JP2010527545A - 低カバレージ領域におけるオーバーヘッドパラメータの一斉配信システムおよび方法 - Google Patents

低カバレージ領域におけるオーバーヘッドパラメータの一斉配信システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

WWANカバレージを改善するために、アクセスノード102は、第1のチャネル環境をカバーする第1のチャネルおよび第2のチャネル環境をカバーする第2のチャネルに関するオーバーヘッドメッセージを、カバレージ領域106内において一斉配信する。オーバーヘッドメッセージは、無線移動装置104がセルラシステム100内においてトラフィックチャネルを取得し維持することを可能とするためのネットワークオーバーヘッドパラメータを伝送する。オーバーヘッドメッセージチャネルは、ユーザがカバレージ領域106内において異なるチャネル環境108間を移動している間に無線サービスを中断されることなく感知するように構成される。一実施形態において、オーバーヘッドメッセージチャネルは、異なる環境をカバーするために異なる一斉配信パラメータを備えた個別の物理チャネルである。他の実施形態において、オーバーヘッドパラメータ情報は、個別の物理チャネルに符号化され階層変調される基本成分と拡張成分に分離される。無線移動装置は、階層変調を用いることで、低カバレージ領域において基本成分を受信できる。基本成分には、WWANチャネルを取得するためのオーバーヘッドパラメータが含まれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的には無線通信システムに関し、より詳しくは、ネットワークオーバーヘッドパラメータを無線移動装置に対して一斉配信するための改良された方法およびシステムに関する。
近年、WiFi(802.11)、3G(CDMA)、WiMax(802.16)等、様々な無線技術が急激に増えている。これら全ての技術は、符号分割多重アクセス(CDMA)、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)等の異なる変調方式およびアクセス方法を用いている。これらの異なる技術を用いるネットワークサービスにアクセスするために、マルチモード移動装置が開発されている。マルチモード装置は、異なる無線技術と選択的に接続するように構成されたエンドユーザ装置である。これによりユーザは、基となるアクセス技術とは関係なく無線通信ネットワークに接続することが可能となる。
マルチモード無線装置のユーザの多くは、基となるアクセス技術とは関係のない特定のアプリケーションに対するネットワークサポートに関心を持っている。より重要なことは、どのようなアクセス技術であっても無中断のサービスを受けることに、ユーザの関心があることである。無中断のサービスは、シームレス移動と呼ばれるシステム設計コンセプトにより可能である。シームレス移動により、異なる無線技術、およびWiFiネットワークを含むワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)や携帯電話ネットワーク等のワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)等の異なる無線ネットワークに跨がるシームレスアクセスおよび接続性がユーザに提供される。WLAN技術からWWAN技術へのハンドオフをユーザに対し透過的に行うことで、簡単且つシームレスな移動通信が実現可能になる。
GSM、CDMA2000等のWWANエアインターフェース技術は、その基地局(セル)を囲む領域をカバーするように設計されているが、意図するカバレージ領域内の全てのエリアでWWANサービスを受けることができるわけではない。そのカバーされないエリアは、一般的に、カバレージホールとして知られている。WWANカバレージホールは、建物の中で頻繁に発生する。建物の中またはその他のカバレージホール内で無線サービスを受けるために、マルチモード装置は、その建物またはWWANカバレージホール内をカバーするWLANに接続することが多い。しかしながら、WLAN/WWANのハンドオフを行う場合、ある屋内環境において作動しているマルチモード装置に対してドロップアウトが発生し、サービスが中断される。確実なシームレス移動を提供するためには、屋内または他の種類のWWANカバレージホールにおいて作動しているマルチモード装置は、該カバレージホールを出る際に、無中断のWWANサービスを透過的に取得可能でなければならない。よって、カバレージが低い、またはない状況下にあるユーザがWWANサービスをシームレスに取得できるようにWWAN技術を改善する必要がある。
本発明は、WWANサービスが利用できない場所において、WWANオーバーヘッド情報をWWANカバレージホール内へ一斉配信するシステムおよび方法を提供できる利点がある。オーバーヘッド情報には、無線移動装置にWWANサービスを取得させるためのネットワークパラメータが含まれる。WWANカバレージホールにおいてWWANオーバーヘッド情報へアクセスすることで、マルチモード装置がWLANからWWANへ移行する際に、ユーザへのサービスが中断されることなく、シームレスなハンドオフを容易に行うことができる。
以下の図面および詳細な説明を吟味すれば、当業者には本発明の他の利点が明らかである、または、明らかとなるであろう。そのような他の全ての利点は本明細書中に含まれ、本発明の範囲内にあり、添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。
図1は、本発明の典型的な実施形態による無線通信システムの概念図である。 図2は、図1の通信システムに含まれるアクセスノードおよび無線移動装置の詳細を説明するブロック図である。 図3は、図1の通信システムにおいてネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信する第1の方法を説明するフローチャートである。 図4は、図1の通信システムにおいてネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信する第2の方法を説明するフローチャートである。 図5は、図4の方法によりネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信するためのアクセスノードの構成要素を説明する図である。 図6は、基本論理チャネルおよび拡張論理チャネルの多重化を説明する概念図である。 図7は、図5に示した階層変調部の用いるQAM信号点配置を例示したものである。 図8は、一斉配信されたオーバーヘッドパラメータを無線移動装置において受信する方法を説明するフローチャートである。 図9は、一斉配信されたオーバーヘッドパラメータを受信する無線移動装置の構成要素を説明する図である。
図面を参照、包含する以下の詳細な説明によって本発明の1つ以上の具体的な実施形態を説明、図示する。これらの実施形態は、本発明を限定するためではなく、本発明を例示、教示するためのものである。これらの実施形態を十分に詳細に示し、説明することで、当業者は本発明を実現することができる。本発明が不明瞭となることを避けるため、当業者にとって公知の情報の説明は適宜省略する。
図1は、本発明の典型的な実施形態による無線通信システム100の概念図である。無線通信システム100には、複数のセルを有するワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)およびWWANのカバレージエリア内の1つ以上のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)が含まれる。
図面を簡略化するために、図1には、WWANアクセスノード(AN)102が備える単一のWWANセル(WWANカバレージ領域106)だけを示す。図示した例において、WWANカバレージ領域106は、WWANアクセスポイント(AP)112が備える単一のWLANカバレージ領域114に重なる。WWANカバレージ領域106には、他のWLANカバレージ領域やAPが存在してもよいが、便宜上図1では省略した。
1つ以上の無線移動装置104(例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等)は、通信システム100に含まれており、AN102を介してWWANと無線通信が可能である。無線移動装置104としては、WWAN−AN102およびWLAN−AP112の両方と無線通信が可能なマルチモード無線装置が含まれる。WLAN上で能動的に作動する無線移動装置104は、以下でさらに詳細に説明するように、WWANオーバーヘッド情報を監視し受信できる。
例示したWWANカバレージ領域106は、3つの異なるタイプの無線チャネル環境、すなわち屋内環境108、屋外環境110、および屋外から屋内への環境を含む。屋内環境108は、ビル等の建造物内に位置することを特徴とする。建造物は、壁などの永久的または一時的な構造物または構成要素をその中に有してもよい。他のものがあってもよい。例えば、内壁を有さず空、あるいは内壁を有さず貨物のコンテナが天井まで積み上げられている倉庫でもよい。ビルや構造物によっては、無線信号を劣化、またはブロックする。屋外環境とは、通常オープンスペースであり、自然および人工の構造物を含んでもよい。屋外から屋内への環境は、無線信号が屋外環境110から屋内環境108に対して伝送される時に存在する。屋外から屋内への環境は、通常WWAN―AN102が、ビルや他の障害物となる構造物の屋内に位置する無線移動装置104に伝送しようとする際に生じるものである。
実際には、これらの異なるチャネル環境は、いくつかのWWANカバレージ領域(セル)において発生する。これらの異なるチャネル環境が単一のカバレージ領域において存在するために、カバレージホールが発生することがある。カバレージホールの発生には主に2つの要因、すなわち無線信号の減衰化(ブロッキングを含む)およびフェージングである。また、異なるチャネル環境は、無線移動装置104が、WLANを介して無線サービスを受けている屋内のWLANカバレージ領域114からWLANからWWANへのハンドオフがある屋外環境110へ移動する際に、ドロップアウトを引き起こす可能性もある。
WWANカバレージを向上するために、WWAN―AN102は、第1のチャネル環境(例えば、屋外環境110)をカバーする第1のチャネル(オーバーヘッドCh.1)および第2のチャネル環境(例えば、屋内環境108)をカバーする第2のチャネル(オーバーヘッドCh.2)に関するオーバーヘッドメッセージをWWANカバレージ領域106内に一斉配信する。オーバーヘッドメッセージは、無線移動装置104が、通信システム100内においてWWANトラフィックチャネルを取得し維持することを可能とするためのネットワークオーバーヘッドパラメータを伝送する。オーバーヘッドメッセージチャネルは、ユーザがWWANカバレージ領域106内において異なるチャネル環境間を移動している間に、無線サービスが中断されることなく感知されるように構成され、アクセスされる。
2つの異なるチャネルに関するネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信することで、WWAN−AN102は、無線移動装置104がデータサービス用のWLANを用いる屋内の環境にいる間でも、無線移動装置104の屋外のWWAN−AN102との「接続を保持する」ことができる。この解決手法は、WLANとWWANが異なる演算器および/またはエアインターフェース技術を用いる、異なる周波数帯域において動作する場合に特に効果的である。
本開示の目的として、「接続を保持する」とは、無線移動装置104が少なくともWWAN信号を取得でき、ネットワークオーバーヘッドパラメータを含むオーバーヘッドメッセージを復調できることを意味する。「接続を保持する」状態において、無線移動装置104は、必ずしも能動的に専用チャネルに関するデータを伝送しなければならないわけではない。
WWANは、CDMA2000、WCMDA、GSM、UTMSネットワーク等のセルラネットワークであることが好ましい。WWANには、無線移動装置104との無線音声通信および無線データ通信をサポートするために必要なこれらのネットワーク構成要素を含むインフラが含まれる。無線通信のインフラには、コントローラ、トランシーバ、無線移動装置104および他の端末装置との無線通信を確立して維持するバックホール等の機器が含まれる。無線インフラにおける機器のタイプおよび数は、特定の無線ネットワークによって決まる。例えば、一般的なセルラネットワークには、移動交換センタ(MSC)に接続された基地局コントローラ(BSC)に接続された、いくつかの基地トランシーバ局(BTS)に接続されたセクタアンテナが含まれる。セルラ基地局コントローラは、一般的には、インターネット等のIPネットワークとパケットデータサービスノード(PDSN)を介してIPベースのネットワークと通信可能である。また、基地局は、MSCを介して公衆交換電話ネットワーク(PSTN)と通信可能である。このように、WWANに含まれる従来型のセルラ基地局は、MSCおよびPSTNを用いて無線移動装置104と他の電話装置間の従来型の音声接続や電話サービスを、WWANを介して提供する。また、WWANの基地局は、PDSNおよびインターネットを用いて、無線移動装置104とWWANと通信するインターネットプロトコル(IP)ノードとの間のボイスオーバーIP(VoIP)やショートメッセージサービス(SMS)等のパケットデータサービスを提供する。
音声通信のシームレス移動のために、VoIPをWLANとWWANの両方により提供してもよい。このタイプの通信システムにおいて、WWAN−ANは、BTSと置換してもよく、PCF(パケットコール機能)は、WWANのBSCと置換してもよい。PCFはPDSNに直接接続する。
あるWWANにおいて、IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、コアネットワークとして働く。IMSは、WWANおよびWLANをサポートでき、2種類の技術の間のシームレスなハンドオフを提供する。具体的には、WLANは、携帯電話通信業者により制御されるIWF(網間接続機能)によってIMSに接続可能である。
また、免許不要移動アクセス(UMA)技術を用いるWWANにおいて、GSMおよびGPRS移動サービスがWiFiを介して利用可能である。WiFiネットワークは、IPアクセスネットワークおよびUMAネットワークコントローラを介してセルラコアネットワークに接続される。
WLANは、WiFiネットワーク(例えば、IEEE802.11a/b/g/n)等のパケットベースのネットワークであることが好ましい。WLANには、マルチモード機能を有するこれらの無線移動装置104とのデータ通信および音声通信をサポートするために必要なネットワークの構成要素が含まれる。例えば、WLANは、WiFi接続を介してボイスオーバーIP(VoIP)サービスをサポートしてもよい。
図2は、WWAN−AN102および図1の通信システム100に含まれる無線移動装置104のうちの1つの一般的な詳細を説明する図である。本発明は、WWAN−AN102の特定の具体例に限定されるわけではないが、WWAN−AN102は、上述したようにセルラ基地局であることが好ましく、そのセルラ基地局は、1つ以上のアンテナ201に接続または1つ以上のアンテナ201を含み、また、プロセッサ202、メモリ204、および無線移動装置104と通信するための送信部(Tx)208および受信部(Rx)210を有する無線周波数トランシーバ206とのエアインターフェースを含む。プロセッサ202は、本明細書中において説明するオーバーヘッドメッセージを一斉配信する方法のうち少なくとも1つの方法を行うように構成されており、デジタル化された情報に他のベースバンド処理を行ってもよい。この処理には、一般的には、変調・復調、符号化・復号化、インターリービング・デインターリービング、多重化、誤り訂正操作等が含まれる。このように、プロセッサ202は、一般的には1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)および/または特定用途向け集積回路(ASIC)において実現される。メモリ204は、プロセッサ202が実行する1つ以上のソフトウェアプログラムを記憶し、その機能を行う。
AN102は、他のアーキテクチャによっても実現できる。例えば、トランシーバ206および/またはアンテナ201は、AN102がAN102に接続されていれば、AN102の外にあってもよい。
各無線移動装置104は、少なくとも1つのアンテナ219、プロセッサ220、メモリ222、およびWWAN−AN102と通信するための送信部(Tx)226と受信部(Rx)228を有する無線周波数トランシーバ224とのエアインターフェースを含む。また、マルチモード機能を有するこれらの無線移動装置104には、WLAN−AP112と通信するための別のネットワークインターフェースと、トランシーバが含まれる。プロセッサ220は、WWAN−AN102が本明細書中において説明する一斉配信の方法のうち1つ以上の方法により一斉配信するオーバーヘッドメッセージを抽出するように構成される。また、プロセッサ220は、デジタル化した情報に他のベースバンド処理を行ってもよい。この処理には、一般的には、変調・復調、符号化・復号化、インターリービング・デインターリービング、多重化・逆多重化、誤り訂正操作等が含まれる。このように、プロセッサ220は、一般的には1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)および/または特定用途向け集積回路(ASIC)において実現される。メモリ222は、プロセッサ220が実行する1つ以上のソフトウェアプログラムを記憶し、その機能を実行する。
図3は、図1の通信システム100にネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信する第1の方法を説明するフローチャート300である。この方法では、オーバーヘッドメッセージチャネルは、異なる一斉配信パラメータを有する個別の物理チャネルであり、異なるチャネル環境におけるカバレージを提供する。具体的には、AN102は、例えば、屋内環境108や屋外環境110等の異なるタイプのチャネル環境をサポートするように設計された一斉配信パラメータの異なる組をそれぞれが有する2つ以上のパイロットチャネルおよび制御チャネルを一斉配信する。
例示した通信システム100において、AN102は、屋外にいるユーザに対して、第1のパイロットチャネル(PCh1)と第1の制御チャネル(CCh1)を一斉配信する(ステップ302)。同時にAN102は、建物の中にいる、不動の(またはゆっくりと動いている)ユーザに対して第2の制御チャネル(CCH2)を一斉配信する(ステップ304)。CCh2がCCh1とは別のアンテナから伝送される場合、AN102は第2のパイロットチャネル(PCh2)も伝送する。個別のパイロットPCh2は、通常、CCh2が伝送のためにCCh1とは異なるアンテナの組を用いる場合に必要とされる。複数のチャネルは、例えば、異なるウォルシュコードを該チャネルに割り当てることにより分離可能である。
無線移動装置104は、チャネル推定を用いてPCh1およびPCh2を監視し、オーバーヘッドメッセージに対してのどのチャネルを監視するべきかを判断する。CCh1およびCCh2が、同じアンテナの組を用いる場合は、無線移動装置104は、上記判断を下すためにPCh1だけを監視することもできる。
それに加えて、またはその代わりに、マルチモード無線通信装置は、WLANサービスを受けている間は、低カバレージ領域内にいるとみなすように構成することができる。低カバレージ領域では、マルチモード無線移動装置は、オーバーヘッドメッセージに対してCCh2を監視する。よって、この構成により、無線移動装置は、いつWLAN上でサービスを受けているかを判断するようにプログラムされる。無線移動装置は、WWANからWLANへのハンドオフを検知することにより、この判断を行うこともできる。WLANを受けていると判断すると、無線移動装置は、WLANサービスを受けている間CCh2だけに関するオーバーヘッドメッセージを監視し受信する。無線移動装置はCCh1とCCh2を切り替える。そして、WLANからWWANへ戻るハンドオフを検知すると、無線移動装置は、CCh1に関するオーバーヘッドメッセージを監視し受信し始める。
パイロットチャネルおよび制御チャネル一斉配信パラメータは、WWANカバレージ領域106に存在するチャネル環境およびシステム100において用いられているWWANエアインターフェース技術に応じて設定可能である。例えば、OFDMベースのWWANにおいて、屋外環境110に対して、PCh1およびCCh1パターンおよびフォーマットパラメータを約0.2ミリ秒の遅延拡散の二乗平均(rms)、高いドップラー、および高速フェージングに基づいて設定可能である。屋外環境110の条件として、特定の符号レート、CCh1パターンの変調オーダーと周期的プリアンブル長、周波数・時間スロット(FTスロット)内の長さ等が要求される。PCh1−FTスロットサイズおよびパターンも屋外環境用に具体的に設定する。
一方、屋内環境108に対して、PCh2およびCCh2パターンおよびフォーマットパラメータを、小さい遅延拡散(rms)および低速フェージングに基づいて設定可能である。屋内環境108の条件として、特定の符号レート、CCh2の変調オーダーと周期的プリアンブル長、FTスロット内のPCh2パイロットパターンやサイズ等が要求される。これらのパラメータの設定は、PCh1およびCCh1とは異なる。
また、各環境に対して異なる監視動作周期を有することも可能である。例えば、建物の中にいるユーザが、屋外において毎時60マイルで動く車の中でPCh1、CCH1を監視しているユーザよりも低い頻度でPCh1、CCH2を監視することを選好してもよい。監視動作頻度を遅く設定することで節電ができる。
WWANカバレージ領域106に2つのオーバーヘッドメッセージチャンネルを一斉配信することには多くの利点がある。屋内環境108に位置する無線移動装置104は、基本データサービス用にWLANを使用でき、同時に、PCh2およびCCh2を監視することによってWWANとの接続を保持することもできる。これにより、シームレス移動の提供を助ける。これは、無線移動装置が屋内にいる間、WWANの同期性、タイミング、チャネル品質および利用可能性の情報を継続的に利用できるためである。これにより、屋内から屋外、または屋外から屋内へのチャネル環境の移行において、無線サービスが中断されにくくなる。無線移動装置104、あるいはWWANまたはWLANネットワークは、WLANからWWANへのシームレス移行を要求してもよい。最も一般的な方法の1つは、オーバーヘッドメッセージの正常な復調等のWLANとWWANとの間の相対的信号強度を監視することによりハンドオフ要求をトリガする方法である。
また、PCh2およびCCh2を監視することにより、最小コストでいくつかのさらなるメリットをもたらす。例えば、ネットワーク管理情報は、CCh2を介して一斉配信される。この情報の多くは、無線移動装置104からの確認ACKを必要としない。このネットワーク管理情報には、ソフトウェアアップグレード、場所に基づいたサービス、他のユーザの有無、広告等が含まれてもよい。この追加的なオーバーヘッドメッセージチャネルも、屋内環境108内において高速なWWAN通話設定時間を促進するので、E911サービスなどのような緊急呼出しの際に有益である。
図4は、通信システム100においてWWAN−AN102から無線移動装置104へネットワークオーバーヘッドメッセージを一斉配信する第2の方法を説明するフローチャート400である。この方法により、オーバーヘッドパラメータ情報は、個別の論理チャネルに符号化され階層変調された基本成分および拡張成分に分離される。無線移動装置104は、階層変調を用いて、低カバレージ領域において基本成分を受信可能である。基本成分には、WWANトラフィックチャネルを取得するためのオーバーヘッドパラメータが含まれ、拡張成分には、WWANトラフィックチャネルを維持するためのこれらのオーバーヘッドパラメータが含まれる。
ステップ402において、AN102は、オーバーヘッドメッセージを基本成分と拡張成分に分ける。基本成分には、無線移動装置104が素早くWWANを取得するために必要な重要なパラメータが含まれる。基本成分に含まれる情報には、同期性情報、タイミング情報、ページングチャネル情報、逆アクティビティチャネル(RL妨害レベル)等の逆方向リンクトラフィックチャネルの開始に関連する全てのパラメータ情報、好ましいANのリスト等が含まれてもよい。
拡張成分には、ネットワーク取得にとって重要性が低いと見なされる、オーバーヘッドメッセージ中の残りのパラメータが含まれる。拡張成分に含まれる情報には、逆電力制御パラメータ(RL閉ループ)、スケジューリング情報、隣接セクタのリスト等の逆方向リンクトラフィックチャネルの維持に関連する全ての情報、およびネットワークパラメータ等が含まれてもよい。
ステップ404において、AN102は、基本成分と拡張成分を、基本チャネルおよび拡張チャネルの2つの個別論理チャネルに構成する。これらのチャネルのそれぞれは、AN102によって独立に符号化、インターリーブされる。また、基本成分および拡張成分に対する他の処理も独立に行われる。
ステップ406において、AN102は、階層変調を用いて2つのチャネルを多重化、変調する。階層直交振幅変調(QAM)を用いることが好ましい。階層変調は、オーバーヘッドメッセージの2つの論理チャネルへの分離をサポートする。階層変調を用いることで、無線移動装置104は、悪いチャネル状態において基本成分を復調可能である。カバレージ状態が良い(例えば、屋外環境110)無線移動装置104は、比較的容易に基本成分と拡張成分を復調できる。
ステップ408において、AN102は、受信側の無線移動装置104がパイロット信号を受信可能な場合、基本論理チャネルを正常に復調できるように、基本成分と拡張成分に対するゲイン(G)を必要に応じて調整する。
ステップ410において、基本成分と拡張成分との両方は、WWAN−AN102によって、パイロット信号とともに無線移動装置104に対して一斉配信される。
図4に示した一斉配信の方法には、第2のオーバーヘッドメッセージ物理チャネルが必要ないという利点がある。これにより、WWANのオーバーヘッドの量が減り、第2のオーバーヘッドチャネルの伝送による通信障害が減少、または排除される。また、図4の方法は、建物侵入損失による比較的高い信号損失を移動無線装置104に対して被る屋外環境から屋内環境への移行において、特に有益である。しかしながら、一般的に本方法は、チャネル状態が悪い全ての環境において有益である。
一般的に、屋外環境から室内環境への移行において、無線移動装置104は、WWAN−AN102から充分なエネルギーを受信可能であり、同期化およびチャネル推定に用いられるパイロットチャネルを検出する。しかしながら、無線移動装置104は、一斉配信チャネルを介して送信されたオーバーヘッドメッセージを含む従来のWWANデータチャネルを復調するために充分な信号エネルギーを受信しなくてよい。オーバーヘッドメッセージを基本成分と拡張成分に分け、階層変調をこれらの成分に施すことにより、無線移動装置104はより低い受信信号レベルで、重要な基本成分を復調できる。基本成分における低次変調は比較的にロバストである。
図5は、図4の方法によりネットワークオーバーヘッドパラメータを一斉配信するためのAN102の構成要素を説明する図である。AN102には、基本成分エンコーダ500と基本成分インターリーバ502、拡張成分エンコーダ504と拡張成分インターリーバ506、マルチプレクサ(Mux)508、階層変調部510、それぞれパイロットチャネルと制御チャネル用のウォルシュコード(W, W)乗算部512、512、518、ゲイン乗算部516、520、時分割マルチプレクサ(TDM)522および送信部208が含まれる。図5の要素500〜522は、ANプロセッサ202に実装可能である。
エンコーダ500、504およびインターリーバ502、506は、誤り訂正処理を行う。エンコーダ500、504は、ターボ符号化等の任意の適切な誤り訂正符号化を採用してよく、インターリーバ502、506は、任意の適切なインターリービングアルゴリズムを採用してもよい。1つの論理チャネルが用いる符号化およびインターリービング方式は、他の論理チャネルが用いるものと異なっていてもよい。
図5〜図7は、論理チャネルが階層変調シンボルにマップされる様子を実質的に説明するものである。図5に示すように、基本成分および拡張成分のそれぞれは、個別に符号化、そしてインターリーブされる。図6に示すように、論理チャネルB,Eの出力はMux508によって多重化される。基本成分を構成するパラメータの数によって多重化は異なる。例えば、多重化用の各成分のビットを交互にする代わりに、3つの拡張論理ビットが各基本論理ビットの後に続くようにしても良い。
図7は、階層変調部510によって生成された階層変調シンボルを説明する16−QAM信号点配置700を例示したものである。この例において、各変調シンボルは、4つの多重化ビット(例えばS3、S2、S1、S0)を表す。基本成分からの多重化ビットは、S0とS2で表され、拡張成分からの多重化ビットは、S1とS3で表される。変調シンボルはS0とS2が同じ象限内で変化しないように構成されている。そのため、基本成分からの多重化ビットは、基本的にQPSK変調されており、拡張成分からの多重化ビットは、16−QAM変調されている。
図5に示したように、基本成分および拡張成分は変調され、そして、パイロット信号とともに伝送される。パイロットゲイン(G)は、基本論理チャネルおよび拡張論理チャネルに対するゲイン(G)から独立である。
基本成分の受信を向上するために、AN102は、受信側の無線移動装置104がパイロット信号を正常に受信する場合、基本論理チャネルを正常に復調できるようにゲインGを調整可能である。
また、基本成分の受信をさらに向上するために、AN102は、図7に示すように基本成分を支持するための16−QAM変調シンボルのエネルギーレベルを調整可能である。これは、象限(Ex)内の変調シンボル間の距離に対して各象限(E)の中心間距離を長くすることにより成される。
図8は、一斉配信されたオーバーヘッドパラメータを無線移動装置104のうちの1つにおいて修復する方法を説明するフローチャート800である。ステップ802において、無線移動装置104は、AN102からパイロット信号を受信する。ステップ804において、無線移動装置104は、キャリア対干渉比(C/I)等の従来のネットワークパラメータを用いてパイロット信号の強度を判断することでチャネル推定を行う。決定ステップである806において、パイロット信号の強度を閾値(THC/I)と比較する。パイロット信号の強度がTHC/Iよりも大きい場合、無線移動装置104は、オーバーヘッドメッセージの基本成分および拡張成分の両方を復調、逆多重化、復号、およびデインターリービングする処理(ステップ808〜812)に移る。THC/I以下の場合、無線移動装置104は、基本成分のみを復調、逆多重化、復号、デインターリービングする(ステップ814〜816)。
あるいは、無線移動装置104は、一斉配信された信号の強度を監視し、閾値と比較することなく一斉配信されたオーバーヘッドメッセージを修復する試みを行ってもよい。この場合、無線移動装置104は、基本成分および拡張成分の両方を常に復調する。基本成分および拡張成分は、例えば、成分毎のCRC(巡回冗長検査)またはそれに相当するもの等の誤り検査の結果によってオーバーヘッドメッセージの修復の成功を示してもよい。
いずれの場合においても、無線移動装置104は、図8の方法を用いてWWANオーバーヘッドメッセージを監視し受信している間にWLANを介してサービスを受けるマルチモード装置であってよい。
それに加えて、またはその代わりに、マルチモード無線通信装置は、WLANサービスを受けている間は低カバレージ領域内にいると見なすように構成することができる。低カバレージ領域では、マルチモード無線移動装置は基本チャネルのみを監視し復調する。よって、この構成により、無線移動装置は、WLAN上でいつサービスを受けているかを判断するようにプログラムされる。無線移動装置は、WWANからWLANへのハンドオフを検知することにより、この判断を行うこともできる。WLANを受けていると判断されれば、無線移動装置は、WLANサービスを受けている間、基本チャネルのみに関するオーバーヘッドパラメータを監視し受信する。WWANとWLANとの間のハンドオフを検知すると、無線移動装置は、基本チャネルのみの復調と基本チャネルおよび拡張チャネルの両方の復調を切り替える。よって、WLANからWWANへ戻るハンドオフを検知すると、無線移動装置は、基本チャネルおよび拡張チャネルの両方に関するオーバーヘッドメッセージを復調し受信し始める。
図9は、一斉配信されたオーバーヘッドパラメータを修復するための無線移動装置104の構成要素を説明する図である。図9に示した構成要素によって、無線移動装置104は、基本成分を復調することでWWAN制御チャネルの少なくとも一部の情報を受信することが可能となる。無線移動装置104には、受信部228、遅延バッファ902、ウォルシュコード(W,W)および係数(W)マルチプレクサ904、906、908、910、912、チャネル推定部914、閾値コンパレータ916、階層復調部918、デマルチプレクサ920、基本成分デインターリーバ926と基本成分デコーダ928、および拡張成分デインターリーバ922と拡張成分デコーダ924が含まれる。図9に示す構成要素902〜928は、無線移動装置プロセッサ220に実装可能である。
チャネル推定部914は、信号強度であるC/Iを閾値コンパレータ916に提供し、それにより、階層復調部918が用いるQAM変調オーダーを判断する。閾値コンパレータ916は、1つ以上の参照用テーブル(LUT)を含むことができ、信号対ノイズ比(SNR)の範囲および対応する変調オーダー値を記憶する。SNRのLUTは、伝送されたパイロットレベルがトラフィック状況により変化することがあるため、パイロットゲイン(G)および基本成分に用いたゲインの相対的なレベルに基づいて更新してもよい。LUTは符号レートの情報を含んでもよい。閾値コンパレータ916が、SNRが充分であることを示す場合、16―QAM復調部を用いて基本成分および拡張成分の両方を正常に復調することができる。
一方、閾値コンパレータ916が、SNRが低いことを示す場合、基本成分のみを正常に復調することが可能である。この場合、受信した各16―QAMシンボルに対して、階層復調部918は、どの象限においてシンボルが最小のエラー率を有するかを判断しさえすればよい。16個の可能な16−QAMシンボルの中から選択せずに、階層復調部918は、4つの可能な結果に基づいた判断をすればよいだけである(QPAK復調と同様)。これが可能な理由は、象限毎の変調シンボルは、基本成分ビットに対して変化しないためである。
オーバーヘッドメッセージを一斉配信する第3の方法は、基本成分に対する誤り訂正のレベルを向上させるために、階層変調ではなく、基本成分および拡張成分に対して異なる符号化方式を用いることを必要とする。図4で説明した第2の一斉配信方法のように、AN102は、オーバーヘッドメッセージを基本成分および拡張成分に分ける。これらの成分は2つの論理チャネルを形成する。各論理チャネルは、それぞれ異なる符号化およびインターリービングを用いる。しかしながら、この代替方法において、基本論理チャネルはより強靱な符号化方式(例えば、符号化速度1/5のターボ符号化)を用いる。一方、拡張成分論理チャネルはより強靱性の低い符号化方式(例えば、符号化速度1/3のターボ符号化)を用いる。1/5符号化は、低情報ビットレートを犠牲にして冗長度が増す。これにより、符号化速度1/3のターボ符号よりも高い誤り訂正のレベルが可能となる。同様に、インターリービングパラメータは、フェージング状態(例えば、屋外環境における高速フェージングや屋内環境における低速フェージング)によって変えることができる。符号化速度の組み込まれた差により、2つの論理チャネルを、階層変調を用いることなく多重化し変調することができる。
特定の通信システム100を詳細に上述したが、ここに記載した方法およびシステムは、任意の適切な通信システムのアーキテクチャまたはエアインターフェース技術(例えばCDMA、OFDMA等)にも適用可能である。該記載したシステムおよび方法を組み込むことのできるCDMA−WWANシステム用の基本無線システムパラメータおよび通話処理手順の例が、アメリカ電気通信工業会によって1995年5月に発行され、「Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System」と題したものがTIAの仕様書、TIA/EIA/IS−95−Aに説明されている。以下「IS−95A」と呼ぶ。IS−95AおよびJ−STD−008(IS−95Aに類似したPCSの仕様書)更新および改定されたものがTIA/EIA/IS−95−Bであり、TIAにより1999年3月に初版された。以下「IS−95B」と呼ぶ。IS−95AおよびIS−95B規格は、合せて第2世代または「2G」CDMAシステム規格として公知である。第3世代または「3G」CDMAシステムは、TIA1によって2000年3月に初版された「cdma2000 Series」と題したものがTIAの仕様書、TIA/EIA/IS−2000−Aで説明されている。以下「IS−2000」と呼ぶ。cdma2000ファミリ標準用の他のTIAエアインターフェースの仕様書には、「cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification」と題するTIA―856および「Ultra Mobile Broadband Air Interface Specification」と題するTIA―1121が含まれる。上述したIS−95A、IS−95B、IS−2000および他のTIA規格、またそれらのアップデート版は、CDMA通信システムに関するそれらの技術を参照することにより本明細書に援用されている。
当業者であれば、通常、これらの技術の観点から本発明の他の実施形態及び変形例を容易に考えつくことは明らかである。上記の概略および明細書は、説明するためのものであり限定するものではない。本発明は、以下の特許請求の範囲によってのみ限定され、該特許請求の範囲は、上述した明細書及び添付の図と併せて鑑みた際には、他の実施形態や変形例の全てを含む。よって、本発明の範囲は、上記の概略および明細書に限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲と共にその均等物の全ての範囲によって決定されるべきである。

Claims (25)

  1. カバレージ領域内の第1のチャネル環境をカバーするための第1のチャネルに関する第1のオーバーヘッドメッセージと、前記カバレージ領域内の第2のチャネル環境をカバーするための第2のチャネルに関する第2のオーバーヘッドメッセージとを一斉配信するように構成されたアクセスノードを備える無線通信システム。
  2. 前記第1のチャネルは、前記第1のチャネル環境をサポートするために選択された所定のパラメータの第1の組を有し、前記第2のチャネルは、前記第2のチャネル環境をサポートするために選択された所定のパラメータの第2の組を有する請求項2に記載の無線通信システム。
  3. 前記所定のパラメータは、符号レート、インターリービングパラメータ、変調オーダー、制御チャネル周期的プリアンブル長、周波数−時間スロット内のパイロットチャネルパターン、周波数−時間スロットを有するパイロットチャネル長、およびこれらの適切な組み合わせからなる群から選択される請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記第1および第2のチャネルは、それぞれ第1および第2の一斉配信制御チャネルであり、前記アクセスノードも前記第1の一斉配信制御チャネルに対応する第1のパイロットチャネルと、前記第2の一斉配信制御チャネルに対応する第2のパイロットチャネルとを一斉配信する請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記第1および第2のオーバーヘッドメッセージには、同一のオーバーヘッド情報が含まれる請求項1に記載の無線通信システム。
  6. ネットワークオーバーヘッドメッセージは、第1の成分および第2の成分からなり、前記第1のオーバーヘッドメッセージには、前記第1の成分が含まれ、前記第2のオーバーヘッドメッセージには、前記第2の成分が含まれる請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 前記第1のオーバーヘッドメッセージには、無線移動装置がトラフィックチャネルを取得するためのオーバーヘッド情報が含まれ、前記第2のオーバーヘッドメッセージには、前記無線移動装置が前記トラフィックチャネルを維持するためのオーバーヘッド情報が含まれる請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記第1のオーバーヘッドメッセージにおける前記オーバーヘッド情報は、同期化情報、タイミング情報、逆方向リンクトラフィックチャネルを開始するための情報、ページングチャネル情報、およびこれらの適切な組み合わせからなる群から選択される請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記第2のオーバーヘッドメッセージにおける前記オーバーヘッド情報は、逆方向リンク電力制御情報、トラフィックチャネルスケジューリング情報、隣接セクションリスト、ネットワークパラメータ、ページング情報、およびこれらの適切な組み合わせからなる群から選択される請求項7に記載の無線通信システム。
  10. 前記第1および第2のチャネルは、2つの個別の論理チャネルである請求項1に記載の無線通信システム。
  11. 前記アクセスノードは、
    前記第1のオーバーヘッドメッセージを前記第1のチャネルに、符号化する第1のエンコーダ、およびインターリーブする第1のインターリーバと、
    前記第2のオーバーヘッドメッセージを前記第2のチャネルに、符号化する第2のエンコーダ、およびインターリーブする第2のインターリーバと、
    を備える請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 前記第1のエンコーダは、前記第2のエンコーダよりロバストである請求項11に記載の無線通信システム。
  13. 前記アクセスノードは、
    前記第1および第2のチャネルを多重化するためのマルチプレクサと、
    多重化された前記第1および第2のチャネルを変調するための階層変調部と、
    をさらに備える請求項11に記載の無線通信システム。
  14. 前記階層変調部は、前記第1および第2のチャネルに関するビットを表す変調シンボルを出力するように構成されたQAM変調部を備え、
    前記第1のチャネルを表す前記ビットは、前記QAM変調部のQAM信号点配置の同じ象限内では変化しない請求項13に記載の無線通信システム。
  15. 前記アクセスノードは、
    パイロット信号、前記第1のチャネル、および前記第2のチャネルを伝送する送信部と、
    前記パイロット信号を正常に復調した無線移動装置が前記第1のチャネルも正常に復調するように前記第1のチャネルのゲインを調整する手段と、
    を備える請求項13に記載の無線通信システム。
  16. ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)のアクセスノードから一斉配信された第1のオーバーヘッドメッセージチャネルおよび第2のオーバーヘッドメッセージチャネルを受信するための受信部と、
    前記WWANのアクセスノードから一斉配信されたチャネルの信号強度を監視するための手段と、
    前記第1のオーバーヘッドメッセージチャネルまたは前記第2のオーバーヘッドメッセージチャネルを、前記信号強度に基づいて選択的に復調するための復調部と、
    を備える無線移動装置。
  17. 前記第1のオーバーヘッドメッセージチャネルは、前記第2のオーバーヘッドメッセージチャネルの変調オーダーよりも低い変調オーダーを有する請求項16に記載の無線移動装置。
  18. 前記第1のオーバーヘッドメッセージチャネルは、オーバーヘッドメッセージの第1の成分を伝送し、前記第2のオーバーヘッドメッセージチャネルは、前記オーバーヘッドメッセージの第2の成分を伝送する請求項16に記載の無線移動装置。
  19. 前記第1の成分には、前記無線移動装置にWWANチャネルを取得させるためのオーバーヘッド情報が含まれ、前記第2の成分には、前記無線移動装置に前記WWANチャネルを維持させるためのオーバーヘッド情報が含まれる請求項18に記載の無線移動装置。
  20. いつ前記無線移動装置がワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)サービスを受けているかを判断する手段と、
    前記WLANサービスを受けている間に前記第1のオーバーヘッドメッセージチャネルを監視する手段と、
    をさらに備える請求項16に記載の無線移動装置。
  21. 前記WWANとワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)との間のハンドオフを検出する手段と、
    前記ハンドオフの検出に応じて、前記第1のオーバーヘッドメッセージチャネルと前記第2のオーバーヘッドメッセージチャネルを切り替える手段と、
    をさらに備える請求項16に記載の無線移動装置。
  22. 第1のチャネル環境および第2のチャネル環境を含むカバレージ領域においてアクセスノードから無線移動装置へオーバーヘッド情報を送信する方法であって、
    前記第1のチャネル環境をカバーするための第1のチャネルに関する前記オーバーヘッド情報の少なくとも一部を含む第1のオーバーヘッドメッセージを一斉配信し、
    前記第2のチャネル環境をカバーするための第2のチャネルに関する前記オーバーヘッド情報の少なくとも一部を含む第2のオーバーヘッドメッセージを一斉配信する方法。
  23. 第1のインターリーバを用いて前記第1のオーバーヘッドメッセージを前記第1のチャネルにインターリーブし、
    第2のインターリーバを用いて前記第2のオーバーヘッドメッセージを前記第2のチャネルにインターリーブする請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1および第2のチャネルを多重化し、
    多重化された前記第1および第2のチャネルを、階層変調方式を用いて変調する請求項22に記載の方法。
  25. 前記変調する工程は、
    前記第1および第2のチャネルに関するビットを表すQAM変調シンボルを出力すること含み、
    前記第1のチャネルを表す前記ビットは、QAM信号点配置の同じ象限内では変更しない請求項24に記載の方法。
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