JP2010519148A - プレカット可食フィルム用のバルクディスペンサー - Google Patents

プレカット可食フィルム用のバルクディスペンサー Download PDF

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Abstract

プレカットフィルム片を分与するためのバルクディスペンサー(10)が提供される。1実施例において、バルクディスペンサーは容器胴部(12)と、容器胴部内に格納したディスペンサーハウジングアセンブリ(52)と、容器胴部と防湿性シールを形成する容器蓋(14)とを含む。ディスペンサーハウジングアセンブリは、製品リザーバと、製品リザーバと係合するディスペンサーハウジングと、プレカットフィルム片を分与するためにディスペンサーハウジングに関して相対動作自在の可撓性の割り出しアームと、を含む。プレカットフィルム片はミシン目付きの連続キャリヤ(30)内にカプセル封入され、製品リザーバ内に格納される。可撓性の割り出しアームは連続キャリヤと協動してこの連続キャリヤを割り出し、プレカットフィルム片を個別に分与させる機能構造部を有する。ある実施例において、バルクディスペンサーは、分与するべきプレカットフィルム片の積層体の1枚に押し付けられる吸引カップ(150)を容器蓋に有する。吸引カップにより生じる真空がプレカットフィルム片を吸引カップにしっかりと付着させ、かくして、容器蓋を開けると1枚のプレカットフィルム片がプレカットフィルム片の積層体から持ち上げられる。

Description

本件出願は、2007年2月27日付で提出された米国仮特許出願第60/891,952号及び同年4月23日付で提出された同第60/913,458号の優先権及びその利益を主張するものである。
本発明は、プレカット可食フィルム分配用のバルクディスペンサーに関し、詳しくは、可食フィルムの保存及び分配用の防湿性バルクディスペンサーに関する。
可溶性フィルム(以下、可食フィルム又は可食フィルム片とも称する)は菓子製品や口臭清涼剤で広汎に使用され、薬品や栄養製品でも一般に使用されるようになっている。大抵の場合、プレカット可食フィルム片は相互に積層したバルク構成下にパッケージ化される。パッケージ化したバルクディスペンサーは使い易く、ユーザーは可食フィルムに容易にアクセスできる。
しかし可食フィルムの多くは温度や湿度の変化に弱く、高温下では積層状態のまま溶けて塊状化し、高湿度下ではやはり溶けて塊状化または融合することもある。可食フィルムが粘ついてくると、ユーザーは積層した可食フィルムを誤って1枚以上取り出してしまう可能性が高くなる。菓子及びまたは口臭ハッカ製品は過剰摂取してもそれ程深刻な問題を生じないが薬品や栄養製品の場合は危険性が高くなる。
積層した可食フィルムについては、各可食フィルム間で構成材料の移動が生じ得るという問題もある。この問題は、プレカット可食フィルムを、例えばホイルパケットとして個包装すれば解決するが、それには費用が掛かり、しかもユーザーにはプレカットフィルムをバルク構成化したもののような便利さが無い。
米国特許第5,911,937号明細書 米国特許第6,214,255号明細書 米国特許第6,130,263号明細書 米国特許第6,080,350号明細書 米国特許第6,174,952号明細書 米国特許第6,124,006号明細書 米国特許第6,221,446号明細書 米国特許公報第20040173612号 国際公開第2005/051822号 国際公開第2006/045087号 米国仮特許出願第60/891,952号 米国仮特許出願第60/913,458号
栄養及び薬用の可食フィルム製品では、それらフィルム製品をユーザーに1枚ずづ提供するバルクディスペンサーに対する需要がある。可食フィルム同士の溶着や構成材料の相互間移動をも防止するバルクディスペンサーに対する要望もある。
本発明の1実施例によれば、容器胴部と、着脱自在の蓋とを含むバルク製品ディスペンサーが提供される。容器胴部は、バルク製品リザーバと、このバルク製品リザーバと係合したディスペンサーハウジングと、ディスペンサーハウジングに関して出入り動作するようにディスペンサーハウジング内に摺動自在に係合した割り出しアームとを格納する。被分与製品には、連続キャリヤ内に個別にカプセル封入したプレカット可食フィルム片が含まれる。連続キャリヤとプレカット可食フィルム片とはバルク製品リザーバ内に保管される。割り出しアームは係合部を含み、この係合部が連続キャリヤと係合して連続キャリヤを割り出しアームと共に移動させ、かくして各プレカット可食フィルム片を分与させる。
本発明の他の実施例によれば、可食フィルム片の積層体から1枚の可食フィルム片を持ち上げ、ディスペンサーを開けると、持ち上げた可食フィルム片が消費者に提示されるプレカット可食フィルム保管及び分与用のバルク製品ディスペンサー(以下、単にバルクディスペンサーとも称する)が提供される。バルクディスペンサーは、可食フィルム片の積層体を保持する寸法形状を有する容器胴部と、容器胴部を覆って配置した容器蓋とを含み、容器胴部はその上面のシール用リムと、可食フィルム片を通す分与開口とを有する。容器蓋の内側にはシール用リムと共にシールを形成する起動ポンプが配置され、この起動ポンプが、可食フィルム片の積層体上方に位置決めした真空式の吸引カップにして、起動ポンプを起動させると積層体の最上部の可食フィルム片と係合する吸引カップを含んでいる。容器蓋の上部には、起動ポンプを覆う起動蓋が取り付けられる。起動蓋を容器蓋内に押し込むと起動蓋が起動ポンプと係合し、結局、吸引カップが可食フィルム片の積層体の一番上の可食フィルム片と接触し且つ係合する。この可食フィルム片は容器蓋を開けると消費者に提示される。
バルクディスペンサーの別の実施例では起動蓋が省略され、起動ポンプが、ユーザーがこの起動ポンプを直接押し込むことにより起動される。
本発明の他の様相によれば、容器胴部と蓋とが防湿性シールを形成する可食フィルム保管及び分与用のバルクディスペンサーが提供される。
本発明の他の様相によれば、バルクディスペンサー内での、可食フィルムストリップ用の最適包装環境を創出する乾燥剤プラスチックの使用が提供される。
栄養及び薬用の可食フィルム製品のフィルム製品をユーザーに1枚ずづ提供するバルクディスペンサーが提供され、可食フィルム同士の溶着や構成材料の相互間移動をも防止するバルクディスペンサーが提供される。
図1は、本発明に従うバルクディスペンサー実施例の、閉止位置で示す斜視図である。 図2は、開放位置で示す図1のバルクディスペンサー実施例の斜視図である。 図3は、図1のバルクディスペンサーの容器胴部内を示す斜視図である。 図4は、図3の容器胴部内の正面側からの斜視図である。 図5は、図1のバルクディスペンサーの容器蓋の斜視図である。 図6は、連続キャリヤの構成部品を展開表示した斜視図である。 図7は、バルクディスペンサーのハウジングアセンブリの、部分的に切除して割り出しアーム及びディスペンサーハウジングの各構成要素を例示する、側方からの斜視図である。 図8は、割り出しアームを伸延位置で示すバルクディスーペンサーのハウジングアセンブリの側方からの斜視図である。 図9は、割り出しアームの斜視図である。 図10は、ディスペンサーのハウジングの斜視図である。 図11は、バルク製品リザーバの分解斜視図である。 図12は、バルク製品リザーバ及び割り出しアームの斜視図である。 図13は、割り出しアーム及び連続キャリヤの斜視図である。 図14は、バルク製品リザーバとバルクディスペンサーのハウジングとの、部分切除して鋸歯状の切断用縁部の詳細を示す斜視図である。 図15は、閉止され、不使用位置におけるバルクディスペンサーの別の実施例における斜視図である。 図16は、図15のバルクディスペンサーの分解斜視図である。 図17は、ベース部を覆って位置決めしたフィルムトレーの斜視図である。 図18は、フィルムトレー内部に位置決めしたプレカット可食フィルム片の積層体を示す斜視図である。 図19はフィルムカバーの斜視図である。 図20は、容器胴部の斜視図である。 図21は、起動ポンプを組み込んだ容器蓋の斜視図である。 図22は、起動蓋を取り外した状態で示す、組み立て状況下でのバルクディスペンサーの斜視図である。 図23は起動蓋の斜視図である。 図24は、起動蓋を閉止し且つ押し込んだ位置で示す、組み立て状況下でのバルクディスペンサーの斜視図である。 図25は、図15のバルクディスペンサーの、容器蓋を開放し且つ起動ポンプの吸引カップが可食フィルム片を1枚だけ引き出す状況を例示する斜視図である。 図26は、完全開放位置でユーザーに可食フィルム片1枚を提示する状況での、図15のバルクディスペンサーの斜視図である。
本発明は、プレカット可食フィルム片を分与するための、防湿性の、再シール自在のバルクディスペンサーに関する。プレカット可食フィルム片はミシン目付きの連続キャリヤ内にパッケージ化され、この連続キャリヤが、プレカット可食フィルム片を分離状態に維持しつつ完全にカプセル封入する。可食フィルム片または各シートは、可食フィルム製造時のパッケージ化ステップにおいて連続キャリヤ内に組み込み得る。バルクディスペンサーには10〜100枚、好ましくは25〜50枚のプレカット可食フィルム片を収納し得るが、正確な収容枚数は本発明では重要ではない。
プレカット可食フィルムを充填した連続キャリヤをバルク製品リザーバ内でバルクディスペンサーとしてパッケージ化する。連続キャリヤをミシン目に沿って折り曲げ(コンピューター用の連続紙のように)てバルク製品リザーバ内に積層させる。
バルクディスペンサーは、円形、丸形、随意的には丸味付けした角部を有する矩形、楕円、長円、及びその他の幾つかの形状の範囲内で設計され得る。1実施例ではバルクディスペンサーは口紅容器様の形状を有し、他の実施例は四角形〜矩形を有する。同様に、可食フィルム片は矩形、四角形、円形であり得るがパッケージの内側範囲に嵌着されるべきである。
バルクディスペンサーは財布またはポケット内に好都合に嵌装することが意図され、その外側には、少なくとも2つの部片、即ち、(1)容器胴部と、(2)容器蓋とを含む。容器胴部及び容器蓋は良好な防湿性を提供する熱可塑性ポリマーから作製し得る。好ましい材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、環状オレフィン(COC)タイプの樹脂、が含まれる。容器蓋及び容器胴部は、閉止状態では防湿性で再シール自在の蓋を形成することが好ましい。他の実施例では容器胴部または容器蓋は、防湿性シールの形成を容易化するエラストマー製ガスケットを含み得る。このガスケットは、オーバーモールド法を用いて容器胴部または容器蓋と共に製造され得る。オーバーモールド法を使用する好ましいガスケット材料には、サントプレン(POM)のような、ある範囲における熱可塑性エラストマーが含まれる。熱可塑性エラストマーは、水蒸気透過性や、容器胴部及び容器蓋との互換性に基づいて選択する。あるいは、別成型したエラストマー製ガスケットを容器胴部または容器蓋上に組み付け得る。
ここで、“釈放自在の”とは、容器蓋を何度も(例えば10回以上)開閉、または再開閉し得、しかも尚、その防湿特性が維持されることを意味するものとする。ここで、“防湿性の”及び“感湿性の”とは、容器の侵入水分量(1日後の)が、水約1500マイクログラム未満、他の実施例では同約500マイクログラム、更に他の実施例では同約300マイクログラムであることを意味するものとする。こうした侵入水分量は以下の試験法、即ち、(a)容器内に1グラム±0.25グラムのモレキュラシーブを配置して重さを記録し、(b)容器を組み立て、(c)閉じた容器を、相対湿度80%、温度22.2℃の条件下の雰囲気チャンバ内に配置し、(d)1日後、モレキュラシーブを収納する容器の重さを計測し、(e)14日後、モレキュラシーブを収納する容器の重さを計測し、(f)14日を経過したサンプルの重さを最初の重さから差し引き、その値を日数の14で除算し、かくして1日当たりの容器侵入水のマイクログラムを算出することを含む方法により決定した。
本発明の1実施例では容器胴部はディスペンサーハウジングアセンブリを格納する。ディスペンサーハウジングアセンブリは、プレカット可食フィルムを充填した連続キャリヤを保持するバルク製品リザーバと、ディスペンサーハウジングと、ディスペンサーハウジングに関して出入り動作する可撓性の割り出しアームと、を含む。可撓性の割り出しアームはプレカットフィルムをバルクディスペンサーの外側に前進させて分与するために連続キャリヤと係合する係合部を有する。
図1〜図5を参照するにバルクディスペンサー10が示され、容器胴部12と容器蓋14とを含んでいる。容器胴部12は外側周囲部分18を有し、容器蓋14は外側周囲部分20を有する。容器胴部の外側周囲部分18と容器蓋の外側周囲部分20とは、図1に示すように容器蓋と容器胴部とを閉じると実質的に一致(実質的に同じ形状を有する)し且つ実質的に整合(各外側周囲部分は実質的にその全周囲に沿って相互に整列する)する。容器蓋の外側周囲部分20はシール面を形成し、容器蓋14はその外側周囲部分20に沿って合致用の機能構造部を有し、かくして、容器蓋を容器胴部上に閉じると容器蓋と容器胴部とが合致して、釈放自在の防湿性シールを形成する。
容器胴部12はその遠位端に位置付けた凹所22を有し、この凹所が、以下に詳しく説明するようにディスペンサーアセンブリと係合する。容器胴部12の内面には、ディスペンサーアセンブリーを容器胴部及び容器蓋内で確実に正しく整合させるための一連のガイド24を設ける。
容器蓋14は、その遠位端位置に2つの凹所26を有することが好ましい。2つの凹所はディスペンサーアセンブリの可撓性の割り出しアームをその内部にぴったりと嵌入させ、かくして、容器から取り外した容器蓋の落下を防止する。あるいは、容器蓋14には、容器蓋14を割り出しアームに締着させる単一の凹所または別タイプの機構を設けても良い。その他の代替策としては、容器蓋をヒンジその他の連結装置を介して容器胴部12に連結させ得る。
容器蓋14の外側部分には、ユーザーがバルクディスペンサー10を把持して容器蓋を開けられるようにする指掛け凹所28を設ける。凹所を例示したが、バルクディスペンサーを開いてアクセスできるようにするための、例えば、突出タブまたはレバーのようなその他の機能構造部を使用できる。
図6には各プレカット可食フィルム片をカプセル封入する連続キャリヤ30が例示される。連続キャリヤは、頂部釈放ライナ32と底部釈放ライナ34とを含む。各ライナ32、34は、各可食フィルム片をその間部分に挟持する状態でプレカット可食フィルム片と共に組み立てる。各可食フィルム片は、頂部釈放ライナ32及び底部釈放ライナ34の各縁部が可食フィルム片の各縁部を越えて伸延すると共に相互に合致し、かくして各可食フィルム片を個別にカプセル封入するように長さ及び幅の両寸法を小さくすることが好ましい。
頂部釈放ライナ32と、底部釈放ライナ34とは、化学反応または可食フィルム片内への製品移入が生じないよう、可食フィルム片と互換性のある材料から作製する。釈放ライナのために好適な材料にはワックスコート紙またはポリマー材が含まれ、好ましいポリマー材には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)が含まれる。
頂部釈放ライナと底部釈放ライナとは約0.1〜約0.5mm、好ましくは約0.2〜約0.3mmの厚さである。
頂部釈放ライナ32には、この頂部釈放ライナの幅方向を横断して伸延する一連のミシン目38がその長さ方向に一定間隔を置いて設けられる。同様に、底部釈放ライナには、この底部釈放ライナの幅方向を横断して伸延する一連のミシン目40がその長さ方向に一定間隔を置いて設けられる。頂部釈放ライナ32と、底部釈放ライナ34とを、これら各ライナ間に位置決めしたプレカット可食フィルム片と共に組み立てるとミシン目38と40とが相互に整合する。ユーザーは各ミシン目により、各プレカット可食フィルム片を連続キャリヤ内の残りのプレカット可食フィルム片から分離させることができる。カプセル封入された各プレカット可食フィルム片を連続キャリヤ内の残余のプレカット可食フィルム片から分離する別の方法を使用することもできる。例えば、ミシン目に代えて連続キャリヤに折線を設け得る。
頂部釈放ライナ32は、この頂部釈放ライナの各ミシン目に隣り合う各一対の内側貫通孔42及び外側貫通孔44を有し、底部釈放ライナ34も同じく、頂部釈放ライナの各貫通孔と同じように位置決めした、この底部釈放ライナの各ミシン目に隣り合う各一対の内側貫通孔46及び外側貫通孔48を有し、かくして、頂部釈放ライナの内側及び外側の各貫通孔は、頂部及び底部の各釈放ライナを組み立てて連続キャリヤ30とした場合に底部釈放ライナの内側及び外側の各貫通孔と整合する。外側貫通孔は容器蓋が開く都度、以下に詳しく説明するように可食フィルムをバルクディスペンサーの外側に前進させるために使用され、内側貫通孔は、連続キャリヤがユーザーによって過剰に引き出されないようにするために使用される。
次ぎに図7及び図8を参照するに、可食フィルムを貯蔵及び分与するディスペンサーハウジングアセンブリ50が示され、ディスペンサーハウジング52と、可撓性の割り出しアーム54と、バルク製品リザーバ56とを含んでいる。
可撓性の割り出しアーム54は外側に突出する一組の割り出しガイド支柱58を有し、各割り出しガイド支柱はディスペンサーハウジング52の各側壁の内側に位置付けたガイドチャンネル60内に嵌入している。各割り出しガイド支柱58は、割り出しアーム54が図7に例示するディスペンサーハウジング52内のホームポジションから、図8に例示するような、ディスペンサーハウジング52の外側に割り出しアームが伸延する分与位置に移動できるよう、ガイドチャンネル60内を移動する。各ガイドチャンネル60は、図7に示すように図で左から右に向けて隆起する傾斜セクション62と、割り出しガイド支柱58がガイドチャンネル60内をそれ以上移動しないようにするストッパ64と、を有する。
図9及び図13に最も良く例示されるように、可撓性の割り出しアーム54は、連続キャリヤ30の各外側貫通孔内に嵌入する寸法形状とした、上方に突出する一組の係合部分を有する。割り出しアーム54がガイドチャンネル60の傾斜セクション62に沿って移動するに従い、割り出しアーム54は上方に持ち上がり、かくして係合部68が連続キャリアの外側貫通孔から突出して連続キャリヤを少し持ち上げる。割り出しガイド支柱58がガイドチャンネルのストッパ64に当たると割り出しアーム54がバルクディスペンサーから1枚の可食フィルム片を割り出す。
割り出しアームは好ましくは図8及び図9に示すように蝶着され、その遠位端には容器蓋装着用支柱(以下、単に装着支柱とも称する)70が設けられる。装着支柱70は、容器蓋14に位置付けた2つの凹所26内にしっかりと嵌装される。容器蓋を開くと割り出しアーム54がガイドチャンネル60に沿って移動し、かくして係合部68が連続キャリヤの外側貫通孔と係合して連続キャリヤを前進させる。割り出しアームの蝶着部分は図8に示すように下方に可撓性を有しており、そのためユーザーは容器蓋に邪魔されることなく可食フィルム片にアクセスしてこれを取り出すことができる。割り出しアーム54は、例えばポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂を用いて射出成型され得る。ゴムまたは熱可塑性エラストマーをポリプロピレンまたはポリエチレン樹脂に添加して可撓性を更に高め得る。
ディスペンサーハウジング52はその端部壁の外側に、外側に突出する装着支柱74を有し、この装着支柱74は容器胴部の遠位端の凹所22に嵌入してディスペンサーハウジングを容器胴部内にしっかりと保持する。ディスペンサーハウジング52の、図10に最も良く例示される上面には上方に突出する支柱76が設けられる。支柱76は連続キャリヤの内側貫通孔と協動して連続キャリヤがユーザーに過剰に引き出されないよう連続キャリヤを保持する。
図11に示すように、バルク製品リザーバ56は取り外し自在の容器蓋80及びベース部82を有し、ベース部82は製品を分与する部分開口84を有する。バルク製品リザーバは10〜100枚のプレカット可食フィルム片と連続キャリヤとを保持する寸法形状とされ、連続キャリヤはそのミシン目に沿って、この連続キャリヤとプレカット可食フィルム片とがバルク製品リザーバ内に嵌入するように折り畳まれる。バルク製品リザーバ56のベース部はディスペンサーハウジング52上に組み立て(弾発楔止)られる。ある実施例ではベース部82に、ユーザーが連続キャリヤを容易に千切れるようにするための鋸歯状の切断縁部86(図14)を、バルク製品リザーバの分与端位置に設け得る。
バルク製品リザーバは、COCまたはポリプロピレン、あるいは、プラスチック(例えば、乾燥剤同伴プラスチック)と混合した活性剤(例えば乾燥剤)の様な単独の材料を使用して成型し得る。混合プラスチックの1例には、米国特許第5,911,937号、同第6,214,255号、同第6,130,263号、同第6,080,350号、同第6,174,952号、同第6,124,006号、同第6,221,446号、の1つ以上に記載され調製される配合物の様な3成分配合物である。あるいは配合物は、活性剤とプラスチックとよりなる2成分混合物であり得る。第2材料は、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエステルテレフタレートまたは、乾燥剤プラスチックで使用するベース材料とは族の異なるその他幾つかの材料であり得る。
1実施例ではバルクディスペンサーはその全体を廃棄できる。他の実施例ではバルク製品リザーバのみを廃棄できる。バルク製品リザーバをバルクディスペンサーから取り外して廃棄し、新規のバルク製品リザーバ(製品を充填した)を再使用自在のバルクディスペンサーに挿通し得る。
容器蓋80を取り外してバルクディスペンサーにプレカット可食フィルム片を先ず充填し、これらフィルム片を保持する連続キャリヤ内に折り込み、次いで容器蓋を閉じる。連続キャリヤの前縁部をバルク製品リザーバの開口84を通して引っ張り、バルク製品リザーバのベース部82と割り出しアーム54との間で図12に最も良く示されるようにミシン目に沿って切断する。次いで、容器胴部の凹所22内に装着支柱74を嵌合させてディスペンサーハウジングアセンブリ50を容器胴部12に固定する。割り出しアーム54の装着支柱70を容器蓋の2つの各凹所26に差し込み、かくして容器蓋を容器胴部に固定する。
バルクディスペンサーから製品を分与するに際しては容器蓋14を容器胴部12から取り外す。ガイドチャンネル60に沿って前方に移動する割り出しガイド支柱58を介して可撓性の割り出しアーム54を前進させる。割り出しアームが前進すると割り出しガイド支柱58がガイドチャンネルの傾斜セクション62の上部に乗り、かくして割り出しアーム54が上昇し、割り出しアームの係合部68が連続キャリヤ30の外側貫通孔と係合する。割り出しアームは割り出しガイド支柱58がガイドチャンネルのストッパ64に当たるまで前進し続け、かくして、連続キャリヤ30がバルクディスペンサーの外側に移動し、ユーザーに連続キャリヤ及び1枚のプレカット可食フィルム片へのアクセスを提供する。ユーザーはミシン目に沿って連続キャリヤを千切り取る。バルク製品リザーバの分与端の鋸歯状表面により、ユーザーは連続キャリヤを容易に千切ることができる。次いでユーザーは、連続キャリヤを構成する上部及び底部の各釈放ライナを剥がして1枚の可食フィルム片を露呈させて可食フィルム片を食べ、上部及び底部の各釈放ライナを廃棄し得る。連続キャリヤはバルクディスペンサーを閉じる間にバルクディスペンサー内に引き戻される。
本発明の他の実施例ではバルクディスペンサーは、ベース部と、可食フィルム片の積層体を保持するフィルムトレーと、可食フィルム片を通して分与する開口を有するフィルムカバーと、を有する容器胴部を含む。このバルクディスペンサーは起動ポンプを一体化した容器蓋と、容器蓋に被さる起動蓋とをも含む。起動蓋は、押し下げられると以下に詳しく説明するように起動ポンプを起動させるように機能する。
起動蓋、容器蓋、フィルムカバー、容器のベース部、は、良好な防湿性を提供する熱可塑性ポリマーから作製し得る。そうしたポリマーには、ポリプロピレン、ポリエチレン、環状オレフィンコポリマー(COC)タイプの樹脂、が含まれる。ある実施例では、起動蓋、容器蓋(起動ポンプ付きの)、フィルムカバー、は1ピース状に成型される。
起動ポンプはオーバーモールド法を使用して容器蓋と共に成型し得る。あるいは別成型した起動ポンプと容器蓋とを組み立てるようにしても良い。起動ポンプは熱可塑性エラストマーから成型される。エラストマーは、バルクディスペンサーから可食フィルム片を1枚ずつ分与する際に利用される吸引力を生じるダイヤフラム機構を創出させる上で必要な可撓性を提供する。熱可塑性エラストマーは変形自在でもありしかも印加した力を取り除くと原形に復帰できるので、起動ポンプを形成する際に使用する好適な熱可塑性エラストマーは、ユーザーが押し込み力を加えると撓み、この押し込み力を取り除くと原形に復帰し、受け入れ可能な耐湿性を有するべきである。好適なそうした熱可塑性材料には、これに限定しないが、サントプレン(商標名)、EPDM、POM、可撓性のポリアミド、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS)テルポリマー、EZA、可撓性のポリ塩化ビニル(PVC)、エチレンビニルアセテート(EVA)、及びそれらの混合物、が含まれる。また、例えば、単数あるいは複数のシリコーン、ポリウレタン、またはそれらの混合物のような熱硬化性エラストマーを使用できる。
フィルムトレーは例えばポリプロピレンまたはポリエチレンのような熱可塑性ポリマーから成型し得るが、仮にバルクディスペンサーが乾燥剤またはその他の、別の材料を吸収する、またはガス放出性の活性剤を必要とする場合はフィルムトレーを、プラスチック(例えば乾燥剤同伴プラスチック)と混合した活性剤から成型し得る。混合プラスチックの1例には、米国特許第5,911,937号、同第6,214,255号、同第6,130,263号、同第6,080,350号、同第6,174,952号、同第6,124,006号、同第6,221,446号の1つ以上に開示され及び調製されるような3成分配合物である。あるいは配合物は乾燥剤または活性剤とプラスチックとよりなる2成分混合物であり得る。フィルムトレーは容器ベース部と関連する2ショット成型操作により成型され得る。あるいは、特には、仮に可食フィルム片に対する乾燥剤またはその他形式の環境コントロールが不要な場合は、フィルムトレーと容器ベース部とを、容器ベース部及びフィルムトレーのアセンブリの寸法形状に成型した単独の成型部品とすることができる。
フィルムカバーと容器蓋とは、相互に閉じた場合に耐湿性で再シール自在の蓋を形成することが好ましい。耐湿性シールの1例には、米国発行特許第20040173612号、WO2005/051822号、WO2006/045087号の1つ以上では開示され及び調製された耐湿性シールがある。
図面を参照するに、図15〜図26には本発明のバルクディスペンサーの別の実施例が例示される。バルクディスペンサー110は図15では全体に閉じた位置で示され、図16では分解状態で示される。バルクディスペンサーは容器胴部112を含み、この容器胴部が、ベース部114、フィルムトレー116、フィルムカバー118、起動ポンプ150を一体化した容器蓋140、起動蓋160、を含んでいる。
ベース部114は一体成型した直立側壁120を有し、この直立側壁が、ベース部114の周囲部分全体を包囲してフィルムトレー116を受ける凹部またはリザーバ122を画定する。フィルムトレー116はフィルム受け用凹所126を画定する周囲側壁124を有し、この周囲側壁は、図18に示すようなプレカット可食フィルム片の積層体を受ける寸法形状を有する。フィルムトレー自体は、図17に例示するように、ベース部の直立側壁120の内部に周囲側壁124が嵌入し、フィルム受け用凹所126がリザーバ122内に入れ子され、かくしてフィルムトレー116がベース部114上に自己位置付けされると共に適正に位置決めされ得るように寸法形状付けされる。ベース部とフィルムトレーとは別個の部品として例示したが、何れの部品も2ショット成型により単独部品として成型できる。あるいは所望であれば、仮に可食フィルム用の乾燥剤プラスチックまたはその他の特別処理材が不要であれば、ベース部及びフィルムトレーを同一材料で単独部材に成型しても良い。
図19及び図20を参照するに、容器胴部112のフィルムカバー118の詳細が示され、フィルムカバー118が、フィルムトレー116を覆って嵌合する寸法形状とした、頂部128と、垂下側壁129とを有している。頂部128は、図21に示すように起動ポンプ150の周囲に沿った、以下に詳しく説明する耐湿性シールを形成する隆起リム132を含む。隆起リム132により囲まれる内側部分には、容器蓋を開けたときに各可食フィルム片をそこを通して分与する開口134が設けられる。フィルムカバー内に示す開口の別形態には、吸引カップ状の輪郭部及び又は可食フィルム片の特徴を収受するもっと大きいまたは小さい開口がある。フィルムカバー内の開口134が小さいと、可食フィルム片を指その他の方法で分与することができなくなる。垂下側壁129には、相対する側壁の外側に突出する保持用部分136が設けられる。各保持用部分136は容器蓋140のスナップ係止部142(図21参照)と係合して容器蓋を図22に最も良く例示するようにフィルムカバー118に固定する。
図21〜図23を参照して、起動ポンプ150及び起動蓋160を備えた容器蓋140を詳しく説明する。容器蓋140はフィルムカバーの側壁と類似の寸法形状を有する上面144及び側壁146を有し、容器蓋140の側壁146は容器蓋の相対する各側面上に位置決めしたスナップ係止部142を介してフィルムカバーの側壁129に連結され、フィルムカバー118の側壁の保持用部分136に係合する。容器蓋140は、容器蓋がフィルムカバーに関してピボット開閉できるよう、ヒンジ148(図16参照)によってフィルムカバー118にも連結される。随意的には、ヒンジ148は容器蓋140及びフィルムカバーと一体化されるが、必ずしも容器蓋、フィルムカバー、あるいはそれらの何れかと一体化させる必要はない。ある実施例では、フィルムカバー118、容器蓋140、起動蓋160、は、フィルムカバー118と容器蓋140とを相互連結するヒンジ148と、容器蓋140と起動蓋160とを相互連結するヒンジ162とを夫々一体成型した、図16に最も良く例示するような単一部材として成型される。あるいは、フィルムカバー、容器蓋、起動蓋、を別個に成型して組み立て得る。各部材を別個に成型した場合、ピンヒンジその他形式のヒンジを使用して容器蓋をフィルムカバーに連結し得る。起動ポンプ150の構造及び起動の別の実施例では起動蓋160が発明の構成部品から外される。そうした別態様の実施例では、ユーザーは起動ポンプを直接押し下げることで起動ポンプ150を実際に起動させ、かくして吸引カップ166とフィルムのストリップとの間に真空を発生させる。
容器蓋の上面144の一部は起動蓋160を受けるべく後退される。起動蓋160は側部から下方に突出する係合クリップ164を有し、この係合クリップが、容器の側壁146の内面上の凹部内の装着チャンネル154内に嵌入して起動蓋160を容器蓋140に固定する。係合クリップ164は、装着チャンネル154と係合することにより、起動蓋160がその固定位置(図15参照)よりも高く持ち上げられないように又は組み立てたバルクディスペンサーから外れないようにする。起動蓋は、容器蓋140を上昇させてバルクディスペンサーを開放させる上での補助を提供する指掛けタブ172又は類似の突起を含む。
容器蓋140の上面144の凹部は起動ポンプ150及び支台152も含む。起動ポンプ150は容器蓋140の一体部品であり、可撓性のダイヤフラム156と、ダイヤフラムの上面から上方に突出する起動ノブ158と、ダイヤフラムの下面から下方に突出する吸引カップ166(図16参照)とを含む。吸引カップ166は、バルクディスペンサーが閉じた且つ固定位置にある場合に可食フィルム片の積層体の一番上の可食フィルム片よりも少し高くなるように位置決めされる。図16では単一の吸引カップ166が示されるが、ユーザーに可食フィルム片を提示するための多数の吸引カップ(例えば2つ以上の)を用い得る。然し乍ら、選択する吸引カップの輪郭はフィルムカバーの開口134内に嵌装する必要が尚、ある。ダイヤフラムの下面は、フィルムカバー118の隆起リム132と合致し、容器蓋を閉止位置とした時に耐湿性シールを形成するような寸法形状を有する周囲部分168を有する。
支台152は、容器蓋の、起動ポンプ150に隣り合う凹部の幅方向を横断して伸延する。起動蓋160は、容器蓋140の凹部内に押し込まれると支台152に当たって曲がり、起動蓋を押し込むのを止めるとすぐに支台152により固定位置に押し戻される。支台は、起動蓋を撓ませ得る限りにおいて別の幾何形状を有し得、又は隆起又は不連続形状のものとし得る。真空を生じる吸引カップを含むバルクディスペンサー内に起動蓋を設けない場合は支台を省略できる。
吸引カップを含むバルクディスペンサーを、可食フィルム片の積層体を装填したフィルムトレーをベース部に装填することにより初期充填する。可食フィルム片の積層体及び容器蓋140を覆うフィルムカバー118を配置し、スナップ係止部142をフィルムカバーの保持部136上に嵌装させることにより、容器蓋を起動蓋160と共にフィルムカバー118上にスナップ係止させる。この状態では、起動ポンプの周囲部分と、フィルムカバーの隆起リムとの間に防湿性シールが形成され、起動ポンプの吸引カップが可食フィルム片の積層体の最上部よりもやや上方に位置決めされる。
起動蓋160を図24に示すように容器蓋140内に押し込み、バルクディスペンサーから可食フィルム片を分与する。吸引カップは、可食フィルム片の上面に押し付けられている間変形され、かくして吸引カップ内部が減圧される。起動蓋の押し込みを止めると起動蓋は弛緩し、支台に押されるようにして元の固定位置に戻り、かくして、起動ポンプが元の出発位置に復帰する。この動作により起動ポンプ内に生じる真空が、一番上の可食フィルム片を吸引カップにしっかりと付着させる。可食フィルム片は変形してフィルムカバーの分与用の開口を通過する。吸引力は可食フィルム片の積層体から可食フィルム片一枚を持ち上げるに十分強いが、可食フィルム片を裂け目を生じさせずに吸引カップから除去するのが容易ではない程強くはない。次いで容器蓋を開き、吸引カップにより、図26に示すようにユーザーに1枚の可食フィルム片を提示させ、かくして、ユーザーである消費者がこの1枚の可食フィルム片を取り出し、容器蓋を閉める。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
10 バルクディスペンサー
12 容器胴部
14 容器蓋
18、20 外側周囲部分
22 凹所
24 ガイド
26、28 凹所
30 連続キャリヤ
32 頂部釈放ライナ
34 底部釈放ライナ
38、40 ミシン目
42、46 内側貫通孔
44、48 外側貫通孔
50 ディスペンサーハウジングアセンブリ
52 ディスペンサーハウジング
54 アーム
56 バルク製品リザーバ
58 ガイド支柱
60 ガイドチャンネル
62 傾斜セクション
64 ストッパ
68 係合部
70 容器蓋装着用支柱
74 装着支柱
76 支柱
80 容器蓋
82 ベース部
84 開口
86 切断縁部
110 バルクディスペンサー
112 容器胴部
114 ベース部
116 フィルムトレー
118 フィルムカバー
120 直立側壁
122 リザーバ
124 周囲側壁
126 フィルム受け用凹所
128 頂部
129 垂下側壁
132 隆起リム
134 開口
136 保持用部分
140 容器蓋
142 スナップ係止部
144 上面
146 側壁
148 ヒンジ
150 起動ポンプ
152 支台
154 装着チャンネル
156 ダイヤフラム
158 起動ノブ
160 起動蓋
162 ヒンジ
164 係合クリップ
166 吸引カップ
168 周囲部分
172 タブ

Claims (37)

  1. プレカット可食フィルムを分与するためのバルクディスペンサーであって、
    シール面を形成する外側周囲部分を有する容器胴部と、
    容器胴部のシール面と合致してシールを形成する外側周囲部分を有する容器蓋と、
    プレカット可食フィルムの各シートをカプセル封入する連続キャリヤと、
    容器胴部内に格納され、連続キャリヤ及びプレカット可食フィルムを保持する寸法を有し、かくして、連続キャリヤとプレカット可食フィルムとが製品リザーバから分与され得るようにする製品リザーバと、
    容器胴部内に取り付けられ、製品リザーバと係合するディスペンサーハウジングと、 ディスペンサーハウジングに関して出入り動作するようにディスペンサーハウジング内に摺動自在に係合する割り出しアームにして、ディスペンサーハウジングの外側に移動すると連続キャリヤに係合し、当該連続キャリヤを割り出しアームと共に移動させ、かくして可食フィルム片を1枚ずつ分与させるように割り出しアームの表面から当該表面と直交する方向に伸延する係合部を有する割り出しアームと、
    を含むバルクディスペンサー。
  2. 容器胴部のシール面と、容器蓋の外側周囲部分とが耐湿性シールを提供する構成を有する請求項1のバルクディスペンサー。
  3. 割り出しアームを可撓性材料から形成した請求項1又は2のバルクディスペンサー。
  4. 割り出しアームを蝶着した請求項1〜3の何れかのバルクディスペンサー。
  5. 割り出しアームが、容器蓋に連結した遠位端を有する請求項1〜4の何れかのバルクディスペンサー。
  6. 連続キャリヤが、当該連続キャリヤの横断方向に且つその長さに沿って等間隔を置いて伸延するミシン目を有する請求項1〜5の何れかのバルクディスペンサー。
  7. 連続キャリヤが貫通孔を有し、当該貫通孔に割り出しアームの係合部が係合して連続キャリヤを前進させる請求項1〜6の何れかのバルクディスペンサー。
  8. 係合蓋、連続キャリヤの貫通孔を貫いて伸延する支柱である請求項1〜7の何れかのバルクディスペンサー。
  9. ディスペンサーハウジングが、当該ディスペンサーハウジングの各内側側壁に沿ったガイドチャンネルを有し、割り出しアームが当該ガイドチャンネルと摺動自在に係合する請求項1〜8の何れかのバルクディスペンサー。
  10. 割り出しアームが、ガイドチャンネル内に摺動自在に係合する、横断方向に伸延する支柱を有する請求項9のバルクディスペンサー。
  11. 各ガイドチャンネルが傾斜部分を含む請求項9又は10のバルクディスペンサー。
  12. 各ガイドチャンネルがストッパを含む請求項9〜11の何れかのバルクディスペンサー。
  13. 容器蓋の外側に、バルクディスペンサーの開放を容易化するための凹所を設けた請求項1〜12の何れかのバルクディスペンサー。
  14. 連続キャリヤを製品リザーバ内に折り込んだ請求項1〜13の何れかのバルクディスペンサー。
  15. ディスペンサーハウジングを、当該ディスペンサーハウジングの端部壁から外側に突出する支柱を容器胴部内の凹所に挿通させて容器胴部内に取り付けた請求項1〜14の何れかのバルクディスペンサー。
  16. 連続キャリヤが、上部釈放シートと底部釈放シートとを含み、可食フィルム片の各々を上部釈放シート及び底部釈放シート間に挟持した請求項1〜14の何れかのバルクディスペンサー。
  17. 連続キャリヤをワックス紙で形成した請求項1〜16の何れかのバルクディスペンサー。
  18. 連続キャリヤをポリマー材料で形成した請求項1〜16の何れかのバルクディスペンサー。
  19. 製品リザーバを乾燥剤同伴ポリマーから形成した請求項1〜18の何れかのバルクディスペンサー。
  20. バルクディスペンサーが再使用自在である請求項1〜19の何れかのバルクディスペンサー。
  21. 製品リザーバが使い捨て性を有する請求項1〜20の何れかのバルクディスペンサー。
  22. プレカット可食フィルム片の積層体からプレカット可食フィルム片を1枚ずつ分与するためのバルクディスペンサーであって、
    プレカット可食フィルム片の積層体を保持する寸法形状とした容器胴部にして、周囲部分を画定するシール用のリムを上面に有し、当該周囲部分の内部には、プレカット可食フィルム片を容器胴部から取り出す際に通す開口を更に有する容器胴部と、
    容器胴部に連結した容器蓋にして、容器胴部を覆う閉止位置と、容器胴部の開口を露呈させる上昇位置との間を可動の容器蓋と、
    容器胴部の開口の上方で容器蓋内部に配置した起動ポンプにして、容器蓋を閉じたときはシール用リムと共にシールを形成し、起動するとプレカット可食フィルムの積層体からの1枚のプレカット可食フィルムと係合する真空式の吸引カップを含む起動ポンプと、
    を含むバルクディスペンサー。
  23. 起動ポンプの上方で容器蓋上に取り付けた起動蓋にして、固定位置と、起動蓋を起動ポンプ上に押し下げて当該起動ポンプと係合させ且つ起動ポンプを起動する起動位置との間を可動の起動蓋を有する請求項22のバルクディスペンサー。
  24. シール用リムと起動ポンプとの間に形成されるシールが再シール自在のシールである請求項22のバルクディスペンサー。
  25. シールが耐湿性シールである請求項22〜24の何れかのバルクディスペンサー。
  26. 容器胴部が、プレカット可食フィルム片の積層体を保持するフィルムトレーを含む請求項1〜25の何れかのバルクディスペンサー。
  27. フィルムトレーを乾燥剤同伴ポリマー材料から作製した請求項26のバルクディスペンサー。
  28. 容器胴部がフィルムカバーを更に含む請求項1〜27の何れかのバルクディスペンサー。
  29. 容器をフィルムカバーに蝶着した請求項28のバルクディスペンサー。
  30. 容器蓋とフィルムカバーとを単一部片から成型した請求項28又は29のバルクディスペンサー。
  31. 起動蓋と、容器蓋と、フィルムカバーとを単一部片から成型した請求項28又は29のバルクディスペンサー。
  32. 容器蓋が凹部を含み、起動ポンプを当該凹部内に配置した請求項1〜31の何れかのバルクディスペンサー。
  33. 容器蓋が、凹部内で且つ起動ポンプに隣り合って配置した支台を更に含む請求項32のバルクディスペンサー。
  34. 起動蓋を容器蓋の凹部内に嵌入させた請求項32又は33のバルクディスペンサー。
  35. 凹部が、相対するチャンネルを有し、起動蓋が、相対する装着面とクリップとを有し、相対する装着面とクリップの各々が、相当する前記相対するチャンネル内に嵌入して起動蓋を容器蓋に固定する請求項34のバルクディスペンサー。
  36. 起動ポンプを熱可塑性エラストマーから形成した請求項1〜35の何れかのバルクディスペンサー。
  37. 起動ポンプが、上昇した起動ノブを含み、起動蓋を起動ポンプ上に押し下げたとき、該起動ノブに起動蓋が係合する請求項1〜36の何れかのバルクディスペンサー。
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