JP2010532374A5

JP2010532374A5 -

Info

Publication number: JP2010532374A5
Application number: JP2010515121A
Authority: JP
Filing date: 2008-06-26
Publication date: 2011-08-11

Description

このような含有成分によって与えられる所望の特性を実現するために効果的な任意の含有成分の量は当業者が容易に決定できる。
一態様において、ドライフィルムの水に対する比は、約１:１０〜約１:５０の範囲である。一態様において、ドライフィルムの水に対する比は、約１:４０である。

更に、各々の列挙した範囲は、範囲の全ての組合せおよび下位組合せ、更にそれに含まれる具体的な数を包含する。加えて、本明細書で引用または記載する各特許、特許出願および公報の開示はその全部を参照により本明細書に組入れる。
本発明は以下の態様を有する。
［１］約３０質量パーセント超の水溶性キトサン誘導体；および化粧用に許容可能な可塑剤；を含む、パーソナルケア溶解性フィルム。
［２］水溶性フィルム形成剤を更に含む、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［３］水溶性フィルム形成剤が、プルランである、上記［２］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［４］水溶性フィルム形成剤が、セルロースエーテル系ポリマーである、上記［２］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［５］水溶性フィルム形成剤が、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性ヒドロキシエチルセルロース、疎水変性ヒドロキシエチルセルロース、またはカチオン性疎水変性ヒドロキシエチルセルロースのうちの少なくとも１種である、上記［２］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［６］水溶性フィルム形成剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである、上記［２］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［７］水溶性フィルム形成剤が、ドライフィルムの約０．１質量％〜約６９．９９質量％の量で存在する、上記［２］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［８］水溶性キトサン誘導体が、ピロリドンカルボン酸のキトサン塩である、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［９］水溶性キトサン誘導体が、約３０質量パーセント〜約９９．９９質量パーセントの範囲で存在する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１０］水溶性キトサン誘導体が、約３０質量パーセント〜約６０質量パーセントの範囲で存在する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１１］水溶性キトサン誘導体が、約３０質量パーセント〜約５０質量パーセントの範囲で存在する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１２］水溶性キトサン誘導体が、約３０質量パーセント〜約４０質量パーセントの範囲で存在する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１３］可塑剤が、脂質、ポリオール、酸、ポリエステル、または水溶性オルガノポリシロキサンのうち少なくとも１種を含む、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１４］可塑剤が、ポリオール可塑剤である、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１５］可塑剤が、約０．０１〜約３０質量パーセントの量で存在する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１６］フィルムが、０．５％未満の変性スターチを含有する、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１７］化粧用に許容可能な追加のフィルム形成剤、エモリエント剤、モイスチャライザー、コンディショナー、油、サンスクリーン、界面活性剤、乳化剤、保存料、レオロジー調整剤、着色剤、保存料、ｐＨ調整剤、推進剤、還元剤、香料、発泡剤もしくは消泡剤、なめし剤、脱毛剤、香味剤、収斂剤、防腐剤、防臭剤、制汗剤、防虫剤、漂白剤、ライトナー、フケ防止剤、接着剤、艶出し剤、補強剤、フィラー、バリア物質、もしくは殺生物剤、またはスキンケア活性物質、ネイルケア活性物質もしくはヘアケア活性物質から選択される活性含有成分、のうち少なくとも１種を更に含む、上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
［１８］上記［１］に記載のパーソナルケア溶解性フィルム；および
該フィルムを溶解させるのに十分な量で存在する水性成分；
を含む、ゲル。
［１９］ドライフィルムの水に対する比が、約１:１０〜約１:５０の範囲である、上記［１８］に記載のゲル。
［２０］ドライフィルムの水に対する比が、約１:４０である、上記［１８］に記載のゲル。
［２１］ブルックフィールド粘度が、２５℃で１５ｃｐｓ超である、上記［１８］に記載のゲル。
［２２］ブルックフィールド粘度が、２５℃で５０超である、上記［１８］に記載のゲル。

Claims

３０質量パーセント超の水溶性キトサン誘導体；および化粧用に許容可能な可塑剤；を含む、パーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性フィルム形成剤を更に含む、請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性フィルム形成剤が、プルランである、請求項２に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性フィルム形成剤が、セルロースエーテル系ポリマーである、請求項２に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性フィルム形成剤が、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性ヒドロキシエチルセルロース、疎水変性ヒドロキシエチルセルロース、またはカチオン性疎水変性ヒドロキシエチルセルロースのうちの少なくとも１種である、請求項２に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性フィルム形成剤が、ヒドロキシプロピルメチルセルロースである、請求項２に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性キトサン誘導体が、ピロリドンカルボン酸のキトサン塩である、請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
水溶性キトサン誘導体が、３０質量パーセント〜６０質量パーセントの範囲で存在する、請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
可塑剤が、脂質、ポリオール、酸、ポリエステル、または水溶性オルガノポリシロキサンのうち少なくとも１種を含む、請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
フィルムが、０．５％未満の変性スターチを含有する、請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム。
請求項１に記載のパーソナルケア溶解性フィルム；および
該フィルムを溶解させるのに十分な量で存在する水性成分；
を含む、ゲル。
ドライフィルムの水に対する比が、１:１０〜１:５０の範囲である、請求項１１に記載のゲル。