JP2010524031A - 高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子 - Google Patents
高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010524031A JP2010524031A JP2010502008A JP2010502008A JP2010524031A JP 2010524031 A JP2010524031 A JP 2010524031A JP 2010502008 A JP2010502008 A JP 2010502008A JP 2010502008 A JP2010502008 A JP 2010502008A JP 2010524031 A JP2010524031 A JP 2010524031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external light
- light
- filter
- resolution sheet
- high resolution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/0018—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for preventing ghost images
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J11/00—Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
- H01J11/20—Constructional details
- H01J11/34—Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
- H01J11/44—Optical arrangements or shielding arrangements, e.g. filters, black matrices, light reflecting means or electromagnetic shielding means
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B2207/00—Coding scheme for general features or characteristics of optical elements and systems of subclass G02B, but not including elements and systems which would be classified in G02B6/00 and subgroups
- G02B2207/123—Optical louvre elements, e.g. for directional light blocking
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133509—Filters, e.g. light shielding masks
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子が開示される。高解像度シートは、一定間隔で互いに離隔されて配され、光吸収物質を含む複数の外光吸収部220と、外光吸収部によって光学的に互いに離隔された複数の光透過部210とを含んで構成され、光透過部の屈折率が外光吸収部の屈折率より小さいことを特徴とする。これにより、高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子は、二重像形成とモアレ現象とを減少させ、かつ明暗比を向上させ、高解像度を維持させることができる。
【選択図】図4
【選択図】図4
Description
本発明は、高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び前記高解像度シートまたはフィルタを具備する表示素子に係り、さらに詳細には、二重像(ghost)形成とモアレ(moire)現象を減少させて明暗比を向上させ、高解像度を維持させることができる高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び前記高解像度シートまたはフィルタを具備する表示素子に関する。
最近、多種の画像表示装置が開発されて実用化されているが、かような画像表示装置は、例えば、液晶表示装置(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、電界発光ディスプレイ(FED)、陰極管表示装置(CRT)、蛍光表示管、電界放射型ディスプレイパネルを含む。かような画像表示素子は、原則的に、赤色、青色、緑色の三原色発光を具現することによって、カラー画像を表示する。
かような画像表示素子は、画像を形成するパネルアセンブリと、前記パネルアセンブリから放出された電磁波、近赤外線、及び/またはオレンジ光を遮蔽して表面反射防止及び/または色補正などの機能を有するフィルタを具備する。かようなフィルタは、パネルアセンブリの前面部に装着されるため、透光性も同時に満足されねばならない。
ところで、従来技術による画像表示素子において、外部が明るい条件、すなわち、明室条件では、外部環境光がフィルタを通過してパネルアセンブリ内に流入しうる。その場合、パネルアセンブリ内から放出された入射光と、外部からフィルタを介して流入した外部環境光との重畳が発生する。これによって、明室条件で、明暗比(contrast ratio)が低下し、画像表示素子の画面表示能が劣悪になる問題点がある。特許文献1は、かような問題点を解決するための視野角制御シートを開示している。すなわち、前記視野角制御シートは、透明な光透過部にクサビ状の黒色光吸収物質を含む外光吸収層が所定の間隔で配列された構造を有し、外光吸収層に光透過部より屈折率が低い物質及び光吸収物質を充填することによって、外光吸収層に傾斜方向に入射する映像光源を、全反射原理を利用して観察者側に、さらに効果的に到達させ、透過率を向上させる技術が開発されている。しかし、かような技術は、全反射原理によって映像光源から放出される光が、画像表示素子のフィルタ内で乱反射及び/または散乱され、外光吸収層で全く吸収できない外部光が流入し、映像源光と重畳されることによって、相変らず二重像(ghost)が生成するという限界がある。
一方、従来技術による画像表示素子の場合、画素を形成するセルと、フィルタの周期的なパターンとの干渉によって、モアレ現象が発生し、画像表示素子の画面表示能が落ちるという問題点がある。
本発明は、明室条件での明暗比を向上させて二重像形成を減少させることができる高解像度シートを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、モアレ現象を防止できる高解像度シートを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記高解像度シートを含むフィルタを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、前記高解像度シートまたは前記フィルタを具備することによって、解像度が向上してモアレ現象が防止された表示素子を提供することである。
前記のような従来技術による画像表示素子の問題点を解決するために本発明は、一定間隔で互いに離隔されて配され、光吸収物質を含む複数の外光吸収部と、前記外光吸収部によって光学的に互いに離隔された複数の光透過部とを含んで構成され、前記光透過部の屈折率が前記外光吸収部の屈折率より小さい高解像度シートを提供する。
また、前記のような課題を解決するために本発明は、一定間隔で互いに離隔されて配され、黒色光吸収物質を含む複数の外光吸収部と、前記外光吸収部によって光学的に互いに離隔された複数の光透過部と、フィルタベースとを具備し、前記光透過部の屈折率が前記外光吸収部の屈折率より小さい表示素子用フィルタを提供する。
本発明の一具現例によれば、前記外光吸収部がストライプ状、マトリックス状、または波状に配される。
本発明の他の具現例によれば、前記外光吸収部が次の条件を同時に満足する多角形断面を有する。
1)0.5HR≦H220≦0.95HR
2)0.1Wp≦W220≦0.4Wp
3)50μm≦HR−Wp≦160μm
4)50μm≦Wp≦200μm
ここで、H220は外光吸収部の高さであり、W220は外光吸収部の一端部の幅であり、HRは光透過部の厚さであり、Wpは光透過部のピッチである。
2)0.1Wp≦W220≦0.4Wp
3)50μm≦HR−Wp≦160μm
4)50μm≦Wp≦200μm
ここで、H220は外光吸収部の高さであり、W220は外光吸収部の一端部の幅であり、HRは光透過部の厚さであり、Wpは光透過部のピッチである。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記外光吸収部が次の条件をさらに満足する台形断面を有する。
5)0.15≦W’220/W220≦1.5
ここで、W220及びW’220は、それぞれ外光吸収部の一端部及び他端部の幅である。
ここで、W220及びW’220は、それぞれ外光吸収部の一端部及び他端部の幅である。
前記条件を外れる場合、吸収率及び透過率が過度に減少または増加して視認性が落ちるという問題点を示すことになる。
本発明の望ましい具現例によれば、前記外光吸収部が次の条件をさらに満足する台形断面を有する。
5’)0.15≦W’220/W220≦0.35
ここで、W220及びW’220は、それぞれ外光吸収部の一端部及び他端部の幅である。
ここで、W220及びW’220は、それぞれ外光吸収部の一端部及び他端部の幅である。
前記外光吸収部が台形断面を有する場合、視野角と適切な解像度を共に具現するためには、前記条件を満足することが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記外光吸収部が前記条件に、下記の条件をさらに満足する五角形断面を有する。
5”)2≦W220,max/W220≦3
ここで、W220及びW220,maxは、それぞれ外光吸収部の一端部の幅及び最大幅である。
ここで、W220及びW220,maxは、それぞれ外光吸収部の一端部の幅及び最大幅である。
前記外光吸収部が五角形断面を有する場合、外光吸収率の維持及び映像光源を効果的に透過させるためには、前記条件を満足することが望ましい。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記高解像度シートまたは表示素子用フィルタは、映像光源側に配されたプリズム部をさらに具備する。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記高解像度シートは、観察者側に配された保護フィルムをさらに具備する。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記フィルタベースは、反射防止フィルム、ハードコーティング層、電磁波遮蔽フィルム、またはそれらの組合せ層を含む。
本発明のさらに他の具現例によれば、前記表示素子用フィルタは、映像光源側に配された色補正フィルムをさらに具備する。
本発明の一具現例によれば、前記外光吸収部の長手方向と高解像度シートの側辺とが平行ではなく、0゜より大きいバイアス角度αを有する。ここで、「長手方向」とは、外光吸収部が直線のストライプである場合には、その長手方向と定義され、外光吸収部がマトリックス型である場合には、各マトリックス構成要素の互いに対応する部分を連結した直線方向と定義され、外光吸収部が波型である場合には、各波動周期の互いに対応する部分を互いに連結した直線方向と定義される。
また、前記のような課題を解決するために本発明は、前記具現例のうち、いずれか1つの具現例による高解像度シートまたは表示素子用フィルタを具備する表示素子を提供する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の望ましい具現例について詳細に説明する。
図1は、本発明の一具現例による高解像度シートを具備するフィルタが装着された表示素子の分解斜視図であり、図2は、本発明に一具現例による高解像度シートを具備するフィルタの分解断面図である。
図1を参照すれば、本発明の一具現例による高解像度シートを具備するフィルタが装着された表示素子1は、ケース10、前記ケース10の上部を覆うカバー50、前記ケース10内に収容される駆動回路基板20、画像を形成するパネルアセンブリ30、及びフィルタ40を含む。
駆動回路基板20から印加された電気的な信号によって、パネルアセンブリ30で形成された可視画像は、フィルタ40を経て外部に出射される。
かようなフィルタ40は、図2に図示されているように、色補正フィルム100、高解像度シート200、及び反射防止フィルム500を含んで構成されたフィルタベースFBを含む。
色補正フィルム100は、例えば、代表的なものとして、ネオン光遮断色素を含むが、それ以外に、近赤外線吸収化合物または色素を含むこともできる。
色補正フィルム100に含まれるネオン光遮断色素としては、シアニン系(cyanine)系、スクアリウム系、アゾメチン(azomethine)系、キサンテン系、オキサノール(oxonol)系、またはアゾ(azo)系の化合物が使われうる。ネオン光とは、ネオンガスが励起される(excited)ことによって発生する約585nm波長付近の不要な光を意味する。
色補正フィルム100に近赤外線吸収化合物が含まれる場合、かような化合物としては、銅原子を含む樹脂(resin)、銅化合物やリン化合物を含有する樹脂、銅化合物やチオ(thio)要素誘導体を含む樹脂、またはタングステン系化合物を含む樹脂などが使われうる。近赤外線は、周辺電子機器の誤作動を起こす原因になるので、その遮蔽が必要である。
高解像度シート200は、ベースフィルム230上に形成された光透過部210及び外光吸収部220を含み、色補正フィルム100の下部に配されている。
光透過部210は、図1のパネルアセンブリ30から放出された光を透過させる部位である。かような光透過部210は、硬化型樹脂によって形成されうる。具体的に、光透過部210としては、電離放射線や熱エネルギーで硬化するアクリレート樹脂などが使われうる。
また、光透過部210は、透明な(transparent)ことが望ましいが、これは、完全に透明なものだけを意味するのではなく、当業界で一般的に透明であると認定されうる程度を意味する。光透過部210は、後述する外光吸収部220の形状と相補的な形状を有するのが一般的であるが、本発明はこれに限定されるものではない。光透過部210の屈折率(n210)は1.33〜1.6であることが望ましい。前記屈折率(n210)が1.33未満である場合は、実際に製作が困難であって望ましくなく、1.6を超えることになれば、光透過部210の透過率が顕著に落ちて明暗比が低下し、全体的な解像度が低下するので望ましくない。
外光吸収部220は、所定の間隔で互いに離隔されて配された光透過部210間の溝g210内に、光吸収物質を充填したものであり、外部環境光を吸収することによって、明室条件で明暗比を向上させ、高解像度を維持するためのものである。しかし、本発明は、図3または以下で説明する図4ないし図7に例示されたものに限定されるものではなく、光透過部210が、溝が形成されていない平板状に形成され、外光吸収部220が光透過部210の一面、すなわち、色補正フィルム100側の面上に配されることもある。外光吸収部220は、光を吸収できる物質、例えば、黒色無機物、黒色有機物、及び/または黒化処理金属によって形成されうる。黒化処理金属の場合には、電気抵抗が低いために、これによって外光吸収部220を形成する場合、金属粉末の含有量または金属薄膜の厚さを調節することによって、電気抵抗を調節できるために、外光吸収部220は、電磁波遮蔽の機能を担うこともできる。代表的なものとして、外光吸収部220は、炭素を含む紫外線硬化型樹脂によって形成されうる。外光吸収部220の屈折率(n220)は、光透過部210と同様に、1.33〜1.6の範囲であることが望ましい。
ベースフィルム230は、光透過部210の一面、すなわち、外光吸収部220と反対側面上に配される。かようなベースフィルム230は、外光吸収部220が形成された光透過部210を支持する役割を担う。かようなベースフィルム230は、硬化型樹脂によって形成されうる。具体的に、ベースフィルム230は、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリアクリレート(PAR)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエチレンナフタレートE(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアクリレート、ポリイミド、ポリカーボネート(PC)、セルローストリアセテート(TAC)、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)からなるグループから選択される1種以上の物質によって形成されうる。望ましくは、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、セルローストリアセテート(TAC)、またはポリエチレンナフタレート(PEN)でありうる。また、ベースフィルム230は、光透過部210の屈折率と同一、または類似した屈折率を有する材質によって形成することが望ましい。
また、本実施形態による高解像度シート200は、光透過部210の一面、すなわち、ベースフィルム230とは反対側面に、後述する図3ないし図7に図示されているように、保護フィルム240をさらに具備できる。かような保護フィルム240は、高解像度シート200がフィルタ40に装着されるまで、高解像度シート200を保護する役割を担うものであり、高解像度シート200がフィルタ40に装着されるとき、高解像度シート200から分離される。
光透過部210と保護フィルム240との間には、粘着剤層(図示せず)が配されうる。
図2で、フィルタベースFBは、高解像度シート200の一面に配されており、電磁波遮蔽フィルム300、ハードコーティング層400、及び反射防止フィルム500を含むが、これに限定されるものではい。フィルタベースFB内で、電磁波遮蔽フィルム300、ハードコーティング層400、及び反射防止フィルム500積層順序は多様に変化し、1層に2以上の機能を有する物質が混合されて層を形成することもできる。
電磁波遮蔽フィルム300は、電磁波を遮蔽させる機能を担当する。電磁波遮蔽フィルム300は、導電性メッシュ層、金属薄膜、高屈折率透明薄膜、またはそれらのうち、2以上が積層された構造など、多様な構成を有することができる。図2には、電磁波遮蔽フィルム300が単層でもって構成されていると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも2層以上を含む多層によって構成されもする。
ハードコーティング層400は、耐スクラッチ性を有することによって、電磁波遮蔽フィルム300、または後述する反射防止フィルム500が外部物質との接触などによって損傷することを防止する。かようなハードコーティング層400は、強化ガラス自体でもあり、バインダとしてポリマーを含んだものでもありうる。また、かようなハードコーティング層400は、アクリル系、ウレタン系、エポキシ系、またはシロキサン系のポリマーを含んで形成され、オリゴマーのような紫外線硬化樹脂を含んで形成されもする。その上、強度(hardness)の向上のために、ハードコーティング層400にシリカ系のフィラを付加することもできる。
反射防止フィルム500は、可視光の透過率を調節することによって、長時間視聴する表示素子ユーザの眼球疲労感を最小化させる機能を担当する。このように、反射防止フィルム500を配し、可視光透過率を調節することによって、可視光の選択的吸収効果以外に、明暗比のような色再現範囲の向上効果を得ることができる。図2では、反射防止フィルム500が単層で構成されていると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも2層以上を含む多層でもって構成されもする。
反射防止フィルム500は、外部から入射され、反射防止フィルム500の表面で反射される可視光と、その後反射防止フィルム500とハードコーティング層400との界面で反射される可視光とが、互いに逆位相になって消滅干渉現象を起こす原理によって、反射防止効果を得る。
反射防止フィルム500としては、ITO(インジウムスズ酸化物(indium tin oxide))とシリコン酸化物(SiO3)との混合物、ニッケルクロム(NiCr)とシリコン酸化物(SiO2)との混合物などを硬化、固着して使用できる。それ以外にも、反射防止フィルム500として、酸化チタン、または低屈折率の特殊フッ素レジンを使用できる。
以下、外光吸収部220の具体的構成及び作用効果について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図3は、本発明の一具現例による高解像度シートの一断面図であり、図4は、図3のA部分を拡大して図示した図面である。
外光吸収部220は、ロール成形法、熱可塑性樹脂を利用した熱プレス法、または外光吸収部220のパターンと反対形状の溝g210が転写された光透過部210内に、熱可塑性や熱硬化性の樹脂を充填して成形する射出成形法によって形成されうる。また、光透過部210を構成する紫外線硬化型樹脂が、反射防止機能、電磁波遮蔽機能、色補正機能、またはそれらの組合せ機能を有している場合、外光吸収部220は、付加的にかような機能を発揮することができる。
図3を参照すれば、本実施形態による高解像度シート200は、光透過部210、外光吸収部220、ベースフィルム230、及び保護フィルム240を具備する。ここで、保護フィルム240は、選択によって省略されもする。
光透過部210、外光吸収部220、ベースフィルム230、及び保護フィルム240の相対的な配置構造は、前述の通りである。
外光吸収部220は、ストライプ状、マトリックス状、または波状など、多様な形状に配されうる。また、複数の外光吸収部220は、それらの間に光が透過されうるように、所定間隔離隔されて配される。また、図3で外光吸収部220は、その断面が四角形であると図示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記断面の形状は、図5及び図6に図示されているように、台形または五角形でありうる。すでに図示された図面と同じ参照符号は、同じ部材または同じ部材の部分を指す。
本具現例による高解像度シート200は、図7に図示されているように、ベースフィルム230の一面、すなわち、光透過部210と反対側面に配されたプリズム部250をさらに具備できる。プリズム部250は、光透過部210の材質と同一、または類似した材質によって形成されうる。このように、プリズム部250を具備することによって、高解像度シート200は、透過率の大きい変化なしに外光吸収率が向上し、明暗比が増大して解像度が向上することとなる。
本実施形態で、外光吸収部220の屈折率(n220)が、光透過部210の屈折率(n210)より大きいように調節される(すなわち、n210<n220)。前記光透過部210及び外光吸収部220間の屈折率差(△n=n210−n220)は−0.05ないし−0.01の範囲が望ましい。これにより、高解像度シート200での外光吸収率を高め、二重像(ghost)の形成を減少させることができる。ここで、二重像とは、前述のパネルアセンブリ30から放出された光が、外光吸収部220で全て吸収されずに、再び外部に反射される外部環境光と重畳することによって生成されるものであり、表示素子のユーザが同一画像について、2個の像を認識することを意味する。
このように、外光吸収部220と光透過部210との屈折率差を調節することによって、二重像を減少または排除する原理について、図4を参照しつつ詳細に説明する。図4を参照すれば、外部から入射される外部環境光L1,L2,L3が、外光吸収部220に入射されれば、この外部環境光は、入射角、すなわち、光透過部210と外光吸収部220との界面の法線となす角(0゜,θ1,θ2)に関係なく、前記の通りに調節された屈折率差によって、前記界面で反射されずに外光吸収部220にいずれも吸収される。従って、外光吸収率が高まり、これによって二重像の発生が減る。
一方、光透過部210及び外光吸収部220間の屈折率差(△n=n210−n220)が本発明と異なって正の値を有する場合、映像光源が臨界角より小さい角度で光透過部210及び外光吸収部220の界面に入射する場合、全反射によって、パネルアセンブリで作られた映像とは異なる別個の映像、すなわち、二重像を形成することになる。
光透過部210と外光吸収部220との屈折率差(△n=n210−n220)、及び光源から出てきた光の入射角θの変更による二重像の発生程度を、下記表1及び図8に示した。ここで、光源とは、外部環境光を意味する用語ではなく、表示素子1のパネルアセンブリ30から放出された光源に対応する概念として使われた用語である。すなわち、二重像は、観察者の視野角によってその発生程度が変わるが、観察者の視野角を変更させるのと反対に、光源光線の入射角を変化させていきつつ、二重像の発生程度をシミュレーションし、またプラズマディスプレイ装置に装着された後で官能的な評価を実施し、下記表1にその結果を示した。
表1及び図8から分かるように、光源の入射角θが5゜以下である場合には、前記屈折率差(△n=n210−n220)に関係なくして二重像が発生していないが、入射角θが10ないし20゜である場合には、前記屈折率差が0より小さい場合にのみ、二重像が発生しない。
表1及び図8は、図9の方法によって得られたシミュレーションの結果によって、さらに補充的に説明することが可能である。すなわち、例えば、図9に図示されているように、光源を高解像度シートに5゜の入射角で入射させれば、画面ディテクタに画像が形成され、前記画像は、図8のように現れる。これによって、観察者の視野角による二重像の発生程度を間接的に測定した。
図10は、モアレ現象を防止するためのものであり、図3の高解像度シートの一変型例を図示した部分分離斜視図である。ここで、モアレ現象とは、二つ以上の周期的なパターン(periodic pattern)が重なるとき、干渉紋(interference fringe)が作られる現象を意味する。
図10を参照すれば、外光吸収部220の長手方向と、高解像度シート200の側辺とが平行ではなく、0゜より大きいバイアス角度αを有する。ここではたとえ図示されていないとしても、パネルアセンブリ30には、画像をなす可視光を放出する多数のセルが形成されているが、かようなセルは、ストライプ状、マトリックス状、または波状に配され、高解像度シート200の外光吸収部220と類似した配置形状を有する。この場合、外光吸収部220と前記セルとの配置方向が一致することになれば、両パターンが重畳してモアレ現象が発生することになるが、このように、外光吸収部220の長手方向と、光透過部210の長辺とがなすバイアス角度αを0゜より大きくすることによって、ユーザ側で観察するとき、両パターンをずらし、モアレ現象を防止できるようになる。望ましくは、前記バイアス角度αは、5〜80゜である。
図11は、モアレ現象を防止するためのものであり、図3の高解像度シートの他の変形例を図示した部分分離斜視図である。前記で図示された図面と同じ参照符号は、同じ部材または同じ部材の部分を指す。
本具現例が図10の具現例と異なる点は、外光吸収部220がストライプ状の代わりに、マトリックス状に配されるということである。
図12は、モアレ現象を防止するためのものであり、図3の高解像度シートのさらに他の変形例を図示した部分分離斜視図である。前記で図示された図面と同じ参照符号は、同じ部材または同じ部材の部分を指す。
本具現例が図10の具現例と異なる点は、外光吸収部220がストライプ状の代わりに、波状に配されるということである。
前記のような構成を有する高解像度シートまたはフィルタは、表示素子に備わり、これによって、表示素子の二重像を減少させて明暗比を増大させることによって、高解像度を達成でき、併せてモアレ現象を防止できる。
以下、望ましい実施形態を例に、発明についてさらに詳細に説明するが、本発明がそれらによって制限されるものではない。
高解像度シートの製造
実施例1
長方形の反対形状である突出部が表面に形成されている成形ロールを製造した。その後、紫外線装置が装着されたパターンロール装備を利用し、前記成形ロールと、ベースフィルム230を構成する厚さ188μmの光学用PETフィルム(Toyobo社)との間の一面に、低屈折率アクリル系硬化用の樹脂混合液100gをゆっくり加えつつ硬化させた。これによって、前記成形ロール上の突出部が溝状に転写された屈折率1.48である光透過部210を得た。転写された前記溝形状内に、カーボンブラック2gを前記アクリル系硬化用樹脂100gに混ぜて製造したカーボン分散液を振りまき、軟質のプラスチックによって構成されたドクターブレード(Dr.Blade)を利用して何回もワイピング(wiping)し、前記溝形状内を等しく充填し、屈折率1.49である外光吸収部220を完成した。その後、紫外線で硬化させ、図3に図示されているような高解像度シート200を製造した。ここで、光透過部のピッチWpは107.5μmであり、外光吸収部220の端部の幅W220及び高さH220は24μm、160μmであり、光透過部210の厚さHRは200μmであった。
実施例1
長方形の反対形状である突出部が表面に形成されている成形ロールを製造した。その後、紫外線装置が装着されたパターンロール装備を利用し、前記成形ロールと、ベースフィルム230を構成する厚さ188μmの光学用PETフィルム(Toyobo社)との間の一面に、低屈折率アクリル系硬化用の樹脂混合液100gをゆっくり加えつつ硬化させた。これによって、前記成形ロール上の突出部が溝状に転写された屈折率1.48である光透過部210を得た。転写された前記溝形状内に、カーボンブラック2gを前記アクリル系硬化用樹脂100gに混ぜて製造したカーボン分散液を振りまき、軟質のプラスチックによって構成されたドクターブレード(Dr.Blade)を利用して何回もワイピング(wiping)し、前記溝形状内を等しく充填し、屈折率1.49である外光吸収部220を完成した。その後、紫外線で硬化させ、図3に図示されているような高解像度シート200を製造した。ここで、光透過部のピッチWpは107.5μmであり、外光吸収部220の端部の幅W220及び高さH220は24μm、160μmであり、光透過部210の厚さHRは200μmであった。
実施例2
外光吸収部220の形状を、四角形の代わりに台形に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図5の高解像度シート200を製造した。
外光吸収部220の形状を、四角形の代わりに台形に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図5の高解像度シート200を製造した。
ここで、光透過部間のピッチWpは107.5μmであり、外光吸収部220の幅は、台形の一端部W220及び他端部W’220それぞれが33.5μm、8μmであり、外光吸収部220の高さH220は160μmであった。
また、光透過部210の厚さHRは200μmであった。
実施例3
外光吸収部220の形状を長方形の代わりに五角形に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図6の高解像度シート200を製造した。ここで、光透過部間のピッチWpは107.5μmであり、外光吸収部220の幅は、五角形の一端部W220及び最大幅W220,maxそれぞれが13.9μm、30.4μmであり、外光吸収部220の高さH220は160μmであった。
外光吸収部220の形状を長方形の代わりに五角形に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図6の高解像度シート200を製造した。ここで、光透過部間のピッチWpは107.5μmであり、外光吸収部220の幅は、五角形の一端部W220及び最大幅W220,maxそれぞれが13.9μm、30.4μmであり、外光吸収部220の高さH220は160μmであった。
また、光透過部210の厚さHRは200μmであった。
実施例4
ベースフィルム230の一面、すなわち、外光吸収部220と反対側面にプリズム部250を形成したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図7の高解像度シート200を製造した。プリズム部250のピッチWp’は53.75μmであり、プリズム部の厚さW250は10μmであった。
ベースフィルム230の一面、すなわち、外光吸収部220と反対側面にプリズム部250を形成したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、図7の高解像度シート200を製造した。プリズム部250のピッチWp’は53.75μmであり、プリズム部の厚さW250は10μmであった。
比較例
外光吸収部の形状を長方形の代わりに台形に変更し、光透過部の屈折率を1.56に、外光吸収部の屈折率を1.55に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、高解像度シートを製造した。
外光吸収部の形状を長方形の代わりに台形に変更し、光透過部の屈折率を1.56に、外光吸収部の屈折率を1.55に変更したことを除いては、前記実施例1と同じ方法で、高解像度シートを製造した。
透過率評価試験
実施例1〜4及び比較例の高解像度シートに対する透過率測定試験を、UV−Vis Spectrometerを利用して行い、その結果を下記表2に示した。
実施例1〜4及び比較例の高解像度シートに対する透過率測定試験を、UV−Vis Spectrometerを利用して行い、その結果を下記表2に示した。
二重像評価試験
実施例1〜4及び比較例の高解像度シートに対する二重像発生程度を、プラズマディスプレイ装置上の官能的な評価、及び図9の方法で測定し、その結果を下記表2に示した。
実施例1〜4及び比較例の高解像度シートに対する二重像発生程度を、プラズマディスプレイ装置上の官能的な評価、及び図9の方法で測定し、その結果を下記表2に示した。
明暗比の評価試験
前記実施例1〜4で製造された高解像度シート及び比較例の高解像度シートをそれぞれ具備させ、図2の構成を有するフィルタ40を製造し、各フィルタ40の明暗比を測定して下記表2に示した。この場合、フィルタベースFBのハードコーティング層400としては強化ガラスを使用した。明暗比は、製造されたフィルタをPDPモジュール(三星SDI
V4 42” HD Module)に付着させ、明所環境(150Lux)下で、1.5m離れた距離で輝度測定機(Minolta CS 1000、Samhee
Instrument)を利用して測定した。
前記実施例1〜4で製造された高解像度シート及び比較例の高解像度シートをそれぞれ具備させ、図2の構成を有するフィルタ40を製造し、各フィルタ40の明暗比を測定して下記表2に示した。この場合、フィルタベースFBのハードコーティング層400としては強化ガラスを使用した。明暗比は、製造されたフィルタをPDPモジュール(三星SDI
V4 42” HD Module)に付着させ、明所環境(150Lux)下で、1.5m離れた距離で輝度測定機(Minolta CS 1000、Samhee
Instrument)を利用して測定した。
表2を参照すれば、実施例1〜4の場合、透過率、明暗比、及び二重像発生程度など、光学特性のあらゆる面で、比較例に比べて優秀であることが分かり、特に、外光吸収部220が長方形の形状を有する実施例1の場合が最も優秀な光学特性を有すると分かった。特に、従来の屈折率関係を有する比較例に比べ、逆の屈折率関係を有する本発明の高解像度シートは、映像光源の一部が外光吸収部に吸収になるにもかかわらず、光透過率が低下せず、むしろ適切なパターン設計を介し、実施例1のように、むしろ光透過性がさらに向上することが可能であることを確認した。
以上では、図面を参照しつつ本発明による望ましい実施形態を説明したが、それらは例示的なものに過ぎず、当技術分野で当業者ならば、それらから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解することができるであろう。従って、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって決まるものである。
Claims (12)
- 一定間隔で互いに離隔されて配され、光吸収物質を含む複数の外光吸収部と、
前記外光吸収部によって光学的に互いに離隔された複数の光透過部とを含んで構成され、
前記光透過部の屈折率が前記外光吸収部の屈折率より小さい高解像度シート。 - 前記外光吸収部が、下記の条件を同時に満足する多角形断面を有する請求項1に記載の高解像度シート:
1)0.5HR≦H220≦0.95HR
2)0.1Wp≦W220≦0.4Wp
3)50μm≦HR−Wp≦160μm
4)50μm≦Wp≦200μm
ここで、H220は外光吸収部の高さであり、W220は外光吸収部の一端部の幅であり、HRは光透過部の厚さであり、Wpは光透過部のピッチである。 - 前記外光吸収部が、下記の条件をさらに満足する台形断面を有する請求項2に記載の高解像度シート:
5)0.15≦W’220/W220≦0.35
ここで、W220及びW’220は、それぞれ外光吸収部の一端部及び他端部の幅である。 - 前記外光吸収部が、下記の条件をさらに満足する五角形断面を有する請求項2に記載の高解像度シート:
5’)2.0≦W220,max/W220≦3.0
ここで、W220及びW220,maxは、それぞれ外光吸収部の一端部の幅及び最大幅である。 - 前記外光吸収部がストライプ状、マトリックス状、または波状に配された請求項1に記載の高解像度シート。
- 前記光透過部の映像光源側面にプリズム部をさらに具備する請求項1に記載の高解像度シート。
- 前記外光吸収部の長手方向と高解像度シートの側辺とが平行ではないこと請求項1に記載の高解像度シート。
- 請求項1ないし請求項7のうち、いずれか1項に記載の高解像度シート及びフィルタベースを含んで構成された表示素子用フィルタ。
- 前記フィルタベースは、反射防止フィルム、ハードコーティング層、電磁波遮蔽フィルム、またはそれらの組合せ層を含む請求項8に記載の表示素子用フィルタ。
- 前記高解像度シートの映像光源の出光面側に、色補正フィルムをさらに具備する請求項9に記載の表示素子用フィルタ。
- 請求項1ないし請求項7のうち、いずれか1項に記載の高解像度シートを含んで構成された画像表示素子。
- 請求項8に記載の表示素子用フィルタを含む画像表示素子。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020070033150A KR100891648B1 (ko) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 고해상도 시트, 이를 구비하는 필터, 및 상기 시트 또는필터를 구비하는 표시소자 |
PCT/KR2008/001661 WO2008123665A1 (en) | 2007-04-04 | 2008-03-25 | Optical sheet for high resolution, filter comprising the same, and display device having the sheet or the filter |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010524031A true JP2010524031A (ja) | 2010-07-15 |
Family
ID=39831102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010502008A Pending JP2010524031A (ja) | 2007-04-04 | 2008-03-25 | 高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100046105A1 (ja) |
JP (1) | JP2010524031A (ja) |
KR (1) | KR100891648B1 (ja) |
CN (1) | CN101675366A (ja) |
TW (1) | TW200846711A (ja) |
WO (1) | WO2008123665A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011107405A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 視野角制御シート及びその製造方法 |
JP2015158691A (ja) * | 2015-05-25 | 2015-09-03 | 大日本印刷株式会社 | 光学シート、及び映像表示装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3056978A1 (en) * | 2009-02-26 | 2016-08-17 | 3M Innovative Properties Company | Touch screen sensor and patterned substrate having overlaid micropatterns with low visibility |
JP5656055B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2015-01-21 | Nltテクノロジー株式会社 | 光学素子の製造方法、光学素子用露光装置、光学素子、照明光学装置、表示装置、および電子機器 |
KR20110109443A (ko) * | 2010-03-31 | 2011-10-06 | 삼성코닝정밀소재 주식회사 | 디스플레이 장치용 컬러시프트 저감 광학필터 및 이의 제조방법 |
KR102162686B1 (ko) * | 2018-12-07 | 2020-10-07 | 임철수 | 직사광선에서 선명하게 보이는 디스플레이장치 |
CN115047632A (zh) * | 2022-07-07 | 2022-09-13 | Oppo广东移动通信有限公司 | 光学系统、近眼显示设备及近眼显示设备消除鬼像的方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5204160A (en) * | 1988-08-08 | 1993-04-20 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Light-collimating film |
US6398370B1 (en) * | 2000-11-15 | 2002-06-04 | 3M Innovative Properties Company | Light control device |
JP2004295045A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Daicel Chem Ind Ltd | プラズマディスプレイパネル用シート及びその製造方法 |
JP4468121B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-05-26 | 大日本印刷株式会社 | 視野角制御シートおよび表示装置 |
JP2006119166A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Dainippon Printing Co Ltd | 全反射プリズムシート、全反射プリズムシートの製造方法、背面投射型表示装置 |
KR100709985B1 (ko) * | 2005-01-04 | 2007-04-23 | 삼성코닝 주식회사 | 디스플레이 장치용 필터 및 이를 포함한 디스플레이 장치 |
JP4659464B2 (ja) * | 2005-01-21 | 2011-03-30 | 大日本印刷株式会社 | 前面フィルタ及び表示装置 |
KR100579713B1 (ko) * | 2005-05-04 | 2006-05-15 | 삼성코닝 주식회사 | 외광 차폐층, 이를 포함하는 디스플레이 장치용 필터 및이를 포함한 디스플레이 장치 |
US7755263B2 (en) * | 2005-05-04 | 2010-07-13 | Samsung Corning Precision Glass Co., Ltd. | External light-shielding layer, filter for display device including the external light-shielding layer and display device including the filter |
KR20080058108A (ko) * | 2006-12-21 | 2008-06-25 | 삼성코닝정밀유리 주식회사 | 외광 차폐층, 이를 포함하는 디스플레이 장치용 필터 및이를 포함한 디스플레이 장치 |
KR20090006451A (ko) * | 2007-07-11 | 2009-01-15 | 삼성정밀화학 주식회사 | 명암비 향상 광학시트, 이를 구비하는 필터, 및 상기 시트또는 필터를 구비하는 화상 표시 장치 |
-
2007
- 2007-04-04 KR KR1020070033150A patent/KR100891648B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2008
- 2008-03-25 CN CN200880011199A patent/CN101675366A/zh active Pending
- 2008-03-25 WO PCT/KR2008/001661 patent/WO2008123665A1/en active Application Filing
- 2008-03-25 US US12/594,582 patent/US20100046105A1/en not_active Abandoned
- 2008-03-25 JP JP2010502008A patent/JP2010524031A/ja active Pending
- 2008-03-31 TW TW097111751A patent/TW200846711A/zh unknown
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011107405A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 視野角制御シート及びその製造方法 |
JP2015158691A (ja) * | 2015-05-25 | 2015-09-03 | 大日本印刷株式会社 | 光学シート、及び映像表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101675366A (zh) | 2010-03-17 |
KR100891648B1 (ko) | 2009-04-02 |
KR20080090089A (ko) | 2008-10-08 |
TW200846711A (en) | 2008-12-01 |
US20100046105A1 (en) | 2010-02-25 |
WO2008123665A1 (en) | 2008-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110043920A1 (en) | Optical sheet with high contrast ratio and filter comprising the same, and image displaying device including the sheet or the filter | |
JP5319640B2 (ja) | ディスプレイ装置用外光遮蔽フィルムおよびこの製造方法、これを含むディスプレイ装置用フィルタ | |
JP2010524031A (ja) | 高解像度シート、これを具備するフィルタ、及び当該シートまたはフィルタを具備する表示素子 | |
KR100870290B1 (ko) | 시인성 향상 필름과 이를 이용한 디스플레이 필터 및디스플레이 장치 | |
JP5034909B2 (ja) | 光学シート、及び表示装置 | |
JP5970786B2 (ja) | 光学シート、及びこれを備えた映像表示装置 | |
KR100743455B1 (ko) | 디스플레이 장치용 필터 및 이를 포함한 디스플레이 장치 | |
US20090040619A1 (en) | Optical filter for display apparatus | |
JP2010531465A (ja) | 付着力が向上した光学シート、これを備えるフィルター、及びこれらのシートまたはフィルターを備える画像表示装置 | |
JP2009217032A (ja) | プラズマディスプレイパネルユニット及び表示装置 | |
KR20090110655A (ko) | 디스플레이 필터 및 이를 구비한 액정 표시 장치 | |
JP2014048791A (ja) | タッチパネル用電極積層体、及びタッチパネル、並びに画像表示装置 | |
JP5609062B2 (ja) | 光学シート及び映像表示装置 | |
KR20080112867A (ko) | 전자기파 차폐 기능이 복합화된 광학시트, 이를 구비하는필터, 및 상기 시트 또는 필터를 구비하는 화상 표시 장치 | |
KR20080097855A (ko) | 외광 차단 시트 및 그를 이용한 플라즈마 디스플레이 장치 | |
KR20080112868A (ko) | 부착력이 향상된 광학시트, 이를 구비하는 필터, 및 상기시트 또는 필터를 구비하는 화상 표시 장치 | |
JP2012150356A (ja) | 光学シート、表示装置、及び光学シートの製造方法 | |
KR20090011760A (ko) | 디스플레이 장치용 광학 부재 | |
KR20100010848A (ko) | 불량 시인성이 감소된 광학시트, 이를 구비하는 필터, 및상기 시트 또는 필터를 구비하는 화상 표시 장치 | |
KR20100011638A (ko) | 내스크래치성이 향상된 광학시트, 이를 구비하는 필터, 및상기 시트 또는 필터를 구비하는 화상 표시 장치 | |
KR100829503B1 (ko) | 외광 차단 시트 및 그를 이용한 플라즈마 디스플레이 장치 | |
KR20080086756A (ko) | 디스플레이 장치용 광학 부재, 이를 포함한 디스플레이장치용 필터, 이를 포함한 디스플레이 장치 및 이의 제조방법 | |
KR20100008155A (ko) | 디스플레이용 필터, 그 제조방법 및 필터를 구비하는디스플레이장치 | |
US20080297023A1 (en) | Filter for a plasma display apparatus | |
KR100840996B1 (ko) | 외광 차단 시트 및 그를 이용한 플라즈마 디스플레이 장치 |