JP2010539737A - データストリームのサマリーの生成を可能にするための方法及びシステム - Google Patents

Abstract

複数のセグメントを有するデータストリームのサマリーが生成される。複数のセグメントを有するデータストリームは、複数のユーザに送信される（ステップ３００）。前記データストリームの前記複数のセグメントの少なくとも１つに関して格付けが複数のユーザから収集される（ステップ３０６）。これは、前記データストリームのサマリーが前記収集した格付けに基づいた生成を可能にする（ステップ３０８）。

Description

本発明は、データストリームのサマリーの生成を可能にするための方法及びシステムに関する。

例えば番組のハイライトのような、データストリームのサマリーの生成を可能にするための多くのシステムが存在している。これらサマリーは、ＴＶ放送中、この放送がユーザの関心がないデータストリームに切り替わるとき、ユーザに示されるように生成される。前記サマリーは、現在の放送に代わり再生されることができる。ユーザが特定の番組又は番組の一部を見逃した場合、このサマリーはユーザにとっても有益であり、この場合において、ユーザは遅れを取り戻すためにこの番組のサマリーを再生することができる。既知のシステムの欠点は、これらシステムの性能は、要約された内容に大きく依存していることである。例えば、あるシステムは映画のサマリーを生成するのに最適化されたり、他のシステムは、スポーツのサマリーを生成するのに最適化されたりする。

本発明は、その性能が要約される内容の型にそんなに依存しないサマリーの生成を可能にするためのシステムを提供しようとする。

これは、本発明の第１の態様に従って、複数のセグメントを有するデータストリームのサマリーの生成を可能にするための方法により達成され、前記方法は、データストリームの複数のセグメントの少なくとも１つに関して、複数のユーザから格付けを収集するステップ、及び前記収集した格付けに基づいて、前記データストリームのサマリーの生成を可能にするステップを有する。

このようにして、前記サマリーの生成は、複数のユーザの参加を必要とするが、生成されるサマリーは、要約される内容の型に依存しない。

本発明の実施例において、サマリーの生成を可能するステップは、サマリーに含むための前記サマリーにおけるしきい値よりも上の格付けを持つセグメントを決めるステップを有する。

本発明のこの実施例において、前記しきい値は、前記データストリームの複数のセグメントの最高の格付けの値よりも低い。

従って、前記サマリーは、ユーザ間でより好まれる（すなわち、最高の格付けを持つ）これらのセグメント又はハイライトを含む。

データストリームのサマリーの生成を可能にするステップは、ユーザが規定した基準に基づいて、前記サマリーの生成を可能にするステップを含む。このようにして、前記サマリーはさらに、ユーザの要求を満たしたセグメントを含むように個人化される(personalized)ことができる。

前記方法はさらに、前記データストリームの内容に基づいて、前記データストリームを複数のセグメントに分割するステップを有する。セグメントは故に、さらに完璧なサマリーを提供する特定の内容を含んでいる。

代替的に、前記方法はさらに、前記データストリームを、複数のユーザ及び／又は前記データストリームの放送元の少なくとも一方により手動で複数のセグメントに分割するステップを有する。従って、ユーザ又は放送元は、前記データストリームがセグメントに分割される方法でさらなる個人化を提供することができる。

前記複数のユーザの活動のデータが複数のユーザに放送されてもよい。このようにして、ユーザは、同じＴＶサービスを見ている人々に気付いて、ユーザは次いで、そのＴＶサービスに関連するチャットルームのようなセッションに加わることができる。

前記方法はさらに、前記生成したサマリーと前記データストリームの実際の内容との間にリンクを設けるステップを有する。このようにして、（携帯装置又はサービスプロバイダのどちらか一方において）ＴＶサービス内にある断片(fragment)の始まりを特定することが可能である。このようにして、前記サマリーの遠隔生成を可能にするために、限られたデータが送信される必要があり、これは減少した記憶要件を意味する。

前記方法はさらに、複数のユーザの少なくとも１人の他のユーザに前記生成したサマリーを送信するステップを有する。このようにして、コミュニティ全体に関連するハイライトが知らされることができる。例えば、サーバは、携帯装置の対話バックチャンネルを介して得られるコミュニティの格付けを処理（例えば、フィルタリング及び平均化）し、次いで放送チャンネルを介して、前記関連するハイライトをコミュニティ全体に知らせる。

本発明の実施例において、複数のユーザがコミュニティのメンバでもよい。このコミュニティは、少なくとも１つのサブコミュニティを有する。この実施例において、サブコミュニティのメンバであるユーザは、前記コミュニティだけのメンバであるユーザとは異なる格付け値を持つ。このようにして、前記サマリーは、共通の興味を持つコミュニティのメンバにとって個人的なことである。

複数のユーザの少なくとも１人の他のユーザに前記生成したサマリーを送信するステップは、前記複数のユーザの少なくとも１人の音声内容をサマリーと共に送信するステップを有する。このようにして、コミュニティのユーザ解説サービスが提供される。これは、例えば、ゲーム要素を含んでもよい。

本発明によれば、サマリーデータを送信するための送信器であり、この送信器は、データストリームの複数のセグメントの少なくとも１つに関して複数の遠隔端末から格付けを収集するためのサーバ手段、前記収集した格付けに基づいて、前記データストリームのサマリーの生成を可能にするための処理手段、及び前記複数の遠隔端末の少なくとも１つに、生成したサマリー又は前記サマリーの生成を可能にする情報を送信するための送信手段を有する。

本発明によれば、端末は、複数のセグメントを有する送信されたデータストリームを受信するための受信器、及び前記携帯端末のユーザから前記複数のセグメントの少なくとも１つに関して格付けを入力するための入力手段を有する。前記受信器は、複数の携帯端末の入力から収集された複数の格付けに基づいて生成した前記データストリームのサマリーを受信する、又は前記受信器は前記サマリーの生成を可能にする情報を受信する。

前記携帯端末はさらにタイムシフトメモリを有する。このタイムシフトメモリは、過去のハイライトを記録し、これらハイライトを永続的に記憶する。これは、モバイルＴＶサービスが中断される場合、"クイックキャッチアップ"サービスが使用されることを可能にする。これは、現在の放送に退屈する場合、ハイライトが現在の放送内に挿入されることも可能にする。このタイムシフトメモリは、専用のグループのＰＴＴサービスにより制御されてもよい。

本発明をもっと完璧に理解するために、参照番号は以下の記載に添付の図面と組み合わせて行われる。

本発明の実施例によるネットワークの簡略化した概略図。 本発明の実施例によるシステムの簡略化した概略図。 本発明の実施例によるデータストリームのサマリーの生成を可能にするための方法のフローチャート。 本発明の実施例による携帯端末のタイムシフトメモリの簡略化した概略図。

本発明は、携帯端末に関して述べられている。しかしながら、本発明は従来のＴＶにも応用可能であることを述べておく。

図１を参照すると、本発明の実施例のネットワーク１００は、対応する基地局１０４を備える対話チャンネル１０２及び対応する基地局１０８を備える放送チャンネル１０６に接続されるシステム２００を有する。対話チャンネル１０２は、例えば３Ｇネットワークでもよく、放送チャンネル１０４は、例えばＤＶＢ−Ｈネットワークでもよい。前記ネットワーク１００は、複数の携帯端末１１０も有する。前記システム２００は、放送チャンネル１０６を介して前記複数の携帯端末１１０と通信する。これら複数の携帯端末１１０は、前記対話チャンネル１０２を介して前記システム２００と通信する。

図２を参照すると、本発明の実施例のシステム２００は、出力端子２０４を介してデータストリームを送信するための送信器２０２を有する。このデータストリームは、例えばビデオデータストリーム及び／又はオーディオデータストリームでもよい。前記システム２００は、前記入力端子２０６にデータ入力を収集するための収集手段２０８も有する。前記収集手段２０８の出力は、処理手段２１０に接続される。この処理手段２１０の出力は、送信器２０２に接続される。データは、処理手段２１０から送信器２０２に伝達される。同様に、データは送信器２０２から処理手段２１０へ伝達される。

図２のシステム２００の動作はここで、図１、２及び３を参照して述べられる。

図１、２及び３を参照すると、システム２００の送信器２０２は、ステップ３００において、複数のセグメントを有するデータストリームを、出力端子２０４を介して送信する。この出力端子２０４から、前記データストリームは、送信チャンネル１０６を介し、複数の携帯端末１１０に送信される。システム２００の送信器２０２及び前記複数の携帯端末１１０は、無線で通信することができる。前記送信器２０２は、複数のチャンネルを通じて、データストリーム（プログラム）を複数の携帯端末へ放送するための手段を有する。代替的に、前記送信器２０２は、例えばビデオオンデマンド(video on demand)のように、選択したデータストリーム（プログラム）を特定の携帯端末に送信してもよい。

前記複数の携帯端末１１０各々の受信器は、前記送信したデータストリームを受信し、そのデータストリームがユーザに示される（すなわち携帯端末はユーザにＴＶサービスを配信する）。前記携帯端末１１０各々は、前記データストリームの複数のセグメントの少なくとも１つに関してユーザが格付けを入力することを可能にする入力手段を有する。入力手段は、例えば価値のあるセグメント（すなわちユーザが関心のあるセグメント）を特定するためにユーザが押すことができる"賛成"ボタンを含んでもよい。この入力手段は、ユーザが関心のないセグメントを特定するためにユーザが押すことができる"不賛成"ボタンを含んでもよい。このようにして、ユーザは、データストリームのセグメントを格付けすることができる。ユーザが提供する格付けは、データストリームの小さなセグメントだけに関連し、データストリーム全体には関連しない、すなわちユーザは現在のセグメントの格付けを示す。

前記現在のセグメントは、以下のように決められる。携帯端末は前記現在のセグメントをオーディオ／ビジュアル（Ａ／Ｖ）セグメント化ユニットを介して決める。このＡ／Ｖセグメント化ユニットは、ステップ３０２において、現在のセグメントを決めるために、データストリームのセグメントの始まり及び期間を決める。このＡ／Ｖセグメント化ユニットは、データストリームの変化を検出することにより、セグメントの始まり及び期間を決める内容分析アルゴリズムを用いる。

代替的に、システム２００の送信器２０４は、データストリームを送信するのと同時に、セグメントの始まり及び期間を携帯端末に送信する（ステップ３００）。若しくは、ユーザが特別なインタフェースを用いて、前記セグメントの始まり及び期間を手動で示す。他方、前記セグメントは、固定期間を持ってもよい（すなわち、セグメントは全て同じ期間を持ってもよい）。

前記データストリームのセグメントの始まり及び期間を決めることにより、前記現在のセグメント（すなわち、ユーザが格付けを示すときに示されているセグメント）が特定されることができる。

ユーザが格付けを示すとき、ステップ３０４において、この格付けは現在のセグメントにリンクされる。携帯端末の送信器は次いで、前記格付け及び現在のセグメントを対話チャンネル１０２を介して、システム２００の入力端子２０６に送信する。ユーザはデータストリームの実行中、２つ以上の格付けを前記入力手段に入力してもよい。ユーザが前記入力手段に格付けを入力するたびに、前記携帯端末は、前記格付けを現在のセグメントにリンクし、前記送信器は、前記対話チャンネル１０２を介して前記格付け及び現在のセグメントを送信する。

前記システム２００の入力端子２０６は、前記携帯端末１１０の各々に対する前記格付け及び現在のセグメントを受信する。

前記収集手段２０８は次いで、ステップ３０６において、入力端子２０６に入力されるセグメントの少なくとも１つに関して前記格付けを収集する。前記収集手段は、収集した格付けを処理手段２１０に入力する。

代替的な実施例において、前記システム２００（携帯端末以外）が現在のセグメントを決める。この実施例において、送信器２０２は、データストリームを処理手段２１０に入力する。前記携帯端末は前記格付け、及びこの格付けが示された時間をシステム２００の入力端子２０６に送信する。前記収集手段２０８は、入力端子２０６から前記格付け及び時間を収集し、これらを処理手段２１０に入力する。処理手段２１０は次いで、データストリームの現在のセグメントを決め、格付けをこの現在のセグメントにリンクする（ステップ３０４）。

前記処理手段２０１は、ステップ３０８において、前記収集した格付けに基づいて前記データストリームのサマリーを生成する。例えば、サマリーがしきい値よりも上にある格付けを持つセグメントを含むように、サマリーが生成される。前記しきい値は、例えば前記データストリームにある複数のセグメントの最高の格付けの値よりも低くてもよい。このようにして、前記サマリーは、データストリームの最高の格付けされたセグメント全てを含む。

処理手段２１０は、前記生成したサマリーに関連する通知メッセージも生成する。この通知メッセージは、サマリーのＩＤ及び開始時間を含んでいる。このようにして、前記処理手段２１０は、前記生成したサマリーとデータストリームの実際の内容との間にリンクを設ける。

前記処理手段２１０は、前記生成したサマリー及び関連する通知メッセージを送信器２０２に入力する。

前記送信器は、ステップ３１０において、入力端子２０６を介して、前記生成したサマリー及び通知メッセージを前記複数のユーザの少なくとも１人の他のユーザに送信する。前記サマリー及び通知メッセージは、前記出力端子２０４から放送チャンネル１０６を介して複数の携帯端末１１０に送信される。

ユーザは、コミュニティ（例えば、友人のグループ又は同じスポーツチームを応援するユーザのグループ）にグループ化されていることに注意すべきであり、この事例では、処理手段２１０は複数のサマリーを生成する。この場合、前記収集手段２０８は、前記コミュニティのメンバから入力端子２０６に入力された格付けを収集し、これら収集した格付けを処理手段２１０に入力する。この処理手段２１０は次いで、これらコミュニティのメンバからの格付けだけに基づいて、前記最高の格付けされたセグメント全てを含むサマリーを生成する。この最も信頼できる格付けは、より大きなコミュニティに対し達成される。このようにして、前記処理手段２１０は、異なるコミュニティに対し異なるサマリーを生成する。前記処理手段２１０は、これらサマリーを送信器２０２に入力し、これらサマリーは出力端子２０４を介して複数の携帯端末１１０に送信される。

大きなコミュニティは、より小さなサブコミュニティ（例えば、特定の選手を応援するサブコミュニティから構成される国の代表チームを応援する大きなコミュニティ）からなり、処理手段２１０は、このサブコミュニティの格付けに基づいてサマリーを生成してもよい。サブコミュニティのメンバであるユーザは、前記コミュニティだけのメンバであるユーザとは異なる格付け値を持つので、これは有益である。その上、あるサブコミュニティのメンバであるユーザは、別のサブコミュニティのメンバであるユーザとは異なる格付け値を持つ。例えば、あるサブコミュニティは、あるセグメントを高く格付けするのに対し、別のサブコミュニティは、その同じセグメントを同等に格付けしない。処理手段２１０は従って、大きなコミュニティにより高く格付けされたセグメント、及びサブコミュニティにより高く格付けされたセグメントも含むサブコミュニティのためのサマリーを生成する。このようにして、サマリーに含まれるセグメントは、別々のサブコミュニティに対しあつらえられる（すなわち個人化される）。前記サマリーのさらなる個人化は、ユーザの特別な要求（好み）を考慮することにより達成される。前記処理手段２１０は、このサマリーを送信器２０２に入力し、前記サマリーは出力端子２０４を介して複数の携帯端末１１０に送信される。

送信器２０２は、ステップ３１２において、複数のユーザの活動のデータを出力チャンネル２０４を介して複数のユーザに送信してもよい。このデータは例えば、複数のセグメントの少なくとも１つに関して前記格付けを収集する（ステップ３０６）のと同時に、前記収集手段２０８により収集される。前記活動のデータは、ユーザ各々が見ているＴＶサービスを含む。例えば、ユーザのジョンがワールドカップの決勝を見ている場合、送信器２０２は、対話チャンネル１０２を介して、「ジョンは今ワールドカップの決勝を見ています。」と読むインスタントメッセージ（ＩＭ）状態を他のコミュニティのメンバに送信する。他のメンバの携帯端末の各々の受信器は、この状態を受信する。このようにして、コミュニティの各メンバの活動のデータは、他のコミュニティのメンバが入手できるようにする。

さらに、送信器２０２は、複数のユーザの少なくとも１人の音声内容もデータストリームを用いて送信する。コミュニティのメンバにより生成した画面外での解説(voice-over commentary)を加えることにより、共有の携帯テレビ(TV-on-Mobile)の体験が作り出される。これは、例えばグループのＰＴＴ(Push-To-Talk)サービスを用いることで達成されることができる。ユーザは、通話中に携帯端末上のボタンを押すことにより、音声内容を提供することができる。この時間中、他のグループメンバは全員、この音声内容を聞くことができる。

加えて、他のユーザがこの音声内容を提供するユーザのクオリティを格付けすることができるゲーム要素が実施されることができる。これらユーザは、現在のユーザのクオリティを悪いと格付けし、その場合において、新しいユーザが音声内容を提供することができる、又は少人数のユーザが音声内容を提供する機会を得るため競争することができる。このようにして、ユーザが最も魅力的だと思う内容に基づいている点で、送信された音声内容は個人化される。

音声内容の送信は、従来のＴＶ放送では利用できなかった言語での解説を提供するのにも使用されることができる。

携帯端末の受信器が生成したサマリー及び通知メッセージを受信するとき実行される処理が図４を参照して述べられている。

図４を参照すると、携帯端末はデータストリーム内容のウィンドウを記録するタイムシフトメモリを有する。前記携帯端末は、前記通知メッセージに含まれる開始時間を用いて、受信したサマリーＩＤをこのタイムシフトメモリに記憶する。言い換えると、サマリーの開始時間は、前記サマリーＩＤが記憶される時間ウィンドウにおける位置を決めるのに使用される。サマリーのＩＤは実際のデータストリーム内容にリンクされるので、この携帯端末は、適切なサマリーＩＤを選択することにより、前記タイムシフトメモリから生成したサマリーを抽出することが可能である。このようにして、携帯端末のユーザが記憶したサマリーを視聴することを望む場合、このユーザはサマリーＩＤを選択し、サマリーがユーザに示されるべく前記メモリから抽出される。

タイムシフトメモリは、このメモリが最新のサマリーを含むように、その内容をシフトすることにより動作する。このようにして、前記サマリーは、キャッチアップ(catch up)関数として使用されることができる。これは、（例えば電話がかかってくることで）ユーザが生のＴＶ放送の視聴を中断される場合に有益である。ユーザがＴＶ放送の視聴を再開したいと望む場合、携帯端末は、生放送を再開する前に、前記タイムシフトメモリに記憶されたサマリーから遅れの取り戻し（キャッチアップ）を生成することができる。サマリーがタイムシフトメモリからシフトするとき、これらサマリーは、サマリークリップとして永続的に別のメモリに記憶される。この携帯端末は従って、過去のサマリーを記録する。

現在の放送がユーザには興味が無い（例えばコマーシャル部分である）場合、前記サマリーはそのユーザにも有益である。このような場合、ユーザは、例えば携帯装置上にある"不賛成"ボタンを押すことにより、現在の放送に興味が無いことを示す。この"不賛成"ボタンは次いで、前記携帯端末を作動させ、生放送の代わりに、最新のサマリーを再生する。これら最新のサマリーは、興味の無いセグメント中に挿入される。興味の無いセグメントの始まり及び期間は、上述した方法により決められ、最新のサマリーは、これらセグメント中、生放送の代わりにユーザに対し行われる。前記携帯端末は、新しいサマリーをバックグランドに記憶し続ける。

前記タイムシフトメモリは、データストリームを用いた複数のユーザの少なくとも１人の音声内容の放送に関して使用されてもよい。この事例において前記タイムシフトメモリを用いることにより、２人以上のユーザが常に音声内容を加えることができる。ユーザ各々は、ユーザが視聴しているＴＶ放送に音声内容を供給する。このタイムシフトメモリは次いで、これら音声内容の各々を記憶し、これら音声内容を時間でシフトさせることにより、これら音声内容を連続して再生する。前記音声内容は、放送チャンネル１０６又は対話チャンネル１０２を介して送信されることができる。

本発明の実施例が付随する図面に描かれていたり、上記詳細な説明において述べられていたりしても、本発明は、開示された実施例に限定されるのではなく、以下の請求項に述べられるような、本発明の範囲から外れることなく、様々な変形例が可能であると理解される。本発明は、どんな新規特徴的特性及び特徴的特性のどんな組み合わせも属している。請求項における参照番号は、これら請求項の保護範囲を限定しない。"有する"という用語及びそれの活用形の使用は、請求項に述べた要素以外の要素の存在を排除するものではない。複数で表現していないことが、その要素が複数あることを排除するものではない。

当業者には明らかであるように、"手段"は、如何なるハードウェア（例えば別個若しくは集積回路又は電子素子）又はソフトウェア（例えばプログラム又はプログラムの一部）を含むことを意味し、これは、それが単独である又は他の機能と協働しても、独立する又は他の要素と連携しても、動作を再現する又は特定の機能を再現するよう構成される。本発明は、幾つかの別個の要素を有するハードウェアを用いる、及び適切にプログラムされたコンピュータを用いて行われることができる。幾つかの手段を列挙している装置の請求項において、これら手段の幾つかは、ハードウェアの同じアイテムにより具現化されることができる。"コンピュータプログラムプロダクト"は、例えばフロッピーディスク（登録商標）のようなコンピュータが読み取り可能な媒体に記憶される、例えばインターネットのようなネットワークを介してダウンロード可能である、又は如何なる他の方法で売買可能である如何なるソフトウェアプロダクトも意味していると理解されるべきである。

Claims (15)

1. 複数のセグメントを有するデータストリームのサマリーの生成を可能にする方法において、
   データストリームの複数のセグメントの少なくとも１つに関して、複数のユーザから格付けを収集するステップ、及び
   前記収集した格付けに基づいて、前記データストリームのサマリーの生成を可能にするステップ
   を有する方法。
2. サマリーの生成を可能にする前記ステップは、
   サマリーに含むための前記サマリーにおけるしきい値よりも上の格付けを持つセグメントを決めるステップ
   を有する請求項１に記載の方法。
3. 前記しきい値は、前記データストリームの前記複数のセグメントの最高の格付けの値よりも低い請求項２に記載の方法。
4. サマリーの生成を可能にする前記ステップは、
   ユーザが規定した基準に基づいて、前記サマリーの生成を可能するステップ
   を含んでいる請求項１、２又は３に記載の方法。
5. 請求項１、２、３又は４に記載の方法であって、
   前記データストリームの内容に基づいて、前記データストリームを前記複数のセグメントに分割するステップ
   をさらに有する方法。
6. 請求項１、２、３又は４に記載の方法であって、
   前記データストリームを、前記複数のユーザ及び／又は前記データストリームの放送元の少なくとも一方により手動で前記複数のセグメントに分割するステップ
   をさらに有する方法。
7. 前記複数のユーザの活動のデータが前記複数のユーザに送信される請求項１乃至６の何れか一項に記載の方法。
8. 前記生成したサマリーと前記データストリームの実際の内容との間にリンクを設けるステップ
   をさらに有する請求項１乃至７の何れか一項に記載の方法。
9. 前記複数のユーザの少なくとも１人の他のユーザに前記生成したサマリーを送信するステップ
   をさらに有する請求項１乃至８の何れか一項に記載の方法。
10. 前記複数のユーザの第１のサブセットは第１のコミュニティのメンバであり、前記複数のユーザの第２のサブセットは第２のコミュニティのメンバであり、並びに前記収集した格付けに基づいて前記データストリームのサマリーの生成を可能にする前記ステップは、前記ユーザの第１のサブセットから収集した格付けに基づいて前記データストリームの第１のサマリーの生成を可能にするステップ、及び前記ユーザの第２のサブセットから収集した格付けに基づいて前記データストリームの第２のサマリーの生成を可能にするステップを有する、請求項１乃至９の何れか一項に記載の方法。
11. 請求項１乃至１０の何れか一項に記載の方法を実行するための複数のプログラムコード部を有するコンピュータプログラムプロダクト。
12. データストリームの複数のセグメントの少なくとも１つに関して、複数の遠隔端末から格付けを収集するためのサーバ手段、
    前記収集した格付けに基づいて、前記データストリームのサマリーの生成を可能にするための処理手段、及び
    前記複数の遠隔端末の少なくとも１つに、生成したサマリー又は前記サマリーの生成を可能にする情報を送信するための送信手段
    を有する、サマリーデータを送信するための送信器。
13. 前記サーバ手段は、前記データストリームを前記複数のセグメントに分割するための手段を有する請求項１２に記載の送信器。
14. 複数のセグメントを有する送信されたデータストリームを受信する受信器、及び
    前記携帯端末のユーザから前記複数のセグメントの少なくとも１つに関して、格付けを入力するための入力手段
    を有する端末において、前記受信器は、複数の携帯端末の入力から収集した複数の格付けに基づいて生成した前記データストリームのサマリーを受信する、又は前記サマリーの生成を可能にする情報を受信する端末。
15. 前記端末は、前記データストリームを前記複数のセグメントに分割するための手段を有する請求項１４に記載の端末。

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