JP2010540923A - 時間表示装置 - Google Patents

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Abstract

それぞれ第1及び第2の液体が入っている相互接続される第1及び第2のリザーバからなる時間表示装置。該第1及び第2の液体の間には、前記液体の混合を防止するために第1の障壁が設けられている。前記第1の障壁は、第3の液体が入っている第3のリザーバに導管を介して接続しており、前記第3の液体は、第1の所定の期間にわたって前記導管に沿って進み、前記第1の障壁に接したときにその除去を生じさせて前記第1及び第2の液体の混合を容易にし、混合前の第2の液体とは異なる色の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるように構成され、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する。

Description

本発明は時間表示装置に関し、特に、食品や、医薬品及び化粧品といったその他の腐敗しやすい製品への使用に適している時間表示装置に関するが、これに限定されない。
本発明は食品への使用に関連して述べているが、医薬製品、化粧品及び使用可能な期間に期限のある他の製品のように、他の分野においても本発明が適用され得ることは、認識され、容易に分かるだろう。
現在、食品(及び他の腐敗しやすい)製品の新鮮さの推定の水準の表示として、多くの様々な期日が消費者に提供されている。現在の慣習は、「販売期限」日、「賞味期限」日、「使用期限」日、及び/又は「開封後の使用期限」日のうち1つ以上を設けることである。
「販売期限」日とは、その日を過ぎると小売業者が製品を売物としてもはや提供するべきでない日付である。これは、製品の予想される貯蔵期間の小売業者に対する表示であるが、この日付以後、どれくらいの期間製品が安全であるか又はどれくらいの期間に消費するのが望ましいかについて有用な情報を消費者に提供していない。
「賞味期限」日とは、その日付以後、製品が性能において高品質でないかもしれない日付である。これは、「最良の製品寿命」の表示を消費者に提供しているが、製品の実際の新鮮さや性能の表示ではない。更に、この日付は通常、一次包装が未開封の状態であり、そして製品が適切に保管された場合においてのみ、信頼性が高い基準となる。
「使用期限」日とは、その日付以後、製品を消費するのに名目上もはや安全でない日付である(製品はなお安全であるかもしれないが、小売業者/製造業者は、もはやそれを保証しないだろう)。ここでも、この日付は、一次製品包装の保全性及び適切な保管条件に依存する。
「開封後は××日以内に使用する」日については、この日付は、一次包装を開いてから生産物の腐食が促進することを反映することを試みている。「開封後は××日以内に使用する」日を用いることは、以前の最新技術の前進であるが、その効果は、いつ最初に製品を開封したかを消費者が覚えていることに完全に依存する。使用可能期間が短い場合(例えばオレンジジュースの3日間)はよいが、使用可能期間が数週間又は数か月間という製品もあり、その頃には消費者の記憶は信頼できない基準となり、人々は製品の匂いに頼るようになったり、又は問題なないだろうとみなしていずれにしろ用いたりする。これは、消費者にとっても製造業者にとっても不満足なものである。消費者は低い性能の製品を使用することになり、汚染された食品を食べた結果として胃の調子が悪くなったり他の病気に苦しんだりするかもしれず、更に、製造業者は、製品についてのそういった不満によっておそらく将来の顧客を失うだろう。この日付も、開封後に生産物を適切な条件で保管しているかどうかに依存する。
明らかに、製造業者及び消費者の両観点から、消費者の健康をよりよく保護し、更に製造業者に対する顧客の認識を改善するために、このような腐敗しやすい製品の容器のための簡単で、安価で信頼性の高い表示のニーズがある。この目的を達成するために多くの手段が従来から試みられ、従来技術において周知である。しかしながら、全ての手段に欠点がある。
以前には、製造時又は適用時にタイマーが開始される装置や、ユーザが開始することを採用している装置もある。これらのシステムはどちらにも問題が内在する。特定の装置は「使用期限」表示でよいが、それらが製造時に開始されるために、一次包装の開封によって製品が酸素、局部的に導入された細菌及び、他に空気中に存在するそういったものにさらされて製品腐食の速度が促進されることを考慮に入れることができない。同様に、ユーザが起動する装置は、製品の開封時に消費者が装置を忘れずに起動することに依存しており、これは容易に忘れられ、対処しようとするまさにその問題をそのまま放置する虞がある。
上記の製品の先に述べた欠点に対処するために、いくつかの試みがなされた。例えば、腐敗しやすい製品が入っている容器の閉鎖/蓋を開封する行為によってリザーバが破られてもよい。反応性化合物が入っているリザーバを穿刺するように設計された、様々な可動部分を有する多くの構成要素からなる蓋を用いることができる。これらの装置は、開封明示の分野の周知の技術から多くを取り入れて、同じ主要な欠点に苦しんでおり、それは、多くの構成要素からなる蓋/閉鎖は製造、組立てが困難であり、したがって、主流として商用に受け入れられるにはあまりに高コストであるということである。
本発明の目的は、上述の先行技術の時間表示装置と関連している1つ以上の問題及び/又は欠点を取り除くか又は緩和することである。
本発明の第1の態様によれば、それぞれ第1及び第2の液体が入っている相互接続される第1及び第2のリザーバからなり、該第1及び第2の液体の間には、前記液体の混合を防止するために第1の障壁が設けられている時間表示装置であって、前記第1の障壁は、第3の液体が入っている第3のリザーバに導管を介して接続しており、前記第3の液体は、第1の所定の期間にわたって前記導管に沿って進み、前記第1の障壁に接したときにその除去を生じさせて前記第1及び第2の液体の混合を容易にし、混合前の第2の液体とは異なる色の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるように構成され、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する時間表示装置が提供される。
このように、本発明は、特定の腐敗しやすい品物(例えば食品、医薬品又は化粧品)が使用にどれくらい安全かという明瞭で信頼性の高い可視表示を消費者に提供する手段を提供する。
第1の所定の期間は、第3の液体が導管に沿って第3のリザーバから第1の障壁まで進む速度によって主に制御される。一旦第3の液体が導管に沿って進んで第1の障壁に到達すると、第3の液体と第1の障壁が接触することによって、第1の障壁が除去される。そして、それによって第1及び第2の液体が放出され、それらが共に混合されて混合前の第2の液体の最初の色と異なる色の液体混合物を生成することができる。
例として、好ましい実施形態において、第2の液体には一般的なpH指示薬溶液が入っており、それは、およそ中性pH(すなわちおよそpH7)を有するため、最初、色は緑である。一旦時間表示装置が起動されると(例えば、腐敗しやすい食品が入っている瓶を開けることによって)、第3の液体は、第1の所定の期間にわたって導管を進んだ後、第1の障壁と接触し、それにより障壁が取り除かれ、第1の液体が緑の第2の液体と混合される。本実施例において、第1の液体には食品に安全な酸化合物が適量入っており、それはpH指示薬溶液を含む第2の液体と混合されると、最初の中性の第2の液体よりも酸性である液体混合物を生成する。このようにして、ユーザは第2のリザーバ内に存在する液体の緑から赤への色変化を観察することができ、それは第1の所定の期間が経過し、その腐敗しやすい食品を消費することがもはや安全でないことを示している。
別の実施形態において、第2の液体は透明であるが、それは、ユーザに緑の彩色を提示するように裏層が緑色の第2のリザーバ内で支持される。この実施形態において、腐敗しやすい品物の使用期限がいつ過ぎたかを示すために必要な色変化を提供するために、染料及び/又は色素といった着色剤を用いることができる。例えば、第1の液体は赤の染料を含むことができ、それが第2のリザーバ内で第2の液体と混合されると、第2のリザーバ内に結果として生じる液体混合物が赤の彩色を示し、品物がもはや使用に適していないことを示す。更なる実施形態において、適切な彩色を確実にユーザに提供するために、第1の液体には、酸及び着色剤の両方が含まれていてもよい。
また、本発明の第1の態様が、例えば緑から赤のような単一の色変化だけに限定されず、任意の望ましい色変化を利用してもよいことが理解されるべきである。例えば、後で詳しく述べるように、第2のリザーバは少なくとも1つの更なるリザーバに接続でき、該更なるリザーバの中身と第2のリザーバ内の液体との混合は第1の液体と同様の方法で制御され、第2のリザーバ内の液体混合物の色が第1の期間の後だけ変化するのではなく、第2の期間、そして選択的に更なる期間の後にも変化することが出来る。したがって、他の好ましい実施形態において、第2のリザーバは2つのリザーバに接続しており、この2つのリザーバの液体と第2のリザーバ内の液体との混合は2つの異なる期間を通じて生じる。このようにして、最初に、腐敗しやすい品物が腐敗し始めているがなお使用には適しているとき、そして次に、もはや使用に適さないと考えられるほど品物が腐敗したときの表示に、二段階の色変化を用いることができる。簡単で、一般的に認識された二段階色変化表示器は「交通信号」表示システムであり、それは緑色が最初に黄色に変化してある種の警告を示し、次に2番目の変化をして赤色になる。したがって、2つのリザーバが第2のリザーバに接続している上記の本発明の好ましい実施形態では、「交通信号」警報装置を採用して、ユーザに、緑から黄色の最初の色変化で、品物がまだ目的に適してはいるが腐敗し始めたことを示して、次に黄色から赤への更なる色変化で、品物がもはや用いられるべきでないことを示すことができる。
本発明の第2の態様は、それぞれ第1及び第2の液体が入っている相互接続される第1及び第2のリザーバからなり、前記第1及び第2の液体の間には、該液体の混合を防止するために障壁が設けられている時間表示装置であって、前記障壁は化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含み、該物質は第1の所定の期間の後に、前記第1及び第2の液体の混合を可能にし、そして混合前の前記第2の液体とは異なる色の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるのに十分に分解可能であるように構成され、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する時間表示装置を提供する。
本発明の第2の態様は、所定の期間が経過するまで、特定の種類の障壁によって少なくとも2つの液体が混合されるのを防ぐ時間表示装置に関するものである。本発明の本態様は、少なくとも2つの液体の間に化学的に及び/又は酵素で分解可能な障壁が設けられ、それによって、適切な化学剤又は酵素がリザーバから障壁まで進み、障壁の分解を開始する速度、及び/又は前記化学剤又は酵素が最初の接触に続いて障壁を分解させる速度でタイミングを制御することができる。これによって、装置の設計者/製造業者は、その意図された目的を満たすためにいかに最適に装置の構成要素を配列するかについてかなりの柔軟性を有する。例として、いくつかの適用例で、リザーバから障壁まで化学剤/酵素が移動する距離が本質的に第1の所定の期間を決定するように、装置の起動後、化学剤/酵素を特定の長さの導管に沿って進ませることによってタイミングを制御することは適切でもよい。他の適用例では、装置の起動後ほぼ同時に障壁と接触するが、第1の所定の期間に等しい長い期間にわたって障壁を分解させる化学剤/酵素を選択することによってタイミングを制御することが適切でもよい。なお更なる適用例において、化学剤/酵素が導管に沿って進む速度及び化学剤/酵素が障壁を分解させる速度の両方で所定の期間が制御されるように、上記の期間調整機構を組み合わせて用いてもよい。
本発明の第3の態様によれば、着色剤を含む第1の液体が入っている第1のリザーバ及び前記着色剤のための分散剤を含む第2の液体が入っている第2のリザーバからなり、前記第2のリザーバには観察窓が設けられ、前記第1及び第2のリザーバは導管によって相互接続しており、前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つと前記導管との間に障壁が設けられている時間表示装置であって、導管には、液体又はゲルである第1の物質が入っており、前記障壁が除去されることによって、所定の期間にわたって前記第1のリザーバから前記第2のリザーバに前記着色剤が分散することが可能になり、それによって、前記所定の期間がいつ経過したかという表示を前記観察窓から提供する時間表示装置が提供される。
本発明の第3の態様のように、液体又はゲルが入っている導管によって第1及び第2のリザーバを接続することによって、気体(例えば空気)が充填された導管を用いて2つのリザーバを接続させることに関連する潜在的な問題は回避される。リザーバ及び導管の全体にわたって形成される液体混合物内の着色剤種の移動が、装置内の流体(すなわち液体又は気体)の流れのみに依存する訳ではないので、以前の装置に関連した流体動的及び流体移動の問題は回避される。
第1のリザーバから第2のリザーバへの着色剤の分散が、少なくとも多少、第1のリザーバ内の着色剤の濃度を第2のリザーバ内のものより高くすることによって制御されてもよいことが想定される。これは、もちろん、第1のリザーバに所定の濃度の着色剤を入れ、第2のリザーバには着色剤を入れないことによって達成されてもよい。但し、本発明はこの特定の構成に限定されない。第1及び第2の両リザーバに同じ又は異なる着色剤を入れてもよいが、第1のリザーバの着色剤が、第1のリザーバから第2のリザーバに分散する傾向を確実に有するように、この2つのリザーバの着色剤の相対濃度を選択してもよい。
本明細書で使用する「着色剤」という用語は、着色を提供する任意の物質を指すことを意図しており、更に限定することなく用いるときには、染料及び色素を含む。
本明細書で使用する「分散剤」という用語は、第1の独立体(例えば染料又は色素であるがこれに限らない)を第2の独立体(例えば液体(例えば水)であるがこれに限らない)において分散するか又は溶解させることが可能な任意の物質を指す。更に限定することなく用いるときには、「分散剤」という用語は、第1の独立体を第2の独立体に溶解させる、部分的に溶解させる、又は分散させる物質を含むと理解されるべきである。このように、「分散剤」という用語は、特定の物質のための溶媒を含むが、これに限らない。
本明細書で使用される「導管」という用語は、それに沿って液体が流れることができる、又は分子が通過することができるあらゆる種類の通路を指し、円形の断面のチューブ、チャネル又は毛細管に限定されることを意図しない。「導管」という用語を更に限定することなく用いるときには、この用語はそれらの長さの少なくとも一部に沿って開かれているか閉じていてもよく、液体が流れることができる適切な寸法及び構成を有する通路を含むことを意図している。
本明細書で使用される「液体」という用語は、決して純粋液体に限定されず、純粋液体に加えて液体混合物又は溶液を含むことを意図している。用語は広く解釈されるべきであり、言及する物質が事実上液体である、すなわち、流動特性を有する非ガス状の流体であることのみを示唆している。本明細書で使用される「ゲル」及び「ゲル状の」という用語は、外見上は固体の、多くの場合ゼリー状の材料を指すと理解されるだろう。その組成物は、一般的に大部分は液体で、したがって液体と同様の密度を有するが、固体の構造的コヒーレンスを有する。
上記で2つのリザーバ及び1つの導管を参照しているが、それによって本発明がこのような配置に限定されるものでは決してなく、本発明の表示装置が任意の望ましい数のリザーバ及び/又は導管を組み込んでもよいと想定されることが、更に理解されるだろう。さらに、上記においてリザーバに入っている2つの液体及び導管に入っている1つの液体又はゲルを参照しているが、これは本発明をこのような配置に限定するものと解釈されるべきでなく、任意の数の異なる液体が、おそらく更なる物質(例えば1つ以上のゲル)と合わせて、それぞれのリザーバ及び前記又はそれぞれの導管において提供されてもよい。
本発明の時間表示装置は、腐敗しやすい品物又は製品に付けられるラベル又はタグの形で提供されてもよく、あるいは、製品パッケージに直接組み込まれてもよい。例えば、時間表示装置は、それからその品物又は製品を包む材料、又は、材料のスリーブとして形成されて、更なる製品パッケージを包む材料の積層シートに組み込まれてもよい。
本発明の第1及び第2の態様において、前記第3のリザーバと前記導管の間に第2の障壁が設けられることが好ましい。好ましくは、第2の障壁は、それが除去されると前記第3の液体が前記導管に沿って進むことが可能となることによって第1の所定の期間が開始されるように構成されている。第2の障壁は、装置が取り付けられている製品を開封した結果として除去される及び/又は装置を製品に取り付けた結果として除去可能であるように構成されていてもよい。
本発明の第1の態様の特に好ましい実施形態において、第1の障壁は、化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含む。
第1の障壁が化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を組み込む本発明の第1及び第2の両実施形態において、化学剤又は酵素によって分解されるまで第1及び第2の液体の混合を十分に防止することができるものであれば、任意の適切な物質が用いられてもよい。例えば、該物質は比較的高分子化合物又はポリマーでもよく、それは自然のものでも、合成(すなわち人工)でもよく、又は半合成でもよい。特に適切な物質は脂質である。したがって、好ましい物質は脂肪親和性種であり、それは脂肪、オイル(例えば固いパーム核油)、ワックス及びグリセリド(モノグリセリド、ジグリセリド及びトリグリセリド)を含む。
好ましくは、前記分解可能な物質は、比較的高い粘性を有し、好ましくは第1、第2及び/又は第3の液体より高い粘性を有する。好ましい実施形態において、第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は、少なくとも約2000cP(20℃で)、より好ましくは少なくとも約4000cP(20℃で)、そして最も好ましくは少なくとも約10000cP(20℃で)である。更なる好ましい実施形態において、前記分解可能な物質の粘性は約5000〜約20000cP(20℃で)である。
いくつかの適用例において、前記分解可能な物質が約40℃より高い、より好ましくは、約60℃より高い、そして、さらに好ましくは約80℃より高い融点を有することが望ましいだろう。他の適用例において、例えば、比較的低い温度で分解可能な物質が融解して、したがって障壁が消滅することが好ましいときに、前記分解可能な物質が、例えば約5〜10℃又はそれ以下の、より低い融点を有することが望ましいだろう。融点がより低い分解可能な物質を必要とする典型的な適用例としては、冷凍又は冷蔵商品での使用が含まれ、そういった使用では、商品が解凍されるか又は前記分解可能な物質の融点を越えて暖められ、その後再冷凍又は再冷蔵されたことを装置が示すことが望ましい。
泡状でないときの前記分解可能な物質と比較してその表面積を増大させるように、該物質は少なくとも部分的に泡立っていてもよく、すなわち少なくとも部分的に泡状になってもよい。このように、化学剤/酵素に接触できる物質の表面積は増大し、それによって、障壁の分解が生じる速度を上昇させてもよく、いくつかの適用において本質的に瞬間的な分解を容易にする。泡状でない場合よりも泡立っている場合、より小量の前記分解可能な物質を用いることも可能でもよく、それは、障壁の重量を減らすと共に、費用及び環境の観点からも望ましい。
本発明の第1及び第2の態様の更なる好ましい実施形態において、第1の障壁は、水和によって、第1の障壁に含まれる分解可能な物質も分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含む。任意の適切な無水酵素(dehydrated enzyme)が用いられてよいが、前記無水酵素(dehydrated enzyme)がリパーゼであることは特に好ましい。
本発明の第1の態様において、第1の障壁は第3の液体が入っている第3のリザーバに導管を介して接続しており、第3の液体が導管に沿って進むのにかかる時間によって、第1の所定の期間が決定されることになる。導管には、任意の適切な物理的状態の任意の望ましい物質が入っていてもよい。したがって、導管には空気のような気体が入っていることが可能であるが、導管には実質的には気体が入っておらず、その代わりに、第3の液体が第3のリザーバから第1の障壁まで導管に沿って進む速度を制御することに関与してもよい特性を有する液体又はゲルが入っていることが好ましい。
導管内の第1の物質が第1及び/又は第2の液体より高い粘性を示すことが好ましい。第1の物質の粘性は、約100cP(20℃で)より大きくてもよく、約300cP(20℃で)より大きくてもよく、より好ましくは、約1000cP(20℃で)より大きくてもよい。更なる好ましい実施形態において、第1の物質は約500〜約2000cP(20℃で)の範囲内の粘性を有し、より好ましくは約700〜1400cP(20℃で)である。
第1の物質は、第3の液体が導管に沿って進むことを制御するのに望ましい物理的及び/又は化学特性を有するように、任意の適切な化学物質を含んでもよい。好ましくは、導管内の第1の物質は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール又はその混合物を含む。第1の物質の組成(例えばそれぞれの成分の重量百分率)は、特定用途に適するように選択されてよく、その装置において用いられる第1のより高い粘性の物質の組成について、本発明の第3の態様に関して以下に記載する組成から選択されてもよい。
好ましくは、第3の液体は実質的に第1の物質と混合可能であり、及び/又は、第3の液体は第1の物質のための溶媒又は分散剤を含む。このような方法で、第3の液体が、第3のリザーバから障壁まで所定の期間にわたって導管に沿って進むことができ、それから障壁の除去を生じさせることができるために充分な程度に、第3の液体は第1の物質と混合可能である。
好ましくは、第3の液体は、第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な化学種又は酵素を含む。このような方法で、第3の液体が導管に沿って進み、そして第1の障壁に接触すると、障壁の分解が開始される。第3の液体は任意の望ましい成分を含んでもよいが、水を含むことが好ましい。なぜなら、水は安全で、安価で、第3の液体に提供されることが望ましい他の多くの成分について良好な溶媒の働きをするからである。第3の液体が食塩溶液を含むことが特に好ましい。食塩液が好ましい理由の1つは、第3の液体内に入っていてもよい多くの化学種及び酵素に対して安定環境を提供するということである。任意の適切な酵素が用いられてもよく、好ましい酵素はリパーゼである。
本発明の第1及び第2の態様に関して、第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は好ましくは約1cP(20℃で)より大きく、より好ましくは約3cP(20℃で)より大きく、最も好ましくは約8cP(20℃で)より大きい。第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは、約1〜100cP(20℃で)の粘性を有してもよく、より好ましくは約1〜50cP(20℃で)、最も好ましくは約10cP(20℃で)である。
第1及び第2の液体には、特定用途に適するように、成分の任意の望ましい組み合わせを含んでいてもよい。例えば、第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは水を含んでもよく、好ましくは第1及び第2の液体はどちらも水を含む。好ましくは第2の液体は、pH指示種(例えば一般的なpH指示薬)を含んでいる。さらに、第1及び第2の液体を混合することによって作られる液体混合物におけるその存在を第2の液体内のpH指示薬の存在によって検知される酸を第1の液体が含むことが好ましい。このように、第1及び第2の液体の混合を用いて第2のリザーバ内の液体のpHの変化を生じさせることができ、これは、混合後の第2のリザーバ内の液体の色の変化としてユーザが確認できる。
好ましくは、第1の液体は、第2の液体との混合の後、結果として生じる第2のリザーバ内の液体混合物が混合前の第2の液体よりも酸性となるのに十分な量の酸を含む。好ましい実施形態において、最初、第2の液体はおよそ中性pH、すなわちおよそpH7であるが、第1及び第2の液体を混合した後に結果として生じる液体混合物は7未満のpHを有する。例えば、前記液体混合物はやや酸性でもよく、それは例えば約pH7より小さいが約pH2より高いpH、或いは約3〜約6の範囲内のpHである。更なる例として、前記液体混合物はより強酸性でもよく、約2未満(例えば約pH1)のpHを有してもよい。特定の製品がもはや使用に適していないことを示すために単一の色変化だけが用いられている本発明の実施形態において、赤への色変化が最も適切な選択肢でもよいことが理解されるだろう。したがって、この実施形態において、およそ中性(pH7(緑))から強酸性(pH1又は2(赤))へのpH変化を生じさせるのに十分な量の酸を用いることが望ましくてもよい。2回の色変化を用いて、最初の警告に続いて、製品の使用を停止させる最終シグナルを提供する別の実施形態において、最初に中性(pH7(緑))からやや酸性(およそpH3〜6(黄色))へのpHの減少を引き起こすのに十分な量の酸を使用し、それから、やや酸性(黄色)から強酸性(およそpH1又は2(赤))へのpHの更なる減少を引き起こすのに十分な量の酸を用いることが望ましくてもよい。
任意の望ましい酸が用いられてもよいが、消費者製品で使用するのに安全な酸(例えば食材)が用いられることが好ましく、それは例えば酢酸又はクエン酸等の食品酸である。
本発明の第1及び第2の態様に関して、好ましくは第1の液体は、ユーザが識別できるように、任意の望ましい彩色を装置に提供する着色剤を含み、それは染料又は色素でもよい。用いられてもよい例示的な着色剤としては、黄色又は赤の彩色を提供する着色剤を含み、それは、装置が「交通信号」色警報システムの利用を意図している場合、明らかに望ましいだろう。
前記第1、第2及び第3の液体のうち少なくとも1つは、所定の期間が経過したことの所望の表示を提供するための蛍光種及び/又は、反応するときに、様々な液体の混合を加速してもよく、同様に色変化の速度を加速してもよい熱を生成する発熱性試剤のような、任意の更なる又は別の成分を含んでもよい。
本発明の第1の態様に関して、上で述べるように、第3のリザーバと第1の障壁とを接続している前記導管が、第3の液体が第3のリザーバから第1の障壁に接触するまでに進まなければならない距離を規定する所定の長さを有することが好ましい。そしてこの距離が、少なくとも部分的に前記第1の所定の期間を決定する。幾つかの実施形態において、装置は、特定用途に適するように、所定の長さの単一の導管を形成してもよいが、他の実施形態において、装置は、選択的に接続可能である複数の部分的な導管を形成して前記所定の長さを有する前記導管を形成してもよい。
装置が異なる長さの複数の部分的な導管を形成する構成要素から組み立てられる場合、完成した装置が、装置の意図された用途に適した最適の所定の期間をユーザに確実に知らせるように、製造業者はより柔軟に所望の導管の長さを選択できる。このように時間調整期間を柔軟に選択できることは、装置の時間調整期間に影響するかもしれない、他の成分の特性の変化(例えば様々な液体の粘性及び導管及び3つのリザーバにあるだろう物質)を考慮に入れるために装置を組み立てる際に導管長さを調整できる点で有益でもよい。例えば、導管内に最初に存在する第1の物質の特定のバッチが、予想より高い粘性を有することが分かり、したがって粘性が通常であるときよりも第3の液体の導管に沿う進行が遅れると予想される場合、製造業者は、この物質の特性変化を補うようにより短い導管の長さを選択することができる。さらに、第3の液体の1つ以上の成分の濃度が、第3の液体が導管内に存在する物質に通常通り溶解又は分散しないようなものであり、したがって第3の液体の導管に沿う進行が予想されるより遅いかもしれない場合、ここでも、完成した装置がそれでも確実に正しく動作するように、通常より短い最終の導管の長さを選択するように製造パラメータを調整することができる。
本発明の第1及び第2の態様の好ましい実施形態において、第2のリザーバの表面は例えば緑で着色され、前記表面の色は第1及び第2の液体を混合する前に見える。このように、装置のユーザには、第2のリザーバの着色された表面から生じる第1の色を示し、そして1つ以上の所定の期間の後、第2のリザーバ内に液体の混合から生じる第2の、そして選択的に更なる色を示すことができる。
本発明の第1及び第2の態様において、前記第2のリザーバに観察窓が設けられ、いつ第1の所定の期間が経過したかという前記表示を前記観察窓から観察することができることが好ましい。
それ自体が第3のリザーバに接続している障壁を介して接続される第1及び第2のリザーバを組み込んでいる時間表示装置に関する本発明の第1の態様に関して、更なる好ましい実施形態によれば、該装置は、前記第2のリザーバに接続している第4のリザーバを具え、該第4のリザーバには第4の液体が入っており、前記第2のリザーバ内で前記第4の液体と前記第2の液体との間には、該液体の混合を防止するために第3の障壁が設けられ、前記第3の障壁は第5の液体が入っている第5のリザーバに更なる導管を介して接続されており、前記第5の液体は、第2のより長い所定の期間にわたって前記更なる導管に沿って進み、前記第3の障壁に接したときにその除去を生じさせて前記第2のリザーバ内における前記第4の液体と前記第1の液体混合物との混合を容易にし、前記第1の液体混合物とは異なる色の第2の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるように構成され、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する。
したがって、この本発明の好ましい実施形態では、本発明の第1の態様において上記において定義される第1のセットと同じ一般手法を用いた、リザーバ及び障壁の第2のセットを導入し、それによって、第1の期間より長い第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する能力を装置が有することになる。第2の期間が第1の期間より長いので、第4の液体が入るときに第2のリザーバに存在している液体は、第1の所定の期間が経過した後に第1及び第2の液体の混合の結果として生成される第1の液体混合物である。
前記第3の障壁は、任意の都合のよい形をとってもよいが、好ましくは化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含み、それは、上記で詳細に説明される第1の障壁に含まれる物質と同じか又は同様でもよい。好ましい実施形態において、前記第3の障壁に含まれる分解可能な物質の粘性は、第1の障壁において利用される前記分解可能な物質の粘性と同様又は同じであり、したがって、単なる例として、第3の障壁の分解可能な物質の粘性は少なくとも約2000cP(20℃で)でもよい。
前記第3の障壁は、水和によって、前記第3の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含んでもよい。繰り返すが、第3の障壁の無水酵素(dehydrated enzyme)の性質は、第1の障壁において用いられるものと同じか同様、異なるものでもよい。
前記更なる導管には、第3のリザーバを第1の障壁に接続させている導管内に提供される第1の物質と同じ又は同様の第2の物質が入っていてもよい。したがって、好ましくは、第5のリザーバを第3の障壁に接続させている前記更なる導管には、液体又はゲルである第2の物質が入っている。好ましくは前記更なる導管の前記第2の物質は、第2及び/又は第4の液体より高い粘性を示す。第5の液体が前記更なる導管内の第2の物質と実質的に混合可能であること、及び/又は、第5の液体が、前記更なる導管内の第2の物質のための溶媒又は分散剤を含むことが好ましい。導管に沿って第1の障壁へと進む第3の液体に関連して上記で説明した理由で、第5の液体が食塩溶液を含むことが好ましい。
好ましくは第5の液体は、第3の障壁に含まれる分解可能な物質を分解させることが可能な化学種又は酵素を含んでいる。第5のリザーバからの第5の液体の放出を制御するために、前記第5のリザーバと前記更なる導管の間に第4の障壁が設けられることが好ましい。該第4の障壁は任意の適切な形をとってもよいが、それが除去されると前記第5の液体が前記更なる導管に沿って進むことが可能となることによって前記第2の所定の期間が開始されるように構成されていることが好ましい。このように、一旦第4の障壁が除去されると、第5の液体は前記更なる導管に沿って進み、最終的には第3の障壁に接触することができる。この接触によって第3の障壁の分解が開始され、それによって、第2と第4のリザーバ間の障壁を取り除いて、第4の液体を、第2のリザーバ内にすでに存在している第1の液体混合物と混合させる。第4の障壁は、装置が取り付けられている製品を開けた結果として除去される、及び/又は、装置を製品に取り付けた結果として除去可能であるように構成されていてもよい。
第4の液体は、第1のリザーバに最初に存在している第1の液体と同じ又は同様の特性を有してもよい。例えば、第4の液体の粘性は、好ましくは約1〜約100cP(20℃で)の範囲内である。
第1の液体と同様に、好ましくは第4の液体は酸を含む。第2のリザーバ内で第1の液体混合物と混合された後、第2のリザーバ内に結果として生じる第2の液体混合物が第1の液体混合物と異なるpH(例えば、より強酸性)を有するのに十分な量の酸を第4の液体が含むことが好ましい。第2のリザーバ内に最初に存在している第2の液体にpH指示薬溶液が入っている好ましい実施形態において、第2のリザーバに存在している液体のpHの変化を引き起こすことによって、その液体の色も変化し、それによって、装置のユーザに示される彩色を正確にそして確実に制御する手段を提供することが理解されるだろう。この概念に関連して、第2のリザーバ内で第1の液体混合物と混合された後、第2のリザーバ内に結果として生じる第2の液体混合物が約2以下のpHを有するのに十分な量の酸を第4の液体が含むことが好ましい。当業者であれば理解するように、このようにpHが低いと、一般的なpH指示薬溶液が入っている溶液は赤の彩色を示すだろう。そして、それを装置のユーザは容易に確認することができる。必ずしも全てではないがほとんどの状況において、ユーザは、赤の彩色が示されると、装置が取り付けられている製品がもはや使用に適していないという表示としてこれを理解するだろう。「交通信号」警報システムが上記の通りに用いられている装置の好ましい実施形態を用いるときに、これは特に有用だろう。したがって、pH指示薬溶液が入っている第2のリザーバに接続している2つのリザーバを組み込んでいる装置の実施形態において、装置を用いて、ユーザに2回の色変化を示すことができる。第1のより短い所定の期間の後の、緑から黄色(例えば中性からやや酸性)への第1の色変化は、製品が悪くなっているが、まだ使用や消費に適していることを示しており、第2のより長い所定の期間の後の、黄色から赤(例えばやや酸性から強酸性)への第2の色変化は、製品が使用や消費にもはや適さないことを示している。
第4の液体に酸を提供するのに加えて、又はその代わりに、第4の液体は任意の望ましい色の着色剤(例えば染料又は色素)を含んでもよい。pH指示薬が入っている溶液を彩色するために酸性溶液が用いられている好ましい実施形態において、別々の着色剤をそれぞれの酸性溶液に組み込んで、酸性溶液との混合から生じる第2のリザーバ内の液体混合物がユーザに適切な彩色を確実に示すことが有益でもよいことが理解されるだろう。
任意の望ましい代替の又は更なる種を第1又は第4の液体に提供して、第1又は第4の液体を含む、結果として生じる液体混合物に適切な彩色をさせてもよい。例えば、第4の液体は蛍光種及び/又は発熱性試剤を含んでもよい。
第3のリザーバを第1の障壁に接続している導管と同様に、第5のリザーバを第3の障壁に接続している前記更なる導管が、第5のリザーバから第3の障壁に接触するまで第5の液体が進むべき第2の距離を規定する第2の所定の長さを有することが好ましく、前記第2の距離は、少なくとも部分的に前記第2に所定の期間を決定している。さらに、更なる導管は単一の導管によって形成されてもよいが、装置は、選択的に接続可能である複数の部分的な更なる導管を形成して、前記第2の所定の長さを有する前記更なる導管を形成してもよい。製造業者が最も適切な全長の導管を選択することができる複数の部分的な導管を形成することの利点は、上記で詳細に述べている。
上記で規定されるように、本発明の第2の態様は、化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含む障壁によって最初のうちは混合されない液体が入っている少なくとも2つのリザーバを具えている時間表示装置を提供する。障壁は、第1の所定の期間の後、第1及び第2の液体の混合を可能にし、そして色変化を生じさせるのに十分に分解可能であり、該色変化は前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示としてユーザが確認できる。本発明の第2の態様において具えられる分解可能な障壁は、上記で説明した本発明の第1の態様において用いられる分解可能な障壁のいずれの特徴をとってもよい。
例えば、分解可能な障壁内の分解可能な物質が、固いパーム核油のような脂質を含むことが好ましい。前記分解可能な物質の粘性は、意図された用途及び装置に含まれる他の物質の特性(例えば第1及び第2の液体の粘性)によって、任意の適切な値をとってもよい。例えば、第1の障壁に含まれる物質の粘性は、少なくとも約2000cP(20℃で)でもよく、好ましくは約5000〜約20000cP(20℃で)である。特定の用途では、約60℃を上回る融点を有する分解可能な物質を含む障壁を提供することが有益でもよく、他の用途では、分解可能な物質がより低い融点(例えば約5〜10℃又はそれ以下)を有することが望ましいだろう。本発明の第1の態様に係る装置において用いられる第1及び第3の障壁に関連して上述した理由で、本発明の第2の態様の障壁の一部を形成している分解可能な物質が少なくとも部分的に泡立っていることが好ましい。
好ましくは、本発明の第2の態様において用いられる第1の障壁は、水和によって、第1の障壁に含まれる分解可能な物質を分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含む。本発明の第1の態様に関して上記で述べるように、任意の適切な無水酵素(dehydrated enzyme)が用いられることができるが、前記無水酵素(dehydrated enzyme)はリパーゼであることが好ましい。
更なる好ましい実施形態では、本発明の第2の態様に係る時間表示装置は、前記第2のリザーバに接続している第4のリザーバを具えてもよく、該第4のリザーバには第4の液体が入っており、前記第2のリザーバ内で前記第4の液体と前記第2の液体との間には、該液体の混合を防止するために第3の障壁が設けられ、前記第3の障壁は化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含み、該物質は、第2のより長い所定の期間の後に、前記第2のリザーバ内における前記第4の液体と前記第1の液体混合物との混合を可能にし、そして前記第1の液体混合物とは異なる色の第2の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるのに充分に分解可能であるように構成され、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する。
上記の好ましい実施形態において用いられる第4の液体及び/又は第3の障壁の化学的及び/又は物理的特性は、本発明の第1の態様に係る装置において用いられる第4の液体及び/又は第3の障壁のそのような特性と同じ又は同様でもよいことが理解されるだろう。
この実施形態によって、本発明の第2の態様の装置で第2の色変化が示されることが可能となる。このように、該装置を用いて「交通信号」型警報システムを提供することができ、それによって、緑の彩色が、第2のリザーバ内に最初に存在している第2の(混合されていない)液体から最初にユーザに示され、続いて、第1の所定の期間が経過したあと、第1の液体混合物から黄色の彩色が示され、そして、第2の所定の期間が経過した後に第2の液体混合物から赤の彩色が示される。
本発明の第1及び第2の態様に係る装置は、好ましくは多層構造である。好ましくは、前記多層構造は、リザーバを形成している基層を具えており、それは不浸透性材料で形成されて、単層又は2つ以上の成分材料の積層から構成される。それから、前記多層構造は好ましくは中間層を具え、同じく不浸透性材料から形成されて、上記の通りにリザーバを接続している様々な導管を形成するように単層又は2つ以上の成分材料の積層から構成される。最後に、前記多層構造は、好ましくは上層を具え、同じく不浸透性材料から形成されて、それがその下面(すなわち、中間層に面している面)の領域を補強し、それは、中間層に積層されたとき、2枚目の層によって形成される導管の選択された領域を圧縮して、遮断する働きをして、所望の起動時点まで、装置内の液体の移動を防止又は遅延させる。
前記リザーバ及び導管はエンボシング、ダイ打ち抜き、積層、超音波溶接及び/又はレーザアブレーションプロセスの組み合わせによって好ましくは形成され、それは好ましくはインライン処理である。
上記のように、第3のリザーバと第1の障壁、そして任意の第5のリザーバと第3の障壁を相互接続している導管は、好ましくは装置の中間層によって形成される様々な長さの複数の不完全又は部分的な導管の組み合わせによって形成される。前記部分的な導管を接続して、リザーバをそれぞれの障壁に接続する完成した導管を形成することは、任意の適切な技術を用いて達成されてもよく、好ましくは装置の中間層の「ビア」の選択的なレーザアブレーションで達成される。
装置の上層において補強された領域は、好ましくは、高い粘性のインクを用いて、好ましくはインラインで行われる処理で、上層の下面にプリントする。
特定の用途及び材料の組み合わせに適しているように様々なリザーバの容量が選択されるが、前記容量は、好ましくは第3及び任意の第5のリザーバとそれぞれの障壁とを相互接続している導管の容量よりかなり大きい。好ましくは、それぞれのリザーバは、導管のうちの1本の容量より少なくとも10倍大きく、より好ましくは少なくとも20倍大きい容量を有する。
本発明の第1及び第2の態様の好ましい実施形態において、装置は、前記補強した領域を含む上層の一部が除去されることによって起動し、前記除去によって、導管内に保持される粘質物によって発生する内圧の結果として、導管が遮断されなくなる。
本発明の第1及び/又は第2の態様に係る装置は、側溝を更に具えてもよく、それは導管の幅と比べて好ましくは比較的幅広く、好ましくは前記中間層によって形成され、前記側溝は、積層及び導管形成処理の間、装置の他の領域からしぼり出されるかもしれない過剰材料を捕える働きをする。
上記で規定したように、本発明の第3の態様は、着色剤を含む第1の液体が入っている第1のリザーバ及び前記着色剤のための分散剤を含む第2の液体が入っている第2のリザーバを具える時間表示装置の他の設計に関する。前記第2のリザーバには観察窓が設けられ、前記第1及び第2のリザーバは導管によって相互接続され、前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つと前記導管との間に障壁が設けられている。重要なことに、導管には、液体又はゲルである第1の物質が入っており、障壁が除去されることによって、所定の期間にわたって第1のリザーバから第2のリザーバに前記着色剤が分散することが可能となり、それによって、前記所定の期間がいつ経過したかを前記観察窓から示す時間表示装置を提供する。
本発明の第3の態様の好ましい実施形態において、前記導管内の前記第1の物質は、前記第1及び/又は第2の液体より高い粘性を示し、前記障壁が除去されることによって、前記第1及び第2の液体のうち前記少なくとも1つが、前記第1のより粘性の高い物質において分散することが可能となり、その後、前記第1及び第2の液体が互いに接触して混合して第1の混合物を形成すると、前記着色剤が前記第1の混合物の全体に分散し、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという前記表示を前記観察窓から提供する。
本発明の第3の態様に係る表示装置の上記の好ましい実施形態が機能する方法は、以下の通りに要約されてもよい。起動後、粘性がより低い第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは、分解し始め、2つのリザーバを接続している導管に入っているより高い粘性の物質に分散し始める。分散が生じる速度は、少なくとも部分的には、液体/物質の物理的及び化学的性質や導管の物理的形態によって決定されることが理解されるだろう。液体/物質の混合速度、すなわち結局は着色剤の拡散速度は、一次調時機構として働くように制御される。第1の所定の期間の後、第1及び第2の液体は、接触し、混合して、一方の全体に分散して、着色剤を導管内の液体混合物に、そして、第1のリザーバ内の液体混合物に急速に拡散させ、その時点で、着色剤は第2のリザーバに設けられた観察窓から見えるようになり、第1の所定の期間がいつ経過したかを目に見える形で示す。
本発明の重要な特徴は、前記又はそれぞれの導管に沿った着色剤の追跡は、リザーバ及び導管に入れる様々な液体及びゲルの物理的及び化学的性質、また、リザーバ及び導管の物理的形態、すなわち形状を適切に選択することによって正確に制御することができることである。さらに、本発明は、第1及び第2の液体が第1のより粘性の高いゲルに分散するのにかかった時間の長さに関係なく、第1及び第2の液体が接触して互いに混合するとすぐに、着色剤が液体混合物の全体にわたって急速に拡散することを提供する。
好ましくは、前記装置は、更なる着色剤を含む第3の液体が入っている第3のリザーバを具え、該第3のリザーバは、液体又はゲルである第2の物質が入っている更なる導管によって前記第2のリザーバに接続しており、前記第3の液体と前記更なる導管との間に更なる障壁が設けられて、該更なる障壁が除去されることによって第2の所定の期間にわたって前記第3のリザーバから前記第2のリザーバに前記更なる着色剤が分散することが可能となり、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を前記観察窓から提供する。
本発明の第3の態様の更なる好ましい実施形態において、前記導管内の前記第2の物質は、前記第3の液体より高い粘性を示し、前記更なる障壁が除去されることによって、前記第3の液体が前記第2のより粘性の高い物質において分散することが可能となり、その後、前記第2及び第3の液体が互いに接触して混合して第2の混合物を形成すると、前記更なる着色剤が前記第2の混合物の全体に分散し、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという前記表示を前記観察窓から提供する。
本発明の重要な特徴は、簡単に理解できる、製品に適合した「交通信号」システムを消費者に示してもよいことである。観察窓から緑が見えるとき、これは製品がまだ最高の状態であるという表示であり、黄色が見えるとき、消費者は、注意して、使用又は消費に適しているかを慎重に評価するよう求められ、赤が見えるときは、消費者は製品を処分して買いなおすように勧められる。調査によると、「交通信号」方式は、世界中で一般的に理解され、そして本発明は、従来の緑から黄色、そして赤への色変化、及びより簡略化した、緑から赤への色変化、更には他の任意の望ましい色変化を提供できるように構成される。
製品が長期間(例えば28日間)完全に良好であってもよく、その期間は緑の表示が望ましいが、警告状態(黄色として示される)を経て、製品を消費することがもはや安全でない赤の状態に急速に(例えば30日間)変化するという点で、色変化の速度が重要であることが理解されるだろう。本発明は、色変化の所望の速度を達成できる手段を提供する。
第1のより粘性の高い物質の粘性が温度によって変化する速度が、装置が適用される腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度に関係することが好ましい。このような方法で、腐敗しやすい品物が製造業者の指示に従って保管されるか否かにかかわらず、本発明の時間表示装置は正しく動作し、適切な時期表示を提供する。例えば、品物が、一旦開封されると約5℃で冷蔵保管されることを意図されるが、消費者が誤って大気温度で、例えば戸棚で品物を保管した場合、本発明の時間表示装置が、消費者の誤りを考慮に入れることができてなお正しく機能することが重要である。高温で品物を保管することによって品物の腐食速度が上昇するとすれば、消費者に正しい情報を提供するために第1の期間及び適用されるときには第2の期間を適切なだけ短縮しなければならない。これは、第1及び適用されるときには第2のより粘性の高い物質を適切に選択することによって達成されてもよく、それらの粘性が温度によって変化する速度が、腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度に関係するか、より好ましくは実質的に合致する。
本発明を形成している時間表示装置に関して、導管に提供される第1のより粘性の高い物質の粘性が約4000〜約16000cP(20℃で)の範囲内であることが好ましい。より好ましくは、第1のより粘性の高い物質の粘性は約6000〜約14000cP(20℃で)の範囲内であり、さらに好ましくは約10000〜約14000cP(20℃で)の範囲内であり、そして最も好ましくは約12000cP(20℃で)である。
本発明の好ましい実施態様において、第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は、約1cP(20℃で)より大きい。第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は、約1〜約2000cP(20℃で)の範囲内である。より好ましくは、第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は、約50〜約1500cP(20℃で)の範囲内であり、より好ましくは約500〜約1500の範囲内である。最も好ましくは第1の液体の粘性は約1000〜約1400cP(20℃で)であり、及び/又は第2の液体の粘性は約1000〜約1400cP(20℃で)である。
第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性を、第1のより粘性の高い物質と比較した比(第1/第2の液体:第1のより粘性の高い物質)は、1:16000〜1:2(20℃で)の範囲内であってもよく、より好ましくは1:20〜1:5(20℃で)の範囲内である。第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性を、第1のより粘性の高い物質と比較した比が約1:10(第1/第2の液体:第1のより粘性の高い物質)であることが最も好ましい。
好ましくは、第1のより粘性の高い物質は、前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つと実質的に混合可能である。より好ましくは、第1のより粘性の高い物質は、前記第1及び第2の液体の両方と実質的に混合可能である。このように、第1の液体が第2の液体と接触して混合されると、それによって作られた第1の混合物は、第1及び第2のリザーバ及び相互接続している導管の全体にわたって、第1及び第2の液体と第1のより粘性の高い物質との基本的に均一な混合物である。
第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは、水を含んでもよい。好ましくは、第1及び第2の液体はどちらも水を含む。第1及び/又は第2の液体は、約20〜70重量パーセントの水を含んでもよく、より好ましくは約30〜60重量パーセントの水を含む。最も好ましくは第1の液体は約50重量パーセントの水を含み、及び/又は第2の液体は、約50重量パーセントの水を含む。
第1の液体、第2の液体、及び導管において提供される第1のより粘性の高い物質のうち少なくとも1つは、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含んでいてもよい。
本発明の好ましい実施態様において、第1のより粘性の高い物質は、グリセロール及びカルボキシメチルセルロース及び/又はヒドロキシエチルセルロースの混合物を含む。第1の物質は、好ましくは更に水を含み、なお更なる種(例えば殺生物剤)を含んでもよい。第1のより粘性の高い物質は、好ましくは約1〜5重量パーセントのカルボキシメチルセルロース、より好ましくは約2〜4重量パーセントのカルボキシメチルセルロース、そして最も好ましくは約3〜4重量パーセントのカルボキシメチルセルロースを含む。第1のより粘性の高い物質は、好ましくは約40〜90重量パーセントのグリセロール、より好ましくは約50〜80重量パーセントのグリセロール、そして最も好ましくは約60〜70重量パーセントのグリセロールを含む。第1のより粘性の高い物質は、好ましくは約10〜50重量パーセントの水、より好ましくは約20〜40重量パーセントの水、そして最も好ましくは約30〜40重量パーセントの水を含む。
前記着色剤が染料であることが好ましい。該染料は任意の適切な色であってもよく、無毒性であるべきであり、所望の用途デの使用に適しているべきである。このように、表示装置が食材に用いられる場合、染料が食用製品に用いられても安全であることが望ましい。染料がオレンジであるか又は赤であることは、特に好ましく、それは、これらの色が本発明の装置に用いられて「交通信号」色変化パターンを提供するのにきわめて適しているからである。そしてこのパターンは、上記したように、消費者によって容易に、広く理解される。好ましいオレンジ染料の例は105101 Duasyn Sauregelb xxSFであり、好ましい赤の染料の例は105112 Duasyn Saurerhodamin B−SFである。
前記着色剤は色素でもよい。そして、それはここでも意図された用途において用いられるのに安全であるべきである。すなわち、装置が食品に用いられる場合、色素が食品に安全で、誤って摂取されたとしても消費者に害を及ぼさないことが好ましい。
第1の液体と導管との間、そして第2の液体と導管との間にそれらの障壁が設けられ、それらの障壁が除去されることによって、第1及び第2の液体が所定の期間にわたって第1のより粘性の高い物質において分散することが可能となり、第1及び第2の液体が互いに接触することを可能にすることが特に好ましい。障壁は、任意の都合のよい方法で取り除かれてもよい。1つの好ましい方法は、装置が取り付けられている製品をユーザが開封した結果としてである。
第2のリザーバの表面は、好ましくは、第1の混合物の全体に着色剤が分散する前に第2のリザーバに設けられた観察窓から該表面の色が見えるように着色される。このような方法で、着色された表面に提供される彩色が見える間、装置は、該装置がまだ起動していないことを目に見える形でユーザに示す。例えば、着色された表面は、装置が適用されている製品がまだ開封されていないことを示すように白又は緑に着色されてもよい。一旦装置が起動すると、第1の所定の期間が経過したあと、第1のリザーバからの着色剤によって、第2のリザーバの着色された表面の白又は緑の背景色を覆い隠す彩色(例えば黄色)がなされる。第3のリザーバが提供される場合、第2の所定の期間の後、第3のリザーバから更なる着色剤によって彩色(例えば赤)がなされ、それは、白又は緑の背景色も前の黄色の彩色も覆い隠す。
装置が第3のリザーバを具える本発明の好ましい実施形態において、更なる着色剤は、第3のリザーバから第2のリザーバに第2の期間にわたって分散することができ、それによって、第2の所定の期間がいつ経過したかを目に見える形で示すことができる。
第2の所定の期間は、第1の所定の期間より短いか、実質的に同じ又はより長くてもよい。第1及び第2の着色剤によって、観察窓から見える液体に異なる彩色がなされる場合、第1の期間の後に第1の色(例えばオレンジ又は黄色)、そして第2の期間の後に第2の異なる色(例えば赤)をユーザに示すことができる。
前記更なる導管に提供される第2のより粘性の高い物質の粘性は約4000〜約16000cP(20℃で)の範囲内である。より好ましくは、第2のより粘性の高い物質の粘性は約6000〜約14000cP(20℃で)の範囲内、さらに好ましくは約10000〜約14000cP(20℃で)の範囲内で、そして最も好ましくは約12000cP(20℃で)である。
好ましくは、第3の液体の粘性は、約1cP(20℃で)より大きい。第3の液体の粘性は、好ましくは約1〜約2000cP(20℃で)の範囲内である。より好ましくは、第3の液体の粘性は、約50〜約1500cP(20℃で)の範囲内であり、更により好ましくは、約500〜約1500の範囲内である。最も好ましくは、第3の液体の粘性は、約1000〜約1400cP(20℃で)である。
第3の液体の粘性を、第2のより粘性の高い物質と比較した比(第3の液体:第2のより粘性の高い物質)は、1:16000〜1:2(20℃で)の範囲内であってもよく、より好ましくは1:20〜1:5(20℃で)の範囲内である。第3の液体の粘性を、第2のより粘性の高い物質と比較した比は、約1:10(第3の液体:第2のより粘性の高い物質)であることが最も好ましい。
第2のより粘性の高い液体は、第1のより粘性の高い液体の粘性より高い又はより低い、又は実質的に同じ粘性を示してもよい。第1の所定の期間より長い第2の所定の期間が提供されることが望ましい場合、これを達成する1つの方法は第2の物質が第1の物質より高い粘性を示すように調製することである。これを達成する更なる方法は、第1及び第2の物質の相対粘度と独立に、又は第1の物質より高い粘性を示す第2の物質と組み合わせて、第1の物質に比較して第2の物質の量を増加させることであることが理解されるだろう。これは、例えば、第1のリザーバを第2のリザーバに接続している導管の長さと比較して、第3のリザーバを第2のリザーバに接続している前記更なる導管の長さを増加させることによって、選択的に第1及び第2の導管を接続している導管の深さ及び/又は幅と比較して、第2及び第3の導管を接続している前記更なる導管の深さ及び/又は幅を増加させることと組み合わせて、達成されてもよい。
第2の所定の期間が第1の所定の期間より長いことが望ましい1つの好ましい実施形態において、第1及び第2のより粘性の高い物質の量は実質的に同じであり、第2の物質の粘性は第1の物質の粘性より大きい。「交通信号」表示効果を提供するために、この実施形態において、第2のリザーバは、装置の起動前に観察窓から緑の彩色を示すように緑で着色される表面を有する。最初に第1のリザーバに存在する第1の着色剤はオレンジ染料(例えば105101 Duasyn Sauregelb xxSF)であり、最初に第3のリザーバに存在する第2の着色剤は赤の染料(例えば105112 Duasyn Saurerhodamin B−SF)であるが、任意の適切なオレンジ及び赤の染料又は色素が用いられてもよいことが理解されるだろう。装置が起動すると、オレンジ染料が拡散するべき第1のより粘性の高い物質によって、第2のより粘性の高い物質よりも低い粘性を有するため、オレンジ染料は第2のリザーバに赤の染料より速く拡散する。このように、最初に緑の彩色がユーザに示され、続いて第1の所定の期間が経過した後、オレンジ彩色が示され、そして第2の所定の期間が満了すると、最後に赤の彩色が示される。
好ましくは、第2のより粘性の高い物質は、前記第2及び第3の液体のうち少なくとも1つと実質的に混合可能である。好ましくは、前記第2のより粘性の高い物質は、前記第2及び第3の液体の両方と実質的に混合可能である。
第3の液体が水を含むことが好ましい。第3の液体は約20〜70重量パーセントの水を含んでもよく、より好ましくは、約30〜60重量パーセントの水を含む。最も好ましくは、第3の液体は、約50重量パーセントの水を含む。
好ましくは前記更なる導管において提供される第3の液体及び/又は第2のより粘性の高い物質は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含む。
好ましい実施形態において、第2のより粘性の高い物質は、グリセロール及びカルボキシメチルセルロース及び/又はヒドロキシエチルセルロースの混合物を含む。前記第2の物質は、好ましくは水を更に含み、なお更なる種(例えば殺生物剤)を含んでもよい。第2のより粘性の高い物質は、好ましくは約1〜5重量パーセントのカルボキシメチルセルロース、より好ましくは約2〜4重量パーセントのカルボキシメチルセルロース、そして最も好ましくは約3〜4重量パーセントのカルボキシメチルセルロースを有する。第2のより粘性の高い物質は、好ましくは約40〜90重量パーセントのグリセロール、より好ましくは約50〜80重量パーセントのグリセロール、そして最も好ましくは約60〜70重量パーセントのグリセロールを有する。第2のより粘性の高い物質は、好ましくは約10〜50重量パーセントの水、より好ましくは約20〜40重量パーセントの水、そして最も好ましくは約30〜40重量パーセントの水を含む。
前記更なる着色剤が染料であることが好ましい。該染料は任意の適切な色であってもよく、無毒性であるべきであり、所望の用途に適しているべきである。前記染料がオレンジであるか又は赤であることが好ましく、それは、上記のように、これらの色が「交通信号」色変化パターンを提供するのにきわめて適しているからである。好ましいオレンジ染料の例は105101 Duasyn Sauregelb xxSFであり、好ましい赤の染料の例は105112 Duasyn Saurerhodamin B−SFである。
前記更なる着色剤は色素でもよく、上記の述べる理由で、例えば食品等の意図された用途に用いても安全であるべきである。
本発明の第3の態様は、第1の液体及び適用されるときは第3の液体において、単一の着色剤だけを用いることに限定されないことが理解されるべきである。全体的な彩色特性を提供するために、第1、第2及び第3の液体はそれぞれ1つ以上の着色剤を含んでもよい。好ましい実施形態において、装置の起動前には、第1及び第3の液体には単一の染料着色剤が入っており、第2の液体には着色剤が入っていない。別の実施形態においては、第1、第2及び第3の液体にはすべて、装置の起動前に、染料着色剤が入っている。例えば、第1の液体はオレンジ染料を含んでもよく、第2の液体は緑の染料を、そして、第3の液体は赤の染料を含んでもよい。第1の液体が、第3の液体より速く第2の液体と混合するように装置が構成される場合、最初に緑、そしてオレンジ、それから最後に赤という周知の「交通信号」方式に従った色順序によって消費者に示されるだろう。
好ましくは、前記更なる障壁は、装置が取り付けられている製品を開封した結果として除去可能であるように構成されている。
本発明の第1、第2及び第3の態様に関して、前記又はそれぞれの障壁は、好ましくは前記装置の少なくとも一部の上に提供されるカバー層に形成される凹部によって形成される。該装置を製品に取付けやすくするために第1、第2及び第3の態様に係る装置の表面に接着剤が提供されてもよい。装置が製品包装に含まれる場合、表示装置を含む包装を製品に取付けるために前記接着剤を包装の任意の適切な領域に塗布してもよいことが理解されるだろう。リザーバ及び導管のうち少なくとも1つは、加熱成形、エンボシング、溶接、レーザアブレーション、切断及び積層、印刷及びエッチングからなる族から選択される技術によって、支持層において形成されてもよい。第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは、印刷プロセスによってそのそれぞれのリザーバに提供されてもよい。第3、第4又は第5の液体を用いる場合、それは、印刷プロセスを用いてそれぞれのリザーバに更に提供されてもよい。
製品の時間/温度寿命プロファイルに沿って変化する鮮明で強烈な「交通信号」色の品質及び提示は、pHの変化又は染料/色素の拡散によって効果的に達成されることができるのみである。他の色変化反応(例えば酸化)は、常に2つの色変化であり、「交通信号」表示のための色スペクトルの不満足な部分からである。更に又、これらの既存の2色システムによって提供される色変化の速度は、実際には一貫しておらず、緩やかであり、消費者は使用に適切かどうかについて主観的に評価せざるを得ない。
上で述べるように、本発明の様々な態様の装置の様々な特徴は、様々な液体が、相互接続している導管に入っている物質(例えば液体又はゲル)に溶解し、分散して、流れる速度、また、着色剤又は酸が、異なる液体が互いに接触することから生じる最終的な液体混合物の全体にわたって拡散する速度を制御するように変更ことができる。特徴は以下を含むがそれに必ずしも限定されない。液体及びゲルの粘性、前記又はそれぞれの導管の寸法(深さ、幅、長さ)、前記又はそれぞれの導管の形状、前記又はそれぞれの着色剤溶解性。より詳細に上で説明するように、本発明の第1、第2及び第3の態様に係る装置は、必要に応じて、選択的に組み合わせることができる複数の部分的な導管を具えて、所望の時間調整能力を有する装置を提供するために必要な導管を形成することができる。
単に例示としてであるが、本発明に係る装置がマヨネーズの瓶に適用されるときに機能する方法をこれから説明する。瓶を開封するとすぐに、装置が起動し、対象リザーバにおいて保持される透明な液体を通して緑の下地印刷が見え、消費者にマヨネーズが用いるのに良好なことを知らせる。瓶を開ける前にあらかじめ第1の供給源リザーバにおいて保持されていた弱酸性の溶液及び/又は黄色染料が、第1の所定の期間の後、最初は透明であった液体を黄色に変色させ(緑の下地印刷を覆うか隠す)、マヨネーズがその使用できる期間の終わりに近づいており、注意をするべきであり、新たな瓶を購入することを考慮するべきであることを消費者に知らせる。第2のより長い所定の期間の後、瓶を開ける前にあらかじめ第2の供給源リザーバにおいて保持されていたより強酸性の溶液及び/又は赤の染料がオレンジ染料に勝り、対象リザーバにおいて液体を強烈な赤の色に変色させ、それによって、マヨネーズが用いるのにもはや安全ではなく、廃棄されるべきことを消費者に知らせる。黄色の警告期間は、製品がその有用である寿命の終わりに近づいていることを消費者に伝え、それによって消費者は、急に重要な製品が切れることを回避できる。
消費者に対する新鮮さの提示又は使用適正表示は「交通信号」規則を用いており、製品において緑が観察される対象は、良好で、適している、又は新鮮であると分かり、赤の対象は、悪く、適していない、又は処分しなければならないと分かる。本発明の実施形態では、簡単な2色の緑から赤への色変化、或いはより複雑な3色の、緑から黄色へそして赤への色変化が可能である。3色システムの利点は、現在の製品が使用に適さなくなる前に、製品を買い直すきっかけとなる早期警戒を消費者に示すことができる点である。
単に例示として次の具体的な実施形態及び実施例を参照して、本発明を更に説明する。
図1は、容器に適用されるラベルの形の本発明の第3の態様の好ましい実施形態に係る時間表示装置の概略図である。 図2は、図1に示される装置のより低い部分の概略図である。 図3は、図1に示される装置の断面の概略図である。 図4は、容器が開封されたあと、容器の蓋に接続したままとどまる図1に示される装置の第1の部分の断面の概略図である。 図5は、容器が開封されたあと、容器の本体に接続したままとどまる図1に示される装置の第2の部分の断面の概略図である。 図6は、容器に適用できるラベルの形の本発明の第1及び第2の態様の好ましい実施形態に係る時間表示装置の概略図である。 図7は、図6に示される装置の断面の概略図である。
図1を参照して、食品材料を保持するのに適している容器1を示す。該容器1は、ねじってはずす蓋2及び本体3を具える。本発明の好ましい実施形態に係る時間表示装置は、容器1の蓋2及び本体3に接続しているラベル4の形で示される。ラベル4は、容器1の蓋2に接着剤(図示せず)を用いて接続しているはがせるタブの形の上方部分5及び容器1の本体3に接着剤(図示せず)を用いて接続している永久パッチの形の下方部分6を具えている。ラベル4の上方及び下方部分5、6は、もろい縫い目7に沿って互いに接続され、容器1の蓋2を容器1の本体3から回して開けると、ラベル4の上方及び下方部分5、6は縫い目7に沿って分かれる。一旦開封されると、表示ラベル4の上部部分5は容器1の蓋2に付着したままであり、ラベル4の下方部分6は容器1の本体3に付着したままであり、ラベル4が起動する。ラベル4の起動を起こさせる方法は、図3、4及び5を参照して、以下に更に詳細に説明する。ラベル4の下方部分6は観察窓8を具え、それを通して異なる彩色が観察でき、容器1の中身の新鮮さを容器1の使用者に目に見える形で示すことができる。
ここで図2を参照し、容器1の中身の新鮮さを目に見える形で示す図1のラベル4の主要な構成要素をより詳細に示す。該構成要素は、導管10a、10bの第1のセットを介して対象リザーバ11に接続している第1の染料供給源リザーバ9を具える。第2の染料供給源リザーバ12も、より長い導管13a、13bの別の第2のセットを介して対象リザーバ11に接続している。比較的高い含水量で水、エチレングリコール、グリセロール及びカルボキシメチルセルロースを含んでいて、オレンジ染料(105101 Duasyn Sauregelb xxSF)及び微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)を更に含んでいる第1の低い粘性の液体混合物14は、第1の染料供給源リザーバ9において保持され、比較的高い含水量で水、エチレングリコール、グリセロール及びカルボキシメチルセルロースを含んでいて、赤の染料(105112 Duasyn Saurerhodamin B−SF)及び微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)を更に含んでいる第2の低い粘性の液体混合物15は、ラベル4の起動の前に第2の染料供給源リザーバ12において保持される。対象リザーバ11において第3の低い粘性の液体混合物16が提供される。第3の低い粘性の液体混合物はエチレングリコール、グリセロール、カルボキシメチルセルロース及び微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)の比較的希釈した水溶液であるが、着色剤は加えられておらず、第3の低い粘性の液体混合物16は透明である。第1及び/又は第2及び/又は第3の低い粘性の混合物14、15、16は、カルボキシメチルセルロースに加えて、又は、カルボキシメチルセルロースの代わりにヒドロキシエチルセルロースを選択的に含む。第3の低い粘性の液体混合物16が第1及び第2の低い粘性の液体混合物14、15に接触して、混合し、更なる液体混合物(図示せず)を形成するとすぐに、第1及び第2の液体混合物14、15においてあらかじめ入っていた染料は前記更なる液体混合物の全体にわたって分散するため、第3の低い粘性の液体混合物液体は、第1及び第2の低い粘性の液体混合物14、15に入っている染料着色剤のための分散剤の働きをする。対象リザーバ11の最も下の表面は緑に彩色されており、観察窓8が対象リザーバ11上に存在し、第3の低い粘性の液体混合物16が透明であるので、その緑の彩色は最初、観察窓8(図1を参照)から見える。
第1の染料供給源リザーバ9を対象リザーバ11に接続している導管10a、10bには、グリセロール及びカルボキシメチルセルロースの比較的濃縮水性混合物を含む第1の高い粘性のゲル17が充填され(他の実施形態では、カルボキシメチルセルロースは、ヒドロキシエチルセルロースと置き換えられてもよいか又はそれを補充してもよい)、第2の染料供給源リザーバ12を対象リザーバ11に接続している導管13a、13bには、グリセロール及びカルボキシメチルセルロースの比較的濃縮水性混合物を含む第2の高い粘性のゲル18が充填される(他の実施形態では、カルボキシメチルセルロースは、ヒドロキシエチルセルロースと置き換えられてもよいか又はそれを補充してもよい)。
第1の障壁領域19は、導管10a、10bにおいて第1の染料供給源リザーバ9の近くに提供され、第2の障壁領域20は、導管10a、10bにおいて対象リザーバ11の近くに提供される。第3の障壁領域21は、導管13a、13bにおいて第2の染料供給源リザーバ12の近くに提供され、第4の障壁領域22は、導管13a、13bにおいて対象リザーバ11の近くに提供される。障壁領域19、20、21、22の機能を、図3、4及び5を参照して以下に更に詳細に説明する。
まず図3を参照して、起動前のラベル4の図式的断面図が示される(図1に示すように)。図3と図1及び2とを比較できるようにラベル4の上方及び下方部分5、6を示す。ラベル4は、例えばポリプロピレン製の基板層23を具える。該基板層23をエンボス加工し、第1及び第2の染料保管リザーバ9、12、対象リザーバ11、相互接続している導管10a、10b、13a、13b及び障壁領域19、20、21、22を形成した。基板層23には、容器1にラベル4を取付けられるように、接着剤の層24が設けられている。該接着剤層24は、容器1に適用される前に接着剤層24を保護するためのグラシン保護層25を具えるが、それは、容器1にラベル4を取付ける直前に剥がすことができる。障壁層26は基板層23の上に積層され、最も外部の透明な剥せる層27は障壁層26の上に積層される。
最外側層27の積層方法は、基板層において形成される障壁領域19、20、21、22の上に存在する最外側層27において一組の凹部28が形成されるというものである(障壁領域22だけが図3に見られる)。このように、凹部28は下にある障壁層26を、障壁領域19、20、21、22に下方へ変形させて、それによって、ラベル4が起動されるまで、2つの供給源リザーバ9、12及び対象リザーバ11内の第1、第2及び第3の低い粘性の液体混合物14、15、16が導管10a、10b、13a、13b内の高い粘性のゲル17、18と接触することを防止する。
期間表示ラベル4の起動は、消費者が容器1の蓋2を回し開けることによって開始される。これによって、ラベル4は縫い目7に沿って割れ、それによって、ラベル4の上方及び下方部分5、6が分離し、図4及び5にそれぞれ別々に示すように2つの部分5、6が提供される。ラベル4の2つの部分5、6の分離は、凹部28より上の接着層、基板層及び障壁層25、24、26の後方切断29及び凹部28より下の最外側層27の部分的切断を提供することによって制御される。ラベル4の上方部分5が(消費者が容器1の蓋2を回し開けることによって)ねじられて下方部分6から離れるにつれて、最外側層27において形成される凹部28は下にある障壁層26から離れる方へ付勢され、それによって障壁層26は障壁領域19、20、21、22から離れて上方へ変形し、それによって液体混合物14、15、16は、導管10a、10b、13a、13bに入っているより粘性の高いゲル17、18と接触して混合することが可能となる。
より粘性の低い液体混合物14、15、16は、高い粘性のゲル17、18と混合し、導管10a、10b、13a、13bにおいて新たなより粘性の低い混合物が形成される。同時に、染料14、15は、新たなより粘性の低い混合物内に、導管10a、10b、13a、13bに沿って対象リザーバ11の方へ拡散し始める。第1の所定の期間の後、第1の低い粘性の混合物14は第3の低い粘性の混合物16と接触し、第1の染料供給源リザーバ9、導管10a、10b及び対象リザーバ11の全体にわたって単一の基本的に均一な液体混合物を形成し、オレンジ染料は、前記均一な液体混合物の全体にわたって急速に拡散し、観察窓8から見える対象リザーバ11をオレンジに彩色する。第2の所定時間の後、導管13a、13bの第2のセットにおいて同様のプロセスが生じ、赤の染料が第2の染料供給源リザーバ12、導管13a、13b及び対象リザーバ11の全体にわたって形成された更なる基本的に均一な液体混合物の全体にわたって拡散する。赤の染料がオレンジ染料より強烈な色であり、オレンジ染料は、対象リザーバ11の最も下の表面に提供された最初の彩色より強烈な色であるので、観察窓8から「交通信号」効果を観察することができる。要約すると、最初は緑の彩色が観察窓8から見え、容器1の中身を消費することが安全であることを意味している。第1の所定の期間の後、オレンジ染料が対象リザーバ11を変色させ、目に見える黄色の彩色を示し、容器の中身を消費することがすぐに安全でなくなるかもしれないことを意味しており、そして第2の所定の期間の後、赤の染料は(すでに変色されている)対象リザーバ11を変色させ、鮮明な赤の彩色を示し、容器1の中身を消費することがもはや安全でないことを示している。
ここで図6及び7を参照する。本発明の第1及び第2の態様の好ましい実施形態に係るラベル30の形の時間表示装置を示しており、それは、容器(図示せず)の蓋及び本体のどちらにも接続するのに適しており、図1〜5を参照して上述したラベル4に類似した方法で起動できる。
図6及び7のラベル30は、容器の蓋に接着剤(図示せず)を用いて接続されることになっているはがすことのできるタブの形の上方部分31及び容器の本体に接着剤(図示せず)を用いて接続されることになっている永久パッチの形の下方部分32を具えている。ラベル30の上方及び下方部分31、32はもろい縫い目33に沿って接続されており、容器に取り付けられて容器の蓋が回し開けられると、ラベル30の上方及び下方部分31、32は前記縫い目33に沿って分離される。一旦開封されると、表示ラベル30の上部部分31は容器の蓋に付着したままであり、ラベル30の下方部分32は容器の本体に付着したままであり、ラベル30が起動する。ラベル30の起動について以下に更に詳細に説明する。ラベル30の下方の部分32は、観察窓34を具え、それを通して異なる彩色が観察でき、容器の中身の新鮮さを目に見える形で使用者に示す。
図6に示すように、ラベル30は酸が入っている第1のリザーバ35を具え、それは、第1の短くて比較的幅広い導管36を介して、観察窓34のすぐ下の対象リザーバ37に接続している。このように、観察窓34があることにより、ユーザは対象リザーバ37内に存在する液体の色を判断することができる。酸が入っている第2のリザーバ38も、別の第2の比較的短い導管39を介して、対象リザーバ37に接続している。短く幅広い導管36、39はそれぞれ、最初は、酵素で分解可能な障壁40、41によって遮断されており、酸性溶液(図示せず)がそれぞれのリザーバ35、38から対象リザーバ37に流出することを防止する。短くて比較的幅広い導管36、39を介して、酸が入っている2つのリザーバ35、38を対象リザーバ37に接続することによって、一旦それぞれの導管36、39内の障壁40、41が取り除かれたときに、それぞれのリザーバ35、38から対象リザーバ37へ酸性溶液が早く進行することを確実にする。重要なことは、所定の期間が経過したらすぐに、早くて信頼性の高い色変化をユーザに確実に提供することである。
酵素で分解可能な障壁40、41はそれぞれ、比較的長くて幅の狭い導管44、45の専用のセットを介して、酵素が入っているそれぞれの供給源リザーバ42、43に流体連通している。図6において明確に分かるように、それぞれの導管44、45はそれぞれ、ひと組のより短い部分的な導管44A、44B及び45A、45Bからなり、それらはラベル30の様々な構成部分の組立ての間に、選択的に互いに接続され、酵素が入っている供給源リザーバ42、43から酵素で分解可能な障壁40、41まで延びている所望の長さの単一の導管44、45を形成する。このように、部分的な導管の単一のセットを用いて、ラベル30の意図された用途に適するように、異なる長さの複数の導管を形成することができる。ラベル30が示す所定の期間を決定する重要な要因は、供給源リザーバ42、43をそれぞれ障壁40、41に接続させる導管44、45の長さである。明らかに、他の全ての要因が等しい場合、供給源リザーバ42、43を障壁40、41に接続している導管44、45が長いほど、酵素を含む溶液が該導管に沿って進行するのにより長い期間がかかるだろう。
2対の障壁46、47がそれぞれ導管44、45を横切って提供され、ラベル30が起動するときまで、酵素を含む液体が供給源リザーバ42、43から流れ出ることを防止する。ラベル30が取り付けられている容器を開封すると、上記のように、ラベル30の上方部分31は縫い目33に沿って裂けて下方部分32から離れる。導管44、45を遮断している前記2対の障壁46、47は、ラベル30の上方部分31に接続しているため、ラベル30の上方部分31が除去されると、前記2対の障壁46、47もまた除去される。最初はそれぞれの供給源リザーバ42、43に存在する酵素を含む液体は、それから、それぞれリザーバ42、43から流れ出て、導管44、45に沿って、それぞれが対象とする、酵素で分解可能な障壁40、41へと流れる。2つの異なる期間をラベル30によって示すことができる1つの方法は、導管44、45のうち一方が他方よりも短くなるようにラベル30を組み立てることである。このような方法によって、酸を含む溶液のうち一方は、他方の酸を含む溶液より短い時間でそのリザーバ42、43からその障壁40、41まで進行するだろう(2つの溶液及び導管の中身に関する他の全ての要因が等しいと仮定する)。
図6から分かるように、ラベル30は、ラベル30の周囲に延びる側溝48も具えている。これは、組立ての間にラベル30から押し出された過剰流体を捕えるためであり、そうしなければ、ラベル30が正しく機能することが妨げられる虞がある。また、これによって、ラベル30のそれぞれの領域が適切な液体又は物質によって完全に充填されることを確実にし、問題を起こす可能性のある空洞部分が組立て後にラベル30の構造内に残っていないことを確実にする。
酸が入っている第1のリザーバ35には第1の低い粘性の液体混合物が入っており、それは、水、pH3の酸、オレンジ染料(例えば105101 Duasyn Sauregelb xxSF)及び選択的に蛍光種、発熱性試剤及び/又は微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)を含む。この液体混合物は、pH3及び10cP(20℃で)の粘性を有する。酸が入っている第2のリザーバ38には、第2の低い粘性の液体混合物が入っており、それは、水、pH1.5の酸、赤の染料(例えば105112 Duasyn Saurerhodamin B−SF)及び選択的に蛍光種、発熱性試剤及び/又は微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)を含む。この液体混合物は、pH1.5及び10cP(20℃で)の粘性を有する。
対象リザーバ37には、第3の低い粘性の液体混合物が入っており、それは、水、一般的なpH指示薬溶液及び選択的に蛍光種(発熱性試剤及び/又は微量の他の添加剤(共存溶媒、増粘剤、消泡剤及び殺生物剤)を含み、染料又は色素は含まない。この液体混合物は、pH7(したがってpH指示薬のため緑である)及び10cP(20℃で)の粘性を有する。
第3の低い粘性の液体混合物が第1及び第2の液体混合物と接触して混合し、第1の、それから第2の液体混合物を形成するとすぐに、第1及び第2の液体混合物にあらかじめ含まれる染料は、液体混合物の全体にわたって分散するため、第3の低い粘性の液体混合物液体は第1及び第2の低い粘性の液体混合物に含まれる染料着色剤のための分散剤の働きをする。
酵素が入っている供給源リザーバ42、43にはそれぞれ、水性食塩溶液及びリパーゼ酵素を含む液体が入っている。それぞれの溶液は、pH7.5及び10cP(20℃で)の粘性を有する。
酸が入っているリザーバ35、38を対象リザーバ37から最初分離させている酵素で分解可能な障壁40、41はそれぞれ、脂質、固いパーム核油及び無水リパーゼ酵素からなる。前記障壁材料は、pH7であり、16000cPを超える(20℃で)粘性を有する。
酵素が入っている供給源リザーバ42、43を分解可能な障壁40、41に接続している導管44、45は、グリセロール及びカルボキシメチルセルロースの比較的濃縮水性混合物を含む粘性の高いゲルで充填される(代替実施形態では、カルボキシメチルセルロースは、ヒドロキシエチルセルロースと置き換えられてもよいか又はそれを補充してもよい)。導管44、45に入っている物質は、pH7であり、1400cP(20℃で)の粘性を有する。
図7において表されるように、ラベル30は多層構造であり、不浸透性材料で形成され、2つの成分材料49A、49Bの積層で構成される基層49を具える。該基層49はリザーバ35、37、38、42、43を形成し、最初はその中に様々な液体がラベル30の起動前に保持される。基層49はまた、比較的短く幅の広い導管36、39を形成し、それは酸が入っているリザーバ35、38を対象リザーバ37に接続させ、それは脂質障壁40、41を具える。
同じく不浸透性材料から形成され、2つの成分材料50A、50Bの積層から構成される中間層50は導管44、45を形成し、それはリザーバ35、38、42、43を接続させる。
同じく不浸透性材料から形成される上層51は、前記中間層50に面しているその下側の領域52を補強して、それは前記中間層50に積層されたとき、前記中間層50によって形成される導管44、45の選択区域を圧縮して、遮断する働きをして、所望の起動時点まで、ラベル30内で液体の移動を防止又は遅延させる。
動作時、ラベル30は以下のように機能する。ラベル30が用いられている製品が開封されたときに、前記上層51の一部はラベル30の残りから取り除かれ、前記一部は、食塩酵素溶液が入っているリザーバ42、43から通じている導管44、45をあらかじめ遮断している障壁46、47に対応する補強された領域52を含んでいる。障壁46、47が除去されると、食塩液酵素溶液は、導管44、45内の高い粘性の物質と混合し始める。
高い粘性物質がより水和されるにつれて、その粘性は減少する。それによって、食塩溶液及び酵素が導管44、45に沿って進むのが容易になる。第1の所定の期間(この期間は、高い粘性の物質の最初の粘性、食塩溶液の塩の濃度、食塩溶液及び高い粘性の物質の成分の相対量、導管44、45のサイズ、断面及び長さの組み合わせによって決定される)の後、一方のリザーバ42からの酵素を含む食塩溶液は、固いパーム核油障壁40を具える導管36に到達し、その時点で酵素はオイルを消化し、それによって障壁40が取り除かれ、酸性の染料溶液は、酸が入っているリザーバ35から対象リザーバ37に速く(導管36が短く幅広いため)進むことができる。これが起こるとき、ユーザは観察窓34から2つの効果を観察する。それは第1に、黄色染料の存在によって色変化が生じ、そして第2に、酸性度が上昇して、対象リザーバ37内のpH指示薬溶液が中性の緑色から弱酸性の溶液を示す黄色に変化する。第2の所定の期間の後、他方のリザーバ43からの酵素溶液は、固いパーム核油障壁41を具える他方の導管39に到達し、その時点で上述したプロセスが繰り返され、今度は、対象リザーバ37に赤の染料を入れて、黄色の彩色に勝り、そして、酸性度が更に上昇して、そのためpH指示薬はより強酸性を示す赤の彩色を示す。
実施例
本発明の第3の態様に係る3つの時間表示装置の実施例を製造し、以下に説明するように試験した。それぞれの装置の物理的構造は、図1〜5を参照して上記で説明したとおりであり、以下に更に詳細に説明しない。以下に続く考察は、したがって、試験する3つの装置において用いられる液体及びゲルの化学的及び物理的特性に焦点を合わせている。試験の結果によって、それぞれの装置に染料拡散時間を与え、染料の拡散時間が、用いられる様々な液体及びゲルの粘性に依存していることが分かった。
試験装置は、以下のような同じ基本的構造を有するように製造した。
Figure 2010540923
原料の調製
赤の染料供給源溶液(赤ADS)、オレンジ染料供給源溶液(オレンジADS)及び対象溶液(対象ADS)を、高粘性媒体(HVM)の2つの粘性水準で、次の組成物で調製した。
供給源1(赤ADS)

Figure 2010540923
供給源2(オレンジADS)
Figure 2010540923
対象(透明なADS)
Figure 2010540923
HVM 6000
Figure 2010540923
HVM 12000
Figure 2010540923
実施例1
第1の装置では、6000cp(20℃で)(HMV6000)の粘性を示す高粘性媒体ゲルが充填された導管を用いた。
装置の起動前に赤の染料供給源リザーバに提供された赤の染料供給源液体は、24重量パーセントの赤ADS及び76重量パーセントのHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前にオレンジ染料供給源リザーバに提供されたオレンジ染料供給源液体は、24重量パーセントのオレンジADS及び76重量パーセントのHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前に対象リザーバにおいて提供される対象溶液は、24重量パーセントの透明なADS及び76の重量パーセントHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。
装置は、赤の染料供給源リザーバを対象リザーバに接続している導管1及び2に沿って、また、オレンジ染料供給源リザーバを対象リザーバに接続している導管3及び4に沿って次の染料拡散時間(DDT)を示した。
Figure 2010540923
実施例2
第2の装置には、12000cp(20℃で)(HMV12000)の粘性を示す高粘性媒体ゲルが充填された導管を用いた。
前記装置の起動前に赤の染料供給源リザーバに提供された赤の染料供給源液体は、24重量パーセントの赤ADS及び76重量パーセントのHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前にオレンジ染料供給源リザーバに提供されたオレンジ染料供給源液体は、24重量パーセントのオレンジADS及び76重量パーセントのHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前に対象リザーバに提供された対象溶液は、24重量パーセントの透明のADS及び76重量パーセントのHMV12000(粘性=1400cp(20℃で))の混合物からなる。
前記装置は、赤の染料供給源リザーバを対象リザーバに接続している導管1及び2に沿って、また、オレンジ染料供給源リザーバを対象リザーバに接続している導管3及び4に沿って次の染料拡散時間(DDT)を示した。
Figure 2010540923
実施例3
更なる速度制御を立証して評価するために、第3の試験装置の導管の12000cp(200Cで)(HMV12000)の粘性を示す高粘性媒体ゲルを用いると、供給源液体の粘性は低下した。
装置の起動前に赤の染料供給源リザーバに提供された赤の染料供給源液体は、24重量パーセントの赤ADS及び76重量パーセントのHMV6000(粘性=701cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前にオレンジ染料供給源リザーバに提供されたオレンジ染料供給源液体は、24重量パーセントのオレンジADS及び76重量パーセントのHMV6000(粘性=701cp(20℃で))の混合物からなる。装置の起動前に対象リザーバに提供された対象溶液は、24重量パーセントの透明のADS及び76重量パーセントのHMV6000(粘性=701cp(20℃で))の混合物からなる。
上記の構成では、DDTは減少した。出願人は特定の理論に拘束されたくないが、この効果が導管を充填しているHVMと、供給源及び対象液体とのより大きな粘性の差に起因し、それによって、解散作用(浸透圧)が上昇し、反応及びDDTの速度が上昇したと思われる。

Claims (113)

  1. それぞれ第1及び第2の液体が入っている相互接続される第1及び第2のリザーバからなり、前記第1及び第2の液体の間には、該液体の混合を防止するために第1の障壁が設けられている時間表示装置であって、前記第1の障壁は、第3の液体が入っている第3のリザーバに導管を介して接続しており、前記第3の液体は、第1の所定の期間にわたって前記導管に沿って進み、前記第1の障壁に接したときにその除去を生じさせて前記第1及び第2の液体の混合を容易にし、混合前の第2の液体とは異なる色の第1の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるように構成され、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する時間表示装置。
  2. 前記第3のリザーバと前記導管の間に第2の障壁が設けられる請求項1に記載の時間表示装置。
  3. 前記第2の障壁は、それが除去されると前記第3の液体が前記導管に沿って進むことが可能となることによって第1の所定の期間が開始されるように構成されている請求項2に記載の時間表示装置。
  4. 前記第2の障壁は、該装置が取り付けられている製品を開封した結果として除去可能であるように構成されている請求項2又は3に記載の時間表示装置。
  5. 前記第2の障壁は、該装置を製品に取り付けた結果として除去可能であるように構成されている請求項2又は3に記載の時間表示装置。
  6. 前記第1の障壁は、化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  7. 前記分解可能な物質は脂質を含む請求項6に記載の時間表示装置。
  8. 前記脂質は固いパーム核油である請求項7に記載の時間表示装置。
  9. 前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は少なくとも2000cP(20℃で)である請求項6、7又は8に記載の時間表示装置。
  10. 前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は約5000〜約20000cP(20℃で)の範囲内である請求項6、7又は8に記載の時間表示装置。
  11. 前記分解可能な物質は、約60℃より高い融点を有する請求項6乃至10の何れか1項に記載の時間表示装置。
  12. 前記分解可能な物質は少なくとも部分的に泡立っている請求項6乃至11の何れか1項に記載の時間表示装置。
  13. 前記第1の障壁は、水和によって、前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含む請求項6乃至12の何れか1項に記載の時間表示装置。
  14. 前記無水酵素(dehydrated enzyme)がリパーゼである請求項13に記載の時間表示装置。
  15. 前記導管には液体又はゲルである第1の物質が入っている上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  16. 前記導管内の前記第1の物質が前記第1及び/又は第2の液体より高い粘性を示す請求項15に記載の時間表示装置。
  17. 前記第1の物質の粘性は、約100cP(20℃で)より大きい請求項15又は16に記載の時間表示装置。
  18. 前記第1の物質の粘性は、500〜2000cP(20℃で)の範囲内である請求項15又は16に記載の時間表示装置。
  19. 前記第1の物質は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール又はその混合物を含む請求項15乃至18の何れか1項に記載の時間表示装置。
  20. 前記第3の液体は前記第1の物質と実質的に混合可能である請求項15乃至19の何れか1項に記載の時間表示装置。
  21. 前記第3の液体は前記第1の物質のための溶媒又は分散剤を含む請求項15乃至20の何れか1項に記載の時間表示装置。
  22. 前記第3の液体は水を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  23. 前記第3の液体が食塩溶液を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  24. 前記第3の液体は、前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な化学種又は酵素を含む請求項6に従属する上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  25. 前記酵素はリパーゼである請求項24に記載の時間表示装置。
  26. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は約1cP(20℃で)より大きい上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  27. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は1〜100cP(20℃で)の範囲内である請求項1乃至25の何れか1項に記載の時間表示装置。
  28. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは水を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  29. 前記第1及び第2の液体はどちらも水を含む請求項1乃至27の何れか1項に記載の時間表示装置。
  30. 前記第1の液体は酸を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  31. 前記第1の液体は、前記第2の液体との混合の後、前記第2のリザーバ内に結果として生じる液体混合物が混合前の前記第2の液体とは異なるpHを有するのに十分な量の酸を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  32. 前記第1の液体は、前記第2の液体との混合の後、前記第2のリザーバ内に結果として生じる液体混合物が約7未満のpHを有するのに十分な量の酸を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  33. 前記第1の液体は着色剤を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  34. 前記着色剤は染料又は色素である請求項33に記載の時間表示装置。
  35. 前記第2の液体はpH指示種を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  36. 前記第1、第2及び第3の液体のうち少なくとも1つは蛍光種を含む上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  37. 前記第3の液体が前記第3のリザーバから前記第1の障壁に接触するまでに進まなければならない距離を規定する所定の長さを前記導管が有し、前記距離が、少なくとも部分的に前記第1の所定の期間を決定する上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  38. 該装置は、選択的に接続可能である複数の部分的な導管を形成して前記所定の長さを有する前記導管を形成する上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  39. 前記第2のリザーバの表面は着色され、前記表面の色は前記第1及び第2の液体を混合する前に見える上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  40. 前記第2のリザーバに観察窓が設けられ、いつ前記第1の所定の期間が経過したかという前記表示を前記観察窓から観察することができる上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  41. 該装置は、前記第2のリザーバに接続している第4のリザーバを具え、該第4のリザーバには第4の液体が入っており、前記第2のリザーバ内で前記第4の液体と前記第2の液体との間には、該液体の混合を防止するために第3の障壁が設けられ、前記第3の障壁は第5の液体が入っている第5のリザーバに更なる導管を介して接続されており、前記第5の液体は、第2のより長い所定の期間にわたって前記更なる導管に沿って進み、前記第3の障壁に接したときにその除去を生じさせて前記第2のリザーバ内における前記第4の液体と前記第1の液体混合物との混合を容易にし、前記第1の液体混合物とは異なる色の第2の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるように構成され、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する上記請求項の何れかに記載の時間表示装置。
  42. 前記第3の障壁は、化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含む請求項41に記載の時間表示装置。
  43. 前記第3の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は、少なくとも2000cP(20℃で)である請求項41又は42に記載の時間表示装置。
  44. 前記第3の障壁は、水和によって、前記第3の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含む請求項41、42又43はに記載の時間表示装置。
  45. 前記更なる導管には、液体又はゲルである第2の物質が入っている請求項41乃至44の何れか1項に記載の時間表示装置。
  46. 前記更なる導管内の前記第2の物質は、前記第2及び/又は第4の液体より高い粘性を示す請求項45に記載の時間表示装置。
  47. 前記第5の液体が前記更なる導管内の前記第2の物質と実質的に混合可能である請求項45又は46に記載の時間表示装置。
  48. 前記第5の液体が、前記更なる導管内の前記第2の物質のための溶媒又は分散剤を含む請求項45、46又は47に記載の時間表示装置。
  49. 前記第5の液体が食塩溶液を含む請求項41乃至48の何れか1項に記載の時間表示装置。
  50. 前記第5の液体は、前記第3の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な化学種又は酵素を含む請求項44に従属する請求項41乃至49の何れか1項に記載の時間表示装置。
  51. 前記第5のリザーバと前記更なる導管との間に第4の障壁が設けられている請求項41乃至50の何れか1項に記載の時間表示装置。
  52. 前記第4の障壁は、それが除去されると前記第5の液体が前記更なる導管に沿って進むことが可能となることによって前記第2の所定の期間が開始されるように構成されている請求項51に記載の時間表示装置。
  53. 前記第4の障壁は、該装置が取り付けられている製品を開けた結果として除去可能であるように構成されている請求項51又は52に記載の時間表示装置。
  54. 前記第4の障壁は、該装置を製品に取り付けた結果として除去可能であるように構成されている請求項51又は52に記載の時間表示装置。
  55. 前記第4の液体の粘性は、1〜100cP(20℃で)の範囲内である請求項41乃至54の何れか1項に記載の時間表示装置。
  56. 前記第4の液体は酸を含む請求項41乃至55の何れか1項に記載の時間表示装置。
  57. 前記第2のリザーバ内で前記第1の液体混合物と混合された後、前記第2のリザーバ内に結果として生じる前記第2の液体混合物が前記第1の液体混合物とは異なるpHを有するのに十分な量の酸を前記第4の液体が含む請求項41乃至56の何れか1項に記載の時間表示装置。
  58. 前記第2のリザーバ内で前記第1の液体混合物と混合された後、前記第2のリザーバ内に結果として生じる前記第2の液体混合物が約2以下のpHを有するのに十分な量の酸を前記第4の液体が含む請求項41乃至57の何れか1項に記載の時間表示装置。
  59. 前記第4の液体は着色剤を含む請求項41乃至58の何れか1項に記載の時間表示装置。
  60. 前記第4の液体は蛍光種を含む請求項41乃至59の何れか1項に記載の時間表示装置。
  61. 前記更なる導管が、前記第5の液体が前記第5のリザーバから前記第3の障壁に接触するまでに進むべき第2の距離を規定する第2の所定の長さを有し、前記第2の距離が、少なくとも部分的に前記第2の所定の期間を決定する請求項41乃至60の何れか1項に記載の時間表示装置。
  62. 該装置は、選択的に接続可能である複数の部分的な更なる導管を形成して、前記第2の所定の長さを有する前記更なる導管を形成する請求項41乃至61の何れか1項に記載の時間表示装置。
  63. それぞれ第1及び第2の液体が入っている相互接続される第1及び第2のリザーバを具え、前記第1及び第2の液体の間には、該液体の混合を防止するために障壁が設けられている時間表示装置であって、前記障壁は化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含み、該物質は、第1の所定の期間の後に、前記第1及び第2の液体の混合を可能にし、そして混合前の前記第2の液体とは異なる色の第1の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるのに十分に分解可能であるように構成され、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する時間表示装置。
  64. 前記分解可能な物質は脂質を含む請求項63に記載の時間表示装置。
  65. 前記脂質は固いパーム核油である請求項64に記載の時間表示装置。
  66. 前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は、少なくとも約2000cP(20℃で)である請求項63、64又は65に記載の時間表示装置。
  67. 前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質の粘性は、約5000〜約20000cP(20℃で)の範囲内である請求項63、64又は65に記載の時間表示装置。
  68. 前記分解可能な物質は約60℃を上回る融点を有する請求項63乃至67の何れか1項に記載の時間表示装置。
  69. 前記分解可能な物質は少なくとも部分的に泡立っている請求項63乃至68の何れか1項に記載の時間表示装置。
  70. 前記第1の障壁は、水和によって、前記第1の障壁に含まれる前記分解可能な物質を分解させることが可能な無水酵素(dehydrated enzyme)を含む請求項63乃至69の何れか1項に記載の時間表示装置。
  71. 前記無水酵素(dehydrated enzyme)はリパーゼである請求項70に記載の時間表示装置。
  72. 該装置は、前記第2のリザーバに接続している第4のリザーバを具え、該第4のリザーバには第4の液体が入っており、前記第2のリザーバ内で前記第4の液体と前記第2の液体との間には、該液体の混合を防止するために第3の障壁が設けられ、前記第3の障壁は化学的に及び/又は酵素で分解可能な物質を含み、該物質は、第2のより長い所定の期間の後に、前記第2のリザーバ内における前記第4の液体と前記第1の液体混合物との混合を可能にし、そして前記第1の液体混合物とは異なる色の第2の液体混合物を前記第2のリザーバ内に生成させるのに充分に分解可能であるように構成され、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を提供する請求項63乃至71の何れか1項に記載の時間表示装置。
  73. 着色剤を含む第1の液体が入っている第1のリザーバ及び前記着色剤のための分散剤を含む第2の液体が入っている第2のリザーバからなり、前記第2のリザーバには観察窓が設けられ、前記第1及び第2のリザーバは導管によって相互接続しており、前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つと前記導管との間に障壁が設けられている時間表示装置であって、導管には、液体又はゲルである第1の物質が入っており、前記障壁が除去されることによって、第1の所定の期間にわたって前記第1のリザーバから前記第2のリザーバに前記着色剤が分散することが可能となり、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという表示を前記観察窓から提供する時間表示装置。
  74. 前記第1の液体と前記導管との間に第1の障壁が設けられており、前記第2の液体と前記導管との間に第2の障壁が設けられている請求項73に記載の装置。
  75. 前記障壁は、該装置が取り付けられている製品を開けた結果として除去可能であるように構成されている請求項73又は74に記載の装置。
  76. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は約1cP(20℃で)より大きい請求項73、74又は75に記載の装置。
  77. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性は、約1〜約2000cP(20℃で)の範囲内である請求項73、74又は75に記載の装置。
  78. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは水を含む請求項73乃至77の何れか1項に記載の装置。
  79. 前記第1及び第2の液体はどちらも水を含む請求項73乃至77の何れか1項に記載の装置。
  80. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つは、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含む請求項73乃至79の何れか1項に記載の装置。
  81. 前記着色剤が染料である請求項73乃至80の何れか1項に記載の装置。
  82. 前記着色剤が色素である請求項73乃至80の何れか1項に記載の装置。
  83. 前記導管内の前記第1の物質は、前記第1及び/又は第2の液体より高い粘性を示し、前記障壁が除去されることによって、前記第1及び第2の液体のうち前記少なくとも1つが、前記第1のより粘性の高い物質において分散することが可能となり、その後、前記第1及び第2の液体が互いに接触して混合して第1の混合物を形成すると、前記着色剤が前記第1の混合物の全体に分散し、それによって、前記第1の所定の期間がいつ経過したかという前記表示を前記観察窓から提供する請求項73乃至82の何れか1項に記載の装置。
  84. 前記導管において提供される前記第1のより粘性の高い物質の粘性が4000〜16000cP(20℃で)の範囲内である請求項83に記載の装置。
  85. 前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つの粘性を、前記第1のより粘性の高い物質と比較した比は、1:16000〜1:2cP(20℃で)の範囲内である請求項83又は84に記載の装置。
  86. 前記第1のより粘性の高い物質は、前記第1及び第2の液体のうち少なくとも1つと実質的に混合可能である請求項83乃至85の何れか1項に記載の装置。
  87. 前記第1のより粘性の高い物質は、前記第1及び第2の液体の両方と実質的に混合可能である請求項83乃至86の何れか1項に記載の装置。
  88. 前記第1のより粘性の高い物質は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、ジエチレングリコール、エチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含む請求項83乃至87の何れか1項に記載の装置。
  89. 前記第1のより粘性の高い物質は、グリセロール及びカルボキシメチルセルロース及び/又はヒドロキシエチルセルロースの混合物を含む請求項83乃至88の何れか1項に記載の装置。
  90. 前記第1のより粘性の高い物質の粘性が温度によって変化する速度が、該装置が適用される腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度に関係する請求項83乃至89の何れか1項に記載の装置。
  91. 前記第1のより粘性の高い物質の粘性が温度によって変化する速度が、該装置が適用される腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度と実質的に合致する請求項83乃至89の何れか1項に記載の装置。
  92. 前記第2のリザーバの表面が着色され、該表面の色は、前記第1のリザーバから前記第2のリザーバに前記着色剤が分散する前に前記第2のリザーバに設けられた前記観察窓から見える請求項73乃至91の何れか1項に記載の装置。
  93. 該装置は、更なる着色剤を含む第3の液体が入っている第3のリザーバを具え、該第3のリザーバは、液体又はゲルである第2の物質が入っている更なる導管によって前記第2のリザーバに接続しており、前記第3の液体と前記更なる導管との間に更なる障壁が設けられて、該更なる障壁が除去されることによって第2の所定の期間にわたって前記第3のリザーバから前記第2のリザーバに前記更なる着色剤が分散することが可能となり、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという表示を前記観察窓から提供する請求項73乃至92の何れか1項に記載の装置。
  94. 前記第2の所定の期間は、前記第1の所定の期間より長い請求項93に記載の装置。
  95. 前記更なる障壁は、該装置が取り付けられている製品を開けた結果として除去可能であるように構成されている請求項93又は94に記載の装置。
  96. 前記第3の液体の粘性は、約1cP(20℃で)より大きい請求項93、94又は95に記載の装置。
  97. 前記第3の液体の粘性は、約1〜約2000cP(20℃で)の範囲内である請求項93、94又は95に記載の装置。
  98. 前記第3の液体は水を含む請求項93乃至97の何れか1項に記載の装置。
  99. 前記第3の液体は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含む請求項93乃至98の何れか1項に記載の装置。
  100. 前記更なる着色剤は染料である請求項93乃至99の何れか1項に記載の装置。
  101. 前記更なる着色剤は色素である請求項93乃至99の何れか1項に記載の装置。
  102. 前記導管内の前記第2の物質は、前記第3の液体より高い粘性を示し、前記更なる障壁が除去されることによって、前記第3の液体が前記第2のより粘性の高い物質において分散することが可能となり、その後、前記第2及び第3の液体が互いに接触して混合して第2の混合物を形成すると、前記更なる着色剤が前記第2の混合物の全体に分散し、それによって、前記第2の所定の期間がいつ経過したかという前記表示を前記観察窓から提供する請求項93乃至101の何れか1項に記載の装置。
  103. 前記第2のより粘性の高い物質の粘性が4000〜16000cP(20℃で)の範囲内である請求項102に記載の装置。
  104. 前記第3の液体の粘性を、前記第2のより粘性の高い物質と比較した比は、1:16000〜1:2(20℃で)の範囲内である請求項102又は103の何れか1項に記載の装置。
  105. 前記第2のより粘性の高い物質は、前記第2及び第3の液体のうち少なくとも1つと実質的に混合可能である請求項102乃至104の何れか1項に記載の装置。
  106. 前記第2のより粘性の高い物質は、前記第2及び第3の液体の両方と実質的に混合可能である請求項102乃至104の何れか1項に記載の装置。
  107. 前記第2のより粘性の高い物質は、カルボキシメチルセルロース(又はその塩)、ヒドロキシエチルセルロース、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール及びその混合物からなる群から選択される物質を含む請求項102乃至106の何れか1項に記載の装置。
  108. 前記第2のより粘性の高い物質は、グリセロール及びカルボキシメチルセルロース及び/又はヒドロキシエチルセルロースの混合物を含む請求項102乃至107の何れか1項に記載の装置。
  109. 前記第2のより粘性の高い物質の粘性が温度によって変化する速度が、該装置が適用される腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度に関係する請求項102乃至108の何れか1項に記載の装置。
  110. 前記第2のより粘性の高い物質の粘性が温度によって変化する速度が、該装置が適用される腐敗しやすい品物の腐食が温度によって変化する速度と実質的に合致する請求項102乃至108の何れか1項に記載の装置。
  111. 前記又はそれぞれの障壁は、該装置の少なくとも一部の上に提供されるカバー層に形成される凹部によって形成される上記請求項の何れかに記載の装置。
  112. 該装置を製品に取付けやすくするために該装置の表面に接着剤が提供される上記請求項の何れかに記載の装置。
  113. 前記リザーバ及び導管のうち少なくとも1つは支持層において形成される上記請求項の何れかに記載の装置。
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