JP2010511607A - 変性放出アモキシシリン製剤 - Google Patents

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Abstract

開示されるものは、最低1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤であり、ここで最低1個の変性放出成分は最低1個のアモキシシリンと薬理許容担体を含む。ある実施例において、摂食状態で患者または被験者に投与された時、アモキシシリン製剤は、(1)投与から投与2時間後に測定されるAUCの部分に対する投与2時間後から投与5時間後に測定されるAUCの部分の比率は最低2.0:1であり、また投与から投与2時間後に測定されるAUCの部分に対する投与5時間後から投与12時間後に測定されるAUCの部分の比率は最低1.1:1である、ということで特徴付けられる血漿内のアモキシシリンに対する薬物動態プロファイルを提示する。更なる実施例において、アモキシシリン製剤は、1)0.25時間で溶解するパーセントは25乃至55パーセントの間にあり、2)0.5時間で溶解するパーセントは30乃至60パーセントの間にあり、3)1時間で溶解するパーセントは50乃至85パーセントの間にあり、4)1.5時間で溶解するパーセントは70乃至95パーセントの間にあり、また5)2時間で溶解するパーセントは最低85パーセントである、ということで特徴付けられる決定範囲内での平均in−vitro溶解プロファイルを提示する。望ましい実施例において、アモキシシリン製剤はこれらの特徴双方を提示する。

Description

本発明はアモキシシリン製剤、およびその使用法に関する。
細菌感染を処置する際に、アモキシシリンはいずれか与えられた24時間の経過にわたり複数の投与を必要とする即時放出(IR)処方でしばしば投与される。先行技術で知られるように、そのような投薬処方は、組成物が12時間毎に投与される一日二回(b.i.d.)、組成物が8時間毎に投与される一日三回(t.i.d.)、組成物が6時間毎に投与される一日四回(q.i.d.)であることができ、あるいはそのような投薬処方は一日四回投与を上回る組成物を投薬するということさえ考慮するものである。
アモキシシリンは、例えばAUGMENTIN XR(登録商標)の商標名で販売される変性放出処方で利用することもできる。
本発明はアモキシシリン製剤およびその使用法に関し、アモキシシリンのすべてまたは一部は変性放出成分として存在する。
一実施例において、(x)アモキシシリン製剤は、(i)投与2時間後から投与5時間後までの期間中の製剤のアモキシシリンに対する平均AUCの部分、対(ii)投与から投与2時間後までの期間中の製剤のアモキシシリンに対する平均AUCの部分の比率が最低2.0:1であり、また(y)、(iii)投与5時間後から投与12時間後またはの期間中の製剤のアモキシシリンに対する平均AUCの部分、対(ii)投与から投与2時間後までの期間中の製剤のアモキシシリンに対する平均AUCの部分、の比率が最低1.1:1であるような平均AUCを持つようなやり方でアモキシシリン製剤が処方される。
特定期間に対するAUC(薬物血中濃度−時間曲線下面積)は、期間に対する「部分AUC」として引用される。
本明細書および請求項で使用されるように、AUC(0−2)は、アモキシシリン製剤の投与0時間から投与2時間後までに実施例1の手順に従って事実上決定されるアモキシシリンAUCの部分を意味する。
AUC(2−5)は、アモキシシリン製剤の投与2時間後から5時間後までに実施例1の手順に従って事実上決定されるアモキシシリンAUCの部分を意味する。
AUC(5−12)は、アモキシシリン製剤の投与5時間後から12時間後までに実施例1の手順に従って事実上決定されるアモキシシリンAUCの部分を意味する。
一実施例において、アモキシシリン製剤は、AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が最低2.2:1、またもう一つでは最低2.4:1を有する。
もう一つの実施例では、AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が最低1.2:1、またある場合には最低1.3:1である。
一般にAUC(2−5)対AUC(0−2)の比率は10:1を越えず、またはある場合には8:1、あるいは他の場合には6:1を越えない。
一般にAUC(5−12)対AUC(0−2)の比率は10:1を越えず、またはある場合には8:1、あるいは他の場合には6:1を越えない。
本明細書および請求項の目的のために、アモキシシリン製剤は実施例1の高脂肪または低脂肪摂食状態処方のいずれかの使用により実施例1に従って事実上試験され、またこのようなアモキシシリン製剤は、前記アモキシシリン製剤がそのような摂食状態処方のいずれか一つに従ってそのような範囲内に含まれるならば、前記アモキシシリン製剤は、特定範囲の部分AUC比率に含まれるものと見做される。
ここで使用されるように、「アモキシシリン」という用語は、活性成分のみならず、すべての多形体、塩、およびまたはその水和物を含むものと広く解釈されべきである。
先行技術で知られるように、ヒト血漿におけるアモキシシリンのAUC(薬物血中濃度−時間曲線下面積)は、アモキシシリン製剤のヒトへの投与後ヒト血漿における製剤のアモキシシリンの薬物動態プロファイルであり、ここでAUCは、Y軸がアモキシシリン製剤投与後のヒト血漿におけるアモキシシリン濃度であり、X軸は投与後の時間を表す投与後の時間関数として人血漿におけるアモキシシリン濃度のプロットから生じる薬物血中濃度−時間曲線下面積である。
前記比率は実施例1で設定された手続きに基づき事実上決定され、ここで薬物動態プロファイルは実施例1に基づき、事実上摂食状態でのアモキシシリン製剤の単一用量の投与から決定され、ヒト血漿サンプルは実施例1に基づき事実上獲得かつ分析され、またAUC比率は実施例1に基づき事実上決定される。
実施例1は、アモキシシリン製剤が前に記載の部分AUC比率を持つかどうかを決定するために分析用具として提供される。本実施例のこのような分析用具は、摂食状態においてのみアモキシシリン製剤をヒトに投与することに本発明を限定するものではなく、また実施例1のプロトコルに従って患者を処置することに本発明を限定するものでもない。
その結果、本明細書および請求項で使用されているように、たとえアモキシシリン製剤が実施例1とは異なるやり方で使用され、または投与されるにしても、またたとえアモキシシリン製剤のための調節仕上げにおいてAUCおよびまたは部分AUCが実施例1とは異なるやり方で決定されるにしても、部分AUC比率は実施例1に従って事実上摂食状態で決定されるものとなる。
もう一つの実施例では、本発明は実施例8の方法で検査が行われる際の平均in−vitro溶解プロファイルを持つ最低1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤に指向し、ここで続く特定期間に、製剤の全アモキシシリンの溶解パーセントが下記の少なくとも特定された最小時間であり、また下記の特定された最大溶解パーセントを越えないものである。
Figure 2010511607
一実施例において、アモキシシリン製剤は、特定された時間で下記の範囲の溶解パーセントに含まれる平均in vitro溶解プロファイルを持つ。
Figure 2010511607
もう一つの実施例において、アモキシシリン製剤は特定された時間で下記の範囲の溶解パーセントに含まれる平均in−vitro溶解プロファイルを持つ。
Figure 2010511607
平均in−vitro溶解プロファイルは、実施例8の溶解方法に従って決定される。実施例8の溶解方法を用いて生成された平均結果は、10%以下の一定RSD%(標準偏差%)を一般に提示するであろう。
その結果本明細書および請求項がアモキシシリン製剤の平均in−vitro溶解プロファイルを引用する際には、アモキシシリン製剤が特定の時間に特定された最小および最大溶解パーセント内に含まれる平均in−vitro溶解プロファイルを持つかどうかを決定するために、実施例8の溶解方法が使用される。
アモキシシリン製剤のin−vivo溶解プロファイルは、前に記載された平均in−vitro溶解プロファイル範囲に含まれることもあり、そうでない場合もあることは理解されねばならない。
本明細書および請求項は限定することを意図するものではないけれども、アモキシシリン製剤は、一方で曲線下の許容面積:AUC(薬物血中濃度−時間曲線下面積)を維持しながら、in vivoアモキシシリン製剤のTmaxを延長し、またそれにより血漿内の最小阻止濃度(MIC)におよぶ時間を延長するための前記記載の平均in−vitro溶解プロファイルを持つように処方される。
本発明の一実施例において、最低1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤が提供され、ここで前記製品が絶食状態で投与される場合には、摂食状態で投与された場合の前記製剤のそれと等値の吸収範囲を持つ。
ここで使用されるように、「等値の吸収範囲」という用語は、FDA(食品医薬品局)産業用ガイダンス−食物効果生物学的利用能および摂食生物同等性研究、2002年12月で規定されたように、絶食状態での吸収が90%の信頼区間での摂食状態での吸収の80%乃至125%内にあることを意味する。
このような指針に従って、「絶食状態」での吸収範囲を決定するためのプロトコルは、最低10時間一晩中絶食に続き、被験者は医薬製剤を240mL(8液量オンス)の水と共に投与される。投薬後最低4時間食事は与えられない。水は薬剤投与前後1時間を除き、欲しい時に与えられる。被験者には研究各期の同じ時間に予定通り標準食が与えられる。このような指針に従って、「摂食状態」での吸収範囲を決定するためのプロトコルは、最低10時間一晩中絶食に続き、被験者は、医薬製剤に投与先立ち30分推薦食を取らされる。研究被験者は前記食事を30分間で接食しなければならない。しかし前記医薬製剤は、食事の開始から30分後に投与されねばならない。医薬製剤は240mL(8液量オンス)の水と共に投与される。投薬後最低4時間食事は与えられない。水は薬剤投与前後1時間を除き欲しい時に与えられる。被験者に研究各期の同時間に予定通り標準食が与えられる。
「推薦食」とは、高脂肪食(食事の総カロリー量の約50%)と高カロリー食(約800乃至1000カロリー)が、食物効果BA(生物学的利用能)および摂食BE(生物学的同等性)研究用の試験食事として推薦されることを意味する。前記試験食事は、タンパク質、炭水化物、および脂肪それぞれ約150、250、および500−600カロリーを得ることになる。実施例1の手順は、絶食および摂食状態に対するこのような指針に合致する。
吸収範囲は、一般に薬物血中濃度−時間曲線下面積(AUC)により決定される。2種の型のAUCが典型として報告され、典型的にAUC0−tとして引用され、ここでAUCは時間ゼロから最終血漿サンプルが採取される時間tまでの範囲にわたり計数され、またしばしばAUCinfと示されるAUC0−infは時間tから無限点まで外挿され、後者は個々の被験者データから決定される消去率に基づく最終測定濃度からの外挿法により決定される活性成分濃度が0に到達する時間点である。
前に記載の通り、部分AUC比率、およびまたはin vitro、溶解プロファイルを持つように調製される少なくとも1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤は、広範囲のアモキシシリンの形態と調剤で生産され、また各種異なるプロトコル、例えば一日一回、一日二回、一日三回などのプロトコルに従って投与され得る。
一実施例において、製剤は即時放出成分および遅延放出成分を含む。もう一つの実施例では、製剤は即時放出成分および2個またはそれ以上の遅延放出成分を含む。
もう一つの実施例では、製剤は1個、2個、または3個またはそれ以上の遅延放出成分を含み、また即時放出成分を欠いている。
もう一つの実施例では、製剤は1個、2個またはそれ以上の延長(持続)放出成分を含み、また即時放出成分を欠いている。
更なる実施例においては、製剤は即時放出成分および1個、2個またはそれ以上の遅延放出成分を含む。
またもう一つの実施例では、製剤は即時放出成分、および1個またはそれ以上の遅延放出成分更に1個またはそれ以上の遅延放出成分の組合せを含む。
ここで使用されまた従来の技術で明らかなように、即時放出成分は、活性成分の放出の開始、およびまたは放出速度が製剤の投与後に遅延しない、およびまたは減速しない、およびまたは持続しないものである。ここで使用されまた従来の技術で明らかように、変性放出成分は即時放出成分以外のものである。そのような変性放出成分の限定されない例は、遅延後に放出が一定期間にわたり持続しないものである遅延放出成分、および活性成分の放出が一定期間にわたり持続するものである持続(または延長)放出成分、およびまたは前記のものの組合せを含む。即時放出、遅延放出、および持続(延長)放出成分は、従来の技術で公知の成分および用語であり、その調製は十分に従来の技術の範囲内に存在する。前記成分の各種組合せた使用法は、本出願の開示の見地で通常の知識を有する者には明らかであり、更に合衆国特許出願連続番号10/894,787号、同10/894,786号、同10/894,994号、同10/917,059号、同10/922,412号の開示、および合衆国特許番号6,544,555号、同6,623,757号、および6,669,948号の開示により案内され、これらすべてはその全体を引用例として本出願に組み込まれている。本発明の実施例に従って、最低1個の変性放出を含むアモキシシリン製剤で使用される各種成分にも拘らず、このような成分はアモキシシリン製剤が前に記載の部分AUC比率を有するように調製されている。
本発明の一実施例に従って、少なくとも2個の成分(少なくともその一つは変性放出成分)が存在する。少なくとも2個の成分の内の1個は即時放出成分であり、これによりそれからのアモキシシリンの放出開始はアモキシシリン組成物の投与後事実上遅延し、またはその1個は遅延放出成分であり、これによりそれからのアモキシシリンの放出開始はアモキシシリン組成物の投与後事実上遅延する。少なくとも2個の成分の第二のものは遅延放出成分ぶあり(各遅延放出成分はアモキシシリン組成物の型に依存してpH感受性またはpH非感受性遅延放出成分であり)、これによりそれから放出されるアモキシシリンは即時放出または最初の遅延放出成分からのアモキシシリンの放出開始後まで遅延する。より詳細には、少なくとも2個の成分の第二のものから放出されるアモキシシリンは、少なくとも2個の成分の第一のものから放出されるアモキシシリンが血漿内Cmax(血清内最高濃度、最高血中濃度)を達成した後の時点でCmaxを達成する。
本発明の一実施例に従って、少なくとも3個の成分(少なくともその一つは変性放出成分である)が存在する。少なくとも3個の成分の内の1個は即時放出成分であり、これによりそれからのアモキシシリンの放出開始はアモキシシリン組成物の投与後事実上遅れることはない。少なくとも3個の成分の内、第二および第三のものは遅延放出成分であり(そのそれぞれはアモキシシリン組成物の型に依存してpH感受性またはpH非感受性遅延放出成分であり)、それによりそれから放出されるアモキシシリンは即時放出成分からのアモキシシリンの放出開始後まで遅延する。より詳細には、少なくとも3個の成分の第二のものから放出されるアモキシシリンは、少なくとも3個の成分の第一のものから放出されるアモキシシリンが血漿内でCmax(血漿内最高濃度)を達成した後の時点でCmaxを達成し、また第三成分から放出されるアモキシシリンは、第二成分から放出されるCmax後に血漿内Cmaxを達成する。
一実施例においては、少なくとも3個の成分の第二のものは第一成分の少なくとも1時間後にそこに含有されるアモキシシリンの放出を開始し、それからの放出開始は、少なくとも3個の成分の内、第一のものからのアモキシシリン放出開始の僅か6時間後に一般に始まる。
前に記載の通り、アモキシシリン組成物のいくつかの実施例は、(少なくとも1個のものが変性放出成分であるという条件の下で)2個、3個、4個またはそれ以上の異なる成分を含有することができる。
三成分のある実施例において、第三成分から放出されるアモキシシリンは、第一および第二成分それぞれから放出されるアモキシシリンでCmaxが達成された後の時点でCmaxに到達する。望ましい実施例では、第三成分からのアモキシシリンの放出は、第一成分および第二成分両方からのアモキシシリンの放出開始後に開始される。一実施例では、第三成分から放出されるアモキシシリンのCmaxは8時間以内に達成される。
もう一つの第三成分実施例では、第二成分からのアモキシシリンの放出は、第一成分からのアモキシシリンの放出開始と同時であることもある。
もう一つの三成分実施例では、第三成分からのアモキシシリンの放出は、第二成分からのアモキシシリンの放出開始と同時であることもできる。
もう一つの実施例では、アモキシシリン組成物は4個の成分を含み(少なくともその内の1個は変性放出成分であり)、4個の成分それぞれは異なる放出プロファイルを持ち、これにより4個の異なる成分それぞれから放出されるアモキシシリンは異なる時間にCmaxに到達する。
望ましい実施例において、アモキシシリン製剤はそれぞれが異なる放出プロファイルを持つ最低2個または最低3個あるいは最低4個の異なる成分を含有し、これらのアモキシシリン製剤から放出されるすべてのアモキシシリンのCmaxは12時間以内に、またはより一般的には11時間以内に達成される。
一実施例において、アモキシシリン製剤は1日1回組成物であり、これによりアモキシシリン製剤の投与後、更なる組成物は当日投与されない。すなわち投薬計画は、前記製剤が24時間にわたり1回のみ投与されるということである。かくして本実施例に従って、アモキシシリン組成物のすべてのCmaxが12時間以内に到達するようなやり方ですべてのアモキシシリン放出が異なる放出プロファイルで実行されるようにアモキシシリンが放出されるアモキシシリン製剤の単一投与が存在する。単一投与という用語は、24時間の間隔にわたり投与される全アモキシシリンは同時に投与され、それは単一用量ユニット(錠剤、カプセル、または微粒子スプリンクル/サシェ)またはそれらが基本的に同時に投与されるという条件下で2個以上のものであってもよい。
一実施例において、1日1回製剤は1個の即時放出成分および2個の遅延放出成分より成り、第一遅延放出成分は即時放出成分からのアモキシシリンの放出後にアモキシシリンの放出を開始し、また第二遅延放出成分は第一遅延放出成分からのアモキシシリンの放出後にアモキシシリンの放出を開始する。
1日1回アモキシシリン製剤において、このような製剤は前に記載の通り成分AUC比率およびまたはin vitro溶解プロファイルを持つ。
一実施例において、アモキシシリン製剤は1日2回製剤であり、アモキシシリン製剤の最初の投与後、当日中に別の時間にアモキシシリン製剤の更なる投与が行われる。すなわち前記組成物が24時間の期間に2回のみ投与されるという投薬計画である。
一実施例において、1日2回アモキシシリン製剤は2個またはそれ以上の成分を含み、2個の場合その内1個は即時放出成分であり、2個の内他のものは変性放出成分である。
もう一つの実施例において、1日2回アモキシシリン製剤は1個の即時放出成分と2個またはそれ以上の変性放出成分を含有し、特異的な実施例では2個の変性放出成分を含む。
1日2回アモキシシリン製剤において、このような製剤は前に記載の通り部分AUC比率およびまたはin vitro溶解プロファイルを持つ。
かくして一実施例に従って、アモキシシリン製剤のb.i.d.投与(bis in die,1日2回投与)が存在し、アモキシシリン製剤の2回の投与それぞれの全Cmaxが各投与の12時間後までに到達されるようなやり方で全アモキシシリン放出が異なる放出ファイルで実行されるように放出される。2回の投与それぞれ投与される用量は、単一アモキシシリン製剤または複数のアモキシシリン製剤であることができる。
一実施例において、前に記載の部分AUC比率およびまたはin vitro溶解プロファイルを持つ前記アモキシシリン製剤は、アモキシシリンの即時放出のみを提供するアモキシシリン製剤の吸収範囲(AUC0−inf)の最低75%、望ましい実施例では最低80%である吸収範囲(AUC0−inf)を有する。一般に本発明のアモキシシリン製剤の吸収範囲(AUC0−inf)は、アモキシシリンの即時放出のみを提供するアモキシシリン製剤の吸収範囲(AUC0−inf)を越えない。吸収範囲を決定するために前記製剤を比較する場合に、AUC0−infは前記FDA産業用ガイダンスで前に引用したものに従って摂食状態または絶食状態で決定され、製剤それぞれは等量のアモキシシリンを有する。
アモキシシリン製剤が経口でヒトに投与される場合には、前記製剤は摂食状態または絶食状態で、望ましくは摂食状態で摂取される。
従来の技術で周知のように、摂食または絶食状態でのヒトへのそのような製剤の経口投与は、吸収範囲を試験するFDA要件とは異なる意味を持つ。ある製剤の使用のためにヒトに製剤を投与することに関し、摂食状態とは(食物摂取の直前、同時または直後で)食物と連絡していることを意味する。絶食すなわち非摂食状態とは、食物の摂取と連絡していないことを意味する。
ある成分がもう一つの成分の後で放出を開始するということがここで開示されると、そういう定義には前記成分がそういう後期開始放出を産出するように設計され、またそれを意図したものを意味することは理解されねばならない。しかし、そのような設計または意図にも拘らず、抗生物質の何らかの「漏出」の起こることが従来の技術では周知である。このような「漏出」はここで使用される「放出」ではない。
前に記載したように、本発明のアモキシシリン製剤は各種の投与ルートでの投与に向くような処方することができる。例えばアモキシシリン組成物は、局所投与、眼または耳での投与、直腸また膣投与、鼻調合薬、吸入、注射用、あるいは経口投与に適したやり方で処方できる。望ましい実施例では、アモキシシリン組成物は経口投与に適したやり方で処方される。
例えば、皮膚への適用などのように局所投与用アモキシシリン製剤を処方する際に、それぞれにアモキシシリンを含有する成分は、そのような成分を水中油形エマルジョンまたは油中水形エマルジョンに含ませることで局所投与用として処方され得る。このような処方において、即時放出成分は、連続相にあり、また遅延放出成分は分散相にあることができる。処方は更に、前に記載したように、三成分送達のやり方で生産することもできる。例えば即時放出成分を含む連続相にある油、第一遅延放出成分を含む油に分散された水、および第三遅延放出成分を含む水に分散された油を持つ油中水形エマルジョンが提供される。
前に記載したように、異なる放出プロファイルを持つアモキシシリン成分を含むパッチの形態でアモキシシリン製剤を提供することも本発明の範囲内である。
更にアモキシシリン製剤は、例えば液体エマルジョンとして眼または耳あるいは鼻での使用に処方することもできる。例えば成分は疎水性ポリマーで被覆され、それにより成分はエマルジョンの油相にあり、また成分は親水性ポリマーで被覆され、それによって成分はエマルジョンの水相に存在する。
更に(複数の異なる放出プロファイルを提供するように追加成分と組合わせたかそうでない場合の)少なくとも1個の変性放出成分を持つアモキシシリン製剤は、従来の技術で知られるように直腸または膣投与用として処方され得る。これは局所投与に使用されるものに類似したクリーム、エマルジョン、座薬、または他の融解可能成分の形態をとる。
アモキシシリン製剤は、製剤の形態に依存して約200mg乃至約2500mgのアモキシシリン量を含む。限定されない例として、アモキシシリン製剤は、アモキシシリン475mgまたは775mgあるいは1250mgまたは1550mgあるいは2325mgを含む。
望ましい実施例において、アモキシシリン製剤は経口投与に適したやり方で処方される。かくして例えば経口投与向けとして、各成分はペレットまたは粒子として使用され、ペレットまたは粒子は次いで一体の医薬組成物、例えばカプセルに形成され、または錠剤に包埋され、スプリンクルとして、あるいは経口投与のための液に懸濁される。限定されない例として、錠剤は急速分解錠剤とすることができ、これにより製剤の各種成分は摂取に際し、ペレットまたは顆粒の形態で腸への更なる輸送で放出される。
選択肢として経口送達システムを処分する際に、組成物の各成分は錠剤で処方され、各錠剤は一体アモキシシリン製剤を生産するためにカプセル内に挿入される。かくして限定されない例として、三成分アモキシシリン製剤は即時放出錠剤である錠剤の形態で第一成分を含み、更に前に記載の通りアモキシシリンの遅延放出および持続放出を提供する2個またはそれ以上の錠剤を含むことができる。
アモキシシリン製剤は、例えば(ペレットなどの)粒子形態での製剤の各種成分を、同時に粒子形状で成分を投与するのに使用できるサシェ、カプセルまたは他の形態に入れることにより、スプリンクル製剤の形態をとることもできる。
異なる投与ルートで異なる放出プロファイルを持つ少なくとも3個の成分を含むアモキシシリン製剤の処方は、ここでの教示から先行技術の範囲内にあるものと見做される。従来の技術で公知のように、遅延放出に関して、放出時間は、pHトリガー点、コーティング厚み、ポリマーの選択、可塑剤の選別、浸透圧、物理的膨張圧およびそれらの組合わせなどの各種メカニズムにより制御できる。
本発明の一実施例に基づき、アモキシシリン製剤を処方する際に、即時放出成分は、一般に製剤内のアモキシシリン全用量の約45%(すべて重量%、以下同じ)を含み、第一遅延放出成分は、一般に製剤内のアモキシシリン全用量の約30%を含み、また第二遅延放出成分は、一般に製剤内のアモキシシリン全用量の約25%を含む。本実施例は非限定性であり、ここでの開示が必然的に従来の通常の技術水準を通知する更なる知識全体と共に考慮される場合、従来の通常の知識を有する人は、アモキシシリン製剤を形成するために組合された際にその割合が前に記載部分AUC比率およびまたはin vitro溶解プロファイルを持つ限定されない実施例で示されたものとは異なる成分割合を容易に理解するであろう。
本発明の実施例に従って、成分それぞれはアモキシシリンを含有する。しかし前記各成分はもう一つの抗生物質または他の型の活性成分を含むこともできる。
ここに記載された実施例において、アモキシシリン製剤は前に記載の部分AUC比率およびまたは前に記載のin vitro溶解プロファイルを持つ。一つの望ましい実施例では、アモキシシリン製剤は、前に記載の部分AUC比率およびここに記載のin vitro溶解プロファイルの両方を持つこともある。
即時放出成分
本システムの即時放出部分は、アモキシシリンを放出するために投与後、直ちに分解する成分の混合物であることができる。これは製剤内の他の成分と混合されまたは圧縮される個々の錠剤、ペレットまたは顆粒のいずれかの形態をとり得る。
更に摂取または投与後に薬剤の溶解または成分の分解を助ける本システムの他の成分を持つことも有用となるであろう。これらの成分は、ラウリル硫酸ナトリウム、モノグリセリン酸ナトリウム、モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレンモノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸、グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノ酢酸グリセリルなどの界面活性剤、界面活性剤のプルロニック系などの非イオン性界面活性剤、または界面活性を持ついずれか他の物質、あるいは前記のいずれかの組合わせであってよい。
非pH感受性遅延放出成分
本組成物の成分は即時放出ユニットと同じであるが、追加ポリマーが組成物に組み込まれたり、またはペレットあるいは顆粒にコーティングを施されたものである。
非pH依存性ポリマーを持つ遅延放出に影響を与えるいくつかの方法は、通常の知識を有する者に周知である。これらは他にいくつもあるが、可溶または浸食能障壁システム、酵素分解障壁システム、破裂可能コーティングシステム、プラグ詰めカプセルシステムなどを含む。これらのシステムは文献(アメリカ医薬品レビュー、2001年冬号、バッスマーおよびボドマイヤー「パルス型薬剤送達についての考察」参照)に十分に記載されており、この処方および製造法についは、ここで引用例として含まれている。
本発明の当該成分に適した放出の遅延を得るために使用できる物質は、必ずしもそれに限定されないが、4,000ダルトン以上の分子量を持つポリエチレングリコール(PEG)(カーボワックス、ポリオックス等)、白ろうまたは蜜ろうなどのろう、パラフィン、アクリル酸誘導体(オイドラギット)、プロピレングリコール、およびエチルセルロースなどである。
これらの物質は、典型的には本成分の0.5−40%(W/W)の範囲内にある)。
pH感受性(腸溶)放出成分
本組成物の成分は、即時放出成分と同じであるが、追加ポリマーが組成物に組み込まれたり、または放出を遅らせるためにペレットまたは顆粒にコーティングを施されたものである。
この目的に有用な物質の種類は、必ずしもそれに限定されないが、酢酸フタル酸セルロース、オイドラギットL、オイドラギットS、オイドラギットFS、その他セルロース)誘導体のフタル酸塩である。
これらの物質は、4−30%(W/W)の濃度で存在する。
持続放出成分
本組成物の成分は、即時放出成分と同じであるが、追加ポリマーが組成物に組み込まれたり、または薬剤の持続放出を提供するために錠剤、ペレットまたは顆粒にコーティングを施されたものである。
この目的に有用な物質の種類は、必ずしもそれに限定されないが、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ニトロセルロース、オイドラギットR、オイドラギットRS、オイドラギットRL、カルボポール、または8,000ダルトンを越える分子量を持つポリエチレングリコールである。
これの物質は4−40(W/W)の濃度で存在する。
持続放出成分の放出開始を遅らせることが望ましい場合には、pH感受性または非pH感受性コーティングなどの適切なコーティングが持続放出の開始を遅らせるために使用できる。
持続放出成分のための非pH感受性コーティング
本発明の当該成分に適した放出の遅延を得るために使用できる物質は、必ずしもそれに限定されないが、4,000ダルトン以上の分子量を持つポリエチレングリコール(PEG)、(カーボワックス、ポリオックス等)白ろうまたは蜜ろうなどのろう、パラフィン、アクリル酸誘導体(オイドラギットRS)、酢酸セルロース、およびアセチルセルロースである。
これらの物質は、典型的には本成分の0.5−25%(W/W)の範囲内にある。これらの物質は、望ましくは適切なin vivoラグタイムとTmaxを提供するのに十分な量で存在する。
持続性放出成分のためのpH感受性コーティング
本目的のための物質の種類は、必ずしもそれに限定されないが、酢酸フタル酸セルロース、オイドラギットL、オイドラギットS、オイドラギットFS、および他のセルロース誘導体のフタル酸塩などである。
これらの物質は、典型的には本成分の4−30%(W/W)またはそれ以上の濃度で存在し得る。望ましくはこれらの物質は、適切なin vivoラグタイムとTmaxを提供するのに丁度十分な量で存在する。
前に記載の通り、本発明のアモキシシリン組成物を含むユニットは、個々のペレットまたはカプセル内に包含される粒子、あるいは錠剤に包埋されまたは液体懸濁液に懸濁される粒子の形態をとることができる。
本発明のアモキシシリン製剤は、例えば、舌下、経粘膜、経皮、腸管外などの投与ルートのいずれかにより投与され、望ましくは経口投与される。前記製剤はアモキシシリンの治療有効量を含み、この量は処置される疾病または感染、および製剤が1日に送達される回数と共に変化する。前記製剤は患者または被験者(すなわちヒトまたは動物)に細菌感染を処置するのに有効な量で投与される。
一実施例に従って、アモキシシリン製剤は、ヒトに投与された場合、製剤から放出される全アモキシシリンの最大血漿濃度が12時間以下、望ましくは11時間以下で達成されるような全放出プロファイルを持つ。
更なる見地において、本発明は、細菌性病原により生じるヒトでの各種感染を処置する方法を提供し、この処置は前記アモキシシリン製剤を患者または被験者に投与することを含む。患者を処置するためにアモキシシリン製剤が使用される兆候の限定されない例としては、咽頭炎、扁桃炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、耳感染症(中耳炎)、合併症のない皮膚および皮膚構造感染、および合併症のない尿路感染などがあげられる。
アモキシシリン製剤が使用される感染性細菌病原の限定されない例としては、黄色ブドウ球菌、大便連鎖球菌、表皮ブドウ球菌、サプロファイティクス球菌、肺炎連鎖球菌、化膿連鎖球菌、およびビリダンスグループ連鎖球菌などのグラム陽性菌;エンテロバクター属、大腸菌、ヘモフィルス属、クレブシエラ属、モラクセラカタラリス菌、アイケネラ・コロデンス(非運動性杆状グラム陰性通性嫌気性細菌)、淋菌、およびミラビリス変形菌などのグラム陰性菌;バクテロイデス・フラギリスを含むバクテロイデス属、フソバクテリウム属およびペプトストレプトコッカス属を含む嫌気性細菌などがあげられる。
一実施例において、アモキシシリン製剤は化膿連鎖球菌に続発性である扁桃咽頭炎を特に標的とするよう処方される。
アモキシシリン製剤に関し記載された方法と処方は、ベータラクタマーゼ産生病原が原発性感染、または副次感染を意味するような感染を特に処置するクラブラン酸塩と併用されるアモキシシリン、または他のベータラクタマーゼ阻害薬と併用されるアモキシシリンにも適用されるということを通常の知識を有する者は理解するであろう。
細菌感染を処置する場合、アモキシシリン製剤は、細菌感染を処置するのに有効な毎日一定時間細菌性病原のMIC(最小阻害濃度)を上回る血漿内アモキシシリン濃度を提供するように処方される。アモキシシリン製剤は、細菌感染を処置するのに有効なMICを上回る全時間(MICを上回る毎日の時間×処置日数)にわたり血漿内MIC濃度を提供する日数の間投与される。
本発明は、更に下記の実施例と関連して記述されるものであろう。しかし本発明の範囲は、このような実施例により限定されるものではない。特に明示のない限り、部分と割合は重量で表される。
実施例1
ヒト被験者での単一用量薬物動態研究が、アモキシシリン変性放出製剤の性能を特徴付けるために利用される。
(a)摂食状態レジメン
高脂肪レジメン:高脂肪食事条件の下で実験研究薬剤を投与している間、すべての被験者は彼等の計画投薬時間の30分前まで最低10時間絶食を必要とし、その投薬時間に被験者は高脂肪(食事の全カロリー量の約50%)および高カロリー(約800乃至1000カロリー)朝食が与えられ、30分以内に消化される。この朝食はスライスバタートースト2枚、フライエッグ2個、ベーコン2片、ハッシュブラウンポテト1盛り、全乳240mLより成る。研究投薬は水240mLと一緒に投与される。水は投薬1時間前から投薬1時間後まで除き、随意に与えられる。すべての被験者は薬剤投与後、最低4時間は絶食を続けるものとする。
低脂肪レジメン:標準食事条件の下で実験研究薬剤を投与している間、すべての被験者は彼等の計画投薬時間の30分前まで最低10時間絶食を必要とし、その投薬時間に被験者は標準朝食(脂肪が食事の全カロリー量の約25−30%で、全カロリー量は約470カロリー)が与えられ、30分以内に消化される。この朝食はバターがテーブルスプーン1杯分のスライストースト2枚、全乳120mLでのコーンフレークシリアル1オンス、オレンジジュース150mLより成る。研究投薬は水240mLと一緒に投与される。水は投薬1時間前から投薬1時間後までを除き、随意に与えられる。すべての被験者は薬剤投与後最低4時間は絶食を続けるものとする。
(b)絶食レジメン
絶食条件の下で実験研究薬剤を投与している間、すべての被験者は投薬前最低10時間絶食を必要とする。水は投薬1時間前から投薬1時間後までを除き、研究期中飲用を許可される。すべての被験者は薬剤投与後最低4時間絶食を続けるものとする。
(c)薬剤投与プロトコル
摂食条件下で、各被験者は研究確率化により高脂肪/高カロリー朝食または低脂肪/標準朝食の投与後0時間、30分後に生水240mLと共に経口アモキシシリン製剤を受ける。
典型的な臨床部位食事が投与4時間後、9時間後およびその後適切な時間に提供される。同一メニューおよび食事スケジュールが均一にすべての被験者に投与される。
アルコール,カフェイン,キサンチンおよびまたはグレープフルーツを含む飲料は、研究の制限期間中、禁止される。
各用量の摂食を確実なものとするために、手と口の検査の遵守が実行される。
薬剤投与後、最初に4時間被験者は歩行または椅子に姿勢よく坐った状態を維持する。しかしもしどの時間でも悪い事態が起こった場合には、被験者は適切な位置に置かれ、または右側を下にして横になってもよい。被験者は、この制限時間はいつでも激しい運動をしないものとする。
(d)血液試料採取プロトコル
血液試料(3mL)が以下の時間にラベンダートップ/EDTA真空容器管に吸入される:投薬前(0時間)および投薬後0.5,1,1.5,2,2.5,3,3.5,4,4.5,5,5.5,6,6.5,7,8,10,12,14,16および24時間.直針刺に対する代案として静脈カテーテルを使用できる。各時点で21個の血液試料、被験者1人当り63個の血液試料が集められる。この結果、被験者は、薬剤分析の研究期間内に集められた189mLの血液および臨床実験評価のための60mLの血液(スクリーニング用の15mLおよび各期末または早期終結での15mL)を持つことになる。もう一つ追加の20mL(スクリーニング用5mLおよび各チェックイン時の5mL)は血漿妊娠検査用に女性から集められる。
血液試料は加工および貯蔵に先立ち氷で保存される(蛍光照明は許容される)。血漿試料は出来る限り速やかに(30分以内に)遠心分離(4℃で約2500rpm×15分)で分離される。各試料からの血漿は一対の管(管当り最低0.5mL)にほぼ等量でアリコートされねばならない。収集後、約90分以内に試料は検定用に搬出されるまで−80℃以下に設定された冷凍装置に明確に標識された容器(ポリプロプレン製)で保存される。試料保存容器は臨床研究サイト標準バーコード標識で明示される。
期間の終結時に、試料はドライアイス入りの夜間急便で生化学分析研究所に分析のために搬出されるであろう。
(e)血漿分析用の生物学的分析
血漿試料は、2001年5月のFDA産業用ガイダンス−生物学的確認に基づき、0.05μg/mL−25μg/mLの範囲にわたり確認されるアモキシシリンに適した生物学的分析法を用いて分析される。
(f)部分AUCsの算定法
部分AUC算定については、各時間期間にわたる標準線形台形加算法が使用される。部分AUCsは平均薬物速度プロファイルから算定され、すなわち単一平均PKプロファイルは、各時点でのすべての対象物の平均アモキシシリン血漿濃度として算定される。0時間から2時間は部分AUCはAUC(0−2)であり、2時間から5時間までは部分AUCはAUC(2−5)であり、また5時間から12時間まではAUC(5−12)であり、ここで各部分AUCは下記記載で与えられる標準薬剤産業薬物速度算定法に基づき算定される。
AUC(0−2) ゼロ時間から2時間までの期間の線形台形加算法を用いて算定される薬剤濃度−時間曲線の下での領域
AUC(2−5) 2時間から5時間までの期間の線形台形加算法を用いて算定される薬剤濃度−時間曲線の下での領域
AUC(5−12) 5時間から12時間までの期間の線形台形加算法を用いて算定される薬剤濃度−時間曲線の下での領域
前記比率は次いでAUC(2−5)値およびAUC(5−12)値をAUC(0−2)値で割って算定される。
実施例2
処方
アモキシシリン錠剤(出願人のMP)は、即時放出成分(パルス1)、第一遅延放出成分(パルス2)、および第二遅延放出成分(パルス3)をとり込むように作製される。錠剤は摂取により急速に分解する。
1 製剤明細
出願人のMP錠剤、775mgは3パルス剤形である。前記錠剤は即時放出顆粒(パルス1,45%)を2個の機能的被覆遅延放出ペレット(パルス2,30%、パルス3,25%)と組合せて製造される。非機能的保護フィルムが次いで錠剤に適用される。
各剤形を含む個別成分の質的構成、薬剤グレードおよび機能は表1−1で示される。
Figure 2010511607
2 出願人のMP錠剤775mgの量的構成
出願人のMP錠剤775mgアモキシシリン顆粒、アモキシシリンコアペレットおよび脈動ペレットの量的構成は、表2−1から表2−5で示される。
2.1 出願人のMP錠剤、775mg
アモキシシリン775mgに相当する三水和アモキシシリン891.2mgを含む出願人のMP錠剤775mgの144.9Kgのバッチが作製される。全錠剤重量は、約1.5gである。出願人のMP錠剤、775mgの量的構成は下記の表2−1で示される。
Figure 2010511607
2.2 三水和アモキシシリン(97%)顆粒
三水和アモキシシリン(97%)顆粒の20Kgのバッチが作成される。アモキシシリン顆粒は、最終処方のパルス1として役立つ。前記顆粒は、錠剤コアを形成するためにパルス2およびパルス3ペレットと共に圧縮される。
当業者に公知の湿式造粒工程がアモキシシリン顆粒の調製に使用される。湿式造粒顆粒は放出され、ドーム押出し造粒機に供給される。湿潤押出し顆粒は、次いで一定時間または顆粒のLOD(乾燥ロス)が処方に適したものになる(典型的には15%以下)まで乾燥される。乾燥顆粒は、次いで回転インペラースクリーニングミルで仕上げ加工される。ミルにかけられた材料はドラムに集められる。三水和アモキシシリン(97%)顆粒の量的構成は、下記の表2−2に示される。
Figure 2010511607
2.3 三水和アモキシシリン(92%)コアペレッ
三水和アモキシシリン(92%)コアペレットの20kgのバッチが作成される。アモキシシリンコアペレットは、パルス2およびパルス3ペレットを産出するために機能性フィルムコーティングで被覆される。
コアペレットは、湿式造粒、押出し、円形化、流動床乾燥およびサイジングのユニットオペレーションを用いて調製される。三水和アモキシシリン(92%)のコアペレットの量的構成は下記表2−3で示される。
Figure 2010511607
2.4 三水和アモキシシリン(76%)パルス2ペレット
三水和アモキシシリン(76.2%)パルス2ペレットのバッチ16.8kgは、オイドラギットL30D−55の全固形分重量20%増分を三水和アモキシシリン(92%)コアペレットに適用することによって製作される。
パルス2ペレットは、それまでに調節されたコアペレットをメタクリル酸コポリマー分散液20重量/重量%の機能性フィルム被覆コーティングで被覆することにより調製される。コーティング工程に先立ち、メタクリル酸コポリマーの分散液は製造業者の指針に基づき行われる。分散液は、適切な噴霧ノズルと固定カラムギャップ距離を備えた流動床ボトムスプレーコーターを用いてアモキシシリンコアペレットに適用される。
ペレットは次いで適切に仕上げられる。アモキシシリンパルス2ペレットは更なる加工の前は周囲保管条件の下で置かれる。三水和アモキシシリン(76.7%)パルス2ペレット量的構成は、下記の表2−4で示される。
Figure 2010511607
2.5 三水和アモキシシリン(76.0%)パルス3ペレット
三水和アモキシシリン(73.6%)パルス3ペレットのバッチ12.5kgは、オイドラギットL30D−55の5%全固形分重量増分サブコートとAQOAT AS−HFの全固形分重量20%増分のオーバーコートを三水和アモキシシリン(92%)コアペレットに適用することによって製作される。
サブコーティング工程に先立ち、メタクリル酸コポリマーの分散液は、製造業者の指針に基づき行われる。第二コーティング材料は製造業者の指針に基づき調製される。サブコート層はパルス2ペレットの調製で使用されたように同じ流動床ボトムスプレーコーターを用いてアモキシシリンコアペレットに適用される。
第二コーティング分散液はまだ流動床ボトムスプレーコーターにあるサブコートペレットに直ちに適用される。第二コーティング工程で使用される噴霧化圧縮空気は、サブコーティング工程で使用されるのに同じ圧で設定される。すべての分散が適用された時点でコーティング工程は終了する。乾燥期間に続けて最終コートペレットは冷却される。三水和アモキシシリン(73.6%)パルス3ペレットの量的構成は下記の表2−5で示される。
Figure 2010511607
例えば前記製剤は、この種の製剤を人に1日1回、10日間投与することで成人の化膿連鎖球菌を処置するのに使用することができる。
実施例3
実施例2の2.3に記載のコアペレットは、パルス1ペレットを生産するために非機能性即時放出フィルムコーティングで被覆される。パルス1ペレットは実施例2のパルス2およびパルス23ペレットをサシェ・カプセルまたは粒子形態で3種のペレットを同時送達で利用できる形態に置くことで撒布製剤として使用することができる。一実施例では、パルス1,パルス2およびパルス3がそれぞれ45%,30%,25%を提供するように組合わせることができる。
パルス1,2、および3のこのような組合わせは撒布製剤、例えばアモキシシリン475mgまたは775mgを含む1日2回製剤に処方することができる。もう一つの実施例においては、パルス1,2および3アモキシシリン775mgまたは1250mgあるいは1550mgを含む1日1回撒布製剤に組合わせることができる。撒布製剤は投与のためにアップルソース、ヨーグルト、または他のソフトフードに撒布することができる。製剤はかみくだいたり押しつぶしてはならない。
実施例4
実施例2のアモキシシリン製剤は、実施例1の手順および実施例1の低脂肪摂取レジメンを使用して試験された。下記の部分AUC比率は、本研究のアモキシシリン製剤用に決定された。
Figure 2010511607
加えて実施例2の製剤は、実施例1の手順および実施例1の低脂肪摂取レジメンで、但し複数用量の様式を使用して試験された。製剤は1日1回で7日間投与された。第1日および第7日に行われた。第7日のゼロ時間での明らかな累積結果は存在せず、従ってこの複数用量のデータは2個の単一用量研究と見ることができた。かくして部分AUC比率はアモキシシリン製剤の第1日および第7日で記録され、下記の表として提供される。
Figure 2010511607
実施例5
実施例2のアモキシシリン製剤は、高脂肪摂取レジメンで実施例1の手順で試験された。
部分AUC比率は以下の通りであった。
Figure 2010511607
実施例6
実施例2のアモキシシリン製剤は、絶食、低脂肪摂食状態、および高脂肪摂取状態で実施例1の手順を用いて試験された。AUCo−infは約31.5μg時間/mLであった。
実施例7
実施例1の製剤は、アモキシシリンの用量が一つのレジメン(2x)で1550mg、また第二のレジメン(3x)で2325mgであることを除き実施例1の手順に従って試験された。
Figure 2010511607
実施例8
溶解方法
製剤溶解速度はUSPアパレータスII(パドル)を使用して37℃、パドル速度75rpmで測定される。この手順はUSP General Chapter<711>溶解の手順に基づくものである。この試験方法の実施に関する追加のパラメーターが以下で述べられる。当初使用された溶解媒質はpH約2.0で0.05Mリン酸塩緩衝液である。溶解が約2.0のpHで30分行われた後、媒質のpHの5MのKOH溶液で約5分間、約6.0に調節される。pHが約6.0で安定すると、媒質のpHは2.5時間にわたる0.5MのKOH溶液を用いて約7.8のpH終点まで直線的に増加する。溶解のpH終点に到着した後、パドルは更に追加の30分間運転される。試料は15分、30分、60分、90分、および210分で取出される。資料は試料230nmでの外部標準を用いてUV/VIS分光測光器で分析される。
実施例9
実施例2のアモキシシリン製剤が実施例8の手順を用いて試験された。
溶解プロファイルは以下の通りであった。
Figure 2010511607
本発明の数多くの修飾と変更が前記教示と照らして可能である。従って、請求項で説明された以外本発明は記載された実施例に限定されるものではない。

Claims (29)

  1. 最低1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤であって、前記最低1個の変性放出成分は、少なくともアモキシシリンおよび薬理許容担体を含み、前記製剤は、摂食状態で単一用量とて投与される場合、本願実施例1に基づき決定されるように、AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が最低2.0:1、またAUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が最低1.1:1であることを特徴とする製剤。
  2. AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が、最低2.2:1であることを特徴とする請求項1記載の製剤。
  3. AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が最低2.4:1であることを特徴とする請求項1記載の製剤。
  4. AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が最低1.2:1であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の製剤。
  5. AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が最低1.3:1であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の製剤。
  6. AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が10:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の製剤。
  7. AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が8:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の製剤。
  8. AUC(2−5)対AUC(0−2)の比率が6:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の製剤。
  9. AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が10:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の製剤。
  10. AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が8:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の製剤。
  11. AUC(5−12)対AUC(0−2)の比率が6:1を超えないことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の製剤。
  12. アモキシシリンを含有する最低1個の変性放出成分を含むアモキシシリン製剤であって、前記製剤は本願実施例8の方法により決定される平均in vitro溶解プロファイルを持ち、下記表1の時間において、製剤の全アモキシシリンの溶解パーセントがそのような時間で特定される下記の最小溶解パーセント以上であり、また下記の最大溶解パーセント以下であることを特徴とする製剤。
    Figure 2010511607
  13. 本願実施例8の方法により決定される平均in vitro溶解プロファイルを持つ請求項1乃至12のいずれか1項記載の製剤であって、下記表2の時間において、製剤の全アモキシシリンの溶解パーセントがそのような時間で特定される下記の最小溶解パーセント以上であり、また下記の最大溶解パーセント以下であることを特徴とする製剤。
    Figure 2010511607
  14. 本願実施例8の方法により決定される平均in vitro溶解プロファイルを持つ請求項1乃至13のいずれか1項記載の製剤であって、下記表3の時間において、製剤の全アモキシシリンの溶解パーセントがそのような時間で特定される下記の最小溶解パーセント以上であり、また下記の最大溶解パーセント以下であることを特徴とする製剤。
    Figure 2010511607
  15. 前記製剤が、更に即時放出成分を含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項記載の製剤。
  16. 前記変性放出成分が、遅延放出成分、持続放出成分、および前記成分の組合せより成るグループから選択されることを特徴とする請求項1乃至15いずれか1項記載の製剤。
  17. 前記変性放出成分が、持続放出成分であることをと朽ちようとする請求項1乃至16のいずれか1項記載の製剤。
  18. 前記変性放出成分が遅延放出成分であることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項記載の製剤。
  19. 前記製剤が摂食状態または絶食状態で単一用量として投与される場合、前記製剤が即時放出アモキシシリン製剤のAUC0−infの最低75%のAUC0−infを持ち、前記即時放出アモキシシリン製剤のAUC0−infが摂食状態または絶食状態のいずれかで決定されることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項記載の製剤。
  20. アモキシシリンを含有し、即時放出成分の後に、アモキシシリンの放出を開始する第1遅延放出成分、およびアモキシシリンを含有し第1遅延放出成分の後にアモキシシリンの放出を開始する第2遅延放出成分を含むことをと特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項記載の製剤。
  21. 前記製剤が一日二回製剤であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項記載の製剤。
  22. 前記製剤がアモキシシリンの一日の用量を含有する一日一回製剤であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項記載の製剤。
  23. 前記製剤がアモキシシリンの約200mgから約2500mgを含有することを特徴とする請求項1乃至22のいずれか1項記載の製剤。
  24. 前記製剤がアモキシシリンの約775mgを含有することを特徴とする請求項1乃至23のいずれか1項記載の製剤。
  25. 前記製剤が摂食状態および絶食状態の両方で投与される場合、等値の吸収範囲を持つことを特徴とする請求項1乃至24のいずれか1項記載の製剤。
  26. 患者または被験者に請求項1乃至25のいずれか1項記載の製剤を投与することを含むことを特徴とする患者または被験者における細菌感染を処置する方法。
  27. 患者または被験者における細菌感染を処置するための医薬の製造での請求項1乃至25のいずれか1項記載の製剤の使用法。
  28. クラブラン酸塩または他のベータラクタマーゼ阻害剤を更に含むことを特徴とする請求項1乃至27のいずれか1項記載の製剤。
  29. 患者または被験者に請求項28記載の製剤を投与することを含むことを特徴とする患者または被験者における細菌感染を処置する方法。
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