JP2010510927A - 航空機に用いる複数の燃料で作動する推進装置 - Google Patents

航空機に用いる複数の燃料で作動する推進装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010510927A
JP2010510927A JP2009538637A JP2009538637A JP2010510927A JP 2010510927 A JP2010510927 A JP 2010510927A JP 2009538637 A JP2009538637 A JP 2009538637A JP 2009538637 A JP2009538637 A JP 2009538637A JP 2010510927 A JP2010510927 A JP 2010510927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propulsion
energy
fuel
energy converter
propulsion device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009538637A
Other languages
English (en)
Inventor
アンドレアス ヴェステンベルガー
Original Assignee
エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー filed Critical エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー
Publication of JP2010510927A publication Critical patent/JP2010510927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D27/00Arrangement or mounting of power plants in aircraft; Aircraft characterised by the type or position of power plants
    • B64D27/02Aircraft characterised by the type or position of power plants
    • B64D27/24Aircraft characterised by the type or position of power plants using steam or spring force
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D27/00Arrangement or mounting of power plants in aircraft; Aircraft characterised by the type or position of power plants
    • B64D27/02Aircraft characterised by the type or position of power plants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D37/00Arrangements in connection with fuel supply for power plant
    • B64D37/02Tanks
    • B64D37/04Arrangement thereof in or on aircraft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/40Application of hydrogen technology to transportation, e.g. using fuel cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Telescopes (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、航空機の推進装置に関する。
【解決手段】推進装置は、推進装置(1)およびエネルギ変換器(4)を備える。エネルギ変換器(4)は、第1燃料によって前記推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合する。さらにまた、前記エネルギ変換器(4)は、第2燃料によって前記推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合する。推進装置(1)は、前記推進エネルギによって前方推進力を発生するように適合する。
【選択図】図2

Description

[関連出願の援用] 本願は、2006年11月29日に出願されたドイツ国特許出願第10 2006 056 355.7号および2006年11月29日に出願された米国仮特許出願第60/861,628号の出願日の利益を主張し、かかる出願の開示を援用して本文の記載の一部とする。
本発明は、推進装置、航空機の推進方法、航空機での推進装置の使用、および推進装置を備えた航空機に関する。
現在、航空交通は、全世界の原油消費および大気汚染に占める割合は少ない。
しかし、それ以外の大気汚染輸送手段が減り、航空交通が増えるにつれ、かかる割合は増大してきている。
しかも、今日の民間航空機の改善可能性や開発可能性は、巨額の費用をかけた場合にのみ、ほんのわずかな改善を達成することができるという時点に達している。
そのため、特定の種類の燃料を使用することによるか、それとも、特定の推進システムを使用して燃料消費を削減することにより、航空機エンジンの有害ガスを一層環境的に地球に優しくするために、試みが多々なされている。
ハイブリッド推進システムを特徴とする航空機は、汚染物質を削減する試みにおいて公知である。
この配置では、多様なエンジンの組み合わせにより、航空機前方推進力が得られる。
以下が、例えば、一般的な組み合わせである。ピストンエンジンとジェットエンジン、ピストンエンジンとロケットエンジン、ジェットエンジンとロケットエンジン、あるいは、ターボジェットエンジンとラムジェットエンジン。
かかるハイブリッド推進システムは、例えば、実験的航空機ミコヤン・グレヴィッチMiG−13またはノール1500グリフォンにおいて実施された。
各ハイブリッド推進システムは、関連エンジン1機を有する1つの推進装置を備えている。
ピストン動力装置は、例えば、推進エネルギを発生するためのピストンエンジンと、エアースクリューまたはプロペラとを備え、一方、ジェットエンジンは、推進エネルギを発生するための燃焼室と圧縮機とを備えている。
1つの推進装置、例えば、ピストンエンジンからの前方推進力が使用されないと、プロペラは気流中にあって、空気抵抗または抗力を生じる。
本発明の課題は、特に、推進装置の汚染物質排出を削減することにある。
本発明の一例示的実施形態によると、航空機用推進装置が提供されている。
推進装置は、推進装置とエネルギ変換器とを備えている。
第1エネルギ変換器は、第1燃料により、推進装置に推進エネルギを供給するように適合されている。
更に、エネルギ変換器は、第2燃料により、推進装置に推進エネルギを供給するように適合されている。
推進装置は、推進エネルギにより、前方推進力を発生するように適合されている。
本発明の別の一例示的実施形態によると、航空機の推進方法が提供されている。
第1燃料および/または第2燃料は、エネルギ変換器に利用可能にされている。
推進装置用の推進エネルギは、第1燃料および/または第2燃料により、エネルギ変換器で発生される。
更に、推進装置に、推進エネルギは供給される。
前方推進力は、推進装置により、推進エネルギから発生される。
別の一例示的実施形態によると、上記記載の推進装置が航空機に使用されている。
別の一例示的実施形態によると、上記記載の推進装置を有する航空機が提供されている。
「エネルギ変換器」とは、エネルギを変換する機械を示してもよい。
かかる変換器は、例えば、燃料に基づいて推進モーメントまたは推進エネルギを発生する内燃機関を備えている。
さらに、エネルギ変換器は、例えば、電気エネルギから推進エネルギを発生する電動モータ等の動力装置を備えていてもよいし、あるいは、エネルギ変換器が灯油に基づいて推進エネルギを発生する燃焼室を備えていてもよい。
「推進装置」とは、航空機前方推進力を発生する装置をいう。
かかる推進装置は、例えば、その回転に基づいて航空機前方推進力を発生するプロペラまたはエアースクリューであってもよい。
さらに、例えば、航空機の圧縮機段または送風機が推進装置であってもよく、その理由は、送風機や圧縮機翼は気流を発生し、それにより前方推進力を発生するからである。
別の推進装置は、ロケットエンジンまたはラムジェットエンジンを備えていてもよい。
「推進エネルギ」とは、推進装置が航空機前方推進力を発生させるために必要とするエネルギをいう。
推進エネルギは、例えば、トルクという形態でシャフトに伝達されてもよい。
使用されるエネルギ変換器は、推進装置により、2つの異なる燃料、例えば第1燃料としての灯油、第2燃料としての水素を推進エネルギに変換してもよい。
内燃機関、例えば可変燃焼室を有するターボエンジン、あるいは可変制御時間を備えたピストンエンジンまたはプラネタリーピストンエンジンをエネルギ変換器として使用してもよい。
動力装置またはエネルギ変換器は、数種の異なる燃料に適合されているため、航空機の飛行段階に応じて、排出および出力を、その時点において一層好都合または一層適している燃料に設定することができる。
従って、飛行段階に応じて、都合のよいエネルギ担体を使用することが可能である。
例えば、飛行機が空港近辺にいる時は、一層環境的に優しい燃料をエネルギ変換器に供給することが可能であり、一方、飛行機が高度の高い所にいるか、あるいは重大でない地域にいる時は、環境的優しさの低い燃料が使用される。
本例示的実施形態では、第1エネルギ変換器は、数種の異なる燃料から推進エネルギを発生させてもよい二価エネルギ変換器であってもよい。
かかるエネルギ変換器の例には、例えば、可変燃焼室を有するターボエンジン、あるいは可変制御時間を有するピストンエンジンまたはプラネタリーピストンエンジンが含まれる。
従って、上記エネルギ変換器は、多様な燃料またはエネルギ担体に適している。
こうして、生態学的影響を削減することが可能である。
別の一例示的実施形態によると、推進装置は、更に第1タンクと第2タンクとを備えている。
第1タンクは、エネルギ変換器に第1燃料を利用可能にするように適合されており、第2タンクは、エネルギ変換器に第2燃料を利用可能にするように適合されている。
別の一例示的実施形態によると、第1燃料は、第2燃料とは異なる。
「燃料」とは、エネルギ変換器の抽出物をいい、その抽出物から推進エネルギが結果として発生する。
燃料は、例えば、エネルギ変換器を使用して、外的反応により推進エネルギに変換される。
燃料は、例えば、在来型燃料、例えば、ガソリン、灯油、ディーゼル油、水素、メタン、天然ガスまたは合成炭化水素等の炭化水素からなってもよい。
さらに、環境的に優しい燃料は、従来の技術的特性を有するエネルギ担体、例えば特性が灯油の特性に類似しており、石炭、ガスまたはバイオマスおよびその混合物から作られる合成炭化水素として供給されてもよい。
さらに、環境的に優しい燃料は、非在来型特性、例えば熱的に不安定またはガス状のエネルギ担体からなってもよい。
これには、例えば、容易に液化する炭化水素、炭化水素ガスまたは水素が含まれる。
さらに、この意味では、電気エネルギが、例えば電動モータを備えたエネルギ変換器用の燃料であってもよい。
その上、電気エネルギは、例えば、電池または燃料電池から取得してもよい。
別の一例示的実施形態によると、第1燃料と第2燃料の少なくとも一方は、ガソリン、灯油、ディーゼル油、水素、メタン、天然ガス、および合成炭化水素を含む群から選択される。
別の一例示的実施形態によると、推進装置は、更に、第2推進エネルギを発生するための別のエネルギ変換器を備えている。
本例示的実施形態によると、推進装置は、推進装置を推進させるために、2つまたはそれ以上のエネルギ変換器を備えていてもよい。
推進装置は、例えば、1つの推進装置、例えばジェットエンジンのタービン段が2つの燃焼室を備えるように設計されていてもよい。
いずれの場合も、第1エネルギ変換器および別のエネルギ変換器は、双方共にか、またはそれぞれが別個に、第1推進エネルギから第2推進エネルギまでを推進装置に供給してもよく、その結果、該推進装置は航空機の前方推進力を発生することが可能となる。
こうして、多数の推進装置を必要とすることなく、数個のエネルギ変換器を備えた推進装置を創出することができる。
各々が1つのエネルギ変換器を備えた数個の推進装置を以前は使用していたが、これでは部品数が多いために摩擦損失を招き、出力を削減してしまう。
本発明によると、推進エネルギを第1エネルギ変換器および別のエネルギ変換器で推進装置へ供給するため、動力損失は削減され、推進装置の効率を改善することができる。
これにより、さらに、燃料排出ガスとそれに伴う汚染物質排出とが削減される。
別の一例示的実施形態によると、第1タンクは、上記別のエネルギ変換器に第1燃料を利用可能にするように適合されている。
第2タンクは、上記別のエネルギ変換器に第2燃料を利用可能にするように適合されている。
上記別のエネルギ変換器は、更に、第1燃料または第2燃料により、推進エネルギを推進装置に供給するように装備されている。
本発明に係わる航空機の推進装置は、推進装置を推進させるために、2つのエネルギ変換器を備えていてもよい。
これは、例えば、1つの推進装置、例えばジェットエンジンのタービン段が、2つの燃焼室を備えるように設計されてもよい。
いずれの場合も、第1エネルギ変換器および別のエネルギ変換器は、双方共にか、またはそれぞれが別個に、第1推進エネルギ、第2推進エネルギを推進装置に供給してもよく、その結果、後者は航空機の前方推進力を発生することが可能となる。
別の一例示的実施形態によると、推進装置は、更に第3燃料を有する第3タンクと第4燃料を有する第4タンクとを備えており、上記別のエネルギ変換器は、第3燃料または第4燃料により、推進エネルギを推進装置に利用可能にするように設計されている。
従って、上記エネルギ変換器および上記別のエネルギ変換器は、互いに独立して燃料を供給されることが可能であり、その結果、故障のリスクを削減することができる。
別の一例示的実施形態によると、第1エネルギ変換器は、上記別のエネルギ変換器とは異なる。
これは、エネルギ変換器の多様な概念が推進エネルギを発生するために使用されてよいことを意味する。
かかる異なったエネルギ変換器は、例えば、内燃機関と電動モータとを備えていてもよく、そして、必要とするそれぞれの燃料を供給されてもよい。
こうして、例えば、代理機能性と安全性の両方を改善することができ、また、生態学的利点を獲得することができる。
例えば、巡航飛行の際は、環境的に優しくかつ低公害型の電動モータのみを動作させ、一方、離陸や着陸中は、推進エネルギを推進装置へ供給するために、強力だが高公害型の内燃機関を追加的に駆動させてもよい。
本発明の別の一例示的実施形態によると、推進装置は、更に第1推進シャフトと第2推進シャフトとを備えている。
第1推進シャフトは、第1エネルギ変換器の第1推進エネルギを推進装置へ伝達するように適合されている。
第2推進シャフトは、別のエネルギ変換器の第2推進エネルギを推進装置へ伝達するように装備されている。
従って、推進シャフトが不具合の場合、それにもかかわらず推進エネルギを推進装置に供給することが可能となり、そのため、推進装置故障のリスクを削減することができる。
本発明の別の一例示的実施形態によると、推進装置は、第1連結装置を備えている。
第1推進シャフトおよび第2推進シャフトは、第1連結装置で連結されていてもよい。
本例示的実施形態によると、例えば、1つのエネルギ変換器を推進装置に永久的に強固に接続することが可能であり、一方、別のエネルギ変換器は、第2推進シャフトを介して、推進エネルギを伝達するための第1推進シャフトに一時的にのみ接続されてもよい。
これにより、必要な場合にのみ別のエネルギ変換器を接続するという選択肢が提供される。
例えば、航空機の巡航飛行中は、連結装置によって、第2推進シャフトを有する別のエネルギ変換器は第1推進シャフトから分離可能であり、別のエネルギ変換器の電源は切ることができる。
航空機は、そのため、例えば、2つのエンジンで離陸着陸を行い、1つのエンジンで巡航することができる。
従って、推進装置の出力は、不必要な出力損失を発生させることなく、任意の既定条件に経済的に合わせることができる。
第2推進シャフトは、連結装置で連結を解いてもよいので、第2推進シャフトは、必要でない場合は、アイドル状態で同時回転する必要はなく、そのため、第1推進シャフト上の付加的な抗力が全く生じない。
別の一例示的実施形態によると、推進装置は、第2連結装置と第3連結装置とを備えている。
第1推進シャフトは、第1推進エネルギを推進装置に伝達可能なように、第2連結装置で推進装置に連結されてもよい。
第2推進シャフトは、第2推進エネルギを推進装置へ伝達可能なように、第3連結装置で推進装置に連結されてもよい。
エネルギ変換器の1つ、即ち、第1エネルギ変換器または別のエネルギ変換器の電源が切れている場合、その変換器は、第2連結装置または第3連結装置によって、第1推進シャフトまたは第2推進シャフトから個々に分離されてもよい。
これにより、例えば、単一エンジン稼動の場合は、第1エネルギ変換器または別のエネルギ変換器により、稼動時間数を両方のエネルギ変換器に等しく選択的に分配することが可能となるという利点が提供される。
こうして、各エネルギ変換器の磨耗と裂傷を削減することが可能となり、経費節約が達成される。
別の一例示的実施形態によると、推進装置は、更に制御装置を備えており、上記制御装置は、エネルギ変換器と別のエネルギ変換器の少なくとも1つの変換器を制御するように適合されている。
従って、制御装置は、例えばどの燃料をエネルギ変換器または別のエネルギ変換器に利用可能にするかを設定することができる。
従って、燃料を選択することにより、制御装置は、出力または所定の汚染物質排出レベルを設定することが可能である。
本発明の別の一例示的実施形態によると、制御装置は、第1動作状態において、第1推進エネルギおよび第2推進エネルギが推進装置に供給されるように、第1エネルギ変換器および別のエネルギ変換器を制御する。
さらに、制御装置は、第2動作状態において、第1推進エネルギまたは第2推進エネルギが推進装置に供給されるように、第1エネルギ変換器および別のエネルギ変換器を制御する。
従って、飛行段階に応じて、第1動作状態または第2動作状態が選択されてよく、この選択は制御装置により設定することができる。
例えば、推進装置から多量の推進エネルギが必要な場合、制御装置は自動的に第1動作状態にスイッチが切り替わり、一方、少量の出力が必要な場合、制御装置は、第1エネルギ変換器または別のエネルギ変換器が推進エネルギを発生する第2動作状態にスイッチが切り替わる。
こうして、不必要なエネルギ消費を避けることができる。
例えば、巡航中の推進装置は、少量の推進エネルギが必要な状態にあり、第1エネルギ変換器または別のエネルギ変換器が完全に分離されていてよい。
こうして、摩擦エネルギにより生じる損失、およびエネルギ変換器の1つが、例えば、アイドル状態で回転する場合の損失を削減することができる。
別の一例示的実施形態によると、第1燃料および第2燃料の少なくとも一方は、ガソリン、灯油、ディーゼル油、水素、メタン、天然ガスおよび合成炭化水素を含む群から選択される。
別の一例示的実施形態によると、制御装置は、手動で制御されてもよい。
別の一例示的実施形態によると、制御装置は、エネルギ変換器と別のエネルギ変換器の少なくとも1つの変換器への、第1燃料および第2燃料の供給を制御するように装備されている。
出力要求に応じて、制御装置は、所定の第1燃料または第2燃料をエネルギ変換器に自動的に供給することができ、従って、推進装置の動力および汚染物質排出レベルを設定することが可能となる。
別の一例示的実施形態によると、エネルギ変換器と別のエネルギ変換器の少なくとも1つの変換器は、ターボエンジン、可変燃焼室を有するターボエンジン、ピストンエンジン、プラネタリーピストンエンジン、電動モータ、ガスタービンおよび燃料電池を含む群から選択される。
本発明の方法の別の一例示的実施形態によると、第1燃料または第2燃料は、所定の飛行段階に応じて、エネルギ変換器に供給される。
例えば、出力大量消費の離陸段階では、離陸エネルギをより多く含む燃料が使用されてもよく、着陸段階では、環境的に、より優しい燃料が使用される。
従って、推進出力またはエネルギ変換器は、任意の既定の飛行段階に設定してもよい。
エネルギ変換器を排ガスと出力との関係において設計することにより、経費と汚染物質排気の両方を削減することができる。
航空機の別の一例示的実施形態によると、航空機は外側の輪郭線を有し、エネルギ変換器は外側の輪郭線の内側に配置される。
上記装置の実施形態は、方法、使用および航空機、ならびにその逆にも適用される。
以下に、本発明のさらなる説明とより良い理解のために、同封の図面を参照しながら例示的実施形態をより詳細に記載する。
公知となっている推進装置の線図である。 2つの燃料供給経路を備えた二価エネルギ変換器の一例示的実施形態の線図である。 2つのエネルギ変換器と2つの燃料とを有する一例示的実施形態の線図である。 1つの例示的実施形態に係わる2つのエネルギ変換器と2つの連結装置の線図である。 1つの例示的実施形態に係わる2つのエネルギ変換器と2つのタンクとを有する推進装置の線図である。 2つのエネルギ変換器と2つの燃料タンクとを有する一例示的実施形態である。
異なる図面にある同一または類似な部品は、同じ参照符号を有する。
図面の例は、線図であり、計測用ではない。
図2は、第1タンク6から第1燃料を、また第2タンク11から第2燃料を受領する1つのエネルギ変換器4、5の一例示的実施形態である。
この配置では、第1燃料と第2燃料とは異なってもよい。
従って、上記1つのエネルギ変換器4、5は、二価であっても、またハイブリッド設計で構成されてもよい。
これは、上記1つのエネルギ変換器4、5が、例えば、一方では従来の灯油燃料により、また他方では、例えば、非在来型燃料、例えば天然ガスにより推進エネルギを発生してもよいことを意味する。
こうして、経済的および生態学的要求に応じて、第1または第2燃料による燃料供給を選択することができ、そのため、推進装置は推進エネルギまたは前方推進力を効果的かつ環境的に優しい様式で供給することができる。
従って、例えば、飛行場の近傍等の、人口密集地域では、環境的に優しい燃料を使用し、巡航飛行中は、効率的な燃料だが汚染物質の量の増大に関係する燃料を使用することが可能である。
図1は、最先端技術で知られている推進装置を示す。
推進装置1は、第1推進シャフト2を介して、第1エネルギ変換器4に接続されている。
タンク6から、第1エネルギ変換器4は燃料を取得し、それを第1エネルギ変換器4が推進エネルギに変換する。
推進エネルギは、第1推進シャフト2により推進装置1に供給される。
例えば、エアースクリューまたはプロペラ1は、第1推進シャフト2を介して推進エネルギを供給され、この推進エネルギは、例えば、ピストンエンジン4により供給される。
図5は、既に記載の、本発明の第1の例示的実施形態を示す。
第1推進シャフト2および第2推進シャフト7により、第1エネルギ変換器4および別のエネルギ変換器5は、第1推進エネルギおよび第2推進エネルギを推進装置1に供給する。
第1エネルギ変換器4および別のエネルギ変換器5は、連結装置3を介して連結されてもよい。
両方のエネルギ変換器は、第1タンク6から第1燃料を導入してもよい。
第1タンク6の第1燃料から、上記2つのエネルギ変換器4、5は推進エネルギを発生してもよい。
図3および図4は、航空機に用いる推進装置の一例示的実施形態である。
推進装置は、第1エネルギ変換器4、別のエネルギ変換器5、ならびに推進装置1を備えている。
第1エネルギ変換器4は、第1推進エネルギを供給し、別のエネルギ変換器5は、第2推進エネルギを供給する。
この配置では、第1エネルギ変換器4および別のエネルギ変換器5は、推進装置1に第1推進エネルギおよび第2推進エネルギを供給するように装備されている。
推進装置1は、第1推進エネルギおよび第2推進エネルギから前方推進力を発生してもよい。
要求に応じて連結装置3により、第2推進シャフト7を第1推進シャフト2に接続してもよく、この結果、別のエネルギ変換器5が第2推進エネルギを推進装置1に供給する。
例えば、少量の推進エネルギを必要とする場合、第2推進シャフト7を第1推進シャフト2から連結装置により連結を解いてもよく、この結果、第1エネルギ変換器を有する第1推進シャフト2のみが第1推進エネルギを供給する。
従って、推進シャフト7とそれに伴う別のエネルギ変換器との不必要なアイドル状態が防止され、この結果、例えば摩擦による損失を防止することができる。
また、第1エネルギ変換器と別のエネルギ変換器のデザインは異なっていてもよい。
第1エネルギ変換器は、例えば、ピストンエンジンを備えていてもよいし、別のエネルギ変換器が電動モータを備えていてもよく、このエンジンとモータが、双方共にか、またはそれぞれが別個に推進エネルギを第1推進シャフト2および/または第2推進シャフト7に供給してもよい。
図3または図4に係わる上記例示的実施形態では、飛行段階に応じて、推進エネルギのエネルギ要求を設定することが可能である。
例えば、離陸または着陸段階では、航空機は両方のエネルギ変換器で推進エネルギを発生してもよく、一方、巡航飛行では、1つのエネルギ変換器のみで推進エネルギを発生してもよい。
こうして、大幅なエネルギ損失を受けることなく、必要に応じて効率よく推進エネルギを供給することが可能となる。
図4は、各エネルギ変換器がそれぞれ独自のタンク6、11を有する別の一例示的実施形態を示す。
従って、第1エネルギ変換器4は第1タンク6を有し、別のエネルギ変換器5は第2タンク11を有する。
別のエネルギ変換器は、第1連結装置3を介して、第2推進シャフト7により第2推進シャフト2に接続されてもよい。
これにより、異なるエネルギ変換器4、5を使用する選択肢が提供され、しかもかかる変換器は異なる燃料を使用する。
例えば、第1タンク6が灯油からなる場合、燃焼室は第1エネルギ変換器4として使用されてもよく、また、第2タンク11が電気エネルギを供給するために電池からなる場合、電動モータを第2の別のエネルギ変換器5として使用してもよい。
こうして、要求に応じて、個々のエネルギ変換器4、5の適した特徴を使用することができる。
例えば、航空機が空港近辺にいる場合、例えば、環境的に優しい1つのエネルギ変換器4,5により、例えば全く排出ガスを出さないであろう電動モータを介して推進エネルギを発生してもよい。
図5は、推進装置の別の一例示的実施形態を示す。
図3または4に示すように、第1エネルギ変換器は、第1連結装置8で推進装置1に接続されてもよく、また、別のエネルギ変換器5は、第3連結装置8で推進装置1に接続されてもよい。
従って、第1エネルギ変換器4と別のエネルギ変換器5との実動時間数は、公平に分配することが可能である。
例えば、単一エンジン稼動の場合、実動時間数を2つのエネルギ変換器4と5との間で公平に分割することができる。
こうして、個々のエネルギ変換器の異なる実動サイクルを防止でき、それにより保守努力およびそれに伴う保守費用とを削減することが可能である。
さらに、例えば、異なる飛行高度で、特定の1つのエネルギ変換器4,5を使用してもよい。
1つのエネルギ変換器4、5が、例えば、水素で作動されている場合、水が排ガスとして生じる。
高度が1万マイル以下では、この水は、2週間から最高6週間、大気に留まる。
一方、二酸化炭素は、最高約100年間、大気に留まると考えられている。
従って、例えば、水素駆動型エネルギ変換器は、1万マイルまでに使用し、1万マイルからは燃焼室をエネルギ変換器とした従来の推進を利用してもよい。
このように、経済的態様以外に、生態学的態様にも推進装置を設定することができる。
図6は、燃料を第1タンク6から取得する第1エネルギ変換器4と別のエネルギ変換器5とを有する、本発明の一例示的実施形態である。
第1エネルギ変換器4または別のエネルギ変換器5のそれぞれの推進エネルギは、推進シャフト2、2’および第2推進シャフト7、7’を介して、推進装置1に伝達されてもよい。
例えば、第1かさ歯車配置18および第2かさ歯車配置19等の多様なギヤ配置を介して、各推進エネルギは推進装置1までのかなりの距離を伝達されてもよい。
従って、例えば、第1エネルギ変換器および/または別のエネルギ変換器は、第1推進装置1から離れるように設けられてもよい。
エネルギ変換器4,5は、必要に応じて、第2連結装置8または第3連結装置9を介して接続されてもよい。
従って、例えば、航空機内に、タンク6と第1エネルギ変換器4と別のエネルギ変換器5とを統合することが可能である。
第1エネルギ変換器4、別のエネルギ変換器5およびタンク6を、例えば、航空機の外側輪郭線の内側に設けると、推進装置1のみが航空機の外側輪郭線の外側にある自由な気流内にあることになる。
従って、抗力を削減することが可能となり、それにより、流れ抵抗による損失が削減される。
エネルギ変換器6、11の連結装置3、8、9を制御するために、推進エネルギを発生するための第1エネルギ変換器4または別のエネルギ変換器5を、要求に応じて自動的に自ら行う方式で接続する制御装置が使用されてもよい。
このように、第1推進エネルギまたは第2推進エネルギの手動制御以外に、自動制御も可能で、それにより、経済的で環境的にも優しい推進装置を提供することができる。
また、「備える」や「含む」が他のエレメントや工程を除外しなく、また、「1つ」が複数を除外しないことを指摘しておく。
さらに、上記の例示的実施形態の1つに関して記載された特徴または工程は、上記記載の他の例示的実施形態の他の特徴または工程と組み合わせて使用されてもよいことを指摘しておく。
請求項の参照符号は、限定条件と解釈されるべきではない。

Claims (19)

  1. 推進装置(1)と、
    エネルギ変換器(4)と、
    制御ユニットと、を備え、
    前記エネルギ変換器(4)は、少なくとも1つの第1燃料により前記推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合され、
    前記エネルギ変換器(4)は、少なくとも1つの第2燃料により、前記推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合され、
    前記推進装置(1)は、推進エネルギにより、前方推進力を発生するように適合され、
    前記第1燃料と前記第2燃料とは、異なる液体燃料であり、
    前記エネルギ変換器(4)は、いくつかの異なる燃料に適したエンジンであり、
    前記制御ユニットは、前記エネルギ変換器(4)に前記第1燃料および前記第2燃料の前記供給を制御するように適合する、ことを特徴とする航空機用の推進装置。
  2. 第1タンク(6)と、
    第2タンク(11)と、を更に備え、
    前記第1タンク(6)は、前記エネルギ変換器(4)に前記第1燃料を利用可能にするように適合され、
    前記第1タンク(11)は、前記エネルギ変換器(4)に前記第2燃料を利用可能にするように適合される、ことを特徴とする請求項1に記載の推進装置。
  3. 第2推進エネルギを発生するための別のエネルギ変換器(5)を更に備える、ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1つに記載の推進装置。
  4. 第1タンク(6)は、前記別のエネルギ変換器(5)に第1燃料を利用可能にするように適合され、
    第2タンク(11)は、前記別のエネルギ変換器(5)に第2燃料を利用可能にするように適合され、
    前記別のエネルギ変換器(5)は、前記第1燃料または前記第2燃料により、推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合される、ことを特徴とする請求項3に記載の推進装置。
  5. 第3燃料を有する第3タンクと、
    第4燃料を有する第4タンクと、
    前記別のエネルギ変換器(5)は、第3燃料または第4燃料により、推進装置(1)に推進エネルギを供給するように適合される、ことを特徴とする請求項3に記載の推進装置。
  6. 前記エネルギ変換器(4)は、前記別のエネルギ変換器(5)と異なる、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1つに記載の推進装置。
  7. 第1推進シャフト(2)と、
    第2推進シャフト(7)と、
    前記第1推進シャフト(2)は、前記推進装置(1)に前記エネルギ変換器(4)の前記第1推進エネルギを伝達するように適合され、
    前記第2推進シャフト(7)は、前記推進装置(1)に前記別のエネルギ変換器(5)の前記第2推進エネルギを伝達するように適合される、ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1つに記載の推進装置。
  8. 第1連結装置(3)を更に備え、
    第1推進シャフト(2)および第2推進シャフト(7)は、第1連結装置(3)で連結可能である、ことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1つに記載の推進装置。
  9. 第2連結装置(8)と、
    第3連結装置(9)と、
    前記第1推進シャフト(2)は、前記第2連結装置(8)によって前記推進装置(1)に結合して、前記第1推進エネルギが前記推進装置(1)に伝達可能になり、
    前記第2推進シャフト(7)は、前記第3連結装置(9)によって前記推進装置(1)に結合して、前記第2推進エネルギが前記推進装置(1)に伝達可能になる、ことを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1つに記載の推進装置。
  10. 制御ユニットを更に備え、
    前記制御ユニットは、エネルギ変換器(4)と別のエネルギ変換器(5)の少なくとも1つの変換器を制御するように適合される、ことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1つに記載の推進装置。
  11. 前記制御ユニットは、前記エネルギ変換器(4)および前記別のエネルギ変換器(5)の少なくとも1つに前記第1燃料および前記第2燃料の前記供給を制御するように適合する、ことを特徴とする請求項10に記載の推進装置。
  12. 前記制御ユニットは、前記エネルギ変換器(4)および前記別のエネルギ変換器(5)を制御するように適合され、
    第1動作状態において、前記第1推進エネルギおよび前記第2推進エネルギが前記推進装置(1)に供給可能になり、
    前記制御ユニットは、前記エネルギ変換器(4)および前記別のエネルギ変換器(5)を制御するように適合され、
    第2動作状態において、前記推進装置(1)に前記第1推進エネルギまたは前記第2推進エネルギを提供可能になる、ことを特徴とする請求項10または11に記載の推進装置。
  13. 前記エネルギ変換器(4)と前記別のエネルギ変換器(5)の少なくとも1つの変換器は、ターボエンジン、可変燃焼室を有するターボエンジン、ピストンエンジン、プラネタリーピストンエンジン、電動モータおよびガスタービンを含む群から選択される、ことを特徴とする請求項3乃至12に記載の推進装置。
  14. 第1燃料と第2燃料の少なくとも一方は、ガソリン、灯油、ディーゼル油、水素、メタン、天然ガス、および合成炭化水素を含む群から選択される、ことを特徴とする請求項1乃至13に記載の推進装置。
  15. エネルギ変換器(4)に第1燃料に供給するステップと、
    前記エネルギ変換器(4)に第2燃料に供給するステップと、
    前記エネルギ変換器(4)に前記第1燃料および前記第2燃料の前記供給を制御するステップと、
    前記第1燃料および前記第2燃料の少なくとも一方によって前記エネルギ変換器(4)で推進エネルギを発生させるステップと、
    前記推進エネルギを推進装置(1)に供給するステップと、
    前記推進装置(1)によって前方推進力を発生させるステップと、を含み、
    前記第1燃料と前記第2燃料とは異なる液体燃料であり、
    前記エネルギ変換器(4)は、異なる種類の燃料に適するエンジンである、航空機の推進方法。
  16. 所定の飛行フェーズに応じて前記エネルギ変換器(4)に前記第1燃料または前記第2燃料を供給するステップを含む、ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 航空機における請求項1乃至14のいずれか1つに記載の推進装置の使用。
  18. 請求項1乃至14のいずれか1つに記載の推進装置を備えた航空機。
  19. 前記航空機は、外部輪郭線を有し、
    前記エネルギ変換器(4)は、前記外部輪郭線の中で配置される、ことを特徴とする請求項18に記載の航空機。
JP2009538637A 2006-11-29 2007-11-28 航空機に用いる複数の燃料で作動する推進装置 Pending JP2010510927A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86162806P 2006-11-29 2006-11-29
DE102006056355A DE102006056355A1 (de) 2006-11-29 2006-11-29 Antriebsvorrichtung zum Betrieb mit mehreren Kraftstoffen für ein Flugzeug
PCT/EP2007/010326 WO2008064881A1 (en) 2006-11-29 2007-11-28 Propulsion device for operation with a plurality of fuels for an aircraft

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010510927A true JP2010510927A (ja) 2010-04-08

Family

ID=39338790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009538637A Pending JP2010510927A (ja) 2006-11-29 2007-11-28 航空機に用いる複数の燃料で作動する推進装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20100072318A1 (ja)
EP (1) EP2097318B1 (ja)
JP (1) JP2010510927A (ja)
CN (1) CN101528541B (ja)
AT (1) ATE525284T1 (ja)
BR (1) BRPI0718612A2 (ja)
CA (1) CA2665132A1 (ja)
DE (1) DE102006056355A1 (ja)
RU (1) RU2462397C2 (ja)
WO (1) WO2008064881A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137844A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Honeywell Internatl Inc ダクテッドファン無人航空システム用のハイブリッド動力
JP2013541665A (ja) * 2010-09-30 2013-11-14 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 二系統燃料の航空機システムおよびそれを動作させるための方法
JP2013545649A (ja) * 2010-09-30 2013-12-26 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 航空機燃料電池システム

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8152096B2 (en) 2005-10-18 2012-04-10 Smith Frick A Apparatus and method for vertical take-off and landing aircraft
US8720814B2 (en) * 2005-10-18 2014-05-13 Frick A. Smith Aircraft with freewheeling engine
US7653009B2 (en) * 2007-09-10 2010-01-26 Juniper Networks, Inc. Routing network packets based on electrical power procurement arrangements
DE102009052047B4 (de) * 2009-11-05 2014-01-16 Airbus Operations Gmbh Regeleinheit und Verfahren zum Regeln der Versorgung eines Fahrzeugs mit mehreren Treibstoffen
DE102010021025B4 (de) 2010-05-19 2014-05-08 Eads Deutschland Gmbh Hubschrauber mit Hybridantrieb
DE102010021026A1 (de) * 2010-05-19 2011-11-24 Eads Deutschland Gmbh Hybrides Antriebs- und Energiesystem für Fluggeräte
DE102010021024B4 (de) 2010-05-19 2014-07-03 Eads Deutschland Gmbh Hauptrotorantrieb für Hubschrauber
WO2012102698A1 (en) * 2011-01-24 2012-08-02 Smith Frick A Apparatus and method for vertical take-off and landing aircraft
CA2820254C (en) * 2012-07-09 2020-02-18 Mcmaster University Hybrid powertrain system
DE102012021339A1 (de) * 2012-10-31 2014-04-30 Eads Deutschland Gmbh Unbemanntes Luftfahrzeug und Betriebsverfahren hierfür
US9387939B2 (en) * 2012-12-20 2016-07-12 Lapcad Engineering, Inc. VTOL—twin—propeller—attitude—control—air—vehicle
US9701395B2 (en) * 2014-01-06 2017-07-11 United Technologies Corporation Contra-rotating open rotor distributed propulsion system
IL233902B (en) * 2014-07-31 2020-07-30 Israel Aerospace Ind Ltd egnition system
KR101615486B1 (ko) * 2015-07-17 2016-04-26 주식회사 한국카본 하이브리드 전기 추진시스템을 이용하는 수직이착륙 항공기
US10774741B2 (en) * 2016-01-26 2020-09-15 General Electric Company Hybrid propulsion system for a gas turbine engine including a fuel cell
EP3339185B1 (de) * 2016-12-21 2019-05-15 Airbus Defence and Space GmbH Luftfahrzeugantriebsvorrichtung sowie damit versehenes luftfahrzeug
US10689082B2 (en) * 2017-04-12 2020-06-23 Rolls-Royce North American Technologies, Inc. Mechanically and electrically distributed propulsion
GB2578288B (en) * 2018-10-15 2022-04-13 Gkn Aerospace Services Ltd Apparatus
DE102019008558B4 (de) * 2019-12-10 2021-10-14 PFW Aerospace GmbH Tank eines Hybdridantriebes für Luftfahrzeuge
DE102020126045A1 (de) 2020-10-05 2022-04-07 328 Support Services Gmbh Flugzeug mit einem Antriebs- und Energiesystem für emissionsarmen Reiseflug
DE102021104092A1 (de) 2021-02-22 2022-08-25 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zum Betreiben eines Flugzeugs in Abhängigkeit von einem Betriebsmodus
US20230138513A1 (en) * 2021-10-29 2023-05-04 Embraer S.A. Twin propulsor, parallel hybrid, streamlined nacelle propulsion system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184600A (ja) * 1986-10-14 1988-07-30 ザ ボーイング カンパニー 水平離陸式大気圏横断用打ち上げ装置及び方法
JP2006138323A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Caterpillar Inc 電子流量制御弁
WO2006103774A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-05 Rikiya Ishikawa 垂直移動可能な飛行体

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3388684A (en) * 1965-12-20 1968-06-18 Maybach Mercedes Benz Motorenb Drive installation for hydroplanes or airfoil wing boats
DE1506114C3 (de) * 1966-06-16 1973-11-29 United Aircraft Corp., East Hartford, Conn. (V.St.A.) Zusatzkraftstoffanlage fur Luft fahrzeuge
US3382672A (en) * 1966-11-02 1968-05-14 Gen Electric Gas turbine engine fuel control system
FR1511665A (fr) * 1966-12-23 1968-02-02 Avion bimoteur
US3825027A (en) * 1973-06-11 1974-07-23 J Henderson Automatic multiple fuel tank control valve
US4505445A (en) * 1983-02-15 1985-03-19 Idea Development Corporation Apparatus for de-icing the leading edge of an airfoil section of an aircraft
FR2736684B1 (fr) * 1995-07-12 1997-09-12 Aerospatiale Statoreacteur pour aeronef a vol supersonique et/ou hypersonique
DE19821952C2 (de) * 1998-05-15 2000-07-27 Dbb Fuel Cell Engines Gmbh Energieversorgungseinheit an Bord eines Luftfahrzeugs
US6302356B1 (en) * 1998-08-21 2001-10-16 Rolls-Royce Corporation Helicopter two stage main reduction gearbox
US6306056B1 (en) 1999-12-17 2001-10-23 Daimlerchrysler Corporation Dual engine hybrid electric vehicle
GB2376928B (en) * 2001-05-16 2003-04-30 John Frederick Austen-Brown Personal hoverplane having four tiltmotors
US6655631B2 (en) * 2000-07-28 2003-12-02 John Frederick Austen-Brown Personal hoverplane with four tiltmotors
US6568633B2 (en) * 2000-08-24 2003-05-27 James P. Dunn Fuel cell powered electric aircraft
US20020084120A1 (en) * 2001-01-02 2002-07-04 Beasley Leslie R. Motor assembly with independent motor units
US6640548B2 (en) * 2001-09-26 2003-11-04 Siemens Westinghouse Power Corporation Apparatus and method for combusting low quality fuel
DE102004005349A1 (de) * 2004-02-02 2005-08-18 Fev Motorentechnik Gmbh Hybridmotor
AT8055U1 (de) * 2004-09-02 2006-01-15 Avl List Gmbh Verfahren zum betreiben eines hybrid-fahrzeuges
US7565805B2 (en) * 2005-11-22 2009-07-28 General Electric Company Method for operating gas turbine engine systems
US20080006739A1 (en) * 2005-12-02 2008-01-10 Kazuhiko Mochida Vehicle power train including at least two power sources
US7565793B2 (en) * 2006-02-27 2009-07-28 Honeywell International Inc. Gas turbine engine fuel control system having start / back up check valve (SBUC) providing a main fuel check valve function

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63184600A (ja) * 1986-10-14 1988-07-30 ザ ボーイング カンパニー 水平離陸式大気圏横断用打ち上げ装置及び方法
JP2006138323A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Caterpillar Inc 電子流量制御弁
WO2006103774A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-05 Rikiya Ishikawa 垂直移動可能な飛行体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010137844A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Honeywell Internatl Inc ダクテッドファン無人航空システム用のハイブリッド動力
JP2013541665A (ja) * 2010-09-30 2013-11-14 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 二系統燃料の航空機システムおよびそれを動作させるための方法
JP2013545649A (ja) * 2010-09-30 2013-12-26 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 航空機燃料電池システム
JP2017081559A (ja) * 2010-09-30 2017-05-18 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 航空機燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
RU2462397C2 (ru) 2012-09-27
RU2009124607A (ru) 2011-01-10
ATE525284T1 (de) 2011-10-15
WO2008064881A1 (en) 2008-06-05
EP2097318A1 (en) 2009-09-09
US20100072318A1 (en) 2010-03-25
CN101528541B (zh) 2013-04-24
DE102006056355A1 (de) 2008-06-05
CA2665132A1 (en) 2008-06-05
EP2097318B1 (en) 2011-09-21
CN101528541A (zh) 2009-09-09
BRPI0718612A2 (pt) 2014-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010510927A (ja) 航空機に用いる複数の燃料で作動する推進装置
EP2086834B1 (en) Propulsion device with a plurality of energy converters for an aircraft
CN106394910B (zh) 用于垂直起降无人机的混合电动驱动系
US8684304B2 (en) Aircraft, propulsion system, and system for taxiing an aircraft
US8727270B2 (en) Aircraft, propulsion system, and system for taxiing an aircraft
US8955335B2 (en) System, propulsion system and vehicle
US8690099B2 (en) Aircraft and propulsion system
CN101821492B (zh) 由内燃发动机驱动火箭发动机用泵的装置和方法
US20220056843A1 (en) Electric Heating Systems and Methods for Gas Turbine Engines and Jet Engines
US20200277874A1 (en) Aircraft propulsion system having hybrid-electric powerplant and combustion powerplant
GB2612973A (en) Aircraft fuel cell propulsion unit with hybrid jet boost

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121113