JP2010516586A - 重なりフローを統合するための方法および装置 - Google Patents

重なりフローを統合するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

この発明は、平坦な製品(10,20)、特定的には印刷製品、の重なりフロー(S1,S2)を共通の製品フロー(P3)に組み合わせるための方法および装置に関する。第1または第2の重なりフロー(S1,S2)からの製品(10,20)は中間コンベア(50)によって受取られ、中間コンベア(50)によって第1の製品フロー(P1)または第2の製品フロー(P2)へと運ばれる。製品フロー(P1,P2)の距離(d)は、製品フロー(P1,P2)が共通の製品フロー(P3)を形成するように連続的に減少する。この発明に従うと、製品(10,20)は、少なくとも製品フロー(P1,P2)を組み合わせる直前には、空間(12,22)が少なくとも第1または第2の製品フロー(P1,P2)内で製品のグループ(10,20)の間に配置されるように搬送される。製品フロー(P1,P2)の少なくとも1つのうちの製品(10,20)は、他の製品フロー(P1,P2)の製品(10,20)に対して、表面法線(14,24)に実質的に垂直に延在する方向に変位され、表面法線(14,24)の実質的に水平な向きで他の製品フロー(P1,P2)の中で空間(12,22)へと挿入され、これにより共通の製品フロー(P3)を作り出す。

Description

この発明は、平坦な製品、特に印刷製品、についてのコンベア技術の分野に存在し、請求項1の特徴を有する、少なくとも1つの第1の重なりフローとそこから離れた距離にある第2の重なりフローとを統合するための方法、および請求項10の特徴を有する、当該方法を実施するための装置に関する。
特に印刷製品を処理する分野では、平坦な製品の重なりフローを共に共通の製品フローへと導く作業がしばしば行なわれる。元々のフローは互いに分離している。共通の製品フローは、重なりフローであってもよいが、例えばグリッパによって個々にもしくはグループで把持される製品のフローといったように、異なって設計されてもよいし、または、いくつかの製品の1つ以上の積み重なったもの(stack)であってもよい。たとえば、回転印刷マシンの中には、印刷製品を横方向のオフセットで互いに折り込まれる対を、重なり形成物になるように送出するものがある。2つの別個の重なりフローは、この重なり形成物をオフセット方向、すなわち搬送方向に対して横断方向、に離れるように引張ることによって作り出される。さらなる処理のためには、これらの別個の重なりフローを再び共に共通の製品フローへと導くことが望ましい。
平坦な製品は、厚みが長さおよび幅よりも著しく小さい製品として理解されるべきである。当該製品の表面法線と言う場合、前表面または後表面の表面法線、すなわち、製品の厚みまたは最も小さい寸法の方向における表面法線を意味する。概して、製品の距離、たとえば任意の時点での前縁部の距離、が製品の長さまたは幅よりも著しく小さい空間的にコンパクトな形成物での搬送が望ましい。
当該技術水準では既に、2つの重なりフローを統合するための2つの異なる方法または装置が開示される。
EP−B 0 155 633は、たとえば、ジッパーを閉じるような態様での、横たわって運ばれる2つの重なりフローの統合を示唆する。この重なりフローは、鋭角で、製品の長さの半分のオフセットにて、互いに対して搬送される。当該製品は、横たわっている、すなわちそれらの表面法線が本質的に垂直方向を向いている。各々の場合、製品同士が出会う位置において、共通の運搬面から上方向にある領域にて重なりフローのうちの1つの製品が折り曲げられるので、各々の場合、別の重なりフローからの製品が中に移動し得る。2つの重なりフローは、このように、ジッパーを閉じるような態様で互いに噛合い、次いで共に運搬装置へと横断方向に押し出される。ここで、流れ込む重なり形成物は、ばらばらではないので、製品が薄いかまたは印刷によりまだ湿った状態の場合には特に、摩擦によって圧縮されるかまたは皺になってしまうことが起こり得る。
EP−A− 0189896は、2つの重なりフローを共に導くための方法を開示する。当該方法により、互いの上に存在する2つの運搬面において第1および第2の重なりフローが搬送される。次いで、製品の向きを変えることなく、単体化された製品が横たわって存在する程度まで前縁部の距離(重なり距離)が増加される。すなわち、当該距離はコンベア方向において計測される製品の長さよりも大きくなる。これらのフローは、個々の製品または各々の場合に互いの上に横たわる2つの製品の組からなる流れ込み形成物になるように組合される。当該製品または製品の組は順々に搬送される。代替的には、第1および第2の重なりフローから交互に配される個々の製品の重なり形成物が単体化の後に形成される。しかしながら、ここで必要とされる単体化ステップは実際には、低いコンベア
出力でしか行なわれ得ない。なぜならば、製品は、コンベア方向に大きく加速してしまうからである。今日の通常のコンベア出力およびコンベアスピードの場合、対応するコンベア容量を有する好適な装置、たとえばグリッパコンベア、が現在のところ存在しない。他方では、製品を高い負荷にさらすことのないよう、製品のこのような加速なしで済ますことが望まれる。
WO88/00919は、複数のコンベアコンパートメントを有する回転ドラムによって、2つの重なりフローを共に共通の重なりフローへと導くための装置を開示する。コンベアコンパートメントの基部は、ドラムの半径よりも小さい半径を有する円筒形の表面上に存在する。それらは、横たわった態様で製品が挿入され得るように半径方向に対して傾斜する。各々の場合、2つの重なりフローの1つの製品が、交互の態様で、軸方向におけるオフセットを伴って、各々の場合、コンベアコンパートメントへと導入される。したがって、コンベアコンパートメントは、各々の場合、1つの製品しか受取り得ないように開口角度が小さい。コンベアコンパートメントは、各々の場合、横方向、具体的には、交互の態様で導入される製品の左および右に配され、かつ軸方向に移動可能である押込機を有する。製品は、これらの押込機の移動により中央に位置決めされる。次いで製品は送り出され、流れ出る共通の重なり形成物となる。このドラムの処理容量は、コンベアコンパートメントの数とそれらの最大スピードとによって規定される。高いコンベア出力を処理するためには、ドラムは多数のコンベアコンパートメントを備えなければならず、これにより対応する空間寸法が必要になる。
グリッパによって保持される製品の2つのフローを共に導くための装置が、EP−A 0 399 188に開示される。ここで、製品は吊りかける態様でグリッパによって保持され、2つのコンベア経路に沿って搬送される。保持される製品の縁部は、コンベア方向に対して横断方向に向く。コンベア経路の距離は第1の領域では連続した態様で減少する。第2の領域では、コンベア経路は互いに対して平行に延在する。製品フローは、他方のコンベア経路のグリッパに対してコンベア方向にオフセットを有する一方のコンベア経路のグリッパにより、ジッパーを閉じるような態様で共通の製品フローへと統合される。これにより、各々の場合、第1の製品フローの1つの製品は、第2の製品フローの2つの製品の間に旋回する。対応する表面法線は第1の領域においては互いに対して連続して減少する角度を有し、統合された製品フローにおいては互いに対して平行である。随意であるが、さらなるグリッパコンベアのグリッパによって、第2の領域において受取りが行なわれてもよい。グリッパの移動経路およびそれらの距離は製品の幅に適合されなければならない。なぜならば、製品は横断方向においてある延在部を有するからである。特に、幅の広い製品の場合、上述した旋回運動を抑制しないために、それに対応してグリッパ間の距離が大きいことが必要である。重なりフローの処理に関する示唆は見受けられない。
したがって、この発明の目的は、上述した不利な点を回避するとともに高いコンベア出力の場合でも特に好適であり、かつ単純な態様で実施され得る、重なりフローを共に導くための方法と当該方法を実施するための装置とを特定することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する方法と、請求項10の特徴を有する装置とによって達成される。方法および装置のさらなる有利な実施例は、従属項、明細書、および図面において特定される。
この発明に従った方法は、平坦な製品が、空間的に互いから分離した2つの重なりフロー、すなわち製品のある重畳したものを有するコンパクトな形成物、で搬送されることを
想定する。製品は、通常重なり形成物において横たわっているので、表面法線は、一般に、本質的に垂直方向に方向付けされ、したがってコンベア方向に対して本質的に垂直に方向付けされる。フローは、中間コンベアによって受取られ、第1または第2の製品フローとしてさらに搬送される。これにより、個々の製品の間または少なくとも最初の形成物において互いに直接的に重畳して搬送される製品のグループの間に空間間隔が作り出される。空間間隔は、各々の場合、2つの製品が、製品の前表面または後ろ表面の少なくとも1つが好ましくは本質的に完全に露出するように、互いに対して距離を置いていることであると理解されるべきである。各々の場合、それぞれの他の製品フローの1つ以上の製品が、互いに擦れ合うことなく穏やかな態様でこれらの空間間隔の中に導入され得る。スペースをとるとともに機械的に負担になる、製品の面において製品同士を離れるように引っ張ることを避けるべく、製品フローの1つの少なくとも製品の向きが、製品フローの統合の直前においてその表面法線が本質的に水平方向をさすように変更される。この向きの変更は、重力を利用することで大きな手間なしに行なわれ得る。空間間隔を有する空間的にコンパクトな形成物が、製品をコンベア方向に著しく加速させる必要なしに生じる。製品フローの少なくとも1つのうちの製品は次いで、それらの表面法線が本質的に水平の向きにある状態、または吊りかけもしくは立位の状態で、他方の製品フロー内の空間間隔の中に挿入される。
この発明の好ましいさらなる構成に従えば、共に導かれる2つの製品フローにおける製品は、少なくとも製品フローの統合の間、本質的に同じ向きを有する、すなわち、互いに対応するそれらの表面法線および縁部が、各々の場合、同じ方向を指す。製品または製品のグループを共通の製品フローへと統合するために、互いに対して平行な変位のみが行なわれる。製品は好ましくは、製品を個々にまたはグループで動かすグリッパまたは他のコンベア手段により搬送される。EP−A 0 399 188とは対照的に、この発明では、原理上、製品の厚みよりも幾分大きな空間間隔で十分である。製品の縁部の長さは、空間間隔の程度に影響を与えない。
代替的には、2つの製品フローの製品の表面法線の間の角度がより小さくてもよい。当該角度は、好ましくは0°と45°との間であり、統合の間、本質的に変化しない。製品フローが互いに大きく重畳する場合にのみ、製品の向きが互いに対して適合される。
製品フローの統合により、製品フローは、第1の製品フロー製品によってカバーされる空間領域が少なくとも部分的に、好ましくは完全に、第2の製品フローの製品によってカバーされる空間領域と一致するようにともに導かれる。製品フローの距離は、たとえばコンベア方向において上および右側に存在するコーナー部のような、これらの空間領域内の互いに対応する2つの点の距離である。この距離は好ましくは0に低減される。
上述した空間間隔は、重なり形成物から一定の重なり距離で始まり、好ましくは、製品縁部がグリッパに把持されることにより導入されるか、またはポケットの中に導入される。当該製品は次いで、吊り掛けまたは直立する態様で搬送される。グリッパまたはポケットの向きに依って、柔軟な製品はさらに重力により折り曲げられてもよい。自由端部は、次いで台に支持されてもよく、これにより当該製品はさらに折り曲げられ得る。このような製品の折り曲げの場合、好ましくは折り曲げられた部分は、表面法線の方向を決定することについて考慮されない。製品の上述した動きは、それらを保持するコンベア手段の好適な動きにより引き起こされる。
さらに、いくつかの製品は、グリッパにグループで把持され得るか、またはポケットの中に移送され得る。この場合の空間間隔は、グループ間で位置決めされる。
代替例として、空間間隔は、製品が回転可能なコンベアドラムのコンベアコンパートメ
ントに個々にまたは好ましくはグループで導入されることにより作り出され得る。当該製品は上から、好ましくは重力により、それらの表面法線が水平に整列した状態で、導入される。コンベアコンパートメントに配した後、製品の表面法線は、その方向が好ましくはコンベア方向に対応するコンベアコンパートメントの支持表面の表面法線の方向を向く。コンベアコンパートメントは、各々の場合、製品を第1および第2の重なりフローから受取る。これらは異なる軸方向の位置にて送出され、付加的な押込手段または重力により軸方向に互いに対して押し込まれる。第1の製品フローからの製品の軸方向の変位が第2の製品フローからの製品の送出の前に行なわれる場合、製品は特に穏やかに取り扱われる。なぜならば、製品が互いの上で擦れ合うことが回避されるからである。
共通の製品フローは、交互に供給される第1または第2の重なりフローからの製品または製品のグループからなる。たとえば、製品を個々に順々に配する(1:1)こと、または同じ大きさのグループ(2:2,3:3…n:n)もしくはさらに異なる大きさのグループ(1:2,1:3,…,1:n,2:3,2:4,…,m:n)に配することが可能である。したがって、別個の重なりフローで元々搬送される製品は、無限の連なりでさらに処理され得る。グループで搬送する場合、中間コンベアの多重使用により、容量の顕著な増加が達成される。元々の重なりフローは、同様に、重なる態様で互いの上に横たわる製品の積み重なったもの、および/または完全に構築された製品からなってもよい。
当該方法を実施するためのこの発明の装置は、第1および第2の重なりフローから製品を受取ることが可能であるとともに第1の製品フローの中または第2の製品フローの中にそれらを搬送することが可能なコンベア手段を含む。このようなコンベア手段は、たとえば、グリッパ、ポケット、またはさらにはコンベアドラムのコンベアコンパートメントである。当該製品は、上述した空間間隔が少なくとも短期間の間、作り出されるように搬送される。さらに、第1の製品フローの製品を変位させるための手段が与えられる。当該手段は、表面法線に本質的に垂直に延在する面において、これらを互いに対して移動させ、第2の製品フロー内の空間間隔へと移動させる。これにより、製品フローの距離がさらに低減され、最終的に、第1および第2の重なりフローからの製品からなる共通の製品フローが形成される。これらの手段はたとえば、互いに接近するグリッパまたはポケットのコンベア経路により実現され得る。異なる軸方向の位置にて第1または第2の重なりフローから製品を受取るコンベアコンパートメントを用いて、これらの手段は、軸方向に作用する押込機により実現され得る。代替的または付加的には、たとえば、製品が上からポケット、グリッパ、または製品がすでに配置されたコンベアコンパートメントの中にスライドすることによってといったように、重力が用いられてもよい。
重なり形成物への異なるコンパクトな送出、たとえば積み重なったものでの送出、が同様に考えられ得る。
この発明は、2つの製品フローの穏やかな、空間が節約された統合を可能にし、いくつかの製品の同等の搬送が与えられ、容量の顕著な増加を達成し得る。このために、ある程度、本質的に公知のコンベア装置が新しい態様で適用される。このため、この発明は設計において多大な手間なしに実現され得る。
この発明の例を図面において示し、以下に記載する。図面において、これらは純粋に概略的な態様で示される。
単純な製品からなる製品フローを統合する際におけるこの発明に従った方法の原理的な略図である。 製品の対からなる製品フローを統合する際におけるこの発明に従った方法の原理的な略図である。 互いに中に折り込まれる製品が搬送される重なりフローを統合する際におけるこの発明に従った方法の原理的な略図である。 製品が製品の対へと共にグループ分けされる、図3に従った方法の原理的な略図である。 互いに隣り合うよう配されるグリッパの2つの組を含むグリッパコンベアを有する、当該方法を実施するための装置の第1の変形例の図である。 互いに隣り合うよう配されるグリッパの2つの組を含むグリッパコンベアを有する、当該方法を実施するための装置の第1の変形例の図である。 互いに隣り合うよう配されるグリッパの2つの組を含むグリッパコンベアを有する、当該方法を実施するための装置の第1の変形例の図である。 互いの上に配される2つのグリッパコンベアを有する、当該方法を実施するための装置の第2の変形例を側面から見た図で示す図である。 互いの上に配される2つのグリッパコンベアを有する、当該方法を実施するための装置の第2の変形例を上から見た図で示す図である。 コンベアドラムを用いる、この発明に従った方法の実行を示す図である。 単一の重なりフローを処理する際における、図10からのコンベアドラムを示す図である。 校合ステッチングドラムにおいて共にまとめられた製品の柔軟な処理のための、この発明に従った方法の適用例を示す図である。
図1は、この発明に従った、2つの重なりフローS1,S2を共通の製品フローP3に統合するための方法の原理的な略図を示す。重なりフローまたは製品フローの平面図が示される。重なりフローS1,S2は、各々の場合、横たわる態様で配されるとともに重なり距離で互いに重畳する製品10,20からなる。製品10,20は同一であっても異なってもよい。ここでは、製品10,20が、たとえば新聞または雑誌のような折り込まれたものの場合である。
重なりフローS1,S2は、まず単体にされた製品10,20の製品フローP1,P2へと変換される。このために、製品10,20は、たとえば、中間コンベア(図5−図8参照)のグリッパにより個々に受入れられる。製品10,20は、吊りかけ位置へと移動され、表面法線10,24は水平方向を指し、前縁部または側縁部10a,20aおよび10b,20bはそれぞれ水平または垂直方向を指す。製品フローP1,P2はここで、同じ水平面において互いに隣り合うように配される。しかしながら、当該フローは互いの上に位置決めされてもよい(たとえば図8参照)。この場合、図1の真中領域はさらに、垂直面の部分として見ることができる。グリッパは、両方の場合、たとえば、前縁部10a,20aの上、後縁部(図示せず)の上、または側縁部10b,20bの上で係合し得る。
製品10,20は始めは、互いに対して距離をおいている移動経路16,26に沿って搬送され、統合の後は、共通の移動経路36に沿って搬送される。移動経路16,26の間の距離dはしたがって0に低減される。たとえばその重心または縁部の中心といった、製品10,20に固定的に付与される点の移動経路は、製品の移動経路として見られ得る。移動経路は、グリッパのコンベア経路に対応するか、または当該コンベア経路と平行に延在し得る。
製品10,20もしくは製品フローP1,P2,P3によってカバーされる空間領域18,28,38またはその横方向の終端が、破線の態様で示される。統合領域39は、製品フローP1,P2の重畳が始まるところから始まり、最大の重畳部に到達すると終わる
。この領域において、製品10,20の表面法線14,24は互いに対して平行である(残りの領域も同様である)。空間において製品10,20の向きは変更されない。すなわち、表面法線14,24についての回転は行なわれず、すべての縁部10a,10b,20a,20bの向きは統合の際には同じままである。
重なりフローS1,S2は、同じスピードで、かつ重なり距離の約半分に対応する、コンベア方向F1,F2において見られるオフセットvにて運ばれる。これにより、製品10,20は、重なりフローを統合する際に正確なフェーズシフトを有することが確実となる。代替的には、移動経路16,26の一方が、他方よりも好適な量だけ長くなり得る。別の態様では、製品10,20の移動はさらに同期されてもよい。
製品間の空間の間隔12,22は、製品10,20を直立させることにより形成される。製品フローP1,P2における製品10,20の距離aまたは空間間隔12,22の幅は、ここでは、重なり距離sにおおよそ対応するが、コンベアスピードが異なる場合は当該重なり距離と異なってもよく、好ましくは、重なり距離以下である。空間間隔12,22の幅aは、製品10,20の厚みbよりも大きいが、側縁部10b,20の長さよりも著しく小さくなり得る。
製品フローP1,P2を統合するために、これらは、各々の場合、第1の製品フローP1の1つの製品10が第2の製品フローP2における対応する空間間隔22の中に移動するように共に導かれる。これは、この発明に従うと、製品10,20の表面法線14,24が同じ向きを有することにより、特に空間を節約する態様で行なわれる。これにより、製品10,20は互いに対して平行に整列される。製品は空間において自身の向きを変えることはない。製品表面に平行な移動により、製品フローP1,P2はしたがって、櫛のような態様で互いの中に移動され得る。このための空間間隔12,22は、製品の幅bよりも若干広いだけでよい。
統合の後、随意であるが、まだ分離した製品10,20からなる共通の製品フローP3が、たとえばコンベアベルト上への配置により、再び重なりフローS3に変換され得る。
図2は、図1の方法の修正例を示す。当該修正例では、元々の重なりフローS1,S2は、各々の場合、製品10,20の2つが一致する態様または小さいオフセットで互いの上に横たわって製品の対を形成する重なりフローS1′,S2′に変換されている。製品の対11,21は、図1における個々の製品10,20のように、グリッパによって把持され、空間間隔12,22を形成するために直立するようにされる。製品フローP1,P2は、図1と同様に、櫛のような態様で互いの中に移動される。共通の製品フローP3は、一致する態様または若干オフセットして互いの上に横たわる製品10,20の対からなる重なり形成物S3へと再び変換され得る。
さらに、2つより多い製品がグループにグループ化されてもよい。空間間隔は、グループの間に位置決めされる。この手法により、搬送のために利用されるコンベアの搬送容量と中間コンベアのそれとが2倍もしくは4倍になり得るか、またはしたがってコンベアスピードを低下させ得る。
同様に、図3は図1の方法の修正例を示す。当該方法では、単純な製品の代わりに、搬送される製品10,20が互いに折り込まれる2つの製品10′,10″,20′,20″からなる。製品10′,10″,20′,20″は同一のものであってもよく、異なってもよい。流れ込む重なり形成物S1,S2は、たとえば、互いに折り込まれるこのような製品を送り出す回転印刷機械を起源とする。共通の製品フローP3またはそこから作り出される重なり形成物S3の製造までのこれらの製品の取扱は、図1に対応する。ここで
概略的に示されるように、重なりフローS3が2つの部分の重なりフローS3′,S3″へと分離されるステップが加えられてもよい。このような分離するステップは、たとえば、DE−A 2417614、CH634530、またはEP−A 0 936 169に記載されているように設計され得る。
図4に示される方法は、図2の方法に対応するが、製品10,20が図3におけるように、互いに対して折り込まれる2つの製品10′,10″,20′,20″からなるということが異なる。共通の製品フローP3またはそれから形成される重なり形成物S3を分離した後、2つの部分が重ね合わさったフローS3′,S3″が作られ、これらの分けられた重なりフローは各々の場合、互いの上に横たわる製品10′,20′または10″,20″の対を含む。
図5は当該方法を実施するための装置を側面図で示す。図6および図7は、線A−Aおよび線B−Bに沿った断面を概略的に示す。
この装置は、送り出しコンベア装置40と、中間コンベア50と、遠離搬送装置70とを含む。送り出しコンベア装置および遠離搬送装置40,70はここでは、ベルトコンベアとして設計され、それらのコンベアベルトの上で、製品10,20が重なり形成物S1,S2,S3の形で運搬される。送り出しコンベア装置40は2つのベルトコンベアを含む。この図においては、当該ベルトコンベアのうち1つのみが見える。さらに、各々の場合、各ベルトコンベアに接続するサイクルコンベア42が与えられ、このサイクルコンベアは一定の製品距離を設定するとともに、流れ込む重なり形成物S1,S2における不均一を補償し得る。
中間コンベア50は、複数のグリッパ52,52′を有するグリッパコンベアとして設計され、送り出しコンベア装置40/42から製品190,20を受取り領域60において受取る。図6および図7において、グリッパコンベアのコンベア方向Fに対して垂直に見ると、グリッパ52の第1のグループ51がグリッパ52′の第2のグループ51′に対して水平方向に距離を置いている。各々の場合、グループ51,51′のグリッパ52,52′は、共通のコンベア経路53,53′に沿って移動される。コンベア経路53,53′は、グリッパ52,52′の任意の点の移動経路であり、ここでは、たとえばそのガイド要素54,54′の1つの移動経路である。コンベア経路53,53′は、したがって、コンベア方向Fに対して横断方向に互いに距離d′を有する。図5における側面図において、コンベア経路53,53′は一致する。グリッパ52,52′のグループ51,51′の距離d′は、ガイド要素54,54′と協働する好適なカムガイド55,55′によって、コンベア経路53,53′に沿った自身の位置に依存して設定される。
図5が示すように、第1のグループ51のグリッパ52はさらに、第2のグループ51′のグリッパ52′に対して、ある量a分だけ、コンベア経路55の各点にて、グリッパコンベアのコンベア方向Fにオフセットする。製品10,20の構成は図1に対応する。
グリッパ52,52′の異なるグループ51,51′によって把持される製品10,20は、送り出しコンベア装置40/42からグリッパ52,52′によって受取られる際に、コンベア方向Fにおいて突出部にて互いに重畳しないように距離d′が選択される。この場合を図6に示す。ここで、製品10,20は互いに隣り合うように位置決めされ、それぞれの製品フローP1,P2は重畳しない。
距離d′は、グリッパ52,52′の順方向の移動の過程において、カムガイド55,55′によって低減される。製品フローP1,P2は、これにより、櫛のような態様で互いの中に押し入れられる。ここで、コンベア方向Fにおいて見られる第1のグループ51
のグリッパ52によって保持される製品10は、図7に従った図において、第2のグループ51′のグリッパ52′によって保持される製品20のすぐ前または後ろに位置決めされる。
製品10,20は、その後、転送位置62にて、遠離搬送装置70のコンベアベルトの上に配される。
以下、中間のコンベア50をより詳細な態様で記載する。グリッパ52,52′の2つのグループ51,51′ならびにそれらのガイドおよび駆動装置は、垂直面に対して鏡面対称の態様で設計される。グリッパ52,52′は、細長いガイドロッド57,57′の上に配されるとともにこれに沿って変位可能である基体56,56′からなる。グリッパ52,52′はさらに、グリッパ顎部58,58′を含む。これにより、製品10,20をガイドロッド57,57′と平行に延在する縁部の上に保つが、原則、これらの製品はガイドロッド57,57′に対して垂直に延在する縁部上に保持され得る。グリッパ顎部58,58′は、基体56,56′に対して突出するように配される。すなわち、非対称の態様で配される。図6および図7において、右に配されるグループのグリッパ顎部58は、左に突出し、その逆も同様である。これにより、製品10,20は、縁部上にて中心で把持され得、コンベア方向Fで見ると、グリッパ52,52′のコンベア経路53,53′が交差または重畳することなく、重畳するように動かされ得る。さらに、個々の移動可能なグリッパが、共通のコンベア経路へと共に導かれることも考えられ得る。
ガイドロッド57,57′は水平な態様で整列される。それらは、たとえば、垂直方向に向けられるプレートにおけるガイド溝のような、横方向のガイド59,59′においてガイドされる。ガイドロッド57,57′は、楕円形状の移動経路に沿って動く。この移動は、横断方向の変位を除いて、グリッパ52,52′の移動にも対応する。ガイドロッド57,57′は、たとえば、引張り要素のようなここでは示されない移動要素によって駆動される。
同様にここで示されないカムガイドによって、グリッパ52,52′は、受取り位置60にて閉じられ、転送位置62にて再び開かれる。グリッパ52,52′は、コンベア経路53,53′の上側部分を介して、空っぽの態様で運搬され、再び受取り位置60に戻る。
製品10,20がそれらの自由端部にて扇型に広がるのを防止するべく、スパイラルまたは螺旋状のコンベア64が中間コンベアの下に配される。
図8および図9は、この発明に従った方法を実施するためのさらなる装置を、側面から見た図(図8)または上から見た図(図9)で示す。当該装置は、互いに独立する2つのグリッパコンベア50′,50″を含む中間コンベア50を含む。これらは、グリッパ52,52′の第1および第2のグループ51,51′をそれぞれ第1または第2のコンベア経路53,53′に沿って搬送する。コンベア経路53,53′は、互いの上に位置決めされる。平面視すると、第1の部分において、コンベア経路53,53′は、距離が減少していく状態で、互いに対して隣り合うよう延在し、第2の部分においては同じ垂直面にて延在する。製品フローP1,P2によってカバーされる空間領域18,28は、したがって、まず互いに対して水平方向および垂直方向に距離をおいている。それらの重畳部が始まる領域は、統合領域39である。
上側グリッパコンベア50′は、第1の重なりフローS1を起源とする製品10をそれらの上側縁部にて把持し、これらを吊りかける態様で搬送するか、または局所的に台65でそれらの自由端部を支持した状態で搬送する。下側グリッパコンベア50″は、第2の
重なりフローS2を起源とする製品をそれらの下側縁部にて把持し、これらをここではコンベア方向Fにおいて若干傾斜する本質的に立位でこれらを搬送する。グリッパコンベア50′,50″は、統合領域39の前において、水平および垂直方向に互いに接近する。統合領域39の前では、上側の製品10の表面法線14は本質的に水平な態様で整列する。空間間隔22が、下側のグリッパ52′による製品20の把持によって、下側の製品20の間に形成される。上側の製品10はこれらの中に導入され得る。それらの自由端部がこのような空間間隔22の中に入った後、製品10,20は垂直方向に互いに対して動かされる。これは、一方では、下側グリッパコンベア50″のコンベア経路52′が斜め上に向けられることにより行なわれ、他方では、上側の製品10に割当てられるグリッパ52によって上側の製品10が開放され、重力によって下側グリッパ52′の中へとスライドすることによって行なわれる。したがって、下側グリッパ52′は共通製品フローP3として、2つの製品10,20を搬送する。
グリッパコンベア50,50′のコンベア経路53,53′の距離の変化は、製品フローP1,P2を統合するのに本質的に必要とされる。この変化は、製品の幅におおよそ対応する。ここで、このサイズは、上側の製品10の自由端部を台65が曲げることにより低減され、これにより実質的な製品の幅が短くなる。上述した意味での表面法線は、製品の曲げられない部分のものである。
この例でも、上または下縁部上に係合する代わりに、グリッパは上述した移動を実行するよう側縁部上に係合し得る。
グリッパコンベア50″の代わりに、下から製品10,20を支持するポケットを有するポケットコンベアが適用され得る。当該ポケットの支持壁部はここでのグリッパ52のクランピング要素と同様に、垂直方向に方向付けされてもよいし、または垂直にならないように傾斜してもよい。
製品10,20は、たとえば、互いの中に折り込まれる製品10,20からなる重なり形成物S0に送り出される。この形成物S0は、ここでは記載されない手段により、2つの単純な重なりフローS1,S2へと分割され、送り出しコンベア装置40,40″によって搬送される。重なりフローS1の製品10は、上側のグリッパ52によって受入れられる。他方の重なりフローS2はそれでもさらに、統合領域39の直前まで搬送される。次いで、その製品20は、サイクルコンベア42による付加的な整列または循環の後、下側グリッパコンベア50″によって受取られ、共通の製品フローP3としてさらに搬送される。次いで、製品10,20はコンベアベルト上に配されるか、別の態様で処理される。
図10は、中間コンベア50として本質的に公知であるコンベアドラム80を有する、この発明に従った方法を実施するためのさらなる装置を上から見た図で示す。コンベアドラム80は、その長手方向軸84について回転可能であり、多数のコンベアコンパートメント82を含む。コンベアコンパートメント82は、半径方向に開口し、半径方向に整列する支持壁部83を有する。送り出しコンベア装置40が2つのコンベアベルトを含むので、製品10,20は、重なり形成物S1,S2で2つの受取り位置60,60′に搬送される。これらは、軸および半径方向において、コンベアドラム80の上にて互いに距離をおくように存在する。第1の製品10は、第1の受取り位置60にて、個々にまたは複数で送り出される。ドラムの回転の間、これらは、第2の受取り位置60′の軸位置をとるように、好適な変位手段によって軸方向に変位される。この変位は、コンベアコンパートメント82が第2の受取り位置60′に到達するとともに第2の製品20が送り出される前に実行される。したがって、第2の製品20は第1の製品10で既にいっぱいになっているコンベアコンパートメント82の中に上から導入される。製品が互いに擦り合うの
が大きく回避される。第2の製品20を送り出す際の相対運動は、製品面または垂直方向における運動である。同様に、第1の製品は、支持壁部83の上に支持される際に、まっすぐされるか、これに対して若干傾斜され得る。個々の製品10,20またはそれらのグループが、送り出された重なり形成物S1′,S2から分離され、コンベアコンパートメント82の中に導入されるので、製品フローP1,P2における空間間隔12,22が存在する。製品は、共通の製品フローP3に、転送位置62にて配される。
図8および図9と同様に、流れ込む重なり形成物S1,S2は、互いに折り込まれる製品の重なり形成物50を起源とし得る。
重なり形成物S1,S2の代わりに、製品は別の構成で送り出されてもよい。たとえば、積み重なったものの形態または個々に送り出されてもよい。
図11は、2つの重なり形成物S1,S2の代わりに、1つだけの重なり形成物Sが運搬されることになる場合を示す。この場合、コンベアドラムは架橋されてもよい。代替例として、製品は、受取り位置60′にてコンベアコンパートメント82の中に運ばれ、転送位置62にて下流に再び配されてもよい。この場合は、たとえば、ページ数が多い製品が回転により製造されることになる際に行なわれる。
図12は、校合ステッチングドラム100を用いる製品10,20の製造と組合される、この発明に従った方法の適用例についての例を示す。このような校合ステッチングドラムは、たとえば、EP−A 0 341 425またはEP−A 0 550 828から本質的に公知である。それらは特に、これにより個々の製品部分から全体の製品をまとめ上げるよう雑誌の製造に適用される。製品部分は、たとえば、個々の印刷されたシートおよび/またはその付属物であり、軸方向においてオフセットして配されるいくつかの送り出しステーション110,112にて校合ステッチングドラム100へと送り出され、軸方向に運搬され、随意であるが、ステッチングの後さらに再び取除き領域において取除かれる。ここで、校合ステッチングドラム100は、互いに結合される2つのモジュール102,104からなる。各モジュール102,104は、実質的に同じように構成され、送り出しステーション110および112と、ステッチングモジュール106および108と、取除き領域E1およびE2とを含む。
各場合において、モジュールの1つにて製造される製品10,20は、取除き領域E1,E2にて第1のモードで取除かれ、さらなる処理ステーション114,116に導かれ、各々の場合、互いに独立してさらに処理される。モジュール102,104において製造される製品10,20は同一であってもよく、互いに異なってもよい。
いくつかの適用例の場合、個々のモジュール102,104を用いて処理され得るよりも多くの製品部分を含む組付けられた最終製品を製造するのが望ましい場合がある。このため、第2のモードでは、2つのモジュール102,104の取除き領域E1,E2で生じる製造フローP1,P2が、この発明に従った方法の助けを借りるか、またはこの発明に従った装置を用いて、共通のコンベア経路26に沿って移動する製品フローP3になるようにコンベア経路に沿ってともに導かれる。モジュール102,104において製造される製品10,20はこの場合、同等のものであるのが好ましい。この発明に従って製造される共通の製品フローP3は、製品10,20の対からなる。これらは次いで、さらなる処理ステーション116へと導かれ、その間、他方のさらなる処理ステーション114は非活性状態である。
ここで、2つのモジュール102,104の取除き領域E1,E2にて生じる製品フローP1,P2は、グリッパフローとして概略的に示されるが、重なりフローは同様に、生
じた後でグリッパの中に転送されるか、または重なりフローとしてさらに処理されるかであってよい。
示される構成は、互いから独立し、各々の場合、それぞれn1およびn2の製品部分を有する製品10,20か、またはn1+n2の製品部分を有するより複雑な製品を、需要に依って製造し得る利点を有する。n1およびn2はそれぞれのモジュールの送り出しステーション110,112の数にそれぞれ対応する。これにより、公知の処理装置の柔軟性が著しく上昇する。さらに、もちろん、モジュール構成された校合ステッチングドラムの代わりに、互いに独立したいくつかの校合ステッチングドラムを適用してもよい。

Claims (16)

  1. 特に印刷製品のような平坦な製品(10,20)の少なくとも1つの第1の重なりフローおよびこれから距離を置く第2の重なりフロー(S1,S2)を、第1または第2の重なりフロー(S1,S2)の製品(10,20)からなる共通の製品フロー(P3)に統合するための方法であって、該製品(10,20)は、中間コンベア(50)によって第1および第2の重なりフロー(S1,S2)からそれぞれによって受取られ、かつ中間コンベア(50)よってそれぞれ第1の製品フロー(P1)および第2の製品フロー(P2)において搬送され、製品フロー(P1,P2)の距離(d)は、製品フロー(P1,P2)が同じ空間領域(18,28)を少なくともほぼ通って動いて共通の製品フロー(P3)を形成するように、連続的に減少する方法において、第1および第2の製品フロー(P1,P2)内における個々の製品(10,20)または製品(10,20)のグループの間でそれぞれ空間間隔(12,22)が形成され、自身の表面法線(14,24)が本質的に水平の向きにある製品フロー(P1,P2)の少なくとも1つの製品(10,20)が他方の製品フロー(P1,P2)において空間間隔(12,22)の中に挿入され、共通の製品フロー(P3)を作り出すことを特徴とする、方法。
  2. 少なくとも製品フロー(P1,P2)の統合の間の製品(10,20)は、それらの縁部および表面法線(14,24)が空間において一定に整列することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 両方の製品フロー(P1,P2)の製品(10,20)は、互いに対応する縁部およびそれらの表面法線(14,24)が互いに平行に延在するような態様で互いに対して整列して搬送され、統合の間、それらの表面法線(14,24)に対して垂直に互いに対して変位することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 中間コンベアは、特にグリッパのような、第1および第2のコンベア経路(53,53′)に沿ってそれぞれ動かされる第1および第2のコンベア手段(52,52′)の2つのグループ(51,51′)をそれぞれ含み、製品(10,20)は、第1および第2のコンベア手段(52,52′)によってそれぞれ第1および第2の重なりフロー(S1,S2)から受取られ、第1および第2のコンベア手段(52,52′)の相対運動によってそれぞれ共に共通の製品フロー(P3)へと導かれ、これにより第1および/または第2のコンベア手段(52,52′)によってさらに搬送されることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の方法。
  5. 製品フロー(P1,P2)の少なくとも1つの製品(10,20)は、重なり形成物(S1,S2)において自身の前または後の縁部にて保持され、少なくとも製品フロー(P1,P2)の統合の直前まで吊りかけおよび/または立位の態様で搬送されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 製品フロー(P1,P2)の統合の後の第1のコンベア経路(53)は、第2のコンベア経路(53)と平行で、かつ水平方向に距離を置いて延在することを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の方法。
  7. 少なくとも製品フロー(P1,P2)の統合の間の第1のコンベア経路(53)は、第2のコンベア経路(53′)と平行で、かつ垂直方向に距離を置いて延在することを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の方法。
  8. 中間コンベア(50)は半径方向に開口する複数のコンベアコンパートメント(82)を有する回転可能なコンベアドラム(80)であり、第1および第2の重なりフロー(S
    1,S2)からの製品(10,20)は、各々の場合、互いに軸方向に距離を置く転送位置(62,62′)にて共通のコンベアコンパートメント(82)へと導かれ、コンベアドラム(80)の回転の間、共通のコンベアコンパートメント(82)に配される製品(10,20)は、重畳するような態様で軸方向において互いに対して変位することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 共通の製品フロー(P3)は、個々の製品(10,20)、または製品(10,20)のグループからなり、前記製品または製品のグループは交互の順序で配され、各々の場合、第1または第2の重なりフロー(S1,S2)を起源とすることを特徴とする、先行する請求項の1つに記載の方法。
  10. 先行する請求項の1つに記載の方法を実施するための装置であって、前記装置は、第1および第2の重なりフロー(S1,S2)から製品を受取ることが可能であるとともに、それらをそれぞれ第1の製品フロー(P1)および第2の製品フロー(P2)において、第1および第2の製品フロー(P1,P2)内でそれぞれ空間間隔(12,22)が作り出されるような態様で搬送可能なコンベア手段(52,52′,82)と、製品フロー(P1,P2)が少なくとも同じ空間領域(18,28)をほぼカバーするとともに共通の製品フロー(P3)を形成するような態様で製品フロー(P1,P2)の距離(d)を低減するための手段とを有し、距離(d)を低減するための手段は、製品フロー(P1,P2)の少なくとも1つの製品(10,20)を、それらの表面法線(14,24)が本質的に水平の向きにある状態で、他の製品フロー(P1,P2)内の空間間隔(12,22)の中に変位させるための手段を含むことを特徴とする、装置。
  11. 前記装置は特にグリッパのような第1および第2のコンベア手段(52,52′)の2つのグループ(51,51′)をそれぞれ含み、前記グループは互いに独立しており、前記コンベア手段はそれぞれ第1および第2のコンベア経路(53,53′)に沿って移動可能であり、第1および第2のコンベア経路(53,53′)はコンベア経路(53,53′)の過程において変化する互いに対する距離(d,d′)を有することを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 第1および第2のコンベア経路(53,53′)は、水平方向において互いに距離を置くよう配されることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 互いに平行に方向付けされるとともに、各々の場合、それぞれ閉じた第1および第2の旋回経路に沿って移動可能である複数の第1および第2のガイドロッド(57、57′)によって特徴づけされる前記装置であって、前記第1および第2の旋回経路は第1および第2のガイドロッド(57、57′)に対して垂直に方向付けされ、第1および第2の旋回経路は互いに対して平行に延在し、第1および第2のコンベア手段(52,52′)は、各々の場合、ガイドロッド(57、57′)の上に搭載されるとともに、コンベア手段(52,52′)の距離を変化させるためにこれに沿って変位可能である、請求項12に記載の装置。
  14. 第1のコンベア経路(53)は、垂直方向において第2のコンベア経路(53′)の上に配されることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  15. 第2のコンベア手段(52′)は、第1のコンベア手段(52)が搬送する製品(10)を受取ることが可能であるとともに第1および第2の製品(10,20)をともに搬送することが可能であることを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 前記装置は、半径方向に開口する複数のコンベアコンパートメントを有する回転可能な
    コンベアドラム(80)を含み、距離を低減するための手段は、共通のコンベアコンパートメント(82)に配される製品(10,20)を、コンベアドラム(80)の回転の間、互いに重畳するような態様で軸方向において互いに対して変位させることが可能であることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
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