JP2012532508A - 無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態 - Google Patents

無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態 Download PDF

Info

Publication number
JP2012532508A
JP2012532508A JP2012517896A JP2012517896A JP2012532508A JP 2012532508 A JP2012532508 A JP 2012532508A JP 2012517896 A JP2012517896 A JP 2012517896A JP 2012517896 A JP2012517896 A JP 2012517896A JP 2012532508 A JP2012532508 A JP 2012532508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
node
communication device
base station
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012517896A
Other languages
English (en)
Inventor
エイ. トーメ・ティモシー
カルハン・アミット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JP2012532508A publication Critical patent/JP2012532508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/04Reselecting a cell layer in multi-layered cells
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

無線通信装置は、当該無線通信装置が、第1送受信ノードに対してアイドル状態であるとともに第2送受信ノードに対してトラフィック状態であるデュアルアイドル・トラフィック状態を維持する。第1送受信ノードから第1制御信号を受信し、第2送受信ノードから第1制御信号とは異なる第2制御信号を受信する。

Description

本発明は、概して無線通信システムに関し、より詳しくは、無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態に関する。
無線通信ネットワークは、セルと称される地理的なサービスエリアを有する複数の送受信ノードを介して、携帯無線通信装置に無線通信サービスを提供する。送受信ノードは、通信システムの特定の種類に応じて、基地局、アクセスポイント、又はNodeB等と称される。送受信ノードは、幾つかあるサイズ及び形状の何れかを有し得るセルを提供し、こうした各種のセルサイズを分類するために、専門用語も開発されている。セルは、マクロセル、マイクロセル、ピコセル及びフェムトセルに分類することができる。マクロセルは、通常、ワイヤレス・ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)で展開され、マイル単位のサイズを有する。マイクロセルは、通常、1ブロック(区域)をカバーするために用いられる。ピコセルは、一般にはマイクロセルよりも小さいものと考えられ、少数の部屋又は建物の一部をカバーするように実施される。フェムトセルは、上記4種類の中では最小であり、通常、他のネットワークへの延長として実施され、単一の住居又はその他同様の小エリアにサービスを提供する。
使用形態によっては、異なる通信技術を用いる複数のネットワークが、重複する地理的サービスエリア内でサービスを提供する。ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)及びワイヤレス・ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)は、無線通信サービスを携帯機器に提供する。ここで、WLANは通常、WWANがサービスを提供する地理的エリアよりも小さい地理的サービスエリア内にサービスを提供する。WWANの例としては、2.5G(cdma2000等)、3G(UMTS,WiMax等)及び他の種類の技術に従って動作するシステムが挙げられ、WWANの各基地局は通常、マイル単位のサイズを有するサービスエリアをカバーするように設計される。WWANという用語は主に、この一群の多様な技術を、基地局当たり100〜300フィート程度の小さいサービスエリアを通常有するWLANから区別するために用いられる。WLANの基地局は、通常アクセスポイントと称される。アクセスポイントは、インターネット、イントラネット又は他のネットワークに、WWANを介して、有線又は無線接続される。WLANの例としては、Wi−Fi及びIEEE802.11規格に基づく他の無線プロトコル等の技術を用いるシステムが挙げられる。WLANは通常、非ユビキタスカバレッジと引き換えにWWANよりも高い帯域幅サービスを提供する。一方、WWANは、帯域幅及び/又は容量と引き換えにより広いサービスエリアを提供する。全体的に向上した性能及び連続的な接続性を無線ユーザに提供するために、マルチモード及びデュアルモード携帯通信装置が開発されている。これによって、通信装置は、最も望ましいトレードオフを提供する特定の種類のネットワークにアクセスすることができる。マルチモード無線通信装置は、1つ以上のネットワーク内での通信に適した構成要素及び機能を含む。例えば、デュアルモード携帯無線通信は、WWAN及びWLAN内で通信することができる。
無線ユーザに対して全体的に向上した性能と継続した接続性を提供するために、無線通信装置は、送受信ノード間でハンドオフ(移行)されることがある。従来の通信システムでは、無線通信装置は、新しい送受信にハンドオフされると、元の送受信における通信及び登録を放棄する。
無線通信装置は、当該無線通信装置が、第1送受信ノードに対してアイドル状態であるとともに第2送受信ノードに対してトラフィック状態であるデュアルアイドル・トラフィック状態を維持する。前記第1送受信ノードから第1制御信号を受信し、前記第2送受信ノードから前記第1制御信号とは異なる第2制御信号を受信する。
図1は、少なくとも2つの送受信ノードと1つの無線通信装置とを有する通信システムのブロック図である。
図2は、第1送受信ノードがマクロセル基地局であり、第2送受信ノードがフェムトセル基地局204である通信システムのブロック図である。
図3は、無線通信装置の動作状態が、デュアルアイドル・トラフィック状態を含む、無線通信装置の動作状態の状態図である。
図4は、検出された通信信号が無線通信装置からマクロセル基地局に対して送信された上りリンク信号であるフェムトセル基地局の好適な実施例のブロック図である。
図5は、無線通信装置のブロック図である。
図6は、コアネットワークで行われる無線通信装置に対する無線サービスを管理する方法のフローチャートである。
図7は、フェムトセル基地局等の第2送受信ノードで行われる無線通信装置に対する無線サービスを管理する方法のフローチャートである。
図8は、無線通信装置で行われる無線通信を管理する方法のフローチャートである。
上述したように、従来のシステムにおいては、無線通信装置は、ハンドオフ後に送受信ノードにおける登録を放棄する。無線通信装置は、新しい送受信ノードに登録して、新しい送受信ノードが送信した制御信号に従って動作し、元の送受信ノードが送信した制御信号を監視することはない。その結果、元の送受信ノードからのサービス提供が再開される場合、無線通信装置は当該送受信ノードに再び登録しなければならない。しかし、場合によっては、新しい送受信ノードに対して、接続性が予想外に低下する又は失われる。元の送受信ノードへの再登録によって、通話の切断や、その他望まない状況が起こり得る。そのような状況は、第1送受信ノードがマクロセル基地局であり、第2送受信ノードがフェムトセル基地局である場合に起こることが多い。フェムトセル基地局はセルサイズが小さく、コアネットワークに対する接続性の信頼性が低い。そのため、フェムトセル基地局からの無線サービスは、すぐに劣化する又は予期せず失われてしまうことがある。以下に説明する実施形態では、デュアルアイドル・トラフィック状態によって、上述した状態における望まない結果を最小限に抑えるとともに、無線通信装置の性能を最大限に発揮させる。無線通信装置は、元の送受信ノードに対してアイドル状態を維持するので、トラフィック(データ、音声等)通信は、従来のシステムよりも素早く回復させることができる。
図1は、少なくとも2つの送受信ノード102,104と1つの無線通信装置106とを有する通信システム100のブロック図である。通信システム100は、多種の無線通信システム又は多くのプロトコル及び規格の何れかを用いて動作する、通信システム、ネットワーク及びインターフェース配列を有してもよい。好適な通信技術の例としては、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、符号分割多重アクセス方式(CDMA2000)、WiMax及びWiFi技術に従って動作するシステムが挙げられる。図1に示した様々な構成要素は、特定の規格又は技術によって様々な用語で称され得る。送受信ノード102,104は、基地局、マクロ基地局、マクロセル基地局、ピコセル基地局、マイクロセル基地局、フェムトセル基地局、アクセスポイント、NodeB、セルラ基地局等と称され得る。無線通信装置106は、ハンドセット、モバイル装置、アクセス端末(AT)、携帯電話、携帯装置、携帯情報端末(PDA)及び無線モデム等と称され得る。2種類以上のネットワークで通信可能な無線通信装置106は、デュアルモード無線通信装置、トライモード無線通信装置、及びマルチモード無線装置等と称され得る。コアネットワーク108は、送受信ノード102,104に対し通信、制御、管理を行う装置及びインフラストラクチャの任意の組み合わせを含む。コアネットワーク108は、単一のネットワークであっても良いし、複数の互いに接続されたネットワークであっても良く、より大きい通信ネットワーク(図1には示さず)内において実施可能である。例えば、コアネットワークは、単一のセルラ通信ネットワークであっても良いし、1つ以上の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のインフラストラクチャと相互に接続されたセルラネットワークを含んでも良い。
ある特定の状況においては、無線通信装置106は、第2送受信ノード104からトラフィック信号114を受信しながら、第1送受信ノード102との登録110を維持し、第1送受信ノード102から制御信号112を受信する。一態様において、無線通信装置108は、第1送受信ノード102に対してアイドル状態を維持し、第2送受信ノード104とはトラフィック状態116にある。従って、無線通信装置108は、第1制御信号112を第1送受信ノード102から受信し、第1制御信号112とは異なる第2制御信号118を第2送受信ノード104から受信する。第1送受信ノードに対してアイドル状態であるとともに、第2送受信ノードに対してトラフィック状態であるというこのデュアルアイドル・トラフィック状態によって、効率的なシステムアクセスが可能となる。アイドル・トラフィック状態の1つの利点として、第2送受信ノード104に対するハンドオフの失敗又は、接続の予期せぬ劣化の際に、第1送受信ノード102からのサービスを再構築するという無線通信装置106の能力が挙げられる。第1送受信ノード102からすれば、無線通信装置106が第1送受信ノードを介してトラフィック通信を再構築する前にアイドル状態であったため、無線通信装置106は第1送受信ノード102との通信を続けるために、システム検出、ネットワークのリエントリ等は必要ない。
図2は、第1送受信ノード102がマクロセル基地局202であり、第2送受信ノード104がフェムトセル基地局204である通信システム200のブロック図である。従って、通信システム200は、通信システム100の一実施例である。通信システム200は、ワイヤレス・ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)技術及びUMTS、CDMA2000又はWiMAX技術等のプロトコルに従って動作する。マクロセル基地局202は、マクロセルサービスエリア(マクロセル)206内に無線サービスを提供し、フェムトセル基地局204は、フェムトセルサービスエリア(フェムトセル)208内に無線通信サービスを提供する。サービスエリア206,208は、円形の点線形状で示しているが、サービスエリア206,208は、任意の形状又はサイズの地理的エリアであり得る。さらに、サービスエリア206,208は、カバー範囲においてサービスが利用不能となるホールを含み得る。しかし明瞭さと簡潔さのために、そのような特徴は図示しない。フェムトセルサービスエリア208は、マクロセルサービスエリア206よりもかなり小さく、マクロセルサービスエリア206に対して完全に含まれても良いし、部分的に重なっても良いし、隣接しても良い。例えば、無線通信装置206は、両方のサービスエリア206,208によってカバーされている。
フェムトセル基地局204は、ワイヤレス・ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)コアネットワーク108と通信して、無線サービスを1つ以上の無線通信装置106に提供する。そのため、図2を参照して説明される例示的な通信システム200は、WWAN規格に従って動作し、少なくともマクロセル及びフェムトセル内に無線サービスを提供する。例示的な通信システム200は、パケット交換通信技術を用いて動作する。そのようなシステムでは、通信インフラストラクチャは、パケット交換コアネットワークであり、IPシグナリングによりフェムトセル基地局204に対するインターフェースを行うアクセスゲートウェイ210を含む。しかし状況によっては、例示的通信システム200は回路交換通信に従って動作しても良い。図2を参照して説明される例において、通信システム200は、UMTS規格及び技術に従って動作する。しかし、通信システム200は、多くのプロトコル及びスキームの何れかを用いて動作しても良い。符号分割多重アクセス(CDMA)規格の例として、cdam2000 1x,1xEV−DO及びW−CDMAが挙げられる。状況によっては、通信システム200は、例えば、OFDM系の規格又はGSM規格等の他の規格で動作しても良い。通信システム200に関して説明されるブロックの様々な機能及び動作は、任意の数の装置、回路又は要素において実施され得る。2つ以上の機能ブロックが、単一の装置に統合されても良いし、任意の単一の装置において行われると説明された機能は、いくつかの装置において実施されても良い。例えば、コアネットワーク108の機能は、状況によっては、フェムトセル基地局204、マクロセル基地局202、基地局制御装置212、フェムトセルゲートウェイ210、又はモバイル交換センター(MSC)によって少なくとも部分的に実行されても良い。
フェムトセル基地局204は、特定の通信システム内の典型的な基地局と同様に、スケーラブルで、マルチチャネルの双方向通信装置である。しかしながら、フェムトセル基地局204は、マクロセルと比較して、住居、会社等の、比較的小さいエリア内で実施されることが多く、イントラネット又はインターネット等のパケット交換ネットワーク214を介してコアネットワークに接続される。フェムトセル基地局204の一例は、インターネット又はイントラネットに対してEthernet又はブロードバンド接続を有するNodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)及びGSNを含むUMTSアクセスポイント基地局である。場合によっては、フェムトセル基地局204は、ATM/TDM接続を介してパケット交換ネットワークに接続されても良い。VoIPを適用することにより、フェムトセル基地局204が、典型的な基地局と同じ方法で音声及びデータサービスを提供できるようになり、さらにWi−Fiアクセスポイントの配置も容易となる。他の例には、同様に接続されたCDMA−2000及びWiMAX基地局が挙げられる。フェムトセル基地局及び無線通信装置は、既存の無線アクセスネットワーク(RAN)技術に従って動作する。
フェムトセル基地局204は、無線サービスを、フェムトセル208内のフェムトセル基地局204の適切な範囲における通信装置106に提供する。フェムトセル基地局204からコアネットワーク108に送信されるメッセージは、有線及び/又は無線通信方法の任意の組み合わせを用いて送信して良い。図2を参照して説明される例示的実施形態では、フェムトセル基地局204は、コアネットワーク108に(又は、コアネットワーク108において)接続されたアクセスゲートウェイ210に接続され、IPネットワークを介してパケット交換データ技術を用いてメッセージを送信する。状況によっては、PSTNを介してフェムトセル基地局204からメッセージを送信することもできる。他の状況においては、送信機を用いて、後にコアネットワーク108に転送されるメッセージをマクロセル基地局202に無線で送信しても良い。そのため、フェムトセル基地局204は、ネットワークインターフェースを介してコアネットワーク108に接続され、コアネットワーク108によって管理されるのはシステムにおける他の基地局と同様であるが、フェムトセル基地局204へのバックホールが、光ファイバ、T1、又は2地点間ミクロ波バックホール等のバックホールではなく、ブロードバンドCATV又はDSL接続を含み得る点で異なる。
図2の例において、無線通信装置は、フェムトセル基地局204がフェムトセルサービスエリア208内に無線通信装置の存在を検出する時にマクロセル基地局202と通信している。当該検出及び/又は無線通信装置106のフェムトセル基地局204に対する近接の計算に応じて、装置近接メッセージ(DPM)216がコアネットワーク108に対して送信される。DPM216に応じて、コアネットワーク108は、無線通信装置106に対し、フェムトセル基地局204をサーチする指示を出す。フェムトセル基地局が必要となるまでパイロット信号を送信しない場合、コアネットワーク108はまた、フェムトセル基地局204に対しパイロット信号を送信するよう指示する。
フェムトセル基地局204の無線通信装置検出器218は、検出信号220の受信により無線通信装置106を検出する。この例では、検出信号220は、上りリンク通信信号222である。従って、フェムトセル基地局204は、無線通信装置106がマクロセル基地局202に送信した上りリンク通信信号222を検出することにより無線通信装置106を検出する。他の信号及び検出方法を用いても良い。引用により本明細書に援用される、2006年11月30日に出願された、文書番号TUTL00104「マルチモード携帯通信装置に対するワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク・サービスを管理する装置、システム及び方法(APPARATUS, SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING WIRELESS LOCAL AREA NETWORK SERVICE TO A MULTI−MODE PORTABLE COMMUNICATION DEVICE)」と題された米国特許出願番号11/565,266号、及び、2008年12月26日に出願された、文書番号TUTL00168「無線通信装置に対する無線サービスを管理する装置、システム及び方法APPARATUS, SYSTEM AND METHOD FOR MANAGING WIRELESS SERVICE TO A MULTI−MODE PORTABLE COMMUNICATION DEVICE」と題された米国特許出願番号12/037,782号において、無線通信装置を検出し、装置近接メッセージを生成する技術の例が説明されている。
この例において、装置近接メッセージ216は、無線通信装置106がマクロセル基地局202への登録を維持しながら、フェムトセル基地局204を取得するための取得手順を実行することを要求する要求メッセージである。装置近接メッセージ216に応答して、コアネットワーク108は、通信装置106対し、他基地局からの無線サービスをサーチする又は他基地局との通信を確立するよう指示するメッセージを送信する。指示は、フェムトセル基地局204をサービス提供の可能性がある基地局と認識する特定のデータを含んでも良い。そのため、図2の例における装置近接メッセージは、フェムトセル基地局204から無線通信装置106に対する無線サービスを確立するための要求を含んでも良い。そのような指示は、ハンドオフを起動し、管理する制御信号も含んでも良い。サーチ指示は、他の基地局をサーチするために用いられる近傍リストへのアップデートであっても良い。従って、サーチメッセージは、フェムトセル基地局204を検出する可能性を高めるために無線通信装置106によって用いられるサーチ方法を変更させる任意の信号又は指示である。
場合によっては、コアネットワーク108は、通信装置106に指示する前に他のパラメータを評価しても良い。例えば、加入者パラメータ、システム設定又はシステムパラメータによって、コアネットワーク108は、通信装置106が他の基地局にハンドオフすべきでないと判断して良い。更に、コアネットワーク108は、特定の通信装置106を識別する装置近接メッセージを2つ以上のフェムトセル基地局204から受信する、複数の基地局に対応するパラメータを評価しても良い。
そのため、コアネットワーク108は、装置近接メッセージ216に応じて評価を行っても良いし、装置近接メッセージ216に応じてフェムトセル取得手順を実行又は開始しても良い。この例では、装置近接メッセージ216は、IPネットワーク214及びコアネットワーク108に接続された(又はその中の)アクセスゲートウェイを介して送信される。しかし、状況によっては、装置近接メッセージ216は、無線リンクを介して送信される。例えば、メッセージは、上り信号として送信されても良く、その場合フェムトセル基地局204は上りリンク送信機を有する。
マクロセル基地局202が無線通信サービスを通信装置106に提供している場合、フェムトセル基地局204は、少なくとも定期的に、通信装置106が上りリンク信号を送信するために用いる上りリンクチャネルを監視する。場合によっては、フェムトセル基地局204は、複数の通信装置204を検出するための手順を採用しても良い。フェムトセル基地局204で受けた上りリンク信号218に基づいて、フェムトセル基地局204は、通信装置106がフェムトセル基地局204のサーチを少なくとも試みるべきかどうかを判断する。状況によっては、フェムトセル基地局204は、フェムトセル基地局204が通信装置106に対してサービスを提供すべきであると判断する。フェムトセル基地局204が、通信装置106がフェムトセル基地局204の範囲内にある(又は、少なくとも範囲内にある可能性がある)と判断する場合、フェムトセル基地局204は、通信装置106がフェムトセル基地局204のサービスエリア(フェムトセル208)内にある可能性があることを示す装置近接メッセージ216をコアネットワーク108に送信する。そして、コアネットワーク108は、通信装置106に対するフェムトセル基地局204をサーチする指示を含み得るサービス取得手順を行う。上記のシナリオが当てはまる場合の例として、通信装置106が、マクロセル基地局202から通信サービスを受けながら、フェムトセル基地局204に近づいている場合が挙げられる。
サービス取得手順の間、無線通信サービス106は、フェムトセル基地局204によって送信されたパイロット信号をサーチする。パイロット信号を検出した後、無線通信装置が、フェムトセル基地局に登録し通信するという点は従来のシステムにおける通信と同様だが、無線通信装置106がマクロセル基地局202における登録を維持する点で異なる。従って、無線通信装置106は、フェムトセル基地局204に対してトラフィック状態のままマクロセル基地局202に対してアイドル状態を維持し、マクロセル基地局202から制御信号を受信し続ける。その結果、無線通信装置106は、マクロセル基地局202から1組の制御信号及びフェムトセル基地局204から他の組の制御信号を受けても良い。
図3は、無線通信装置の動作状態がデュアルアイドル・トラフィック状態302を含む無線通信装置106の動作状態の状態図300である。無線通信装置106は、図3に示さない他の状態で動作しても良い。図示した状態は、様々な状態を経る進行例を示す。
マクロセルのアイドル状態304において、無線通信装置は、マクロセル基地局に対してアイドル状態である。周知のように、アイドル状態は、データは送信されないが通信サービスはすぐに利用できるサービス状態である。無線通信装置106は、マクロセル基地局202に登録されたままで、1つ以上のページングチャネル等の制御チャネルを監視する。データが無線通信装置に受信される又は無線通信装置から送信される場合、無線通信装置は、アクセス状態306に入る。ページング応答又は呼セットアップ等のイベント308により無線通信装置はアクセス状態306に入る。そのため、典型的な着信シナリオでは、無線通信装置106は、ページが受信されるまでアイドル状態でありつつページングチャネルを監視する。それに応じて、無線通信装置106は、ページ応答メッセージの送信に入り、アクセス状態306に入る。
マクロセル基地局202は、トラフィックチャネルを割り当てて無線通信装置106をトラフィック状態308にする。無線通信装置106は、メッセージ、音声及び他のユーザデータをトラフィック状態308のマクロセル基地局202と交換することができる。
フェムトセル基地局204が無線通信装置106に対してサービス提供可能な場合、コアネットワーク108は、フェムトセル基地局204を介して通信が継続されるべきであると判断しても良い。この際、無線通信装置106はデュアルアイドル・トラフィック状態310に入る。ハード・ハンドオフを行って、無線通信装置106をフェムトセルに対してトラフィック状態312にする。しかし、無線通信装置106は、マクロセル基地局202に対してアイドル状態314に戻る。疑似アイドル状態312及びアイドル状態304は、疑似アイドル状態312においては無線通信装置がフェムトセル基地局204に対してもトラフィック状態であることを除いて同じ状態である。呼が終わると、無線通信装置は、アイドル状態304に戻る。
図4は、検出された通信信号220が無線通信装置106によってマクロセル基地局202に対して送信された上りリンク信号222である場合のフェムトセル基地局204の適切な実施例のブロック図である。フェムトセル基地局204に関して説明されるブロックの様々な機能及び動作は、様々な装置、回路又は要素において実施しても良い。2つ以上の機能ブロックは、単一の装置に統合されても良いし、任意の単一の装置において実施されると説明された機能は、いくつかの装置において実施されても良い。
従って、図4は、無線通信装置検出器218が通信に用いられる上りリンクセルラ受信機402の少なくとも一部分を含む、図2の通信システム200のブロック図である。図4を参照して説明される例において、第2送受信ノード104は、フェムトセル208で無線サービスを提供するフェムトセル基地局204であり、第1送受信ノードは、マクロセル206内でサービスを提供するマクロセル基地局202である。基地局202,204は、UMTSのプロトコル及び規格に従って動作する。上述したように、マクロセルという用語は主に、このフェムトセルの多様な技術群を、基地局当たり100〜300フィート程度の小さいサービスエリアを通常有するピコセルから区別するために用いられる。従って、マクロセル基地局202は、図4の例においてフェムトセル基地局204によって提供されるフェムトセルサービスエリア208と比較すると、比較的大きい地理的エリア内で無線通信サービスを提供する任意の基地局である。マクロセル基地局202は、下りリンク信号(順方向リンク信号)404,406を無線通信装置106に送信し、無線通信装置106から上りリンク信号222(逆方向リンク信号)を受信することにより無線サービスを1つ以上の無線通信装置に提供する。マクロセル基地局下りリンク信号は、下りリンクトラフィック信号404と下りリンク制御信号406を含む。下りリンク制御信号406を「第1制御信号」と称することで、「第2制御信号」と称されるフェムトセル基地局204から送信される下りリンク制御信号408から区別する。
コアネットワーク108は、モバイルスイッチングセンター(MSC)、MSC及び基地局制御装置(BSC)の組み合わせ又は、他の同様の通信制御装置として実施され得るコントローラ410から成る。この例として、BSC212は、コアネットワーク108及びコントローラ410に対して独立した要素と見なされる。上述したように、コントローラ410は、フェムトセルゲートウェイ210を介してフェムトセル基地局204に接続され、BSC212を介してマクロセル基地局202に接続される。コントローラは、少なくとも部分的にシステム200内の通信を管理する。フェムトセル基地局204内のネットワークインターフェース412は、IPネットワーク214との通信を容易にする。そのため、ネットワークインターフェース412は、パケットデータ通信を提供して、インターネット(又はイントラネット)へのアクセス及び、アクセスルータ(図示せず)を通じた又はIPネットワーク214を直接通じたアクセスゲートウェイ210に対するアクセスを容易にする。場合によっては、アクセスルータを、フェムトセル基地局204内に実装しても良い。状況によっては、アクセスゲートウェイ210とフェムトセル基地局204との間の接続には、例えば、衛星通信中継回線又は2点間ミクロ波中継回線等の無線通信中継回線を含んでも良い。また、場合によっては、回線交換接続を用いて、検出するフェムトセル基地局204をコアネットワーク108に接続しても良い。典型的な配置では、フェムトセル基地局204は、デジタル加入者回線(DSL)又はCATV接続によって提供されるインターネットサービスプロバイダ(ISP)を介してインターネットに接続される。従って、DSLモデム又はケーブルモデム等のアクセスルータは、典型的な配置における接続性を提供する。そのため、例示的実施形態では、コアネットワーク108は、少なくとも1つのアクセスゲートウェイ210とのパケット交換通信を容易にする。アクセスゲートウェイ210は、フェムトセル基地局204をコアネットワーク108と通信可能とする通信インターフェースである。
本明細書において議論した機能及び特徴に加えて、フェムトセル基地局204は、通信システム200の通信プロトコルに従って動作する。フェムトセル基地局204は、フェムトセル基地局204の機能を実行するための他の装置及びソフトウェアに加えて、コントローラ414と、メモリ416と、送信機418と、少なくとも上りリンク受信機402を有するとともに下りリンク受信機422を有しても良い受信機420とを含む。フェムトセル基地局204は、下りリンク信号(順方向リンク信号)424を無線通信装置106に送信し、無線通信装置106から上りリンク信号(逆方向リンク信号)426を受信することにより無線サービスを1つ以上の無線通信装置に提供する。下りリンク信号は、第2制御信号408と、下りリンクトラフィック信号428と、パイロット信号430を含む。
下りリンク受信機422は、マクロセル基地局202によって無線通信装置106に送信された下りリンク信号404,406を受信する。下りリンク受信機(DL RX)422は、状況によっては省略しても良いことを示すために点線のボックスで図示される。受信機420がDL RX422を有する実施例では、フェムトセル基地局204は、無線通信装置106に送信された制御信号406を傍受して、コントローラ414がタイミング、電力、レベル識別値又は他のデータに関する追加的情報を検索できるようにする。場合によっては、DL RX422を用いて、同期化、位置判断、スケジュール情報、システムパラメータ及び/又は、ブロードキャストサービス用のマクロセル基地局制御チャネルを監視する。さらに、DL RX422を、マクロセル基地局とフェムトセル基地局との間の通信に用いても良い。例として、DL RX422は、マクロセルネットワーク信号を取得し、全てのシステムパラメータと関連情報を取得した後に、フェムトセル基地局がネットワーク信号を定期的に監視する。また、下りリンク信号の傍受により、フェムトセル基地局の無線通信装置からの上りリンク信号を傍受する能力を向上する正確なタイミング情報を提供する。受信機402,422は、独立した受信機として実施しても良いが、好適な実施例は、様々な信号に同調し、受信するためにセルラ受信機420の共通ハードウェア及び/又はソフトウェアを利用することを含む。
図4の例において、無線通信装置検出器218は、コントローラ414、メモリ416及び上りリンク受信機420の少なくとも一部によって実施される。従って、無線通信装置検出器218は、検出器24が受信機420、メモリ416及び/又はコントローラ414を形成する様々な機能及び装置のいくつか又は全てを含んでも良いことを示すために点線のボックスで図示される。
他の情報に加えて、メモリ416は、フェムトセル基地局204からのサービスを受けることを許可された各通信装置106に対応する通信装置識別値を記憶する。通信装置識別値は、電子シリアル番号(ESN)、移動局識別子(MEID)又は、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)又は、無線通信装置106を識別する他の固有データを含んでも良い。メモリに記憶された識別値群の例として、フェムトセル基地局204がサービスを提供する世帯の家族の通信装置に対応したESNの集合が挙げられる。識別値を、多くの技術の何れかを用いてフェムトセル基地局204に記憶しても良い。値を記憶する適切な方法の例として、フェムトセル基地局204を実装する際の初期化手順の間に値を記憶することが挙げられる。識別値は、コアネットワーク又はマクロ基地局によって少なくとも部分的に提供されても良い。実施形態によっては、識別値は省略されてもよく、フェムトセル基地局30が、フェムトセル基地局204に記憶された対応する識別値を持たない通信装置に基地局204からのサービスを受けられるようにしても良い。
ESNを用いて、特定のESNを有する無線通信装置106からフェムトセル基地局が信号を受けられるようにする公衆長符号マスク(PLCM)等の長符号マスクを生成することができる。他の情報をコアネットワークから受け取り、周知の技術に従ってPLCMを生成しても良い。場合によっては、コアネットワーク108又はマクロセル基地局202は、PLCMを特定の無線通信装置106に割り当てても良い。
動作中、フェムトセル基地局204は、上りリンク通信信号222を含み得る無線チャネルを少なくとも定期的に監視する。図4の例において、フェムトセル基地局204は、無線通信装置106からマクロセル基地局202(第1送受信ノード102)へ信号を送信するために用いられる上りリンクUMTSチャネルを監視する。無線通信装置106によって送信された上りリンク信号222を検出するように、上りリンク受信機402を、適当な1つのチャネル又は複数のチャネルに合わせる。例示的な実施形態では、上りリンク受信機402は、上りリンク信号を十分に復調し復号化して、長符号マスクを識別する。長符号マスクは、通常、無線通信装置106に対して固有の42ビットの二進数である。この例では、受信した信号を、長符号マスクのリストに照らし合わせ、信号が正規の無線通信装置106によって送信されたものかどうかを判断する。上述したように、正規の無線通信装置は、メモリ416に記憶された装置識別子によって識別される。例示的な実施形態において、識別子は、正規の装置によって送信された信号の受信を容易にする長符号マスクに直接的又は間接的に対応する。通常、PLCMは、ESNのビットの置換から導出される。PLCMは、移動局装置識別子(MEID)又は、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)に基づいても良い。フェムトセル基地局204は、上りリンク信号の1つ以上の特徴を評価して、信号を送信する無線通信装置が基地局のサービスエリア内にあるかどうか、又は、少なくとも、装置がフェムトセル基地局204のサービスエリア内にある可能性があるかどうかを判断する。この例では、コントローラ414は、上りリンク信号222を受信することができるかどうかを判断する。信号を受信することができる場合、コントローラ414は、無線通信装置106がフェムトセル基地局204からサービスを受けるのに十分近い距離にあると判断する。場合によっては、無線通信装置106がフェムトセル基地局204のサービスエリア208内にない場合でも、上りリンク信号222を検出して受信しても良い。これらの状況において、無線通信装置106は、必要がないにも関わらずサービスをサーチするよう指示され、フェムトセル基地局204からのサービスを取得しようとして失敗する場合がある。
上述したように、フェムトセル基地局204は、無線通信装置106からマクロセル基地局202に送信された通信信号218を傍受する。検出すると、フェムトセル基地局204は、無線通信装置106がフェムトセル基地局204のサービスエリア内にいる可能性が少なくともあることを示す装置近接メッセージ216をコアネットワーク108に送信する。装置近接メッセージ216は、受信(傍受)した上りリンク通信信号222に基づく、又は、判断又は推定された多くの種類の指標又は情報の何れかを提供しても良い。ネットワークインターフェース412は、装置近接メッセージ216をコアネットワーク108に送信するように構成される。装置近接メッセージ216は、無線通信装置106のフェムトセル基地局204への近さに基づく。特定の実施形態によっては、装置近接メッセージ216は、コアネットワーク108に対して無線通信装置106をフェムトセル基地局204へハンドオフさせる要求であっても良く、無線通信装置106とフェムトセル基地局204との間の距離を示しても良く、無線通信装置106がフェムトセル基地局204からサービスを受けられる範囲内にある可能性を示しても良い。装置近接メッセージ216において伝えられ得る情報の例としては、電力レベル、信号対雑音比(SNR)、ビット誤り率(BER)、及び/又は上りリンク通信信号の送信遅延が挙げられる。そのため、装置近接メッセージ216は、無線通信装置106のフェムトセル基地局204への近さを直接示すデータを必ずしも含む必要はない。状況によっては、フェムトセル基地局は、無線通信装置106が検出される後まで、パイロット信号430を送信しなくても良い。そのため、フェムトセル基地局204は、装置近接メッセージ216がコアネットワーク108に送信されるとパイロット信号430を送信し始めても良い。
装置近接メッセージ216に応じて、コアネットワークは、無線通信装置106がフェムトセル基地局204からのサービスの取得を試みるべきかどうかを判断する。例えば、その判断は、サービス要件の質及び基地局202,204の容量等の多くの要素の何れかに基づいても良い。無線通信装置がフェムトセル基地局の取得を試みようとする場合、サーチ指示をマクロセル基地局から無線通信装置へ送信する。指示を送信する好適な技術の例としては、サーチ方法を変更する、無線通信装置に記憶された近傍リストにフェムトセル基地局を加える、若しくは、無線通信装置にフェムトセル基地局のパイロット信号をサーチさせる、又は、パイロット信号430が検出される可能性を高める制御信号406を送信することが含まれる。
無線通信装置106がフェムトセル基地局204を検知し、その検出をマクロセル基地局202へ報告した後で、コアネットワーク108は、無線通信装置106のマクロセル基地局202からフェムトセル基地局204へのハンドオフを起動する。ハンドオフは、無線通信装置がマクロセル基地局204に登録されたままであることを除いて、周知の技術に従う。無線通信装置がデュアルアイドル・トラフィック状態に入るべきであることを示す追加的な情報を無線通信装置に提供しても良い。場合によっては、追加的な情報は必要ない又は、別のタイミングで提供されても良い。
図5は、無線通信装置106のブロック図である。無線通信装置106は、音声、データ、及び/又はマルチメディア通信に用いることができる任意の種類の無線装置であり得る。無線通信装置は、第1送受信ノード及び第2送受信ノードと通信するための受信機502及び送信機504を少なくとも有する。装置106が他の種類のシステムにおいても通信できる場合、装置106は、更に受信機及び送信機を含んでも良い。無線通信システム106に関して説明したブロックの様々な機能及び動作は、様々な装置、回路又は要素において実施しても良い。2つ以上の機能ブロックは、単一の装置に統合されても良いし、任意の単一の装置において行われると説明された機能は、いくつかの装置において実施されても良い。例えば、受信機502及び送信機504の機能は、状況によっては、少なくとも部分的にコントローラ506によって実行されても良い。
無線通信装置106は、コントローラ506及びメモリ508を有する。コントローラ506は、本明細書に説明した機能を管理するとともに、無線通信装置106の全体の機能性を向上する、任意の電子装置、プロセッサ、マイクロプロセッサ、又は、プロセッサ配列である。メモリ508は、コード、ID値及び他のパラメータ、値と、説明したタスクを容易にするためのデータを記憶することができるRAM及び/又はROM装置の任意の組み合わせである。場合によっては、メモリ508の少なくとも一部は、コントローラ506の一部である。
受信機502は、送受信ノード102,104の両方からの信号を受信することができる。従って、受信機502は、複数のチャネルに合わせることができる単一の装置であっても良いし、それぞれ異なる送受信ノードから信号を受信する複数の受信機510,512を有しても良い。この例において、第1チャネル受信機510は、第1送受信ノードから信号を受信し、第2チャネル受信機512は、第2送受信ノード104から信号を受信する。チャネルは、システム200において用いられる特定の通信プロトコルに応じて、周波数、コード、時間、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。
マクロセル基地局202(第1送受信ノード102)とトラフィック状態である間、第2チャネル受信機512は、フェムトセル基地局402(第2送受信ノード104)によって送信されたパイロット信号430に対する適切なチャネルを監視する。サーチは、マクロセル基地局202から受信したサーチ指示に対応するものであっても良いし、パイロット信号サーチスキームの一部であっても良い。無線通信装置106が行うパイロット信号のサーチは、定期的、継続的又は、散発的に行っても良い。通常、無線通信装置は、メモリ508に記憶され、特定の時間に更新され得る近傍リスト内でパイロット信号をサーチするサーチスキームを実行しても良い。無線通信装置は、信号強度及び/又は検出されたパイロット信号の質に関連した他のパラメータを記録する。パイロット信号のレポートを送信元送受信ノードに送信する。
第1チャネル受信機510は、マクロセル基地局から制御信号を受信して、フェムトセル基地局へのハンドオフを起動する。受信機は、第1送受信ノードからハンドオフ制御メッセージを受信するよう構成される。コントローラは、ハンドオフ制御メッセージに応じてハンドオフを処理し管理する。しかし、ハンドオフ中及びハンドオフ後にも、第1チャネル受信機は、マクロセル基地局202(第1送受信ノード102)からの第1制御信号406を受信し続ける。第2チャネル受信機は、フェムトセル基地局402(第2送受信ノード204)から制御信号及びトラフィック信号を受信する。
そのため、無線通信装置106の受信機502は、第1送受信ノードから第1制御信号を無線で受信し、第2送受信ノードから、第1制御信号とは異なる第2制御信号408を無線で受信するように構成される。コントローラは、第2制御信号を用いて第2送受信ノードからトラフィックチャネル信号を受信しながら、第1制御信号を監視して、第1送受信ノードとの登録を維持する。
場合によっては、第1制御信号は、マクロセル基地局からデュアル制御チャネルの1つの制御チャネルを介して送信される。そのため、受信機は、制御信号を送信するために第1送受信ノードによって用いられるデュアル制御チャネルの1つの制御チャネル内で第1制御信号を受信するように構成される。適当なデュアル制御チャネルスキームの例としては、異なる変調オーダーを有する制御チャネルを用いることや、制御信号をデュアルアイドル・トラフィック状態の無線通信に送信するために低次変調を用いることが挙げられる。
図6は、コアネットワーク108で行われる無線通信装置106に対する無線サービスを管理する方法のフローチャートである。この方法は、ハードウェア、ソフトウェア及び/又は、ファームウェアの任意の組み合わせによって行われても良い。以下に議論するステップの順番は、異なってもよく、状況によっては、1つ以上のステップを同時に行ってもよい。例示的な実施形態において、この方法は、コントローラ410におけるコードを実行することによって少なくとも部分的に行われる。
ステップ602では、コアネットワーク108は、第1送受信ノード102を介して無線通信装置106とのトラフィック通信を管理する。マクロセル基地局202等の第1送受信ノード102は、トラフィック状態の無線通信装置106と通信する。従って、第1送受信ノード102は、無線通信装置とトラフィック信号404及び第1制御信号406を交換する。
ステップ604では、装置近接メッセージ216を受信する。メッセージはコアネットワーク108を第2送受信ノード104に接続するバックホールを介して第2送受信ノード104から受信する。第2送受信ノード104がフェムトセル基地局204の場合、接続には、IPネットワーク214及びフェムトセルゲートウェイ210が関与し得る。
ステップ606では、無線通信装置106は、他の送受信ノードをサーチするように指示される。適切な指示の例としては、無線通信装置106に記憶された近傍リストに第2送受信ノード104を含めるアップデートが挙げられる。状況によっては、このステップは省略することができる。例えば、近傍リストが既に第2送受信ノード104に関連した日付を含み、第2送受信ノード104が、無線通信装置106を検出した後でパイロット信号430の送信を始める場合、無線通信装置106は、追加的な指示なしでパイロット信号430を検出する。
ステップ608では、ネットワークは、第1送受信ノード102を通じた無線通信装置106とのアイドル状態の通信を維持しつつ、第1送受信ノード102から第2送受信ノード104へのハンドオフを管理する。無線通信装置の第1送受信ノードでの登録を終了させずにハンドオフを処理するのに適切な制御信号(ハンドオフ制御信号)が無線通信装置106に送信される。
ステップ610では、無線通信装置106では、第2送受信ノードとのトラフィック状態が維持され、第1送受信ノード102とのアイドル状態が維持される。そのため、第1送受信ノード102は、制御信号406を、アイドル状態のプロトコルに従って無線通信装置106に送信し続ける。また、第1送受信ノード102は、無線通信装置106からアイドル状態を維持するための信号を受信する。例えば、装置の位置変更は、アイドル状態のプロトコルに従って無線通信装置106から受け取っても良い。第2送受信ノード104は、トラフィック信号428及び、無線通信装置106のトラフィック状態に関連した第2制御信号408を交換する。
図7は、フェムトセル基地局204等の第2送受信ノード104で行われる無線通信装置106に対する無線サービスを管理する方法のフローチャートである。この方法は、ハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェアの任意の組み合わせによって行われても良い。以下に説明するステップの順番は、異なってもよく、状況によっては、1つ以上のステップを同時に行っても良い。例示的な実施形態において、この方法は、フェムトセル基地局204のコントローラ414におけるコードを実行することによって少なくとも部分的に行われる。
ステップ702では、スペクトルが検出された信号220に対して監視される。検出は、いくつかの種類の信号の何れでも良いが、検出信号は、この例においては、上りリンク通信信号である。そのため、第2送受信ノード104がフェムトセル基地局204の場合、マクロセル基地局402に割り当てられた上りリンクチャネルを監視する。例示的な実施形態では、上りリンク受信機402を合わせて、ユーザリストにおいて識別された任意の通信装置106から送信された任意の上りリンク信号222を復号する。上りリンクスケジュール情報により、より効率的な上りリンクモニタリングが可能となる。フェムトセル基地局404は、ユーザリストにはない通信装置を検出しても良いが、識別情報なしでは信号を復号することはできない。しかしながら、状況によっては、上りリンク受信機402は、全ての上りリンクチャネルを監視するように構成されても良い。
ステップ704では、無線通信装置106が検出されたかどうかを判断する。検出した信号220が上りリンク信号222である場合、コントローラ414は、上りリンク受信機402が上りリンク信号222を受信したかどうかを判断する。コントローラ414は、上りリンク信号がユーザリストに記載された通信装置から受信されたかどうかを判断する。上りリンク信号を受信した場合、方法はステップ706に進む。受信していない場合、方法はステップ702に戻り、上りリンクチャネルの監視を続ける。
ステップ706では、装置近接メッセージが生成される。例えば、装置近接メッセージは、無線通信装置106が検出されると生成される。しかしながら、状況によっては、コントローラ414は、装置近接メッセージが送信されるべきかどうかを判断するパラメータを評価しても良い。通信装置106のフェムトセル基地局204への近さを計算して閾値と比較しても良い。ここで、近接の計算は、任意の数のパラメータ又は受信した上りリンク信号222の特徴等に基づいても良い。適切なパラメータの例として、信号電力レベル及び送信時間と受信時間とのタイミングオフセットに関連したパラメータが挙げられる。他の関連要因として、送信電力レベル、1つ以上のマクロセル基地局の位置及び、タイムスタンプ、電力レベル指標及び、電力制御指標等の上りリンク信号及び下りリンク信号から抽出された情報が含まれ得る。状況によっては、近接は、上りリンク信号の検出にのみ基づく。特定の要因及び計算方法は、通信システム200の種類によって決まる。また、コントローラは、通信装置106がフェムトセルへのハンドオフを試みるべきかどうかを判断しても良い。この判断は、通信装置106のフェムトセル基地局204への近接のみに基づくが、状況によっては、他の要素を考慮に入れても良い。他の要素の例としては、フェムトセル基地局204の容量、無線通信装置106が要求する要求帯域幅、マクロセル基地局202からのサービスの現在の費用、及び、通信装置106の予測される動きが含まれる。コントローラ414がハンドオフを行うべきであると判断する場合、装置近接メッセージが生成される。状況によっては、フェムトセル基地局204は、コアネットワーク108に対して近接情報を他の情報を合わせて送信することで、コアネットワーク108が、通信装置106がハンドオフを試みるべきかどうか又は、フェムトセル基地局204のサーチを試みるべきか判断できるようにしても良い。そのため、装置近接メッセージは、少なくとも無線通信装置が検出されたことをコアネットワーク108に対して示す。また、装置近接メッセージも近接情報、識別情報及びコアネットワーク108にとって有益な他のデータ等の他の情報を含んでも良い。
ステップ708では、装置近接メッセージ216をコアネットワーク108に送信する。この例では、メッセ―ジ216は、ネットワークインターフェース412によってIPネットワーク214及びアクセスゲートウェイ210を介してコアネットワーク108へ送信される。上述したように、装置近接メッセージ216は、他の内容及び情報も含まれているが、少なくとも通信装置106がフェムトセル基地局204の範囲内にある可能性があることを示す。例えば、無線通信装置106を識別することに加えて、メッセージは、フェムトセル基地局204を識別しても良い。フェムトセル基地局204は、メッセージを他の技術を用いて送信しても良い。例えば、状況によっては、メッセージ216を、上りリンクチャネルを介してマクロセル基地局202へ送信しても良い。コアネットワーク108は、特定のフェムトセル基地局のサーチを開始しても良いし、任意のフェムトセル基地局のサーチを開始させても良いし、フェムトセル基地局204へのハンドオフを直接開始しても良い。
ステップ710では、フェムトセル基地局204が、トラフィック状態である無線通信装置106と通信する一方、無線通信装置106は、アイドル状態でマクロセル基地局202と通信する。従って、無線通信装置106は、デュアルアイドル・トラフィック状態である。フェムトセル基地局204が、トラフィック信号及び第2制御信号を送信する一方、マクロセル基地局は、アイドル状態と関連した、第2制御信号とは異なる第1制御信号を送信する。
図8は、無線通信装置106で行われる無線通信を管理する方法のフローチャートである。この方法は、ハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェアの任意の組み合わせによって行われても良い。以下に議論するステップの順番は、異なってもよく、状況によっては、1つ以上のステップを同時に行ってもよい。例示的な実施形態において、方法は、コントローラ506におけるコードを実行することによって少なくとも部分的に行われる。
ステップ802では、サーチ指示を第1送受信ノード102(マクロセル基地局202)から受信する。上述したように、サーチメッセージは、無線通信装置が第2送受信ノード104(フェムトセル基地局204)から送信されたパイロット信号430を検出する可能性を高くする、メモリ508に記憶された近傍サーチリストに対する任意のアップデートであり得る。このステップは、状況によっては省略することができる。
ステップ804では、無線通信装置は、第1送受信ノード102(フェムトセル基地局204)をサーチする。適したチャネルは、パイロット信号430を探すためのサーチスキームに従ってサーチされる。
ステップ806では、第2送受信ノード102(フェムトセル基地局204)を取得する。パイロット信号430を検出し、適したアクセス制御信号をコントローラ506によって受信して処理する。
ステップ808では、第1送受信ノード102とのアイドル状態の通信を維持しつつ、第1送受信ノード102から第2送受信ノード104へのトラフィックハンドオフ手順を行う。適切な制御信号(ハンドオフ制御信号)を第1送受信ノードから受信して、第1送受信ノードとの登録を終了させずにハンドオフを処理する。従って、ハンドオフ手順は、周知の技術に従うが、無線通信装置が第1送受信ノード102に対して登録を維持してアイドル状態で動作し続けるので、従来のハンドオフとは異なる。
ステップ810では、第1制御信号を第1送受信ノードから受信し、第2制御信号を第2送受信ノード102から受信する。無線通信装置106は、第2送受信ノードとトラフィック状態を維持し、第1送受信ノード102とアイドル状態を維持する。無線通信装置106は、第1送受信ノード102からアイドル状態のプロトコルに従って制御信号406を受信し続ける。また、無線通信装置は、アイドル状態と関連付けられた上りリンク制御信号を第1送受信ノード102に送信してアイドル状態を維持する。例えば、装置の位置変更を、アイドル状態のプロトコルに従って無線通信装置106から送信しても良い。
本発明の他の実施形態及び変更例は、当業者はこれらの技術に鑑み容易に想到しうることである。上記の説明は、例示的なものであり限定的なものではない。本発明は、上記の明細書及び添付の図面を併せて見た場合、そのような実施形態及び変更例の全てを含む以下の請求項によってのみ限定される。そのため、本発明の範囲は、上記の説明によって判断されるべきではなく、全ての同等物の範囲と共に添付の請求項を参照することで判断されるべきである。

Claims (20)

  1. 第1送受信ノードから第1制御信号を無線で受信し、第2送受信ノードから前記第1制御信号とは異なる第2制御信号を無線で受信するように構成された受信機と、
    前記第2制御信号を用いて前記第2送受信ノードからトラフィックチャネル信号を受信しつつ、前記第1制御信号を監視して、前記第1送受信ノードとの登録を維持するように構成されたコントローラと、
    を含む無線通信装置。
  2. 前記受信機は、前記第1送受信ノードによって制御信号を送信するために用いられるデュアル制御チャネルのうちの一方の制御チャネル内で前記第1制御信号を受信するように構成される、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記一方の制御チャネルの変調オーダーは、前記デュアル制御チャネルのうちの他方の制御チャネルの変調オーダーよりも低い、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第1送受信ノードは、前記第2送受信ノードの第2ノードサービスエリアよりも大きい第1ノードサービスエリア内に無線サービスを提供する、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記受信機は、前記第1送受信ノードからハンドオフ制御メッセージを受信するように構成され、
    前記コントローラは、前記ハンドオフ制御メッセージに応じて、前記第2送受信ノードから前第1送受信ノードへのハンドオフを処理して前記第1送受信ノードからトラフィックチャネル信号が受信できるようにする、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記コントローラは、無線通信装置が前記第1送受信ノードに対してアイドル状態であるとともに前記第2送受信ノードに対してトラフィック状態であるデュアルアイドル・トラフィック状態に、当該無線通信装置を維持する、請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 第1送受信ノードから第1制御信号を無線で受信する工程と、
    第2送受信ノードから前記第1制御信号とは異なる第2制御信号を無線で受信する工程と、
    前記第2制御信号を用いて前記第2送受信ノードからトラフィックチャネル信号を受信しつつ、前記第1制御信号を監視して、前記第1送受信ノードとの登録を維持する工程と、
    を有する方法。
  8. 前記第1制御信号を受信する工程は、前記第1送受信ノードによって制御信号を送信するために用いられるデュアル制御チャネルのうちの一方の制御チャネル内で前記第1制御信号を受信する工程を有する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記一方の制御チャネルの変調オーダーは、前記デュアル制御チャネルのうちの他方の制御チャネルの変調オーダーよりも低い、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1送受信ノードは、前記第2送受信ノードの第2ノードサービスエリアよりも大きい第1ノードサービスエリア内に無線サービスを提供する、請求項7に記載の方法。
  11. 前記第1送受信ノードからハンドオフ制御メッセージを受信する工程と、
    当該ハンドオフ制御メッセージに応じて、前記第2送受信ノードから前第1送受信ノードへのハンドオフを処理して前記第1送受信ノードからトラフィックチャネル信号が受信できるようにする工程と、
    を更に有する請求項7に記載の方法。
  12. 無線通信装置が前記第1送受信ノードに対してアイドル状態であるとともに前記第2送受信ノードに対してトラフィック状態であるデュアルアイドル・トラフィック状態に、該無線通信装置を維持する工程を更に有する、請求項7に記載の方法。
  13. 第1制御信号を無線通信装置に送信して、自範囲内の前記無線通信装置の登録を維持するように構成された第1送受信ノードと、
    前記無線通信装置に対してトラフィック制御信号を送信するとともに、前記第1制御信号とは異なる第2制御信号を送信するように構成された第2送受信ノードと、
    を有する無線通信システム。
  14. 前記第1送受信ノードは、デュアル制御チャネル内で信号を送信し、デュアル制御チャネルの一方の制御チャネル内で前記第1制御信号を送信するように更に構成される、請求項13に記載の無線通信システム。
  15. 前記一方の制御チャネルの変調オーダーは、前記デュアル制御チャネルの内の他方の制御チャネルの変調オーダーよりも低い、請求項14に記載の無線通信システム。
  16. 前記第1送受信ノードは、第1ノードサービスエリア内に無線サービスを提供するように構成され、
    前記第2送受信ノードは、前記第1ノードサービスエリアよりも小さい第2ノードサービスエリア内に無線サービスを提供するように構成される、請求項13に記載の無線通信システム。
  17. 前記第1送受信ノードは、ハンドオフ制御メッセージを送信し、無線通信装置の前記第2送受信ノードから前記第1送受信ノードへのハンドオフを起動して、当該無線通信装置が前記第1送受信ノードからトラフィックチャネル信号を受信できるようにするよう更に構成される、請求項13に記載の無線通信システム。
  18. 無線通信装置が前記第1送受信ノードに対して前記アイドル状態である間、前記第1送受信ノードは、前記無線通信装置をアイドル状態に維持するように更に構成され、前記第2送受信ノードは、前記無線通信装置をトラフィック状態に維持するように構成される、請求項13に記載の無線通信システム。
  19. 第2送受信ノードに対するトラフィック状態を維持しつつ、第1送受信ノードに対するアイドル状態を維持するように構成される、無線通信装置。
  20. 前記アイドル状態は、前記第1送受信ノードから第1制御信号を受信することを含み、前記トラフィック状態は、前記第2送受信ノードとトラフィックチャネル信号を交換することを含む、請求項19に記載の無線通信装置。
JP2012517896A 2009-06-30 2010-06-30 無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態 Pending JP2012532508A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/495,395 2009-06-30
US12/495,395 US20100329206A1 (en) 2009-06-30 2009-06-30 Dual idle-traffic state of wireless communication device
PCT/US2010/040648 WO2011002915A1 (en) 2009-06-30 2010-06-30 Dual idle-traffic state of wireless communication device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012532508A true JP2012532508A (ja) 2012-12-13

Family

ID=42710564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012517896A Pending JP2012532508A (ja) 2009-06-30 2010-06-30 無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100329206A1 (ja)
JP (1) JP2012532508A (ja)
WO (1) WO2011002915A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503522A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 ハンドオーバ方法およびハンドオーバ装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8169982B2 (en) 2005-08-10 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for creating a fingerprint for a wireless network
US9137745B2 (en) 2007-10-12 2015-09-15 Qualcomm Incorporated System and method to locate femto cells with passive assistance from a macro cellular wireless network
US9253653B2 (en) * 2007-11-09 2016-02-02 Qualcomm Incorporated Access point configuration based on received access point signals
US8838096B2 (en) * 2009-05-29 2014-09-16 Qualcomm Incorporated Non-macro cell search integrated with macro-cellular RF carrier monitoring
US8761094B2 (en) * 2009-07-22 2014-06-24 Qualcomm Incorporated Method and apparatus that facilitates interference cancellation for control channels in heterogenous networks
US20110134833A1 (en) * 2009-12-08 2011-06-09 Qualcomm Incorporated Controlling access point functionality
US8279808B2 (en) * 2010-05-05 2012-10-02 Ymax Communications Corp. Non-carrier dependent femtocell and related methods
US8923892B2 (en) * 2010-05-14 2014-12-30 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for updating femtocell proximity information
CN102469557B (zh) * 2010-11-15 2014-08-13 华为技术有限公司 接入基站方法、基站和用户设备
EP2832171A4 (en) * 2012-03-29 2015-12-02 Intel Corp DUAL MODE SYSTEM FOR WIRELESS COMMUNICATION
US8805394B2 (en) * 2012-05-17 2014-08-12 Intel Corporation Systems and methods for interference mitigation in heterogeneous networks
CN103582024B (zh) 2012-08-06 2018-01-23 华为技术有限公司 下行信号的发送、接收方法和网络系统及终端
US9692459B2 (en) 2012-11-28 2017-06-27 Intel Corporation Using multiple frequency bands with beamforming assistance in a wireless network
DK2951975T3 (en) * 2013-01-30 2016-10-24 ERICSSON TELEFON AB L M (publ) GENERATION OF SECURITY KEY TO BICONNECTIVITY
WO2014169431A1 (zh) 2013-04-16 2014-10-23 华为技术有限公司 小区切换方法及设备
US10419989B2 (en) * 2013-10-16 2019-09-17 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Direct link mode for small cells of cellular wireless communication networks
US11165834B2 (en) 2018-11-12 2021-11-02 Comcast Cable Communications, Llc Voice service restoration after element failure

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08125601A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Toshiba Corp デュアルモード無線通信装置
US20030035410A1 (en) * 2001-08-14 2003-02-20 Rajiv Laroia Methods and apparatus for wireless network connectivity
JP2004515988A (ja) * 2000-12-08 2004-05-27 モトローラ・インコーポレイテッド 通信システムにおけるチャネル割当て
US20080025262A1 (en) * 2006-07-28 2008-01-31 Kim Jeong M Method for performing handoff from WiBro(WIMAX) service to wireless LAN service and terminal apparatus using the same title
JP2008533761A (ja) * 2005-01-14 2008-08-21 ハバ コーポレイション 通信方法及び通信システム
WO2008141128A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Kyocera Corporation System and method for broadcasting overhead parameters in poor coverage regions
JP2009505509A (ja) * 2005-08-10 2009-02-05 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の無線通信システムを使用する同時通信のための方法および装置
WO2009048805A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-16 Qualcomm Incorporated Distributed mobile access point acquisition
WO2009065033A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-22 Qualcomm Incorporated Classifying access points using pilot identifiers
WO2009067700A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Qualcomm Incorporated Source initiated communication handover

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1346103A (en) 1971-06-18 1974-02-06 Ici Ltd Apparatus for the manufacture of eccentric core/sheath cojugate filaments
US6587680B1 (en) * 1999-11-23 2003-07-01 Nokia Corporation Transfer of security association during a mobile terminal handover
US6650905B1 (en) * 2000-06-30 2003-11-18 Nokia Mobile Phones, Ltd. Universal mobile telecommunications system (UMTS) terrestrial radio access (UTRA) frequency division duplex (FDD) downlink shared channel (DSCH) power control in soft handover
ATE261645T1 (de) * 2000-10-18 2004-03-15 Lg Electronics Inc Verfahren zur steuerung des weiterreichens in einem schema für synchrone aufwärtsübertragung
FI113232B (fi) * 2002-06-28 2004-03-15 Nokia Corp Datansiirtoyhteyden järjestäminen
US7266101B2 (en) * 2003-06-30 2007-09-04 Motorola, Inc. Fast handover through proactive registration
AU2005219314B2 (en) * 2004-03-05 2008-10-09 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for handover to minimize service delay due to ping pong effect in BWA communication system
US20080268907A1 (en) * 2004-06-04 2008-10-30 Nortel Networks Limited Switching in a Distributed Access Network
US8130718B2 (en) * 2004-12-09 2012-03-06 Interdigital Technology Corporation Method and system for interworking of cellular networks and wireless local area networks
KR100677604B1 (ko) * 2005-07-27 2007-02-02 삼성전자주식회사 Gps 위치정보를 이용한 무선 랜에서의 빠른 핸드오버방법 및 그 방법을 수행하는 모바일 기기, 그리고 gps위치정보를 이용한 서비스 전환 방법
US20070104145A1 (en) * 2005-11-08 2007-05-10 Hsiao-Shun Jan Data accessing method for a wireless communication device performing a handover operation between wireless stations
US8218530B2 (en) * 2006-01-05 2012-07-10 Qualcomm Incorporated Seamless handoff between access networks with saved session information
KR101338477B1 (ko) * 2006-04-19 2013-12-10 한국전자통신연구원 이동 통신 시스템의 인증키 생성 방법
GB2439370A (en) * 2006-06-26 2007-12-27 Symbian Software Ltd Telecommunications device contains multiple subscriber identities for simultaneous use on a wireless network
EP1881720A1 (en) * 2006-07-19 2008-01-23 Alcatel Lucent Method of controlling handover, base station and mobile station for use in a mobile communication network
KR100863135B1 (ko) * 2006-08-30 2008-10-15 성균관대학교산학협력단 이동환경에서의 듀얼 인증 방법
KR100800867B1 (ko) * 2006-09-12 2008-02-04 삼성전자주식회사 이종 망에서 핸드오버 지연 감소 방법 및 장치
US8126461B2 (en) * 2006-11-01 2012-02-28 Snrlabs Corporation System, method, and computer-readable medium for user equipment managing multiple radio networks for handover and low-power operations
US7978667B2 (en) * 2006-11-30 2011-07-12 Kyocera Corporation Management of WLAN and WWAN communication services to a multi-mode wireless communication device
US9532399B2 (en) * 2006-11-30 2016-12-27 Kyocera Corporation Apparatus, system and method for managing wireless local area network service to a multi-mode portable communication device
EP2123088B1 (en) * 2007-03-12 2013-09-11 Nokia Corporation Apparatus and method providing auxillary handover command
US20080280630A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-13 Amit Kalhan System and method for broadcasting page messages in poor coverage regions
WO2009020789A2 (en) * 2007-08-03 2009-02-12 Interdigital Patent Holdings, Inc. Security procedure and apparatus for handover in a 3gpp long term evolution system
US8780857B2 (en) * 2007-10-09 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for mobility support between network domains
EP2073578B1 (en) * 2007-12-21 2012-07-25 Nokia Siemens Networks S.p.A. A method for preventing ping-pong handover effect in mobile wimax networks
JP4924501B2 (ja) * 2008-03-21 2012-04-25 富士通株式会社 ゲートウェイ装置、及びハンドオーバ方法
EP3927016A3 (en) * 2008-04-03 2022-01-12 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and arrangement in a telecommunication system
US20110090870A1 (en) * 2008-05-09 2011-04-21 Telefonaktie Bolaget Lm Ericsson (Publ) Enhanced sae mobility
CN102106170B (zh) * 2008-06-23 2014-09-17 株式会社Ntt都科摩 移动通信系统、通信装置以及通信方法
EP2364563B1 (en) * 2008-09-11 2018-11-07 Nokia Solutions and Networks Oy Signaling exchange for handover control for wireless networks
JP2012507207A (ja) * 2008-10-23 2012-03-22 ゼットティーイー(ユーエスエー)インコーポレーテッド 無線通信におけるフェムトセルハンドオーバ
US20100113027A1 (en) * 2008-11-01 2010-05-06 Broadband Wireless Technology Corp Apparatus, Method, And Tangible Machine-Readable Medium Thereof For CallBack HandOver Procedure In A FemTo-Network
US20110007719A1 (en) * 2008-11-26 2011-01-13 Chi-Chen Lee Method for setting transmission timing of wireless communication apparatus
US8487516B2 (en) * 2008-12-17 2013-07-16 At&T Mobility Ii Llc Scanning of wireless environment in a femto-based home macro sector
US8996016B2 (en) * 2009-01-05 2015-03-31 Google Technology Holdings LLC Method for identifying user equipment to a femtocell
CN102239723A (zh) * 2009-04-21 2011-11-09 华为技术有限公司 用于切换问题识别的方法
US8498267B2 (en) * 2009-05-01 2013-07-30 At&T Mobility Ii Llc Access control for macrocell to femtocell handover

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08125601A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Toshiba Corp デュアルモード無線通信装置
JP2004515988A (ja) * 2000-12-08 2004-05-27 モトローラ・インコーポレイテッド 通信システムにおけるチャネル割当て
US20030035410A1 (en) * 2001-08-14 2003-02-20 Rajiv Laroia Methods and apparatus for wireless network connectivity
JP2008533761A (ja) * 2005-01-14 2008-08-21 ハバ コーポレイション 通信方法及び通信システム
JP2009505509A (ja) * 2005-08-10 2009-02-05 クゥアルコム・インコーポレイテッド 複数の無線通信システムを使用する同時通信のための方法および装置
US20080025262A1 (en) * 2006-07-28 2008-01-31 Kim Jeong M Method for performing handoff from WiBro(WIMAX) service to wireless LAN service and terminal apparatus using the same title
WO2008141128A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Kyocera Corporation System and method for broadcasting overhead parameters in poor coverage regions
JP2010527545A (ja) * 2007-05-09 2010-08-12 京セラ株式会社 低カバレージ領域におけるオーバーヘッドパラメータの一斉配信システムおよび方法
WO2009048805A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-16 Qualcomm Incorporated Distributed mobile access point acquisition
JP2011501515A (ja) * 2007-10-09 2011-01-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド 分散モバイルアクセスポイント取得
WO2009065033A1 (en) * 2007-11-16 2009-05-22 Qualcomm Incorporated Classifying access points using pilot identifiers
JP2011504059A (ja) * 2007-11-16 2011-01-27 クゥアルコム・インコーポレイテッド パイロット識別子を用いたアクセスポイントの分類
WO2009067700A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Qualcomm Incorporated Source initiated communication handover
JP2011504714A (ja) * 2007-11-21 2011-02-10 クゥアルコム・インコーポレイテッド ソース起動の通信ハンドオーバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013503522A (ja) * 2009-08-28 2013-01-31 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 ハンドオーバ方法およびハンドオーバ装置
KR101399004B1 (ko) 2009-08-28 2014-05-27 후아웨이 디바이스 컴퍼니 리미티드 핸드오버 방법 및 핸드오버 장치

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011002915A1 (en) 2011-01-06
US20100329206A1 (en) 2010-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012532508A (ja) 無線通信装置のデュアルアイドル・トラフィック状態
US8619706B2 (en) Apparatus, system and method for managing wireless service to a wireless communication device
JP5439580B2 (ja) パイロット信号の送信管理
US8238921B2 (en) User zone information transmission management
US20090215400A1 (en) Pilot signal transmission management
US8102825B2 (en) Detection of a multi-mode portable communication device at a mesh network
US20090291686A1 (en) Autonomous connectivity between a mobile station and multiple network elements for minimizing service discontinuities during handovers in a wireless communication system
US20090290555A1 (en) Autonomous anonymous association between a mobile station and multiple network elements in a wireless communication system
US8194609B2 (en) Handoff management based on non-traffic state uplink signals
US20100105395A1 (en) Method for the cell ID selection for femtocell basestation
JP5187541B2 (ja) 再構成可能ホーム基地局
US20100054205A1 (en) Handoff management for multimode communication devices based on non-traffic state uplink signals
WO2008066929A2 (en) Management of wlan and wwan communication services to a multi-mode wireless communication device
JP2011530894A (ja) ワイヤレス通信における周波数優先度リストの更新
US20100118841A1 (en) Device beacon for handoff management of handoffs to base stations
US9635593B2 (en) Communication system
WO2009108723A2 (en) Apparatus, system and method for managing wireless service to a wireless communication device
US9560572B2 (en) Handovers in wireless communication systems with hierarchical cells using different transmission time periods for uplink communication
KR20140011593A (ko) 이종 네트워크 시스템에서 제어정보 전송방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140303

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140314

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140411