JP2010514400A - 電動機の駆動装置および駆動制御装置 - Google Patents

電動機の駆動装置および駆動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】監視動作に関連した情報(監視動作の要否および監視すべき実際値条件)を簡単な方法にて確実に駆動制御装置に知らせる。
【解決手段】少なくとも1つの電動機(5)のための駆動制御装置(1)が、アプリケーションプログラムおよび/又は使用者(13)の入力に基づき、電動機のための一連の目標値(x*)を求める。駆動制御装置が、通信接続(14)を介して電動機のための駆動装置(2)に一連の目標値を供給する。駆動装置が、一連の目標値と対応する実際値(x)とに基づき、電動機のための電流目標値(I*)を求める。更に、駆動装置が、電流目標値を電動機のための駆動ユニット(3)に供給するか、又は電流目標値および対応する電流実際値(I)に基づき多数のパワースイッチ(4)のための制御信号(A)を求めて制御信号をパワースイッチに出力する。それによって、電動機がその都度の電流目標値に応じて電源(15)に接続される。駆動装置が、駆動装置に外部から供給される第1の信号(B1)に基づき、実際値条件の維持に関して電動機の実際値を監視するかどうかを決定する。監視動作時、実際値が実際値条件を順守しない場合に、駆動装置が電動機の電源からの切り離しを自動的に生じさせ、駆動装置が、駆動制御装置に通信接続を介して、駆動装置が監視動作中であるかどうかが分かる第1の情報(C1)を供給する。少なくとも監視動作時に駆動装置が、駆動制御装置に通信接続を介して、実際値条件が何であるかが分かる第2の情報(C2)を供給する。駆動制御装置が、第1の情報に基づいて駆動装置が監視動作中であるどうかを検査する。監視動作中なら、駆動制御装置が第2の情報に基づいて実際値条件が何であるかを求め、実際値条件考慮の下で一連の目標値を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、次に述べるように駆動される少なくとも1つの電動機のための駆動装置に関する。すなわち、駆動装置が電動機のために決定された一連の目標値および対応する実際値に基づいて電動機のための電流目標値を求め、この目標値が、駆動装置に、上位に置かれた駆動制御装置から通信接続を介して供給され、前記駆動装置は、前記電流目標値を電動機のための駆動ユニットに供給するか、または前記駆動装置が、前記電流目標値および対応する電流実際値に基づいて多数のパワースイッチのための制御信号を求め、制御信号をパワースイッチに出力し、このパワースイッチにより電動機が電流目標値に応じて電源に接続され、前記駆動装置は、当該駆動装置に外部から供給される第1の信号に基づいて、実際値条件の順守に関して電動機の実際値を監視(監視動作)するかどうかを決定し、
監視動作時に、実際値が実際値条件を順守しない場合に、駆動装置が、電動機の電源からの切り離しを自動的に生じさせるようになっている駆動装置に関する。
更に本発明は、マシンコードを含むコンピュータプログラムであって、少なくとも1つの電動機のための駆動装置によるマシンコードの実行が、駆動装置の上述のような動作を生じさせるコンピュータプログラムに関する。
更に本発明は、次のように動作させられる駆動制御装置に関する。すなわち、
駆動制御装置がアプリケーションプログラムおよび/または使用者に入力に基づいて、少なくとも1つの第1の電動機のために第1の一連の目標値を求め、
前記駆動制御装置が、通信接続を介して、下位に置かれた第1の駆動装置に第1の一連の目標値を供給し、
前記駆動制御装置が、第1の駆動装置が実際値条件の順守に関する第1の電動機の実際値の監視をするかどうかを検査し、
第1の駆動装置が第1の電動機の実際値の実際値条件の順守を監視する場合に、駆動制御装置が、実際値条件の考慮のもとで第1の一連の目標値を求めるように動作させられる。
更に本発明は、マシンコードを含むコンピュータプログラムであって、少なくとも1つの第1の電動機のための駆動制御装置によるマシンコードの実行が駆動制御装置の上述の動作を生じさせるコンピュータプログラムに関する。加えて本発明は、このようなコンピュータプログラムが記憶されたデータ媒体にも関する。
上述の駆動装置および駆動制御装置は一般的に知られている。駆動信号装置は、一般に移動案内装置として、特に工作機械のための数値制御装置として、又は生産機械の移動制御装置として構成されている。駆動制御装置から対応する駆動装置に伝送される一連の目標値は、通常一連の位置目標値又は回転数目標値である。しかしながら、個々の具体的な事例においては、トルク等の目標値を求めることも可能である。
駆動装置は通常の電動機制御装置である。これは伝送された位置、回転数、トルク等の目標値を少なくとも電流目標値に変換する。多くの場合、駆動装置自体が直接に電動機を制御する。他の場合には駆動装置が電流目標値を下位に置かれた装置に伝送し、下位に置かれた装置がパワースイッチのための制御信号を求めて、パワースイッチを制御する。
正規動作時に、駆動装置は、伝送される一連の目標値の電流目標値への変換のみを行なうが、電動機に関して監視任務は実行しない。しかし、多数の動作状態において、電動機は定められた方法で制御され、かつ監視もされなければならない。例えば動作状態に応じて、次のうちの1つが要求される。
1)電動機が回転数零迄制動され、その際能動的に停止状態に保持されるべきである。
2)電動機の回転数が最大許容回転数以下になるまで低下させられるべきでる。
3)電動機が定められた回転方向においてのみ動作させられるべきである。この動作モードは、特に所謂通過負荷の危険が存在する場合に特に有意義である。
4)電動機が最大において限界トルクで動作させられるべきである。
5)電動機が停止に持ち込まれ、それから無電流にされるべきである。場合によっては、機械ブレーキとの協力動作を行なわせるとよい。
更に他の要求もあり得る。
この種の監視は一般に駆動装置によって行なわれる。電動機が駆動装置の監視動作時に要求動作条件を順守しない場合には、電動機は駆動装置によって電源から切り離される。場合によっては、制動装置、特に機械ブレーキも操作されるとよい。
電動機が駆動装置によって監視されるべきかどうかを、そして場合によっては監視がどの様式であるかを、駆動装置が駆動装置外部から供給される相応の安全性指向の信号に基づいて決定する。監視すべき状態を詳しく定義するパラメータも、駆動装置に外部から供給されるとよい。例えば最大許容回転数値、所望の回転方向又は最大許容トルク値が供給されるとよい。
上述の単なる模範的な監視の列挙に基づいて、多くの監視において電動機が監視動作の解除後も更に電源に接続されたままであることが明白である。本発明の枠内において、この種の状態のみが重要である。この種の監視状態において電動機の実際値が実際値条件を順守するかぎり、電動機は電源に接続されたままであり、駆動装置によって求められた電流目標値に応じて動作させられる。電動機が実際値条件に違反するときのみ、駆動装置が電動機の電源からの切り離しを自動的に生じさせる。比喩的に言うならば、駆動装置が緊急ブレーキを引く。
一般に、駆動制御装置による目標値設定の枠内で、電動機の案内が行なわれる。従って電動機の動特性の考慮の下で、場合によっては電動機によって操作される負荷の考慮の下で、電動機が相応の目標値設定に従うように、目標値の時間的な列が駆動制御装置によって求められる。従って一般に、監視動作が作動させられると、相応の情報が駆動装置だけでなく駆動制御装置にも供給される。このため従来技術では種々の方法が知られている。
例えばフェールセーフのプログラマブルコントローラを介して第1の信号を駆動装置に伝送することは公知である。この場合に3つの形態が知られている。
一方では、フェールセーフのプログラマブルコントローラから第1の信号が駆動装置にだけでなく駆動制御装置にも伝送されることが公知である。他方では、代替として駆動制御装置が受動的にフェールセーフのプログラマブルコントローラから駆動装置へのデータ流通の一部を使う。三番目では、駆動装置が第1の信号を出力し、第1の信号が専用の端子モジュールを介して直接に駆動制御装置に供給される。この供給は、駆動装置への第1の信号の供給に加えて行なわれねばならない。
更に、端子モジュールを介して第1信号を直接駆動装置に供給することは公知である。この形態にて、駆動制御装置に専用の端子モジュールを割り当てることは公知である。この場合、駆動制御装置に供給される信号は、選択的に、直接的に第1の信号であってもよいし、駆動装置により第1の信号に基づいて求められて出力される信号であってもよい。
本発明の課題は、監視動作に関連した情報(監視動作の要否および監視すべき実際値条件)を簡単な方法で確実に、駆動制御装置に知らせる他の方法を提供することにある。
この課題は、装置技術的には請求項1の特徴を有する駆動装置および請求項12の特徴を有する駆動制御装置によって解決される。
本発明によれば、上位に置かれた駆動制御装置から一連の目標値が駆動装置に供給される同一の通信接続を介して、駆動装置が監視動作中であるか否かが分かる第1の情報を駆動装置が駆動制御装置に供給する。少なくとも監視動作時に駆動装置が駆動制御装置に同一の通信接続を介して、実際値条件が何であるかが分かる第2の情報を供給する。
前記課題は、プログラム技術的には、少なくとも1つの電動機のための駆動装置又は少なくとも1つの第1の電動機のための駆動制御装置による実行が、駆動装置又は駆動制御装置の上述の如き動作を生じさせるマシンコードを含むコンピュータプログラムによって解決される。相応のプログラムが記憶されているデータ媒体も課題の解決に資する。
既述のように、一連の目標値はしばしば一連の位置又は回転数目標値である。更に実際値条件は多くの場合に、電動機による限界回転数順守および/又は目標回転方向における電動機の回転である。
多くの場合に、駆動制御装置が、アプリケーションプログラム又は使用者の入力に基づき、少なくとも1つの第2の電動機のためにも第2の一連の目標値を求める。第2の一連の目標値は、しばしば第1の一連の目標値と同じ型である。例えば第1の一連の目標値も第2の一連の目標値も回転数目標値である。両一連の目標値は、位置目標値又はトルク目標値であってもよい。駆動制御装置は第2の一連の目標値を第1の駆動装置(これが第2の電動機も制御することができる場合)又は第2の駆動装置に供給する。駆動制御装置はこの種の場合に一連の目標値を調整して求める。この調整は、特に第1の駆動装置が監視動作中であるか否かに関係なく行なわれる。従って本発明によれば、駆動制御装置は、第1の駆動装置が実際値条件の順守に関して第1の電動機を監視する場合に、第2の一連の目標値も、本来は第1の電動機にのみ当てはまる実際値条件の考慮の下で求める。
実際値条件が時間的に可変であることおよび/又は駆動装置に外部から供給される第2の信号に基づいてパラメータ化可能であることも好ましい。例えば駆動装置に外部から、最大許容回転数がどんな値を有するべきかを供給できる。この値の供給は、例えば使用者入力により行なえる。他の構成要素からの値の供給も可能である。実際値条件の時間的経過は、例えば外部入力に基づくのであれ内部パラメータ化に基づくのであれ、特に監視動作中への変化時点で与えられる実際値を考慮して求められるとよい。何故ならば特に、例えば回転数変化は限られた時間内でしか行なえないので、任意に高速では行なえない。
第1および第2の情報は駆動装置内に存在する。駆動装置内の記憶場所は原理的には任意である。しかし、駆動装置が第1および第2の情報を駆動装置内部の関連データ領域に記憶すると好ましい。駆動装置が複数の電動機を制御する場合には、内部の関連データ領域内にこれらの電動機の全てのために、各々第1および第2の情報が記憶されている。
駆動装置が第1および第2の情報を内部の関連データ領域内に記憶する場合、駆動装置が駆動制御装置に内部の関連データ領域への少なくとも1つの読出しアクセスを可能にするとよい。この場合、駆動制御装置は情報を駆動装置のデータ領域から読み出す。
駆動装置がどんな形で情報を内部に記憶しているかと無関係に、代替的に、駆動装置が第1および第2の情報を駆動制御装置に伝送することが可能である。この場合、駆動制御装置が情報を駆動装置から受け取る。
情報の伝送および受取に対する代替として、駆動装置が第1および第2の情報を駆動制御装置内部の関連データ領域に書き込み得る。この場合、駆動制御装置が駆動装置に相応の書込みアクセスを可能にし、情報を駆動制御装置内部の関連データ領域から読み出す。
駆動システムの第1の実施例を示すブロック図。 駆動システムの第2の実施例を示すブロック図。 駆動システムの第3の実施例を示すブロック図。 駆動装置の動作例を示すフローチャート。 駆動装置の他の動作例の一部を示すフローチャート。 駆動制御装置の動作例を示すフローチャート。 駆動制御装置の他の動作例の一部を示すフローチャート。 データ領域を有する電動機制御装置の原理図。 情報の供給を実現するための第1の可能性を示すブロック図。 情報の供給を実現するための第2の可能性を示すブロック図。 情報の供給を実現するための第3の可能性を示すブロック図。 図4による動作例の変形の要部を示すフローチャート。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明することで他の利点および詳細を明らかにする。
図1によれば、駆動システムは、駆動制御装置1、電動機制御装置2、電気駆動ユニット3、多数のパワースイッチ4および電動機5を有する。
駆動制御装置1は一般にソフトウェアプログラムミング可能な装置として構成されている。これは動作時に、マシンコード7を含むコンピュータプログラム6を処理する。駆動制御装置1によるマシンコード7の実行に伴い、駆動制御装置は以下の如く動作する。
コンピュータプログラム6は、駆動制御装置1の内部メモリ8に格納されている。駆動制御装置1の内部メモリ8は、本発明の意味においてデータ媒体に相当する。
駆動制御装置1のプログラミングのために、コンピュータプログラム6が作成され、駆動制御装置1に供給される。コンピュータプログラム6の作成の枠内で、場合によっては他のデータ媒体において中間記憶が行なわれる。この他のデータ媒体は本発明の意味においてデータ媒体に相当する。例えばコンピュータプログラムを移動可能なメモリ、例えばUSBメモリスティック又はメモリカードに中間記憶することができる。代替的に、例えばコンピュータプログラム6が外部コンピュータの大容量記憶装置に保存されていて、駆動制御装置1がコンピュータ間接続を介して供給されることも可能である。コンピュータ間接続の典型的な例がインターネット又はLANである。
電動機制御装置2は、本発明の意味において駆動装置の最小限構成に相当する。電動機制御装置2は駆動制御装置1の下位に置かれている。電動機制御装置2は固有の装置であってよい。代替的に、電動機制御装置2は、電気駆動ユニット3と共に、又は電気駆動ユニット3およびパワースイッチ4と共に、1つのユニットに統合可能である。この場合、そのユニットは本発明の意味において駆動装置に相当する。
以下においては、電動機制御装置2が本発明の駆動装置に相当するものと仮定する。しかしながら、この仮定は既に述べたように限定的なものではない。
電動機制御装置2は、一般にソフトウェアプログラミング可能な装置として構成されている。これは動作時にマシンコード10を含むコンピュータプログラム9を処理する。電動機制御装置2によるマシンコード10の実行により、電動機制御装置2は以下に説明するように動作する。
コンピュータプログラム9は電動機制御装置2の内部メモリ11に格納されている。電動機制御装置2の内部メモリ11は、本発明の意味においてデータ媒体に相当する。コンピュータプログラム9の作成および電動機制御装置2へのコンピュータプログラム9の供給に関しては、駆動制御装置1のためのコンピュータプログラム6の作成および駆動制御装置1へのコンピュータプログラム6の供給のための上記説明が類似的に当てはまる。
電気駆動ユニット3が固有の装置である場合、即ち電気駆動ユニット3が電動機制御装置2内に組み込まれていない場合に、一般に電気駆動ユニット3もソフトウェアプログラミング可能である。しかしながら、これは本発明の枠内において二義的である。従って、以下においてこれに更に詳しく立ち入ることはしない。
図1の駆動装置の構成要素1ないし5は正規動作時に次のように協力動作する。
駆動制御装置1は、アプリケーションプログラム12および/又は使用者13の入力に基づいて、電動機5のために一連の目標値x*を求める。目標値x*は、特に位置目標値p*又は回転数目標値n*である(図2および図3参照)。
駆動制御装置1は、場合によっては他の電動機5’のためにもその都度固有の一連の目標値x'*を求めることができる。これは、特に電動機5のための目標値n*と同じ型である目標値x'*である。従って、これらは、例えば同様に位置目標値p'*又は同様に回転数目標値n'*である。しかしながら、他の種類の目標値x'*であってよい。
駆動制御装置1は、通信接続14を介して、一連の目標値x*およびx’*を電動機制御装置2又は2’に供給して自由に使わせる。電動機制御装置2又は2’はそれぞれの電動機5、5’に作用し、それぞれの電動機5、5’のためにその都度の一連の目標値x*およびx’*が決定される。模範的に2つの電動機5、5’において、電動機制御装置2が両電動機5、5’に作用する場合には(図2参照)、両方の一連の目標値x*、x’*が電動機制御装置2に供給される。電動機5、5’が異なる電動機制御装置2、2'によって作用を及ぼされる場合には(図3参照)、各一連の目標値x*、x'*が、対応する電動機制御装置2、2'に供給される。良好な秩序のために、ここで、図2および図3において使用されている他の構成要素2'ないし5'の参照符号は、ダッシュ(')のない同じ参照符号を有する構成要素にそれぞれ対応する。
「供給する」という概念は、広義に解釈すべきである。その都度の一連の目標値x*、x’*がどのようにして電動機制御装置2又は2、2’に供給されるかは重要ではない。
「通信接続」なる概念も同様に広範囲に解釈すべきである。これは、駆動制御装置1と電動機制御装置2又は電動機制御装置2および2’との間のデータ交換が時分割多重にて双方向に行なわれ得る駆動制御装置1と電動機制御装置2又は電動機制御装置2および2’との間のあらゆる種類の接続も含むべきである。通信接続14は、例えばシリアルバス又はシリアル二地点間接続として構成されるとよい。同一のデータチャンネルを介して異なる種類のデータが伝送されること(従って同種のデータのシリーズのみではない)並びにデータ交換がデータチャンネルを介して双方向に行なわれることが重要である。
電動機制御装置2は、正規運転時、駆動制御装置1から電動機制御装置2に供給される一連の目標値x*と、対応する実際値xに基づき、電動機5のための電流目標値I*を求める。電動機制御装置2が複数の電動機5、5'に作用する際(図2参照)、電動機制御装置2は、これにより制御される各電動機5、5'のために、相応の一連の目標値x*、x'*と、その都度対応する実際値x、x'とに基づき、固有の電流目標値I*、I'*を求める。電流目標値I*、I'*を電動機制御装置2が駆動ユニット3、3'に供給する。
各駆動ユニット3、3’は、供給される電流目標値I*、I’*と、対応する電流実際値I、I’とに基づいて、パワースイッチ4、4’のための制御信号A、A’を求め、制御信号A、A’をパワースイッチ4、4’に出力する。パワースイッチ4、4’により、対応する電動機5、5’が電源に接続される。
他の電動機5’が他の電動機制御装置2’により制御される場合にも、他の電動機5’の制御が類似の方法で行なわれる。
以下、電動機制御装置2だけを更に詳細に説明する。しかしながら、電動機制御装置2の説明は他の電動機制御装置2’にも当てはまる。
電動機制御装置2は、上述の機能を超えて、更に別の使命を実行する。以下、図4を参照してこれを説明する。
図4によれば、電動機制御装置2がステップS1において多数の第1の信号B1を評価する。電動機制御装置2は、第1の信号B1に基づいて監視動作を引き受けるか否かを決定する。電動機制御装置2は、監視動作を引き受ける場合、ステップS1の枠内で更に実際値条件がどの種類であるかを決定する。実際値条件とは、例えば電動機5が限界回転数nmaxの順守および/又は目標回転方向Dの順守に関し監視されることである。
電動機制御装置2が監視動作を引き受けるか否かを決定する基礎をなす第1の信号B1は、電動機制御装置2に外部から供給される。第1の信号B1の供給は、例えば電動機制御装置2に付設された端子モジュール又はプログラマブルコントローラにより、バス接続を介して行なわれる。これらの方法は従来技術において公知である。
実際値条件は、先ず監視動作の種類に依存する。例えば供給される第1の信号B1により、電動機5が最大許容回転数nmaxの順守および/又は予め定められた回転方向Dの順守に関して監視されるべきかどうかが規定されている。更に、電動機制御装置2には外部から、回転方向Dがどの値を有するかが、即ち例えば左回転か右回転かが予め与えられている。連続的に変化可能な値も電動機制御装置2に外部から与え得る。それらの値は、例えば限界回転数nmax又は最大許容限界トルクMmaxである。以下において、実際値をパラメータ化するこの種の信号は、監視動作自体を引き起こさせ又は終了させる第1の信号B1との区別のために、第2の信号B2と呼ばれる。
ステップS2において、駆動制御装置1が一連の目標値x*を電動機制御装置2に供給するその通信接続14を経て、電動機制御装置2が第1の情報C1を駆動制御装置1に供給する。第1情報C1から、電動機制御装置2が監視動作中にあるかどうかが分かる。
ステップS3において、電動機制御装置2が同一の通信接続14を介して第2の情報C2を供給する。第2の情報C2から、実際値条件が何であるかが分かる。
第1の情報C1および第2の情報C2は、場合によっては1つに統合されていてよい。例えば唯一の2進値により、電動機5が停止に持ち込まれて能動的にそこで保持されるべきであることがコード化されるとよい。しかしながら、第1および第2の情報C1、C2が互いに別々の情報ブロックでなければならない場合も考えられ得る。例えば第1の情報C1が限界回転数の順守に対する監視を意味し、第2の情報C2が限界回転数nmaxを規定するとよい。
ステップS4において、電動機制御装置2が、これに駆動制御装置1から供給される一連の目標値x*並びに対応する実際値xを評価する。特に電動機制御装置2は、電流目標値I*を求める。必要な限り、電動機制御装置2は、ステップS4の枠内において、電動機5の正しい制御のために必要である更に別の措置をとる。例えば電動機制御装置2は、電流目標値I*を電動機5のための駆動ユニット3に供給する。
ステップS5において、電動機制御装置2は、該装置2が監視動作中であるかどうかをチェックする。これがそうでない場合、電動機制御装置2はステップS1に戻る。その他の場合に電動機制御装置2はステップS6に移行する。
ステップS6において、電動機制御装置2は、ステップS3と同様に、駆動制御装置1が通信接続14を介して第2の情報C2を供給する。ステップS6は、内容に関してステップS3に一致する。従って、ステップS3およびS6のうち一方のみが必要である。両ステップS3およびS6の他方は省略可能である。従って、図4においては、ステップS3およびS6が破線で示されている。
ステップS7において電動機制御装置2は電動機5が実際値条件を満足しているどうかを検査する。図4では分かり易さのために、ステップS7をステップS7aおよびS7bに分割している。
電動機5が実際値条件を満足している場合には、電動機制御装置2がステップS1に戻る。その他の場合には電動機制御装置2がステップS8に移行する。ステップS8において電動機制御装置2は、電動機5の電源15からの切り離しを自動的に生じさせる。この方法は公知である。例えば電動機制御装置2がパワースイッチ4への制御信号Aの出力を抑制するとよい。代替又は追加として、例えばリレー又は電磁開閉器が制御され、これによりパワースイッチ4を電源15から切り離してもよい。その他の措置も考え得る。
必要なら、電動機制御装置2がステップS8の枠内で他の措置をとる。例えば電動機制御装置2がリセットを待ちおよび/又は通報を他の装置特に駆動制御装置1に送出する。
既述のように、電動機制御装置2が複数の電動機5、5’を制御することができる。この際、電動機制御装置2が図5に従い図4による方法を各電動機5、5’のために実行する。図5に示すステップは自ずと明確であるので、図5のこれ以上の説明はしない。
駆動制御装置1も、一連の目標値x*、x’*を求めること並びに電動機制御装置2(又は電動機制御装置2、2’)に対して一連の目標値x*、x’*を自由に使わせることに加えて、更に別の機能を実行する。以下、図6を参照してこれを説明する。
図6では、駆動制御装置1がステップS11において第1の情報C1にアクセスする。第1の情報C1は、これを電動機制御装置2が通信接続14を介して駆動制御装置1に供給し自由に使わせるようになっている。駆動制御装置1は、第1の情報C1に基づき、ステップS12の枠内において、電動機制御装置2が電動機5を実際値条件の順守に関して監視する。ステップS12は、図6において分かり易さのためにステップS12aとS12bに分割されている。
電動機制御装置2が電動機5を実際値条件の順守に関し監視しない場合には、駆動制御装置1がステップS13に移行する。ステップS13では、駆動制御装置1が、アプリケーションプログラム12および/又は使用者13の入力に基づき、電動機5のために一連の目標値x*を求める。ステップS13から駆動制御装置1がステップS11に戻る。
電動機制御装置2が電動機5を実際値条件の順守に関し監視する場合には、駆動制御装置1がステップS12からステップS14に移行する。ステップS14では、駆動制御装置1が第2の情報C2に基づき実際値条件が何であるかを求める。
ステップS15で駆動制御装置1が第1の一連の目標値x*を求め、それらを電動機制御装置2に供給する。ステップS15は、殆どステップS13に一致する。しかし、ステップS13と違って、駆動制御装置がステップS15の枠内において電動機5のための一連の目標値x*を、ステップS14において求めた実際値条件を考慮して求める。
駆動制御装置1は、電動機制御装置2と類似して、複数の電動機5、5’のための目標値x*、x’*を求めることができる。この場合、図7によれば図6の方法が、駆動制御装置1によって制御される電動機5、5’の各々ために実行される。この場合に必要なら、駆動制御装置1は電動機5、5’の相互の何らかの必要な調整を考慮する。これは、電動機制御装置2が電動機5の実際値を実際値条件に関して監視する場合に、他の電動機5'のための一連の目標値x'*も、本来は電動機5についてのみ当てはまる実際値条件の考慮の下で求めねばならないという意味を含んでいる。
図7の方法は自明なので、図5と同様に、図7に関してもこれ以上の説明をしない。
駆動制御装置1が移動案内を行なうとよい。「移動案内」という概念は、駆動制御装置1が電動機5、5’のための一連の目標値x*、x’*を、対応する実際値が目標値x*、x’*に追従することができるよう求めることを意味する。従って、駆動制御装置1は、生産機械用の移動案内装置(運動制御ユニット)として構成されている(図1参照)。特に、工作機械用の数値制御装置(CNC)として構成できる。
第1および第2の情報C1、C2は、電動機制御装置2によって制御される各電動機5、5’のために、電動機制御装置2内に記憶されていなければならない。このために電動機制御装置2が、図8に従って第1および第2の情報C1、C2を電動機制御装置2の内部の関連データ領域16内に記憶するとよい。特に、電動機制御装置2が複数の電動機5、5’を制御する場合には、図8に従って、これらの全ての電動機5、5’のためにそれぞれ第1および第2の情報C1、C2がデータ領域16に記憶されているとよい。
既述の如く、「供給する」なる概念は、広範囲に解釈すべきである。これは、特に以下において説明する方法を含むべきである。
この概念は、電動機制御装置2が第1および第2の情報C1、C2を駆動制御装置1に伝送することを共に含むべきである。この場合、図9によれば、電動機制御装置2の読出し装置13、例えばマイクロプロセッサが、電動機制御装置2のデータ領域16から第1および第2の情報C1、C2を読み出し、それらを駆動制御装置1に伝送する。駆動制御装置1は、伝送された情報C1、C2を、読込み装置18、例えば同様にマイクロプロセッサにより受け取り、それらを駆動制御装置1のデータ領域19に記憶する。そこからそれらの情報を駆動制御装置が必要に応じて読み出す。
情報C1、C2の伝送は、例えば周期的に行なわれるとよい。これは、電動機制御装置2によって自動的に行なわれるとよく、従ってトリガなしに外部から行なわれるとよい。代替として、電動機制御装置が第1および第2の情報C1、C2を外部事象に基づいてのみ伝送されてもよい。この種の事象は、例えば第1および/又は第2の情報C1、C2が変化したことであり、或いは電動機制御装置2が駆動制御装置1から情報C1、C2の照会(ポーリング)を受けることである。ポーリングは、場合によっては駆動制御装置1の側から周期的に行なわれるとよい。
図9の方法の利点は、電動機制御装置2も駆動制御装置1も、第1および第2の情報C1、C2がその都度相手側の装置2、1によってどこにどのように記憶され、管理されているかを認識する必要がないことにある。この種の認識が共に必要とされる場合には、図9の方法に対する代替として、電動機制御装置2が、駆動制御装置1に対して、電動機制御装置2のデータ領域16への少なくとも1つの読出しアクセスを可能にするとよい。この場合、駆動制御装置1は、図10に従って電動機制御装置2のデータ領域16に直接にアクセスし、そこから第1および第2の情報C1、C2を読み出すことができる。この種の方法自体は、DMA(ダイレクトメモリアクセス)なる概念の下に公知である。
更に、代替的に、駆動制御装置1が電動機制御装置に駆動制御装置1のデータ領域19への書込みアクセスを可能にしてもよい。この場合には、図11に従って、電動機制御装置2が第1および第2の情報C1、C2を駆動制御装置1のデータ領域19に書き込むことができる。そこから、それらの情報を駆動制御装置1が読み出すことができる。
上述の如く、実際値条件は、電動機制御装置2に外部から供給される第2の信号B2に基づいてパラメータ化できる。しかしながら、代替又は追加として、実際値条件が時間的に可変であってもよい。これを以下において図12を参照して更に詳細に説明する。
図12によれば、ステップS1とS2(図4参照)の間に、ステップS21〜S23を挿入できる。ステップS21で、二重条件が満足されているか否かを電動機制御装置2が検査する。二重条件の第1の部分は、電動機制御装置2が監視動作中であることにある。二重条件の第2の部分は、監視動作が新たに引き受けられたこと、即ち図4のループの直前の先行する過程では監視動作がまだ引き受けられていなかったことにある。二重条件の両部分が満足されている場合には、電動機制御装置2がステップS22に移行する。その他の場合には電動機制御装置2がステップS2に移行する。図12においてステップS21は分かり易さのために2つの部分ステップS21aとS21bに分割されている。
電動機制御装置2は、ステップS22において、電動機5の監視されるべき実際値がステップS1において求められた実際値条件を既に満足しているかどうかを検査する。これがそうである場合には、電動機制御装置2がステップS2に移行する。実際値条件がまだ満足されていない場合だけ、電動機制御装置2がステップS23に移行する。図12においてステップS22は分かり易さのために2つの部分ステップS22aおよびS22bに分割されている。
電動機制御装置2は、ステップS23において、電動機制御装置2が実際値条件および監視されるべき実際値の瞬時値に依存して、例えば監視されるべき実際値の順守すべき限界値からの偏差に依存して、実際値条件の時間的経過を求める。それによって、例えば電動機5の制動のために定められた無視できない時間が必要とされること、従って、電動機5の秩序正しい制御ならびに電動機5の秩序正しい応答にもかかわらず、本来の所望の実際値条件が直ちには順守可能でないことが考慮される。
本発明による方法は多くの利点を有する。特に、駆動制御装置1および電動機制御装置2のためのコンピュータプログラム6、9は、その他の全てのモジュールのためのプログラムに依存せずに作成可能である。更に、(それに伴う誤り発生源を含めた)いかなる付加的なケーブル布設も必要でない。なぜならば、電動機制御装置2に一連の目標値x*、x’*を自由に使わせる通信接続14が既に存在するからである。駆動制御装置1も、そして特にアプリケーションプログラム12も、どのようにして電動機制御装置2に第1の信号B1が供給されるかに依存せずに作成可能である。更に、図9による方法の場合、電動機制御装置2が第1および第2の情報をどこにどのように記憶しているかが駆動制御装置1に知られていることが必要でない。
以上の説明は専ら本発明の説明に役立つ。これに対して、本発明の保護範囲は専ら添付の特許請求の範囲によって定められるべきである。
1 駆動制御装置2、2’ 電動機制御装置、3、3’ 電気駆動ユニット、4、4’ パワースイッチ、5、5’ 電動機、6 コンピュータプログラム、7、10 マシンコード、8、11 内部メモリ、9 コンピュータプログラム、12 アプリケーションプログラム、13 使用者、14 通信接続、15 電源、16 データ領域、17 読出し装置、18 読込み装置、19 データ領域、A、A’ 制御信号、B1、B1’、B2、B2’ 信号、C1、C1’、C2、C2’ 情報、D 目標回転方向、I、I’ 電流実際値、I*、I’* 電流目標値、Mmax 最大許容限界トルク、nmax 限界回転数、n、n’ 回転数実際値、n*、n’* 回転数目標値、p、p’ 位置実際値、p*、p’* 位置目標値、x、x’ 実際値、x*、x’* 目標値

Claims (21)

  1. 少なくとも1つの電動機(5)のための駆動装置であって、
    前記駆動装置が、電動機(5)のために決定された一連の目標値(x*)および対応する実際値(x)に基づいて前記電動機のための電流目標値(I*)を求め、前記一連の目標値(x*)が、上位に置かれた駆動制御装置(1)から通信接続(14)を介して前記駆動装置に供給され、
    前記駆動装置は、電流目標値(I*)を電動機(5)のための駆動ユニット(3)に供給するか、又は電流目標値(I*)および対応する電流実際値(I)に基づいて、多数のパワースイッチ(4)のための制御信号(A)を求めてこの制御信号(A)をパワースイッチ(4)に出力し、パワースイッチ(4)により電動機(5)がその都度の電流目標値(I*)に応じて電源(15)に接続され、
    前記駆動装置は、外部から供給される第1の信号(B1)に基づいて、電動機(5)の実際値を実際値条件の順守に関して監視(監視動作)するかどうかを決定し、
    監視動作時に、実際値が実際値条件を順守しない場合に、前記駆動装置が電動機(5)の電源(15)からの切り離しを自動的に生じさせ、
    前記駆動装置が、駆動制御装置(1)から駆動装置に一連の目標値(x*)が供給される同一の通信接続(14)を介して、駆動装置が監視動作中であるかどうかが分かる第1の情報(C1)を駆動制御装置(1)に供給し、
    少なくとも監視動作時に、駆動装置が駆動制御装置(1)から一連の目標値(x*)を受け取る同一の通信接続(14)を介して、実際値条件が何であるかが分かる第2の情報(C2)を駆動装置が駆動制御装置(1)に供給する
    ように動作させられる駆動装置。
  2. 前記一連の目標値(x*)が一連の位置又は回転数目標値(p*、n*)であることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記実際値条件が前記電動機(5)による限界回転数(nmax)の順守および/又は目標回転方向(D)における電動機(5)の回転であることを特徴とする請求項2記載の駆動装置。
  4. 前記実際値条件が時間的に可変であることおよび/又は前記駆動装置に外部から供給される第2の信号(B2)に基づいてパラメータ化可能であることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の駆動装置。
  5. 前記駆動装置が、前記第1および第2の情報(C1、C2)を前記駆動装置の内部の関連データ領域(16)に記憶することを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の駆動装置。
  6. 前記内部の関連データ領域(16)に、前記駆動装置によって制御される全ての電動機(5、5’)のためにそれぞれ前記第1および第2の情報(C1、C2)が記憶されていることを特徴とする請求項5記載の駆動装置。
  7. 前記駆動装置が、前記駆動制御装置(1)に、前記内部のデータ領域(16)への少なくとも1つの読出しアクセスを可能にすることを特徴とする請求項5又は6記載の駆動装置。
  8. 前記駆動装置が、前記第1および第2の情報(C1、C2)を前記駆動制御装置(1)に伝送することを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の駆動装置。
  9. 前記駆動装置が、前記第1および第2の情報(C1、C2)を前記駆動制御装置(1)の内部の関連データ領域(19)に書き込むことを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の駆動装置。
  10. 前記少なくとも1つの電動機(5)のための前記駆動装置(2)による実行が請求項1乃至9の1つに記載されている駆動装置(2)の動作を生じさせるマシンコード(10)を含むコンピュータプログラム。
  11. 請求項10記載の前記コンピュータプログラム(9)が記憶されているデータ媒体。
  12. 前記駆動制御装置が、アプリケーションプログラム(12)および/又は使用者(13)の入力に基づき、少なくとも1つの第1の電動機(5)のために第1の一連の目標値(x*)を求め、
    前記駆動制御装置が、前記通信接続(14)を介して前記少なくとも第1の一連の目標値(x*)を第1の下位の電動機装置(2)に供給し、
    前記駆動制御装置が、駆動制御装置が前記第1の一連の目標値(x*)を前記第1の駆動装置(2)に供給する同一の通信接続(14)を介して第1の駆動装置(2)から駆動制御装置に供給される第1の情報(C1)に基づいて、第1の駆動装置(2)が第1の電動機(5)の実際値を実際値条件の順守に関して監視するかどうかを検査し、
    前記第1の駆動装置(2)が前記第1の電動機(5)の実際値を実際値条件の順守に関して監視する場合に、前記駆動制御装置が先ず、駆動制御装置が第1の一連の目標値(x*)を第1の駆動装置(2)に供給する同一の通信接続(14)を介して第1の駆動装置(2)から駆動制御装置に供給される第2の情報(C2)に基づいて、実際値条件が何であるかを求め、それから実際値条件考慮の下で第1の一連の目標値(x*)を求める
    ように動作する駆動制御装置。
  13. 前記第1の一連の目標値(x*)が一連の位置又は回転数目標値(p*、n*)であることを特徴とする請求項12記載の駆動制御装置。
  14. 前記実際値条件が電動機(5)による限界回転数(nmax)の順守および/又は目標回転方向(D)における電動機(5)の回転であることを特徴とする請求項13記載の駆動制御装置。
  15. 前記駆動制御装置が、前記アプリケーションプログラム(12)および/又は使用者(13)の入力に基づいて、少なくとも1つの第2の電動機(5’)のために第2の一連の目標値(x’*)を求め、
    前記第2の一連の目標値(x’*)が第1の一連の目標値(x*)と同じ型であり、
    前記駆動制御装置が第2の一連の目標値(x’*)を第1の駆動装置(2)又は第2の駆動装置(2’)に供給し、
    前記第1の駆動装置(2)が第1の電動機(5)の実際値を実際値条件の順守に関して監視する場合に駆動制御装置が実際値条件考慮の下で第2の一連の目標値(x’*)を求めることを特徴とする請求項12、13又は14記載の駆動制御装置。
  16. 前記駆動制御装置が、第1および第2の情報(C1、C2)を内部のデータ領域(16)から読み出すことを特徴とする請求項12乃至15の1つに記載の駆動制御装置。
  17. 前記駆動制御装置が、第1および第2の情報(C1、C2)を駆動装置(2)から受け取ることを特徴とする請求項12乃至15の1つに記載の駆動制御装置。
  18. 前記駆動制御装置が、駆動装置(2)に、駆動制御装置の内部の関連データ領域(18)への書込みアクセスを可能にし、駆動制御装置が、第1および第2の情報(C1、C2)を内部の関連データ領域(18)から読み出すことを特徴とする請求項12乃至15の1つに記載の駆動制御装置。
  19. 前記駆動制御装置が、生産機械のための移動案内装置として、特に工作機械のための数値制御装置として構成されていることを特徴とする請求項12乃至18の1つに記載の駆動制御装置。
  20. 前記少なくとも1つの第1の電動機(5)のための駆動制御装置(1)による実行が、請求項12乃至18の1つに記載された前記駆動制御装置(1)の動作を生じさせるマシンコード(7)を含むコンピュータプログラム。
  21. 請求項20記載の前記コンピュータプログラム(6)が記憶されているデータ媒体。
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