JP2010513919A - ファイバブラッググレーティングセンサを備えるカルマン渦流量計アセンブリおよび流量測定方法 - Google Patents

ファイバブラッググレーティングセンサを備えるカルマン渦流量計アセンブリおよび流量測定方法 Download PDF

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Abstract

アセンブリは、流路と流量計とを備える。流量計(1)は、流路(C)内に延在する少なくとも1つの渦発生体(2)を備える。各渦発生体(2)は、作動中、流路(C)を流れる流体にカルマン渦(V)を発生させるように構成されている。各渦発生体(2)には、ファイバブラッググレーティングセンサ(3,7,FBG)の第1ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられている。渦発生体(2)によって発生した渦(V)のカルマン渦周波数(f)は、渦発生体(2)の各第1ファイバブラッググレーティング(FBG)に関するファイバブラッググレーティング(FBG)センサ信号を用いて検出可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、流路と流量計を備えるアセンブリ、および流量の測定方法に関する。
油井/ガス井では、生産を増大するために水または蒸気が油田/ガス田に注入されることが多い。そこで、利用可能な水/蒸気注入ラインの流動状態の情報を得ることが望ましい。しかし、油井で使用可能な流量計は限られており、例えば米国特許6,691,584B2に開示されたシステムのように、これらは非常に高価、大型で複雑である。
また、特開2003-87451号公報(発明者菱田康之)には、光式流速センサが記載されている。これは、可撓性のある検知棒が流れによって流れの方向に撓むのをファイバブラッググレーティングによって検出している。撓みと流量との関係が非線形であるため、このセンサの較正は比較的難しい。また、温度補正用に別のブラッググレーティングが必要である。さらに、このセンサの計測方法(FBGの反射センサ信号の振幅を用いて歪を計測する)はあまり正確とはいえず、また、棒の可撓性が経時変化することで、経時的に計測結果にドリフトが発生する可能性がある。そのうえ、このセンサーは油井での使用に十分適したものではない。
本発明は、これらの問題を解決することを目的とする。とくに、本発明は、比較的安価、コンパクトで耐久性のある手段を用いて、流量を、望ましくは比較的広範囲にわたって正確に計測できるアセンブリおよび方法を提供することを目的とする。
このため、本発明の一実施の形態によるアセンブリは、請求項1の構成要素を備えることを特徴とする。
有利なことに、流量計は、流路内に延在する少なくとも1つの渦発生体を備える。各渦発生体は、作動中、流路を流れる流体にカルマン渦を発生させるように構成されている。各渦発生体には、ファイバブラッググレーティングセンサの第1ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられている。渦発生体によって発生した渦のカルマン渦周波数は、渦発生体の各第1ファイバブラッググレーティングに関するファイバブラッググレーティングセンサ信号を用いて検出することができる。また、例えば複数のFBGフローセンサの多重送信を行うことで、単一のファイバを用いてセンサアレイを実現することができる。
本アセンブリによって、再現性の高い、非常に正確な流量測定結果を得られることがわかった。また、本アセンブリ(とくに、渦発生体と各ファイバブラッググレーティング部)からなる流量計を、コンパクトで耐久性がありながら、比較安価な装置とすることができる。
本発明の基本的なアイディアは、流量計のファイバブラッググレーティング部が、簡単にカルマン渦発生体と一体化されているということである。この場合でも、流量計によって、各ファイバブラッググレーティングに関するセンサ信号から、カルマン渦周波数を推測して、流体の流速を正確に測定することができる。カルマン周波数は、とくに油井で利用される場合に一般的な所定の流量範囲において、周波数と流速が互いにほぼ線形に依存するため、流速の測定手段として非常に信頼性が高い。さらに、FBGセンサ信号を、比較的簡単な処理方法を用いて処理することで、単一のFBGによって検出されるカルマン周波数を得ることができる。
水の流量計自体にファイバブラッググレーティングを利用することは、タカシマショウイチ氏らの「A water flowmeter using dual fiber Bragg grating sensors and cross-correlation technique」(Sensors and Acuators A 116 2004 pp.66 (Elsevier))に開示されている。しかし、この公報に記載のものは、本発明から逸脱している。すなわち、この公報には、少なくとも2つの離間したカンチレバーFBGセンサを鈍頭物体の下流側に設け、遅延時間を検出するために各センサ信号を相互相関する必要があり、流速は、2つのFBGセンサ間の距離と、遅延時間から得られると記載されている。この公知のシステムは、高価、複雑であって、機械的に不具合を起こす傾向があり、また、かさばるため取付が難しい。さらに、このシステムは、一方向に流れる流体の流量を検出できるだけである。
さらに、一実施の形態として、本発明によるアセンブリからなる流量計を提供する。当該流量計は、作動中、少なくとも1つの渦発生体によって発生した渦のカルマン渦周波数を、渦発生体の各第1ファイバブラッググレーティングに関する各ファイバブラッググレーティングセンサ信号を用いて検出することによって、流路内の流速を測定するように特別に構成されている。ブラッググレーティングセンサは油井用の電子回路が不要なため、この流量計は、油井での極限状態(高温、高圧)での利用に適している。
さらに、流路内を流れる流体の流量を測定する方法を提供する。当該方法は、例えば、本発明による流量計を利用することができ、具体的には、以下のステップを有する。すなわち、
−流路内に少なくとも1つの渦発生体を設置し、各渦発生体は、流路を流れる流体にカルマン渦を発生させる。
−渦発生体に、少なくとも1つの第1ファイバブラッググレーティングを有するファイバを設置する。グレーティングは、グレーティングが受ける歪の量に応じて所定の波長の光信号を反射するように構成されている。カルマン渦から生じる流体圧力変化によって、各ファイバブラッググレーティングが受ける歪が変化する。
−光信号をファイバへ伝達する。信号は、グレーティングが所定量の歪、例えば歪ゼロを受けた場合に、第1ファイバブラッググレーティングによって少なくとも部分的に反射される波長をもつ。
−渦発生体の第1ファイバブラッググレーティングによって反射された光信号を検出する。
−検出された信号を処理し、検出信号の変化から流体流速を測定する。
望ましくは、上記方法は、ファイバブラッググレーティングを利用して、渦発生体の表面歪の変化を測定する。
本発明の有利な実施の形態は従属する請求項に記載されている。
本発明のこれらの態様および他の態様を、以下に、図面に示した非限定的な実施の形態を参照して明確に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の長手方向断面図を示す。 図2は、図1のII−II断面図を示す。 図3は、図1の長手方向に沿ったIII-III概略断面図を示す。 図4は、図1の実施の形態の渦発生体の斜視図である。 図5は、図4に示す渦発生体の長手方向断面図である。 図6は、図4に示す渦発生体の正面図である。 図7は、図6のVII−VII断面図を示す。 図8は、流速に対する発生周波数の計測値の一例を示すグラフである。
本明細書において、同様または対応する構成には、同様または対応する参照符号を付している。
図1〜6は、これに限定されるものではないが、流路Cと流量計1とを備えるアセンブリの一実施の形態を示している。
流路C(例えば、流体ライン、パイプ、導管)は、流体、例えば、ガス、ガス混合気、空気、液体、液体混合物、水、蒸気を流すように構成されている。ある特定の実施形態として、流路Cは油田またはガス田に流体を導入するように構成できるが、当業者にはわかるように、流路Cは別の形態にも使用可能である。本実施の形態では、流路Cは、直径(幅)Wの実質的に円形な断面を有する。流路は、異なる構成とすることもできる。例えば、断面を長方形または正方形としたり、当業者に知られている別の形状の断面とすることもできる。
流量計1は、作動中に流路Cを流れる流体の流量を測定するように構成されている。このため、流量計1は、流路C内に延在する少なくとも1つの渦発生体2(1つのみを図示)を備える。更なる実施の形態として、アセンブリは、流路C内の異なる場所において流量を検出するために、複数の渦発生体2を離間して設置する。この場合、流量計1によって流量データを検出し、例えば油田またはガス田の特定の部分(層)に注入されている流体の量を計測または予測することができる。例えば、渦発生体2は、当業者には知られているように、実質的に流路全体(図面参照)、または部分的に延在することができる。
各渦発生体2は、作動中、流路Cを流れる流体にカルマン渦Vを発生させるように構成されている(図3参照)。図3において、流体の流れる方向を矢印Yで示す。具体的には、各渦発生体2は、好ましくは実質的に平行で、鋭角な外側縁をなす2つの渦剥離端部tを有する鈍頭物体2である。鈍頭物体2は、これらの端部tを他の部分に対して上流側(図3参照)、あるいは下流側(例えば、図3の流れ方向を逆にした場合)に配置するよう構成することができる。本実施の形態では、鈍頭物体2は流路壁11に固定して取り付けられている。
具体的には、流量計1は、流体流れの中に置かれた障害物(鈍頭物体2)による渦放出の原理に基づいている(図3参照)。鈍頭物体2の両側では、粘性により境界層が生成され、境界層は端部tによって構成された剥離点において剥離することができる。作動中、渦Vは、渦発生周波数(vortex shedding frequency)fで鈍頭物体2の両側に交互に分離される。従来から知られているように、渦発生周波数fは以下の式1で表されるように流速Uに比例する。
=St(U/Db) ・・・(1)
ここで、Stは、無次元のストローハル数、Uは流速(m/s)、Dbは鈍頭物体の直径/幅(m)である。周知のように、ストローハル数Stは、ある鈍頭物体形状に特有のものであり、比較的大きな範囲のレイノルズ数に対して一定である。したがって、流量(m/s)と発生周波数との関係は、広範囲の流量にわたって線形である。例えば、本実施の形態は流速が0.5〜5m/sの範囲(ターンダウン比1:10)で利用可能であり、例えば作動温度は摂氏20〜350度の範囲で、作動圧力を種々の値とすることができる。また、当業者にはわかるように、流量計1はこれらの流速や温度範囲外でも利用可能に構成できる。鋭角端部tを設けて剥離点を正確に定義した発生体2を選択することで、境界層を制御することができる。
鈍頭物体2は種々の材料で製造可能である。例えば、硬く、耐腐食性の材料、とくに適当な金属、合金、鉄鋼、または硬質プラスチック、強化プラスチック、例えばステンレス、またはアルミニウム、および/または他の適当な材料から、鈍頭物体2を製造することができる(油井での使用には、耐久性の観点からステンレスが好ましい)。
図4〜7は、鈍頭物体/シェダー(shedder)の構成の有利な実施の形態の詳細を示している。流速と渦放出との間の関係を線形とするために、本実施の形態による渦発生体2は、適切に定義された剥離ライン(端部)tを有するとともに、実質的にT字形状の断面を有する。このため、シェダー2は、第1部2A(すなわちT字形状のTの上部)と、第2部2B(すなわちT字形状のTの中心線)を備えている。第1部は2つの剥離端部tを有し、第2部は流体分割部材2Bである。
第1および第2のシェダー部2A,2Bは、両方とも、種々の構成とすることができる。第1および第2のシェダー部2A,2Bは、同じ材料から製造することが望ましいが、必ずしも同じ材料でなくてもよい。
第1のシェダー部2Aは、有利なことに、硬く、望ましくは実質的に固体の部分2Aであって、流路Cの壁11に強固に固定(すなわち、作動中に実質的に移動不可能)されている。第1のシェダー部2Aは、流路の長手方向(すなわち使用時に流路Cを流れる流体の流れ方向Y)に対して実質的に交差方向に延在する前面を備え、前面の両側はシェダー2の渦剥離ラインtとなっている。
本実施の形態では、第1のシェダー部2Aの長さL1は実質的に、すなわちほぼ、流路の直径/幅X1(図1参照)に等しい。したがって、流路Cの壁が、流れ剥離端部tのエンドプレートとして機能する(すなわち、各流れ剥離端部tの両端は、それぞれ流路壁11の流路壁部に、あるいはその近辺に配置される)。したがって、鈍頭物体2の第1部2Aは、図1,2に示すように、流路Cの第1内壁部11aから流路Cの反対側の第2内壁部11bまで、望ましくは流路Cの中心を通って延在する。ここで、例えば、鈍頭物体2の端と流路壁との間に、狭いスリットを延在させておくこともできる。スリットZは例えば、図1に示すように1mm以下の幅をもつ。
例えば、耐久性のある構成とする場合、第1のシェダー部2Aの一端(または両端)を、例えばクランプ、接着、溶接、適当なカップリング、ボルト固定、着脱可能に、これらの組み合わせで、および/または別の方法で、流路壁部(または複数の壁部)に強固に固定することができる。本実施の形態では、第1のシェダー部2Aの一端が、第1の流路壁部に接続して固定された取付構造9に取り付けられている。例えば、取付構造は、鈍頭物体2を支持する第1の取付部9aと、三角形をなすように互いに離間した3つの第1ボルト13aによって第1部9aに接続された第2の取付部9bと、第2の取付部9bと流路壁11とを接続する第3の取付部9cとを含む。さらに、流路壁11は、第1の取付部9aに支持された鈍頭物体2を流路Cに導入するための開口12を備えることができる。取付構造9は、取付後に開口を液密に封止するシーリングを備えるように構成することができる。
別の実施の形態では、鈍頭物体部分2Aの長さL1を、流路直径/幅X1よりかなり小さくすることができる。ここで、鈍頭物体2は、鈍頭物体2における境界層を制御するために、渦剥離端部tに対して交差する方向に延在する1つ以上のエンドプレートを備えることができる。
更なる実施の形態(図3参照)では、流路の長手方向に対して交差する方向について測定した2つの渦剥離端部(ライン)tの間の距離Dbが、同じ方向について測定した流路Cの幅X2の10分の1、例えば流路Cの幅の約4分の1よりも大きい。ここで、2つの渦剥離端部の間の距離Dbは、流路Cの幅X2の半分よりも小さいことが望ましい。本実施の形態では、流路Cの断面が円形であるため、当該流路幅X2は、図1において矢印X1で示した上記流路幅と等しい。
第1のシェダー部2Aの長手方向の断面は、実質的に三角形(図3,7)、または切頂三角形であることが望ましいが、別の形状とすることもできる。
第2のシェダー部2Bは、実質的に長方形(例えば本実施の形態)の、板状、細片状、またはシート状の構成を有する。例えば、第2のシェダー部2Bは、直交する3方向において、第1の直交方向(厚さK)が、第2および第3の直交方向(長さL2,幅G)のそれぞれよりもかなり小さくなるように(例えば、少なくとも50倍)、寸法決めすることができる。
また、第2のシェダー部2Bは、実質的に流路の長手方向に延在し、互いに反対方向を向いた2つの流体圧作用面を有することが望ましい。これらの流体圧作用面は、作動中に渦誘起圧力変化を交互に受けるとともに、これらの圧力変化によって歪むように構成されている。本実施の形態では、具体的には、圧力変化によって、第2のシェダー部2Bに流れ方向Yに直交する振動および/または変形が起こる(すなわち、シェダー部2Bの渦誘起変形および/または振動は、主に部分2Bの横方向に発生し、図3の矢印qで示される。換言すると、振動および/または変形は、シェダー部2Bの圧力作用面に実質的に直交する)。変形および/または振動は、第2のシェダー部2Bに表面歪みを発生させる。
本実施の形態では、第2のシェダー部2Bは、第1のシェダー部2Aの中央に、2つの剥離端部tを有する鈍頭物体に対して直交するように延在し、さらに取付後に流路Cの中央を通って延在することが望ましい。例えば、第1および第2部2A,2Bを有する鈍頭物体の外形は、本実施の形態のように、長手方向の中央鏡面に対して実質的にミラー対称とすることができる。
本実施の形態では、第2のシェダー部2Bの横面(図5Aの下側)は、第1のシェダー部2Aの対応する横面と同一面に延在する(図5参照)。しかし、第1のシェダー部2Bの別の横面は、図5に矢印Hで示す距離だけ取付構造9から離間している(図5参照)。
第2のシェダー部2Bは、圧力変化作用部2B、すなわち歪部であり、作動中に渦誘起圧力変化を受けるように構成されている。とくに、カルマン渦は第2のシェダー部2B、より具体的にはその表面部分に、歪変化(図3に矢印qで示す)を生じさせることができる(すなわち、作動中の渦誘起圧力変化は第2のシェダー部2Bに/第2のシェダー部の表面歪を発生させる)。例えば、第2のシェダー部2Bは、作動中に渦誘起圧力変化を受けて微小振動qを発生するように、わずかに弾性変形可能とすることができる。微小振動qは、第2のシェダー部2Bの両(圧力作用)面における歪を変化させる。これらの歪変化はとくに、第1のシェダー部2Aと当接する領域(すなわち、第1のシェダー部2Aとの接点)において比較的高い。
更なる実施の形態では、シェダー2の圧力変化作用部(すなわち第2部)2Bは、両側の長手方向の流れ制限部(本実施の形態では、一方のシェダー横面に対する流路壁部と、他方のシェダー横面に対する取付構造部を含む)から離間した2つの横面を有する。例えば、図1において、長方形の渦発生体部2Bの(図面における)下方横面と、流路壁11との間の距離Zは、約0.1〜10mmの範囲内、とくに約1〜2mmであることが望ましい。長方形の渦発生体部2Bの(図1における)上方横面と第1の取付部9aとの間のスリットの幅Hも、約0.1〜10mmの範囲内、とくに約1〜2mmであることが望ましい。したがって、第2のシェダー部2Bの横面は、両側の流れ制限面から離れており、渦誘起圧力変化が第2のシェダー部2Bにおける表面歪変化および/または振動を引き起こすことができる。具体的には、渦誘起圧力変化は渦発生体の振動および/または変形を引き起こし、この振動および/または変形が表面歪を発生させる。
したがって、第2のシェダー部2Bの長さL2(剥離ラインtに対して平行な方向に測定)は、第2のシェダー部2Aの長さL1よりもわずかに小さいことが望ましい。長さの差は、例えば、約0.1〜20mmの範囲、とくに約1〜2mmである(図5参照)。
第2のシェダー部2Bの長さL2は、第2のシェダー部2Bの外部セクション(テールセクション)の幅Gよりも大きいことが望ましい。幅Gは、流路の長手方向に沿って測定される(図5参照。ここで、第2のシェダー部2Bの幅Gは、第1のシェダー部から外側に延在する第2のシェダー部の一部であって、シェダーの流体圧変化作用部として機能するセクションの幅である)。例えば、第2部2Bの長さL2は、第2部2Bの当該幅Gの約1.5〜2倍の範囲内とすることができる。L2を、Gの1.7〜1.9倍、とくに長さL2を幅Gの1.8倍に等しくすると良好な結果が得られることがわかった。
また、第2のシェダー部2Bの厚さK(交差方向に沿って測定)を、約10mmよりも小さく、望ましくは約5mmよりも小さく、とくに約1〜2mmの範囲内とした場合に、良好な結果が得られることがわかった。
第1および第2のシェダー部2A、2Bは、種々の方法によって互いに接続することができる。例えば、第1および第2のシェダー部を、単一の部材として製造することができる。また、第1および第2のシェダー部2A、2Bを、接着、溶接、ボルト固定(図1〜7の実施の形態に示すようにボルト6を利用)、力拘束固定(force closure fixation)、物体拘束固定(form closure fixation)、これらの組み合わせ、および/または別の手法によって、互いに接続することもできる。本実施の形態では、第2のシェダー部2Bは、第1のシェダー部2A内に延在して支持される内部セクションと、上述したように、第1のシェダー部2Aの外側に延在し、渦誘起圧力の変化を検知する外部セクション(上記幅Gをもつ)とを備える。第2のシェダー部2Bの上記外部(テール)セクションは、図示のように、実質的に途切れがなく、実質的に中断のない(連続した)圧力作用面を構成する。
第1および第2のシェダー部2A、2Bは、渦誘起圧力変化が、シェダーのある領域(例えば、第1のシェダー部2Aと当接する第2のシェダー部2Bの外部セクション)に比較的大きな歪変化を引き起こすことができるように構成されていることが望ましい。
また、各渦発生体2は、ファイバブラッググレーティングセンサ3,7,FBGを構成する第1のファイバブラッググレーティングFBGを備えている。作動中、渦発生体2によって発生した渦Vのカルマン渦周波数fは、渦発生体2の各第1ファイバブラッググレーティングFBGに関するファイバブラッググレーティングセンサ信号を用いて検出することができる。第1のファイバーブラッググレーティングFBGは、シェダー2において、作動中に振動/変形によって発生する渦圧力変化による表面歪変化を比較的大きく受けるセクションに取り付けられ、これらの歪変化を検出するように構成されることが望ましい。
また、更なる実施の形態では、各渦発生体2のファイバブラッググレーティングFBGは、上述した圧力変化、具体的には圧力変化による歪変化を検知するとともに、圧力変化を検知することで、各ファイバブラッググレーティングセンサ信号が変化するように構成されている。ファイバブラッググレーティングFBGは、第2のシェダー部2Bの近辺に取り付けられ、あるいは第2のシェダー部の内部に延在、あるいは当接、あるいは埋め込まれ、作動中にシェダー部2Bの変形/振動に起因する上記表面歪に敏感に反応するように設置されている。
第1のファイバブラッググレーティングFBGは、有利なことに、各渦発生体2の渦剥離面(2つの渦剥離ラインtを有する)から離間している。また、第1のファイバブラッググレーティングFBGの位置は、第2のシェダー部2Bの2つの横面から離間している。
さらに、(図5に示すように)、作動中に、第1のファイバブラッググレーティングFBGの長手方向と流体の流れ方向とが成す角度は、90度より小さく、例えば30度より小さく、望ましくは5度より小さい。本実施の形態では、第1のファイバブラッググレーティングFBGの長手方向と流体の流れ方向Yとのなす角度は、約0度である。
具体的には、圧力変化作用部/第2のシェダー部2Bは、少なくとも部分的に湾曲した経路に沿って延在し、第1のファイバブラッググレーティングFBGを含む湾曲したファイバ部8を一体的に備える(図4、5参照)。湾曲ファイバ部8の第1セクション8aは、渦発生体2の渦放出面とは反対側を向いたシェダー自由端Eからわずかな距離において、流路の長手方向に対して実質的に直交する方向に延在することが望ましい。ファイバ部8の第2セクション8bは、渦発生体2の渦放出面近辺に配置され、流路の長手方向に実質的に平行に延在することが望ましい。本実施の形態では、この第2ファイバセクション8bが、第1のファイバブラッググレーティングFBGを備える。具体的には、シェダー2に設けられたファイバ部の湾曲経路は、第1のシェダー部2Aの入口位置からシェダー自由端Eにファイバを導く第1湾曲部A1と、これに続いて、シェダー自由端Eから第1のシェダー部2Aへ戻り、入口位置から離れた位置のブラッググレーティングまでファイバを導く第2湾曲部A2(第1湾曲部の湾曲方向とは反対方向に湾曲)とからなる。
更なる実施の形態(不図示)では、ファイバをより一層湾曲(例えば、渦発生体2に沿って、および/または渦発生体2を通って実質的に完全なループを生成)させて、流路壁11まで戻すように導くこともできる。さらに支持構造9を通って、例えば別の渦発生体2に導いて、当該渦発生体に別の第1のブラッググレーティングを設けることもできる。この場合、ファイバ入口位置(ポイント)を、ファイバー出口位置とすることもできる。
具体的には、本実施の形態では、取付構造9は、ファイバ7を流路Cの外側の領域から渦発生体2に通す貫通孔15(図5参照)を備える。第1のシェダー部2Aは、ファイバ7を受け入れる同様の開口を備えることができる。第2のシェダー部2Bは、第1のファイバブラッググレーティングFBGを含む湾曲ファイバ部8を支持する湾曲溝5もしくは開口を備えることができる。更なる実施の形態では、渦発生体2からファイバ7を再び流路外に取り出し、別の位置、例えば別の渦発生体(不図示)へと導くためにも、貫通孔15を利用することができる。
例えば、シェダー2のファイバ支持溝5の深さは、第2シェダー部2Bの厚さKよりも小さくすることができ、例えば1mmよりも小さい深さ、例えば約0.4mmの深さとすることができる。例えば、ファイバ支持溝5の深さを、第2のシェダー部2Bの厚さKの半分よりも小さくし、グレーティングFBGを第2のシェダー部2Bの横面近辺、および/または横面に配置することもできる。湾曲ファイバ部8は、実質的に各シェダー部2Bに埋め込まれていることが望ましい。ブラッググレーティングFBGを有する光ファイバ部8は、適切な接着剤、例えば熱硬化樹脂、エポキシ、または他のタイプの接着剤を使用して、各溝5に取り付けることができる。ファイバ支持溝5は、実質的に各ファイバ部を密着して支持するように構成される。
非限定的な一実施の形態では、溝5の幅を約1mmとすることができる。
同様に、アセンブリをモジュール構成とすることもできる。ここで、アセンブリは、複数の渦発生体2を備え、各渦発生体2には、上述したファイバブラッググレーティングセンサの第1のファイバブラッググレーティングFBGが設けられている。この場合、複数の渦発生体2の第1のファイバブラッググレーティングFBGの全てに対して、単純に、単一のファイバ7を設けることができ、ファイバ7は一の渦発生体から別の渦発生体へと延在してセンサ信号を伝達することができる。
ファイバブラッググレーティングセンサの動作自体は、当業者に知られている。一実施の形態では、各ファイバブラッググレーティングFBGは、ファイバ7を通ってグレーティングFBGに伝えられた光信号のある特定の波長を実質的に反射し、他の波長を実質的に透過するように構成されている。ここで、反射光の波長はグレーティングFBGの屈折率の変化に依存する。反射波長は、ブラッグ波長λと呼ばれ、以下の式で与えられる。
λ=2neffΛ ・・・(2)
ここで、neffはファイバ7における光モード伝播の実効屈折率であり、Λはグレーティング周期である。歪、温度、および圧力は、ファイバの特性を変化させ、これにより、反射波長λを変化させることができる。例えば、センサ信号の振幅は、作動中にグレーティングFBGが検知する歪量の測定値である。本実施の形態では、具体的には、反射波長を流速の測定値として利用する。ここで、当該波長の変化を比較的簡単な手法で検出し(すなわち、反射センサ信号の振幅が変化する)、上述したカルマン周波数fを検出する。
例えば、ファイバ7は1つ以上のブラッググレーティングFBGを備える標準的な光ファイバであり、最小曲げ半径を約2〜3cmとし、各ブラッググレーティングFBGのグレーティング長さNを約2cmとすることができる(図5参照)。当業者にはわかるように、ファイバ7を、より小さな曲げ半径および/またはより短いグレーティングをもつようにすることもできる。例えば、第1ファイバブラッググレーティングの長さNは、約1cmとすることが有利である。
本実施の形態では、第1グレーティングFBGは、主に渦発生体2の歪変化を検出するために用いられる。ここで、結果として得られた各センサ信号の変化は、流体の流速Uを検出するために処理される。第1グレーティングFBGは、シェダー2のテール部2Bの開始部であって、(切頂三角形の)第2シェダー部2Aのすぐ後方に配置されることが好ましい。これは、作動中、テールシェダー部2Bのこのセクションにおいて、カルマン渦に誘起された歪変化が最も大きくなるからである。
第1グレーティングFBGの全体が、作動中に、実質的に均一に歪むことが好ましく、これは、グレーティングFBGを実質的に流路の長手方向に平行に配置することで実現できる。しかし、実際には、本実施の形態では、正確な計測結果を得るために、ファイバ全体にわたって歪が完全に一定でなくてもよい。これは、測定されたパラメータは、周波数(すなわち、振幅の変化であって、振幅自体ではない)であって、検出された反射信号の振幅変化は、流れ測定の結果に影響を与えないためである。これに対して、特開2003−87451号公報に開示された装置は、反射信号のセンサ振幅信号が、グレーティングの非均一な歪みによって比較的大きな誤差を生ずる。
本アセンブリは、適当なセンサシステム3(例えば、1つ以上の適当なプロセッサおよび/またはアナライザを備える)、例えばDeminsys Commercial社の市販のシステムを含むことができる。センサシステムは、光ファイバ7と光学的に接続されている。センサシステム3は、光信号を生成し、ファイバ7へ伝達するように構成することができる。この信号は、グレーティングが所定量(例えば歪ゼロ)歪んだ場合に、第1ファイバブラッググレーティングFBGによって少なくとも部分的に反射される波長(すなわち、上述したブラッグ波長)をもつ。アセンブリが異なるブラッグ波長λをもつ異なる複数のファイバグレーティングFBGを備える場合、これらの異なるブラッグは長λをもつ異なる信号部分で光信号を多重送信することができ、センサシステム3によって、異なる複数のグレーティングFBGを互いに独立して同時に使用することができる。
また、センサシステム3を、渦発生体2の第1ファイバブラッググレーティングFBGのそれぞれによって反射された光信号を検出し、検出した1つ以上の光信号を処理して、検出した1つ以上の信号の変化から流量を測定するように構成することもできる。
図1〜7に示す実施の形態の作動中、流体の流れは、シェダー2において渦放出を引き起こし、これによって鈍頭物体2のテール部2Bで圧力変動が起こる。圧力変動によって、テールの振動が誘発され、これにより、テール部2Bの表面歪の変動が起きるとともに、一体化された第1ファイバブラッググレーティングFBGの歪変化が発生する(FBGは、表面歪を測定するために、第2シェダー部2Bの各表面上、または表面付近に取り付けられることが望ましい)。これらの振動の結果としての表面歪が測定される。これは、センサシステム3によって、渦発生体2の第1ファイバブラッググレーティングFBGのブラッグ波長をもつ光信号をファイバ7に伝達し、第1ファイバブラッググレーティングFBGによって反射された各光信号を検出することによって、簡単に実現することができる。次に、検出された光信号は、検出信号の変化(この変化は、グレーティングFBGが検知した歪変化の結果である)を検出するために処理され、上述した式1を用いてこれらの変化から流量が算出される。したがって、流路C内の所定の位置における流量を検出するためには、単一のFBGセンサが用いられ、例えば、異なるグレーティングセンサ信号を複雑に相互相関する必要がない。
図8は、本実施の形態において実施した実験によって測定された、流速に対する渦発生周波数fのグラフを示す。この実験では、流路Cを流れる流体の流速Uflowを11個の異なる所定の値(0m/sから0.25m/sおきに5.5m/sまで)に設定し、結果として得られたFBGセンサ信号を処理してカルマン周波数を検出した。図8に示すように、3つの異なるテスト全てにおいて、流速Uflowに対する測定周波数fが同じ線形グラフとして表された。流速が低速(本実施例では0.5m/s)の場合も、高速(本実施例では5.5m/s)の場合と同様に信頼性の高いデータを得ることができる。
以上説明したように、本発明は、光ファイバ渦流量計1を提供するものであり、一実施の形態において、渦放出による歪をファイバブラッググレーティング(FBG)センサを用いて測定することができる。このセンサは、標準的な光ファイバ7の比較的小さなセクションを利用でき、センサ信号が直接表面に与えられるので、油井用の電子回路が不要である。光ファイバ流量計は、本質的に電磁ノイズに強く安全であるという利点がある。鈍頭物体2は実質的にT字形状であって、切頂三角形部2Aと、それに接続された長いテール部2Bとを備える。鈍頭物体のテール部2Bは、変形を増大し、センサによって歪を測定するために、できる限り薄いことが望ましい。流量計1は、単相流(液体または気体)、例えば水、蒸気、または他の流体を検出することができる。
本実施の形態によって、測定値の線形性と信号の品質に関して最適な鈍頭物体の形状を得られることがわかった。ここで、FBGによって、比較的大きな流速範囲にわたって検出可能な歪振動情報をもつセンサ信号を得ることができる。したがって、当該センサによって、流量変化に敏感な、正確な流量測定を行うことができる。
また、例えば、本実施の形態のように、実質的にT字形状の物体は、歪を発生させるのに最適な鈍頭物体の構成である。鈍頭物体の長方形の板状セクション2Bの撓みは、比較的大きい。また、T字形状の物体は、一連の流量計を1つのファイバに接続するのに使用できる唯一の形状でもある。さらに、この形状によって、作動中に非常に良好なSN比をもつセンサ信号を得ることができる。
更なる実施の形態では、渦発生体2に接合されたファイバ部が、例えば温度を検出するために他のファイバブラッググレーティングを備えるようにすることもできる。一実施の形態では、渦発生体2にファイバブラッググレーティングセンサシステム3,7を構成する第2ファイバブラッググレーティングFBG2を設け、第2ファイバブラッググレーティングFBG2が、温度変化を検知すると各ファイバブラッググレーティングセンサ信号を変化させるように構成することができる。このため、第2ファイバブラッググレーティングFBGの長手方向は、流路の長手方向に対して実質的に直交するように延在することが望ましい。
例えば、追加の「第2」グレーティングFBG2を、カルマン渦Vによって実質的に影響を受けないシェダー位置に設置することができる。図5において、温度用グレーティングを配置可能な2つの位置を、矢印FBG2で示す。例えば、第2ファイバグレーティングFBG2を、上述した湾曲ファイバ部8の第1セクション8aに、または流路壁11付近の入口位置(また、任意でさらに出口位置)近傍に、設置することができる。
あるいは、アセンブリに別の光ファイバを設け、上述した第1グレーティングを備えず、代わりに第2グレーティングを備え、流体温度を検出するために流体の流れ中に第2グレーティングを配置することもできる。
さらに、更なる実施の形態において、本発明を質量流量測定に用いることもできる。これは、例えば、 H. Zhang氏らによる「A study of mass flow rate measurement based on the vortex shedding principle」(Flow Measurement and Instrumentation 17 (1), 2006)の記載にしたがって、シェダー2の上流に(シェダー2から離間して)配置された 圧力センサ(本明細書では不図示)の測定結果を用いるものである。
本発明の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。当業者には、特許請求の範囲に定義された発明の範囲内で種々の変化や変形が可能である。
本明細書において、「備える(comprising)」という用語は、他の構成やステップを除外するものではないと理解されるべきである。また、冠詞「a」および「an」は、要素が複数である場合除外するものではない。特許請求の範囲における参照符号は、特許請求の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。
シェダー/鈍頭物体2の寸法および形状は、種々の変形が可能である。例えば、第1シェダー部は、実質的に三角形の断面であって、異なる断面形状を有する切頂三角形とすることができる。
また、例えば、鈍頭物体2の第1部2Aは、必要に応じて、一端のみ、または両端を流路壁11に取り付けることができる。
さらに、例えば、渦発生体2は第2部2Bを備えなくてもよい。一実施の形態として、シェダー2は第1部2A(とくに2つの剥離端tを有する)のみを備え、第1部2Aが少なくとも2つの(第1)ファイバブラッググレーティングFBGを備えるように構成される。
当業者には明らかなように、アセンブリは、シェダー2が完全に流路内に挿入されたとき、または、例えばシェダー2が流路内に部分的(例えば流路直径/断面の約0.25倍)に挿入された場合に、動作することができる。
前記ファイバブラッググレーティング(FBG)を利用して、前記渦発生体(2)の表面歪の変化を測定することを特徴とする方法。

Claims (18)

  1. 流路と、流量計とを備えるアセンブリであって、
    前記流量計(1)は、前記流路(C)内に延在する少なくとも1つの渦発生体(2)を備え、各渦発生体(2)は、作動中、前記流路(C)を流れる流体にカルマン渦(V)を発生させるように構成され、
    各渦発生体(2)には、ファイバブラッググレーティングセンサ(3,7,FBG)の第1ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられ、
    前記渦発生体(2)によって発生した渦(V)のカルマン渦周波数(f)は、前記渦発生体(2)の各第1ファイバブラッググレーティング(FBG)に関するファイバブラッググレーティング(FBG)センサ信号を用いて検出可能であることを特徴とするアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のアセンブリにおいて、
    各渦発生体(2)は、実質的に平行な2つの渦剥離端部を有する鈍頭物体(2)であることを特徴とするアセンブリ。
  3. 請求項2に記載のアセンブリにおいて、
    実質的に平行な2つの渦剥離端部を有する第1シェダー部は、前記流路(C)の壁(11)に固定されていることを特徴とするアセンブリ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のアセンブリにおいて、
    流路の長手方向に対して交差する方向について測定した前記2つの渦剥離端部(t)の間の距離(Db)は、同じ方向について測定した前記流路(C)の幅(X2)の10分の1、例えば前記流路(C)の幅の約4分の1よりも大きく、当該距離(Db)は、望ましくは前記流路(C)の幅(X2)の半分よりも小さいことを特徴とするアセンブリ。
  5. 請求項4に記載のアセンブリにおいて、
    流路に交差する方向について測定された前記鈍頭物体(2)の長さは、同じ方向について測定された前記流路(C)の幅と実質的に等しいことを特徴とするアセンブリ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)は、前記各渦発生体(2)の渦剥離面から離間していることを特徴とするアセンブリ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    作動中に、前記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)の長手方向と流体の流れ方向とが成す角度は、90度より小さく、例えば30度より小さく、望ましくは5度より小さいことを特徴とするアセンブリ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記渦発生体には、作動中に渦誘起圧力変化を受けるように構成された圧力変化作用部(2B)が設けられ、
    前記各渦発生体の前記ファイバブラッググレーティング(FBG)は、これらの圧力変化、とくに前記渦発生体(2)の前記圧力変化作用部(2B)における圧力変化による歪変化を検知するとともに、前記圧力変化を検知すると、各ファイバブラッググレーティング(FBG)センサ信号が変化するように構成されていることを特徴とするアセンブリ。
  9. 請求項8に記載のアセンブリにおいて、
    前記圧力変化作用部(2B)は、実質的に流路の長手方向に延在し、互いに反対方向を向いた2つの流体圧作用面を有する流体分離部材(2B)であり、前記2つの流体圧作用面は作動中に渦誘起圧力変化を交互に受けるように構成されていることを特徴とするアセンブリ。
  10. 請求項8または請求項9に記載のアセンブリにおいて、
    前記圧力変化作用部(2B)は、少なくとも部分的に湾曲経路に沿って延在し、前記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)を含む湾曲したファイバ部(8)を一体的に備え、
    前記ファイバ部(8)の第1セクションは、望ましくは、前記渦発生体2の渦放出面とは反対側を向いたシェダー端からわずかな距離において、流路の長手方向に対して実質的に直交する方向に延在し、
    前記ファイバ部(8)の第2セクションは、望ましくは、前記渦発生体(2)の渦放出面近辺に配置され、前記流路の長手方向に実質的に平行に延在することを特徴とするアセンブリ。
  11. 請求項8から請求項10のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記渦発生体(2)の前記圧力変化作用部(2B)は、実質的に長方形で、両側の長手方向流れ制限部から離間した2つの横面を備え、
    前記長方形の渦発生体部(2B)の各横面と、対応する長手方向流れ制限部との間の距離は、望ましくは約0.1〜10mm、とくに約1〜2mmの範囲内であることを特徴とするアセンブリ。
  12. 請求項8から請求項11のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記圧力変化作用部(2B)の厚さは、約10mmよりも小さく、望ましくは約5mmよりも小さく、とくに約1〜2mmの範囲内であることを特徴とするアセンブリ。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記渦発生体(2)の断面は、実質的にT字形状であり、
    前記渦発生体は、望ましくは、硬く、耐腐食性の材料、とくにスチールまたは硬質プラスチックから製造されることを特徴とするアセンブリ。
  14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載のアセンブリにおいて、
    前記渦発生体(2)には、前記ファイバブラッググレーティングセンサ(3,7、FBG)の第2ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられ、前記第2ファイバブラッググレーティングは、温度変化を検知すると各ファイバブラッググレーティングセンサ信号を変化させるように構成され、
    前記第2ファイバブラッググレーティング(FBG)の長手方向は、流路の長手方向に対して実質的に直交するように延在することを特徴とするアセンブリ。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のアセンブリにおいて、
    離間された複数の渦発生体2を備え、各渦発生体(2)には、前記ファイバブラッググレーティングセンサ(3,7,FBG)の上記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられ、
    単一のファイバ(7)に、これらの第1ファイバブラッググレーティング(FBG)が設けられていることを特徴とするアセンブリ。
  16. 請求項1から請求項15のいずれかに記載の前記アセンブリからなる流量計であって、
    作動中、少なくとも1つの渦発生体(2)によって発生した渦(V)のカルマン渦周波数(f)を、渦発生体(2)の各第1ファイバブラッググレーティング(FBG)に関する各ファイバブラッググレーティング(FBG)センサ信号を用いて検出することによって、流路内の流速を測定するように構成されていることを特徴とする流量計。
  17. 流路(C)を流れる流体の流速を測定する方法であって、
    前記流路(C)内に少なくとも1つの渦発生体(2)を設置し、各渦発生体(2)は、前記流路(C)を流れる前記流体に、各渦放出端からカルマン渦(V)を発生させ、
    前記渦発生体(2)に、少なくとも1つの第1ファイバブラッググレーティング(FBG)を有するファイバ(7)を設置し、前記グレーティングは、前記グレーティングが受ける歪の量に応じて所定の波長の光信号を反射するように構成され、前記カルマン渦(V)から生じる流体圧力変化によって、各ファイバブラッググレーティング(FBG)が受ける歪が変化し、
    光信号を前記ファイバ(7)へ伝達し、前記信号は、前記グレーティングが所定量の歪、例えば歪ゼロを受けた場合に、前記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)によって少なくとも部分的に反射される波長をもち、
    前記渦発生体(2)の前記第1ファイバブラッググレーティング(FBG)によって反射された光信号を検出し、
    前記検出された信号を処理し、前記検出信号の変化から流速を測定することを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、
    前記ファイバブラッググレーティング(FBG)を利用して、前記渦発生体(2)の表面歪の変化を測定することを特徴とする方法。
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