JP2010519710A5 - - Google Patents

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JP2010519710A5
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Description

【0007】
さらに、プラズマの半径方向および/またはアジマス方向密度分布の局所変動は、通常、IBEプロセスの均一性を制限する。これらの変動のロケーションおよび形状は動作条件に依存する。格子プティクスの透過性は、動作条件に対するこの依存性を補償するために容易に修正できない。
イオン源は、イオンビームプロファイルの不均一性を減少させるのに役立つ物理構造を有しうる。しかし、イオン源は、イオンビーム密度において観測される不均一性をなくすための調整を必要とする可能性がある。調整は、イオン源が最初に使用されるときか、イオン源が長い期間使用された後か、プロセス条件が変更された場合か、または、イオン源点検の後に必要とされる可能性がある。これらのイベント後に効率的な調整を行うことができることで、イオン源動作によって生成される使用可能デバイスの収量を増加させ、廃棄物を減少させる可能性がある。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】 米国特許出願2008/0179284号明細書
【特許文献2】 米国特許第7183716号明細書
【特許文献3】 米国特許第7303982号明細書
【特許文献4】 米国特許第1624071号明細書
【特許文献5】 米国特許第2103623号明細書
【特許文献6】 米国特許第2257411号明細書
【特許文献7】 米国特許第2346483号明細書
【特許文献8】 米国特許第2463180号明細書
【特許文献9】 米国特許第2843542号明細書
【特許文献10】 米国特許第3100272号明細書
【特許文献11】 米国特許第3233137号明細書
【特許文献12】 米国特許第3329601号明細書
【特許文献13】 米国特許第3394066号明細書
【特許文献14】 米国特許第3458426号明細書
【特許文献15】 米国特許第3619402号明細書
【特許文献16】 米国特許第3875028号明細書
【特許文献17】 米国特許第4116793号明細書
【特許文献18】 米国特許第4118973号明細書
【特許文献19】 米国特許第4132612号明細書
【特許文献20】 米国特許第4132613号明細書
【特許文献21】 米国特許第4342901号明細書
【特許文献22】 米国特許第4578559号明細書
【特許文献23】 米国特許第4624767号明細書
【特許文献24】 米国特許第4632719号明細書
【特許文献25】 米国特許第4844775号明細書
【特許文献26】 米国特許第4946576号明細書
【特許文献27】 米国特許第4963242号明細書
【特許文献28】 米国特許第5009738号明細書
【特許文献29】 米国特許第5527394号明細書
【特許文献30】 米国特許第5556521号明細書
【特許文献31】 米国特許第5997686号明細書
【特許文献32】 米国特許第2305758号明細書
【特許文献33】 独国特許発明第4325041号明細書
【特許文献34】 欧州特許出願公開第45858号明細書
【特許文献35】 国際公開第92/22920号
【特許文献36】 米国特許第4641031号明細書
【特許文献37】 米国特許第6664547号明細書
【特許文献38】 米国特許第7183716号明細書
【特許文献39】 特許第3071814号明細書
【特許文献40】 米国特許第5036252号明細書
【特許文献41】 米国特許第5391281号明細書
【特許文献42】 米国特許第5021919号明細書
【特許文献43】 仏国特許出願公開第2779317号明細書
【特許文献44】 特開平04−147969号公報
【非特許文献】

Claims (60)

  1. プラズマ処理装置用のイオン源であって、
    作動ガスを収容するように構成された放電空間を有する放電チャンバと、
    前記放電空間の内側で前記作動ガスからプラズマを発生させるように構成されたアンテナと、
    前記放電チャンバに近接して配設された電磁石とを備え、前記電磁石は、磁気透過性材料から形成された第1極片および第1コイルを含み、前記第1極片は管状側壁を含み、前記第1コイルは、前記第1極片の前記管状側壁に近接して配置され、前記第1コイルは、励磁され前記放電空間内で磁界を発生するように構成され、前記第1極片は、前記放電空間の内側で前記プラズマの分布を変化させるのに有効な磁界を形作るよう構成されるイオン源。
  2. 前記第1コイルは、前記第1極片の前記管状側壁に対して半径方向に離間した関係で配置される請求項1に記載のイオン源。
  3. 前記電磁石は、前記磁気透過性材料から形成された第2極片をさらに備え、前記第2極片は管状側壁を有し、前記第1コイルは、前記第1極片の前記管状側壁と前記第2極片の前記管状側壁との間に半径方向に配置される請求項1に記載のイオン源。
  4. 前記第1コイルは、格子組立体に対して前記第1コイルの軸方向位置を変更するために、第1環状空間内で移動可能である請求項3に記載のイオン源。
  5. 前記電磁石は、前記磁気透過性材料から形成されたコア素子をさらに備え、前記コア素子は、前記第1極片の前記管状側壁と前記第2極片の前記管状側壁を接続する請求項3に記載のイオン源。
  6. 前記第1および第2極片は同軸に配置される請求項3に記載のイオン源。
  7. 前記電磁石は、前記磁気透過性材料から形成された第3極片および第2コイルをさらに備える請求項3に記載のイオン源。
  8. 前記第3極片は管状側壁を有し、前記第2コイルは、前記第2極片の前記管状側壁と前記第3極片の前記管状側壁との間に半径方向に配置される請求項7に記載のイオン源。
  9. 前記磁気透過性材料から形成されたコア素子をさらに備え、前記コア素子は、前記第1極片の前記管状側壁と前記第2極片の前記管状側壁を接続し、前記コア素子は、前記第2極片の前記管状側壁と前記第3極片の前記管状側壁を接続する請求項8に記載のイオン源。
  10. 前記第1コイルは、前記第1極片に対して前記コイルの位置を変更するために移動可能である請求項1に記載のイオン源。
  11. 前記電磁石は第2コイルをさらに含み、前記第1コイルは第1タップを含み、前記第2コイルは第2タップを含み、前記第1および第2コイルは、前記第1タップと前記第2タップとの間の中間の第3タップにおいて直列に結合される請求項1に記載のイオン源。
  12. 前記第1タップと結合した第1極性の第1端子、および、前記第2タップまたは前記第3タップと選択的に結合するように構成された第2極性の第2端子を含む電源をさらに備える請求項11に記載のイオン源。
  13. 前記放電空間に対する前記電磁石の位置を調整するよう構成されたポジショナをさらに備える請求項1に記載のイオン源。
  14. 前記放電チャンバは、閉鎖端、開放端および前記閉鎖端から前記放電空間内に突出する管状側壁を有するカップ形状リエントラント容器を備え、前記電磁石は、前記リエントラント容器内に少なくとも部分的には配設される請求項1に記載のイオン源。
  15. 前記リエントラント容器の前記管状側壁の前記開放端に近接した少なくとも1つの格子をさらに備え、前記少なくとも1つの格子は、前記放電空間内でプラズマからイオンを抽出するように構成された請求項14に記載のイオン源。
  16. 前記リエントラント容器の前記管状側壁は、前記放電チャンバの前記閉鎖端から前記格子組立体に向かって突出する請求項15に記載のイオン源。
  17. 前記格子組立体はアパーチャを含み、前記アパーチャは、前記放電空間の内側でプラズマの分布と協働するために配置されかつその大きさに作られ、それにより、前記格子組立体内の前記アパーチャを通してプラズマから抽出されるイオンビームが、実質的に空間的に均一であるイオン電流を有する請求項15に記載のイオン源。
  18. 前記リエントラント容器の前記管状側壁に対して前記リエントラント容器内の前記電磁石の位置を調整するよう構成されたポジショナをさらに備える請求項14に記載のイオン源。
  19. 前記ポジショナは、前記リエントラント容器の前記管状側壁に対して横方向に前記電磁石の前記位置を調整するよう構成される請求項18に記載のイオン源。
  20. 前記ポジショナは、前記リエントラント容器の前記開放端に対して軸方向に前記電磁石の位置を調整するよう構成される請求項18に記載のイオン源。
  21. 前記第1極片は、前記第1コイルと前記リエントラント容器の前記管状側壁との間に半径方向に配設される請求項14に記載のイオン源。
  22. 前記第1コイルは、前記第1極片と前記リエントラント容器の前記管状側壁との間に配設される請求項14に記載のイオン源。
  23. 前記放電チャンバは開口を備え、
    前記放電チャンバの前記開口に近接する少なくとも1つの格子をさらに備え、前記少なくとも1つの格子は、前記放電チャンバ内の前記開口を通して前記放電空間の内側でプラズマからイオンを抽出するように構成された請求項1に記載のイオン源。
  24. プラズマ処理装置用のイオン源であって、
    第1端、第2端、前記第1端と前記第2端との間の放電空間、および、前記第2端の開口を含む放電チャンバを備え、前記放電空間は作動ガスを収容するように構成され、
    前記放電空間の内側で前記作動ガスからプラズマを発生させるように構成されたアンテナと、
    前記放電チャンバの前記第1端に近接し、励磁され前記放電空間内で磁界を発生するように構成されたコイルを含む電磁石と、
    前記放電チャンバ内の前記開口を通して前記放電空間内のプラズマからイオンを抽出するように構成された少なくとも1つの格子とを備えるイオン源。
  25. 前記少なくとも1つの格子は、複数のアパーチャを含み、前記複数のアパーチャを通して、プラズマからイオンが抽出される請求項24に記載のイオン源。
  26. 前記少なくとも1つの格子は、前記放電空間内のプラズマからイオンを抽出するために、互いに対して電気的にバイアスされるように構成された複数の格子を備える請求項24に記載のイオン源。
  27. 前記アンテナは、前記放電チャンバの外に配設される請求項24に記載のイオン源。
  28. プラズマ処理装置用のイオン源であって、
    作動ガスを収容するように構成された放電空間を有し、開口を含む放電チャンバと、
    前記プラズマ容器の外に配設され、前記放電空間の内側で前記作動ガスからプラズマを発生するように構成されたアンテナと、
    前記放電チャンバに近接して配設され、励磁され前記放電空間内で磁界を発生するように構成されたコイルを含む電磁石と、
    前記放電チャンバ内の前記開口を通して前記放電空間内のプラズマからイオンを抽出するように構成された少なくとも1つの格子とを備えるイオン源。
  29. 前記少なくとも1つの格子は、複数のアパーチャを含み、前記複数のアパーチャを通して、プラズマからイオンが抽出される請求項28に記載のイオン源。
  30. 前記少なくとも1つの格子は、前記放電空間内のプラズマからイオンを抽出するために、互いに対して電気的にバイアスされるように構成された複数の格子を備える請求項28に記載のイオン源。
  31. 放電空間および電磁石を含む無線周波数イオン源を動作させる方法であって、
    前記放電空間内で作動ガスからプラズマ密度分布を有するプラズマを発生させるステップと、
    前記プラズマ密度分布を形成するのに有効である磁界を前記放電空間内に発生させるために、前記電磁石に電流を印加するステップと、
    前記プラズマからイオンビームを抽出するステップと、
    ウェハ処理ロケーションに近接する前記イオンビーム密度の実際の分布プロファイルを確定するステップと、
    前記イオンビーム密度の前記実際の分布プロファイルを、前記イオンビーム密度についての所望の分布プロファイルと比較するステップと、
    前記比較に基づいて、磁界を修正し、それにより、前記プラズマ密度分布を変化させるために、前記電磁石に印加される電流を調整するステップとを含む方法。
  32. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルと前記イオンビーム密度についての前記所望の分布プロファイルとの差を低減するために、前記プラズマ密度分布を変化させるステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  33. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    ユーザの介入なしで、前記電磁石に印加される電流を自動的に調整するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  34. 前記イオンビーム密度の実際の分布を確定するステップは、
    前記イオン源に結合したプロセスチャンバの内側でウェハエッチレート分布またはビームプロファイルを測定するステップをさらに含む請求項33に記載の方法。
  35. 前記実際の密度分布プロファイルは、前記イオン源のアジマス軸の周りに半径方向依存性を示し、前記イオンビーム密度についての前記所望の密度分布を前記実際の密度分布と比較するステップは、
    前記電磁石のコイルに印加される電流の大きさに対する、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルの前記半径方向依存性に関連する知識ベースを作成するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  36. 前記知識ベースを作成するステップは、
    前記電磁石のコイルに複数の異なる電流を供給するステップと、
    前記異なる電流のそれぞれにおいて、イオンビームを抽出するステップと、
    前記異なる電流のそれぞれにおいて、前記イオンビーム密度の参照分布プロファイルを確定するステップと、
    前記異なる電流と関係付けられたデータベースに、前記異なる電流のそれぞれにおける前記イオンビーム密度についての前記参照分布プロファイルを収集するステップとをさらに含む請求項35に記載の方法。
  37. 前記異なる電流のそれぞれにおいて、前記イオンビーム密度の前記参照分布プロファイルを確定するステップは、
    前記異なる電流のそれぞれにおいて前記イオン源から抽出される前記イオンビームによって、複数のウェハをエッチングするステップと、
    前記ウェハのそれぞれにわたってエッチ深さプロファイルを測定するステップと、
    前記ウェハのそれぞれについての前記エッチ深さプロファイルを、前記異なる電流のそれぞれ1つの電流における、前記イオンビーム密度の前記参照分布プロファイルに関係付けるステップとをさらに含む請求項36に記載の方法。
  38. 前記半径方向依存性は、前記アジマス軸の周りに対称である請求項35に記載の方法。
  39. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    前記イオンビーム密度について前記所望の分布プロファイルを提供する前記知識ベースから前記電流の大きさを選択するステップをさらに含む請求項35に記載の方法。
  40. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    前記イオン源のアジマス軸の周りの前記実際の分布プロファイルの凹性または凸性を増加させるまたは減少させるために、前記電流を選択するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  41. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    前記イオンビーム密度について前記実際の分布プロファイルの均一性を改善するために、前記電流を選択するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  42. 前記イオンビーム密度について前記実際の分布プロファイルを確定するステップは、
    前記イオン源から抽出される前記イオンビームによってウェハをエッチングするステップと、
    前記ウェハにわたってエッチレートプロファイルを測定するステップと、
    前記エッチレートプロファイルを、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルに関係付けるステップとをさらに含む請求項31に記載の方法。
  43. 前記イオンビーム密度について前記実際の密度分布プロファイルを確定するステップは、
    複数の位置においてイオン電流密度を測定するために、複数のファラディプローブを前記イオンビーム内に挿入するステップと、
    前記複数の位置のそれぞれにおける前記イオン電流密度から、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルを生成するステップとをさらに含む請求項31に記載の方法。
  44. 前記イオンビーム密度について前記実際の分布プロファイルを確定するステップは、
    前記抽出されたイオンビームによってウェハを部分的にエッチングするステップと、
    前記部分的にエッチングされたウェハにわたってエッチレートプロファイルを測定するステップと、
    前記部分的にエッチングされたウェハについての前記エッチレートプロファイルを、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルに関係付けるステップとをさらに含む請求項31に記載の方法。
  45. 前記コイルに印加される電流を調整するステップは、
    前記比較に基づいて、前記コイルに印加される電流が徐々に変化するようにさせるステップをさらに含む請求項44に記載の方法。
  46. 本プロセスは、前記プラズマから抽出された前記イオンビームによる単一ウェハの処理中に反復的に実施される請求項45に記載の方法。
  47. 前記エッチレートプロファイルは、前記イオン源に結合されたプロセスチャンバ内でインサイチュで測定される請求項44に記載の方法。
  48. エッチ深さプロファイルを測定するために、前記イオン源に結合したプロセスチャンバから測定モジュールへ前記ウェハを移動させるステップと、
    前記エッチ深さプロファイルを、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルに関係付けるステップと、
    前記エッチ深さプロファイルが測定された後に、さらなる処理のために、前記ウェハを前記プロセスチャンバに戻すステップとをさらに含む請求項44に記載の方法。
  49. 前記電磁石に印加される電流を調整するステップは、
    前記調整される電流を指示する制御信号を、コントローラから前記電磁石のコイルに結合した電源へ通信するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  50. 前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルを、前記イオンビーム密度についての前記所望の分布プロファイルと比較するステップは、
    前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルおよび前記イオンビーム密度についての前記所望の分布プロファイルを、コントローラのメモリに格納するステップと、
    前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルを、前記イオンビーム密度についての前記所望の分布プロファイルと比較するアルゴリズムを前記コントローラ上で実行するステップとをさらに含む請求項31に記載の方法。
  51. 前記イオン源は、前記コイルに隣接する磁気透過性材料の極片を含み、
    前記プラズマを分散させるために、前記極片によって前記放電空間内の前記磁界の力線を形作るステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  52. 前記プラズマから前記イオンビームを抽出するステップは、
    前記プラズマから前記イオンビームを抽出するために、1つまたは複数の電圧を格子組立体イオンオプティクスに印加するステップをさらに含む請求項31に記載の方法。
  53. 前記実際の密度分布プロファイルは、前記イオン源のアジマス軸の周りに半径方向依存性を示し、
    前記半径方向依存性に影響を及ぼす可変の半径方向透過性を有するように、前記格子組立体イオンオプティクスをデザインするステップをさらに含む請求項52に記載の方法。
  54. 前記格子組立体イオンオプティクスの前記可変の半径方向透過性は、動作パラメータの差または動作条件の差を補償するために、前記イオンビーム密度について前記実際の分布プロファイルの形状を調整するための前記電磁石の能力を最大にするようデザインされる請求項53に記載の方法。
  55. 前記格子組立体イオンオプティクスの前記可変の半径方向透過性は、前記磁界の作用が、前記イオンビーム密度についての前記所望の分布プロファイルからの、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルの凹形状偏移または凸形状偏移を補償することを可能にするようデザインされる請求項53に記載の方法。
  56. 前記格子組立体イオンオプティクスは、イオン源デザインと、電流だけを増加させる作用が、前記イオンビーム密度についての前記実際の分布プロファイルの凸性または凹性を増加させるまたは減少させる、磁石電流動作の使用可能範囲と共に使用される請求項55に記載の方法。
  57. イオン源を動作させる方法であって、当該イオン源は、コイルと前記コイルに隣接して配設される磁気透過性素材からなる極片とを有する電磁石を含み、前記方法は、
    前記電磁石の前記コイルを第1の電流で励磁するステップであって、前記第1の電流は、前記極片の構成と素材とによって画定される第1の磁界を有効に生成するステップと、
    前記イオン源に前記第1の磁界により形作られる密度分布を有する第1のプラズマを生成するステップと、
    前記電磁石の前記コイルを第2の電流で励磁するステップであって、前記第2の電流は、前記第1の電流に対して逆の極性を有しかつ磁気素材ヒステリシスから生じる極片からの残留磁界に対向する第2の磁界を有効に生成するステップと、
    前記電磁石の前記コイルを第3の電流で励磁するステップであって、前記第3の電流は、前記極片によって画定されかつ前記第1の磁界よりも磁界強度が低いものである第3の磁界を有効に生成するステップと、
    前記イオン源に前記第3の磁界による密度分布に形作られる第2のプラズマを生成するステップとを有する方法。
  58. 請求項57記載の方法であって、当該方法は、前記第1の密度分布を有する前記プラズマから抽出された第1イオンビームにより第1基板をエッチングするステップと、
    前記第2のプラズマから抽出された第2イオンビームにより第2基板をエッチングするステップとをさらに有するものである。
  59. 前記第2の電流によって前記電磁石の前記コイルを励磁するステップは、
    前記第2の電流を前記コイルに提供するステップをさらに有するものであって、前記第2の磁界の磁界強度が前記第1の磁界の磁界強度の約10パーセントから約30パーセントである請求項57に記載の方法。
  60. 請求項57記載の方法であって、当該方法は、
    前記残留磁界の磁界強度を測定するステップと、
    前記第2の電流を前記測定された磁界強度がおよそゼロになるまで上昇させることによって前記第2の電流を設定するステップとをさらに有するものである。
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