JP2010528810A - レセプタクルへ流体を供給する装置 - Google Patents

レセプタクルへ流体を供給する装置 Download PDF

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Abstract

レセプタクル(6)へ滅菌又は清浄流体を供給し、これにより、レセプタクルからの物質の輸送を促進する装置であって、一体型ユニット(4)を形成するコネクタ(2)及び容器(3)を備える。コネクタ(2)には、レセプタクル(6)との接続のための第一の手段(5)を設ける。滅菌又は清浄流体は、容器(3)からレセプタクル(6)へ移送される。

Description

本発明は、請求項1の前提部による、レセプタクルへ清浄流体、即ち、気体及び/又は液体を供給する装置、及び請求項10の前提部による、レセプタクルへ清浄流体を供給する装置に関する。
本発明は、例えば、医療用レセプタクルから医療用途において使用される溶液又は他の液体を抜き取る目的で、殺菌/清浄空気をボトル又はバイアル等の医療用レセプタクルへ供給する無菌調剤において実現可能である。
注射又は注入用の調剤の分野では、一般に、二つの基本的問題を考慮する必要がある。第一に、薬物の汚染を回避するために、無菌状態に対する一定の要求が生じ、第二に、周囲への薬物の漏出を防止し、又は最少にするように薬物を取り扱う必要がある。薬物を殺菌又は無菌状態で取り扱うことにより、バクテリア又は他の望ましくない物質を患者へ転送するリスクは低減される。周囲への薬物漏出を防止することで、医療及び薬理関係者が有害薬物を被曝することが低減される。
無菌状態を達成するために、空気をHEPAフィルタにより濾過した特別なセーフティボックス、キャビネット、又はアイソレータを使用して、調剤中の汚染を防止している。換気キャビネットも、周囲への非制御の漏出を低減し、有害となる可能性のある薬物への職業上の被曝を防止するために使用されている。
しかしながら、こうした設備は、多くの空間を必要とし、相対的に高いコストに結び付く。更に、提供された保護が不十分である可能性があり、薬物、例えば、細胞毒素への不慮の被曝による労働環境の問題が報告されている。
上述した問題の別の解決策は、調製中に薬物を取り扱うための、いわゆる「閉鎖」又は「非通気」システムを形成することである。こうしたシステムは存在し、特別なセーフティボックス、キャビネット、又はアイソレータを使用することなく調製を達成可能にする。こうした閉鎖システムでは、薬物の汚染と望ましくない薬物の周囲への漏出とを回避するために、薬物は、全ステップを通して、周囲から隔離して取り扱われる。
調剤の解決策に関連する公知の問題は、通常、医療用のボトル又はバイアルがガラス又はプラスチック等の非圧縮性材料により作られているという事実である。バイアルを空にするには、バイアル内の負の圧力を回避するために、空気をバイアルへ流入させる必要があり、これを行わない場合、負の圧力により、バイアルから注射器等の別のレセプタクルへ、液体をそれ以上輸送することが阻害又は妨害される。
滅菌気体を供給するシステムは、WO00/35517に開示されている。滅菌気体を収容する軟質バッグが提供される。バッグは、滅菌気体をバッグから吸引して気体をボトルへ更に輸送するために針により穴を開けることが可能な気体又は液体不浸透膜に覆われた開口部を有する。現行のボトルにはボトルコネクタが配置されており、ボトルコネクタは、気体を受領するための圧力補正手段を有する。針を設けた注射器又は注入器を使用して、滅菌気体は、軟質バッグからボトルへ移送されると共に、ボトルコネクタに配置された圧力補正手段へ移送される。その後、ボトル内の物質は、注入器を用いてボトルから吸引することが可能となり、一方、滅菌気体は、圧力補正手段からボトルへ流入する。
しかしながら、WO00/35517に開示された従来技術のシステムは、欠点を有する。システムは、扱うべき幾つかの構成要素を備えており、更に針を設けた注入器を用いて軟質バッグから滅菌気体を吸引して、その後、ボトル及び圧力補正手段へ移送する必要がある。そのため、医療用物質をボトルから吸引可能となる前に、幾つかの操作を行わなければならない。
WO02/11794では、清浄気体を供給するシステムが説明される。このシステムは、注入用注射器及び注射器の接続ノズルに取り付けられた空気フィルタと協働する。注射器の容器部には、清浄化のためにフィルタを強制的に通過させた空気を充満させる。その後、空気フィルタを取り外し、注射器を結合手段(注入器)に接続し、更に、結合手段(注入器)は、ボトルに配置されたキャッピング手段(ボトルコネクタ)に接続される。キャッピング手段は、容積が可変である均圧室を有する。注射器内の清浄気体は、注射器からボトルへ移送されると共に、キャッピング手段に配置された均圧室へ移送される。その後、ボトル内の物質は、注射器及び結合手段を用いてボトルから吸引することが可能となり、一方、清浄気体は、均圧室からボトルへ流入する。
WO02/11794において説明された従来技術のシステムも欠点を有する。システムは、医療用物質がボトルから吸引可能となる前に、均圧室を充填するために、注射器に接続され且つ取りはずされる空気フィルタを設けたアダプタを必要とする。別の実施形態において、空気フィルタは、注射器に固定的に取り付けられる。しかしながら、このような場合、従来の注射器は使用不可能となる。何れの場合においても、医療物質をボトルから吸引可能にする前に清浄気体を、周囲環境から吸引し、ボトル及び均圧室へ移送しなければならない。
本発明の目的は、上述した従来技術の装置の少なくとも一つの問題を実質的な程度まで低減する、序論において言及した種類の清浄及び/又は滅菌流体を供給する装置を提供することである。特に、本発明は、調剤中に合理的且つ安全な形で滅菌/清浄気体を供給する方法を示すことを目指す。
本発明は、調剤中に、コネクタシステムに含まれる膨張容器を充填するために追加機器を利用するのではなく、コネクタシステム自体により滅菌/清浄気体を供給することが利点を有するという洞察に基づく。しかしながら、容器は、装置の製造中に、或いは使用者により、充填される必要があり、こうした二つの選択肢により、本発明の二つの態様が生じる。
本発明の第一の態様によれば、目的は、請求項1による装置により達成される。
一体型ユニットを形成するコネクタ及び容器を提供することにより、コネクタには、レセプタクルに接続するための第一の手段が設けられ、容器は、レセプタクルからの物質の輸送中に、容器から、コネクタに相互接続させたレセプタクルへ移送されるべき滅菌又は清浄流体が事前に充填されるか、或いは事前に充填されるようになっていることから、滅菌/清浄流体を充填した付加的な軟質バッグは必要なくなる。
例えば、バイアルへ滅菌/清浄流体を移送してバイアルから物質を輸送するために、針を設けた注射器を使用することが無くなるため、取り扱いは簡素化される。事前充填容器は、従来技術の装置において必要となる付加的な軟質バッグ及び圧力補正手段の両方に置き換わる。レセプタクルからの物質の輸送は、コネクタをレセプタクルに配置後、直ちに達成可能となる。
本発明の第二の態様によれば、目的は、請求項10に記載の装置により達成される。
一体型ユニットを形成するコネクタ及び容器を提供することにより、コネクタには、レセプタクルに接続するための第一の手段が設けられ、一体型ユニットには、例えば、レセプタクルにコネクタを接続する前に、容器に流体を充填する際に通過する流体を清浄化するフィルタが設けられていることから、例えば、バイアルへ滅菌/清浄流体を移送してバイアルから物質を輸送するために空気フィルタアダプタを設けた注射器、或いは固定的に取り付けられた空気フィルタを設けた注射器は必要なくなる。代わりに、従来の注射器を使用して、コネクタをレセプタクルに配置後、直ちにレセプタクルから物質を輸送できる。
本発明の二態様を比較すると、第一の態様による装置は、フィルタを全く備えておらず、装置の製造に関するコストが節約されることが確認できる。更に、例えば殺菌により、装置の製造中に得られる清浄度は非常に高く、殆どの場合、非常に重要となる。一方、第二の態様による装置は、体積を軽減可能であり、より小さなパッケージにすること、及び運搬コストを節減することができる。多数の用途において、流体を濾過することで、無菌調剤に適した清浄流体が得られる。
本発明の第一の態様による装置を示す斜視図である。 別の状態にある装置を示す、図1に対応する図である。 バイアルに接続された図1による装置を示す斜視図である。 図3に対応する分解図である。 本発明の第二の態様による装置を示す斜視図である。 図5に示した装置の別の実施形態を示す図である。 別の状態にある装置を示す、図5に対応する図である。 バイアルに接続された図5による装置を示す斜視図である。 図3に対応する分解図である。
以下、次の添付図面を参照して、例として引用した本発明の実施形態を更に詳細に説明する。
図1及び2は、本発明の第一の態様による装置1を示す。装置1は、清浄及び/又は滅菌気体、例えば、空気を、レセプタクルへ供給し、これにより、レセプタクルからの物質の輸送を促進するために使用することができる。こうした物質は、医療分野において使用される薬物、例えば、細胞毒性薬及び抗生物質を構成する様々な溶液及び液体であってもよい。装置は、一体型ユニット4を形成するコネクタ2及び容器3を備える。コネクタ2には、レセプタクルに接続するための第一の手段5、言い換えると、レセプタクルに接続するための第一のコネクタ部5を設ける。
容器3は、レセプタクルからの物質の輸送中に、容器3から、コネクタ2に接続可能なレセプタクルへ移送されるべき清浄及び/又は滅菌気体により事前充填されるか、或いは事前充填されるようになっている。ボトル又はバイアル6等の医療用レセプタクルに接続された装置1を示す図3、及び図4の分解図も参照されたい。「事前充填」という表現は、気体をレセプタクルへ供給するために使用する前に、容器が気体により既に充填されていることを意味する。装置は、使用者へ渡される時に、既に適切に充填されており、好ましくは、装置の製造中又は製造後、例えば、装置を梱包又は包装する直前又はその瞬間に、容器が充填される。
「清浄」気体という表現は、気体がフィルタにより濾過され、気体が無菌と分類されて関係当局及び/又は任意の基準により認められるような程度まで、微粒子及び/又は生存微生物が除去されていることを意味する。清浄度は、一定の気体流量に対してフィルタを通過可能な最大粒子により表現できる。場合によっては、5μmを超えるサイズを有する粒子は、清浄気体において、存在が全く又はほんの僅かしか許容されない。しかしながら、許容粒子サイズは、対象用途の要件により決定される。一部の薬物の取り扱いでは、0.15μmを超えるサイズを有する粒子が、微粒子空気フィルタにより実質的に全て気体から除去される必要がある。一例として、メッシュサイズ0.2μmのフィルタを使用して、そのサイズ以上の粒子及び微生物を実質的に全て除去することができる。
「滅菌」気体という表現は、生存微生物を除去するために、対象製品に対して関係当局に認められた滅菌方法が気体に施されたことを意味する。「滅菌」指定の医療装置に関する欧州における現在の規則は、欧州規格EN556−1において確認し得る。他の国々には他の規則が存在し得る。滅菌は、エチレンオキシド滅菌、照射滅菌、又は(湿式)加熱滅菌その他の認められた方法ですることができる。欧州規格の要件は、生存微生物が滅菌装置上/内に存在する理論的確率を1×10−6以下にするべきであることを意味している。
気体を滅菌する場合、必ずしも常に上述した清浄化処理により気体を清浄化する必要はないが、こうした清浄化及び滅菌は組み合わせ可能である。しかしながら、必要な場合には他の方法を使用して、気体から微粒子等を除去可能であり、或いは、滅菌処理自体が、気体を清浄且つ滅菌と見做される状態にする上で十分となる場合がある。
第一の接続手段5は、バイアルの首部等、レセプタクルに接続するように設計可能である。図1乃至4に示した実施形態において、第一の接続手段5は、バイアル6の首部8を取り囲む輪状部7により構成される。輪状部7は、下方へ突出するフランジ10が形成されるようにスリット9を有する。フランジ10には、バイアル6の首部8の周囲を把持するためのフック11又は返しを設けることができる。コネクタ2には、レセプタクル6からの物質の輸送用に、コネクタに相互接続させるべき注入装置等の移送部材13(図3及び図4参照)との接続のための第二の手段12を適切に設ける。言い換えると、コネクタ2には、第二のコネクタ部12を適切に設ける。
本発明の別の実施形態(図示せず)において、第二の接続手段12は、注射器をコネクタに接続できるように、ルアーロック結合部又はバヨネット結合部を備えることが可能である。注射器とコネクタとの両方には、注射器と対象装置との間に二重膜結合を形成するために膜を設ける。
事前に充填された容器により供給される、好ましくは空気である気体の量は、空にするべきレセプタクルの容積に適したものにするべきである。レセプタクル内に存在する時の気体の体積は、好ましくは、レセプタクルを完全に空にできるようにレセプタクルの容積相当にするべきである。これは、気体の圧力がレセプタクル内と容器内とで実質的に同じであるならば、事前充填容器内の清浄又は滅菌気体の体積が、好ましくは、ほぼレセプタクルの容積に等しいかそれ以上であることを意味する。殆どの医療用のレセプタクルについて、気体の体積は、大気圧において1乃至100cmの間にするべきである。
コネクタ2には、好ましくは、例えばゴム製の閉鎖部(図示せず)を貫通させる中空針14(図示あり)等の穿刺部材が設けられ、閉鎖部は、バイアル等のレセプタクル6の開口部を覆う。注入針又はカニューレに加えて、「針」という表現は、容器3と、コネクタ2を接続するレセプタクル6との間に流路を形成するために、こうした閉鎖部を貫通させるスパイク及び類似の構成要素を含むものである。針14内部の流路又は通路15により、容器3に収容された気体は、容器からレセプタクル6へ移動可能となり、即ち、気体は、容器3からレセプタクル6へ流動可能となる。
コネクタ2及び容器3は、一体型ユニット4を形成する。これは、コネクタ及び容器がワンピースとして作成されること、或いは、一体型ユニット4を形成するためにコネクタ2及び容器3を互いに結合可能であることを意味する。構成要素2、3間において気密な又は少なくとも実質的に気密な接続が得られる限り、従来技術により公知の様々な種類の結合手段が使用可能である。
容器3の容積は、気体が容器3からレセプタクル6へ流動可能となるように可変にすることができる。容器3は、容器の容積を可変とするために、圧縮性材料により適切に作成される。可変容積を有する容器3を得るために、容器は、比較的硬い材料により作成され、コネクタ2に結合される第一の部分17と、比較的柔かい材料により作成され、第一の部分17に取り付けられた第二の部分18とを備えることができる。例えば、容器3は、圧縮及び膨張可能な蛇腹等の柔軟部を有するように設計できる。
本発明の一実施形態によれば、容器又は容器の柔軟部は、容器/容器の柔軟部への流体の流入を可能にするように配置された、軸方向バネ荷重要素等の取り外し可能なバネ荷重要素を備える。取り外し可能なバネ荷重要素は、例えば、柔軟部の二つのフランジ端部間に拘束される。柔軟部が空である時、バネ荷重要素のバネ(群)は、高度に圧縮される。柔軟部に流体が充填されると、バネ荷重要素のバネ(群)は、圧縮が少なくなる。バネは、柔軟部の内部又は外部に配置されるか、或いは、柔軟部と一体的に形成することができる。取り外し可能なバネ荷重要素は、容器/容器の柔軟部が所望の量まで充填された後、容器/容器の柔軟部から分離されるように配置することができる。
一実施形態によれば、容器の柔軟部は、容器の残りの部分から取り外し可能に配置してよく、そのため、柔軟部は、容器の残りの部分への取り付け前及び/又は取り付け後に、流体を充填することができる。これにより、容器3の容積の増減が可能となる。図1に示した装置は圧縮性容器を備えるが、別の実施形態において、容器は、容器の容積が変更可能となるように、円筒と、その内部に配置されたピストンとを有することができる。
本発明の一実施形態によれば、容器は、例えば装置の運搬中、或いは装置が使用されていない任意の期間に、流体が容器へ流入するのを防止するロック手段を備える。
折り畳み可能な容器の代わりに、或いは折り畳み可能な容器と組み合わせて、容器3では、清浄又は滅菌気体により加圧して、容器内に超過圧力を発生させることが可能である。超過圧力により、気体は、容器3から、コネクタ及び容器に接続されたレセプタクル6へ流動可能となる。こうした場合、容器3は、必ずしも折り畳み式にする必要はない。超過圧力は、コネクタに接続されるレセプタクルのサイズに適切に合わせ、後続のステップにおいてレセプタクルを完全に空にできる状態を確保する。充填容器内の圧力は、例えば、1atm乃至2atmの間にすることができる。好ましくは、装置は、装置がレセプタクルに接続された後、及びレセプタクルからの物質の輸送中に、気体が容器から流動するのを可能にするバルブ等の任意の手段を備える。
図5、図5b、及び図6は、本発明の第二の態様による装置1’を示す。装置は、清浄気体をレセプタクルへ供給し、これにより、レセプタクルからの物質の輸送を促進するために使用可能である。こうした物質は、医療分野において使用される薬物、例えば、細胞毒性薬及び抗生物質を構成する様々な溶液及び液体であってもよい。装置は、一体型ユニット4’を形成するコネクタ2’及び容器3’を備える。コネクタ2’には、レセプタクル6’に接続するための第一の手段5’、言い換えると、第一のコネクタ部5’を設ける。医療用のボトル又はバイアル6’に接続された装置を示す図7、及び図8の分解図も参照されたい。
第一の接続手段5’は、バイアルの首部のような、ボトルに接続するように設計可能である。図5乃至図8に示した実施形態において、第一の接続手段5’は、バイアル6’の首部8’を取り囲む輪状部7’により構成される。輪状部7’は、下方へ突出するフランジ10’が形成されるようにスリット9’を有する。フランジ10’には、バイアル6’の首部8’の周囲を把持するためのフック11’又は返しを設けることができる。コネクタ2’には、レセプタクル6’からの物質の輸送用に、コネクタに相互接続させるべき注射器等の移送部材13’との接続のための第二の手段12’を適切に設ける、言い換えると、コネクタ2’には、第二のコネクタ部12’を適切に設ける。
本発明の別の実施形態(図示せず)において、第二の接続手段12’は、注射器を接続できるようにルアーロック結合部又はバヨネット結合部を備えることが可能である。本発明の第一の態様による装置について既に説明したように、注射器とコネクタとの両方には、注射器と対象装置との間に二重膜結合を形成するために膜が適切に設けられる。
コネクタ2’には、好ましくは、例えばゴム製の閉鎖部(図示せず)を貫通する中空針14’(図示あり)等の穿刺部材が設けられ、閉鎖部は、バイアル等のレセプタクル6’の開口部を覆う。注入針又はカニューレに加えて、「針」という表現は、容器3’と、コネクタ2’を接続するレセプタクル6’との間に流路を形成するために、こうした閉鎖部を貫通させるスパイク及び類似の構成要素を含むものである。針14’内部の流路又は通路15’により、容器3’に収容された気体は、容器からレセプタクル6’へ移動可能となり、即ち、気体は、容器3’からレセプタクル6’へ流動可能となる。
コネクタ2’及び容器3’は、一体型ユニット4’を形成する。これは、コネクタ及び容器がワンピースとして作成されること、或いは、一体型ユニットを形成するためにコネクタ2’及び容器3’を互いに結合可能であることを意味する。構成要素2’、3’間において気密な又は少なくとも実質的に気密な接続が得られる限り、従来技術により公知の様々な種類の結合手段16’が使用可能である。
容器3’には、コネクタ2’をレセプタクル6’へ接続する前に、気体を充填する必要がある。容器3’の容積は、好ましくは可変とする。可変容積を有する容器3’を得るために、容器は、比較的硬い材料により作成され、コネクタ2’に結合された第一の部分17’と、比較的柔かい材料により作成され、第一の部分17’に取り付けられた第二の部分18’とを備えることができる。第二の部分18’は、例えば、容器3’の端部に配置されたハンドル20’の操作により膨張可能にすることができる。これにより、容器3’の容積の増減がそれぞれ可能となる。例えば、容器3’は、手動で容器を圧縮及び膨張できる蛇腹等の柔軟部を有するように設計できる。容器3’には、好ましくは、容器3’の容積を調整するためのハンドル20’を設ける。
容器の容積は、好ましくは、図示したように可変だが、容器を充填し、且つ同時に気体を確実にフィルタ21’を通過させる他の方法も存在する。例えば、気体容器は、密封された真空パックの軟質バッグにより構成可能であり、封を切ることで気体をバッグへ流入させることができる。或いは、気体容器は、剛体又は半剛体であり、加圧気体を使用して、容器を充填する。
事前に充填された容器により供給される、好ましくは空気である気体の量は、空にするべきレセプタクルの容積に適したものにするべきである。レセプタクル内に存在する時の気体の体積は、好ましくは、レセプタクルを完全に空にできるようにレセプタクルの容積に相当にするべきである。これは、気体の圧力がレセプタクル内と容器内とで実質的に同じであるならば、事前充填容器内の清浄又は滅菌気体の体積が、好ましくは、ほぼレセプタクルの容積に等しいかそれ以上であることを意味する。殆どの医療用のボトル又はバイアルについて、気体の体積は、大気圧において1乃至100cmの間にするべきである。
したがって、一体型ユニット4’には、コネクタ2’をレセプタクル6’に接続する前になるべく容器3’の容積を増加させることにより、容器3’に気体を充填する間、フィルタ21’を通過する気体を清浄化する微粒子空気フィルタ等のフィルタ21’が設けられる。以降、微粒子空気フィルタ21’と呼ぶフィルタ、は、様々な形で配置可能だが、図5及び図6に示した実施形態によれば、微粒子空気フィルタ21’は、コネクタ2’上に配置される。微粒子空気フィルタ21’を用いて針14’の開口部32’を覆うことにより、容器3’内へ導入された気体が微粒子空気フィルタ21’を通過しなければならない状態が確保される。微粒子空気フィルタ21’は、容器3’に清浄気体が充填された後、一体型ユニット4’から取り外されるように配置される。容器3’の充填に続いて、微粒子空気フィルタ21’が取り外され、その後、コネクタ2’がレセプタクル6’に接続される。
「清浄」気体という表現は、気体がフィルタにより濾過され、気体が無菌と分類されて関係当局及び/又は任意の基準により認められるような程度まで、微粒子及び/又は生存微生物が除去されていることを意味する。清浄度は、一定の気体流量に対してフィルタを通過可能な最大粒子により表現できる。場合によっては、5μmを超えるサイズを有する粒子は、清浄気体において、存在が全く又はほんの僅かしか許容されない。しかしながら、許容粒子サイズは、対象用途の要件により決定される。一部の薬物の取り扱いでは、0.15μmを超えるサイズを有する粒子が、微粒子空気フィルタにより実質的に全て気体から除去される必要がある。一例として、メッシュサイズ0.2μmのフィルタを使用して、そのサイズ以上の粒子及び微生物を実質的に全て除去することができる。
微粒子空気フィルタ21’は、好ましくは、針14’の先端部のための針シールド22’として設計される。フィルタは、針14’の先端部を少なくとも部分的に覆う又は取り囲むように配置可能である。これは、微粒子空気フィルタ21’が気体を清浄化すると同時に、微粒子空気フィルタ21’が装置1’の取り扱い中に保護部として機能することを意味する。更に、こうした針先端部シールド22’は、装置の運搬及び保管中、装置を封入した滅菌パッケージを保護する。
容器3’に気体が充填された後、コネクタ2’及びレセプタクル6’の互いとの相互接続の前に微粒子空気フィルタ21’を取り外すことにより、気体から除去されて微粒子空気フィルタ21’に収集された任意の汚染粒子は、一体型ユニット4’から除去される。したがって、一本の同じ流路を、容器3’への清浄気体の充填と、容器3’からレセプタクル6’への清浄気体の移送との両方に使用することができる。
コネクタ2’及びレセプタクル6’との相互接続の前に微粒子空気フィルタ21’が取り外されない図5bに示した実施形態において、微粒子空気フィルタ21’は、容器3’からレセプタクル6’への気体の輸送中に汚染を回避するように配置される必要がある。一体型ユニット4’には、容器3’に清浄気体を充填するための第一の流路23’と、清浄気体をレセプタクルへ移送するための第二の流路15’とを設けることができる。そうしない場合、即ち、微粒子空気フィルタを残して、両方向の気体の輸送に一本の同じ流路を使用する場合、微粒子空気フィルタに収集された粒子は、微粒子空気フィルタから解離され、気体流によりレセプタクル6’へ意図せず持ち込まれる可能性がある。こうした汚染は、取り外し可能な空気フィルタを設けること、或いは、容器3’内部及び外部それぞれへの気体の輸送用に異なる開口部/流路を設けることにより防止できる。
容器3’を充填した後、一体型ユニット4’の内部と周囲環境とが微粒子空気フィルタ21’を介して更に連通することを防止するために、一体型ユニット4’に蓋26’を配置して、微粒子空気フィルタ21’を覆うことができる。まず、容器3’に清浄気体を充填し、その後、蓋26’を一体型ユニット4’に装着して、微粒子空気フィルタ21’を覆い、微粒子空気フィルタ21’を介した更なる気体輸送を防止する。その後、一体型ユニット4’とレセプタクル6’とを相互接続して、後続の操作を安全に実行できる。
蓋26’は、レセプタクル6’内の何らかの望ましくない物質が周囲へ逃れることを妨げるために、一体型ユニット4’から周囲へ向かう方向での液体、気体、又は何らかの蒸気の移動を防止する機能を有する。
本発明は、上述及び図面に示した実施形態に限定されないことを理解されたく、寧ろ、当業者には、添付特許請求の範囲内で多数の変更及び変形を施し得ることが認識されよう。例えば、本発明は、他の医療用途に応用可能であり、清浄又は滅菌気体をレセプタクルへ供給する付加的な目的が存在し得る。

Claims (25)

  1. レセプタクル(6)へ清浄流体、即ち、気体及び/又は液体を供給し、これにより、前記レセプタクルからの物質の輸送を促進する装置(1)であって、一体型ユニット(4)を形成するコネクタ(2)及び容器(3)を備え、前記コネクタ(2)にはレセプタクル(6)との接続のための第一の手段(5)が設けられ、前記容器(3)は、前記レセプタクル(6)からの物質の輸送中に、前記容器から前記コネクタ(2)に接続可能なレセプタクルへ移送されるべき清浄流体が事前に充填されるか、或いは事前に充填されるようになっていることを特徴とする装置。
  2. 前記流体は、滅菌されていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 前記容器(3)の容積は、可変であることを特徴とする、請求項1又は2記載の装置。
  4. 前記容器(3)は、前記容器の容積を可変にする圧縮性材料により作成されることを特徴とする、請求項3記載の装置。
  5. 前記容器(3)は、折り畳み可能な蛇腹等の柔軟部を有するように設計されることを特徴とする、請求項3又は4記載の装置。
  6. 当該容器又は当該柔軟部は、当該容器/柔軟部への流体の流入を可能とするように配置された、取り外し可能なバネ荷重要素を備えることを特徴とする、請求項5記載の装置。
  7. 前記容器(3)は、前記容器(3)への流体の流入を防止するロック手段を備えることを特徴とする、何れかの先行請求項記載の装置。
  8. 前記容器(3)は、前記容器内において超過圧力を発生させるために清浄又は滅菌流体により加圧され、超過圧力は、前記容器が接続されるべき前記レセプタクルのサイズに適していることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  9. 前記コネクタ(2)には、レセプタクル(6)から物質を輸送する移送部材(13)に接続するための第二の手段(12)を設けることを特徴とする、何れかの先行請求項記載の装置。
  10. レセプタクル(6’)へ清浄流体を供給し、これにより、前記レセプタクルからの物質の輸送を促進する装置(1’)であって、一体型ユニット(4’)を形成するコネクタ(2’)及び容器(3’)を備え、前記コネクタ(2’)にはレセプタクル(6’)との接続のための第一の手段(5’)が設けられ、前記一体型ユニット(4’)には、前記容器の容積を増加させることにより前記容器(3’)に流体を充填する間に通過する流体を清浄化するフィルタ(21’)を設けることを特徴とする装置。
  11. 当該一体型ユニット(4’)には、前記コネクタ(2’)をレセプタクル(6’)に接続する前に、前記容器の容積を増加させることにより前記容器(3’)に流体を充填する間に通過する流体を清浄化するフィルタ(21’)を設けることを特徴とする、請求項10記載の装置。
  12. 前記一体型ユニット(4’)には、前記容器(3’)に清浄流体を充填するための第一の流路(23’)と、レセプタクル(6’)へ前記清浄流体を移送するための第二の流路(15’)とを設けることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. 前記フィルタ(21’)は、前記容器(3’)を充填後で且つ、前記コネクタ(2’)をレセプタクル(6’)に接続する前に、当該一体型ユニット(4’)から取り外されるように配置されることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  14. 前記一体型ユニット(4’)には、前記容器(3’)への清浄流体の充填と、前記容器(3’)からレセプタクル(6’)への前記清浄流体の移送との両方のために、一本の同じ流路(15’)を設けることを特徴とする、請求項13記載の装置。
  15. 前記一体型ユニット(4’)は、レセプタクル(6’)に配置された閉鎖部を貫通させる針(14’)を有することを特徴とする、請求項10乃至14の何れかに記載の装置。
  16. 前記フィルタ(21’)は、当該針(14’)に対する針シールドとして配置されることを特徴とする、請求項15記載の装置。
  17. 前記装置は、前記容器(3’)が充填された後、前記一体型ユニット(4’)の内部と周囲環境とが、前記フィルタ(21’)を介して更に連通することを防止するために、前記フィルタ(21’)を覆う蓋(26’)を備えることを特徴とする、請求項10記載の装置。
  18. 前記容器(3’)の容積は、前記容器(3’)に流体を充填中に前記容器の容積が増加するように変化可能であることを特徴とする、請求項10乃至17の何れかに記載の装置。
  19. 前記容器(3’)は、前記容器の容積を可変とするために圧縮性材料により作成されることを特徴とする、請求項18記載の装置。
  20. 前記容器(3’)は、圧縮及び膨張可能な蛇腹等の柔軟部を有するように設計されることを特徴とする、請求項18又は19記載の装置。
  21. 前記柔軟部は、前記容器に手動で影響を与えることにより圧縮及び膨張可能であることを特徴とする、請求項20記載の装置。
  22. 前記容器(3’)には、前記容器の容積を調整するハンドル(20’)を設けることを特徴とする、請求項21記載の装置。
  23. 前記コネクタ(2’)には、レセプタクル(6’)から物質を輸送する移送部材(13’)に接続するための第二の手段(12’)を設けることを特徴とする、請求項10乃至22記載の装置。
  24. 前記第一の手段(5’)は、レセプタクル(6’)との接続用に設計されることを特徴とする、何れかの先行請求項記載の装置。
  25. 前記第一の手段(5’)は、バイアル(6’)等のレセプタクルの首部(8’)との接続用に設計されることを特徴とする、請求項24記載の装置。
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