JP2010541328A - 逆方向リンクトラヒック電力制御 - Google Patents

逆方向リンクトラヒック電力制御 Download PDF

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Abstract

トラヒックチャネル上で逆方向リンク電力制御を容易にするシステム及び方法が説明されている。他のセクタ干渉のインジケーションあるいは他のそのような干渉レベルは、無線通信においてブロードキャストされることができる。さらに電力制御関連情報は、モバイルデバイスに対する割り当てに含まれることができる。モバイルデバイスは、デルタベース電力制御のための範囲を設定するために、割り当てにおいて情報を使用することができる。さらに、デバイスは、電力設定がトラヒックチャネル上で確立されることを可能にする、デルタ値を保持し調整するために、ブロードキャストされた干渉インジケーションを利用する。さらに、モバイルデバイスは、今後の割り当てを容易にするためにフィードバックを提供することができる。

Description

背景
I.分野
次の説明は、一般的には無線通信(wireless communications)に関し、より具体的には、デルタベースの逆方向リンクトラヒック電力制御(delta-based reverse link traffic power control)に関する。
II.背景
無線ネットワーキングシステムは、世界の人々の大部分が通信するようになった広く行なわれている手段となっている。無線通信デバイス(Wireless communication devices)は、消費者のニーズを満たし且つポータビリティ及び利便性(convenience)を改善するために、より小型化し、より動力の高いもの(more powerful)となった。消費者は、セルラ電話(cellular telephones)、携帯情報端末(personal digital assistants)(PDAs)、及び同様なもの、のような無線通信デバイスに依存するようになり、信頼できるサービス、拡大されたサービスエリア、そして増大化した機能を必要としている。
一般的に、無線多元接続通信システム(wireless multiple-access communication system)は、マルチプル無線端末(multiple wireless terminals)あるいはユーザデバイス(user devices)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向及び逆方向リンク上の伝送を介して、1以上のアクセスポイントと通信する。順方向リンク(あるいはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末までの通信リンクを指しており、逆方向リンク(あるいはアップリンク)は、端末からアクセスポイントまでの通信リンクを指す。
無線システムは、利用可能なシステムリソース(例えば帯域幅及び送信電力)を共有することにより複数のユーザとの通信をサポートすることができる、多元接続システムであってもよい。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般的に、各アクセスポイントは、セクタと呼ばれる特定のサービスエリア内で突き止められた(located)端末をサポートする。特定の端末をサポートするセクタはサービングセクタ(serving sector)と呼ばれる。他のセクタは、特定の端末をサポートしておらず、非サービングセクタ(non-serving sectors)と呼ばれる。セクタ内の端末は、マルチプル端末の同時サポートを可能にするために特定リソースを割り付けられることができる。しかしながら、近隣セクタにおける端末による送信は、調整されない(not coordinated)。したがって、セクタ端における端末による送信は、干渉及び端末性能の低下を引き起こす可能性がある。
下記は、1以上の実施形態の基本的な理解を提供するために、そのような実施形態の簡略された概要(summary)を提供している。この概要は、すべての熟考された実施形態の広範囲な全体像ではなく、すべての実施形態の重要なあるいは決定的なエレメントを識別することも、あるいは、いずれのあるいはすべての実施形態の範囲を詳細に描写することも、意図されてはいない。その唯一の目的は、後で示される、より詳細な説明に対する前置きとして、簡略化された形で1以上の実施形態のいくつかの概念(concepts)を示すことである。
一態様によると、逆方向リンクトラヒックチャネル電力制御(reverse link traffic channel power control)を容易にする方法はここにおいて記載されている。その方法は、割り当て(an assignment)において電力制御情報を提供することを備えることができる。さらに、その方法は、調整範囲を確立するために使用される各サブバンドに対して(for each subband)、干渉オフセット値をブロードキャストすることを含むことができる。その方法は、電力制御値を調整するために利用される他のセクタ干渉(other sector interference)(OSI)インジケーションをブロードキャストすることをさらに備えることができる。
別の態様は、各サブバンドに対して干渉オフセット値をブロードキャストすること、通常の他のセクタ干渉(Other Sector Interference)(OSI)パラメータをブロードキャストすること、そして、早いOSIパラメータをブロードキャストすること、に関する命令(instructions)を保持するメモリを備えることができる無線通信装置(wireless communications apparatus)に関する。無線通信装置はまた、メモリに結合され、そのメモリで保持された命令を実行するように構成されたプロセッサを含むことができる。
さらに、別の態様は、デルタベース電力制御(delta-based power control)を容易にする無線通信装置に関する。その装置は、モバイルデバイスの割り当てにおいて電力制御情報を提供するための手段、を含むことができる。さらに、その装置は、各サブバンドに対して、干渉オフセット値をブロードキャストするための手段、を含むことができる。その装置は、デルタベース電力制御を可能にするOSIインジケーションをブロードキャストするための手段、をさらに備えることができる。
さらに、別の態様は、割り当てにおいて電力制御情報を提供するための機械実行可能命令を保存している機械可読媒体(machine-readable medium)に関する。その機械可読媒体は、調整範囲を確立するために使用される各サブバンドに対して、干渉オフセット値をブロードキャストするための命令をさらに備えることができる。さらに、機械可読媒体は、電力制御値を調整するために利用されるOSIインジケーションをブロードキャストするための命令を含むことができる。
別の態様によると、無線通信システムでは、装置は、集積回路を備えることができる。その集積回路は、モバイルデバイスに、逆方向リンクトラヒックチャネルを割り当てるように構成されることができる。その集積回路は、割り当てにおいて電力制御関連情報を提供し、そして、デルタベース電力制御を容易にするために少なくとも1つのモバイルデバイスに対し通常で早いOSIインジケーション(regular and fast OSI indications)をブロードキャストするようにさらに構成されることができる。
さらに別の態様にしたがって、デルタベース電力制御を実施する(effectuates)方法が、ここにおいて説明されている。その方法は、割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいてデルタ値の許可範囲を確立することを備えることができる。さらに、その方法は、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(other sector interference)(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、デルタ値に対する調整を評価することを含むことができる。その方法はさらに、デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定することを備えることができる。
ここにおいて説明されている別の態様は、割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいてデルタ値の許可範囲を確立することと、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいてデルタ値に対する調整を評価することと、デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定することと、に関する命令を保持するメモリを含むことができる無線通信装置に関する。さらに、無線通信装置は、メモリに結合された集積回路を備えることができ、メモリに保持される命令を実行するように構成される。
さらに、デルタベース電力制御を実施する無線通信装置に関する。その装置は、割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立するための手段を備えることができる。さらに、装置は、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、デルタ値に対する調整を評価するための手段を含むことができる。さらに、デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定するための手段を備えることができる。
さらに、別の態様は、割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立するための機械実行可能な命令を保存している機械可読媒体に関する。機械可読媒体は、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、デルタ値に対する調整を評価するための命令をさらに含むことができる。さらに、機械可読媒体は、デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定するための命令を備えることができる。
ここにおいて説明されるさらなる態様は、割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立するように構成された集積回路に関する。さらに、その集積回路は、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、デルタ値に対する調整を決定するように構成されることができる。さらに、その集積回路は、デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定するように構成されることができる。
前述および関連する目的の実現のために、1以上の実施形態は、以下で十分に説明されている特徴を備えており、特に特許請求の範囲において指摘されている。以下の記載および添付図面は、1以上の実施形態のある説明のための態様を詳細に説明されている。しかしながら、これらの態様は、様々な実施形態の原理が利用されることができる、ほんのいくつかの様々な方法を示しており、説明される実施形態は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物(equivalents)を含むように意図されている。
図1は、ここにおいて提示された1以上の態様にしたがった無線通信システムの図である。 図2は、ここにおいて記載された様々な態様にしたがった無線通信システムの図である。 図2は、主題の開示の一態様にしたがって逆方向リンクトラヒック電力制御を実現させる無線通信システムの一例の図である。 図4は、主題の開示の一態様にしたがった逆方向電力制御を容易にする方法の一例の図である。 図5は、ブロードキャストされた干渉情報に基づいて遅いデルタ値(slow delta values)を評価する方法の一例の図である。 図6は、ブロードキャストされた干渉情報に基づいて送信電力を調整することを容易にする方法の一例の図である。 図7は、逆方向リンク伝送電力制御を容易にする、モバイルデバイスの一例の図である。 図8は、電力制御関連情報を提供することにより、逆方向リンク電力制御を容易にするシステムの一例の図である。 図9は、ここにおいて記載された様々なシステム及び方法と共に利用されることができる、無線ネットワーク環境の一例の図である。 図10は、干渉情報ブロードキャストを通じて電力制御を容易にするシステムの一例の図である。 図11は、逆方向リンク伝送電力制御を容易にするシステムの一例の図である。
詳細な説明
様々な実施形態は、図面を参照して説明されており、ここにおいて、同様の参照数字は、全体にわたって、同様のエレメントを参照するように使用されている。以下の説明においては、説明の目的のために、非常に多くの具体的な詳細な説明が、1以上の実施形態の十分な理解(thorough understanding)を提供するために説明されている。それは、明白かもしれないけれども、そのような実施形態(単数または複数)は、これらの具体的な詳細なしで実行されることができる。他の例では、よく知られた構造及びデバイスが、1以上の実施形態を説明することを容易にするために、ブロック図の形で示されている。
本願において使用されているように、用語「コンポーネント(component)」、「モジュール(module)」、「システム(system)」、および同様なものは、コンピュータ関連のエンティティ(a computer-related entity)、ハードウェアか、ファームウェアか、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせか、ソフトウェアか、あるいは実行中のソフトウェアか、を指すように意図されている。例えば、コンポーネントは、限定されてはいないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル(executable)、実行スレッド(thread of execution)、プログラム、および/またはコンピュータ、であってもよい。例として、コンピューティングデバイス上で実行中のアプリケーション(application)とコンピューティングデバイスの両方がコンポーネントであることができる。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在(reside)することができ、また、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に局在化されてもよいし、および/または2以上のコンピュータの間で分散され(distributed)てもよい。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータストラクチャを保存している様々なコンピュータ可読媒体から実施することができる。コンポーネントは、1つまたは複数のデータパケット(例、ローカルシステムにおいて、分散されたシステムにおいて、および/または信号経由で他のシステムを備えたインターネットのようなネットワーク全体にわたって、別のコンポーネントと相互作用している1つのコンポーネントからのデータ)を有している信号にしたがってのような、ローカルプロセスおよび/または遠隔プロセスの方法で、通信することができる。
さらに、様々な実施形態は、モバイルデバイスに関連してここにおいて説明されている。モバイルデバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、あるいはユーザ機器(user equipment)(UE)とも呼ばれることができる。モバイルデバイスは、携帯電話(cellular telephone)、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol)(SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop)(WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant)(PDA)、無線接続機能を有しているハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、あるいは無線モデムに接続された他の処理デバイスであってもよい。さらに、様々な実施形態が、基地局に関連してここにおいて説明されている。基地局は、モバイルデバイス(単数または複数)と通信するために使用されてもよく、また、アクセスポイント、ノードB、あるいは、ある他の用語で呼ばれることができる。
さらに、ここにおいて説明される様々な態様あるいは特徴は、スタンダードプログラミング技術および/または工学技術を使用して、方法、装置、あるいは、製造品(article of manufacturing)としてインプリメントされることができる。ここにおいて使用されている、用語「製造品(“article of manufacture”)」は、いずれのコンピュータ可読のデバイス、キャリア(carrier)、あるいは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図されている。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定はされないが、磁気ストレージデバイス(例、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ、等)、光学ディスク(例、コンパクトディスク(CD)、デジタル汎用ディスク(DVD)等)、スマートカード、そしてフラッシュメモリデバイス(例、EPROM、カード、スティック、キードライブ、等)を含むことができる。さらに、ここにおいて説明されている様々なストレージ媒体は、1つまたは複数のデバイス、および/または、情報を保存するための他の機械可読媒体を表すことができる。用語「機械可読媒体(machine-readable medium)」は、限定されていないが、命令(単数または複数)及び/またはデータを保存し、含み、及び/または、搬送することができる、無線チャネル及び様々な他の媒体を含むことができる。
図1を参照すると、ここにおいて提示された様々な態様にしたがった無線通信システム100が図示されている。システム100は、互いに及び/または1つまたは複数の端末104に対し、無線通信信号を受信し、送信し、繰り返す等をする1つまたは複数のアクセスポイント102を備えることができる。各基地局102は、マルチプル送信機チェイン及び受信機チェイン、例えば各送信及び受信アンテナにつき1つ、を備えることができ、そして、それらのそれぞれは、信号送信及び受信に関連づけられた複数のコンポーネント(例、プロセッサ、モジュレータ、マルチプレクサ、デモジュレータ、デマルチプレクサ、アンテナ、等)を代わりに備えることができる。端末104は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム、PDAs、及び/または、無線システム100にわたって通信するためのいずれの他の適切なデバイス、であることができる。さらに、各端末104は、例えばマルチプルインプットマルチプルアウトプット(multiple input multiple output)(MIMO)システムのために使用される、1つまたは複数の送信機チェイン及び受信機チェインを備えることができる。各送信機及び受信機チェインは、当業者によって理解されるように、信号送信及び受信に関連づけられた複数のコンポーネント(例、プロセッサ、モジュレータ、マルチプレクサ、デモジュレータ、デマルチプレクサ、アンテナ、等)を備えることができる。
図1で示されているように、各アクセスポイントは、特定の地理的なエリア106についての通信サービスエリアを提供する。用語「セル(cell)」は、文脈によって、アクセスポイント及び/またはそのサービスエリア、を指すことができる。システムキャパシティを改善するために、アクセスポイントサービスエリアは、複数のより小さなエリア(例、3つのより小さなエリア108A、108B、及び108C)に分割されることができる。各小さなエリアは、それぞれのベーストランシーバサブシステム(base transceiver subsystem)(BTS)によってサービス提供される。用語「セクタ(sector)」は、文脈によって、BTS及び/またはそのサービスエリアを指すことができる。セクタ化されたセルについては、セルのすべてのセクタのためのベーストランシーバサブシステムは、一般的には、セルについてのアクセスポイント内で配置される(co-located)。
端末104は、一般的には、システム100全体にわたって分散される。各端末104は、固定であってもよいし、モバイルであってもよい。各端末104は、いずれの与えられたときに(at any given moment)、順方向及び逆方向リンク上で1つまたは複数のアクセスポイント102と通信することができる。
集中されたアーキテクチャ(centralized architecture)の場合、システムコントローラ110は、アクセスポイント102を結合し、アクセスポイント102の調整(coordination)及び制御を提供する。分散されたアーキテクチャ(distributed architecture)の場合、アクセスポイント102は、必要なときに互いに通信することができる。システムコントローラ110あるいは同様なものを介したアクセスポイント間の通信は、バックホールシグナリング(backhaul signaling)と呼ばれることができる。
ここにおいて説明された技術は、非セクタ化されたセルを備えたシステムと同様に、セクタ化されたセルを備えたシステム100のために使用されることができる。明瞭性のために、下記の説明は、セクタ化されたセルを備えたシステム用である。用語「アクセスポイント(access point)」は、セルをサービス提供する固定局に加えて、セクタをサービス提供する固定局のために一般的に使用されている。用語「端末(terminal)」、「ユーザ(user)」は、互換性をもって使用されており、用語「セクタ(sector)」、「アクセスポイント(access point)」もまた互換性をもって使用される。サービングアクセスポイント/セクタは、端末が逆方向リンクトラヒック送信を有しているアクセスポイント/セクタである。近隣アクセスポイント/セクタは、端末が逆方向リンクトラヒック送信を有していないアクセスポイント/セクタである。例えば、端末に対し順方向リンクのみをサービス提供しているアクセスポイントは、干渉管理目的のための近隣セクタと考えられるべきである。
図2を参照すると、無線通信システム200は、ここにおいて提示された様々な実施形態にしたがって図示されている。システム200は、マルチプルアンテナグループを含むことができる基地局202を備える。例えば、1つのアンテナグループは、アンテナ204及び206を含むことができ、別のグループは、アンテナ208及び210を備えることができ、追加グループは、アンテナ212及び214を含むことができる。2つのアンテナが各アンテナグループについて図示されているが、より多くのあるいはより少ないアンテナは、各グループのために利用されることができる。基地局202は、送信機チェイン及び受信機チェインをさらに含むことができ、それらのそれぞれは、当業者によって理解されるように、信号送信及び受信に関連づけられた複数のコンポーネント(例、プロセッサ、モジュレータ、マルチプレクサ、デモジュレータ、デマルチプレクサ、アンテナ、等)を代わりに備えることができる。
基地局202は、モバイルデバイス216及びモバイルデバイス222のような1つまたは複数モバイルデバイスと通信することができるが、基地局202は、モバイルデバイス216及び222に類似した実質的にはいずれの数のモバイルデバイスと通信することができるということは理解されるべきである。モバイルデバイス216及び222は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、グローバルポジショニングシステム、PDAs、及び/または、無線通信システム200にわたって通信するためのいずれの他の適切なデバイス、であることができる。図示されているように、モバイルデバイス216はアンテナ212及び214と通信しており、アンテナ212及び214は、順方向リンク218にわたってモバイルデバイス216に情報を送信し、逆方向リンク220にわたってモバイルデバイス216から情報を受信する。さらに、モバイルデバイス222はアンテナ204及び206と通信しており、アンテナ204及び206は順方向リンク224にわたってモバイルデバイス222に情報を送信し、逆方向リンク226にわたってモバイルデバイス222から情報を受信する。周波数分割複式(frequency division duplex)(FDD)システムでは、順方向リンク218は、逆方向リンク220によって利用されるものとは異なる周波数帯域を利用することができ、順方向リンク224は、例えば逆方向リンク226によって利用されたものとは異なっている周波数帯域を利用することができる。さらに、時分割複式(time division duplex)(TDD)システムにおいて、順方向リンク218及び逆方向リンク220は、共通の周波数帯を利用することができ、順方向リンク224及び逆方向リンク226は、共通の周波数帯域を利用することができる。
通信するように設計されている1セットのアンテナ及び/またはエリアは、基地局202のセクタと呼ばれることができる。例えば、マルチプルアンテナは、基地局202によってカバーされたエリアのセクタにおいてモバイルデバイスに対して通信するように設計されることができる。順方向リンク218及び224にわたる通信において、基地局202の送信アンテナは、モバイルデバイス216及び222の順方向リンク218及び224の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミング(beamforming)を使用することができる。また、基地局202が関連づけられたサービスエリアを通じてランダムに散ったモバイルデバイス216及び222に対し送信するためにビームフォーミングを使用しているが、近隣セルにおけるモバイルデバイスは、すべてのそのモバイルデバイスに対し単一のアンテナを通じて送信する基地局と比較して、少ない干渉を受けやすい可能性がある。
一例によると、システム200は、マルチプルインプットマルチプルアウトプット(multiple-input multiple-output)(MIMO)通信システムであってもよい。さらに、システム200は、FDD、TDD、及び同様なもののような通信チャネル(例、順方向リンク、逆方向リンク、…)を分割するために、いずれのタイプのデュプレキシング技術(duplexing techinque)を使用することができる。さらに、システム200は、逆方向リンクのための動的電力制御を実現するために、情報ブロードキャスト(information broadcasts)を利用することができる。図に準じて、基地局202は、モバイルデバイス216及び222に対し、順方向リンク218及び224にわたって電力制御関連情報を送信することができる。電力制御関連情報はモバイルデバイス216及び222に対し提供される逆方向リンクデータチャネル割り当てに含まれることができる。基地局202は他のセクタ干渉インジケーションをブロードキャストすることができる。例えば、基地局202は、各逆方向リンクフレーム上で、スーパーフレームごとに(every superframe)通常の他のセクタ干渉値(regular other sector interference values)を、そして、各サブバンドに対して早い他のセクタの干渉値(fast other sector interference values)を、ブロードキャストすることができる。他のセクタ干渉は、基地局202によってサービス提供されていない他のセクタにおいてモバイルデバイス(示されていない)に対しブロードキャストされる。さらに、モバイルデバイス216及び222は、基地局202のほかの基地局から、ブロードキャストされた他のセクタ干渉値を受信する。モバイルデバイス216及び222はまた、基地局202から、割り当てに含まれる電力制御関連情報を受信することができる。したがって、モバイルデバイス216及び222は、逆方向リンクデータチャネル上で電力を調整するために、受信された他のセクタ干渉値及び電力制御情報を利用することができる。例えば、モバイルデバイス216及び222は、逆方向リンクデータチャネルの電力スペクトル密度を調整するために(regulate)利用された送信デルタ値を保持し調整するために、早い他のセクタ干渉値を利用することができる。さらに、モバイルデバイス216及び222は、それぞれ、逆方向リンク220及び226を介した基地局202に対する通信でありうる遅いデルタ値を保持し調整するために、通常の他のセクタ干渉値を利用することができる。遅いデルタ値は、今後の割り当てについての示唆された値として、基地局202によって利用されることができる。
図3に戻って、とりわけ、ブロードキャストされた干渉値の考察に基づいて逆方向リンク送信電力制御を実行される無線通信システム300が図示されている。システム300は、モバイルデバイス304(及び/または、任意の数の異なるモバイルデバイス(示されていない))と通信する基地局302を含む。基地局302は、順方向リンクチャネルにわたってモバイルデバイス304に対し電力制御関連情報を送信し、基地局302によってサービス提供されていない他のセクタにおいて探し出された(located)モバイルデバイスに対し、他のセクタ干渉値をブロードキャストすることができる。さらなる基地局302は逆方向リンクチャネルにわたって、モバイルデバイス304から、情報を受信することができる。さらに、システム300はMIMOシステムであってもよい。
基地局302は、スケジューラ306、他のセクタ干渉(OSI)ブロードキャスタ308、及び干渉オフセットブロードキャスタ310、を含むことができる。スケジューラ306は、とりわけ、モバイルデバイス304に対するチャネル割り当てを供給する。割り当ては、チャネルツリー(channel tree)を介して1セットのホップポート(a set of hop ports)を規定するチャネルIDを含むことができる。その割り当てはまた、パケットフォーマットを規定することができる。パケットフォーマットは、割り当てられたリソース上の伝送のために利用されるべき、符号化及び/または変調であることができる。さらに、割り当ては、割り当てが延長された伝送持続時間割り当て(extended transmission duration assignment)である、及び/または、その割り当てが既存の割り当てを置き換えるあるいは補足するかどうか、を示すパラメータを含むことができる。主題開示の態様にしたがって、各パケットフォーマットは、データチャネルについて関連づけられた最小キャリア対干渉(carrier-to-interference)(C/I)値(以下、DataCtoIminと呼ぶ)を有する。DataCtoImin値は、特定のハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request)(HARQ)試みのときに、あるエラーレートを達成するために必要とされた最小C/Iに対応する。さらに、スケジューラ306は、データチャネルについての最小及び最大のキャリア・オーバー・サーマル値(以下、DataCoTminとDataCoTmaxと呼ぶ)を伝える。これらの値は、モバイルデバイス304に対する基地局302のスケジューラ306によって発行された割り当てに含まれていてもよい。さらに、スケジューラ306からの割り当ては、モバイルデバイス304に対し割り当てられるデータチャネル、DataCtoIassignedについてのC/I値を含むことができる。この値は、ターゲットHARQ終了(target HARQ termination)に基づいて選択されている。主題の開示の1つの態様によれば、DataCtoIassignedの予約された値は、モバイルデバイスに割り当てインタレース上でその現在のデルタ値を使用することを命令するために、利用されることができる。さらに、スケジューラ306は、サービスの質(QoS)クラスあたり、最大デルタ増加値(MaxDeltaIncrease)と、最大デルタ減少値(MaxDeltaReduction)と、を決定する。これらの前述のパラメータ(例、DataCtoImin、DataCoTmin、DataCoTmax、DataCtoIassigned、ステップサイズ等)は、基地局304によって割り当てられており、パラメータは、同じメカニズムを通じて、あるいは、同じ時に、割り当てられる必要はないということは理解されるべきである。例えば、DataCoTmin、DataCoTmax及びステップサイズは、各パケットあるいは割り当てについて割り当てられる必要がない半静的パラメータ(semi-static parameters)であってもよい。これらのパラメータは、更新が必要なときにはいつでも、上層メッセージあるいは同様なものを通じて更新されることができる。
これらの値は、電力制御決定において、モバイルデバイス304によって利用されることができる。例えば、パラメータは、送信デルタ調整の範囲を確立するために利用されることができる。その範囲は、複数の方法で規定されることができる。一態様によると、明示的なDataCtoImin及びDataCtoImax値は、範囲を確立するために、割り当てられ、利用されることができる。さらに、関連バウンド(relative bounds)は、例えばデルタあるいはC/I値における最大低減あるいは増加を規定しているパラメータを通じて、利用されることができる。図により、MaxDeltaIncrease及びMaxDeltaReductionのパラメータは利用されることができる。別の図にしたがって、MaxCtoIIncrease値及びMaxCtoIReduction値は利用されることができる。組み合わせもまた可能でありうるということが理解されるべきである(例えばMaxDeltaIncreaseとMaxCtoIReduction)。
スケジューラ306は、モバイルデバイス304に対し、リソース(チャネル、周波数、帯域幅、等)を割り当てる。スケジューラ306を使用する基地局302は、様々な考察に基づいて、割り当て決定を行なう。例えば、割り当て決定は、逆リクエストチャネル(reverse request channel)(R−REQCH)上で受信された情報を因数分解する(factor)ことができる。そのリクエストはバッファサイズあるいはサービスの質(QoS)レベルを含むことができる。さらに、スケジューラ306は、割り当て決定を、モバイルデバイス304から受信された他のフィードバック情報に、基づかせてもよい。スケジューラ306は、今後の割り当てについての示唆された値として役立つ、遅いデルタ値のような、受信されたフィードバック情報を承認する(account)ことができる。フィードバック情報はさらに、電力増幅器ヘッドルーム(power amplifier headroom)、早いOSIアクティビティのインジケーション、及び同様なものを含むことができる。
基地局302はさらに、基地局302によってサービス提供されていない他のセクタにおけるモバイルデバイスに対し他のセクタ干渉情報をブロードキャストするOSIブロードキャスタ308を含む。スーパーフレームごとに、基地局302は、モバイルデバイスに対し、通常のOSI値をブロードキャストするためにOSIブロードキャスタ308を利用する。通常のOSI値は、前スーパーフレームの間に観察された平均干渉を表わす。1以上の前スーパーフレームが平均されうるということは理解されるべきである。例として且つ限定されるものではなく、通常のOSI値は、前の3つのスーパーフレームの間に観察された平均干渉を備えることができる。一態様にしたがって、通常のOSI値は、順方向リンクOSIパイロットチャネル(forward link OSI pilot channel)(F−OSICH)のようなブロードキャストチャネル上でブロードキャストされることができる。さらに、通常のOSIインジケーションは、スーパーフレームごとのスーパーフレームプリアンブル上で送信されることができる。他のセクタにおける基地局からの通常のOSIインジケーションに基づいたモバイルデバイス304によるデルタベース電力制御は、フルバッファシナリオ(full-buffer scenarios)におけるタイト干渉分配(tight interference distributions)を結果としてもたらすことができる。
バースティトラヒックのシチュエーション(bursty traffic situations)において、電力レベルのより動的な制御は、必要とされうる。したがって、OSIブロードキャスタ308はまた、モバイルデバイス304と基地局302によってサービス提供される他のモバイルデバイスとによって受信された早いOSI値をブロードキャストする。早いOSIインジケーションは、順方向リンク制御セグメント上で、早いOSIチャネル(fast OSI channel)(F−FOSICH)上でブロードキャストされることができる。例として且つ限定するものではなく、早いOSI報告は、それぞれ4ビットのかたまり(collection)でグループ化されることができ、各かたまりは、順方向パイロット品質インジケータチャネル(forward pilot quality indicator channel)(F−PQICH)にわたるデータ送信に似た6つの変調シンボルを使用して送信されることができる。この例では、消去(erasure)は、いずれの含まれたサブバンド(involved subbands)上にも早いOSIインジケーションがないように、すべてゼロシーケンス(all zero sequence)にマッピングされることができる。早いOSI値は、各逆方向リンクフレームの各インタレース上で、各サブバンドに対してブロードキャストされることができる。早いOSI値は、ある逆方向リンクフレーム上の特定のサブバンドにわたって観察された干渉に基づいていてもよい。
基地局302は、干渉オフセットブロードキャスタ310をさらに含む。近隣セクタにおけるバースティトラヒック(bursty traffic)による大きな干渉・オーバー・サーマル(interference over thermal)(IoT)上昇のイベントにおけるパケットエラーを減らすために、基地局302は、干渉オフセットブロードキャスタ310を介して、早いIoT報告を利用することができる。基地局302は、下記で説明されているように、各割り当てについての最小の許可されたデルタ値の動的な調整(dynamic adjustments of the minimum allowed delta value for each assignment)を容易にするために、スケジューラ306をさらに利用することができる。干渉オフセットブロードキャスタは、各サブバンド、sについて、干渉オフセット値、InterferenceOffsetを送信する。この値は、インタレースにわたってフィルタにかけられたサブバンドs上で基地局302によって観察された干渉の量に少なくとも部分的に基づいている。この値は、順方向干渉・オーバー・サーマルチャネル(forward interference over thermal channel)(F−IOTCH)上で送信されることができる。
上記の説明された報告に加えて、基地局302は、アクティブである場合には、モバイルデバイス304のために、そして、基地局302によってサービス提供されるセクタにおけるすべてのアクティブなモバイルデバイスのために、受信された制御パイロットのキャリア・オーバー・サーマル(carrier-over-thermal)(CoT)の電力スペクトル密度(power spectral density)(PSD)についての量子化された情報をさらに送信することができる。この情報はF−PQICHにわたって送信されることができる。この情報及び上記の説明された値は、デルタベース電力制御を行なうことにおいて、モバイルデバイス304によって利用されることができる。主題の開示の態様によると、モバイルデバイス304は、遅いデルタ値及び送信デルタ値を保持し調整する。
デルタ値は、コントロールパイロットのPSDとトラヒックPSDとの間のオフセットである。デルタ値は、制御パイロットキャリア・オーバー・サーマルPSD(pCoT: pilot carrier-over-thermal)と、トラヒック干渉・オーバー・サーマルPSD(IoT: interference-over-thermal)と、を通じて受信されたC/I値(例、DataCtoI)に関連する。例えば、デルタ値は、下記の
Δ=CoTdata−CoTcontrol
Δ=CoIdata+IoTdata−CoTcontrol
にしたがって、データC/I値にマッピングされることができる。図に準じて、CoTdataは、データあるいはトラヒックチャネルのキャリア・オーバー・サーマル値(a carrier-over-thermal value of a data or traffic channel)である。値CoTcontrolは、基地局から受信されたパイロットチャネルPSD値(pCoT)のような制御チャネルのためのキャリア・オーバー・サーマル値である。したがって、デルタ値、Δは、制御とトラヒックPSD値との間の差異あるいはオフセットである。CoTdataは、データチャネルについてのC/I値、CoIdataと、データチャネルについての干渉・オーバー・サーマル値IoTdataと、の合計に等しい。CoIdataは、上記で説明されているように、基地局によってモバイルデバイスに対して割り当てられたDataCtoI値であることができる。さらに、IoTdataは、基地局によって送信された干渉オフセット値であることができる。
モバイルデバイス304は、デルタ値範囲にしたがってデルタ値を維持し調整する。デルタ値の範囲は、ブロードキャストされた受信情報(broadcasted information received)あるいは、基地局302からの割り当てに含まれる情報(information included in the assignment from base station 302)に基づいて、モバイルデバイス304によって確立される。例えば、モバイルデバイス304は、最小の遅いデルタ値、Δslow,min、及び、最大の遅いデルタ値、Δslow,maxを下記の
Δslow,min=DataCoTmin−pCoTRLSS
Δslow,max=DataCoTmax−pCoTRLSS
に基づいて、設定する。値DataCoTmin及びDataCoTmaxは、それぞれ、最小及び最大であり、トラヒックチャネルについてのキャリア・オーバー・サーマルPSD値は、割り当ての一部として基地局302によって提供される。値pCoTRLSSは、逆方向リンクサービングセクタのパイロットチャネルについてのキャリア・オーバー・サーマルPSD値である。したがって、モバイルデバイス304は、基地局302によって割り当てられた、あるいは、ブロードキャストされた、インジケーションに基づいて遅いデルタ値の範囲を設定する。
モバイルデバイス304は、遅いデルタ値、Δslowを保持し調整する、遅いデルタ評価器(slow delta evaluator)312を含む。遅いデルタ評価器312は、基地局302に類似している他のセクタ基地局によってブロードキャストされた通常のOSIインジケーションに基づいて、遅いデルタ値を決定し、調整する。スーパーフレームごとに、遅いデルタ評価器312は、OSIモニターセットを生成する。OSIモニターセットは、モバイルデバイス304が獲得できるセクタの順方向リンクジオメトリに対してしきい値を適用することにより形成される。さらに、OSIモニターセットは、他のセクタのchandiff値に対し、しきい値を適用することによって形成されることができる。個別のモニターセットは、早いOSIインジケーションをブロードキャストする他のセクタ基地局について生成されることができるということが理解されるべきである。早いOSIモニターセットは、アクティブセットのモバイルデバイス304のメンバーに限定されることができる。モバイルデバイス304の逆方向リンクサービングセクタを備えているセクタは、OSIモニターセットに含まれていない。OSIモニターセットは、モバイルデバイス304によって引き起こされた干渉によって影響されうるセクタを含む。OSIモニターセットの各メンバーの場合は、遅いデルタ評価器312は、chandiff値を計算する。chandiff値は、モニターセットにおける各セクタの送信電力を考慮に入れながら、獲得パイロット上の受信電力に基づいている。遅いデルタ評価器312は、OSIモニターセットのメンバーからブロードキャストされる通常のOSI値に部分的に基づいて、遅いデルタ値を調整する。遅いデルタ評価器312は、モバイルデバイス304の現在の遅いデルタ値に加えて、計算された対応chandiff値をさらに考慮する。遅いデルタ値は、値が最小値を下回らず、最大値を超えないという制約で調整される。モバイルデバイス304は、基地局302、逆方向リンクサービング基地局に対し、調整された遅いデルタ値を通信する。その通信された値は、基地局302によって今後の割り当てについての示唆された値として利用される。
モバイルデバイス304は、送信デルタ値Δtxを保持し調整する送信デルタ評価器314をさらに含む。送信デルタ評価器314は、基地局302に似た他のセクタ基地局によってブロードキャストされた早いOSIインジケーションに基づいて、送信デルタ値を決定し、変更する(alters)。早いOSIインジケーションがまたdサブバンド(dsubband)ごとであるときに、その調整は、サブバンドあたり(per subband)であることができる。基地局302のスケジューラ306によって提供される明示的DataCtoIassignedを用いたサブバンドs上の割り当ての後で、送信デルタ評価器314は、送信デルタ値の範囲を確立する。サブバンドs上で送信されるべき各パケット(あるいはサブパケット)pの場合、送信デルタ評価器314は、最小デルタ値Δmin,p、割り当てられたあるいは最大デルタ値Δmax,pを下記にしたがって確立する。
Figure 2010541328
この例により、値InterferenceOffsetRLSS,Sは、逆方向リンクサービングセクタにおけるサブバンドsについての干渉・オーバー・サーマルレベルのインジケーションである。この値は、基地局302によってブロードキャストされ、モバイルデバイス304によって受信される。値pCoTRLSSは、モバイルデバイス304のための逆方向リンクサービングセクタにおけるパイロットCoT PSDである。値DataCtoImin,pは、パケットpに対応している最小C/I値である。モバイルデバイス304は、基地局302におけるスケジューラ306からの割り当てにおいて値DataCtoIassigned,pを受信する。送信デルタ評価器314は、InterferenceOffset及びpCoTの最新の(すなわち、消去されていない)値を使用する。さらに、デフォルトセクタ特有干渉・オーバー・サーマル値は、干渉オフセットを伝達しているチャネルが多数の報告インターバルについて消去されている場合には、送信デルタ評価器314によって使用されることができる。
送信デルタ値Δtxについての範囲を確立した後で、送信デルタ評価器314は、近隣セクタによってブロードキャストされ、モバイルデバイス304によって受信された、早いOSIインジケーション、に基づいて値を調整する。最初に、送信デルタ値は、上記で評価されているように、Δmaxに初期化される。初期化した後で、送信デルタ値は、ブロードキャストされた早いOSIインジケーションの考察(consideration)に基づいて値をステップアップあるいはステップダウンすることによって調整される。インタレースi上の再伝送について、送信デルタ評価器314は、そのインタレース上の前の送信に対応する早いOSIインジケーションに応じて、送信デルタ値を調整する。その調整は、下記の
Figure 2010541328
にしたがって実現されることができる。例に準じて、値fastOSIは、インタレースiに対応して受信された早いOSIインジケーションである。値fastOSIStepUp及びfastOSIStepDownは、それぞれ、送信デルタ値のステップアップサイズ及びステップダウンサイズである。調整は、送信デルタ値がΔmaxを超えず、Δminを下回らないという制約で、送信デルタ評価器314によって行なわれる。いずれの明示的なDataCtoIassigned値を含んでいない新しいパケットの場合、あるいは、新しい割り当ての場合、送信デルタ値は、Δmaxに初期化されない。むしろ、送信デルタ評価器314は、最新の送信デルタ値を使用し、上記で説明されているような同じ調整を実行する。
主題の開示の別の態様にしたがって、モバイルデバイス304は、各割り当てについて割り当てられた逆方向リンクデータチャネル(例、R−DCH)の送信PSDを設定するPSDレギュレータ316を含む。送信デルタ値及び早いOSIインジケーションがサブバンドごとであるとき、サブバンドごとに送信PSDが設定されるということが理解されるべきである。データチャネルの送信PSDは、下記にしたがって確立される。
PSDR−DCH=PSRR−PICH+Δtx+AttemptBoost
図に準じて、jは、サブパケットインデクスであり、ブースト値AttemptBoostは、基地局302によって割り当てられる。値PSDR−PICHは、逆方向リンクパイロットチャネルのPSDである。結果として生じる伝送電力がトラフィックに利用可能な最大送信電力よりも大きい場合、PSDレギュレータ316は、合計の送信電力が最大伝送電力であるようにデータPSDをスケーリングする。
さらに、主題の開示の別の態様にしたがって、モバイルデバイス304は、基地局302にフィードバックを提供する。モバイルデバイス304は、帯域外報告(out-of-band reports)と帯域内報告(in-band reports)を通信することができる。帯域外報告は、キャリア・オーバー・サーマル値あるいはchandiff値、に関する情報を含むことができる。例えば、モバイルデバイス304は、全帯域にわたって最大の達成可能な受信されたCoT値を通信することができる。CoT値は、PAヘッドルームのインジケーションであってもよい。この値は、順方向リンクのパイロット品質インジケータチャネル上で受信されたパイロットCoTフィードバックを利用して計算されることができる。一例によれば、この値は、前の報告から実質的な変更の後でのみ送信される。さらに、モバイルデバイス304は、基地局302に対し、chandiff値を報告することができる。報告されたCoT値に類似して、この値は、実質的な変更の後でのみ報告されることができる。
帯域内リクエストに加えて、モバイルデバイス304は、電力制御関連情報を報告することができる。例えば、モバイルデバイス304は、電力増幅ヘッドルーム値、遅いデルタ値、あるいは最新の調整された値に対応する送信デルタ値、を報告することができる。帯域外報告に類似して、これらの報告は、前の報告に関する重要な変更(significant change)後に送信されることができる。
図4−6を参照すると、ブロードキャストされた干渉情報に基づいた、逆方向リンク電力調整に関する方法がある。説明を簡潔にする目的のために、方法が、一連の動作として示され説明されているが、いくつかの動作は、1以上の実施形態にしたがって、ここに示され説明されるものと他の動作と異なる順序においておよび/または同時に生じうるので、方法は動作の順序によって限定されないということは理解され認識されるべきである。例えば、当業者は、例えば状態図において、1連の相互に関係づけられた状態あるいはイベントとして方法が代替的に表されることができるということを理解し認識するであろう。さらに、すべての図示された動作は、必ずしも、1つまたは複数の実施形態にしたがって、方法をインプリメントすることを要求されていなくてもよい。
図4に移ると、逆方向リンク送信電力制御を容易にする方法400を図示する。主題の開示の態様にしたがって、方法400は、基地局によって実行されることができる。方法400は、とりわけ、電力制御決定に関連のあるパラメータで、モバイルデバイスを提供するために、利用されることができる。参照数字402では、電力制御パラメータは、割り当てに含まれている。割り当ては、例えば、周波数リソースの割り付け(an allocation of frequency resources)、あるいは、特定モバイルデバイスに対する逆方向リンクデータチャネルの指定(a designation of a reverse link data channel to a particular mobile device)、であってもよい。電力制御パラメータは、逆方向リンクデータチャネルの最小及び最大のキャリア・オーバー・サーマル値を含むことができる。さらに、電力制御パラメータは、モバイルデバイスが割り当てられる予定である特定のサブバンドに関する、割り当てられたあるいはターゲットC/I値を含むことができる。電力制御パラメータは、パラメータが更新を要求するときに半静的パラメータのみが割り当てられるので、各割り当てに含まれていなくてもよい。参照404で、モバイルデバイスに割り当てられている。割り当て決定は、モバイルデバイスから受信されたフィードバック情報に部分的に基づくことができる。フィードバック情報は、デルタ値(例えば、遅いデルタ値と送信デルタ値)、電力増幅器ヘッドルーム、バッファサイズ、QoSレベル、プロジェクトされた干渉に基づいた最大許可電力(maximum allowed power based upon projected interference)、及び/または、非常に早いOSIアクティビティの報告(a report of excessive fast OSI activity)、を含むことができる。
参照数字406では、通常のOSIインジケーションはブロードキャストされる。そのブロードキャストは、スーパーフレームごとに一度生じてもよいし、そのインジケーションは、スーパーフレームプリアンブルに含まれてもよい。通常のOSIインジケーションは、前のスーパーフレーム(単数または複数)の間に観察された平均干渉である。この値は遅いデルタ値を決定することを容易にする。参照数字408で、早いOSIインジケーションがブロードキャストされる。そのブロードキャストは、各逆方向リンクフレーム上で各サブバンドに対して生じうる。早いOSIインジケーションは、特定の逆方向リンクフレーム上であるサブバンドにわたって観察される干渉を表わす。早いOSIインジケーションは、送信デルタ値を決定することを容易にする。参照数字410で、干渉オフセット値はブロードキャストされる。干渉オフセット値は、各サブバンドに対してブロードキャストされる。その値は、インタレースにわたってフィルタにかけられた特定のサブバンド上で観察された干渉の量を表わす。例えば、干渉オフセット値は、サブバンドのIoTレベルを表すことができる。
図5に移ると、無線通信における逆方向リンク電力制御を実行する方法500が図示されている。方法500は、とりわけ、今後の割り当ての決定のために基地局によって使用される遅いデルタ値を生成するために、モバイルデバイスによって利用されることができる。参照数字502で、遅いデルタ値の範囲が決定される。その範囲は、割り当てに含まれるパラメータに基づいていてもよい。例えば、範囲は、パイロットチャネルのPSDに加えて、割り当てに含まれる最小及び最大のCoT値の考慮(consideration)に基づいて、計算されることができる。その範囲は、遅いデルタ値に対する調整が範囲内に抑制されるように、遅いデルタ値の最小及び最大値を定義する。これらの値はまた、最新(most current)のではなく、前の割り当てに含まれていてもよい。例えば、あるパラメータは、半静的であってもよく、周期的な更新のみを必要とする。参照数字504では、遅いデルタ値は、評価される、あるいは、調整される。その値は、モニターセットのメンバーからの通常のOSIブロードキャストに基づいて評価される。さらに、現在の遅いデルタ値に加えて、モニターセットメンバーに対応するchandiff値が考察されることができる。参照数字506で、調整された遅いデルタ値が送信される。その値は、今後の割り当て決定において利用されるべきモバイルデバイスの逆方向リンクをサービス提供している基地局に対し通信されることができる。
図6を参照すると、逆方向リンク電力調整を実施する方法600が図示されている。方法600は、逆方向リンクトラヒックチャネルのPSDを設定するために、無線通信システムにおいて、モバイルデバイスによって使用されることができる。参照数字602で、送信デルタ値の範囲が確立されている。その範囲は、割り当てに含まれる値に基づいていてもよい。さらに、その範囲は、パイロットチャネルのCoT値に加えて、干渉オフセット値の考察に基づいて決定されることができる。参照数字604で、送信デルタ値は、評価される、あるいは、調整される。その調整は、ブロードキャストされた早いOSIインジケーションに基づいていてもよい。例えば、送信デルタ値は、最大値に初期化され、そのあとで、早いOSIインジケーションによって、割り当てられたステップサイズにより、上あるいは下に調整されることができる。インジケーションなし(no indication)は送信デルタ値のステップアップを結果としてもたらすが、他のセクタにおける増大された干渉のインジケーションは、典型的には、送信デルタ値のステップダウンを結果としてもたらす。参照数字606で、逆方向リンクトラヒックチャネルの電力スペクトル密度が設定される。PSDは、送信デルタ値に基づいて確立される。例えば、主題の開示の態様にしたがって、トラヒックチャネルPSDは、パイロットチャネルのPSDと、送信デルタ値と、の合計に設定される。さらに、割り当てられたブースト値は、合計に含まれていてもよい。
ここにおいて説明される1つまたは複数の態様にしたがって、モバイルデバイスを割り当て、OSIモニターセットを生成し、chandiff値を決定し、遅いデルタ値を評価する、等のことに関して、推論(inferences)がなされることができるということが理解されるであろう。ここにおいて使用されているように、用語「推論する(infer)」あるいは「推論(inference)」は、イベントおよび/またはデータを介してキャプチャされる(captured)ように1セットの観察(a set of observations)からの、システム、環境、および/またはユーザ、の状態の理由付けする、あるいは、推論するプロセスを一般に指す。推論は、例えば、特定のコンテキスト(context)あるいは動作(action)を識別するために利用されることができ、あるいは、状態に関する確率分布を生成することができる。推論は、蓋然性(probabilistic)であることができ、すなわち、データおよびイベント(events)の考察に基づいた、対象の状態に関する確率分布の計算である。推論はまた、1セットのイベントおよび/またはデータからより高いレベルのイベントを構成するために利用される技術を指すことができる。そのような推論は、イベントが時間近似性(close temporal proximity)において相関されていようがいまいが、また、イベントとデータが1つまたはいくつかのイベント及びデータソースから生じようが、1セットの観察されたイベント及び/または保存されたイベントのデータからの新しいイベントあるいは動作の構築を結果としてもたらす。
一例にしたがって、上記で提示された1以上の方法は、モバイルデバイスによって基地局に対し送信された遅いデルタ値の考察に基づいて、モバイルデバイスに関係している推論を行なうことを含むことができる。さらなる例によって、推論は、通常のOSIインジケーション、chandiff値、及び現在のデルタ値に基づいて、遅いデルタ値に対する調整を決定することに関して、行なわれることができる。前述の例が本質的に説明のためのものであり、また、行われることができる推論の数、あるいはそのような推論がここに説明されている様々な実施形態及び/または方法に関連して行なわれている方法を、制限するようには意図されていないということは理解されるであろう。
図7は、ブロードキャストされた干渉情報の考察に基づいて逆方向リンク電力を調整することを容易にするモバイルデバイス700の図である。モバイルデバイス700は、例えば受信アンテナ(示されていない)から信号を受信する受信機702を備え、そして、受信された信号に典型的な動作を実行し(例えば、フィルタにかけ、増幅し、ダウンコンバートする等)、サンプルを得るために条件づけられた信号をデジタル化する。受信機702は、例えば、MMSE受信機であることが出来、受信されたシンボルを復調し、チャネル推定のためにプロセッサ706に対しそれらを提供することができるデモジュレータ704を備えることができる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析すること及び/または送信機716による送信についての情報を生成することを専用とするプロセッサ、モバイルデバイス700の1つまたは複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、及び/または、受信機702によって受信された情報を分析し、送信機716による送信についての情報を生成し、モバイルデバイス700の1つまたは複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、であることができる。
モバイルデバイス700は、プロセッサ706に操作的に結合される、且つ、送信されるべきデータと、受信されたデータと、利用可能なチャネルに関連する情報と、分析された信号及び/または干渉強度に関連づけられたデータと、割り当てチャネル、電力、レート、あるいは同様なものに関する情報と、そして、チャネルを推定しチャネルを介して通信するためのいずれの他の適切な情報と、を保存することができる、メモリ708をさらに備えることができる。メモリ708は、チャネル(例、パフォーマンスベース、キャパシティベース、等)を推定すること及び/または利用することに関連づけられた、プロトコル及び/またはアルゴリズムをさらに保存することができる。
ここにおいて説明されたデータ保存(例、メモリ708)は、揮発性メモリあるいは不揮発性メモリのいずれかであることができ、あるいは、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含むことができるということは理解されるだろう。例として、限定ではないが、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能なROM(EEPROM)、あるいはフラッシュメモリ、を含むことができる。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができ、そしてそれは、外部キャッシュメモリとして作用する。例として、限定ではないが、RAMは、シンクロナスRAM(synchronous RAM)(SRAM)、動的RAM(dynamic RAM)(DRAM)、シンクロナスDRAM(synchronous DRAM)(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(double data rate SDRAM)(DDR SDRAM)、エンハンスドSDRAM(enhanced SDRAM)(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(Synchlink DRAM)(SLDRAM)、及びダイレクトランバスRAM(direct Rambus RAM)(DRRAM)、のようないくつかの形態において利用可能である。さらに、主題のシステム及び/または方法のメモリ708は、限定されることなく、これら及びいずれの他の適切なタイプのメモリを備えるように意図されている。
受信機702は、モバイルデバイス700の遅いデルタ値を決定する遅いデルタ評価器710にさらに操作的に結合される。遅いデルタ評価器710は、基地局によってブロードキャストされ、受信機702によってモバイルデバイス700において受信される通常のOSIインジケーションの考察に基づいて遅いデルタ値を保持し、調整する。遅い評価器710は、モバイルデバイス700が逆方向リンクサービングセクタのほかに獲得することができるセクタの順方向リンクジオメトリに、しきい値を適用することによって、OSIモニターセットを確立する。chandiff値は、セットの各メンバー(each member of the set)について計算される。遅いデルタ値はOSIモニターセット、chandiff値、及び/または、通常のOSIインジケーション、に基づいて、調整される。さらに、遅いデルタ値は逆方向リンクサービング基地局による今後の割り当てについての示唆された値を提供するために、モバイルデバイス700によって送信されることができる。さらに、受信機702は、モバイルデバイス700についての送信デルタ値を決定する送信デルタ評価器712に結合される。送信デルタ評価器712は、基地局によってブロードキャストされ、受信機702によってモバイルデバイス700で受信される、早いOSIインジケーションの考察に基づいて、送信デルタ値を保持し調整する。送信デルタ評価器712は、送信デルタ値を最大に初期化した後で、早いOSIインジケーションに基づいて送信デルタ値をステップアップあるいはステップダウンする。モバイルデバイス700は、フィードバックとしてサービング基地局に対して、調整された値を送信することができる。
モバイルデバイス700は、モジュレータ714と、例えば基地局、別のモバイルデバイス等に対し信号(例えば、電力制限インジケータ)を送信する送信機716と、をさらに含む。PSDレギュレータ718は、プロセッサ706及び送信機716に結合される。PSDレギュレータは、パイロットチャネルのPSDと送信デルタ評価器712によって保持され調整された送信デルタ値に部分的に基づいて、モバイルデバイス700に割り当てられた逆方向リンクトラヒックチャネルの電力スペクトル密度を確立した。プロセッサ706と別なものとして図示されているけれども、遅いデルタ評価器710、送信デルタ評価器712、PSDレギュレータ718、及び/またはモジュレータ714は、プロセッサ706の一部、あるいは、多数のプロセッサ(示されていない)であってもよいということは理解されるべきである。
図8は、無線通信システムにおいてモバイルデバイスに対して電力制御関連情報を提供することを通じて逆方向リンク電力制御を容易にするシステム800の図である。システム800は、複数の受信アンテナ806を通じて1つまたは複数のモバイルデバイス904から信号(単数または複数)を受信する受信機810と、送信アンテナ808を通じて1つまたは複数のモバイルデバイス804に対し送信する送信機820と、を備える基地局802(例、アクセスポイント)を具備している。受信機810は受信アンテナ806から情報を受信することができ、そして、受信された情報を復調するデモジュレータ812に操作的に関連づけられている。復調されたシンボルは、図7に関し上記で説明されるプロセッサと同様であることができるプロセッサ814によって分析されており、そして、それは、復調されたシンボルは、図7に関し上記で説明されるプロセッサに類似であることができるプロセッサ814によって分析されており、そしてそれは、信号(例、パイロット)強度及び/または干渉強度を推定することに関する情報と、モバイルデバイス(単数または複数)804(あるいは異なる基地局(示されてはいない))に送信される、あるいは、から受信されるデータと、及び/または、ここにおいて記載されている様々な動作及び機能を実行することに関するいずれの他の適切な情報と、を保存するメモリ816に結合される。
プロセッサ814はさらに、逆方向リンクトラヒックチャネルにモバイルデバイス804を割り当てるスケジューラ818に結合される。スケジューラ818は、バッファサイズ、QoSレベル、及びフィードバック情報の考察に基づいて割り当て決定を行なう。フィードバック情報は、モバイルデバイス804から受信されたデルタ値(例えば、送信デルタ値、遅いデルタ値)を含むことができる。さらに、フィードバック情報は、非常に早いOSIアクティビティのインジケーション及び電力増幅ヘッドルームを含むことができる。スケジューラ818は、割り当てにおいて、電力制御関連情報を含む。例えば、スケジューラ818はターゲットC/I値、最小及び最大のCoT値、ステップサイズなどを含むことができる。これらの前述のパラメータは基地局80によって割り当てられているが、同じメカニズムを通じて、あるいは、同時に、パラメータは割り当てる必要がないということが理解されるべきである。例えば、ステップサイズ及び最小/最大CoT値は、各パケットあるいは割り当てについて割り当てられる必要のない、半静的パラメータであってもよい。更新が必要なときにはいつでも、これらのパラメータは、上層メッセージあるいは同様なものを通じて更新されることができる。これらの値は電力制御決定においてモバイルデバイス804によって利用されることができる。
プロセッサ814は、ブロードブロードキャスタ820にさらに結合される。ブロードキャスタ820は、モバイルデバイス804に対し、情報をブロードキャストする。その情報は、モバイルデバイス804によって行なわれる電力制御決定に関連する。例えば、ブロードキャストされた情報は、スーパーフレームごとにブロードキャストされた通常のOSIインジケーションを含むことができ、なお、通常のOSIインジケーションは、前の1つまたは複数のスーパーフレームの間に(during the previous one or more superframes)観察された平均干渉を表す。ブロードキャスタ820は、各サブバンドに対応する早いOSIインジケーションをさらにブロードキャストすることができる。これらのインジケーションは、サブバンド上で観察された干渉を表わす。さらに、ブロードキャスタ820は、インタレースにわたってフィルタにかけられた各サブバンド上で観察された干渉の量に基づいている干渉オフセット値をブロードキャストすることができる。モジュレータ822は、モバイルデバイス(単数または複数)804に対するアンテナ808を通じた送信機824による送信のために、制御情報を多重化することができる。モバイルデバイス804は、図7を参照して説明されるモバイルデバイス700と類似であることができ、伝送パワーを調整するためにブロードキャストされた情報を利用する。主題の開示にしたがって他の機能が使用されることができるということが認識されるべきである。プロセッサ814と別なものとして図示されているが、スケジューラ818、ブロードキャスタ820及び/またはモジュレータ822は、プロセッサ814あるいは多数のプロセッサ(示されない)の一部であってもよいということが理解されるべきである。
図9は、例示的な無線通信システム900を示す。無線通信システム900は、簡略のために、1つの基地局910と1つのモバイルデバイス950とを図示する。しかしながら、システム900が、1以上の基地局及び/または1以上のモバイルデバイスを含むことができるということは理解されるべきであり、なお、さらなる基地局及び/またはモバイルデバイスは、下記で説明される基地局910及びモバイルデバイス950の例と、実質的に類似あるいは異なっていてもよい。さらに、基地局910及び/またはモバイルデバイス950がそれらの間の無線通信を容易にするためにここにおいて説明されているシステム(図1−3、及び7−8)及び/または方法(図4−6)を利用することができるということは理解されるべきである。
基地局910では、多数のデータストリーム用のトラヒックデータは、データソース912から送信(TX)データプロセッサ914に提供される。一例にしたがって、各データストリームは、それぞれのアンテナにわたって送信されることができる。TXデータプロセッサ914は、コード化されたデータを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定のコード化スキームに基づいて、トラヒックデータストリームをフォーマット化し、コード化し、インタリーブする。
各データストリームのためにコード化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用して、パイロットデータで多重化されることができる。追加的にあるいは代替的に、パイロットシンボルは、周波数分割多重化され(FDM)、時分割多重化され(TDM)、あるいは符号分割多重化される(CDM)ことができる。パイロットデータは、典型的には、知られた方法において処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイルデバイス1050において使用されることが出来る。各データストリームについて多重化されたパイロット及びコード化されたデータは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)、直角位相シフトキーイング(quadrature phase-shift keying)(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-phase-shift keying)(M−PSK)、M直角増幅変調(M-quadrature amplitude modulation)(M−QAM)等)に基づいて変調される(例、シンボルマッピングされる)ことができる。各データストリームのデータレート、コード化、及び変調は、プロセッサ930によって実行されあるいは提供される命令によって決定されることができる。
データストリームについての変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ920に提供されることができ、そしてそれは、変調シンボル(例、OFDM用)をさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ920は、そのあとで、NT送信機(TMTR)922a〜922tに対し、NT変調シンボルストリームを提供する。様々な実施形態においては、TX MIMOプロセッサ920は、データストリームのシンボルに対して、及び、シンボルが送信されているアンテナに対して、ビームフォーミングの重み(beamforming weights)を適用する。
各送信機922は、1つまたは複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理し、そして、MIMOチャネルにわたる送信に適切な変調信号を提供するためにアナログ信号をさらに条件付ける(例、増幅し、フィルタにかけ、そしてアップコンバートする)。さらに、送信機922a〜922tからのNT変調信号は、それぞれ、NTアンテナ924a〜924tから、それぞれ、送信される。
モバイルデバイス950において、送信された変調信号は、NRアンテナ952a〜952rによって受信され、そして、各アンテナ952から受信された信号は、それぞれのトランシーバ(TMTR/RCVR)954a〜954rに対し提供される。各トランシーバ954は、それぞれの信号を条件づけ(例えば、フィルタにかけ、増幅し、そしてダウンコンバートし)、サンプルを提供するために条件づけられた信号をデジタル化し、そして、対応する「受信された」シンボルストリームを提供するためにサンプルをさらに処理する。
RXデータプロセッサ960は、N「検出された」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機の処理技術に基づいて、N受信機954からN受信されたシンボルストリームを受信し、処理することができる。RXデータプロセッサ960は、データストリームのためのトラフィックデータを回復するためにそれぞれの検出されたシンボルストリームを復調し、デインタリーブし、そして復号することができる。RXデータプロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920及びTXデータプロセッサ914によって実行されたものの補足である。
プロセッサ970は、上記で説明されているように、どのプレコーディングマトリクス(pre-coding matrix)を使用するかを周期的に(periodically)決定することができる。さらに、プロセッサ970は、マトリクスインデックス部分(matrix index portion)およびランク値部分(rank value portion)を備えている逆方向リンクメッセージを公式化する(formulate)ことができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、TXデータプロセッサ938によって処理され、そしてそれはまた、データソース936からある数のデータストリーム(a number of data streams)についてトラフィックデータを受信し、モジュレータ980によって変調され、トランシーバ954a〜954rによって条件づけされ、そして、基地局910に戻って送信されることができる。
基地局910において、モバイルデバイス950からの変調信号は、モバイルデバイス950によって送信される逆方向リンクメッセージを抽出するために、アンテナ924によって受信され、トランシーバ922によって条件づけられ、デモジュレータ940によって復調され、そして、RXデータプロセッサ942によって処理される。さらに、プロセッサ930は、どのプレコーディングマトリクスをビームフォーミングの重みを決定するために使用するかを決定するために、抽出されたメッセージを処理することができる。
プロセッサ930及び970は、それぞれ、基地局910及びモバイルデバイス950においてオペレーションを指示する(例、制御し、調整し(coordinate)、管理する等)ことができる。それぞれのプロセッサ930および970は、プログラムコード及びデータを保存するメモリ932及び972に関連づけられることができる。プロセッサ930及び970はまた、それぞれ、アップリンクとダウンリンクについての周波数及びインパルスの応答推定値(frequency and impulse response estimates)を導出するために、計算を実行することができる。
ここにおいて説明されている実施形態はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはそれらの任意の組み合わせによってインプリメントされることができる、ということが理解されるべきである。ハードウェアのインプリメンテーションの場合、処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASICs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、デジタル信号処理デバイス(DSPDs)、プログラマブルロジックデバイス(PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、あるいはそれらの組み合わせ、の中でインプリメントされることができる。
実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラムコードあるいはコードセグメント(code segment)においてインプリメントされるとき、それらは、ストレージコンポーネントのような機械可読媒体(machine-readable medium)において保存されることが出来る。コードセグメントは、プロシージャ、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは、いずれの、命令、データストラクチャ、あるいはプログラムステートメントの組み合わせ、を表すことが出来る。コードセグメントは、情報、データ、アーギュメント、パラメータ、あるいは、メモリコンテンツを受け渡すこと、および/または受信することによって、別のコードセグメントあるいはハードウェア回路に結合されることが出来る。情報、アーギュメント、パラメータ、データなどは、メモリの共有、メッセージパッシング(message passing)、トークンパッシング(token passing)、ネットワーク伝送、などを含んでいる任意の適切な手段を使用して、受け渡され、転送され、あるいは送信されることが出来る。
ソフトウェアのインプリメンテーションの場合、ここにおいて説明された技術は、ここに説明された機能を実行するモジュール(例、プロシージャ、機能、など)でインプリメントされることが出来る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行されることが出来る。メモリユニットは、プロセッサ内で、あるいはプロセッサの外部で、インプリメントされることができ、その場合には、それは、当技術分野において知られているさまざまな様々な手段を介してプロセッサに通信的に結合されることが出来る。
図10を参照すると、複数のモバイルデバイスに対しブロードキャストされるべき干渉インジケーションを生成することを容易にするシステム100が図示されている。例えば、システム1000は、基地局内で、少なくとも部分的に存在することができる。システム1000は、機能ブロックを含んでいるものとして、表されていると理解されるべきであり、そしてそれは、プロセッサ、ソフトウェア、あるいはそれらの組み合わせ(例、ファームウェア)によってインプリメントされる機能を表わす機能ブロック図であることができる。システム1000は、一緒に作用することができる電子コンポーネントの論理グルーピング1002を含む。例えば、論理グルーピング1002は、割り当てにおいて電力制御情報を提供するための電子コンポーネント1004を含むことができる。例えば、最小及び最大CoT値は、デルタ値ベース電力制御の範囲を設定することを可能にするように、割り当てに含まれることができる。これらの前述のパラメータが基地局80によって割り当てられているが、同じメカニズムを通じて、あるいは、同時に、パラメータは割り当てられる必要がないということが理解されるべきである。例えば、ステップサイズ及び最小/最大CoT値は、各パケットあるいは割り当てについて割り当てられる必要のない、半静的なパラメータであってもよい。更新が必要なときにはいつでも、これらのパラメータは、上層メッセージあるいは同様なものを通じて更新されることができる。さらに、論理グルーピング1002は、干渉オフセット値をブロードキャストするための電子コンポーネント1006を備えることができる。例えば、干渉オフセット値は、各サブバンドに対してブロードキャストされることができ、サブバンドについて観察されたIoTレベルを表すことができる。さらに、論理グルーピング1002は、他のセクタ干渉インジケーションをブロードキャストするための電子コンポーネント1008を含むことができる。一例にしたがって、他のセクタ干渉インジケーションは、遅いデルタ値評価を可能にする通常のOSIインジケーションを含むことができる。遅いデルタ値は、モバイルデバイス割り当てについての示唆された値として使用されることができる。さらに、OSIインジケーションは、サブバンド上の送信のために干渉のインジケーションを提供する早いOSIインジケーションを含むことができる。早いOSIインジケーションは、送信デルタ値を調整することを可能にする。さらに、システム1000は、電子コンポーネント1004、1006及び1008に関連づけられた、機能を実行するための命令を保持するメモリ1010を含むことができる。メモリ1010の外側にあるものとして示されているが、電子コンポーネント1004、1006及び1008のうちの1つまたは複数は、メモリ1010内に存在することができるということは理解されるべきである。
図11に戻ると、逆方向リンク上で電力を調整するシステム1100を図示する。システム1100は、例えば、モバイルデバイス内に存在してもよい。図示されているように、システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、あるいはそれらの組み合わせ(例、ファームウェア)によってインプリメントされる機能を表すことが出来る機能ブロック図を含む。システム1100は、順方向リンク送信を制御することを容易にする電子コンポーネントの論理グループ1102を含む。論理グルーピング1102は、デルタ値範囲を確立するための電子コンポーネント1104を含むことができる。例えば、遅いデルタ値範囲、あるいは送信デルタ値範囲は、割り当てにおける電力制御情報、及び/または、サービング基地局によってブロードキャストされた干渉オフセット値、の考察に基づいて設定されることができる。さらに、論理グルーピング1102は、デルタ値に対する調整を評価するための電子コンポーネント1106を含むことができる。例えば、遅いデルタ値はブロードキャストされた通常のOSIインジケーションの考察に基づいて調整されることができる。さらに、送信デルタ値は、早いOSIインジケーションに部分的に基づいて調整されることができる。さらに、論理グルーピング1102は、電力スペクトル密度を設定するための電子コンポーネント1108を備えることができる。例えば、送信デルタ値に対する調整を評価した後で、逆方向リンクトラヒックチャネルのPSDは、とりわけ、新しいデルタ値に基づいて、設定されることができる。さらに、システム1100は、電子コンポーネント1104、1106、及び1108に関連づけられた、機能を実行するための命令を保持するメモリ1110を含むことができる。メモリ1110の外側にあるものとして示されているが、電子コンポーネント1104、1106及び1108は、メモリ1110内に存在することができるということは理解されるべきである。
上記で説明されてきたものは、1つ以上の実施形態の例を含む。前述の実施形態を説明する目的のためにすべての考えられるだけのコンポーネントあるいは方法の組み合わせを記述することは、勿論、可能ではないが、当業者は、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせと並び替えが可能であるということを理解することが出来る。したがって、記載された実施形態は、添付された特許請求の範囲の精神および範囲の中に入る、すべてのそのような代替(alterations)、修正、および変形を含まれるように意図されている。さらに、用語「含む(includes)」が、詳細な説明あるいは特許請求の範囲のいずれかにおいて使用されている範囲内において、そのような用語は、用語「備えている(comprising)」がトランジショナルワード(transitional word)として請求項において使用されるときに解釈されるように、用語「備えている(comprising)」と同様な方法で包括的であるように意図されている。

Claims (75)

  1. 逆方向リンクトラフィックチャネル電力制御を容易にする方法であって、
    割り当てにおいて電力制御情報を提供することと、
    調整範囲を確立するために使用される各サブバンドに対して干渉オフセット値をブロードキャストすることと、
    電力制御値を調整するために利用される他のセクタ干渉(OSI)インジケーションをブロードキャストすることと、
    を備えている、方法。
  2. 電力制御情報を含む前記割り当てを、逆方向リンクトラヒックチャネル上でモバイルデバイスに与えること、をさらに備えている請求項1に記載の方法。
  3. 前記制御情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記OSIインジケーションは、遅いデルタ値の調整のために使用される通常のOSIインジケーションである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、スーパーフレームごとに、前記通常のOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項4に記載の方法。
  6. 前記OSIインジケーションは、送信デルタ値を調整するために利用される早いOSIインジケーションである、請求項1に記載の方法。
  7. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、各逆方向リンクフレーム上で各サブバンドに対して前記早いOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項6に記載の方法。
  8. 前記干渉オフセットは、サブバンドあたりの干渉・オーバー・サーマル(IoT)レベルのインジケーションである、請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信装置であって、
    各サブバンドに対して干渉オフセット値をブロードキャストし、通常の他のセクタ干渉(OSI)パラメータをブロードキャストし、早いパラメータをブロードキャストすることに関する命令を保持するメモリと、
    前記メモリに結合され、前記メモリにおいて保持される前記命令を実行するように構成された、プロセッサと、
    を備えている無線通信装置。
  10. 通常のOSIパラメータをブロードキャストすることは、スーパーフレームプリアンブルごとにおいて、前記パラメータを含むことを備えている、請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記早いOSIパラメータをブロードキャストすることは、各サブバンドに対して前記パラメータをブロードキャストすることを備えている、請求項9に記載の無線通信装置。
  12. デルタベース電力制御を容易にする無線通信装置であって、
    モバイルデバイスの割り当てにおいて電力制御情報を提供するための手段と、
    各サブバンドに対して、干渉オフセット値をブロードキャストするための手段と、
    デルタベース電力制御を可能にする他のセクタ干渉(OSI)インジケーションをブロードキャストするための手段と、
    を備えている、無線通信装置。
  13. 電力制御情報を含む前記割り当てを、逆方向リンクトラヒックチャネル上でモバイルデバイスに割り当てるための手段、をさらに備えている請求項12に記載の無線通信装置。
  14. 前記制御情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の無線通信装置。
  15. 前記OSIインジケーションは、遅いデルタ値の調整のために使用される通常のOSIインジケーションである、請求項12に記載の無線通信装置。
  16. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、スーパーフレームごとに、前記通常のOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項15に記載の無線通信装置。
  17. 前記OSIインジケーションは、送信デルタ値を調整するために利用される早いOSIインジケーションである、請求項12に記載の無線通信装置。
  18. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、各サブバンドに対して前記早いOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記干渉オフセットは、サブバンドあたりの干渉・オーバー・サーマル(IoT)レベルのインジケーションである、請求項12に記載の無線通信装置。
  20. 機械可読媒体であって、
    割り当てにおいて電力制御情報を提供し、
    調整範囲を確立するために使用される各サブバンドに対して、干渉オフセット値をブロードキャストし、
    電力制御値を調整するために利用される他のセクタ干渉(OSI)インジケーションをブロードキャストする、
    ための機械実行可能な命令を保存している、
    機械可読媒体。
  21. 電力制御情報を含む前記割り当てを、逆方向リンクトラヒックチャネル上でモバイルデバイスに割り当てるための命令、をさらに備えている請求項20に記載の機械可読媒体。
  22. 前記制御情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項20に記載の機械可読媒体。
  23. 前記OSIインジケーションは、遅いデルタ値の調整のために使用される通常のOSIインジケーションである、請求項20に記載の機械可読媒体。
  24. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、スーパーフレームごとに、前記通常のOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項23に記載の機械可読媒体。
  25. 前記OSIインジケーションは、送信デルタ値を調整するために利用される早いOSIインジケーションである、請求項20に記載の機械可読媒体。
  26. 前記インジケーションをブロードキャストすることは、各逆方向リンクフレーム上で各サブバンドに対して前記早いOSIインジケーションをブロードキャストすることを備えている、請求項25に記載の機械可読媒体。
  27. 前記干渉オフセットは、サブバンドあたりの干渉・オーバー・サーマル(IoT)レベルのインジケーションである、請求項20に記載の機械可読媒体。
  28. 無線通信システムにおいて、装置は、
    モバイルデバイスに対し逆方向リンクトラヒックチャネルを割り当て、
    前記割り当てにおいて電力制御関連情報を提供し、
    デルタベース電力制御を容易にするために少なくとも1つのモバイルデバイスに対し、通常で早い他のセクタ干渉(OSI)インジケーションをブロードキャストする、
    ように構成された集積回路、
    を備えている、
    装置。
  29. デルタベース電力制御を実施する方法であって、
    割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立することと、
    ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、前記デルタ値に対する調整を評価することと、
    前記デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定することと、
    を備えている方法。
  30. サービング基地局に対しフィードバックを送信すること、をさらに備えている請求項29に記載の方法。
  31. 前記フィードバックは、バッファサイズ、サービスの質(QoS)レベル、最大許可電力、電力ヘッドルーム、あるいは前記デルタ値、のうちの少なくとも1つを備えている、請求項30に記載の方法。
  32. 前記電力制御関連情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項29に記載の方法。
  33. 前記デルタ値は遅いデルタ値であり、前記OSIインジケーションは通常のOSIインジケーションである、請求項29に記載の方法。
  34. 前記通常OSIインジケーションにしたがって、スーパーフレームごとに、前記遅いデルタ値を保持し調整すること、をさらに備えている請求項33に記載の方法。
  35. 保持し調整することは、獲得されることができるセクタを含むOSIモニターセットを生成することをさらに備えている、請求項34に記載の方法。
  36. 前記OSIモニターセットを生成することは、前記セクタの順方向リンクジオメトリに、しきい値を適用することを備えている、請求項35に記載の方法。
  37. 前記デルタ値は送信デルタ値であり、前記OSIインジケーションは早いOSIインジケーションである、請求項29に記載の方法。
  38. 範囲を前記許可範囲に確立することは、サービング基地局によってブロードキャストされた干渉オフセットにさらに基づいている、請求項37に記載の方法。
  39. 前記送信デルタ値を保持し、調整することは、割り当てごとについて最大値に前記送信デルタ値を初期化することを備える、をさらに備えている請求項37に記載の方法。(おかしい)
  40. すべての早いインジケーションが干渉を特定しないとき、前記送信デルタ値をステップアップすること、をさらに備えている、請求項37に記載の方法。
  41. いずれの早いOSIインジケーションが干渉を特定するとき、前記送信デルタ値をステップダウンすること、さらに備えている、請求項37に記載の方法。
  42. 無線通信装置であって、
    割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立することと、ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて前記デルタ値に対する調整を評価することと、前記デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定することと、に関する命令を保持するメモリと、
    前記メモリに結合され、前記メモリに含まれる前記命令を実行するように構成された、集積回路と、
    を備えている無線通信装置。
  43. デルタベース電力制御を実施する無線通信装置であって、
    割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立するための手段と、
    ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、前記デルタ値に対する調整を評価するための手段と、
    前記デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定するための手段と、
    を備えている無線通信装置。
  44. サービング基地局に対しフィードバックを送信するための手段、をさらに備えている請求項43に記載の無線通信装置。
  45. 前記フィードバックは、バッファサイズ、サービスの質(QoS)レベル、最大許可電力、電力ヘッドルーム、あるいは前記デルタ値、のうちの少なくとも1つを備えている、請求項44に記載の無線通信装置。
  46. 前記電力制御関連情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項43に記載の無線通信装置。
  47. 前記デルタ値は遅いデルタ値であり、前記OSIインジケーションは通常のOSIインジケーションである、請求項43に記載の無線通信装置。
  48. 前記通常OSIインジケーションにしたがって、スーパーフレームごとに、前記遅いデルタ値を保持し調整するための手段、をさらに備えている請求項47に記載の無線通信装置。
  49. 保持し調整するための手段は、獲得されることができるセクタを含むOSIモニターセットを生成するための手段をさらに備えている、請求項48に記載の無線通信装置。
  50. 通常OSIインジケーションのための第1のOSIモニターセットと早いOSIインジケーションのための第2のOSIモニターセットとを生成すること、をさらに備えている請求項49に記載の無線通信装置。
  51. 前記第2のOSIモニターセットは、アクティブセットのメンバーに限定されている、請求項50に記載の無線通信装置。
  52. 前記OSIモニターセットを生成するための手段は、前記セクタの順方向リンクジオメトリに、しきい値を適用することを備えている、請求項49に記載の無線通信装置。
  53. 前記OSIモニターセットを生成するための手段は、前記セクタのchandiff値に、しきい値を適用することを備えている、請求項49に記載の無線通信装置。
  54. 前記デルタ値は送信デルタ値であり、前記OSIインジケーションは早いOSIインジケーションである、請求項43に記載の無線通信装置。
  55. 範囲を前記許可範囲に確立するための手段は、サービング基地局によってブロードキャストされた干渉オフセットにさらに基づいている、請求項54に記載の無線通信装置。
  56. 前記送信デルタ値を保持し、調整することは、割り当てごとについて最大値に前記送信デルタ値を初期化することを備える、をさらに備えている請求項54に記載の無線通信装置。
  57. すべての早いインジケーションが干渉を特定しないとき、前記送信デルタ値をステップアップするための手段、をさらに備えている、請求項54に記載の無線通信装置。
  58. いずれの早いOSIインジケーションが干渉を特定するとき、前記送信デルタ値をステップダウンするための手段、をさらに備えている、請求項54に記載の無線通信装置。
  59. 機械可読媒体であって、
    割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立し、
    ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、前記デルタ値に対する調整を評価し、
    前記デルタ値にしたがって、逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定する、
    ための機械実行可能命令を保存している、
    機械可読媒体。
  60. サービング基地局に対しフィードバックを送信するための命令、をさらに備えている請求項59に記載の機械可読媒体。
  61. 前記フィードバックは、バッファサイズ、サービスの質(QoS)レベル、最大許可電力、電力ヘッドルーム、あるいは前記デルタ値、のうちの少なくとも1つを備えている、請求項59に記載の機械可読媒体。
  62. 前記電力制御関連情報は、最小キャリア・オーバー・サーマル(CoT)値、最大CoT値、ターゲットキャリア対干渉(C/I)値、あるいは、電力調整ステップサイズ、のうちの少なくとも1つを含む、請求項59に記載の機械可読媒体。
  63. 前記デルタ値は、遅いデルタ値であり、前記OSIインジケーションは通常のOSIインジケーションである、請求項59に記載の機械可読媒体。
  64. 前記通常OSIインジケーションにしたがって、スーパーフレームごとに、前記遅いデルタ値を保持し調整するための命令、をさらに備えている請求項63に記載の機械可読媒体。
  65. 保持し調整することは、獲得されることができるセクタを含むOSIモニターセットを生成することをさらに備えている、請求項64に記載の機械可読媒体。
  66. 通常OSIインジケーションのための第1のOSIモニターセットと早いOSIインジケーションのための第2のOSIモニターセットとを生成すること、をさらに備えている、請求項65に記載の機械可読媒体。
  67. 前記第2のOSIモニターセットは、アクティブセットのメンバーに制限されている、請求項66に記載の機械可読媒体。
  68. 前記OSIモニターセットを生成することは、前記セクタの順方向リンクジオメトリに、しきい値を適用することを備えている、請求項65に記載の機械可読媒体。
  69. 前記OSIモニターセットを生成することは、前記セクタのchandiff値に、しきい値を適用することを備えている、請求項65に記載の機械可読媒体。
  70. 前記デルタ値は送信デルタ値であり、前記OSIインジケーションは早いOSIインジケーションである、請求項59に記載の機械可読媒体。
  71. 範囲を前記許可範囲に確立することは、サービング基地局によってブロードキャストされた干渉オフセットにさらに基づいている、請求項70に記載の機械可読媒体。
  72. 前記送信デルタ値を保持し、調整することは、割り当てごとについて最大値に前記送信デルタ値を初期化することを備える、をさらに備えている請求項70に記載の機械可読媒体。
  73. すべての早いインジケーションが干渉を特定しないとき、前記送信デルタ値をステップアップすること、をさらに備えている、請求項70に記載の機械可読媒体。
  74. いずれの早いOSIインジケーションが干渉を特定するとき、前記送信デルタ値をステップダウンすること、をさらに備えている請求項70に記載の機械可読媒体。
  75. 無線通信システムにおいて、装置は、
    割り当てに含まれる電力制御関連情報に部分的に基づいて、デルタ値の許可範囲を確立し、
    ブロードキャストされた他のセクタ干渉(OSI)インジケーションに部分的に基づいて、前記デルタ値に対する調整を決定し、
    前記デルタ値にしたがって逆方向リンクトラヒックチャネルに対応する電力スペクトル密度を設定する、
    ように構成された集積回路、
    を備えている、
    装置。
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