JP2010532591A - Ipマルチメディアサブシステムサービスへのグループアクセス - Google Patents

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Abstract

IPマルチメディアサブシステムユーザの標準処理に対して代替処理を必要とするユーザグループからの、IPマルチメディアサブシステムのサービスへのアクセスを促進する方法。IPマルチメディアサブシステム内に維持されるユーザグループのサブスクリプションに機能指示が追加され、IPマルチメディアサブシステム内のノードに、この特定のグループのユーザに対してそれらの標準機能を適合させるように指示する。特定のユーザグループのサブスクリプションの中の指示は、IPマルチメディアサブシステムのノードが特定のタイプのユーザに対して固有である必要はもはやなく、動作の標準的なやり方を有するが、その動作がその特定のユーザグループだけに専用の動作を指示することにより変更されることを規定している。さらなる態様では、IPマルチメディアサブシステムの周知の問題に対して、サブスクリプションに含まれた機能指示を利用する改善した解決手段を提供する実施形態が開示される。

Description

本発明は、IPマルチメディアサブシステムサービスへのグループアクセスに関し、特に、IPマルチメディアサブシステムに個別に加入していないが加入しているグループに属するユーザの、そのようなアクセスを促進することに関する。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、移動通信網を通じてIPマルチメディアサービスを提供するために、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって規定された技術である(非特許文献1)。IMSは、サービスの統合および相互作用を通して、エンドユーザの個人対個人の通信エクスペリエンスを豊かにするために重要な機能を提供する。IMSは、IPベースのネットワーク上で新しいリッチな個人対個人(クライアント対クライアント)通信および個人対コンテンツ(クライアント対サーバ)通信を可能にする。
IMSは、ユーザ端末(UE)間またはUEとアプリケーションサーバ(AS)との間の呼またはセッションを設定および制御するために、セッション開始プロトコル(SIP)を使用する。SIPシグナリングで伝達されるセッション記述プロトコル(SDP)が、セッションのメディアコンポーネントを記述し、ネゴシエートするために使用される。SIPはユーザ対ユーザのプロトコルとして作成されたが、IMSは、オペレータおよびサービスプロバイダがサービスへのユーザアクセスを制御し、アクセスに応じてユーザに課金することを可能にする。SIPもSDPも、標準UDPおよびTCPインターネットプロトコルによって伝達される。1300バイト以下のSIPまたはSDPメッセージは、UDPによって伝達されるであろうが、それを超えるとそれらの伝送にTCPが使用される。
IMSネットワーク内では、呼/セッション制御機能(CSCF)がIMS内のSIPエンティティとして動作する。3GPPのアーキテクチャは、3種類のCSCFを規定しており、SIP端末に対するIMS内の最初の接触点であるプロキシCSCF(P−CSCF)、ユーザが加入しているサービスをユーザに提供するサービングCSCF(S−CSCF)、および正しいS−CSCFを識別し、そのS−CSCFにSIP端末からP−CSCFを介して受信した要求を転送する役割を有するインテロゲーティングCSCF(I−CSCF)である。
IMSサービス機能は、アプリケーションサーバ(AS)を用いて実施される。どの所与のUEに関しても、1つ以上のASがその端末に関連づけられてもよい。ASは、IMSサービス制御(ISC)インタフェースを介してS−CSCFと通信し、必要に応じて(例えば、所与のUEに関してS−CSCFにダウンロードされたIFCのトリガの結果として)SIPメッセージルートに接続される。
ユーザは、指定のSIP登録方法を用いてIMSに登録する。これは、IMSに接続して、SIPユーザアイデンティティに到達できるアドレスをIMSにアナウンスするメカニズムである。3GPPでは、SIP端末が登録を実行するとき、IMSは、ホーム加入者サーバ(HSS)に格納されたサブスクリプション(加入)情報を用いてユーザを認証し、利用可能なS−CSCFのセットの中から1つのS−CSCFをそのユーザに割り当てる。S−CSCFを割り当てる基準は3GPPによって指定されていないが、基準の中には負荷分担およびサービス要件が含まれてもよい。S−CSCFの割り当ては、IMSベースのサービスへのユーザアクセスを制御し課金するために重要であるこが知られている。オペレータは、直接のユーザ対ユーザのSIPセッションを防ぐメカニズムを提供してもよく、そうしないとセッションがS−CSCFを迂回するであろう。
登録プロセス中でS−CSCFがまだ選択されていない場合に、S−CSCFの選択はI−CSCFが担当する。I−CSCFは、HSSから所要のS−CSCF機能を受信し、受信した機能に基づき適切なS−CSCFを選択する。ユーザが別のユーザからの電話を受け、かつそのユーザが現在S−CSCFを割り当てられていない場合も、ユーザに対するS−CSCFの割り当てはI−CSCFによって行われることが知られている。登録されたユーザが続いてIMSにセッション要求を送信すると、P−CSCFは、登録プロセス中に選択したS−CSCFから受信した情報に基づき、そのS−CSCFに要求を転送できる。
あらゆるIMSユーザは、1つ以上のプライベート・ユーザ・アイデンティティを所有する。プライベート・ユーザ・アイデンティティは、ホームネットワークオペレータによって割り当てられ、例えば登録、認可、管理および課金目的で、IMSによって使用される。このアイデンティティは、非特許文献2に定義されるネットワークアクセス識別子(NAI)の形態をとる。プライベートアイデンティティに関して、NAI内に国際移動電話加入者識別番号(IMSI)表示を含めることが可能である。非特許文献3は、プライベート・ユーザ・アイデンティティの以下の特性を明確に述べている。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、SIPメッセージのルーティングに使用されない。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、UEからホームネットワークに伝達されるすべての登録要求(再登録要求および登録取消要求を含む)に含まれるものとする。
−IPマルチメディア・サービス・アイデンティティ・モジュール(ISIM)アプリケーションは、1つのプライベート・ユーザ・アイデンティティを安全に格納するものとする。UEがISIMアプリケーションに格納されたプライベート・ユーザ・アイデンティティ情報を変更することが可能であってはならない。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、ホームネットワークオペレータによって定められる一意のグローバルアイデンティティであり、ネットワークの観点からユーザのサブスクリプション(例えば、IMサービス性能)を確認するためにホームネットワーク内で使用されてもよい。プライベート・ユーザ・アイデンティティは、ユーザではなくサブスクリプションを識別する。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、ユーザのサブスクリプションに永続的に割り当てられるものとし(動的なアイデンティティではない)、ホームネットワークとユーザとの加入期間中有効である。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、(例えば登録中に使用するために)HSS内に格納されたユーザ情報(例えば認証情報)を識別するために使用される。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、オペレータポリシーに基づき課金記録の中にあってもよい。
−プライベート・ユーザ・アイデンティティは、ユーザの登録中(再登録および登録取消を含む)だけ認証される。
−HSSは、プライベート・ユーザ・アイデンティティを格納する必要がある。
−S−CSCFは、登録時および未登録の着信時、プライベート・ユーザ・アイデンティティを取得し格納する必要がある。
プライベート・ユーザ・アイデンティティに加えて、あらゆるIMSユーザは、1つ以上のIMSパブリック・ユーザ・アイデンティティ(PUI)を有するものとする。PUIは、他のユーザへの通信を要求するために、あらゆるユーザが使用する。ユーザは、例えば名刺に(プライベート・ユーザ・アイデンティティではなく)PUIを記載してもよい。非特許文献3は、PUIの以下の特性を明確に述べている。
−ユーザが有するPUIに応じて、電話番号付与スキームとインターネット命名スキームの両方とも、ユーザにアドレスを指定するために使用されてもよい。
−PUIは(非特許文献4および非特許文献5に定義されているような)SIP URIの形態(あるいは非特許文献6に定義されている「tel:」−URIフォーマット)を取るものとする。
−ISIMアプリケーションは、少なくとも1つのPUIを安全に格納するものとする(UEがPUIを変更することが可能であってはならない)が、追加のすべてのPUIがISIMアプリケーションに格納される必要はない。
−PUIが明示的または暗黙的に登録されてから、IMSセッション手順およびIMSセッションに関係ない手順を始めるために、アイデンティティが使用できるものとする。
−PUIが明示的または暗黙的に登録されてから、IMSセッションの終了およびIMSセッションに関係ない手順の終了を、PUIが属するユーザのUEに配信できるものとする。
−1つ以上のPUIを有するユーザをIMS内のメカニズムによって(例えば、暗黙的な登録セットを用いて)包括的に登録する(すなわち、1つのUE要求だけで登録する)ことができるものとする。これは、必要な場合にユーザのPUIの幾つかをユーザが個別に登録するのを妨げないものとする。
−PUIは、登録中にネットワークによって認証されない。
−PUIは、(例えば、移動端末への着信セッション設定中に)HSS内のユーザ情報を確認するために使用されてもよい。
−PUIは、ユーザに適用されるサービス設定データを確認するために、IMS内のASによって使用されてもよい。
IMSユーザは、1つ以上のIMSサブスクリプションを有する。IMSサブスクリプションは、1つのプライベート・ユーザ・アイデンティティおよび少なくとも1つのサービスプロファイルを有する。サービスプロファイルには、少なくとも1つのパブリック・ユーザ・アイデンティティを含む。パブリック・ユーザ・アイデンティティは、1つのサービスプロファイルだけに関連づけることが可能であるのに対して、プライベート・ユーザ・アイデンティティは1つ以上のサービスプロファイルに関連づけてもよい。図1は、IMSのユーザ、ユーザのIMSサブスクリプション、パブリック・ユーザ・アイデンティティおよびプライベート・ユーザ・アイデンティティの間の関係例を図式的に示す。図の例では、加入者は、1つのIMSサブスクリプションにそれぞれが関連づけられている2つのプライベート・ユーザ・アイデンティティを有し、両方とも2つのパブリック・ユーザ・アイデンティティに関連づけられている(パブリック・ユーザ・アイデンティティの1つであるパブリック・ユーザ・アイデンティティ2が、両方のプライベート・ユーザ・アイデンティティに関連づけられている)。サービスプロファイルは、各パブリック・ユーザ・アイデンティティに関連づけられている、このプロファイルは、関連づけられているパブリック・ユーザ・アイデンティティのサービスデータを指定する。サービスプロファイルは、ホーム加入者サーバ(HSS)でユーザに対してアプリケーションサーバが用意されるとき、作成または変更される。各サービスプロファイルは、IMSサービスの提供または制限をトリガするために使用される初期フィルタ基準(iFC)を1つ以上備える。サービスプロファイル1およびサービスプロファイル2によって提供されるサービス間の差異はオペレータ固有であるが、異なるアプリケーションサーバ(AS)、さらに異なる課金/料金スキームさえかかわってもよい。
例では、パブリック・ユーザ・アイデンティティ1がサービスプロファイル1に関連づけられているのに対して、パブリック・ユーザ・アイデンティティ2およびパブリック・ユーザ・アイデンティティ3はサービスプロファイル2に関連づけられている。典型的なシナリオでは、パブリック・ユーザ・アイデンティティ1は、ユーザが友人および家族に教えるアイデンティティ例えば「Big_Joe@priv.operator.com」でもよいのに対して、パブリック・ユーザ・アイデンティティ2およびパブリック・ユーザ・アイデンティティ3は、ユーザが取引相手に教えるアイデンティティ例えば「+46111222333@operator.com」および「joe.black@operator.com」でもよい。
3GPPは、グループとして働くPUIのセットで、そのセットの中のPUIの任意の1つが登録または登録取消しされると一緒に登録および登録取消しされるPUIのセットを取り扱うために、いわゆる「暗黙的な登録セット(Implicit Registration Set)」の概念を定めている。IMSユーザ端末の登録時またはまだ登録されていないときにユーザ端末に対する接続要求受信時、I−CSCFによるトリガ後、S−CSCFは、I−CSCFからのトリガの中で受信したプライベート・ユーザ・アイデンティティおよびパブリック・ユーザ・アイデンティティによって識別されるサブスクリプションの詳細(ユーザプロファイルとも示される)をHSSに要求する。上述のように、サブスクリプション(ユーザプロファイル)は、1つ以上のサービスプロファイルを含み、各サービスプロファイルは、1つ以上のパブリック・ユーザ・アイデンティティを含む。例えば図1のユーザプロファイル1を参照されたい。ユーザプロファイル内のパブリック・ユーザ・アイデンティティのすべてが一緒になって、暗黙的な登録セットと呼ばれる。
理解目的で、標準登録手順のより詳細な説明について、これから図2を参照して行う。UEがセッションを設定できるようになる前またはIMSサービスを組み込みできるようになる前には、UEはIMSに登録する必要がある。以下の例では、Joe Blackが彼のパブリックアイデンティティ「Big_Joe@operator1.com」で、IMS加入をしているオペレータ1のIMSに登録する。図1はメッセージの大要を示す。実際の登録プロセスは2つのフェーズから成る。第1のフェーズでは、保護されていないREGISTERメッセージがS−CSCFに送信される。S−CSCFは第1のステップでUE/PUIを認証し、SIP401メッセージでUEにチャレンジ(challenge)を返信する。UEはチャレンジを使用してレスポンスを計算し、それは、登録フェーズ2の次のREGISTERメッセージの中で送信される。レスポンスの計算のほかに、2つのフェーズ間のこの時間は、UEがP−CSCFとセキュアIPチャネル(IP−Sec)をネゴシエートするためにも使用される。S−CSCFは、第2の登録を受け付けると、認可を完了し、UE/PUIを登録する。登録が完了すると、SIP 200メッセージがUEに返信される。登録の完了後、S−CSCFは、HSSから取得したユーザプロファイルの中のiFCによって示されたすべての関連するIMSアプリケーションに、PUIをさらに登録する。
UEがREGISTERメッセージを組み立てできるようになる前には、UEは、P−CSCFのIPアドレスを獲得する必要がある。このアドレスはUEに格納されていてもよいが、もっとありそうなのはP−CSCFのエリアスが格納されていることであり、UEはDHCPおよび/またはDNSによって正しいIPアドレスを得る必要がある。次いでUEは、REGISTERメッセージを組み立て、それをP−CSCFに向けて送信する。メッセージ(図2の1)を簡潔な形態で以下に示す。本発明の説明に関連するフィールドだけを検討する。
****************************************
REGISTER sip:operatorl.com
Via:<current IP of Joe Blacks UE>;branch=0uetb
Route:<current IP address of P−CSCF>
Max−Forwards: 50
From:Big_Joe@operator1.com
To:Big_Joe@operator1.com
Contact:<current IP of Joe Blacks UE>;expires=2000
Call−ID:grt38u6yqr54gfkp98y6t3rr
CSeq:25 REGISTER
Content−Length:0
****************************************
メッセージのタイプはREGISTERである。CSeqおよびCall−IDは、この登録処理の一意の識別番号を与える。メッセージは、基本的に(音声またはビデオパッケージのような)ペイロードのないメッセージヘッダだけであり、従ってコンテンツ長(Content−Length)はゼロに設定される。最初の宛先は、「SIP:operator1.com」によって与えられるが、それが、UEが登録したいところだからである。Fromフィールドは、Joe Blackが使用を望む彼のパブリック・ユーザ・アイデンティティを与える。Toフィールドは、それに対して主要な登録が要求されているので同一である。Contactフィールドは、UEの現在のIPアドレスを含み、expiresは、IPアドレスが有限の期間リースされるとき、残りのリース期間を示す。それは、ToフィールドのSIP URIがContactフィールドのIPアドレスにどのくらいの期間結び付けられているかを示す。
Routeフィールドは、メッセージが送信される次のSIPエンティティを毎回含む。メッセージが通過した各SIPエンティティは、戻りのパスを作成するために、Viaヘッダに自エンティティを付け加える。最大転送回数(Max−Forwards)は、IPネットワーク内でメッセージがバウンス(bouncing)し始めるのを防ぐために、各SIPエンティティを通過後1だけ減らされる。この値がゼロになると、メッセージは削除される。
メッセージがP−CSCFに到着すると、P−CSCFは、Routeヘッダから自装置のアドレスを取り去り、それをViaヘッダに付ける。次いでP−CSCFは、メッセージをどのI−CSCFに転送するかのチェックを開始する。このI−CSCFは、別のオペレータの別のネットワークにあってもよい。それ故、P−CSCFは、REGISTERフィールドの被要求URIとDNSを使用してドメイン名を解決し、その結果生じたDNSクエリ、NAPTRクエリ、SRVクエリおよびAAAAクエリを使用してI−CSCFアドレスを取得する。しかしP−CSCFは、I−CSCFがSIPエンティティ機能を実行するか、または適切な別のI−CSCFへの単なるルータとして働くか確信が持てない。それ故、P−CSCFは、Routeフィールドにそのアドレスを付けず、SIP登録メッセージを伝送する基礎を成すUDPメッセージの宛先フィールドに付ける。さらにP−CSCFは、自装置のアイデンティティを有するPathフィールドを含める。S−CSCFは、UE自体が隠されているので、UEへの以降の応答を送信するための的確な場所としてPathフィールドを使用してもよく、P−CSCFは、UEへのセキュアIPトンネルの入り口である。送信されるメッセージ2は、今は以下のように見える。
****************************************
REGISTER sip:operatorl.com
Via:<current IP address of P−CSCF>;branch=0pctb
Via:<current IP of Joe Blacks UE>;branch=0uetb
Route:
Path:current IP address of P−CSCF>
Max−Forwards:49
From:Big_Joe@operator1.com
To:Big_Joe@operator1.com
Contact:<current IP of Joe Blacks UE>;expires=2000
Call−ID:grt38u6yqr54gfkp98y6t3rr
CSeq:25 REGISTER
Content−Length:0
****************************************
受信すると、I−CSCFはそのアドレスをViaヘッダに付ける。次いでI−CSCFは、S−CSCFのアドレスを取得する必要がある。それ故、HSSに位置情報要求3を行う。HSSは、位置情報回答4で応答する。I−CSCFは、取得したS−CSCFアドレスを使用するか、S−CSCFアドレスを確認して、Routeフィールドに付ける。メッセージ5は、以下のように今度は見える。
****************************************
REGISTER sip:operatorl.com
Via:<current IP address of S−CSCF>;branch=0ictb
Via:<current IP address of P−CSCF>;branch=0pctb
Via:<current IP of Joe Blacks UE>;branch=0uetb
Route:<current IP address of S−CSCF>
Max−Forwards:48
From:Big_Joe@operator1.com
To:Big_Joe@operator1.com
Contact:<current IP of Joe Blacks UE>;expires=2000
Call−ID:grt38u6yqr54gfkp98y6t3rr
CSeq:25 REGISTER
Content−Length:0
****************************************
S−CSCFは、今やメッセージを受信したので、まず要求された登録が可能か、PUIが知られているかどうかの検証を始める。それ故、HSSに位置情報要求6を行う。HSSは、位置情報回答7で応答する。PUIは知られているが、全部の認証がまだ実行されていないので登録は拒否される。それ故、S−CSCFは、401未認可メッセージをUEに返信する。このメッセージは、チャレンジキーを有するWWW認証フィールドを含む。認証および安全面の全部の詳細は、非特許文献7および非特許文献8に見つけることができる。
メッセージは、メッセージ8、9、10によって同じ経路に従ってUEに戻る。戻りのルートは、S−CSCFへの伝送中に組み立てられたViaフィールドに示されている。各SIPエンティティは、(自エンティティである)最初のViaヘッダを取り去り、次のViaヘッダに経路を定める。さらに、I−CSCFは、Service−Routeフィールドを含める。UEは、REGISTERメッセージ以外の他のすべてのメッセージに対してこれを使用できるので、P−CSCFは、毎回正しいI−CSCFを割り当てる長ったらしいタスクの実行から解放される。
UEは、401未認可メッセージを受信するが、ここでP−CSCFとセキュアIPトンネルのネゴシエーションを続ける。次いでUEは、P−CSCFに対する応答およびS−CSCFに対する応答を決める。第1の応答はP−CSCFへの安全な接続を確立し、第2の応答はS−CSCFが認証を完了して、登録を実行するためである。UEの応答は、第2のREGISTERメッセージの認可フィールドに含まれる。次のメッセージ11、12、13、14、15のフローは、前のREGISTERメッセージフロー1、2、3、4、5と全く同じである。
ここでS−CSCFは、チャレンジレスポンスが正しいかどうかを調べ、次いでHSSへの位置情報要求16を続ける。HSSは、位置情報回答17で応答する。回答は、S−CSCFからの要求の中で与えられたプライベート・ユーザ・アイデンティティおよびパブリック・ユーザ・アイデンティティに基づいてHSSが特定した、ユーザプロファイルを含む。ユーザプロファイルは、PUIに関連づけられているサービスプロファイルを含み、プライベート・ユーザ・アイデンティティに関連づけられているすべてのパブリック・ユーザ・アイデンティティの暗黙的な登録セットをS−CSCFに提供する。そのようにして、これらのPUIは、REGISTERメッセージのPUIとともに暗黙的に登録される。UEのIPアドレスは、REGISTERメッセージのexpireフィールドに表される期間より長くない期間PUIに結び付けられる。この期間は、最長登録期間に関するオペレータポリシーにあまり依存しなくてもよい。
ここでの第1のステップは、S−CSCFが、401未認可メッセージと同じやり方でUEに200 OKメッセージを送信する。このメッセージフローは、メッセージ18、19、20によって示されている。
第2のステップとして、S−CSCFは、ユーザプロファイルに含まれるサービスプロファイルの中のiFCフィールドを使用して、iFCフィールドに示されているIMSアプリケーションにREGISTERメッセージのPUIを登録する。アプリケーションは、アプリケーションへのREGISTERメッセージ21の中で1つのPUIだけを通知されることに注意されたい。暗黙的に登録された他のPUIについての情報を取得するためには、それらは、S−CSCFの登録状態(変更)情報を購読する必要がある。同様に、UEは、他の暗黙的に登録されたPUIの登録状態についての情報を得るために、200 OKメッセージの受け取り直後、購読する必要がある。
上記の登録についての説明は、本発明の利点を理解するために必要な基本に過ぎない。より詳細な説明に関しては、非特許文献9の最新技術マニュアルに記載されている。
前述のJoe Blackの場合は、1人のユーザが、複数のPUIを有する1つのサブスクリプション(加入)を有していた。別の可能なIMSの使用事例は、IMSへのグループレベルの加入をしているが、個別のユーザ自体ではサブスクリプションを持たないユーザの集まりを含む。一般に、このグループは、グループを代表してIMS向けのSIPセッションの処理を扱うアクセスポイントを用いて隠されている。グループに代わって、アクセスポイントがIMSに登録するので、それはUEに似ている。それにもかかわらず、それらのユーザに直接の外線着信および外線発信のダイアリングを可能にすることは、望ましいかまたは必要でさえある。これは、例えば、IMSのサブスクリプションを有し、IP構内交換機(IP−PBX)に接続している個別の従業員機器または端末を有する企業の場合に生じるかもしれない。従業員端末は、SIPクライアントを備えていてもよいし、備えていなくてもよい。備えていない場合、IP−PBXは、SIPシグナリングと非SIPシグナリングとの間の変換を実行する。IMSが各端末に対する(同じ暗黙的な登録セット内の)個別のPUIを記録することはもちろん可能かもしれないが、グループの規模が大きくなるにつれて、これは非効率になる。ETSI TISPANは、このような企業ネットワークを次世代企業ネットワーク(NGCN、Next Generation Corporate Network)と定義している。
代替解決手段が図3および4に図式的に示されており、図では、複数のユーザ端末にサービスを提供するアクセスポイントとしてIP−PBX(「IP−PBX1」および「IP−PBX2」と示されている)を示す。1つの発呼端末は内線1234と示され、1つは「内線5678」と示されている。第1の端末が第2の端末にセッションを要求している。企業1および2のユーザは、IMS内に専用のビジネストランクアプリケーション(BT−AS)を有する。このアプリケーションは、特定のサービスを提供するために、発呼/発信加入者または被呼/着信加入者のアイデンティティを有する必要がある。この解決手段は、ユーザに対して公的に利用可能なネットワークベースのIMSサービスを識別するいわゆるパブリック・サービス・アイデンティティ(PSI)を利用する。解決手段は、HSS内のIP−PBXに関するサブスクリプションのサービスプロファイルの中に、IP−PBXに属する端末に指定されたPUIに合致し、IMSの特定のアプリケーションへのアクセスを与えるワイルドカード化PSIを規定する。解決手段は、ユーザ対ユーザセッションのために、BT−ASとともにPSIを使用して、発呼および被呼の場合に対する次善の手段を提供する。IP−PBX1およびIP−PBX2の登録は、IP−PBXが自装置のPUIで登録する点において、通常のUEの登録と全く同じである。
図3は、発信(発呼)の場合、すなわちPBX収容の端末が遠隔の端末への呼を開始する場合の次善の解決手段を示す。IP−PBX1は企業1に属し、自装置のPUIとして「PBX1@operator1.com」を有する。IP−PBX1は、グループコード850を有し、番号の範囲は+31−161−24−XXXXである。従業員Aliceは、内線1234の自分の端末から、IP−PBX1にグループコード851と定められているIP−PBX2に収容された内線5678の企業2のBobの端末へのセッション設定を要求する。
Aliceの要求101は、IP−PBX1で受け付けられ、IP−PBX1は、P−CSCF向けの外線発信要求102を組み立てる。メッセージのフォーマットは以下のように見える。
****************************************
INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Preferred−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
受信時、外線発信P−CSCFは、INVITE内に含まれたP−Preferred−Identityを認識しない。このP−CSCFは、デフォルトのP−Asserted−IdentityとしてIP−PBX1のPUIすなわち「pbx1@operator1.com」を使用する。ここでP−CSCFからS−CSCFに送信されるメッセージ103は、以下のように見える。
****************************************
INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Asserted−Identity:pbx1@operator1.com
****************************************
S−CSCFでは、メッセージのP−Asserted−Identityを使用して、IP−PBX1のユーザプロファイルを調べ、S−CSCFにBTアプリケーションを参加させるように伝えるIFCを有するサービスプロファイルを見つける。それ故、S−CSCFは、BTアプリケーションで受信されるINVITEメッセージ104を送信する。BTアプリケーションサーバは、発信ユーザが「From」ヘッダの中で識別されるユーザであることを立証して主張し、P−Asserted−Identityヘッダを発呼ユーザのアイデンティティすなわち「tel:+31161241234」で置き換える。BTアプリケーションは、Aliceに対する新しいasserted IDで変更されたINVITEメッセージ105を戻す。メッセージは、今度は以下のように見える。
****************************************
INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
S−CSCFに戻って、要求されたTel URIを周知のSIP URIに変換するためにENUMルックアップ106を実行しなければならない。次いで適合されたINVITEメッセージ107は、オペレータ2のネットワークにさらに伝送されるために、オペレータ1の相互接続ボーダ制御機能(I−BCF、Interconnected Border Control Function)に送信される。最終的に、INVITEメッセージは以下のように見える。
****************************************
INVITE SIP:+31161255678@operator2.com;user=phone
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
さらに、図4を参照すると、INVITEメッセージがオペレータ2のI−BCFに到着する。I−BCFは、受信したのと同じメッセージ201をI−CSCFに転送する。I−CSCFは、電話番号に相当するSIP要求URIを認識し、これをTel URIに変換する。このAliceからBobへの接続の例では、SIP要求URIは、「sip:+31161255678@operator2.com, user=phone」であり、これがTel URI「Tel:+31161255678」に変換される。次いでI−CSCFは、通常のIMS手順に従って、位置情報要求202をHSSに送信する。HSSは、Tel URIがPSIワイルドカードに合致すると判定し、割り当てられたS−CSCFのアイデンティティを有する位置情報回答203でI−CSCFに応答する。ここでは、少なくとも1つのアプリケーションのサブスクリプションを有している、まだ登録されていない端末に対して使用されるのと同じメカニズムが使用される。I−CSCFは、割り当てられたS−CSCFにSIPメッセージ204を転送する。メッセージは、そのとき以下のように見える。
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INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
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次にS−CSCFは、まだ登録されていない端末に対して動作するであろうように動作する。S−CSCFは、HSSからのワイルドカード化PSIに合致するサービスプロファイルを少なくとも1つ含むユーザプロファイルをHSSから取得する。このプロファイルは、S−CSCFにメッセージ205をビジネストランキングアプリケーションサーバ(BT−AS)へ送らせるIFCトリガを含む。アプリケーションサーバは、SIP要求URI「Tel:+31161255678」をIP−PBX2のアドレスすなわち「pbx2@operator2.com」で置き換え、宛先アドレスをToヘッダフィールドに挿入し、今では失われている前のコンテンツを削除する。戻されたメッセージ206は、今では以下のように見える。
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INVITE PBX2@operator2.com
From:Alice<Tel:8501234>
To:Tel:+31161255678
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
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今では新しいURLがINVITE被要求フィールドにあり、要求URIが変更され、従って新しい着信者が目標となっているので、S−CSCFは、BT−ASから受信したのと同じメッセージ207をI−CSCFに転送しなければならない。次いで、メッセージは別のI−CSCFに到着し、このI−CSCFは、HSSに位置情報要求208を行い、IP−PBX2に割り当てられたそのS−CSCFを確認してから、その割り当てられたS−CSCFにメッセージを配信する。HSSは、位置情報回答209を与え、I−CSCFは、INVITEメッセージ210をS−CSCFに転送する。
IP−PBX2はたいがい既に登録されているので、S−CSCFはIP−PBX2の連絡アドレスを知っている。IP−PBX2用のP−CSCFにINVITE要求を送信する前に、まずIP−PBX2に関するユーザプロファイルのサービスプロファイルの中のiFCが、オプションとしてメッセージ211および戻りのメッセージ212によって示されるさらなるIMSアプリケーションをトリガするために調べられる。トリガがないときかまたは最後のアプリケーションの応答後、S−CSCFは、新しい被要求URIとしてIP−PBX2の連絡アドレスを加える。古いURI「pbx2@operator2.com」を保存するために、S−CSCFは、このURIを含むP−Called−Party−IDを加える。P−CSCFに転送されたメッセージ213は、今は以下のように見える。
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INVITE PBX2−contact−address
From:Alice<Tel:8501234>
To:Tel:+31161255678
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
P−Called−Party−ID:PBX2@operator2.com
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P−CSCFは、INVITEヘッダで指示されたように、メッセージ214をIP−PBX2に転送する。IP−PBX2は、企業2の企業ネットワークを通してBobの端末への接続設定を担当する。宛先端末がSIP端末である場合は、IP−PBX2は、メッセージの受信時、「To」ヘッダフィールドに含まれたアドレスに基づき端末へメッセージを配信するように手配できる。宛先端末がSIP端末でない場合、IP−PBX2端末は、何らかのアプリケーション固有ロジックに従って着信処理をすることになる。
図2に示される「次善の」解決手段には、CSCF集合物の2回の横断を必要とするという欠点がある。これは、メッセージ通過時間の増加をもたらすであろう。さらに、元々「To」ヘッダに含まれていた情報が、発呼者によって挿入された元の要求URIが失われたのと同じように、失われる。元の「To」ヘッダなしでは、被呼端末の特定のアプリケーションは機能しないことがある。さらに次善の手段では、正しいP−Asserted−IDを作成できるためには、BTアプリケーションまたは類似の機能を有するものが利用可能でなければならないことを必要とする。
この次善の手段で前提としたIP−PBXの代わりに、会社は、SIP対応移動端末に対して標準RFC3261 SIPプロキシサーバを使用してもよい。この場合も同様に、会社は、個別のサブスクリプションではなくIMSへのグループサブスクリプションを有してもよい。SIPプロキシサーバに関する基本動作は、着信呼の場合に被要求URIがSIPプロキシサーバのアドレスを含むはずであるから、IP−PBXの基本動作と全く同じである。「To」ヘッダから最終の宛先を読み出すのは、SIPプロキシサーバである。
上記の次善の手段の主な問題は、グループサブスクリプションの場合に、元の被要求URIが、IP−PBXまたはSIPプロキシサーバのアドレスで置き換えられることである。INVITEメッセージを最終宛先まで経路選定できるためには、RFC3261標準に準拠して動作するIP−PBXまたはSIPプロキシサーバに変更が必要である。その理由は、この標準は、最終宛先が被要求URIであると予想しているからである。
特定の場合に対して予備手段を計画することは可能であろうが、これは、より本質的な問題も持ち込む。IMSのノードを適合させるとき、ノードは、対処を必要とするユーザと標準的なやり方で処理できるので対処を必要としないユーザとの両方を処理できなければならない。ノードを専用のユーザグループ固有にすることはできるが、運用の観点からは望ましくない。
3GPP TS 22.228 IETF RFC2486 3GPP TS 23.228 IETF RFC3261 IETF RFC2396 IETF RFC3966 3GPP TS 33.203 IETF RFC3329 「IMS(The IMS)」、ISBN 978−0−470−01906−1
本発明の主な目的は、IPマルチメディアサブシステムの機能を特定のユーザカテゴリに対して適合できるようにする方法、システムおよびノードを提供することである。
この目的は、IMSサブスクリプションのユーザに対してノードの標準機能を変更するために、IMSサブスクリプションにIPマルチメディアサブシステムのノードに対する機能指示を加えることで達成される。オプションとして、サブスクリプションがそのような機能指示を含むことを示すために、サブスクリプションはさらにIPマルチメディアサブシステムのノードに対するインジケータを含む。
本明細書は、様々なタイプの機能指示をさらに開示する。
さらなる態様として、本明細書は、サブスクリプションを1つだけ有し、サブスクリプションの中の機能指示を利用するRFC3261標準の企業IP−PBXまたはSIPプロキシサーバに収容されたユーザにサービスを提供するときに、着信INVITE要求の中の被要求URIを保持する問題に対して改善された解決手段を開示する。改善された解決手段は、S−CSCFに対して、被要求URIをP−Called−Party−Identityヘッダにコピーし、被要求URIをアクセスポイントの連絡アドレスで置き換える指示を備える。
この改善された解決手段は、第1の事例では、IMS内のIP−PBXやSIPプロキシサーバのような分離非IMSネットワークのアクセスポイントの登録の変更で達成され、アクセスポイントによって受信されるメッセージヘッダが分離非IMSネットワーク内のメッセージの最終宛先に関してどのようにフォーマットされるかについての情報をサブスクリプションが含むか、またはこの情報は登録手順中にアクセスポイントからIMSに提供される情報要素の中に含まれる。
第2の事例では、この改善された解決手段は、IMSとアクセスポイントとの間のプロトコルの変更で達成され、このプロトコル変更は、変更された登録手順の中でユーザプロファイルによって提供される機能指示によって、分離非IMSネットワークを通して最終宛先への以降の伝送のために、IMSからアクセスポイントへ送信されるメッセージに関する。
第3の事例では、この改善された解決手段は、サブスクリプションに関連づけられた暗黙的な登録セット内にワイルドカード化パブリック・ユーザ・アイデンティティを含めることによって達成される。「ワイルドカード化」または「ワイルドカード」は、1つ以上の指定されていない文字を意味する1つ以上のシンボルを含むパブリック・ユーザ・アイデンティティを意味するとここでは理解される。ワイルドカード化パブリック・ユーザ・アイデンティティは、それに関連づけられたサービスプロファイルを有するであろう。暗黙的な登録セットに基づきチェックまたは処理を実行するIPマルチメディアサブシステム内のどのノードも、受信したパブリック・ユーザ・アイデンティティが暗黙的な登録セット内の任意の標準パブリック・ユーザ・アイデンティティに合致した場合と同じやり方で、ワイルドカード化パブリック・ユーザ・アイデンティティに合致する受信したパブリック・ユーザ・アイデンティティに関して実行することになる。ワイルドカード化パブリック・ユーザ・アイデンティティを用いてパブリック・ユーザ・アイデンティティの範囲を表すのでなく、そのような範囲を代わりにサブドメインで表わしてもよい。例えば、Tel URIの範囲を、電話番号のプレフィックスによって表わしてもよいのに対して、SIP URIの範囲を企業ドメインによって表わしてもよい。
3つの全事例の特徴となっているのは、IMSノードに対してそれらの機能の標準的なやり方をこの代替のやり方に変更する指示がサブスクリプションに含まれていることである。さらなるオプションとして、サブスクリプションは、このサブスクリプションを有するユーザ装置またはアクセスノードの登録時に、サブスクリプションの特定の要素の更新を可能にする特別の指示を含んでもよい。
本発明の別の態様によれば、IPマルチメディアサブシステムネットワークへのアクセスポイントに収容されたユーザ端末から、このネットワークのサービスへのアクセスを促進する方法が提供される。アクセスポイントは、IPマルチメディアサブシステムネットワークのサブスクリプションに関連づけられている。方法は、ワイルドカード化パブリック・ユーザ・アイデンティティまたはパブリック・ユーザ・アイデンティティの範囲を表すパブリック・ユーザ・アイデンティティ・サブドメインをこのサブスクリプションに関して定められた暗黙的な登録セット内に含める工程を備える。このアクセスポイントのIPマルチメディアサブシステムネットワークへのIPマルチメディアサブシステム登録時、暗黙的な登録セットの中に含まれるパブリック・ユーザ・アイデンティティまたは登録要求メッセージ内の特別情報要素の中で提供されるパブリック・ユーザ・アイデンティティが、このアクセスポイントに割り当てられたサービング呼セッション制御機能およびこのアクセスポイントが接続しているプロキシ呼セッション制御機能に配信される。
本発明の実施形態は、企業ネットワークまたは同種のネットワーク内に配置されたユーザ端末で、かつ端末自体にIPマルチメディアサブシステムサブスクリプションがないユーザ端末に、直通ダイヤルの外線着信および外線発信を含むIPマルチメディアサブシステムサービスを提供することを可能にする。シグナリングに関して追加のS−CSCF集合物の横断は必要なく、重要なSIPヘッダ情報は保存される。
本発明のさらなる態様は、サービング呼セッション制御機能、プロキシ呼セッション制御機能、ホーム加入者サーバ、およびそれらの動作方法に関する。
本発明のまた別の態様によれば、IPマルチメディアサブシステムのホーム加入者サーバの動作方法が提供される。方法は、サブスクリプションまたはサービスに関して、ワイルドカード化パブリック・サービス・アイデンティティもしくは1つ以上のサービスに関連づけられたパブリック・サービス・アイデンティティの範囲を表すパブリック・サービス・アイデンティティ・サブドメインと、アクセスポイントに収容されたユーザ端末への以降の伝送のためにアクセスポイントに送信されるメッセージのヘッダをフォーマットするルールセットと、これらのサービスに割り当てられたサービング呼セッション制御機能のアイデンティティもしくはサービング呼セッション制御機能を割り当てる基準とを維持する工程を備える。インテロゲーティング呼セッション制御機能が受信したSIPメッセージに関して、インテロゲーティング呼セッション制御機能から位置情報要求の受信時、メッセージの要求URIが前述のワイルドカード化パブリック・サービス・アイデンティティまたはサブドメインに合致する場合、インテロゲーティング呼セッション制御機能は、サービング呼セッション制御機能のアイデンティティを通知されるか、または選択基準を提供される。
本発明のさらなる態様は、デジタルコンピュータの内蔵メモリに読み込み可能なコンピュータプログラム製品で、かつホーム加入者サーバの上記動作方法のステップを実行するためのソフトウェアコード部分を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。さらなる態様は、デジタルコンピュータの内蔵メモリに読み込み可能なコンピュータプログラム製品で、かつ本発明に従ってサービング呼セッション制御機能、プロキシ呼セッション制御機能およびインテロゲーティング呼セッション制御機能の動作ステップを実行するためのソフトウェアコード部を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
先行技術によるユーザのIMSサブスクリプションとパブリック・ユーザ・アイデンティティとプライベート・ユーザ・アイデンティティとの間の関係例を図式的に示す図である。 先行技術によるIMSの標準登録手順を図式的に示す図である。 先行技術によるIMSアーキテクチャ内の発信呼の場合の先行技術の次善の解決手段を図式的に示す図である。 先行技術によるIMSアーキテクチャ内の着信呼の場合の先行技術の次善の解決手段を図式的に示す図である。 本発明の一実施形態による、IP−PBXに関する登録シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 本発明の一実施形態による、SIPプロキシに関する登録シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 SIPプロキシに関する、登録ベースの更新を行う登録シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 発信Tel URIに基づく本発明の一実施形態による、IP−PBXに関する発信シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 発信SIP−URIに基づく本発明の一実施形態による、IP−PBXに関する発信シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 本発明の一実施形態による、IP−PBXに接続され、かつTel URIでアドレス指定されたユーザに関する、着信シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。 本発明の一実施形態による、SIPプロキシに接続され、かつSIP URIでアドレス指定されたユーザに関する、着信シグナリングフローを有するIMSアーキテクチャを図式的に示す図である。
説明する解決手段および実施形態は、IMS内のノードが、自装置の機能をより柔軟に実行して、1つだけのユーザグループに固有でなく、異なる処理を必要とするユーザのグループにサービスを提供できるIMSを提供する。
そのようなユーザグループの例は、アクセスポイントを介してIMSに接続されたユーザグループである。アクセスポイントがサブスクリプションを1つだけ有し、1つの登録だけを必要とするが、個別のユーザはIMS内で個別に識別可能である。これを考慮すると、アクセスポイントは、それが代表するグループのために登録行為を実行するやはりアクセスポイントであるので、多種類のアクセスポイントとともに働くことができるように、IMSは融通性が利かなければならない。サブスクリプションを1つだけ有するグループは、IMSのノードの異なる処理を必要とするサブスクリプションの一例に過ぎない。他の例は、サブスクリプションを持たない他のネットワーク内の端末に一時的に割り当てられるサブスクリプション、またはIMSサブスクリプションを有するがそのユーザの端末がIMSへ別の非IMSネットワークを介して接続されているユーザである。
IMSのノードに対する機能指示をサブスクリプション内に含めることによって、または機能指示を登録時に設定可能にすることによって、必要な融通性を提供できる。機能指示は、そのサブスクリプションに関連づけられた特定のユーザグループに対してIMSノードの標準機能を変更する。
アクセスポイントに対するIMSの実際の動作は、遅くとも登録時に決定されなければならない。その時まで、IMSは、UEに依存しない(標準)動作を有してもよい。他方では、IMS内の全CSCFノードおよびHSSのような他のノードは、特別の機能だけを実行するようには作られないものとする。それらのノードは、特別のURIだけにサービスを提供するのではなく、その時点でサービスを受けているURIに動作を適合させるものとする。こうすることにより、IMSの至る所で負荷のバランスを取れる可能性を維持することになる。
登録時に決定されるノードの代替機能の詳細例について、3つの登録状況、2つの発信/発呼状況および2つの着信/被呼状況を用いて説明する。
第1の登録状況は図5に概要が示されており、PBXであるIP−PBX1がグループの端末を代表して登録する。IP−PBX1自体のアイデンティティは「pbx1@operator1.com」である。代理されたグループの番号の範囲は、+31−161−24−XXXXである。図5のメッセージ番号は、図2のメッセージ番号と一致する。メッセージシーケンスは全く同じであり、IP−PBXは、図2のUEと同じやり方で登録する。主な違いは、IMSを通常のUEに対するのとは異なって動作させる要素を今度はサブスクリプションが含むことである。第1の違いは、通常のPUIの代わりに、今度はIP−PBX1に関するHSS内のサブスクリプションがIP−PBX1自体のURIに加えてワイルドカードPUIを含むことである。この特定の場合では、ワイルドカードURIは、Tel URI;「tel:+3116124!*!」であり、シンボルシーケンス!*!は、4桁の任意の数を示す。ワイルドカードに合致するどのTel URIも、IP−PBX1がその主なPUIである「pbx1@operator1.com」で登録すると、暗黙的に登録される。ワイルドカードURIを1つだけの使用する代わりに、番号の下位範囲も、ワイルドカードなしのTel URIと組み合わせて使用されてもよい。これは、異なる下位範囲または専用番号に対して異なるサービスプロファイルの使用を可能にするであろう。しかし、どの合致するURIも常に関連づけられたサービスプロファイルを1つだけ有するように配慮されなければならない。暗黙的な登録によって、IMSによるIP−PBX1に収容された端末の確認が今では容易になっているが、IMSからのメッセージはやはりIP−PBXを通過し、IP−PBXはそれらを端末に渡すであろう。これには、企業ネットワークの制約によるメッセージの変更を含んでもよい。SIPメッセージ使用の主な手順は変わらなくてもよいが、フィールドの値は、IMSの基本動作が危険にさらされない範囲でIP−PBX1のニーズに適応させるために変更されてもよい。実際には、REGISTERメッセージが除かれるので、そのような変更はP−CSCFおよびS−CSCFに限定されるであろう。ルールセットを用いた実施方法の詳細は、詳細説明の最後に記述する。
第2の登録状況は、図6に示されている。これでは、企業SIPプロキシサーバが、企業ネットワークを介してそれに接続されたSIP端末を代表して登録する。SIP端末に関するURIの範囲は、「XXXXXXXX@enterprise1.com」である。SIPプロキシサーバ自体のPUIは、「pbx1@operator1.com」である。プロキシサーバは、RFC3261標準サーバでもよいし、また企業ネットワークのニーズに特別に適合されてもよい。この場合も同様に登録は、通常のUEの登録と全く同等である。プロキシサーバは、自装置をUEのように登録する。図6のメッセージ番号は、図2および5のメッセージ番号と一致する。この場合も同様に、違いはサブスクリプションにある。IP−PBXに関しては、サブスクリプションは、プロキシサーバ自体のPUIは別にして、ワイルドカードPUIも含む。一般形態では、これは、「!#!@enterprise1.com」のように見えてもよいSIP URIワイルドカードである。シンボル!#!は、英数文字のストリングを示す。この場合も同様に、ワイルドカードSIP URIに合致するどのSIP URIも、プロキシサーバ自体が登録するとき、暗黙的に登録される。
ここでも同様に、異なるサービスプロファイルに関連づけることが可能なワイルドカード化SIP URIと非ワイルドカード化SIP URIとの組み合わせを与える英数字の下位範囲が使用されてもよい。良い一例は、IMSアプリケーションのパラメータを設定できる非ワイルドカード化SIP URIの特別iFCを有するアドミニストレータの下位範囲である。言及されていないが、同様に図5に関係して前述のように、ワイルドカード化または非ワイルドカード化Tel URIが加えられてもよい。
第3の登録状況が図7に示されている。ここでは、企業SIPプロキシサーバは、企業ネットワークを介してそれに接続されたSIP端末を代表して登録する。SIP端末に関するURIの範囲は「XXXXXXXX@enterprise1.com」である。SIPプロキシサーバ自体のPUIは、「pbx1@operator1.com」である。プロキシサーバは、RFC3261標準サーバでもよいし、また企業ネットワークのニーズに特別に適合されてもよい。この場合も同様に、登録は、通常のUEの登録と全く同等である。プロキシサーバは、自装置をUEのように登録する。図7のメッセージ番号は、図2、5、6のメッセージ番号と一致する。異なるメッセージは添え字「a」を有する。
第1および第2の登録状況では、動作制御要素はサブスクリプションに含まれていた。第3の状況では、それらは当初サブスクリプションに含まれていてもよいが、登録中にアクセスノードここではSIPプロキシサーバが、サブスクリプションの値を上書きする要素の最新セットを提供する。これは、例えば企業1のアドミニストレータ機能が別の人に変更になるとき有利な、固有のものであってもよい。アドミニストレータ機能を実行する新しい人に対して特別のサービスプロファイルを維持するために、この場合、サブスクリプションの変更は必要ない。特に大会社では、職務変更は非常に頻繁であろう。
プロファイルはS−CSCFで更新されるが、HSSは被呼/着信の場合にI−CSCFから質問される。このため、端末がアクセスポイントからサービスを受けていることを確認でき、それに対して適切なS−CSCFを割り当てできる少なくとも最大のワイルドカードPUIをHSSは含むことが必要である。
更新は、完全なユーザプロファイルの形態またはユーザプロファイルの特定の要素を有してもよい。より詳細な例については、詳細説明の最後に示す。更新情報は、SIP登録メッセージに含まれなければならない。以下に、更新情報がContactフィールドに含まれる例を示す。
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REGISTER sip:operator1.com
Via:<current IP pbx1>;
Route:<current IP address of P−CSCF>
Max−Forwards:50
From:pbx1@operator1.com
To:pbx1@operator1.com
Contact:<current IP pbx1>;expires=2000;update=<update information>
Call−ID:grt38u6yqr54gfkp98y6t3rr
CSeq:25 REGISTER
Content−Length:0
****************************************
Contactフィールドだけが、通常の登録用のメッセージフォーマットと異なることに注意されたい。ContactフィールドはS−CSCF向けのフローを通じて維持されるので、メッセージ2a、5a、12a、15aはContactフィールドに同じ追加物を有する。S−CSCFは、Contactフィールドの中の「update=」を認識し、更新を実行するように特に構成される。UEの中には更新を行なうことをオペレータが望まないUEがあるので、S−CSCFの更新機能を可能にする指示が、サブスクリプションに加えられてもよい。S−CSCFは、HSSから取得したユーザプロファイルを更新情報で更新する。これは、主なPUIのIMSサービスへの登録の前に、メッセージ21、22で行われる。再登録時に追加の更新を許容し、これにS−CSCFを適合させるのもオペレータポリシーである。
登録手順の中にPBXまたはSIPプロキシサーバが示されているところでは、同様に他のどのタイプのアクセスポイントと読み取られてもよい。グループサブスクリプションの基本的登録方法は、すべてのタイプのアクセスポイントに対して全く同じである。PBXまたはSIPプロキシサーバが自装置の登録を実行する代わりに、登録をPBXまたはSIPプロキシサーバに代わって登録する機能によって行うことができよう。このような機能は、例えばシグナリング・ボーダ・ゲートウェイなどのボーダノードの中に配置できよう。ボーダノードはPBXもしくはSIPプロキシサーバとP−CSCFとの間に配置されてもよいし、P−CSCFを含んでもよい。登録機能を収容できるデバイスの別の例には、顧客宅の統合アクセスデバイスまたはホームゲートウェイがある。
本発明による第1の発信/発呼の事例が、図8に示されている。メッセージ番号は、図3に示される次善の手段のメッセージと全く同じであるが、但し大幅な相違があるところだけには、添え字「a」がメッセージ番号に付加されている。IP−PBX1は企業1に属し、自装置のPUIとして「PBX1@operator1.com」を有する。IP−PBX1は、グループコードとして850および番号範囲として+31−161−24−XXXXを有する。従業員Aliceが、内線1234の自分の端末から、IP−PBX1にグループコード851と定められているIP−PBX2に収容された内線5678を有する企業2のBobの端末へのセッション設定を要求する。
Aliceの要求101は、P−CSCF向けの外線発信要求102を組み立てるIP−PBX1で受け付けられる。メッセージのフォーマットは、以下のように見える。
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INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Preferred−Identity:Tel:+31161241234
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今や外線向けのP−CSCFによって受信されると、P−CSCFは、INVITE内に含まれたP−Preferred−Identityを、ワイルドカードPUIを含む暗黙的な登録セットに基づき認識する。P−CSCFは、ここでP−Preferred−Identityと全く同じくP−Asserted−Identityを設定する。P−CSCFからS−CSCFにここで送信されるメッセージ103aは、以下のように見える。
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INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:8515678;phone−context=enterprise1.com>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
S−CSCFでは、メッセージのP−Asserted−Identityを使用して、PUIとしてP−Asserted−IdentityのTel URIを有するユーザプロファイルを調べる。S−CSCFは、AliceのPUIに関連づけられたサービスプロファイルに属するiFCによって指示されたように、やはりBT−ASに進むかもしれないが、Aliceに関する正しいP−Asserted−Identityを取得するためには、これはもはや必要ない。初期フィルタ基準は、ノードの機能を制御する意味では指示と間違えられないことになっている。初期フィルタ基準は、IMSサービスがユーザに行われてもよいか、行われなくてもよいかを選択することを改めるだけである。いずれにせよBT−ASに進むための理由例は、IP−PBX1状況による番号の代わりに、FromフィールドおよびToフィールドをAliceおよびBobの完全なTel URIに変換するためである。
S−CSCFに戻って、要求されたTel URIを周知のSIP URIに変換するためにはENUMルックアップ106を実行しなければならない。次いで適合されたINVITEメッセージ107は、オペレータ2のネットワークにさらに伝送されるために、オペレータ1の相互接続ボーダ制御機能(I−BCF)に送信される。最終的にINVITEメッセージは、以下のように見える。
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INVITE SIP:+31161255678@operator2.com;user=phone
From:Alice<Tel:+31161241234>
To:Bob<Tel:+31161255678>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
本発明による第2の発信/発呼の事例が、図9に示されている。メッセージ番号は図3に示される次善の手段のメッセージと全く同じであるが、但し大幅な相違があるところだけには、添え字「b」がメッセージ番号に付加されている。SIPプロキシサーバは、企業1に属し、自装置のPUIとして「PBX1@operator1.com」を有する。SIPプロキシサーバは、SIP URIの範囲「!#!@enterprise1.com」を代表して動作する。従業員Aliceが、SIP URIとしてalice@enterprise1.comを有する自分の端末から、企業2のSIPプロキシサーバによって処理されSIP URIとして「bob@interprise2.com」を有する企業2のBobの端末へのセッション設定を要求する。
Aliceの要求101は、P−CSCF向けの外線発信要求102を組み立てるIP−PBX1で受け付けられる。メッセージのフォーマットは、以下のように見える。
****************************************
INVITE SIP:bob@interprise2.com
From:Alice<alice@enterprise1.com>
To:Bob<bob@interprise2.com>
P−Preferred−Identity:alice@enterprise1.com
****************************************
この場合も同様に、外線発信用のP−CSCFによって受信されると、INVITE内に収容されたP−Preferred−Identityを、ワイルドカードPUIを含む暗黙的な登録セットに基づき認識する。P−CSCFは、ここでP−Preferred−Identityと全く同じくP−Asserted−Identityを設定する。P−CSCFからS−CSCFにここで送信されるメッセージ103aは、以下のように見える。
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INVITE SIP:bob@interprise2.com
From:Alice<alice@enterprise1.com>
To:Bob<bob@interprise2.com>
P−Asserted−Identity:alice@enterprise1.com
****************************************
S−CSCFでは、メッセージのP−Asserted−Identityを使用して、PUIとしてP−Asserted−IdentityのSIP−URIを有するユーザプロファイルを調べる。S−CSCFは、AliceのPUIに関連づけられたサービスプロファイルに属するiFCによって指示されたように、やはりXX−ASに進むかもしれないが、Aliceに関する正しいP−Asserted−Identityを取得するためには、これはもはや必要ない。呼設定が、通常の手順に従って続く。要求URI、From、To、P−Asserted−IDのヘッダは、グループ処理操作で変更されない(通常の非グループユーザに対して行われるやり方とは異なるやり方では、少なくとも変更されない)ことが分かるであろう。S−CSCFに戻って、オペレータ2のネットワークにさらに伝送するために、INVITEメッセージ107をオペレータ1の相互接続ボーダ制御機能(I−BCF)に転送する。最終的にINVITEメッセージは以下のように見える。
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INVITE SIP:bob@interprise2.com
From:Alice<alice@enterprise1.com>
To:Bob<bob@interprise2.com>
P−Asserted−Identity:alice@enterprise1.com
****************************************
本発明による第1の被呼/着信の事例が、図10に示されている。メッセージ番号は、図4に示される次善の手段のメッセージと全く同じである。IP−PBX1は、企業1に属し、自装置のPUIとして「PBX1@operator1.com」を有する。IP−PBX1は、グループコードとして850を有し、番号の範囲として+31−161−24−XXXXを有する。従業員Aliceが、内線1234の自分の端末から、IP−PBX1にグループコード851と定められているIP−PBX2に収容された内線5678を有する企業2のBobの端末へのセッション設定を要求する。INVITEメッセージがオペレータ2のI−BCFに到着し、I−BCFは、メッセージ201をI−CSCFに転送する。メッセージは以下のように見える。
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INVITE SIP:+31161255678@operator2.com;user=phone
From:Alice<Tel:+31161241234>
To:Bob<Tel:+31161255678>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
I−CSCFは、電話番号に相当するSIP要求URIを認識し、これをTel URIに変換する。このAliceからBobへの接続例では、SIP要求URIは、「sip:+31161255678@operator2.com,user=phone」であり、これがTel URI「Tel:+31161255678」に変換される。次いでI−CSCFは、通常のIMS手順に従って、位置情報要求202をHSSに送信する。ここでHSSは、Tel URIがPUIワイルドカードに合致すると判定し、割り当てられたS−CSCFのアイデンティティを有する位置情報回答203でI−CSCFに応答する。I−CSCFは、SIPメッセージ204を割り当てられたS−CSCFに転送する。そのとき、メッセージは以下のように見える。
****************************************
INVITE Tel:+31161255678
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:+31161255678>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
****************************************
次にS−CSCFは、通常の登録端末に対して動作するであろうように動作する。S−CSCFは、被要求Tel URIをワイルドカードURIに合致するTel URIとして認識する。ユーザプロファイルはS−CSCFで利用可能である。原則として、S−CSCFはまずBT−ASを経由してから進む必要なしにP−CSCFに直接転送できる。プロファイルがIMSアプリケーションに対するiFCトリガを含むとき、S−CSCFは、必要に応じてやはりIMSアプリケーション経由で進んでもよい。この例として、Bobの外線番号フォーマットのIP−PBX2の企業番号フォーマットへの変換がある。トリガがないとき、または最後のアプリケーションの応答後、S−CSCFは、メッセージを関連するP−CSCFに転送してもよい。通常INVITEヘッダは、UEのURIを含むであろう。IP−PBX2が端末への配信を担当するので、ここでIP−PBX2がアドレス指定されなければならない。S−CSCFは、IP−PBX2のユーザプロファイル内の特別の情報によって指示されたように、その通常の動作を変更する。それ故、IP−PBX2に対する連絡アドレスを新しい被要求URIとして加える。古いURIを保存するために、S−CSCFはこのURIを含むP−Called−Party−IDを付加する。P−CSCFに転送されるメッセージ213は、今は以下のように見える。
****************************************
INVITE PBX2−contact−address
From:Alice<Tel:8501234>
To:Bob<Tel:+8515678>
P−Asserted−Identity:Tel:+31161241234
P−Called−Party−ID:Tel:+31161255678
****************************************
P−CSCFは、INVITEヘッダによって指示されたように、IP−PBX2にメッセージ214を転送する。IP−PBX2は、企業2の企業ネットワークを通してBobの端末への接続設定を担当する。宛先端末がSIP端末の場合、メッセージの受信時、IP−PBX2は、「To」ヘッダフィールドに含まれるアドレスに基づき、端末へのメッセージ配信の用意ができる。宛先端末がSIP端末でない場合、IP−PBX2端末は、何らかのアプリケーション固有のロジックに従って着信処理をするであろう。
本発明による第2の被呼/着信の事例が、図11に示されている。メッセージ番号は、図4に示される次善の手段のメッセージと全く同じである。INVITEメッセージがオペレータ2のI−BCFに到着する。Tel URIの代わりに、メッセージは、今度はSIP URIを含んでいる。INVITEはやはりAliceからBobであるが、ただBobは、今は企業2のSIPプロキシサーバに収容されている。I−BCFは、メッセージ201をI−CSCFに転送する。メッセージは以下のように見える。
****************************************
INVITE SIP:bob@interprise2.com
From:Alice<alice@enterprise1.com>
To:Bob<bob@interprise2.com>
P−Asserted−Identity:alice@enterprise1.com
****************************************
この場合も同様に、I−CSCFがINVITEメッセージを受信し、HSSに質問する。HSSは、ワイルドカードPUIへの計算を認識し、アプローチに対して正しいS−CSCFを戻す。I−CSCFは、第1の被呼/着信の事例の電話状況に関しては変換を必要としない。I−CSCFは、メッセージ204をS−CSCFへ直接転送する。
次に、S−CSCFは、通常の登録端末に対して動作するであろうように動作する。S−CSCFは、被要求Tel URIをワイルドカードURIに合致するTel URIとして認識する。ユーザプロファイルは、S−CSCFで利用可能である。原則として、S−CSCFは、まずBT−ASを経由してから進む必要なしに、P−CSCFに直接転送できる。プロファイルがIMSアプリケーションに対するIFCトリガを含むとき、S−CSCFは、必要に応じてやはりIMSアプリケーション経由で進んでもよい。トリガがないとき、または最後のアプリケーションの応答後、S−CSCFは、メッセージを関連するP−CSCFに転送してもよい。通常INVITEヘッダは、UEのURI含むであろう。SIPプロキシサーバが端末への配信を担当するので、ここでSIPプロキシサーバがアドレス指定されなければならない。S−CSCFは、SIPプロキシサーバのユーザプロファイル内の特別の情報によって指示されたように、その通常の動作を変更する。それ故、それをP−CSCFに向けるRouteフィールドの背後に、追加のRouteフィールドとしてSIPプロキシサーバの連絡アドレスを加える。S−CSCFは、被要求URIを含むP−Called−Party−IDをやはり加えてもよいが、これは必要ではない。P−CSCFに転送されるメッセージ213は、今は以下のように見える。
****************************************
INVITE SIP:bob@interprise2.com
From:Alice<alice@enterprise1.com>
To:Bob<bob@interprise2.com>
P−Asserted−Identity:alice@enterprise1.com
Route:pcscf2.operator.com
Route:pbx2−contact−address
****************************************
P−CSCFは、メッセージを受信すると、自装置のRouteフィールドを取り去ってから、次に続くRouteヘッダによって指示されるように、企業2のSIPプロキシサーバにメッセージ214を転送する。企業2のSIPプロキシサーバは、企業2の企業ネットワークを通してBobの端末への接続設定を担当する。宛先端末がSIP端末の場合、企業2のSIPプロキシサーバは、メッセージを端末に直接配信できる。宛先端末がSIP端末でない場合、企業2のSIPプロキシサーバは何らかのアプリケーション固有ロジックに従って着信処理をすることになる。
前述の事例では、URIの中のワイルドカードシンボルを認識しそれらを配備する、またはメッセージの標準フォーマットを特定のフォーマットに適合させるようなIMSノードの代替動作の幾つかのやり方を説明している。通常、これはIMSノード機能の中に完全にハードコード化できよう。しかし、本発明の主題は、このような代替動作を必要な時にだけ行うことである。それ故、HSSに含まれるサブスクリプションは、このような代替動作を許可する第1のインジケータを備えてもよい。
この第1のインジケータにより、各ノードがサブスクリプションまたはユーザプロファイルの全部をスキャンする必要がなくなり、まずこのインジケータを調べることができるので、IMSの能力向上に役立つ。以下に述べるように、S−CSCFがIMS内の他のノードに送信するユーザプロファイルの中に指示を含めるための、トークンでもある。
サブスクリプション内の第2の情報要素は、指示セットまたはルールセットとさらに呼ばれ、どの代替動作が期待されているかを定める。この第2の情報要素は、特定のユーザプロファイルまたは特定のサービスプロファイルまたは1つの専用のPUIに対する、すべての場合に適用可能でもよい。この意味することは、1つを超える指示セットが存在してもよく、階層的なやり方さえ可能であるということである。
ノードは、ユーザプロファイルを受信すると、第2のタイプの情報の存在を調べるか、あるいはインジケータが存在するかどうかをまず調べる。ノードは、自装置に向けられた指示だけを読み出す。関連機能指示は登録された各PUIと一緒に格納され、機能指示はそのPUIに関連してだけ実行されるように、ノードに知られている。PUIは、PUIに合致するすべてに対して指示が有効であるように、ワイルドカード化されてもよいし、また下位範囲でもよい。
もっと洞察を与えるために、ワイルドカード・シンボル・ルールおよびメッセージフォーマット化ルールの2つの例について、幾分より詳細に検討する。ワイルドカードの認識は、特定の文字を基にしている。この意味することは、ハードコード化されるとき、これらのシーケンスは、それらが意図されていなかったところでは起こらないであろうということである。第1のインジケータを用いて、このパラメータを設定している特定のサブスクリプションだけに限定される。それに属する指示は、シンボルおよびそれらが表す場所を指定する。例として、「!*!」は4桁を意味し、また「!#!」は1〜20の英数文字を意味する。最初の例では、PABXが最後の4桁を使用するとき、最後の3桁だけを使用するPABXと異なる事例であることは明白かもしれない。指示の別の例は、被要求URIフィールドに最終宛先アドレスを含むことをIP−PBXが必要とする(元の被要求URIを維持する)場合の、S−CSCFに対するようなフォーマット化ルールである。
−P−CSCFからのメッセージの受信を必要とするIP−PBXのSIP−URIを、P−CSCFのRouteヘッダ下のRouteヘッダに置く。
最終宛先の被要求URIがP−Called−Party−IDヘッダフィールドの中にあることをIP−PBXが必要とする場合の、S−CSCFに対するこのようなフォーマット化ルールの例は、以下のとおりである。
−被要求URIの値をP−Called−Party−IDヘッダフィールドにコピーする。
−メッセージを配信するために、被要求URIフィールドをIP−PBXのアドレスで置き換える
フォーマット化ルールに関しては、あるフィールドのコンテンツが、別のフィールドにコピーまたは移動される。コンテンツは生成されない。指示セットに対するあり得るシンタックスについて、以降の例に示す。

Instruction_set::|<instruction_type><instruction>,|
Instruction_type::=wildcard,format_rule,........
Instruction::<wildcard_instruction>,<format_rule_instruction>,<registration_update_allowed>,........
Wildcard_instruction::=<wildcard_pattern><substitute>
Format_rule_instruction::<sending_node><receiving_node><message_type><source_field|source><destination_field>
Registration_update_allowed::=Boolean
例えば、指示セットは以下のように見えるであろう。
Wildcard;!*!,4D
Wildcard;!#!,1−20A
Format_rule;S−CSCF,P−CSCF,INVITE,registered_address,route
および
Wildcard;!*!,4D
Wildcard;!#!,1−20A
Format_rule;S−CSCF,P−CSCF,INVITE,requested−URI,P−Called−Party−ID,
Format_rule;S−CSCF,P−CSCF,INVITE,registered_address,requested−URI

Claims (20)

  1. 所定のやり方でIPマルチメディアサブシステムの機能を実行するノードと、
    IPマルチメディアサブシステムのユーザにサービスを行うIPマルチメディアサブシステムアプリケーションを有するアプリケーションサーバと、
    前記ユーザにどのサービスがいつどのように実行されるべきかを指示する初期フィルタ基準を含む前記ユーザに関するサブスクリプションと
    を備え、
    前記サブスクリプションが、前記ユーザに対してそれらの機能を実行する前記ノードの標準的なやり方を変更させる、前記IPマルチメディアサブシステムの前記ノードに対する機能指示を含むことを特徴とするIPマルチメディアサブシステム。
  2. 前記サブスクリプションは、前記ノードに前記機能指示の実行を許可する制御インジケータをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のIPマルチメディアサブシステム。
  3. 少なくとも1つの前記機能指示はワイルドカード解釈指示であり、当該機能指示は、少なくとも1つのワイルドカード表示シンボルおよびそのシンボルに対する許容置換を定めることを特徴とする、請求項1に記載のIPマルチメディアサブシステム。
  4. 少なくとも1つの前記機能指示はフォーマット化ルール指示であり、当該機能指示は、前記IPマルチメディアサブシステム内のソースノードから宛先ノードへのメッセージのフィールドに関して、当該フィールドの代替コンテンツの位置を定めることを特徴とする、請求項1に記載のIPマルチメディアサブシステム。
  5. 少なくとも1つの前記機能指示は更新指示であり、ノードがローカルに格納しているプロファイルを更新するために、当該機能指示が前記登録メッセージ内の更新ユーザプロファイルを使用するように該ノードに指示することを特徴とする、請求項1に記載のIPマルチメディアサブシステム。
  6. ホーム加入者サーバは、さらに、前記制御インジケータと前記機能指示とを含む前記IPマルチメディアサブシステムのユーザのサブスクリプションを保持し、当該サブスクリプションを前記IPマルチメディアサブシステムのノードに配信することを特徴とする、請求項2に記載のIPマルチメディアサブシステム。
  7. −ユーザが前記IPマルチメディアサブシステムに登録するとき、前記制御インジケータがホーム加入者サーバから受信した該ユーザのサブスクリプション内に存在するかどうかをチェックする工程と、
    −存在する場合、前記サブスクリプションに含まれた前記機能指示を実行する工程と
    を有することを特徴とする、請求項2に記載のIPマルチメディアサブシステムのノードの動作方法。
  8. −位置情報要求で受信したパブリック・ユーザ・アイデンティティに合致するパブリック・ユーザ・アイデンティティを探してサブスクリプションをスキャンする工程と、
    −前記パブリック・ユーザ・アイデンティティに合致するサブスクリプション内に前記制御インジケータがあるかどうかをチェックする工程と、
    −前記制御インジケータがある場合、そのサブスクリプションに含まれた前記機能指示を実行する工程と
    を有することを特徴とする、請求項2に記載のIPマルチメディアサブシステムのホーム加入者サーバの動作方法。
  9. プロキシ呼セッション制御機能と、サービング呼セッション制御機能と、ホーム加入者サーバとをそれぞれ少なくとも1つ備えるIPマルチメディアサブシステムネットワークのサービスへの、当該ネットワークのアクセスポイントに収容されたユーザ端末によるアクセスを促進する方法であって、
    前記アクセスポイントは前記IPマルチメディアサブシステムネットワークのサブスクリプションに関連づけられており、
    −前記アクセスポイントの前記IPマルチメディアサブシステムネットワークへのIPマルチメディアサブシステム登録の際に、暗黙的な登録セット内の前記パブリック・ユーザ・アイデンティティおよび前記機能指示を、前記アクセスポイントに割り当てられたサービング呼セッション制御機能および前記アクセスポイントが接続しているプロキシ呼セッション制御機能に対して配信する工程と、
    −前記アクセスポイントに収容されたユーザ端末向けのINVITEメッセージの処理の際に、前記サービング呼セッション制御機能が、P−Called−Party−Identityヘッダ内に元の被要求URIを保存し、前記元の被要求URIを前記アクセスポイントの前記パブリック・ユーザ・アイデンティティで置換する工程と、
    −前記変更されたINVITEメッセージを前記プロキシ呼セッション制御機能に転送する工程と
    を有することを特徴とする方法。
  10. 前記暗黙的な登録セットは、前記アクセスポイントの明示的なパブリック・ユーザ・アイデンティティを少なくとも1つ含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記暗黙的な登録セットが、登録の際に前記ホーム加入者サーバから前記サービング呼セッション制御機能および前記プロキシ呼セッション制御機能へ、サーバ割り当て回答内の200 OKメッセージのP−Associated−URIヘッダの中で送信されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 前記暗黙的な登録セットが、前記サブスクリプションが変更された後にプッシュプロファイル要求内で、前記ホーム加入者サーバから前記サービング呼セッション制御機能に提供されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  13. 前記暗黙的な登録セットは、少なくとも1つのワイルドカード解釈指示と、パブリック・ユーザ・アイデンティティの範囲を表す少なくとも1つのワイルドカード・パブリック・ユーザ・アイデンティティもしくはパブリック・ユーザ・アイデンティティ・サブドメインとを含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  14. 前記暗黙的な登録セットは、少なくとも1つのフォーマット化ルール指示を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  15. 前記暗黙的な登録セットは、少なくとも1つの更新指示を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  16. 前記アクセスポイントは、IP構内交換機であることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  17. 前記アクセスポイントは、SIPプロキシサーバであることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  18. 前記暗黙的な登録セットは、前記サブスクリプションが未登録であるとき、セッション設定要求の受信の際に提供されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  19. IPマルチメディアサブシステムネットワークのノードであって、
    ユーザプロファイルが機能指示を含むかどうかを検出する指示検出手段と、
    前記ノードに対して有効な前記ユーザプロファイルからの指示を選択し、それらを登録されたPUIとともに格納する指示選択格納手段と、
    登録されたPUIと一緒に格納された機能指示を実行する指示実行手段と
    を備え、請求項7又は9に記載の方法を実行するように構成されることを特徴とするノード。
  20. 請求項19に記載のIPマルチメディアサブシステムネットワークのノードとして動作可能で、適合されたプログラムを有することを特徴とする汎用コンピュータ。
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