JP2006319757A - 基地局および検出処理割り当て方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】RACHプリアンブル検出とDCHパス検出とを共通回路で実現する基地局を得ること。
【解決手段】本発明にかかる基地局は、移動機とともに無線通信システムを構成し、当該移動機が送信するRACHプリアンブルを検出するRACHプリアンブル検出処理およびDCHパスを検出するDCHパス検出処理を実行する基地局であって、たとえば、DMF選択処理部(11)が、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えるための制御を行い、復調部(15)が、DMF選択処理部(11)による切り替え制御に応じてRACHプリアンブル検出処理およびDCHパス検出処理を時分割に切り替える処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明にかかる基地局は、移動機とともに無線通信システムを構成し、当該移動機が送信するRACHプリアンブルを検出するRACHプリアンブル検出処理およびDCHパスを検出するDCHパス検出処理を実行する基地局であって、たとえば、DMF選択処理部(11)が、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えるための制御を行い、復調部(15)が、DMF選択処理部(11)による切り替え制御に応じてRACHプリアンブル検出処理およびDCHパス検出処理を時分割に切り替える処理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、3GPP規格により規定された無線通信システムにおいて使用可能な基地局に関するものであり、特に、移動機から送信されるRACH(Random Access CHannel)プリアンブルを検出する基地局に関するものである。
従来、W−CDMAシステムにおいて、移動機は、下記非特許文献1および2に記載されているように、基地局に対して通信を行うにあたりRACHプリアンブルを送信する。このとき、移動機は、上記RACHプリアンブルを、指定されたサブチャネル番号により一意に決まるアクセススロットとコードで送信する。
一方、基地局は、全てのサブチャネル番号に対応したタイミングとコードで、自局のセル内に存在する移動機から送られてくるRACHプリアンブルを検出する。なお、下記非特許文献1および2では、サブチャネル番号として0〜11が規定されている。
また、移動機は、上記RACHプリアンブルを、指定されたサブチャネル番号に対応したタイミングで12アクセススロット毎に基地局に対して送信可能である。たとえば、移動機は、指定されたサブチャネル番号に対応したタイミングで送信したRACHプリアンブルを基地局が誤検出した場合、サブチャネル番号によって決められた周期(12アクセススロット後)でRACHプリアンブルを再送する。
また、基地局は、通信中に移動機から送信されるDCH(個別チャネル:Dedicated CHannel)のパイロットシンボルの受信レベルから遅延プロファイルを生成し、当該プロファイルに基づいて定期的にパス検出を行っている。
W−CDMA移動通信方式 立川敬二 監修 丸善
3GPP TS 25.211
しかしながら、上記従来の技術によれば、基地局は、指定したサブチャネル番号に対応したスロットタイミングにおいて、常にRACHプリアンブルを検出するためのサーチ処理を行う必要がある。さらに、基地局は、通信中の全ての移動機に対するDCHパス検出処理を定期的に行う必要がある。そのため、基地局は、RACHプリアンブル検出およびDCHパス検出を行うために同様の回路を複数含んだ構成となり、回路の構成が複雑になる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、RACHプリアンブル検出とDCHパス検出とを共通回路で実現する基地局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる基地局は、移動機とともに無線通信システムを構成し、当該移動機が送信するRACHプリアンブルを検出する処理(RACHプリアンブル検出処理)およびDCHパスを検出する処理(DCHパス検出処理)を実行する基地局であって、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えるための制御を行う切り替え手段(後述する実施の形態のDMF選択処理部11に相当)と、前記切り替え手段による切り替え制御に応じて前記RACHプリアンブル検出処理およびDCHパス検出処理を時分割に切り替える処理を行い、当該各検出処理を共通回路で実行する検出手段(復調部15に相当)と、を備え、移動機に対して通知するサブチャネル番号を制限し、移動機がRACHにより通信を行う期間を制限することによって、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に実行することを特徴とする。
この発明によれば、基地局が、サブチャネル番号を制限することにより移動機がランダムアクセス可能な期間(RACHによる通信期間)を制限し、当該RACHによる通信期間以外の期間においてはDCHパスを検出することとした。すなわち、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えて行うこととした。これにより、上記2つの検出処理を共通回路で実現することができ、ひいては、回路構成の単純化、装置のコスト削減および小型化を実現することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる基地局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる基地局の実施の形態1の構成例を示す図である。この基地局は、逆拡散符号生成部10,DMF選択処理部11,ディジタルマッチトフィルタ12,遅延プロファイル生成部13,パス検出処理部14を有する。また、逆拡散符号生成部10,ディジタルマッチトフィルタ12,遅延プロファイル生成部13,パス検出処理部14で復調部15を構成する。
図1は、本発明にかかる基地局の実施の形態1の構成例を示す図である。この基地局は、逆拡散符号生成部10,DMF選択処理部11,ディジタルマッチトフィルタ12,遅延プロファイル生成部13,パス検出処理部14を有する。また、逆拡散符号生成部10,ディジタルマッチトフィルタ12,遅延プロファイル生成部13,パス検出処理部14で復調部15を構成する。
また、図1において、逆拡散符号生成部10は、受信信号に対して復調処理を行うための逆拡散符号を生成する。DMF選択処理部11は、生成すべきコードを逆拡散符号生成部10に対して指示することによって、復調部15の処理、すなわち、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを切り替える。ディジタルマッチトフィルタ12は、逆拡散符号生成部10において生成された逆拡散符号に基づいて受信信号の逆拡散処理を行う。遅延プロファイル生成部13は、ディジタルマッチトフィルタ12により逆拡散処理された信号に基づいて遅延プロファイルを生成する。パス検出処理部14は、遅延プロファイル生成部13において生成された遅延プロファイルに基づいて受信信号を解析し、最も受信レベルの高いものをパスとして検出する。
なお、移動機が基地局に対してRACHにより通信を行うことが可能なタイミングは、基地局が指示するサブチャネル番号によって一意に決まるため、本実施の形態の基地局においては、移動機に指示するサブチャネル番号を制限することにより、移動機がRACHにより通信を行う期間を制限する。すなわち、本実施の形態の基地局は、上記RACHプリアンブルの検出を行う必要がある期間を自律的に決定し、DCHパス検出処理とRACHプリアンブル検出処理とを時分割に切り替えて行う。
つづいて、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に行う場合の制御を、図面に従って詳細に説明する。図2は、当該制御のフローを示す図である。本実施の形態の基地局において、まず、DMF選択処理部11は、移動機に対して通知したサブチャネル番号に対応したRACHプリアンブル検出タイミング情報を事前に取得する(ステップS1)。そして、DMF選択処理部11は、上記RACHプリアンブル検出タイミング情報に基づいて、RACHプリアンブル検出処理を実行するタイミング(アクセススロット)であるかどうかを判断する(ステップS2)。
たとえば、RACHプリアンブル検出処理を実行するタイミングであると判断した場合(ステップS2,Yes)、本実施の形態の基地局において、復調部15は、DMF選択処理部11の指示によりRACHプリアンブル検出処理を実行する(ステップS3)。一方、RACHプリアンブル検出処理を実行するタイミングではないと判断した場合(ステップS2,No)、DMF選択処理部11は、DCHパス検出処理に切り替え(ステップS4)、その後、復調部15は、DCHパス検出処理を実行する(ステップS5)。以降、基地局は、上記ステップS2〜S5の処理を繰り返し実行する。
なお、上記RACHプリアンブル検出処理からDCHパス検出処理への切り替えは、上記DMF選択処理部11から逆拡散符号生成部10へのDCHパス検出のためのコード生成指示により行う。また、DCHパス検出処理からRACHプリアンブル検出処理へ切り替える場合も同様に、DMF選択処理部11から逆拡散符号生成部10へのRACHプリアンブル検出のためのコード生成指示により行う。
また、図3および図4は、上記RACHプリアンブル検出処理と上記DCHパス検出処理との割り当てタイミングを示す図である。詳細には、図3は、RACHプリアンブル検出タイミングが2スロットにまたがった場合のタイミングの例を、図4は、RACHプリアンブル検出タイミングが3スロットにまたがった場合のタイミングの例を、それぞれ表している。なお、図中の「R」は「RACH」、「D」は「DCH」を示している。すなわち、図3および図4において、「R」が付与された(斜線部参照)スロットが、RACHプリアンブル検出処理に割り当てられ、その他の「D」が付与されたスロットが、DCHパス検出処理に割り当てられている。
このように、本実施の形態においては、基地局セル内にある移動機に割り当てるサブチャネル番号を制限することにより、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えて行うこととした。これにより、共通の回路で複数の処理を行うことが可能となり、効率的なハードウエア構成を実現することができる。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2の動作について説明する。なお、本実施の形態の基地局の構成は、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、特に、前述した実施の形態1と異なるDMF選択処理部11の処理について説明する。
つづいて、実施の形態2の動作について説明する。なお、本実施の形態の基地局の構成は、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、特に、前述した実施の形態1と異なるDMF選択処理部11の処理について説明する。
本実施の形態においては、DCHパス検出処理を行うにあたり、当該パス検出処理を基地局が収容するすべてのユーザ(移動機)に対して時分割に行う。すなわち、基地局は、上記DCHパスを検出するためのタイミング(アクセススロット)を、自局に収容可能な最大数の移動機に対して規定の期間単位に順に割り当てて、DCHパス検出処理を行う。ここで、基地局は、実際にリソースを割り当てられている(通信中の)移動機のためのDCHパス検出タイミングの期間でのみDCHパス検出処理を行い、それ以外の移動機のためのDCHパス検出タイミングの期間では、DCHパス検出処理を行わない。
図5は、本実施の形態における処理のフローを示す図である。本実施の形態においては、上記実施の形態1と同様に、DMF選択処理部11が、RACHプリアンブル検出タイミング情報を事前に取得する(ステップS11)。そして、DMF選択処理部11は、上記RACHプリアンブル検出タイミング情報に基づいて、RACHプリアンブル検出処理を実行するタイミング(アクセススロット)であるかどうかを判断する(ステップS12)。たとえば、DMF選択処理部11がRACHプリアンブル検出処理を実行するタイミングであると判断した場合(ステップS12,Yes)、復調部15は、RACHプリアンブル検出処理を行う(ステップS13)。
これに対して、上記ステップS12において、DMF選択処理部11がRACHプリアンブル検出処理を実行するタイミングではないと判断した場合(ステップS12,No)、DMF選択処理部11は、同一の移動機に対するDCHパス検出処理を規定の回数(本実施の形態では「s回」とする)にわたって連続で行ったかどうかを判定し(ステップS14)、判定結果が規定回数未満の場合(ステップS14,No)、当該移動機がリソースを割り当てられているかどうかを判定する(ステップS15)。たとえば、上記ステップS15による判定の結果、上記移動機がリソースを割り当てられている場合(ステップS15,Yes)、復調部15は、DCHパス検出処理を行い(ステップS16)、その後、DMF選択処理部11は、パス検出カウンタをインクリメントする(ステップS17)。一方、上記移動機がリソースを割り当てられていない場合(ステップS15,No)は、復調部15による処理を実行せずに、DMF選択処理部11がパス検出カウンタをインクリメントする(ステップS17)。以降、基地局は、同一の移動機に対するDCHパス検出処理をs回にわたって連続で行うまで(ステップS14,Yes)、上記ステップS12,No、S14,No、S15、S16、S17の処理を繰り返し実行する。
また、上記ステップS14において、判定結果が規定回数である場合(ステップS14,Yes)、DMF選択処理部11は、DCHパス検出の対象となる移動機の切り替え処理を実行し(ステップS18)、その後、パス検出カウンタのクリア処理(ステップS19)を実行する。以降、基地局は、同一の移動機に対するDCHパス検出処理をs回にわたって連続で行うまで(ステップS14,Yes)、上記ステップS15、S16、S17、S12,No、S14,Noの処理を繰り返し実行し、さらに、DCHパス検出対象の移動機を切り替えながら、ステップS12〜S19の処理を繰り返し実行する。
また、図6および図7は、上記RACHプリアンブル検出処理と上記DCHパス検出処理との割り当てタイミングを示す図である。詳細には、図6は、RACHプリアンブル検出タイミングが2スロットにまたがった場合のタイミングの例を、図7は、RACHプリアンブル検出タイミングが3スロットにまたがった場合のタイミングの例を、それぞれ表している。なお、図中の「R」は「RACH」、「D0、D1、D2、…」の「D」は「DCH」、数字は移動機の番号を示している。また、前述した実施の形態1と同様に、「R」が付与された(斜線部参照)スロットがRACHプリアンブル検出処理に割り当てられ、その他のスロットがDCHパス検出処理に割り当てられる。
なお、本実施の形態では、DCHパス検出の対象の移動機に対して規定回数にわたって連続でDCHパス検出のためのスロットを割り当てることとした。そのため、上記規定回数とRACHプリアンブル検出周期との関係により、規定回数にわたって連続でDCHパス検出のためのスロットが割り当てることができず、余剰なスロットが発生する場合がある。この場合の余剰スロットにおいてはDCHパス検出を行わない。たとえば、RACHプリアンブルが3スロットにまたがっている場合(図7の場合に相当)のRACHプリアンブルの検出周期(間隔)は、21スロットとなる。ここで、DCHパス検出のための規定回数が2の場合、当該DCHパス検出周期の最後の1スロットは余剰スロットとなり、このスロットではDCHパス検出処理を行わない。
このように、本実施の形態においては、セル内にある移動機に割り当てるサブチャネル番号を制限するシステムにおいて、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えて行い、さらに、DCHパス検出のためのスロットを、基地局に収容可能なすべての移動機に対して順に割り当てることとした。これにより、すべての移動機に対して均等にDCHパス検出のためのスロットを割り当てることができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3の動作について説明する。なお、本実施の形態の基地局の構成は、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、特に、前述した実施の形態1と異なるDMF選択処理部11の処理について説明する。
つづいて、実施の形態3の動作について説明する。なお、本実施の形態の基地局の構成は、前述した実施の形態1の図1と同様である。ここでは、特に、前述した実施の形態1と異なるDMF選択処理部11の処理について説明する。
本実施の形態においては、基地局が、実際にリソースを割り当てている(通信中の)すべての移動機に対して時分割にDCHパス検出処理を行う。すなわち、基地局は、通信中のすべての移動機に対して、DCHパスを検出するためのタイミング(アクセススロット)を規定時間単位(規定スロット毎)に順に割り当てて、DCHパス検出処理を行う。
図8は、本実施の形態における処理のフローを示す図である。なお、本実施の形態においては、前述した実施の形態2と同様の処理についてはその説明を省略する。
たとえば、上記ステップS14において、DMF選択処理部11が同一の移動機に対するDCHパス検出処理を規定の回数(s回)にわたって連続で行っていないと判定した場合(ステップS14,No)、復調部15は、当該移動機に対するDCHパス検出処理を行い(ステップS16)、DMF選択処理部11は、パス検出カウンタをインクリメントする(ステップS17)。以降、基地局は、当該移動機に対するDCHパス検出処理をs回にわたって連続で行うまで(ステップS14,Yes)、上記ステップS12,No、S14,No、S15、S16、S17の処理を繰り返し実行する。
一方で、DMF選択処理部11は、上記ステップS14において、同一の移動機に対するDCHパス検出処理を規定の回数(s回)にわたって連続で行ったと判定した場合(ステップS14,Yes)、リソースを割り当てているすべての移動機に対してDCHパス検出処理を行ったかどうかを判定する。すなわち、ここでは、リソース割り当て移動機カウンタが規定回数(通信中の移動機の数:本実施の形態では「M」とする)に達したかどうかを判定する(ステップS31)。そして、判定結果が規定回数未満の場合は(ステップS31,No)、リソース割り当て移動機カウンタをインクリメントし(ステップS32)、当該判定結果が規定回数に達している場合は(ステップS31,Yes)、リソース割り当て移動機カウンタをクリアする(ステップS33)。その後、DMF選択処理部11は、リソース割り当て移動機カウンタの値に基づいてDCHパス検出の対象の移動機を切り替えて(ステップS34)、パス検出カウンタをクリアする(ステップS35)。以降、基地局は、切り替え後の移動機に対するDCHパス検出処理をs回にわたって連続で行うまで(ステップS14,Yes)、上記ステップS16、S17、S12,No、S14,Noの処理を繰り返し実行し、さらに、DCHパス検出対象の移動機を切り替えながら、ステップS12〜S17およびS31〜S35の処理を繰り返し実行する。
なお、本実施の形態においては、DCHパス検出の対象の移動機に対して規定回数にわたって連続でDCHパス検出のためのスロットを割り当てることとした。そのため、前述した実施の形態2と同様に余剰なスロットが発生する場合がある。この場合、前述した実施の形態2と同様に、余剰スロットにおいてはDCHパス検出を行わない。
このように、本実施の形態においては、セル内にある移動機に割り当てるサブチャネル番号を制限するシステムにおいて、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えて行い、さらに、DCHパス検出のためのスロットを基地局と通信中の(通信リソースが割り当てられている)移動機にのみ均等に割り当てることとした。これにより、効率的にDCHパスを検出することができる。
以上のように、本発明にかかる基地局は、3GPP規格により規定された無線通信システムに有用であり、特に、RACHプリアンブルおよびDCHパスを検出する機能を備えた基地局に適している。
10 逆拡散符号生成部
11 DMF選択処理部
12 ディジタルマッチトフィルタ
13 遅延プロファイル生成部
14 パス検出処理部
15 復調部
11 DMF選択処理部
12 ディジタルマッチトフィルタ
13 遅延プロファイル生成部
14 パス検出処理部
15 復調部
Claims (6)
- 移動機とともに無線通信システムを構成し、当該移動機が送信するRACH(Random Access CHannel)プリアンブルを検出する処理(RACHプリアンブル検出処理)およびDCH(Dedicated CHannel)パスを検出する処理(DCHパス検出処理)を実行する基地局において、
RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に切り替えるための制御を行う切り替え手段と、
前記切り替え手段による切り替え制御に応じてRACHプリアンブル検出処理およびDCHパス検出処理を時分割に切り替える処理を行い、当該各検出処理を共通回路で実行する検出手段と、
を備え、
移動機に対して通知するサブチャネル番号を制限し、移動機がRACHにより通信を行う期間を制限することによって、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に実行することを特徴とする基地局。 - 前記切り替え手段は、さらに、前記DCHパス検出処理を実行するための期間を、一定時間単位に、自局が収容する全移動機に対して順に割り当て、
前記検出手段は、前記全移動機中における通信中の移動機からのDCHパスを検出することを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - 前記切り替え手段は、さらに、前記DCHパス検出処理を実行するための期間を、一定時間単位に、通信中の移動機に対して順に割り当て、
前記検出手段は、前記通信中の移動機からのDCHパスを検出することを特徴とする請求項1に記載の基地局。 - 移動機が送信するRACH(Random Access CHannel)プリアンブルを検出する処理(RACHプリアンブル検出処理)およびDCH(Dedicated CHannel)パスを検出する処理(DCHパス検出処理)を実行する基地局における検出処理割り当て方法であって、
移動機に通知したサブチャネル番号に対応したRACHプリアンブル検出タイミング情報を事前に取得するステップと、
前記RACHプリアンブル検出タイミング情報に基づいてRACHプリアンブル検出処理を行うかDCHパス検出処理を行うかを判断する検出処理判断ステップと、
を含み、
移動機に対して通知するサブチャネル番号を制限し、移動機がRACHにより通信を行う期間を制限することによって、RACHプリアンブル検出処理とDCHパス検出処理とを時分割に実行することを特徴とする検出処理割り当て方法。 - 前記DCHパス検出処理を実行するための期間を、一定時間単位に、自局が収容する全移動機に対して順に割り当て、さらに、通信中の移動機からのDCHパスを検出することを特徴とする請求項4に記載の検出処理割り当て方法。
- 前記DCHパス検出処理を実行するための期間を、一定時間単位に、通信中の移動機に対して順に割り当てることを特徴とする請求項4に記載の検出処理割り当て方法。
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US8428631B2 (en) | 2007-06-29 | 2013-04-23 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method for determining a subsequent time interval relationship, for service request messages, from a user equipment |
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