JP2007259468A - 番組視聴通知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
視聴者自身の嗜好や、選択の履歴のみを用いて番組を選択する場合、選択される番組の範囲は収束する方向に進むため、画一的な番組が選択されることとなる。
【解決手段】
本発明では、この課題を解決するために、視聴者が自身の推薦したい番組に関する情報を他者に通知することができる番組視聴通知装置と、その通知に基づいた視聴や録画が可能な番組視聴受信装置とを提案するものである。
さらに、視聴者からの通知に基づいて、例えば推薦する番組の内容などによって、送信元の視聴者をグルーピングする送信元グルーピング装置を提案する。これによれば、類似する嗜好を有する視聴者ごとにグループ分けを行い、そのグルーピング結果をマーケッティング戦略に活用することができる。
【選択図】 図2
視聴者自身の嗜好や、選択の履歴のみを用いて番組を選択する場合、選択される番組の範囲は収束する方向に進むため、画一的な番組が選択されることとなる。
【解決手段】
本発明では、この課題を解決するために、視聴者が自身の推薦したい番組に関する情報を他者に通知することができる番組視聴通知装置と、その通知に基づいた視聴や録画が可能な番組視聴受信装置とを提案するものである。
さらに、視聴者からの通知に基づいて、例えば推薦する番組の内容などによって、送信元の視聴者をグルーピングする送信元グルーピング装置を提案する。これによれば、類似する嗜好を有する視聴者ごとにグループ分けを行い、そのグルーピング結果をマーケッティング戦略に活用することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は番組視聴通知装置に関するものである。
従来から、視聴者自身の嗜好や、選択の履歴を用いて番組を選択することが可能な装置はある(特許文献1参照。)。
特開平10−257405号公報
しかし、視聴者自身の選択履歴に基づいて選択される番組は、視聴者の嗜好の範囲内に含まれるものの、その範囲は収束する方向に進むため、画一的な番組が選択されることとなる。継続して画一的な番組が選択されれば、嗜好に合致していたとしても視聴者が飽きて、関心を示さなくなることも想定される。
また、自分がテレビを視聴していて、あるシーンを他の人にも見せたい場合に、電話やEメールを利用していたのでは時間がかかって見逃してしまう場合があった。なぜなら、電話やEメールでは、相手を呼び出し、相手にチャンネルなどの情報を伝え、相手がそのチャンネルに合わせるなどの動作に時間がかかるからである。
本発明では、この課題を解決するために、視聴者が自身の推薦したい番組に関する情報を他者に(直ちに)通知することができる番組視聴通知装置と、その通知に基づいた視聴や録画が(直ちに)可能な番組視聴受信装置とを提案するものである。これによって、視聴者が他者に番組を推薦したい場合や、視聴者が他者から推薦される番組を視聴したい場合に活用することができる。
さらに、視聴者からの通知を取得し、その通知に基づいて、例えば推薦する番組の内容などによって、送信元の視聴者をグルーピングする送信元グルーピング装置を提案する。これによれば、類似する嗜好を有する視聴者ごとにグループ分けを行い、そのグルーピング結果を送信元の視聴者に返すことで、視聴者の番組選択に活用することができる。
本件発明の番組視聴通知装置により、視聴者は自己の推薦する番組を他者に通知することができ、視聴者から能動的に情報を発信することができるという効果を有する。
一方、番組視聴受信装置により、その通知を受けることができ、いわゆる口コミで有益な情報を得ることができるという効果を有する。また、通知情報の送信者と、受信者との間で情報を共有することができる。
さらに、本件発明の送信元グルーピング装置では、視聴者の視聴履歴情報に基づいて、視聴者の送信元をグルーピングすることができる。これにより、グループごとの視聴者数などから、公衆の嗜好や、行動状況を分析することができる。また、グループの嗜好を分析することで、そのグループに属する視聴者に対するマーケッティング戦略に役立てることができる。これにより得られる結果は、従来の視聴率調査よりも視聴者に密接な情報であるといえる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態7は、主に請求項1、2などについて説明する。
実施形態1〜6、8、9は、その他の実施形態を説明する。
<<実施形態1>>
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>
実施形態1について説明する。本実施形態は、視聴している番組を通知先に通知する番組視聴通知装置に関するものである。
図1は、本実施形態の概念の一例を示すものである。今、視聴者aは、番組視聴通知装置Aで番組の視聴を行っている。本発明の番組視聴通知装置は、視聴者が他者に推薦したい番組を視聴した場合、その番組を特定する情報などを含む通知を、通知先を指定して行うことができる。具体的には、視聴者が番組視聴通知装置を操作し、推薦したい番組と、その相手を指定し、通知を行う。ここでは、通知先として、その通知に基づいた視聴や録画が可能な装置である番組視聴受信装置B、C、Dを指定した。これによって、それぞれの装置の利用者は、Aによって推薦された番組の視聴等が可能となる。
通知は、図に示したような態様が想定される。まず、パターン1として、番組視聴受信装置Bに対する通知を説明する。これは、別の番組を視聴中の視聴者bに対して、子画面に視聴者aが推薦した番組が映し出される態様である。次に、パターン2としては、番組視聴受信装置Cに対する通知である。これは、視聴者cの視聴する番組の映像が子画面へと切り替わり、視聴者aが推薦した番組が親画面に映し出される態様である。最後に、パターン3としては、番組視聴受信装置Dに対する通知である。これは、視聴者dの視聴する番組の映像にテロップ等で、視聴者aが推薦したい番組の番組名や放送局等を表示し、通知する態様である。また、これらの通知が行われた後は直ちにb、c、dは、視聴者aの推薦する番組に切換えて視聴できるとなお便利である。これら番組視聴受信装置の詳細については、実施形態3以降で説明する。
<実施形態1:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図2に示した。
図2に示す本実施形態の「番組視聴通知装置」(0200)は、「番組視聴部」(0201)と、「番組特定情報取得部」(0202)と、「通知情報生成部」(0203)と、「通知先特定情報保持部」(0204)と、「送信部」(0205)とからなる。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。
具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。(本明細書の全体を通じて同様である。)
「番組視聴部」(0201)は、番組を視聴するための処理を行う。
「番組特定情報取得部」(0202)は、番組特定情報を取得する。「番組特定情報」とは、番組視聴部(0201)で視聴されている視聴番組を特定するための情報である。各番組について割当てられたコードや、識別番号などが該当する。取得は、視聴者による番組視聴通知装置の操作によって行われる場合の他、一定時間視聴し続けることによって自動的に行われるとしてもよい。
「通知情報生成部」(0203)は、通知情報を生成する。「通知情報」とは、前記番組特定情報取得部(0202)で取得された番組特定情報などを含む情報である。通知情報は、番組特定情報の他、番組のタイトル、その番組に対する視聴者の評価や、コメントなどが含まれる場合もある。その評価などは、受取った相手が、番組を視聴するかどうかの判断に用いることができる。
「通知先特定情報保持部」(0204)は、通知先特定情報を保持する。「通知先特定情報」とは、前記番組特定情報を通知する相手である通知先を特定するための情報である。通知先のIPアドレス、メールアドレス、URL、電話番号などが該当する。保持は、一時的な場合に限られず、永続的に蓄積される場合も含まれるとしてもよい。
「送信部」(0205)は、前記通知情報を前記通知先特定情報保持部(0204)で保持されている通知先に対して送信するための処理を行う。送信するための処理には、通知先を指定し、通知情報を送信するための準備の処理が含まれる場合もある。また、通知先は、単一、複数のいずれであってもよく、また、通知先がない場合もある。さらに、通知先の指定をしないで、通知先特定情報保持部で保持されているすべての通知先へ送信される場合もある。送信は、番組視聴通知装置の操作により行われてもよいし、一定時間経過ごとに行われるとしてもよい。
<実施形態1:具体例>
本実施形態での機能ブロックに具体例を盛り込んだものを図3に示した。
図3に示す本実施形態の「番組視聴通知装置」(0300)の構成は、図2と同様であり、「番組視聴部」(0301)と、「番組特定情報取得部」(0302)と、「通知情報生成部」(0303)と、「通知先特定情報保持部」(0304)と、「送信部」(0305)とからなる。
まず、番組視聴部(0301)で視聴している番組についての番組特定情報を、番組特定情報取得部(0302)にて取得する。ここで、番組特定情報は「3300」である。通知情報生成部(0303)では、この番組特定情報を含む通知情報を生成する。通知情報は、番組特定情報以外の情報を含む場合もある。番組特定情報以外の情報とは、例えば通知先の視聴者に向けてのメッセージなどが該当する。視聴者aが視聴者bへ「bさんのお好きな金魚が映っています」等のメッセージも通知情報に含めることで、通知先の視聴者bに対して、より視聴を促すことができる。
次に、生成した通知情報を、送信部(0305)にて通知先に送信する。このとき、通知先に関する情報は、通知先特定情報保持部(0304)にて保持されている。例えば、通知先ごとにその通知先特定情報が関連付け等されて保持されている。ここで、B氏に通知したい場合には、B氏を指定することで、前記の通知情報は、B氏の利用する番組視聴受信装置のIPアドレス「210.131.2.3」に基づいて、B氏の番組視聴受信装置へ送信される。これにより、B氏は、自身の番組視聴受信装置を利用して、通知された番組を視聴等することが可能となる。
<実施形態1:処理の流れ>
図4は、実施形態1での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における番組視聴通知方法は、以下に示すステップよりなる。
まず、番組を視聴するための処理を行う(番組視聴ステップ S0401)。
次に、番組視聴ステップ(S0401)にて視聴されている視聴番組を特定するための情報である番組特定情報を取得する(番組特定情報取得ステップ S0402)。
その次に、前記番組特定情報取得ステップ(S0402)にて取得された番組特定情報を含む通知情報を生成する(通知情報生成ステップ S0403)。
最後に、前記通知情報を保持されている通知先に対して送信するための処理を行う(送信ステップ S0404)。
以上の処理は、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、また、このプログラムを計算機によって読み取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書の全体を通して同様である。)
<実施形態1:効果>
本件発明の番組視聴通知装置により、視聴者は自己の推薦する番組を他者に通知することができ、視聴者から能動的に情報を発信することができるという効果を有する。また、通知情報の送信者と、受信者との間で情報を共有することができる。
さらに、通知情報の送信は、いわゆる口コミでの伝達に通じるもので、簡易にすばやく情報を広めることができる。加えて、視聴者からの口コミで伝わる情報は、番組提供者からの情報よりも、信憑性が高く、宣伝効果も高いことが想定される。
<<実施形態2>>
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>
実施形態2について説明する。実施形態1では、通知先特定情報保持部で保持されている通知先であれば区別なく番組特定情報を通知する場合があるが、本実施形態では、全ての通知先にはその番組特定情報を通知したくないが、一部にはその番組特定情報を通知したい場合に対する解決手段を提供する。本実施形態は、番組特定情報の通知先を定めるための情報である通知先決定情報に基づいて、通知情報を通知先の全部又は一部に対して送信することに特徴を有する番組視聴通知装置に関するものである。
<実施形態2:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図5に示した。
図5に示す本実施形態の「番組視聴通知装置」(0500)は、「番組視聴部」(0501)と、「番組特定情報取得部」(0502)と、「通知情報生成部」(0503)と、「通知先特定情報保持部」(0504)と、「送信部」(0505)と、さらに、「通知先決定情報取得部」(0506)からなる。
「通知先決定情報取得部」(0506)は、通知先決定情報を取得する。「通知先決定情報」は、番組特定情報取得部(0502)で取得された番組特定情報を通知する通知先を定めるための情報である。通知先に対する情報の他に、各通知先に対する通知の可否(通知してよいかどうか)を含むとしてもよい。具体例として、番組を視聴している山田さんが、通知先の一部に含まれる同じ趣味の人(鈴木さんと、川本さん)を選んでその番組が放映されていることを教えたいと思う場合を想定する。山田さんが、通知先特定情報取得部を操作して、その同じ趣味の人(鈴木さんと、川本さん)を選ぶことによって、同じ趣味を持つ人たちのデジタルテレビなどのアドレスが通知先特定情報取得部に取得される。
「取得」は、以上説明したように、視聴者の操作により決定がなされるとしてもよいし、番組視聴通知装置が自動的に生成するとしてもよい。
番組視聴通知装置自身が生成する場合には、通知する通知情報の属性などに応じて決定されることが想定される。例えば、女性をターゲットとした番組(広告)の番組特定情報を含む通知情報の場合、女性に対する通知を「可」とした通知先決定情報を取得する。その仕組みとしては、番組を構成する信号の中に、番組の属性として「女性向の番組」という情報が含まれており、通知先特定情報取得部は、番組の属性と通知先のアドレスとを対にして保持するテーブルなどを利用して、その番組の属性に関連付けられた通知先のアドレスを取得する、という仕組みなどが考えられる。
その他の例としては、視聴者参加型のクイズ番組において、通知先特定情報により、特定のグループに対する通知を「可」としておくことによる応用が挙げられる。例えば、通知先特定情報により、その特定グループの構成人に対して通知情報を送信することができるので、それらの人に番組の視聴や自身の参加を勧めることができる。そして、それらの人を双方向通信を利用したクイズに参加させ、彼らを出演者とする番組自体を作ることなどが考えられる。
「送信部」(0505)は、前記通知情報を、前記通知先決定情報取得部(0506)で取得した通知先決定情報に基づいて、前記通知先特定情報保持部(0504)で保持されている通知先の全部又は一部に対して送信するための処理を行う。通知先は、単一、複数のいずれであってもよく、また、通知先がない場合もある。
送信は、番組視聴通知装置が主体的に発信する場合の他に、他の装置(例えば、サーバ装置など)による要求に応じて、受動的に渡すことも含まれる場合がある。他の装置は、通知情報に含まれる番組特定情報を取得し、その番組を特定することができる。このとき他の装置は、通知先決定情報により通知可能との決定がされたことから、番組特定情報や、番組自身を公開するとしてもよい。
その他、各部の処理は実施形態1と同様である。
<実施形態2:処理の流れ>
図6は、実施形態2での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における番組視聴通知方法は、以下に示すステップよりなる。
まず、番組を視聴するための処理を行う(番組視聴ステップ S0601)。
次に、番組視聴ステップ(S0601)にて視聴されている視聴番組を特定するための情報である番組特定情報を取得する(番組特定情報取得ステップ S0602)。
前記番組特定情報取得ステップ(S0602)にて取得された番組特定情報を通知する通知先を定めるための情報である通知先決定情報を取得する(通知先決定情報取得ステップ S0603)。
その次に、前記番組特定情報取得ステップ(S0602)にて取得された番組特定情報を含む通知情報を生成する(通知情報生成ステップ S0604)。
最後に、通知先決定情報取得ステップ(S0603)にて取得した通知先決定情報に基づいて、前記通知情報を保持されている通知先の全部又は一部に対して送信するための処理を行う(送信ステップ S0605)。
<実施形態2:効果>
本件発明の番組視聴通知装置は、通知先決定情報に基づいて通知情報の送信を行うことで、視聴者や、番組視聴通知装置自身で、通知情報の通知先を管理することができる。そのため、番組の属性や、マーケッティングの戦略に応じて、通知先を決定し、より効果の期待できる番組の推薦が可能となる。
<<実施形態3>>
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要>
実施形態3について説明する。本実施形態は、視聴により取得する番組構成情報に基づいて、通知情報を通知先に対して送信することに特徴を有する番組視聴通知装置に関するものである。
<実施形態3:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図7に示した。
図7に示す本実施形態の「番組視聴通知装置」(0700)は、「番組視聴部」(0701)と、「番組特定情報取得部」(0702)と、「通知情報生成部」(0703)と、「通知先特定情報取得保持部」(0704)と、「送信部」(0705)と、さらに、「番組取得部」(0706)とからなる。
「番組取得部」(0706)は、番組構成情報を取得する。「番組構成情報」は、番組を構成する情報と、通知先特定情報とからなる情報である。つまり、ここで取得する番組構成情報には、番組自体と共に、番組特定情報を通知する相手を特定するための情報も含む。
この実施形態において、通知先特定情報とは、例えば、相手を選択するための条件として、視聴者自身と同じ年齢層の相手(例えば、視聴者の年齢プラスマイナス3歳以内など)、視聴者と同じ機種のテレビを所有している相手、視聴者が1週間にメールを3通以上出す相手、視聴者の親族、視聴者の隣近所の相手、などを含む情報が挙げられる。これらの情報の利用の仕方としては、予め、通知先に関する情報が番組視聴通知装置内に保持されていて、条件が一致する相手を通知先として選択する手法と、そのような条件に合致する通知先を外部情報に基づいて探し出し、通知先とする方法、がある。また、通知先特定情報は、ダイレクトに通知先を特定する情報、たとえば、通知先のURLそのものであっても良いのは勿論である。
テレビ局などがこれらの通知先特定情報を番組に付随して放送などすることにより、より戦略的な視聴形態を実現することができる。例えば、コマーシャルの効率的視聴戦略、特定情報の告知の戦略的実施、ある種の教育の戦略的実施、マーケッティングの実証実験などである。
番組構成情報は、放送局等から放送・送信されることが想定され、視聴者は番組の視聴時に番組構成情報を取得する。
「番組視聴部」(0701)は、番組取得部(0706)で取得した番組を視聴するための処理を行う。
「番組特定情報取得部」(0702)は、番組特定情報を取得する。番組視聴部(0701)での処理の際に、取得することが想定される。
「通知先特定情報取得保持部」(0704)は、番組取得部(0706)で取得した番組構成情報から前記通知先特定情報を取得し、保持する。
「通知情報生成部」(0703)は、番組特定情報取得部(0702)で取得された番組特定情報を含む通知情報を生成する。
「送信部」(0705)は、前記通知情報を、前記通知先特定情報取得保持部(0704)で保持されている通知先に対して送信するための処理を行う。通知先特定情報で特定される通知先は、他の番組視聴受信装置などの他、マーケッティングデータの収集を行うサーバ、視聴率を算出するためのサーバなどが該当する。
この場合、番組を構成する情報に、番組に付随する広告を特定するための情報を含めたり、または、広告自体を番組として特定するための情報を含めることで、視聴者が広告を視聴したことを通知先であるサーバ等にて集計などし、マーケッティングデータとして役立てることができる。また、視聴者が良く視聴する番組の属性を集計したり、視聴者が視聴を避けている番組の属性を集計したり、視聴者が番組を通じて情報を取得しようとする行動パターン(例えば、トレンディドラマを視聴し、続いて、化粧品のテレビショッピングを視聴するなど)などを推測したりするのに役立てることができる。
<実施形態3:処理の流れ>
図8は、実施形態3での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における番組視聴通知方法は、以下に示すステップよりなる。
まず、番組を構成する情報と、視聴している番組を特定するための情報である番組特定情報を通知する相手である通知先を特定するための情報である通知先特定情報と、からなる番組構成情報を取得する(番組取得ステップ S0801)。
次に、番組取得ステップ(S0801)にて取得した番組を視聴するための処理を行う(番組視聴ステップ S0802)。
さらに、番組特定情報を取得する(番組特定情報取得ステップ S0803)。
また、番組取得ステップ(S0801)にて取得した番組構成情報から前記通知先特定情報を取得し、保持する(通知先特定情報取得保持ステップ S0804)。
その次に、前記番組特定情報取得ステップ(S0803)にて取得された番組特定情報を含む通知情報を生成する(通知情報生成ステップ S0805)。
最後に、前記通知情報を、前記通知先特定情報取得保持ステップ(S0804)にて保持した通知先に対して送信するための処理を行う(送信ステップ S0806)。
<実施形態3:効果>
本件発明の番組視聴通知装置は、視聴により取得する番組構成情報に基づいて、通知情報を通知先に対して送信することで、番組の供給者が、通知情報の通知先を管理することができる。そのため、番組構成情報に番組に付随する広告の特定情報も含めることで、視聴者が番組と共に広告をも視聴したことを通知先で把握し、マーケッティングデータの収集に役立てることができる
<<実施形態4>>
<<実施形態4>>
<実施形態4:概要>
実施形態4について説明する。本実施形態は、通知情報の送信を送信実行信号入力により行うことに特徴を有する番組視聴通知装置に関するものである。
<実施形態4:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図9に示した。
図9に示す本実施形態の「番組視聴通知装置」(0900)は、「番組視聴部」(0901)と、「番組特定情報取得部」(0902)と、「通知情報生成部」(0903)と、「通知先特定情報保持部」(0904)と、「送信部」(0905)と、さらに、「送信実行信号入力部」(0906)とからなる。
「送信実行信号入力部」(0906)は、送信実行信号を入力するための処理を行う。「送信実行信号」とは、送信部(0905)による前記送信を実行するための信号である。具体的には、番組視聴通知装置(あるいは、付随するリモート・コントロール装置等)に装備されているボタンの押下などによって送信実行信号の入力が行われる。送信実行信号の入力後、送信部にて、通知情報を通知先に対して送信するための処理が行われる。
その他、各部の処理は実施形態1と同様である。
<実施形態4:効果>
本件発明の番組視聴通知装置により、視聴者は自身のタイミングで通知情報を送信することが可能となる。番組視聴中に、自分の意思をすぐに反映させることができる点で有効である。
<<実施形態5>>
<<実施形態5>>
<実施形態5:概要>
実施形態5について説明する。本実施形態は、番組視聴通知装置からの通知情報を取得して、推薦された番組を視聴する番組視聴受信装置に関するものである。
<実施形態5:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図10に示した。
図10に示す本実施形態の「番組視聴受信装置」(1000)は、「番組視聴部」(1001)と、「通知情報取得部」(1002)と、「番組特定情報抽出部」(1003)と、「番組特定情報出力部」(1004)とからなる。
「通知情報取得部」(1002)は、請求項1に記載の番組視聴装置からの通知情報を取得する。取得の際に、所定の送信元からの送信のみを受け付ける等の判断の処理を行う場合もある。
「番組特定情報抽出部」(1003)は、前記通知情報取得部(1002)で取得した通知情報のなかから前記番組特定情報を抽出する。
「番組特定情報出力部」(1004)は、前記番組特定情報抽出部(1003)で抽出された番組特定情報を番組視聴部(1001)に対して出力して視聴可能とする。抽出された番組特定情報によって特定される番組が視聴者の嗜好に合致しない場合には、抽出した番組特定情報を番組視聴部(1001)に出力しない、さらに、番組特定情報を削除する等の処理を行う場合もある。
通知された番組特定情報で特定される番組を視聴者に提示する態様としては、別の番組を視聴中の視聴者に対して、子画面に推薦したい番組を映し出す、または、視聴中の別番組を子画面へと切り替え、推薦したい番組を親画面に映し出す、さらに、視聴中の番組の映像にテロップ等で推薦したい番組の情報を表示するなどの態様がある。
「番組視聴部」(1001)は、番組を視聴するための処理を行う。「番組を視聴するための処理」には、番組特定情報出力部(1004)からの出力を受けて、番組特定情報で特定される推薦番組を視聴可能とする処理も含まれるとしてもよい。具体的には、推薦する番組が子画面に映し出されたり、視聴中の番組の映像にテロップ等で表示されたりすることで番組特定情報の出力を受けた場合には、推薦された番組を選択し、親画面に切換え、推薦番組の音声を出力するなどして推薦番組が視聴可能となる。また、視聴中の別番組を子画面へと切り替え、推薦の番組を親画面に映し出すことで番組特定情報の出力を受けた場合には、子画面の視聴していた別番組を消し、推薦された番組のみを画面に表示するとしてもよい。このとき、特定された番組の視聴をしない場合もある。
ここで、番組視聴受信装置は、番組視聴通知装置とともに番組視聴通知システムを構成するとしてもよい。また、番組視聴受信装置は、通知情報を取得し、通知情報に含まれる番組特定情報で特定される番組を視聴するという目的の達成が可能であれば、番組視聴通知装置と一体化させることを妨げない。つまり、番組視聴通知装置は、他者へ通知情報を送信するとともに、一方では他者からの通知情報を受信することができる。
<実施形態5:処理の流れ>
図11は、実施形態5での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における番組視聴受信方法は、以下に示すステップよりなる。
最初に、請求項1に記載の番組視聴装置からの通知情報を取得する(通知情報取得ステップ S1101)。
次に、前記通知情報取得ステップ(S1101)にて取得した通知情報のなかから前記番組特定情報を抽出する(番組特定情報抽出ステップ S1102)。
さらに、前記番組特定情報抽出ステップ(S1102)にて抽出された番組特定情報を視聴可能となるように出力する(番組特定情報出力ステップ S1103)。
最後に、番組を視聴するための処理を行う(番組視聴ステップ S1104)。
<実施形態5:効果>
本件発明の番組視聴受信装置により、視聴者は他者の推薦する番組の通知を受けることができ、いわゆる口コミで有益な情報を得ることができるという効果を有する。また、通知情報の送信者と、受信者との間で情報を共有することができる。
<<実施形態6>>
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要>
実施形態6について説明する。本実施形態は、推薦された番組を録画することに特徴を有する番組視聴受信装置に関するものである。
<実施形態6:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図12に示した。
図12に示す本実施形態の「番組視聴受信装置」(1200)は、「番組視聴部」(1201)と、「通知情報取得部」(1202)と、「番組特定情報抽出部」(1203)と、「番組特定情報出力部」(1204)と、さらに、「番組録画部」(1205)からなる。
「番組録画部」(1205)は、番組特定情報抽出部(1203)で抽出された番組特定情報に基づいて番組を録画するための処理を行う。番組を録画するための処理と並行して、番組視聴部(1201)にて番組の視聴のための処理を行う場合もある。ここでの番組視聴受信装置は、視聴のためと、録画のためとの2以上のチューナーを備えている。
その他、各部の処理は、実施形態5と同様である。
<実施形態6:効果>
本件発明の番組視聴受信装置では、視聴者は他者の推薦する番組の通知を受けた際に、その番組の録画を行うことができる。視聴者が、推薦された番組を即時に視聴することができない場合、あるいは、保存して繰り返し視聴したいなどの場合に有効である。
<<実施形態7>>
<<実施形態7>>
<実施形態7:概要>
実施形態7について説明する。本実施形態は、推薦された番組のうち、視聴者の嗜好に合致する番組のみを録画することに特徴を有する番組視聴受信装置に関するものである。
<実施形態7:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図13に示した。
図13に示す本実施形態の「番組視聴受信装置」(1300)は、「番組視聴部」(1301)と、「通知情報取得部」(1302)と、「番組特定情報抽出部」(1303)と、「番組特定情報出力部」(1304)と、さらに、「番組録画部」(1305)と、さらに、「嗜好情報取得部」(1306)と、「判断部」(1307)とからなる。
「嗜好情報取得部」(1306)は、嗜好情報を取得する。「嗜好情報」とは、視聴者の嗜好に関する情報である。対象となる視聴者の趣味についての情報(例えば、「趣味:サッカー観戦」)や、その視聴者が好んで視聴する番組のジャンル(例えば、「好みのジャンル:ドラマ」)を示す情報などが該当する。また、これらの情報が複数ある場合には、定量的な点数表示や、優先順位を付ける場合もある。
さらに、嗜好情報の取得は、対象となる視聴者自身による入力の他、これまでの視聴者の視聴履歴などに基づいて嗜好情報を生成し、取得する場合もある。また、嗜好情報は、外部(センタ等)から取得を行ってもよい。この場合、視聴者aの嗜好情報を、a以外の視聴者bの所有する番組視聴受信装置にて取得させ、bの自宅においても、aが嗜好情報に合致する放送番組の視聴ができるため便利である。嗜好情報の取得処理は、判断部(1307)での判断処理の精度を上げるため、一定期間経過ごとに適宜行われることが望ましい。また、取得した嗜好情報を蓄積しておく蓄積部等を有する場合もある。
「判断部」(1307)は、前記嗜好情報取得部(1306)で取得された嗜好情報に基づいて、前記番組特定情報抽出部(1303)で抽出された番組特定情報で特定される番組を録画するかどうか判断する。例えば、嗜好情報に合致する度合いが高い番組については、「録画を行う」とする判断結果を出す処理を行う。
「番組録画部」(1305)は、前記判断部(1307)での判断結果に基づいて番組を録画し、ないしは、録画しない。録画しないことによって、録画媒体を有効に活用することができるという利点もあるからである。
<実施形態7:具体例>
図14は、判断部における判断処理を具体的に表した図である。図の左には、対象の視聴者について、好んで視聴する番組のジャンルと、その嗜好のレベル、優先順位を示した。ここでは、これらの嗜好情報に基づいて、番組特定情報で特定される番組を録画するかどうか判断する。
今、中央に示した番組特定情報で特定される番組が、他者による推薦を受けて通知されている。それぞれの番組のジャンルは、例えば番組特定情報の先頭の番号によって識別することができ、ここでは図に示したようなジャンル分けができる。嗜好情報によれば、スポーツのジャンルの優先順位が最も高いので、まず番組特定情報「3300」で特定される番組の「録画を行う」とする判断結果を出す。
次に、嗜好情報に合致する番組のジャンルは報道である。続いて、番組特定情報「2337」で特定される番組の「録画を行う」とする判断結果を出す。このように、嗜好情報に合致する番組のジャンルごとに優先順位にしたがって、「録画を行う」との判断結果を出す。嗜好情報に合致する番組が尽きた場合、録画することができなくなったなどの場合には、「録画しない」との判断結果を出す。
<実施形態7:効果>
本件発明の番組視聴受信装置では、視聴者は他者の推薦する番組の通知の中から、嗜好に合致する番組を判断して録画を行うことができる。嗜好に合致する番組を広く録画するのではなく、他者に推薦され、かつ、自身の嗜好とも合致する番組を録画するため、一定の絞込みが行われている。これにより、録画媒体を有効に活用することができるという利点がある。
<<実施形態8>>
<<実施形態8>>
<実施形態8:概要>
実施形態8について説明する。本実施形態は、視聴者の視聴履歴情報を取得し、その情報に基づいて、複数の送信元の視聴者をグルーピングする送信元グルーピング装置である。
<実施形態8:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図15に示した。
図15に示す本実施形態の「送信元グルーピング装置」(1500)は、「通知情報取得部」(1501)と、「番組視聴履歴情報蓄積部」(1502)と、「送信元グルーピング部」(1503)とからなる。
「通知情報取得部」(1501)は、前記通知情報を複数取得する。通知情報は、番組視聴通知装置などから送信されるものであり、複数の番組視聴通知装置からの送信を想定したものである。
「番組視聴履歴情報蓄積部」(1502)は、前記通知情報取得部(1501)で取得した通知情報に基づいて前記通知情報の複数の送信元に関連付けて番組特定情報を含む番組視聴履歴情報を蓄積する。「番組視聴履歴情報」とは、対象の視聴者が視聴した番組の視聴履歴についての情報である。これは、番組特定情報の他、視聴した日時、回数等をも含む場合もある。各送信元の視聴者に関連付けて番組視聴履歴情報を蓄積することにより、誰が、何の番組を、いつ視聴したのかがすぐに認識できるという利点がある。
「送信元グルーピング部」(1503)は、前記番組視聴履歴蓄積部で蓄積されている番組視聴履歴情報に基づいて前記複数の送信元をグルーピングする。「グルーピング」とは、共通する属性を有する送信元同士を組み分けすることをいう。グルーピング、送信元と番組視聴履歴情報(番組特定情報)とが関連付けられていることで可能となる。例えば、同一の映画を通知情報として他者に推薦する視聴者A、B、Cの3人がいたとすると、この3人をグルーピングして、1つのグループ(以下、グループXと呼ぶ。)とできる。このグループXは、共通、あるいは、類似の嗜好を有することが想定される。グループXの嗜好を分析することで、マーケッティング戦略に役立てることができる。つまり、グループ単位で同種の宣伝を行う場合にも、その宣伝効果が期待できる。また、グルーピングを用いて、コミュニティー作りに利用することもできる。
<実施形態8:処理の流れ>
図16は、実施形態8での処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における送信元グルーピング方法は、以下に示すステップよりなる。
最初に、前記通知情報を複数取得する(通知情報取得ステップ S1601)。
その後、前記通知情報取得ステップ(S1601)にて取得した通知情報に基づいて前記通知情報の複数の送信元に関連付けて番組特定情報を含む番組視聴履歴情報を蓄積するための処理を行う(番組視聴履歴情報蓄積ステップ S1602)。
最後に、前記番組視聴履歴蓄積ステップ(S1602)で蓄積された番組視聴履歴情報に基づいて前記複数の送信元をグルーピングする(送信元グルーピングステップ S1603)。
<実施形態8:効果>
本件発明の送信元グルーピング装置では、視聴者の視聴履歴情報に基づいて、視聴者の送信元をグルーピングすることができる。これにより、グループごとの視聴者数などから、公衆の嗜好や、行動状況を分析することができる。また、グループの嗜好を分析することで、そのグループに属する視聴者に対するマーケッティング戦略に役立てることができる。これにより得られる結果は、従来の視聴率調査よりも視聴者に密接な情報であるといえる。
さらに、視聴者の通知した情報は、他者に伝えたいとの意思に基づいて発信されたものであるから、他人に教えたい情報としての利用価値を確認することもできる。
<<実施形態9>>
<<実施形態9>>
<実施形態9:概要>
実施形態9について説明する。本実施形態は、グルーピング結果を送信元の視聴者に対して送信することに特徴を有する送信元グルーピング装置である。
<実施形態9:構成>
本実施形態での機能ブロックの一例を図17に示した。
図17に示す本実施形態の「送信元グルーピング装置」(1700)は、「通知情報取得部」(1701)と、「番組視聴履歴情報蓄積部」(1702)と、「送信元グルーピング部」(1703)と、さらに、「グループ情報生成部」(1704)と、「グループ情報送信部」(1705)とからなる。
「グループ情報生成部」(1704)は、送信元グルーピング部(1703)でのグルーピング結果を含むグループ情報を生成する。グルーピング結果は、番組視聴履歴情報に基づいた複数の送信元の情報である。具体的には、ある特定の番組に着目して、その番組を推薦する通知情報を他者(他者には、送信元グルーピング装置が含まれるとしてもよい。)へ送信した視聴者をピックアップし、送信元をその番組の番組特定情報と関連付けて列挙した情報である。これによれば、何の番組を、誰が視聴したか、あるいは、誰がどのような嗜好を有しているかを認識することができる。また、送信元の嗜好だけでなく、送信先の嗜好も推測することが可能である。グループ情報は、これらグルーピング結果の他、各視聴者がグルーピング特定番組以外に送信した通知情報や、視聴履歴情報を含む場合もある。
「グループ情報送信部」(1705)は、前記グループ情報生成部(1704)で生成されたグループ情報を前記送信元に対して送信する。番組視聴通知装置、あるいは、番組視聴受信装置にて、グループ情報を受信する場合には、それぞれグループ情報の受信ができる構成要素を備えている。グループ情報を受信した視聴者は、自身に嗜好が類似する他の視聴者の存在(視聴者数)や、グルーピング特定番組以外で推薦する番組に関する情報を得ることができる。
また、送信元グルーピング装置は、番組視聴通知装置と、番組視聴受信装置とともに番組視聴通知システムを構成するとしてもよい。その際の、番組視聴通知システムの概要を図18に示した。
図18に示した番組視聴システムは、送信元グルーピング装置(1801)と、番組視聴通知装置A(1802)からH(1809)により構成される。(ここでの番組視聴通知装置は、番組視聴受信装置としての機能も備えている。)番組視聴通知装置は、通知情報を送信元グルーピング装置(1801)と、他の番組視聴通知装置に送信する。図では、通知情報の送信は、番組視聴通知装置から伸びる矢印により表しており、番組視聴通知装置A(1802)からは、送信元グルーピング装置(1801)と、番組視聴通知装置B(1803)、C(1804)へ送信する(ここでは、番組視聴通知装置間の通知情報の送信について、例示した矢印以外は省略したが、送信が行われないわけではない。)
ここで、送信元グルーピング装置(1801)は、番組視聴通知装置A(1802)からH(1809)によって送信された通知情報を元に、グルーピングの処理を行う。その結果、番組視聴通知装置C(1804)、D(1805)、H(1809)が同一のグループに属するというグルーピング結果が得られた。この結果を含むグループ情報を、送信元グルーピング装置は、番組視聴通知装置C、D、Hに送信する。例えば、同一の番組を推薦する通知情報を送信したことにより同一のグループとされたとすると、番組視聴通知装置Cは、嗜好が共通する他の視聴者の存在を認識することができ、さらには、D、Hのその他の推薦番組の通知情報を得て、自己の番組視聴選択の際に活用することもできる。
図19は、上記の構成を機能ブロック図で表したものである。「番組視聴通知システム」(1900)は、「番組視聴通知装置」(1910)と、「番組視聴受信装置」(1920)と、「送信元グルーピング装置」(1930)からなる。
「番組視聴通知装置」(1910)は、「番組視聴部」(1911)と、「番組特定情報取得部」(1912)と、「通知情報生成部」(1913)と、「通知先特定情報保持部」(1914)と、「送信部」(1915)とからなる。
「番組視聴受信装置」(1920)は、「番組視聴部」(1921)と、「通知情報取得部」(1922)と、「番組特定情報抽出部」(1923)と、「番組特定情報出力部」(1924)とからなる。
「送信元グルーピング装置」(1930)は、「通知情報取得部」(1931)と、「番組視聴履歴情報蓄積部」(1932)と、「送信元グルーピング部」(1933)と、「グループ情報生成部」(1934)と、「グループ情報送信部」(1935)とからなる。
送信部(1915)から送信される通知情報は、番組視聴受信装置(1920)の通知情報取得部(1922)と、送信元グルーピング装置(1930)の通知情報取得部(1931)にて取得される。その後、送信元グルーピング装置でのグルーピングが行われ、その結果がグループ情報送信部(1935)からグループ情報として送信される。送信されたグループ情報は、便宜的に番組視聴受信装置(1920)の通知情報取得部(1922)にて取得されるとしたが、別個にグループ情報受信部等を設けてもよい。また、番組視聴通知装置(1910)と、番組視聴受信装置(1920)とが、同一の装置を構成するとしてもよい。
その他各部の処理はすでにこれまで述べてきた通りである。
<実施形態9:効果>
本件発明の送信元グルーピング装置では、グルーピング結果を送信元に返すことができる。これにより、例えば、同一の番組を推薦する通知情報を送信したことにより同一のグループとのグルーピング結果が出されたとすると、送信元は、嗜好が共通する他の視聴者の存在を認識することができ、さらには、他の視聴者の、グルーピング対象以外の推薦番組の通知情報を得て、自己の番組視選択の際に活用することもできる。
グルーピングされた視聴者同士は、不特定の視聴者と比較して、嗜好がより共通する傾向にあることが想定されるため、そのグループ情報は、通知情報よりも価値があるといえる。このグループ情報を送信元に返すことで、視聴者の視聴活動が活発となることが期待される。
0200 番組視聴通知装置
0201 番組視聴部
0202 番組特定情報取得部
0203 通知情報生成部
0204 通知先特定情報保持部
0205 送信部
0201 番組視聴部
0202 番組特定情報取得部
0203 通知情報生成部
0204 通知先特定情報保持部
0205 送信部
Claims (2)
- 番組を視聴するための番組視聴部と、
視聴している番組を特定するための情報である番組特定情報を取得し、その番組特定情報を含んで生成される通知情報を、保持している通知先に対して送信する機能を有する番組視聴通知装置から送信される通知情報を取得する通知情報取得部と、
前記通知情報取得部で取得した通知情報のなかから前記番組特定情報を抽出する番組特定情報抽出部と、
前記番組特定情報抽出部で抽出された番組特定情報を前記番組視聴部に対して出力して視聴可能とする番組特定情報出力部と、
前記番組特定情報抽出部で抽出された番組特定情報に基づいて番組を録画するための番組録画部と、
視聴者の嗜好に関する情報である嗜好情報を取得する嗜好情報取得部と、
前記嗜好情報取得部で取得された嗜好情報に基づいて、前記番組特定情報抽出部で抽出された番組特定情報で特定される番組を録画するかどうか判断する判断部と、を有し、
前記番組録画部は、前記判断部での判断結果に基づいて番組を録画し、ないしは、録画しない番組視聴受信装置。 - 番組を視聴するための番組視聴ステップと、
視聴している番組を特定するための情報である番組特定情報を取得し、その番組特定情報を含んで生成される通知情報を、保持している通知先に対して送信する機能を有する番組視聴通知装置から送信される通知情報を取得する通知情報取得ステップと、
前記通知情報取得ステップで取得した通知情報のなかから前記番組特定情報を抽出する番組特定情報抽出ステップと、
前記番組特定情報抽出ステップで抽出された番組特定情報を前記番組視聴ステップで視聴可能として出力する番組特定情報出力ステップと、
前記番組特定情報抽出ステップで抽出された番組特定情報に基づいて番組を録画するための番組録画ステップと、
視聴者の嗜好に関する情報である嗜好情報を取得する嗜好情報取得ステップと、
前記嗜好情報取得ステップで取得された嗜好情報に基づいて、前記番組特定情報抽出ステップで抽出された番組特定情報で特定される番組を録画するかどうか判断する判断ステップと、を有し、
前記番組録画ステップでは、前記判断ステップでの判断結果に基づいて番組を録画し、ないしは、録画しない番組視聴受信装置の動作方法。
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