JP2011000402A

JP2011000402A - 折畳自在な軽便トイレ

Info

Publication number: JP2011000402A
Application number: JP2009162217A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Yamada; 正山田; Hajime Onose; 一小野瀬
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-06-17
Filing date: 2009-06-17
Publication date: 2011-01-06

Abstract

【課題】小面積の場所で貯蔵しておけることができて、必要とする際には、容易に組み立てて使用することが可能な軽便トイレを提供する。
【解決手段】軽便トイレ本体を、内面にゴムか薬品などを塗布する等して水が漏れないようにした折り畳み自在の布を用いて排便口を設けて形成するとともに、上面に踏台板を設けた支持枠体に吊取できる吊布及び吊片を任意数取り付けている。なお、踏台板の上部に、従来より用いられているテント状のものを取り付けて簡易トイレとして使用する。
【選択図】図１

Description

本発明は、災害や催物事などで、大衆が大集合した際に、予め相当数を用意しておいたにも拘らず、簡易トイレが、予期せぬ大多数の集合でトイレが不足してその前に長い行列等が出来て、迷惑を及ぼす時に、本発明物件を速かに設置出来て、その悩みを解決する、軽便トイレに関する。

従来より、一時の催物事において、その前後に相当すると思う任意数の簡易トイレを設置するのであるが、往々にして用意した簡易トイレが不足のために、その前に多数の人々が長い行列を作って、我慢しながら待っている姿がしばしば見受けられる。

又、大地震などの災害においては、これに備えて大きな公園や公的な建造物などには、地下に想像量の飲料水を蓄えておいて、災害時に飲用出来るとされてあるが、その付近以外の一般大衆には利用度が少ないと思われる。

以上述べた従来よりの簡易トイレは、箱形でそれ相応の物体なので、例えば、貯蔵するとしても相当の場所を要し、必要とする際に運送するとしても、それ相当の面積を要するなどの、不便が多い。

本発明は、この従来の構成を有している問題を解決しようとするものであり、そのために予め必要とする大量でも、小面積の場所でも貯蔵しておける事が出来て、必要とする際には、直ちに容易に速かに、軽便トイレが実現することを目的とする。

そこで本発明は、上記の目的を達成するために、本体及支持枠板を容易に折畳することが出来て、組立可能が容易に出来るとともに、解体もまた容易に出来る様に構成したもので、運搬も一度に大量に出来て、又貯蔵する際にも小面積の場所で、積重ねすることが出来る様に構成したものである。

また、第２の問題解決する手段は、解体も容易に出来るので、用便など使用した本体の汚物も、従来のように汲取りするほかに、本体自体を吊だし取上げて始末することが容易に出来る様に構成したものである。

上述したように本発明の軽便トイレは、必要量の貯蔵も容易に出来てトイレを最も必要とする際に、直に必要とする量を速かに組立て構成して、設置できるトイレを提供する。

また、軽便トイレの使用後の本体の汚物の片付け、軽便トイレの解体等も容易に出来て、片付けも速かに出来る効果を有するものである。

本発明の本体の実施の形態を示す軽便トイレの断面図本発明の折畳みを完全折畳前の実施形態を示した上面図本発明の支持枠体の実施形態を示す一側面図本発明の支持枠体の階段を取付けし一部分を欠除した実施形態を示した側面図本発明の使用出来る実施形態を示す一部分を欠除した側面図

以下、本発明の実施の形態を図１〜図５に基づいて詳細に説明する。

図において、１は軽便トイレの本体２で、該本体２が強度の布３等で排便口４を設けて形成して設けるとともに、後述する支持枠体に吊取できる吊布５及吊片６を任意数取付けて、軽便トイレ１を構成する。

この際、布３は強度のもの自体、又は適当と思われる布３更に強度を増すとともに内面部に水が漏れない様にゴムか薬品などを塗布する等して、折畳自在の布３を用いる事ができる。

又、軽便トイレ１は、その形状、高さ及大小等は自在に構成出来る。
人や幼児、又紙オムツ等が挿入出来る様に、特に排便口を大口のものなどに種々用意出来る。

図の７は、上記の本体２を容易に挿入出来て、吊取りして支持する支持枠体で、４枚の枠板８からなって、該各枠板８の各側端部の左右に、支持棒９を嵌合出来る、輪片１０、１０ａを任意数上下及その中間に取付けて形成するとともに、各輪片１０、１０ａを上下に取付けして、支持棒９を嵌合し挿通して、支持枠体７を
構成する。

この際、図面３では枠板８の側面部を、強度を増すために、縦状の凸形の溝にしてあるが、この溝はより強度をより増す形状があれば、その形状を用いる事が望ましい。

尚、支持枠体７の上面部に、中央部に上記本体２の排便口４に適合する排便口４ａを開口して、鋼板の踏台板１２を形成して、この支持枠体７の上面部に載置して、図示してないが螺着などして、踏台板１２を構成する。

図５に示すのは、階段１３で枠板８の前面の側面部の一部分の各車片１０、１０ａ間に上部に折曲設出来る様に一状の支持具１４を介して、２段程取付けて構成する。

この際、軽便トイレ１は、適当と思われる高さのもとに設けたものであるので、一般的に用いて２段の階段１３に設けてあるが、上記の様に高さにおいても自在に設ける事が出来るので、その高さに応じた階段数に設けることが出来るほか、他の形状のものにして構成してもよい。

尚、１５は本体の外図面部の各所に、任意数設けた吊布で、１６は引掛枠体９の内面部の各所に設けた支持片で吊布１５と掛合出来るように設ける、軸１７を介して上面部に納まるように取付ける。１８はチャックで、本体の排出口４の下部辺に取付ける。

以下、上記の動作を説明すると、先ず４枚の枠板８に支持棒９を介して、支持枠体７を設けて、該支持枠体７内に、折畳してある本体２を上向方に引延ばして形成して、該本体２を支持枠体７に挿入するとともに、該本体の外面部にある吊布１５を支持枠体７の内面部にある引掛１６にそれぞれ引掛して形成して、この支持枠体７の上面部に踏台板１２を載置し取付けて、軽便トイレ１を設ける。

次に、こうして設けた軽便トイレ１は、踏台板１２上部に、従来より用いられてあるテント状のものを取付けて簡易トイレ２０を設ける。

次に、軽便トイレ１を解体するときは、先ずテント１９を取払って、本体２の汚物を一般的な方法で汲取りするか、本体２を廃棄するときは踏台板１２を取外して、本体２のチャック１８を締めて、排便口４を閉口して、その４隅上にある吊上布１７に図示してないがレッカーのフックを引掛けて処分場に移動して処理する。

上記の様に、本発明は例えばイベント等で設置した簡易トイレが不足のため、観衆が行列し、我慢し乍ら順番を待つ辛さを除くことが出来るように、直ちに用意してある軽便トイレ１を組立てて設置出来て観衆が快適に用便出来得る特徴を有するものである。

１・・・軽便トイレ
２・・・本体
４・・・排便口
７・・・支持枠体
９・・・支持機
１２・・・踏台板
２６・・・簡易トイレ

Claims

水のもれることなく、強度の布で、上部に排便口を有して、折畳自在に設けた本体を形成して、組立可能で組立した、支持枠体の内部に本体を伸長して、取付けるとともに、踏台板を載置して、一般的のテント等で覆い出来る様に構成した折畳自在な軽便トイレ。
支持枠体より、本体を容易に取出して、本体自体及汚物を処理出来る様に設けた請求項１記載の軽便トイレ。