JP2010526450A - 紫外検出器及び線量計 - Google Patents

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Abstract

基板と該基板上に形成された薄膜層とを具えるUV検出素子を有するUV光検出器を開示する。薄膜層はUV光を受光し、光起電力出力に変換するためのものである。第1及び第2電極が薄膜層の一表面上に形成され、第1及び第2電極間にて薄膜層内に誘電分極を形成し、光起電力出力を収集するように構成される。さらに増幅器及び出力表示装置も具える。UV検出素子は光起電力出力を収集するように構成され、増幅器はUV検出素子からの光起電力出力を受信するように構成され、出力表示装置は、UV光が一表面で受光されるとき、光起電力出力から得られる表示を提供するように構成される。

Description

本発明は、紫外(UV)検出器及び線量計、特に検出素子として光起電性薄膜を用いる紫外線検出器及び線量計に関するものであるが、これに限定されない。
関連出願の参照
2006年3月21日に出願され、20006年9月28日にUS2006/0213549号として公開された、発明の名称「Thin Film Photovoltaic Device」の本出願人に係る先米国特許出願11/386,295号(その内容が参照により本明細書に組み込まれる)を参照されたい。
太陽放射中の紫外(UV)光は人間の健康に大きな影響を及ぼす。UV放射は波長に応じてUV−A(320−400nm)、UV−B(290−320nm)及びUV−C(200−290nm)に細分される。通常、UV−A及びUV−Bのみが大気中に侵入し、地表に到達する。UV−Aは日焼けに関与し、皮膚癌の一因となる。更に目の白内障、日光網膜炎及び隔膜ジストロフィの原因でもある。UV−Bは人間の皮膚癌の原因とみなせる。更に、UV−A及びUV−B放射の相互作用は相乗発癌効果を有する。この組み合わせは皮膚の老化及びしわの原因である。
世界保健機関により提供された情報によれば、世界中で毎年約2〜300万人の非メラノーマ性皮膚癌及び約130,000人の悪性メラノーマが発生している。これは白色人種の死亡率にかなり寄与している。世界中で毎年約1200〜1500万の人々が白内障で盲目になり、そのうちの20%が太陽暴露が原因である。
人為的影響による成層圏オゾン層の減少とともに、人間の健康へのUV影響の問題がさらに厳しくなるかもしれない。それにもかかわらず、少量のUVは有益であり、ビタミンDの生成には不可欠である。加えて、肌質及び健康状態は個人差があるため、一人の人間に顕著なダメージを生じ得るUV暴露レベルは別の人間には良性で、有益であることもありえる。それゆえ、個人ごとにUV暴露を監視し管理する必要がある。この点を考慮すると、特に皮膚や目がUV光で損傷されやすい人に対しては個人用携帯UV検出器が有利である。
既存のUV検出器において、光子検出器は一般にUV波長において高感度のために使用されている。UV光子検出器は伝統的に2つの異なるクラス、即ち写真型及び光電子型に分けられる。定量測定能力のために、半導体光電子検出器がパーソナルヘルスケアアプリケーションに対して優位である。GaN、AlN及びSiCなどの大きなバンドギャップを有する半導体がUV検出に検討されている。しかし、これらの材料又はそれらの組み合わせからなる検出器は真空室内における費用のかかる堆積方法により通常得られている。例えば有機金属化学気相成長(MOCVD)又は分子ビームエピタキシ(MBE)のような方法を使用することができる。Siのような比較的小さなバンドギャップを有する半導体はUVより長い波長にもセンシティブであるので、UV光のみを通す低域通過フィルタが必要とされ、コストがかかるとともにデバイス構造をより複雑にする。加えて、このようなフィルタは通常人間の健康に危険であるUV光波長に対して低い透明度を有する。
p−n接合又はショットキ障壁に基づく半導体光起電力効果は典型的には1ボルトより低い光電圧を発生し得るのみである。強誘電体薄膜における光起電力効果を用いるUVセンサは強誘電体薄膜の小さな厚さ及び電圧に対する制約のために大きな電圧を発生できない。小さな電圧は光起電力素子の回路駆動能力を制限する。
UVセンサにおいては、UV光は少なくとも一つの金属層又は半導体層を貫通しなければならない。例えば、UV光は上部電極層を貫通して上部及び下部電極ではさまれた強誘電体層に、又はショットキ障壁内の金属層に、又はp−n接合の半導体層の一つに侵入する必要がある。金属電極(いわゆる透明電極を含む)は人間の健康に危険である波長のUV光に対して満足な透明度を持たないので、上部電極層の貫通によるUVエネルギー損は大きい。透明度のUV波長に対する依存性及び光起電力領域の上部の任意の層に対する入射角は受信されるスペクトルも変化せしめる。受光角も狭い。
本発明の模範的な態様によれば、基板と該基板上に形成された薄膜層とを具えるUV検出素子を具えたUV光検出器が提供される。薄膜層はUV光を受光し、光起電力出力に変換するためのものである。第1及び第2電極が薄膜層の一表面上に形成される。これらの電極は、第1及び第2電極の間で薄膜層に誘電分極を形成し、光起電力出力を収集するように構成される。さらに増幅器及び出力表示装置も具える。UV検出素子は光起電力出力を収集するように構成され、増幅器はUV検出素子からの光起電力出力を受信するように構成され、出力表示装置は、UV光が一表面で受光されるとき、光起電力出力から得られる表示を提供するように構成される。
本発明の他の模範的な態様によれば、基板と該基板上に形成された薄膜層とを具えるUV検出素子を具えたUV光線量計が提供される。薄膜層はUV光を受光し、光起電力出力に変換するためのものである。第1及び第2電極が薄膜層の一方の表面上に形成される。これらの電極は、第1及び第2電極間で薄膜層に誘電分極を形成し、光起電力出力を収集するように構成される。増幅器、光起電力出力を蓄積するキャパシタ、メモリ及び出力表示装置も具える。出力表示装置は、キャパシタに蓄積された光起電力出力及びメモリ内の情報を表す表示を提供するように構成される。
両態様とも、第1電極及び第2電極は1対のインターディジタル電極を構成する。薄膜層は強誘電体薄膜とすることができる。出力表示装置はLED及びLCDの一つとすることができる。
UV検出器は、UV検出素子と並列に接続された第1の抵抗をさらに具えることができる。UV検出器は、出力表示装置と直列に接続され、出力表示装置を駆動するために電圧振幅を制御するように構成された第2の抵抗をさらに具えることができる。
出力表示装置は光電流量及び光電圧振幅の少なくとも一つで制御されるものとし得る。増幅器は光電流を出力電圧に変換するように構成することができる。増幅器は光電圧を出力電圧に変換するように構成することもできる。増幅器は出力電圧に抵抗利得を与えない電圧測定装置とすることもできる。
UV光検出器は、一表面で受光されたUV光の積算線量を示すUV線量計とすることができる。UV光検出器は光電流を蓄積するように構成されたキャパシタをさらに具えることができる。増幅器の出力電圧は薄膜上のUV光照射中におけるキャパシタの積算電圧とすることができる。増幅器は電流積分器とすることができる。キャパシタの充電応答速度を調整するためにキャパシタと並列に複数の抵抗を接続することができる。UV光検出器は他の抵抗及びスイッチをさらに具えることができる。
UVセンサからの電圧又は電流出力は実際のUV放射の計算のためにマイクロコントローラに入力し、その結果を表装置に表示することができる。マイクロコントローラはUVセンサからのアナログ出力電圧をディジタル化するために使用される。計算されるパラメータは、リアルタイムの入力の移動平均、一定期間に亘る入力の積算和及び周囲妨害により生じ得る入力電圧のDCオフセットを除去する調整を含む。さらに、マイクロコントローラは後の参照のために内部又は外部メモリにUV暴露に関する収集データを格納することができる。
実際のUV暴露レベルの高精度の測定値を得るために、マイクロコントローラは同一であるが暴露されないUV検出素子からの出力を計算においてベースライン基準として用いることによって温度及び他の周囲妨害の影響を保証することもできる。
UV検出素子を使い捨てにすべきである場合には、使用時に検出素子を取替え可能にすることによってUV検出器はユーザに柔軟性を提供することができる。
本発明を十分に理解し、容易に実施することができるようにするために、図面を参照して模範的な実施例を非限定的例として以下に説明する。
本出願人の先出願に係る、UV検出素子用の光起電力デバイスを示す図である。 本出願人の先出願に係る、UV検出素子用の別の光起電力デバイスを示す図である。 図1bの検出素子に対する光電圧対UV波長を示すグラフである。 図1bの検出素子に対する光電流対UV波長を示すグラフである。 図1bの検出素子に関する365nm及び400nmの光波長における光電流対UV強度を示すグラフである。 出力表示装置としてLEDを具えた、図1a又は図1bの検出素子を用いる模範的な回路設計図である。 出力表示装置としてLCDを具えた、図1a又は図1bの検出素子を用いる別の模範的な回路設計図である。 図1a又は図1bの検出素子を用いて積算されたUV放射を表示し、UV線量計として機能する他の模範的な回路設計図である。 UVセンサ機能とUV線量計機能との間の切り替えを示すブロック図である。 2段アナログ信号処理回路及びマイクロコントローラと具えるUV検出器の模範的な実施例である。 マイクロコントローラ処理前のUVセンサ信号の検出及び増幅を行う図9の2段アナログ回路の好適実施例である。 負帰還ループにT形回路網構成を採用したI−V変換器回路及び負構成の電圧増幅器を具える2段アナログ回路の代替実施例である。 単一の帰還抵抗を有するI−V変換器及びネガティブ配置の電圧増幅器を具える2段アナログ回路の代替実施例である。 UV検出器内のマイクロコントローラの模範的な実施例である。 暴露されないUV検出素子の測定値をベースライン基準として取るように設計されたUV検出器内のマイクロコントローラシステムの模範的な実施例である。 マイクロコントローラの動作を説明するプロセスフローチャートである。 マイクロコントローラ処理前に2段アナログ回路により供給される電荷を積算するアナログ積分器回路の模範的な実施例である。 取り外し可能なUV検出素子を特徴とするUV検出器の模範的な実施例である。
模範的な実施例におけるUV検出器は、検出素子として、本出願人に係る先出願に記載されている薄膜センサを有する。この薄膜は強誘電体薄膜であるのが好ましい。
最初に図1a及び図1bを参照すると、本出願人の先出願に係る、UV光検出素子用の2つの光起電力デバイス50(a)及び50(b)がそれぞれ示されている。各検出素子50(a)及び50(b)はそれぞれ基板10a及び10b上に形成された強誘電体材料の薄膜層14a及び14bを有する。図1(a)の模範的な例では、第1電極15a1及び第2電極15a2を具える1対の電極が強誘電体薄膜14a上に形成され、強誘電体薄膜14aの上面14a1上に互いに離して配置される。この実施例では、電極15a1及び15a2は1対のインターディジタル電極を形成する。
電極15a1及び15a2間の総電流出力は各対の電極指24a間の電流の合計値である。電極15a1及び15a2の間で強誘電体薄膜層14aを分極するために端子20a及び従って電極15a1及び15a2間に電界が印加される。強誘電体14aの分極は電極15a1及び15a2の間で薄膜層の表面に平行であるのが好ましい。また、薄膜層14aはZnO、ZnS、AlN、GaNなどの極性材料で形成でき、この場合には電界を印加してポーリングすることなく電極15a1及び15a2間に誘電分極が存在する。
この実施例によれば、紫外光17aのビームが強誘電体薄膜層14aの上面14aを照射すると、電極15a1及び15a2間に光誘起電気信号18a(即ちVph及びIph)が発生する。この模範的な実施例により発生される光電圧は、半導体UV検出素子に起こるようなp−n接合のエネルギー障壁高さ及び/又はショットキ障壁により制限されない。この模範的な実施例では、UV検出素子の強誘電体薄膜層14aが直接暴露される。これは上部電極層を貫通しなければならないことによる光損失を防止する。
模範的な実施例によるUV検出素子の光起電力特性を水銀キセノンランプによるUV照明の下で調べた。UV強度は種々の波長で校正された電力計で測定した。
図1(b)のUV検出素子に対する光電圧及び光電流の光の波長に対する依存性を図2及び図3にそれぞれ示す。光強度は0.38mW/cmとした。図2は5Vより大きい光電圧を示し、この光電圧は一般に1V以下である半導体光起電力素子の光電圧より大幅に大きい。図3に示す光電流はインターディジタル電極15b1及び15b2の電極指24bの単位長当たりの発生電流である。結果は、UV検出素子は400nm以下の波長のUV光に対して光起電力応答を有することを示している。最大光電圧及び光電流は365nmの波長で観測され、これはPLWZTのエネルギーバンドギャップに対応する。
図4は、365nm及び400nmの波長における光電流のUV強度依存性を示す。UV検出素子の光電流はUV強度にほぼ線形に比例する。図4に示す光電流はインターディジタル電極15b1及び15b2の電極指24bの単位長当たりの発生電流である。
UV光放射は、以下に開示するようにUV検出素子からの電気出力に基づいて、UV検出器で検出し表示することができる。
図5は、UV検出素子50と、UV放射517の存在を表示する出力表示装置としてのLED52とを具えるUV検出器を示す。増幅器54は、出力電圧に抵抗利得を与えない電圧測定装置として機能する。増幅器54の入力電圧の安定性を高めるために大きな抵抗R10がUV検出素子50と並列に接続される。LED52と直列の別の抵抗R11がLED52の駆動に必要とされる電圧振幅に基づいて選択される。UV光517がUV検出素子50を照明すると、電圧が発生し、それによりLED52が駆動されてUV光517の存在を表示する。
図6は、UV検出素子60と、UV放射617の存在を表示する出力表示装置としてのLED66とを具えるUV検出器を示す。増幅器64は好ましくは低入力電流センス演算増幅器である。この増幅器は、電流が抵抗R9へ流入できることによって高インピーダンス電位計として作用する。増幅器からの出力電圧Voutは、簡単な関係式Vout=−Iph×R9に従って、UV検出素子60の光電流Iphを反映する。IphはUV光617の強さに比例し、LCD66で表示される値はVoutに比例するので、LCD66上の数値はUV光617の強さを表示する。光電流検出器の感度はR9の抵抗値により調整することができる。回路特性を安定化させるために抵抗R9と並列にキャパシタンスC6が随意に接続される。
図7は、積算UV放射を表示でき、従ってUV線量計として機能する他のUV検出器を示す。増幅器74は好ましくは低入力電流センス演算増幅器である。この増幅器は、光電流IphがキャパシタC5へ流入できることによって高入力インピーダンスの電流積分器として作用する。増幅器の出力電圧VoutはキャパシタC5の積算電荷を反映する。この場合には、キャパシタC5は電荷を比較的長期間に亘って蓄積するために十分に大きくする必要がある(例えば模範的な実施例では1μF)。充電応答速度を調整するために、キャパシタC5と並列に抵抗R5,R6及びR7の組み合わせが接続される。この組み合わせR5,R6及びR7の実行抵抗値は高く、約1GΩであり、放電時間は長く、何時間にも及ぶので、所望時にUV線量計を放電又はリセットする手段として、スイッチS5と一緒に1kオームの抵抗R8が必要に応じ組み込まれる。増幅器の出力電圧VoutはC5に蓄積された電荷に比例し、C5の電荷は積算UV放射に比例するため、LCD76に表示される数値はUV検出素子70により受光されたUV光717の線量を反映する。
図8は、図6及び図7にそれぞれ示されるセンサと線量計との間の切り替えを示す概略ブロック図である。図8に示すように、このUV検出器はUV光817の強度及び線量の両方を一つのUV検出素子80及び一つの出力装置(好ましくはLCD86)で検出することができる。UV検出素子及びLCDは図6に示すものと類似の電流増幅器87と図7に示すものと類似の電荷増幅器88との間で切り替えることができる。こうして、LCD86はUV光817の強度又は線量を交互に又は同時に表示することができる。
改良されたUV検出器の模範的な実施例を図9に示す。この検出器は2段演算増幅器回路92に接続されたUV検出素子90を具える。電流−電圧(I−V)変換器94がUV検出素子90からのピコ〜ナノアンペアレンジの出力電流を獲得し、この電流出力を電圧出力に変換する。この電圧出力は電圧増幅器96に送られ、この増幅器により増幅されて増幅された出力を生じする。この増幅された出力はディジタル処理のためにアナログ−ディジタル変換器100を経てマイクロコントローラ98に供給される。マイクロコントローラ98は入力電圧に対して数学的なアルゴリズムを実行して実際のUV強度及び線量を計算することができる。マイクロコントローラ98は、入力装置102を介してユーザにより入力されるコマンドも処理し、計算された結果をディスプレイ装置104に表示するように構成される。UV検出器内の2段演算増幅器回路(アナログ回路)の好適実施例は図10に示されている。この回路は第1段としてI−V変換器110(図5に示す回路に類似)を、第2段として電圧増幅器112を具える。I−V変換器110においては、UV検出素子114が演算増幅器116の正入力端子に接続されるとともに、100メガオームの好適値を有する高い値の抵抗RIN118と並列に接続される。これはI−V変換のために高いインピーダンス入力でUV検出素子114から電流出力を供給する。第1段演算増幅器116の出力電圧は、出力電圧の高い安定性を達成するために、その負入力端子に直接接続して負帰還ループを構成する。UV光に暴露されると、UV検出素子114からの出力電流は抵抗RINに流れ、演算増幅器6の正入力122におけるUV検出素子114からの出力電流と線形に比例する出力電流電圧を生成する。この電圧は演算増幅器116の出力端子においてIph・RINとして反映される。I−V変換器110を実現するために用いる演算増幅器116は高い精度及び高い入力インピーダンス特性を有することが好ましい。第2段に対しては、演算増幅器は第1段からの変換された電圧出力を高いレベルに昇圧する正構成を採用する。
図11は2段アナログ回路の代替実施例を示し、本例ではI−V変換器130のための第1段は、UV検出素子の出力電流に対して高い利得を提供するために、負帰還抵抗ループにT形回路網134を用いた演算増幅器132を具える。図11の模範的な実施例では、T形回路網の抵抗136の値RT1、RT2及びRT3はそれぞれ1ギガオーム、100kオーム及び100Mオームとすることができる。演算増幅器132は高い精度及び高いインピーダンス入力特性を有することが好ましい。第2段140の演算増幅器142は、処理のためにマイクロコントローラに送る前に、負電圧信号を正極性に戻すために負構成を採用する。
図12は2段アナログ回路の他の代替実施例を示し、本例では第1段150の演算増幅器152は、その負入力端子でUV検出素子154からの電流出力を受信して、I−V変換のために負構成を採用する。UV検出素子154からの電流出力は帰還抵抗RF156を経て流れ、演算増幅器152の出力に−Iph*RFの電圧を発生する。図12の模範的な実施例では、帰還抵抗RF156の値は100Mオームとすることができ、演算増幅器152は高い精度及び高いインピーダンス入力特性を有することが好ましい。第2段160の演算増幅器162は、マイクロコントローラに送る前に電圧信号を正極性に戻すために負構成を採用する。
UV検出器内のマイクロコントローラ170の好適実施例を図13に示す。2段アナログ回路からの電圧出力はアナログ−ディジタル変換器172を経てマイクロコントローラに入力する。アナログ−ディジタル変換器172はマイクロコントローラ170又は外部集積回路デバイスに組み込まれたモジュールとすることができる。アナログ−ディジタル変換器172は入力アナログ電圧をディジタル形式に変換し、これに基づいてマイクロコントローラ170はUV暴露を計算する。図13の模範的な実施例では、マイクロコントローラ170は、マイクロコントローラ170のI/Oポート176におけるスイッチ174を用いてユーザにより入力されるコマンドも受信することができる。マイクロコントローラ170は、UV暴露情報をユーザに提示するために、計算されたデータをLCDのようなディスプレイ装置178に送ることもできる。
マイクロコントローラ180の代替実施例を図14に示す。マイクロコントローラ180は、UV光暴露の監視中にマイクロコントローラ入力におけるDCオフセットレベルを調整するように構成されている。DCオフセットレベルは、2段アナログ回路、温度変化又は他の周囲雑音から生じ得る。DCオフセットレベルを相殺するために、マイクロコントローラ180は暴露されないUV検出素子182の測定値をベースライン基準として取る。暴露されないUV検出素子182はUV監視のために暴露されるUV検出素子184に同一にする必要がある。より正確なUV測定値を得るために、UV光監視のために暴露されるUV検出素子184から得られる測定値はベースライン基準レベルだけ差し引かれる。
図15はマイクロコントローラの模範的なプロセスフローチャートである。プロセス200はマイクロコントローラにより実行される一連のイベントを具える。プロセスステップは括弧内の参照番号を参照されたい。最初に、システムの初期化が実行される(202)。次に、前セッションからの保存データをクリアするオプション又はUV監視へ進むオプションをユーザに与えるために、メインメニューが表示される(204)。ユーザがUV監視の開始を決定する場合(206)、タイマがリセットされ、始動される(208)。ユーザがUV監視の開始を決定しない場合には、ユーザは保存データのクリアを要求することができ(210)、このときデータはEEPROMからクリアされ(212)、プロセスはメインメニューを表示するステップに戻る(204)。ステップ(208)においてタイマがリセットされ、始動されると、2段アナログ回路の出力から電圧測定値を得るために(アナログ−ディジタル変換器が読み出される214)。
電圧測定値は数学的アルゴリズムにより処理される(216)。このアルゴリズムは、暴露されないUV検出素子からオフセット基準値を取ることによって又はプリセット値から基準値を取ることによってDCオフセットを調整してオフセット調整された入力電圧を生じさせるステップ(218)を含む。オプションとして、オフセット調整された入力電圧から移動平均をUV検出素子の出力として計算することができる。次に、オフセット調整された入力電圧又はその移動平均を累積加算することによってUV線量が計算される(222)。UV線量データはEEPROMに保存される(224)。計算されたデータをUVベンチマークと相関させることによってUV強度レベルのベンチマーキングが実行される(226)。過暴露の場合には信号フラグを立てることができる。表示データはHexからBCDへ変換され(228)、UV強度及び積算された線量が表示される(230)。
過暴露フラグ信号が受信される場合(232)、過暴露警報サブルーチンが開始され(234)、タイマのリセット及び開始(208)に戻る前に1秒間の遅延待ちが行われる(236)。過暴露フラグが立たなかった場合にも、1秒間の遅延待ちが行われる(238)。ユニットがメインメニューに進むことを要求する場合(240)、プロセスはメインメニューの表示(204)に戻る。この要求がされない場合には、プロセスはタイマのリセット及び開始(208)に戻る。こうして、プロセスは、I/Oポートにおけるユーザ入力による入力を周期的にチェックし、ユーザ要求時にEEPROMからのデータ消去(212)のような特定のイベントを駆動することによって、ユーザインタラクションをコーディネートする。
図16は、マイクロコントローラ処理前にUV暴露の線量に比例する出力電圧を供給するためにUV検出器に付加して2段アナログ回路により供給される電荷を時間フレームに亘って蓄積することができるアナログ積分器回路250の模範的な実施例を示す。積分器回路250において、抵抗Rc252及びキャパシタC254は、2段アナログ回路からの出力電圧を徐々に積算することができる充電回路を構成する。模範的な実施例では、Rc及びCの値は、積分器回路250が飽和点に達する前に長い充電時間を与えるようにそれぞれ10kオーム及び10μFの大きさとすることができる。抵抗R8256及びMOSFETスイッチN1 258は充電キャパシタC254のための放電路として作用する。積分器回路250の出力電圧をインターバルごとに読み出す際に、マイクロコントローラ259はI/Oピン260からMOSFETスイッチN1 258をスイッチオンして、積分器回路250の出力の蓄積電圧をゼロにリセットすることができる。積分器回路250が積算されたUV暴露線量を確立する間、マイクロコントローラ259は長いインターバルでUV監視のための入力を検出することができるので、積分器回路250はマイクロコントローラ259の所要のCPU時間を低減する。
上述した実施例によれば、UV検出器は信頼でき、ユーザフレンドリーであり、コンパクトでコストエフェクティブである。これらは電池又は太陽電池で駆動される携帯UV検出器に小型化することができる。これらのUV検出器はユーザが身につけることができるようにペンダントサイズにさらに小型化することができる。図17に示すように、UV検出器270は、UV検出素子274を保持し、それをUV検出器270と電気的に接続するためのアダプタ272を持つことによって、UV検出素子274を取り替えるフレキシビリティをユーザに提供することができる。このようにすると、UV検出素子274は使い捨てとして使用できる。あるいはまた、UV検出器は携帯電話又は腕時計のような家庭電化製品に組み込むこともできる。
強誘電体材料一般に広いエネルギーバンドギャップを有し、一般にUVレンジより上の長い波長の光に対して光起電力応答を示さない。従って、原理的には、UV透明性を有する高価なローパスフィルタは不要である。
以上模範的な実施例について説明したが、それらの設計、構造及び/又は動作の細部において多くの変更が本発明の範囲内において可能であることは当業者に理解されよう。

Claims (41)

  1. 基板と、前記基板上に形成された、紫外光を受光し光起電力出力に変換する薄膜層と、前記薄膜層の一表面上に形成され前記光起電力出力を収集するように構成された第1及び第2電極とを具え、前記薄膜層は前記第1及び第2電極間に誘電分極を有する紫外検出素子と、
    増幅器と、
    出力表示装置と、
    を具え、
    前記紫外検出素子は前記光起電力出力を発生し収集するように構成され、前記増幅器は前記紫外検出素子から前記光起電力出力を受信し増幅するように構成され、前記出力表示装置は、紫外光が前記一表面で受光されるとき、前記光起電力出力から得られる表示を提供するように構成されている、紫外光検出器。
  2. 前記第1電極及び第2電極は1対のインターディジタル電極を構成する、請求項1記載の紫外光検出器。
  3. 前記薄膜層は強誘電体薄膜である、請求項1又は2記載の紫外光検出器。
  4. 前記誘電分極は前記第1及び第2電極の間で前記薄膜層の表面に平行である、請求項1〜3のいずれかに記載の紫外光検出器。
  5. 前記強誘電体薄膜は電界を前記第1及び第2電極により印加して前記薄膜をポーリングすることにより生成される、請求項3記載の紫外光検出器。
  6. 前記出力表示装置はLED及びLCDからなる群から選ばれる、請求項1〜5のいずれかに記載の紫外光検出器。
  7. 前記紫外検出素子と並列に接続された第1の抵抗をさらに具える、請求項1〜7のいずれかに記載の紫外光検出器。
  8. 前記出力表示装置と直列に接続され、前記出力表示装置を駆動するために電圧振幅を制御するように構成された第2の抵抗をさらに具える、請求項7記載の紫外光検出器。
  9. 前記出力表示装置は、光電流量及び光電圧振幅からなる群から選ばれる少なくとも一つで制御される請求項1〜8のいずれかに記載の紫外光検出器。
  10. 前記増幅器は前記光電流を出力電圧に変換するように構成されている、請求項9記載の紫外光検出器。
  11. 前記増幅器は前記光電圧を出力電圧に変換するように構成されている、請求項9記載の紫外光検出器。
  12. 前記増幅器は前記出力電圧に抵抗利得を与えない電圧測定装置である、請求項10又は11記載の紫外光検出器。
  13. 前記紫外光検出器は、前記一表面で受光された紫外光の積算線量を示す紫外線量計である、請求項9〜12のいずれかに記載の紫外光検出器。
  14. 光電流を蓄積するように構成されたキャパシタをさらに具え、前記増幅器の出力電圧は前記薄膜上の紫外光照射中における前記キャパシタの蓄積電圧である、請求項13記載の紫外光検出器。
  15. 前記増幅器は電流積分器である、請求項14記載の紫外光検出器。
  16. 前記キャパシタの充電応答速度を調整するために前記キャパシタと並列に複数の抵抗が接続されている、請求項14又は15記載の紫外光検出器。
  17. 他の抵抗及びスイッチをさらに具える、請求項16記載の紫外光検出器。
  18. 前記増幅器の出力に計算を実行して計算された出力を生成するように構成されたマイクロコントローラをさらに具える、請求項1記載の紫外光検出器。
  19. 前記出力表示装置は前記計算された出力を表示するように構成されている、請求項18記載の紫外光検出器。
  20. 前記増幅器は2段アナログ回路を具え、前記増幅器からの増幅された電圧が前記マイクロコントローラに入力される、請求項18又は19記載の紫外光検出器。
  21. 前記2段アナログ回路の第1段は、前記紫外検出素子からの電流が演算増幅器の正入力端子とアースとの間に接続された抵抗に供給され、該演算増幅器の出力が前記演算増幅器の負入力端子に直接供給される電流−電圧変換器を具える、請求項20記載の紫外光検出器。
  22. 前記2段アナログ回路の第1段は抵抗帰還ループにT形回路網構成を有する電流−電圧変換器を具える、請求項20記載の紫外光検出器。
  23. 前記2段アナログ回路の第1段は、第1演算増幅器の出力が第1の抵抗を経て第1演算増幅器の負入力端子に供給されるとともに第2演算増幅器の負入力端子に供給される負構成の電流−電圧変換器を具え、前記第2演算増幅器の出力が第2の抵抗を経て前記第2演算増幅器の負入力端子に供給される、請求項20に記載の紫外光検出器。
  24. 前記マイクロコントローラは、周囲妨害により生じるDCオフセットレベルを相殺するアルゴリズムを実行するように構成され、前記アルゴリズムは暴露されない紫外検出素子の出力をベースライン基準として用いる、請求項18〜23のいずれかに記載の紫外光検出器。
  25. 前記マイクロコントローラは、周囲妨害により生じるDCオフセットレベルを相殺するアルゴリズムを実行するように構成され、前記アルゴリズムは前記増幅器の出力から所定値を減算する、請求項18〜23のいずれかに記載の紫外光検出器。
  26. 前記マイクロコントローラは、前記計算された出力を不揮発性メモリ装置に周期的に保存するように構成されている、請求項18〜25のいずれかに記載の紫外光検出器。
  27. 基板と、前記基板上に形成された、紫外光を受光し光起電力出力に変換する薄膜層と、前記薄膜層の一表面上に形成され前記光起電力出力を収集するように構成された第1及び第2電極とを具え、前記薄膜層は前記第1及び第2電極間に誘電分極を有する紫外検出素子と、
    増幅器と、
    前記光起電力出力を蓄積するキャパシタと、
    出力表示装置と、
    を具え、
    前記出力表示装置は、前記キャパシタに蓄積された積算光起電力出力を表わす表示を提供するように構成されている、紫外光線量計。
  28. 前記第1電極及び第2電極は1対のインターディジタル電極を構成する、請求項27記載の紫外光線量計。
  29. 前記誘電分極は前記第1及び第2電極間で前記薄膜層の表面に平行である、請求項27又は28記載の紫外光線量計。
  30. 前記薄膜層は強誘電体薄膜である、請求項27〜29のいずれかに記載の紫外光線量計。
  31. 前記出力表示装置はLCDである、請求項27〜30のいずれかに記載の紫外光線量計。
  32. 前記出力表示装置は、光電流量及び光電圧振幅からなる群から選ばれる少なくとも一つで制御される、請求項27〜31のいずれかに記載の紫外光線量計。
  33. 前記増幅器は前記光電流を出力電圧に変換するように構成されている、請求項32記載の紫外光線量計。
  34. 前記増幅器は前記光電圧を出力電圧に変換するように構成されている、請求項33記載の紫外光線量計。
  35. 前記増幅器の出力電圧が前記薄膜上の紫外光照射中における前記キャパシタの蓄積電圧である、請求項34記載の紫外光線量計。
  36. 前記増幅器は電流積分器である、請求項35記載の紫外光線量計。
  37. 前記キャパシタの充電応答速度を調整するために前記キャパシタと並列に複数の抵抗が接続されている、請求項27〜36のいずれかに記載の紫外光線量計。
  38. 他の抵抗及びスイッチをさらに具える、請求項37記載の紫外光線量計。
  39. 前記増幅器の出力に計算を実行して計算された出力を生成するように構成されたマイクロコントローラをさらに具える、請求項27〜38のいずれかに記載の紫外光線量計。
  40. 前記紫外検出素子は使い捨て用に取り外し可能に構成されている、請求項1〜26のいずれかに記載の紫外光検出器。
  41. 前記紫外検出素子は使い捨て用に取り外し可能に構成されている、請求項27〜39のいずれかに記載の紫外光線量計。
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