JP2010521762A - コンテンツを伝送する記録媒体のコピー防止を行うための装置とその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体上への記録のために、コンテンツデータと、このような記録媒体を再生する再生装置が上記コンテンツデータを介しナビゲートできるようにするための制御データとを有する記録データを提供する装置とその方法を提供する。
【解決手段】本装置は、記録データ内のデータ項目に関係するが物理的試験装置により照合されないパラメータの作成を制御することにより記録データのコピー防止を行うコピー防止器を有し、この制御は、ナビゲーションパス上に無い記録データの項目に関係するパラメータが対象のデータ項目と一致しないようにするか、あるいはそうでなければ期待とは異なり対象のデータ項目を読み取るコピー装置に誤りを報告させるようにしてコピー装置によるコピーを禁止するように、行う。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、コンテンツの不正コピーに備えて、コンテンツを伝送する記録媒体にコピー防止を行うための装置とその方法に関する。ここで言う記録媒体とは、記録媒体により格納されたナビゲーションデータを用いる非順次的な方法でコンテンツデータにアクセスすることができる光ディスク(または光ディスクの前駆体)あるいは他の記録媒体である。本発明はさらに、このようなコピー防止を有する記録媒体と、記録媒体上への記録のためのコピー防止されたデータファイルとに関する。簡略化のために、記録媒体により格納されたナビゲーションデータを用いる非順次的な方法で、コンテンツデータにアクセスすることができる光ディスクまたは他の記録媒体などの記録媒体を、以下では単に、「記録媒体」と呼ぶ。
発明の背景
デジタル記録技術の出現により、コピー品質の低下がほとんど無い、または全く無い状態で、光ディスク(例えばDVD)などの記録媒体によって伝送されるデジタルコンテンツのデジタルコピーが可能となった。これにより、不正者がデジタルコンテンツを伝送する記録媒体の不正コピーを作成することが容易となった。従ってコピー防止技術が開発された。最近のコピー防止技術は、良好な再生能力を維持しながらコピーを無効化にするために、合法の再生装置と、不正コピー装置すなわち「リッパー(ripper)」とが記録媒体にアクセスするであろう方法の差異を利用する。
合法のDVD再生装置は、DVDにより伝送されるナビゲーションコマンドと制御データとにより定義されるDVD上のナビゲーションパス(navigation path)に従うが、一方、大抵の不正コピー装置すなわちリッパーは、DVDのコンテンツにファイル毎またはセクタ毎にアクセスする。ファイル毎またはセクタ毎の不正コピー装置による良質または再生可能なコピーの作成を妨げる1つの方法は、DVDのナビゲーションパスの一部を形成しないセクタ内に破壊的(subversive)データ(コピー処理、コピー品質、コピーの再生能力のうちの少なくとも1つに悪影響を与えるデータ)を含めることである。このような破壊的セクタはナビゲーションパスの一部を形成しないので、合法の再生装置には無視されることになる。しかし、DVDをコピーしようとするファイル毎またはセクタ毎の不正コピー装置は、破壊的セクタに遭遇することになり、結果として誤りを報告しDVDを読み出すことができないであろう。
破壊的すなわち読み取り不能セクタを作成するための最近の技術としては、デジタルサム値(DSV:digital sum value)を修正または変造する、内または外パリティ符号を変造する、あるいはそうでなければそのセクタのEFM+(eight to fourteen modulation plus)データストリームを変造する技術が挙げられる。しかしながら、物理的試験装置はコピー禁止セクタに遭遇すると、内または外パリティエラー、ジッター、タイミングエラー、放射雑音、低反射率などを検知する場合があるので、上記技術は合法のコピー防止されたDVDを試験する物理的試験装置に、コピー防止されたDVDは不出来である、という報告をさせる可能性がある。したがって、このようなコピー防止されたDVDの物理的な試験を行うには、このようなコピー防止されたDVDが完全または十分な試験報告を受信できるようにするために物理的試験装置により使用されるソフトウェアを修正する必要がある。例えば、物理的試験装置がそれぞれの特定の異なるタイプのコピー防止を扱えるようにする「プラグイン」を特別に開発する必要があるだろう。
発明の概要
一態様において、本発明は、記録媒体上へ記録するためにコンテンツデータと、このような記録媒体を再生する再生装置がこのコンテンツデータを介してナビゲートできるようにする制御データとを有する記録データを提供する装置を提供する。記録データ内のデータ項目に関係するが物理的試験装置により照合されないパラメータの作成は、ナビゲーションパス上に無い記録データの項目に関係するパラメータが対象のデータ項目と一致しないようにされるか、あるいは、そうでなければ期待とは異なり破壊的データを作成することにより対象のデータ項目を読み取るファイル毎またはセクタ毎のリッパーなどのコピー装置に誤りを報告させ、これによりコピー装置によるコピーを禁止するように、制御される。破壊的データを組み込むこの方法は、物理的試験装置により試験することができるコピー防止された記録媒体を作成できるようにする。ここでは、コピー防止の方法を意識しなければならない、あるいはこのタイプのコピー防止を有する記録媒体用に特別に設計された特定ソフトウェア(「プラグイン」ソフトウェアなど)を使用しなければならない物理的試験装置は必要としない。合法の再生装置は当然ながら破壊的データを読み出さないので(これはナビゲーションパスの一部ではないので)この不一致により影響されることはない。
本発明はまた、このような記録データを提供する方法、記録データ自体、およびこの記録データを伝送するDVDなどの記録媒体を提供する。
一実施態様では、DVDなどの光ディスク上に記録されるコピー防止されたデータファイルを提供する。このデータファイルにおいて、物理的試験装置により照合されない記録データ内のデータのセクタまたはファイルに関係するパラメータのうち、DVDのナビゲーションパス(または複数のナビゲーションパス)上に無いセクタまたはファイルに関係する少なくとも1つのパラメータは、そのセクタまたはファイルのデータと一致せず、したがって一致しないパラメータを有するセクタまたはファイルを読み取るコピー装置(ファイル毎またはセクタ毎のリッパーなど)に誤りを報告させ、これにより依然としてDVDの物理的試験を可能にする一方で、コピーを禁止させる破壊的データを構成する。
このパラメータは、修正または変造により整合性の無いものにすることができる。このパラメータは、コピー装置または合法の再生装置により期待されたものと異なる手順を使用してパラメータを作成することにより(例えば、DVD上に記録される記録データの場合には、適切なDVD規格に記載された手順に基づかない手順を使用することによってこのパラメータを作成することにより)整合性の無いものにすることができる。
記録媒体は、DVDなどの光ディスク、あるいはデジタルリニアテープ、ガラスマスターまたはスタンピングマスタなどの前駆体であってよいし、あるいはコンテンツデータに、記録媒体により格納されたナビゲーションデータを用いる非順次的な方法でアクセスすることができる他の形態の記録媒体であってもよい。
次に一例として本発明のいくつかの実施形態について添付図面を参照し説明する。
図面の簡単な説明
DVDなどのコピー防止された記録光ディスクを作成するためのコピー防止装置を含む記録媒体作成装置の機能ブロック線図を示す。 図1に示すコピー防止装置を提供するようにプログラムすることができる計算装置の機能ブロック線図を示す。 図2に示す機能を有する計算装置の一例を示す。 DVDビデオ領域の一例のナビゲーションおよびプレゼンテーションデータ構造を説明するための線図を示す。 DVDビデオ領域に対応するDVDデータファイルの物理データ構造を説明するための線図を示す。 図1に示すコピー防止装置の動作を説明するためのフローチャートを示す。 記録動作を説明するためのフローチャートを示す。 記録動作を説明するための線図を示す。
実施形態の詳細な説明
図1を参照すると、作成装置1は、記録媒体上へ記録するために特定の記録媒体形式に従って、コピー防止されたデータを作成することができるコピー防止装置2を有する。この例では、記録媒体形式は光ディスク形式、特にはデジタル多目的ビデオディスク(DVD−Video、本明細書ではDVDと略記する)形式であり、記録媒体はDVDである。
作成装置1は、記録媒体上へ記録するために、コピー防止されたデータを出力することができる出力データ供給部11を有する。作成装置1は、書き込み可能または書き換え可能DVDディスク、すなわちディスク3a上に直接、コピー防止された出力データを記録する、出力データ供給部11に接続された記録媒体ライター(この例ではDVDライター3)を有することができる。代替として、またはそれに加えて、出力データ供給部11は、記録媒体(この場合はDVD)を大規模に作成する周知の方法で操作可能な記録媒体製造部4(作成装置の一部であってもよいし、あるいはそれから切り離されてもよく、また作成装置から物理的に遠くてもよい)にコピー防止されたデータを供給するように配置されてよい。この場合、作成装置はDVD製造部4へ供給するために、データファイル、例えばデジタルリニアテープ(DLT)ファイルを供給する。DVD製造部4は通常、ガラスマスターをカットするガラスマスター作成部4a、ガラスマスタースタンピングからスタンピングマスタを作成するスタンピングマスタ作成部4b、およびスタンピングマスタから最終のDVDディスク4dを作成するディスク作成部4cを有する。
以下に説明されるように、コピー防止装置2は、記録済みDVDのナビゲーションパスの一部を形成しないデータ項目(DVDの場合は、1つまたは複数のセクタ)に関し、物理的試験装置により照合されない関連パラメータの作成を、このパラメータが対象のデータ項目と一致しないように、あるいはそうでなければ期待とは異なる(例えば、修正または変造される)ように制御することによってコピー防止を組み込むことができる。この結果、ファイル毎またはセクタ毎のリッパーなどの不正コピー装置が、そのセクタを読み出す際、不正コピー装置は誤りを報告することになり、コピーが禁止される。こうして、不正コピーを妨げなければならないが物理的試験装置によって試験することができるコピー防止された記録媒体を作成することができるようになる。ここでは、コピー防止の方法を意識しなければならない、あるいはこのタイプのコピー防止を有する記録媒体用に特別に設計された特定ソフトウェア(「プラグイン」ソフトウェアなど)を使用しなければならない物理的試験装置は必要としない。このようにして、整合性の無いパラメータは、記録済みDVDのナビゲーションパス上に無いセクタに関係するので合法の再生装置に影響を及ぼさない破壊的データを提供する。
図1に示すコピー防止装置2は、オーサリングされたユーザデータファイルから、コピー防止された出力データファイルを作成することができる。オーサリングされたユーザデータファイルは、通常、オーサリング部15(オーサリングプログラムまたは装置)により作成される。オーサリング部15は、ユーザ管理の下で、オーサリング部15のユーザによってアセンブルされた資源(すなわちビデオデータファイルと任意の付加的な音声、グラフィック、および他のデータファイルを含むコンテンツまたはユーザデータを構成するデータファイル)を多重化し、オーサリング部15のユーザにより要求された方法で再生装置が記録済み媒体のコンテンツをナビゲートできるようにするナビゲーションおよび制御情報(適切な記録媒体規格に従う)を追加し、オーサリングされたユーザデータファイルを書き出す。オーサリング部15は、通常、ユーザがその作業結果を精査して照合できるように、結果物としての記録済み媒体をシミュレートすることができる。図1に示すように、オーサリング部15はコピー防止装置2に付随しても、あるいはそれに組み込まれてもよい。別の可能性として、オーサリング部15は、コピー防止装置から離れた別個の装置により提供されてもよい。
コピー防止装置2は、オーサリングされたユーザデータファイルからデータのフレームを生成することができるデータフレーム生成器5と、デジタルサム値(DSV)を正しく制御する符号器の能力に影響を及ぼし得る長期反復データを回避するためにユーザデータを拡散するビットシフト処理を利用することにより、オーサリングされたユーザデータをスクランブルすることができるユーザデータスクランブラ6と、誤り訂正をさらに容易にする符号を生成する誤り訂正符号ブロック生成器7と、誤り訂正符号ブロック生成器7により生成された誤り訂正符号ブロックから記録フレームまたはセクタを生成する記録フレーム生成器8と、記録フレームの記録符号を作成する記録符号変換器9と、記録符号をNRZI形式に変換するNRZI(non-return to zero inverted)変換器10と、受信したオーサリングされたユーザデータファイルから生じるNRZI形式データを、ローカルのDVDライター3および/またはDVD製造部4へ供給することができる出力データ供給部11と、を有する。代替案として、NRZI変換器10は、DVDライター3および/またはDVD製造部4により提供される機能の一部であってもよい。その場合、出力データ供給部11が記録符号を出力することになる。
コピー防止装置2は、コピー防止装置2の全体的な動作を制御するコントローラ12と、ユーザに情報を提供し、ユーザから命令を受信することができるユーザインターフェース13とを有する。
データフレーム生成器5は、オーサリング部15からオーサリングされたユーザデータファイルを受信することができるユーザデータ受信部16と、4バイトのセクタ識別子(ID)を提供することができるデータ識別データ供給部17と、2バイトの誤りデータ(IED)を生成することができるID誤りデータ生成器18と、ユーザインターフェース13を介したユーザ入力、および/またはオーサリングされたユーザデータファイルに含まれるデータに基づいて著作権管理データ(CPR_MAI)を提供することができる著作権管理データ供給部19と、セクタまたはフレーム用誤り検出符号(EDC)を生成することができる誤り検出符号生成器20と、データフレームまたはセクタ(図8のT2に示すように、それぞれがデータID、ID誤りデータIED、著作権管理データCPR_MAI、2048バイトのユーザデータ、および誤り検出符号EDCを有する)を生成するデータフレーム生成器5の全体的な動作を制御することができるデータフレーム生成器コントローラ21と、を有する。データフレーム生成器5は、データフレームまたはセクタを列状(DVDビデオ標準規格の場合172バイト×12行)に配置することができる。
誤り訂正符号(ECC)ブロック生成器7は、所定数(DVDビデオ規格の場合は16)のフレームを受信するように、かつ、これらフレームの行をそれぞれが172バイト×192行を有する(DVDビデオ規格の場合)誤り訂正符号ブロックにインターリーブする(バースト誤りを禁止するためにそれらをバラバラに拡散する)ことができるフレーム受信部25を有する。
誤り訂正符号(ECC)ブロック生成器7は、ブロックの各行毎に、10バイトの内パリティのリードソロモン符号を計算してその行の右端にそれを追加することができる内パリティ符号供給部26を有する。誤り訂正符号(ECC)ブロック生成器7はまた、外パリティリードソロモン符号を計算することができる外パリティ符号供給部27を有する。DVD規格の場合、これは、誤り訂正符号ブロックの行の配列(内パリティ符号を含む)に新しい16行を追加する16バイト符号である(合計の行数は208まで取る)。
記録フレーム生成器8は、ECC生成器7により供給されるECCブロックを、それぞれが所定数(DVD規格の場合は12)の行のデータと1行の外パリティ符号からなる記録セクタまたはフレームに分解することができる。
記録符号変換器9は、累積デジタルサム値(DSV)の絶対値を最小化する記録符号を決定することができる符号判定部28を有する。符号判定部28は、符号テーブル29a(EFMプラス変調)により記録フレームの各8ビットバイトを16ビットバイトで置換することができる符号選択器28aと、各記録行を2等分するとともに、記録行の各半分に16ビットバイト符号を有する同期符号テーブル29bから選択された同期符号を与えることができる同期符号加算器28bとを有する。DVD規格の場合、同期符号は、「2つの「1」の間に2〜10の「0」が存在し、かつ累積デジタルサム値(DSV)の絶対値を最小化するものとする」ランレングス制限(run length limitation)により選択される。EFMプラス変調については、例えば"EFMPlus: The coding format of the multimedia compact disc" by Kees A. Schouhamer Immink published in IEEE transactions on Consumer Electronics, Volume CE-41, pages 491 to 497, August 1995に記載されている。
NRZI(non-return to zero inverted)変換器10は、16ビット符号ワードまたはバイトを、遷移が「1」により表され、遷移無しが「0」で表されるチャネルビットに変換することができる。
ここまで説明したように、コピー防止装置は、記録されるチャネルビットを作成するためにDVDビデオ規格に従って処理を実行することができる。しかしながら、上記機能に加え、データフレーム生成器5はまた、セクタの誤り検出符号EDC(破壊的セクタまたはデータとなる)を修正することができる誤り検出符号修正器22を有する。
図2は、図1に示す作成装置1、または少なくとも図1に示すコピー防止装置2を提供する、プログラム命令によりプログラムすることができる計算装置300の機能ブロック線図を示す。
計算装置300は、着脱可能媒体RM33を受容する着脱可能媒体駆動装置32(この場合、DVDを受容するDVD駆動装置、および/またはDLT駆動装置)を含む記憶装置に1つまたは複数のバス37により接続された処理ユニット30と、読み取り専用メモリ(ROM)34、ランダムアクセスメモリ(RAM)35、そしてハードディスク駆動装置などの大容量記憶装置36を含む。
バス37は、また、処理ユニット30を、図1のユーザインターフェース13を形成し得る多くの周辺入出力装置(この場合はキーボード39、ポインティング装置40とディスプレイ41)に接続する。周辺装置はまた、ネットワーク通信を提供する通信装置43と随意的にプリンター42とを含むことができる。通信装置43は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、または他の任意の好適な形態のネットワークの任意の1つまたは複数のネットワーク上で計算装置300が通信できるようにするもの、例えばMODEM、ネットワークカードなどであってよい。
当然ながら、記憶装置と入出力装置は、図2に示すものすべてを含まなくてもよいし、および/または追加装置を含んでよいことは理解されるであろう。例えば、さらにフロッピー(登録商標)ディスク駆動装置などの1つまたは複数の着脱可能媒体駆動装置が設けられてもよく、また、マイクロホンや拡声器などの他の入出力装置が設けられてもよい。
図3に線図で示すように、本計算装置は、処理ユニット30および記憶装置31を含むメインプロセッサユニット50と、図示するように、キーボード39、ポインティング装置40を形成するマウス、およびディスプレイ41の形態のユーザインターフェース装置とを有するパーソナルコンピュータまたはサーバ300aであってよい。図3は、着脱可能媒体駆動装置32の挿入スロット32aから取り出される着脱可能媒体33(DVDまたはDLTなど)を示す。
計算装置300または300aは、以下の手順:ROM34および/または大容量記憶装置36にあらかじめ格納される;キーボード39および/またはポインティング装置40などの入力装置を使用するユーザにより入力される;着脱可能媒体駆動装置32により受容された媒体33からダウンロードされる;通信装置43を介し信号Sとして供給される、のうちの任意の1つまたは複数により供給されるプログラム命令によりプログラムすることができる。
当然ながら、装置が異なる物理的構成要素を有する場合、これらは対応するそれぞれの計算装置のプログラミングにより提供することができる。
図1に示すブロックは、本装置により提供される機能を示すのであって、この機能が別の物理的構成要素またはモジュールにより実施されるということを必ずしも意味しないということを理解されたい。なお、機能は、任意の適切な方法、例えばソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはこれらの任意の適切な組合せで実施されてもよい。
図1に示す装置1がどのように機能するかの理解を容易にするために、DVDの構成を最初に検討する必要がある。
DVDは、インターリーブされた複数のエレメンタリストリームとDVDビデオ領域内の構造化された、および階層的方法で整理されたコンテンツの複数の個別要素とを含む複雑でかつ非線形な構造を有する。DVD上に格納されたデジタルプレゼンテーションデータおよびそれを介してのナビゲーションは、DVDビデオ領域の物理データ構造内の異なるレベルに存在してよいナビゲーションデータにより制御される。したがって、DVDビデオ領域のプレゼンテーションデータは、DVD上のデータの記録の初めから終わりまで単に順次的な方法で記録データにアクセスする再生装置では再生することができない。むしろ、再生装置によりコンテンツを介し取られたナビゲーションパス(または複数のナビゲーションパス)は、再生装置のナビゲーター、DVDのオーサリング方法、およびユーザとのやりとりに依存する。
DVDは、物理データ構造と、物理データ構造の上にある論理階層形式の論理データ構造とを含む。物理データ構造は、データ(順次的かつ物理的に隣接した、または順次的な方法でDVD上に格納されたデータ)がDVD上でDVD規格に従って整理される方法を決定する。論理データ構造は、ビデオシーケンスのグループ分けと1シーケンスのビデオブロックの再生順序とを決定する。ディスク上に記録されるデータは物理セクタ内で整理される。各物理セクタは、同期ブロック、ヘッダ、データパック、および誤り検出符号からなる。図1の上記考察で述べたように、チャネル符号化規則を満たすことを保証し、かつディスクに対する欠陥の影響を最小化するために、これらセクタのデータに誤り訂正パリティ符号が追加され、これらデータはDVD形式のEFM+(8 to 16 modulation)チャネル符号化方式に従うチャネル符号化の前に16のセクタ(ECCブロック)のブロックにインターリーブされる。チャンネル符号化データは、ピットとランド形式でDVD上に格納される。データを記録する際、DVD再生装置がその後ディスクの各セクタを捜し出してアクセスすることができるようにISO/UDFファイルシステム情報(ISO9660/UDF(ユニバーサルディスク形式)に従う)がディスク上に記録される。単一層DVD上に記録された最終データは、リードイン部、次にプログラムデータ部、そして次にリードアウト部からなる。
具体的な例として、図4にDVDのプレゼンテーションおよびナビゲーションデータ構造を説明するための線図を示し、図5にDVDビデオ領域の構造を例示するための線図を示す。
図4に示すように、ナビゲーションデータ構造は、ディスクがDVD再生装置に最初に挿入されると実行される最初の再生プログラムチェイン(PGC: program chain)100、ビデオマネージャ(VMG)、101およびビデオタイトルセット(VTS)を含む。
ビデオマネージャ101は、DVDビデオ領域全体の制御情報を提供する。図4に示す例では、ビデオマネージャ101は、図示するように、メインメニュー105に対応するタイトルメニュープログラムチェイン104を有する。しかしながら、DVDビデオ領域は必ずしもタイトルメニューを有する必要はない。
ビデオタイトルセットの数は、特定のDVD構造に依存する。図4には、2つのビデオタイトルセット、すなわち著作権警告等の導入データの第1のビデオタイトルセットVTS1 102と、DVDのメインコンテンツ(映画、ミュージックビデオなどであってよい)のビデオタイトルセットVTS2 103とを示す。
各ビデオタイトルセットは、通常、言語フォルダと1つまたは複数のタイトルフォルダを有する。言語フォルダは、言語、カット縦横比(ワイドスクリーンか否か)などの様々な選択肢をユーザが選択できるようにするために、ユーザに対し表示されるメニューを提供するための1つまたは複数のメニュープログラムチェイン(PGC)に関係する。タイトルフォルダは、少なくとも1つのタイトルプログラムチェイン(タイトルは215個までのプログラムチェインを含むことができる)に関係する。簡略化のために、図4にはタイトルフォルダのみを示す。図示の例では、第1のビデオタイトルセットVTSl 102は、著作権警告のための単一のタイトルフォルダ106(タイトル1(TTN1))を有し、ビデオタイトルセットVTS2 103は、単一のタイトルフォルダ107(タイトル1(TTN2))を有する。
タイトルフォルダ106と107はそれぞれ少なくとも1つのプログラムチェイン(PGC)を有する。ビデオタイトルセットの第1のプログラムチェインはエントリープログラムチェイン(entry PGC)として知られている。図4に示すように、各タイトルフォルダは、単一のプログラムチェイン110、111を有する。したがって、プログラムチェイン110、111は、エントリーPGCを形成する。
各プログラムチェインは、プログラムチェインの構成部品へのアクセスを制御するナビゲーションデータを含むプログラムチェイン情報(PGCI)を含み、0〜99個のプログラム(PG)を含む。プログラムチェインはプログラムを含まずPGCIのみを含んでもよい。このようなプログラムチェインはダミープログラムチェインとして知られている。例えば、第1の再生プログラムチェインはダミープログラムチェインである。プログラムチェインは、プログラムチェインが再生装置によりアクセスされる順序を定義するプリコマンドとポストコマンドを有する。図4に示す例では、第1の再生プログラムチェインPGC100のプリコマンド240は、再生装置をタイトル1(TTN1)のタイトルフォルダ106にジャンプさせ、次に、第1のビデオタイトルセット102のエントリープログラムチェイン110の著作権警告を再生させる。エントリープログラムチェイン110は、再生装置をビデオマネージャのタイトルメニューエントリープログラムチェイン104にジャンプさせ、かつ、この例では再生ボタン243と他のメニューオプション244を有するメインメニューを表示させるためのポストコマンド242を有する。リンクテールPGCコマンド245は、再生装置のユーザによる再生ボタン243の選択に応答して、再生装置にメインメニューから出てタイトルメニューエントリープログラムチェイン104のポストコマンド246を実行させタイトルVTS2(この例ではメインタイトルを構成する)を再生させるために提供される。メインタイトルのエントリープログラムチェイン110は、再生装置にタイトルを再生させた後にメインメニューに戻らせるためのポストコマンド249を有する。したがって、DVDを介したナビゲーションパス(または複数のナビゲーションパス)は、プリコマンドとポストコマンドにより少なくとも部分的に定義される。
具体例として、図4には、単一のプログラム(PG1)113を有するものとしてプログラムチェイン110と、n個のプログラム(PG1〜PGn)114〜114を有するものとしてプログラムチェイン111とを示す。
各プログラムは、論理セルまたはプレゼンテーションデータ構造の対応する物理セル(または複数の物理セル)にマッピングされる論理セルシーケンスを有する。図4の例では、プログラム113、114〜114は、それぞれ単一の論理セル113a、114a〜114aを有する。図示の例では、論理セル113aは単一の物理セル113bにマッピングされる。論理セル114a〜114aは、一組の物理セルCell1/1〜Cell1/mへマッピングされる。図示の例では、各論理セルは対応する物理セルにマッピングされる(すなわちm=n)が、必ずしもそうである必要はない。データはまた、図4におけるセルx 1004(いかなる論理セルによっても指示されない)などの少なくとも1つの物理セルを含む。
当然ながら、図4は単なる一例であること、そして異なる構成が可能であることは理解される。
図4は非常に簡単な例であること、DVDはより多くのビデオタイトルセットを含んでもよいこと、そしてビデオタイトルセットは図4に示すものよりさらに多くのタイトル、プログラムチェイン、プログラム、セルを含んでもよいことは当然理解される。また、論理セルと物理セル間のマッピングは1対1である必要はなく、物理セルは論理セルとは異なるやり方で順序付けられてもよい。
図5にDVDボリュームのレイアウト200を示す。DVDボリュームレイアウトは、リードイン201、それに続いてISO/UDFファイルシステム情報202、DVDビデオ領域203、可能性として1つまたは複数の他の領域204、そして最後にリードアウト205を有する。DVDビデオ領域は、VIDEO_TS.IFOとして特定される単一のファイル内のDVDビデオ領域全体のナビゲーションデータを含むビデオマネージャ情報(VMGI)207と、VIDEO_TS.VOBとして特定される単一のファイルとして提供されるビデオマネージャ・メニュービデオオブジェクトセット(VMG MENU VOBS)208と、単一のファイルVIDEO_TS.BUP内のビデオマネージャ情報(VMGI BUP)209のバックアップファイルとからなるビデオマネージャ(VMG)206と、を有する。ビデオマネージャ・メニュービデオオブジェクトセット208は、通常、タイトルメニューのプレゼンテーションデータと他の任意の非ダミーメニュープログラムチェインを含む。
図5には、2つのビデオタイトルセット、すなわちVTS1 210とVTS2 211を示す。各ビデオタイトルセット(VTS)は、単一のファイルVTS_##_0.IFO(ここで##は、ビデオタイトルセット番号を表す01〜99の2桁の数字を表す)内のビデオタイトル内のタイトルとメニューの提示を制御するためのナビゲーションデータを含むビデオタイトルセット情報(VTSI)212、213と、単一のファイルVTS_##_0.VOB(ビデオタイトルセット内にはメニューは無くてもよいのでVTS MENU VOBSは無い)内のビデオタイトルセットのすべてのタイプのメニューのコンテンツを通常は含む任意のビデオタイトルセットメニュービデオオブジェクト(VTS MENU VOBS)214、215のメニュービデオオブジェクトセットと、VTS_##_@.VOB(ここで@は1〜9の1桁の数字である)として特定される1つまたは複数のファイル内のビデオタイトルセットのビデオタイトルオブジェクトセット(VTSTT VOBS)216、217と、VTS_##_0.BUPとして特定される単一のファイル内のビデオタイトルセット情報(VTSI BUP)218、219のバックアップとからなる。
図5に示すように、ビデオタイトルセットは次々に配置され、ビデオタイトルセット(VTS)毎に、ビデオタイトルセット情報(VTSI)に続いて任意のメニュービデオオブジェクトセット(VTSIメニューVOBS)、次にビデオタイトルのビデオタイトルオブジェクトセット(VTSTT VOBS)、そして最後にビデオタイトルセット情報(VTSI BUP)のバックアップが続く。
各ビデオオブジェクトセット(VOBS)は物理セルシーケンスからなる。図の明確性のために、図5には、ビデオタイトルセット2(VTS2)211のビデオタイトルオブジェクトセット217の物理セルセット(CELL1/1〜CELL1/n)の一部のみを示す。各物理セルは、それぞれが約0.4〜1秒の再生時間(すなわち、多くの連続するフレーム)を表す1つまたは複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)からなる。図5では簡略化のために、1つのみの物理セル230と、物理セル230の1つのビデオオブジェクトユニット(VOBU)231の構造が示される。
図5に示すように、各ビデオオブジェクトユニットは、ナビゲーションパック(NV_PCK)232と、それに続く整数の数のビデオ(V)、音声(A)、そして副映像(S)パック233、234、235とからなる。DVD上では、各パックはディスク(2048バイト)上の1セクタのユーザデータを占める。各ビデオパック233は、パックを特定するパックヘッダ236と、それに続くパック内のパケットを特定するパケットヘッダ237、そしてDVD形式(すなわちMPEG2形式)に従うビデオデータ238とからなる。同様に、各オーディオパックは、パックを特定するパックヘッダ239と、それに続くパック内のパケットを特定するパケットヘッダ240、そしてDVDの任意の適切な形式(例えばMPEG、DTS、DD、LPCM、AC3)であってよいオーディオデータ241とからなる。
各ナビゲーションパック(NV_PCK)232は、パックを特定するパックヘッダ242と、それに続くシステムヘッダ243、そして2つのナビゲーションデータパケット244、245とからなる。2つのパケットのうち第1のパケット244は、リアルタイムでコントロールメニュー表示とプログラム提示を制御するためのプレゼンテーションコントロール情報(PCI)を含み、第2のパケット245は前方走査/反転走査とシームレスブランチングを制御するためのデータ検索情報(DSI)を含む。DVD再生装置は、可変速度で、かつシームレスな再生を可能にするトラックバッファを含む。したがって、読み取りヘッドによる読み取りと、音声およびビデオデータの復号化および再生とに遅延時間が存在する。したがって、リアルタイムコントロール情報は、PCIおよびDSIパケット間に分散されて格納され、再生装置は対応する物理セルがトラックバッファを通過する前と後にこの情報を照合して利用する。したがって、ナビゲーションパック232は、再生モード、トリック再生モード、および検索動作が正常かつタイムリーに実行されることを保証するために、DVD再生装置のナビゲーションエンジンまたはナビゲーターにより用いられる。
したがって、DVDビデオ領域がアクセスとインタラクティブな再生を制御するナビゲーションデータを含むということ、そしてナビゲーションデータはDVDビデオ領域内の異なるレベルに存在することは上記から理解されるであろう。ナビゲーションデータは、制御コマンド(例えば、形式、言語、音声選択、副映像選択、ペアレンタル管理、表示モード、および表示様式用のもの)と、ナビゲーションコマンド(例えば、全体システムパラメータ、システムパラメータ、ナビゲーションタイマ、およびメニューボタン用のもの)と、検索およびユーザインターフェースコマンド(例えば、特定メニューの選択を可能にするPGCI検索用、またはタイトル、タイトルの一部などの選択を可能にするプレゼンテーションデータ検索用のもの)と、を含む。
プログラムチェインでは、プログラムチェイン情報(PGCI)は、例えば、チェイン内のプログラムの数、禁止されたユーザ操作、プログラムチェイン間のリンク、再生モード、プログラムチェインの任意のプログラムにアクセスする前に実行されるプリコマンド、セルコマンド、およびプログラムチェインのプログラムにアクセスした後に実行されるポストコマンドなどのナビゲーションデータを含む。
図4と図5についての上記説明は、DVD形式の単純化した概要であり、DVD形式と記録処理のさらに詳細な説明についてはDVD規格を参照すべきである。
図1に示すコピー防止装置2がコピー防止されたデータを作成するために動作する方法と、その後のDVD上のコピー防止されたデータの記録とについて、図6〜9を用いて説明する。
ユーザが図1に示す作成装置1(オーサリング部15はこの装置の一部である)にDVDビデオ領域を作成するように命じると、コントローラ12は、通常、オーサリング部15に対して必要な資源を提供するようにユーザインターフェース13を介しユーザに入力指示する。次に、オーサリング部15は、ユーザが望むやり方で、ユーザ定義のチャプタおよびメニューとコンテンツデータを介したユーザ定義のナビゲーションパス(または複数のナビゲーションパス)とにより資源をアセンブルし、ユーザが選択して整理した資源を多重化し、ユーザの命令に従ってナビゲーションおよび制御データを追加し、画像ファイル、DDPファイルセットまたはVOB、IFO、BUPファイルを含むVIDEO_TSディレクトリーをコピー防止装置へ提供する。オーサリングされたデータは、いかなるナビゲーションパス上にも無い少なくとも1つのセクタデータ(すなわち、図4のセルx 1004などのいかなる論理セルによっても指示されない少なくとも1つの物理セルを有するセクタ)を含む。当然ながら、オーサリング部が別個の装置である場合、ユーザはそれ自身のユーザインターフェースを介しオーサリング部とインターフェースすることになる。
図6に、1セクタまたはフレームのデータに対してコピー防止装置2によって実行される操作を示す。図6のS1では、オーサリング部15から1セクタのデータを受信する(図8のT1)。S2では、データ識別データ供給部17は、4バイトのセクタ識別子(ID)を提供し、ID誤りデータ生成器18は、2バイトの誤りデータ(IED)を生成する。著作権管理データ供給部19は、ユーザインターフェース13を介したユーザ入力および/またはオーサリングされたユーザデータファイルに含まれるデータに基づいて著作権管理データ(CPR_MAI)を提供する。これらの処理は任意の適切な順序で行なわれてもよい。
S4では、誤り検出符号修正器22は、コントローラ12によってデータフレーム生成器制御装置21に提供された情報に基づき、誤り検出符号が、例えば修正または変造により対応するデータと不一致となるようにされるか否か(すなわち、このセクタは、いかなる論理セルによっても指示されなく、したがって破壊的データを提供するために使用されてよい物理セル(図4のセルx 1004など)を含むか否か)を判断する。答えが「NO」の場合、S5で、誤り検出符号生成器20は、対応するDVD規格に記載の多項式を使用する従来のやり方でセクタの誤り検出符号を生成する。しかしながら、S4における答えが「YES」である場合、S6で、誤り検出符号修正器22は、誤り検出符号生成器によって生成された誤り検出符号を、関連データとしてあるべきものでなくなる(すなわち、関連データと一致しなくなる)ように修正または変造させる。誤り検出符号は変造されてもよいし、あるいは誤り検出符号生成器20に、誤り検出符号を生成するために適切な規格に記載のものとは異なる技術を使用させることにより(例えば、誤り検出符号生成器20に、誤り検出符号を生成するために規格に記載のものとは異なる多項式を使用させることによって、あるいは無作為に選択された正しくない値で置換することによって)修正されてもよい。
こうして、データフレーム生成器5により生成された各データフレームまたはセクタは、(図8にT2として示すように)データID、ID誤りデータIED、著作権管理データCPR_MAI、2048バイトのユーザデータ、および誤り検出符号EDCを有し、この誤り検出符号は任意の破壊的セクタについては修正または変造される。データフレーム生成器5は、データフレームまたはセクタを列状に配置する(DVDビデオ規格の場合、172バイト×12行)。
S7では、ユーザデータスクランブラ6は、図8のT3で示すように各生成データフレームのすべての記録セクタデータ(すなわち2064バイトすべて)をスクランブルする。
S8では、誤り訂正符号(ECC)ブロック生成器のフレーム受信部25は、所定数(DVDビデオ規格の場合16)のスクランブルフレームを誤り訂正符号ブロック(DVD規格の場合は各ブロックは172バイト×192行を有する)に整理する。
S9では、内パリティ符号供給部26は、各行毎に10バイトの内パリティリードソロモン符号を計算し、これを誤り訂正符号ブロック(ECCブロック)の対応行の右端に追加する。次に、S10では、外パリティ符号供給部27は、そのブロックの16バイトの外パリティリードソロモン符号(内パリティ符号を含む)を計算し、誤り訂正符号(ECC)ブロックの行の配列へ16の新しい行を追加して行の合計数を208にする。S11では、記録フレーム生成器8は、ECC生成器7により提供された各ECCブロックのデータおよびパリティ行をインターリーブする(図8のT5)。S12では、記録フレーム生成器8は、インターリーブされたECCブロックを、それぞれが所定数(DVD規格の場合12)のデータ行と1行の外パリティ符号(図8のT6)からなる記録セクタまたはフレームに分解する。
図6のS12では、符号判定部28は、符号テーブル29a(EFMプラス変調)により記録セクタの各8ビットバイトを16ビットのバイトで置換する。同期符号加算器28bは各記録フレームを2等分し、各半分の記録フレームに同期符号テーブル29bから選択された同期符号を与える。16ビットのバイト符号および同期符号は、2つの「1」の間に2〜10の「0」が存在し、かつ累積デジタルサム値(DSV)の絶対値を最小化するようにDVD規格に従って選択される(図8のT7)。
S13では、NRZI(non-return to zero inverted)変換器10は、16ビット符号ワードまたはバイトをチャネルビット(遷移が「1」により表され、遷移無しが「0」で表される)に変換し、このチャネル符号データは出力データ供給部11に供給される。
図6に示す処理がすべてのセクタまたはフレームについて終了すると、すべてのセクタのチャネル符号データを含む結果物としての画像ファイル(図8のT8)は、出力データ供給部11により格納されるか、あるいはDVDライター3へ出力されるか、あるいはDVD製造部4へ供給するためにDLT上に格納される。
図7に、DVD上へのイメージデータファイルの記録について説明するフローチャートを示す。
S20では、コントローラ12は、DVDライター3によるローカル記録を実行するためにユーザインターフェースを介しユーザが命令を入力したかどうかを判断する。答えが「YES」である場合、コントローラ12は、DVDライター3による記録が望まれていると判断し、S21において、出力データ供給部11に、書き込み可能なDVDディスク上に通常のやり方で画像ファイルを書き込むローカルの記録装置12へ画像ファイルを供給させる。しかしながら、S20における答えが「NO」の場合、コントローラは、出力データ供給部11に、画像ファイルをデジタルリニアテープ上へ記録させる。S22で、デジタルリニアテープは、画像ファイルを保持するガラスマスターを作成するマスタ作成部4aにより使用される。次にS23では、スタンピングマスタ作成部4bはスタンピングマスタを作成し、S24では、DVD作成部4cはこのスタンピングマスタから最終のDVDディスク(図8のT9)を作成する。
上述のように、破壊的データは、対応するセクタのデータと一致しないように、いかなるナビゲーションパス上にも無いセクタの誤り検出符号の作成を制御することにより作成される(すなわち、そうでなければそのセクタに対して作成されていたであろう誤り検出符号と比較して、修正または変造される)。但し、破壊的データは、以下のパラメータ:1)物理的試験装置により照合されないパラメータ;2)合法の再生装置により追随されることになる任意のナビゲーション経路の一部でない記録済み媒体のセクタまたはエリアに関係するパラメータ;3)ファイル毎またはセクタ毎のリッパーなどの不正コピー装置により照合されることになるパラメータ、の任意のものを修正または変造することにより作成されてもよい。
上記実施形態において記録媒体はDVDである。記録媒体は、当然ながら光ディスクが適切な規格に準拠するように上記の作成工程に任意の適切な修正を加えた別の形式の光ディスクであってよい。当然ながら、本発明は、そのコンテンツデータが、記録媒体(例えば、磁気または光磁気記録ディスクと、可能性としてリードライトヘッドに対して回転されるのではなく通った経路に沿って運ばれるデジタルリニアテープなどの他のデジタル記録メディアなど)により格納されたナビゲーションデータを用いる非順次的なやり方でアクセスされ得る他の形式のデジタル記録メディアに適用されてもよいし、あるいは、コンテンツデータが、記録媒体により格納されたナビゲーションデータを用いる非順次的なやり方でアクセスされ得る他の形式の記録媒体に適用されてもよいということが理解される。記録媒体はエンドユーザに供給される製品の前駆体であってもよく、例えば光ディスクの場合には記録媒体はデジタルリニアテープ、ガラスマスター、またはスタンピングマスタであってもよい。

Claims (20)

  1. コンテンツデータと、記録媒体を再生する再生装置が前記コンテンツデータを介しナビゲーションパスをナビゲートできるようにするための制御データとを含む、前記記録媒体上に記録される記録データを提供する装置であって、
    前記記録データ内のデータ項目に関係するが物理的試験装置により照合されないパラメータの作成を制御することにより前記記録データのコピー防止を行うことができるコピー防止器であって、前記制御は、前記ナビゲーションパス上に無い前記記録データの項目に関係するパラメータが対象のデータ項目と一致しないようにして対象のデータ項目を読み取るコピー装置に誤りを報告させ、前記コピー装置によるコピーを禁止するように行われる、コピー防止器を含む、装置。
  2. 前記コピー防止器は、前記ナビゲーションパス上に無い前記記録データの前記項目に関係する前記パラメータを修正または変造することができる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記パラメータは誤り検出符号(EDC)である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記パラメータは前記データ項目の誤り検出符号であり、前記コピー防止器は前記ナビゲーションパス上のデータ項目の誤り検出符号とは異なる方法で対象のデータ項目の前記誤り検出符号を判断することができる、請求項1に記載の装置。
  5. 前記コピー防止器は、前記ナビゲーションパス上のデータ項目の前記誤り検出符号を判断するために1つの多項式を使用し、かつ、前記ナビゲーションパス上に無い前記データ項目の前記誤り検出符号を判断するために任意に選択された誤った値と、異なる多項式のうちの少なくとも1つを使用することができる、請求項4に記載の装置。
  6. 前記コピー防止器は、前記ナビゲーションパス上に無い前記データ項目の前記誤り検出符号を変造または修正することができる、請求項4に記載の装置。
  7. 前記コピー防止器は、前記記録データがDVD規格に従うように、コピー防止された記録データを作成することができる、請求項1に記載の装置。
  8. 記録媒体上に前記記録データを記録することができる記録装置をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  9. 記録媒体製造部へ供給するために、コピー防止された記録データを提供することができる記録データ出力供給部をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  10. 記録媒体上に記録される記録データにコピー防止を行う工程を含む方法であって、
    前記記録データは、コンテンツデータと、記録媒体を再生する再生装置が前記コンテンツデータを介しナビゲーションパスをナビゲートできるようにするための制御データとを含み、
    前記コピー防止は、前記記録データ内のデータ項目に関係するが物理的試験装置により照合されないパラメータの作成を制御することにより行われ、
    前記制御は、前記ナビゲーションパス上に無い前記記録データの項目に関係するパラメータは対象のデータ項目を読み取るコピー装置により期待されるであろうパラメータとは異なるようにして、対象のデータ項目を読み取る前記コピー装置に誤りを報告させ、前記コピー装置によるコピーを禁止するように行われる方法。
  11. 前記ナビゲーションパス上に無い前記記録データの前記項目に関係する前記パラメータは修正または変造される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記パラメータは、誤り検出符号(EDC)である、請求項10に記載の方法。
  13. 前記パラメータは、前記データ項目の誤り検出符号であり、前記ナビゲーションパス上のデータ項目の誤り検出符号とは異なる方法で判断される、請求項10に記載の方法。
  14. 前記コピー防止された記録データは、DVD規格に従って作成される、請求項10に記載の方法。
  15. 記録媒体上に前記記録データを記録する工程をさらに含む請求項10に記載の方法。
  16. 記録媒体製造部に前記コピー防止された記録データを出力する工程をさらに含む請求項10に記載の方法。
  17. 記録媒体上に記録されるコピー防止された記録データを含むコピー防止された記録データファイルであって、
    前記記録データは、コンテンツデータと、前記記録媒体を再生する再生装置が前記コンテンツデータを介しナビゲーションパスをナビゲートできるようにするための制御データとを含み、
    前記記録データは、物理的試験装置により照合されないパラメータに関係する前記記録データの項目を含み、前記ナビゲーションパス上に無いデータ項目に関係する前記パラメータは、対象のデータ項目を読み取るコピー装置に誤りを報告させるために対象のデータ項目に対し期待されるであろう値とは異なる値を有し、前記コピー装置によるコピーを禁止する、記録データファイル。
  18. 前記パラメータは、誤り検出符号(EDC)である、請求項17に記載のコピー防止された記録データファイル。
  19. 請求項17に記載のコピー防止された記録データファイルを含む記録媒体。
  20. 請求項10の方法を実行するようにプロセッサーをプログラムするプログラム命令を格納するコンピュータ可読媒体。
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