JP2010517457A - 協定タイミング・ネットワークにおいてサーバ間に論理経路を確立するための方法およびシステム - Google Patents

協定タイミング・ネットワークにおいてサーバ間に論理経路を確立するための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 協定タイミング・ネットワークにおいて2つのサーバ間に論理経路を確立して時刻同期を促進する。
【解決手段】 処理環境の協定タイミング・ネットワークにおいて2つのサーバ間で論理経路を確立するための技法を提供する。この技法は、サーバおよび付加サーバによって物理リンクを介してコマンドおよび応答メッセージ対を交換することを含む。サーバは、サーバ・タイム・プロトコル(STP)論理経路を確立するためのコマンド・メッセージを付加サーバに送信し、付加サーバからの応答を受信する。また、この技法は、サーバが、このサーバに対するSTP論理経路を確立するために付加サーバによって送信された要求を受信すること、および、付加サーバの要求に対する応答を送信することも含む。付加サーバの応答により、サーバの要求が付加サーバによって受諾されたことが示された場合、および、サーバの応答により、付加サーバの要求がサーバによって受諾されたことが示された場合、サーバと付加サーバとの間に論理経路が確立される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一般的に、処理環境におけるサーバ間の論理経路の確立に関し、更に具体的には、協定タイミング・ネットワーク(coordinated timing network)内のサーバが基準時間に同期することを可能とする、協定タイミング・ネットワークにおけるサーバ間の論理経路の確立に関する。
パフォーマンスおよびデータ保全性のため、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社(ニューヨーク州アーモンク)が提供するシスプレックス(Sysplex)等の、共有データにアクセスするコンピューティング・システムは、システム間の最高条件の通信時間よりも高い正確度で、時刻(TOD:time of day)機構の同期を維持することができなければならない。現在、一例として、この同期の要件を満たすために、IBM(R)9037 シスプレックス・タイマ等のタイマが用いられている。このタイマは、高価な専用のタイミング・リンクおよび別個の外部ボックスを必要とする。
ネットワーク・タイミング・プロトコル(NTP:Network Timing Protocol)等の他のネットワークは、時刻同期を提供するが、ハイエンド・システムの正確度要件を満たさない。NTPでは、全てのサーバが確実に同一の基準時間に同期するために、各サーバが、マイクロ秒レベルの正確度を与える外部タイム・ソースにアクセスできることが必要とされる。これは、このレベルの正確度を与える外部タイム・サーバに接続する機能を持たないシステムには問題である。更に、各システム上のGPSレシーバまたは同様の付属装置の要件は、保守、セキュリティ、および信頼性の理由のため、実行不可能と見なされる場合がある。
米国特許出願第60/887,512号 米国特許出願第60/887,544号 米国特許出願第60/887,584号 米国特許出願第60/887,586号 米国特許出願第11/468,352号 米国特許出願第11/460,025号 米国特許出願第11/223,886号 米国特許出願第11/532,168号 米国特許出願第11/468,501号 米国特許出願第11/223,878号 米国特許出願第11/223,876号 米国特許出願第11/223,577号 米国特許出願第11/223,642号
2005年9月発行のIBM資料No.SA22−7832−04「z/Architecture Principles of Operation」
前述のことに鑑み、処理環境において時刻同期の提供を促進する機能が要望されている。一例として、協定タイミング・ネットワークにおいて2つのサーバ間に論理経路を確立する機能が求められている。この場合、論理経路をこれらのサーバによって利用して、時刻同期メッセージを交換し、サーバのクロックの同期を促進することができる。
処理環境の協定タイミング・ネットワークにおいて2つのサーバ間に論理経路を確立する方法の提供によって、従来技術の欠点は克服され、追加の利点が得られる。この方法は、サーバによって、付加サーバ(attached server)に対するサーバ・タイム・プロトコル(STP:server-time-protocol)論理経路を確立するための要求をメッセージ・コマンド・ブロック内で送信すること、および、サーバによって、このサーバが送信した要求を付加サーバが受諾したか否かを示す応答をメッセージ応答ブロック内で受信することを含む。また、この方法は、サーバによって、別のメッセージ・コマンド・ブロック内で付加サーバが送信した、サーバに対するサーバ・タイム・プロトコル論理経路を確立することを要求する別の要求を受信すること、および、サーバによって、付加サーバが送信した別の要求をサーバが受諾したか否かを示す別の応答を別のメッセージ応答ブロック内で送信することを含む。本発明の更に別の態様においては、応答によって、要求が付加サーバにより受諾されたことが示された場合、および、別の応答によって、別の要求がサーバにより受諾されたことが示された場合、サーバと付加サーバとの間に論理経路が確立される。
また、システム、コンピュータ・プログラム、および、先にまとめた方法に対応するコンピュータ可読プログラム・コード・ロジックを有する少なくとも1つのコンピュータ使用可能媒体を含む装置(article of manufacture)についても、本明細書において説明し特許請求する。
本発明の技法によって、追加の特徴および利点が認められる。本発明の他の実施形態および態様については、本明細書において詳細に記載し、特許請求する本発明の一部と見なされる。
本明細書の終わりの特許請求の範囲において、例として、本発明の1つ以上の態様について特に示し、明瞭に請求する。本発明の前述およびその他の目的、特徴、および利点は、添付図面に関連付けて述べる以下の詳細な説明から、明らかである。
本発明の1つ以上の態様を組み込んで用いた処理環境の一実施形態を示す。 本発明の一態様に従った、図1の処理システムの一実施形態を示す。 本発明の一態様に従った、処理システム間にサーバ・タイミング・プロトコル経路を確立するための、受信されたコマンド・メッセージを処理するためのプロセスの流れ図を示す。 本発明の一態様に従った、処理システム間にサーバ・タイミング・プロトコル経路を確立するためのコマンド・メッセージの送信およびこのコマンド・メッセージに対する応答の受信に関連した処理のためのプロセスの流れ図を示す。 本発明の一態様に従った、協定タイミング・ネットワークの2つのサーバ間でSTP経路を確立するための方法およびシステムの一実施形態の状態遷移図を示す。 本発明の一態様に従った、協定タイミング・ネットワークの2つのサーバ間でSTP経路を確立するための方法およびシステムの一実施形態の状態遷移図を示す。 本発明の1つ以上の態様を組み込んだ処理環境の一実施形態を示す。 本発明の一態様に従った、図7のメモリの詳細を示す。 本発明の1つ以上の態様を組み込んだコンピュータ・プログラムの一例を示す。
一態様において、本発明は、処理環境の協定タイミング・ネットワークにおいて2つのサーバ間に論理経路を確立する方法を提供する。協定タイミング・ネットワークにおいて付加サーバへのサーバ・タイム・プロトコル(STP)論理経路を確立するために、サーバは、付加サーバに対して、STP論理経路を確立するための要求をメッセージ・コマンド・ブロック内で送信する。付加サーバは、付加サーバの構成との互換性について、メッセージ・コマンド・ブロック内の情報を処理し、付加サーバがサーバによって送信された要求を受諾したか否かを示す応答を、メッセージ応答ブロック内で、サーバに対して送信する。更に、付加サーバは、メッセージ・コマンド・ブロック内で要求をサーバに送信し、サーバに対してサーバ・タイム・プロトコル論理経路の確立を要求する。サーバは、付加サーバからの要求を受信し、メッセージ・コマンド・ブロック内の情報がサーバの構成と互換性があるか否かを判定する。サーバは、付加サーバに対して、サーバが付加サーバによって送信された要求を受諾したか否かを示す応答を、メッセージ応答ブロック内で送信する。付加サーバの応答が、サーバの要求が付加サーバによって受諾されたことを示す場合、および、サーバの応答が、付加サーバの要求がサーバによって受諾されたことを示す場合、サーバと付加サーバとの間に論理経路を確立する。
図1は、本発明の1つ以上の態様を組み込んで用いた処理環境の一実施形態を示す。一実施形態において、処理環境10は、2つ以上の処理システムを含む協定タイム・ネットワークを備える。図1の例においては、処理環境10は、処理システム11a、処理システム11b、および処理システム11cを備える。処理システム11aおよび処理システム11bは物理リンク12に結合され、処理システム11aおよび処理システム11cは物理リンク13に結合されている。処理システム11aは、値Xに等しい協定タイム・ネットワーク識別(CTN ID)パラメータを有し、処理システム11bも、値Xに等しいCTN IDを有するが、処理システム11cは、図1の例では値Yに等しいCTN IDを有する。本発明の一態様において、処理システム11aおよび処理システム11bは、それらのCTN IDパラメータの値が一致するので、物理リンク12上で相互間に論理経路を確立することができる。これに対して、処理システム11aおよび処理システム11cは、それらのCTN IDパラメータの値が一致しないので、相互間に論理経路を確立することができない。協定タイム・ネットワークの一例は、処理システム11a、処理システム11b、および物理リンク12を備えることができる。処理システム11a、11b、および11cは、例えばコンピュータ・サーバとすれば良い。
図2は、本発明の一態様に従った処理環境10の処理システム11の一例を示す。図2に示すように、処理システム11は、タイミング機能22およびチャネル・サブシステム(CSS)24に結合されたオペレーティング・システム21を備える。処理システム11は、更に、タイミング機能22およびチャネル・サブシステム24に結合されたサーバ・タイミング・プロトコル(STP)機能23を備える。チャネル・サブシステム24は、外部リンク25に結合されて、処理システム11と処理環境の他の外部システムまたはノードとの間の通信を促進する。タイミング機能22は、任意に、外部リンク26を介して外部タイム・ソースに結合することも可能である。
本発明の一態様は、コンピューティング環境のシステム間結合リンクを用いて、タイミング同期のために2つのサーバ間に論理経路を確立するための方法を提供する。サーバ間のタイミング同期のためには、物理リンクだけでは不充分である。更に、リンクがタイミング同期の目的に使用可能な経路として確立されたものと見なされる前に、リンクのいずれの端部のサーバも、1組の明確な基準を満たさなければならない。本発明の他の態様は、これらの基準の定義を含み、更に、2つのサーバ間でSTP経路確立(ESP)メッセージの交換を開始し終了させるためのプロトコルを含む。
一実施形態においては、いずれかの所与の物理リンクを介して1つだけのサーバ・タイム・プロトコル(STP)経路が確立され、これは厳密には、サーバ(または他の処理システム)の中央電子回路複合体(central electronic complex)間の接続である。処理システムのある中央電子回路複合体(CEC)におけるSTP機能は、別の処理システムの別のCECにおけるSTP機能と計時メッセージを交換する必要がある。STP経路は、あるCECを別のものに接続する全ての物理リンクを介して確立することができる。しかしながら、本発明の一態様によれば、中央電子回路複合体間でサーバ・タイム・プロトコル経路を確立するための方法は、協定タイミング・ネットワーク(CTN)がそこに属するサーバのみを含むようにするためのチェックを含む。また、本発明の一態様による方法は、CTNに属する全てのサーバが実際CTNに含まれることを確実とするように機能する。
図3および図4は、例えばコンピュータ・サーバ等の処理システムのSTP機能によって実行される2つのプロセスの流れ図を示す。図3における流れ図30が示す第1のプロセスが開始するのは、サーバのチャネル・サブシステムが、STP経路を確立するためのコマンド・メッセージを受信した時である(31)。このコマンド・メッセージの受信に応答して、サーバのSTP機能による処理は、サーバのCTN IDを、コマンド・メッセージを送信した付加サーバのCTN IDと比較する(ステップ32)。コマンド・メッセージを送信した付加サーバおよびコマンド・メッセージを受信したサーバのCTN IDパラメータ値が一致すると、処理は続いて、サーバのシステム識別パラメータを、付加サーバのシステム識別パラメータと比較する(ステップ33)。システム識別パラメータの比較によって、例外条件(例えば、コマンド・メッセージを伝達する物理リンクがループ状にサーバに結合されているために、送信側の付加サーバおよび受信側のサーバが同一のシステム識別パラメータ値を有する)が生じない場合は、ステップ34において、サーバおよび付加サーバの他のパラメータを、互換性について比較する。ステップ34においてチェックされる他のパラメータは、サーバにおいてSTP機能がサポートまたはイネーブルされるか否かを示すパラメータ、STP機能のサーバのバージョンを示すパラメータ、またはサーバの構成タイプを示すパラメータを含むことができる。
ステップ32、33および34の比較のいずれかにおいて例外条件が生じた場合、サーバは、コマンド・メッセージが不成功であったことを示す応答コード(RC)によって応答メッセージを付加サーバに送信し(37)、STP機能の第1のプロセスは不成功に終わる。他の場合、サーバは、コマンド・メッセージが成功であった(すなわちサーバによって受諾された)ことを示す応答コードを含む応答メッセージを付加サーバに送信し(35)、第1のプロセスは、STP機能の第2のプロセスが完了したか否かを調べる(36)。第2のプロセスが完了した場合、第1のプロセスは成功に終わる。あるいは、第2のプロセスが完了していない場合、第1のプロセスは第2のプロセスを開始し(38)、この後で第1のプロセスが終了する。
図4は、サーバのSTP機能の第2のプロセスの流れ図である。第2のプロセスは、本発明の一態様に従って、サーバが、処理システム間にサーバ・タイミング・プロトコル経路を確立するためのコマンド・メッセージを付加サーバに送信し、このコマンド・メッセージに対する応答を受信することに関連した処理に関する。図4に流れ図40で示すSTP機能の第2のプロセスが開始するのは、サーバが、このサーバと付加サーバとの間にSTP経路を確立するためのコマンド・メッセージを付加サーバに送信した時である(41)。処理は続いて、サーバが付加サーバから応答メッセージを受信する(42)。ステップ43における処理では、応答メッセージに含まれる応答コードが、サーバのコマンド・メッセージが付加サーバによって失敗なく(successfully)処理されたことを示すか否かを判定する。そう示されない場合、第2のプロセスは失敗に終わる。しかしながら、応答メッセージのRCが、サーバのコマンド・メッセージが付加サーバによって失敗なく処理されたことを示す場合、第2のプロセスは、STP機能の第1のプロセスが完了したか否かを判定する(44)。第1のプロセスが完了した場合、第2のプロセスは成功に終わるが、第1のプロセスが完了していない場合、第2のプロセスは第1のプロセスが完了するまで待機して(45)、終了する。
図5および図6は、協定タイミング・ネットワークの2つのサーバ間にSTP経路を確立するための方法およびシステムの一実施形態の状態遷移図を示す。図5および図6に示す状態遷移図の状態は、以下の状態変数によって規定される。すなわち、初期化変数(I)、未初期化(uninitialized)理由コード(URC)、STP経路確立メッセージ・コマンド・ブロック(ESP MCB)がサーバによって送信されたか否かを示すESP MCB送信(ESP MCB sent)、STP経路確立メッセージ応答ブロック(ESP MRB)が付加サーバからサーバによって受信されたか否かを示すESP MRB受信(ESP MRB received)、STP経路確立メッセージ・コマンド・ブロックが付加サーバからサーバによって受信されたか否かを示すESP MCB受信(ESP MCB received)、STP経路確立メッセージ応答ブロックがサーバによって送信されたか否かを示すESP MRB送信(ESP MRB sent)、および、ESP MRBに含まれる応答コードであり、ESP MCBを受信したサーバによってESP MCBが失敗なく処理されたか否かを示すESP RCである。下の表1乃至表3に、図5および図6の状態遷移図に示す状態についての状態変数の値をまとめる。
Figure 2010517457

Figure 2010517457

Figure 2010517457
STP経路を確立するためのサーバ・プロセスが、図5および図6に示す状態遷移図の状態6に到達すると、サーバと付加サーバとの間にSTP経路が確立される。下の表4および表5に、図5および図6の状態遷移図に示す状態遷移を引き起こすイベントをまとめる。また、表4および表5に、遷移に関連してサーバが行う動作をリスト化する。
Figure 2010517457

Figure 2010517457
一実施形態においては、STP経路を確立するプロセスは、通常、2つのサーバ間の物理リンクがオンラインで構成された場合に開始する。このイベントによって、チャネル・サブシステム(CSS)は、2つのサーバの各々におけるSTP機能を呼び出し、対象のリンクを調査して、STP経路としての適切さを判定する。
2つのサーバ間で物理リンク上にSTP経路が確立されない状況がいくつかある。STP経路が確立されない状況には、以下が含まれる。(1)その物理リンクによって接続されるサーバの一方または双方において、STP機能がサポートされないかまたはイネーブルされない。(2)物理リンクによって接続される2つのサーバが異なる協定タイミング・ネットワークに属する。(3)物理リンクによって接続されるサーバにおけるSTP機能のバージョンに互換性がない。(4)物理リンクによって接続される2つのサーバの一方における構成タイプ(例えば、トライアッド(triad)、デュアル・サーバ、単一サーバ、またはヌル構成)が、他方のサーバにおける構成タイプと互換性がない。(5)サーバが物理リンクによってそれ自体に接続されている。
STP経路を確立するプロセスは、本明細書においてSTP経路確立プロセスまたはESPプロセスとも称するが、リンクが物理リンク動作状態に入ること以外の状況下で開始する場合もある。ESPプロセスを開始するのは、例えば、サーバにおける協定タイミング・ネットワーク識別(CTN ID)が、ローカルなCTN ID変更コマンドの結果として変更された場合、または、サーバにおける最大サポートSTPバージョン番号が変化した場合、または、サーバにおける階層1構成が、ローカルな階層1構成変更コマンドの結果として変更された場合とすることができる。チャネル・サブシステム(CSS)の要素による明示的なプロンプトなしでESPプロセスが開始される場合の別の例は、ある指定された時間期間にわたって、付加サーバが、その付加サーバに関連した経路グループにおけるいずれかの経路上の時間パラメータ交換(XTP)コマンドに対して応答しない場合に行われる動作に関連する。対象の付加サーバに対する全ての経路は、未初期化状態に置かれ(未初期化理由コードは「通信エラー」に等しい)、全メッセージ間隔の終了時に、全経路を介して、STP経路確立(ESP)コマンドが付加サーバに送信される。これは、応答が受信されるまで続くか、または、付加サーバへの経路がオフラインで構成されているか、もしくはこれらの経路が他の理由でSTP機能による使用には利用できないことがCSSによって信号で伝えられるまで続く。
所与の物理リンクについて、ESPプロセスが失敗なく完了すると、リンク情報ブロック(LIB)と呼ばれるSTP制御ブロックは、初期化状態に置かれる。これが、初期化状態に入った付加サーバへの最初のSTP経路である場合、この付加サーバのために、ノード情報ブロック(NIB)が生成される。
本発明の一態様に従った、2つのサーバ間に論理経路を確立するための方法の1つの特徴は、2つのサーバ間における信号の交換が、いかなる順序でも開始されて進行することができることである。すなわち、2つのサーバの各々が特定タイプのメッセージを送信してそのメッセージに対する応答を受信するが、これらのイベントが発生する順序は重要ではない。このプロトコルは対称的と特徴付けることができる。なぜなら、論理経路を確立するための信号の交換に関与する2つのサーバの各々が、タイミング同期の目的に使用する経路を確立するプロセスの一部として、同じ1組の動作を実行するからである。STP経路を確立するプロセスが所与のリンク上で失敗なく完了するために、リンクによって接続された2つのサーバの双方におけるSTP機能は、STP経路確立コマンドの交換において例外条件が生じなかったという結論に至らなければならない。
一実施形態においては、サーバは、以下のように、付加サーバとサーバ・タイム・プロトコル経路を初期化し確立するためのプロセスを開始する。
STPリンク監視手順
STPリンク監視手順は、STPリンクとして使用可能な、サーバに接続された全ての外部データ・リンクを判定する。STPリンクとして機能することができる各リンクについて、STPリンク監視手順は、リンク情報ブロックを構築する。STPリンク監視手順は、サーバの外部データ・リンクを監視して、STPデータ・リンクの追加および削除について、ならびにリンクの動作状態の変化についてチェックする。STPリンクが物理リンク動作状態(物理リンクのタイプについて規定される)に入ると、STPリンク監視手順は、STP経路初期化プロセスを開始する。
STP経路初期化手順
STP経路初期化手順は、STP機能が経路初期化を実行するためのイニシアチブを確立した場合にSTP経路上で実行される。STPリンク上でSTP経路初期化を実行するためのイニシアチブは、サーバが非ゼロのSTP IDによって構成され、以下のいずれかが生じた場合に確立される。
1.STPリンクが初期化未完状態に入る。
2.経路上でESPコマンドが受信される。
3.リンクが初期化未完状態にあり、最小メッセージ間隔において初期化の試みが行われない。
イニシアチブを確立して、リンク動作状態にある全てのSTPリンク上のSTP経路初期化を実行するのは、サーバが非ゼロのSTP IDによって構成され、以下のいずれかが生じた場合である。
1.サーバにおけるCTN IDが、ローカルなCTN ID変更コマンドの結果として変更された。
2.サーバにおけるノード記述子が変化した。
3.サーバにおける最大サポートSTPバージョン番号が変化した。
4.サーバにおける階層1構成が、ローカルな階層1構成変更コマンドの結果として変更された。
STP経路の初期化は、以下にリスト化したステップから成る。ステップのいずれかが失敗なく完了しなかった場合には、STP経路の初期化は失敗し、以降のステップはどれも実行されない。
1.STP経路確立手順を実行する。
2.リンクが初期化状態にある場合、以下を実行する。
a.接続ノードがネットワーク−ノード・リスト内に存在しない場合、それを付加サーバとしてリストに追加し、付加サーバ状態情報を初期化する。
b.付加サーバ経路グループに、このリンクに関連したSTPリンク識別子を追加する。
STP経路確立(ESP)手順
ESP手順は、STP経路初期化の一部として実行される。STP機能が、リンク上でESPメッセージ・コマンドを受信した結果として、経路初期化を実行するためのイニシアチブを確立すると、STP機能は以下のステップを実行する。
1.ESP検証機能を実行して、ESPメッセージ・コマンド内で受信したデータを検証する。
2.ESP検証が成功すると、ESPメッセージ・コマンドに対する応答内で成功応答コードを送信する。
3.リンクが着信ESPコマンド保留状態にある場合、リンクを初期化状態に置く。他の場合、以下を実行する。
a.リンクを発信ESPコマンド保留状態に置く。
b.リンク上のESPメッセージ・コマンドを送信する。
c.コマンドが失敗なく完了すると、リンクを初期化状態に置く。
d.コマンドが失敗なく完了しない場合、以下を実行する。
i.リンクを未初期化状態にセットする。
ii.リンクのためのURCを発信ESPコマンド拒絶状態にセットする。
iii.ESPコマンドのための応答コードをLIBにストアする。
iv.ESP手順を失敗とする。
STP機能が経路初期化を実行するためのイニシアチブを確立したが、それがESPメッセージ・コマンドを受信した結果ではない場合、STP機能は以下のステップを実行する。
1.リンク上のESPメッセージ・コマンドを送信する。
2.コマンドが失敗なく完了した場合、リンクのためのURCを着信ESPコマンド保留状態にセットする。この場合、ESPメッセージ・コマンドの受信によって、経路初期化を完了するためのイニシアチブを確立する。
3.コマンドが失敗なく完了しない場合、以下を実行する。
a.リンクを未初期化状態にセットする。
b.リンクのためのURCを発信EPコマンド拒絶状態にセットする。
c.ESPコマンドのための応答コードをLIBにストアする。
d.ESP手順を失敗とする。
リンク情報ブロック(LIB)
リンク情報ブロックは、STP経路を確立するプロセスにおいて利用されるリンクのための制御ブロックである。以下のフィールドの全てがCSSによって最初に書かれる。「I」ビットおよび「URC」フィールドは、その後、ESPプロセスを追跡するためにSTP機能によって管理される。
SLID=「STPリンク識別子」・・・SLIDは、リンク初期化時にIOPから取得される。これは、特定のリンクを指定する必要がある場合に、トランスポート層に渡される。これはトークンのようなものである。「機能」層は、その正確な性質を知る必要はない。
DESC=「STPリンク記述子」・・・これは、異なるタイプのリンクを区別するために用いられる。
I=「初期化」
URC=「未初期化理由コード」
URCが有効なのは、このリンクのためのSTP経路が未初期化状態にある場合である。コードは優先度の高い順である。多数のエラー状況が存在する場合、低い方のコードがリンクのために報告される。
オフライン:物理リンクはオフライン状態にある。オフライン状態のリンクは、STP通信のために初期化することができず、動作状態でないと見なされる。
初期化未完:物理リンクが動作状態であるが、リンク初期化が試みられていないか、または、進行中であるが、着信ESPコマンドまたは発信ESPコマンドが保留中であることを示す状態に入っていない。
リンク失敗:物理リンク上でリンク失敗が検出された。リンク失敗状態のリンクは、STP通信のために初期化することができず、動作状態でないと見なされる。
フェンス:リンクは動作状態であるがフェンス状態に置かれ、初期化することができない。フェンス状態のリンクは、STP通信のために初期化することができず、動作状態でないと見なされる。
着信ESPコマンド拒絶:サーバが、「成功」以外の応答コードでESPメッセージ・コマンドに応答した。付加サーバに送信された応答コードは、「ESP応答コード」フィールドにストアされる。
発信ESPコマンド拒絶:サーバが、ESPメッセージ・コマンドに対する「成功」以外の応答コードを受信した。付加サーバから受信された応答コードは、「ESP応答コード」フィールドにストアされる。
通信エラー:付加サーバについて通信エラーが認識され、フリーホイール期間よりも長い期間にわたって付加サーバがこのサーバと通信していないことが示された。
構成エラー:付加サーバが、この付加サーバに対する経路の1つの上で、不一致のCTN IDを与えた。
経路除去:STP経路除去コマンドが付加サーバから受信された。
応答なし:ESPコマンドが試みられたが、メッセージ・タイムアウト期間内に応答を受信しなかった。
着信ESPコマンド保留:サーバが、接続ノードに送信したESPコマンドについて「成功」の応答コードを受信し、経路初期化プロセスを完了させるためにノードからのESPコマンドを待っている。
発信ESPコマンド保留:サーバが、接続ノードからのESPコマンドに対して「成功」の応答コードで応答し、経路初期化プロセスを完了させるためにノードにESPコマンドを送信する。
リンク情報ブロックのこれらの4つのフィールドは、STP機能によって管理される。
ESP応答コード:URCがコード「着信RSPコマンド拒絶」または「発信ESPコマンド拒絶」を含む場合に返信/受信されるESP応答コード。
階層:付加サーバの階層レベル。
最大バージョン:接続ノードによってサポートされる最高のSTPバージョン番号。
アクティブ・バージョン:接続ノードにおいて現在アクティブなSTPバージョン番号。
サーバによって送信されるESP MCBの内容は、以下を含む。
1.このサーバのCTN IDのコピー
2.このサーバのノード記述子
3.このサーバの階層
4.このサーバの最大バージョン番号
5.このサーバのアクティブなバージョン番号
6.このサーバの階層1構成情報ブロック(SCIB)のコピー
リンクがオンラインで構成されると、そのリンクによって接続された2つのサーバの各々において、CSSはSTP機能を呼び出す。これが意味するのは、ESP MCBは2つのサーバの各々において発生し、最終的に2つのサーバの各々が他方のサーバにRSP MRBを返信することによって他方のサーバからのMCBに応答しなければならないということである。(「MRB」は「メッセージ応答ブロック」を表す。すなわち、「システム間結合リンク」間で送信されたメッセージに応答するために用いられる制御ブロックである。)換言すると、ESPプロセスは、プロセスに関与する2つのサーバの各々が同一の方法で動作を実行するという意味で「対称的」である。すなわち、サーバは各々、MCBを送信し、これに対してMRBを受信し、MCBを受信し、MRBを返信することで応答する。例外条件が生じていないことを示す応答コードによって、対象のリンク上で2つのMCB/MRB交換の双方が完了するまで、ESPプロセスは成功の結論に達しない。
ESP MCBがリンクの遠隔サーバ端に到着すると、遠隔サーバにおけるSTP機能はCSSによって呼び出されて、いくつかのパラメータを渡される。これらのパラメータの中には、SLID、MCBのアドレス、および、MRBが書かれるストレージ内の位置のアドレスが含まれる。SLIDは、対象のリンクに関連したLIBの位置を特定するために用いる。「ESP MCB受信」フラグをセットする。ここで、MCBを調べて、ESPプロセスが失敗のない完了に至るまで継続されることを可能とすべきでない理由があるか否かを判定する。この動作は、「ESP検証機能」と称される。これは以下のように規定される。
ESP検証機能
「ESP検証機能」は、ESPメッセージ・コマンド内の要求オペランドが経路の初期化を許可することを検証する。ESP MCB内のオペランドについて以下のチェックが実行される。
1.ESPコマンド内で受信されたCTN IDがサーバのものに一致しない場合、応答ブロックにおいて構成エラー応答コードを返信し、ESP手順は失敗する。応答コードはLIBにストアされ、URCは着信ESPコマンド拒絶状態にセットされる。
2.ESPコマンドにおけるノード記述子が無効である場合、応答ブロックにおいてノード記述子エラー応答コードを返信し、ESP手順は失敗する。応答コードはLIBにストアされ、URCは着信ESPコマンド拒絶状態にセットされる。
3.ESPメッセージ・コマンド内のアクティブSTPバージョン・コードが受信側のサーバのアクティブ・バージョン・コードと互換性がない場合、応答ブロックにおいて無サポート・バージョン番号応答コードを返信し、ESP手順は失敗する。応答コードはLIBにストアされ、URCは着信ESPコマンド拒絶状態にセットされる。
4.ESPメッセージ・コマンド内の階層1構成が受信側のサーバの構成と互換性がない場合、応答ブロックにおいて階層1構成エラー応答コードを返信し、ESP手順は失敗する。応答コードはLIBにストアされ、URCは着信ESPコマンド拒絶状態にセットされる。
5.階層1構成エラーが検出されると、アイランド条件マシン・チェックが報告される。階層1構成エラーは、同一のCTN IDを有する2つのサーバが異なる階層1構成を有することを示す。
受信したESP MCBを処理する際に例外条件が生じない場合、コマンドが失敗なく処理されたことを示すRCの値を用いてESP MRBを書く。ESP MRBに書かれる唯一の他の応答オペランドは、受信側のサーバのCTN IDである。CTN IDは、RCオペランドに書かれた値には無関係に、ESP MRBに書かれる。
例外条件の1つが生じた場合、一般的に、これに対して付加サーバにESPコマンドをまだ送信していない場合は、依然としてこれを実行する必要がある。この状況は、付加サーバは、このサーバが着信ESP MCBを拒絶したのが、このサーバがそれ自身のESP MCBを送信する前であるかまたは送信した後であるかを知らないということである。このため、付加サーバは、我々が返信しようとしているMRBを付加サーバが受信した場合、ESP MCBも受信するか否かはわからない。付加サーバのESP MCBが拒絶されたという事実にもかかわらずESP MCBを送信することによって、ESP動作が完了しているか否かについて付加サーバが持つ恐れのある疑いがなくなる。換言すると、このサーバが付加サーバからのESP MCBを拒絶した場合であっても、付加サーバは、ESPプロセスを完了する前に、このサーバからのESP MCBを待たなければならない。このルールにはいくつかの例外がある。すなわち、それら全てが関係するのは、付加サーバから受信したESP MCBを拒絶したサーバがそれ自身のESP MCBを送信している状況にないことが明らかである場合、このサーバにおいてSTP機能がイネーブルされていない場合、CTN IDのSTP ID成分がゼロである場合、または、STP機能が使用中である場合である。
上述した例外条件の1つが生じたせいで付加サーバからのESP MCBが拒絶された場合に、ESP MCBを付加サーバに送信するべきか否かを判定するため、「ESP MCB送信」フラグを調べる。このフラグがゼロに等しい場合、ESPコマンドが到着したリンクに関連するLIB内のURC値は、「着信ESPコマンド拒絶」から「発信ESPコマンド保留」に変更される。全メッセージ間隔の終了時の、LIBをスキャンしてESP処理を必要とするリンクを探すルーチンでは、URC値を「発信ESPコマンド保留」として扱う。これは、URC値「初期化未完」を扱うのと同じ方法である。つまり、URC=「初期化未完」の場合について前述したのと全く同じように、ESPコマンドを付加サーバに送信し、「ESP MCB送信」フラグを1にセットする。一方、「ESP MCB送信」フラグが1に等しい場合、ESPプロセスは対象のリンクについて完了する。この後に行うことは、対象のリンクについてESPプロセスの進行を追跡するLIB内の4つの「状態機械」フラグ、すなわち「ESP MCB送信」、「ESP MRB受信」、「ESP MCB受信」、および「ESP MRB送信」フラグをリセットすることである。
先に述べた例外条件がどれも発生していない場合、ESPプロセスは、対象のリンクについて失敗なく完了している可能性がある。必要なことは、このサーバがすでにESP MCBを付加サーバに送信しており、付加サーバによって返信されたESP MRBを受信していることである。むろん、付加サーバが、成功の結果を示す応答コードによってESPコマンドに応答したことも必要である。換言すると、ESP MCBを付加サーバに送信し、RC=「成功」応答を受信するまでは、リンク初期化プロセスを完了することを望まない。まだESP MCBを付加サーバに送信しておらず、応答を受信してもいない場合は、ESP MRBが付加サーバから到着した時にリンク初期化プロセスは終了する。「ESP MCB送信」フラグを調べて、これが1に等しい場合は、「ESP MRB受信」フラグを調べる必要がある。「ESP MRB受信」フラグがゼロに等しい場合は、付加サーバから到着するESP MRBを待つしかない。しかしながら、「ESP MRB受信」フラグが1に等しい場合は、対象のリンクについてのESPプロセスはすぐに終了する。しかしながら、ここで仮に「ESP MCB送信」フラグがゼロに等しいとすると、この場合、対象のリンクに関連したLIB内のURC値を「発信ESPコマンド保留」にセットする。これによって、現メッセージ間隔の終了時にESPコマンドが付加サーバに送信される。
ここで、上述したようなESP検証機能の実行中に例外が発生せず、「ESP MCB送信」フラグおよび「ESP MRB受信」フラグが双方とも1に等しいことがわかった場合に戻って、このサーバによって送信されたESP MCBが付加サーバによって拒絶されたという可能性を考える。換言すると、このサーバが、付加サーバから受信したESPコマンドに何ら間違いがないことがわかった場合であっても、付加サーバが、上述した例外応答コードの1つを含むESP MRBを返信することによって、このサーバが送信したESPコマンドを拒絶した。実際にこれが起こった場合は、対象のリンクに関連したLIBのURCフィールド内に、値「発信ESPコマンド拒絶」が見出される。その場合、ESPプロセスは完了する。リンクは「未初期化」状態のままで、LIB内の「I」ビットがゼロに等しいままであり、URC値は引き続き「発信ESPコマンド拒絶」である。
考慮すべき別の可能性がある。付加サーバから受信したばかりのESP MCBを調べて、例外を含まないことがわかった。受信側のサーバはそのESPコマンドに対し、RC=「コマンドは失敗なく実行された」によって応答する。「ESP MCB送信」フラグおよび「ESP MRB受信」フラグは双方とも1に等しい。最後に、対象のリンクに関連したLIB内のURCフィールドを調べ、値「着信ESPコマンド保留」を含むことがわかる。これが意味することは、付加サーバが、このサーバからのESPコマンドに、RC=「コマンドは失敗なく実行された」によって応答したということである。対象のリンクについてこのサーバにおけるESPプロセス全体は失敗なく完了しており、対象のリンクによってこのサーバに接続された付加サーバのために、「ノード情報ブロック」(NIB)の生成に進むことができる。NIBは、アーキテクト(architected)・エンティティであるが、STPアーキテクチャにおいて指定されたオブジェクト以外の他のフィールドを含む制御ブロックでもある。
以下のESP処理が実行されるのは、先に送信されたESP MCBに応答してESP MRBが到着した時である。CSSによって呼び出されるSTPルーチンに、MCBのアドレス、MRBのアドレス、およびMRBが到着した経路を識別するSLIDが渡される。ESP MRB処理ルーチンは、SLIDを用いて、LIBアレイ内で正しいLIBを見つける。そのLIBにおいて、「ESP MRB受信」フラグは直ちに1にセットされる。
ESP MCBが送信された時にリンク上で「通信タイムアウト」が発生している可能性がある。CSSは、ESP MRB処理ルーチンに「ヌル」MRBアドレスを渡すことによって、この結果をSTP機能に通知する。STP機能は、「通信タイムアウト」のために断念することはない。対象のLIB内のURCフィールドが「応答なし」にセットされ、現メッセージ間隔の終了時にESP MCBを再送信する。また、「ESP MCB送信」および「ESP MRB受信」フラグはゼロにセットされる。
しかしながら、「通信タイムアウト」が発生したという表示が存在しない場合、および、ESP MRB内の応答コードが「成功」である場合は、次の処理ステップは、このサーバが付加サーバからESP MCBを受信したか否かということ、および、このサーバが付加サーバに戻したESP MRB内に書いた応答コードが何であるかということに依存する。このサーバが付加サーバからESP MCBを受信していない場合、ESPプロセスを続行することはできない。付加サーバからESP MCBが到着するまで待つ必要がある。この時点で、URC値は「着信ESPコマンド保留」に変更される。最後のESP処理は、付加サーバからESP MCBが到着した時にこれを処理する上述のルーチンによって実行される。
RC=「成功」のESP MRBが付加サーバから受信された場合、および、付加サーバからのESP MCBがすでに処理されている場合は、対象のリンクに関連したURCを調べる。URCフィールドが値「着信ESPコマンド拒絶」を含む場合、対象のリンクについてのESPプロセスは終わる。ESPプロセスはそのリンクについて失敗し、リンクは「未初期化」状態のままとなる。この後に行うことは、ESPプロセスを通じてリンクの進行を記録する4つのフラグ、すなわち「ESP MCB送信」、「ESP MRB受信」、「ESP MCB受信」、および「ESP MRB送信」をゼロにリセットすることである。この考えは、先に付加サーバに送信された「悪い結果」のMRBが、付加サーバから受信されたばかりの「良い結果」のMRBよりも優先されるというものである。双方のサーバは、STP経路を確立するための対象リンク上でのESPコマンド交換の結果について合意しなければならない。
一方、RC=「成功」のESP MRBが付加サーバから受信された場合、および、サーバが付加サーバからのESP MCBをすでに処理している場合、および、LIB内のURCフィールドが値「着信ESPコマンド拒絶」を含まない場合は、処理は続いて、上述したのと同じように完了する。すなわち、これが対象の付加サーバに対する最初のリンクである場合、新しいNIBおよびASSIBを生成し、付加サーバの経路グループに新しい経路を含ませる等とする。これら全ての最後に、ESPプロセスを通してリンクの進行を記録する4つのフラグをリセットする。
一実施形態において、ネイティブ・アーキテクチャと称することができる1つのアーキテクチャに基づいているが、ゲスト・アーキテクチャと称することができる別のアーキテクチャをエミュレートする処理環境において、本発明の1つ以上の態様を実行することができる。例として、ネイティブ・アーキテクチャは、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社(ニューヨーク州アーモンク)が提供するPower4またはPowerPC(R)アーキテクチャ、または、インテル社が提供するIntel(R)アーキテクチャであり、ゲスト・アーキテクチャは、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社(ニューヨーク州アーモンク)が提供するz/Architecture(R)である。z/Architecture(R)の態様は、2005年9月発行のIBM資料No. SA22−7832−04「z/Architecture Principles ofOperation」に記載されている。かかる環境において、z/Architecture(R)において指定され、z/Architecture(R)機械上で実行するように設計されている命令またはロジックあるいはその両方は、エミュレートされて、z/Architecture(R)以外のアーキテクチャ上で実行する。この処理環境の一例について、図7および図8を参照して説明する。
図7を参照して、本発明の1つ以上の態様を組み込んで用いる処理環境の一実施形態を説明する。処理環境2400は、例えば、ネイティブ中央演算処理装置2402、メモリ2404(例えばメイン・メモリ)、および1つ以上の入出力(I/O)装置2406を含み、これらは、例えば1つ以上のバス2408または他の接続あるいはその両方を介して相互に結合されている。例として、処理環境2400は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社(ニューヨーク州アーモンク)が提供するPowerPC(R)プロセッサ、pSeries(R)サーバ、またはxSeries(R)サーバ、ヒューレットパッカード社(カリフォルニア州パロアルト)が提供するIntel(R) Itanium(R)2プロセッサを用いたHP Superdome、またはIBM(R)、ヒューレットパッカード社、Intel(R)、サン・マイクロシステムズ社または他の企業によって提供されるアーキテクチャに基づいた他の機械あるいはそれら全てを含むことができる。PowerPC(R)、pSeries(R)、およびxSeries(R)は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ社(米国ニューヨーク州アーモンク)の登録商標である。Intel(R)およびItanium(R)2は、インテル社(カリフォルニア州サンタクララ)の登録商標である。
ネイティブ中央演算処理装置2402は、環境内での処理中に用いられる、1つ以上の汎用レジスタまたは1つ以上の特定目的レジスタあるいはそれら両方等の、1つ以上のネイティブ・レジスタ2410を含む。これらのレジスタは、いずれかの特定の時点における環境の状態を表す情報を含む。
更に、ネイティブ中央演算処理装置2402は、メモリ2404にストアされた命令およびコードを実行する。1つの特定の例においては、中央演算処理装置は、メモリ2404にストアされたエミュレータ・コード2412を実行する。このコードは、あるアーキテクチャに構成された処理環境が別のアーキテクチャをエミュレートすることを可能とする。例えば、エミュレータ・コード2412は、PowerPC(R)プロセッサ、pSeries(R)サーバ、xSeries(R)サーバ、HP Superdome(R)サーバ、または他のもの等のz/Architecture以外のアーキテクチャに基づいた機械が、z/Architecture(R)をエミュレートすること、および、z/Architecture(R)に基づいて開発されたソフトウェアおよび命令を実行することを可能とする。
エミュレータ・コード2412に関して更に詳細に、図8を参照して説明する。ゲスト命令2502は、ネイティブCPU1002のもの以外のアーキテクチャにおいて実行されるように開発されたソフトウェア命令(例えば機械命令)を含む。例えば、ゲスト命令2502は、z/Architecture(R)プロセッサ902上で実行するように設計されている場合があるが、その代わり、ネイティブCPU2402(これは例えばIntel(R)Itanium(R)2プロセッサとすることができる)上でエミュレートされている。一例において、エミュレータ・コード2412は、メモリ2404から1つ以上のゲスト命令2502を取得するため、および、取得した命令について任意にローカル・バッファを提供するための、命令取り出しルーチン2500を含む。
エミュレータ・コード2412は、取得されたゲスト命令のタイプを判定するため、および、このゲスト命令に対応する1つ以上のネイティブ命令2509を提供するための、命令変換ルーチン2504を更に含む。一例において、この提供は、例えば変換プロセス中に、所与のゲスト命令のためのネイティブ命令ストリームを生成することを含む。これは、関数を識別し、等価のネイティブ命令を生成することを含む。更に別の例では、ネイティブ命令の提供は、ゲスト命令に関連したエミュレータ内のコード・セグメントを選択することを含む。例えば、各ゲスト命令は、エミュレータ内に関連するコード・セグメントを有し、このセグメントは1つ以上のネイティブ命令のシーケンスを含み、このコード・セグメントが実行するように選択される。
エミュレータ・コード2412は、ネイティブ命令を実行させるためのエミュレーション制御ルーチン2506を更に含む。エミュレーション制御ルーチン2506は、ネイティブCPU2402に、先に取得した1つ以上のゲスト命令をエミュレートするネイティブ命令ルーチンを実行させ、かかる実行の完了時に、次のゲスト命令またはゲスト命令群の取得をエミュレートするために命令取り出しルーチンに制御を戻す。ネイティブ命令2509の実行は、変換ルーチンによって決定されたとおりに、メモリ2404からレジスタにデータをロードすること、データをレジスタからメモリにストアすること、または何らかのタイプの算術演算または論理演算を実行することを含む場合がある。各ルーチンは、例えば、メモリ内にストアされネイティブ中央演算処理装置2402によって実行されるソフトウェアにおいて実施される。他の例においては、ルーチンまたは動作の1つ以上は、ファームウェア、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの何らかの組み合わせにおいて実施される。エミュレートされたゲスト・プロセッサのレジスタは、ネイティブCPUのレジスタ2410を用いて、またはメモリ2404内の位置を用いることで、エミュレートすることができる。実施形態においては、ゲスト命令2502、ネイティブ命令2509、およびエミュレーション・コード2412は、同一メモリ内に常駐することができ、または異なるメモリ・デバイス間に分散させることも可能である。
更に別の実施形態においては、プログラム・コードのストアまたは実行あるいはその両方を行うために適切である使用可能なデータ処理システムは、システム・バスを介して直接または間接にメモリ要素に結合された少なくとも1つのプロセッサを含む。メモリ要素は、例えば、プログラム・コードの実際の実行中に使用されるローカル・メモリ、バルク・ストレージ、および、少なくともいくらかのプログラム・コードの一時的なストレージを提供するキャッシュ・メモリを含んで、実行中にバルク・ストレージからコードを検索しなければならない回数を減らす。
入出力またはI/O装置(キーボード、ディスプレイ、ポインティング・デバイス、DASD、テープ、CD、DVD、サム・ドライブ(thumb drive)、および他のメモリ媒体等を含むが、これらには限定されない)は、直接またはI/Oコントローラを介在させてのいずれかで、システムに結合することができる。また、システムにネットワーク・アダプタを結合することで、私設網または公衆網を介在させて、データ処理システムを他のデータ処理システムまたは遠隔のプリンタもしくはストレージ・デバイスに結合することも可能である。ネットワーク・アダプタの利用可能なタイプのいくつかの例として、モデム、ケーブル・モデム、およびイーサネット・カードが挙げられる。
本発明の1つ以上の態様を、例えばコンピュータ使用可能媒体を有する装置(例えば1つ以上のコンピュータ・プログラム)に含ませることができる。この媒体は、例えばコンピュータ可読プログラム・コード手段またはロジック(例えば命令、コード、コマンド等)を有して、本発明の機能を提供すると共に促進する。装置は、システム(例えばコンピュータ・システム)の一部として含ませることができ、または別個に販売することもできる。
本発明の1つ以上の態様を組み込んだ装置またはコンピュータ・プログラムの一例について、図9を参照して説明する。コンピュータ・プログラム2600は、例えば、コンピュータ可読プログラム・コード手段またはロジック2604をストアするための1つ以上のコンピュータ使用可能媒体2602を含み、本発明の1つ以上の態様を提供すると共に促進する。媒体は、電子、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体システム(または装置またはデバイス)または伝搬媒体とすることができる。コンピュータ可読媒体の例は、半導体またはソリッド・ステート・メモリ、磁気テープ、着脱可能コンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、固定磁気ディスク、および光ディスクを含む。光ディスクの例は、コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、書き換え可能コンパクト・ディスク(CD−R/W)、およびDVDを含む。
1つ以上のコンピュータ可読プログラム・コード手段またはロジックによって規定される1つ以上の相互関連モジュールのプログラム命令シーケンスまたは論理アセンブリが、本発明の1つ以上の態様の性能を支配する。
本発明の一態様に従った、処理環境の処理システム間でのサーバ・タイム・プロトコル(STP)論理経路の確立によって、高速で待ち時間の短いリンク上でのSTPの使用が促進され、単一のサーバが提供する基準時間に基づいた場合に、例えば数マイクロ秒の正確度でCTNの全システムを同期させる機能を提供する。
以下の特許出願において、タイミング・ネットワークに関する追加情報が得られる。「Server Time Protocol Messages And Methods」と題する米国特許出願第60/887,512号、「Channel Subsystem Server TimeProtocol Commands」と題する米国特許出願第60/887,544号、「Facilitating Synchronization OfServers In A Coordinated Timing Network」と題する米国特許出願第60/887,584号、「Facilitating Recovery In A Coordinated Timing Network」と題する米国特許出願第60/887,586号、「Coordinated Timing NetworkConfiguration Parameter Update Procedure」と題し、2006年8月30日に出願された米国特許出願第11/468,352号、「Directly Obtaining By Application Programsinformation Usable In Determining Clock Accuracy」と題し、2006年7月26日に出願された米国特許出願第11/460,025号、「System And Method For TOD-Clock Steering」と題する米国特許出願第11/223,886号、「Synchronization Signal ForTOD-Clock Steering Adjustment」と題する米国特許出願第11/532,168号、「Managing Data Access Via A LoopOnly If Changed Locking Facility」と題する米国特許出願第11/468,501号、「Clock Filter Dispersion」と題する米国特許出願第11/223,878号、「Method And System For Clock SkewAnd Offset Estimation」と題する米国特許出願第11/223,876号、「Use Of T4 Timestamps To CalculateClock Offset And Skew」と題する米国特許出願第11/223,577号、および、「System And Method For CalibratingA TOD Clock」と題する米国特許出願第11/223,642号。
本明細書において1つ以上の例を提供したが、これらは単に例に過ぎない。本発明の精神から逸脱することなく、多くの変形が可能である。例えば、本明細書において与えた例以外の処理環境は、本発明の1つ以上の態様を含むか、または本発明の1つ以上の態様から利益を得るか、あるいはその両方とすることができる。更に、環境は、z/Architecture(R)に基づいたものである必要はなく、例えばIBM(R)、Intel(R)、サン・マイクロシステムズ社、および他社によって提供される他のアーキテクチャに基づいたものであっても良い。更に、環境は、例として、多数のプロセッサを含むか、パーティションに分割されるか、または他のシステムに結合するか、あるいはそれら全てとすることも可能である。
本明細書において用いる場合、「取得する」という言葉は、取り出すこと、受信すること、所有すること、提供すること、提供されること、生成すること、開発すること等を含むが、これらに限定されるわけではない。
本発明の1つ以上の態様の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの何らかの組み合わせにおいて実施することができる。本発明の機能を実行するために、機械によって実行可能な命令の少なくとも1つのプログラムを具現化する、機械によって読み取り可能な少なくとも1つのプログラム・ストレージ・デバイスを提供することができる。
本明細書において図示した流れ図は、単に例に過ぎない。本発明の精神から逸脱することなく、これらの図またはそこに記載したステップ(または動作)には、多くの変形があり得る。例えば、これらのステップは異なる順序で実行することができ、またはステップを追加、削除、もしくは変更することも可能である。これらの変形は全て、特許請求する本発明の一部と見なされる。
好適な実施形態について、本明細書において詳細に図示し記載したが、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形、追加、置換等が可能であることは、当業者には明らかであろう。従って、これらは、特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内にあると見なされる。

Claims (11)

  1. 処理環境の協定タイミング・ネットワークにおいて2つの処理システム間で論理経路を確立する方法であって、
    処理システムによって、付加処理システムに、前記処理システムと前記付加処理システムとの間に論理経路を確立するための要求を送信するステップであって、前記論理経路によって前記処理システムおよび前記付加処理システムの時刻同期を促進する、前記ステップと、
    前記付加処理システムが前記処理システムにより送信された前記要求を受諾したか否かを示す前記付加処理システムからの応答を前記処理システムによって受信するステップと、
    前記付加処理システムにより送信された別の要求を前記処理システムによって受信するステップであって、前記別の要求が、前記処理システムと前記付加処理システムとの間に前記論理経路を確立することを要求する、前記ステップと、
    前記処理システムが前記付加処理システムにより送信された前記別の要求を受諾したか否かを示す別の応答を、前記処理システムによって前記付加処理システムに送信するステップと、
    前記応答が、前記要求が前記付加処理システムによって受諾されたことを示す場合、および、前記別の応答が、前記別の要求が前記処理システムによって受諾されたことを示す場合、前記処理システムと前記付加処理システムとの間に前記論理経路を確立するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記処理システムがサーバを含み、前記付加処理システムが付加サーバを含む、請求項1に記載の方法。
  3. データ通信リンク上に前記論理経路が確立されたために、前記データ通信リンクが再構成されたか否かを検出するステップと、
    前記データ通信リンクが再構成された場合、処理システムによって、付加処理システムに対し、前記論理経路を再確立するための前記要求の送信を開始するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記付加処理システムが、所定の時間期間内に前記処理システムと時間パラメータを交換するためのコマンドに応答していないか否かを判定するステップと、
    前記付加処理システムが時間パラメータを交換するための前記コマンドに応答していない場合、前記処理システムによって、前記付加処理システムに対し、前記論理経路を確立するための前記要求の送信を開始するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記処理システムの協定タイミング・ネットワーク(CTN)識別(ID)パラメータ値を、前記付加処理システムのCTN IDパラメータ値と比較するステップと、
    前記処理システムの前記CTN IDパラメータ値が前記付加処理システムの前記CTN IDパラメータ値とは異なる場合、前記付加処理システムによって送信された前記論理経路を確立するための前記別の要求の受諾を拒絶するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記処理システムのシステム識別パラメータ値を、前記付加処理システムのシステム識別パラメータ値と比較するステップと、
    前記処理システムの前記システム識別パラメータ値が前記付加処理システムの前記システム識別パラメータ値と同一である場合、前記付加処理システムによって送信された前記論理経路を確立するための前記別の要求の受諾を拒絶するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記処理システムのタイム・プロトコル機能のバージョン番号パラメータ値を、前記付加処理システムのタイム・プロトコル機能のバージョン番号パラメータ値と比較するステップと、
    前記比較によって、前記処理システムのタイム・プロトコル機能が前記付加処理システムのタイム・プロトコル機能と互換性がないことが示された場合、前記付加処理システムによって送信された前記論理経路を確立するための前記別の要求の受諾を拒絶するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記処理システムのタイム・プロトコル機能の構成ブロックと、前記付加処理システムのタイム・プロトコル機能の構成ブロックとを比較するステップと、
    前記比較によって、前記処理システムのタイム・プロトコル機能が前記付加処理システムのタイム・プロトコル機能と互換性がないことが示された場合、前記付加処理システムによって送信された前記論理経路を確立するための前記別の要求の受諾を拒絶するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記構成ブロックが階層1構成ブロックを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前出のいずれかの方法クレームに従った前記方法の全ての前記ステップを実行するために適合された手段を含むシステム。
  11. コンピュータ・プログラムであって、コンピュータ・システム上で実行された場合に、前出のいずれかの方法クレームに従った前記方法の全ての前記ステップを実行するための命令を含む前記コンピュータ・プログラム。
JP2009547639A 2007-01-31 2008-01-22 協定タイミング・ネットワークにおいてサーバ間に論理経路を確立するための方法およびシステム Active JP5031042B2 (ja)

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