JP2010504115A - 搾乳器を使用するための有効な搾乳方式を決定する方法 - Google Patents

搾乳器を使用するための有効な搾乳方式を決定する方法 Download PDF

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Abstract

本発明の目的は、母親への要求を最小限にしながら、母親の乳生産量を最適化する、搾乳器に頼る母親のための有効な搾乳方式を決定する方法を提供することである。本発明の方式は、搾乳間隔が、母親の個々の乳房の乳産出量に与える影響を考慮する。
【選択図】図1

Description

本出願人は、2006年9月22日に出願された、「早産の母親の搾乳方式」と題する、先の係属中の米国仮出願第60/846,646号の利益を主張する。
本発明は、一般に、母乳の搾乳に関する。より具体的には、本発明は、搾乳器を使用する母親のための、有効な搾乳方式の決定方法に関する。
満期分娩の母親のほとんど全員が、自分の赤ん坊に乳を与えるという、生理学的な能力を持っている。一度母乳の分泌が確立すると、赤ん坊の食欲は、授乳と授乳の間に乳が蓄えられるように、各乳房で個別に、乳の合成を局所的に抑制し乳の製造を調整する。
早産の母親の多くは、授乳の開始が遅れ、乳の供給は少なくなりがちである。さらに、早産児が乳房から直接乳を飲めないことにより(例えば、病気、あるいは、吸い込み、飲み込み及び呼吸反射の整合が未熟なため)、母親が搾乳のために何か他の手段を使用しなければならなくなり、それによって赤ん坊に母乳を与えている。従って、これらの母親は、ほとんどの場合、乳の供給の開始と維持の両方のために搾乳器を使用する。
特に早産の母親に推奨されている最近の搾乳は、搾乳頻度を増すと一日の乳生産量が増えることを示している。さらに、搾乳頻度への反応を制御するメカニズムは、より全身性の反応を通してよりも、それぞれの乳腺のレベルで、局所的に作用するように思われる。DeCarvalhoら(1985)は、一日の乳生産量と搾乳頻度の間に強い相関関係があることを最初に報告し、頻繁に搾乳して母乳分泌の成功尤度を高めるよう、早産の母親に勧めた。この高頻度搾乳方式は今日広く実施されている。この方式によると、早産の母親は頻繁に(例えば日に6度)、少なくとも日に100分搾乳しなければならない。さらに、最近の研究では、母乳の搾乳回数が多いことは、とりわけ早産の母親にとって、授乳開始の成功を高めることが示されている(Hillら、2001年)。
従って、搾乳頻度が上がると、一日の乳生産量が増えるであろうという認識が一般的である。明らかに、このことは、とりわけ、大抵は虚弱な早産の我が子を非常に心配している母親にとっては、大変厳しい提案である。興味深いことに、これらの提案の基となっている研究は、乳房ごとよりは、母親ごとの乳生産量についてである。それ故、この提案は、個人の両乳房の間の潜在的な違いを考慮していない。
抑制因子が満杯の(full)乳房の乳に蓄積されるために、乳生産量が自己抑制されるという概念は、より頻繁な授乳及び/又は搾乳が乳生産量の増加に関係するという観測結果を説明するのに都合がよいと思われる。さらに、この因子は、ゴルジ小胞からの乳汁分泌を抑制するという特有のメカニズムにより作動することが示された(Rennisonら、1993年)。これにより、乳が取り出される間隔がより長い乳房では乳が蓄積されるため、分泌を減らすよう迅速に調節することが可能となった。しかしながら、Dalyら(1996)は、満期分娩した母親の乳房では、6〜8時間より長い間隔をおくと乳合成の抑制が起こることを発見した。この研究は、満期分娩の母親で行われたため、各乳房からの乳産出量の差異が大きく、乳生産量に与える搾乳方式の影響を評価するのが難しかった。搾乳ごとの量を、24時間の乳生産量(実際の乳産出量)に対する割合として表すことにより、乳房間の乳産出量の差を統一し、割合で表した乳産出量と前回の搾乳からの間隔との間の関係を分析できた。さらに、24時間の乳生産量を100%とすることにより、その日の乳合成速度を一定として、実質的に0〜24時間までの全時間に対し、累積予測乳産出量(予測乳産出量)曲線を算出することができた。
臨床的には、早産の母親にとって一日あたりの総乳生産量の目標は、約350g/24時間(Meierら、personal communication)と500ml/24時間(Hillら、2005年)の範囲とされている。しなしながら、これらの母親が一日に作れる、あるいは作らなければならない乳の量に対して、一貫したガイドラインはない。例えば、母親が目標とすべき最低限の一日の乳生産量は、1〜6ヶ月の母乳だけで育てられる赤ん坊に求められるミルクの最低限量であり、約440ml/24時間とみなされている(Kentら、2006年)。
現行の搾乳方式は、多くの理由により、基本的に、「いつでも」赤ん坊に母乳を与えることのできない母親に対し、多大な要求を突きつけることになる。既に極度なストレス状態にある早産の母親にとっては特にそうである。従って、乳生産量を最適にし、且つ母親の努力を最小限にできる方法は、授乳成功の可能性を大幅に高めるであろう。さらに、乳合成の短期制御は個々の乳房のレベルで起こるが、実際に、母親のための搾乳方式は、母親の両乳房に対し同様でなければならない。
本発明は、少なくとも3つの搾乳期間(session)に生産される乳の量を測定する工程を含む、授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法を提供することにより、上記目的等を達成する。第1の搾乳期間とは、一日で第1の(first)搾乳であり、それ以降の期間より乳産出量が極めて高いイニシャル搾乳期間であることを意味する。第2の搾乳期間は、第1の搾乳期間の後に起こり、この第2の搾乳期間の後、後の搾乳期間が起こり、第3又はそれに続く期間となる。本方法では、前記後の搾乳期間に測定される乳の量を、1搾乳期間当たりの平均乳生産量として使用する。
1つの実施形態では、本発明は、搾乳器を使用する母親のための、有効な搾乳方式を決定する方法を提供する。本方法は、一日のうち、一定の間隔で母親から搾乳し、各間隔で搾乳した乳の総量を測定して乳量を決定することを必要とする。乳生産量を低下させることなく搾乳間隔を拡げることのできる量を予測するために、回帰分析を行う。この回帰分析に基づき、母親のための搾乳プロトコルを提供し、生産量と搾乳頻度のバランスをとり、実際に最適化する。
他の実施形態において、本発明は、乳生産量を大幅に低下させることなく、搾乳器を使用する授乳中の母親による搾乳のための改良した方法を提供する。この改良は、約5〜約7時間の間隔をあけて、搾乳することを含む。
本発明の、これら及び他の様態及び利点は、添付の図を適時参照し、以下の詳細な明細書を読むことにより、当該技術者には一層明らかとなるであろう。さらに、本明細書に記載した実施形態は、例示により本発明を説明するためだけのものであると理解すべきである。
図1は、例示の、1時間に一度の搾乳期間での、搾乳ごとの乳量を示す。
図2は、3つの異なる、1時間に一度の搾乳期間で、例示の母親の搾乳ごとの乳量を示す。
図3は、1時間に一度の搾乳での乳生産量と24時間の生産量の、例示の平均時間レートを示す
図4は、分娩後15〜20日の乳房ごとの一日あたり総乳量を示す。
図5は、分娩後15〜20日の搾乳頻度を示す。
図6は、一日の1搾乳時間を示す。
図7は、分娩後15〜20日の、個々の母親(C01,C02,C17,C31)の搾乳頻度と、乳房ごとの総乳量を示す。
図8は、分娩後15〜20日の、1搾乳当たりの乳量を示す。
図9〜33は、例示の各母親の回帰グラフを示す。
本発明の例示の実施形態を、以下、図を参照して述べる。
本発明の、搾乳器に頼る母親のための、有効な搾乳方式を決定する方法は、二つの研究から生まれた。以下にその詳細を述べる。
母親が乳房を頻繁に搾る(1時間ごとに搾乳)ことによって、母親における乳生産の自己分泌抑制の影響を最小限にし、7時間以下の期間で、この搾乳頻度の上昇の影響を観察することを目的として、研究を行った。
このような女性の、1時間に一度の搾乳期間に対する典型的な傾向を図1に示す。第1の搾乳で得られる乳量はより多く、続いて、次の搾乳で量が減少し、その後の搾乳に対しては横ばい状態になった。
繰り返して測定すると、24時間乳生産量から求めた乳生産量の時間レートは、0〜1時間の間で記録した時間レートより大幅に少ないことがわかった。しかしながら、各乳房に対して、24時間乳生産量から求めた乳生産量の時間レートと、1〜2時間、2〜3時間、3〜4時間、4〜5時間、及び5〜6時間に記録した時間レートの間の差(p>0.05)はほとんどなかった(図3)。
1時間に一度の搾乳期間の、第1の搾乳で得られた乳の量が常に最も多く、その後、量は、第2の搾乳で下落し、第3及びその後の、1時間に一度の搾乳では安定段階に達した(図1)。母親の前回の授乳あるいは搾乳の時間については定められていなかったが、搾乳期間開始の一時間より前であったため、第1の搾乳で得られた乳の量がより多いことは予測された。この観察結果は、授乳又は搾乳中に平均して、利用可能な乳の約67パーセントが取り出されることを示した以前の研究(Kentら、2006年)に一致した。いくらか予想外なのは、第2の搾乳での搾乳量が、その後の搾乳より大幅に多かったことであり、「残留」乳の追加分がこの搾乳で取り出された可能性がある。しかし、第3とその後の搾乳とでは、搾乳量にほとんど違いはなかった(図3)。これより、「残留」乳が第2の搾乳後は一定のままであり、第3から第7の、1時間に一度の搾乳で取り出される乳の量は、前の区間に合成された乳の量を表すことが示された。
一日の任意の時間及び授乳の異なる段階において、第3から第7の搾乳での乳生産は、比較的一定の速度で起こること(図2)、及び、第3から第7の搾乳での乳生産量の時間レートは、乳生産量の24時間測定から算出した乳生産量の平均時間レートと大きな違いはない(図3)ことがわかった。さらに、同じ母親に対し異なる日に得た、第3から第7の搾乳の乳生産量の時間レートの間には大きな違いがなく(図2)、2つの朝の期間に母親から得た値は、夜の期間に得た値と大きな違いはなかった(図2)。
このことから、第3から第7の搾乳での乳生産量のレートの底値は、乳房の固有の合成(生産)能力を表すと結論できた。従って、第3の搾乳とその後の搾乳から、24時間での平均の1時間当たりの乳生産量を推測できる。このやり方は、24時間にわたって、各授乳を計量する検査よりずっと簡単であるため、女性の毎日の乳生産量を測る非常に有益な方法を提供する。
もう一つの研究では、搾乳方式を自己選択した早産の母親の、分娩後15〜20日の乳生産量を観察し、これらの搾乳方式が乳生産量に与える影響を調べた。
これらの女性は、出産後10日目より前に採用し、各搾乳で各乳房から得た乳生産量を記録した。この記録には、乳房ごとの搾乳開始及び終了時刻、及び乳房ごとの各搾乳の乳量(搾乳前後の瓶を量ることにより)が含まれる。
一回の搾乳から得た乳量を、前回の搾乳からの時間で割ったものを、時間レートと呼ぶ。母親ごとに、乳量、搾乳間隔、及び時間レートに対し、変動係数(CV)を算出した。一日の乳産出量に対する割合と、前回の搾乳からの間隔との間の関係を、1時間間隔で最大14時間まで、一日の乳生産量に対する予測パーセンテージに対しプロットした。
母親ごとでは、左右の乳房から得た一日あたりの総量は非常に似ていたが、母親同士の間には大きな差異があった(図4)。早産の母親の左右の乳房の搾乳方法は同じであった。全体として、乳房ごとの一日あたりの平均量は、乳房ごとの一日あたりの搾乳平均頻度と相関しなかった。分娩後15〜20日の、搾乳1回に対する乳の平均量は、左右の乳房それぞれに対し、53,37.3〜81,5.1〜254.3g、及び54,37〜79,3.2〜257gであった(図8)。
乳量の、左右の乳房に対する母親の中央値(median)、IQR及びCVの範囲は、26.0,20.3〜29.3,11.5〜70.0%、23.4,20.5〜29.1,12.6〜52.7%、左右の乳房それぞれで、前回の搾乳からの間隔に対しては、23.2,20.1〜25.9,0〜43%、24.0,18.1〜26.3,3.04〜44.6%、及び、乳産出量の時間レートに対しては、21.0,15.9〜25.9,12.3〜62.3%、20.2,17.8〜26.3,10.3〜48.6%であった。
母親同士の間で観察された搾乳の変化のパターンを示すために、5名の母親(C08,C17,C01,C02及びC31)のデータを使用する。
Figure 2010504115
各乳房から搾乳ごとに生産された乳を、24時間乳産出量に対する割合(%)で示した。23名の母親の各乳房に対して、24時間乳産出量に対する割合(%)と前回の搾乳からの間隔との間の関係を、図9から33に表す。46の乳房のうち40は、乳産出量に対する割合と前回の搾乳からの間隔との間に有意な(significant)相関(左右の乳房それぞれに対し、r=0.05〜0.85、及び0.03〜0.84)があった。
24時間にわたり一定の割合で、乳房内部で乳が合成されるとすれば、乳産出量は方程式mp=xt(mp=乳産出量(%)、x=傾き、及びt=前回の搾乳からの間隔)に従って、前回の搾乳からの間隔に関係しているはずであり、すぐ前の搾乳との間の間隔が24時間であれば、一日あたりの乳産出量に対するパーセンテージは100%となる。各母親の各乳房は、それ自身、予測される乳の回帰直線(mp=xt)を有し、左乳房のxの平均値は4.18、右乳房の平均値は4.19であった。
この結果の解釈を支援するために、95%の信頼区間を実際の回帰直線に当てはめて、予測される回帰直線と比較した。乳房の大多数に対し、予測される乳産出量の回帰直線は、実際の乳産出量に対し95%の信頼限界内にあった。一人の母親(C31)のものを除いたすべての乳房において、実際の乳産出量の回帰直線は、予測される回帰直線によく似た傾斜及びコースをとるか(図10参照)、あるいは、傾斜がより浅く、予測される回帰直線と交差した(図18参照)。乳産出量と搾乳間の間隔との間に有意な相関を有する40の乳房では、実際の回帰直線の傾斜が、8つの乳房で予測した直線の傾きに似ており、実際の傾斜は予測した傾斜の少なくとも80%であった。有意な相関を有する残りの乳房(母親C31を除く)での、実際の傾斜は、予測された傾斜の24〜76%であり、実際の回帰直線と予測された回帰直線との間の平均切片は、4.3±0.9時間であった。
乳産出量と前回の搾乳からの間隔との間に有意な相関を有する乳房に対して、実際の乳産出量の回帰直線と「予測される」回帰直線を比較するために有効な、標準的な統計的手法はない。しかし、これらの回帰直線の比較は、搾乳する母親にとっては非常に重要な意味合いをもつ。明らかに、ただ一人の母親の左右の乳房において、実際の乳産出量の回帰直線の傾斜が、予測される乳産出量の回帰直線の傾斜より大きかった(図22)。8つの乳房では、実際の及び予測される乳産出量の傾斜が似ていた(互いに対し80%以内)。従って、これらの乳房の搾乳のために選ばれた最も長い間隔は、乳産出量を低下させはしなかった。これらの乳房は、一日の乳生産量を脅かすことなく、より長い間隔で搾乳することが可能であった。8つの乳房のうち4つは、4名の母親の左右の乳房であった。残りの32の乳房では、実際の乳産出量が予測される乳産出量の回帰直線と交差し、搾乳間隔がより短い場合では乳産出量が予測より多く、間隔がより長い場合では予測より少なかった。この発見は、満期出産の母親に対する発見(Dalyら、1996年)、及び、乳が乳房に蓄積されるために乳の合成速度が抑制されるという自己分泌制御仮説(Wildeら、1998年)の両方に一致する。これらの回帰パターンを有する乳房で、乳の供給が少ないことが懸念される場合には、より長い搾乳間隔を減らすことが効果的であると予測される。
具体的には、25名の母親のうち3名の両乳房で、実際の乳産出量と予測される乳産出量に対する回帰直線が、よく似た傾斜と切片を有した(図9〜11)。さらに、これらの母親は一日の乳生産量が多い(>900ml/24時間)。彼女らの平均搾乳頻度は、分娩後15〜20日で各乳房、一日あたり、5.1±0.5回であった。これらの母親の、24時間乳生産量に対する割合と前回の搾乳からの間隔との関係は、相関が高かったので(r=0.74〜0.84)、これらの母親の乳房からの乳産出量は、搾乳方式の変化に反応しないようである。
従って、この回帰分析により、乳生産量を低下させずに、搾乳間隔を4.8時間から7時間まで延長できるという結論に達した。このことは、搾乳頻度を、日に5回から3.4回まで減らし、各母親に対し、一日の搾乳器使用時間を平均48±14分節約することになる。さらに、これらの母親の平均頻度(median frequency)が5回であったから、母親の50%は、4.7時間より短い間隔で(幾つかの間隔は2〜3時間と短かった)搾乳していた。従って、一日の搾乳時間を減らすだけでなく、間隔が延びることにより、母親は、日々の活動を計画するにつけ、よりいっそう融通が利くようになる。
実際の乳産出量と予測される乳産出量に対する回帰直線の傾斜は、25名の母親のうち7名では異なっていたが(図12〜15,20,21,27)、これらの母親それぞれの、左右の乳房の間には同様の反応が見られた。一日の乳生産量は、450ml/24時間(818±49ml/24時間の平均値)より大きかった。これらの母親の搾乳の平均頻度は、6.2±0.5、搾乳器を使用した全継続時間は、分娩後15〜20日で、一日112±14分であった。間隔を1回の搾乳につき4時間から5時間まで延長すると、これらの母親では、同様の乳生産量が予測されるが、搾乳頻度は一日6回から4回まで減らされ、各乳房、一日につき、平均34±8分の節約となる。この場合、実際の乳産出量の回帰直線の傾斜は、乳生産量が授乳間隔の延長と妥協したことを示すことに留意する。さらに、24時間の乳生産量に対する割合と、すぐ前の搾乳からの間隔との間の相関に、かなり大きな差異があった(r=0.45〜0.83)ので、搾乳間隔の最適化に関連した、一日の乳生産量の改善において母親らの間に段階的な反応があるように思われる。
25名中2名の母親は、一日の乳生産量が450ml/24時間より少なかった(図19の母親では246ml/24時間、図28の母親では321ml/24時間)。実際の乳産出量と予測される乳産出量に対する回帰直線の傾斜は異なっていたが、それぞれの母親の左右の乳房の間には、同様の反応が見られた。彼女らは、分娩後15〜20日に、一日平均5.3±0.6回搾乳した。回帰直線の傾斜は、搾乳間隔が4時間を超えなければ、両母親の乳生産量は改善されるだろうと予測している。図19の、両乳房に対する実際の乳量の回帰方程式によると、24時間の乳生産量の23%が、4時間間隔で得られるはずである。これに基づくと、4時間間隔では、各乳房で24時間乳産出量が38%増加し、両乳房で一日の乳生産量全体が72%の増加となる。すなわち、4時間の搾乳間隔により、177ml/24時間が追加され、この母親の一日の乳生産量は423ml/24時間に増加する。図28の母親では、4時間間隔では、各乳房の24時間乳産出量を16%増加し、この母親の一日の乳生産量全体を32%増加し、一日の乳生産量が437ml/24時間に増える。しかしながら、各母親において、24時間乳生産量に対する割合と、前回の搾乳からの間隔との間の相関はあまり強くないため(r=0.36〜0.64)、より長い搾乳間隔を減らすことによる、乳生産量の予測される改善が、最大限の期待される反応であろう。
左右間の、実際の乳産出量と予測される乳産出量に対する回帰直線の傾斜は、25名中8名の母親で異なった(図12〜18及び22〜26)。これら8名の母親の、一日の乳生産量の平均は、450ml/24時間より大きかった(平均770±52ml/24時間)。これらの母親のうち3名に関しては(図12〜18)、24時間の乳生産量に対する割合と前回の搾乳からの間隔の間に、比較的高い相関があったのは片方の乳房だけで、もう一方の乳房は相関が低かった(r=0.47〜0.57)。これらの母親に対し、搾乳間隔を5時間まで延長することが、乳生産量の著しい減少を引き起こすとは考えられない。残りの5名の母親は、24時間の乳生産量に対する割合と前回の搾乳からの間隔との間の相関が、片方の乳房では低く(r=0.58〜0.66)、もう一方の乳房では、より低いか、あるいは相関がなかった(r=0.00〜0.45)。従って、これらの母親に対し、搾乳間隔を4時間まで延長することは、これらの母親により選ばれた間隔の範囲内であるので、乳生産量の著しい減少を引き起こすとは考えられない。これらの母親の高い乳生産量は、上述の方法の見込みある成功に、付加的な信頼を与える。
上記8名の母親とは対照的に、2名の母親(図23,29)は、上記8名の母親と同じく、左右の乳房の、実際の乳産出量と予測される乳産出量に対する回帰直線の傾斜に違いを示したが、これら2名の母親の乳生産量は、それぞれ340及び433ml/24時間と低かった。しかしながら、これらの母親の、搾乳間隔の平均は、それぞれ、3.0±1.9時間及び3.5±1.1時間であった。さらに、24時間の乳生産量に対する割合と前回の搾乳からの間隔との関係は、左右の乳房それぞれに対し、乳産出量の変化の、19%と45%、及び21%と0%であった。従って、搾乳間隔を減らしても、これらの母親に対する乳生産量が増えるようには予測できない。
本願の特定の特徴及び実施形態の詳細を本明細書で説明したが、本願は、以下の請求項の範囲と精神における修正及び改善をすべて包含すると理解されなければならない。

Claims (23)

  1. 授乳中の母親の乳生産能力を速やかに決定する方法であって、
    少なくとも3つの搾乳期間(session)に生産される乳の量を測定する工程であって、第1の搾乳期間は、一日で第1の(first)搾乳であり、第2の搾乳期間は前記第1の搾乳期間の後、次に起こり、及び、後の搾乳期間は前記第2の搾乳期間の後であり、
    前記後の搾乳期間で測定した乳の量を、1搾乳期間あたりの平均乳生産量として使用する工程を含む方法。
  2. 前記平均乳生産量に一日あたりの期間をかけて、一日の乳生産量全体を決定するさらなる工程を含む、請求項1に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  3. 前記後の期間は、第3の(すなわち、前記第2の搾乳期間の後、次に起こる)搾乳期間である、請求項1に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  4. 前記後の期間は、前記第1の搾乳期間の後の、第3の又はその後の搾乳期間のいずれかである、請求項1に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  5. 前記搾乳期間は約6あり、それぞれ約1時間の時間的な隔たりがある、請求項2に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  6. 前記平均乳生産量に24をかけて、一日の乳生産能力を得る、請求項2に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  7. 前記搾乳期間は約6ある、請求項3に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  8. 前記搾乳期間は約7ある、請求項3に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  9. 前記搾乳期間は、互いから約1時間離れている、請求項1に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  10. 搾乳器に頼る母親のための有効な搾乳方式を決定する方法であって、
    一日のうち、一定の間隔で、母親から搾乳し、
    各間隔で搾乳した乳の総量を測定して乳量を決定し、
    乳生産量を低下させることなく搾乳間隔を拡げられる量を定めるために回帰分析を行い、及び、
    前記回帰分析に基づき、前記母親のための搾乳プロトコルを推奨することを含む方法。
  11. 前記搾乳工程は、さらに、搾乳のために搾乳器を使用することを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 授乳中の母親が、乳生産量を大幅に低下させることなく、搾乳器を用いて搾乳するための改良された方法であって、前記改良は、約5〜約7時間の間隔をおいて搾乳することを含む方法。
  13. 授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法であって、
    少なくとも3つの連続した搾乳期間で生産された乳の量を測定し、前記3つの期間から最も少ない量を選択する工程、及び、
    前記選択した乳の量を、搾乳期間ごとの平均乳生産量として用いる工程を含む方法。
  14. 前記平均乳生産量に一日あたりの予測される期間をかけて、一日の乳生産量全体を決定するさらなる工程を含む、請求項13に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  15. 前記選択した乳の量は、その日の第1の搾乳期間の後の、第3の(即ち、前記第1の搾乳期間に続く第2の搾乳期間の後、次に起こる)搾乳期間のものである、請求項13に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  16. 前記選択した乳の量は、一日の第1の搾乳期間の後の、第3の又はその後の搾乳期間のいずれかのものである、請求項13に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  17. 前記搾乳期間は約6ある、請求項14に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  18. 前記搾乳期間は約7ある、請求項14に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  19. 前記期間は、互いから約1時間離れている、請求項13に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  20. 授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法であって、
    所定の期間(period)内に、産出される乳の量が、その後に続く搾乳期間に対し大きいイニシャル期間があり、このイニシャル産出を第1の期間として、次に続く搾乳を第2の期間として用い、基準の乳の量として、前記所定の期間内において、前記第2の期間の後の少なくとも1つの搾乳期間に生産された乳の量を測定する工程、及び、
    前記基準の乳の量を、1搾乳期間あたりの平均乳生産量として用いる工程を含む方法。
  21. 前記平均乳生産量に一日あたりの予測される期間をかけて、一日の乳生産量全体を決定するさらなる工程を含む、請求項20に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  22. 前記後の期間は、前記第2の期間の次に続く期間、すなわち第3の期間である、請求項20に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
  23. 前記後の期間は、第3の期間又は前記第3の期間より後の期間から選択される、請求項20に記載の授乳中の母親の乳生産能力を決定する方法。
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