JP2010508529A5 - - Google Patents

Claims (28)

1. 夫々製品試料が収納された複数のチューブ（３）のための支持体を構成している少なくとも一つのラック（２）を移動させるためのラック移動装置（２０）と、前記製品試料を抽出するための手段（５０）を有し、前記ラック移動装置（２０）が、前記ラックの、移動軸（Ｘ２０）を中心とした移動中に前記ラック（２）を案内するためのガイド手段（２１）と該ガイド手段（２１）を揺り動かすための揺り動かし手段（２７）とを有し、前記ガイド手段（２１）が、前記移動軸（Ｘ２０）を中心とした前記ラック（２）の位置に関係なく前記ラック（２）と係合するようになっていることを特徴とする機器（１）。
2. 前記機器（１）が、前記製品用の自動分析機である、請求項１に記載の機器（１）。
3. 前記ガイド手段が、前記ラック（２）の相補的係合部（６６）と係合するレール（２１）を含んでいる、請求項１又は２に記載の機器（１）。
4. 前記レール（２１）が、略Ｃ字状の断面を有し、その略Ｃ字状断面レールの両縁部が、互いに対向する方向に伸びて夫々リブ（２１１）を構成し、これらリブが前記ラックの両側に形成された溝（６６）と係合するようになっている、請求項３に記載の機器（１）。
5. 前記ラック移動装置（２０）が、前記ラックの第二の相補的係合部（６５）と係合するウォーム手段（２２，２３）を含んでいる、請求項１〜４の何れか一項に記載の機器（１）。
6. 前記ウォーム手段（２２，２３）が、前記断面略Ｃ字状のレールの内部に配置されている、請求項４又は５に記載の機器（１）。
7. 前記ウォーム手段（２２，２３）を回転駆動させるためのステッピング走行モータ（２４）を更に含んでいる、請求項５又は６に記載の機器（１）。
8. 前記ステッピング走行モータ（２４）が前記ガイド手段に確りと固定されている、請求項７に記載の機器（１）。
9. 前記揺り動かし手段（２７）が、前記移動軸（Ｘ２０）を中心として前記ラックを回転させるように設計されている、請求項１〜８の何れか一項に記載の機器（１）。
10. 前記揺り動かし手段（２７）が、前記ガイド手段（２１）に確りと固定されたギアピニオン（２８）を含んでいる、請求項１〜９の何れか一項に記載の機器（１）。
11. 前記揺り動かし手段（２７）が、前記ギアピニオン（２８）を駆動させるためのステッピングモータ（２９）を更に含んでいる、請求項１０に記載の機器（１）。
12. 前記揺り動かし手段（２７）が、前記チューブを上向き位置と下向き位置との間を揺動させるように設計されている、請求項１〜１１の何れか一項に記載の機器（１）。
13. 前記ラックのローディング装置（１０）を更に有している、請求項１〜１２の何れか一項に記載の機器（１）。
14. 前記ローディング装置（１０）が、複数のラック（２）を積み重ねて収容することの可能な収容手段（１１）を有している、請求項１３に記載の機器（１）。
15. 前記収容手段（１１）が、該収容手段内の各ラックが自重で移動することを許容するように設計されている、請求項１４に記載の機器（１）。
16. 前記収容手段（１１）内に積み重ねられたラックの最下段位置のラックを排出するための手段（１３，１４）を有している、請求項１４又は１５に記載の機器（１）。
17. 前記ラック排出手段が、ラックの相補的係合部（６５）と係合するウォーム（１４）を含んでいる、請求項１６に記載の機器（１）。
18. 前記ウォーム（１４）を駆動させるためのステッピングモータ（１３）を含んでいる、請求項１７に記載の機器（１）。
19. 前記ウォーム（１４）が切取り面部（１４１）を有し、前記ウォーム（１４）の回転軸（Ｘ１４）と平行な前記切取り面部（１４１）の平面（Ｐ１４１）によって前記ウォーム（１４）のねじすじが遮断され、前記切取り面部（１４１）が、前記ウォーム（１４）が前記回転軸（Ｘ１４）を中心として回転した後に前記ラックと係合するような位置に前記ラックが就くことを許容するように構成されている、請求項１７又は１８に記載の機器（１）。
20. 前記ラックをアンロードするためのアンローディング装置（３０）を更に含んでいる、請求項１〜１９の何れか一項に記載の機器（１）。
21. 前記アンローディング装置が、アンロードされたラック用のレセプタクル（３１）を含んでいる、請求項２０に記載の機器（１）。
22. 前記ラック移動装置（２０）が、前記アンローディング装置（３０）のラック受け領域（３５）にラックを移動させるように設けられている、請求項２１に記載の機器（１）。
23. 前記レセプタクル（３１）が、略水平方向で且つ前記ラックの移動軸（Ｘ２０）に対して略直交する方向へ伸び、前記機器（１）が、前記レセプタクル（３１）の伸長方向へ、各ラックをラックの厚み（Ｅ２）に少なくとも相当する距離だけ転送させるための手段（３２，７０）を更に含んでいる、請求項２２に記載の機器（１）
24. 前記転送手段が、ステッピングモータによって駆動されるカム（３３）又はパレット（７１）を含んでいる、請求項２３に記載の機器（１）。
25. 請求項１〜２４の何れか一項に記載の機器と、少なくとも一つのラックを有し、前記機器が前記ラックを移動させるためのウォーム手段を有し、前記ラックが、前記ウォーム手段と協働するナット形態のものを一緒になって構成している複数の凹部（６５）を有しているシステム。
26. 前記ラックが、前記チューブのストッパーに面したサンプリング壁（６２）を有するクローズドタイプに形成され、前記サンプリング壁が、サンプリング針（５２）が貫通するための複数の開口を有している、請求項２５に記載のシステム。
27. 機器においてチューブを取り扱う方法であって、
    前記チューブの支持体として機能するラック内に前記チューブを配置する工程と、
    移動軸（Ｘ２０）を中心として前記ラックを移動させる工程と、
    前記機器において前記チューブを案内及び保持するためのガイド手段を用いる工程と、
    前記ガイド手段を揺り動かす工程を有し、
    前記ガイド手段が、前記移動軸（Ｘ２０）を中心とした前記ラックの位置に関係なく、前記機器において前記ラックを保持するために前記ラックと係合するように構成されている、チューブの取り扱い方法。
28. 血液製品が前記チューブ内に収容され、前記チューブを移動させ且つ前記血液製品を分析する目的で前記チューブ内の前記血液製品を均質化させるために用いられる、請求項２７に記載の方法。