JP2010523048A - デジタルシネマシステムへのコンテンツ配信及びデジタルシネマシステムでの再生方法及び装置 - Google Patents

デジタルシネマシステムへのコンテンツ配信及びデジタルシネマシステムでの再生方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本原理は、デジタルシネマシステムで再生されることを目的としたコンテンツを配信する技術に関する。コンテンツは、コンパクトであるが、非デジタルシネマに用意のできた符号化で配信されることが好ましい。映画館で受領されると、コンテンツは必要に応じてコード変換され、映画館システムで再生される。システムは、他の同期した画像及び音声のコンテンツと共にマルチメディア提示に自動的に構成されるコンテンツの複数の部分(別々の画像及び音声の要素)を提供する。このコンテンツの構成は、美的性及び演出能力を考慮しつつ、収入の最適化のためにヒューリスティックを使用してもよい。

Description

この出願は、20007年3月29日に出願された米国仮特許出願第60/920,648号の利益を主張する。
本原理は、デジタルシネマシステムに関する。特に、デジタルシネマシステムへのコンテンツ配信及びデジタルシネマシステムでの再生方法及び装置に関する。
一般的に、今日のほとんどの映画館は、映画のみではなく、それ以上のものを上映する。一般的な上映順序では、早く到着した観客メンバは、一連の静止画(主に地元の宣伝を含む)が背景音楽と共に表示されているときに座席に座ることがある。開始時間が近づくと、多くの映画館は、宣伝を含む録画済みの10〜20分のプレショーに切り替える。これは、娯楽フォーマット(entertaining format)(一般的には娯楽報告フォーマット(entertainment reporting format)で提示される。開始時間が更に近づくと、‘coming soon’というバナーが表示され、続いて、近く上映される作品の一連の先行宣伝及び予告編が表示される。観客は、ポップコーンは食べても良く、携帯電話をオフにし、作品が間もなく始まることを通知される。最後に、作品が始まる。
或る映画館では、地元の宣伝は、カルーセルプロジェクタ(carrousel projector)及び背景音楽の供給源を使用した、文字通りのスライドショーである。或る映画館は、第三者が画面上宣伝(OSA:on-screen advertising)システムを提供するように構成する。OSAシステムは、専用のプロジェクタと再生装置を提供し、地元、地域及び全国の宣伝が提供される。これらのシステムは、主要な映画プロジェクタ(フィルムプロジェクタ又はデジタルシネマシステム)と相互作用する。相互作用は、自動化システムを通じて行われ、自動化システムは、映画プロジェクタ及び画面上宣伝システムが画面に同時に投影しないことを確保するように最低限の動作をする。
現在のOSAシステムは、MPEG-4(DVDを製造するために使用される符号化として周知のもの)のような高圧縮符号化方式を使用する。予告編及び作品のようなデジタルシネマのコンテンツは、スタジオに容認できる特定の符号化を使用するが、例えば、これらの符号化方式は、MPEG-4のように高い圧縮率を実現しない。OSAシステムにより使用される符号化の利点は、高い圧縮率が低コストのコンテンツ配信と、高速のコンテンツ伝送時間と、記憶装置の効率的な使用とを提供する点にある。通常では、これらの利点は、(存在する場合には)低品質の画像及び/又は音声を再生する観客の認知より重要である。
MPEG-4のような符号化は、場合によっては‘eシネマ(e-Cinema)’と呼ばれ、‘Dシネマ(D-Cinema)’として知られるスタジオにより容認された損失の少ない高精度の符号化と区別される。
従って、スタジオ及び宣伝コンテンツの双方にデジタルシネマ・プロジェクタを利用するという要望が存在することがわかる。ほとんどのデジタルシネマ・プロジェクタは、1つより多くの供給源から画像を受け付け、これらの2つを切り替えることができる。また今日では、eシネマのコンテンツとDシネマのコンテンツとをデコード及び再生することができるデジタルシネマ・スクリーンサーバが利用可能である。このようなスクリーンサーバは、単一のプロジェクタインタフェースを利用するが、eシネマ及びDシネマのコンテンツを切り替えるときに出力モードを変更する。
しかし、別々のOSA及びデジタルシネマ・スクリーンサーバから起動してプロジェクタの入力を切り替えたとしても、或いはeシネマ及びDシネマのコンテンツの双方を再生するデジタルシネマ・スクリーンサーバを使用したとしても、eシネマからDシネマのコンテンツへの遷移時に、上映中に中断(hiccough)が存在する。すなわち、プロジェクタに提供される信号及び画像の性質の差は、プロジェクタが構成を変更することを要求するのには十分であるが、数秒のブラックスクリーン(black screen)を生じる。しばしば、画像サイズ(画素数)が異なる。これに対処するために、レンズの移動が必要になることがあり、或いは、電子画像スケーラ(electronic image scaler)の関与が必要になることがある。eシネマ及びDシネマの画像が符号化される色空間は異なり、別々の色参照テーブルのロード又は計算を必要とする。更に、フレームレートが異なることがあり、場合によっては、プロジェクタの画像パイプラインの再同期を必要とする。
演出能力の理由で上映者が(例えばプロジェクタの輝度等を)押しつけることを選択した場合を除いて、宣伝コンテンツとスタジオコンテンツとの間にプロジェクタで差が存在しないことが理想的である。しかし、高圧縮のコンテンツの低配信コストを保持することは有益であり、現在では、プロジェクタ内でフォーマットを切り替えることにより生じる不便及び途絶、又はeシネマ及びDシネマにそれぞれ専用の2つの投影システムを有する費用より重要である。
eシネマ及びDシネマのコンテンツについての他の問題は、これらのコンテンツが、従来から使用されている背景音楽と共に非同期的に上映される静止画のスライドショーより、生成及び配信するのがかなり高くなるという点にある。地元のピザ店は、単に上映後の常連を呼び込みたいと考えており、簡単な静止画はこのタスクにとって十分である。しかし、eシネマの映画及びサウンドトラックを生成してパッケージ化することが、OSAシステムで要求されており、Dシネマのパッケージを提供する場合より高価になる。
現在では、ほとんどの一般的な慣習は、別々のOSA再生サーバと自分のプロジェクタとを提供することである。これは、かなりのハードウェア、設置及び維持費用を意味し、OSAプロジェクタが上映するために、投影ブースに更なるポート(ウィンドウ)の追加をしばしば必要とする。従って、映画館又はホールは、この更なるポートを収容するために実際の物理的な変更を必要とする。
数個の既知のOSA再生サーバは、デジタルシネマ・プロジェクタに直接接続され得る。これは、プロジェクタとOSA再生サーバと、デジタルシネマ・プロジェクタとの間の注意深い相互接続を必要とする。これにより、プロジェクタが正確な時間に点灯され、2つの入力のうち適切なものを視聴し、対応する画像供給源が再生し、適切な時間に遷移が生じ、提示(プレゼンテーション)が同期する。オーディオも効果的に切り替えられなければならない。更に、全体編成も、少しばかり予測可能な投影切り替えタイミングの原因となる。
或るデジタルシネマ・スクリーンサーバは、eシネマ及びDシネマのコンテンツを扱うが、依然として、数秒間のスクリーンの望ましくないブランクを含むプロジェクタ切り替えタイミングに直面する。
現在では、OSAの所有者は、コンテンツがOSAシステムで受け付けられて提示され得る提供者のみである。今日では、宣伝をサポートするデジタルシネマ・スクリーンサーバは、クローズドシステムである。すなわち、全ての宣伝は、シネマ及び宣伝装置の双方の提供者を通過する。提示の“スライド(slide)”部分に簡単な宣伝を提供し、宣伝提供者及び装置製造者の間で競争を促進し、上映者が様々な娯楽コンテンツ及び宣伝提供者を選択すること、又は人気の商用入手可能なツールを使用して自分のコンテンツを作成することを可能にする簡単な機構が存在することが望ましい。
1つの実装によれば、映画館で配信及び再生する非Dシネマのコンテンツを提供する方法は、非Dシネマのコンテンツを含むコンテンツマスターで品質制御検査を実行することを含み、品質制御検査は、非Dシネマのコンテンツをコード変換し、Dシネマ準拠のコンテンツを生成し、Dシネマ準拠のコンテンツをスクリーンサーバに伝送し、コード変換後に容認できないアーティファクト(artifact)が存在しないことを確保するように、再生及び監視を開始し、符号化されたDシネマ準拠のコンテンツの容認可能性を決定し、容認可能であることが決定されたときに、表示される映画館へのコンテンツマスターを複製/配信することを含む。
コード変換は、スクリーンサーバへのコンテンツマスターの伝送前又は後に実行されてもよく、上映又は表示する映画館で直面するポリシーに従って実行される。コード変換は、上映(ホール/映画館)施設で使用されるコード変換と実質的に同一又は同等である。
一態様によれば、非Dシネマのコンテンツは、例えば、MPEG符号化コンテンツでもよい。
他の実装によれば、上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する方法は、上映映画館で非Dシネマのコンテンツを含むコンテンツマスターを受領し、非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換し、コンテンツをスクリーンサーバに伝送し、他のコンテンツと共にDシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールし、Dシネマ準拠のコンテンツと他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行することを含む。スケジュールすることは、1つ以上の合成再生リスト(CPL:composition playlist)を有する上映再生リスト(SPL:show play list)を形成することを含んでもよく、これにより、形成することは、SPL又は内部の1つ以上のCPLを変更し、上映映画館の嗜好に適合するようにSPLを拡張又は短縮することを更に含む。
SPL又はCPLの変更は、店頭販売(POS:point of sale)システムからSPLテンプレートを生成し、上映映画館により維持されたルールデータベースのルールを使用してSPL又は内部のCPLを延長し、SPLの長さが十分であることが決定されたときに、変更されたSPLをスクリーンサーバに伝送することを含んでもよい。変更することは、SPLの再生を監視及び開始し、再生中にSPLが長すぎるか否かを決定し、長すぎると決定されたときにSPLを短縮し、長すぎない場合にSPLの長さが十分であるか否かを決定し、長さが十分でないことが決定されたときにSPLを延長することを更に含んでもよい。
前述のように、コード変換は、伝送するステップの前又は後に実行されてもよい。
本原理の他の実装によれば、通信チャネルでデータを通信する際に使用される、具現されたコンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータ使用可能媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトが提供され、上映映画館で非Dシネマのコンテンツを受領するプログラムコードと、非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するプログラムコードと、コンテンツをスクリーンサーバに伝送するプログラムコードと、他のコンテンツと共にDシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールするプログラムコードと、Dシネマ準拠のコンテンツと他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するプログラムコードとを有する。
他の実装によれば、上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する装置は、非Dシネマのコンテンツを受領する受信機と、非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するように構成されたプロセッサと、Dシネマ準拠のコンテンツを受領してこれをプロジェクタに配信するように構成されたスクリーンサーバとを含む。
スクリーンサーバは、他のコンテンツと共にDシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールし、Dシネマ準拠のコンテンツと他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するように更に構成される。
一態様によれば、プロジェクタに配信されるコード変換されたDシネマ準拠のコンテンツは、コンテンツの配信側で前にレビューされたコード変換後のDシネマのコンテンツと実質的に類似する。
再生スケジュールは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を含んでもよく、プロセッサ及びスクリーンサーバは、SPL又は1つ以上のCPLを変更し、上映映画館の嗜好に適合するようにSPLを拡張又は短縮するように協調する。上映映画館の嗜好は、プロセッサと通信する記憶媒体に格納されたルールデータベースに維持されてもよい。ルールデータベースは、上映映画館のローカルにあってもよく、これから離れて配置されてもよい。
更なる実装によれば、上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する装置は、非Dシネマのコンテンツを受領する受信機と、非Dシネマのコンテンツを受領するように構成されたスクリーンサーバと、スクリーンサーバにより受領された後に非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するように構成されたプロセッサとを含み、スクリーンサーバは、Dシネマ準拠のコンテンツをプロジェクタに配信する。一態様によれば、プロジェクタに配信されるコード変換されたDシネマ準拠のコンテンツは、コンテンツの配信側で前にレビューされたコード変換後のDシネマのコンテンツと実質的に類似する。
本原理により使用され得る様々な構成要素の概略図 図1に示すコンテンツに対応する様々な時系列を示す図 図2のものより短い間隔を有する異なる時系列を示す図 本原理をサポートする複数のコード変換動作を示す図 本原理の実装によるコンテンツ配信システムのブロック図 本原理の実装による配信前品質制御検査、並びに取得、コード変換及び再生処理のフローチャート コンテンツデータベース、減少ルールデータベース及び増加ルールデータベースを示すテーブル 本原理の実装による時系列編集処理のフローチャート
1つ以上の実装の詳細は、添付図面及び以下の詳細な説明に示されている。1つの特定の方法で記載されていても、実装は様々な方法で構成又は具現されてもよいことが明らかである。例えば、実装は、方法として実行されてもよく、一式の動作を実行するように構成された装置又は一式の動作を実行する命令を格納する装置として具現されてもよい。他の態様及び特徴は、添付図面及び特許請求の範囲と共に検討される以下の詳細な説明から明らかになる。
図面において、同様の参照符号は図面を通じて同様の構成要素を示す。
本原理は、映画館に配信され、Dシネマのコンテンツのように見えて振る舞うようにコード変換されるeシネマのコンテンツについての方法を提供する。これにより、Dシネマのスクリーンサーバを使用してシームレスに表示されてもよく、従って、演出能力の程度の改善を示す提示(プレゼンテーション)を提供するが、低コストの配信を提供する。
このシステム及び方法は、静止画と無音ビデオとを背景オーディオから分離し、提示時又はその近くでオーディオ/ビジュアル提示に構成されることを可能にすることにより、効率的な符号化方式の利益を提供するだけでなく、簡単な宣伝を生成及び配信するコストを更に低減する。
図1を参照すると、本原理により使用可能な様々なコンテンツが示されており、無音のビデオクリップ110と、オーディオトラック120と、静止画130と、eシネマのコンテンツ140と、標準的なDシネマのコンテンツ150とを有する非Dシネマのコンテンツ100を含む。
無音のビデオコンテンツ110は、Redmond, WAのMicrosoft CorporationによるPowerPointTM又はSan Jose, CAのAdobe, Inc.によるFlashTMのようなプレゼンテーション言語で提供されるアニメーション112(この内容は、ここでは‘アニメーション’として示される或いは‘ani’として省略される)でもよい。これはまた、ビデオファイル114(この内容は、ここでは‘ビデオ_1’として示される)のように、DV、AVI又はMPEG-4符号化ファイルのような通常のデジタル化ビデオフォーマットで提供されてもよい。
オーディオトラック120は、予め関連付けられた画像成分なしに提供されることが好ましい。一般的に、これは、同期した画像を必要としない背景音楽又は他の自由継続のオーディオである。オーディオトラック120の例は、インタビューWAVファイル122(この内容は、ここでは‘インタビュー’として示される)と、第1の音楽WAVファイル124(この内容は、ここでは‘音楽_1’として示される)と、第2の音楽MP3ファイル126(この内容は、ここでは‘音楽_2’として示される)とを含む。
更に、オーディオコンテンツが指定されていない時系列200の期間(図示せず)に、ホール(図5の560)のオーディオシステム(図示せず)が背景オーディオの異なる供給源(例えば、図示しない映画館全体の背景音楽チャネル)に切り替えさせるために、自動化の頭出し(automation cue)(図示せず)が使用されてもよい。時系列200が再びオーディオファイルのコンテンツを指定すると、ホールのオーディオシステムがホールのオーディオの供給源としてスクリーンサーバ(図5の562)を使用して切り戻させるために、自動化の頭出しが提供される。オーディオチャネルの切り替えは、オーディオの‘ポップ音(pop)’がホールで聞こえることを回避するように、短い瞬間的な利得のフェード(fade)を含むことが好ましい。
静止画ファイル130は、PNGファイル132でのピザ店の宣伝(この内容は、ここでは‘P’として示される)と、TIFFファイル134でのアイスクリーム店の宣伝(この内容は、ここでは‘T’として示される)と、JPGファイル136での地元の新聞の定期購読申し込み(この内容は、ここでは‘N’として示される)と、JPEG2000ファイル138での排水管洗浄サービスの宣伝(この内容は、ここでは‘D’として示される)とにより例示される。
静止画が映画館に配信され得る実際の様々な画像フォーマットは、制限されることが好ましい。しかし、これは動作の容易性のためであり、技術的な制限のためではない。以下に示すように、強く特徴付けられた又は指定された特性を備えた供給源の素材を有する価値及び品質制御処理のため、各カテゴリで非常に少ないフォーマットを提供することが好ましい。
デジタルシネマでは、画像はX’Y’Z’色空間にある必要がある(図4に関して以下に説明する)。X’Y’Z’色空間は、非常に多数のマルチメディアソフトウェア(及び前述の全てのファイルフォーマット)で使用されるRGB色空間とは実質的に異なる。静止画130は、JPEG2000X’Y’Z’又はPNGX’Y’Z’ファイルで提供されてもよく、これらは、以下に説明する処理を簡略化する。しかし、これは、広く使用されているフォーマットで静止画130を提供することの2つの利点を放棄する。第1に、周知の広く利用可能な低コストのワークステーション及びソフトウェアツールで画像を生成及び編集することの容易性であり、第2に、汎用PCでファイルを呼び出すことにより、完成した宣伝をプレビューする方法を宣伝主及び上映者に提供することの容易性である。このようなレビュー局(図示せず)は、コンテンツマスター局(図示せず)に適した全ての色補正及び他の設定を有するとは限らないが、宣伝主又は上映者が正確性、適切性及び出来映えのために宣伝を検査するためには十分である。
典型的なeシネマのコンテンツ140は、例えば、HDファイル142(この内容は、ここでは‘AD_1’として示される)内のようなVC-1ビデオ符号化及びPCMオーディオ符号化、HD DVD又はBlue-RayTM高品位デジタルビデオディスク内のような他の符号化を使用した高品位(HD:high definition)コンテンツを含んでもよい。同様に、更に低コストの制作で、コンテンツは、例えば、一般のDVDで普通にあるようなビデオ用の符号化としてのMPEG-4及びオーディオ用のAAC符号化を使用して、例えば、SDファイル144(この内容は、ここでは‘AD_2’として示される)のような標準品位(SD:standard definition)で提供されてもよい。
以下の説明では、標準デジタルシネマコンテンツ150は、作品を紹介する短い“And Now, Our Feature Presentation”ファイル152(この内容は、ここでは‘イントロ’として示される)と、スタジオにより提供された予告編ファイル154(‘予告編’)と、作品ファイル156(‘作品’)とを含む。
図2を参照すると、理想的な上映時系列200が示されており、これは、図1で提供されたものを利用する。エディタ(編集者)は、時系列200を構成する役目がある。このエディタは、映画館の映写技師でもよく、映画館の管理者でもよく、他の職員でもよい。テンプレート(図示せず)が時系列200の基礎として提供されることが好ましく、これにより、繰り返しの操作及び検査(例えば、作品156の直前に常にイントロ152を配置する、全ての予告編がイントロ156の前になる)があまり負担にならなくなる。
テンプレートは、映画館、ホール若しくはパフォーマンスの種類(例えば、子供のマチネに対して深夜の二本立て上映)又はこれらの組み合わせにとって一意でもよい。このようなテンプレート及び時系列はまた、自動化の頭出し(図示せず)を含むことが好ましく、例えば、提示と調和して適切な時間にカーテンを動作させる又はライトを暗くする。
代替として、エディタがアルゴリズムである場合には、時系列200の生成は自動化されてもよい。必ずしも全ての利用可能なコンテンツ100が使用されなくてもよく、例えば、‘AD_2’ファイル144は時系列200で使用されなくてもよい点に留意すべきである。
静止画の宣伝を処理するときに、エディタは、どのスライドを、どの順序で、どのくらいの長さで、どの付随するオーディオで再生するかを指定してもよい。しかし、エディタの利便性のため、静止画の集合(この例では、画像132、136及び138を有する)が併せてカルーセル210(‘car’として省略される)と呼ばれる。カルーセル210は、従来のカルーセルスライドプロジェクタ(carrousel slide projector)のように動作する。すなわち、カルーセル210が時系列210に配置される場合には常に、その意図は静止画を表示することである。表示されている静止画は、カルーセル210の集合のうち表示頻度が最も低いメンバであり、各静止画は、時系列200に割り当てられた期間を満たすために必要な限り、連続してほぼ同じ期間表示される。エディタの選択、複雑性、支払った宣伝料金、供給源の静止画ファイル内のコメントメタデータ、どのくらいの時間利用可能であるか(すなわち、非カルーセルの画像供給源が使用されるまでの時間)等に応じて、異なる画像が異なる期間又は適応的な期間表示されることを可能にすることのように、より複雑な実装がこの開示の範囲内にあると考えられる。
更に、カルーセル210の動作は、例えば、カルーセル系列の各静止画が5秒間表示され、カルーセルの期間の残り時間が次の静止画のために1秒間残す場合、何らかの画像が非常に短い期間表示されることを回避することが望ましく、前の画像が6秒間保持され、当面は次の静止画を表示することを回避することが理想的である。代替として、カルーセル210の動作は、最後のものが1秒だけ延長されるのではなく、4つの前の静止画のそれぞれが0.25秒だけ表示されるように延長することを含んでもよい。
理想的な時系列200は、上映がオーディオの‘インタビュー’122で始まり、カルーセル210の画像が繰り返し表示されることを示す。この例では、カルーセル210の系列の3つの静止画は、‘インタビュー’122の単一の生成中のちょうど2倍である。
更に、オーディオコンテンツが指定されていない時系列200の期間(図示せず)に、ホール(図5の560)のオーディオシステム(図示せず)が背景オーディオの異なる供給源(例えば、図示しない映画館全体の背景音楽チャネル)に切り替えさせるために、自動化の頭出し(automation cue)(図示せず)が使用されてもよい。時系列200が再びオーディオファイルのコンテンツを指定すると、ホールのオーディオシステムがホールのオーディオの供給源としてスクリーンサーバ(図5の562)を使用して切り戻させるために、自動化の頭出しが提供される。或る実装では、オーディオチャネルの切り替えは、オーディオの‘ポップ音(pop)’がホールで聞こえることを回避するように、短い瞬間的な利得のフェード(fade)を含む。
時系列の次はAD_1 142’であり、これは、その同期したオーディオ及びビデオを提供する。AD_1 142’に続いて、音楽の2つの部分(音楽_1 124及び音楽_2 126’’)を提供する(以下に説明するように、MP3ファイル126から得られる)。これらの音楽部分が再生される間に、アニメーション112’が表示され、続いて、カルーセル210の再開が表示され、続いて、ビデオ_1 114’が表示され、続いて、更なるカルーセル210が表示され、最後に、数秒のアイスクリーム店の宣伝‘I’134’が表示される。アイスクリーム店の宣伝‘I’134’は、音楽_2 126’’の再生終了と共に終了する。
時系列200のこの時点で、予告編154が同期したオーディオと共に表示され、続いて、イントロ152が表示され、最後に、観客が見るために支払ったもの(作品156)が表示される(最初の部分のみが図2に示されている)。
カルーセル210が再生される回数をエディタに識別させることは、個々の静止画を指定しなければならないことに対して、有益な簡単な表現(shorthand)である。個々の静止画を指定することは、アイスクリームの宣伝134’のように依然として行われてもよい。代替として、エディタが非カルーセル画像部分(例えば、アニメーション122及びビデオ_1 114)のみを指定した場合、カルーセル210の配置は、そうでなければ画像コンテンツを含まない期間の初期設定として考えられてもよい。
同様の構成で、背景オーディオの集合(図示せず)が識別されてもよい。オーディオ部分を有さない画像コンテンツ(例えば、アニメーション112、ビデオ_1 114、静止画132、134、136及び138)が指定されると常に、背景オーディオの集合の次の部分が共に再生される。この集合のオーディオへの遷移及びオーディオからの遷移は、その集合のメンバ間の境界で行われることが好ましい。例えば、集合がインタビュー122と音楽_1 124と音楽_2 126とで構成される場合、集合への遷移又は集合からの遷移は、インタビュー122の開始時、インタビュー122と音楽_1 124との間、音楽_1 124と音楽_2 126との間、又は音楽_2 126の終了時に生じることが好ましい。オーディオトラック内への遷移又はオーディオトラック内からの遷移は回避されることが好ましいが、使用される場合には、オーディオの系列の不連続性からのオーディオのポップ音を回避するために、自動化コマンド又はスクリーンサーバの動作(例えば、フェード)を含んでもよい。
デジタルシネマ・スクリーンサーバが上映計画時系列200により想定されるパフォーマンスを生成するために、計画は、1つ以上の合成再生リスト(CPL)の系列を求める上映再生リスト(SPL)により表されなければならない。CPLの性質は、SMPTE標準429-7、Composition Playlistに記載のXMLファイルである。SPLの標準は依然として作成中であるため、今日では、デジタルシネマ・スクリーンサーバの全ての製造者は、それぞれ独自のトランスポート不可能なフォーマットのSPL記憶フォーマットで、CPLを参照する上映再生リストを生成、格納、ロード、編集及び再生できるソフトウェアを提供する。
デジタルシネマでは、CPLは、画像とオーディオとの同期表示であり、任意選択で、サブタイトルの同期要素(例えば、自動化)を含む。予告編154及びイントロ152と同様に、作品156は単一のCPLで規定される。本原理のもとで、AD_1のHDファイル142がデジタルシネマ用途に変換されると、その結果は、CPL216と図4と共に以下に説明する更なるアセットファイル(asset file)とを含むAD_1ファイル142’になる。
通常では、CPLは、スタジオ又はスタジオにより保持されたデジタルシネマパッケージ化サービスにより提供される。画像及びオーディオの選択及び同期に関して行われる判定は、動画の生成後パイプラインの一部である。ここでは、従来の映画プリントを作るときのように、画像及びサウンドトラックの性質が1:1の対応を有する。1巻の映画に対応する20分ほどの画像は、ちょうど同じ期間の対応するサウンドトラックを有する。サブタイトルが含まれる場合、これらのサブタイトルは、その間隔内に完全に含まれる。
しかし、本原理は、画像のみ又は音声のみのファイルが、画像及び音声AD_1ファイル142’のように、CPL内で必ずしも1:1の対応を有さないことを想定する。実際に、そうでない可能性がある。
例示目的で、カルーセル及び更なる静止画の動作について3つの実装の選択肢が提供される。これらは、単一の実装に共存してもよいが、ここでは別々に示される。各静止画ファイル132、134、136、138は、デジタルシネマ・スクリーンサーバで再生されるときにエディタの指示により決定された期間だけ表示されるために、以下の方法のうち少なくとも1つにより処理される。
各静止画は、SPL250で使用されるときに、周知のデジタルシネマ“サブピクチャ(subpicture)”サブタイトル機構で使用するために適したPNGX’Y’Z’フォーマットに変換されることが好ましい。
代替として、各静止画ファイルは、デジタルシネマJPEG2000X’Y’Z’符号化に変換され、所望の再生の毎秒につき24回複製され、対応するファイル132’、134’、136’及び138’として表されるデジタルシネマ・トラックファイルに収集され、SPL240で使用される(134’はSPL230でも使用される)。更に他の実装では、カルーセル210を示すスライドファイル212は、併せて参照される一連の静止画の連結で構成されてもよい(この内容は、ここでは‘スライド’として示され、‘sl’として省略される)。この例では、スライドファイル212は、ピザ店、新聞及び排水管サービスの宣伝(‘P’、‘N’及び‘D’)である。このようなスライドファイル212はSPL230で使用される。
SPL230により参照されるカルーセルファイル型の実装では、画像用のスライドファイル212とオーディオ用のインタビューファイル214との合成を規定するCPL214が生成されなければならない。CPLでは、画像の系列と正確に規定された同期でオーディオトラックを再生するために、オーディオ及び画像の系列は、ちょうど同じ期間でなければならない。SPL230の最初の部分は、2巻を有するCPL214で構成される(CPLの内部構成は当業者に周知である)。これらの2巻も、ちょうど同じ期間を有するオーディオ及び画像の系列を必要とし、CPL内の連続する2巻が画像又はオーディオの提示で不連続性なしに再生されるという確信を備える。CPL214の第1巻は、スライドファイル212の全体を指定し、インタビューファイル122の第1の連続部分122’を指定する。第1巻は、第1のスライドファイル212の終了と共に終了し、人為的境界232のインタビュー122の第1の部分122’で終了する。CPL214の第2巻は、再びスライドファイル212を識別し、観客はカルーセルの画像の繰り返しと、インタビュー122の第2の連続部分122’とを見る。観客は、インタビューファイル122の2つのオーディオ部分122’の再生で不連続性を聞かない。
この例では、そのインタビューファイル122は、一致するものとして視聴され得るスライドファイル212の長さのちょうど2倍である。或いは、スライドファイル212の構成において先見的な判定が行われ、静止画132、136及び138のそれぞれの繰り返しフレームが正確に何回構成されるかについての選択がインタビューファイル122の長さにより通知されていたと考えられてもよい。
現在では、CPLは、典型的にはちょうど1/24秒の整数のインクリメント(‘編集単位’と呼ばれる)でオーディオを識別するという要件がある点に留意すべきである。インタビューファイル122のようなオーディオトラックの必要な部分がその値のちょうど倍数を示さない場合、オーディオトラックの最後は無音(図示せず)でパディングされてもよく、オーディオは当該技術分野で既知の技術により拡張されてもよい。一般的に後者は、音楽に適用されたときに、拡張の際の品質問題と、絶対音感を有する観客に検出可能な音程誤差とのため、美的な技術であるとは考えられない点に留意すべきである。
インタビュー122及びスライドファイル212の2つの繰り返しが再生されると、SPL230は、CPL216を参照し、これにより、AD_1 142’が再生される。AD_1ファイル142’の全ての時間に、図2及び3を通じて全てのSPLでCPL216が使用される点に留意すべできある。
次に、SPL230はCPL218を参照する。前のCPL214及び216に比べて、連続する同期のパフォーマンスを作るために異なる長さの複数のアセット(asset)が合成されているため、CPL218は複雑である。オーディオは、音楽_1 124と音楽_2 126とから取得される。画像は、アニメーションファイル122’とビデオ_1ファイル114’とアイスクリームの宣伝ファイル134’とにより提供され、これらのそれぞれは、スライドファイル212の量を変更することにより分離されている。結果のCPL218は、7巻を有し、オーディオに232のような5つの人為的境界を有し、ビデオ_1ファイル114’の中央に1つの人為的境界236を有する。明瞭性のため、また、人為的境界232が図2及び3のオーディオトラックに現れる頻度及び人為的境界234が図2の画像トラック内に現れる頻度のため、2つのインスタンス232及び236のみが明示的に参照符号を付けられているが、全てがハッシュマークで印を付けられた境界により示される点に留意すべきである。
CPL218は、アニメーションファイル112’と音楽_1ファイル124の同じ期間の第1の部分124’とで構成された第1巻で始まる。この第1巻の期間は、アニメーションファイル112’の実際の期間により規定され、232のような人為的境界が合成したオーディオファイル(音楽_1 124)の中断の印になる。オーディオファイル(音楽_1 124)は、この時点では本質的な中断を有さない。
CPL218の第2巻は、スライドファイル212の第1の部分212’と、音楽_1ファイル124の次の連続部分124’とで構成され、124’のこの連続部分は、第1の部分212’の期間と一致する期間を有するように選択される。この場合、この第2巻の期間の選択を得るビデオ又はオーディオの選択についての本質的な期間は存在しない。むしろ、この期間は、2つの無音ビデオファイル112’及び114’を分離するためにカルーセルの2つのスライドのみを表示する編集で行われる判定により得られる。人為的終端234(及び他の同様の印のもの)は、ビデオ_1ファイル114への切り替え前に、スライド212’がスライドファイル212の完全な再生ではないことを示す。期間の選択がインタビューファイル122と共に示した全体ファイル212の1つ以上の整数の繰り返しの期間ではなく、スライドファイル212内の個々の静止画の系列に向けられることが、スライドファイル212の頻繁に使用される特性であると考えられる。
CPL218の第3巻は、ビデオ_1ファイル114’の第1の部分114’’と、音楽_1ファイル124の次の連続部分124’とを含む。この第3巻は、音楽_1ファイル124の終了と共に終了し、ビデオ_1ファイル114’の人為的境界236で終了する。
第4巻は、ビデオファイル114’の後者の部分114’’と、音楽_2ファイル126’’の第1の部分126’とで構成される。
第5巻は、スライドファイル212の最後の部分212’’と、音楽_2ファイル126’’の次の部分126’とで構成される。スライドファイル212のこの最後の部分212’’は、この部分212’’を始める静止画がファイル212の他のスライドの典型的な期間だけ表示されるように、2つの静止画の間の境界で始まることが好ましい。
第6巻は、スライドファイル212の第4の繰り返しの第1の部分212’と、音楽_2ファイル126の次の部分126’である。
CPL218の最後の第7巻は、音楽_2ファイル126’’の最後の部分126’と合成されたアイスクリーム店の宣伝ファイル134’で構成される。第6巻の期間は、アイスクリームの宣伝134’を適切な期間にさせて、音楽_2ファイル126’’の終了と同期させるエディタにより決定される。この例では、スライドファイル212に整然とした配置が存在する場合ではなく、1つの静止画が他のものより短くてもよい。これは、美的目的でエディタにより調整されてもよいが、現在の標準によれば最小の許容可能な1巻の長さである1秒より短く1巻が指定されている場合にのみ、技術的に問題になる。
SPL230の残りは、3つのCPLで構成され、標準的なDシネマのコンテンツ150(すなわち、イントロ152、予告編154及び作品156)を呼び出す。これらのそれぞれは、標準的なDシネマのフォーマットでの提供されたオーディオ及び画像トラックファイルを示す。
同じ提示は、SPL240並びにその固有のCPL244及び248に示すように、各静止画が別々に呼び出されることを可能にすることにより実現されてもよい。3つのスライドファイル“P”132’、“N”136’及び“D”138’は、カルーセル210が理想的な時系列200で指定された場合に常に周期的に選択される。その結果は、(対応する214の2巻に対して)CPL244が6巻を有し、(対応するCPL218の7巻に対して)CPL218が9巻を有することになる。増加した巻数により暗示される複雑性は、静止画がカルーセルグループに追加又はカルーセルグループから削除される毎にスライドファイル212を再構成することを必要としないことにより、少なくとも部分的に相殺されてもよい。
CPL244を構成する6巻のそれぞれは、インタビューファイル122の部分と、3つのスライドファイル132’、136’及び138’のうち1つの全体とを含む。CPL218では、第1巻、第2巻、第3巻、第6巻、第7巻及び第9巻は、アニメーションファイル122’(それぞれ“P”132’、“N”136’、“D”138’、“P”132’及び“I”134’)の全体を有する。第4巻及び第5巻は、ビデオ_1ファイル114’の第1及び第2の部分114’’を有し、第8巻は、“N”136’の部分236を有する。
SPL240で示す実装に比べて、静止画から得られたスライドファイル212としてSPL230にカルーセル210を具現する1つの利点は、スライド間の遷移がスライドファイル212に計算されて記録され得るという点にある。例えば、宣伝の静止画“p”132の最初の数個の複製フレーム及び最後の数個の複製フレームは、それぞれブラックから静止画及び後ろのものへのフェードを具現してもよい。代替として、最初の数フレームは、カルーセルの周期の前の静止画からクロスフェード(crossfade)を具現してもよい。静止画間のこのような好ましい遷移は、スライドファイル212への賢明な入力又はスライドファイル212からの賢明な出力を必要とし得るが、カルーセルの系列の美的価値はかなり改善される。
更に他の実装では、SPL250に示すように、デジタルシネマについて指定されたサブタイトル機構を使用して同じ提示が実現されてもよい。静止画の宣伝の低い記憶要件と、クロスフェードの美的改善並びにブラックへのフェード及びブラックからのフェードを生成することの容易性とのため、この実装は魅力的である。
SPL250では、SPL264及び268の双方が、SPL230の対応するCPL214及び244並びにSPL240のCPL218及び248と同じオーディオトラックを参照する。CPL268の個々の巻は、アニメーション112’とビデオ_1 114の第1及び第2の部分114’’とを参照する。CPL264及び268は、サブタイトルのトラックファイル274、276及び278を参照することにより、デジタルシネマのサブタイトル機構を利用する。サブタイトルのトラックファイル274への主サブタイトルの参照252は、CPL264の第1巻に現れ、サブタイトルのトラックファイル276への主サブタイトルの参照256は、CPL268の第2巻に現れ、サブタイトルのトラックファイル278への主サブタイトルの参照258は、同じCPLの第5巻に現れる。各静止画132、134、136及び138は、サブタイトルのトラックファイルで参照され得るサブピクチャ132’’、134’’、136’’及び138’’を生成するのに適したPNGX’Y’Z’フォーマットに変換される。サブタイトルのトラックファイルでの各サブピクチャの参照は、静止画に美的に遷移するフェードアップ時間(FadeUpTime)と、静止画から美的に遷移するフェードダウン時間(FadeDownTime)とを含む。これは、任意選択でクロスフェードを含んでもよい。例えば系列の最初又は最後のスライドへのフェード指定に適用される更なる手法が存在してもよい。特に、予告編154の直前の長いフェードアウトが、例示的なサブタイトルのトラックファイル278に示されている。
図3を参照すると、時系列300の計画した提示を実装する3つのSPL330、340及び350のそれぞれに同様の機構が使用される。時系列300は、上映が始まる時間と作品が始まる時間との間に短い間隔を有する提示を指定する。時系列200及び300がエディタによる時間の前に生成され得る場合、又は図7と共に以下に説明するジャストインタイムの自動化手段により生成される場合、どの時系列が適切であるかの選択は、映写技師又は映画館管理者による外部の選択に基づいて、上映の近く又は上映中に行われてもよい。例えば、短いプレショー(数個の宣伝)は通常のモードでもよいが、観客の大部分の到達が遅れる悪天候の場合、又は極めて長い売り場の行列の場合、上映者は、サーバで‘一時停止’を押下することで何もない画面にならないように、数分だけ作品の開始を遅らせることを決定してもよい。
短縮された時系列300では、音楽_2 126(図2に示す)は、プレショーの期間から削除されるように除去される。その結果、アニメーション112はAD_1の前に移動し、少ないものがカルーセルを通過する(この例では上映者にとって最も少ない収益の影響であると想定される)。代替の実装のSPL330、340及び350に対応する第1のCPL314、344及び362は、図2に関して指定されたリソース及び方法を使用するが、サブタイトルのトラックファイル374は、SPL350の主サブタイトルの参照352により参照される。同様に、第3のCPL318、348及び368は、図2の長時間の対応するものと置換される。SPL350でも同様に、新しいサブタイトルのトラックファイル378は主サブタイトルの参照358により呼び出される。
SPL230、240及び250で示す原理は、依然としてSPLを通じて使用可能であり、或いはこれらは結合及び対比されてもよいことが当業者にわかる。同様に、特定のサブタイトルのトラックファイル(274、276、278等)及びSPL350でのこれらの対応するものの生成は、スライド212の機構と結合されてもよい。このような場合、カルーセル210が対応する時系列(200又は300)で求められると常に、サブピクチャ132’’、136’’及び138’’への参照のみを含むスライド212と同じ例示的な期間の共通のサブタイトルのトラックファイル(図示せず)が使用されるため、第1のCPL264及び364はそれぞれ更なる巻を得る。このような機構は、対応するカルーセル型CPL214、314、218及び318のものと同じ影響のあるCPLで巻数を生成する。従って、本発明は、多くの実装の選択肢が利用可能であることを想定する。
更に、(関係のない合成の簡単な集合であれ、順序情報を含む階層的な集合であれ)CPL及び関連するコンテンツファイル又はその融合は、提示に含めるために第三者により上映者又は配信者に提供されてもよい。
図4は、本原理をサポートする複数のコード変換動作を示している。記載する特定のコード変換動作は単なる例であり、上映者による表示に利用可能なファイルフォーマットの選択肢を限定することを意図しない。
広範囲の形式のいずれかで供給されるビデオのみのコンテンツのコード変換410は、同じコンテンツを生じるが、Dシネマのフォーマットを生じる。ここで使用される2つの例は、アニメーション112及びビデオ_1 114である。
アニメーション112は、例えばSan Jose, CAのAdobe, Inc.によるFlashTMで生成された.swfファイルのようなアニメーションプログラミング言語で提供されてもよい。コード変換器412は、FlashTMアニメーション112を実行し、個々の画像フレームが取得され、RGBカラー(一般的にコンピュータグラフィックで使用されている色空間)から変換され、X’Y’Z’カラーに従って変換される。更に、それぞれの結果のフレームが結合され、CPLの直接の参照に適したアニメーション112’を生成する。適切なサイズの最終的な画像を実現するために、必要に応じて、個々のフレームは拡張若しくは短縮され、又は境界を提供される。
同様に、MPEGビデオ系列(ビデオ_1 114)は、MPEG系列の各フレームを処理し(MPEGではIフレームとして知られるキーフレームで始める)、MPEGのYCrCb色空間からX’Y’Z’への変換を実行することにより、コード変換器414により変換されてもよい。
コード変換器412及び414は、目的のSPLのフレームレートに一致させるために、必要に応じてフレームレート変換を実行し、結果のファイルが目的のフレームレートの整数倍になることを確保してもよい。また、ポリシーに従って、必要に応じてブラック又は最後の画像でパディングしてもよい。
1つの実装では、全ての非Dシネマの画像コンテンツは、白色点と、均一又は標準化された色域とを備える。これにより、図4の各画像コード変換器は、供給源の色符号化からDシネマに好ましい目的のX’Y’Z’色符号化への所定の変換を利用することができる。代替として、各供給源の画像に提供されるメタデータは、供給源の色符号化(例えば、白色点、ガンマ、プライマリ等)を記述することができ、変換は、このようなメタデータを当該技術分野で既知の式に適用することにより行われ得る。
静止画コード変換器420は、静止画をDシネマの画像トラックファイルに変換する。
コード変換器422は、Dシネマの画像標準に準拠するように、PNGRGBフォーマットで供給されたピザ店の宣伝“P”132を、RGB色空間のPNG符号化からJPEG2000(J2Kとして省略する)で符号化されたX’Y’Z’色空間に変換し、その画像を期間の毎秒につき24回複製し、結果を“P”132’(Dシネマの画像トラックファイル)として格納する。
同様に、コード変換器424は、TIFFRGBフォーマットで供給されたアイスクリームの宣伝“I”134をJ2KX’Y’Z’フォーマットに変換し、その結果を複製してDシネマの画像トラックファイル“I”134’を生成する。コード変換器426は、新聞の宣伝“N”136をJPGRGBフォーマットからJ2KX’Y’Z’フォーマットに変換し、その結果を複製してDシネマの画像トラックファイル“N”136’を生成する。
美的な理由で望ましい場合には、コード変換器及び複製器422、424、426及び428は、所定のポリシーに従って、各ファイル132’、134’、136’及び138’の開始及び終了時のフレームのフェードイン及びフェードアウトを含めてもよい。
既にX’Y’Z’色空間及びDシネマのJPEG2000符号化である排水管の宣伝“D”138で提示されるときには、プロセッサ428は、単に画像を複製して、その結果をDシネマの画像トラックファイル“D”138’としてパッケージ化すればよい。
カルーセルの生成430は、連結処理432が複数の繰り返しの画像132’、136’及び138’をスライドファイル212(Dシネマの画像トラックファイル)に結合する点を除いて、静止画のコード変換、複製及びパッケージ化420を組み込む。静止画“I”はカルーセル210内にはないため、スライド212に含まれない。
サブピクチャの準備440は、同じ供給源の素材132、134、136及び138を取得するが、コード変換器442、444、446及び448は、供給源の符号化及び色空間から変換し、X’Y’Z’色空間の対応するPNG符号化ファイル132’’、134’’、136’’及び138’’を生成する。
オーディオコード変換450は、供給源のオーディオ(音楽_2 126)をコード変換器452に提供し、コード変換器452は、MP3又は他のオーディオフォーマットからデコードし、典型的には1/24秒のチャンク(chunk)のWAVフォーマットで符号化されたオーディオを有するDシネマ準拠のオーディオトラックファイル(音楽_2 126’’)を符号化する。Dシネマの要件は、オーディオファイルが期間中のフレームレートの整数倍であることであるため、1秒間の最初又は最後の1/24秒は、無音でパディングされてもよい。オーディオコード変換450はまた、ファイルのいずれかの終了時の短い間隔に無音へのフェード/無音からのフェードを提供し、所定のポリシーに従ってオーディオのポップ音が生じないこと又は美的遷移効果が提供されることを確保してもよい。
オーディオ/ビジュアルコード変換460は、高品位デジタルファイルAD_1 142及びMPEG4のDVDファイルAD_2 144のような同期したオーディオを有するファイルを受け付ける。これらはそれぞれコード変換器462及び464により処理される。各コード変換器462及び464は、前述のような適切なビデオ及びオーディオ変換を提供し、それぞれ対応する画像及びオーディオトラックファイル142’及び144’と、画像及びオーディオを参照して同期させる対応するCPLを生成する。AD_2が時系列200及び300で使用されないため、オーディオ及び画像トラックファイル142’に対応するCPL216のみが示されている。
次に図5を参照すると、マスタリング510が配信を提供し、この配信は、複製520、配送可能な媒体の発送530、又はホール560を含む上映映画館550への通信540を含んでもよい。
マスタリング510では、コンテンツマスター512が生成又は提供される。配信前に、品質制御検査610(図6参照)が実行されることが好ましい。コンテンツマスター512は、前述の動画、静止画、オーディオ、又は同期した画像及びオーディオのコンテンツのいずれかを有してもよい。品質制御検査610が始まり612、コンテンツマスター512がマスタリング510で受信614(又は生成)される。616において、コンテンツマスター512がコード変換を必要とすることがわかると、コード変換器514に提示される618。コード変換器514は、図4と共に説明した、コンテンツマスター512に適切ないずれかのコード変換、複製及びパッケージ化処理を含むことが好ましい。更に、コード変換器514は、コンテンツが上映映画館550で直面する同じ又は同様のポリシーを参照することが好ましい。
ステップ616で用意されたものであれ、ステップ618でコード変換、複製及び/又はパッケージ化されたものであれ、コンテンツは、スクリーンサーバ516とプロジェクタ518とを有するDシネマシステムに提供される。ステップ620において、コンテンツはスクリーンサーバ516にロードされる。ステップ622において、コード変換器514による処理の後にコンテンツマスター512の特性が容認できないアーティファクトを生成しないことを確保するように、再生を開始及び再生を監視することにより、品質が検査される。ステップ624において容認できないと判断された場合、ステップ626において問題が報告される。そうでない場合、ステップ628においてコンテンツが配信され、630において、一般的には顧客に課金することで、処理が終了する。ステップ626の報告は、‘とにかく出荷する’という命令を生じてもよい点に留意すべきである。この場合、ステップ628が実行される。或いは、ステップ626は、後にコンテンツマスター512の一部又は全部で繰り返しの品質制御検査610を必要とし得るコンテンツマスターの一部又は全部の改訂を生じてもよい点に留意すべきである。他の実装によれば、コード変換618は、スクリーンサーバへの伝送前又は後に実行されてもよいが、一般的には再生の開始及び監視622前に実行されなければならないことが、当業者にわかる。
コンテンツマスター512が何らかの符号化された部分を含む場合、コード変換器514及びスクリーンサーバ516は、適切な解読鍵を備えなければならない。物理的な配信(流通)の場合、コンテンツの複数のコピーを行うために、複製器522が使用される。複製器522は、ハードディスク複製局、DVDバーナー、DVDプレス又は他のデジタル媒体再生装置を有してもよい。小さい量の場合、データをハードドライブ(例えば、外部USB装置)にコピーするために、又はCD又はDVDを焼くために、パーソナルコンピュータが使用されてもよい。外部又は取り外し可能ハードディスク532又はDVD534のような物理媒体530は、好ましくは保護用容器(図示せず)で上映映画館550に発送される。上映映画館550で、物理媒体530は取得サーバ(ingest server)552に提供される。
通信540を使用した配信の場合、コンテンツマスター512は、上映映画館550への受信インタフェースへの通信チャネルを通じて送信するために、送信インタフェースに読み取られる。一例として、送信インタフェースは送信機524と送信アンテナ526とを有してもよく、通信チャネルは衛星542を有してもよく、受信局は受信アンテナ544と取得サーバ552に接続された受信機546とを有する。代替の実装では、局及び通信チャネルは、好ましくはプライバシー及びセキュリティを確保するために仮想プライベートネットワーク(VPN:Virtual Private Network)又は他の周知の技術を使用して、インターネットを通過するネットワーク接続を有してもよい。電話ネットワーク、他の無線データ伝送チャネル又は前述の全ての組み合わせを使用した他の実装が使用されてもよい。
取得、コード変換及び再生処理650は、ステップ652で始まり、1つ以上の配信チャネルを介したコンテンツ530の到達を待つ。コンテンツが受信され654、ステップ656において、ステップ616で行われたように、コード変換が必要であるか否かを決定するために検査される。コード変換が必要であるという決定が行われると、取得サーバ522は、618で検査されたように、コード変換、複製及び/又はパッケージ化658を開始する。
コード変換658は、ハードウェアアクセラレーション(例えば、図示しない特別のコード変換チップ又はカード)を用いて又は用いずに、取得サーバ552のソフトウェアにより実行されることが好ましい。代替として、取得サーバ552は、ローカルのコード変換ボックス(図示せず)にアクセスしてもよい。更に他の実装では、取得サーバ552は、コンテンツをスクリーンサーバ562に提供し、そこでコード変換658を実行させてもよい。この後者の実装は、全ての上映が終了した後の深夜に、20のシネマハウスがアイドル状態のかなりの量の計算能力を有し得るという利点を有する。従って、(必要な場合には)コード変換は、スクリーンサーバへの配信前又は後に実行されてもよい。
(ステップ656で必要であるとしても)処理658の位置にかかわらず、この時点でDシネマ準拠のコンテンツは、記憶装置520(好ましくは取得サーバ552にアクセス可能なディスク554(十分な余地が存在する場合には配信ディスク532でもよい))に配置される。代替として、Dシネマ準拠のコンテンツは、スクリーンサーバ562に直接配置されてもよい。或いは、スクリーンサーバ562でコード変換658が行われる場合、結果のファイルは、単にローカルに格納され、そこに留まってもよい。
Dシネマ準拠のコンテンツが格納された後に、ステップ662において、必要に応じてホール560のスクリーンサーバ562に伝送される。この処理は自動伝送であることが好ましいが、手動で開始されてもよい。或いは、取得サーバ552からスクリーンサーバ562へのネットワーク接続が存在しない場合、ステップ662はハードディスク554又は532から、搭載されて直接読み取られるスクリーンサーバ562への物理的な移転を含んでもよい。
ステップ664において、コード変換、複製及びパッケージ化されたコンテンツの再生が、好ましくは他のコンテンツ150と共にスケジュールされる。他のコンテンツ150は、作品156を含むことが好ましい。このスケジュールは、上映映画館により設定された所定の時間に基づいてもよい。
スクリーンサーバ562で再生するSPLのスケジュールは、ステップ668を起動又は起動のスケジュールをする。ステップ668において、図2及び3と共に説明したCPL及びSPLが生成されて更新される。この処理は以下に説明する。SPLに対応するCPLの生成は取得サーバ552により実行されることが好ましく、結果のCPLはスクリーンサーバ562に提供される。スクリーンサーバ562は、標準的なトラックファイル(及び使用される場合には標準的なサブピクチャのファイル)を参照する標準的なCPLを参照するスケジュールされた標準的なSPLとして受け付けて再生する以外は、スクリーンサーバ562の特別な機能を必要としない。
代替の実装で、図2及び3と共に説明したCPLは、従来技術の処理によりコンテンツマスター512の一部として生成されてもよく、及びコード変換ステップ618及び658は、結果のコード変換、複製及びパッケージ化されたコンテンツがこれらのCPLにより参照されたコンテンツであるように、結果のトラックファイルに適切な識別情報を生成してもよい。
スクリーンサーバ562がSPLを実行して提示がプロジェクタ564に与えられると、ステップ670において、SPLの再生が生じて終了する。マスタリング510及びホール(上映映画館)560の双方は、プログラムのオーディオ部分をそれぞれ判断して提示するために、対応するスクリーンサーバ516及び562に取り付けられたオーディオ装置(図示しないが周知である)を有する点に留意すべきである。
上映者(例えば、映画館)への非Dシネマのコンテンツの配信は、Dシネマのコンテンツ又はDシネマ準拠のコンテンツの配信より安価で高速である。非Dシネマのコンテンツを使用することにより、JPEG2000符号化(すなわち、Dシネマ標準)よりかなり高い圧縮率がMPEG符号化(すなわち、DVD標準)で実現され得る。明らかなように、小さいデータサイズは、コンテンツ伝送を短くする。従って、衛星を介してコンテンツを配信するときに、本原理により与えられるサイズの低減は、同様の係数だけ配信を低減する。例えば、この低減は、実際のコンテンツに応じて、25:1以上でもよい。
代替の実装では、SPL自体のロード及び実行は、SPL又は参照されるCPLへの変更を生じてもよい。これは、必要に応じて提示の未だ再生されていない部分を削除すること、又は前に再生された提示の部分を繰り返し、提示の期間を延長又は短縮することを含んでもよい。このような提示の短縮又は延長は、例えば、売り場スタンドの1つ以上の長い行列、観客の到達時間に影響を与える天候状態、又は特定のホールでの医療上又は守衛上の緊急事態(例えば、特定のホール/上映映画館のポリシー及び手順)を表す外部信号に応じてもよい。短縮又は延長はまた、上映映画館の所定の時間スケジュールを満たすことに基づいてもよい。
このような処理が図8に示されており、このような信号は、ステップ822及び826で検出されて振る舞う。
短縮処理の簡単なアルゴリズムは、現在再生されていないコンテンツの次の部分を再生リストから省略することである。
延長処理の簡単なアルゴリズムは、省略されたコンテンツの各部分を逆の順序で回復させ、回復したコンテンツの各部分を再生するコンテンツの次の部分として挿入することである。省略されたコンテンツが回復するために利用可能でない場合、更なるコンテンツが如何なる手順で(ランダムな選択を含む)選択され、再生するコンテンツの次の部分として挿入されてもよい。
再生が一時停止される場合、簡単な短縮アルゴリズムは、簡単な延長処理を完全に逆にすることでもよく、その逆も同様である。この特別な場合には、2つのアルゴリズムは交換可能である。再生が進行中であり、2つのアルゴリズムがコンテンツの異なる部分の間に実行される場合には当てはまらない。短縮及び延長処理が交換可能である必要はない。多数の容認できる短縮アルゴリズムは、2つの処理への可逆性を設計する特別な注意が行われない限り、伴っている延長アルゴリズムにより‘取消し’できない。一般的に、これは要件ではない。
前述の簡単な短縮及び延長アルゴリズムは、一般的には簡単すぎる。理想的には、結果の提示の可能な価値(美的又は金銭的)を改善するために、ヒューリスティック(heuristics)又はルールが使用される。この実現を可能にするために、提示されているコンテンツ又は潜在的に提示されるコンテンツに関して、より多くの情報が必要になる。
例示的なコンテンツデータベース710は、時系列編集処理900等により、自動的に時系列に追加又は時系列から削除され得るコンテンツの各部分についての情報を提供する。
一例として、時系列300は、短い提示の要件を有する時系列200での時系列編集処理800を実行することから生じる。時系列200は、長い提示の要件を有する時系列300で動作する編集処理800から生じてもよい。
コンテンツデータベース710は、省略又は追加されるコンテンツの1つ以上の部分を自動的に選択するために使用され得るコンテンツの各部分についての情報を提供する。710に示すフォーマットは理想的であるが、本原理の範囲を逸脱することなく、当業者は多数の選択肢が適用され得ることを認識する。
削除ルール720(一部のみを図示する)及び追加ルール(一部のみを図示する)の集合は、短縮ステップ824と延長ステップ814及び828とで使用されるために提供される。
更に、短縮ステップ824と延長ステップ814及び828との以下の説明は、時系列及びSPLへの変更を示すが、SPLは、例示的なCPL214、218、244、248、264、268、314、318、344、348、364及び368のような臨時(ad-hoc)のCPLへの参照を含む。以下の説明において、時系列又はSPLへの変更は、動作に応じてこのような臨時のCPLの追加、削除又は変更を含んでもよいことがわかる。
理想的には、コンテンツデータベース710は、以下のようなコンテンツの各部分についての情報を提供する。
・コンテンツID(ContentID):情報が関連するコンテンツの特定の部分を識別するためのものである。
・コンテンツタイプ(ContentType):動画のみのコンテンツ110、音声のみのコンテンツ120、静止画130、又は同期した音声付の画像140等である。
・コンテンツ名(ContentName):通常では動作するアルゴリズムには必要ではないが、映写技師及び管理者にSPLコンテンツを表示するとき又は報告するときに人間にとって有用である。
・コンテンツ期間(ContentDuration):関連するコンテンツの予想再生期間の指標である。これは、例えば音楽_1 124がアニメーション112’とビデオ_1 114’との双方を伴うのに十分に長いか否か、2つの動画112’及び114’のうち一方が突出するか否か(時系列200から時系列300への短縮で生じたとき等)を決定する際に便利である。
・コンテンツ種類タイプ(ContentKindType):コンテンツの種類である。今日の映画館で一般的に見られる分類は、宣伝、雑学問題及び回答、今度の作品についての情報、有名人についての情報等を含む。
・コンテンツバージョン日時(ContentVersionDate):コンテンツの部分に関連するデータの2つのバージョンのうちどれが最近のものであるかを決定するために使用される。
・コンテンツ開始日時(ContentActivationDate):特定の日時(作品の発表若しくは作品のリリース、又は休日がテーマのコンテンツ)の前にコンテンツの部分が使用されるのを許容しないために使用される。
・コンテンツ終了日時(ContentSunsetDate):同様に特定の日時後にコンテンツが使用されるのを許容しないために使用される。
・コンテンツレーティングタイプ(ContentRatingType):コンテンツ自体のレーティングではなく、コンテンツが特定のレーティングまでの作品の提示を伴うのに適しているかを識別する。
・コンテンツ言語(ContentLanguage):コンテンツが提示され、一般的に作品の提示の主要言語を一致させるために選択される主要言語を識別する。
・グループID(GrouplD):連続するエントリ(例えば30秒の無関係のコンテンツまで許容し得る雑学問題及び回答)として必ずしも必要ではないが、コンテンツの2つ以上の部分に共通であるときに、そのグループのメンバがグループとして共に挿入又は削除されることを識別する。
・グループ系列(GroupSequence):ゼロではないときに、グループのメンバが現れる順序を特定する(すなわち、雑学問題のGroupSequence=1であり、雑学回答のGroupSequence=2である)
・グループ分離(GroupSeparation):グループの最後と次のメンバの開始との間に経過し得る最大時間をコンテンツの部分毎に決定する(すなわち、前述の例では、雑学問題のGroupSeparation=00:00:30:000であるが、この値が00:00:00:000である場合、雑学回答は連続して続く必要がある)。
・グループ期間(GroupDuration):ゼロではないときに、グループの集合のコンテンツ期間が便利であるように、グループにより寄与される期間を特定する。
・コンテンツ地域タイプ(ContentRegionType):好ましくは階層的構成で、コンテンツが市場により選択されることを可能にする。例えば、Los Angeles市場の宣伝は、New Yorkに含まれないが、California市場の宣伝はLos Angelesで使用されてもよい。
・コンテンツ供給者ID(ContentSupplierlD):コンテンツが供給された経路を決定するために提供されることが好ましい。これは、しばしば問題を診断し、また、宣伝の収益の配分を割り当てるために有用である。
・コンテンツ所有者ID(ContentOwnerlD):コンテンツの所有者を決定するために提供されることが好ましい。この場合にも同様に、問題の診断のため、また、宣伝料金の課金のためである。
・コンテンツ契約タイプ(ContentConractType):いつ、何回及び他の条件で、コンテンツの部分が提示され得るか、提示されるべきか、提示されるべきではないかについて、契約上の義務を実施するルールにより使用されることが好ましい。
・コンテンツ価値(ContentValue):予想収入のような上映者への価値を示す。観客への美的価値のような他の側面を含んでもよい。
コンテンツについての一部の情報、全部の情報又は異なる情報が便利にコンテンツデータベース710に含まれてもよく、ここに記載したフィールドは一例のみであり限定ではないことを当業者は認識する。
予告編154のようなDシネマのコンテンツ150とイントロ152のような映画館のポリシーのコンテンツとはまた、コンテンツデータベース710に含まれ、短縮ステップ824と延長ステップ814及び828の対象になる。また、作品156のような作品コンテンツもコンテンツデータベース710に登録されることが望ましいが、このようなコンテンツは、ステップ814、824及び828での削除又は挿入の対象にならないことが好ましい。
削除ルールベース720は、短縮ステップ824に適したルールの部分集合を示す。一実施例では、短縮目標が実現されるまで、所与のランク(720の第1列)の全てのルールが試されてもよい。所与のランクのルールが使い果たされると、次のランクのルールが試されてもよく、以後同様に、短縮目標が実現されるまで続いてもよい。
代替の実装では、高いランクのいくつかのルールにより、低いランクのルールが有効性を回復してもよい。この場合、1つのランクのルールが上映を短縮する機能を提供しなくなると、次の高いランクのルールが試される。成功した場合には、低いランクのルールで更なる試行が始まってもよい。
他のルール選択処理が実装されてもよい。例えば、或る範囲のランクでのランダムなランクの実行、実際に実行されるルールの価値における最大の前進又は最低の減少を有する候補のランダムなグループ若しくは個別のルールの実行の目標に向けた進行を評価するためのモンテカルロ(Monty Carlo)アルゴリズムの使用、又は適用する最善のルールを決定するための同様の候補評価を使用した網羅的検索である。
例示的な削除ルールベース720は、各ルールにより使用されるアルゴリズムを記述するために、疑似データベースクエリのような表現を提供する。ランク1のルールは、‘情報’のコンテンツ種類タイプ(例えば、“何らかの種類の記録装置がこの施設で禁止されている”)と‘5’未満のコンテンツ価値とを有するコンテンツを検索する。1つより多くのコンテンツがこの基準を満たす可能性があるため、最小のコンテンツ価値が最初に削除されるような順序で、その結果がソートされることをソート列が指定する。他のソートは、最大の期間を有するコンテンツを最初に選択すること、又は基準を満たすために時系列で見つかった最初のコンテンツを単に選択することを含む。
或るルールは、関数(削除ルールベース720のランク3等)を利用する。これは、上映時間までに3分未満になったときに開始する(最初の条件が当てはまる)。この場合、ロビーで販売中のポップコーンがあるというコンテンツの宣伝(コンテンツ種類タイプ==売り場)がまな板(chopping block)の上にある。
コンテンツのグループ又は他の特別な構成がサポートされる場合、グループの何らかのメンバのコンテンツが削除された場合に、同じグループの全てのコンテンツが削除されることを確保するような、特定のアルゴリズムが必要になる。
このような特別のアルゴリズムは、画像のみのコンテンツ(例えば、アニメーション112)とオーディオのみのコンテンツ(例えば、音楽_1 124)とを結合し、同時の画像及び音声を有する提示を提供することを含む。時系列において画像及びオーディオが異なる期間を有する場合、時系列を短縮するために、2つのうちの長い方が削除される。
時系列のいずれかの端により双方で境界を有する時系列の部分が存在する場合、又は同期した音声付の画像を有するコンテンツ(例えば、同期したコンテンツ140及び150)が存在するとき、介在するコンテンツが、オーディオのみのコンテンツの部分が伴わないような相互の整合及び期間を有する重複する画像のみ及びオーディオのみのコンテンツを含む場合、提示の画像部分は、ギャップより短いコンテンツ期間を有する画像のみのコンテンツを選択するようにルールにより供給されてもよく、カルーセルのコンテンツ210が予備になってもよい。
不一致により、画像のみのコンテンツが対応するオーディオコンテンツを有さない場合、オーディオのみのコンテンツは、ギャップがちょうど閉じるまで選択される、或いは時系列の画像部分に移動する。代替実施例では、無音又は特別目的のオーディオのみのコンテンツ(自然の音、例えば、海岸の音、熱帯雨林の音)がカルーセルの画像と同じ方法で使用されてもよい。すなわち、特定の開始又は終了を有さず、必要な期間を有さないサウンドトラックは、如何なる時点で再生されてもよく、必要に応じて繰り返されてもよい。
同様に、追加ルールベース730は、時系列に追加されるコンテンツデータベース710に登録されたコンテンツを識別することにより、短縮ステップ814及び828をサポートする。730に示すルールは、ルールが候補の配置に対して他のコンテンツを参照することを可能にする更なる機能を示している。例えば、ルールベース730の行1は、時系列の挿入点に適用されるため、第1の条件は、挿入点の直前のコンテンツのコンテンツ種類タイプとは異なるコンテンツ種類タイプを有するコンテンツデータベース710のコンテンツを検索する。このように、延長処理は、行に2つの宣伝を挿入せず、行に2つのニュース項目を挿入しない。同じルールはまた、選択されたコンテンツが直後の同じグループIDを備えたコンテンツを有するコンテンツの前の部分の要件に違反しないことを確保する。
追加ルールベース730の行2は、必ずしも直前のコンテンツの検査に制限されないが、挿入点の前のコンテンツのいくつかの部分のグループIDに一致するコンテンツを検索する。見つかった場合には、第2の条件は、挿入のために選択されたコンテンツがグループの系列の次のものであることを確保する。
挿入についてのこれらの2つの例は、時系列が特定の挿入点から始まり、その挿入点に続くコンテンツが延長アルゴリズムで考慮される必要がないことを仮定する。
代替の実装では、挿入点は、特定の範囲内のどこに生じてもよい(例えば、予告編154の前のどこでもよい)。このような場合、挿入ルールはまた、前方を見ることを必要としてもよい。例えば、追加ルールベース730の行1の意図は、同じコンテンツ種類タイプを有するコンテンツの2つの連続部分を生じる最高のコンテンツ価値を有するコンテンツを選択することである。代替実施例でこのことを実現するために、第1の条件は、条件NOT(ContentKindType==Previous:ContentKindType OR ContentKindType==Next:ContentKindType)により置換されてもよい。ここで、Next:は、挿入点の後のコンテンツの次の部分の特性を検査する関数である。
オーディオのみのコンテンツの挿入又は削除を評価する際に、ルールは、コンテンツタイプのような厳密に他のコンテンツに対する比較を含んでもよい(すなわち、オーディオのみを選択するルールは、他のオーディオのみのコンテンツを考慮してもよい)。
オーディオのみのコンテンツの挿入又は削除を評価する他のルールは、反対の種類のコンテンツを評価することを考慮してもよい。例えば、条件NOT(ContentKindType==ad && Overlap:ContentKindType==ad)は、2つの宣伝と1つのオーディオと1つの画像とが重複するようなコンテンツの選択を回避する。このようなルールにより、オーディオの宣伝が雑学及びニュースのコンテンツを効率的に支援することを可能にし、また、画像のみの宣伝が音楽、インタビュー、コメント、自然の音及び他の宣伝ではないオーディオを支援し得る提示の構成が可能になる。
時系列編集処理800はステップ810で始まる。前の時系列が編集されていない場合、ステップ812において、SPLテンプレートが提供されることが好ましい。テンプレートは、上映映画館550のポリシーを実装し、何らかの基本的なコンテンツ(例えば、イントロ152)が含まれることを確保する理想的な方法である。またステップ812において、上映者の店頭販売(POS)システム(図示せず)が問い合わされ、このSPLが生成されている作品156のCPLが追加される。イントロ152に適した何らかの自動化の頭出し又はコマンド(カーテンコール、ドアを閉じること、及びホールのライトを暗くすること等)、作品156に適した何らかの自動化の頭出し又はコマンド(謝辞の間にライトを上げること等)も、テンプレートに含まれることが好ましい。理想的には、コンテンツデータベース710は、例えば作品156のコンテンツレーティングタイプを取得するために、作品156の特性について問い合わされる。代替として、作品156のCPLが検査されてもよい。
テンプレートは、時系列が所望の期間の近くで始まることを生じるために、カルーセル210の1つ以上の初期設定期間を含む。
延長ステップ814では、追加ルールベース730のようなルールを使用して、満足のいく提示を構築する処理が実行される。延長ステップ814は、カルーセル210として指定されたSPLのいくつかの部分(例えば、最初の予告編154の前の15分未満の時系列の部分)が、ビデオのみのコンテンツを挿入する目的で空いていることを考慮する。このようなアルゴリズムは、予告編154の前の15分の間に、カルーセル210の代わりに配置され得る画像のみのコンテンツを見つけるために、追加ルールベース730の各ルールが試されることを確保する。しかし、適合できない場合、カルーセル210が唯一の残った選択肢である。
時系列へのそれぞれの挿入の後に、時系列が十分に長いか否かをステップ816が決定する。この決定は、“最初の予告編の前の15分が10%より小さいカルーセルのコンテンツで構成されるか”のような他の基準を考慮してもよい。SPLがないと検出されると、時系列編集処理800は、延長ステップ814を繰り返す。そうでない場合、ステップ818において、SPL、CPL及び対応するコンテンツファイルがスクリーンサーバ562に伝送され、好ましくは上映者のPOS(図示せず)からの情報に従って再生するようにスケジュールされる。
代替として、候補のコンテンツは、前にスクリーンサーバ562に伝送され、ステップ810、812、814及び816の全部又は一部がスクリーンサーバ562で行われてもよい。
再生が始まる少し前に、好ましくは再生中に、外部のイベントが監視され、時系列の特性を目標に従わせるように時系列(SPL及びCPL)が更新される。最も一般的な目標は、例えば、大雪で上映映画館への観客の到着が遅れているときに(業界用語で‘スノーホールド(snow hold)’)、作品156がPOS(図示せず)により元々スケジュールされた時間以外の時間に始まることである。他の目標は、コンテンツの最新のバージョンが配信されていること(例えば、新しいコンテンツバージョン日時がコンテンツデータベース710にあること)、又は或るコンテンツが失効していること(コンテンツデータベース710からコンテンツ終了日時を使用する)を認識することを含んでもよい。時系列編集処理800のこの例の残りでは、時系列の長さを動的に調整するという目標が検討される。
ステップ822において、現在のSPLが、作品156が現在要求されているより後に始まることを生じるか否かの評価が行われる。そうである場合、例えばスクリーンサーバ562により、短縮ステップ824が実行される。このようなイベントは、スノーホールドが導入され、スケジュール時間が遅延したが、現時点で天候が良くなっており、又は遅延が十分であり、時系列が作品156の最善の可能な開始時間を提供するように調整されるべきである場合に生じてもよい。
時系列が長すぎない場合、十分な長さであるか否かが検査される(ステップ826)(例えば、スノーホールドが最近導入されたが、イントロ152が作品の開始をまだ通知していない場合)。この場合、ステップ828を実行することにより、時系列を延長する試みが行われる。
時系列が妥当に変更し得る限り、監視処理はステップ830にループする。監視処理が再生されたコンテンツの一部分ごとに1回より多く実行する必要はない。従って、計算の節約のため、ステップ830でのループは、再生リストが変更を必要としているか否かを決定する前のコンテンツの各部分の終了の少し前まで待機してもよい。当然に、計算の適切な時間を提供する必要に応じて、これは進んでもよい。更に、ステップ830は、カルーセル210内の個々の画像を無視するように実装されてもよい。或いは、検査はスライドファイル212又は個々のスライド(例えば132’又は132’’)の繰り返し毎に行われてもよい。
時系列への更なる妥当な変更が存在しない場合、ステップ832において編集処理800が終了する。
この方法は、プロセッサにより実行される命令により実装されてもよく、このような命令は、プロセッサ可読媒体(例えば、集積回路、ソフトウェア担体又は他の記憶装置(例えば、ハードディスク、コンパクトディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読み取り専用メモリ(ROM)等)等)に格納されてもよい。命令は、プロセッサ可読媒体に明確に具現されたアプリケーションプログラムを形成してもよい。明らかなように、プロセッサは、例えば処理を実行する命令を有するプロセッサ可読媒体を含んでもよい。
複数の実装について説明した。それにも拘らず、様々な変更が行われてもよいことがわかる。例えば、異なる実装の要素が、結合、追加、変更又は削除され、他の実装を生成してもよい。更に、他の構成及び処理は開示されたものと置換され、その結果の実装が開示された実装と同じ結果を少なくとも実質的に実現するように、実質的に同じ方法で少なくとも実質的に同じ機能を実行してもよいことが当業者にわかる。従って、これら及び他の実装は、特許請求の範囲内に含まれる。

Claims (41)

  1. 映画館で配信及び再生する非Dシネマのコンテンツを提供する方法であって、
    非Dシネマのコンテンツを含むコンテンツマスターで品質制御検査を実行するステップを有し、
    前記品質制御検査は、
    非Dシネマのコンテンツをコード変換し、Dシネマ準拠のコンテンツを生成し、
    前記Dシネマ準拠のコンテンツをスクリーンサーバに伝送し、
    コード変換後に容認できないアーティファクトが存在しないことを確保するように、再生及び監視を開始し、
    前記符号化されたDシネマ準拠のコンテンツの容認可能性を決定し、
    容認可能であることが決定されたときに、表示される映画館へのコンテンツマスターを複製/配信することを含む方法。
  2. 前記コード変換は、上映又は表示する映画館で直面するポリシーに従って実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コンテンツマスターを検査し、前記コンテンツマスターの少なくとも一部が符号化の用意ができているか否かを決定することを更に有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記コード変換は、上映施設で使用されるものと実質的に同じコード変換である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記コード変換は、上映施設で使用されるものと同等のコード変換である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記非Dシネマのコンテンツは、MPEG符号化コンテンツを有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記コード変換は、前記スクリーンサーバへの伝送前に実行される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記コード変換は、前記スクリーンサーバへの伝送後に実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する方法であって、
    前記上映映画館で前記非Dシネマのコンテンツを含むコンテンツマスターを受領するステップと、
    前記非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するステップと、
    前記コンテンツをスクリーンサーバに伝送するステップと、
    他のコンテンツと共に前記Dシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールするステップと、
    前記Dシネマ準拠のコンテンツと前記他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するステップと
    を有する方法。
  10. 前記スケジュールすることは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を形成することを有する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記形成することは、前記SPL又は内部の1つ以上のCPLを変更し、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮することを更に有する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記受領した非Dシネマのコンテンツ及び/又は前記Dシネマ準拠のコンテンツをソートし、
    前記実行の前に前記非Dシネマのコンテンツをコード変換することを更に有する、請求項19に記載の方法。
  13. 前記非Dシネマのコンテンツは、MPEG符号化コンテンツを有する、請求項9に記載の方法。
  14. 前記変更することは、
    店頭販売(POS)システムからSPLテンプレートを生成し、
    前記上映映画館により維持されたルールデータベースのルールを使用して前記SPL又は内部のCPLを延長し、
    前記SPLの長さが十分であることが決定されたときに、前記変更されたSPLをスクリーンサーバに伝送することを有する、請求項10に記載の方法。
  15. 前記SPLの再生を監視及び開始し、
    再生中に前記SPLが長すぎるか否かを決定し、
    長すぎると決定されたときに前記SPLを短縮し、
    長すぎない場合に前記SPLの長さが十分であるか否かを決定し、
    長さが十分でないことが決定されたときに前記SPLを延長することを更に有する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記コード変換は、前記伝送の前に実行される、請求項9に記載の方法。
  17. 前記コード変換は、前記伝送の後に実行される、請求項9に記載の方法。
  18. 通信チャネルでデータを通信する際に使用される、具現されたコンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータ使用可能媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトであって、
    上映映画館で非Dシネマのコンテンツを受領するプログラムコードと、
    前記非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するプログラムコードと、
    前記コンテンツをスクリーンサーバに伝送するプログラムコードと、
    他のコンテンツと共に前記Dシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールするプログラムコードと、
    前記Dシネマ準拠のコンテンツと前記他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するプログラムコードと
    を有するコンピュータプログラムプロダクト。
  19. 1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を形成するプログラムコードを更に有する、請求項18に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  20. 前記形成するプログラムコードは、前記SPL又は内部の1つ以上のCPLを変更するプログラムコードであり、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮するプログラムコードを更に有する、請求項19に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  21. 前記受領した非Dシネマのコンテンツ及び/又は前記Dシネマ準拠のコンテンツをソートするプログラムコードと、
    前記実行の前に前記非Dシネマのコンテンツをコード変換するプログラムコードと
    を更に有する、請求項18に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  22. 前記変更するプログラムコードは、
    店頭販売(POS)システムからSPLテンプレートを生成するプログラムコードと、
    前記上映映画館により維持されたルールデータベースのルールを使用して前記SPL又は内部のCPLを延長するプログラムコードと、
    前記SPLの長さが十分であることが決定されたときに、前記変更されたSPLをスクリーンサーバに伝送するプログラムコードと
    を更に有する、請求項20に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  23. 前記SPLの再生を監視及び開始するプログラムコードと、
    再生中に前記SPLが長すぎるか否かを決定するプログラムコードと、
    長すぎると決定されたときに前記SPLを短縮するプログラムコードと、
    長すぎない場合に前記SPLの長さが十分であるか否かを決定するプログラムコードと、
    長さが十分でないことが決定されたときに前記SPLを延長するプログラムコードと
    を更に有する、請求項22に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  24. 前記コード変換するプログラムコードは、前記伝送するプログラムコードが前記コンテンツを前記スクリーンサーバに伝送する前に前記コード変換を実行するように構成される、請求項18に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  25. 前記コード変換するプログラムコードは、前記伝送するプログラムコードが前記コンテンツを前記スクリーンサーバに伝送した後に前記コード変換を実行するように構成される、請求項18に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  26. 上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する装置であって、
    前記非Dシネマのコンテンツを受領する受信機と、
    前記非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するように構成されたプロセッサと、
    前記Dシネマ準拠のコンテンツを受領してこれをプロジェクタに配信するように構成されたスクリーンサーバと
    を有する装置。
  27. 前記プロジェクタに配信される前記コード変換されたDシネマ準拠のコンテンツは、前記コンテンツの配信側で前にレビューされたコード変換後のDシネマのコンテンツと実質的に類似する、請求項26に記載の装置。
  28. 前記スクリーンサーバは、他のコンテンツと共に前記Dシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールし、前記Dシネマ準拠のコンテンツと前記他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するように更に構成される、請求項26に記載の装置。
  29. 前記再生スケジュールは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を有する、請求項28に記載の装置。
  30. 前記プロセッサ及びスクリーンサーバは、前記SPL又は前記1つ以上のCPLを変更し、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮するように協調する、請求項28に記載の装置。
  31. 前記上映映画館の嗜好は、前記プロセッサと通信する記憶媒体に格納されたルールデータベースに維持される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記再生スケジュールは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を有し、前記上映再生リストは、上映映画館で所定の時間に実行される、請求項28に記載の装置。
  33. 前記プロセッサ及びスクリーンサーバは、前記SPL又は前記1つ以上のCPLを変更し、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮するように協調する、請求項32に記載の装置。
  34. 上映映画館で非Dシネマのコンテンツを再生する装置であって、
    前記非Dシネマのコンテンツを受領する受信機と、
    前記非Dシネマのコンテンツを受領するように構成されたスクリーンサーバと、
    前記スクリーンサーバにより受領された後に前記非DシネマのコンテンツをDシネマ準拠のコンテンツ形式にコード変換するように構成されたプロセッサと
    を有し、
    前記スクリーンサーバは、前記Dシネマ準拠のコンテンツをプロジェクタに配信する装置。
  35. 前記プロジェクタに配信される前記コード変換されたDシネマ準拠のコンテンツは、前記コンテンツの配信側で前にレビューされたコード変換後のDシネマのコンテンツと実質的に類似する、請求項34に記載の装置。
  36. 前記スクリーンサーバは、他のコンテンツと共に前記Dシネマ準拠のコンテンツの再生をスケジュールし、前記Dシネマ準拠のコンテンツと前記他のコンテンツとの双方を含む再生スケジュールを実行するように更に構成される、請求項34に記載の装置。
  37. 前記再生スケジュールは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を有する、請求項36に記載の装置。
  38. 前記プロセッサ及びスクリーンサーバは、前記SPL又は前記1つ以上のCPLを変更し、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮するように協調する、請求項37に記載の装置。
  39. 前記上映映画館の嗜好は、前記プロセッサと通信する記憶媒体に格納されたルールデータベースに維持される、請求項38に記載の装置。
  40. 前記再生スケジュールは、1つ以上の合成再生リスト(CPL)を有する上映再生リスト(SPL)を有し、前記上映再生リストは、上映映画館で所定の時間に実行される、請求項36に記載の装置。
  41. 前記プロセッサ及びスクリーンサーバは、前記SPL又は前記1つ以上のCPLを変更し、前記上映映画館の嗜好に適合するように前記SPLを拡張又は短縮するように協調する、請求項40に記載の装置。
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