JP2010531443A - 分光計分析用サンプルセルと使用法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、流体サンプルと接触後、光を透過または反射させる分光計分析用サンプルセルに関するものである。サンプルセルは円筒形であり、少なくとも1つの窓と少なくとも1つの送りコンジットを各末端に有する。そこでは円筒は、少なくとも1つの末端窓を通り抜け、軸方向沿いの光路を伝播する光を導く。円筒の軸長は、前記の末端窓を通し、サンプル分析を行うのに足る長さである。サンプルセルは、気泡が生じない方法で一定量の流体サンプルを収容することができる。本発明は、また、流体サンプルと接触後、光を透過または反射させる分光計分析用サンプルセルに関する。サンプルセルは反射側壁、および光路内に光を散乱させる物質を有する。

Description

本発明は、流体サンプルの分光計分析用サンプルセルの分野に関するものである。当該セルは気泡が生じない方法で、一定量の流体サンプルを収容することができる。
光度測定法のような光学技術で流体サンプルを測定する場合、サンプルは、概して、セルあるいはキュベットと呼ばれる容器に収容される。これらの装置は、2つの面に光学的性質を持つ物質を含んでおり、光はサンプルを通過することができる。小容量(例えば、5マイクロリットル以下)のサンプルを分析する場合、従来のサンプルセルでは制限が生じる。セルを透過する光の量は、光とサンプル容量中に含まれる被験体との相互作用に依存する。路程が短いと、感度の低い測定示数につながりかねない。それ故、ごくわずかなサンプル容量に適応させるため、サンプルセルのサイズを小さくしながら、同時に高い感度を保持することは難題である。さらに小さなサンプルセルは、通常、一杯にすることは困難であり、および/または光学測定と分析を妨げる気泡を閉じこめがちである。小容量に適応するサンプルセルの清浄は、しばしば、困難であり時間がかかる。
米国特許出願公開第2006/0193752号(レヴァイン)では、マイクロ容量フローセル装置が説明されている。同装置は卵形の開口部を持ち、幅広の射出チャネルが狭まり、細い(およそ1mm)チャネルに入り込み、光経路から離れて気泡を閉じこめることができる。その上、フローセルの表面は、気泡の形成を減らせるよう処理することが可能である。この処理作業では、コロナ放電、プラズマ、または炎処理で表面を活性化し、表面に反応性核種を作り出す。反応性核種は、減圧室に存在する可能性のある様々なガス状元素と、選択的に反応すると予測される。
他の特許では、サンプルセルは不要ながら、2つの相反する多様な光ファイバーの末端部間に浮遊している液滴を利用した方法が説明されている(すなわち、米国特許出願公開第2006/0077390号 [クラーリック])。1つのソースファイバーは光を液滴上に伝え、一方では第二検出ファイバーが透過する光を集める。サンプルを含むサンプルセルを持たないという欠点のため、路程は短くなり、液滴で光が散乱する。サンプル液滴の表面張力だけでなくサイズも変化しやすい。このため信号の変動が大きくなる可能性がある。
流体サンプルの分光計分析用サンプルセルを提供することは極めて望ましいといえる。そのセルは気泡が生じない方法で、一定量の流体サンプルを収容できるセルである。
本発明に従い、流体サンプルの分光計分析用サンプルセルが提供される。当該セルは、気泡が生じない方法で、一定量の流体サンプルを収容することができる。
発明の1つの実施例によれば、サンプルセルは円筒形であり、少なくとも1つの窓と少なくとも1つの送りコンジットを各末端に有する。光は、少なくとも1つの末端窓を通り過ぎ、円筒の軸方向沿いに伝播する。円筒の軸長は、末端窓を通し、サンプルの分析を行うのに足る長さである。サンプルセルは、気泡が生じない方法で、一定量の流体サンプルを収容することができる。
この配置により、サンプルの容量を減らすことが可能となる(例えば15マイクロリットル以下、望ましいのは5μL以下)。一方で、軸方向で円筒容量を貫く長い路程を維持することができる。円筒容量の横断面は、これらの実施例の性能に有害な影響を及ぼすことなく、円形の代わりに卵形ともなりうる。セルは、透過または反射モードで作動しうる。サンプルセルはセルを介してのフローとなりうる。
発明の他の実施例によれば、フローセル装置には送りコンジットがある。このコンジットは、送りコンジットでの流体フロー作用の結果として、気泡の閉じ込めを容易にするよう適応している。望ましいのは、送りコンジットとサンプルセルが共に作動するよう適応し、サンプルセル中に気泡が残る可能性を減ずる流体の動的状態を作り出すことである。なぜなら少量の流体サンプルは装置内へ流れ込むからである。また装置を通して流れるからである。セル設計の基礎となる物理的特性のため、微小な泡の形成とその閉じ込めは完全になくなる。こうした微小な泡の形成とその閉じ込めは、従来の設計では大きな限界となっていた。本機構は、サンプルインジェクターの弓状引入口と引出し口の区画により提供される。ループは、円筒セルに流体力学フローの渦を誘導する。それによりデッドボリューム区域に気泡が閉じ込められるのを防ぐ。弓状チャネルの特異的結合構造は、形成される典型的な気泡のサイズにより異なる。
セル装置において、サンプルの光路内では基本的に気泡が決して発生しない他の実施例に従い、発明は、分析用サンプルの調製方法を提供する。また入手した分析データから誤った測定値を除去するため、気泡の存在についてスクリーニングやチェックを行うことなくサンプルを分析する方法を提供する。
1つの実施例によれば、サンプルセル装置は使い捨てである。
本発明の目的のために、以下の用語を下記で定義する。
「フルオロカーボンポリマー」という用語は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テフロン(登録商標)、フッ化エチレンポリマーを含むが、必ずしもこれらに限定されないフッ素原子を含むポリマーを意味する。「フルオロカーボンポリマー」の特徴は、溶媒、酸、塩基に対し、高い耐性を有することである。
「円筒」という用語は、引き延ばされた形状で、互いに平行な2つの末端を有し、伸長した軸に沿ってその長さが決まり、各末端は曲線に沿って移動する直線で生じた湾曲面で合わさり、実質的に末端面に垂直であることを意味する。
「分光光度法」または「分光法」という用語は、エネルギー範囲の全域で、物質と放射間の相互作用の分析を行うことを意味する。この時、振幅とエネルギーは、各分析で定義される。
「流体」という用語は、物質相の下位セットを意味する。流体は液体、ゲル、可撓性のある固体を含む。本発明に従い流体サンプルは、制限などはなく、均一の溶液あるいは異成分からなる混合物を含む。これらは、液体、懸濁液、あるいはゲルであることがある。流体サンプルは、本発明の方法で分析可能である。流体サンプルとして、例えば以下が挙げられる。様々な源泉から流出した液体、法医学を含め異なる目的で用いられる検査室用サンプル、および生物学的サンプル(例えば、水性蛋白様液体、細菌・細胞懸濁液、細胞培養液、細胞培養成分、血液、血液製剤、血液成分、リンパ液、粘液分泌物、唾液、精液、血清、血漿、涙、および水を加えもとに戻した凍結乾燥便)である。
「バーコード」という用語は、視覚的形式で表面に表示され、機械が判読できるよう表現した情報を意味する。バーコードは、多くの方法で、情報を蓄積する。以下を含むが、必ずしもこれらに限定されない。すなわち、プリント平行線の幅と間隔、ドットパターン、同心円、イメージ内部に隠されたテキストコードである。バーコードは、バーコード読み取り機と呼ばれる光学スキャナーによって読み取られる。あるいはソフトウェア(すなわち、Smartscan Xpress)により、画像からスキャンされる。
「無線周波識別」という用語は、自動識別方法を意味する。この方法は、無線周波識別(RFID)タグ、エミッター、またはトランスポンダーと呼ばれる装置で情報を蓄積し、情報を遠隔的に取得することに依存する。RFIDエミッターは、電波で確認するために、製品や動物、または人に取り付けたり、組み込んだりできるものである。- -
「透かし模様」という用語は、材料の中に埋め込まれたイメージ、パターン、および/またはコードを意味する。これは所有権および/または真正であることを一般に確認させるために用いられる。透かし模様は、目に見えることもあれば、見えないこともある。
「マイクロプリンティング」という用語は、極めて小さくプリントされた文字および/またはテキストを意味する。これは、通常、文字および/またはテキストがプリントされた事項は真正であるという事実を確認するための役割を持つ。
「ホログラム」という用語は、肉眼には三次元に見える平らな視像を意味する。高温で、ある物にプレスされたホログラムは、模倣アイテムの製造を防ぐ追加レベルとして利用可能である。
「…を通してのフロー」という用語は、サンプルセルの最初から最後まで、絶え間なく進行しているサンプルのフローまたは流れを意味する。
本文書で言及したすべての参照文献は、参照により組み込まれる。
本発明の1つの実施例に従い、道具の透視図を図解したものである。 異なる角度で図1に示した実施例に従い、道具の透視図を図解したものである。 図1に示した実施例に従い、道具の分解組立に関する透視図を図解したものである。 図1に示した実施例に従い、道具の分解組立に関する透視図を図解したものである。 本発明の他の実施例に従い、道具の透視図を図解したものである。 妊娠に至るあるいは至らない胚のNMR分光分析を図解したものである。 NIRスペクトル(A)の平均変動35.8%、およびNIRスペクトル(B)の平均変動3.5%を図解したものである。
図1に示したように、フローセル装置10は鍵形であり、迫持台末端12および光学分析器へ挿入するハンドル12を有する。
セル20の容量は約0.5〜5μLであり、流体をフィードチューブ22、次いでフィードチューブ24、その後弓状チャネル26を経て円筒セル20の第1末端へ注入することにより満たしていく。弓状チャネル26、28、および円筒20は、窓16、18により封鎖される。流体は、第二弓状チャネル28、およびフィードチューブ30、32を経て、セル20の第2末端から流れ続ける。弓状チャネル26、28は、中に気泡を閉じ込めることを防ぐ、および/またはセル20の内部にフロー動力学を作り出す、という点で効率的であることが証明されている。これらは円筒セル20の側壁に気泡が付着することを防ぐのに役立つ。
図2を参照すると、フィードチューブ22、32の直径はおよそ0.7mmであり、標準的なゲル負荷チップの挿入が可能であることが分かる。逆に言えば、これらのチャネルを利用し、フローシステムに接続し、セル20を通し絶え間なくフローさせることが可能である。
図3、4を参照すると、セル20の分解組立図、弓状チャネル26、28、およびフィードチューブ22、24、30、32が示されていることが分かる。これらのチューブは相互に連結されているため、引入口チャネル22から射出チャネル28まで流体のフローが可能になる。チャネル24(図4)の働きにより、引入口チューブ22からの流体は弓状チャネル26へ流れることができる。
図5に示したように、平板ハンドル34を利用し、セル20を光学分析器に挿入することができる。平板ハンドル34を利用し、追跡の手段および/またはサンプルセルの使用法が正しいことを確認するための手段を収容することができる。
装置10は、透過モードでの光学分析器を用いて使用するためのものである。光は窓16を通してセル20へ入り、窓18から出て行く。窓16の材料は、ガラスあるいはプラスチックとしてもよい。セル20は、プラスチックボディー(例えばアクリルニトリルブタジエンスチレン[ABS]あるいはテフロン(登録商標))、または金属ボディー(例えばアルミニウムまたはステンレス鋼)内に集積されている。好適な材料は散乱特性がほとんどなく、むしろ光を反射し、そのため光とセル材料との相互作用を防ぐABSである。望ましいのは、装置10が、セル20の耐性に特別な注意を払い、1種類の材料で1つの部品として成形されることである。これは窓16から入る信号の再現性を向上させるためである。
窓16、18は、圧力でセル20に取り付けることにより然るべき位置に納まっている。チャネルの周囲を確実にしっかりと密封するため、高さ25μmのV形エッジを作製する。
光とサンプルとの相互作用を強めるには、窓16に散乱物質、例えばテフロン(登録商標)を含めると効率的であることが判明している。一方で、セル20のボディーには反射物質、例えばアルミニウムを利用すると効率的である。このように、光はセルに入ると少し散乱し、光の大部分は、側壁を離れ、少なくとも反射光となった後に出て行く。このため、光とセル20に含まれるサンプル被験体との相互作用は強まる。
セルを透過する光の量は、光とサンプルセル中の流体との相互作用に依存する。路程が短いほど、感度の低い測定につながりかねない。これは光と流体サンプルとの相互作用がほとんど起こらないためである。それでもやはり、セル容量を減らす一方でかなりの路程を維持することにより、サンプル容量を減らすことは可能である。光が通過する直径を小さくすることで、容量は相当減少する。例えば直径1mm、長さ3mmの円筒では、サンプル容量はわずか3マイクロリットルとなる。
装置10は、むしろ、光学特性、例えばUVisからNIRやIRまでの透過を特性づけるべく、少量の流体サンプルを封じ込めるためのものである。測定した分析信号の精度を向上させるには、光の散乱(例えばテフロン(登録商標))を光路に利用する。テフロン(登録商標)は、セルの検出側および/または透過側に配置してもよい。
装置10の設計により、光路に気泡を閉じこめることなく、少量の流体サンプル(15μL以下、望ましいのは5μL以下)を導入することができる。導入チャネル26は、気泡が閉じ込められるデッドスペースが生じることを防ぐように設計されている。少量の流体サンプルを導入すれば、セル20は完全に満たされ、それによりサンプルの正確な測定が可能となる。セル20の路程は異なる場合があるが、これは特定の必要性と入手可能なサンプルの容量に左右される。セル20の路程が短ければ、少量のサンプル容量を分析できよう。装置10は、標準的な成形プロセスで製造できるため、手頃な価格となり使い捨て可能となる。この特徴は、交差汚染を避ける必要がある生物学的サンプル、あるいはセルを洗浄しても対費用効果が高いとは言えない、あるいは危険でさえある生物学的サンプルを分析する場合にとりわけ重要である。
例1
少量サンプルの分光測定法による分析
本発明の装置10は、30μL以下、望ましくは5μL以下の容量の流体を分析するよう指示されている。他のマイクロ容量サンプルセルは、小セル容量で生じた凹凸面が内部反射のため光学的透過を妨げ、これがサンプル容量と逆に相関する溝を利用する。本発明の装置10は、比較的少ないサンプル容量に適応できる。小サンプル容量は分光測定技術で分析可能であり、微小な泡や従来技術の他の限界による干渉を生じることはない。
本発明の装置10は、小容量の流体サンプルの分析が重要である分野での応用範囲が広い。そのような分野には、流体サンプルが、ごくわずかで限られた量しか入手できないことがある分野、例えば法医学、生物学、生化学、分子生物学、分析化学、有機化学、無機化学、医学が含まれるが、必ずしもこれらに限定されない。本発明の装置10が使用される場合がある他の分野は、分析されるサンプルの容量を減らすことが経済的利点となる分野である。これはいくつかの方法で成し遂げられる可能性がある。この方法には、分析される流体サンプルの量を減らす、および/または非常に多くのサンプルをテスト対象とすることが含まれるが、必ずしもこれらに限定されない。これが重要なものとなる可能性がある典型的な分野は、環境試験である。環境試験では容量を制限するのではなく、同じコストでテスト対象とするサンプルの数を増やすことが利点をもたらす場合がある。もう一つの典型的な分野は、化学化合物の高処理能スクリーニングである。ここでは分析される容量を減らすことでコストを削減することができる。この時、分析で使用する所定の化学化合物の量を減らし、同時に行う分析の数を増やす。
本発明の装置10が有利であるさらにもう1つの例は、生殖医療の分野においてである。生殖補助技術学会(SART)の統計によれば、2005年度、米国では12万2,683件のIVFサイクルが実施されている。世界では、その件数の3倍以上が実施されたと推定できる。1サイクル当たりで移植された胚の平均数は、2.4(母親の年齢が<35歳)から3.3(母親の年齢が41〜42歳)であった。同時に妊娠率は43%〜18%であった。体外受精(IVF)処置による最も重大な合併症の1つは、多胎妊娠率が高いことである。多胎妊娠率が高くなると、医学、周産期、新生児の合併症の発生率も高まり、そのため医療費が増加する。1個の胚の移植(SET)が、多胎妊娠の危険度を最小限に抑える上で効果的な方法である。ただ1個しか胚を移植しないため、最適な着床可能性を持った胚を選択することが極めて重要となる。本発明のサンプルセルは、1つの胚培養物の近赤外線(NIR)スペクトルを測定する上で特に有利である。同様に本発明の装置10は、卵巣刺激後、個別に培養状態を維持しており、異なる成熟段階にある卵母細胞の培養液の近赤外線(NIR)スペクトルを測定する上で有利である。
胚が1つの胚培養物として成長すると、培養液はほとんど使用されない(一般的には20μL)。スペクトル分析に利用できる容量がこれほど少なければ、サンプルセルはごくわずかな容量のサンプルに適応できなければならない。一般的にはNIRスペクトルを測定する場合、10μLよりはるかに少ない。
生殖処置を施す際に用いる本発明の装置10の有用性について、本明細書で図解する。図解では、胚培養液のメタボロミックプロファイリングが個々の胚の生殖可能性と相関するかどうかについて示している。生体器官内に見出される小分子代謝産物の完全な配列は、メタボロームを構成すると同時に機能的表現型の反映でもある。メタボロミクスとは、生物学的システムにおいて、機能的表現型を表す小分子バイオマーカーとして、代謝産物のこの動的な項目表を体系的に研究することである。メタボロミクスでは、スペクトル測定を含めた様々な分析的研究方法を利用し、生理学的、病理学的状態と関連した代謝産物を決定し、定量化を試みる。
本発明は、以下の例を参照することにより、より容易に理解できる。これらの例は、その範囲を限定するよりもむしろ発明を図解するために提供されている。
本例では、妊娠につながる胚は、メタボロミックプロフィールでは妊娠につながらない胚から分化する場合があることを示している。また胚培養液を素早く評価することにより、差異を検出できる場合があることも示している。検出の際は、本発明のサンプルセルで小容量の胚培養物について標的分光分析を行う。
材料と方法
サンプル:
結果が既知(持続着床率が0または100%)である患者14名より、使用済み培養液サンプル33個を、胚を移植してから3日後、個別に収集した。その後、本発明の装置10を用い、近赤外線(NIR)分光法で評価した。分析を行う前に、体外受精(IVF)培養液サンプルを室温(25℃)で30分間かけて解凍した。その後サンプルは、13,000 RPMで10分間、遠心分離機にかけ分析時まで氷冷保管した。
データの入手:
無作為化サンプルのNIR測定は、512-ビットフォトダイオード検出器とタングステン光源(B&WTek、デラウェア州ニューアーク)を有するInGaAs分光計を用いて行った。本発明のサンプルセルの路程は3mmであり、スペクトル測定用のサンプル培養液7μLを満たした。装置10は、0.1 Mの水酸化ナトリウム(NaOH)で洗浄した後、さらに蒸留Milli-q水で洗浄し、各測定を行った。NIRスペクトルは、温度21.0℃ ±0.1℃で900〜1700nmまで記録した。対照培養液サンプルは、信号ドリフトの埋め合わせをするために用いた。またサンプルスペクトル対対照培養液スペクトルの比を算出した。結果として生じたスペクトルの平均値を算出し、すべてのサンプルスペクトルから引いた。
データ分析:
妊娠につながる結果の前兆となるサンプル特性は、結果として生じた平均中心NIRスペクトルから定量化した。定量化は、遺伝的アルゴリズム(GA)最適化法により、選ばれた波長領域の変数について最も少ない組合せを決定することにより行った。選ばれた波長域は、逆最小二乗法回帰で算出した係数により加重値を加えた。生殖潜在性を反映している成育可能指数は、各サンプルについて算出した。ランダム相関を避けるため、各サンプルの妊娠成育可能性は、連続生殖潜在性指数において、リーブワンアウト・クロスバリディーション法で統計的に予測した。ノッチボックスプロットを利用し、結果として生じた成育可能指数をプロットした。t検定を応用し、「妊娠」と「非妊娠」グループ分けでの有意差を決定した。成育可能性(着床と分娩として記した)の予測に関する感度と特異性を算出した。
結果:
患者14名より得た合計33個の胚の培養液を、NIR分光法で評価した。移植した33個の胚のうち、16個が着床し、分娩に至った(着床率100%)。一方、17個は着床しなかった(着床率0%)。すべてのサンプルの分析は成功し、データ分析に含めた。
NIRスペクトルは、上記の取り組み方で分析した。信号は、各波数での平均を引くことにより平均中心とした。平均値は各試験群に対して算出した。GA最適化法を利用した。NIRの分光器範囲における4つの区域は何であるかを明らかにし、2つの試験群間で最もよく差異を見分けられる相対的重みを与えた。これらの領域と加重値を考慮に入れる数学モデルを使用し、成育可能指数を算出した。
生殖潜在性が証明された胚について、使用済み培養液をNIR分光分析したところ、成育可能指数は、着床しなかった胚の場合(0.29227 + 0.22355)と比べ、より高い(0.6712 + 0.27615)ことが立証された(P<0.05)(図6)。NIR分光法により、感度75%、特異性83.3%で着床/妊娠潜在性が明らかになった。
例2
気泡が測定の再現性に及ぼす効果
本発明で設計された装置10は、気泡が生じない方法で流体の容量を測定することに焦点を合わせている。本発明の装置10は、微小な泡の形成を完全に防ぎ、サンプルに泡が閉じ込められないようにする特徴を有する。本例は、現行デザインの装置10と直列送りコンジットを持ちデザインが同様であるサンプルセルへ向かう弓状送りコンジットを比較し、示したものである。
材料と方法
サンプル:
分析を行う前に、体外受精(IVF)培養液サンプルを室温(25℃)で30分間かけて解凍した。これらのサンプルは、13,000RPMの速度で10分間遠心分離機にかけ、分析時まで氷冷保管した。
データの入手:
無作為化サンプルのNIR測定は、512-ビットフォトダイオード検出器とタングステン光源(B&WTek、デラウェア州ニューアーク)を有するInGaAs分光計を用いて行った。サンプルセルの路程は3mmであり、スペクトル測定用のサンプル培養液7μLで満たした。セルは、0.1 Mの水酸化ナトリウム(NaOH)で洗浄した後、さらに蒸留Milli-q水で洗浄し、各測定を行った。NIRスペクトルは、温度21.0℃ ±0.1℃で580〜1100nmまで記録した。
データ分析:
各サンプルセルタイプに対し、10個のサンプルを分析した。記録したNIRスペクトルを平均した。また各セットに対して相対的標準偏差を算出した。波長については580〜1100nm間で光強度のパーセンテージ変動をコンピュータで計算した。その後、これらの値は、各サンプルセルに対してプロットした。
結果:
弓状送りコンジットを欠くサンプルセルからの測定は、35.8%の平均パーセンテージ変動を示した(図7A)。一方、弓状送りコンジットを有するサンプルセルでは3.5%の平均パーセント変動を示した(図7B)。
本装置10の設計に弓状送りコンジットを付け加えると、流体動力学に影響を及ぼし、微小な泡が形成されない。その結果、この改良が行われていないサンプルセルを用いた場合と比べ、10倍も変動が少なく、より安定した強度測定値が得られるようになる。
本発明は特定の実施例との関連で説明した。これにより、本発明は、さらに変更が可能なことが分かる。またこの応用法が、本発明のバリエーション、使用、あるいは改造も網羅するよう意図されていることも分かる。本発明は、一般に、発明の原理に従う。また発明がふさわしい技術範囲内での既知の、あるいは習慣上の実施に収まるような本開示内容からの逸脱を含む。さらに前述された本質的特徴に応用される場合もある本開示内容からの逸脱を含む。また後述される添付の特許請求の範囲における本開示内容からの逸脱を含む。

Claims (14)

  1. 流体サンプルと接触後、光を透過または反射させる分光計分析用サンプルセルであって、
    前記のサンプルセルは円筒形であり、少なくとも1つの窓と少なくとも1つの送りコンジットを各末端に有し、
    前記円筒形は、少なくとも1つの末端窓を通り抜け、軸線方向沿いの光路を伝播する光を導き、前記の円筒形の軸線方向の長さは、前記末端窓を通し、前記のサンプル分析を行うことができるのに十分な長さであり、前記サンプルセルは、気泡が生じない方法で一定量の流体サンプルを収容することができる、ことを特徴とするサンプルセル。
  2. 前記円筒形は反射側壁を備え、さらに光路内に光散乱物質を含むことを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  3. 前記光散乱物質はフルオロカーボンポリマーであることを特徴とする請求項2に記載のサンプルセル。
  4. 前記送りコンジットは弓状であり、気泡の閉じ込めを防ぐことを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  5. 前記分光測定分析は、吸収分光光度法および/または発光分光分析から選択された分光計技術で実行されることを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  6. 前記分光測定分析は、光度測定法、蛍光測定法、および/または燐光定量法から選んだ分光計技術で実行されることを特徴とする請求項5に記載のサンプルセル。
  7. 前記分光測定分析は、透過または反射のいずれかから選択されたモードで行うことを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  8. 前記円筒形は環状か卵形であることを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  9. 軸線方向の長さは、30マイクロリットル以下である流体のサンプル容量を収容することができることを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  10. 前記流体の容量が、5マイクロリットル以下であることを特徴とする請求項9に記載のサンプルセル。
  11. 前記流体の容量が、2〜5マイクロリットルであることを特徴とする請求項10に記載のサンプルセル。
  12. 前記サンプルセルは、セルを通してのフローであることを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  13. さらにサンプルセルの使用を追跡する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
  14. さらにサンプルセルを認証する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のサンプルセル。
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