JP2010527730A - 貯水槽及び貯水槽の排出開口のサイズを決定するための部材を持つ飲料作成器 - Google Patents

貯水槽及び貯水槽の排出開口のサイズを決定するための部材を持つ飲料作成器 Download PDF

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Abstract

飲料作成器は、貯水槽1と、飲料を排出するための少なくとも1つの排出開口4を持ち且つ貯水槽1の排出開口3からの水を受容するための位置に配置された、一定量の流体を含むために適切な、フィルタに含められても良いし含められていなくても良い一定量の飲料抽出物を収容するように構成された飲料抽出物保持器2と、を有する。更に、該飲料作成器は、飲料抽出物保持器2の増大する重量が、貯水槽1の排出開口3の増大する狭窄を引き起こすように、飲料抽出物保持器2に機構的に接続された、移動可能に配置された水流制限部材6を有する。必要であれば、飲料抽出物保持器2からの溢れを防ぐために、貯水槽1の排出開口3が完全に遮断され得る。

Description

本発明は、水を排出するための少なくとも1つの排出開口を持つ貯水槽と、飲料を排出するための少なくとも1つの排出開口を持ち且つ前記貯水槽の排出開口からの水を受容するための位置に配置された、一定量の流体を収容するために適切な、フィルタに含められても良いし含められていなくても良い一定量の飲料抽出物により満たされることを意図された飲料抽出物保持器と、を有する、飲料を作成するための装置に関する。
貯水槽及び飲料抽出物保持器を有する飲料作成器は、良く知られている。例えば、該飲料作成器は、水と挽いたコーヒー豆の形をとる一定量のコーヒー抽出物とに基づいて熱いコーヒーを入れるように構成され、貯水槽に存在する水を加熱するための加熱手段を有する、コーヒーメーカーであっても良い。更に、該コーヒー抽出物は、使い捨てフィルタに供給されても良く、この場合は飲料抽出物保持器をフィルタ保持器と表すことが適切である。一般に、コーヒーメーカーがコーヒーを入れる目的のために動作させられる場合には、以下に記載されるステップがとられる。
最初に、コーヒーメーカーのユーザが、準備作業を実行する。とりわけ、ユーザは使い捨てフィルタを適切な量のコーヒー抽出物で満たし、該フィルタを飲料抽出物保持器に配置する。またユーザは、該コーヒーメーカーの貯水槽が、十分な量の水で満たされているように気を付ける。
フィルタ保持器については、フィルタ保持器がコーヒーメーカーにおいて着脱可能に配置され、フィルタ保持器を受容して保持するように構成された筐体の一部が枢動可能に配置された、コーヒーメーカーの実施例が存在することに留意されたい。斯かる場合においては、一定量のコーヒーで満たされたフィルタをフィルタ保持器に配置するステップは、筐体が開かれフィルタ保持器が自由にアクセス可能である位置へと、上述した筐体の一部を枢動させることに先行される。本工程においては、ユーザは、フィルタ保持器にフィルタを配置する目的のために筐体の一部からフィルタ保持器を取り外し、次いでフィルタ保持器を該筐体の一部に戻すことを決定し得る。いずれの場合においても、コーヒーメーカーが上述したような枢動可能に配置された筐体の一部を有し、フィルタ保持器とフィルタとのアセンブリが筐体の一部において適所にある場合に、ユーザは、筐体が閉じられる位置に筐体の一部を枢動させることにより、コーヒーメーカーにおける動作位置にフィルタ保持器及びフィルタを配置する。
準備作業が完了した後、ユーザはコーヒーメーカーを起動させ、ここで加熱手段がスイッチオンされて水を加熱する。温水が貯水槽の排出開口から滴り、フィルタにおいて受けられる。貯水槽の全体がフィルタ保持器の上に位置することも可能であるが、このことは必須ではない点に留意されたい。例えば、コーヒーメーカーの代替の実施例においては、貯水槽の大部分がフィルタ保持器と凡そ等しいレベルに配置され、貯水槽が排水管を有し、排出開口を持つ該管の端のみがフィルタ保持器の上に位置する。
温水とフィルタに存在する一定量のコーヒー抽出物との相互作用の結果として、コーヒーが得られる。特に、水が重力の影響下で一定量のコーヒー抽出物を通って移動し、ここで付加的に圧力が加えられることも可能である。コーヒーは、フィルタ保持器の排出開口を通して、フィルタ保持器から出る。
実際には、以上に説明されたようなコーヒーメーカーが利用される場合には、種々の問題が生じ得る。数あるなかでも、これら問題は、貯水槽の排出開口が詰まりがちな狭い口であるという事実に関連する。第1に、湯あか粒子及び/又はその他の汚れ粒子により貯水槽の排出開口が詰まり、そのために適切な量の水が貯水槽からフィルタ保持器へと流れるまでに比較的長い時間が掛かるということが起こり得る。更に、その結果、コーヒーの味が悪影響を受ける。第2に、フィルタ保持器の排出開口が汚れにより詰まり得、又は何らかの態様でフィルタにより遮断され得る。このことが起こると、コーヒーがコーヒーメーカーから出てくるまでに長い時間が掛かるか又は全く出てこないことがユーザにとって不快であるのみならず、フィルタ保持器からの飲料の流出量より大きなフィルダ保持器への水の流入量の結果として、フィルタ保持器から溢れる可能性がかなり高くなる。フィルタ保持器の溢れは、フィルタにコーヒーを多く置き過ぎた場合にも、比較的高い流れ抵抗のために、起こり得る。
本発明の目的は、貯水槽及び飲料抽出物保持器を持つ飲料作成器であって、湯あか粒子による貯水槽の排出開口の詰まりが防止され及び/又は飲料抽出物保持器からの溢れが起きない飲料作成器を提供することにある。本目的は、前記貯水槽に対する位置に基づいて、前記貯水槽の排出開口のサイズを決定するように構成された、移動可能に配置された水流制限部材と、前記水流制限部材を前記飲料抽出物保持器に接続するための機構的な構成と、を有する飲料作成器により達成される。
本発明による飲料作成器は、飲料抽出物保持器に機構的に接続された、移動可能に配置された水流制限部材を有する。飲料抽出物保持器の重量が該飲料抽出物保持器の流体充満度に密接に関連するという洞察に基づき、飲料抽出物保持器からの溢れが、全ての状況の下で回避され得る。即ち、水流制限部材と飲料抽出物保持器との間の機構的な接続は、飲料抽出物保持器の増大する重量が、水流制限部材に貯水槽の排出開口のサイズを減少させるようにされる。有利にも、水流制限部材は、貯水槽の排出開口のサイズを、該開口が完全に遮断されるまで減少させることが可能であり、ここで飲料抽出物保持器の重量と水流制限部材の位置との間の関係は、貯水槽の排出開口の遮断条件が、飲料抽出物保持器の流体充満度が100%になる前に得られるような関係である。
好適には、水流制限部材の少なくとも一部は、貯水槽の排出開口を通して移動可能であり、その場合には、水流制限部材が、貯水槽の排出開口から汚れ粒子を、斯かる粒子がそこに存在する場合に、除去する機能をも持つこととなり得る。
本発明による飲料作成器の実用的な実施例においては、水流制限部材の少なくとも一部は円錐状の形状を持ち、円錐型の部分が貯水槽の排出開口を通して移動可能である。このようにして、水流制限部材の上述した汚れ粒子を除去する機能が、非常に好適に実現され得る。更に、円錐の直径は高さに沿って変化するという事実に基づき、円錐が移動する開口のサイズが、該開口内の該円錐の位置を変化させることにより、容易に調節可能となる。一般に、円錐が先端を前方にして移動させられる場合には、円錐は開口を通して深く移動させられ、開口のサイズが減少する。
本発明の範囲内で、水流制限部材を飲料抽出物保持器へと接続するための機構的構成の種々の実施例が実現可能である。好適な実施例においては、前記構成はレバーを有し、前記レバーは前記レバーの両端間の位置にある回転点のまわりに回転可能であり、前記飲料抽出物保持器と前記水流制限部材とは、前記回転点に対して異なる側において前記レバーに接続される。この信頼性高い方法により、飲料抽出物保持器の重量が増大した場合に、レバーの一方の側に作用する飲料抽出物保持器の牽引力が増大し、それによりレバーが回転点のまわりに回転するように傾けられ、水流制限部材が位置するレバーの他方の側において押す力が得られる。それ故、飲料抽出物保持器の流体充満度が増大すると、水流制限部材が貯水槽の排出開口を通って更に押され、該開口を通って移動する水流制限部材の一部が上述したような円錐形状のような適切な形状を持つことを仮定すると、該開口のサイズの減少に導くこととなる。
好適には、本発明による飲料作成器は更に、前記レバーを固定点に接続することにより前記レバーの動きを制限するための、ばねのような弾力性の部品を更に有する。斯かる弾力性部品の利用に基づき、レバーの自由な動きが防止され、飲料抽出物保持器の重量変化の影響下における水流制限部材の変位が、許容可能な制限内に保たれ得る。飲料抽出物保持器の最大流体充満度は、弾力性部品の特性により影響を受け、弾力性部品の剛性が大きい場合には該最大流体充満度が大きい。
有利にも、前記水流制限部材の形状、及び前記水流制限部材を前記飲料抽出物保持器に接続するための機構的な構成の特性は、前記貯水槽の排出開口を通る水の流量が、前記飲料抽出物保持器の排出開口を通る飲料の流量と略等しくなる平衡状態を実現するように適合される。このようにして、飲料抽出物保持器を通る水のとり得る最大の流量が実現されつつ、飲料抽出物保持器からの溢れが回避される。上述したとり得る最大の流量の重要な利点は、飲料を作成する工程において、抽出時間が可能な限り短くなり得る点である。例えば飲料がコーヒーである場合には、水は一定量の挽いたコーヒー豆を通って流れ、短い抽出時間はコーヒーの望ましいマイルドな味に導く。
本発明の以上に説明された態様及びその他の態様は、本発明による飲料作成器の以下の記載を参照しながら説明され明らかとなるであろう。
本発明による飲料作成器の幾つかの構成要素を示す。
本発明は、図面を参照しながら以下により詳細に説明される。
図1は、本発明による飲料作成器の幾つかの構成要素を示す(全体が示されているわけではない)。以下、該飲料作成器はコーヒーメーカーであることを仮定するが、このことは、本発明が他のタイプの飲料作成器の分野においても同様に適用可能である事実を変えるものではない。
該コーヒーメーカーは、貯水槽1及びフィルタ保持器2を有し、図1により示されるような通常の向きで、フィルタ保持器2は貯水槽1の下に配置される。貯水槽1は、該コーヒーメーカーの動作の間加熱され、排出開口3を通してフィルタ保持器2に供給される、水を収容するために働く。該コーヒーメーカーの動作の間、一定量の挽いたコーヒー豆を収容する使い捨てフィルタ(図示されていない)がフィルタ保持器2に配置され、コーヒーが温水と挽いたコーヒー豆との間の相互作用に基づいて得られることに留意されたい。コーヒーがフィルタ保持器2から出ることを可能とする目的のため、フィルタ保持器2は該フィルタ保持器2の底部5に位置する少なくとも1つの排出開口4を有する。
該コーヒーメーカーは更に、円錐型部分7を持つ水流制限部材6と、水流制限部材6をフィルタ保持器2に接続するための機構的な構成8と、を有する。機構的な構成8はレバー9を有し、フィルタ保持器2はレバー9の一方の端に接続され、水流制限部材6がレバー9の他方の端に接続される。更に、レバー9は回転点10のまわりに回転可能であり、レバー9は該レバーの両端の間の位置において該回転点10に接続される。図示された例においては、回転点10は、貯水槽1に固定して接続された懸架部品11に配置される。回転点10に対する接続点と水流制限部材6を支持する端との間の位置において、レバー9はばね13を通して固定点12に接続され、本例においては、固定点12は貯水槽1に配置される。
以上から、フィルタ保持器2がレバー9に接続される側において、フィルタ保持器2が貯水槽1から懸架される。図1は、他方の側において、フィルタ保持器2が該コーヒーメーカーの支持部14において支持されることを示している。
該コーヒーメーカーの動作の間、以下に説明される処理が実行される。該コーヒーメーカーの動作の開始時に、フィルタ保持器2は一定量の挽いたコーヒー豆で満たされたフィルタを含み、貯水槽1は水と挽いたコーヒー豆との間の相互作用に基づいてコーヒーを入れるために十分な量の水を含むことが仮定される。
貯水槽1内には弁(図示されていない)が存在し、該弁は、閉位置において排出開口3を通る水流を防ぎ、開位置において排出開口3を通る水流を許容するように構成される。水の加熱の処理の間、該弁は閉位置に保持される。更に、該コーヒーメーカーは、貯水槽1内の水温を検出し、該弁の位置を制御するように構成された、センサ/スイッチ手段(図示されていない)を有する。水の温度が適切な値に到達したと考えられる場合、即ち水が十分に熱くなったと考えられる場合には、該弁は開位置とされ、排出開口3が開き、水が開口3を通って流れて、フィルタ保持器2に配置された一定量の挽いたコーヒー豆で満たされたフィルタへと落ちることを可能とされる。この処理の開始時において、水流制限部材6は図1に示される位置にあり、当該位置においては、水流制限部材6は貯水槽1の排出開口3のサイズを何も制限しない。それ故、水は最大の流量でフィルタ保持器2へと供給される。
水はフィルタ保持器2の底部5に位置する排出開口4を通して自由に流れることを可能とされず、挽かれたコーヒー豆とフィルタとを最初に通って流れる必要があるという事実の結果、フィルタ保持器2への水の流入量が、フィルタ保持器2からのコーヒーの流出量よりも大きくなるという状況がもたらされる。フィルタ保持器2における一定量の流体の存在は、フィルタ保持器2の重量の増大に導く。特定の時点で、レバー9に対するフィルタ保持器2により及ぼされる牽引力は、レバー9がばね13の作用に抗して回転するほど大きくなり、レバー9の水流制限部材6を支持している方の側が上方向即ち貯水槽1の排出開口3に向かう方向に動く。この工程において、水流制限部材6の円錐形部分7の先端が貯水槽1の排出開口3に入り、円錐形部分7の先端部分が、新たな平衡状態が到達されるまで排出開口3を通って動く。
該新たな平衡状態において、貯水槽1の排出開口3が水流制限部材6の円錐形部分7の先端部により部分的に満たされるため、貯水槽1からフィルタ保持器2への水の流れは制限される。有利にも、ばね13の特性を含む機構的な構成8の特性、及び水流制限部材6の円錐形部分7の形状は、フィルタ保持器2への水の流入量が、フィルタ保持器2からのコーヒーの流出量と略等しい状況が実現されるように選択される。それ故、フィルタ保持器2からの溢れは起きない一方で、水のとり得る最大の流量が維持される。後者は、抽出時間が可能な限り短くなるという事実の観点から有利であり、コーヒーの味/香りに良い影響を与える。
フィルタ保持器2への水の流入量がフィルタ保持器2からの飲料の流出量と異なる場合にはいつでも、新たな平衡状態が実現されるようにレバー9が回転させられ、開口3における水流制限部材6の円錐形部分7の位置の適切な調節に基づく、貯水槽1の排出開口3からの水の流れの適切な調節に導く。フィルタ保持器2からの溢れは常時防がれる。なぜなら、100%よりもかなり小さなフィルタ保持器2の特定の流体充満度における、フィルタ保持器2の重量が、貯水槽1の排出開口3が水流制限部材6によって完全に遮断されるほど大きいからである。
総括的に言うと、フィルタ保持器2の流体充満度及び重量が増大すると、水流制限部材6の円錐形部分7が、貯水槽1の排出開口3を通って更に移動して、貯水槽1からの水の流れをより大きな程度制限し、フィルタ保持器2の流体充満度及び重量が減少すると、水流制限部材6の円錐形部分7が後退して、貯水槽1からの水の流れをより小さな程度だけ制限する。フィルタ保持器2に対する水流制限部材6の機構的な接続により、水流制限部材6はフィルタ保持器2の重量に応答し、保持器2の流体充満度と貯水槽1の排出開口3のサイズとの間の関係が実現される。ばね13の剛性は、フィルタ保持器2の許容可能な最大の流体充満度、即ち貯水槽1の排出開口3の完全な遮断に関連するフィルタ保持器2の重量の閾値に関連する決定要因である。
フィルタ保持器2からの溢れの防止及び最適な水流量の実現に加え、他の利点が言及される価値がある。即ち、水流制限部材6の円錐形部分7が、貯水槽1の排出開口3が汚れのないものであるように保つ機能を持つという事実である。とりわけ、コーヒーメーカーの利用の間、湯あか粒子が開口3に堆積し得る。しかしながら、水流制限部材6の円錐形部分7の先端部分が開口3に入ると、存在し得る湯あか粒子が落とされ、それにより開口3から除去される。本発明に関連して実行された試験において、貯水槽1の排出開口3を通って移動可能なように構成された水流制限部材6の適用の当該有利な効果に基づき、開口3が少なくとも800回のコーヒーを入れるサイクルの間開いたままであることが分かった。更に、種々の量のコーヒーについて、3分の平均抽出時間で、1.4%のコーヒーの抽出値が達成され得ることが分かっており、非常に優れた結果である。抽出値とは、コーヒーに溶けた固体の割合を指す。
本発明の範囲は以上に議論された例に限定されるものではなく、添付される請求項において定義される本発明の範囲から逸脱することなく、幾つかの変更及び修正が可能であることは、当業者には明らかであろう。本発明は図面及び詳細な説明において詳細に例示され説明されたが、斯かる例示及び説明は単に説明又は例示するものであって、限定するものではないと考えられるべきである。本発明は、開示される実施例に限定されるものではない。
図面、説明及び添付される請求項の精査により、請求される本発明を実施する際に、開示された実施例に対する変形が当業者によって理解され実行され得る。請求項において、「有する(comprising)」なる語は他のステップ又は要素を除外するものではなく、不定冠詞「1つの(a又はan)」は複数を除外するものではない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。
以上において、貯水槽1と、飲料を排出するための少なくとも1つの排出開口4を持ち且つ貯水槽1の排出開口3からの水を受容するための位置に配置された、一定量の流体を含むために適切な、フィルタに含められても良いし含められていなくても良い一定量の飲料抽出物を収容するように構成された飲料抽出物保持器2と、を有する飲料作成器が説明された。更に、該飲料作成器は、貯水槽1の排出開口3のサイズを決定するように構成された、移動可能に配置された水流制限部材6を有する。水流制限部材6は、飲料抽出物保持器2に機構的に接続され、飲料抽出物保持器2の増大する流体充満度の結果である、飲料抽出物保持器2の増大する重量が、貯水槽1の排出開口3の増大する狭窄を引き起こす。最終的に、飲料抽出物保持器2からの飲料の流出量が飲料抽出物保持器2への水の流入量よりも著しく小さい場合、又は飲料抽出物保持器2の排出開口4の遮断の場合に当該流出がない場合、飲料抽出物保持器2からの溢れを防ぐために貯水槽1の排出開口3が完全に遮断されても良い。更に、水流制限部材6の適用は、飲料抽出物保持器2への水の流入量が飲料抽出物保持器2からの飲料の流出量に略等しく、それにより可能な限り短い抽出時間が実現され得る状況を達成する可能性を提供する。飲料がコーヒーである場合には、このことはコーヒーの味/香りに良い影響を与える。
水流制限部材6は、貯水槽1の排出開口3の中へと及び外へと移動可能なように配置されても良く、例えば円錐形部分7を有しても良い。斯かる水流制限部材6が利用される場合、更なる利点は、水流制限部材6が、開口3に湯あか粒子及び/又はその他の汚れ粒子がないように保つ機能を持ち得る点である。

Claims (6)

  1. 水を排出するための少なくとも1つの排出開口を持つ貯水槽と、
    飲料を排出するための少なくとも1つの排出開口を持ち且つ前記貯水槽の排出開口からの水を受容するための位置に配置された、一定量の流体を収容するために適切な、フィルタに含められても良いし含められていなくても良い一定量の飲料抽出物により満たされることを意図された飲料抽出物保持器と、
    前記貯水槽に対する位置に基づいて、前記貯水槽の排出開口のサイズを決定するように構成された、移動可能に配置された水流制限部材と、
    前記水流制限部材を前記飲料抽出物保持器に接続するための機構的な構成と、
    を有する、飲料を作成するための装置。
  2. 前記水流制限部材の少なくとも一部は、前記貯水槽の排出開口を通り移動可能である、請求項1に記載の飲料作成器。
  3. 前記水流制限部材の少なくとも一部は円錐状の形状を持ち、円錐形の部分が前記貯水槽の排出開口を通り移動可能である、請求項1に記載の飲料作成器。
  4. 前記水流制限部材を前記飲料抽出物保持器に接続するための機構的な構成はレバーを有し、前記レバーは前記レバーの両端間の位置にある回転点のまわりに回転可能であり、前記飲料抽出物保持器と前記水流制限部材とは、前記回転点に対して異なる側において前記レバーに接続された、請求項1に記載の飲料作成器。
  5. 前記レバーを固定点に接続することにより前記レバーの動きを制限するための、ばねのような弾力性の部品を更に有する、請求項4に記載の飲料作成器。
  6. 前記水流制限部材の形状、及び前記水流制限部材を前記飲料抽出物保持器に接続するための機構的な構成の特性は、前記貯水槽の排出開口を通る水の流量が、前記飲料抽出物保持器の排出開口を通る飲料の流量と略等しくなる平衡状態を実現するように適合される、請求項1に記載の飲料作成器。
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