JP2010525695A - 増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー及びデータ割当方法と装置 - Google Patents

増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー及びデータ割当方法と装置 Download PDF

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Abstract

増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー及びデータ割当方法と装置であって、ユーザ端末には、前記ユーザ端末が認証リソースを有する場合のスケジューリング情報のトリガーのためのタイマーTを配置し、タイマーTがタイムオーバーした後、ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーし、スケジューリング情報を増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、ユーザ端末はスケジューリング情報の送信を自発にトリガーしていない際に、ロジックチャンネルバッファー領域データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化した後の充填ビットはスケジューリング情報を収容することができる場合、前記ユーザ端末は、スケジューリング情報を前記増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、前記ユーザ端末は前記認証リソースにおいてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させる。本発明は更に、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーするか否かに対し、異なるデータ割当方法及び装置を提供する。システムスケジューリング効率及びリソース利用率を向上させることができる。

Description

本発明は、無線通信分野に関し、特に、増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー及びデータ割当方法と装置に関し、スケジューリング情報のトリガーメカニズムを確定することに用いられ、スケジューリング情報の報告のトリガーの要否によってデータ負荷を割り当てることができる。
増強型アップリンクは、一般的にHSUPA(High Speed Uplink Packet Access、高速アップリンクパケットアクセス)といい、進んだ技術によりアップリンクの効率を向上させることによって、効率的にwebブラウス、ビデオ、マルチメディア情報及びIPによる他のサービスをサポートすることを目的とする。現在、3GPP(第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト)の、TD―CDMA(時分割符号分割多重アクセス)とTD―SCDMA(時分割同期符号分割多重アクセス)を含むTDD(時間分割二重システム)は、HSUPAの標準化作業が既に完成された。
TDD HSUPAシステムにおいて、スケジューリング方式によって、増強型アップリンクサービスはスケジューリングサービスと非スケジューリングサービスに分けられ、ここで、非スケジューリングサービスのリソースは、SRNC(サービス無線ネットワークコントローラ)によってUE(User Equipment、ユーザ端末)に割当てられ、割当方式は従来の専用チャンネル割当方式と同じである。一方、スケジューリングサービスにおいて、SRNCによって、Node B(ノードB、基地局)に対し増強型アップリンクリソースプールを割当て、Node Bによって、UEに対しリソースをスケジューリングして配置する。
増強型アップリンクサービスにおいて、伝送チャンネルE−DCH(増強型アップリンク専用伝送チャンネル)が新たに追加され、E−DCHのTTI(伝送時間間隔)が5msである。E−DCH伝送チャンネルにマッピングされたデータは、MAC−e PDU(増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット)といい、パケット内には、1つ或いは複数のMAC−d(専用―メディアアクセス制御)フローを多重化することができる。
MAC−dフローは、増強型アップリンクサービス伝送チャンネルにおける1つのデータフロー単位であり、MAC−dフローにおいて1つ或いは複数のロジックチャンネルがマッピングされる。RNCは、UEのサービス状況に応じて、それに対し、1つ或いは複数のMAC−dフローを配置し、MAC−dフロー毎は、伝送品質と時間遅延要求を確保するために、電力オフセット量と最大再送回数と最大再送タイマーとを含む1セットのHARQ Profile(ハイブリッド自動再送リクエスト伝送属性)パラメーターが配置される。また、伝送効率を向上させるために、上位層は、MAC−dフロー毎に対し、当該MAC−dフローと同一のMAC−e PDUにおいて伝送可能な他のMAC−dフローが規定された多重化リストを更に配置する。
E−DCHに関する物理チャンネルは、
1.E−DCH伝送チャンネルをベアラーするためのサービスチャンネルであるE−PUCH(E−DCHアップリンク物理チャンネル、または、増強型アップリンク物理チャンネルとも言う)と、
2.物理層制御チャンネルであり、E−PUCHの物理層指示域にベアラーされ、運ばれる制御情報はE−TFCI(増強型アップリンク伝送フォーマット組合インデックス)とHARQ情報(プロセスIDと再送回数情報を含む)とを含むE−UCCH(増強型アップリンク制御チャンネル)と、
3.制御チャンネルであり、Node Bが認証情報を伝送することに用いられ、1つのUEにE−PUCHタイムスロットや、コードチャンネル、パワー等の情報を割り当てることを含むE−AGCHチャンネル(E−DCH絶対認証チャンネル)と、
4.物理層制御チャンネルであり、UEは認証がない場合に補助スケジューリングに関する情報を伝送することに用いられ、ランダムアクセス物理チャンネルリソースを利用するE−RUCCHチャンネル(E−DCHランダムアクセスアップリンク制御チャンネル、即ち増強型アップリンクランダムアクセスアップリンク制御チャンネル)と、
5.物理層制御チャンネルであり、NodeBによりHARQ(ハイブリッド自動再送リクエスト)指示情報を運ぶことに用いられるE−HICHチャンネル(E−DCHハイブリッド自動再送リクエスト指示チャンネル)とを有する。
図1は、増強型アップリンクアクセスシステムUE側RLC(無線リンク制御)層から物理層までの層構成図である。従来のシステムに比較すると、1つのMAC−es/e(増強型―メディアアクセス制御サブ/増強型―メディアアクセス制御)エンティティが新たに追加された。当該エンティティの機能は、MAC−e PDUに対し記憶と再送を行うこと、ネットワーク側の認証情報に基づきE−TFC(増強型伝送フォーマット組合)を選択すること、及びE−TFCに基づき結果を選択し、データを多重化してMAC−e PDUを組成することを含む。
1つのTTIにおいて、E−PUCH物理チャンネルにマッピングされたE−DCH伝送チャンネルは1つのみであるため、「増強型伝送フォーマット組合」を選択することとは、実際には、1つのE−DCH伝送チャンネルの伝送フォーマットを選択することである。TD−CDMAシステムにおいて、E−TFCの選択は、伝送ブロックの長さ(即ち、MAC−e PDUパケットの長さ)と、周波数拡張コード(spread freaquency code)と、変調方式とを確定することを含む。一方、TD−SCDMAシステムにおいて、E−TFCの選択は、伝送ブロックの長さと変調方式を確定することのみを含む。E−TFCの選択結果に基づき、MAC−eエンティティは、ロジックチャンネルバッファー領域からデータを割当て、MAC−e PDUを組み立てる。
図5に示すように、システムは1つの伝送ブロック長さテーブルを提供し、認証リソースの種類毎に(ここではタイムスロット数である)、選択可能な128個の伝送ブロック長さがあり、UEは伝送ブロック長さとスケジューリング方式を選択した後、伝送ブロック長さインデックス情報(即ち、E−TFCIである)をNode Bに送信する必要のみである。
Node Bは、UEからのE−PUCHチャンネルを受信すると、まず、E−UCCHチャンネルから、伝送フォーマット情報E−TFCI、HARQ情報を取得する。E−TFCI情報から、Node Bは、E−PUCHにおけるMAC−e PDUの伝送ブロック長さ、変調方式を分かることができる。HARQ情報から、Node Bは、今回に伝送されたものは新たなパケットであるかまたは再送されたパケットであるかを分かるとともに、E−PUCHチャンネルの冗長(Redundancy)バージョン情報やHARQプロセス情報等を取得することができる。これらの情報を取得した後、Node Bは、E−PUCHデータ部分に対し、逆拡散と復調とHARQ復号を行って、復号結果に基づき、ACK或いはNACK情報をUEにフィードバックする。
図2に示すように、増強アップリンクサービスにおける、UE側のRLC層から物理層までのデータサービスフローの図を提供した。ここで、以下のステップを含む。
ステップS202:1つのロジックチャンネルのRLC PDU(無線リンク制御 プロトコルデータユニット)を、MAC−d層に送信し、1つのMAC−d PDUとして直接にマッピングする。
ステップS204:同一のロジックチャンネルからの複数のMAC−d PDUを、1つのMAC−es(増強型―メディアアクセス制御サブ) SDU(サービスデータユニット)に多重化するとともに、ヘッダ情報(伝送シリアルナンバーTSN、3ビット)を追加し、MAC−es PDUを組成する。
及び、ステップS206:MAC−es PDUをMAC−e層に送信し、MAC−e層は、同一のPDUに多重化可能なMAC−es PDUを接続するとともに、ヘッダ情報(いくつのDDI−N対)を追加する。
ここで、DDI(データ説明指示)は、MAC−d PDUの所属するロジックチャンネル、MAC−dフロー、MAC−d PDU長さ情報を指示することに用いられる。Nは、同じDDI値を有するMAC−d PDUの数である。
ステップ206において、MAC−eエンティティは、まず、現在伝送の必要がある最高優先度のロジックチャンネルX、及びそれに対応するMAC−dフローYを確定する(1つのロジックチャンネルは、1つのMAC−dフローのみにマップングすることができる)。そして、上位層の配置した多重化リスト情報に基づき、Yと同一のMAC−e PDUに多重化可能な他のMAC−dフローを確定し、YとこれらのMAC−dフローに対応するロジックチャンネルとを、1つの集合Bを組成する。最後、集合Bから、ロジックチャンネル優先度順位に応じて、MAC−es PDUを順に取得し、MAC−e PDUに多重化する。
スケジューリングサービスにおいて、UEは、Node Bのスケジューリングを補助するために、いくつの情報を報告する必要があり、これらの情報はスケジューリング情報SI(Scheduling Information)といい、UEバッファー領域情報と、パワー残り量と、本セルと隣接セルの経路ロス計測情報等を含み、合計23ビットである。UEには送信の必要なアップリンクデータがある場合、UEはスケジューリング情報の送信をトリガーすることが可能であり、現在のTD−SCDMAシステムにおいては、SIのトリガーメカニズムは以下を含む。
1.UEは認証を有していないが、バッファー領域には伝送の必要なデータがある場合、SIは、E−RUCCHチャンネルで送信され、ランダムアクセス過程を経てることになるため、かかる時間が長くなる。
2.認証を有する場合、UEがロジックチャンネルバッファー領域データをMAC−e PDUに多重化した後の充填ビット(Padding)は、スケジューリング情報の転送には十分である時に(即ち、充填ビットは23ビット、或いは23ビット以上である)、UEは、MAC−e PDUにおいてスケジューリング情報を運ぶ。当該メカニズムは「携帯メカニズム」と略称する。
3.認証を有する場合、上位層は、UEに対し、1つの周期性タイマーT_WAITを配置し、1回のスケジューリング情報を送信した後にT_WAITタイマーを起動させ、タイマーがタイムオーバーする前に新たなスケジューリング情報を送信せず、タイマーがタイムオーバーした後に、ユーザ端末はスケジューリング情報を送信する。当該メカニズムは、「周期性トリガーメカニズム」と略称し、「自発トリガー」メカニズムとして理解することもできる。
TDDシステムアップリンクリソースが制限されたことを考えると、UEは認証リソースを常時に取得することができないため、前記2つ目の「携帯メカニズム」はTDDシステムにより適応する。また、前記2つ目と3つ目とは明らかに矛盾することもわかりやすい。これは、現在の標準における欠陥である。
以下の状況において、SIは、E−PUCHチャンネルにて単独に送信されることになる。
1:認証されたリソースが少ないため、認証リソースの許可する伝送ブロックの長さは、サービスデータを伝送することができない(ロジックチャンネルの最小MAC−d PDUの長さは、認証の許可する伝送ブロックの長さより大きい)ため、この場合、UEは、認証されたリソースにてSIのみを送信し、
及び2.スケジューリング情報の周期性報告メカニズム或いはUEの内部のトリガーメカニズムのため、UEは、現在の認証リソースにてSIを送信しなければならないが、取得されたリソースが制限されたため、MAC−e PDUにおいて、スケジューリング情報をベアラーすること以外、他のサービスデータを更にベアラーすることができない。
図3(a)〜図3(c)に示すように、3種のスケジューリング情報の伝送状況を提供した。図3(a)は、E−RUCCHによりスケジューリング情報を送信する状況であり、図3(b)は、SIをサービスデータと共に1つのMAC−e PDUパケットにて送信する状況であり、パケットヘッダにおけるDDIは、パケットエンドにスケジューリング情報があることの指示に用いられ、DDIが必要ではない場合もあり、Node Bは、パケットエンドにスケジューリング情報を運んだかどうかを自身で推測することができ、充填ビットの役割は、最後に得られたMAC−e PDUの長さがシステム設定の伝送ブロック長さテーブルにおける1つの値であるように確保することである。図3(c)は、スケジューリング情報をMAC−e PDUにて単独に伝送する場合の状況である。
従って、図2に示すMAC−e PDUには、3つの状況が存在し:
サービスデータを単純に伝送すること、
サービスデータとスケジューリング情報とを伝送すること、
及びスケジューリング情報を単独に伝送することが可能である。
3GPPは、TD−CDMAシステムとTD−SCDMAシステムの増強型アップリンク技術を開発する時に、伝送フォーマットの選択とデータ割当の流れを薦めた。これは、「伝送フォーマット選択流れ」と略称し、具体的には図4を参考する(3GPP TS25.321プロトコルを参考することができる)。
図4に示すように、以下のステップを含む。
ステップS401:UEは、データソースの集合を取得する必要があり、ここで、以下のように更に分けることができる。UEは、まず、現在のTTIをスケジューリング伝送または非スケジューリング伝送に用いることを確定する。UEは、TTIの伝送タイプ(スケジューリングまたは非スケジューリング)に符合する伝送の必要なロジックチェンネル集合Aを確定し、集合Aから最高優先度のロジックチャンネルXを確定し、ロジックチャンネルXに対応するMAC−dフローはYであり、MAC−dフローYのHARQ Profileにおけるパワーオフセットはつぎのステップに用いられることになることと、及び、集合Aのサブ集合である集合Bを確定し、集合Bには、MAC−dフローYにマッピングされたロジックチャンネル、及びMAC−dフローYと多重化可能な他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含む。
ステップS402:UEは、認証リソースの許可する最大伝送ブロックの長さを取得し、ここで、以下のように更に分けることができる。伝送ブロック長さ集合C1とC2を生成し、そのなかで、C1はQPSK(Quadrature Phase Shift Keying、四位相偏移変調)変調方式に対応し、C2は16QAM(Quadrature Amplitude Modulation、直交振幅変調)変調方式に対応し、C1とC2とにおける各伝送ブロック長さは、現在の認証リソースにおける伝送コードレートが上位層の指定した最大と最小コードレートの間(上位層は、UEに対しE−DCHタイプの伝送ベアラーを配置する時に、UEの利用可能な最大と最小コードレートを指定する)にあることを満たす必要がある。D1、D2における伝送ブロック長さの要求する発信パワーが認証パワー同じ或いは以下になるように、C1とC2のサブ集合D1とD2をそれぞれに確定する。発信パワーの算出は、PE−PUCH=Pe−base+L+β+Kであり、そのなかで、PE−PUCHはE−PUCHチャンネルの発信パワーであり、Pe−baseはUEの記憶したパワークローズドループ量であり、E−AGCHチャンネルにおけるパワー制御命令符によって制御され、LはUEにより計測された経路ロス値であり、βは現在選択された伝送ブロック長さとコードチャンネルリソースと変調方式とから得られたパワーオフセットであり、及び、KはMAC−e PDUのパワーオフセット(最高優先度ロジックチャンネルの位置するMAC−dフローのパワーオフセット、即ちMAC−dフローYのパワーオフセット)である。D1とD2から、支持する最大の伝送ブロック長さkを確定する。
及び、ステップS403:UEは、集合Bから、ロジックチャンネル優先度順位に応じてデータを割り当て、MAC−e PDUを組成し、変調方式を選択する。具体的には、以下のように分けられる。ロジックチャンネル優先度順位で、集合Bから各ロジックチャンネルのMAC−d PDUを順に選択し、MAC−es PDUを組成し、MAC−e PDUに多重化し、最後に得られたMAC−e PDUの長さ≦kとする。データの割当が成功すれば(即ち、認証リソースが十分である)、最後に得られたMAC−e PDUの長さに基づき、送信パワーが一番小さくなるような変調方式を選択し、パケットを送信する。選択が成功しない場合(即ち、認証リソースが足りない)、集合Aを再取得し、新たな集合A=元の集合A−集合Bである。新たな集合Aは空集合ではない場合、ステップ401からロジックチャンネル集合と伝送ブロック長さの再選択を始め、新たな集合Aは空集合である場合、UEは、現在のTTIのMAC−e PDUにてスケジューリング情報のみを送信することになる。
以上の伝送ブロック長さの選択の流れから、従来のプロトコルには以下の課題が存在することは分かりやすい。
伝送フォーマットの選択の流れでは、図3に示すような第2のスケジューリング情報伝送状況を支持することができず、即ち、UEは、データの割当を行う時にスケジューリング情報のトリガーを注目しておらず、サービスデータの割当が失敗した場合のみに、スケジューリング情報を単独に伝送する機会がある。これは、増強型アップリンクの設計要求に符合しないことは明らかである。
以上の従来のプロトコルにおけるスケジューリング情報のトリガーとデータ割当の流れに関する分析から、従来のスケジューリング情報トリガーメカニズムとデータ割当には課題が存在することが分かる。スケジューリング情報のトリガーでは、スケジューリング情報がNode Bのスケジューリング方針を直接に影響するため、このリアルタイム性を確保すべきである。TDDシステムにおいて、アップリンクリソースが制限されるため、UEには認証リソースがない場合、E−RUCCHチャンネルのみを経由してスケジューリング情報を送信することになる。これは、スケジューリング情報の送信に大きい時間遅延を与え、Node Bのスケジューリングには悪いため、前記の「携帯メカニズム」は、アップリンクリソースが制限された場合のTDDシステムにおける比較的な理想のスケジューリング情報トリガー方式である。しかしながら、現在の「周期性トリガーメカニズム」は、「携帯メカニズム」の利用を抑制することは明らかである。スケジューリング情報のデータ割当では、適切なスケジューリング情報トリガーメカニズムにおいて、UEのMAC−eエンティティは、データ割当過程にて、スケジューリング情報トリガー機能に合わせ、スケジューリング情報の送信を適合的に配置する必要がある。スケジューリング情報のトリガーとMAC−e PDUのデータ割当には自然的な関連関係が存在するため、2つの過程を一括に考慮することができ、前述のようなこれらの課題を解決する方案が必要である。
本発明の解決しようとする技術課題は、増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法を提供し、適切なトリガーメカニズムを確定して、スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要があるか否かに基づきデータ負荷を割当て、TD―CDMA(時分割符号分割多重アクセス)システムとTD―SCDMA(時分割同期符号分割多重アクセス)システムとに適用することができる。
前記技術課題を解決するために、本発明は、増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法を提供し、
ユーザ端末には、前記ユーザ端末が認証リソースを有する場合のスケジューリング情報のトリガーのためのスケジューリング情報トリガータイマーTを配置し、タイマーTがタイムオーバーした後、ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーし、スケジューリング情報を増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、
ユーザ端末はスケジューリング情報の送信を自発にトリガーしていない際に、ロジックチャンネルバッファー領域データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化した後の充填ビットはスケジューリング情報を収容することができる場合、前記ユーザ端末は、スケジューリング情報を前記増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、
及び、前記ユーザ端末は前記認証リソースにおいてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させることを含む。
更に、前記トリガー方法では、
前記認証リソースはスケジューリングリソースであり、前記スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信され、
或いは、前記認証リソースは非スケジューリングリソースであり、前記スケジューリング情報は、非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されることを特徴として有してもよい。
本発明は、さらに、増強型アップリンクスケジューリング情報の送信方法を提供し、ユーザ端末は、認証リソースを有する場合、増強型伝送フォーマット組合の選択結果に基づき、データを多重化して増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットを組成し、当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにはスケジューリング情報が含まれておらず、且つ、その充填ビットにはスケジューリング情報を収容することができる場合、前記ユーザ端末は、最新のスケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化して送信する。
本発明の解決しようとする他の1つの技術課題は、増強型アップリンクのデータ割当方法と装置を提供し、スケジューリング情報の報告を自発にトリガーするか否かに基づきデータ負荷を適切に割当て、TD―CDMA(時分割符号分割多重アクセス)システムとTD―SCDMA(時分割同期符号分割多重アクセス)システムとに適用することができる。
前記技術課題を解決するために、本発明は、増強型アップリンクのデータ割当方法を提供し、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要であるか否かに基づきデータ負荷を割当てることに用いられ、
ステップS602:ユーザ端末は、前記スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要であるか否かを判断し、
ステップS604:前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要である場合、前記ユーザ端末は、利用可能な負荷の長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと前記スケジューリング情報のビット数(Bit)との差とおなじ或いは以下になるように、前記スケジューリング情報のビット数を予め保留して、前記利用可能な負荷長さを確定し、及び、前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、前記ユーザ端末は、前記利用可能な負荷の長さが認証リソースの支持する最大パケット長さのおなじ或いは以下になるように、前記利用可能な負荷長さを確定し、
及び、ステップS606:前記利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行うステップを含む。
更に、前記データ割当方法では、前記ステップS606は、
第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとのあわせが前記利用可能な負荷長さと同じ或いは以下になるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、前記利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新し、ここで、前記第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応する専用メディアアクセス制御フローにマッピングされたロジックチャンネル、及び前記専用メディアアクセス制御フローと多重化可能な他の専用メディアアクセス制御フローのロジックチャンネルを含み、前記第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合であり、
及び、前記ユーザ端末は、前記各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッドを、或いは前記各ロジックチャンネルのサービスデータと、ヘッダオーバーヘッドと前記スケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化する処理を含むことを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当方法では、
ステップ606において、第2の集合におけるいずれかのロジックチャンネルの最小サービスデータ長さが前記利用可能な負荷長さより大きい場合、前記ユーザ端末は、前記第1の集合から前記第2の集合を排除して新たな集合を取得し、当該新たな集合が空集合ではない場合、前記ユーザ端末は、現在TTIの伝送のロジックチャンネル集合と認証リソースの許可する最大パケット長さを再選択し、負荷割当を再実行し、当該新たな集合は空集合である場合、前記ユーザ端末は、現在TTIの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて、スケジューリング情報のみを送信することを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当方法では、
ステップ606において、ユーザ端末はスケジューリング情報の送信を自発にトリガーしておらず、且つ、ロジックチャンネルバッファー領域データの割当の後の増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにおける充填ビットはスケジューリング情報の送信には十分である場合、ユーザ端末は、スケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットの充填ビット部分にて送信することを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当方法では、前記ユーザ端末には、スケジューリング情報トリガータイマーTが配置され、認証リソースにて新たなスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報を自発に送信する必要があると判断することを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当方法では、前記スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されることを特徴として有してもよい。
本発明の提供した増強型アップリンクのデータ割当装置は、
ユーザ端末に位置し、前記スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要があるか否かを判断するためのスケジューリング情報トリガーユニットと、
前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要である場合、前記ユーザ端末は、利用可能な負荷の長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと前記スケジューリング情報のビット数との差と同じ或いは以下になるように、前記スケジューリング情報のビット数を予め保留して、前記利用可能な負荷長さを確定し、及び、前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、前記ユーザ端末は、前記利用可能な負荷の長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと同じあるいは以下になるように、前記利用可能な負荷長さを確定するための確定ユニットと、
前記利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行うための割当ユニットとを含む。
更に、前記データ割当装置では、前記割当ユニットは、
第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとのあわせが前記利用可能な負荷長さと同じ或いは以下になるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、前記利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新し、そのなかで、前記第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応するMAC−dフローにマッピングされたロジックチャンネル、及び前記MAC−dフローと多重化した他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含み、そのなかで、前記第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合である更新ユニットと、
前記各ロジックチャンネルのサービスデータと前記ヘッダオーバーヘッドを、或いは前記各ロジックチャンネルのサービスデータやヘッダオーバーヘッドと前記スケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化するための多重化ユニットとを含むことを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当装置では、
多重化ユニットは、データを多重化して増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに組成する際に、当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにはスケジューリング情報がまだ含まれておらず、且つ、その充填ビットにはスケジューリング情報を収容することができると判断する場合、最新のスケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化することにも用いられることを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当装置では、前記スケジューリング情報トリガーユニットは、スケジューリング情報トリガータイマーTを含み、認証リソースにてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーすることを特徴として有してもよい。
更に、前記データ割当装置では、前記割当ユニットは、スケジューリング情報をスケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化して送信することを特徴として有してもよい。
従って、本発明によれば、リソースが制限られた場合のTDDシステムにおいて認証リソースを如何によりよく利用し、リアルタイムのスケジューリング情報の報告を出来る限り行う課題を解決するとともに、データ割当方法を提供し、システムの要求したスケジューリング情報報告時点にUEがスケジューリング情報の送信を優先的に注目することができ、従来のシステムの欠陥を解決するとともに、UEは非スケジューリングリソースにてスケジューリング情報を送信することができるため、スケジューリング情報の送信に対し有効のリソース保障を提供し、また、スケジューリング情報はNode Bのスケジューリングに重要な参考の役目を果たしたため、本発明は、システムスケジューリング効率を向上させ、システムリソース利用率を向上させることに対し、有効の解決方案を提供したことが分かる。
本発明の他の特徴と長所は後述の明細書にて説明され、また、一部は明細書から明らかになり、或いは本発明の実施にて明瞭になる。本発明の目的と他の長所は、記載の明細書と請求項と図面に特に示される構成により実現して取得することができる。
図面は、本発明に対するよりよい理解を提供し、明細書の一部になり、本発明の実施例とともに、本発明を解釈するためのものであり、本発明を制限するものではない。図面は以下のようである。
図1は、関連技術における増強型アップリンクアクセスシステムUE側の体系構成図である。 図2は、関連技術における増強型アップリンクアクセスシステムUE側のデータフロー図である。 図3(a)、図3(b)、図3(c)のそれぞれは、3種のスケジューリング情報伝送データのフォーマット図である。 図4は、関連技術の「E−TFC選択流れ」のフローチャートである。 図5は、関連システムの提供した伝送ブロック長さテーブルの例示図である。 図6は、本発明に係る増強型アップリンクのデータ割当方法のフローチャートである。 図7は、本発明の実施例に基づいたデータ割当過程の模式図である。 図8は、図7のデータ割当過程を含む「E−TFC選択流れ」のフローチャートである。 図9は、本発明に基づいた増強型アップリンクのデータ割当装置のブロック図である。 図10は、本発明の1つの方案に基づいた増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法のフローチャートである。 図11は、本発明の他の1つの方案に基づいた増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法のフローチャートである。
以下は、図面を合わせて本発明の望ましい実施例を説明するが、ここに記載の望ましい実施例は、本発明を説明し解釈するものであり、本発明を限定するものではないと理解すべきである。
図6は、本発明に基づいた増強型アップリンクのデータ割当方法のフローチャートである。図6に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
ステップS602:ユーザ端末は、スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要であるか否かを判断する。
ステップS604:スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要である場合、ユーザ端末は、利用可能な負荷長さが第1の条件を満たすように、スケジューリング情報のビット数を予め保留して、利用可能な負荷長さを確定し、及び、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、ユーザ端末は、利用可能な負荷の長さが第2の条件を満たすように、利用可能な負荷長さを確定する。
及び、ステップS606:利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行う。
ここで、ステップS602において、本発明に係るスケジューリング情報のトリガーメカニズムにより、ユーザ端末は、上位層の配置したタイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーすることになる。
ここで、第1の条件とは、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さとスケジューリング情報のビット数との差の以下或いは同じになることである。第2の条件とは、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さ(即ち、最大伝送ブロック長さ)の以下或いは同じになることである。
ステップS606は、第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとの合わせが利用可能な負荷長さの以下或いは同じになるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新し、及び、ユーザ端末は、各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッド及び/或いはスケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化する処理を含む。
第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応するMAC−dフロー(専用メディアアクセス制御フロー)にマッピングされたロジックチャンネル、及びMAC−dフローと多重化した他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含み、ここで、第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合である。
ユーザ端末は、ステップ602にスケジューリング情報の報告を自発にトリガーしていない場合、ステップ606を完成した後、最後に得られた増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにおける充填ビットが23ビット以上或いは同じである場合、ユーザ端末は、最新のスケジューリング情報を多重化して入れるる。
また、スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されてもよく、非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されてもよい。
本発明の提供したスケジューリング情報のデータ割当方法は、UEの伝送フォーマット選択とデータ割当過程(E−TFC選択と略称する)に適用し、以下は、TD−SCDMAシステムを例として説明する。
図7は、本発明の実施例に基づいたデータ割当過程の模式図である。図7に示すように、UEにはスケジューリング情報のトリガーが必要である際に、(MAC−es/eヘッダーオーバーヘッド+データ負荷長さ+スケジューリング情報長さ)≦kを満たす。一方、UEにはスケジューリング情報のトリガーが必要ではない場合に、(MAC−es/eヘッダーオーバーヘッド+データ負荷長さ)≦kを満たす。
具体的なデータ負荷割当方法は、具体的に以下のステップを含む。
1.利用可能な負荷長さを確定する。UEがスケジューリング情報を自発に伝送する場合に、利用可能な負荷長さ≦(k―スケジューリング情報長さ)であり、UEがスケジューリング情報を自発に伝送する必要のない場合に、利用可能な負荷長さ≦kである。
2.集合Bにおける各ロジック情報に対し、ロジックチャンネルの優先度順位に応じて以下の処理を順に行う。2.1、サービスデータを取り出し、取り出した(サービスデータ長さ+MAC−es、MAC−eヘッダーオーバーヘッド)≦利用可能な負荷長さである。及び、2.2、「利用可能な負荷長さ」が前記利用済みのビット数を引くように、「利用可能な負荷長さ」を更新する。
3.UEの各ロジックチャンネルのサービスデータ及びヘッダーオーバーヘッドと/或いはスケジューリング情報を、MAC−e PDUに多重化する。
ステップ1において、UEは、上位層の配置したスケジューリング情報報告のタイマーがタイムオーバーした場合に、スケジューリング情報をトリガーする。
ステップ2.1において、いずれかのロジックチャンネルに対し、その最小のサービスデータ長さが不等式を満たしていない場合、当該ロジック情報がデータを提供できないことになり、今回に伝送されたMAC−e PDUデータには当該ロジックチャンネルのサービスデータが含まれていないことになる。集合Bにおける全てのロジックチャンネルにはデータを伝送することができない場合、UEは、集合Aを再取得し、新たな集合Aは、元の集合Aから集合Bを排除した新たな集合であり、新たな集合Aは空集合ではない場合、UEは、現在TTIの伝送のロジックチャンネル集合と認証リソースの許可する最大伝送ブロック長さを再選択し、Aが空集合である場合、UEは、スケジューリング情報のみを送信する。
ステップ3において、最後に得られたMAC−e PDUのデータ部分は、サービスデータのみがある、スケジューリング情報のみがある、サービスデータとスケジューリング情報との両方がある、の3つの状況を含む。
図8は、図7のデータ割当流れを含む「E−TFC選択流れ」のフローチャートである。図8に示すように、主に、以下の4つの過程を含む。
S802:従来の増強型アップリンク伝送フォーマットを利用してアルゴリズムを選択し、集合Bを確定し、ここで、伝送要求のある最高優先度のロジックチャンネル、及び、前記最高優先度のロジックチャンネルと多重化可能な他のロジックチャンネルを含む。
S804:UEは、認証リソースの許可する最大伝送ブロック長さkを確定する。
S806:UEは、スケジューリング情報を自発にトリガーする必要であるか否かに基づき、データ負荷を割当てる。
及び、S808:UEは、伝送ブロック長さを確定して、送信パワーが最小にさせる変調方式を確定する。
ステップ802において、具体的には、以下のステップを含む。
UEは、まず、現在TTIがスケジューリング伝送に用いられるか、或いは、非スケジューリング伝送に用いられるかを確定する。
UEは、TTI伝送タイプ(スケジューリング或いは非スケジューリング)に符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合Aを確定する。
集合Aから最高優先度のロジックチャンネルXを確定し、ロジックチャンネルXに対応するMAC−dフローをYとする。
及び、集合Aのサブ集合である集合Bを確定し、集合Bにおいて、MAC−dフローYにマッピングされたロジックチャンネル、及びMAC−dフローYと多重化可能な他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含む。
S804において、具体的には、以下のステップを含む。
伝送ブロック長さ集合C1とC2を生成し、ここで、C1はQPSK変調方式に対応し、C2は16QAM変調方式に対応し、C1とC2とにおける各伝送ブロック長さは、現在の認証リソースにおける伝送コードレートが上位層の指定した最大と最小コードレートの間にあるべきことを満たす必要がある。
D1、D2における伝送ブロック長さの要求する発信パワーが認証パワー以下或いは同じになるように、C1とC2のサブ集合D1とD2をそれぞれに確定する。発信パワーの算出は、PE−PUCH=Pe−base+L+β+Kであり、ここで、PE−PUCHはE−PUCHチャンネルの発信パワーであり、Pe−baseはUEの記憶したパワークローズドループ量であり、LはUEにより計測された経路ロス値であり、βは現在選択された伝送ブロック長さとコードチャンネルリソースと変調方式とから得られたパワーオフセットであり、及び、KはMAC−e PDUのパワーオフセット(最高優先度ロジックチャンネルの位置するMAC−dフローのパワーオフセット、即ちMAC−dフローYのパワーオフセット)である。
及び、D1とD2から、支持する最大の伝送ブロック長さを確定する。
S806の具体的なステップが図7と同じであり、2つの状況に分けてデータ負荷の割当を行うことが分かるべきである。
また、S808において、具体的には以下のステップを含む。
UEは、最後に得られたMAC−e PDU長さ(Sと標記する)に基づき、システムの提供した伝送ブロック長さテーブルにおける、今回のタイムスロットリソースに符合する伝送ブロック集合から、S以上或いは同じであり且つSに最も近い伝送ブロック長さ値Lを探し出し、対応するインデックス号をE−TFCILと標記する。
LがD1の中のみに存在する場合、QPSK変調方式を選択し、LがD2の中のみに存在する場合、16QAM変調方式を選択し、LがD1とD2の両方の中に存在する場合、パワー要求の小さい変調方式を選択する。
及び、(L−S)がスケジューリング情報長さの以上或いは同じであり、且つ、現在のMAC−e PDUにはスケジューリング情報が含まれていない場合、UEは、最新のスケジューリング情報をMAC−e PDUに多重化する。
こうすると、UEにおける伝送フォーマット選択とデータ割当過程を完成する。
図9は、本発明に係る増強型アップリンクのデータ割当装置900のブロック図である。図9に示すように、当該装置には、ユーザ端末に位置し、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要であるか否かを判断するためのスケジューリング情報トリガーユニット902と、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要である場合、ユーザ端末は、利用可能な負荷長さが第1の条件を満たすように、スケジューリング情報のビット数を予め保留して、利用可能な負荷長さを確定し、及び、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、ユーザ端末は、利用可能な負荷の長さが第2の条件を満たすように、利用可能な負荷長さを確定するための確定ユニット904と、利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行うための割当ユニット906とを含む。
ここで、第1の条件とは、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さとスケジューリング情報のビット数との差の以下或いは同じになることである。第2の条件とは、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さの以下或いは同じになることである。
また、割当ユニット906には、第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとの合わせが利用可能な負荷長さの以下或いは同じになるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新する更新ユニットと、各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッド及び/或いはスケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化し、多重化データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに組成る際に、当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにはスケジューリング情報がまだ含まれておらず、且つ、その充填ビットにはスケジューリング情報を収容することができると判断する場合、最新のスケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化するための多重化ユニットとを含む。
第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応するMAC−dフローにマッピングされたロジックチャンネル、及びMAC−dフローと多重化した他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含み、ここで、第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合である。
スケジューリング情報トリガーユニット902は、本発明に係るスケジューリング情報トリガーメカニズムに基づき、スケジューリング情報トリガータイマーTを含み、認証リソースにてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーする。スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信される。
図10は、本発明の1つの方案に係る増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法のフローチャートである。
当該増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法は、以下の処理を含む。
S1002:ユーザ端末が認証リソースを有する場合、ロジックチャンネルバッファー領域データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化した後の充填ビットは、スケジューリング情報を収容することができる時に、ユーザ端末は、スケジューリング情報を前記増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信する。
及び、S1004:上位層は、ユーザ端末に対し、スケジューリング情報トリガータイマーTを配置し、ユーザ端末が認証を有する場合に用いられる。ユーザ端末は、認証リソースにて新たなスケジューリング情報を送信する時、即ちスケジューリング情報を送信する度に、タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーする。
S1002とS1004との間には時間的な前後順序が必ず存在することが要求されていないことは、説明する必要がある。
前記S1004において、ユーザ端末がタイマーを起動させ或いは再起動させる過程には、タイマーTが既に起動された場合に、ユーザ端末は、まず、既に起動させた前記タイマーTをリセットしてからタイマーTを再起動させ、タイマーTが起動していない場合に、ユーザ端末は、タイマーTを起動させることを含む。
前記S1002とS1004の両方を配合し、ユーザ端末がS1002によりスケジューリング情報を携帯する度に、タイマーTをリセットして再起動させる。タイマーTの役割は、UEが長い期間にスケジューリング情報を送信するための余裕の充填ビットを有していない場合に、一定のリアルタイム性要求に従ってスケジューリング情報を定時に送信することができるように確保することである。
S1002における認証リソースは、スケジューリングリソースであってもよく、非スケジューリングリソースであってもよい。ここで、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットは、スケジューリングタイプであってもよく、非スケジューリングタイプであってもよい。
S1004において、UEは、リソースの利用可能な状況によって、スケジューリング情報をスケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信することができる。例えば、Tがタイムオーバーした後、UEがスケジューリングリソース或いは非スケジューリングリソースのうちの1つを有する場合、UEは、利用可能なリソースを利用してスケジューリング情報を送信する。UEがスケジューリングリソースと非スケジューリングリソースとの両方を有する場合、UEは、なかの1種のリソースを利用して伝送を行うことを自分で決めることができる。
前記S1002とS1004は、認証を有する場合のスケジューリング情報のトリガーメカニズムを含んだ。
増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットには十分な充填ビットがある場合、ユーザ端末は、スケジューリング情報を送信することになり、即ち、閑暇なリソースがあれば、スケジューリング情報を携帯して送信する。
上位層の配置した時間Tではスケジューリング情報の送信を行っていない場合、ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーすることになる。タイマーTは、長い期間にスケジューリング情報の報告を欠けることを防ぎ、スケジューリング情報が一定のリアルタイム要求を満たすように確保することに用いられる。
図11は、本発明の他の1つの方案に係る増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法のフローチャートである。
当該方法は、以下の処理を含む。S1102:上位層は、ユーザ端末に対し、スケジューリング情報トリガータイマーTを配置し、前記ユーザ端末が認証リソースを有する場合のスケジューリング情報のトリガーに用いられる。S1104:ロジックチャンネルバッファー領域データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化した後の充填ビットは、スケジューリング情報を収容することができる時に、前記ユーザ端末は、スケジューリング情報を前記増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信する。及び、S1106:前記ユーザ端末は、前記認証リソースにて新たなスケジューリング情報を送信する時に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、前記タイマーTがタイムオーバーした後、前記ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーする。
前記トリガー方法において、前記ユーザ端末がタイマーを再起動させる過程は、前記タイマーTが既に起動された場合に、前記ユーザ端末は、まず、既に起動した前記タイマーTをリセットしてから前記タイマーTを再起動させ、前記タイマーTが起動されていない場合に、前記ユーザ端末は、前記タイマーTを起動させることを含む。
従って、本発明によれば、スケジューリング情報のトリガーメカニズムを、リソースが制限られたTDDシステムにより適切にさせ、システムの要求したスケジューリング情報報告時点にUEがスケジューリング情報の送信を優先的に注目することができ、従来のシステムの欠陥を解決するとともに、UEが非スケジューリングリソースにてスケジューリング情報を送信することは許可されるため、スケジューリング情報の送信に対し有効のリソース保障を提供し、また、スケジューリング情報はNode Bのスケジューリングに重要な参考の役目を果たしたため、システムスケジューリング効率とシステムリソース利用率を向上させた。
以上は本発明の好ましい実施例のみであり、本発明を制限するものではない。本分野の当業者にとって、本発明には幾つかの変更と変形があることができる。本発明の要旨を逸脱しない範囲で、いずれかの変更や、同じものの取替、改善などは本発明における請求の範囲に属すべきである。
本発明は、リソースが制限られたTDDシステムに適用し、スケジューリング情報の送信に対し有効のリソース保障を提供し、システムスケジューリング効率とシステムリソースの利用率を向上させた。

Claims (14)

  1. 増強型アップリンクスケジューリング情報送信のトリガー方法であって、
    ユーザ端末には、前記ユーザ端末が認証リソースを有する場合のスケジューリング情報のトリガーのためのスケジューリング情報トリガータイマーTを配置し、タイマーTがタイムオーバーした後、ユーザ端末は、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーし、スケジューリング情報を増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、
    ユーザ端末はスケジューリング情報の送信を自発にトリガーしていない際に、ロジックチャンネルバッファー領域データを増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化した後の充填ビットはスケジューリング情報を収容することができる場合、前記ユーザ端末は、スケジューリング情報を前記増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信し、
    及び、前記ユーザ端末は前記認証リソースにおいてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させることを含むことを特徴とする。
  2. 前記認証リソースはスケジューリングリソースであり、前記スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信され、
    或いは、前記認証リソースは非スケジューリングリソースであり、前記スケジューリング情報は、非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されることを特徴とする請求項1に記載のトリガー方法。
  3. 増強型アップリンクスケジューリング情報の送信方法であって、ユーザ端末は、認証リソースを有する場合、増強型伝送フォーマット組合の選択結果に基づき、データを多重化して増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットを組成し、当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにはまだスケジューリング情報が含まれておらず、且つ、その充填ビットにはスケジューリング情報を収容することができる場合、前記ユーザ端末は、最新のスケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化して送信することを特徴とする。
  4. 増強型アップリンクのデータ割当方法であって、スケジューリング情報の報告をトリガーする必要であるか否かに基づきデータ負荷を割当てることに用いられ、
    ステップS602:ユーザ端末は、前記スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要であるか否かを判断し、
    ステップS604:前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要である場合、前記ユーザ端末は、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと前記スケジューリング情報のビット数との差と同じ或いは以下になるように、前記スケジューリング情報のビット数を予め保留して、前記利用可能な負荷長さを確定し、及び、前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、前記ユーザ端末は、前記利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと同じ或いは以下になるように、前記利用可能な負荷長さを確定し、
    及び、ステップS606:前記利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行うステップを含むことを特徴とする。
  5. 前記ステップS606は、
    第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとの合わせが前記利用可能な負荷長さと同じ或いは以下になるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、前記利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新し、ここで、前記第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応する専用メディアアクセス制御フローにマッピングされたロジックチャンネル、及び前記専用メディアアクセス制御フローと多重化可能な他の専用メディアアクセス制御フローのロジックチャンネルを含み、前記第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合であり、
    及び、前記ユーザ端末は、前記各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッドを、或いは前記各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッドと前記スケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化する処理を含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ割当方法。
  6. ステップ606において、第2の集合におけるいずれか一つのロジックチャンネルの最小サービスデータ長さが前記利用可能な負荷長さより大きい場合、前記ユーザ端末は、前記第1の集合から前記第2の集合を排除して新たな集合を取得し、当該新たな集合が空集合ではない場合、前記ユーザ端末は、現在TTIの伝送のロジックチャンネル集合と認証リソースの許可する最大パケット長さを再選択し、負荷割当を再実行し、当該新たな集合は空集合である場合、前記ユーザ端末は、現在TTIの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて、スケジューリング情報のみを送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ割当方法。
  7. ステップ606において、ユーザ端末はスケジューリング情報の送信を自発にトリガーしておらず、且つ、ロジックチャンネルバッファー領域データの割当の後の増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにおける充填ビットはスケジューリング情報の送信には十分である場合、ユーザ端末は、スケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットの充填ビット部分にて送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ割当方法。
  8. 前記ユーザ端末には、スケジューリング情報トリガータイマーTが配置され、認証リソースにて新たなスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報を自発に送信する必要があると判断することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1つに記載のデータ割当方法。
  9. 前記スケジューリング情報は、スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにて送信されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のデータ割当方法。
  10. 増強型アップリンクのデータ割当装置であって、
    ユーザ端末に位置し、前記スケジューリング情報の報告を自発にトリガーする必要であるか否かを判断するためのスケジューリング情報トリガーユニットと、
    前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要である場合、前記ユーザ端末は、利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと前記スケジューリング情報のビット数との差の以下或いは同じになるように、前記スケジューリング情報のビット数を予め保留して、前記利用可能な負荷長さを確定し、及び、前記スケジューリング情報の報告をトリガーする必要のない場合、前記ユーザ端末は、前記利用可能な負荷長さが認証リソースの支持する最大パケット長さと同じ或いは以下になるように、前記利用可能な負荷長さを確定するための確定ユニットと、
    前記利用可能な負荷長さに基づき、データ負荷の割当を行う割当ユニットとを含むことを特徴とする。
  11. 前記割当ユニットは、
    第2の集合における各ロジック情報に対し、取り出したサービスデータとヘッダオーバーヘッドの長さとの合わせが前記利用可能な負荷長さと同じ或いは以下になるように、各ロジックチャンネルの優先度順位に応じてサービスデータを順に取り出し、前記利用可能な負荷長さを、取り出したサービスデータを引いた後に残った長さに更新し、ここで、前記第2の集合は、第1の集合における最高優先度のロジックチャンネルに対応するMAC−dフローにマッピングされたロジックチャンネル、及び前記MAC−dフローと多重化した他のMAC−dフローのロジックチャンネルを含み、ここで、前記第1の集合は、TTI伝送タイプに符合する、伝送要求のあるロジックチャンネル集合である更新ユニットと、
    前記各ロジックチャンネルのサービスデータと前記ヘッダオーバーヘッドを、或いは前記各ロジックチャンネルのサービスデータとヘッダオーバーヘッドと前記スケジューリング情報を、増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化するための多重化ユニットとを含むことを特徴とする請求項10に記載のデータ割当装置。
  12. 多重化ユニットは、データを多重化して増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに組成する際に、当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットにはまだスケジューリング情報が含まれておらず、且つ、その充填ビットにはスケジューリング情報を収容することができると判断する場合、最新のスケジューリング情報を当該増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化することにも用いられることを特徴とする請求項11に記載のデータ割当装置。
  13. 前記スケジューリング情報トリガーユニットは、スケジューリング情報トリガータイマーTを含み、認証リソースにてスケジューリング情報を送信する度に、前記タイマーTを起動させ或いは再起動させ、タイマーTがタイムオーバーした後、スケジューリング情報の送信を自発にトリガーすることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載のデータ割当装置。
  14. 前記割当ユニットは、スケジューリング情報をスケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニット或いは非スケジューリングタイプの増強型メディアアクセス制御プロトコルデータユニットに多重化して送信することを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載のデータ割当装置。
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