JP2010506503A - 無線通信のための一次同期信号および二次同期信号を処理するための方法および装置 - Google Patents

無線通信のための一次同期信号および二次同期信号を処理するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線通信システムにおけるUE(ユーザ機器)によるセル探索を円滑にするための技術が、説明される。或る態様では、PSC(一次同期符号)系列が、フランク(Frank)系列と、複数回、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されることが可能である。別の態様では、PSC系列のセットが、良好な非周期相関特性と、効率的なインプリメンテーションとを有する相補系列に基づいて生成されることが可能である。一設計では、PSC系列A+BおよびB+Aが、ゴレイ相補系列AおよびBに基づいて形成されることが可能であり、ここで、「+」は、連結を表す。さらに別の態様では、SSC(二次同期符号)系列のセットが、基本系列のセットと、或る変調スキームの様々な変調シンボルとに基づいて生成されることが可能である。各基本系列は、異なるM個のSSC系列を得るように、その変調スキームに関する可能なM個の変調シンボルのそれぞれによって変調されることが可能である。

Description

本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれている、2006年10月3日に出願した「A METHOD AND APPARATUS FOR P-SCH AND S-SCH SEQUENCES FOR E-UTRA」という名称の米国特許仮出願第60/828,055号の優先権を主張する。
[背景]
[I.分野]
本開示は、一般に、通信に関し、より具体的には、無線通信のための同期技術に関する。
[II.背景]
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するように広く展開されている。これらの無線システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムであることが可能である。そのような多元接続システムの例には、CDMA(符号分割多元接続)システム、TDMA(時間分割多元接続)システム、FDMA(周波数分割多元接続)システム、OFDMA(直交FDMA)システム、およびSC−FDMA(シングルキャリアFDMA)システムが含まれる。
無線通信システムは、任意の数のUE(ユーザ機器)に関する通信をサポートすることができる任意の数の基地局を含むことが可能である。UE(例えば、セルラー電話機)は、任意の所与の時点で0の、1つ、または複数の基地局のカバレッジ内に存在することが可能である。UEは、電源投入されたばかりであることが可能であるか、またはカバレッジを失ってしまっている可能性があり、そのため、いずれの基地局が受信されることが可能であるかを知らない可能性がある。UEは、基地局を検出し、さらに検出された基地局に関するタイミング情報、およびその他の情報を獲得するセル探索を実行することができる。
各基地局は、UEがセル探索を実行するのを助ける同期信号を送信することができる。一般に、同期信号は、受信機が、送信機を検出し、さらにタイミング情報、および/またはその他の情報を獲得するのを可能にする任意の信号であることが可能である。同期信号は、オーバヘッドであり、可能な限り効率的に送信されなければならない。さらに、同期信号は、UEが、可能な限り迅速かつ効率的にセル探索を実行するのを可能にしなければならない。
[概要]
無線通信システムにおけるUEによるセル探索を円滑にするための技術が、本明細書で説明される。或る態様では、PSC(一次同期符号;primary synchronization code)系列が、フランク系列(Frank sequence)と、複数回、繰り返される一定振幅系列(repeated constant amplitude sequence)とに基づいて生成されることが可能である。フランク系列は、良好な周波数オフセットおよびチャネル推定パフォーマンスをもたらすことができる。一定振幅系列は、良好な部分相関パフォーマンスをもたらすことができる。一定振幅系列は、ゴレイ(Golay)系列、M系列、PN(擬似乱数)系列などに基づくことが可能である。一設計では、長さNの、繰り返される一定振幅系列が、長さNの一定振幅系列をN回、繰り返すことによって得られることが可能である。長さNのPSC系列は、長さNのフランク系列と、長さNの、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されることが可能である。
別の態様では、PSC系列のセットが、良好な非周期相関特性と、効率的なインプリメンテーションとを有する相補系列(complementary sequence)に基づいて生成されることが可能である。一設計では、PSC系列A+BおよびB+Aが、ゴレイ相補系列(Golay complementary sequence)AおよびBに基づいて形成されることが可能であり、ここで、「+」は、連結を表す。PSC系列A+BおよびB+Aの検出は、他のタイプのPSC系列と比べて、はるかに少ない算術演算で効率的に実行されることが可能である。
さらに別の態様では、SSC(secondary synchronization code;二次同期符号)系列のセットが、基本系列のセットと、或る変調スキームの様々な変調シンボル(modulation symbol)とに基づいて生成されることが可能である。基本系列は、CAZAC(一定振幅0自己相関)系列、PN系列、相補系列などであることが可能である。各基本系列は、異なるM個のSSC系列を得るように、その変調スキームに関する可能なM個の変調シンボルのそれぞれによって変調されることが可能である。UEは、検出されたPSCに基づいてチャネル推定を導き出すことができ、このチャネル推定を使用してコヒーレント検出を実行して、基本系列の中で送信された変調シンボルを特定することができる。
本開示の様々な態様および特徴が、後段でさらに詳細に説明される。
無線通信システムを示す図。 PSCおよびSSCの例示的な伝送を示す図。 GCS(ゴレイ相補系列)相関器を示す図。 ノードBおよびUEを示すブロック図。 ノードBにおけるTX(送信)データプロセッサを示すブロック図。 PSC信号ジェネレータを示すブロック図。 PSC信号ジェネレータを示すブロック図。 PSC信号ジェネレータを示すブロック図。 UEにおける同期プロセッサを示すブロック図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するためのプロセスを示す図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するための装置を示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するためのプロセスを示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するための装置を示す図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するためのプロセスを示す図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するための装置を示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するためのプロセスを示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するための装置を示す図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するためのプロセスを示す図。 ノードBによってPSC信号およびSSC信号を生成するための装置を示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するためのプロセスを示す図。 UEによってPSC信号およびSSC信号を検出するための装置を示す図。
[詳細な説明]
本明細書で説明される技術は、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、OFDMAシステム、SC−FDMAシステム、およびその他のシステムなどの様々な無線通信システムのために使用されることが可能である。「システム」という用語と「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)、cdma2000などの無線技術を実施することが可能である。UTRAには、W−CDMA(広帯域CDMA)およびLCR(Low Chip Rate)が含まれる。cdma2000は、IS−2000標準、IS−95標準、およびIS−856標準を範囲に含む。TDMAシステムは、GSM(Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実施することが可能である。OFDMAシステムは、E−UTRA(Evolved UTRA)、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPP LTE(Long Term Evolution)が、ダウンリンクでOFDMAを使用し、アップリンクでSC−FDMAを使用する、E−UTRAを使用するUMTSの来るべきリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、3GPP(「3rd Generation Partnership Project」)という名称の組織からの文書において説明される。cdma2000およびUMBは、3GPP2(「3rd Generation Partnership Project 2」)という名称の組織からの文書において説明される。これらの様々な無線技術および無線標準は、当技術分野において知られている。
図1は、複数のノードB110を有する無線通信システム100を示す。ノードBは、UEと通信するために使用される固定局であることが可能であり、eNB(evolved Node B)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることも可能である。各ノードB110は、或る特定の地理的区域に関する通信カバレッジを提供する。各ノードB100の全体的なカバレッジ区域は、複数の(例えば、3つの)より小さい区域に分割されることが可能である。3GPPにおいて、「セル」という用語は、ノードBの最小のカバレッジ区域および/または、このカバレッジ区域にサービスを提供するノードBサブシステムを指すことが可能である。他のシステムにおいて、「セクタ」という用語が、最小のカバレッジ区域、および/または、このカバレッジ区域にサービスを提供するサブシステムを指すことが可能である。簡明のため、セルという3GPP概念が、後段の説明において使用される。
UE120は、システム全体にわたって分散していることが可能である。UEは、固定であっても、移動性であってもよく、移動局、端末装置、アクセス端末装置、加入者装置、局などとも呼ばれる。UEは、セルラー電話機、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話器などであることが可能である。UEは、ダウンリンク上の伝送、およびアップリンク上の伝送を介して1つまたは複数のノードBと通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)とは、ノードBからUEに至る通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)とは、UEからノードBに至る通信リンクを指す。図1において、双方向矢印を有する実線は、ノードBとUEの間の通信を示す。単方向矢印を有する破線は、UEが、ノードBからダウンリンク信号を受信することを示す。UEは、ノードBによって送信されたダウンリンク信号に基づいてセル探索を実行することができる。
システム100において、ノードB110は、同期信号を周期的に送信して、UE120が、ノードBを検出し、さらにタイミング、周波数オフセット、セルIDなどの情報を獲得するのを可能にすることが可能である。これらの同期信号は、様々な仕方で生成されて、送信されることが可能である。後段で詳細に説明される一設計では、各ノードBが、PSC信号およびSSC信号を周期的に送信する。このPSC信号は、PSC系列に基づいて生成されて、P−SCH(一次同期チャネル)上で送信されることが可能である。このSSC信号は、SSC系列に基づいて生成されて、S−SCH(二次同期チャネル)上で送信されることが可能である。また、PSCおよびSSCは、一次同期系列および二次同期系列などの他の名前によって呼ばれることも可能である。
図2は、一設計によるPSCおよびSSCの例示的な伝送を示す。ダウンリンクに関する伝送タイムラインは、無線フレームの単位に分割されることが可能である。各無線フレームが、所定の持続時間、例えば、10ms(ミリ秒)を有することが可能である。図2に示される設計において、PSCは、無線フレームの始め、および中間の近くで送信され、SSCは、PSCの直前で送信される。一般に、PSCは、任意のレートで、例えば、各無線フレームの中で任意の回数、送信されることが可能である。また、SSCも、PSCのレートと同一であることも、異なることの可能な任意のレートで送信されることが可能である。SSCは、PSCから導き出されたチャネル推定が、後段で説明されるとおり、SSCのコヒーレント検出のために使用されることが可能であるように、PSCの近くで(例えば、PSCの直前に、またはPSCの直後に)送信されることが可能である。
一設計では、すべてのセルが、同一のPSC系列を送信して、UEが、これらのセルを検出するのを可能にすることができる。異なるセルが、異なるSSC系列を送信して、UEが、これらのセルを識別し、さらに、場合により、これらのセルからさらなる情報を獲得するのを可能にしてもよい。SSC系列の数は、サポートされるセルID(識別子)の数、および/またはSSCの中で送信される他の情報に依存することが可能である。
UEは、2段階検出プロセスを使用してセル探索を実行することが可能である(例えば、起動時に)。一設計では、この2段階検出プロセスは、以下を含むことが可能である。すなわち、
1.PSC検出段階、つまり
a.セルによって送信されたPSCに基づいてセルを検出し、
b.検出された各セルに関するシンボルタイミング、および、場合により、フレームタイミングを獲得し、さらに
c.検出された各セルに関する周波数オフセットおよびチャネル応答を推定する、ならびに
2.SSC検出段階、つまり
a.セルによって送信されたSSCに基づいて、検出された各セルを識別し、さらに
b.PSC検出段階によってもたらされない場合、フレームタイミングを獲得する、である。
また、UEは、PSCおよびSSCに基づいて、他の情報(例えば、巡回プレフィックス情報(cyclic prefix information)、送信アンテナ情報など)を獲得することも可能である。
セル探索は、比較的複雑であることが可能であり、ハンドヘルドデバイスに関して多くのバッテリ電力を消費する可能性がある。PSC検出段階に関して、シンボル/フレームタイミングは、未知である可能性があり、したがって、UEは、セルによって送信されたPSC系列を検出するために、受信された信号を、様々なタイミング仮説(または時間オフセット)における、ローカルで生成されたPSC系列と相関させることが可能である。SSC検出段階に関して、シンボル/フレームタイミングは、PSC検出段階から知られている可能性があるが、試験されるべき多くのSSC仮説(例えば、セルID)が、存在することが可能である。UEは、セルによって送信されたSSC系列を検出するために、受信された信号を様々な候補SSC系列と相関させることが可能である。PSC系列およびSSC系列は、UEによるPSC検出およびSSC検出複雑度を小さくするように設計されることが可能である。
低い複雑度および高い検出パフォーマンスは、PSCとSSCの両方に関して望ましい。SSC検出パフォーマンスを向上させるのに、UEは、検出された各セルに関するSSCのコヒーレント検出を、そのセルに関するPSCから得られたチャネル推定に基づいて実行することができる。このため、PSCは、良好な自己相関特性を有し、良好な周波数オフセットおよびチャネル推定能力をもたらし、さらに、低い検出複雑度を有するように設計されることが可能である。
CAZAC系列が、PSCのために使用されることが可能である。例示的ないくつかのCAZAC系列には、フランク系列、チュー(Chu)系列、GCL(一般化されたチャープ様の)系列などが含まれる。CAZAC系列は、0オフセットにおけるCAZAC系列の、自らとの相関に関して大きい値であり、他のすべてのオフセットに関して0の値である0自己相関をもたらすことが可能である。0自己相関特性は、チャネル応答を正確に推定し、タイミング探索時間を短縮するために有益である。しかし、GCL系列およびチュー系列は、時間オフセットと周波数オフセットの間に曖昧さを有し、このことは、受信機におけるタイミング誤差が、時間領域における対応する位相勾配、または周波数領域における同等の周波数オフセットを生じさせることを意味する。このため、周波数オフセット推定パフォーマンスは、受信機における検出された周波数オフセットが、受信機における周波数誤差に起因するのか、またはタイミング誤差に起因するのかが分からないので、低下する可能性がある。フランク系列は、低下した部分相関パフォーマンスを有する。部分相関とは、受信された信号の、系列全体とではなく、系列の一部分との相関を指す。部分相関は、大きい周波数オフセットが、受信機において存在する場合、完全相関(系列全体にわたる相関である)に優る向上した検出パフォーマンスをもたらす可能性がある。部分相関は、受信機における予期される最大周波数オフセットに基づいて決定されることが可能な、適切な持続時間にわたって実行されることが可能である。しかし、フランク系列に関する自己相関ピークは、部分相関に関して幅が広い可能性がある。良好なパフォーマンスのために、PSCは、周波数オフセットを推定することに潜在的な問題が全くなく、部分相関に関して問題が全くない、良好なチャネル推定能力をもたらさなければならない。
或る態様では、PSC系列は、フランク系列と、複数回、繰り返される一定振幅系列とに基づいて、生成されることが可能である。フランク系列は、良好な周波数オフセットおよびチャネル推定パフォーマンスをもたらすことができる。一定振幅系列は、良好な部分相関パフォーマンスをもたらすことができる。
フランク系列f(n)は、以下のとおり表現されることが可能である。すなわち、
Figure 2010506503
ただし、Nとpは、互いに素である任意の正の整数値であることが可能であり、
は、フランク系列の長さである。
式(1)において、pは、フランク系列に関する系列インデックスである。異なるフランク系列が、pの異なる値を使用して生成されることが可能である。
一定振幅系列は、一定の振幅と、良好な自己相関特性とを有する任意の系列であることが可能である。例えば、一定振幅系列は、ゴレイ系列、ゴレイ相補系列、M(最大長)系列、およびPN系列などに基づくことが可能である。様々な長さのゴレイ系列およびゴレイ相補系列が、当技術分野で知られている仕方で生成されることが可能である。M系列は、最大長2−1のPN系列であり、原始多項式に基づいて生成され、ただし、Lは、任意の整数値であることが可能である。長さ2の一定振幅系列は、+1の数が、−1の数と等しくなるようにM系列に+1または−1を加えることによって、長さ2−1のM系列から得られることが可能である。一般に、一定振幅系列の長さは、Nの任意の約数(integer divisor)であることが可能であり、したがって、フランク系列の長さは、一定振幅系列の長さの整数倍である。
一設計では、以下のとおり、長さNの、繰り返される一定振幅系列を得るように、長さNの一定振幅系列が、N回、繰り返される。すなわち、
c(n)=[c0(n)c1(n)・・・cN-1(n)] 式(2)
ただし、i=0、...N−1に関して、c(n)は、一定振幅系列の第i番目のコピーであり、c(n)=c(n)=...=c(n)=...cN−1(n)であり、かつ、
c(n)は、長さNの、繰り返される一定振幅系列である。
次に、PSC系列が、以下のとおり生成されることが可能である。すなわち、
p(n)=f(n)・c(n), n=0、・・・、N−1の場合 (式3)
ただし、p(n)は、長さNのPSC系列である。
1つの例示的な設計では、長さ64のPSC系列が、長さ64のフランク系列に、長さ64の、繰り返される一定振幅系列を掛けることによって生成されることが可能である。この繰り返される一定振幅系列は、8の長さのゴレイ相補系列{1,1,1,−1,1,1,−1,1}を8回、繰り返すことによって得られることが可能である。
の長さのフランク系列と、Nの長さの、繰り返される一定振幅系列(例えば、良好な自己相関特性を有するNの長さの一定振幅系列のN回の繰り返しによって生成された)との積により、部分相関およびエネルギー組合せのパフォーマンスが向上することが可能である。この繰り返される一定振幅系列は、マルチパス干渉を抑圧することができ、このことは、部分相関パフォーマンスの向上に寄与する可能性がある。タイミング補正および周波数オフセット補正の後、後段で説明されるとおり、正確なチャネル推定(フランク系列のCAZAC特性による)が、PSC系列を除去することによって得られることが可能である。
別の態様では、PSC系列のセットが、良好な非周期相関特性と、効率的なインプリメンテーションとを有する相補系列に基づいて生成されることが可能である。相補系列AとBのペアが、以下のとおり表現されることが可能である。すなわち、
A=[a01・・・aN-1],そして (式4)
B=[b01・・・bN-1],
ただし、aおよびbは、それぞれ、相補系列AおよびBの第n番目の要素である。
系列Aに関する非周期自己相関関数R(k)、および系列Bに関する非周期自己相関関数R(k)が、以下のとおり表現されることが可能である。すなわち、
Figure 2010506503
相補系列AおよびBに関して、これらの系列の非周期相関関数の和は、以下のとおり、0遅延における場合を除くすべての位置に関して、0である。
Figure 2010506503
PSC系列は、GCS(ゴレイ相補系列)、階層ゴレイ相補系列などの様々なタイプの相補系列に基づいて生成されることが可能である。ゴレイ相補系列は、式(5)および(6)に示されるとおり、良好な非周期相関特性を有する。さらに、長さNの2進ゴレイ相補系列に関して、GCS相関器が、後段で説明されるとおり、2log(N)個だけの複素加算(complex addition)しか使用せずに効率的に実施されることが可能である。
様々な長さのゴレイ相補系列が、様々な仕方で生成されることが可能である。任意の長さNのゴレイ相補系列の様々なペアを生成するための直接構築方法が、「Complementary Series」という題名の論文、IRE Trans. Inform. Theory, IT-7:82-87, 1961の中でマルセルJ.E.ゴレイ(Marcel J.E. Golay)によって説明される。また、長さNのゴレイ相補系列の異なるN個のペアが、長さNのゴレイ相補系列のペアにN×Nのアダマール行列を掛けることによって得られることも可能である。
PSC系列は、様々な仕方で相補系列AおよびBに基づいて生成されることが可能である。一設計では、長さ2NのPSC系列、PSCとPSCのペアが、以下のとおり生成されることが可能である。すなわち、
PSC1=A+B, そして (式7)
PSC2=B+A,
式(7)に示される設計では、PSCは、相補系列Aを相補系列Bと連結することによって生成され、PSCは、相補系列Bを相補系列Aと連結することによって生成される。例えば、長さ64のPSC系列が、長さ32の相補系列AとBを連結することによって生成されることが可能である。
別の設計では、長さNのPSC系列のペアが、以下のとおり生成されることが可能である。すなわち、
PSC1=A, そして (式8)
PSC2=B,
式(8)に示される設計では、長さ64のPSC系列が、長さ64の相補系列AおよびBに基づいて生成されることが可能である。PSCに関して、より長い相補系列AおよびBを使用することにより、検出複雑度が低減されることが可能である。また、これらの、より長い64の長さの相補系列は、式(7)に示される設計に関して使用される32の長さの相補系列と比べて、より低いサイドローブレベルを有することが可能である。
また、他のPSC系列、例えば、PSC=A+AおよびPSC=B+Bが、生成されることも可能である。いずれにしても、ゴレイ相補系列AおよびBに基づいて生成されるPSC系列に関して、GCS相関器が、ゴレイ相補系列の特性を活用することによって、効率的に実施されることが可能である。
図3は、ゴレイ相補系列AおよびBに関してスライディング相関を実行するのに使用されることが可能なGCS相関器300の設計を示す。GCS相関器300は、S個のセクションを含み、ただし、S=log(N)であり、Nは、ゴレイ相補系列の長さである。例えば、S=5個のセクションが、長さN=32のゴレイ相補系列の相関のために使用されることが可能である。
最初のセクションは、入力サンプルr(n)を受け取る。後続の各セクションsは、s=2、...Sに関して、先行するセクションから部分相関結果(partial coorrelation result)as−1(n)およびbs−1(n)を受け取り、部分相関結果a(n)およびb(n)を次のセクションに与える。最後のセクションSは、ゴレイ相関系列AおよびBに関して、それぞれ、相関結果A(n)およびB(n)をもたらす。
各セクションは、遅延ユニット322と、乗算器324と、加算器326および328を含む。セクションsに関して、遅延ユニット322は、先行するセクションs−1からas−1(n)を受け取り、D個のサンプルの遅延をもたらす。乗算器324は、先行するセクションs−1からbs−1(n)を受け取り、bs−1(n)に重みW を掛ける。加算器326は、遅延ユニット322の出力と、乗算器324の出力とを合計して、a(n)を次のセクションに与える。加算器328は、乗算器324の出力から、遅延ユニット322の出力を引いて、b(n)を次のセクションに与える。
N−1個のチップの初期遅延の後、最後のセクションSは、各入力サンプルr(n)に関して相関結果A(n)とB(n)の1つのペアをもたらす。最後のセクションSにおける加算器326は、最新のN個の入力サンプルの、ゴレイ相補系列Aとの相関に関する相関結果A(n)を与える。最後のセクションSにおける加算器328は、最新のN個の入力サンプルの、ゴレイ相補系列Bとの相関に関する相関結果B(n)を与える。
S個のセクションに関する遅延DないしD、および重みWないしWが、使用のために選択された特定のゴレイ相補系列AおよびBに基づいて決定されることが可能である。一設計では、S個のセクションに関する遅延DないしDは、最初のセクションに関してD=N/2であり、後続の各セクションに関してD=Ds−1/2であるようにされることが可能である。S個のセクションに関する重みWないしWは、2進ゴレイ相補系列に関してW∈{+1,−1}であるようにされることが可能である。ゴレイ相補系列AとBの異なるペアのために、異なる遅延DないしD、および/または異なる重みWないしWが、使用されることが可能である。
出力セクションは、遅延ユニット322および334と、加算器336および338とを含む。遅延ユニット332および334は、N個のサンプル周期だけ、相関結果A(n)およびB(n)を、それぞれ、遅延させる。加算器336は、加算器326からの相関結果A(n)を、遅延ユニット334からの遅延された相関結果B(n−N)と合計して、PSC=A+Bに関する最終相関結果をもたらす。加算器338は、加算器328からの相関結果B(n)を、遅延ユニット332からの遅延された相関結果A(n−N)と合計して、PSC=B+Aに関する最終相関結果をもたらす。
式(7)に示される設計に関して、GCS相関器300は、PSCの各半分に関する相互の関係付けを実行して、そのPSC半分に関する部分相関結果A(n)およびB(n)を得ることができる。重みWないしWは、+1または−1であるので、相関複雑度は、複素加算/減算の数によって決定される。N=32を有するPSCの各半分に関して、GCS相関器300は、2log(32)=10個だけの複素加算しか使用せずに、両方の相補系列AとBに関する相互の関係付けを実行することができる。2つの部分相関結果A(n)およびB(n)が、所与のタイミング仮説nに関して、PSCの後ろの半分に関して得られることが可能である。2つの部分相関結果A(n−N)およびB(n−N)が、先行するサンプル周期n−Nにおける同一のタイミング仮説に関するPSCの前半分に関して獲得されて、遅延ユニット332および334の中に格納されることが可能である。次に、加算器336によって、2つの部分相関結果A(n)とB(n−N)を組み合わせる、もう1つの加算が実行されて、PSC=A+Bに関する最終相関結果が得られることが可能である。加算器338によって、2つの部分相関結果B(n)とA(n−N)を組み合わせる、もう1つの加算が実行されて、PSC=B+Aに関する最終相関結果が得られることが可能である。
式(7)に示される設計の場合、受信機における大きい周波数オフセットを抑制するために、PSCの各半分に関して部分相関が、実行されることが可能である。粗いタイミング獲得に関する複雑度が、この部分相関の結果を使用して低減されることが可能である。各タイミング仮説に関して、部分相関結果は、系列A+0および0+Bに関し、多くの候補を除外するのに使用されることが可能である。例えば、これらの部分相関結果が、しきい値を下回る場合、系列A+BおよびA+Bに関する完全相関は、省かれることが可能である。また、同一の検出技術が、A+AおよびB+Bの設計に関して使用されることも可能である。
PSCの各半分に関する部分相関結果は、複素値であり、周波数オフセットを推定するのに使用されることが可能である。位相オフセットθ(n)が、以下のとおり、これらの部分相関結果に基づいて推定されることが可能である。すなわち、
Figure 2010506503
ただし、「」は、複素共役を表す。式(9a)は、A+Bが検出された場合、使用されることが可能であり、式(9b)は、B+Aが検出された場合、使用されることが可能である。
周波数オフセット推定は、以下のとおり、この位相オフセット推定に基づいて導き出されることが可能である。
offset(n)=(Θ(n))/(TGCS) 式(10)
ただし、TGCSは、秒単位のゴレイ相補系列の持続時間である。
PSC系列A+BとB+Aの検出複雑度は、基本的に同一である。1情報ビットが、A+BまたはB+Aを送信することによって伝えられることが可能である。例えば、A+Bは、「1」というビット値を伝えるように送信されることが可能であり、B+Aは、「0」というビット値を伝えるように送信されることが可能である。この情報ビットは、可能な2つの巡回プレフィックス長のいずれかを示すことが可能であり、あるいは他の情報を伝えることが可能である。さらに2つの加算を使用して、仮説A+BとB+Aの両方が試験されることが可能であり、情報ビットは、勝利側の仮説から回復されることが可能である。PSCが、無線フレームの中で複数回、送信される場合、複数の情報ビットが、1つの無線フレームの中でPSC系列の異なる組合せを送信することによって伝えられることが可能である。
式(8)に示されるPSC系列AおよびBの設計に関して、1情報ビットが、AまたはBを送信することによって伝えられることが可能である。例えば、PSCは、1つの無線フレームの中で2回、送信されることが可能であり、Aの後に続いてBが送信されて、「1」というビット値を伝えることが可能であり、Bの後に続いてAが送信されて、「0」というビット値を伝えることが可能である。また、1情報ビットは、PSC=C+Aであり、かつ、PSCが、1つのフレームの中で1回、または2回、送信される設計に関して埋め込まれることも可能である。
長さNのゴレイ相補系列の、異なるN・log(N)!個のペアが、所与のNに関して生成されることが可能であることが、示されることが可能である。ゴレイ相補系列の1つのペアが、すべてのセルに関して使用される場合、このGSCペアは、良好なチャネル推定パフォーマンスをもたらすために、(i)非周期自己相関における低いサイドローブレベル、つまり、k=1、...N−1に関して、低いR(k)およびR(k)、(ii)その2つのゴレイ相補系列の間の低い相互相関、および(iii)周波数応答の小さい変動を有するように選択されることが可能である。
また、ゴレイ相補系列の複数のペアを使用して、さらなるPSC系列が生成されることも可能である。例えば、以下のとおり、ゴレイ相補系列(A,B)および(A,B)の2つのペアを使用して、4つのPSC系列PSCないしPSCが生成されることが可能である。すなわち、
PSC1=A1+B1, (式11)
PSC2=A2+B2
PSC3=B1+A1,そして
PSC4=B2+A2
4つのPSC系列を使用して、システムにおけるセルは、各セルが、1つだけのグループに属する、4つのグループ1ないし4に分割されることが可能である。グループ1ないし4は、PSCないしPSCにそれぞれ関連付けられることが可能である。各グループの中のセルは、そのグループに関するPSC系列を使用することが可能である。検出複雑度は、異なるPSCに関する最終相関結果を導き出すのに部分相関結果を再使用することによって、低減されることが可能である。例えば、PSCの後ろ半分に関するゴレイ相補系列Aに関する部分相関結果A(n)が、PSCの前半分に関するゴレイ相補系列Aに関する部分相関結果A(n−N)として再使用されることが可能である。
一般に、セルは、任意の数のグループに分割されることが可能であり、十分な数のPSC系列が、これらのグループに関して生成されることが可能である。セルを複数のグループに分割することにより、所与のPSCに関して導き出されるチャネル推定が、そのPSCを使用するセルだけ(1つだけのPSCが、すべてのセルによって使用される場合、すべてのセルではなく)からしか干渉を観察しなくなるので、UEが、より正確なチャネル推定を導き出すことが可能になり得る。
ゴレイ相補系列に基づいて生成されたPSC系列は、PN系列または複素系列に基づいて生成されたPSC系列と比べて、はるかに低い検出複雑度を有することが可能である。各タイミング仮説に関して、64の長さのPSC系列に関する完全相関が、(i)ゴレイ相補系列に関する12の複素加算、(ii)PN系列に関する63の複素加算、または(iii)複素系列に関する64の複素乗算と63の複素加算を使用して実行されることが可能である。
前述したPSC系列のすべてに関して、複数のPSC系列が、1つの無線フレームの中で送信されることが可能であり、その無線フレームの中に不均一に配置されることが可能である。例えば、1つのPSC系列が、10ミリ秒の無線フレームの始めに、または始め近くで送信されることが可能であり、別のPSC系列が、この無線フレームの始めから約4.5ミリ秒後に送信されることが可能である。この場合、UEは、並行パターン探索を実行することができ、不均一な間隔の空いたパターンの可能なすべての組合せを探索して、各仮説に関する最良の候補を選択することができる。
SSCは、セルID、および/または他の情報を伝えるのに使用されることが可能である。SSC系列の大きいセットが、定義されることが可能であり、隣接するセルに、これらのセルを区別するのに使用されることが可能な、異なるSSC系列が割り当てられることが可能である。例えば、直交系列または擬似直交系列の大きいセットが、SSC系列のために使用されることが可能である。これらの直交系列または擬似直交系列は、異なる系列インデックスを有するチュー系列もしくはGCL系列、周波数領域PN系列などに基づいて生成されることが可能である。また、異なるタイムシフトを使用して、多くの擬似直交系列が生成されることも可能である。直交系列または擬似直交系列のセットは、相関特性および複雑度に基づいて選択されなければならない。いずれの場合も、使用のために選択された直交系列または擬似直交系列の特定のタイプにかかわらず、複雑度は、セットの中の系列の数に比例するので、検出複雑度は、大きいセットサイズに関して高い可能性がある。検出複雑度は、小さいセットサイズを使用することによって低減されることが可能であるが、そうすることにより、十分な数のセルIDがもたらされない可能性がある。
さらに別の態様では、位相変調された系列を使用して、より大きいセットサイズが得られる、および/またはSSCに関する検出複雑度が低減されることが可能である。基本系列のセットは、異なる系列インデックスを有するCAZAC系列、異なるPN系列、異なる相補系列などに基づいて生成されることが可能である。このCAZAC系列は、チュー系列、フランク系列、GCL系列などであることが可能である。各基本系列は、可能な異なるSSC系列を得るように、選択された変調スキームからの可能な異なる変調シンボルで変調されることが可能である。BPSK(binary phase shift keying;2位相偏移変調)が使用される場合、各基本系列は、2つのSSC系列を得るように可能な2つのBPSKシンボル(例えば、+1および−1)で変調されることが可能である。QPSK(quadrature phase shift keying;4位相偏移変調)が使用される場合、各基本系列は、4つのSSC系列を得るように可能な4つのQPSKシンボル(例えば、1+j、−1+j、1−j、および−1−j)で変調されることが可能である。このため、SSC系列の数は、M倍に増加することが可能であり、ただし、Mは、選択された変調スキームに関する変調シンボルの数である。
SSC検出段階に関して、UEはまず、受信された信号を、可能な異なる基本系列と相関させることが可能である。検出複雑度は、基本系列の数が、SSC系列の数の1/Mであるので、1/Mに低減されることが可能である。代替として、所与の検出複雑度に関して、SSC系列のより大きいセットがサポートされることが可能である。いずれの場合も、可能な異なる基本系列との相関から、或る特定の基本系列を検出した後、可能なM個のSSC系列のいずれのSSC系列が送信されたのかを特定するように、PSCから導き出されたチャネル推定を使用して、検出された基本系列に関してコヒーレント検出が実行されることが可能である。このコヒーレント検出、または変調された位相の識別は、最小限のさらなる演算で実行されることが可能である。
Q位相変調されたSSC系列のセットは、Q直交系列またはQ擬似直交系列のセットと同様のパフォーマンスを有することが可能である。しかし、検出複雑度は、1/M(例えば、QPSKの場合、1/4、またはBPSKの場合、1/2)に低減されることが可能であり、つまり、M倍多くの仮説が、解決されることが可能である。より高次の変調(例えば、8−PSK、16−QAMなど)を使用して、検出複雑度がさらに低減される、またはSSC系列の数がさらに増加されることも可能である。
図4は、図1のノードBの1つであるノードB110、および図1のUEの1つであるUE120の設計のブロック図を示す。この設計では、ノードB110は、T個のアンテナ424aないし424tを備えており、UE120は、R個のアンテナ452aないし452rを備えており、ただし、一般に、T≧1であり、かつ、R≧1である。
ノードB110で、TX(送信)データプロセッサ414が、データソース412から1つまたは複数のUEに関するトラヒックデータを受信することが可能である。TXデータプロセッサ414は、各UEに関するトラヒックデータを、そのUEに関して選択された1つまたは複数の符号化スキームに基づいて処理(例えば、フォーマット、符号化、およびインターリーブ)して、符号化されたデータを得る。次に、TXデータプロセッサ414は、各UEに関する符号化されたデータを、そのUEに関して選択された1つまたは複数の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、PSK、またはQAM)に基づいて変調して(またはシンボルマップして)、変調シンボルを得ることができる。
TX MIMOプロセッサ420が、任意の多重化スキームを使用してパイロットシンボルで、すべてのUEに関する変調シンボルを多重化することが可能である。パイロットは、通常、知られている仕方で処理される、知られているデータであり、チャネル推定目的、または他の目的で受信機によって使用されることが可能である。TX MIMOプロセッサ420は、多重化された変調シンボルとパイロットシンボルを処理(例えば、プレコーディング(precode))して、T個の出力シンボルストリームをT個のTMTR(送信機)422aないし422tに供給する。いくつかの設計では、TX MIMOプロセッサ420は、これらのシンボルを空間的に方向付けるように、これらの変調シンボルにビーム形成重みを適用することができる。各送信機422は、例えば、OFDM(直交周波数分割多重化)のために、それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力チップストリームを得ることができる。各送信機422は、この出力チップストリームをさらに処理して(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、さらにアップコンバートして)、ダウンリンク信号を得ることができる。送信機422aないし422tからのT個のダウンリンク信号が、T個のアンテナ424aないし424tを介して、それぞれ、送信されることが可能である。
UE120において、アンテナ452aないし452rが、それぞれ、ノードB110からダウンリンク信号を受信して、受信された信号を、RCVR(受信機)454aないし454rに供給することが可能である。各受信機454が、それぞれの受信された信号を調整して(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、さらにディジタル化して)、入力サンプルを獲得し、これらの入力サンプル(例えば、OFDMに関する)をさらに処理して、受信されたシンボルを得ることが可能である。MIMO検出器460が、MIMO受信機処理技術に基づいて、R個すべての受信機454aないし454rから、受信されたシンボルを受け取り、処理して、ノードB110によって送信された変調シンボルの推定である、検出されたシンボルを得ることができる。次に、RX(受信)データプロセッサ462が、これらの検出されたシンボルを処理(例えば、復調、逆インターリーブ、および復号)して、UE120に関する復号されたデータをデータシンク464に供給する。一般に、MIMO検出器460およびRXデータプロセッサ462による処理は、ノードB110におけるTX MIMOプロセッサ420およびTXデータプロセッサ414による処理と相補的である。
アップリンク上で、UE120において、データソース476からのトラヒックデータ、ならびにシグナリングが、TXデータプロセッサ478によって処理され、変調器480によってさらに処理され、送信機454aないし454rによって調整されて、ノードB110に送信されることが可能である。ノードB110において、UE120からのアップリンク信号が、アンテナ424によって受信され、受信機422によって調整され、復調器440によって復調され、RXデータプロセッサ442によって処理されて、UE120によって送信されたトラヒックデータおよびシグナリングが得られることが可能である。
コントローラ/プロセッサ430および470が、ノードB110およびUE120における動作をそれぞれ誘導することが可能である。メモリ432および472が、それぞれ、ノードB110およびUE120に関するデータおよびプログラムコードを格納することが可能である。Sync(同期)プロセッサ474が、入力サンプルに基づいてセル探索を実行し、検出されたノードB、およびノードBのタイミングをもたらすことが可能である。スケジューラ434が、ダウンリンク伝送および/またはアップリンク伝送に関してUEをスケジュールすることが可能であり、さらに、スケジュールされたUEにリソースの割り当てを提供することが可能である。
図5は、ノードB110におけるTXデータプロセッサ414の設計のブロック図を示す。TXデータプロセッサ414内で、ジェネレータ510が、本明細書で説明される技術の1つに基づいて、PSC信号を生成する。ジェネレータ520が、後段で説明されるとおり、SSC信号を生成する。データプロセッサ530が、トラヒックデータを処理し、データに関する変調シンボルをもたらす。シグナリングプロセッサ540が、シグナリングを処理し、シグナリング用の変調シンボルを与える。結合器550が、ジェネレータ510および520の出力と、プロセッサ530および540の出力とを受け取り、CDM(符号分割多重化)、TDM(時間分割多重)、FDM(周波数分割多重化)、OFDM、および/または他の何らかの多重化スキームを使用して、これらの出力を組み合わせる。例えば、PSC信号およびSSC信号がそれぞれ、指定されたシンボル周期において指定された副搬送波セット上で送信されることが可能である。
図6Aは、図5におけるPSC信号ジェネレータ510の一設計であるPSC信号ジェネレータ510aのブロック図を示す。PSC信号ジェネレータ510a内で、ジェネレータ610が、例えば、式(1)に示されるとおり、長さNのフランク系列を生成する。ジェネレータ612が、ゴレイセグメント、PN系列などであることが可能な一定振幅系列を生成する。反復ユニット614が、この一定振幅系列を複数回、繰り返し、長さNの、繰り返される一定振幅系列をもたらす。乗算器616が、フランク系列に、この繰り返される一定振幅系列を、要素ごとに掛けて、PSC系列をもたらす。
信号ジェネレータ618が、PSC系列に基づいてPSC信号を生成する。一設計では、時間領域処理のために、ジェネレータ618が、Kチップ周期で送信されることが可能な、長さKの時間領域PSC信号を得るように、長さNのPSC系列を補間することが可能である。一設計では、周波数領域処理のために、ジェネレータ618は、PSC系列のN個のサンプルを、N個の連続する(または等間隔の)副搬送波にマップし、これらのマップされた値に対してIDFT(逆離散フーリエ変換)を実行して、長さKの時間領域PSC信号を得ることが可能である。時間領域処理と周波数領域処理の両方のため、信号ジェネレータ618は、長さLの巡回プレフィックスを付加することが可能であり、ただし、Lは、システムにおける予期される遅延拡散に基づいて選択されることが可能である。Lは、固定値または構成可能な値であることが可能である。また、信号ジェネレータ618は、他の仕方でPSC信号を生成することもできる。
図6Bは、図5におけるPSC信号ジェネレータ510の別の設計である、PSC信号ジェネレータ510bのブロック図を示す。PSC信号ジェネレータ510b内で、ジェネレータ620が、長さNのゴレイ相補系列AおよびBを生成する。ユニット622が、これらの相補系列AおよびBを、A+B、B+A、A+A、またはB+Bとして連結することが可能である。代替として、ユニット622は、単に、これらの相補系列AおよびBのいずれかをもたらすことも可能である。信号ジェネレータ624が、図6Aに関して前述したとおり、このPSC系列に基づいてPSC信号を生成することが可能である。
図6Cは、図5におけるSSC信号ジェネレータ520の設計のブロック図を示す。セルID、および/または他の情報が、ジェネレータ630およびセレクタ632に供給されることが可能である。ジェネレータ630は、受け取られた情報に基づいて基本系列を選択する、または生成することができ、セレクタ632は、受け取られた情報に基づいて変調シンボルを選択することができる。この基本系列は、CAZAC系列、PN系列、ゴレイ系列などであることが可能であり、使用のために利用可能な基本系列のセットから選択されることが可能である。乗算器634が、基本系列の各要素に、選択された変調シンボルに関する複素値を掛けて、SSC系列をもたらす。信号ジェネレータ636が、例えば、図6Aに関連して前述した時間領域処理または周波数領域処理を使用して、このSSC系列に基づいてSSC信号を生成する。
図7は、図4のUE120における同期プロセッサ474の設計のブロック図を示す。同期プロセッサ474は、PSC検出器710と、SSC検出器730とを含む。PSC検出器710は、各タイミング仮説において、例えば、各サンプル周期において、可能なPSC系列のそれぞれを検出することが可能である。簡明のため、1つのタイミング仮説(例えば、現在のサンプル周期n)に関する1つのPSC系列の検出が、後段で説明される。サンプルバッファ708が、入力サンプルを受け取って、格納し、適切な入力サンプルをPSC検出器710およびSSC検出器730に供給する。
PSC検出器710内で、部分PSC相関器712が、入力サンプルに対して、PSC系列のセグメントとの部分相関を実行し、評価されているタイミング仮説に関するPSCセグメントに関する部分相関結果をもたらす。フランク系列と、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC系列に関して、長さNのPSCセグメントに関する部分相関結果が、(i)N個の入力サンプルに、PSCセグメントのN個の要素を掛けること、および(ii)N個の乗算結果をコヒーレント累算すること(coherently accumulating)によって得られることが可能である。コヒーレント累算とは、複素値の累算を指すのに対して、非コヒーレント累算とは、大きさ(magnitude)または指数(power)の累算を指す。また、部分相関は、Nの整数倍、例えば、N/2である他の長さのPSCセグメントにわたって実行されることも可能である。ゴレイ相補系列に基づいて生成されたPSC系列に関して、部分PSC相関器712が、図3におけるGSC相関器300を使用して実施されることが可能であり、評価されているタイミング仮説に関するPSC系列の2つの半分に関する相関結果をもたらすことが可能である。累算器714が、すべてのPSCセグメントに関する部分相関結果を非コヒーレント累算して、そのタイミング仮説に関する最終相関結果をもたらす。ピーク検出器716が、例えば、最終相関結果を或るしきい値と比較することによって、そのタイミング仮説に関してPSC系列が検出されたか否かを判定する。PSCが検出された場合、検出器716は、検出されたPSCの指示、およびそのPSCのシンボルタイミングをもたらす。
PSCが検出された場合、ユニット718が、式(9)および(10)に示されるとおり、ユニット712からの部分相関結果に基づいて周波数オフセットを推定することができる。ユニット722が、検出されたPSCに関する入力サンプルを受け取り、これらのサンプルから、推定された周波数オフセットを除去する。DFTユニット724が、ユニット722からの周波数補正されたサンプルを変換し、周波数領域シンボルをもたらす。チャネルエスティメータ726が、これらの周波数領域シンボルから、検出されたPSC系列を除去して、異なる副搬送波に関するチャネル利得をもたらす。
SSC検出器730は、PSCが検出されるといつでも、SSCを検出する。SSC検出器730内で、ユニット732および734が、それぞれ、ユニット722および724と同様の仕方で、潜在的なSSCに関する入力サンプルを処理する。コヒーレント検出器736が、ユニット726からのチャネル利得を使用して、ユニット734からの周波数領域シンボルのコヒーレント検出を実行し、検出されたシンボルをもたらす。基本系列相関器738が、これらの検出されたシンボルを、候補基本系列のそれぞれと相関させて(DFTの後)、各基本系列に関する相関結果をもたらす。基本系列検出器740が、すべての候補基本系列に関する相関結果を受け取り、基本系列が検出されているか否かを判定する。基本系列が検出されている場合、ユニット742が、その基本系列の上でいずれの変調シンボルが送信されたかを特定する。次に、ユニット744が、検出された基本系列と、検出された変調シンボルとに基づいて、いずれのSSC系列が受信されたのかを特定し、このSSC系列に対応するセルIDをもたらす。また、ユニット744は、検出されたフレームタイミングをもたらすことも可能である。
図7は、PSC検出器710およびSSC検出器730の特定の設計を示す。PSC検出およびSSC検出は、他の仕方で実行されることも可能である。例として、SSC検出に関して、ユニット738が、検出されたシンボルを、可能な位相変調された基本系列のそれぞれと相関させることが可能であり、ユニット742は、省かれてもよい。チャネル推定およびコヒーレント検出は、周波数領域で(図7に示されるとおり)実行されても、時間領域で実行されてもよい。
図8は、PSC信号を生成するためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、ノードB、または他の何らかの送信機によって実行されることが可能である。ノードBは、フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC系列を得ることができる(ブロック812)。この一定振幅系列は、ゴレイ系列、M系列、PN系列などに基づくことが可能である。一設計では、長さNの、繰り返される一定振幅系列が、長さNの一定振幅系列をN回、繰り返すことによって得られることが可能である。長さNのPSC系列が、長さNのフランク系列と、Nの、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されることが可能である。
ノードBは、このPSC系列に基づいてPSC信号を生成することができる(ブロック814)。このPSC信号は、PSC系列を補間し、巡回プレフィックスを付加することによって生成されることが可能である。代替として、このPSC信号は、PSC系列の要素を、副搬送波のセットにマップし、残りの副搬送波に0値をマップし、これらのマップされた要素および0値を変換して、時間領域サンプル(time-domain sample)の系列を獲得し、時間領域サンプルの、この系列に巡回プレフィックスを付加することによって、生成されることが可能である。
図9は、PSC信号を生成するための装置900の設計を示す。装置900は、フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC系列を得るための手段(モジュール912)と、このPSC系列に基づいてPSC信号を生成するための手段(モジュール914)とを含む。
図10は、PSC信号を検出するためのプロセス1000の設計を示す。プロセス1000は、UE、または他の何らかの受信機によって実行されることが可能である。UEが、フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC系列を得ることができる(ブロック1012)。UEは、受信された信号を、このPSC系列と相関させて、セルを検出する(ブロック1014)。ブロック1014に関して、UEは、受信された信号の、PSC系列の複数のセグメントとの部分相関を実行し、各セグメントは、一定振幅系列の少なくとも1回の反復を範囲に含む。UEは、PSC系列の複数のセグメントに関する部分相関結果を非コヒーレント累算して、完全相関結果を得ることができる。次に、UEは、この完全相関結果に基づいて、受信された信号の中のPSC系列を検出することができる。
UEは、PSC系列の第1の部分、および第2の部分(例えば、両半分)に関して第1の部分相関結果、および第2の部分相関結果を得ることができ、これらの部分相関結果に基づいて周波数オフセットを推定することができる。UEは、受信された信号と、PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出すことができる(ブロック1016)。UEは、このチャネル推定に基づいて、受信された信号の中でSSC系列を検出することができる(ブロック1018)。
図11は、PSC信号を検出するための装置1100の設計を示す。装置1100は、フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC系列を得るための手段(モジュール1112)と、受信された信号を、このPSC系列と相関させて、セルを検出するための手段(モジュール1114)と、受信された信号と、PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出すための手段(モジュール1116)と、このチャネル推定に基づいて、受信された信号の中でSSC系列を検出するための手段(モジュール1118)とを含む。
図12は、PSC信号を生成するためのプロセス1200の設計を示す。プロセス1200は、ノードB、または他の何らかの送信機によって実行されることが可能である。ノードBは、相補系列の、例えば、ゴレイ相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC系列のなかから、或るPSC系列を得ることができる(ブロック1212)。相補系列の、この少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備えることが可能であり、複数のPSC系列は、第1のPSC系列A+Bと、第2のPSC系列B+Aとを備えることが可能である。
ノードBは、このPSC系列に基づいてPSC信号を生成することができる(ブロック1214)。ノードBは、PSC系列に基づいて、時間領域または周波数領域において時間領域サンプルの系列を生成することができる。次に、ノードBは、時間領域サンプルの系列に巡回プレフィックスを付加することによって、PSC信号を生成することができる。
図13は、PSC信号を生成するための装置1300の設計を示す。装置1300は、相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC系列のなかから、或るPSC系列を得るための手段(モジュール1312)と、PSC系列に基づいてPSC信号を生成するための手段(モジュール1314)とを含む。
図14は、PSC信号を検出するためのプロセス1400の設計を示す。プロセス1400は、UE、または他の何らかの受信機によって実行されることが可能である。UEは、相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC系列のなかから、或るPSC系列を得ることができる(ブロック1412)。UEは、受信された信号を、このPSC系列と相関させて、セルを検出することができる(ブロック1414)。相補系列の少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備えることが可能であり、複数のPSC系列は、第1のPSC系列A+Bと、第2のPSC系列B+Aとを備えることが可能である。UEは、受信された信号の第1の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第1の相関結果、および第2の相関結果をそれぞれ得ることができる。UEは、受信された信号の第2の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第3の相関結果、および第4の相関結果をそれぞれ得ることができる。UEは、第1の相関結果、第2の相関結果、第3の相関結果、および第4の相関結果に基づいて、受信された信号の中の第1のPSC系列、および第2のPSC系列を検出することができる。
UEは、第1の相関結果、および第4の相関結果に基づいて、または第2の相関結果、および第3の相関結果に基づいて、周波数オフセット推定を導き出すことができる。UEは、受信された信号と、PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出すことができる(ブロック1416)。次に、UEは、このチャネル推定に基づいて、受信された信号の中でSSC系列を検出することができる(ブロック1418)。
図15は、PSC信号を検出するための装置1500の設計を示す。装置1500は、相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC系列のなかから、或るPSC系列を得るための手段(モジュール1512)と、受信された信号を、このPSC系列と相関させて、セルを検出するための手段(モジュール1514)と、受信された信号と、PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出すための手段(モジュール1516)と、このチャネル推定に基づいて、受信された信号の中でSSC系列を検出するための手段(モジュール1518)とを含む。
図16は、PSC信号およびSSC信号を生成するためのプロセス1600の設計を示す。プロセス1600は、ノードB、または他の何らかの送信機によって実行されることが可能である。ノードBは、PSC系列に基づいてPSC信号を生成することができる(ブロック1612)。ノードBは、基本系列と、変調スキームからの変調シンボルとに基づいて生成されたSSC系列を得ることができる(ブロック1614)。SSC系列は、基本系列の各要素に、変調シンボルに関する複素値を掛けることによって生成されることが可能である。基本系列および変調シンボルは、セルID、および/または他の情報に基づいて選択されることが可能である。
ノードBは、前述したとおり、例えば時間領域または周波数領域において、SSC系列に基づいてSSC信号を生成することができる(ブロック1616)。ノードBは、PSC信号の隣でSSC信号を送信することができる(ブロック1618)。
図17は、PSC信号およびSSC信号を生成するための装置1700の設計を示す。装置1700は、PSC系列に基づいてPSC信号を生成するための手段(モジュール1712)と、基本系列と、変調スキームからの変調シンボルとに基づいて生成されたSSC系列を得るための手段(モジュール1714)と、SSC系列に基づいてSSC信号を生成するための手段(モジュール1716)と、PSC信号の隣でSSC信号を送信するための手段(モジュール1718)とを含む。
図18は、PSC信号およびSSC信号を検出するためのプロセス1800の設計を示す。プロセス1800は、UE、または他の何らかの受信機によって実行されることが可能である。UEは、セルによって送信されたPSC系列を検出することができる(ブロック1812)。UEは、受信された信号を、基本系列のセットと相関させて、セルによって送信された基本系列を検出することができる(ブロック1814)。UEは、この検出された基本系列の中で送信された変調シンボルを検出することができる(ブロック1816)。次に、UEは、検出された基本系列と、検出された変調シンボルとに基づいて、セルによって送信されたSSC系列を検出することができる(ブロック1818)。
UEは、検出されたPSC系列に基づいてチャネル推定を導き出すことができ、このチャネル推定に基づいて変調シンボルを検出することができる。ブロック1814および1816の一設計では、UEは、図7に関して前述したとおり、検出されたPSC系列に基づいて、複数の副搬送波に関するチャネル利得を導き出し、検出されたPSC系列に基づいて周波数オフセットを推定し、入力サンプルから、推定された周波数オフセットを除去して周波数補正されたサンプルを獲得し、この周波数補正されたサンプルを変換して、周波数領域シンボルを獲得し、チャネル利得を用いてこの周波数領域シンボルのコヒーレント検出を実行して、検出されたシンボルを獲得し、この検出されたシンボルに基づいて基本系列および変調シンボルを検出することができる。UEは、検出された基本系列と、検出された変調シンボルとに基づいて、セルID、および/または他の情報を特定することができる(ブロック1820)。
図19は、PSC信号とSSC信号を検出するための装置1900の設計を示す。装置1900は、セルによって送信されたPSC系列を検出するための手段(モジュール1912)と、受信された信号を、基本系列のセットと相関させて、セルによって送信された基本系列を検出するための手段(モジュール1914)と、この検出された基本系列の中で送信された変調シンボルを検出するための手段(モジュール1916)と、検出された基本系列と、検出された変調シンボルとに基づいて、セルによって送信されたSSC系列を検出するための手段(モジュール1918)と、検出された基本系列と、検出された変調シンボルとに基づいて、セルID、および/または他の情報を特定するための手段(モジュール1920)とを含む。
図9、図11、図13、図15、図17、および図19におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、電子回路、論理回路、メモリなど、または以上の任意の組合せを備えることが可能である。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれを使用して表現されることも可能であることが当業者には理解されよう。例えば、以上の説明の全体で言及されることが可能なデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気粒子、光の場または粒子、または以上の任意の組合せによって表現されることが可能である。
本明細書における開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェアとして実施されても、コンピュータソフトウェアとして実施されても、あるいはその両方の組合せとして実施されてもよいことが、当業者にはさらに理解されよう。ハードウェアとソフトウェアの、この互換性を明確に示すのに、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概ね機能の点で以上に説明されてきた。そのような機能が、ハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の応用上の制約、および設計上の制約に依存する。当業者は、説明される機能を、それぞれの特定の応用例に関して、様々な仕方で実施することができるが、そのような実施上の決定が、本開示の範囲からの逸脱を生じさせるものと解釈されてはならない。
本明細書における開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)もしくは他のプログラミング可能なロジックデバイス、ディスクリートのゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートのハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明される機能を実行するように設計された以上の任意の組合せを使用して、実施される、または実行されることが可能である。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることが可能であるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンであってもよい。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実施されることも可能である。
本明細書における開示に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこの2つの組合せで実施されることが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルなディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている他の任意の記憶媒体の中に存在することが可能である。例示的な記憶媒体は、プロセッサが、その記憶媒体から情報を読み取ること、およびその記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化していてもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASICの中に存在することが可能である。このASICは、ユーザ端末内に存在することが可能である。代替として、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートの構成要素として存在してもよい。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明される機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または以上の任意の組合せで実施されることが可能である。ソフトウェアで実施される場合、これらの機能は、1つまたは複数の命令もしくはコードとしてコンピュータ可読媒体上に格納される、またはコンピュータ可読媒体を介して伝送されることが可能である。コンピュータ可読媒体には、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移動を円滑にする任意の媒体を含め、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方が含まれる。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体である可能性がある。例として、限定としてではなく、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶装置、または命令もしくはデータ構造の形態で所望されるプログラムコード手段を担持する、もしくは格納するのに使用されることが可能であるとともに、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは専用プロセッサがアクセスすることができる他の任意の媒体を備えることが可能である。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれることが可能である。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL(ディジタル加入者線)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用してWebサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから伝送される場合、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術が、媒体の定義に含められる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)には、CD(コンパクトディスク)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、DVD(ディジタルバーサタイルディスク)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクが含まれ、ただし、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再現するのに対して、ディスク(disc)は、レーザーを使用してデータを光学的に再現する。また、以上の媒体の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められるべきである。
本開示の以上の説明は、任意の当業者が、本開示を作成する、または使用することを可能にするように提供される。本開示に対する様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書において規定される一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、他の変種に適用されることが可能である。このため、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されることを意図しておらず、本明細書において開示される原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (55)

  1. 無線通信のための装置であって、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得し、さらに、前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、Nが整数値である、長さNの前記一定振幅系列をN回、繰り返すことによって、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列を獲得し、さらに、長さNの前記フランク系列と、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列とに基づいて、長さNの前記PSC系列を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記一定振幅系列は、ゴレイ系列、M系列、およびPN(擬似乱数)系列の少なくとも1つに基づく請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSC系列を補間し、巡回プレフィックスを付加することによって前記PSC信号を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSC系列の要素を、副搬送波のセットにマップし、マップされた要素を有さない副搬送波に0値をマップし、前記マップされた要素および前記0値を変換して、時間領域サンプルの系列を獲得し、さらに、時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加することによって前記PSC信号を生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  6. 無線通信のための方法であって、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得すること、および
    前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成することを備える方法。
  7. 前記PSC系列を前記獲得することは、
    Nが整数値である、長さNの前記一定振幅系列をN回、繰り返すことによって、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列を獲得すること、および
    長さNの前記フランク系列と、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列とに基づいて、長さNの前記PSC系列を生成することを備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記PSC信号を前記生成することは、
    前記PSC系列に基づいて時間領域サンプルの系列を生成すること、および
    時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加して、前記PSC信号を生成することを備える請求項6に記載の方法。
  9. 無線通信のための装置であって、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得するための手段と、
    前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成するための手段とを備える装置。
  10. 前記PSC系列を獲得するための前記手段は、
    Nが整数値である、長さNの前記一定振幅系列をN回、繰り返すことによって、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列を獲得するための手段と、
    長さNの前記フランク系列と、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列とに基づいて、長さNの前記PSC系列を生成するための手段とを備える請求項9に記載の装置。
  11. 前記PSC信号を生成するための前記手段は、
    前記PSC系列に基づいて時間領域サンプルの系列を生成するための手段と、
    時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加して、前記PSC信号を生成するための手段とを備える請求項9に記載の装置。
  12. マシンによって実行されると、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得すること、および
    前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成することを含む動作を前記マシンに実行させる命令を備えるマシン可読媒体。
  13. マシンによって実行されると、
    Nが整数値である、長さNの前記一定振幅系列をN回、繰り返すことによって、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列を獲得すること、および
    長さNの前記フランク系列と、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列とに基づいて、長さNの前記PSC系列を生成することをさらに含む動作を前記マシンに実行させる請求項12に記載のマシン可読媒体。
  14. マシンによって実行されると、
    前記PSC系列に基づいて時間領域サンプルの系列を生成すること、および
    時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加して、前記PSC信号を生成することをさらに含む動作を前記マシンに実行させる請求項12に記載のマシン可読媒体。
  15. 無線通信のための装置であって、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得し、さらに、受信された信号を前記PSC系列と相関させて、セルを検出するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、Nが整数値である、長さNの前記一定振幅系列をN回、繰り返すことによって、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列を獲得し、長さNの前記フランク系列と、長さNの、前記繰り返される一定振幅系列とに基づいて、長さNの前記PSC系列を生成し、さらに、前記受信された信号の、前記一定振幅系列の少なくとも1回の反復を各セグメントが範囲に含む前記PSC系列の複数のセグメントとの部分相関を実行するように構成される請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSC系列の前記複数のセグメントに関する部分相関結果を非コヒーレント累算して、完全相関結果を獲得し、さらに、前記完全相関結果に基づいて、前記受信された信号の中の前記PSC系列を検出するように構成される請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSC系列の第1の部分に関する第1の部分相関を獲得し、前記PSC系列の第2の部分に関する第2の部分相関を獲得し、さらに、前記第1の部分相関結果、および前記第2の部分相関結果に基づいて周波数オフセットを推定するように構成される請求項15に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信された信号と、前記PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出し、さらに、前記チャネル推定に基づいて、前記受信された信号の中でSSC(二次同期符号)系列を検出するように構成される請求項15に記載の装置。
  20. 無線通信のための方法であって、
    フランク系列と、一定振幅系列を複数回、繰り返すことによって得られた、繰り返される一定振幅系列とに基づいて生成されたPSC(一次同期符号)系列を獲得すること、および
    受信された信号を前記PSC系列と相関させて、セルを検出することを備える方法。
  21. 前記PSC系列の第1の部分、および第2の部分に関する第1の部分相関結果、および第2の部分相関結果に基づいて周波数オフセットを推定することをさらに備える請求項20に記載の方法。
  22. 前記受信された信号と、前記PSC系列に基づいてチャネル推定を導き出すこと、および
    前記チャネル推定に基づいて、前記受信された信号の中でSSC(二次同期符号)系列を検出することをさらに備える請求項20に記載の方法。
  23. 無線通信のための装置であって、
    相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC(一次同期符号)系列のなかから、或るPSC系列を獲得し、さらに、前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  24. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記複数のPSC系列は、相補系列Aを相補系列Bと連結することによって形成された第1のPSC系列A+Bと、相補系列Bを相補系列Aと連結することによって形成された第2のPSC系列B+Aとを備える請求項23に記載の装置。
  25. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記複数のPSC系列は、相補系列Aによって形成された第1のPSC系列と、相補系列Bによって形成された第2のPSC系列とを備える請求項23に記載の装置。
  26. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、ゴレイ相補系列を備える請求項23に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記PSC系列に基づいて時間領域サンプルの系列を生成し、さらに、時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加することによって前記PSC信号を生成するように構成される請求項23に記載の装置。
  28. 無線通信のための方法であって、
    相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC(一次同期符号)系列のなかから、或るPSC系列を獲得すること、および
    前記PSC系列に基づいてPSC信号を生成することを備える方法。
  29. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記複数のPSC系列は、相補系列Aを相補系列Bと連結することによって形成された第1のPSC系列A+Bと、相補系列Bを相補系列Aと連結することによって形成された第2のPSC系列B+Aとを備える請求項28に記載の方法。
  30. 前記PSC信号を前記生成することは、
    前記PSC系列に基づいて時間領域サンプルの系列を生成すること、および
    時間領域サンプルの前記系列に巡回プレフィックスを付加することによって前記PSC信号を生成することを備える請求項28に記載の方法。
  31. 無線通信のための装置であって、
    相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC(一次同期符号)系列のなかから、或るPSC系列を獲得し、さらに、受信された信号を前記PSC系列と相関させて、セルを検出するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  32. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信された信号の第1の部分の、相補系列Aとの第1の相関結果を獲得し、前記受信された信号の第2の部分の、相補系列Bとの第2の相関結果を獲得し、さらに、前記第1の相関結果、および前記第2の相関結果に基づいて、前記受信された信号の中で前記PSC系列を検出するように構成される請求項31に記載の装置。
  33. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記複数のPSC系列は、第1のPSC系列A+Bと、第2のPSC系列B+Aとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信された信号の第1の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第1の相関結果、および第2の相関結果を獲得し、前記受信された信号の第2の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第3の相関結果、および第4の相関結果を獲得し、さらに、前記第1の相関結果、前記第2の相関結果、前記第3の相関結果、および前記第4の相関結果に基づいて、前記受信された信号の中で前記第1のPSC系列、および前記第2のPSC系列を検出するように構成される請求項31に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の相関結果、および前記第2の相関結果に基づいて周波数オフセット推定を導き出すように構成される請求項32に記載の装置。
  35. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記受信された信号と、前記PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出し、さらに、前記チャネル推定に基づいて、前記受信された信号の中でSSC(二次同期符号)系列を検出するように構成される請求項31に記載の装置。
  36. 無線通信のための方法であって、
    相補系列の少なくとも1つのペアに基づいて生成された複数のPSC(一次同期符号)系列のなかから、或るPSC系列を獲得すること、および 受信された信号を前記PSC系列と相関させて、セルを検出することを備える方法。
  37. 相補系列の前記少なくとも1つのペアは、相補系列AおよびBを備え、前記複数のPSC系列は、第1のPSC系列A+Bと、第2のPSC系列B+Aとを備え、前記受信された信号を前記PSC系列と前記相関させることは、
    前記受信された信号の第1の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第1の相関結果、および第2の相関結果を獲得すること、
    前記受信された信号の第2の部分の、相補系列AおよびBとの相関に関する第3の相関結果、および第4の相関結果を獲得すること、および
    前記第1の相関結果、前記第2の相関結果、前記第3の相関結果、および前記第4の相関結果に基づいて、前記受信された信号の中で前記第1のPSC系列、および前記第2のPSC系列を検出することを備える請求項36に記載の方法。
  38. 前記受信された信号と、前記PSC系列とに基づいてチャネル推定を導き出すこと、および
    前記チャネル推定に基づいて、前記受信された信号の中でSSC(二次同期符号)系列を検出することをさらに備える請求項36に記載の方法。
  39. 無線通信のための装置であって、
    基本系列と、変調スキームからの変調シンボルとに基づいて生成されたSSC(二次同期符号)系列を獲得し、さらに、前記SSC系列に基づいてSSC信号を生成するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  40. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基本系列の各要素に、前記変調シンボルに関する複素値を掛けることによって前記SSC系列を生成するように構成される請求項39に記載の装置。
  41. 前記少なくとも1つのプロセッサは、PSC系列に基づいてPSC(一次同期符号)信号を生成し、さらに、前記PSC信号の隣で前記SSC信号を送信するように構成される請求項39に記載の装置。
  42. 前記変調スキームは、BPSK(2位相偏移変調)であり、前記変調シンボルは、BPSKに関する可能な2つの変調シンボルから選択される請求項39に記載の装置。
  43. 前記変調スキームは、QPSK(4位相偏移変調)であり、前記変調シンボルは、QPSKに関する可能な4つの変調シンボルから選択される請求項39に記載の装置。
  44. 前記基本系列は、CAZAC(一定振幅0自己相関)系列、PN(擬似乱数)系列、およびゴレイ系列の少なくとも1つに基づく請求項39に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのプロセッサは、セルID(識別子)に基づいて前記基本系列および前記変調シンボルを選択するように構成される請求項39に記載の装置。
  46. 無線通信のための方法であって、
    基本系列と、変調スキームからの変調シンボルとに基づいてSSC(二次同期符号)系列を獲得すること、および
    前記SSC系列に基づいてSSC信号を生成することを備える方法。
  47. PSC系列に基づいてPSC(一次同期符号)信号を生成すること、および
    前記PSC信号の隣で前記SSC信号を送信することをさらに備える請求項46に記載の方法。
  48. セルID(識別子)に基づいて前記基本系列および前記変調シンボルを選択することをさらに備える請求項46に記載の方法。
  49. 無線通信のための装置であって、
    受信された信号を基本系列のセットと相関させて、セルによって送信された基本系列を検出し、前記検出された基本系列の中で送信された変調シンボルを検出し、さらに、前記検出された基本系列と、前記検出された変調シンボルとに基づいて、前記セルによって送信されたSSC(二次同期符号)系列を検出するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える装置。
  50. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記セルによって送信されたPSC(一次同期符号)系列を検出し、前記検出されたPSC系列に基づいてチャネル推定を導き出し、さらに、前記チャネル推定に基づいて前記変調シンボルを検出するように構成される請求項49に記載の装置。
  51. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記検出されたPSC系列に基づいて複数の副搬送波に関するチャネル利得を導き出し、前記検出されたPSC系列に基づいて周波数オフセットを推定し、入力サンプルから、前記推定された周波数オフセットを除去して、周波数補正されたサンプルを獲得し、前記周波数補正されたサンプルを変換して、周波数領域シンボルを獲得し、前記チャネル利得を使用して前記周波数領域シンボルのコヒーレント検出を実行して、検出されたシンボルを獲得し、さらに、前記検出されたシンボルに基づいて前記基本系列および前記変調シンボルを検出するように構成される請求項50に記載の装置。
  52. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記検出された基本系列と、前記検出された変調シンボルとに基づいてセルID(識別子)を特定するように構成される請求項49に記載の装置。
  53. 無線通信のための方法であって、
    受信された信号を基本系列のセットと相関させて、セルによって送信された基本系列を検出すること、
    前記検出された基本系列の中で送信された変調シンボルを検出すること、および
    前記検出された基本系列と、前記検出された変調シンボルとに基づいて、前記セルによって送信されたSSC(二次同期符号)系列を検出することを備える方法。
  54. 前記セルによって送信されたPSC(一次同期符号)系列を検出すること、および
    前記検出されたPSC系列に基づいてチャネル推定を導き出すことをさらに備え、前記変調シンボルは、前記チャネル推定に基づいて検出される請求項53に記載の方法。
  55. 前記検出された基本系列と、前記検出された変調シンボルとに基づいてセルID(識別子)を特定することをさらに備える請求項53に記載の方法。
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