JP2010512201A - 外科用塞栓具 - Google Patents

外科用塞栓具 Download PDF

Info

Publication number
JP2010512201A
JP2010512201A JP2009540609A JP2009540609A JP2010512201A JP 2010512201 A JP2010512201 A JP 2010512201A JP 2009540609 A JP2009540609 A JP 2009540609A JP 2009540609 A JP2009540609 A JP 2009540609A JP 2010512201 A JP2010512201 A JP 2010512201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surgical
blade carrier
embolus
blade
protective cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009540609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5146459B2 (ja
Inventor
マイエンバーガー ルパート
マリグロウカ ヨハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aesculap AG
Original Assignee
Aesculap AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aesculap AG filed Critical Aesculap AG
Publication of JP2010512201A publication Critical patent/JP2010512201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5146459B2 publication Critical patent/JP5146459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3494Trocars; Puncturing needles with safety means for protection against accidental cutting or pricking, e.g. limiting insertion depth, pressure sensors
    • A61B17/3496Protecting sleeves or inner probes; Retractable tips
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B2017/3454Details of tips
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B2017/3454Details of tips
    • A61B2017/3458Details of tips threaded
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • A61B2090/0801Prevention of accidental cutting or pricking
    • A61B2090/08021Prevention of accidental cutting or pricking of the patient or his organs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

外科用塞栓具であって、管状ハウジング、及び、管状ハウジング内にて長手方向に前進切断位置と後退保護位置との間で変位可能な刀身担体、ここで、刃先を備えた刀身が刀身担体上に保持されており、刃先は相応に延伸する管状ハウジングの案内部を案内されている、及び、刀身に係合し、かつ、管状ハウジング内にて長手方向に、刀身が自らの保護位置にあって完全に覆われている前進休止位置と後退作業位置との間で変位可能な保護キャップ、ここで、保護キャップはスリットを有しており、刀身の刃先は、スリットを通過して、保護キャップが作業位置にあるときに保護キャップを越えて突出する、及び、管状ハウジング内に配置され、かつ、刀身を切断位置から保護位置へと変位させる後退装置、ここで、後退装置は、保護キャップが作業位置から休止位置へと変位することにより作動可能となる、を備えた外科用塞栓具において、後退装置の寸法を低減するために、後退装置が、刀身を切断位置に固定し且つ作動されると刀身を解放して休止位置へと変位させる切替要素を有し、切替要素が、管状ハウジングの長手方向軸を中心に自由に回転可能であって且つ長手方向に不動であるように管状ハウジング内に装着され、更に、刀身担体及び/又は保護キャップが管状ハウジングの長手方向に変位すると、一方で切替要素と他方で刀身担体及び/又は保護キャップとの間で作用するカム案内部によって、切替要素が回転可能となることが提案される。

Description

本発明は、体壁を穿刺するための外科用塞栓具であって、管状ハウジング、及び、前記管状ハウジング内にて長手方向に前進切断位置と後退保護位置との間で変位可能な刀身担体、ここで、刃先を備えた刀身が前記刀身担体上に保持されており、前記刃先は相応に延伸する前記管状ハウジングの案内部を案内されている、及び、前記刀身に係合し、かつ、前記管状ハウジング内にて長手方向に、前記刀身が自らの保護位置にあって完全に覆われている前進休止位置と後退作業位置との間で変位可能な保護キャップ、ここで、前記保護キャップはスリットを有しており、前記刀身の前記刃先は、前記スリットを通過して、前記保護キャップが前記作業位置にあるときに前記保護キャップを越えて突出する、及び、前記管状ハウジング内に配置され、かつ、前記刀身を前記切断位置から前記保護位置へと変位させる後退装置、ここで、前記後退装置は、前記保護キャップが前記作業位置から前記休止位置へと変位することにより作動可能となる、を備えた外科用塞栓具に関する。
このような外科用塞栓具は、独国実用新案第20 2006 008 405 U1号に説明されている。同文献では、後退装置は塞栓具の把持領域(後退装置の複雑な機構のために極めて多くの空間が利用可能である)に配置されている。
このような後退装置は、他の公知の外科用塞栓具からも知られている。これらの装置は、体壁が完全に穿刺されると、刀身又は套管針の先端が自動的に後退することを保証している。全ての事例において、後退装置の構成は複雑である。これらの後退装置は多くの部品と大きな空間要求とを有するので、全ての事例において、刀身又は套管針の先端から離れた領域に配置せねばならず、塞栓具の把握部に(欧州特許第0 499 457 B1号;欧州特許第0 705 077 B1号;欧州特許第0 600 921 B1号)、あるいは扱い難い特別な構成にして(米国特許第5,462,532号)配置せねばならないものもある。
DE 20 2006 008 405 U1 (US 12/313,660) EP 0 499 457 B1 EP 0 705 077 B1 EP 0 600 921 B1 US 5,462,532 A US 5,360,405 A US 5,346,459 A EP 0 495 633 A
本発明の目的は、一般的な外科用塞栓具を、前記後退装置が公知の後退装置よりも複雑でない構成であって且つ低い空間要求を有するように構成することである。
この目的は、冒頭に説明した種類の外科用塞栓具において、本発明に従い、次のようにすることで達成される。即ち、前記後退装置が、前記刀身を前記切断位置に固定し且つ作動されると前記刀身を解放して前記休止位置へと変位させる切替要素を有し、前記切替要素が、前記管状ハウジングの長手方向軸を中心に自由に回転可能であって且つ長手方向に不動であるように前記管状ハウジング内に装着され、更に、前記刀身担体及び/又は前記保護キャップが前記管状ハウジングの長手方向に変位すると、一方で前記切替要素と他方で前記刀身担体及び/又は前記保護キャップとの間で作用するカム案内部によって、前記切替要素が切替のために回転可能となること、である。
従って、基本的に前記管状ハウジングの長手方向において行われる前記保護キャップ及び前記刀身担体の移動は、切替要素をカム案内部によって前記管状ハウジングの長手方向軸を中心に回転させるために使用される。前記切替要素のこの回転移動は、前記刀身担体を前記切断位置に固定し、前記体壁の貫通後に前記保護キャップが前記作業位置から前記休止位置へと変位すると、前記刀身担体を再度解放するために使用される。前記刀身担体及び前記保護キャップの変位が前記切替要素の回転移動に変換されることにより、個々の部品がほんの僅かであるコンパクトな構成を達成することが可能になるので、この後退機構を前記管状ハウジング自体に、好ましくは前記刀身担体の直近の領域内に収容することができる。このことにより、前記管状ハウジングの外寸を増加したり、あるいは前記後退装置用に特別な収容領域を設けたりする必要がなくなる。
好適な実施形態によれば、前記保護キャップは、前記保護キャップを前記作業位置から前記休止位置へと変位させるばねの作用を受ける。従って、前記保護キャップの前記作業位置への変位は、このばねの力に抗して行われる。このばねは、前記保護キャップが、前記体壁を完全に貫通した後にもはや前記体壁により抑制されず、前記塞栓具により生成された開口を通って変位し、前記休止位置になる要因にもなる。
更に、前記刀身担体が、前記刀身担体を前記切断位置から前記保護位置へと変位させるばねの作用を受けるようにしてもよい。このばねは、切断作業が完了した後に、前記保護キャップが前記作業位置から前記休止位置へと変位し、前記後退装置を作動することで、前記刀身担体が前記切断位置から前記保護位置へと後退する要因となる。
特に好適な実施形態によれば、前記保護キャップ及び前記刀身担体が、これら保護キャップ及び刀身担体を押し離す共通のばねの作用を受け、前記共通のばねが、一方で前記保護キャップを前記作業位置から前記休止位置へと変位させ、他方で前記刀身担体を前記切断位置から前記保護位置へと変位させるようになっている。この構成において、このばねは二重の機能を与えられている。
ここで、前記ばねは、前記刀身担体の内側に配置され且つ前記保護キャップの突起上で支持されたコイルばねであり、前記突起が、前記刀身担体の壁を通ってその内側へ延伸することが特に有利である。このようにして、保護キャップ、刀身担体、及びばねの非常にコンパクトな配置が得られる。
前記刀身の前記刃先は直線状とすることができる。もっとも、好適な実施形態によれば、前記刀身の前記刃先が螺旋状構造である結果、前記刀身担体が前記管状ハウジングに対して長手方向に変位し、前記保護キャップが前記刀身担体に対して長手方向に変位すると、前記刀身担体と前記保護キャップとが、前記刀身担体の長手方向軸を中心に相互に対して回転することが実現される。この回転は、前記刃先が前記管状ハウジング内を案内されるおかげで、及び、前記刃先が前記保護キャップ内の前記スリットを通過することにより前記保護キャップの案内が前記刃先に付与されるおかげで、行われる。前記刃先が螺旋状に案内されていることは、外科医が前記体壁を穿刺する際に、前進移動と回転移動とを組み合わせて特に繊細なやり方でこの穿刺を実施できるという利点を有する。この構成は、前記刀身担体及び前記保護キャップに付与される前記回転移動の構成要素が、前記切替要素の回転にも貢献できるという利点をも有する。
前記刀身担体は、有利には、前記管状ハウジングと同軸に配置されているスリーブ形シャフトを含むようにしてもよい。
前記管状ハウジングを通って、前記刀身から離れた前記管状ハウジングの端部にある押し込み装置の所まで延びる押し棒に前記刀身担体が接続されると好都合である。例えば押しボタンを設けることのできるこの押し棒によって、前記刀身担体は、前記管状ハウジング内にて長手方向に前方へ変位させることができるので、前記刀身担体はこれによって前記後退保護位置から前記前進切断位置へと移動することができる。
特に好適な実施形態によれば、前記切替要素が、前記刀身担体を同軸で包囲するスリーブであるようになっている。この同軸配置により、前記部品を極めて小さい空間に収容することが許容され、刀身担体と切替要素との間で作用する前記カム案内部を最適に機能させることが可能となる。
その場合、前記切替要素と前記刀身担体との間で作用する前記カム案内部が、カムトラックと、前記カムトラックに当接するように適合されたカムとにより形成され、前記カム及び前記カムトラックがそれぞれ、前記刀身担体の外側と前記スリーブ形切替要素の内壁とに配置されるようにしてもよい。
複数の同様のカムトラック及びカムが前記刀身担体及び前記スリーブ形切替要素の外周に沿って配置され、連続する作業周期中に前記カムがそれぞれ、近接したカムトラックに当接すると特に有利である。従って、1作業周期中に、前記切替要素は一定の角度量だけ更に切り替えられ、このような作業周期後、前記カムは、等しく構成された後続のカムトラックに当接する。作業周期は、前記刀身担体が、その後退保護位置から前記前進切断位置へと変位し、そこで阻止され、前記体壁を完全に穿刺した後、前記保護キャップを前記作業位置から前記休止位置へと変位させることにより再度解放され、その後退保護位置へと押し戻される結果、組立体がその初期状態に再度達することを特徴としている。
特に好適な実施形態において、各カムトラックは、前記刀身担体が前記切替要素に対して変位すると前記カムトラックに次々に当接する2つのカムを、前記カムトラックに関連させるようになっている。前記刀身担体の変位中、これらのカムは次々に前記切替要素の回転をもたらす。
前記カムトラックは、前記カムが作業周期中に褶動する島状突起の縁部により形成することができ、これによって、前記切替要素の回転移動がもたらされる。
特に好適な実施形態では、次のことが実現されている。即ち、前記刀身担体が前記保護位置から前記切断位置に向かう方向に変位すると、前記刀身の方を向く前方カムが、前記刀身担体の変位方向に対して傾斜して延伸する前記カムトラックの第1区域に沿って褶動し、これにより前記切替要素を初期位置から第1方向へ回転させること、及び、前記前方カムが前記カムトラックの前記第1区域を通り過ぎると、前記刀身から離れる方を向く後方カムが、前記刀身担体の変位方向に対して傾斜して反対方向に延びる第2区域と当接状態になるため、前記切替要素が反対方向に回転して阻止位置に至り、前記阻止位置では、前記刀身担体が前記切断位置の前に位置する終端位置から引き続き後退することで、前記刀身担体上に配置された止めが前記切替要素上の止めに突き当たり、これにより前記刀身担体の更なる後退が一切防止されること、である。従って、この配置において、前記刀身担体は、前記後退保護位置から前進して前記前進切断位置になるだけでなく、前記前進切断位置を越えて前進する。前記切断位置を越えるこの更なる変位は、前記切替要素を回転させて阻止位置へと至らせるように作用するため、前記刀身担体が前記切断位置に向かう方向にいったん後退すると、前記刀身担体の更なる後方移動が前記止めにより阻止される。即ち、前記刀身は前進位置のまま留まる。
前記刀身担体上の前記止めを前記前方カムにより形成することは好都合である。そうすれば個別の止めは必要なく、このことにより、構成が更に簡素化される。
前記切替要素上の前記止めは、前記管状ハウジングの長手方向に対して直交する方向に延伸する前記カムトラックの第3区域により形成することができる。このことも構成の簡素化に貢献する。
更に、前記切替要素と前記保護キャップとの間にある前記カムトラック及び前記カムが、互いに向き合う前記保護キャップ及び前記切替要素の端面に配置され且つ前記保護キャップが後退して前記作業位置になると係合状態になる歯の側面フランクにより形成されるようにしてもよい。従って、前記保護キャップと前記切替要素は両方とも、互いに向き合うそれらの端面にて、前記保護キャップがその前進休止位置にある限りにおいて係合状態になく且つ前記保護キャップが後退して前記作業位置になると係合する歯を担持する。
前記保護キャップが前記休止位置から前記作業位置へと後退すると、前記保護キャップの前記歯が、前記切替要素を自らの阻止位置から前記第1方向に、前記刀身担体の前記止めが前記切替要素の前記カムトラックの、前記管状ハウジングの長手方向に対して傾斜して延伸し且つ前記切替要素の前記止めに隣接する第4区域に達するまで回転させるように、前記歯の前記フランクを配置し且つ設計することができる。前記刀身担体の前記止めがこの第4区域に当接すると、前記刀身担体は、前記刀身担体に作用している前記ばねの作用下に前記切替要素へ力を及ぼし、前記切替要素を前記第2方向に回転させようとする。
もっとも、更なる好適な実施形態によれば、前記第4区域に当接する前記刀身担体の前記止めの作用による前記切替要素の前記第2方向への回転が制限され、前記刀身担体が、前記2つの止めが相互に当接する自らの位置に関して前記切断位置まで僅かだけ後退するように、前記歯の前記フランクが設計されていることにより、このような回転は防止される。従って、前記刀身担体は、前記阻止位置に関して僅かだけ後退する切断位置において阻止される。この切断位置のとき、前記刀身担体の前記保護位置に向かう方向への後退が前記切替要素により防止されるので、前記体壁の前記穿刺を行うことができる。
更に、前記保護キャップが前記休止位置へと変位すると、前記刀身担体及び前記保護キャップの前記歯の係合状態が解除されるため、前記切替要素の回転可能性の制限が排除されるようにしてもよい。これが生じると、前記刀身担体は前記ばねの作用により前記保護位置へと後退することができる。即ち、前記保護キャップの前記休止位置への変位は、前記刀身担体の後方移動を引き起こす。
前記カムトラックが、前記傾斜した第4区域に隣接する第5区域を有し、前記刀身担体が前記切断位置から前記保護位置へと後退すると、前記刀身担体の前記前方カムが前記第5区域に沿って褶動し、これによって、次の作業周期のために前記切替要素を前記第2方向へと回転させ、前記初期位置に至らせることは有利である。
更なる好適な実施形態によれば、前記切替要素が前記阻止位置に設置され、前記刀身担体の前記止めが前記カムトラックの前記第4区域と当接状態にある際、前記刀身担体の前記後方カムは前記カムトラックの第6区域に対置されることで、前記刀身担体が前記保護位置から前記切断位置への方向に変位することが防止される。従って、前記刀身は前記切断位置にあるその場所において両方向で固定されるので、前記刀身が前記押し棒の作動により不注意で前記切断位置を越えて前進することは不可能である。
更なる説明のため、本発明の好適な実施形態を、図面と合わせて、以下に説明する。
管状ハウジングと螺旋状の刃先のある刀身とを備えた外科用塞栓具の斜視図。 図1の領域Aの、管状ハウジングを長手方向に切り取った拡大細部図。 更に保護キャップが長手方向に切り取られている、図2と同様の図。 更に切替要素と、部分的に刀身担体とが長手方向に切り取られている、図3と同様の図。 管状ハウジング、刀身担体、保護キャップ、及び切替要素の前方部品の分解図。 図1の塞栓具の、保護キャップが前進し刀身担体が後退した初期位置における長手方向断面図。 刀身担体が切断位置を越えて前方へ前進した、図6と同様の図。 刀身担体と切替要素とが阻止位置にある、図7と同様の図。 刀身担体が阻止位置から切断位置へと移行中である、図8と同様の図。 刀身担体が切断位置にあり保護キャップが作業位置にある、図9と同様の図。 保護キャップが休止位置にあり、刀身担体が後退移動中である、図10と同様の図。 刀身担体が保護位置から切断位置に向かう方向へ、切断位置を越える終端位置までの前進移動中の、刀身担体と切替要素との間にあるカム案内部の略図。 刀身担体が終端位置から変位して阻止位置になり、続いて切断位置の方向に変位する間の、切替要素と刀身担体との間、及び切替要素と保護キャップとの間にあるカム案内部の図。 刀身担体が変位して切断位置になり、続いて切断位置から変位して保護位置に戻る、従って切替要素が初期位置になる間の、図13と同様の図。
図面に示す外科用塞栓具1は、細長い管状ハウジング2を含み、管状ハウジング2の後方端部3には、寸法の拡大した把握部4が配置されている。把握部4内には、ハウジング2の長手方向に変位させるための押しボタン5が装着されている。押しボタン5は、把握部4の後ろ側から作動可能であり、管状ハウジング2の内側においてその前方領域Aまで続く押し棒6に接続されている。
この前方領域Aにおいて、管状ハウジング2は、略円形で円筒形の端部キャップ7内で終端しており、端部キャップは、管状ハウジング2の一部を形成し、その前方端部8に向かって先細になっている。端部キャップ7は、その前方端部8にて開いている。
端部キャップ7は、前方端部8から開始して、2つの連続する段状拡張部10、11、それに2つの連続する段状狭小部12、13を含み、これらの段状拡張部及び狭小部にはそれぞれ環状肩形突起14、15、16、17が形成されている内側9を閉じ込めている(図6)。
押し棒6は、内側9全体を通って延び、その前方端部21にて刀身22を担持し、刀身はこの前方端部21越しに突き出て先端24から後方に、刀身担体20の両側に向かって延伸する螺旋状の刃先23を有する、刀身担体20の円筒形シャフト19にしっかりと接続されている(図5)。刃先23は、端部キャップ7の内壁にある、対応する案内部25に係合している。この案内部25は、端部キャップ7の内壁において螺旋状の溝により形成されている。これによって、押し棒6により前進すると、管状ハウジング2の長手方向軸の周りでの付加的な回転移動が刀身担体20に付与される。
刀身担体20は、後退保護位置のとき、押し棒6の周縁部越しに放射状に突き出しているその後方縁部26が内側9の突起17に抗しており、これによって、刀身担体20の最も遠い後退位置が規定される。この位置から開始して、刀身担体20は押し棒6により前方に押して切断位置にし、そして切断位置を越えさせることができる。全ての事例において、刀身22の前方領域は、管状ハウジング2の端部キャップ7越しに突き出している。
刀身22を担持している刀身担体20の前方領域の上方で保護キャップ27が係合する。保護キャップ27は、端部キャップ7と刀身担体20との間に配置され、刀身担体の全面を包囲している。保護キャップ27はその前方端部28にて閉鎖されており、この前方端部28に向かって先細になっている。保護キャップはその輪郭が、このスリット29を通って延びる螺旋状の刃先23に対応している螺旋状スリット29を有する。このスリット29及び刃先23のおかげで、ただしこの刃先は端部キャップ7の案内部25を案内されてスリット29から突出しているものであるが、保護キャップ27は、長手方向に変位する際に刃先23の螺旋状構造に対応する回転も付与される。
保護キャップ27は、その後方端部にて環状フランジ形の拡張部30を担持する。この拡張部30は、刀身22に係合する円筒形の前方領域31への移行部において環状段部32を形成し、その後方縁部33では外周にわたって一様に配分され、ハウジング2の後方端部3に向かう方向を指している複数の段部34を担持している。保護キャップ27は、その前方領域31、及び刀身担体20と端部キャップ7との間にある環状の中間空間における拡張部30の領域の両方において、自由に回転可能かつ長手方向に変位可能であるように装着される。これによって、保護キャップは刀身担体20を同軸で包囲する。
前進休止位置のとき、保護キャップ27の環状段部32は端部キャップ7の突起14に当接する。この休止位置から開始して、保護キャップ27は端部キャップ7内へ、突起15の前の休止位置で終端している歯34がこの突起15越しに突出する後退作業位置まで引き戻すことができる(図9及び図10)。この変位経路は短く、歯34の深度の一部分に制限されている。
一方で押し棒6の端面37上で支持され、他方で突起38上で支持されているコイルばね36が、刀身担体20の内側35において刀身担体20及び保護キャップ27と同軸に配置されている。この突起は、保護キャップ27の一部であり、スリット形の開口39から刀身担体20の壁内でその内側35へと突出している。このコイルばね36によって、保護キャップ27は変位して休止位置になり、刀身担体20は変位して保護位置になる。即ち、保護キャップ27は、その環状段部32が突起14に当接し、刀身担体20は、その後方縁部26が突起17に当接する。コイルばね36の力に抗して、刀身担体20は切断位置に向かう方向に変位することができるが、保護キャップ27が、作業位置に向かう方向に変位することも可能である。
シャフト19を同軸で包囲するスリーブ形切替要素40が、刀身担体20のシャフト19と端部キャップ7の内壁との間にある環状の中間空間で自由に回転可能となるように装着される。切替要素40は、突起15と突起16の両方に当接しており、これによって端部キャップ7内にて軸方向に不動に装着されている。この切替要素40は、保護キャップ27を向き保護キャップ27の歯34に対向しているその前方縁部41にて外周にわたって一様に配分されており、縁部41から延びる欠刻43により形成されている歯42を担持している。
切替要素40の内側の外周にわたって複数の島状突起44が一様に配分されており、この島状突起の外側縁部は、カム46、47用のカムトラック45を形成する。カムは刀身担体20のシャフト19上に配置されており、シャフトから外方へ放射状に突き出ている。シャフト19は、外周にわたって一様に配分されている複数の前方カム46と、こちらも外周にわたって一様に配分されている複数の後方カム47とを担持し、これらのカムはそれぞれ放射平面内に設置されている(図5)。
刀身担体20が長手方向に変位すると、これらのカム46及び47は、カムトラック45に当接することにより切替要素40を回転させることができる。前方カム及び後方カムは、カムトラック45の適当な区域に連続して当接し、カムトラック45のこれらの区域の形状及び配置に応じて回転を実行する。
図示する実施形態において、それ自体内で閉じられているカムトラック45は、ハウジング2の長手方向と平行に延びる第1下部区域48と、島状突起44の前側に隣接しハウジング2の長手方向に対して直交する方向に延伸する第3区域50とを含み、第3区域には、ハウジング2の長手方向軸に対して約45°にて後方に傾斜した第4区域51が隣接し、第4区域には、ハウジング2の長手方向に関してさほど目立たない程度に傾斜した第5区域52が隣接し、カムトラックは更に、第5区域52の端部からハウジング2の長手方向軸に対して約45°にて反対方向に傾斜した第2区域49を含む。第2区域49の後方端部には第6区域53が隣接しており、第6区域は、上部が第2区域49の端部から前方へ約直角に延びており、下部がハウジング2の長手方向に対して横に配置されている。第6区域53の下端部は第7区域54により第1区域48の後方端部に連なっている。図示する実施形態の全ての区域は直線状の構造である。
カム46及び47は、カムトラック45の様々な区域に当接する側にて、これらの区域とそれぞれ平行に延びる当接面55を有するような形状である。即ち、カムの外側輪郭はこのようにして一方で区域48〜54の配向から得られ、他方でそれぞれのカムがカムトラックに、対応する区域の領域内で当接すること又は当接しないことから得られる。
前方カム及び後方カムが設けられていることから、カムトラックの全区域に必ずしも全てのカムが当接するのではなく、当接状態は前方カム及び後方カムが次々に引き受ける。
説明されている組立体の作動に関して、以下では特に図6〜図14の図が参照される。作動前、組立体全体は図6に示す初期位置にある。初期位置では、保護キャップ27はその前進休止位置にあり、刀身担体20はその後退保護位置にある。保護キャップ27の歯34は、スリーブ形切替要素40の歯42から釈放されている。保護キャップ27が端部キャップ7越しに突き出ている領域において、刀身22の刃先23は、端部キャップ7の外側にある刃先23が保護キャップ27越しに突き出ないように保護キャップ27の内側へと完全に後退している。一方、端部キャップ7の内側に配置されている保護キャップ27の部分内にある刃先23は、やはり保護キャップ27のスリット29を通り端部キャップ7の内壁にある案内部25へと延伸する。この位置のとき、刀身担体20及び保護キャップ27はコイルばね36により保持されており、このコイルばね36はこれらの2つの部品を押し離している。
この初期位置のとき、前方カム46はそれぞれカムトラック45の第1区域48の後方端部に当接しているが、後方カム47は、カムトラック45に関して後方に後退しており、これらのカムトラックとは接触していない。
塞栓具を使用するには、刀身をまず作動する必要がある。このことは、押しボタン5を押し、続いて押し棒6と、この押し棒にしっかりと接続している刀身担体20とを前進させることにより行われる。刀身担体20は、コイルばね36の作用に抗して前進し、螺旋状の刃先23が案内部25を案内されるおかげで僅かに回転もする。これによって、前方カム46は、ハウジング2の長手方向に対して傾斜して延びる経路上を移動する。図6及び図14に、この経路を矢印Bで示す。この変位中、前方カム46はそれぞれカムトラック45の第1区域48に沿って褶動し、スリーブ形切替要素40を、図7及び図12の矢印Cの方向で第1方向に回転させる。従って、カムトラック45は、この回転中、図7及び図12の図において上方に変位する。
刀身担体20の前進移動中、前方カム46は、第1区域48の後方端部(図12における実線の輪郭)から第1区域48の前方端部(図12における点線の輪郭)まで移動し、その後、更に前方に変位して終端位置(図12における破線の輪郭)になる。この更なる変位は、前方カム46がカムトラック45に当接することなく行われる。即ち、前方カム46は、その第1区域48に当接している間のみ、切替要素40を回転させる。
前方カム46及び後方カム47の配置は、前方カム46がいったん第1区域48を離れてしまうと後方カム47が第2区域49に当接するように選択される。後方カム47も、長手方向軸に対して傾斜して延びる、矢印Bの方向にも対応している経路上で変位する。第2区域49が、ハウジング2の長手方向に関して、矢印Bで示す後方カム47のこの移動方向よりも急峻な傾斜にて延伸することから、後方カム47は、第2区域49に当接して刀身担体20が更に変位すると切替要素40を第1方向とは反対の第2方向に回転させる。この第2方向も、図12に矢印Cで示す。
刀身担体20の前進移動は、図面には示さない止めで区切られている。例えばこの止めは押しボタン5上に設けることができる。この最前地点に達した後、使用者が押しボタンを再度解放すると、コイルばね36の作用下に、より詳細には矢印Bで示す同一経路上で、刀身担体20は押し戻される。その後、後方カム47によりカムトラックが第2方向に回転してしまい、今度は第3区域50が前方カム46の変位経路内にあるとき(図13)、前方カム46はカムトラック45の第3区域に突き当たる。従って、刀身担体20の後方移動は、前方カム46がカムトラック45の第3区域50に当接することにより阻止される。この阻止位置のとき、刃先23は、図8に示すように、保護キャップ27からスリット29の領域全体にわたって突き出ている。この阻止位置のとき、塞栓具は、体壁を穿刺するためにいつでも使用することができる(図13における実線の輪郭)。
穿刺中、外科医は、刀身22の先端24を体壁に置いて塞栓具を前進させると同時に、刀身22が刃先23に沿って体壁を貫通するように、体壁に向かう方向に塞栓具を回転させる。この貫通中、保護キャップ27の前方端部28は、体壁に当接し、コイルばね36の作用に抗して体壁により端部キャップ7に押し込まれると同時に、螺旋状の刃先23が案内されることにより回転する(図9及び図13)。これによって、保護キャップ27の歯34は切替要素40の歯42間に移動し、非常に急峻なフランク56及び57がそれぞれ互いに当接する。このフランクは、ハウジング2の長手方向に関してほんの僅かに傾斜している。このことにより切替要素40は第2方向に回転するので、これによって刀身担体20の前方カム46は第3区域50の端部を越えて前進する(図13における点線の輪郭、及び図14における実線の輪郭)。従って、前方カム46は、傾斜して後方に延びる第4区域51の開始点に達する。このことにより、刀身担体20は僅かに後方移動し、切替要素40が第2方向に更に回転する(図14における点線の輪郭)。
一方、切替要素40の回転中、歯34及び42の対向するフランク58及び59がそれぞれ当接状態にあり、切替要素40の更なる任意の回転移動を防止する(図10及び図14)ことから、刀身担体20のこの後方移動と切替要素40の回転は両方とも非常に僅かである。この位置のとき、前方カム46がカムトラック45の第4区域51上で支持される(図14における点線の位置)ので、刀身担体20は、更に任意で後方に変位することが防止される。この位置は、刀身担体20の切断位置と称される。この切断位置のとき、刃先23は、一部が後退作業位置にある保護キャップ27越しに突き出し続ける。従って、外科医は、体壁を穿刺し続けて体壁を完全に穿刺してしまうことができる。
このことにより、塞栓具1を更に前進させると、保護キャップ27は、先細になっている前方端部28及び隣接している円筒形領域31も、体壁内に作成された開口を通過する結果となり、今度はもはやコイルばね36の作用に抗して十分強く端部キャップ7に押し込まれることはない。保護キャップ27は今度はコイルばね36の作用下に、シャフト形の拡張部30の環状段部32が突起14に当接するまで前方に再度変位して休止位置になることができる。これによって、保護キャップ27の歯34は歯42から釈放する。即ち、切替要素40は解放されて今度は再度自由に回転することができる。従って、切替要素40がもはやこの後方移動を阻止しないので、刀身担体20は今度はコイルばね36の作用下に後退して休止位置になる。前方カム46が第5区域52に沿って褶動するとき(図14における破線の輪郭)、切替要素40は同時に、図6に示す初期位置に再度達するまで第2方向に回転する。初期位置では、刀身担体20は完全に後退し、端部キャップ7の外側にある部分内の刃先23は保護キャップ27により完全に覆われている。
従って、完全な作業周期が完了するが、同じやり方で反復することができる。
刀身担体20が阻止位置から切断位置へと(図13における点線の輪郭、ならびに図14における実線及び点線の輪郭)移動すると、後方カム47がカムトラック45の第6区域53に対置されることが図14の図から明らかとなろう。これによって、刀身担体20が終端位置に向かう方向に前進すること、即ち阻止位置又は切断位置を越えて前進することは防止される。これは切断作業中に外科医が不注意で押しボタン5を作動させる場合の保護手段である。この作動は、両方向への軸方向変位に抗して固着されており、より詳細には、前方カム46及び後方カム47がカムトラック45の両側に当接することにより固着されているので、この作動による刀身担体20の任意の変位は生じない。
管状ハウジング内で僅か3つの可動部品とコイルばねとを使用すればよいので、説明されている組立体の構成は非常に単純である。組立体も、これらの部品を同軸に組み立てて、その後端部キャップを管状ハウジングの隣接するシャフト形の部品に堅固に接続すれば充分であるので、非常に単純である。分離及びその後の洗浄も、同じように実行することができる。
組立体全体を、その外寸を増加する必要なしに管状ハウジングの前方部品内で刀身の付近に収容することができるので、押しボタン5を除けば、塞栓具1の把持部内に配置する必要のある後退装置の部品はない。

Claims (22)

  1. 体壁を穿刺するための外科用塞栓具(1)であって、
    管状ハウジング(2)、及び、
    前記管状ハウジング(2)内にて長手方向に前進切断位置と後退保護位置との間で変位可能な刀身担体(20)、ここで、刃先(23)を備えた刀身(22)が前記刀身担体(20)上に保持されており、前記刃先(23)は相応に延伸する前記管状ハウジング(2)の案内部を案内されている、及び、
    前記刀身(22)に係合し、かつ、前記管状ハウジング(2)内にて長手方向に、前記刀身(22)が自らの保護位置にあって完全に覆われている前進休止位置と後退作業位置との間で変位可能な保護キャップ(27)、ここで、前記保護キャップ(27)はスリット(29)を有しており、前記刀身(22)の前記刃先(23)は、前記スリット(29)を通過して、前記保護キャップ(27)が前記作業位置にあるときに前記保護キャップを越えて突出する、及び、
    前記管状ハウジング(2)内に配置され、かつ、前記刀身(22)を前記切断位置から前記保護位置へと変位させる後退装置、ここで、前記後退装置は、前記保護キャップ(27)が前記作業位置から前記休止位置へと変位することにより作動可能となる、
    を備えた外科用塞栓具において、
    前記後退装置が、前記刀身(22)を前記切断位置に固定し且つ作動されると前記刀身(22)を解放して前記休止位置へと変位させる切替要素(40)を有し、
    前記切替要素(40)が、前記管状ハウジング(2)の長手方向軸を中心に自由に回転可能であって且つ長手方向に不動であるように前記管状ハウジング(2)内に装着され、更に、
    前記刀身担体(20)及び/又は前記保護キャップ(27)が前記管状ハウジング(2)の長手方向に変位すると、一方で前記切替要素(40)と他方で前記刀身担体(20)及び/又は前記保護キャップ(27)との間で作用するカム案内部(45、46、47;34、42)によって、前記切替要素(40)が回転可能となること、
    を特徴とする外科用塞栓具。
  2. 請求項1に記載の外科用塞栓具であって、前記保護キャップ(27)が、前記保護キャップ(27)を前記作業位置から前記休止位置へと変位させるばね(36)の作用を受けることを特徴とする外科用塞栓具。
  3. 請求項1又は2に記載の外科用塞栓具であって、前記刀身担体(20)が、前記刀身担体(20)を前記切断位置から前記保護位置へと変位させるばね(36)の作用を受けることを特徴とする外科用塞栓具。
  4. 請求項1に記載の外科用塞栓具であって、前記保護キャップ(27)及び前記刀身担体(20)が、前記保護キャップと前記刀身担体とを押し離す共通のばね(36)の作用を受け、前記ばね(36)が、前記保護キャップ(27)を前記作業位置から前記休止位置へと変位させ、且つ、前記刀身担体(20)を前記切断位置から前記保護位置へと変位させることを特徴とする外科用塞栓具。
  5. 請求項4に記載の外科用塞栓具であって、前記ばね(36)が、前記刀身担体(20)の内側に配置され且つ前記保護キャップ(27)の突起(38)の一端にて支持されたコイルばねであり、前記突起が、前記刀身担体(20)の壁を通って前記刀身担体の内側(35)へ延伸することを特徴とする外科用塞栓具。
  6. 先行する請求項のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記刀身(22)の前記刃先(23)が螺旋状構造を有することにより、前記刀身担体(20)が前記管状ハウジング(2)に対して長手方向に変位し、前記保護キャップ(27)が前記刀身担体(20)に対して長手方向に変位すると、前記刀身担体と前記保護キャップとが、前記刀身担体(20)の長手方向軸を中心に相互に対して回転することを特徴とする外科用塞栓具。
  7. 先行する請求項のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記刀身担体(20)が、前記管状ハウジング(2)と同軸に配置されているスリーブ形シャフト(19)を含むことを特徴とする外科用塞栓具。
  8. 先行する請求項のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記管状ハウジング(2)を通って、前記刀身(22)から離れた前記管状ハウジング(2)の端部にある押し込み装置(5)まで延伸する押し棒(6)に前記刀身担体(20)が接続されていることを特徴とする外科用塞栓具。
  9. 先行する請求項のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記切替要素(40)が、前記刀身担体(20)を同軸で包囲するスリーブであることを特徴とする外科用塞栓具。
  10. 請求項9に記載の外科用塞栓具であって、前記切替要素(40)と前記刀身担体(20)との間で作用する前記カム案内部が、カムトラック(45)と、前記カムトラックに当接するように適合されたカム(46、47)とにより形成され、前記カム(46、47)及び前記カムトラック(45)が、前記刀身担体(20)の外側及び前記スリーブ形切替要素(40)の内壁にそれぞれ配置されることを特徴とする外科用塞栓具。
  11. 請求項10に記載の外科用塞栓具であって、複数の同様のカムトラック(45)及びカム(46、47)が前記刀身担体(20)及び前記スリーブ形切替要素(40)の外周に沿って配置され、連続する作業周期中に前記カム(46、47)がそれぞれ、近接したカムトラック(45)に当接することを特徴とする外科用塞栓具。
  12. 請求項10又は11に記載の外科用塞栓具であって、各カムトラック(45)は、前記刀身担体(20)が前記切替要素(40)に対して変位すると前記カムトラック(45)に次々に当接する2つのカム(46、47)を、前記カムトラックに関連させていることを特徴とする外科用塞栓具。
  13. 先行する請求項のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記カムトラック(45)が島状突起(44)の縁部により形成されることを特徴とする外科用塞栓具。
  14. 請求項10〜13のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、
    前記刀身担体(20)が前記保護位置から前記切断位置に向かう方向に変位すると、前記刀身(22)の方を向く前方カム(46)が、前記刀身担体(20)の変位方向に対して傾斜して延伸する前記カムトラック(45)の第1区域(48)に沿って褶動し、これにより前記切替要素(40)を初期位置から第1方向へ回転させること、及び、
    前記前方カム(46)が前記カムトラック(45)の前記第1区域(48)を通り過ぎると、前記刀身(22)から離れる方を向く後方カム(47)が、前記刀身担体(20)の変位方向に対して傾斜して反対方向に延びる第2区域(49)と当接状態になるため、前記切替要素(40)が反対方向に回転して阻止位置に至り、前記阻止位置では、前記刀身担体(20)が前記切断位置の前に位置する終端位置から引き続き後退することで、前記刀身担体(20)上に配置された止め(46)が前記切替要素(40)上の止め(50)に突き当たり、これにより前記刀身担体(20)の更なる後退が一切防止されること、
    を特徴とする外科用塞栓具。
  15. 請求項14に記載の外科用塞栓具であって、前記刀身担体(20)上の前記止めが前記前方カム(46)により形成されることを特徴とする外科用塞栓具。
  16. 請求項14又は15に記載の外科用塞栓具であって、前記切替要素(40)上の前記止めが、前記管状ハウジング(2)の長手方向に対して直交する方向に延伸する前記カムトラック(45)の第3区域(50)により形成されることを特徴とする外科用塞栓具。
  17. 請求項9〜16のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記切替要素(40)と前記保護キャップ(27)との間にある前記カムトラック及び前記カムが、互いに向き合う前記保護キャップ(27)及び前記切替要素(40)の端面に配置され且つ前記保護キャップ(27)が前記作業位置に後退すると係合状態になる歯(34、42)の側面フランク(56、57、58、59)により形成されていることを特徴とする外科用塞栓具。
  18. 請求項14〜16のいずれか1項及び請求項17に記載の外科用塞栓具であって、前記保護キャップ(27)が前記休止位置から前記作業位置へと後退すると、前記保護キャップ(27)の前記歯(34)が、前記切替要素(40)を自らの阻止位置から前記第1方向に、前記刀身担体(20)の前記止め(46)が前記切替要素(40)の前記カムトラック(45)の、前記管状ハウジング(2)の長手方向に対して傾斜して延伸し且つ前記切替要素(40)の前記止め(50)に隣接する第4区域(51)に達するまで回転させるように、前記歯(34、42)の前記フランク(56、57)が配置され且つ設計されることを特徴とする外科用塞栓具。
  19. 請求項18に記載の外科用塞栓具であって、前記第4区域(51)に当接する前記刀身担体(20)の前記止め(46)の作用による前記切替要素(40)の前記第2方向への回転が制限され、前記刀身担体(20)が、前記2つの止め(46、50)が相互に当接する自らの位置に関して前記刀身担体の切断位置まで僅かだけ後退するように、前記歯(34、42)の前記フランク(58、59)が設計されることを特徴とする外科用塞栓具。
  20. 請求項19に記載の外科用塞栓具であって、前記保護キャップ(27)が前記休止位置へと変位すると、前記刀身担体(20)及び前記保護キャップ(27)の前記歯(34、42)の係合状態が解除されるため、前記切替要素(40)の回転可能性の制限が排除されることを特徴とする外科用塞栓具。
  21. 請求項20に記載の外科用塞栓具であって、前記カムトラック(45)が、前記傾斜した第4区域(51)に隣接する第5区域(52)を有し、前記刀身担体(20)が前記切断位置から前記保護位置へと後退すると、前記刀身担体(20)の前記前方カム(46)が前記第5区域に沿って褶動し、これにより、次の作業周期のために前記切替要素(40)が前記第2方向に回転して前記初期位置にと至ることを特徴とする外科用塞栓具。
  22. 請求項14〜21のいずれか1項に記載の外科用塞栓具であって、前記切替要素(40)が前記阻止位置に位置し、前記刀身担体(20)の前記止め(46)が前記第4区域(51)と当接状態にある際、前記刀身担体(20)の前記後方カム(47)が前記カムトラック(45)の第6区域(53)に対置されることで、前記刀身担体(20)が前記保護位置から前記切断位置へと向かう方向に変位することが防止されることを特徴とする外科用塞栓具。
JP2009540609A 2006-12-14 2007-10-26 外科用塞栓具 Expired - Fee Related JP5146459B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006059012.0 2006-12-14
DE102006059012A DE102006059012B3 (de) 2006-12-14 2006-12-14 Chirurgischer Obturator
PCT/EP2007/009299 WO2008071257A1 (de) 2006-12-14 2007-10-26 Chirurgischer obturator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010512201A true JP2010512201A (ja) 2010-04-22
JP5146459B2 JP5146459B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=39103004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009540609A Expired - Fee Related JP5146459B2 (ja) 2006-12-14 2007-10-26 外科用塞栓具

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8105348B2 (ja)
EP (2) EP2088943B1 (ja)
JP (1) JP5146459B2 (ja)
AT (2) ATE492226T1 (ja)
DE (2) DE102006059012B3 (ja)
ES (2) ES2355287T3 (ja)
WO (1) WO2008071257A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9358365B2 (en) * 2010-07-30 2016-06-07 Boston Scientific Scimed, Inc. Precision electrode movement control for renal nerve ablation
US9186173B2 (en) * 2012-04-27 2015-11-17 Specialty Care, Inc. Optical obturator system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060830A (ja) * 1983-08-24 1985-04-08 エンドセラピユーテイクス コーポレイシヨン トロカールアツセンブリー
JPH04317646A (ja) * 1991-01-15 1992-11-09 Ethicon Inc 外科用套管針ナイフ
US5360405A (en) * 1991-11-27 1994-11-01 Inbae Yoon Automatic retractable safety penetrating instrument
JPH08508906A (ja) * 1993-04-14 1996-09-24 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー トロカール
DE202006008405U1 (de) * 2006-05-27 2006-07-27 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3051132A (en) * 1959-09-21 1962-08-28 Frank Theodore Johmann Protraction-retraction mechanism for writing instruments
WO1989003661A1 (en) 1987-10-26 1989-05-05 Endotherapeutics Trocar assembly with improved latch
US5215526A (en) * 1988-07-06 1993-06-01 Ethicon, Inc. Safety trocar
GB8816033D0 (en) * 1988-07-06 1988-08-10 Ethicon Inc Improved safety trocar
US5645556A (en) * 1990-12-18 1997-07-08 Yoon; Inbae Safety penetrating instrument with triggered penetrating member retraction and single or multiple safety member protrusion
US5152754A (en) * 1991-02-15 1992-10-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Trocar
US5330432A (en) * 1991-12-06 1994-07-19 Inbae Yoon Retractable safety penetrating instrument
US5324268A (en) * 1991-12-16 1994-06-28 Inbae Yoon Trocar with safety shield
US5645076A (en) * 1991-08-14 1997-07-08 Yoon; Inbae Automatic retractable safety penetrating instrument
AU2364592A (en) * 1991-08-30 1993-04-05 Origin Medsystems, Inc. Trocar with retracting tip
US5779680A (en) * 1991-11-27 1998-07-14 Yoon; Inbae Retractable safety needle instrument with movable safety member
US5462532A (en) * 1993-03-17 1995-10-31 Origin Medsystems, Inc. Trocar with safety sensing sleeve
ES2115951T3 (es) * 1993-05-28 1998-07-01 Origin Medsystems Inc Retroceso de la punta del trocar con el detector del embolo.
US5569289A (en) * 1993-06-24 1996-10-29 Yoon; Inbae Safety penetrating instrument with penetrating member and cannula moving during penetration and triggered safety member protusion
US5591191A (en) * 1994-01-26 1997-01-07 Kieturakis; Maciej J. Surgical instrument and method for helically incising a pathway into the interior of the body
DE4411685C2 (de) 1994-04-05 1996-10-02 Helmut Dipl Ing Wurster Trokardorn
US5662673A (en) * 1995-04-05 1997-09-02 Kieturakis; Maciej J. Surgical trocar and method for placing a trocar sleeve in a body wall
US5609604A (en) * 1995-10-16 1997-03-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Trocar with improved blade attachment
US5755697A (en) * 1995-11-22 1998-05-26 Jones; Calvin E. Self-tunneling, self-securing percutaneous catheterization device and method of use thereof
US5674237A (en) * 1996-03-06 1997-10-07 Ott; Henryk Safety trocar
DE19718086C2 (de) 1997-04-29 2001-07-05 Florian Krug Trokar als Zugangsinstrument für die minimalinvasive Chirurgie
US6830578B2 (en) * 2001-11-26 2004-12-14 Neosurg Technologies, Inc. Trocar
DE202006008406U1 (de) 2006-05-27 2006-07-27 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator
DE102006024757A1 (de) * 2006-05-27 2007-12-06 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator
DE202006018883U1 (de) * 2006-12-14 2007-02-15 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060830A (ja) * 1983-08-24 1985-04-08 エンドセラピユーテイクス コーポレイシヨン トロカールアツセンブリー
JPH04317646A (ja) * 1991-01-15 1992-11-09 Ethicon Inc 外科用套管針ナイフ
US5360405A (en) * 1991-11-27 1994-11-01 Inbae Yoon Automatic retractable safety penetrating instrument
JPH08500269A (ja) * 1992-08-14 1996-01-16 ユーン、インバエ 自動引込み自在安全挿通具
JPH08508906A (ja) * 1993-04-14 1996-09-24 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー トロカール
DE202006008405U1 (de) * 2006-05-27 2006-07-27 Aesculap Ag & Co. Kg Chirurgischer Obturator

Also Published As

Publication number Publication date
DE102006059012B3 (de) 2008-05-29
EP2088943A1 (de) 2009-08-19
US8105348B2 (en) 2012-01-31
ATE476926T1 (de) 2010-08-15
EP2100564B1 (de) 2010-12-22
ES2355287T3 (es) 2011-03-24
JP5146459B2 (ja) 2013-02-20
WO2008071257A1 (de) 2008-06-19
EP2088943B1 (de) 2010-08-11
ATE492226T1 (de) 2011-01-15
EP2100564A1 (de) 2009-09-16
US20090306698A1 (en) 2009-12-10
DE502007006060D1 (de) 2011-02-03
ES2348105T3 (es) 2010-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6948438B2 (ja) 回転可能なシャフトを備えた作動機構体を有する外科用ステープラ
US11331108B2 (en) Medical device
US8057502B2 (en) Surgical obturator
EP1460950B1 (en) Articulating stone basket
JP5908195B1 (ja) 穿刺用処置具
JP6104336B2 (ja) 電気手術器具
JP2018198979A (ja) 伸長可能なジョー付きの外科用ステープラ
RU2016115744A (ru) Хирургический сшивающий инструмент с вращательным кулачковым приводом и возвратом
RU2015142876A (ru) Ретроградный рассверливатель с проволочным направителем
JP5146459B2 (ja) 外科用塞栓具
JP2007517698A5 (ja)
JP2019509795A (ja) 薬剤送達デバイスの安全機構およびこれを備えた薬剤送達デバイス
JP7250916B2 (ja) セルフロック式、マルチポジション、およびスライドボタン式の直線的に作動可能な格納式ブレードまたはフックを備える軟部組織切断器具
JP6596165B2 (ja) 薬剤送達デバイスの安全機構およびこれを備えた薬剤送達デバイス
JP5360912B2 (ja) 回転カッターを具備する外科用ステイプラーヘッド機構部
CN112932595A (zh) 一种可替换组件
JP2006515996A5 (ja)
WO2023165031A1 (zh) 一种活检枪
JP2006180939A (ja) 内視鏡用注射針
JP2021061959A (ja) 穿刺器具
JP4428000B2 (ja) 棒状体繰り出し装置
JP2006180938A (ja) 内視鏡用注射針
NZ790381A (en) Piercing device with retractable needle
JP2013154099A (ja) カッター
JP2008110580A (ja) 筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120305

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120328

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120404

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120501

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5146459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees