構と、吸収液を抜き出して石膏等の固形分を吸収液から分離するための固液分離機構等を備えている。
なお、排ガスの処理装置において、導入される排ガスと導出される排ガスとの間で熱交換して、導入される排ガスの温度を低下させ、導出される処理済みの排ガスの温度を上昇させる熱交換器が用いられる場合があり、当該熱交換器を設けることにより、導入される排ガスの温度を吸収塔内のFRP製またはフレークライニング製の部材に影響を与えないレベルの温度に低下できる場合には、補給水噴霧冷却機構21を設けない構成としてもよい。
例えば、出口ダクト7には、ミストエリミネータが設けられ、脱硫済みの排ガスに同伴する微小液滴が除去されるが、当該ミストエリミネータの洗浄用に補給水を用いることで、ミストエリミネータが汚れるのを防止し、メンテナンスに必要な作業を軽減することが可能となる。
なお、排ガス導入部6から排ガスを効率的に吸収液貯留部4の吸収液内に導入して分散できるようになっていれば、スパージャパイプ9をどのように配置してもいいが、下段デッキ2のスパージャパイプ9が配置される範囲内においては、所定面積毎に略同数のスパージャパイプ9が配置される。
そして、吸収液用スプレーノズル31は、吸収液を微小な液滴として概略円錐状に広がるように噴霧するものであり、吸収液用スプレーノズル31からの距離に応じた径を有する概略円状の範囲に吸収液を噴霧するものである。
この例では、吸収液用スプレーノズル31は、スパージャパイプ9の配置に対応して、縦横に略等間隔に複数が並んで配置されている。
すなわち、スパージャパイプ9より上に配置された吸収液用スプレーノズル31は、隣合う吸収液用スプレーノズル31の噴霧範囲の一部が互いに重なるようになっている。
例えば、スパージャパイプ9が上述のように略1m2範囲内に20本ずつ程度配置され、ガスライザ10が略1m2範囲内もしくはそれより少し広い範囲内に1本ずつ程度配置され、吸収液用スプレーノズル31もガスライザ10と略同様に略1m2範囲内もしくはそれより少し広い範囲内に1本ずつ程度配置される。
そして、吸収液用配管32に吸収液用スプレーノズル31が取り付けられている。上述のようにストライプ状に配置された吸収液用配管32に略等間隔に吸収液用スプレーノズル31の取付部が設けられ、当該取付部に吸収液用スプレーノズル31が取り付けられている。
そして、以上のような脱硫装置(の排ガス冷却機構)においては、吸収液供給手段から各吸収液用スプレーノズル31に供給されて噴霧される吸収液の液量を導入される排ガス量に対する液ガス比(体積比)で0.5〜3.0l/Nm3としている。
なお、基本的には、導入される排ガス量に基づいて、スパージャパイプ9の数および配置や、下段デッキ2の面積(スパージャパイプが配置される面積)が決まるので、噴霧される吸収液量の排ガス量に対する液ガス比で、単位面積当たりもしくはスパージャパイプ9当たりの吸収液用スプレーノズル31の数が決まることになる。
すなわち、スパージャパイプ9から吸収液を噴霧しているので、従来ほどではないが、ガスライザ10や排ガス導入部の内壁面に石膏が付着する虞があり、長い期間の経過に伴ない付着した石膏が厚くなって従来と同様に落下する虞がある。
しかし、スパージャパイプ9からの吸収液の噴霧圧が低すぎたり、スパージャパイプ9の単位面積当たりの配置数が少なすぎたりすると、スパージャパイプ9を詰まらせる石膏を洗い流すことが困難になる虞がある。特に、吸収液の噴霧される量がスパージャパイプ9によって大きく異なるような場合に、吸収液の噴霧される量が相対的に少ないスパージャパイプが詰まったままとなる可能性がある。
また、噴霧される吸収液の液量を導入される排ガス量に対する液ガス比で3.0l/Nm3より大きくした場合に、必要以上に液量が多くなるとともに、吸収液用ポンプ33にかかる動力費が多くなり非効率的でコストの上昇を招くことになる。
この例では、各吸収液用スプレーノズル31における噴霧圧を0.5〜2.0kgf/cm2としている。
噴霧圧を0.5kgf/cm2より小さくすると、スプレーとしての噴霧が十分に行われず、噴霧される液滴が大きすぎたり、噴霧範囲が狭くなってしまう虞が有り、それに基づいて排ガスの冷却が不十分になったり、上述の落下した石膏の塊りの洗浄能力が不十分になってしまう虞がある。
より効率的かつ低コストに脱硫装置を作動させる上では、噴霧圧を1.0kgf/cm2以下とすることが好ましい。
また、吸収液用スプレーノズル31は、略全てのスパージャパイプ9が噴霧範囲に入るように配置されているので、略全てのスパージャパイプ9の石膏による詰まりを解消することが可能であり、期間の経過に伴なって詰まっているスパージャパイプ9が増加するのを防止することができる。
1 吸収塔
2 下段デッキ
3 上段デッキ
4 吸収液貯留部
5 入口ダクト(ダクト)
6 排ガス導入部
8 排ガス導出部
9 スパージャパイプ(ガス分散管)
31 吸収液用スプレーノズル
32 吸収液用配管(吸収液供給手段)
33 吸収液用ポンプ(吸収液供給手段)
Claims (6)
- 排ガスから硫黄酸化物を吸収する脱硫用吸収液が貯留された吸収液貯留部と、当該吸収液貯留部の上に当該吸収液貯留部と分離して設けられ、排ガスが導入される排ガス導入部と、当該排ガス導入部の底部から前記吸収液貯留部の吸収液内に延出し、導入された排ガスを前記吸収液貯留部の吸収液内に噴出して分散させる複数のガス分散管と、前記吸収液貯留部に連通するとともに前記排ガス導入室と分離して設けられ、前記吸収液から放出された脱硫処理済みの排ガスを導出する排ガス導出部とを備えた脱硫装置であって、
前記排ガス導入部内の前記ガス分散管より上側に設けられ、排ガスを冷却するために前記吸収液を前記ガス分散管側に連続的に噴霧する吸収液用スプレーノズルと、当該吸収液用スプレーノズルに前記吸収液貯留部の吸収液を供給する吸収液供給手段とを備えていることを特徴とする脱硫装置。 - 前記ガス分散管が、前記排ガス導入部の底部に分散して配置され、
各吸収液用スプレーノズルの吸収液の噴霧範囲を合わせた範囲内に前記ガス分散管の略全てが入るように、各吸収液用スプレーノズルが前記ガス分散管の配置に対応して配置され、
前記吸収液供給手段から各吸収液用スプレーノズルに供給されて噴霧される吸収液の液量を導入される排ガス量に対する液ガス比で0.5〜3.0l/Nm3とし、
各吸収液用スプレーノズルにおける噴霧圧を0.5〜2.0kgf/cm2とすることを特徴とする請求項1に記載の脱硫装置。 - 前記排ガス導入部に外部から排ガスを導入するダクト内に前記吸収液貯留部に補給するための補給水を噴霧して導入される排ガスを冷却する補給水噴霧冷却機構が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脱硫装置。
- 排ガスから硫黄酸化物を吸収する脱硫用吸収液が貯留された吸収液貯留部と、当該吸収液貯留部の上に当該吸収液貯留部と分離して設けられ、排ガスが導入される排ガス導入部と、当該排ガス導入部の底部から前記吸収液貯留部の吸収液内に延出し、導入された排ガスを前記吸収液貯留部の吸収液内に噴出して分散させる複数のガス分散管と、前記吸収液貯留部に連通するとともに前記排ガス導入室と分離して設けられ、前記吸収液から放出された脱硫処理済みの排ガスを導出する排ガス導出部とを備えた脱硫装置で行われる排ガスの冷却方法であって、
前記脱硫装置は、前記排ガス導入部内の前記ガス分散管より上側に設けられ、排ガスを冷却するために前記吸収液を噴霧する吸収液用スプレーノズルと、当該吸収液用スプレーノズルに前記吸収液貯留部の吸収液を供給する吸収液供給手段とを有し、
前記吸収液を前記吸収液用スプレーノズルから前記ガス分散管側に連続的に噴霧することを特徴とする排ガスの冷却方法。 - 前記脱硫装置では、前記ガス分散管が、前記排ガス導入部の底部に分散して配置され、
各吸収液用スプレーノズルの吸収液の噴霧範囲を合わせた範囲内に前記ガス分散管の略全てが入るように、各吸収液用スプレーノズルが前記ガス分散管の配置に対応して配置され、
導入される排ガス量に対する液ガス比で0.5〜3.0l/Nm3となる液量の吸収液を前記吸収液供給手段から各吸収液用スプレーノズルに供給して噴霧し、
この際の各吸収液用スプレーノズルにおける噴霧圧を0.5〜2.0kgf/cm2とすることを特徴とする請求項4に記載の排ガスの冷却方法。 - 前記脱硫装置の前記排ガス導入部に外部から排ガスを導入するダクト内に補給水噴霧冷却機構を設け、
当該補給水噴霧冷却機構が前記吸収液貯留部に補給するための補給水を噴霧して導入される排ガスを冷却することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の排ガスの冷却方法
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