JP2010532622A - ユーザ装置からのサービス・リクエスト・メッセージに関して、後続の時間区間の関係を判定するための方法 - Google Patents

ユーザ装置からのサービス・リクエスト・メッセージに関して、後続の時間区間の関係を判定するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスするための、ユーザ装置からのリクエストを処理するための基地局内の方法に関する。本方法には、ユーザ装置から送信された第1の信号が含まれる到来信号(300)の第1の長い時間区間(305)を受信するステップが含まれてる。第1の信号は第1の長い時間区間の一部である第1の短い時間区間(310)に存在する。第1の信号を含む第1の短い時間区間はサービス・アクセス・リクエスト・メッセージである。本方法には、第1の長い時間区間(305)を探索して第1の信号がサービス・アクセス・リクエスト・メッセージであることを検出するステップと、第1の信号を含む第1の短い時間区間(310)が第1の長い時間区間(305)とどのように関係しているかを識別するステップとが含まれている。その関係は、到来信号(300)の後続の時間区間についても同様である。

Description

本発明は、一般に、無線アクセスネットワーク内の基地局における方法に関する。詳細には、本発明は、無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスするためのユーザ装置からのリクエストの処理に関する。
一般的な無線ネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、オペレータのコアネットワークによって提供されるサービスにアクセスするために加入者によって使用されるような移動端末であろう。無線アクセスネットワークは、無線送信および無線接続の制御に責任を持つネットワークの一部である。無線ネットワークサブシステムは、無線アクセスネットワークの中に設けられた複数の基地局を制御する。無線ネットワーク制御装置は、複数のセルからなるセット(集合)における無線リソースおよびワイヤレスコネクティビティ(無線接続性)を制御する。基地局は、1つ以上のセルの中での無線送受信を処理する。1つのセルは1つの地理的エリアをカバーする。セルの中の無線通信範囲は、基地局の設置場所にある無線基地局装置によって提供される。各セルは、一意のIDで識別され、それがセルの中でブロードキャストされる。同じ地理的エリアをカバーするセルが2つ以上あってもよい。無線リンクは、ユーザ装置と無線アクセスネットワーク内の1つのセルの間の通信を表す。Iub/Iurインタフェースは、無線アクセスネットワーク内の種々のノードを接続するインタフェースである。Iubインタフェースは、無線ネットワーク制御装置を基地局と相互に接続する。Iurインタフェースは、1つの無線ネットワーク制御装置と別の無線ネットワーク制御装置との相互接続を提供する。ユーザデータは、これらのインタフェース上のいわゆるトランスポートベアラでトランスポートされる。使用されるトランスポートネットワークに応じて、これらのトランスポートベアラは、例えば非同期転送モード(ATM)をベースにしたトランスポートネットワークの場合はATM Adaptation Layerタイプ2(AAL2)接続へ、あるいは、インターネットプロトコル(IP)をベースにしたトランスポートネットワークの場合はユーザー・データグラム・プロトコル(UDP)接続へマッピングされてもよい。
アイドル状態のユーザ装置は、サービスエリア等の中の候補基地局について知るために、圏内の基地局のシステム情報を監視する。ユーザ装置がサービスへのアクセスを必要とする場合、ユーザ装置は、最も適切な基地局、典型的には最も有利な無線条件を備えた基地局を介して、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)上で無線ネットワーク制御装置へリクエストを送信する。これは2つのステップで行われ、最初にリクエストのプリアンブルが送信され、そして基地局によってアクノレッジ(確認応答)された時点で、リクエストメッセージが送信される。RACHのアップリンクの伝搬は近似的に知られているだけなので、ユーザ装置が同期チャネル(AICH)を介して確認されるかまたは試行の最大回数に達するまで、ユーザ装置はプリアンブルの送信電力を次第に増加させる。プリアンブルおよびリクエストメッセージは、基地局を介して無線ネットワーク制御装置へ送信される。アクノレッジされた時点で、RACHリクエストメッセージが送信される。アドミッション(許可)制御の後、無線ネットワーク制御装置は、利用可能なリソースがある場合には最も適切な基地局を介して接続を開始する。従ってアップリンクの通信範囲は、ランダムアクセスをうまく完了するために必要である。ダウンリンクのAICHは、一般にダウンリンクにおいて複数のアクセススロットに分割されており、各アクセススロットは、5120チップの長さである。同様に、アップリンクのPRACHは、アップリンクにおいて複数のアクセススロットに分割されており、各アクセススロットは、5120チップの長さである。アップリンクのアクセススロット番号nは、ユーザ装置から、ダウンリンクのアクセススロット番号を受信することよりτp−aチップ前にユーザ装置から送信される。ここでn=0,1,...,14である。
ダウンリンクの同期検出インジケータの送信は、ダウンリンクのアクセススロットの開始時点で初めて開始されてもよい。同様に、アップリンクのRACHのプリアンブルおよびRACHのメッセージ部分の送信は、アップリンクのアクセススロットの開始時点で初めて開始されてもよい。
図1は、先行技術によってユーザ装置から見た物理的なRACHとAICHのタイミングの関係を描いている。プリアンブルからプリアンブルまでのタイミング距離τp−pは、最小限のプリアンブルからプリアンブルまでτp−p,minより大きいかまたはそれと等しくなければならない。
すなわちτp−p≧τp−p,min
τp−p,minに加えて、プリアンブルから同期検出までの距離τp−aおよびプリアンブルからメッセージまでの距離τp−mは、以下のように定義されてもよい。
AICH送信タイミングが0に設定された場合には、
τp−p,min=15360チップ(3アクセススロット)
τp−a=7680チップ
τp−m=15360チップ(3アクセススロット)
AICH送信タイミングが1に設定された場合には、
τp−p,min=20480チップ(4アクセススロット)
τp−a=12800チップ
τp−m=20480チップ(4アクセススロット)
パラメータAICHの送信タイミングは、上位レイヤによってシグナリングされる。
プリアンブルは、プリアンブルの閾値と比較したエネルギー検出を用いて検出され、プリアンブルの閾値はノードBのアプリケーションパート(NBAP)上で無線ネットワーク制御装置から基地局へ設定されてもよい。閾値が低すぎると、熱雑音や他のものによる干渉によって誤ってプリアンブルを捕捉することがあるであろうし、同様に、閾値が高すぎると、非常に高い電力レベルでプリアンブルを捕捉するかまたはプリアンブルをすべて見逃してしまうであろう。閾値は、最悪の場合のアップリンク負荷状況を考えた上で設定されることが必要である。
アップリンクの無線リソース管理(RRM)
無線ネットワーク制御装置は、3GPPリリース99のようなリソースおよびユーザの移動性を制御してもよい。この枠組みの中でのリソース制御とは、許可制御、輻輳制御、チャネル切換(おおまかにコネクションのデータ速度を変更すること)を意味する。さらに、専用のコネクションは専用チャネル(DCH)上で搬送され、これは、DPCCH(専用物理制御チャネル)およびDPDCH(専用物理データチャネル)として実現される。
最近の傾向は、意思決定を分散させることであり、特に、ユーザコネクションにおける短期間でのデータ速度の制御を分散させることである。その結果、アップリンクのデータは、エンハンスド(拡張)DCH(E−DCH)に割り当てられてもよく、これは、連続的なDPCCHと、データ制御用のエンハンスドDPCCH(E−DPCCH)と、そしてデータ用のエンハンスドDPDCH(E−DPDCH)というトリプレットとして実現される。後者の2つは、送信すべきアップリンクのデータが存在する場合に限って送信される。従って、基地局アップリンクスケジューラは、E−DPDCH上で各ユーザがどのトランスポートフォーマットを使用することができるかを判定する。そうは言ってもやはり、無線ネットワーク制御装置は許可制御に責任を持つ。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)のアップリンクでは、通信範囲と有効なピークレートとの間にトレードオフが存在する。通常の専用チャネルよりさらに高速のビットレートをサポートするエンハンストアップリンクの場合に一層それが目立つ。アップリンクのリソースは、熱雑音および干渉、すなわちセルが許容できる温度上昇(RoT)によって制限を受ける。RoTの制限は、通信範囲の要件かまたは送信電力制御の安定性要件かのいずれかによって行われる。1人のユーザだけがセル内で接続している場合、アップリンクの干渉は、このユーザによって生成される電力によるものだけである可能性が高いため、送信電力制御の安定性および通信範囲は大した問題ではない。そのような場合、雑音に対して信号レベルを高くさせることを目的として(Ec/lo)RoTを高くさせることは魅力的であり、それによってアップリンクで高ビットレートが使用できるようになる。逆に言えば、アップリンクで高ビットレートを使用するには、ユーザ接続は、高RoTを意味する高Ec/loを提供する必要がある。
高RoTで動作しているセルは、通信範囲が限定されるであろうから、サービスエリアの一部の部分からのランダムアクセスをうまく完了することは不可能である可能性があろう。RACHのプリアンブルがサービスエリアの一部から送信された場合、これらのような高RoTではシステムによって検出されないであろう。さらに、徐々に送信電力が増すと、重大な干渉が生じることがあり、それがアクティブなユーザのデータ速度にマイナスの影響を及ぼすことがありうるであろう。また、以下の理由でプリアンブルの閾値を下げることもできない。
・熱雑音のみによる多数の誤ったプリアンブルの検出を引き起こし、その結果、後続のRACHメッセージの不要なIub送信をもたらすであろう。
・多くの場合、これによって後続のRACHの送信電力レベルが低すぎる結果となり、それらは正確に復号されないであろう。
さらに、プリアンブルが受信される時間と同期検出表示が予想される時間との間の時間が短いということは、プリアンブルが十分な電力レベルで送信されたかどうかを判定するまでの処理のための時間が非常に少ないことを意味する。
従って、無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスするためのユーザ装置からのリクエストの処理を向上させるメカニズムを提供することが、本発明の目的である。
本発明の第1の態様によると、この目的は、無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスするための、第1のユーザ装置からのリクエストを処理するための、基地局100内の方法によって達成される。本方法には、到来信号の第1のワイド・タイム・インターバル(長い時間区間)を受信するステップが含まれる。到来信号には、第1のユーザ装置から送信される第1の信号が含まれる。第1の信号は、第1の長い時間区間の一部である第1のナロー・タイム・インターバル(短い時間区間)に沿って延在する。第1の信号を含む第1の短い時間区間は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージであるかまたはそのプリアンブルである。さらに、本方法には、第1の長い時間区間をサーチ(探索)することによって到来信号を分析するステップが含まれる。この分析の中で、第1の信号がサービス・アクセス・リクエスト・メッセージであるかまたはそのプリアンブルであることが検出される。本方法にはさらに、第1の信号を含む第1の短い時間区間が第1の長い時間区間とどのように関係するのかを識別するステップが含まれる。その関係は、第1のユーザ装置からの第1の信号を含む到来信号(300)の後続の時間区間についても同じであろう。
本発明の第2の態様によると、この目的は、無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスするための、第1のユーザ装置からのリクエストを処理するための、基地局内の装置によって達成される。基地局の装置は、到来信号の第1の長い時間区間を受信するように構成された受信ユニットを備える。到来信号には、第1のユーザ装置から送信される第1の信号が含まれる。第1の信号は、第1の長い時間区間の一部である第1の短い時間区間に沿って伸びる。第1の信号は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージである。
基地局の装置は、さらに、第1の長い時間区間を探索することによって到来信号を分析するように構成された分析ユニットを備えた処理ユニットを備える。分析ユニットは、さらに、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージであるとして第1の信号を検出するように構成される。処理ユニットは、さらに、第1の短い時間区間が第1の長い時間区間とどのように関係するのかを識別するように構成された識別ユニットを備え、その関係は、第1のユーザ装置からの第1の信号を含む到来信号の後続の時間区間についても同じであろう。
本発明の利点は、長い時間区間を探索する代わりに探索されることになる後続の短い時間区間を予測することによって、長い時間区間の探索の場合には扱いにくい、より高度な検出メカニズムを採用することができることであり、それは、無線通信ネットワーク内のサービスにアクセスするためのユーザ装置からのリクエストの処理が改善されることを意味する。加えて、プリアンブルの可能性が高い場合にはより高度な検出器が用いられることから、誤った検出がかなりの程度まで回避される。
別の重要な利点は、プリアンブルの誤検出を最小限まで減らすことができることから、Iub上で無駄に送信される誤ったRACHメッセージを最小限まで減らすことができることである。
干渉の除去を含めたランダムアクセスの向上によって、より高いRoTでの動作が可能になり、それによって、次には、より高速のアップリンクデータ速度の利用が可能になる。
先行技術を図解する概略ブロック図である。 無線アクセスネットワークの実施形態を図解する概略ブロック図である。 方法のステップの実施形態を図解するフローチャートである。 信号の実施形態を図解する概略ブロック図である。 基地局の中の装置の実施形態を図解する概略ブロック図である。
本発明は、下記の実施形態の形式で実施可能な方法および装置として定義される。
図2は、無線通信ネットワークに含まれる無線アクセスネットワークに設けられた基地局100および第1のユーザ装置110示している。無線アクセスネットワークは、アクセスプロトコルを用いるいかなるネットワークでもよく、すなわち、例えばE−UTRA、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウエーブ・アクセス(WiMAX)、UTRAN、WCDMA、GSM/GPRS、周波数分割デュープレックス(FDD)、直交周波数分割多重(OFDM)、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、ロングタームエボリューション(LTE)等の技術を用いた無線アクセスネットワークであってもよい。基地局100は、例えばeNode−BまたはNode−Bのような、無線通信を用いるユーザ装置と通信できるものであればいかなる適切な無線基地局であってもよい。第1のユーザ装置110は、基地局100によってサービスを提供されるセル115の中に位置する。基地局100は、図2に描かれている例では、少なくとも1つの第2のユーザ装置と無線リンクで通信し、基地局100は、5つある第2のユーザ装置120、121、122、123および124と通信する。第1のユーザ装置110および第2のユーザ装置120、121、122、123、124は、例えばノートパソコン、コンピュータ、移動電話機、携帯情報端末(PDA)、または無線通信を用いて基地局と通信できるいずれかのその他の無線通信デバイスのような、いかなる適切な無線通信デバイスであってもよい。少なくとも1つの第2のユーザ装置120、121、122、123および124もまた、基地局100によってサービス提供されるセル115の中に位置する。
高速のビットレートを可能にし、かつ、高い温度上昇レベルでも動作できるようにするため、通信範囲が保証される必要がある。従って、1つの重要な構成要素は、サービスエリア全体でランダムアクセスがうまく完了されうることを保証することである。
一部の実施形態では、第1のユーザ装置110は、無線通信ネットワーク内のサービスにアクセスすることを望む場合、最初に例えばRACHプリアンブルのようなサービス・アクセス・リクエスト・メッセージを、基地局100に関連する無線ネットワーク制御装置130へ基地局100を介して、例えばRACHのようなランダム・アクセス・チャネルで送信する。サービス・リクエスト・メッセージは、例えば、1つ以上の部分として送信されてもよく、例えば最初にサービス・リクエスト・メッセージのプリアンブル、そして、確認応答された場合には、サービス・リクエスト・メッセージが送信されるか、あるいは、サービス・リクエスト・メッセージの第1の部分に続いてサービス・リクエスト・メッセージの第2の部分というように送信されてもよい。ランダム・アクセス・チャネルのアップリンク伝搬は、概略が知られているにすぎないことから、第1のユーザ装置110は、サービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルの送信を試行し、例えばAICHのような同期検出チャネルを介してその確認が行われるまで、あるいは所定の最大試行回数に達するまで、試行する毎に段階的にプリアンブルの送信電力を増加させる。第1のユーザ装置110は、プリアンブルが検出されたというアクノレッジ(確認応答)を受信すると、サービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルの送信の試行を中止する。次いで、第1のユーザ装置110は、第1のメッセージがプリアンブルであった場合、例えばRACHメッセージのようなサービス・アクセス・リクエスト・メッセージを、基地局100を介して無線ネットワーク制御装置130へ送信してもよい。サービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルを送信するためのさらなる試行が、後続のタイムインターバル(時間区間)において送信される。
基地局100に設けられた受信機は先端的であり、例えば干渉除去のような先端的な受信機方式をサポートする。受信機の実装は、ユーザの処理を複数のボードに、または限定されたユニットに分割してもよい。本解決策によると、第1のユーザ装置110からのプリアンブルの送信の試行のランダム・アクセス・バーストは、第2のユーザ装置120、121、122、123および124からの大規模な専用チャネル干渉にも関わらず、検出することが可能である。
第1のユーザ装置110は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルの第1の試行をランダム・アクセス・チャネル上で送信する。サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルのことを、これ以降、メッセージと呼ぶ。第2のユーザ装置120、121、122、123および124は、基地局100と通信し、それらの各々は、専用チャネルで基地局へ信号を送信する。基地局100は、図3に描かれた到来信号300を受信する。到来信号には、第1のユーザ装置110から受信した第1の信号と少なくとも1つの第2のユーザ装置120、121、122、123、124から受信した第2の信号とが含まれる。すなわち、第2の信号には、それぞれの第2のユーザ装置120、121、122、123、124からのすべての信号が含まれる。到来信号は、複数のタイムインターバル(時間区間)に分割される。最初に、基地局100は、到来信号のうち第1のワイド・タイム・インターバル(長い時間区間)305の信号部分を受信する。
第1のユーザ装置110によって送信された第1の信号は、第1の長い時間区間305の一部である第1の短い時間区間310に存在している。第1の短い時間区間310は、第1の長い時間区間305の開始点320の後における特定の第1の時刻315から始まる。第1の短い時間区間310は、第1の長い時間区間305の開始点320の後における特定の第2の時刻325で終了する。第1の信号を含む第1の短い時間区間には、第1のユーザ装置110からのメッセージの第1の試行が含まれる。第1の長い時間区間305の空き時間330および335には、第2の信号が含まれ、それには同様に、第2のユーザ装置120、121、122、123、124からのすべての信号が含まれる。
一部の実施形態では、到来信号における第1の長い時間区間305を遅延させる。
一部の実施形態では、遅延している間、第1の長い時間区間305が、到来信号に含まれる第2の信号、すなわち、第2のユーザ装置120、121、122、123、124からのすべての信号を識別するためにサーチ(探索)される。
一部の実施形態では、そして、この場合もやはり遅延している間、第2のユーザ装置120、121、122、123、124からの識別されたすべての信号または一部の信号または少なくとも1つの信号は、到来信号から除去されるかまたは小さくなる。これは第2のユーザ装置120、121、122、123、124によって引き起こされる干渉を除去することができるため、これは利点である。干渉を除去した後では、第1のユーザ装置110から送信されたサービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルを検出する確率は高くなる。
到来信号は、第1の長い時間区間305を探索することによって分析される。到来信号が除去されるかまたは軽減されるような実施形態では、分析は、除去されるかまたは軽減される到来信号に関して行われる。分析によって、第1の信号がサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルであることが検出される。
基地局100は、サービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルが検出されたという確認応答を第1のユーザ装置110へ送信してもよい。しかし、第1のユーザ装置110が後続の時間区間におけるサービス・アクセス・リクエスト・メッセージの送信試行を停止するのに間に合うように確認応答を送るには、それでは遅すぎるであろう。これは、第1のユーザ装置110がサービス・リクエスト・メッセージを送信するために少なくとも1つの別の試行を行うであろうということを意味する。
干渉除去の後の到来信号における第1の長い時間区間305は、到来信号の長い時間区間の範囲内で第1のユーザ装置110から送信される短い時間区間310を正確に予測するのに用いられる。これは、第1の信号を含む第1の短い時間区間310が第1の長い時間区間305にどのように関連するかが識別されることを意味する。これは、第1の短い時間区間310がいつ始まり(開始点315)いつ終わるか(終了点325)を、第1の長い時間区間305の開始点320に関して識別することによってか、または、第1の短い時間区間310がいつ始まり(開始点315)、そして、それがどのくらい続くのかを、第1の長い時間区間305の開始点320に関して識別することによって行われてもよい。
この関係は、ユーザの移動する可能性があるゆえに、類似した関係となろう。到来信号の同一の時間区間または後続の時間区間には、第1のユーザ装置110からの第1の信号が含まれ、そして、サービス・リクエスト・メッセージの後続の試行が同じユーザ装置110から受信された場合に用いられてもよい。
第1のユーザ装置110は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルの後続の第2の試行を、例えばランダム・アクセス・チャネルで送信する。第2のユーザ装置120、121、122、123および124のうちの一部または全部が、依然として基地局100と通信していてもよいし、別の一部の第2のユーザ装置が、基地局100と通信を開始していてもよく、それらの各々が専用チャネルで基地局100へ信号を送信してもよい。基地局100は、到来信号の後続の第2の時間区間340を受信する。図3では、後続の第2の長い時間区間340が、第1の長い時間区間305の直後に続いている。しかし、一部の実施形態では、第1の長い時間区間305と後続の第2の長い時間区間340の間に別の時間区間があってもよい。
第1のユーザ装置105によって送信され、基地局によって受信された第1の信号は、ここで、第2の長い時間区間340の一部である第2の短い時間区間345に存在している。第2の短い時間区間345は、第2の長い時間区間340の開始点355の後における特定の第1の時刻350に始まる。第1の短い時間区間345は、第1の長い時間区間305の開始点355の後における特定の第2の時刻360に終了する。第1の信号を含む第2の短い時間区間345には、第1のユーザ装置105のメッセージの第2の試行が含まれる。第2の長い時間区間345のうちの空き時間365および370には、第2の信号が含まれ、そこには、第2のユーザ装置、例えば120、121、122、123、124からのすべての信号が含まれる。
第1の信号を含む第2の短い時間区間345は、第1の信号を含む第1の短い時間区間310が第1の長い時間区間305に関連するのと同じように、第2の長い時間区間340に関連する。これは、第2の短い時間区間345が、第1の短い時間区間310と同じ長さであるということと、第2の長い時間区間345の開始点355から第2の短い時間区間345の開始点350までの特定の時間間隔が、第1の長い時間区間305の開始点320から第1の短い時間区間310の開始点315までの特定の時間間隔と同じであることとを意味する。関係は、第1のユーザ装置110からの第1の信号を含む到来信号の後続の時間区間についても同じであろうし、同じユーザ装置110からサービス・リクエスト・メッセージの後続の試行が受信された場合に、その関係が使用されてもよい。
到来信号300の第2の時間区間340が受信された場合、第1のユーザ装置110からの第1の信号を含む到来信号の後続の時間区間における長い時間区間と短い時間区間との関係を用いることによって、第2の短い時間区間345が発見される。第2の時間区間340が発見されると、基地局100によって到来信号を分析することで、第2の狭い時間区間345が探索される。第2の狭い時間区間345には、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルの後続の第2の試行が含まれる。
後続のサービス・リクエスト・メッセージが受信されると、予測されたより短い時間区間の探索において、一層先端的な処理が採用されてもよい。一層積極的な、つまり、より低い、プリアンブルまたはサービス・リクエスト・メッセージの検出閾値が使用されてもよい。組み合わせによって、最初のユーザ装置110の送信のための長いランダムアクセス探索時間区間については、一層控えめなプリアンブルの検出閾値が使用されてもよい。
図4は、無線通信ネットワーク内のサービスにアクセスするための第1のユーザ装置110からのリクエストを処理するための基地局100における方法の実施形態を示したフローチャートである。本方法には、以下のステップが含まれうる。
401 : 到来信号300の第1の長い時間区間305が、基地局100で受信される。到来信号300には、第1のユーザ装置110から送信された第1の信号が含まれ、一部の実施形態では、到来信号300にはさらに、1つ以上の第2のユーザ装置120、121、122、123、124から送信された第2の信号が含まれる。第1の信号は、第1の長い時間区間305の一部である第1の短い時間区間310に存在する。第1の信号は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブル、その第1の部分、またはメッセージ全体である。
402 : 一部の実施形態では、到来信号の第1の長い時間区間305の遅延が行われる。到来信号の中に含まれる第2の信号またはその一部分が、この遅延の間に識別される。一部の実施形態では、識別された第2の信号またはその一部分が、この遅延の間に到来信号300から除去されるかまたは軽減される。これはキャンセルとも呼ばれる。
403 : 第1の長い時間区間305を探索することによって、到来信号300が分析される。到来信号300が除去されるかまたは軽減されるような実施形態では、除去されるかまたは軽減された到来信号300の第1の長い時間区間305を探索することによって。この分析が行われる。この分析では、第1の信号は、一部の実施形態において、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルであるとして検出される。ユーザ装置110の第1の信号は、特定のエネルギーを有する。一部の実施形態では、第1の信号は、第1の長い時間区間305を探索している際に、特定のエネルギーが所定の第1の閾値を超えた場合にサービス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルであるとして検出される。
404 : 基地局100は、第1の短い時間区間310が第1の長い時間区間305にどのように関係しているかを識別する。この関係は、第1のユーザ装置110からの第1の信号が含まれる到来信号300の後続の時間区間についても同様であろう。
405 : 一部の実施形態では、基地局100は、到来信号300の後続の第2の長い時間区間340を受信する。到来信号300に含まれる第1の信号は、第2の長い時間区間340の一部であって、かつ、ユーザ装置110からの新たな試行として再送信されたサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルである第2の短い時間区間345に存在する。
406 : 一部の実施形態では、到来信号の第2の長い時間区間340の遅延が行われる。到来信号の中に含まれる第2の信号またはその一部分が、この遅延の間に識別される。一部の実施形態では、識別された第2の信号またはその一部分が、この遅延の間に到来信号300から除去されるかまたは軽減される。
407 : 到来信号300は、第2の短い時間区間345を探索することによって分析されてもよい。一部の実施形態では、分析は、到来信号300が除去されるかまたは軽減される場合に第2の長い時間区間305を探索することによって行われる。第2の短い時間区間345は、ステップ406では、第1のユーザ装置110からの第1の信号を含む到来信号300の後続の時間区間における長い時間区間と短い時間区間との関係を示す情報を用いることによって発見される。長い時間区間を探索して分析することは、短い時間区間を探索することに比べて、相当多くの処理電力を必要とする。従って、短い時間区間についてだけ処理電力が必要とされるだけなので、相当多くの処理電力を必要とするような相当先端的な分析または探索であっても実行することが可能である。これは非常に有利である。オプションとしてのステップ406で、到来信号300から第2の信号が除去されるかまたは軽減されるならば、分析は一層効果的である。一部の実施形態では、分析は、より長い時間区間に対して行われる。これらの実施形態では、第1の短い時間区間310についての識別された情報が用いられるが、第1の短い時間区間310に対してある時間区間が追加される。このようにして、分析される「より長い」第2の短い時間区間は、第1の短い時間区間310に追加の時間区間を加算した時間間隔に等しい。これは、長い時間区間305と340の間における第1のユーザ装置110の移動する可能性のためであり、結果として、第2の短い時間区間345に関して時間が進むか時間が遅延するかいずれか一方になる。分析によって、第1の信号のサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルが本当のサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルであることが、検出されてもよい。一部の実施形態では、第2の短い時間区間345を探索するときに第1の信号のエネルギーが所定の第2の閾値を超える場合に、第1の信号が、本当のサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルであるとして検出される。一部の実施形態では、第1の長い時間区間305を探索するときに用いられる第1の閾値は、第2の短い時間区間345を探索するときに用いられる第2の閾値よりも高い。短い時間区間だけが探索されるのであるから、大幅に低い第2の閾値が用いられてもよい。それは非常に有利である。大幅に低い第2の閾値を用いることによって、本当である可能性のあるメッセージが本当のメッセージであるかどうか検出することが、一層容易になる。短い時間区間の探索は、より先端的な処理、例えば特定チャネル推定に基づいて実行されてもよい。
408 : 次いで基地局100は、本当のサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルが検出された場合、確認応答を第1のユーザ装置110へ送信してもよい。
409 : 一部の実施形態では、検出された本当のサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルが、無線通信ネットワーク内に含まれる無線ネットワーク制御装置130へ送信される。
さらに、RACHメッセージのようなサービス・アクセス・リクエスト・メッセージまたはそのプリアンブルもまた、復号の性能を高めるために干渉除去の後で記憶されて復号されてもよいが、その代償として検出が遅れる。直近のプリアンブル電力とRACHメッセージ部分の電力の間の電力オフセットPp−mは、選択されたランダムアクセス手順に適合される必要がある。
除去ステージ(除去段)では、同じ処理ユニットに位置するかまたは異なる処理ユニットに位置するかいずれか一方である複数の受信機からの明確なシンボル、チャネル推定値および品質値/推定値が用いられてもよい。同様に、除去ステージでは、受信機からの完全に再生された信号または他の情報フォーマットが用いられてもよい。さらに、アップリンクのRoTを支配する可能性が最も高いE−DCHを除去することで十分なこともあるだろう。
除去は、干渉ウォッシャーを利用してもよい。到来信号300に同期されることを目的として、再生された信号が適切に遅延されるならば、それは有利である。ウォッシャーは、再生された干渉の断片だけを除去する部分的除去手段を用いてもよい。これは、検出されたシンボルおよびチャネル推定値の精度を示す、受信機から得られた品質値、すなわち、再生された信号の期待される正確度の確率に基づいてもよい。
一部の実施形態では、除去はRACHメッセージ部分についてのみ行われ、プリアンブルは干渉の除去をせずに検出される。そのような場合、直近のプリアンブル電力とRACHメッセージ部分の電力との間の電力オフセットPp−mは減少されてもよく、そして、プリアンブルに許される最大送信電力は、通常の送信電力よりも高くてもよい。
必要とされる強気のプリアンブルの閾値は、短い時間区間の探索に関するプリアンブルの検出性能に依存する。
無線通信ネットワーク内でサービスにアクセスすることを目的として第1のユーザ装置110からのリクエストを処理するための方法のステップを実行するため、基地局100は、図5に示された装置500を備える。
基地局装置500は、到来信号300の第1の長い時間区間305を受信するように構成された受信ユニット510を備える。到来信号300には、第1のユーザ装置110から送信された第1の信号が含まれる。第1の信号は、第1の長い時間区間305の一部である第1の短い時間区間310に存在する。第1の信号は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージである。
さらに基地局装置500は、第1の長い時間区間305を探索することによって到来信号300を分析するように構成された分析ユニット530を備えた処理ユニット520を備える。さらに分析ユニット530は、サービス・アクセス・リクエスト・メッセージであるとして第1の信号を検出するように構成される。
さらに処理ユニット520は、第1の短い時間区間310が第1の長い時間区間305とどのように関係するのかを識別するように構成された識別ユニット540を備える。その関係は、第1のユーザ装置110からの第1の信号が含まれる到来信号300の後続の時間区間についても基本的に同一または類似している。
一部の実施形態では、基地局100は、第2のユーザ装置120、121、122、123、124と無線リンクで通信するように構成される。さらに、これらの実施形態では、到来信号300には、第2のユーザ装置120、121、122、123、124から送信された第2の信号が含まれる。
さらに、一部の実施形態では、処理ユニット520は、到来信号300を遅延させるように構成される。
一部の実施形態では、識別ユニット540はさらに、遅延させている間に、到来信号300に含まれる第2の信号を識別するように構成される。
さらに処理ユニット520は、遅延させている間に、識別された第2の信号を到来信号300から取り去るかまたは軽減するように構成された漸減ユニット550を備えてもよい。さらに分析ユニット530は、到来信号300が除去されるかまたは軽減される場合に第1の長い時間区間305を探索することによって、分析を行うように構成されてもよい。
「備える」または「備えている」という言葉を用いる場合、それは限定されないと解釈されなければならず、すなわち、「少なくともそれで構成された」ということを意味しなければならない。
本発明は、上述の好適実施形態に限定されない。各種の代替形態、修正形態および等価形態が用いられてもよい。従って、上記の実施形態は、本発明の範囲を限定していると解釈されるべきではなく、本発明は添付の請求項によって定義される。

Claims (13)

  1. 無線通信ネットワークにおいて提供されているサービスへのアクセスを要求する第1のユーザ装置(110)からのリクエストを取り扱う基地局(100)において実行される方法であって、
    到来信号(300)のうち第1の長い時間区間(305)を受信するステップであって、該到来信号(300)は、前記第1のユーザ装置(110)から送信された第1の信号を含み、該第1の信号は、該第1の長い時間区間(305)の一部分である第1の短い時間区間(310)に存在しており、該第1の信号を含む該第1の短い時間区間は、サービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを含む可能性のある時間区間である、ステップ(401)と、
    サービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを含む可能性のある時間区間を検出するために前記第1の長い時間区間(305)をサーチすることによって前記到来信号(300)を分析するステップ(403)と、
    前記第1の信号を含む前記第1の短い時間区間(310)が前記第1の長い時間区間(305)に対してどのような関係となっているかを識別するステップであって、該関係は、前記到来信号(300)において前記第1のユーザ装置(110)からの前記第1の信号を含む後続の時間区間についても同様に当てはまる関係である、ステップ(404)と
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記基地局(100)は、無線リンクを介して少なくとも1つの第2のユーザ装置(120、121、122、123、124)と通信し、前記到来信号(300)は、前記少なくとも1つの第2のユーザ装置(120、121、122、123、124)から送信された第2の信号を含んでおり、
    前記方法は、
    前記到来信号(300)に含まれている前記第1の長い時間区間を遅延させるステップであって、該遅延させている間に、該到来信号(300)に含まれている前記第2の信号または該第2の信号の一部を識別し、識別された該第2の信号を該到来信号(300)から除去ないしは軽減する、ステップ(402)をさらに有し、
    前記分析のステップ(403)は、前記到来信号(300)について前記第2の信号が除去ないしは軽減されたときに前記第1の長い時間区間(305)をサーチすることによって、実行されるステップである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のユーザ装置(110)からの前記第1の信号は特定のエネルギーを有しており、前記分析のステップ(403)において前記第1の長い時間区間をサーチしたときに、予め定められた第1の閾値を前記特定のエネルギーが超えると、該第1の信号が、サービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを含む可能性のある信号であると検出される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記到来信号(300)のうち第1の長い時間区間(305)よりも後続の第2の長い時間区間を受信するステップであって、該第2の長い時間区間は、前記第1の信号を含む第2の短い時間区間(345)を含み、該第2の短い時間区間(345)は、該第2の長い時間区間の一部分であり、該第1の信号を含む該第2の短い時間区間(345)は、前記第1のユーザ装置(110)から再送信されたサービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを含む可能性のある時間区間である、ステップ(405)と、
    前記第2の短い時間区間(345)をサーチすることによって前記到来信号(300)を分析するステップであって、前記第1のユーザ装置(110)からの前記第1の信号を含む、前記到来信号(300)の後続の時間区間における長い時間区間と短い時間区との間の関係について識別された情報を使用して、該第2の短い時間区間(345)が発見される、ステップ(406)と
    をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1の短い時間区間(310)について識別された前記関係の情報を使用するとともに、前記第1の長い時間区間(305)に時間を加算することによって、前記第2の短い時間区間(345)よりも長い時間区間にわたって前記分析を実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記到来信号(300)に含まれている前記第2の長い時間区間(340)を遅延させるステップであって、該遅延させている間に、該到来信号(300)に含まれている前記第2の信号または該第2の信号の一部を識別するとともに、識別された該第2の信号を該到来信号(300)から除去ないしは軽減する、ステップ(406)をさらに有し、
    前記分析のステップ(407)は、前記到来信号(300)について前記第2の信号が除去ないしは軽減されたときに前記第2の長い時間区間(340)をサーチすることによって、実行されるステップである
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記第2の短い時間区間(345)を分析することによって、前記サービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを含む可能性のある前記第1の信号を、本当のサービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルであると検出するステップ(407)をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第2の短い時間区間(345)をサーチしたときに、予め定められた第2の閾値よりも前記第1の信号のエネルギーが超えていれば、該第1の信号を本当のサービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルであると検出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の長い時間区間(305)をサーチするときに使用される前記第1の閾値は、前記第2の短い時間区間(345)をサーチするときに使用される前記第2の閾値よりも大きい値である
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記本当のサービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルが検出されると、前記第1のユーザ装置(110)へアクノレッジを送信するステップ(408)をさらに有する
    ことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 検出された前記本当のサービスアクセスリクエストメッセージまたは該サービスアクセスリクエストメッセージのプリアンブルを、前記無線通信ネットワークに備えられている無線ネットワーク制御装置(130)へ送信するステップ(409)をさらに有する
    ことを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 無線通信ネットワークにおいて提供されているサービスへのアクセスを要求する第1のユーザ装置(110)からのリクエストを取り扱う基地局(100)の装置であって、
    到来信号(300)のうち第1の長い時間区間(305)を受信する受信ユニットであって、該到来信号(300)は、前記第1のユーザ装置(110)から送信された第1の信号を含み、該第1の信号は、該第1の長い時間区間(305)の一部分である第1の短い時間区間(310)に存在しており、該第1の信号は、サービスアクセスリクエストメッセージを含む可能性のある信号である、受信ユニット(510)と、
    前記第1の長い時間区間(305)をサーチすることによって前記到来信号(300)を分析する分析ユニット(530)を備えた処理ユニット(520)と
    を備え、
    前記分析ユニット(530)は、前記第1の信号を、サービスアクセスリクエストメッセージを含む可能性のある信号であると検出し、
    前記処理ユニットは、識別ユニット(540)を備え、該識別ユニット(540)は、前記第1の短い時間区間(310)が前記第1の長い時間区間(305)に対してどのような関係となっているかを識別するユニットであり、該関係は、前記到来信号(300)において前記第1のユーザ装置(110)からの前記第1の信号を含む後続の時間区間についても同様に当てはまる関係である
    ことを特徴とする装置。
  13. 前記基地局(100)は、無線リンクを介して少なくとも1つの第2のユーザ装置(120、121、122、123、124)と通信し、前記到来信号(300)は、前記少なくとも1つの第2のユーザ装置(120、121、122、123、124)から送信された第2の信号を含んでおり、
    前記処理ユニット(520)は、前記到来信号(300)を遅延さ、
    前記識別ユニット(540)は、前記遅延させている間に、前記到来信号(300)に含まれている前記第2の信号を識別し、
    前記処理ユニット(520)は、前記遅延させている間に、識別された前記第2の信号を前記到来信号(300)から除去ないしは軽減する軽減ユニット(550)を備え、前記分析ユニット(530)は、前記到来信号(300)について前記第2の信号が除去ないしは軽減されてから前記第1の長い時間区間(305)をサーチすることによって、前記分析を実行する
    ことを特徴とする請求項12に記載の装置。
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