JP2010516198A - 無線通信システムにおけるmimoためのcqiレポーティング - Google Patents

無線通信システムにおけるmimoためのcqiレポーティング Download PDF

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Abstract

チャネル品質表示(CQI)情報を決定しレポートするための技術が説明される。ユーザ装置(UE)は、利用可能な送信電力及びチャネライゼーションコードの指定数に基づいて、例えば、前記利用可能な送信電力を、すべてのトランスポートブロック及び前記指定数のチャネライゼーションコードの全部又は一部にわたって、均一に分配することによって、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力POVSFを決定する。UEは、POVSFに基づいて、複数のトランスポートブロックのSINRを推定し、該SINRに基づいて、該トランスポートブロックのためのCQIインデックスを決定し、そして、該CQIインデックスをNode Bへ送信するようにしても良い。Node Bは、前記CQIインデックスに基づいて、複数のトランスポートブロックを、前記UEへ送信しても良い。Node Bは、前記トランスポートブロックを、(i)POVSFにて、前記指定数のチャネライゼーションコードで、又は、(ii)POVSFにて、第2の数のチャネライゼーションコードで(トランスポートブロックサイズは、前記チャネライゼーションコードの指定数及び第2の数に基づいて基準化される。)、送信しても良い。

Description

(関連出願の相互参照)
本特許出願は、2007年1月9日付け提出され、本願の譲受人に譲渡され、参照によって明確に本明細書に組み込まれる「CQI REPORTING FOR FDD MIMO」と題された米国仮出願第60/884,202号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳しくは無線通信システムにおいてチャネル品質表示(channel quality indicator)(CQI)情報をレポートするための技術に関する。
無線通信システムにおいて、Node Bは、複数の(R個の)受信アンテナを装備するユーザ装置(UE)へのデータ送信のために、複数の(T個の)送信アンテナを使用しても良い。複数の送信及び受信アンテナは、スループットを増加し及び/又は信頼性を向上するために使用されてもよい多重入力多重出力(multiple-input multiple-output)(MIMO)チャネルを形成する。例えば、Node Bは、スループットを向上するために、T個の送信アンテナから、同時に、最大T個までのデータストリームを送信しても良い。代わりに、Node Bは、UEによる受信を向上させるために、T個すべての送信アンテナから、単一のデータストリームを送信しても良い。各々のデータストリームは、与えられた送信時間間隔(TTI)において、データの一つのトランスポートブロックを運んでも良い。それゆえ、用語“データストリーム(data stream)”及び“トランスポートブロック(transport block)”は、互換的に使用できる。
良好なパフォーマンス(例えば、高スループット)は、いぜんとして(still)UEがトランスポートブロックを確実に復号化できるようにする最も高い可能なレートにて、各々のトランスポートブロックを送信することによって、実現されても良い。UEは、送信されるかもしれないトランスポートブロックの各々の可能な組み合わせの信号対干渉雑音比(SINR)を推定し、そして、トランスポートブロックの最良の組み合わせの推定SINRに基づいて、CQI情報を決定しても良い。CQI情報は、各々のトランスポートブロックの処理パラメータのセットを運んでも良い。UEは、CQI情報をNode Bに送信しても良い。Node Bは、CQI情報に従って、1又は複数のトランスポートブロックを処理し、また、そのトランスポートブロックをUEへ送信しても良い。
データ伝送パフォーマンスは、UEによるCQI情報の正確な決定及びレポーティングに依存しても良い。それゆえ、CQI情報を的確に(accurately)決定し及びレポーティングするための技術が当該技術分野において必要である。
MIMO伝送のためのCQI情報を決定しレポーティングするための技術が本明細書で説明される。一つの態様において、UEは、該UEとNode Bの両方に知られているチャネライゼーションコードあたりの送信電力POVSFに基づいて、CQI情報を決定しても良い。符号分割多重を用いて送信されるMIMO伝送について、トランスポートブロックのSINRは、POVSFに依存しても良いが、POVSFの線形関数でなくても良い。既知のPOVSFの使用は、SINR推定における精度を向上し得る。UEは、(i)Node Bからのシグナリングを通して得られてもよい利用可能な送信電力、及び、(ii)既知の値でもよく又はシグナリングを通して得られてもよいチャネライゼーションコードの指定数、に基づいて、POVSFを決定しても良い。UEは、POVSFを得るために、複数の(例えば、2個の)トランスポートブロックにわたった、また、指定数のチャネライゼーションコードにわたった、利用可能な送信電力の均一な分配を、仮定してもよい。そして、UEは、POVSFに基づいて、トランスポートブロックのSINRを推定してもよい。UEは、SINR及び指定数のチャネライゼーションコードのためのCQIマッピングテーブルに基づいて、トランスポートブロックのためのCQIインデクスを決定してもよい。UEは、CQIインデックスを、CQI情報として、Node Bへ送信しても良い。
Node Bは、UEから受信されたCQI情報に基づいて、MIMO伝送における複数のトランスポートブロックを、そのUEへ送信しても良い。一つのデザインにおいて、Node Bは、トランスポートブロックを、POVSFにて、指定数のチャネライゼーションコードで、送信しても良い。他のデザインにおいて、Node Bは、POVSFにて、第2の数のチャネライゼーションコードで、トランスポートブロックを送信しても良く、また、チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、そのトランスポートブロックのサイズを基準化しても良い。更に他のデザインにおいて、Node Bは、チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、POVSFを基準化しても良い。そして、Node Bは、基準化されたPOVSFにて、第2の数のチャネライゼーションコードで、トランスポートブロックを送信しても良い。
本開示の様々な態様又は特徴が、以下で更に詳しく説明される。
図1は、無線通信システムを示す。 図2は、Node B及びUEのブロック図を示す。 図3は、物理チャネルのセットに関するタイミングチャートを示す。 図4は、CQI情報を決定するためのプロセスを示す。 図5は、CQI情報を送信するためのデザインを示す。 図6は、UEにより実行されるプロセスを示す。 図7は、Node Bにより実行されるプロセスを示す。
詳細な説明
本明細書で説明される技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムなどのような、種々の無線通信システムのために使用されても良い。用語“システム(system)”及び“ネットワーク(network)”は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実装しても良い。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)及び他のCDMAの変形(variants)を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856標準をカバーする。UTRAは、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System)(UMTS)の一部であり、両方とも“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。cdma2000は、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。これら各種の無線技術及び標準は、当該技術分野において知られている。明確にするために、その技術は、以下の説明の大半で使用されるUMTS及びUMTS技術について、以下で説明される。
図1は、複数のNode B110及び複数のユーザ装置(UE)120を有する無線通信システム100を示す。システム100はまた、UMTSにおいて、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network)(UTRAN)と呼ばれる。Node Bは、一般に、各UEと通信する固定局であり、また、evolved Node B(eNode B)、基地局、アクセスポイント、などとも呼ばれる。各々のNode B110は、特定の地理的エリアのための通信範囲を提供し、また、そのサービスエリア内に位置する各UEとの通信をサポートする。システムコントローラ130は、各Node B110と結合され、また、これらNode Bのための座標及び制御を提供する。システムコントローラ130は、単一ネットワークのエンティティー又は一群のネットワークのエンティティーであっても良い。
UE120は、そのシステムの至るところに分散しても良く、また、各々のUEは、固定(stationary)のものであっても、移動(mobile)するものであっても良い。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、などども呼ばれる。UEは、携帯電話(cellular phone)、携帯情報端末(PDA)、無線デバイス、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、などであっても良い。
図2は、Node B110及びUE120のデザインのブロック図を示す。このデザインにおいて、Node B110は、複数の(T個の)アンテナ220a〜220tが装備されており、また、UE120は、複数の(R個の)アンテナ252a〜252rが装備されている。MIMO伝送は、Node B110におけるT個の送信アンテナからUE120におけるR個の受信アンテナへ送信されても良い。
Node B110において、送信(TX)データ及びシグナリングプロセッサ212は、スケジューリングされたすべてのUEについて、データソース(図示せず)からのデータを受け取っても良い。プロセッサ212は、各々のUEのためのデータを処理(例えば、フォーマット、符号化、インターリーブ、及びシンボルマップ)し、データのための変調シンボルであるデータシンボルを提供しても良い。プロセッサ212はまた、シグナリングを処理し、シグナリングのための変調シンボルであるシグナリングシンボルを提供しても良い。空間マッパー214は、各々のUEのためのそのデータシンボルを、そのUEのためのプリコーディングマトリックス又はベクトルに基づいてプリコードし、また、すべてのUEについて、出力シンボルを提供しても良い。CDMA変調器(MOD)216は、出力シンボル及びシグナリングシンボルについてCDMA処理を実行しても良く、また、T個の出力チップストリームをT個の送信機(TMTR)218a〜218tへ提供しても良い。各々の送信機218は、その出力チップストリームを処理(例えば、アナログへの変換、フィルタリング、増幅、及び周波数アップコンバート)し、ダウンリンク信号を提供しても良い。T個の送信機218a〜218tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ220a〜220tを通して送信されても良い。
UE120において、R個のアンテナ252a〜252rは、Node B110からそれらダウンリンク信号を受信し、R個の受信信号をそれぞれR個の受信機(RCVR)254a〜254rへ提供しても良い。各々の受信機254は、その受信信号を処理(例えば、フィルタリング、増幅、周波数ダウンコンバート、及びデジタイズ)し、サンプルをチャネルプロセッサ268及びイコライザ/CDMA復調器(DEMOD)260へ提供しても良い。プロセッサ268は、フロントエンドフィルタ/イコライザのための係数及び1又は複数の結合マトリックス(combiner matrices)のための係数を得ても良い。ユニット260は、フロントエンドフィルタを用いたイコライゼーションとCDMA復調とを実行し、フィルタリングされたシンボルを提供しても良い。MIMO検出器262は、空間ディメンションにわたってフィルタリングされたシンボルを結合し、UE120へ送信されたデータシンボル及びシグナリングシンボルの推定である検出シンボルを提供しても良い。受信(RX)データ及びシグナリングプロセッサ264は、検出シンボルを処理(例えば、シンボルデマップ、デインターリーブ、及び復号化)し、復号化されたデータ及びシグナリングを提供しても良い。一般に、イコライザ/CDMA復調器260、MIMO検出器262、及びRXデータ及びシグナリングプロセッサ264による処理は、それぞれ、Node B110におけるCDMA変調器216、空間マッパー214、及びTXデータ及びシグナリングプロセッサ212による処理に対して相補的である。
チャネルプロセッサ268は、Node B110からUE120への無線チャネルの応答を推定しても良い。プロセッサ268及び/又は270は、プリコーディング制御インディケータ(PCI)情報及びCQI情報を含み得るフィードバック情報を得るために、チャネル推定を処理しても良い。PCI情報は、並行して送信されるトランスポートブロックの数及びトランスポートブロックをプリコーディングするのに用いられる特定のプリコーディングマトリックス又はベクトルを運んでも良い。トランスポートブロックは、パケット、データブロック、などとも呼ばれる。CQI情報は、各々のトランスポートブロックのための処理パラメータ(例えば、トランスポートブロックサイズ及び変調スキーム)を運んでも良い。プロセッサ268及び/又は270は、データ伝送に使用できる異なる可能なプリコーディングマトリックス及びベクトルを評価し、最良のパフォーマンス、例えば、最高の全体的なスループットを提供できるプリコーディングマトリックス又はベクトルを選択しても良い。プロセッサ268及び/又は270はまた、選択されたプリコーディングマトリックス又はベクトルのためのCQI情報を決定しても良い。
アップリンク上を送信されるフィードバック情報及びデータは、TXデータ及びシグナリングプロセッサ280により処理され、さらに、CDMA変調器282により処理され、また、R個のアップリンク信号を生成するために、送信機254a〜254rにより調整されても良い。R個のアップリンク信号は、それぞれ、アンテナ252a〜252rを通して送信されても良い。UE120における送信アンテナの数は、受信アンテナの数に等しくても良いし、あるいは、等しくなくても良い。例えば、UE120は、二つのアンテナを用いてデータを受信しても良いが、唯一のアンテナを用いてフィードバック情報を送信しても良い。Node B110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ220a〜220tにより受信され、受信機218a〜218tにより調整され、イコライザ/CDMA復調器240により処理され、MIMO検出器242により検出され、そして、UE120により送信されるフィードバック情報及びデータを受信するために、RXデータ及びシグナリングプロセッサ244により処理されても良い。Node B110における受信アンテナの数は、受信アンテナの数に等しくても良いし、あるいは、等しくなくても良い。
コントローラ/プロセッサ230及び270は、それぞれ、Node B110及びUE120における処理を指示しても良い。メモリ232及び272は、それぞれ、Node B110及びUE120のためのプログラムコード及びデータを記憶しても良い。スケジューラ234は、ダウンリンク及び/又はアップリンクのために、諸UEを、例えばそれらUEから受信されたフィードバック情報に基づいて、スケジューリングしても良い。
UMTSにおいて、UEのためのデータは、上位レイヤにおける1又は複数のトランスポートチャネルとして処理されても良い。トランスポートチャネルは、例えばボイス、ビデオ、パケットデータなどのような、1又は複数のサービスのためのデータを運んでも良い。トランスポートチャネルは、物理レイヤにおける物理チャネルにマッピングされても良い。物理チャネルは、異なるチャネライゼーションコードでチャネライズされても良く、それゆえ、符号ドメインにおいて互いに直交していても良い。UMTSは、物理チャネルのためのチャネライゼーションコードとして、直交可変拡散率(orthogonal variable spreading factor)(OVSF)符号を用いる。
3GPPのリリース5以降のものは、ダウンリンク上の高速パケットデータ伝送を可能にするチャネル及びプロシージャーのセットである、高速ダウンリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access)(HSDPA)をサポートする。HSDPAに関して、Node Bは、高速ダウンリンク共有チャネル(High Speed Downlink Shared Channel)(HS−DSCH)上にデータを送信しても良い。それは、時間及び符号の両方においてすべてのUEでシェアされるダウンリンクトランスポートチャネルである。HS−DSCHは、各々のTTIにおいて、1又は複数のUEのためのデータを運んでも良い。UMTSに関して、10ミリ秒(ms)の無線フレームは、5個の2msのサブフレームに分割される。各々のサブフレームは、3つのスロットを含み、各々のスロットは、0.667msの継続時間を有する。TTIは、HSDPAのための一つのサブフレームに等しく、また、UEがスケジューリング及びサービスされるところの最小の単位時間である。HS−DSCHのシェアリングは、TTIからTTIへ動的に変化しても良い。
表2は、HSDPAのために使用される幾つかのダウンリンク及びアップリンク物理チャネルをリストアップし、また、各々の物理チャネルのための短い説明を提供する。
Figure 2010516198
図3は、HSDPAに用いられる物理チャネルに関するタイミングチャートを示す。HSDPAに関して、Node Bは、各々のTTIにおいて、1又は複数のUEのために動作しても良い。Node Bは、HS−SCCH上に、各々のスケジューリングされたUEのためのシグナリングを送信しても良く、また、HS−PDSCH上の2スロット後で、データを送信しても良い。Node Bは、HS−SCCHのために、設定可能な個数の128チップOVSF符号を用いても良く、また、HS−PDSCHのために、最大15個までの16チップOVSF符号を用いても良い。HSDPAは、最大15個までの16チップOVSF符号を用いる単一のHS−PDSCH及び設定可能な個数の128チップOVSF符号を用いる単一のHS−SCCHを有するものとして考えられても良い。同等に、HSDPAは、それぞれが単一の16チップOVSF符号を有する最大15個までのHS−PDSCH及びそれぞれが単一の128チップOVSF符号を有する設定可能な個数のHS−SCCHを有するものとして考えられても良い。次の説明は、単独のHS−PDSCH及び単独のHS−SCCHの用語を用いる。
HS−PDSCH上でデータを受信してもよい各々のUEは、シグナリングがそのUEのために送信されたかどうかを決定するために、各々のTTIにおいて、HS−SCCHのための最大4個までの128チップOVSF符号を処理しても良い。与えられたTTIにおいてスケジューリングされた各々のUEは、そのUEへ送信されたデータを回復するために、そのHS−PDSCHを処理しても良い。トランスポートブロックが正確に復号化された場合には、各々のスケジューリングされたUEは、HS−DPCCH上に肯定応答(ACK)を送信し、そうでない場合には、否定応答(NACK)を送信しても良い。各々のUEはまた、HS−DPCCH上のPCI及びCQI情報をNode Bへ送信しても良い。
図3はまた、UEにおけるHS−SCCH、HS−PDSCH、及びHS−DPCCHの間のタイミングオフセットを示す。HS−PDSCHは、HS−SCCHの2スロット(slots)後に開始する。HS−DPCCHは、HS−PDSCH上の対応する伝送の終端からおよそ7.5スロットに開始する。
UEは、Node Bがデータを処理しUEへ送信できるようにするために、CQI情報を送信しても良い。一般に、CQI情報は、任意の数のトランスポートブロック又はデータストリームについて送信されても良い。明確にするために、以下の説明の多くは、1つ又は2つのトランスポートブロックが、与えられたTTIにおいて送信され、また、CQI情報が、1つ又は2つのトランスポートブロックに対して送信されることを、仮定する。CQI情報は、次の特徴を有するものとする:
・各々のトランスポートブロックについて、CQIインデックスのレポーティングを可能にさせる、
・各々のトランスポートブロックについて、CQIインデックスのために十分な数のレベルを提供する、また、
・1又は2のトランスポートブロックについて、柔軟性のあるCQI情報のレポーティングをサポートする。
Node Bは、複数の可能なプリコーディングマトリックスのうちの一つを用いて、UEへ二つのトランスポートブロックを送信しても良いし、あるいは、複数の可能なプリコーディングマトリックスのうちの一つの列/ベクトルを用いて、一つのトランスポートブロックを送信しても良い。UEは、そのUEへのデータ伝送のためにNode Bにより利用可能な異なる可能なプリコーディングマトリックス及びベクトルに対するデータパフォーマンスを、評価しても良い。各々のプリコーディングマトリックス又はベクトルに関して、UEは、各々のトランスポートブロックの品質を推定しても良い。それは、任意の適切なメトリック(metric)により与えられても良い。明確にするために、次の説明は、各々のトランスポートブロックの品質は、加法性ホワイトガウスノイズ(additive white Gaussian noise)(AWGN)チャネルのために、等価なSINRにより与えられると、仮定する。それは、以下の説明では、単にSINRと呼ばれる。UEは、すべてのトランスポートブロックのSINRに基づいて、各々のプリコーディングマトリックス又はベクトルに対するデータパフォーマンス(例えば、全体的なスループット)を決定しても良い。すべての可能なプリコーディングマトリックス及びベクトルの評価の後に、UEは、最良のデータパフォーマンスを与えるプリコーディングマトリックス又はベクトルを選択しても良い。
可能なプリコーディングマトリックスに関して、UEは、そのプリコーディングマトリックスに並行して送信される二つのトランスポートブロックのSINRを推定しても良い。より高いSINRを有するトランスポートブロックは、第1の(primary)トランスポートブロックと呼ばれても良く、また、より低いSINRを有するトランスポートブロックは、第2の(secondary)トランスポートブロックと呼ばれても良い。各々のトランスポートブロックのSINRは、例えば、(i)HS−PDSCH上のデータ伝送に利用可能な送信電力、(ii)データ伝送に利用可能なOVSF符号の数、(iii)チャンネル利得及ノイズ分散により与えられる、チャネル条件、(iv)UEにより実行される受信処理のタイプ、(v)UEにより連続干渉除去(successive interference cancellation)(SIC)が実行される場合における、トランスポートブロックが回復される次数、及び(vi)可能な他の要因、のようなさまざまな要因に依存しても良い。
トランスポートブロックiのSINR,SINRは、
SINR=F(POVSF,X) 方程式(1)
として与えられても良い。
ここで、POVSFは、HS−PDSCHのためのOVSF符号あたりの送信電力であり、
は、SINRに影響を与える全ての他のパラメータを含み、また、
F( )は、UEに適用されるSINR関数である。
SINR関数は、UEでの受信処理に依存しても良く、また、POVSFの線形関数でなくても良い。それゆえ、もし、POVSFがGデシベル(dB)増加する場合に、SINRでの改善の量が、単にPOVSFでのGデシベル増加に基づいて正確にわからなくても良い。このPOVSFとSINRとの間の非線形関係は、同じOVSF符号を利用する2つのトランスポートブロック間の干渉である、コード再利用干渉(code-reuse interference)に起因することがある。さらに、SINR関数は、Node Bにおいて知られていなくても良い。
一つの態様において、UEは、UEとNode Bの両方に知られている、OVSF符号あたりの送信電力に基づいて、SINRを推定しても良い。一つのデザインにおいて、その知られているPOVSFは、(i)HS−PDSCH上のデータ伝送に利用可能な送信電力PHSPDSCH、(ii)HS−PDSCHのためのOVSF符号の指定数M、及び(iii)各々のトランスポートブロックのためのM個のOVSFにわたる利用可能な送信電力の均一な分配、の知識又は前提に基づいて決定されても良い。
HS−PDSCHのための利用可能な送信電力PHSPDSCHは、上位レイヤのシグナリングにより、及び/又は、他の何らかのメカニズムにより、例えば、定期的に又は変化があるごとに、提供されても良い。一つのデザインにおいて、利用可能な送信電力PHSPDSCHは、次の
HSPDSCH=PCPICH+Γ (dB換算) 方程式(2)
として決定されても良い。
ここで、PCPICH は、共通パイロットチャネル(Common Pilot Channel)(CPICH)の送信電力であり、また、Γは、上位レイヤによりシグナルされても良い電力オフセットである。
一つのデザインにおいて、利用可能な送信電力は、二つのトランスポートブロックに均一に分配されても良く、また、POVSFは、両方のトランスポートブロックについて同一でも良い。他のデザインでは、利用可能な送信電力の特定のパーセントが第1の(primary)トランスポートブロックに分配され、残りの送信電力が第2の(secondary)トランスポートブロックに分配され、POVSFが2つのトランスポートブロックについて異なっても良い。
一つのデザインにおいて、POVSFの計算において用いられる、OVSF符号の指定数Mは、上位レイヤのシグナリングにより、及び/又は、他の何らかのメカニズムにより、例えば、定期的に又は変化があるごとに、提供されても良い。他のデザインにおいて、Mは、HS−PDSCHのためのOVSF符号の最大数(すなわち、M=15)に等しい、あるいは、他の何らかの規定の値に等しい、と仮定されても良い。いずれの場合においても、POVSFは、利用可能な送信電力をM個のOVSF符号にわたって均一に分配することによって、次の
OVSF=PHSPDSCH−10・log10(2・M) (デシベル換算) 方程式(3)
として、与えられても良い。
方程式(3)において、デシベル換算の減算は、線形単位での除算に相当する。log10の項の中の2という因数は、PHSPDSCHが2つのトランスポートブロック間に均一に分配されることを、仮定している。
UEは、各々のトランスポートブロックのSINRを、そのトランスポートブロックに対するPOVSFに基づいて、推定しても良い。そして、UEは、CQIマッピングテーブルに基づいて、各々のトランスポートブロックのSINRを、CQIインデックスへマッピングしても良い。CQIマッピングテーブルは、CQIインデックステーブルとも呼ばれる。CQIマッピングテーブルは、L個の可能なCQIレベルのためのL個のエントリーを有しても良い。ここで、Lは、任意の適切な値でも良い。各々のCQIレベルは、要求されるSINRだけでなく、トランスポートブロックのためのパラメータのセットにも関係しても良い。L個のCQIレベルは、要求されるSINRの増加に関係しても良い。各々のトランスポートブロックに関して、UEは、そのトランスポートブロックの推定されたSINRに比較してより低い要求SINRを有する、最も高いCQIレベルを選択しても良い。各々のトランスポートブロックのCQIインデックスは、L個の可能なCQIレベルのうちの一つを指示するであろう。
図4は、複数の(例えば、2個の)トランスポートブロックのためのCQIインデックスを決定するためのプロセス400を示す。OVSF符号あたりの送信電力POVSFは、例えば、方程式(3)に示されるように、利用可能な送信電力PHSPDSCH及びOVSFの指定数Mに基づいて決定される(ブロック412)。トランスポートブロックのSINRは、OVSF符号あたりの送信電力及び他のパラメータに基づき並びにSINR関数に従って、推定される(ブロック414)。トランスポートブロックのSINRは、CQIマッピングテーブルに基づいて、CQIインデックスにマッピングされる(ブロック416)。CQIインデックスは、Node Bへ送信される(ブロック418)。CQIインデックスは、複数のトランスポートブロックをUEへ送信するために、Node Bに使用される。
CQIマッピングテーブルは、さまざまな方法で定義されても良い。そのテーブル中のエントリーの数Lは、例えば、そのテーブルによりカバーされるべきSINRのレンジ、隣接するCQIレベル間の要求される粒度、CQI情報に用いられるビットの数、などのような、さまざまな要因に基づいて選択されても良い。一つのデザインにおいて、L=15であり、CQIマッピングテーブルは、15個の可能なCQIレベルのための15個のエントリーを含む。各々のCQIレベルは、トランスポートブロックサイズ及び変調スキームを含むパラメータのセットに関係しても良い。パラメータのセットはまた、例えば符号レートのような他のパラメータを、陰に又は陽に含んでも良い。
一般に、与えられた目標となるブロック誤り率(block error rate)(BLER)に関して、より高い符号レート及びより高い変調次数が、より高いSINRのために利用されても良いし、その逆も同様である(vice versa)。変調スキームのセットは、HSDPAのためにサポートされても良い。より高い次数の変調スキームが、より高いSINRのために利用されても良く、また、より低い次数の変調スキームが、より低いSINRのために利用されても良い。符号レートのレンジ(例えば、1/3=0.333〜1)はまた、HSDPAのためにサポートされても良い。より高い符号レート(例えば、1の近く)は、より少ない冗長性をもたらし、また、より高いSINRのために利用されても良い。反対に、より低い符号レート(例えば、0.333)は、より多い冗長性をもたらし、また、より低いSINRのために利用されても良い。
表2は、一つの特定のデザインに従うCQIマッピングテーブルを示す。このデザインは、(i)HS−PDSCHのためのOVSF符号の指定数は、M=15であること、(ii)4位相偏移変調(quadrature phase shift keying)(QPSK)及び16レベルの直交振幅変調(16-level quadrature amplitude modulation)(16QAM)が、HSDPAのために利用されても良いこと、並びに、(iii)符号レートは、0.333〜1に変動できること、を仮定している。このCQIマッピングテーブルにおいて、各々のCQIレベルは、特定のトランスポートブロックサイズ及び特定の変調スキームに関係する。そのテーブル中の15個のCQIレベルは、隣接するCQIレベル間のSINRにおける、およそ1.0〜1.5dBのスペーシングに基づいて、定義される。
Figure 2010516198
表2の列6に示される、各々の要求されるSINRに関して、目標となるBLER以下でのブロック誤り率を維持することができる変調スキーム及び符号レートは、コンピュータシミュレーション、計測などにより決定されても良い。表2に示されるように、最も高い符号レートである0.915及び最も高い次数の変調スキームである16−QAMは、最も高いCQIレベルである14に用いられる。符号レートは、各々のより低いCQIレベルについて、CQIレベル8に対する符号レート0.434まで減少する。より低い次数の変調スキームのQPSKは、次に低いCQIレベル7に用いられ、その結果として生じる符号レートは、0.738である。符号レートは、各々のより低いCQIレベルについて、CQIレベル3に対する符号レート0.333まで減少する。
各々のCQIレベルに対するトランスポートブロックサイズは、次のように変調されても良い。TTIは、7680チップにわたる。また、480個の変調シンボルは、一つのTTIにおいて、一つの16チップOVSF符号で送信されても良い。合計480×15=7200個の変調シンボルは、一つのTTIにおいて、HS−PDSCH上を、15個の16チップOVSF符号で送信されても良い。QPSKに関して、二つのコードビットは、各々の変調シンボルにおいて送信されても良く、また、合計14,400個のコードビットは、7200個の変調シンボルにおいて送信されても良い。16QAMに関して、4つのコードビットは、各々の変調シンボルにおいて送信されても良く、また、合計28,800個のコードビットは、7200個の変調シンボルにおいて送信されても良い。トランスポートブロックサイズは、符号レートをコードビット倍した数に等しい。
一つのデザインにおいて、最も低い符号レート及び最も低い次数の変調スキームに達した場合、より低いCQIレベルのすべてについて、同一のトランスポートブロックサイズが繰り返される。表2に示される例では、CQIレベル0,1及び2について、4834のトランスポートブロックサイズが繰り返される。CQIレベル0,1及び2についてUEにより実現されるSINRは、QPSK及び符号レート0.333について要求されるSINRに比較して、より低くても良い。CQIレベル0,1及び2についてUEにより実現されるSINRと、CQIレベル3について要求されるSINRとの間の予期される相違は、表2の列5により示される。より高いBLERは、CQIレベル0,1及び2について送信されるトランスポートブロックの結果となり得るが、このトランスポートブロックは、エラーで受信されたならば、再送信され得る。他のデザインにおいて、最も低い符号レート及び最も低い次数の変調スキームに達した場合、トランスポートブロックサイズが縮減されても良く、また、信頼性を向上するために、同一のビットが繰り返されても良い。更に他のデザインにおいては、最も低い符号レート及び最も低い次数の変調スキームに達した場合、OVSF符号の数が縮減されても良く、また、対応してトランスポートブロックサイズが縮減されても良い。例えば、3172であるトランスポートブロックサイズは、CQIレベル2のための10個のOVSF符号で送信されても良いし、2212であるトランスポートブロックサイズは、CQIレベル1のための7個のOVSF符号で送信されても良いし、また、1262であるトランスポートブロックサイズは、CQIレベル0のための4個のOVSF符号で送信されても良い。
一般に、CQIマッピングテーブルは、任意のレンジのSINRと、CQIレベル間の任意の粒度とをカバーするように、定義されても良い。CQIマッピングテーブルは、例えば、(i)最も低いCQIレベル0は、最も低い符号レート及び最も低い次数の変調スキームに対応する、(ii)最も高いCQIレベル14は、最も高い符号レート及び最も高い次数の変調スキームに対応する、及び(iii)そのテーブル中に繰り返されるエントリーは存在しない、というように定義されても良い。CQIマッピングテーブルは、隣接するCQIレベル間にほとんど等しい差分SINRを有するように定義されても良い。代わりに、CQIマッピングテーブルはまた、(i)より一般に使用されるサブレンジのために、より小さい差分SINR又はより細かい粒度、及び、(ii)より少ない頻度で使用されるサブレンジのために、より大きい差分SINR又はより粗い粒度、を有するように定義されても良い。
表2は、M=15であるケースについてのCQIマッピングテーブルの一つの特定なデザインを示す。CQIマッピングテーブルはまた、他のMの値に対して定義されても良い。例えば、CQIマッピングテーブルは、5,10,及び/又は何らかの他のMの値に対して定義されても良い。また、与えられた値Mに関して、複数のCQIマッピングテーブルは、異なるレンジのSINR、及び/又は、CQI間の異なるに粒度ついて、定義されても良い。複数のCQIマッピングテーブルが使用可能である場合には、例えば、Node Bによって、一つのCQIマッピングテーブルが、使用のために選択され、UEへシグナルされても良いし、その逆も同様である(vice versa)。
UEは、使用するために選択されたCQIマッピングテーブルに基づいて、各々のトランスポートブロックのSINRを、CQIインデックスにマッピングしても良い。一つのデザインにおいて、対称のOVSF符号の割り当てが使用され、また、2つのトランスポートブロックに、同一の数及び同一のセットのOVSF符号が用いられる。このデザインにおいて、CQIマッピングテーブルは、例えば、同一の数のOVSF符号が、すべてのCQIレベルに用いられるように、定義されても良い。他のデザインにおいては、非対称のOVSF符号の割り当てが使用され、また、第2の(secondary)トランスポートブロックのためのOVSF符号の数は、第1の(primary)トランスポートブロックのためのOVSF符号の数とは、相違していても(例えば、より少なくても)良い。このデザインにおいて、CQIマッピングテーブルは、異なるCQIレベルについて異なる数のOVSF符号を、例えば、1又はそれ以上小さいCQIレベルについてより少ないOVSF符号を、有しても良い。第2の(secondary)トランスポートブロックは、第1の(primary)トランスポートブロックのために使用されるOVSFのサブセットで送信されても良い。
もし、プリコーディングマトリックスが選択された場合には、UEは、その選択されたプリコーディングマトリックスで並行して送信されるべき2つのトランスポートブロックのための2つのCQIインデックスを、独立して決定しても良い。もし、プリコーディングベクトルが選択された場合には、UEは、その選択されたプリコーディングベクトルで送信されるべき1つのトランスポートブロックのための1つのCQIインデックスを、決定しても良い。UEは、1つのトランスポートブロックのための1つのCQIインデックスあるいは2つのトランスポートブロックのための2つのCQIインデックスのいずれかを運べる単一のCQI値を送信しても良い。2つのトランスポートブロックの場合における各々のCQIインデックスのための15個のCQIレベルの粒度で、合計15×15=225個のCQIインデックスの組み合わせが、2つのトランスポートブロックについて可能である。もし、単一のCQI値のために8ビットが利用される場合には、最大256−225=31までのレベルが、1つのトランスポートブロックのためのCQIインデックスのために利用されても良い。
一つのデザインにおいて、単一のCQI値は、次のように決定されても良い:
Figure 2010516198
ここで、CQIは、1つのトランスポートブロックのための、{0…30}の範囲内のCQIインデックスであり、
CQIは、第1の(primary)トランスポートブロックのための、{0…14}の範囲内のCQIインデックスであり、
CQIは、第2の(secondary)トランスポートブロックのための{0…14}の範囲内のCQIインデックスであり、また、
CQIは、1つ又は2つのトランスポートブロックのための8ビットCQI値である。
方程式(4)に示されるデザインにおいて、0〜30の範囲内のCQI値は、1つのトランスポートブロックのためのCQIインデックスを運ぶために使用され、また、31〜255の範囲内のCQI値は、2つのトランスポートブロックのための2つのCQIインデックスを運ぶために使用される。UEはまた、1つ又は2つのトランスポートブロックのための1つのCQIインデックス又は2つのCQIインデックスを、単一のCQI値へ、他の方法で、マッピングしても良い。コンピュータシミュレーションは、1つ又は2つのトランスポートブロックのための8ビットCQI値が、十分に正確なCQI情報及び良好なデータパフォーマンスを提供できることを、指示する。しかしながら、より少ない又はより多いビットがCQI値に用いられても良い。
図5は、HS−DPCCH上でPCI及びCQI情報を送信するためのデザインを示す。各々のTTIにおいて、ACK/NACK情報は、TTIの第1の(first)スロットにおいて送信されても良く、また、PCI及びCQI情報は、TTIの第2(second)及び第3(third)のスロットにおいて送信されても良い。各々のTTIにおいて、1つのトランスポートブロックに対する1つのACK/NACKビット又は2つのトランスポートブロックに対する2つのACK/NACKビットは、10コードビットを得るために、チャネル符号化されても良い。ACK/NACKのための10コードビットは、拡散され、TTIの第1の(first)スロットへマッピングされても良い。
一つのデザインにおいて、PCI/CQIレポートは、PCI情報のための2ビット及びCQI情報のための8ビットを含んでいる。CQI情報は、方程式(4)に示されるように計算された1つの8ビットCQI値を含んでいても良い。PCI/CQIレポートのための10ビットは、20コードビットのコードワードを得るために、(20,10)ブロック符号で、チャネル符号化されても良い。(20,10)ブロック符号は、修正された(modified)リードミュラー(Reed-Muller)(RM)符号でも良い。PCI/CQIレポートのための20コードビットは、拡散され、TTIの第2(second)及び第3(third)のスロットへマッピングされても良い。
Node Bは、UEからPCI/CQIレポートを受信し、そして、そのレポートされたCQI値に基づいて、1つのトランスポートブロック及び1つのトランスポートブロック用のCQIインデックスを選択するか、あるいは、2つのトランスポートブロック及び2つのトランスポートブロック用のCQIインデックスを選択するかを、決定しても良い。Node Bは、UEにより希望(preferred)された数のトランスポートブロック又はより少ない数のトランスポートブロックを送信しても良い。例えば、もし、UEが2つのトランスポートブロックを希望した場合には、Node Bは、0,1または2個のトランスポートブロックをUEへ送信しても良い。
UEは、POVSFに基づいて、各々のトランスポートブロックのためのCQIインデックスを決定しても良い。POVSFは、OVSF符号の指定数Mに基づいて決定されても良い。Node Bは、HS−PDSCHに利用可能なK個のOVSF符号を有していても良い。ここで、Kは、Mに等しくても良いし、あるいは、等しくなくても良い。K=Mである場合には、Node Bは、各々のトランスポートブロックを、POVSFにおけるK個のOVSF符号で、UEへ送信しても良い。
K<Mの場合には、一つのデザインにおいては、Node Bは、K/Mの因子(factor)に応じてトランスポートブロックサイズを減らし、そして、より小さいサイズのトランスポートブロックを、POVSFにおけるK個のOVSF符号で、UEへ送信しても良い。例えば、K=10であり、M=15であり、且つ、トランスポートブロックサイズSがUEにより選択された場合には、Node Bは、サイズ10・S/15のトランスポートブロックを、POVSFにおける10個のOVSF符号で、UEへ送信しても良い。このデザインは、同一のPOVSFが、UEによるSINR推定とNode Bによるデータ送信の両方に用いられるので、送信されたトランスポートブロックのSINRが、UEにより推定されたSINRにほぼ(closely)一致することを確実にする。他のデザインにおいては、Node Bは、Node Bは、最大M/Kまでの因子に応じてトランスポートブロックサイズを増やしても良く、また、サイズS又はより高いPOVSFで、より大きいサイズのトランスポートブロックを、UEへ送信しても良い。Node Bは、より高いPOVSFで、SINRにおける改善を予測しても良く、また、それに応じて、トランスポートブロックサイズを選択しても良い。
K>Mの場合には、一つのデザインにおいては、Node Bは、K/Mの因子に応じてトランスポートブロックサイズを増やし、そして、より大きいサイズK・S/Mのトランスポートブロックを、POVSFにおけるK個のOVSF符号で、UEへ送信しても良い。他のデザインにおいては、Node Bは、最大M/Kまでの因子に応じてトランスポートブロックサイズを減らしても良く、また、サイズS又はより低いPOVSFでのより小さいサイズのトランスポートブロックを、UEへ送信しても良い。
図6は、UE(又は受信機)により実行されるプロセス600のデザインを示す。利用可能な送信電力を表示するシグナリングは、Node B(又は送信機)から受信されても良く、あるいは、他の何らかの方法で得られても良い(ブロック612)。チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、利用可能な送信電力及びチャネライゼーションコードの指定数に基づいて決定されても良い(ブロック614)。利用可能な送信電力は、データ伝送のための実際の送信電力でも良い。代わりに、利用可能な送信電力は、チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するのに用いられる仮定の値(hypothetical value)でも良く、また、実際の送信電力とは潜在的に(potentially)異なっても良い。例えば、Node Bは、指定数より小数のチャネライゼーションコード上でのその利用可能な送信電力のすべてを利用しても良いし、また、指定数のチャネライゼーションコードのために利用可能な送信電力は、Node Bで実際に利用可能な送信電力より大きい仮定の値でも良い。チャネライゼーションコードは、OVSF符号又は他の何らかのタイプの符号でも良い。チャネライゼーションコードの指定数は、チャネライゼーションコードの最大数(それは、HSDPAでは15である)、又は、UEとNode Bの両方に知られている、他の何らかの固定された数でも良い。チャネライゼーションコードの指定数はまた、Node B.からのシグナリングを通して得られても良い。チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、利用可能な送信電力を、すべてのトランスポートブロックにわたって且つ指定数のチャネライゼーションコードにわたって、均一に分配することによって、決定されても良い。
MIMO伝送において並行して送信されるべき複数のトランスポートブロックのための複数のCQIインデックスは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、決定されても良い(ブロック616)。ブロック616に関して、複数のトランスポートブロックのSINRは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、推定されても良い。そして、SINRは、指定数のチャネライゼーションコードのためのCQIマッピングテーブルに基づいて、CQIインデックスへマッピングされても良い。CQIマッピングテーブルは、(i)異なる指定数のチャネライゼーションコードのための、及び/又は、(ii)指定数のチャネライゼーションコードのためのCQIレベルに対するトランスポートブロックパラメータの異なるマッピングのための、複数のCQIマッピングテーブルのうちの一つでも良い。
複数のCQIインデックスは、Node Bへ送信されても良い(ブロック618)。その後、複数のトランスポートブロックは、指定数のチャネライゼーションコードを通して、Node Bから受信されても良い(ブロック620)。トランスポートブロックは、Node B.により、チャネライゼーションコードあたりの送信電力で送信されても良い。代わりに、複数のトランスポートブロックは、第2の数のチャネライゼーションコードを通して、受信されても良い。第2の数は、チャネライゼーションコードの指定数に比較して、より多い又はより少なくても良い。トランスポートブロックのサイズ及び/又はチャネライゼーションコードあたりの送信電力は、チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に応じて、増加又は減少されても良い。
図7は、Node B(又は送信機)により実行されるプロセス700のデザインを示す。利用可能な送信電力を表示するシグナリングは、UE(又は受信機)へ送信されても良い(ブロック712)。チャネライゼーションコードの指定数を表示するシグナリングもまた、UEへ送信されても良い。代わりに、UEは、チャネライゼーションコードの指定数を既に知っていても良い。複数のトランスポートブロックのための複数のCQIインデックスは、UEから受信されても良い(ブロック714)。CQIは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、UEにより決定されても良い。チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、利用可能な送信電力及びチャネライゼーションコードの指定数に基づいて、決定されても良い。
複数のトランスポートブロックは、複数のCQIインデックスに基づいて、UEへ、MIMO伝送において送信されても良い(ブロック716)。一つのデザインにおいて、複数のトランスポートブロックは、指定数のチャネライゼーションコードで且つチャネライゼーションコードあたり送信電力POVSFで、UEへ送信されても良い。他のデザインにおいて、トランスポートブロックのサイズは、チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に応じて、増加又は減少されても良い。そして、トランスポートブロックは、第2の数のチャネライゼーションコードで且つチャネライゼーションコードあたり送信電力POVSFで、UEへ送信されても良い。さらに他のデザインにおいて、チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に応じて、増加又は減少されても良い。そして、トランスポートブロックは、第2の数のチャネライゼーションコードで且つ増減されたチャネライゼーションコードあたりの送信電力で、UEへ送信されても良い。
対称の符号の割り当てのために、Node Bは、チャネライゼーションコードの共通セットで、各々のトランスポートブロックを送信しても良い。非対称の符号の割り当てのために、Node Bは、チャネライゼーションコードのセットで、一つのトランスポートブロック(例えば、第1のトランスポートブロック(a primary transport block))を送信し、また、このチャネライゼーションコードのセットのサブセットで、他のトランスポートブロック(例えば、第2のトランスポートブロック(a secondary transport block))を送信しても良い。
情報及び信号は、いろいろな異なるテクノロジー及びテクニックの任意のものを用いて表現可能であることを、当業者は理解できるであろう。例えば、上記説明の間に参照される、データ、インストラクション、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及び、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁性粒子(magnetic fields or particles)、光場若しくは光学粒子(optical fields or particles)、又はそれらの任意の組み合わせにより表現可能である。
本明細書で開示に関連して説明された、各種の説明する論理ブロック、モジュール、回路、及び、アルゴリズムのステップは、電子回路用ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は、それらの組み合わせとして、実装されても良いことを、当業者はさらに理解できるであろう。このハードウェア及びソフトウェアの互換性をめいりょうに説明するために、各種の説明するコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、一般に、それらの機能性の観点で、前述された。当該の機能性は、システム全体に課される特定のアプリケーション及びデザインの制約に応じて、ハードウェア又はソフトウェアとして実装される。当業者は、説明された機能性を、各々のアプリケーションのためのさまざまな方法で実装しても良いが、当該の実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものとして説明されるべきではない。
本明細書で開示に関連して説明された各種の説明する論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲート若しくはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、又は、本明細書で説明された機能を実行するための、それらの任意の組み合わせで、実装又は実行されても良い。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでも良いが、他の方法では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンでも良い。また、プロセッサは、コンピュータデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結する1又は複数のマイクロプロセッサ、又は他の任意の当該の構成として、実装されても良い。
本明細書で開示に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェアに直接具体化されても良いし、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールに具体化されても良いし、又は、それら二つの組み合わせに具体化されても良い。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は技術的に知られている他の形の記憶媒体に存在しても良い。例示的な記憶媒体は、例えば該記憶媒体から情報の読み取りが可能で且つ該記憶媒体へ情報の書き込みが可能であるようなプロセッサに、結合される。他の方法では、該記憶媒体は、プロセッサに集積されていても良い。該プロセッサ及び該記憶媒体は、ASIC中に存在していても良い。該ASICは、ユーザ端末中に存在していても良い。該プロセッサ及び該記憶媒体は、ユーザ端末中の独立したコンポーネントとして存在していても良い。
1又は複数の例示的なデザインにおいて、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア(firmware)、又はそれらの任意の組み合わせにより、実現されても良い。ソフトウェアにより実現される場合には、該機能は、1又は複数のインストラクション又はコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体上に、記憶又は伝送されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と、一つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの転送を手助けする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用又は専用コンピュータによりアクセス可能な任意の利用可能な媒体でも良い。限定ではなく一例として、当該のコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気ディスクデバイス、又は、インストラクション又はデータ構造の形の要求されたプログラムコード手段を運ぶため又は記憶するために利用可能であり且つ汎用若しくは専用コンピュータ、又は汎用若しくは専用プロセッサによりアクセス可能である任意の媒体を含むことができる。また、任意のコネクションが、適切に、コンピュータ読み取り可能な媒体と称される。例えば、ソフトウェアソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は、例えば赤外線、無線(radio)、及びマイクロ波のような無線技術を用いて、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートリソースから送信される場合に、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線(radio)、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるように、ディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク(optical disc)、デジタルバーサタイルディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスク(登録商標)(blu-ray disc)を含む。ここで、ディスク(disks)は、通例、磁気的にデータを再生(reproduce)し、一方、ディスク
(discs)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲に含まれるべきである。
本開示の先の説明は、当業者が本開示を製造又は使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正が、当業者には容易に理解できよう。また、本明細書で定義される包括的な原理は、本開示の精神又は範囲を逸脱することなく、他の変形に適用されても良い。それゆえ、本開示は、本明細書に説明される例及びデザインに限定することを意図するものではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴に適合する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (41)

  1. チャネライゼーションコードの指定数に基づいて、チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定し、該チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを決定し、該複数のCQIインデックスをNode Bへ送信するように構成された少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含むことを特徴とする無線通信のための装置。
  2. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記チャネライゼーションコードの指定数を表示するシグナリングを受信するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記チャネライゼーションコードの指定数は、前記複数のトランスポートブロックを送信するために利用可能なチャネライゼーションコードの最大数であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記指定数のチャネライゼーションコードは、複数のトランスポートブロックを送信するために利用可能な一定数のチャネライゼーションコードであり、且つ、知られたものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも一つのプロセッサは、利用可能な送信電力を表示するシグナリングを受信し、該利用可能な送信電力に更に基づいて、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記利用可能な送信電力を、前記複数のトランスポートブロックにわたって且つ前記指定数のチャネライゼーションコードにわたって、均一に分配することによって、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記利用可能な送信電力は、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するのに用いられる仮定の値であり、かつ、データ伝送のための実際の送信電力とは潜在的に異なるものであることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、前記複数のトランスポートブロックの信号対干渉雑音比(SINR)を推定し、及び、前記SINRに基づいて、前記複数のトランスポートブロックのための前記複数のCQIインデックスを決定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記指定数のチャネライゼーションコードのためのCQIマッピングテーブルに基づいて、前記複数のトランスポートブロックのための前記複数のCQIインデックスを決定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記CQIマッピングテーブルは、異なる指定数のチャネライゼーションコードのための複数のCQIマッピングテーブルのうちの一つであることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記CQIマッピングテーブルは、トランスポートブロックパラメータの、前記指定数のチャネライゼーションコードのためのCQIレベルへの、異なるマッピングのための、複数のCQIマッピングテーブルのうちの一つであることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  12. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記Node Bから前記複数のトランスポートブロックを受信するように構成され、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記Node Bから送信されたものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記指定数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記Node Bから、第2の数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信するように構成され、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードの指定数及び前記チャネライゼーションコードの第2の数に基づいて基準化されたサイズを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  15. チャネライゼーションコードの指定数に基づいて、チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定することと、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを決定することと、
    前記複数のCQIインデックスをNode Bへ送信することとを含むことを特徴とする無線通信のための方法。
  16. 前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を前記決定することは、
    利用可能な送信電力を表示するシグナリングを受信することと、
    前記利用可能な送信電力を、前記複数のトランスポートブロックにわたって且つ前記指定数のチャネライゼーションコードにわたって、均一に分配することによって、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定することを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記複数のCQIインデックスを前記決定することは、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、前記複数のトランスポートブロックの信号対干渉雑音比(SINR)を推定することと、
    前記SINRに基づいて、前記複数のトランスポートブロックのための前記複数のCQIインデックスを決定することを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記Node Bから、前記指定数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信することを更に含み、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記Node Bから送信されたものであることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 前記Node Bから、第2の数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信することを更に含み、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードの指定数及び前記チャネライゼーションコードの第2の数に基づいて基準化されたサイズを有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. チャネライゼーションコードの指定数に基づいて、チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するための手段と、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを決定するための手段と、
    前記複数のCQIインデックスをNode Bへ送信するための手段とを含むことを特徴とする無線通信のための装置。
  21. 前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するための前記手段は、
    利用可能な送信電力を表示するシグナリングを受信するための手段と、
    前記利用可能な送信電力を、前記複数のトランスポートブロックにわたって且つ前記指定数のチャネライゼーションコードにわたって、均一に分配することによって、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定するための手段とを含むことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記複数のCQIインデックスを決定するための前記手段は、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、前記複数のトランスポートブロックの信号対干渉雑音比(SINR)を推定するための手段と、
    前記SINRに基づいて、前記複数のトランスポートブロックのための前記複数のCQIインデックスを決定するための手段とを含むことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  23. 前記Node Bから、前記指定数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信するための手段を更に含み、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記Node Bから送信されたものであることを特徴とする請求項20に記載の装置。
  24. 前記Node Bから、第2の数のチャネライゼーションコードを通して、前記複数のトランスポートブロックを受信するための手段を更に含み、
    前記トランスポートブロックは、前記チャネライゼーションコードの指定数及び前記チャネライゼーションコードの第2の数に基づいて基準化されたサイズを有することを特徴とする請求項20に記載の装置。
  25. コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記機械読み取り可能な媒体は、
    少なくとも一つのコンピュータに、チャネライゼーションコードの指定数に基づいて、チャネライゼーションコードあたりの送信電力を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記複数のCQIインデックスをNode Bへ送信させるためのコードとを含むことを特徴とするコンピュータプログラムプロダクト。
  26. ユーザ装置(UE)から、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを受信し、及び、前記複数のCQIインデックスに基づいて、前記複数のトランスポートブロックを、前記UEへ送信するように構成された少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含み、
    前記複数のCQIインデックスは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて前記UEにより決定されたものであり、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、チャネライゼーションコードの指定数に基づいて決定されたものであることを特徴とする無線通信のための装置。
  27. 前記少なくとも一つのプロセッサは、利用可能な送信電力を表示するシグナリングを送信するように構成され、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、前記利用可能な送信電力に更に基づいて前記UEにより決定されたものであることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記チャネライゼーションコードの指定数を表示するシグナリングを送信するように構成されたことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  29. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記トランスポートブロックを、前記指定数のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信するものであることを特徴とする請求項26に記載の装置。
  30. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、前記複数のトランスポートブロックのサイズを基準化し、及び、前記トランスポートブロックを、前記第2のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信するように構成されたことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  31. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力を基準化し、及び、前記トランスポートブロックを、前記第2のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力で、前記UEへ送信するように構成されたことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  32. 前記少なくとも一つのプロセッサは、チャネライゼーションコードの共通セットで、前記複数のトランスポートブロックを送信するように構成されたことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  33. 前記複数のトランスポートブロックは、第1及び第2のトランスポートブロックを含み、
    記少なくとも一つのプロセッサは、チャネライゼーションコードのセットで、前記第1のトランスポートブロックを送信し、及び、前記第1のトランスポートブロックに用いられる前記チャネライゼーションコードのセットで、前記第2のトランスポートブロックを送信するように構成されたことを特徴とする請求項26に記載の装置。
  34. ユーザ装置(UE)から、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを受信することと、
    前記複数のCQIインデックスに基づいて、前記複数のトランスポートブロックを、前記UEへ送信することを含み、
    前記複数のCQIインデックスは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて前記UEにより決定されたものであり、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、チャネライゼーションコードの指定数に基づいて決定されたものであることを特徴とする無線通信のための方法。
  35. 利用可能な送信電力を表示するシグナリングを送信することを更に含み、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、前記利用可能な送信電力に更に基づいて前記UEにより決定されたものであることを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記複数のトランスポートブロックを前記送信することは、
    前記トランスポートブロックを、前記指定数のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信することを含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  37. 前記複数のトランスポートブロックを前記送信することは、
    前記チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、前記複数のトランスポートブロックのサイズを基準化することと、
    前記トランスポートブロックを、前記第2のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信することを含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  38. ユーザ装置(UE)から、複数のトランスポートブロックのための複数のチャネル品質表示(CQI)インデックスを受信するための手段と、
    前記複数のCQIインデックスに基づいて、前記複数のトランスポートブロックを、前記UEへ送信するための手段とを含み、
    前記複数のCQIインデックスは、チャネライゼーションコードあたりの送信電力に基づいて前記UEにより決定されたものであり、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、チャネライゼーションコードの指定数に基づいて決定されたものであることを特徴とする無線通信のための装置。
  39. 利用可能な送信電力を表示するシグナリングを送信するための手段を更に含み、
    前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力は、前記利用可能な送信電力に更に基づいて前記UEにより決定されたものであることを特徴とする請求項38に記載の装置。
  40. 前記複数のトランスポートブロックを前記送信するための手段は、
    前記トランスポートブロックを、前記指定数のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信するための手段を含むことを特徴とする請求項38に記載の装置。
  41. 前記複数のトランスポートブロックを前記送信するための手段は、
    前記チャネライゼーションコードの指定数及びチャネライゼーションコードの第2の数に基づいて、前記複数のトランスポートブロックのサイズを基準化するための手段と、
    前記トランスポートブロックを、前記第2のチャネライゼーションコードで、且つ、前記チャネライゼーションコードあたりの送信電力又はより高い送信電力で、前記UEへ送信するための手段とを含むことを特徴とする請求項38に記載の装置。
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