JP2010527674A - 電気外科手術システムおよび電気外科手術システム用電極集合体 - Google Patents

電気外科手術システムおよび電気外科手術システム用電極集合体 Download PDF

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Abstract

RF(無線波)電力を発生させるための発生装置および電気外科手術用器具を持つ電気外科手術システムにおいて、器具は器具を識別するための測定可能なゼロ以外の値のパラメータを持つ受動的電気識別部品(14)を含む。発生装置が持つセンシング回路(24)は、第2の電気部品(38)、ステップ変化電圧を与える信号源(36)、および識別部品と第2の電気部品の結合の一過性応答を検出するための信号検出器(46、48)からなり、検出器の出力信号はパラメータ値を指示して、それにより器具が発生装置に接続されると器具を自動的に識別するように構成されている。また開示された電極集合体は、識別部品がメモリを含むデジタルデバイスに関連付けられており、器具は識別部品によって相互接続された接点対を持ち、発生装置からデジタルデバイスへの電力供給および/またはデジタルデバイスのデータ出力部からのデータを伝達する働きをする。
【選択図】図2

Description

この発明は、RF(radio frequency:無線波)電力を発生させるための無線波(RF)発生装置、および典型的には発生装置から分離可能なハンドピースの形状の外科手術用器具を有する電気外科手術システムに関する。またこの発明は、電気外科手術用RF発生装置に接続可能な電気外科手術用器具の一部または全体を構成する電極集合体に関する。
このような電気外科手術システムは米国特許第6,074,386号(Goble et al.)により公知である。このシステムでは、発生装置が第1のユニットの一部を形成し、電極集合体が第2のユニットの一部を形成しており、RF電力が電極集合体に伝達できるように第2のユニットは第1のユニットに接続、分離可能になっている。第2のユニットはキャパシタを含んでおり、そのキャパシタンス(静電容量)は電極集合体の特徴を指示する値になっている。発生装置はインダクタンスを備えるセンシング回路を含み、前記インダクタンスは第1のユニットが第2のユニットに接続されたときに共振回路を形成し、その共振周波数は前記静電容量値によって決まるようになっている。発振器の一部を形成するようにこの共振回路を設けることにより、電極集合体の上記特徴を指示する周波数を持つ交流信号を発生させることができる。この場合、発振器の出力信号がコントローラに送り込まれ、発振器信号に応答して、指示された電極集合体の特徴に一致するように発生装置の出力を調整する。そして異なる特徴を持つ異なる電極集合体に、異なる静電容量値のキャパシタを装着したものを配備し、電極集合体が発生装置に装着されたとき、発生装置が自動的調整によりその電極集合体に正しい出力を供給できるようにされている。
米国特許第6,074,386号
本発明の目的はより融通性の高い(versatile)識別および補助データ情報システムを提供することである。
本発明の第1の局面では、電気外科手術システムは、RF(無線波)電力を発生させる発生装置を含む第1のユニット、および発生装置に関連付けられる電気外科手術用器具の少なくとも一部を包含する第2のユニットを含み、この第2のユニットはRF電力が第2のユニットに伝達できるように第1のユニットに電気的に接続、分離可能とされており;
ここで前記第2のユニットは、第2のユニットを識別するための測定可能なゼロ以外の値のパラメータを持つ受動的電気識別部品を含み;
前記第1のユニットは、第2の電気部品、ステップ変化電圧を与えるように設けられた信号源、および信号検出器を包含するセンシング回路含み、前記第2の電気部品は第2のユニットが第1のユニットに接続されたときにその識別部品との結合回路を形成し、前記信号源および信号検出器は、信号源からステップ変化電圧が供給されることによりパラメータ値によって決まる結合回路の一過性応答が発生し、検出器がその一過性応答の特徴を検出してパラメータ値を指示する検出器出力信号を発生させるように構成されており、さらに第1のユニットは、検出器出力信号を受信するためにセンシング回路に接続されたコントローラを含んでいる。
前記コントローラは検出器出力信号に応答してユニットを識別するように、および/または検出器出力信号に応答して発生装置の出力を調整して第2のユニットに適合させるように構成されている。好ましくは受動的電気識別部品はキャパシタンスであり、第2の電気部品はインダクタンスであり、このインダクタンスは第2のユニットが第1のユニットに接続されたとき前記識別部品とともに共振回路を形成し、信号源および信号検出器は、ステップ変化電圧により共振回路に前記パラメータ値によって決まる周波数の共鳴が起こり、検出器がその共鳴の特徴を検出して検出器出力信号を発生するように構成されている。
検出器によって検出された応答は一過性であるため、第1および第2のユニット間で、他の信号の通過が許容される。例えば、第2のユニットは情報を蓄積したメモリーを持つデジタルデバイスを含んでいてもよく、その情報はまた発生装置を調整するためにも使うことができ、または使用者への情報を提供するために使うことができる。典型的には、デジタルデバイスは電気外科手術用器具の使用限度の情報を蓄積しており、器具が使われるとこの情報は最新状態に更新され、これにより例えば、一旦予め定められた使用限度に達すると、発生装置の運転を禁止することができる。信号の交換がデジタルデバイスと発生装置内のコントローラとの間で起こってもよく、これによりコントローラに含まれたソフトウェア命令を最新状態に更新し、新しく導入された電気外科手術用器具に発生装置を対応させ、または推奨される操作パラメータを器具の現在の範囲に関連して調整することができる。
信号検出器は共鳴周波数を検出し、または共振回路によって形成される共鳴波形が予め定められた基準レベルと交差する第1および第2の時点の間隔を検出するように構成されてもよい。典型的には、検出器は共鳴を2値信号に変換するコンパレータ、およびこのコンパレータに連結されて2値信号のパルスを数えるように構成されたカウンタを含む。検出器はコンパレータに連結されたパルス幅計測装置を含み、これにより二値信号としての少なくとも1つのパルス幅からなる指示信号を発生するようにしてもよい。どちらの場合も、検出器出力信号は第2のユニット内のキャパシタの静電容量値を指示し、発生装置を調整するために用いることができる。
別の実施形態では、第2の電気部品は抵抗であって、第2のユニットが第1のユニットに連結されたとき抵抗−キャパシタンス(RC)結合を形成し、その結合はキャパシタンスの値によって決まるRC時定数を持っている。この場合、信号源および信号検出器は、ステップ変化電圧により抵抗−キャパシタンス結合において単調時変電圧が発生し、検出器が、例えば時変電圧の変化率などを指示する検出器出力信号を発生させるように構成することができる。
好ましい実施形態としては、第1のユニットおよび第2のユニットは、それぞれRF電力を発生装置から器具へ伝送するための相互に結合するRF電力伝導接点の対を持っており、ここで器具が発生装置に接続されたときそれぞれ対の一方の接点は、(i)発生装置に器具を識別させるように一過性応答を形成するために用いられる信号源と、(ii)器具内の電気識別部品との間に、信号経路の一部を形成する。従って、RF電力伝導経路と、上記結合回路もしくは共振回路とは、第1ユニットおよび第2ユニットのそれぞれに共通接点を持っている。
特に有利な構成としては、第1および第2のユニットはそれぞれ第1の接点セットおよび第2の接点セットを持ち、これらは第2のユニットが第1のユニットに接続されたとき相互に結合される。第1の接点セットは一対の接点を含み、これらの接点は識別キャパシタによって相互に接続され、またデジタルデバイスに接続されて、発生装置からデジタルデバイスへ電力を供給し、またはデジタルデバイスから発生装置へデータを伝達し、適切
ならば逆もまた可能とされている。第1のユニット内の信号源は典型的に第1セットの一対の接点間にDC電位を適用するように操作可能であり、これら一対の接点は前記第2のユニット内の一対の接点に結合されてデジタルデバイスに電力を供給するように構成される。さらに信号源および信号検出器はそれぞれ照合パルスを発生させるように操作可能とされ、その間第1のユニットから第2のユニットのデジタルデバイスへの電力供給が遮断される。照合パルスは方形波が好ましいが、他の形状、例えばインパルスまたはスパイクでも良い。照合パルスは少なくとも上記ステップ変化電圧を構成する第1のエッジ部を含んでいて一過性応答を引き起こすものでも良く、その一過性応答の特徴は第2のデバイスへの電源供給が遮断されている間に検出される。デジタルデバイスからのデータは、照合パルスの終了後にのみ、発生装置に伝達されるようにしてもよい。このようなことはデジタルデバイスの設定および接続により、照合パルスの末端を検出して、その検出に対する応答としてデジタルデバイスから発生装置へ(必要ならば逆方向に)データ出力できるように構成することにより達成される。
第2のユニットは2以上の受動的電気識別部品、例えば2以上のキャパシタを持ち、それぞれ第2の接点セットにおけるそれぞれの対間に接続されている。この場合、デジタルデバイスの設定およびこれら接点対群に対する接続は、デジタルデバイスがある1個の対を経由して電力を供給され、別の1個の対を経由してデータを出力するように構成してもよい。あるいはデジタルデバイスは、第2のセット内で共通の接点対を経由して電力供給を受け、およびデータを出力することの両方を行ってもよい。
本発明の別の局面では、電気外科手術システム用電極集合体は、
少なくとも1個の組織処置電極;
前記集合体をシステムの別の部分へ取り外し可能に固定するためのマウント部;
前記システムの別の部分に関連付けられたセンシング回路における第2の電気部品と結合回路を形成するように構成された受動的電気識別部品であって、その識別部品は電極集合体を指示する測定可能なゼロ以外のパラメータを持つ受動的電気識別部品;
メモリーを含むデジタルデバイス;および
前記システムの別の部分に、接点を結合させるための接点セットを含み;
ここで前記接点セットは一対の接点を含み、これらの接点は識別部品によって相互に接続され、またデジタルデバイスにもまた接続されて、
(a)前記システムの前記別の部分からデジタルデバイスの電源供給端子まで電源を供給すること、および
(b)デジタルデバイスのデータ出力から前記別の部分までデータを伝達すること、
の少なくとも1つを行う。電極集合体は典型的に単極、二極または三極の集合体であり、図面および下記の記述では2個の電極を持つ二極集合体を用いた本発明の使用法が示され、その電極の一方は識別部品によって相互に接続された一対の接点の一方と連結され、これによりその接点はRF電力伝送回路として、および識別部品を含む識別回路としての二重の用途を果たす。
本発明の改良型として、RF電力伝送および識別回路の達成は共通の接点対を経由して実行されるシステムを含んでもよい。デジタルデバイスは組込クロックを用いる自己クロック式でもよく、例えばマンチェスタ非ゼロ復帰符号化方式(Manchester non-return to zero encoding)が用いられる。
好ましい実施形態として、第2のユニットは、ハンドピース形状の電気外科手術用器具と、上記第2の接点セットを包含するコネクタとを含み、これらのコネクタおよびハンドピースは多軸ケーブルによって相互に接続され、識別キャパシタまたはキャパシタ群はコネクタ本体に配置されている。デジタルデバイスが含まれる場合には、これはコネクタ本体の中に同様に収容されてもよい。第1のユニットおよび第2のユニット間の接続インタ
ーフェースは、電気外科手術用ユニットと電気外科手術用発生装置との間にあり、発生装置は1個以上のコンパレータを含み、ステップ変化電圧の適用によりそれぞれの結合回路または共振回路に生じる一過性応答を処理する。
しかしながら、接続インターフェースは電極集合体との間にあってもよく、この電極集合体はハンドピース本体から取り外し可能とされ、キャパシタまたはキャパシタ群、および/またはデジタルデバイスは電極集合体内に収容されている。
本発明による電気外科手術システムを示す概略図である。 電気外科手術用器具および識別回路構成を示す回路図であり、受動的電気識別部品を含む電気外科手術用器具の接続に応答して、電気外科手術用発生装置が調整されるように構成されている。 図2の回路構成における3波形1セットの波形図である。 電気外科手術用器具の一部を形成するコネクタの回路図であり、それ自身図1の電気外科手術システムの一部を形成する例である。 図1および4におけるコネクタの詳細な回路図であり、図1のシステムの電気外科手術用発生装置の一部とともに示されている。 図5に示された回路構成の作用を示す波形図であり、識別部品は予め選択した第1のパラメータ値を持つ例である。 図5の回路構成の作用を示す波形図であり、識別部品は予め選択したより小さい第2のパラメータ値を持つ例である。 本発明による他の電気外科手術システムの部分の回路図である。 本発明による更に他の電気外科手術システムの部分の回路図である。 本発明による第4の電気外科手術システムの部分の簡略化した回路図である。 図10の簡略化した回路の作用を示す1セットの波形図である。 本発明による更に他の電気外科手術システムを示す詳細な回路図であり、図10に示された回路構成の原理に基づいている。
以下、本発明は上記の図面を参照し、実施例について説明する。
図1において、本発明による電気外科手術システムは、電気外科手術用発生装置の形で無線波電力を発生させるように構成された第1のユニットと、電気外科手術用器具の形でペンシルグリップハンドピース12を持つように構成された第2のユニットとを含んでいる。ハンドピース12は電極集合体、ハンドピース本体12B、およびコネクタ12Cを包含しており、このコネクタ12Cはケーブル12Dによってハンドピース本体および電極集合体に連結されている。コネクタ12Cの内部には、2個の受動的電気識別部品14A、14Bが収容されており、この例ではこれらはキャパシタである。コネクタ12Cは多接点プラグであり、発生装置10上の多接点ソケット16と結合することにより、器具12が発生装置に着脱可能に接続できるようになっている。
本発明のこの実施形態では、電極集合体12Aは二極集合体であり、2個の組織処置用電極18を持っている。しかしながら、集合体は単一または多数の電極要素を含んでいてもよく、言い換えれば、単極、三極または多数極の電極集合体群でもよい。図示された実施形態では、電極18は個別の導電体により、ハンドピース本体12Bおよびケーブル12Dを通して、プラグ12C内の個別の接点対(図1には図示なし)に接続されている。
キャパシタ14もまたプラグ12C内の個別の接点対(図1には図示なし)に接続されている。
発生装置はRF(無線波)発振器19を含むが、そのRF出力ライン20の対はRFエネルギーを、ソケット16を経由して器具のプラグ12C内のRF電力接点に送り、二極電極18にエネルギーを与えるようになっている。RF発振器19はユーザインタフェース(図示なし)に接続されたコントローラ22によって制御される。このコントローラには電極識別回路が連結され、この電極識別回路はソケット16への接続部26を持ち、キャパシタ14A、14Bに接続できるようにされている。器具12が発生装置10に連結されたとき、電極識別回路24はキャパシタの値を測定するために用いることができ、このとき検出器出力信号はライン28によってコントローラ22へ伝達され、キャパシタ14A、14Bの値に応答してRF発振器19を制御するようにされている。注目すべきことは、異なる器具12に異なる値のキャパシタ14を設けることにより、キャパシタの値が器具12の識別のために用いることができ、それによって器具が接続されたとき、発生装置のRF出力をそれぞれ個々の器具に適合するように調整できる。この範囲で、システムは大まかには上記米国特許第6,074,386号に記載されているように操作される。米国特許第6,074,386号はその記述の全体が参考文献として本願に援用される。
本発明のシステムによるキャパシタの値の測定は、図2の簡略化された回路図および付随する図3の波形図を参照して以下に記述される。
図2において、電気外科手術用器具12(電極集合体の形で2つの電極18を持つ)は接点セット30を持ち、このうち2個の接点はRF電力接点(30A、30B)の対を構成し、これらは器具の電極18に連結されている。識別キャパシタ14は一方のRF電力接点30Bおよび接点セットの第3の接点30Cの間に接続され、電極18およびキャパシタ14は1つの共通接点30Bを共有するようになっている。発生装置側では、電極識別回路は信号源36を含み、そのタイミング入力部36Aはコントローラに接続されている。信号源36は照合パルスを一対の信号源出力ライン36B間に発生させるように構成される。信号源36とキャパシタ14間には、電気部品としてのインダクタンス38が直列に接続されている。インダクタ38の下流(downstream)には減衰抵抗40が分路接続されている。
発生装置は接点セット42を持ち、それらの接点は図示の通り、器具12の接点30と結合するようにされている。RF発振器19(図2には図示なし)からの出力ライン44は接点42A、42Bと連結しており、それらは器具12が発生装置に接続されたとき、器具12の接点30A、30Bと結合して、電気外科手術用RFエネルギーが電極18に伝達されるように構成されている。発生装置上の第3の接点42Cはインダクタ38を経由して信号源36の出力ライン36Bの一方に接続される。接点42Bは器具の接点30Bと結合して、キャパシタ14および一方の電極18に対する共通接点として機能しており、このため接点42BはRF発振器の出力ラインだけでなく、信号源36の他方の出力ライン36Bにも接続されている。
器具12が発生装置に接続されたとき、器具内のキャパシタ14および識別回路24内の直列インダクタンス38は共に直列共振結合回路を形成し、その共振周波数はキャパシタ14およびインダクタ38の値によって決定されることは注目される。キャパシタ14は、それが含まれる器具12に対応して一意的に決まる異なる値を持っているので、共振周波数によって器具12が識別される。
インダクタ38とキャパシタ14間の接続部にコンパレータ46の一方の入力部が連結
され、コンパレータ46の他方の入力部は基準電位電源VREFに接続されている。この基準電位は、キャパシタ14とインダクタ38によって形成される共振回路の他方のアーム(ここでは信号源のインダクタ38に接続されていない方の出力ライン36B)に関連付けて予め定められた電位である。コンパレータ46は信号処理回路48に接続される出力部を持ち、信号処理回路は同様にコントローラ22(図1を参照)に出力部48Aを通して入力するようになっている。
注目すべきことは、信号源36で発生する照合パルスの前方エッジ部により表される電圧のステップ変化が、キャパシタ14およびインダクタ38の共振結合に適用されたとき、共鳴信号がキャパシタ14とインダクタ38間の接合点で発生し、その共鳴が上記の共鳴周波数で生じる。並列抵抗40が存在するため、共鳴信号の減衰は予測可能である。実際には、抵抗40の値は、信号の共鳴の減衰率に対する効果を最小にし、しかしノイズの存在に対する効果を最大にするように選択されるが、その主な目的はEMC保護のため、および共振ネットワークの共鳴を予測可能な値に保持するためである。基準電位電源VREFの値は、照合パルスの期間中、共鳴信号が基準電位を数回横切るように選択され、これにより対応する二値信号がコンパレータ46の出力部46Aに現れ、この二値信号は方形波であり、キャパシタ/インダクタ結合の共振周波数と等しい反復率を持つという効果がある。この実施例では、信号処理回路48は連続する方形波のエッジ部間の間隔を測定し、それによって方形波信号のパルス幅および、これにより共鳴信号の期間を検出している。別の方法としては、信号処理回路48は計数器を、コンパレータ46からの出力信号の状態変化数を数えるように構成し、共鳴周波数または期間を決定する手段として用いてもよい。
照合パルスは図3の波形図(1)に示されている。共鳴信号は波形図(2)に示され、コンパレータ46によって出力される方形波信号は波形図(3)に示されている。
注目すべきことは、キャパシタ14およびインダクタ38の共振結合の一過性応答を検出する方法は、共振結合を用いて米国特許第6,074,386号のように識別回路発振器の振動の周波数を決定する方法よりも、識別キャパシタ14を発生装置10の識別回路に連結する接点を、一過性応答の期間以外の時間に、別の目的に用いることを可能にすることである。言い換えれば、共振結合内でほんの短期間だけ振動を検知するので、以下に記載されるようなやり方で接続の共用が可能になる。
図2に関して上記に記載されているシステムでは、識別部品(キャパシタ14A、14B)はコネクタ12Cに収容されており、このコネクタ12Cは器具12の一部を形成し、発生装置10に取り外し可能に接続されている。この実施形態では、発生装置10が第1のユニットを構成し、器具12の全体が第2のユニットを構成しており、接続インターフェースはプラグ12Cとソケット16の間に形成される。別の実施形態では、第1のユニットは器具本体であり、第2のユニットは消毒可能な器具部品(図示なし)であってもよい。従って、器具12は取り外し可能な電極集合体12Aを持っていて、キャパシタはこの取り外し可能部の中に収容されていてもよく、この場合、識別目的の接続インターフェースは、プラグ12Cとソケット16間ではなく、器具12の相互に分離可能な部分間に形成される。
図4において、本発明の好ましい実施形態として、コネクタ12Cは2個の識別部品14A、14B(例えば異なる値の2個のキャパシタが挙げられる)を収容する。2個のキャパシタンス値が等しい場合は、プラグの短絡などによるエラーまたは故障状態の表示装置として用いられる。コネクタ12Cはまたデジタルデバイス50を収容しており、デジタルデバイス50はコネクタ12C内のキャパシタ14A、14Bと同じ接点を通して動作する。この場合、コネクタ12Cは4個の接点を含む接点セット30を持ち、そのうち
の2個の接点30A、30BはRF電力のために用いられてライン52A、52Bと連結しており、ライン52A、52Bはコネクタを通してケーブル12Dおよび電極18(図1を参照)に至る。この場合、キャパシタ14A、14Bの両方とも、一方の端子がRF電力の一方の接点30Bに接続され、他方の端子はそれぞれ識別接点30C、30Dに接続されている。しかしながら、これらの識別用接点30C、30Dはまたデジタルデバイス50に関連する機能のためにも用いられる。図4からわかるように、デジタルデバイス50は、中間回路56を経由して識別用接点30Cに連結する電源ライン54、および第2の中間回路60を経由して識別用接点30Dに連結するデータ出力部58を持つ。デジタルデバイス50のローカル0V信号および電力復路用端子62はライン52Bに連結され、それによって接点30Bを器具の電極だけでなく、第1キャパシタ14Aとも共用する。
コネクタ12Cの回路構成は、発生装置の部分を形成する識別回路構成とともに、図5に詳細に示されている。
図5では、図4に示されているように、識別部品であるキャパシタ14A、14Bは、共通ライン52Bをコネクタ12C内に持ち、これをRF電力伝送回路と共用している。このラインは発生装置のこの部分に対して0Vの基準値となっている。実際には、アイソレーションバリアが国際標準に準拠するように実装され、これは発生装置の部品がローカル0Vの基準点をもつという効果がある。この実施形態では、デジタルデバイス50はCMOSマイクロコントローラPIC12F683であり、これはマイクロチップテクノロジー社(Microchip Technology, Inc)から入手可能である。これに代わるデジタルデバイスとしては、EEROM、CPLD(complex programmable logic device:複合プログラマブル論理素子)またはゲートアレーなどがある。PIC12F683は、読込および書込可能な256バイトのEEROMを持つとともに、プログラムフラッシュメモリを持っており、このプログラムフラッシュメモリは発生装置に転送される値を含むことができる。それはまた3個のピンを持ち、追加のデバイス(I2C EEROMS、PICまたは1−wire iButtonデバイス)をデイジーチェーン方式で接続するために用いることができる。電源ピン50−1、50−8(VDD、VSS)は別として、デジタルデバイスのピンはそれぞれ異なる機能を実行するようにプログラミングすることが可能である。例えばピン50−2(GP5/T1CKI/OSC2)は、外部クロック信号を受信したり、または内部クロックを有効にするパルスを受信するように構成することができる。後者の機能が本実施例では同ピンに割り当てられている。ピン50−3(GP4/T1G/OSC2)は発生装置からデータを受信する入力部として構成され、ピン50−4(GP3/MCLR)は発生装置へデータを送るデータ出力部として構成されている。デジタルデバイス50のその他のピンは以下のように設定される。50−5(GPS2/T0CKI/INT/COUT)、50−6 (GP1/CIN−)、50−7 (GP0/CIN+)。本発明の好ましい構成では、デジタルデバイス50は器具の識別用と共用の接点を通して電力供給されるが、その接点はこの実施例では、第1の識別キャパシタ14Aによって相互に接続されているピンである。データは、第2の識別キャパシタ14Bを発生装置内の識別回路構成に接続する接点(30D)を経由して出力される。中間部品がデジタルデバイスと両キャパシタとの間に含まれている。特に、デジタルデバイス50はIDライン64から、電圧調整および整流ステージを経由して電力が供給されるが、その電圧調整および整流ステージは直列抵抗65、分路ツェナーダイオード66および直列整流ダイオード68を含んでいる。電源ライン54は分路キャパシタ70によって平滑化される。データ出力部50−4からのデータは、スイッチ72として用いられている半導体デバイスに入力される。この半導体デバイスはこの例ではFETデバイスであるが、NPN型トランジスタでもよい。半導体スイッチは第2のIDキャパシタ14Bの両端に連結されていて、データ出力部50−4がロジックハイ(logic high)であるときに、第2のIDライン74を接地に効果的に短絡させるようになっている。スイッチ72がオフのと
き、ダイオード76はキャパシタ14Bをデジタルデバイスから切り離し、共振ネットワークで発生する負電圧がスイッチ72の両端にかかるのを停止するとともに、FETスイッチ72が直列共振ネットワークを減衰させるのを停止する。第2のIDラインは付加的に直列抵抗を経由してデジタルデバイス50のピン50−3に接続されている。バッファ80は限定された能力のもとに電流を供給し、それによりスイッチ72がそれらを短絡させる動作に、損傷なしに耐えることができる。
発生装置内の識別回路構成24は2個の一過性信号センシング回路を持ち、それぞれは概略的には図2について上述されたように構成されている。付加的な構成として、コンパレータ46A、46Bの基準電位を接地電位に設定し、さらに両センシング回路に対して共通信号源36を使用している。この信号源はインダクタ38A、38Bに個別のバッファ80を介して連結される。通常はIDライン64、74に接地電位よりも高い電力を供給することにより、デジタルデバイス50には上述の調整回路構成64〜70を経由して電力を供給し、またデータ出力スイッチ72の両端間に電圧を維持する。
信号源36で発生する照合パルスは負パルスである。照合パルスの前方エッジ部を構成する電圧のステップ変化は、2個の共振回路すなわち、キャパシタ14Aとインダクタ38A、ならびにキャパシタ14Bとインダクタ38Bから形成される2個の共振回路にそれぞれ共鳴を引き起こす。上述したように、コンパレータ46−1および46−2は、共鳴信号をそれぞれのケースにおいて個別の2値信号に変換して、ライン46A−1および46A−2に出力し、さらなる処理を行う。この処理は、本実施例では、それぞれのケースでの共鳴波形におけるゼロ点交差部間のそれぞれの時間間隔を計測して共鳴信号の期間を決定し、これによりキャパシタ14A、14Bの値を決定することを含む。好ましくはこの測定機能は、発生装置内の信号源36を含む要素群(示されていない)によって実行される。これら測定用要素群は独立したロジックデバイス、例えば74シリーズのロジックデバイスであってもよく、またはファームウェア、例えばCPLDの中のファームウェア、あるいはマイクロプロセッサ内のソフトウェアであってもよい。2個の共振回路の共鳴は、照合パルスの期間中、すなわちバッファ80の出力が低い期間中に発生する。照合パルスの末端部では、後方エッジ部がデジタルデバイスによりクロックイネーブル入力部50−2で検出され、そしてデジタルデバイス50への電力供給(ピン50−1および50−8を通じて供給される)が再開される。供給ライン54上の供給電圧は、照合パルスによって引き起こされた遮断中、平滑化キャパシタ70により維持される。
この実施形態において、識別キャパシタ14A、14Bの値は異なり、それぞれこれらのキャパシタが構成要素となる電気外科手術用器具によって決まる200pFないし220nFの範囲内で選択された値である。インダクタ38A、38Bはそれぞれ30mHである。これにより2kHzないし63kHzの範囲の電位共振周波数が得られる。照合パルスの長さは1ms、すなわち最も低い周波数の共鳴信号における期間の2倍(上記範囲における最も高いキャパシタ値に相当する)である。この回路の変形例では、照合パルス幅は最も低い周波数の共振信号における期間の2分の1であってもよい。
センシング回路の操作は図6および図7に図示されている。図6において、照合パルスは負方向の方形波90として観察される。パルスの開始点において、負方向の電圧ステップ変化がインダクタ38A、38Bに適用されると、インダクタ38A、38Bとキャパシタ14A、14Bの接合点におけるIDラインの電圧は、トレース92によって示されているように初期値5Vから低下し、それ以降は上述のように共振する。図6に示される第3のトレースはそれぞれコンパレータ46−1、46−2の出力の電圧を表し、それは共振信号92が各ゼロ交差点で状態を変化させた方形波94となっている。図6に図示された波形が作成されるのは、関連識別キャパシタが200nFの値を持つときである。理解できるように、ここでは4個のゼロ交差点が照合パルス期間中に生じており、連続する
ゼロ交差点間の間隔の1つ以上が個々のコンパレータ下流の処理回路構成によって測定される。照合パルス90の末端部では、バッファ出力部80は0Vから+5Vに正方向のステップ変化を行い、その結果識別ラインは再度約+5Vに設定されるが、図示されているように若干の共鳴が生じる。
キャパシタ14A、14Bが低い値である場合には、識別パルスの期間中の共鳴サイクルは多くなるが、分路抵抗40による減衰が生じる。200pFのキャパシタ値により発生する高周波振動の例が図7に示されている。減衰する共鳴信号、およびこれに対応するコンパレータ出力は再び、それぞれ符号92および94で示されている。
再び図5において、照合パルスの末端部における立ち上がりエッジ部をデジタルデバイス50の入力部50−2で検出すると、FETデータ出力スイッチ72をONにする効果があり、これにより立ち上がりエッジ部検出の信号が発生装置の回路(第2のコンパレータ46−2の出力ライン46A−2に連結されている)に送られる。実際には、信号源36が負方向の照合パルスを出力し、共鳴信号パルス幅を計数して、第1の識別キャパシタ14Aの値を決める。もし第2のコンパレータ46−2の出力ライン46A−2で応答が検出されない場合は、発生装置のマイクロプロセッサは、それに接続される器具がデジタルデバイス50を持たず、単に識別キャパシタ14A、14Bのみを持つと判定し、これにより第2のIDキャパシタを識別するための第2の負方向パルスを出力する。もし逆に応答があった場合は、マイクロプロセッサはさらに照合パルスまたはパルス群を出力して、第2共振回路14B、38Bにより発生する共鳴信号を計測するか、あるいはコンパレータ出力ライン46A−2をモニターして、デジタルデバイス50からデータ出力部50−4を通して供給される信号を検出することができる。第2のIDライン74は2方向性であることが好ましい。発生装置内のマイクロプロセッサは信号源36を、デジタルデバイス50の例えば情報アドレスに情報を送るように使用することができる。これは第1IDライン(クロックラインのように用いられる)上のパルスと同期してもよく、または本実施形態のように、あるいは非同期であってもよい(換言すればクロック符号化、例えばマンチェスタ符号化による)。第1のIDライン64は、キャパシタ14Aを用いる識別のために第1パルスが用いられた後、第2のIDライン74のデータ方向管理(data direction control)に用いることができる。後者の場合は、読取非書込用ラインとすることができる。デジタルデバイスがコネクタ12C内に装備されている場合、データはマイクロプロセッサにより第2のIDラインに乗せることができる。第1のIDラインが書込ストローブ(write strobe)として用いられると、デジタルデバイスはデータを第2識別ラインから受け取って、それを内部EEROMに転送し、またはカスケードピン50−5から50−7に送って外部メモリデバイスに蓄積する。変形例としては、情報伝達(communication)が確立し、自己クロッキングプロトコルが用いられると、データパケット内のスペース(時間領域に画定される)は発生装置からデジタルデバイスへのデータ転送に用いられる。
注目できるのは、ピン50−3は入力部であって、デジタルデバイスによるFETスイッチ72の動作の検証のために用いられることである。直列抵抗82の存在により、共振ネットワークがデジタルデバイスの供給電源レベルよりも高い電圧を発生させたとき、ピンのデータ入力部50−3への電流が制限される。
要約すると、上記図5に示された構成は、発生装置の特性を電気外科手術の性能の改善に適合させるために、電気外科手術用器具の一部を形成する識別キャパシタとして、その器具に特有の固有の値を持つキャパシタを用いるとともに、一方器具に収容されたデジタルデバイスからの情報を転送できるようにして、電気外科手術用発生装置の作用をさらに高めることを可能にする。デジタルデバイス50にはメモリが含まれ、器具の製造者によって書き込まれた情報を記憶してもよいし、または器具使用中の情報を記憶してもよい。
その情報は発生装置の制御に用いられるパラメータを含んでいてもよく、また外科手術が始まる前に器具から転送されるものでもよい。情報は日付を含んでいてもよく、例えば製造日や発生装置内のソフトウェアのアップグレードに対するソフトウェアアップグレード情報などがある。加えて、情報は外科手術中に得られた値を含んでいてもよく、発生装置から器具に転送されるものでもよい。器具内に記憶された情報は任意の接続されている発生装置によって検査されてもよい。例えば、前の操作の間に記録された情報は、その操作後しばらくしてから発生装置によって検査されてもよい。そのような情報は操作の日付および経過時間を含んでいてもよく、これにより例えば使い捨て器具の多重使用を防止できる。
図8では、本発明による他のシステムにおいて、デジタルデバイスの電力供給およびデバイスからのデータ伝送は、ともに共通IDライン64および接点30を経由して行われる。コネクタに供給されるデジタルデバイスへの電源は、この例では、照合パルスによってだけでなく、デジタルデバイス50から出力されたデータによっても中断され、このときこの出力データはFETスイッチ72を短絡させてIDライン63を接地させる。この符号化スキームは、例えばマンチェスタ符号化(非ゼロ復帰)を用いる組込クロックに依存する。この実施形態では、ただ3個のコネクタピンが、(i)RF電力の器具への伝導用、(ii)識別用および(iii)デジタルデバイス50とのデータ交換用に必要とされるだけであることは注目される。
上記図8におけるシステムの変形として、図9に示されているように、識別およびデータ転送機能は、RF電力ラインと単一のコネクタ接点対を共用する。この例では、RF発振器19は識別およびデータ転送に用いられるのと同じライン64および同じ接点30Aに直接接続されている。RFチョーク90は器具内に、IDライン64と、デジタルデバイス50への中間電源部品64〜70との間に直列に接続されている。第2RFチョーク92は発生装置内に、IDライン64と、コンパレータ46の信号入力部と間に直列に接続されている。これらのチョークは識別部品を、RF発振器18によって形成される高無線周波数電圧から保護する。RF発振器18はコントローラ(図1)によってゲート制御され、識別信号が存在しないときにだけ活性化され、逆もまた同様とされる。
図10に原理的に示されているように、発生装置に連結されかつ固有のキャパシタ値を持つ電気外科手術用器具の識別は、同様に抵抗−キャパシタンス結合を用いて行われる。この例では、信号源36が正方向の照合パルスを形成して直列抵抗100に適用するが、器具が発生装置に接続されたとき、抵抗100が器具の識別キャパシタ14に接続されて直列RC結合を形成する。抵抗100およびキャパシタ14はキャパシタ14の値によって決まるRC時定数を画定する。その結果として、IDライン64上の電圧の立上がりおよび減衰率はキャパシタの値によって変わる。前記実施形態と同様に、コンパレータ46はIDライン64上の電圧をモニターするために用いられる。この例では、ゼロでない基準電位がコンパレータ46の基準入力に適用される。この基準電位は2.5V(すなわち信号源36によって形成された電圧の半分の値である)、またはこれより若干高い値でもよいが、0Vから信号源電圧までの範囲内とされる。図11の波形図には、それぞれ(A)照合パルス、(b)識別ライン64上の電圧の立上がりおよび減衰、ならびにコンパレータ46のライン46A上の出力が図示されている。これから理解できるように、コンパレータ46は遅延時間として、照合パルスの開始時点と、照合パルス期間中における識別ライン64上の電圧が、信号源36によって出力された2個の電圧レベル(それぞれのレベルに関して計測されたものである)間の電位差に対して予め定めた割合に達した時点との時間差を測定するように用いられる。さらなる実施形態として、コンパレータの代わりにアナログ・デジタル変換デバイスを用いてもよい。この場合、電圧曲線(ramp)上の多数の点がデジタル化でき、それから所定の曲線方程式と比較して、期待した応答が存在するかどうかを検証できる。また変化率も読取値の違いから計算することができ、これからキ
ャパシタの値が算出される。
RC結合を用いるシステムのより詳しい回路図が図12に示されている。このシステムは上記図5と類似のものである。図5のシステムと同様に、信号源36は通常は第1識別キャパシタ14Aの両端間に電位差を形成し、デジタルデバイス50に電力を供給しており、照合パルスは負方向のパルスになる。
さらなる改良型も可能である。例えば、接続インターフェースは図示された回路内で位置を移動させてもよく、これにより例えば、コンパレータ46またはコンパレータ46−1、46−2が器具(「第2」のユニット)内に含まれるようにすることができる。

Claims (21)

  1. RF(無線波)電力を発生させる発生装置を含む第1のユニット、および
    発生装置に関連付けられる電気外科手術用器具の少なくとも一部を包含する第2のユニットを含み、この第2のユニットはRF電力が第2のユニットに伝達できるように第1のユニットに電気的に接続、分離可能とされており;
    ここで前記第2のユニットは、第2のユニットを識別するための測定可能なゼロ以外の値のパラメータを持つ受動的電気識別部品を含み;
    前記第1のユニットは、第2の電気部品、ステップ変化電圧を与えるように設けられた信号源、および信号検出器を包含するセンシング回路含み、前記第2の電気部品は第2のユニットが第1のユニットに接続されたときにその識別部品との結合回路を形成し、前記信号源および信号検出器は、信号源からステップ変化電圧が供給されることによりパラメータ値によって決まる結合回路の一過性応答が発生し、検出器がその一過性応答の特徴を検出してパラメータ値を指示する検出器出力信号を発生させるように構成されており;
    さらに第1のユニットは、検出器出力信号を受信するためにセンシング回路に接続されたコントローラを含み;
    このコントローラは検出器出力信号に応答して第2のユニットを識別するように構成されている電気外科手術システム。
  2. 受動的電気識別部品はキャパシタンスであり、第2の電気部品はインダクタンスであり、このインダクタンスは第2のユニットが第1のユニットに接続されたとき前記識別部品とともに共振回路を形成し、信号源および信号検出器は、ステップ変化電圧により共振回路に前記パラメータ値によって決まる周波数の共鳴が起こり、検出器がその共鳴の特徴を検出して検出器出力信号を発生するように構成されている請求項1記載のシステム。
  3. 信号検出器は共鳴周波数を検出するように構成されている請求項2記載のシステム。
  4. 信号検出器は、共振回路によって形成される共鳴波形が予め定められた基準レベルと交差する第1および第2の時点の間隔を検出するように構成されている請求項2記載のシステム。
  5. 信号検出器は共鳴を2値信号に変換するコンパレータを含む請求項3または4記載のシステム。
  6. 信号検出器は、コンパレータに連結され、2値信号のパルスを数えるように構成されたカウンタを含む請求項5記載のシステム。
  7. 信号検出器は、コンパレータに連結され、2値信号としての少なくとも1つのパルス幅からなる指示信号を発生するように構成されたパルス幅計測装置を含む請求項5記載のシステム。
  8. 受動的電気識別部品はキャパシタンスであり、第2の電気部品は抵抗であって、第2のユニットが第1のユニットに連結されたとき抵抗−キャパシタンス結合を形成し、その結合はキャパシタンスの値によって決まるRC時定数を持っており、信号源および信号検出器は、ステップ変化電圧により抵抗−キャパシタンス結合において単調時変電圧が発生し、検出器が時変電圧の変化率を指示する検出器出力信号を発生させるように構成されている請求項1記載のシステム。
  9. 第1および第2のユニットはそれぞれ第1の接点セットおよび第2の接点セットを持ち、これらは第2のユニットが第1のユニットに接続されたとき相互に結合されるように配
    置され、ここで第2のユニットはメモリーを持つデジタル装置を含み、第1の接点セットは一対の接点を含み、その接点は識別キャパシタによって相互に接続されるとともに、デジタルデバイスに接続されて、第1のユニットからデジタルデバイスへ電力を供給し、またはデジタルデバイスから第1のユニットへデータを伝達するように構成されている請求項1ないし9のいずれかに記載のシステム。
  10. 第1のユニット内の信号源は、第1セットの一対の接点間にDC電位を適用するように操作可能であり、これら一対の接点は前記第2のユニット内の一対の接点に結合されてデジタルデバイスに電力を供給するように構成され、さらに信号源および信号検出器はそれぞれ照合パルスを発生させるように操作可能とされ、その間第1のユニットから第2のユニットのデジタルデバイスへの電力供給が遮断され、照合パルスは少なくとも第1のエッジ部を含んでいて一過性応答を引き起こし、その一過性応答の特徴を第2のデバイスへの電源供給が遮断されている間に検出する請求項9記載のシステム。
  11. デジタルデバイスは、データを照合パルスの終了後に第1のユニットに伝達するように構成されている請求項9または10記載のシステム。
  12. デジタルデバイスは、照合パルスの末端を検出して、その検出に対する応答として第1のユニットへデータ出力するように設定および接続されている請求項11記載のシステム。
  13. 第2のユニットは2以上の受動的電気識別部品を持ち、それぞれ第2の接点セットにおけるそれぞれの対間に接続され、デジタルデバイスの設定およびこれら接点対群に対する接続は、デジタルデバイスがある1つの対を経由して電力を供給され、別の1つの対を経由してデータを出力するように構成されている請求項9ないし12のいずれかに記載のシステム。
  14. 第2のユニットは、デジタルデバイスに電気外科手術用器具の使用限度の情報を蓄積し、器具が使われるとこの情報は最新状態に更新されるように構成されている請求項9ないし13のいずれかに記載のシステム。
  15. 第1のユニットおよび第2のユニットは、それぞれRF電力を第1のユニットから第2のユニットへ伝送するための相互に結合するRF電力伝導接点の対を持っており、第2のユニットが第1のユニットに接続されたとき、それぞれ対の一方の接点は、発生装置内の信号源と、第2のユニット内の1個または全部の電気識別部品との間に、信号経路の一部を形成するように構成されている請求項1ないし14のいずれかに記載のシステム。
  16. コントローラは、検出器出力信号に応答して発生装置の出力を調整し、第2のユニットに適合させるように構成されている請求項1ないし15のいずれかに記載のシステム。
  17. 少なくとも1個の組織処置電極;
    前記集合体をシステムの別の部分へ取り外し可能に固定するためのマウント部;
    前記システムの別の部分に関連付けられたセンシング回路における第2の電気部品と結合回路を形成するように構成された受動的電気識別部品であって、その識別部品は電極集合体を指示する測定可能なゼロ以外のパラメータを持つ受動的電気識別部品;
    メモリーを含むデジタルデバイス;および
    前記システムの別の部分に、接点を結合させるための接点セットを含み;
    ここで前記接点セットは一対の接点を含み、これらの接点は識別部品によって相互に接続され、またデジタルデバイスにもまた接続されて、
    (a)前記システムの前記別の部分からデジタルデバイスの電源供給端子まで電源を供
    給すること、および
    (b)デジタルデバイスのデータ出力から前記別の部分までデータを伝達すること、
    の少なくとも1つを行う
    電気外科手術システム用電極集合体。
  18. 2個の電極を持ち、その電極の一方は識別部品によって相互に接続された一対の接点の一方と連結されている請求項17記載の集合体。
  19. デジタルデバイスは、前記接点の対を通して電力を供給され、前記接点の対上の照合パルスの検出に対する応答としてデータ出力部からデータ出力し、前記照合パルスがデジタルデバイスへの電力供給を遮断するように構成されている請求項17または18記載の集合体。
  20. デジタルデバイスは、データを照合パルスの終了後に出力するように構成されている請求項19記載の集合体。
  21. 2以上の受動的電気識別部品を持ち、それぞれは集合体の接点セットにおけるそれぞれの対間に接続され、デジタルデバイスの設定およびこれら接点対群に対する接続は、デジタルデバイスがある1つの対を経由して電力を供給され、別の1つの対を経由してデータを出力するように構成されている請求項17ないし20のいずれかに記載の集合体。
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