JP2010516340A - 可撓性を向上させたステントおよびこのステントの製造方法 - Google Patents

可撓性を向上させたステントおよびこのステントの製造方法 Download PDF

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Abstract

ステントおよびステントを製造するための方法が提供される。ステントは、複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングと、複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングと、第1のリングの山部の1つを第2のリングの谷部の1つに接続するコネクタとを含む。第1のリングの接続された山部は、第2のリングの接続された谷部に向かって延在する変形部を含む。該方法は、複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングを形成するステップと、複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングを形成するステップと、第1のリングの山部の少なくとも1つの一部を変形させるステップと、第1のリングの山部の変形部を第2のリングの谷部の1つに接続するステップとを含む。

Description

本発明は、概略的には、可撓性を向上させたステントに関する。より詳細には、本発明は、溶接接続部の可撓性が増大した溶接ステントに関する。
ステントは、人体の管腔に挿入され、例えば、その中の狭窄(stenosis)、狭窄(stricture)、および/または動脈瘤を治療するために使用されるプロテーゼである。狭窄血管の場合には、ステントは、血管形成術後に血管を開通支持するために使用されてもよい。血管が開通すると、ステントは、血管内壁を形成し、定位置に留まり、再狭窄の予防に役立つ可能性がある。さらに、動脈瘤または脆弱血管壁の場合には、ステントは、血管壁を支持し、血管壁を補強するために使用されてもよい。
そのような機能を果たすために、従来のステントは、多くの異なる構造を有していた。例えば、公知のステントは、コイル状ステンレス鋼バネ、螺旋巻きバネ、および略正弦波の特徴の連続波形状を有する略蛇状構成を備えていた。これらのステントの中には、血管内に配置されたときに、ステントを収縮状態に保持する拘束機構を取り外すことによってステントが拡張され、自己展開するものもある。別の種類のステントは、展開するための代替手段、例えば、バルーンの膨張が、ステントを拡張および展開させるバルーンカテーテルシステムの使用に依存する。
ステントの使用に関連する主な合併症の1つに血栓症がある。この合併症は、ステント近傍の凝血によって引き起こされ、高い罹患率および死亡率を伴う。血管壁に対するステントの圧着がよりよく、管腔がより大きいほど、この合併症が起きる可能性は低くなることが知られている。他の合併症に再狭窄があり、これは、血管形成部位周囲の組織増殖によって引き起こされる。再狭窄の可能性を最小限に抑えるために、ステントは、病変を被覆し、そこで再狭窄が起こる可能性があらゆる隙間を残すべきでない。ステントはまた、可能な限り血管内壁に密着しなければならない。
したがって、ステントが寸法が制限された血管内で展開するときに、狭窄を押し拡げ、血管壁に対するステントの圧着を確実にするために、十分な半径方向強度が必要である。半径方向強度は、ステントによって生成され血管壁に垂直な方向で外方に向かう血管壁のすべての点に作用する力である。ステントは、ステントが拡張する際にステントを内方に押す半径方向の力に打ち勝つために必要とされる半径方向の強度の大部分を提供する、周方向リングを備えた設計とされる。
多くのステントはまた、長手方向に隣接する周方向リングを接続するように主に作用し、さらに半径方向強度およびステント安定性を付加する、長手方向の連結部を含む。ステントが完全に展開すると、ステントは、十分な半径方向の強度を提供することに加えて、本明細書で「足場作用」と呼ぶ、十分な血管壁被覆率を提供しなければならない。足場作用は、ステントが完全に展開したときステントによって被覆される、血管壁の面積として定義される。周方向リングおよび周方向リングを接続する長手方向の連結部はこれまで、必要とされる足場作用を提供してきた。他のステントは、長手方向に隣接する周方向リング間の溶接接続部を含む。
さらに、十分な半径方向の強度および足場作用の要求を満たすために、従来のステントは、十分なリング幅を有して製造される周方向リングを備えるように設計され、周方向リングは、次いで、長手方向の連結部によって各山部および谷部または溝部で連続的に接続されていた。しかしながら、そのような従来のステントには、事前拡張ステントの長手方向の剛性の問題があった。事前拡張ステント、またはクリンプ加工されたステントの長手方向の剛性は、移動に対する抵抗性であり、ステントの長手方向軸線に沿ったステントの可撓性の低下である。したがって、事前拡張ステントの長手方向の剛性は、長い曲がりくねった血管を通して、また収縮部および病変を通してステントを前進させることをさらに困難にし、しばしば不可能にもする。
事前拡張ステントの長手方向の剛性を克服するための試みが過去になされてきた。そのような試みは、しばしばワイヤゲージの減少と呼ばれる、リング幅を狭くした設計を含み、長手方向の可撓性の増加をもたらすが、半径方向の強度を減少させていた。これらの従来の設計は、不十分なステント圧着および/または不十分な血管壁支持を引き起こしてきた。さらに、長手方向の可撓性を増加させようとする過去の試みは、長手方向の連結部が、周方向リングの各山部および谷部に接続されない設計を含んできた。したがって、隣接する周方向リングの山部および谷部の一部のみが、長手方向の連結部によって接続される。これは、長手方向の可撓性を増加させるが、ステントの足場作用を減少させる。減少した足場作用は、血管壁がステントによって十分に被覆されない領域を生成し、血栓症および/または再狭窄を引き起こす可能性がある。
さらに、薬剤溶出ステントの必要条件を満たすために、従来のステント基材は、十分なリング/支柱/頂部幅を有して製造される周方向要素を備えた設計され、周方向要素は、次いで、長手方向の連結部によって各山部および谷部で連続的に接続されていた。しかしながら、そのような従来のステントは、クリンピングとトラッキングの間に、隣接する頂部(すなわち、山部および谷部)が相互作用し、磨耗または損傷により問題が生じる可能性があり、これは、十分な間隔を提供しない連結部または溶接部が原因で、隣接する頂部の近接部が互いと接触することによって引き起こされる可能性がある。この相互作用は、薬剤および/もしくはポリマーでのステントのコーティング、または生体構造を通じたステントのトラッキングの間に、磨耗または損傷を引き起こす可能性がある。
したがって、頂部の間隔が広くされ、且つ長手方向の可撓性を持ち、十分な半径方向の強度、および足場作用を提供するステントが必要である。上記の欠陥を克服し、上記の必要を満たすステントを提供することが、本発明の目的の1つである。
本発明の一態様は、改善された長手方向の可撓性、および隣接するリング間の最小限の頂部間(すなわち、山部と谷部との間の)相互作用を有するステントを提供する。
本発明の一実施形態においては、ステントが提供される。ステントは、複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングと、複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングと、第1のリングの山部の1つを第2のリングの谷部の1つに接続するコネクタとを含む。第1のリングの接続された山部は、第2のリングの接続された谷部に向かって延在する変形部を含む。
本発明の別の態様は、改善された長手方向の可撓性および隣接するリング間の増加した頂部間の間隔を有するステントを製造するための方法を提供する。
本発明の一実施形態においては、ステントを製造するための方法が提供される。方法は、複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングを形成するステップと、複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングを形成するステップと、第1のリングの山部の少なくとも1つの一部を変形させるステップと、変形部を第2のリングの谷部の1つに接続するステップとを含む。
本発明の別の実施形態においては、ステントを製造するための方法が提供される。方法は、複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングを形成するステップと、複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングを形成するステップと、第1のリングの山部の1つを第2のリングの谷部の1つに接続するステップと、第1のリングの接続された山部の一部を変形させるステップとを含む。
本発明の上記および別の特性および利点は、添付図面と併せて読まれる以下の発明を実施するための現在の好ましい形態からさらに明らかとなる。発明を実施するための形態および図面は、添付の特許請求の範囲およびその同等物によって定義される本発明の範囲を制限するものではなく、本発明の例示に過ぎない。
本発明の一実施形態のステントを示す。 従来の溶接ステントの2つの隣接するリング間の接続部を詳細に示す図面である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に従ったステントの2つの隣接するリング間の接続部の詳細図を図示する。 図4の5−5線に沿った断面における断面図である。 図1のステントを製造するために使用される工具の一実施形態の遠位端の斜視図である。 本発明の一実施形態に従った、図4のリングの1つに適用される直前の図6の工具の側面図である。 図7のリングに適用された直後の図6の工具の側面図である。 本発明の別の実施形態に従った、図1のステントを製造するために使用される装置の一部の側面図である。 図9の器具の工具の遠位端の斜視図である。
以下、対応する参照記号が対応する部分を示す添付の概略図を参照して、本発明の実施形態を例示として説明する。
本発明の上記および他の特性および利点は、図面を参照して図示されるような以下の本発明を実施するための好ましい形態のより詳細な説明から明らかとなる。具体的な実施形態が詳細に述べられているが、これが例示である。当業者には、他の実施形態を本発明の思想および範囲から逸脱することなく使用できることが認識できる。
図1は、本発明の一実施形態に従ったステント10を図示する。図示のように、ステント10は、それぞれが正弦波形状の複数の周方向リング12を備えている。各リング12は、複数の部分16によって互いに接続される複数の山部14および複数の谷部15を備えている。正弦波の近位端18を、「山部」と呼ぶ、正弦波の遠位端20を、「谷部」と呼ぶ。山部14および谷部15は、例示目的と理解の容易さのために、このような名称とされていること、さらに両方の名称を交換可能であることが、当業者には自明である。
各リング12は、金属ワイヤ等の単一片の材料から形成されてもよく、または各リング/要素12は、金属チューブから切り取られてもよい。単一ワイヤから形成されるリング12に関しては、ワイヤの端部を互いに溶接して、連続リングを形成してもよい。リング12を製造するために使用される材料は、タンタル等の低応力レベル乃至中応力レベルで塑性的に変形することができる、もしくはL605、MP35N等の中応力レベル乃至高応力レベルで塑性的に変形することができる、また、他の任意の加工硬化率が高い高耐食性を有する不活性の生体適合性材料から製造することもできる。他の許容できる材料には、ニッケルチタン、ステンレス鋼、チタンASTM F63−83グレード1、ニオブ、コバルトクロム(Co−Cr)合金、および他のコバルトベースの合金を含むがそれらに限定されない。自己拡張型機器は、ニチノール等の超弾性NiTiの使用によって製造することができる。以下、さらに詳細に述べられるように、単一リングは、リング間に可撓性接続部を形成するために、溶接部24等のコネクタ22によって隣接するリングに接続されてもよい。
図2および図3は、ステント10’の隣接するリング12a’および12b’間の従来の接続部を示している。図示されるように、リング12a’および12b’は、コネクタ22’によって接続されてもよい。図示された実施形態においては、コネクタ22’は、溶接部24’である。製造プロセスの間に、1つのリング12a’の山部14a’が、隣接するリング12b’の谷部15b’に接触するように、隣接するリング12a’および12b’は、互いに接触して配置される。次いで、溶接部24’は、コネクタ22’を形成するように、山部14a’および谷部15b’の接触点において作製される。溶接部24’は、突き合わせ溶接、抵抗溶接、および/またはレーザ溶接を含むがそれらに限定されない、従来の溶接技術によって作製されてもよい。図2に示されるように、得られる溶接部24’は、d1の長さを有する。山部14a’および谷部15b’が互いに当接し、溶接部24’の長さd1が比較的に短いため、そのような構成は、限られた可撓性を有する接続部を提供する。溶接部の長さを増加させるために、隣接するリング12a’および12b’の山部14a’および谷部15b’は、溶接部24’が作製される前にさらに離間する必要がある場合があり、一貫性のない溶接部の長さおよび/または、より脆弱な接続部をもたらす可能性がある。
図4および5は、本発明の一実施形態による、隣接するリング12a、12b間の接続部を示している。図示されるように、リング12aの1つの山部14aは、変形部26aと、変形部26aの反対側にある非変形部28aとを備えている。同様に、隣接するリング12bの谷部15bは、変形部26bと、変形部26bの反対側にある非変形部28bとを備えている。変形部26a、26bは、以下にさらに詳細に述べる方法で作製されてもよい。図示された実施形態においては、リング12a、12bは、溶接部24の形態のコネクタ22によって接続される。
図5に詳細に示されるように、各変形部26a、26bは、それぞれ山部14aおよび谷部15bのそれぞれ各非変形部28a、28bから陥凹した、それぞれ凹部30a、30bを備えている。以下で、さらに詳細に述べるように、各凹部30a、30bが作製されると、材料の移動によって、それぞれ少なくとも1つの延長部32a、32bも作製される。一実施形態においては、凹部30aの延長部32aの1つは、図6に示されるように、隣接するリング12bの谷部15bに向かった方向に延び、もう1方の延長部32aは、隣接するリング12bの谷部15bから離れた方向に延びる。2つの延長部32aが示されるが、一部の実施形態においては、凹部30aは、隣接するリング12bの谷部15bに向かって延びる単一延長部のみを含む場合がある。図示された実施形態は、何ら制限することを意図しない。
以下にさらに詳細に述べられるように、凹部30a、30bおよび延長部32a、32bを作製することによって、材料が塑性的に変形するように、変形部26a、26bは、山部14aおよび谷部15bのそれぞれにおける材料を加工硬化させる(例えば、冷間加工)ことによって作製されてもよい。材料の加工硬化の結果として、変形部26a、26bは、山部14aおよび谷部15bのそれぞれの非変形部28a、28bの硬度よりも高い硬度を有することができる。
一実施形態においては、変形部26a、26bにおける材料は、材料の加工硬化によって、非変形部28a、28bにおける材料の硬度よりも少なくとも約20%、好ましくは、約20%から約40%高い硬度を有する。例えば、一実施形態においては、リング12aは、約220HVのビッカース硬度を有する焼鈍したステンレス鋼、またはCo−Cr合金から製造される場合があるが、加工硬化した変形部26aの材料の硬度は、約36%増加の約300HVである場合がある。
当然のことながら、変形部26aにおける材料の硬度の実際の増加量は、材料、変形度、加工温度、および材料に印加される圧力の量および持続時間に依存する。該当する場合、隣接するリング12bの谷部15bの変形に対しても同じ考え方が適用される。一部の実施形態においては、1つのリングの山部のみが変形され、隣接するリングの非変形谷部に接続される。図示された実施形態は、何ら制限することを意図しない。
材料を加工硬化により、山部14aおよび谷部15bのそれぞれに変形部26a、26bを作製することによって、延長部32a、32bが作製されるだけでなく、延長部32a、32bの強度を強化させることができる。これは、山部14aと谷部15bとの間の接続部が、より高い可撓性を有し、しかもより高い強度を有することを可能にすることができる。増加した可撓性は、隣接するリング12a、12bのそれぞれにおける山部14aおよび谷部15bの非変形部28a、28bが、他の接続された山部および谷部よりも大きい距離離間することを可能にすることによって、達成されてもよく、他の接続された山部および谷部は、図2および3に図示され、上記に述べられる山部14a’および谷部15b’等である。
例えば、上述したように、従来の溶接ステント10’において、溶接部24’は、d1の長さを有する。しかしながら、図4に図示される実施形態においては、ステント10の溶接部24は、山部14aおよび谷部15bのそれぞれの変形部26a、26bの延長部32a、32bがあるために、d1よりも大きい長さd2を有する。より長い溶接部24(図2および3に図示される溶接部24’と比較して)は、コネクタ22の可撓性を改善する可能性があるのと同時に、変形部26a、26bにおける加工硬化した材料は、コネクタ22の強度を増加させる可能性がある。つまり、溶接部24内の延長部32a、32bの存在は、隣接するリング12a、12b間の接続部の強度を増加させると同時に、より可撓性の高い接続部を提供することができる。
溶接部24は、突き合わせ溶接、抵抗溶接、および/またはレーザ溶接を含むがそれらに限定されない、従来の溶接技術によって作製されてもよい。さらに、コネクタ22は、本来溶接部の形態でなくてもよく、はんだ付けまたはろう付けによって作製されてもよい。
一実施形態においては、山部14aおよび谷部15bにおける材料が、ともに変形することによって溶接部24を作製するように、レーザによって、山部14aおよび谷部15bにおいて熱が生成されてもよい。溶接部24が作製されるとき、溶接部24が脆弱にならないように酸化を防止するために、十分な流速で溶接部領域を充満させるように、アルゴンまたはヘリウム等の不活性ガスを使用してもよい。当然のことながら、他の溶接技術が使用されてもよく、上記の方法は、何ら制限するものとみなされるべきではない。
図6は、上記のリング12aの山部14aの変形部26aを作製するために使用してもよい工具40の一実施形態を示す。当然のことながら、同じ工具40はまた、リング12bの谷部15bの変形部26bを作製するために使用してもよい。工具40は、好ましくは、リング12aを形成するために使用される材料よりも高い硬度を有する材料から製造される。図6に図示される実施形態においては、工具40は、断面が円形で、かつ遠位端44が平坦であるポンチ42を含む。当然のことながら、ポンチ42は、楕円、長方形等の別の断面形状を有してもよい。ポンチ42の図示された実施形態は、何ら制限することを意図しない。
図7に示されるように、支持部46をリング12の内側に配置し、山部14aの内側の表面48と接触するようにしてもよい。支持部46は、マンドレル、またはポンチ42が山部14aの変形部26aを作製するために使用される際に、リング12aを支持するように構成される他の任意の構造であってもよい。リング12aが支持部46上に適切に配設された後に、ポンチ42は、変形部26aが作製されるべき山部14aの位置において、山部14aの外側の表面50を係合してもよい。山部14aが支持部46とポンチ42との間に配設されると、図8に示されるように、望ましい量の変形が行われるまで、好適な圧力がポンチ42に印加されてもよい。好適な圧力は、山部14aの材料を変形させるのに十分だが、山部14aの材料が破壊されるほど大きくはない圧力であるべきである。当業者によって理解されるように、リング12を形成されるために使用される材料の応力歪み曲線が、好適な圧力を選択するために使用されてもよい。望ましい量の変形が行われた後に、変形部26aをあとに残して、ポンチ42は、山部14aから取り外されてもよい。
別の実施形態においては、変形部26a、26bは、図9に図示される装置52を使用することによって、同時に形成されてもよい。図示されるように、装置52は、ステント10のリング12がその上に配置されるマンドレル54を含む。装置52はまた、工具40がリング12の山部14と軸方向に並ぶように、マンドレル54に沿って並んだ複数の工具40を含む。一実施形態においては、図10により詳細に図示されるように、工具40は、その遠位端においてローラ56を含む。マンドレル54は回転してもよく、工具40は、各ローラ56が、山部14の外側の表面46を係合することができるように、マンドレルに向かって移動してもよい。図示されているように、単一のローラ56は、1つのリングの山部14と隣接するリング12の谷部15とを同時に係合してもよい。当然のことながら、他の配列が使用されてもよい。例えば、変形部26が、山部14および谷部15のすべてではなく、特定の山部14および/または谷部15のみにおいて形成される場合、ローラ56が、変形部26が形成される山部14のみに接触するように、マンドレル54およびローラ56を、角度を割り出すようにしてもよい。図示された実施形態は、何ら制限することを意図しない。
別の実施形態においては、最初に、隣接するリング12a、12bの山部14aおよび谷部15bが、図2に示されるように互いに溶接されてもよく、次いで、工具40(図6のポンチ48または図10のローラ56のいずれかを有する)が、上記の方法で山部14aおよび谷部15bのそれぞれの変形部26a、26bを形成するために使用されてもよい。両方の方法とも、本発明の実施形態の範囲内にあると考えられる。
本明細書に開示される本発明の実施形態は、現在のところ好ましいと考えられるが、一方で、種々の変更および修正が、本発明の思想および範囲から逸脱することなく行われることができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲に示され、同等物の意味および範囲の中に入るすべての変更は、その中に包含されるよう意図される。

Claims (38)

  1. ステントを製造するための方法であって、
    複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングを形成するステップと、
    複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングを形成するステップと、
    前記第1のリングの前記山部の少なくとも1つの一部を変形させるステップと、
    前記変形部を前記第2のリングの前記谷部の1つに接続するステップと、を備えている、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のリングは、第1の連続ワイヤから形成される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のリングは、第2の連続ワイヤから形成される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記変形させるステップは、前記一部を加工硬化させるステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記山部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に少なくとも約20%増加する、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記山部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に約20%から約40%増加する、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のリングの前記谷部の少なくとも1つの一部を変形させるステップをさらに含み、かつ前記接続するステップは、前記第1のリングの前記少なくとも1つの山部の前記変形部を前記第2のリングの前記少なくとも1つの谷部の前記変形部に接続するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2のリングの前記少なくとも1つの谷部の前記一部を前記変形させるステップは、前記少なくとも1つの谷部の前記一部を加工硬化させるステップを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に少なくとも約20%増加する、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に約20%から約40%増加する、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のリングの前記山部の前記変形部および前記第2のリングの前記谷部の前記変形部は、前記接続するステップの間に互いに接触し、前記山部の非変形部および前記谷部の非変形部を離間させる、
    請求項7に記載の方法。
  12. 前記変形させるステップは、前記一部に工具を押し付けるステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記工具は、ポンチを含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記工具は、ローラを含む、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記接続するステップは、溶接するステップを含む、
    請求項1に記載の方法。
  16. ステントを製造するための方法であって、
    複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングを形成するステップと、
    複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングを形成するステップと、
    前記第1のリングの前記山部の1つを前記第2のリングの前記谷部の1つに接続するステップと、
    前記第1のリングの前記接続された山部の一部を変形させるステップと、を備えている、
    ことを特徴とする方法。
  17. 前記第2のリングの前記接続された谷部の一部を変形させるステップをさらに含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記第2のリングの前記接続された谷部の前記一部を前記変形させるステップは、加工硬化させるステップを含む、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に少なくとも約20%増加する、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に約20%から約40%増加する、
    請求項19に記載の方法。
  21. 前記変形させるステップは、加工硬化させるステップを含む、
    請求項16に記載の方法。
  22. 前記山部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に少なくとも約20%増加する、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記山部の前記変形部のビッカース硬度値は、前記加工硬化させるステップの間に約20%から約40%増加する、
    請求項22に記載の方法。
  24. 前記変形させるステップは、前記一部に工具を押し付けるステップを含む、
    請求項16に記載の方法。
  25. 前記工具は、ポンチを含む、
    請求項24に記載の方法。
  26. 前記工具は、ローラを含む、
    請求項24に記載の方法。
  27. 前記接続するステップは、溶接するステップを含む、
    請求項16に記載の方法。
  28. 複数の山部および複数の谷部を有する第1のリングと、
    複数の山部および複数の谷部を有する第2のリングと、
    前記第1のリングの前記山部の1つを前記第2のリングの前記谷部の1つに接続するコネクタと、を備える、ステントであって、
    前記第1のリングの前記接続された山部は、前記第2のリングの前記接続された谷部に向かって延びする変形部を備える、
    ことを特徴とするステント。
  29. 前記山部の前記変形部は、前記山部の非変形部のビッカース硬度値よりも少なくとも約20%高いビッカース硬度値を有する、
    請求項28に記載のステント。
  30. 前記山部の前記変形部は、前記山部の非変形部のビッカース硬度値よりも約20%から約40%高いビッカース硬度値を有する、
    請求項29に記載のステント。
  31. 前記第2のリングの前記接続された谷部は、前記第1のリングの前記接続された山部に向かって延在する変形部を備える、
    請求項28に記載のステント。
  32. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部は、前記第2のリングの前記谷部の非変形部のビッカース硬度値よりも少なくとも約20%高いビッカース硬度値を有する、
    請求項31に記載のステント。
  33. 前記第2のリングの前記谷部の前記変形部は、前記第2のリングの前記谷部の非変形部のビッカース硬度値よりも約20%から約40%高いビッカース硬度値を有する、
    請求項32に記載のステント。
  34. 前記第1のリングの前記山部の前記変形部および前記第2のリングの前記谷部の前記変形部は、互いに接触し、これにより前記山部の前記非変形部および前記谷部の前記非変形部を離間させるようにする、
    請求項31に記載のステント。
  35. 前記コネクタは、前記第1のリングの前記山部の前記変形部および前記第2のリングの前記谷部の前記変形部を接触させる溶接部を備える、
    請求項31に記載のステント。
  36. 前記コネクタは、前記変形部を接触させる溶接部を備える、
    請求項35に記載のステント。
  37. 前記第1のリングは、第1の連続ワイヤから形成される、
    請求項28に記載のステント。
  38. 前記第2のリングは、第2の連続ワイヤから形成される、
    請求項37に記載のステント。
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