JP2010504680A - ネットワークエレメントにおける耐障害性媒体アクセス制御(mac)アドレス割り当て - Google Patents
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Abstract
ネットワークエレメント(NE)20は、第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を保持するバックプレーン記憶装置56を有するバックプレーン36を有する。さらにNEは、ネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを使用してネットワーク中継線32によって通信するように構成されるネットワークインタフェース30を有し、バックプレーンと接続される複数のトリビュタリ・モジュール28を有する。さらにNEは、バックプレーンを介してトリビュタリ・モジュールとバックプレーン記憶装置と通信し、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置56を有する共通機能モジュール(CFM)44を有する。CFMは、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときは第2のMACアドレス値の中からMACアドレスを選択することによって、MACアドレスをネットワークインタフェースに割り当てるようにされる。
Description
本発明は、通信ネットワークに関する。特に、ネットワークエレメントにおける媒体アクセス制御(MAC)割り当て方法およびシステムに関する。
通信ネットワークにおける耐障害性およびバックアップを提供する技術において多くの方法が周知である。一例では、開示内容が参考として本出願に組み込まれる米国特許6,775,278には、IPネットワークと接続したシステムにおけるアドレス解決プロトコル(address resolution protocol、APR)要求に対して、単一かつ一貫した応答を構成することを保証する方法が記載されている。アダプタAがアクティブになると、所有するホストは、APRの通知をアダプタによってネットワーク内に送信する。異なるアダプタBを介して送信したホストが通知を受信すると、そのホストは、アダプタBがアダプタAと同じ物理ネットワークに置かれていることを認識する。アダプタBを、アダプタAのバックアップアダプタに指定することができるとともに、アダプタAを、アダプタBのバックアップアダプタに指定することができる。
アダプタAが故障したときやアクティブでなくなったときは、ホストは、アダプタAをバックアップアダプタとしてマークしたアダプタのバックアップアダプタフィールドをリセットする。また、アダプタBをアダプタAのバックアップのために指定していたときは、ホストは、アダプタBの媒体アクセス制御(MAC)アドレス(MAC-B)とアダプタAのインターネット・プロトコル(IP)アドレス(IP-A)とを関連付けるAPR通知を送信する。この方法により、当初はアダプタAを介して働いていたネットワーク接続は混乱を生ずることなくアダプタBによって機能し続けるようになり、次の新しい接続のホストへのアクセスも提供される。
別の一例では、開示内容が参考として本出願に組み込まれる米国特許6,760,859には、データ処理システムと構内通信網(local area network、LAN)とを接続するアダプタ群のあるアダプタが故障したときに、混乱を生じることがない切り替えをバックアップアダプタによって提供する方法、プログラム製品および装置について記載されている。アダプタは、1以上の群に配置し、それぞれの群は、少なくとも2つの要素を有し、1つの要素は、アイドル状態でバックアップアダプタとなる。IEEE802.2標準に従って、それぞれのアダプタについてアイドル状態を監視する。故障を検出すると、故障したアダプタの媒体アクセス制御(MAC)アドレスがバックアップアダプタにロードされ、バックアップアダプタがアクティブ状態におかれて、混乱を生ずることなく故障したアダプタから切り替わる。
本発明の実施形態にしたがって提供するネットワークエレメントは、
第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、
ネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを使用してネットワーク中継線(network trunks)によって通信するように構成されるネットワークインタフェースを有し、バックプレーンと接続される複数のトリビュタリ・モジュールと、
共通機能モジュール(CFM)であって、バックプレーンを介してトリビュタリ・モジュールとバックプレーン記憶装置に通信するように接続され、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときは第1のMACアドレス値の中からMACアドレスを選択し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときは第2のMACアドレス値の中からMACアドレスを選択することによって、MACアドレスをネットワークインタフェースに割り当てるようにされるCFMと、
を有する。
第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、
ネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを使用してネットワーク中継線(network trunks)によって通信するように構成されるネットワークインタフェースを有し、バックプレーンと接続される複数のトリビュタリ・モジュールと、
共通機能モジュール(CFM)であって、バックプレーンを介してトリビュタリ・モジュールとバックプレーン記憶装置に通信するように接続され、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときは第1のMACアドレス値の中からMACアドレスを選択し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときは第2のMACアドレス値の中からMACアドレスを選択することによって、MACアドレスをネットワークインタフェースに割り当てるようにされるCFMと、
を有する。
ある実施形態では、トリビュタリ・モジュールは、少なくとも第1のトリビュタリ・モジュールと第2のトリビュタリ・モジュールとを有し、第1のトリビュタリ・モジュールは、第2のトリビュタリ・モジュールをバックアップするように構成され、CFMは、第2のトリビュタリ・モジュールが故障したときに、第2のトリビュタリ・モジュールが使用したMACアドレスを第1のトリビュタリ・モジュールに割り当てるようにされる。
開示する実施形態では、CFMは第1のCFMと第2のCFMとを有し、第1のCFMは主要なCFMとして働くように選択され、第2のCFMは補助的なCFMとして働き、主要なCFMが故障したときに主要なCFMに置き換わるように選択される。
他の実施形態では、第1のCFMと第2のCFMのそれぞれは、第1のCFMと第2のCFMのうちの1つのCFMのみがバックプレーン記憶装置とアクセスできることを検知し、第1のCFMと第2のCFMのうちの、バックプレーン記憶装置にアクセスできる1つのCFMを主要なCFMとして選択するようにされる。
また、他の実施形態では、主要なCFMは、主要なCFMが故障したときに補助的なCFMを主要なCFMに置き換えられるように、ネットワークインタフェースに割り当てるように選択したMACアドレスと、先に行われたMACアドレス割り当てとに補助的なCFMを書き換えるようにする。
ある実施形態では、ネットワークエレメントは、第1のCFMと第2のCFMとを相互に接続するハンドシェイク・インタフェースを有し、第1のCFMと第2のCFMとはそれぞれ、バックプレーン記憶装置とアクセス可能か否かを表すメッセージをハンドシェイク・インタフェースによって送信するようにされる。他の実施形態では、バックプレーン記憶装置は、第1の記憶装置と第2の記憶装置とを有し、第1のCFMと第2のCFMのそれぞれは、第1の記憶装置と第2の記憶装置とアクセスするようにされる。
また、他の実施形態では、第1のCFMと第2のCFMとはそれぞれ、第1のCFMと第2のCFMとの双方がバックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してバックプレーン故障警報を生成するようにされる。追加的または代替的には、第1のCFMと第2のCFMとはそれぞれ、第1のCFMと第2のCFMのただ1つのCFMのみがバックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してCFM故障警報を生成するようにされる。
さらに、本発明の実施形態にしたがって提供するネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法は、
ネットワークエレメントのバックプレーンのバックプレーン記憶装置に第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を記憶するステップと、
バックプレーンと接続した共通機能モジュール(CFM)のCFM記憶装置に第2のMACアドレス値を記憶するステップと、
CFMを使用し、ネットワークエレメントのトリビュタリ・モジュールのネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときはMACアドレスを第1のMACアドレス値の中から選択し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときはMACアドレスを第2のMACアドレス値の中から選択するステップと、
バックプレーンを介するCFMとトリビュタリ・モジュールとの間の通信によって、選択したMACアドレスをネットワークインタフェースに割り当てるステップと、
割り当てたMACアドレスを使用してネットワーク中継線によって、ネットワークインタフェースを介する通信を確立するステップと、
を有する。
ネットワークエレメントのバックプレーンのバックプレーン記憶装置に第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を記憶するステップと、
バックプレーンと接続した共通機能モジュール(CFM)のCFM記憶装置に第2のMACアドレス値を記憶するステップと、
CFMを使用し、ネットワークエレメントのトリビュタリ・モジュールのネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときはMACアドレスを第1のMACアドレス値の中から選択し、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときはMACアドレスを第2のMACアドレス値の中から選択するステップと、
バックプレーンを介するCFMとトリビュタリ・モジュールとの間の通信によって、選択したMACアドレスをネットワークインタフェースに割り当てるステップと、
割り当てたMACアドレスを使用してネットワーク中継線によって、ネットワークインタフェースを介する通信を確立するステップと、
を有する。
また、本発明の実施形態にしたがって提供するネットワークエレメントの共通機能モジュール(CFM)で使用するアドレス割り当てのためのコンピュータソフトウェア製品は、
第1のMACアドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、バックプレーンと接続する複数のトリビュタリ・モジュールとを有し、
CFMは、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、製品は、コンピュータが読み取り可能な、プログラム命令が記憶される媒体を有し、プログラム命令は、コンピュータに読み取られたときに、バックプレーンを介してトリビュタリ・モジュールと通信することにより、トリビュタリ・モジュールのそれぞれのネットワークインタフェースにMACアドレスをコンピュータに割り当てさせ、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときは割り当てたMACアドレスを第1のMACアドレス値の中からコンピュータに選択させ、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときは割り当てたMACアドレスを第2のMACアドレス値の中からコンピュータに選択させる。
第1のMACアドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、バックプレーンと接続する複数のトリビュタリ・モジュールとを有し、
CFMは、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、製品は、コンピュータが読み取り可能な、プログラム命令が記憶される媒体を有し、プログラム命令は、コンピュータに読み取られたときに、バックプレーンを介してトリビュタリ・モジュールと通信することにより、トリビュタリ・モジュールのそれぞれのネットワークインタフェースにMACアドレスをコンピュータに割り当てさせ、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできるときは割り当てたMACアドレスを第1のMACアドレス値の中からコンピュータに選択させ、CFMがバックプレーン記憶装置にアクセスできないときは割り当てたMACアドレスを第2のMACアドレス値の中からコンピュータに選択させる。
本発明は、以下の本発明に係る実施形態の詳細な説明を図面とともに解釈することにより十分に理解されることになる。
概説
本発明の実施形態は、ネットワークエレメントにおいて媒体アクセス制御(MAC)アドレスを割り当てる改良されたシステムおよび方法を提供する。ある実施形態では、ネットワークエレメントは、バックプレーンによって相互に接続する複数のトリビュタリ・モジュールを有する。それぞれのトリビュタリ・モジュールは1つ以上のネットワークインタフェースを有する。MACアドレスは、所定のアドレスのセットからネットワークインタフェースに弾力的に割り当てる。このように弾力的にアドレスを割り当てることにより、例えば故障の際に、故障したモジュールが使用したアドレスを保持したまま、トリビュタリ・モジュールを他のモジュールに置き換えることができる。
本発明の実施形態は、ネットワークエレメントにおいて媒体アクセス制御(MAC)アドレスを割り当てる改良されたシステムおよび方法を提供する。ある実施形態では、ネットワークエレメントは、バックプレーンによって相互に接続する複数のトリビュタリ・モジュールを有する。それぞれのトリビュタリ・モジュールは1つ以上のネットワークインタフェースを有する。MACアドレスは、所定のアドレスのセットからネットワークインタフェースに弾力的に割り当てる。このように弾力的にアドレスを割り当てることにより、例えば故障の際に、故障したモジュールが使用したアドレスを保持したまま、トリビュタリ・モジュールを他のモジュールに置き換えることができる。
MACアドレスは、共通機能モジュール(common function module、CFM)が割り当てる。ある実施形態では、ネットワークエレメントは、保護構成となる2つのCFMを有し、1つのモジュールは主要なCFMとして働き、他のモジュールは補助的なCFMとして働く。種々のネットワークインタフェースに割り当てるMACアドレスのセットは、インベントリと呼ばれる記憶装置に記憶される。1つのインベントリはバックプレーンに位置し、他のインベントリはそれぞれのCFMに位置する。それぞれのインベントリは、一般的には異なるMACアドレスのセットを保持するが、必ずしも異なるMACアドレスのセットを保持する必要はない。
標準の動作状態では、CFM(2つのCFMを使用しているときは、主要なCFM)は、バックプレーン・インベントリに記憶したMACアドレスを読み取り、そのアドレスをネットワークエレメントの種々のネットワークインタフェースに割り当てる。CFMがバックプレーン・インベントリにアクセスできない場合は、ローカルなインベントリに記憶したMACアドレスを使用する。ある実施形態では、ネットワークエレメントにインストールしたCFMの1つだけしかバックプレーン・インベントリにアクセスできない場合は、このCFMを主要なCFMに選択する。一般的には、主要なCFMは、使用したMACアドレスと既に実行したMACアドレス割り当てに、補助的なCFMを書き換える。この結果、主要なCFMが故障して補助的なCMFに置き換わったとき、補助的なCFMは、同じMACアドレスと同じアドレス割り当てとを使用し続けることができる。
本明細書で説明するシステムおよび方法によって、ネットワークエレメントにおいて弾力的かつ耐障害性を有するMACアドレス割り当てが可能になる。このシステムおよび方法を使用して、CFM、バックプレーンおよびトリビュタリ・モジュールに故障が生じたときにMACアドレスを割り当て続けることができる。トリビュタリ・モジュールとCFMの切り替え保護において、現在使用するMACアドレスとMACアドレス割り当てとを維持する。
CFMインベントリにMACアドレスを記憶することにより、故障したバックプレーンを置き換えなければならない可能性も減少する。通常は現場交換可能であるCFMやトリビュタリ・モジュールの交換と異なり、バックプレーンの交換は、より複雑で、長期間サービスが途絶することもある。
本明細書で説明するシステムおよび方法によって、簡易かつ制約がない製造プロセスおよび構成プロセスが可能になる。例えば、それぞれのCFMとバックプレーンのインベントリは一般的には、CFMまたはバックプレーンを設置するネットワークエレメント、あるいは他のモジュールにかかわらず、製造中に固有のMACアドレスのセットにプリプログラムされる(pre-programmed)。
システムの説明
図1は、本発明の実施形態に関するネットワークエレメント(NE)20を概略的に説明するブロック図を示す図である。NE20は、スイッチ、ルータ、コンセントレータまたは通信ネットワークで使用する他の素子を有することができる。NE20は、複数のトリビュタリ・モジュール28を有し、それぞれのモジュールは1つ以上の中継線32を供給している。トリビュタリ・モジュール28は、音声サービスおよび映像サービスを提供する時分割多重装置(TDM)モジュール、データサービスを提供するイーサーネットモジュール、RPR(resilient packet ring)インタフェースを提供するモジュールまたは他の適当なモジュールを有することができる。トリビュタリ・モジュール28は、種々のモジュールと相互に接続する高速バックプレーン配線40を有するバックプレーン36と接続する。ある実施形態では、NE20は、シェルフ・ユニットにまとめられて、モジュール28は、シェルフのスロットに差し込むことによりバックプレーンと接続する。
図1は、本発明の実施形態に関するネットワークエレメント(NE)20を概略的に説明するブロック図を示す図である。NE20は、スイッチ、ルータ、コンセントレータまたは通信ネットワークで使用する他の素子を有することができる。NE20は、複数のトリビュタリ・モジュール28を有し、それぞれのモジュールは1つ以上の中継線32を供給している。トリビュタリ・モジュール28は、音声サービスおよび映像サービスを提供する時分割多重装置(TDM)モジュール、データサービスを提供するイーサーネットモジュール、RPR(resilient packet ring)インタフェースを提供するモジュールまたは他の適当なモジュールを有することができる。トリビュタリ・モジュール28は、種々のモジュールと相互に接続する高速バックプレーン配線40を有するバックプレーン36と接続する。ある実施形態では、NE20は、シェルフ・ユニットにまとめられて、モジュール28は、シェルフのスロットに差し込むことによりバックプレーンと接続する。
それぞれのトリビュタリ・モジュール28は、中継線32によって通信するために使用する1つ以上のネットワークインタフェース30を有する。ネットワークインタフェースはそれぞれ、固有のMACアドレスにより識別する。一般的には、ある特定のトリビュタリ・モジュールをバックプレーンに差し込んだときに、ネットワークエレメントは、そのモジュールに適当なMACアドレスを割り当てる。ある実施形態では、それぞれのネットワークエレメント20は、固有のアドレスのセットから種々のトリビュタリ・モジュールにMACアドレスを選択して割り当てる。以下の説明では、アドレスのセットは、連続するMACアドレスのブロックを有することを前提とする。しかしながら、他の実施形態では、他の適当なアドレスのセットを使用することができる。
NE20は、高度の信頼性を提供することが期待される。ネットワークエレメントは、しばしばキャリアクラスの装置として分類されて、単一障害点を避けるように十分な冗長性を有するように設計される。さらに、NE20の種々のモジュールは、現場交換が可能であり、故障の際には活線状態で交換することができる。
いくつかのモジュール28またはすべてのモジュール28は、特定のモジュール28が1つ以上の他のモジュールを保護する保護構造に構成する場合がある。保護するある特定のモジュールが故障したとき、バックアップモジュールは、自動的に切り替わって故障したモジュールと置き換わる。以下で説明するように、本明細書で説明する方法およびシステムは、現在使用中のMACアドレス割り当てを変更しないで、故障したトリビュタリ・モジュールからバックアップモジュールに切り替えることができる。
バックプレーン36は、バックプレーン・インベントリと呼ばれるインベントリ56を有する。バックプレーン・インベントリは、NE20の種々のネットワークインタフェースに割り当てるMACアドレスのセットの定義を保持する適当な不揮発性記憶装置を有する。インベントリ56は、フラッシュメモリ、電気的に書き込み消去可能なROM(E2PROM)または他の適当な不揮発性記憶装置などを有する。
MACアドレスのセットが連続したMACアドレスのブロックを有するときは、ベースアドレスやブロックサイズのようなより小さいアドレスのセットの表現でアドレスを保持する。ある実施形態では、インベントリは、バックプレーンのシリアルナンバや製造日のような追加的な情報を保持する。情報は一般的には、バックプレーンを製造する際にバックプレーン・インベントリに書き込まれる。
インベントリは、任意の適当な記憶容量を有する大きさとすることができる。記憶容量は、セット内のMACアドレスの数やMACアドレスの表現方法、追加的な情報の量により決まる。例えば、64〜2048バイトの範囲の標準的な不揮発性記憶装置を使用できる。通常の用途では、256バイトのインベントリに記録した512の連続したMACアドレスのセットを使用することができる。
ある実施形態では、NE20は、2つの共通機能モジュール(CFM)44を有する。CFMはそれぞれ、ネットワークエレメントの種々のモジュールを制御して、ネットワーク管理要求を処理する管理プロセッサ48を有する。特に、プロセッサ48は、トリビュタリ・モジュール28の種々のネットワークインタフェースにMACアドレスを割り当てる。CFM44は、バックプレーン36に差し込まれ、通常は現場交換が可能である。1つのCFM44は、常時、アクティブなまたは主要なCFMとして働く。もう1つのCFM44は、主要なCFMをバックアップする補助的なCFMとして働く。
CFMは、バックプレーン配線40を介してモジュール28と通信する。CFMは、CFMハンドシェイク・インタフェース52を使用してお互いに通信する。インタフェース52は一般的に、バックプレーン配線40と分離した、バックプレーン40にある専用のバックプレーン配線とつながる別個の信号線を有する。ある実施形態では、CFMは、大抵冗長化のために2重化するイーサーネット制御バス(図では表されていない)を利用して相互に接続する。
本明細書で説明する実施形態は、主に2つのCFMを有する構造に言及しているが、本明細書で説明する方法およびシステムは、任意の数のCFMを使用できる。特に、ネットワークエレメントは単一のCFMのみで動作できる。
それぞれのプロセッサ48は一般的には、本明細書で説明する機能を実効するようにソフトウェアでプログラムした汎用のプロセッサを有する。ソフトウェアは、ネットワークなどから電子的な形でプロセッサにダウンロードできる。また、代替的には、CD-ROMのような有形のメディアによりプロセッサに提供できる。さらに代替的には、プロセッサ48のいくつかの要素は、ハードウェアを利用して実現でき、またハードウェアとソフトウェアの要素を組み合わせて使用して実現できる。
信頼性があるMACアドレス割り当てを提供し、単一障害点を避けるために、2つのCFMは、それぞれCFMインベントリと呼ばれる付加的なインベントリを有する。CFMインベントリは一般的には、バックプレーン・インベントリと同様に不揮発性の記憶装置を有する。3つのインベントリのそれぞれのアドレス値は変更でき、場合によってはそのアドレスブロックの大きさも変更できるが、CFMインベントリは、内部に記憶したアドレスブロックと同様にMACアドレスのブロックを保持する。
通常の動作状態(すなわち、故障が生じてないとき)では、主要なCFMは、バックプレーン・インベントリの内容を読み取ってNE20に割り当てたアドレスブロックを獲得する。主要なCFMは、バックプレーン・インベントリから読み取ったアドレスブロックからネットワークエレメントのネットワークインタフェースにMACアドレスを割り当てる。しかしながら、ある場合には、主要なCFMは、当該CFM内の故障および/またはバックプレーン内の故障が原因で、バックプレーン・インベントリからアドレスを読み取れない場合がある。このような場合は以下で説明するように、主要なCFMは、自身のローカルなインベントリに記憶したアドレスブロックを使用する。
MACアドレスのブロックおよび付加的な情報は通常、製造中にCFMインベントリおよびバックプレーン・インベントリに書き込まれる。実際的な事例の多くでは、CFMとバックプレーンは、別々に製造されて設定され、どのバックプレーンがある特定のネットワークエレメントにインストールされるか、どの2つのCFMがある特定のネットワークエレメントにインストールされるかについて事前に知ることはない。さらに、CFMおよび/またはバックプレーンは、故障によって置き換えられる可能性がある。CFMのみならずバックプレーンもある程度までは、1つのネットワークエレメントから他のネットワークエレメントに移される可能性がある。したがってCFMおよびバックプレーンの設定に物流上の制約を負わさないために、バックプレーンとCFMインベントリは通常、異なった固有のアドレスブロックが割り当てられる。
MACアドレス割り当て方法
上述のように、CFM44の1つは、主要なCFMとして働き、MACアドレス割り当てを行う。通常の動作状態では、主要なCFMは、電源を入れて、バックプレーン・インベントリにアクセスし、バックプレーン・インベントリに記憶したアドレスのバックアップを使用してMACアドレスをネットワークエレメント内部の各種のネットワークインタフェースに割り当てる。主要なCFMがバックプレーン・インベントリの内容を読み込めないときは、さまざまな方法と方策によって、2つのCFMのローカルなCFMインベントリを使用してMACアドレスを割り当てる。典型的なアドレス割り当て方法を、図2により以下に説明する。
上述のように、CFM44の1つは、主要なCFMとして働き、MACアドレス割り当てを行う。通常の動作状態では、主要なCFMは、電源を入れて、バックプレーン・インベントリにアクセスし、バックプレーン・インベントリに記憶したアドレスのバックアップを使用してMACアドレスをネットワークエレメント内部の各種のネットワークインタフェースに割り当てる。主要なCFMがバックプレーン・インベントリの内容を読み込めないときは、さまざまな方法と方策によって、2つのCFMのローカルなCFMインベントリを使用してMACアドレスを割り当てる。典型的なアドレス割り当て方法を、図2により以下に説明する。
図2は、本発明の実施形態にしたがってMACアドレス割り当て方法を概略的に説明するフローチャートである。この方法は、ある特定のCFMが実行する動作のシーケンスを説明する。ネットワークエレメント内の2つのCFMが図2の方法を実行すると、一体化した動作により耐障害性のMACアドレス割り当てが可能である。
この方法は、電源を入れるステップ70において、CFMの電源を入れることから開始する。CFMは通常、バックプレーン36の適当なスロットに差し込むと自動的に電源が入る。この時点では、新しく電源を入れたCFMは、ネットワークエレメント内の隣接するCFMの存在や状態を認識しない。したがって、CFMは、補助的セットステップ72で、当初は補助的なCFMとして動作するようにセットされる。
バックプレーン読み取りステップ74で、CFMは、バックプレーン・インベントリの内容を読み取り、チェックステップ76で、インベントリの内容の読み取りに成功できたか否かをチェックする。バックプレーン・インベントリの内容の読み取りに成功したときは、成功通知ステップ78で、CFMは、CFMハンドシェイク・インタフェース52で読み取りに成功したことを通知する。CFMは、バックプレーン・インベントリの内容をローカルな記憶装置の空きスペースなどのキャッシュに格納する。しかしながら、CFMは通常、自身のローカルなCFMインベントリの内容を上書きしない。
第1の隣接チェックステップ80で、CFMは、インタフェース52による通信で隣接するCFMがアクティブであるか(すなわち、主要なCFMとして働くか)否かをチェックする。隣接するCFMがアクティブでないときは、第1の起動ステップ82で、CFMは、主要なCFMとして働き始める。CFMは、上述のステップ74において、MACアドレス割り当てをするためにバックプレーン・インベントリから読み取ったアドレスブロックを使用する。ある実施形態では、CFMは、例えばネットワークの管理システムにメッセージの送信および/または前面操作盤の発光ダイオード(LED)などのローカルな表示により、主要なCFMの役割を果たすことを報告する。一方、近接するCFMが既にアクティブであるときは、補助的動作ステップ84で、このCFMは、補助的なCFMとして働き始める。
上述の読み取りチェックステップ76の結果として、CFMがバックプレーン・インベントリの内容の読み取りに失敗したときは、失敗通知ステップ86で、CFMは、CFMハンドシェイクによって失敗情報を送信する。CFMは、適当な警報を生成することもできる。その後第2の近接チェックステップ88で、CFMは、近接するCFMがアクティブであるか否かをチェックする。近接するCFMが既にアクティブであれば、補助的動作ステップ84で、CFMは、補助的なCFMの動作に戻る。
アクティブな近接するCFMが見つからないときは、近接存在チェックステップ90で、CFMは、近接するCFMが存在するか否かをチェックする。すなわち、コンセントが入っているか、電源が入っているかをチェックする。近接するCFMが存在しないときは、第2の起動ステップ92で、CFMは、主要なCFMとして動作し始める。しかしながら、この場合は、バックプレーン・インベントリに記憶した情報にアクセスしていない。したがって、CFMは、MACアドレス割り当てをするためにローカルのCFMインベントリに記憶したアドレスブロックを使用する。
上述のステップ90によって近接するCFMは存在するがアクティブではないと判断されると、待機ステップ94で、CFMは、所定の中断時間の間、待機する。起動および/またはバックプレーン・インベントリの読み取りにおいて他のCFMより遅いCFMがあるので、CFMは、近接するCFMが初期化プロセスを完了し、主要なCFMになるようにする。中断時間は一般的には、起動からバックプレーン・インベントリの読み取りに成功するまでの最大時間に基づいて規定する。
中断期間が満了すると、第3の近接チェックステップ96で、CFMは、近接するCFMがアクティブであるか否かを再びチェックする。ここで近接するCFMがアクティブであるときは、補助的動作ステップで、CFMは、自身が補助的なCFMになるようにセットする。
そうでなければ、近接読み取りチェックステップ98で、CFMは、近接するCFMがバックプレーン・インベントリの内容の読み取りに成功したか否かをチェックする。近接するCFMがバックプレーン・インベントリからアドレスブロックの獲得に成功しているときは、上述のステップ84で、近接するCFMを主要なCFMとして、このCFMは補助的なCFMの動作に戻る。
近接するCFMがバックプレーン・インベントリからアドレスブロックを読み取れてないときは、CFMは、CFMが双方とも現在同じ状態であると判断する。すなわち、CFMが双方とも電源が入り潜在的には主要なCFMになる状態にあるが、双方のCFMは、ともにバックプレーン・インベントリにアクセスしていない。このような場合には、CFMは、タイブレーク機構を使用して2つのどちらが主要なCFMになるかを決定する。本実施例では、バックプレーンのスロットは番号がついており、CFMは、隣接するスロットに差し込まれている。そして、奇数番号のスロットに差し込まれたCFMが主要なCFMになるように適宜選択する。代替的には、スロット番号やCFMのシリアル番号や他のパラメータなどの他の適当なパラメータに基づいたタイブレークの判断基準を使用できる。
本実施例では、スロット番号チェックステップ100で、CFMは、差し込まれたスロット番号が偶数であるか否かをチェックする。スロット番号が偶数ならば上述のステップ84で、CFMは、補助的な動作に戻る。そうでなければ、第2の起動ステップ92で、CFMは、主要なCFMとして動作するようにセットする。これまで説明したように、この場合CFMは、自身のローカルのCFMインベントリに記憶したアドレスブロックを使用する。
図2の方法は、CFMにより行える典型的なシーケンスのステップである。代替的な実施形態では、他の適当な動作シーケンスにより、CFMの1つが主要なCFMとして動作し始めて、他のCFMが補助的なCFMとして動作することを保証することができる。主要なCFMは、バックプレーン・インベントリに記憶したMACアドレスを読み取れる限りは、バックプレーン・インベントリに記憶したMACアドレスを使用する。そうでなければ、自身のローカルなインベントリに記憶したアドレスを使用する。
ある実施形態では、CFMの1つが主要なCFMとして動作し始めると、そのCFMは、使用するMACアドレスブロックと既になされたMACアドレス割り当てを補助的なCFMにミラーリングする。主要なCFMがその後故障して補助的なCFMが置き換わるときは、補助的なCFMは、同じアドレスブロックを使用し続けて現在のアドレス割り当てを保持できる。MACアドレスと先のアドレス割り当てのミラーリングは、2つのCFMを接続するイーサーネット制御バスなどによって行う。
したがって、本明細書で説明する方法により、ネットワークエレメントにおいて途切れなく耐故障性のMACアドレス割り当てが可能になる。MACアドレス割り当ては、種々のトリビュタリ・モジュールの間での保護切り替えや2つのCFMの間での保護切り替えにとらわれない。さらに、本実施例では、バックプレーン・インベントリまたはCFMインベントリのいずれかから、ある特定のアドレスブロックを選択すると、ネットワークエレメントは、時間とともにCFMが置き換わってもそのアドレスブロックを使用し続けることになる。
ある実施形態では、故障を検出すると、2つのCFMが読み取りを試みることによって、故障したモジュールを決定して分離する。例えばCFMの双方がバックプレーン・インベントリへのアクセスを失敗したときは、バックプレーンの故障であると想定する。CFMの1つのみがバックプレーン・インベントリの読み取りを失敗したときは、このCFMが故障していると想定する。
故障したモジュールの正確に特定することに失敗する場合は、MACアドレスが重複していることが原因であることがある。例えば、ある特定のCFMが故障したバックプレーン・インタフェースを有すると仮定したが、このインタフェースは故障してないことが確認されたとする。このCFMがある特定のネットワークエレメント内にインストールされた第1のCFMであるときは、このCFMは、自らのローカル・インベントリのアドレスブロックからMACアドレスを割り当てることになる。このアドレスブロックは、他のCFMをインストールするとき保持されることになる。故障したCFMが取り除かれて第2のネットワークエレメントに移されるとき、このCFMは、自身のローカルに記憶したMACアドレスブロックを再び使用し始めることになる。このMACアドレスブロックは、第1のネットワークエレメントで使用したアドレスブロックと同じである。この一連の出来事の結果として、2つのネットワークエレメントは、同じアドレスブロックからMACアドレスを割り当てることになる。予防措置として、CFMは、故障しているか否かにかかわらず、他のネットワークエレメントにインストールする前に新しいアドレスブロックを持つようにプログラムすることができる。
ネットワークエレメントの耐故障性は、2重化したバックプレーン・インベントリを使用することによりさらに改良できる。例えばある実施形態では、バックプレーンは、分離した2つのデータバスを使用する分離した2つのインベントリを有することができる。それぞれのCFMは、異なるバックプレーン・インベントリにアクセスする。一般的には、2つのバックプレーン・インベントリを製造中に同じアドレスブロックを有するようにプログラムする。しかし、必ずしも同じアドレスブロックを有するようにプログラムする必要はない。
本明細書で説明する実施形態は、ネットワークエレメント内のMACアドレスを主に扱うが、本発明の原理は、ネットワークエレメントをある特定の設定値で起動しなければならない他のシナリオにおいて耐故障性構造を提供することにも使用できる。例えば、ネットワークエレメントは、周知のトランザクション言語1(TL1)管理プロトコルを使用して管理することがある。TL1では、それぞれのネットワークエレメントは、固有の端子識別子(terminal identifier、TID)を割り当てる。本明細書で説明する方法およびシステムは、耐故障性のTID割り当てを提供するために使用できる。例えば、TIDのデフォルト値は、バックプレーンのシリアル番号に基づくものにできる。このデフォルト値をCFMが読み取れないときは、主要なCFMに記憶したTIDの代替値を代わりに使用できる。
このように上で説明した実施形態は、一例として引用しており、本発明は本明細書中で特に先に図示し説明したものに限定されない。むしろ本発明の範囲には、本明細書中で先に説明した多用な特徴のコンビネーションとサブコンビネーションの双方を含む。さらに当業者が上述の説明を読んで思いつく事項であり、先行技術に開示されていないである、本発明の特徴の変更や修正を含む。
Claims (19)
- 第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、
ネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを使用してネットワーク中継線によって通信するように構成される前記ネットワークインタフェースを有し、前記バックプレーンと接続される複数のトリビュタリ・モジュールと、
共通機能モジュール(CFM)であって、前記バックプレーンを介して前記トリビュタリ・モジュールと前記バックプレーン記憶装置と通信するように接続され、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできるときは前記第1のMACアドレス値の中から前記MACアドレスを選択し、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないときは前記第2のMACアドレス値の中から前記MACアドレスを選択することによって、前記MACアドレスを前記ネットワークインタフェースに割り当てるようにされる、CFMと、
を有するネットワークエレメント。 - 前記トリビュタリ・モジュールは、少なくとも第1のトリビュタリ・モジュールと第2のトリビュタリ・モジュールとを有し、前記第1のトリビュタリ・モジュールは、前記第2のトリビュタリ・モジュールをバックアップするように構成され、前記CFMは、前記第2のトリビュタリ・モジュールが故障したときに、前記第2のトリビュタリ・モジュールが使用した前記MACアドレスを前記第1のトリビュタリ・モジュールに割り当てるようにされる、請求項1に記載のネットワークエレメント。
- 前記CFMは第1のCFMと第2のCFMとを有し、前記第1のCFMは主要なCFMとして働くように選択され、前記第2のCFMは補助的なCFMとして働き、前記主要なCFMが故障したときに前記主要なCFMに置き換わるように選択される、請求項1または2に記載のネットワークエレメント。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMのそれぞれは、前記第1のCFMと前記第2のCFMのうちの1つのCFMのみが前記バックプレーン記憶装置とアクセスできることを検知し、前記第1のCFMと前記第2のCFMのうちの前記バックプレーン記憶装置にアクセスできる前記1つのCFMを前記主要なCFMとして選択するようにされる、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- 前記主要なCFMは、前記主要なCFMが故障したときに前記補助的なCFMを前記主要なCFMに置き換えられるように、前記ネットワークインタフェースに割り当てるように選択した前記MACアドレスと、先に行われたMACアドレス割り当てとに前記補助的なCFMを書き換えるようにする、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMとを相互に接続するハンドシェイク・インタフェースを有し、前記第1のCFMと前記第2のCFMはそれぞれ、前記バックプレーン記憶装置とアクセス可能か否かを表すメッセージを前記ハンドシェイク・インタフェースによって送信するようにされる、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- 前記バックプレーン記憶装置は第1の記憶装置と第2の記憶装置とを有し、前記第1のCFMと前記第2のCFMのそれぞれは、前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置とアクセスするようにされる、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMとはそれぞれ、前記第1のCFMと前記第2のCFMとの双方が前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してバックプレーン故障警報を生成するようにされる、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMとはそれぞれ、前記第1のCFMと前記第2のCFMのただ1つのCFMのみが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してCFM故障警報を生成するようにされる、請求項3に記載のネットワークエレメント。
- ネットワークエレメントのバックプレーンのバックプレーン記憶装置に第1の媒体アクセス制御(MAC)アドレス値を記憶するステップと、
前記バックプレーンと接続した共通機能モジュール(CFM)のCFM記憶装置に第2のMACアドレス値を記憶するステップと、
前記CFMを使用し、前記ネットワークエレメントのトリビュタリ・モジュールのネットワークインタフェースにそれぞれ割り当てるMACアドレスを、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできるときは前記第1のMACアドレス値の中から選択し、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないときは前記第2のMACアドレス値の中から選択するステップと、
前記バックプレーンを介する前記CFMと前記トリビュタリ・モジュールとの間の通信によって、前記選択したMACアドレスを前記ネットワークインタフェースに割り当てるステップと、
前記割り当てたMACアドレスを使用してネットワーク中継線によって、前記ネットワークインタフェースを介する通信を確立するステップと、
を有する、ネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。 - 前記トリビュタリ・モジュールは、少なくとも第1のトリビュタリ・モジュールと第2のトリビュタリ・モジュールとを有し、前記第1のトリビュタリ・モジュールは、前記第2のトリビュタリ・モジュールをバックアップするように構成され、前記選択されたMACアドレスを割り当てるステップは、前記第2のトリビュタリ・モジュールが故障したときに前記第2のトリビュタリ・モジュールが使用した前記MACアドレスを前記第1のトリビュタリ・モジュールに割り当てるステップを有する、請求項10に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記CFMは第1のCFMと第2のCFMとを有し、前記第1のCFMが主要なCFMとして働くように選択するステップと、前記第2のCFMが補助的なCFMとして働くように選択するステップと、前記主要なCFMが故障したときに前記主要なCFMを前記補助的なCFMと置き換えるステップと、を有する、請求項10または11に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記第1のCFMが前記主要なCFMとして働くように選択するステップは、前記第1のCFMのみが前記バックプレーン記憶装置とアクセスできることの検知に応答して前記第1のCFMを選択するステップを有する、請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記主要なCFMが故障したときに前記補助的なCFMを前記主要なCFMに置き換えられるように、前記ネットワークインタフェースに割り当てるように選択した前記MACアドレスと先に行われたMACアドレス割り当てとに、前記主要なCFMによって前記補助的なCFMを書き換えるステップを有する、請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- ハンドシェイク・インタフェースによって前記第1のCFMと前記第2のCFMとを相互に接続するステップと、前記第1のCFMと第前記2のCFMとはそれぞれ、前記バックプレーン記憶装置とアクセス可能か否かを表すメッセージを前記ハンドシェイク・インタフェースによって送信するステップと、を有する請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記第1のMACアドレス値を記憶するステップは、前記バックプレーンの第1の記憶装置と第2の記憶装置とに別々の値のセットを記憶するステップと、前記第1のCFMと前記第2のCFMにより前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置とにそれぞれアクセスするステップと、を有する請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMとの双方が前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してバックプレーン故障警報を生成するステップを有する請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- 前記第1のCFMと前記第2のCFMのただ1つのCFMのみが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないという判定に応答してCFM故障警報を生成するステップを有する請求項12に記載のネットワークエレメントにおけるアドレス割り当て方法。
- ネットワークエレメントの共通機能モジュール(CFM)で使用するアドレス割り当てのためのコンピュータソフトウェア製品であって、
第1のMACアドレス値を保持するバックプレーン記憶装置を有するバックプレーンと、前記バックプレーンと接続する複数のトリビュタリ・モジュールとを有し、
前記CFMは、第2のMACアドレス値を保持するCFM記憶装置を有し、前記製品は、コンピュータが読み取り可能な、プログラム命令が記憶される媒体を有し、前記プログラム命令は、コンピュータに読み取られたときに、前記バックプレーンを介して前記トリビュタリ・モジュールと通信することにより、前記トリビュタリ・モジュールのそれぞれのネットワークインタフェースにMACアドレスを前記コンピュータに割り当てさせ、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできるときは前記割り当てたMACアドレスを前記第1のMACアドレス値の中から前記コンピュータに選択させ、前記CFMが前記バックプレーン記憶装置にアクセスできないときは前記割り当てたMACアドレスを前記第2のMACアドレス値の中から前記コンピュータに選択させる、
アドレス割り当てのためのコンピュータソフトウェア製品。
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