JP2010526004A - コンテナの相対移動を達成する方法および装置 - Google Patents

コンテナの相対移動を達成する方法および装置 Download PDF

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Abstract

第1の1対のケーブル係合綱車(130)を有する第1のヘッドブロック(120)と、第2の1対のケーブル係合綱車(135)を有する第2のヘッドブロック(125)と、前記ヘッドブロックの相対横軸移動を達成するために、第1および第2のヘッドブロック(120、125)の中間に取り付けられた分離装置(140)とを備えるヘッドブロックアセンブリ(105)であって、第1の1対の綱車(130)が第1のヘッドブロック(120)から選択的に係脱可能であり、第2のヘッドブロック(125)と選択的に係合可能である、ヘッドブロックアセンブリ(105)を提供する。

Description

本発明は、コンテナ、フラットラック、および輸送用貨物を収容するために使用されるその他の装置などの、複合一貫輸送用装置の操作に関する。本発明は、さらにスプレッダなどの中間吊り上げ装置の係合に関する。詳細には、本発明は、一度に複数のコンテナを係合し、その相対位置を変える工程を含む、直接またはスプレッダを介して、複合一貫輸送用装置を係合させる装置および方法に関する。
コンテナの輸送に関して重要な経済的要因が、コンテナの荷積み、荷降ろし、およびコンテナヤードを移動させる速度であることはよく認識されている。最近、複数のコンテナの係合および移動に関する発明が提案された。
これら複数コンテナ装置の特徴は、メンテナンスの問題、すなわちこの資本集中型装置の「休止時間」の長さである。例が特許文献1に記載されており、その内容は本書に組込まれる。問題がヘッドブロックのうちの1つで生じた場合、ケーブルを綱車から係脱させることを含む、クレーンから装置全体を取り外す作業が必要である。ヘッドブロック間の分離メカニズムが相当な数のアクチュエータを使用するので、この作業はメンテナンス問題の重大な原因となることがある。修理またはメンテナンスが作業場を必要とする場合、装置全体は、ケーブルを解きほどくことによりクレーンから取り外さなければならない。クレーンを機能するようにするために、クレーン上の装置を取り外し、次に交換するためにかかる時間はかなり長く、巻き揚げ能力の重大な損失につながる。
この種の装置の別の欠点は、それらの製造に含まれる複雑さである。典型的に、この種の装置は、かなりのエンジニアリング、およびその装置の操作に関連した多数のアクチュエータに対する制御を必要とする大きく複雑な装置である。たとえば、特許文献1で示される装置を操作するのに必要な7つ以上のアクチュエータがある(図2を参照)。制御システムまたはオペレータの制御は、ヘッドブロックに取り付けられたコンテナを分離するためだけではなく、1組のアクチュエータだけの操作が必要な、コンテナを「斜めにする」工程などにより、コンテナの相対位置を変更するためにも、装置を操作するために、複雑さを要する。
国際公開第03/104132号パンフレット
したがって、前記装置のメンテナンス問題を改善することができる装置を有することは、有利である。
第1の態様において、本発明は、第1の1対のケーブル係合綱車を有する第1のヘッドブロックと、第2の1対のケーブル係合綱車を有する第2のヘッドブロックと、前記ヘッドブロックの相対横軸移動を達成するための第1と第2のヘッドブロックの中間に取り付けられた分離装置とを含むヘッドブロックアセンブリを提供し、第1の1対の綱車が、第1のヘッドブロックから選択的に係脱可能であり、かつ第2のヘッドブロックと選択的に係合可能である。
第2の態様において、本発明は、隣接の配置で係合した第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車を解放する段階と、第1のヘッドブロックと第2の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮させ、それにより第2の綱車を第2のヘッドブロックから第1のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車に第2の綱車を連結する段階と、第1のヘッドブロックから第1の綱車を解放する段階と、アクチュエータを伸長させ、それにより連結された綱車を第1のヘッドブロックから第2のヘッドブロックへスライドさせ、アクチュエータを第2の綱車から係脱させ、それにより第1のヘッドブロックを第2のヘッドブロックから係脱させる段階とを含む、方法を提供する。
第3の態様において、本発明は、ダブルスプレッダ係合装置を、シングルスプレッダ係合装置であって、第1および第2ヘッドブロックを提供し、それぞれがシングルスプレッダを係合するのに適合し、前記ヘッドブロックが隣接した配置で係合している段階と、第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車を解放する段階と、第1のヘッドブロックと第2の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮し、それにより第2の綱車を第2のヘッドブロックから第1のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、第2の綱車を第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車に連結する段階と、第1の綱車を第1のヘッドブロックから解放する段階と、アクチュエータを伸長し、それにより連結された綱車を第1のヘッドブロックから第2のヘッドブロックまでスライドさせ、アクチュエータを第2の綱車から係脱させ、それにより第1のヘッドブロックを第2のヘッドブロックから係脱させる段階と、第2のヘッドブロックがシングルスプレッダ係合装置として操作可能になるように、連結された綱車を第2のヘッドブロックに取り付ける段階とを含む、シングルスプレッダ係合装置に変換する方法を提供する。
したがって、本発明は、第1のヘッドブロックの綱車が第2のヘッドブロックに移動されるのを可能にし、それによりメンテナンスのために第1のヘッドブロックを解放する。同様に、すべての綱車の綱車ピンを取り外しが可能であり、それにより両方のヘッドブロックを分離することで、綱車に取り付けられる両ヘッドブロック、または、クレーンを継続して使用するために両綱車に取り付けられたシングルヘッドブロックを取り換えることが可能になる。いずれにしても、メンテナンスが実行される間、クレーンを有効に運用するために、ケーブルを綱車から取り外す必要はない。
好ましい実施形態では、分離装置は第2のヘッドブロックから係脱可能であり、第1のヘッドブロックが分離装置を保持する。したがって、ケーブルを綱車から係脱させず、そのために、クレーンを運用しながら、第1のヘッドブロックおよび分離装置は両方とも、メンテナンスのために作業場に送ることができる。
好ましい実施形態では、油圧システム、アクチュエータおよび分離装置に関連したリンケージは、第1のヘッドブロックに取り付けてもよい。この場合、アセンブリの残りの部分は、第2のヘッドブロックおよび両方のヘッドブロックに関連した綱車であってよい。実質的に重機械であるため、分離装置と比較して、メンテナンスの頻度ははるかに少ない。したがって、全アセンブリのうちメンテナンスをより頻繁に必要とする部分は、より容易にクレーンから分離可能な部分である。
第4の態様において、本発明は、第1および第2のヘッドブロックを係合させる方法であって、近接の配置に係合された第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、相互に連結された第1と第2の綱車を、第2のヘッドブロック上の第1の位置から第2のヘッドブロック上の第2の位置に付勢する段階と、綱車の連結を外す段階と、第2の綱車を第2のヘッドブロックに係合させる段階と、第1の綱車を第1のヘッドブロック上の第3の位置に付勢する段階と、第1の綱車を第3の位置で第1のヘッドブロックに係合させる段階とを含む、第1および第2のヘッドブロックを係合させる方法を提供する。
第5の態様において、本発明は、第1と第2のヘッドブロックを係合させる方法であって、隣接の配置にある第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、第2のヘッドブロックに取り付けられた前記第1の綱車を解放し、第1の綱車が第2の綱車に連結される段階と、第2のヘッドブロックと第1の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを伸長し、そのため第1および第2の綱車を第2のヘッドブロックから第1のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、第2の綱車を第1の綱車から解放し、第2の綱車を第2のヘッドブロックに係合させる段階と、アクチュエータを伸長し、それにより第1の綱車を第2のヘッドブロックから第1のヘッドブロックへスライドさせる段階と、第1の綱車を第1のヘッドブロックと係合させる段階と、アクチュエータを第1の綱車から係脱させ、それにより第1のヘッドブロックを第2のヘッドブロックに係合させる段階とを含む、第1と第2のヘッドブロックを係合させる方法を提供する。
第6の態様において、本発明は、第1および第2のヘッドブロックを係脱させる方法であって、隣接の配置に係合された第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車を解放する段階と、第2のヘッドブロックと第1の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮させ、それにより第1の綱車を第1のヘッドブロックから第2のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、第1の綱車を第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車に連結させる段階と、第2の綱車を第2のヘッドブロックから解放する段階と、アクチュエータを収縮させ、それにより連結された綱車を第2のヘッドブロック上の収縮した位置へスライドさせ、それにより第1のヘッドブロックを第2のヘッドブロックから係脱させる段階とを含む、第1および第2のヘッドブロックを係脱させる方法を提供する。
本発明の可能な配置を示す添付図面を参照しつつ、さらに本発明について説明することは好都合である。本発明の他の配置も可能であり、その結果、添付図面の特殊性は、本発明のこれまでの説明による一般法則に取って代わるものとして理解されるべきではない。
本発明の第1の実施形態による係合装置の等角図である。 図1Aに示す係合装置の側面図である。 図1に示す装置の収縮位置にある等角図である。 図2Aに示す装置の側面図である。 図1Aに示す装置の保持されたヘッドブロックの等角図である。 図1Aに示す装置の分離されたヘッドブロックの等角図である。 第1の実施形態による、分離された配置にある装置の側面図である。 本発明による係合装置の第2の実施形態の等角図である。 図6Aに示す装置の側面図である。 図6Aに示す装置の収縮位置にある等角図である。 図7Aに示す装置の側面図である。 図7Aに示す装置の詳細な等角図である。 本発明の第3の実施形態による分離工程の連続した正面図のうちの1枚である。 本発明の第3の実施形態による分離処理の連続した正面図のうちの1枚である。 本発明の第3の実施形態による分離処理の連続した正面図のうちの1枚である。 本発明の第3の実施形態による分離処理の連続した正面図のうちの1枚である。 第2の実施形態による分離した配置にある装置の等角図である。 図6Aに示す装置の詳細な等角図である。 垂直のフロートを実証する図6Aに示す装置の側面図である。 シングルスプレッダの配置にある間の、本発明のさらなる実施形態の等角図である。 本発明のさらなる実施形態による支持枠の等角図である。 変換の開始に先立つ、図12に示す実施形態の側面図である。 変換の開始に先立つ、図12に示す実施形態の等角図である。 変換の第1段階における、図12に示す実施形態の側面図である。 変換の第1段階における、図12に示す実施形態の等角図である。 変換の第2段階における、図12に示す実施形態の側面図である。 変換の第2段階における、図12に示す実施形態の等角図である。 ダブルスプレッダの配置にある、図12に示す実施形態の側面図である。 ダブルスプレッダの配置にある、図12に示す実施形態の等角図である。 ダブルスプレッダの配置にある、図12に示す実施形態の詳細図である。
図1Aおよび1Bは本発明の第1の実施形態による係合装置5を示す。ここで、この装置は、2つのスプレッダ10および15を、それぞれ連結されたヘッドブロック20および25の下で係合させている。ヘッドブロック20および25は、ヘッドブロック20と25の間に取り付けられた分離装置40を介して連結されている。具体的には、分離装置40は、コンテナ緊締装置90および95を介して、第2のヘッドブロック25と係合するように、伸長されている第1のヘッドブロック20に取り付けられている。コンテナ緊締装置90および95は、ヘッドブロック20と25の間で解放可能な接続をするように、第2のヘッドブロック25上に取り付けられたブラケット85と係合されている。
この実施形態において、ヘッドブロック20および25は、各ヘッドブロックの両端に1つの綱車を備えた1対の綱車30および35をヘッドブロックに取り付け、合計4つの綱車にする。ヘッドブロック20および25は、それぞれ4つの綱車ピン位置31Aから31Dおよび36Aから36Dを含む。1つの綱車の係合が係合する位置を2箇所しか必要としないときに、4箇所提供することにより、ヘッドブロックはそれぞれ、主ヘッドブロックまたは分離可能なヘッドブロックとして作用することが可能になる。上部の綱車ピン位置が対応する下部の位置より小さいことに注目されたい。主な負荷ベアリングピンが、下部に位置し、そのためサイズに差があるように意図している。さらに、後でさらに詳細に説明するように、下部の綱車ピンはそれぞれ、対応する綱車を介して、ケーブルの負荷を支持することが可能でなければならない。これは、シングルスプレッダ配向では、上部の綱車ピンが隣接した綱車と係合し、そのため、もはや負荷を支持しないからである。
第1のヘッドブロック20は、綱車ピン31Aおよび31Bを介して、ヘッドブロック20に取り付けられた綱車30を含む。この配向では、綱車ピン31Aおよび31Bは、綱車を介してスプレッダ10を支持しているヘッドブロックから綱車30に、次にクレーン(図示せず)に、負荷を伝えるのに十分である。綱車ピン31Aおよび31Bは、特定の状況の下で綱車30をヘッドブロック20から取り外すことができるように、解放可能である。後で説明するように、これは本発明の重要な実施形態である。
同様に、第2のヘッドブロック25はさらに、綱車ピン36Aおよび36Bを介してヘッドブロックに取り付けられた綱車35を有する。再び、綱車ピン36Aおよび36Bは、適切なときに綱車35をヘッドブロック25から係脱するように、選択的に解放可能である。
分離装置40は、上部のリンケージ60および70と、下部のリンケージ75および80とを分離する垂直部材65を備える平行四辺形構造を備える。接続された配置において、すなわち、分離装置40を第2のヘッドブロック25に取り付けるコンテナ緊締装置90および95を備えた配置において、分離装置40の操作は、ヘッドブロック20および25の相対的横軸移動を達成する。
この横軸移動は図2Aおよび2Bでより明確に見ることができ、その移動によって、分離装置40が、図1Aおよび1Bに示される伸長位置からヘッドブロック20および25が互いにこの時に近位にある収縮位置に移動する。分離装置40がヘッドブロック20および25によって規定されたスペース内に下方へ折り重なるように収縮したことが理解されよう。アクチュエータ50が収縮すると、分離装置が第2のヘッドブロック25を第1のヘッドブロック20の方へ引き寄せるように折り畳まれるように、第1のヘッドブロック20と分離装置の間に取り付けられた線形のアクチュエータ50の伸縮を介して分離装置の操作が生じることに注目されたい。図3および4は、本発明の最終結果を示し、それによって、綱車30は、綱車ピン31Aおよび31Bを係脱することで、第1のヘッドブロック20から取り外すことができる。次に、係脱された綱車30は、図5に示すように、第2のヘッドブロックに取り付けられる。2つの綱車30および35は、綱車ピン位置31Bおよび36Bでともに取り付けられ、次に、それぞれ綱車ピン31Aおよび36Aを直接介して、第2のヘッドブロック25にそれぞれ別々に取り付けられる。この配向において、それらの元の配向と比較して、綱車がこの時に傾けられることができる一方、クレーン(図示せず)からのケーブルと係合するように綱車がともに機能するのになお十分なクリアランスがある。2つの綱車30および35をともに取り付けることによって、第2のヘッドブロック25はシングルスプレッダのヘッドブロックと判別不能になり、そのように機能する。これはケーブルを係脱させる必要なしに達成され、それにより、綱車が再び取り付けられる短い移行時間の後にクレーンの使用が可能になる。
さらに、第1のヘッドブロック20は、この時に完全にクレーンから係脱されているので、この時にメンテナンスのために作業場に持っていくことができる。3つのアクチュエータ50、55およびいくつかの可動部を有する分離装置40は、メンテナンスを必要としがちであり、したがって、第1のヘッドブロックに取り付けられている。もしも第2のヘッドブロック25にメンテナンスが必要であれば、綱車30および35は同様のヘッドブロック(図示せず)と係脱および再係合することができ、したがって、適切なヘッドブロックが入手可能であれば、クレーンをラインから取り外す必要なしに、第2のヘッドブロックの係合および係脱も可能であるということに注目されたい。
図6Aおよび6Bは、本発明の範囲内にある第2の実施形態を示す。ここで、2つのヘッドブロック120および125が、スプレッダ110および115に再び取り付けられる。ヘッドブロック120および125は、ヘッドブロック120と125の間の相対横軸移動を達成する分離装置140を介して接続される。前の実施形態でのように、ヘッドブロックはそれぞれ、クレーン(図示せず)から来るケーブルと係合するための1対の綱車130および135を含む。
分離装置140は、分離装置140に取り付けられたアクチュエータ150の伸縮を介して、ヘッドブロック120および125を分離する。分離装置140が、第1の実施形態の場合のように第2のヘッドブロック125に直接ではなく、第1のヘッドブロック120と第2の綱車135の間に取り付けられる点で、この実施形態は第1の実施形態とは違っている。係合装置105の機能がさらに説明されるにつれて、この取り付けにおける変化の利点が明白になる。
第1のヘッドブロック120を考えると、綱車130は中央の綱車ピン190Bおよび190Cを介して、ヘッドブロック120に取り付けられる。さらに、ヘッドブロック120は、ヘッドブロックの位置決めの変化を可能にする中央の綱車ピン190Bおよび190Cの両側に、追加の綱車ピン位置190Aおよび190Dを含む。したがって、単一の綱車130を有するヘッドブロック120において、中央に綱車を配置するように、綱車130は、中央の綱車ピン位置190Bおよび190Cに配置される。
第2のヘッドブロック125は、中央にも設けられる綱車ピン位置180Bおよび180Cにさらに配置された綱車135を含む。第1のヘッドブロック120と同様に、第2ヘッドブロック125は、総体的に綱車ピン位置180Aから180Dが2つの綱車を同じヘッドブロック上に隣接に配置させることができるように、中央の綱車ピン180Bおよび180Cの両側に追加の綱車ピン位置180Aおよび180Dを含む。
分離装置140は、垂直部材162および163により分離された上部部材155および下部部材160を有する単一の平行四辺形を備える。平行四辺形は、ヘッドブロック120および125の垂直相対移動が平行四辺形の変形をもたらす前記コンテナの1つに力を加えることによって達成されるように、部材間のピン接続を介して機能する。たとえば、装置5が、8.5フィートコンテナおよび9.5フィートコンテナのように、異なった高さの2つのコンテナを係合させようとするとき、ヘッドブロックの高さに差異がある場合がある。平行四辺形構造はまた、両方のヘッドブロックが、常に地面に対し同じ高さである、または同じ傾きを有することを保証する。たとえば、1つのヘッドブロックが平らな地面に配置された9.5フィートコンテナと係合するとき、平行四辺形構造が8.5フィートコンテナまで下がり続けるので、平行四辺形構造は他のヘッドブロックを地面と同じ高さに保つ。
前に述べたように、横軸移動は第1のヘッドブロック120と分離装置140の間に取り付けられたアクチュエータ150により制御される。したがって、ヘッドブロックの横軸移動は、分離装置140に力を加えることを介し、その力が第2の綱車135の綱車ピン取り付けを介して第2ヘッドブロック125に伝達されることで達成される。分離装置140は接続ピン151の取り外しによって第2の綱車135から選択的に係脱可能であり、第2の綱車から係脱されると、分離装置140は第1のヘッドブロック120に収縮して戻ることができる。
図7Aおよび7Bは、アクチュエータ150が収縮するときのヘッドブロック120および25の収縮位置を示す。本発明の主題であり、さらに図8Aから8Dに示されている、分離工程を行うことができるのはこの位置においてである。
図8Aは、ヘッドブロック120および125が互いに近位にある収縮位置にあり、分離工程の開始準備ができている点において、図7Bに似ている。図8Bは、綱車ピン180Bおよび180Cの取り外しを介して、第2の綱車135を最初に係脱する効果を示している。綱車ピンを取り外すと、アクチュエータ150が収縮する。綱車180Bおよび180Cがなければ、収縮力を第2のヘッドブロック125に加える代わりに、アクチュエータは第2の綱車135を第1の綱車130の方に引き(200)、両者を隣接に近づける。第2の段階には、接続ピン195を介して綱車130および135を連結させることが含まれ、両者は効果的に接合され、第2のヘッドブロック125に移動する準備ができている。
次の段階には、第1の綱車を第1のヘッドブロック120から分離するように、綱車190Bおよび190Cを第1の綱車130から取り外すことが含まれる。綱車ピンが取り外されると、アクチュエータ150が伸長し、再び、綱車ピンの取り外しとともに障害が取り除かれ、それによって連結された綱車130および135は、第2ヘッドブロックの綱車ピン位置180Aから180Dと一線に整列するように、第2ヘッドブロック125に移動される(205)。
最終段階には、図8Dに示されるように、第2ヘッドブロック125が綱車130および135とこの時に完全に係合するように、綱車130および135を第2ヘッドブロックと綱車ピン位置180Aから180Dで係合させる工程が含まれる。次に分離装置140を綱車130および135に取り付ける接続ピン151が取り外され、アクチュエータ150は第1のヘッドブロック120に収縮して戻ることが可能になる。接続ピン151を取り外すと、第1のヘッドブロック120は第2のヘッドブロックから効果的に分離され、それによりメンテナンスのために作業場に移動することができる。アクチュエータおよび分離装置の移動部品を考慮すると、分離装置140のためのメンテナンス作業はより頻繁に必要となるようであり、したがって、比較的容易にクレーン(図示せず)から取り外すために分離装置が第1のヘッドブロックに取り付けられることは適正である。第2のヘッドブロック125はこの時にヘッドブロックに取り付けられた綱車130および135を有し、それにより、事実上、第1のヘッドブロックから独立して作動するシングルスプレッダのヘッドブロックである。
第1の実施形態におけると同様、第2の実施形態もまた、必要であれば、綱車ピン180Aから180Dの取り外しのために、クレーンから分離する第2のヘッドブロック125を備える。したがって、もしも第2のヘッドブロックのメンテナンスが必要であれば、代替のヘッドブロックが提供され、第2ヘッドブロック125を分離した後、綱車130および135に取り付けられる。
図9は、綱車130および135の分離によって第1のヘッドブロック120を第2のヘッドブロック125から分離した、分離の最終結果を示す。
図10および11は、それによってオフセットアクチュエータ215が第1のヘッドブロック120と分離装置140の間で提供される、係合装置のさらなる機能性を示す。オフセットアクチュエータ215を起動させると、ヘッドブロック120および125の相対縦方向移動は、それにより相対縦方向移動を可能にする分離装置140のボールジョイント接続214および216を介して達成することができる。
図11は、それにより垂直のフロートアクチュエータの起動を介した分離装置140の変形が、ヘッドブロック120および125の相対垂直移動220を可能にする、係合装置のさらなる機能性を示す。
特に図12は、ヘッドブロックアセンブリ305がヘッドブロック315を有し、ヘッドブロックに2対の綱車335および340が取り付けられ、両対の綱車がレール345に取り付けられ、次にレールがヘッドブロック315に取り付けられている、シングルヘッドブロックの配置を示す。前記綱車がヘッドブロックから分離されるとき、レール345は、綱車335および340のスライドを可能にする。
この配置において、第1の1対の綱車340は、凹部375と係合したピン355を介してヘッドブロック315に解放可能に固定される。ピン355の係合および係脱は、綱車340とピン355の間に取り付けられたアクチュエータ365を介して達成される。したがって、アクチュエータ365を起動することによって、ピン355は凹部375と係合するように下方へ押され、したがって、レール345に沿ってスライドすることを防ぐように第1の綱車340を固定する。
さらに、ヘッドブロック315には、凹部370と係脱または係合するように、ピンを上下に移動させるためにアクチュエータ360を介して移動される、凹部370と係合するための同様のピン350を有する第2の1対の綱車335が取り付けられる。同様に、凹部370と係合したピン350については、第2の1対の綱車335がレール345に固定され、それにより、スライドすることを防止する。
綱車335および340は、この実施形態において「I型」ビームであるレールを介してヘッドブロック315と係合し、それによって綱車は「I型」ビームの上部フランジを係合させるブラケットを介してレール345と係合する。ケーブル336Aおよび336Bを操作することによって、負荷は綱車335および340を介し、レール345との係合を介してヘッドブロック315に伝達される。
分離装置310は第1の1対の綱車340を別のヘッドブロック(図示せず)へ移動させるのに操作可能である。他のヘッドブロックと適切に係合したとき、分離装置310は次に、分離装置310の操作によりヘッドブロック間の相対移動を達成するために使用することができる。
分離装置310は、前記アーム325を外側へ押すために、アーム325を付勢する線形アクチュエータ320を含む。シングルヘッドブロックの配置において、分離装置310はピン330を介して第1の綱車340に直接取り付けられ、そのピンは第1の綱車340内の凹部331まで水平に延びてゆき、前記ピン330を引き抜く工程を介して選択的に係脱する。さらなるアクチュエータが、係合と係脱のために提供され、それにより、工程を自動化している。
さらに、この配置において、第1および第2の綱車340および335は、第2の綱車335を適所に固定するために使用される係合ピン350を介して、ともに取り付けられる。ピン350は、ヘッドブロックアセンブリ305の配置に従って2つの位置の間で移動可能である。現在のシングルスプレッダの配置において、ピン350はヘッドブロック凹部370を係合するように下方に設けられ、したがって、第1の綱車を両方のヘッドブロック315に固定する。後で説明するように、綱車がともに移動されるとき、ヘッドブロック凹部370から係脱し、両方の綱車を同時にスライドすることを可能にする第1の綱車凹部380を係合させるようにピン350が引き上げられる。所定の位置に到達すると、ピン350が第1の綱車凹部380から係脱し、第2のヘッドブロック凹部375と係合するように、ピン350は下方位置へ移動される。
図13は、シングルスプレッダの配置からダブルスプレッダの配置への変換工程を容易にするために使用される支持スタンドを示す。スタンド390は、各垂直部400の上に支持部405を備えた複数の垂直部400を有する基部395を含む。垂直部は、ヘッドブロック(図示せず)を受け入れるためにサイズを合わせた2つのスペース410および415を規定する。ヘッドブロックをスペース410および415に挿入することによって、ヘッドブロックは、ヘッドブロックが取り付けられてもよいスプレッダの下側ではなく、支持部405に直接もたれかかるように、枠が配置される。したがって、本発明で使用するための標準サイズのヘッドブロックを維持することにより、異なるサイズのスプレッダが、変換工程に干渉することなく使用できる。
したがって、枠390の使用は、異なるサイズのスプレッダが使用されているとき、シングルスプレッダの配置からダブルスプレッダの配置への変換が容易にできるという利点を提供する。枠390の使用が変換工程に必須でないとき、通常利用できない領域で変換を容易にし、さらに、変換が行われることを可能にする。
枠390がなければ、ヘッドブロックとスプレッダを支持するために、道路敷のような広い平坦なスペースが必要である。変換が行われている間、道路敷は閉鎖され、したがって、コンテナヤード内の交通の流れに障害を及ぼすことになる。枠を使用することで、ヘッドブロックは自動的に一線に整列し、綱車のスライドを可能にする。さらに、枠は、埠頭地域に設置されたクレーンのビーム上のようなより便利な場所が変換に使用されることを可能にする。
図14Aおよび14Bは、ちょうど変換工程の開始直前のヘッドブロックアセンブリを示す。この実施形態において、第1のヘッドブロック316および第2のヘッドブロック315は、支持枠390のそれぞれのスペース415および410内に配置されている。ヘッドブロック315および316は、それぞれのスプレッダ317および318を通過して伸長し、それにより、ヘッドブロックが取り付けられているスプレッダ317および318のサイズに関係なく、ヘッドブロック315および316を一線に整列させる、支持部材405により下側に支持される。この配置において、枠390は、レール部分345Aおよび345Bの一線の整列を保証し、それらのレール部分は本質的に第1の綱車340がスライドする単一のレールとなるものをともに形成する。したがって、枠390は、第1の綱車340が自由にスライドすることができるように、レール部分345Aおよび345Bの一線の整列を保証する際にさらなる利点を提供する。
図14Aでよりはっきり見ることができるように、ヘッドブロック315および316の一線の整列は、ヘッドブロック内のそれぞれの凹部370、375、および381を示す。これらの凹部は、レール345Aおよび345Bに沿った位置を規定し、それらレールに沿って綱車335および340がスライドし、それにより、様々な位置で係合する。第1の凹部370は、シングルスプレッダの配置での第2の綱車の位置を規定する。第2の凹部375は、ダブルスプレッダの配置での第2の綱車とやはり一致する、シングルスプレッダの配置での第1の綱車の位置を示す。3番目の凹部381は、ダブルスプレッダの配置での第1の綱車340の位置を規定する。
変換工程は、凹部375および370から係脱するように、それぞれのアクチュエータ365および360によって持ち上げられている、第1および第2の綱車ピン355および350で始まる。この時点で、分離装置310が起動し、第1の綱車40が係合ピン330を介して取り付けられた線形のアクチュエータ320が、第1の綱車340をレール345Aおよび345Bに沿ってスライドさせるように第1の綱車340を付勢する。綱車335および340がピン350を介して相互に係合し、第1の綱車の凹部380と係合すると、第2の綱車335もまたスライドし始める。
図15Aおよび15Bは、綱車335および340が第1の位置に到達するときの装置を示す。ここで次に、第2の綱車ピン350が第2の凹部375と一線に整列し、それにより第2の綱車を第2のヘッドブロック315上のダブルスプレッダ位置に配置している。アクチュエータ360は、ピン350をその最下点に押し込み、それにより第2の綱車335がさらにスライドすることを防ぐ第2の凹部375を係合させている。同時に、第2の綱車ピンは、この時に第1の綱車凹部380と係合しておらず、それにより、綱車335および340をさらなる相互のスライドから分離している。
図16Aおよび16Bは、変換工程の次の段階を示し、それによって、第1の綱車340は、第1のヘッドブロック316の第3の凹部381とこの時に一線に整列している。ここで、アクチュエータ365は、第3の凹部381と係合するように第1の綱車ピン355を下方へ押し、それにより第1の綱車340がレール345Bに沿ってさらにスライドするのを防ぐ。
この位置において、綱車335および340はダブルスプレッダの配置に位置し、それにより、所望されれば、ヘッドブロックは使用の準備ができている枠390なしにこの時に持ち上げることができる。
しかし、分離装置310が完全に伸長されるので、分離装置としての機能性は制限される。したがって、分離装置は通常の配向へ再度位置決めされなければならず、そのため、収縮しなければならない。これを達成するために、分離装置ピン330は、第1の綱車の凹部から引き抜かれ、そのために、一時的に分離装置310を第1のヘッドブロック316から解放する。図17Aから17Cで示されるように、分離装置ピン330の収縮に続いて、線形のアクチュエータ320の収縮を介する分離装置は、第1のヘッドブロックから引き抜かれ、第2のヘッドブロック315に隣接している凹部332と再び係合する。この位置において、線形のアクチュエータ320は単に部分的に伸長され、したがって、ヘッドブロック315および316の相対移動を達成するために、アクチュエータに利用可能な実質的なストロークをアクチュエータに利用可能にする。
この配向において、両方の線形のアクチュエータを同時に同じ距離だけ伸長することによる横方向の分離を含む、相対移動のいくつかの方法が利用可能である。ヘッドブロック315および316を傾ける工程は、線形のアクチュエータ320Aおよび320Bの異なった伸縮によって達成することができる。ヘッドブロック315および316のオフセットは、オフセットアクチュエータ420Aおよび420Bを使用し、それにより、ヘッドブロック315および316を、互いに関して、前記ヘッドブロックの縦方向の軸と平行に移動させることで、達成することができる。
5 係合装置
10、15 スプレッダ
15 スプレッダ
20 第1のヘッドブロック
25 第2のヘッドブロック
30、35 綱車
31A〜D 綱車ピン(位置)
36A〜D 綱車ピン(位置)
40 分離装置
50 線形のアクチュエータ
55 アクチュエータ
60、70 上部リンケージ
65 垂直部材
75、80 下部リンケージ
85 ブラケット
90、95 コンテナ緊締装置
105 ヘッドブロックアセンブリ(係合装置)
110、115 スプレッダ
120 第1のヘッドブロック
125 第2のヘッドブロック
130 第1の1対のケーブル係合綱車(第1の綱車)
135 第2の1対のケーブル係合綱車(第2の綱車)
140 分離装置
150 アクチュエータ
151 接続ピン
155 上部部材
160 下部部材
162、163 垂直部材
180A、180D 追加綱車ピン位置(綱車ピン)
180B、180C 中央綱車ピン位置(綱車ピン)
190A、190D 追加綱車ピン位置
190B、190C 中央綱車ピン(位置)
195 接続ピン
200 引く(方向)
205 移動(方向)
214、216 ボールジョイント接続
215 オフセットアクチュエータ
220 相対垂直移動
305 ヘッドブロックアセンブリ
310 分離装置
315、316 ヘッドブロック
317、318 スプレッダ
320、320A、320B 線形のアクチュエータ
325 アーム
330 係合ピン
331、332 凹部
335 綱車
336A、336B ケーブル
340 綱車
345 レール
345A、345B レール部
350、355 係合ピン
360、365 アクチュエータ
370、375 凹部
380 第1の綱車凹部
381 第3の凹部
390 スタンド(支持枠)
395 基部
400 垂直部
405 支持部(材)
410、415 スペース
420A、420B オフセットアクチュエータ

Claims (34)

  1. 第1の1対のケーブル係合綱車を有する第1のヘッドブロックと、
    第2の1対のケーブル係合綱車を有する第2のヘッドブロックと、
    前記ヘッドブロックの相対横軸移動を達成するために、前記第1および第2のヘッドブロックの中間に取り付けられた分離装置とを備える、ヘッドブロックアセンブリであって、
    前記第1の1対の綱車が前記第1のヘッドブロックから選択的に係脱可能であり、前記第2のヘッドブロックと選択的に係合可能、ヘッドブロックアセンブリ。
  2. 前記分離装置が、前記ヘッドブロックを、前記ヘッドブロックが近位にある収縮位置と、前記ヘッドブロックが遠位にある伸長位置との間を移動させるようになっている、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記第1のヘッドブロックが第1のレール部分を含み、前記第2のヘッドブロックが第2のレール部分を含み、前記レール部分が前記ヘッドブロック上のそれぞれの綱車に対応し、前記ヘッドブロックが前記収縮位置にあるとき、それぞれ第1および第2のレール部分が一列に整列するようになっている、請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記第1の1対の綱車のそれぞれが前記第1のレール部分に取り付けられ、そのため前記第1の1対の綱車を係脱すると、前記第1の1対の綱車が前記レール部分に沿って前記第1のヘッドブロックから前記第2のヘッドブロックの方へスライド可能となっている、請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 前記第2の1対の綱車のそれぞれが前記第2のレール部分に取り付けられ、そのため前記第2の1対の綱車を係脱すると、前記第2の1対の綱車が前記レール部分に沿って前記第2のヘッドブロックから前記第1のヘッドブロックの方へスライド可能となっている、請求項3または4に記載のアセンブリ。
  6. 前記綱車が選択的に取り外し可能な綱車ピンを使用し、前記それぞれのヘッドブロックに取り付けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  7. 前記第2のヘッドブロックが両方の対の綱車と係合することができるようになっている、請求項1から6のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  8. それぞれの綱車が前記第2のヘッドブロックおよび隣接した綱車の両方と連結することにより前記第2のヘッドブロックに取り付けられている、請求項7に記載のアセンブリ。
  9. 前記分離装置が少なくとも2つの突起アームを含み、それぞれが前記第1の1対の綱車の1つに隣接して配置されている、請求項1から8のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  10. それぞれの突起アームが線形のアクチュエータおよび平行四辺形のリンケージを含み、そのため前記アクチュエータが第1末端で前記第1のヘッドブロックに、第2末端で前記リンケージに取り付けられている、請求項9に記載のアセンブリ。
  11. 前記リンケージが前記第1のヘッドブロックに固定して取り付けられ、前記第2のヘッドブロックに解放可能に取り付けられている、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 前記解放可能な取り付けが前記リンケージに取り付けられた複数のコンテナ緊締装置を含み、前記リンケージが前記第2のヘッドブロックに取り付けられたブラケットと係合している、請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 前記リンケージが前記第1のヘッドブロックに固定して取り付けられ、前記第2の1対の綱車に解放可能に取り付けられている、請求項10に記載のアセンブリ。
  14. 前記解放可能な取り付けが、前記リンケージと前記第2の1対の綱車との間の選択的に取り外し可能な剪断キーとして作用する接続ピンを含む、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記第1の1対の綱車の係脱および前記リンケージの取り外しをすると、前記第1のヘッドブロックが前記第2のヘッドブロックから分離されるようになっている、請求項1から14のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  16. さらに別個の第1および第2の1対のレール部分を含み、前記第1の1対のレール部分が前記第1のヘッドブロックに取り付けられ、前記第2の1対のレール部分が前記第2のヘッドブロックに取り付けられ、前記第1および第2の綱車が前記レール部分とスライド係合している、請求項1に記載のアセンブリ。
  17. 前記ヘッドブロックが隣接関係に一列に整列されるとき、前記綱車が前記レールに沿って前記ヘッドブロックの間でスライド可能となっている、請求項16に記載のアセンブリ。
  18. 前記第2のヘッドブロックが両方の対の綱車に係合することが可能であり、それゆえに、前記第1のヘッドブロックが前記アセンブリから係脱されるようになっている、請求項1、16、または17のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  19. それぞれの綱車が、前記レールに沿ってのスライドに対して選択的に前記綱車を固定するために垂直に転置した剪断ピンを含む、請求項1および16から18のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  20. 前記第1のヘッドブロックが中央凹部を含み、前記第2のヘッドブロックが、それぞれが前記垂直に転置した剪断ピンを受けるように配置されたオフセット凹部および中央凹部を含む、請求項19に記載のアセンブリ。
  21. 前記第1のヘッドブロックの前記中央綱車との前記第1綱車の係合、および前記第2のヘッドブロックの前記中央凹部との前記第2綱車の係合とにより、同時に2つのスプレッダと係合する前記アセンブリの使用が可能となっている、請求項20に記載のアセンブリ。
  22. 前記第2のヘッドブロックの前記中央綱車との前記第1の綱車の係合と、前記第2のヘッドブロックのオフセット凹部との前記第2の綱車の係合とにより、シングルスプレッダと係合する前記アセンブリの使用が可能となっている、請求項20または21に記載のアセンブリ。
  23. 前記分離装置が少なくとも2つの突起アームを含み、それぞれが前記第1の1対の綱車の1つと隣接して配置されている、請求項1および16から22のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  24. 前記リンケージが前記第2のヘッドブロックに固定して取り付けられ、前記第1のヘッドブロックに解放可能に取り付けられている、請求項23に記載のアセンブリ。
  25. 前記第1のヘッドブロックへの前記解放可能な取り付けが、前記第1の綱車を前記第1のヘッドブロックにスライドさせる第1の取り付けと、前記ヘッドブロックの分離を達成する第2の取り付けとを含む、請求項23または24に記載のアセンブリ。
  26. 隣接の配置に係合された第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、
    前記第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車を解放する段階と、
    前記第1のヘッドブロックと前記第2の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮させ、それにより、前記第2の綱車を前記第2のヘッドブロックから前記第1のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、
    前記第2の綱車を前記第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車に連結する段階と、
    前記第1の綱車を前記第1のヘッドブロックから解放する段階と、
    前記アクチュエータを伸長し、それにより、前記連結された綱車を前記第1のヘッドブロックから前記第2のヘッドブロックへスライドさせる段階と、
    前記アクチュエータを前記第2の綱車から係脱し、それにより、前記第1のヘッドブロックを前記第2のヘッドブロックから係脱する段階とを含む方法。
  27. 前記伸長する段階の後、前記連結された綱車を前記第2のヘッドブロックに取り付ける段階をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. ダブルスプレッダ係合装置をシングルスプレッダ係合装置に変換する方法であって、
    第1および第2のヘッドブロックそれぞれがシングルスプレッダと係合するために適応され、前記ヘッドブロックが隣接した配置に係合されている、前記ヘッドブロックを提供する段階と、
    前記第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車を解放する段階と、
    前記第1のヘッドブロックと前記第2の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮させ、それにより、前記第2の綱車を前記第2のヘッドブロックから前記第1のヘッドブロックへスライドさせる段階と、
    前記第2の綱車を前記第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車に連結する段階と、
    前記第1の綱車を前記第1のヘッドブロックから解放する段階と、
    前記アクチュエータを伸長し、それにより、前記連結された綱車を前記第1のヘッドブロックから前記第2のヘッドブロックへスライドさせる段階と、
    前記アクチュエータを前記第2の綱車から係脱し、それにより、前記第1のヘッドブロックを前記第2のヘッドブロックから係脱する段階と、
    前記第2のヘッドブロックがシングルスプレッダ係合装置として運用可能となるように、前記連結された綱車を前記第2のヘッドブロックに取り付ける段階とを含む、変換する方法。
  29. 第1および第2のヘッドブロックを係合させる方法であって、
    隣接した配置に係合された第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、
    互いに連結された第1および第2の綱車を、前記第2ヘッドブロック上の第1の位置から前記第2のヘッドブロック上の第2の位置へ付勢する段階と、
    前記綱車の連結を解く段階と、
    前記第2の綱車を前記第2のヘッドブロックに係合させる段階と、
    前記第1の綱車を前記第1ヘッドブロック上の第3の位置に付勢する段階と、
    前記第1の綱車を前記第3の位置で前記第1のヘッドブロックと係合させる段階とを含む、係合させる方法。
  30. 前記付勢する段階が、前記ヘッドブロックに取り付けられたレール部分に沿って前記綱車をスライドさせる工程を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記付勢する段階が、前記アクチュエータから遠位で前記第1の綱車と解放可能に係合されたアクチュエータを伸長する工程を含む、請求項29または30に記載の方法。
  32. さらに、前記アクチュエータを前記第1の綱車から係脱させる段階と、前記アクチュエータを収縮させる段階と、前記アクチュエータに近位の点で前記アクチュエータを前記第1の綱車に再び係合させる段階とを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 第1および第2のヘッドブロックを係合させる方法であって、
    隣接した配置にある前記第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、
    前記第2のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車を解放し、前記第1の綱車が第2の綱車に連結される段階と、
    前記第2のヘッドブロックと前記第1の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを伸長し、それにより、前記第1および第2の綱車を前記第2のヘッドブロックから前記第1のヘッドブロックへスライドさせる段階と、
    前記第2の綱車を前記第1の綱車から解放し、前記第2の綱車を前記第2のヘッドブロックに係合させる段階と、
    前記アクチュエータを伸長し、それにより、前記第1の綱車を前記第2のヘッドブロックから前記第1のヘッドブロックへスライドさせる段階と、
    前記第1の綱車を前記第1のヘッドブロックと係合させる段階と、
    前記アクチュエータを前記第1の綱車から係脱させ、それにより、前記第1のヘッドブロックを前記第2のヘッドブロックと係合させる段階とを含む、係合させる方法。
  34. 第1および第2のヘッドブロックを係脱させる方法であって、
    隣接した配置に係合された第1および第2のヘッドブロックを提供する段階と、
    前記第1のヘッドブロックに取り付けられた第1の綱車を解放する段階と、
    前記第2のヘッドブロックと前記第1の綱車の間に取り付けられたアクチュエータを収縮させ、それにより、前記第1の綱車を前記第1のヘッドブロックから前記第2のヘッドブロックの方へスライドさせる段階と、
    前記第1の綱車を前記第2のヘッドブロックに取り付けられた第2の綱車と連結する段階と、
    前記第2の綱車を前記第2のヘッドブロックから解放する段階と、
    前記アクチュエータを収縮させ、それにより、前記連結された綱車を前記第2のヘッドブロック上の収縮位置にスライドさせ、それにより、前記第1のヘッドブロックを前記第2のヘッドブロックから係脱させる段階とを含む、係脱させる方法。
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